本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

カワタ

KAWATA MFG. CO., LTD.6292 · Standard · 機械

プラスチック成形の「周辺装置」でトップクラス。材料供給から金型温調・冷却まで、成形現場の自動化を支える。

概要

カワタは、プラスチック成形工場向けの原料の供給・計量・混合・乾燥・輸送・粉砕といった一連の周辺機器を手掛ける機械メーカーである。1951年に「川田製作所」として創業し、現在は14社の子会社からなるグローバルグループを形成する。主力製品に「スーパーミキサー」「オートローダー」「オートカラー」などがあり、日本、中国、東南アジア、北中米に生産・販売拠点を広げる。2026年3月期の連結売上高は約194億円、従業員数は734名である。

プラスチック成形工場を自動化するフルラインの周辺機器

カワタグループは、プラスチック成形工場の原材料取り扱いから成形後の後処理までをカバーする周辺機器を製造・販売する。主要製品群は、原料の輸送機「オートローダー」、計量混合機「オートカラー」、高速混合機「スーパーミキサー」、乾燥機「チャレンジャー」、金型温度調節機「ジャストサーモ」、冷却機「チラー」、粉砕機など多岐にわたる。また、原料受入貯蔵システムや自動分配供給システムなど、工場全体の自動化システムも手掛ける。これらの製品は射出成形、押出成形、ブロー成形など様々な成形工程で使用される。近年では、プラスチック以外の電池材料や食品、化粧品分野への応用も進めている。

日本中心の収益構造と中国市場の構造課題

2026年3月期のセグメント別売上高は、日本が126億53百万円(構成比約65%)、東アジア(中国)が50億24百万円(同26%)、東南アジアが24億30百万円(同13%)、北中米が6億60百万円(同3%)である。日本セグメントはEV向けリチウムイオン電池関連の低迷や射出成形関連の低調により減収となったが、フィルム・シート関連や医療向け非プラスチック分野は堅調だった。東アジアでは中国市場の価格競争激化と製品構成悪化により営業損失を計上。一方、東南アジアはOA機器や二輪関連が堅調で増収増益。北中米は自動車向けの受注増により増収だが、不具合対応費用が利益を圧迫した。セグメント利益(経常利益)は日本が10億38百万円の黒字、東アジアが4億82百万円の損失、東南アジアが73百万円の黒字、北中米が55百万円の損失である。

14社の子会社で構成するグローバルグループ

カワタグループは、当社と14の子会社で構成される。日本国内では、金型温度調節機・冷却機を製造する㈱サーモテック、水関連機器の㈱レイケン、プラスチック成形加工合理化機器を製造するエム・エルエンジニアリング㈱、サービス会社の㈱カワタテクノサービスなどが活動。海外では、北米販売のカワタU.S.A. INC.、メキシコのカワタマシナリーメキシコS.A. DE C.V.、東南アジアではタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、シンガポールに販売・製造子会社を持つ。中国では川田機械製造(上海)有限公司が製造拠点であり、香港、台湾にも販売会社を設置。これらの拠点は相互に連携し、グローバルなユーザーニーズに対応している。

増減を繰り返す売上高と縮小する利益水準

連結売上高は、2013年3月期の151億円から拡大を続け、2019年3月期には246億円に達した。しかし2020年以降は需要の変動に左右され、2021年には168億円まで落ち込んだ。その後回復し2024年には245億円まで戻したが、2025年208億円、2026年194億円と再び減少している。営業利益は2025年3月期に10億円であったが、2026年3月期には4億円に半減。純利益は2019年の17億円をピークに、2023年4億円、2024年9億円と改善したものの、2025年は6億円、2026年はほとんどゼロ(0.36億円)と低迷している。中国事業の構造改革や自動車関連需要の低迷が業績を圧迫している。

業界の中での役割はプラスチック成形周辺機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
194億円
営業利益
4億円
営業利益率
2.1%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
日本120億円61.9%10億円8.3%
東アジア43億円22.2%-5億円-11.6%
東南アジア24億円12.4%1億円4.2%
北中米7億円3.6%-1億円-14.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01プラスチック成形加工業主力

射出成形機や押出成形機などの周辺で使用される材料供給、乾燥、混合、温度調節、粉砕などの機器を供給。原材料の受入から貯蔵、自動配給、計量混合、成形後の粉砕リサイクルまで一貫した自動化システムを提供する。

主な製品・サービス11
輸送機(オートローダー)
プラスチック原料をサイロやコンテナから成形機のホッパーへ自動で搬送する装置。
輸送・計量・混合機(オートカラー)
原料の輸送、計量、混合を自動で行い、成形機に正確な配合比で供給する装置。
高速混合機(スーパーミキサー)
原料を高速で撹拌・混合する装置。顔料や添加剤の分散に使用される。
乾燥機(チャレンジャー)
プラスチック原料の水分を除去・乾燥する装置。成形品質の安定に寄与する。
大型乾燥装置
大量の原料を一度に乾燥する大型設備。集中管理システムにも対応する。
原料受入貯蔵システム
原料の受け入れからサイロ・タンクへの貯蔵までを自動化するシステム。
原料自動分配供給システム
複数の成形機へ原料を自動で分配・供給する集中管理システム。
原料計量混合システム
複数の原料を正確に計量し、均一に混合して成形機へ供給するシステム。
金型温度調節機(ジャストサーモ)
金型温度を一定に保つ温調機。成形品の品質安定とサイクル短縮に貢献。
金型冷却機(チラー)
金型を冷却するための冷水を供給する装置。成形サイクルの短縮やひずみ防止に有効。
プラスチック粉砕機
成形不良品やスプルー・ランナーなどを粉砕し、再資源化するための機械。

製品と技術

混合・計量技術の進化が支える基幹製品群

カワタの製品群の中核は混合・計量技術にある。1962年に発売された「スーパーミキサー」は、高速回転により粉末やペレットを均一に混合する装置で、現在も同社の代名詞的存在である。1970年に米コネア社との技術提携で導入した「オートカラー」は、合成樹脂原料の自動着色・計量を実現。1995年にはトヨタ自動車、東洋インキ製造との3社共同開発により「シンクロオートカラー」を製品化し、成形工程と着色を同期させるシステムを確立した。また、1980年に東洋インキ製造と提携した「スーパーフローター」は振動を利用した粉粒体混合機であり、特に乾燥した粉体の処理に適する。

原料搬送から乾燥までをカバーする自動化システム

原料の自動搬送と乾燥は、成形工場の省力化に直結する。1962年に実用新案を取得した「オートローダー」は、原料を吸引・搬送する装置で、工場内の物流を自動化する基礎となった。乾燥機では、1973年に西独ドクター・ロドリッチ・グラフ氏と技術提携した「チャレンジャー」が主力。密閉型で外気を遮断しながら効率的に除湿するため、吸湿性の高いエンジニアリングプラスチックの乾燥に適する。これに加え、大型乾燥装置や原料受入貯蔵システム、複数の成形機へ原料を自動で分配するシステムなどを組み合わせ、工場全体のマテリアルハンドリングをトータルで提供している。

金型温調・冷却・粉砕と環境対応技術

成形品の品質安定には金型温度管理が不可欠である。子会社の㈱サーモテックが手掛ける「ジャストサーモ」は金型温度調節機、また冷却機「チラー」により、成形サイクルの短縮と不良低減に貢献する。粉砕機では、1998年にスウェーデンのラピッド社から独占販売権を取得し、プラスチック端材や不良品のリサイクル用粉砕機をラインアップに加えた。さらに2003年には微細発泡プラスチック新素材(MCF)の製造成形機を商品化し、軽量・断熱性に優れた新素材の成形技術を開発。環境負荷低減に寄与する製品開発も進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

化学機械専業の独立系、規模縮小で苦戦

カワタは化学機械、特に粉粒体処理装置を手掛ける独立系メーカーで、売上高は2026年3月期に194億円と減少傾向にある。営業利益率も2.1%まで低下し、収益性が悪化している。同社は三浦工業や日本製鋼所など大型機械メーカーと比べ規模が小さく、特定ニッチ市場に特化するが、国内設備投資の停滞や価格競争の影響を受けやすい。ライバルであるGMSグループや前澤ホールディングスと同様に、海外需要の取り込みやメンテナンス事業の拡大が成長の鍵となるが、現状は国内需要依存が高く、事業再編や新領域開拓が急務である。

強み

  • 粉粒体処理で高い技術力、特定業界でシェア
  • 老舗メーカーとしての信頼性と顧客関係
  • 個別ニーズに応える受注生産体制
  • 保守・部品供給で安定した収益源

課題

  • 国内設備投資が冷え込み、受注が減少
  • 価格競争激化で営業利益率が2%台に
  • 大手に対抗できる資本力・人員が不足

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がカワタ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16229オーケーエム68億円8.4倍
26228ジェイ・イー・ティ68億円
36408小倉クラッチ67億円4.3倍
46360東京自働機械製作所67億円8.0倍
56380オリエンタルチエン工業64億円50.3倍
66292カワタ62億円161.2倍
76155高松機械工業59億円
86138ダイジェット工業59億円7.5倍
96325タカキタ58億円23.2倍
106495宮入バルブ製作所57億円92.1倍
116334明治機械57億円212.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

株式会社化からスーパーミキサー開発までの創業期

1951年7月、個人経営の「川田製作所」を株式会社に改組し、資本金250千円でスタート。大阪市阿倍野区に本社、西成区に工場を設置し、合成樹脂用加工機械の設計・生産を開始した。創業から10年余りで、粉末とペレットの高速混合機「スーパーミキサー」(1962年6月)と、原料を自動で運ぶ「オートローダー」(同年10月)を相次いで製品化。これらは後に同社の基幹商品となる。1963年3月には東京営業所を開設し、販路を広げた。

海外技術提携で製品ラインを拡充した1970年代

1970年代、同社は海外企業との技術提携を積極的に進めた。1970年に米コネア社と自動着色計量装置「オートカラー」、1973年に西独クラウス・マッファイ社と「グラッシュミキサー」、同1973年に西独ドクター・ロドリッチ・グラフ氏と脱湿密閉型乾燥機「チャレンジャー」、1980年に東洋インキ製造と振動混合機「スーパーフローター」の技術導入に成功した。これにより混合・乾燥・着色・計量の各工程をカバーする製品ラインが整った。1985年3月には社名を「株式会社カワタ」に変更し、ブランドを統一した。

社名変更と海外拠点設立で国際化が加速した1980年代後半

1985年の社名変更後、グローバル展開を加速する。1988年5月には埼玉県川口市に東京工場を移転。1989年7月には米国アキゾマティックス社と水分測定装置「アキゾメーター」の技術提携を結び、同年9月に米国現地法人「カワタU.S.A. INC.」、11月にシンガポール法人「カワタパシフィックPTE. LTD.」を設立。1990年1月には金型温調機・冷却機を専門とする子会社「㈱サーモテック」を大阪市西区に設立した。また1995年には中国上海市に駐在員事務所を開設し、中国進出の足がかりを築く。

アジア生産拠点の拡充と株式上場の1990年代

1991年12月、店頭銘柄として証券業協会に登録。同時期に東南アジアへの進出を本格化し、1993年マレーシア、1996年タイ、2011年インドネシアに現地法人を設立。中国では1995年に川田(上海)有限公司、1997年に川田機械製造(上海)有限公司を設立し、現地生産を開始。1998年にはスウェーデンのラピッド社からプラスチック粉砕機の独占販売権を取得した。2000年には台湾に川田國際股份有限公司を設立。2004年12月、株式をジャスダック証券取引所に上場し、資金調達力を高めた。

中国事業の再編とグループ体制の強化(2000年代後半)

2000年代後半、中国市場への依存を強める。2003年1月に香港現地法人、同年2月に天津駐在員事務所を開設。2005年4月には静岡県のエム・エルエンジニアリングを買収し、国内製造能力を強化。同年10月には上海の第3工場を増設した。2011年5月には中国の2つの現地法人(川田機械製造(上海)と川田(上海))を合併し、経営資源を集中。同年4月にはインドネシアにPT.カワタインドネシアを設立し、東南アジアのプレゼンスをさらに拡大した。この時期、環境マネジメントシステムISO14001を取得(2008年)するなど、サステナビリティへの対応も進めた。

年表44件を開く

1950年代

  • 1951年7月「川田製作所」を「株式会社川田製作所」に改組(資本金250千円)し、大阪市阿倍野区に本社を、大阪市西成区に大阪工場を設置し、合成樹脂用加工機械の設計・生産開始。
  • 1955年9月大阪市西成区に本社及び大阪工場を移転。

1960年代

  • 1962年6月合理化機械「スーパーミキサー」の生産開始。
  • 1962年10月自動輸送機「オートローダー」の実用新案を取得、生産開始。
  • 1963年3月東京都台東区に東京営業所を設置。
  • 1968年4月兵庫県三田市に三田工場を設置。

1970年代

  • 1970年1月コネア社(米国)との間で、合成樹脂原料自動着色計量装置「オートカラー」について技術提携。
  • 1973年3月クラウス マッファイ社(西独)との間で、合成樹脂処理機械「グラッシュミキサー」について技術提携。
  • 1973年9月ドクター ロドリッチ グラフ氏(西独)との間で、脱湿密閉型乾燥機「チャレンジャー」について技術提携。
  • 1975年1月大阪市西区(現住所)に本社を移転。

1980年代

  • 1980年8月東洋インキ製造株式会社との間で、粉粒体処理用振動混合機「スーパーフローター」について技術提携。
  • 1985年3月商号変更「株式会社川田製作所」を「株式会社カワタ」に社名変更。
  • 1988年5月埼玉県川口市に東京工場を移転し、旧工場を閉鎖。
  • 1989年7月米国アキゾマティックス社(現 トレクセル社)との間で、自動連続水分測定装置「アキゾメーター」について技術提携。
  • 1989年9月創業米国に現地法人「カワタU.S.A. INC.」を設立。
  • 1989年11月創業シンガポール国に現地法人「カワタMFシンガポールPTE. LTD.」を設立。(現在名「カワタパシフィックPTE. LTD.」)

1990年代

  • 1990年1月大阪市西区に「㈱サーモテック」を設立。
  • 1991年12月社団法人日本証券業協会に店頭銘柄として登録。
  • 1993年9月創業マレーシア国に現地法人「カワタエンジMFG. SDN. BHD.」を設立。
  • 1994年4月中国上海市に駐在員事務所開設。
  • 1995年3月創業中国上海市に現地法人「川田(上海)有限公司」を設立。
  • 1995年4月中国廣州市に駐在員事務所開設。
  • 1995年4月トヨタ自動車株式会社及び東洋インキ製造株式会社との間で、着色成形システム「シンクロオートカラー」について技術提携。
  • 1995年11月ドイツ国INOEX社から「押出成形制御システム」の独占販売権を取得、販売を開始。
  • 1996年1月M&A三田工場を増改築し、大阪工場の機能を三田工場に集約統合。
  • 1996年8月創業タイ国に現地法人「カワタタイランドCO., LTD.」を設立。
  • 1997年7月創業中国上海市に現地法人「川田機械製造(上海)有限公司」を設立。
  • 1998年4月スウェーデン国ラピッド社から「プラスチック粉砕機」の独占販売権を取得、販売を開始。
  • 1999年5月品質保証の国際規格「ISO9001」の認証を取得。
  • 1999年12月大阪市西区に「㈱カワタテクノサービス」を設立。

2000年代

  • 2000年2月創業台湾に現地法人「川田國際股份有限公司」を設立。
  • 2000年7月大阪工場改修工事完了。
  • 2000年8月600千株公募増資。
  • 2001年1月三田工場自動倉庫完成。
  • 2002年4月大阪市西区にスウェーデン国ラピッド社と合弁で「㈱カワタラピッドジャパン」を設立。
  • 2003年1月創業中国香港特別行政区に現地法人「川田機械香港有限公司」を設立。
  • 2003年2月中国天津市に駐在員事務所開設。
  • 2003年9月微細発泡プラスチック新素材(MCF)製造成形機を商品化。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所(現 株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場。
  • 2005年4月静岡県藤枝市の「エム・エルエンジニアリング㈱」の発行済株式の100%を取得。
  • 2005年10月「川田機械製造(上海)有限公司」の工場を増設(上海第3工場)。
  • 2008年2月環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」を認証取得。

2010年代

  • 2011年4月創業インドネシア共和国に現地法人「PT.カワタインドネシア」を設立。
  • 2011年5月M&A川田機械製造(上海)有限公司と川田(上海)有限公司を合併。(存続会社を川田機械製造(上海)とする吸収合併)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 当期利益10億円以上
  • 自己資本利益率(ROE)8%以上
  • 連結配当性向30%以上
  • 自己資本配当率(DOE)2%台

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規市場・成長分野での事業展開強化

    プラスチック成形で培った技術を応用し、食品・化粧品・電池など非プラスチック分野へ進出。微粒子コーティング技術の実用化やEV関連、インド市場など未開拓市場への戦略的取組みを進め、次世代の収益の柱を育成する。

  2. 02

    既存市場での販売拡大と収益力向上

    省人化・生産性効率化投資や買替需要を捉え、QCD徹底による競争力向上、差別化戦略でブランドチェンジを推進。設計と営業の連携でトータルソリューションを提案し、サービス力強化による顧客満足度向上と囲い込みを図る。

  3. 03

    経営基盤の強化

    透明性の高い企業統治、コンプライアンス徹底、リスク管理・BCP対策を推進。人的資本経営として優秀な人材確保・教育研修充実・ダイバーシティ強化に取り組む。グループシナジー最大化、業務効率化、積極的なIR活動も行う。

  4. 04

    資本収益性を意識した経営の推進

    収益力向上と資産効率改善の両面から資本収益性を改善。付加価値確保に拘った既存事業の収益性改善、高収益な新規事業育成、海外子会社の事業運営改革。売掛債権回収早期化、在庫適正化、生産リードタイム短縮などで資産効率を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で734人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は691万円で、9期前と比べて1.8%平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は12.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月782
2018年3月808
2019年3月70343.610.6835
2020年3月72044.211.4850
2021年3月64944.311.7818
2022年3月63942.612.1795
2023年3月62742.111.8807
2024年3月63342.511.8809
2025年3月65342.311.9802125
2026年3月69142.712.173454

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 4 / 海外 10、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
中国 上海工場 — 中国上海市1,617百万円
東アジア
大阪工場及び 大阪営業所(大阪市西成区) (注)2、31,101百万円
藤枝工場 — 静岡県 藤枝市784百万円
カワタテクニカルセンター — 兵庫県三田市737百万円
三田工場 — 兵庫県三田市427百万円
日本
東京工場及び 埼玉営業所(埼玉県川口市)(注)4328百万円
インドネシア工場 — インドネシア共和国西ジャワ州186百万円
東南アジア
本社及び 大阪第二オフィス — 大阪市西区78百万円
茨城工場 — 茨城県 守谷市65百万円
本社(東京都 中央区)他営業所等59百万円
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    カワタU.S.A. INC.
    米国イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    カワタマシナリーメキシコS.A. DE C.V.(注)2、5
    メキシコ合衆国 ケレタロ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    カワタパシフィック PTE.LTD. (注)2、5
    シンガポール国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    カワタタイランド CO.,LTD.
    タイ国バンコク市 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    カワタマーケティング SDN.BHD. (注)5
    マレーシア国 ネゲリセム ビラン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.カワタインドネシア(注)2、5
    インドネシア共和国西ジャワ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.カワタマーケティングインドネシア(注)5
    インドネシア共和国ジャカルタ首都特別州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    カワタマシナリーベトナムCO.,LTD. (注)5
    ベトナム社会主義共和国ハノイ市 · 連結子会社
    議決権80.4%
  • 国内
    川田機械製造(上海)有限公司(注)2、4、5
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    川田機械香港有限公司(注)5
    中華人民共和国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    川田國際股份有限公司(注)5
    中華民国 台湾省新竹市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サーモテック(注)2
    大阪市西成区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • エム・エルエンジニア リング㈱静岡県藤枝市100%
  • ㈱レイケン(注)4東京都中央区100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は194億円営業利益4億円前期と比べると減収減益で、売上が-6.7%、利益が-60.0%。

売上高
-6.7%
194億円
営業利益
-60.0%
4億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
2.1%
前期比 -2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高195億円194億円
営業利益7億円4億円
純利益4億円0億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は43億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−17.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q542
2024年1Q5200.00
2024年2Q7279.75
2024年3Q5811.71
2024年4Q633
2025年2Q9933.01
2025年4Q10976.45
2026年2Q9244.31
2026年4Q10200.0−1
2027年1Q4312.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は151億円から194億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月15172
2014年3月15753
2015年3月17274
2016年3月17578
2017年3月16742
2018年3月203109
2019年3月2462317
2020年3月2121611
2021年3月16863
2022年3月18495
2023年3月18884
2024年3月245149
2025年3月20810104.86
2026年3月194462.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高194億円のうち、営業利益として残るのは4億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.6%137億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.8%52億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.5%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比6.6pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比7.4pt
0.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが20億円、投資CFが−10億円で、差し引きのフリーCFは10億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は67億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−111238
2014年3月41−4541
2015年3月4−114−740
2016年3月7−70040
2017年3月11−6−2542
2018年3月−9−314−1244
2019年3月7−3−2445
2020年3月19−2−61756
2021年3月19−2−61766
2022年3月16−4−121267
2023年3月6−108−471
2024年3月−1−77−870
2025年3月11−5−12668
2026年3月20−10−101067

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は241億円。このうち返さなくてよい自己資本が135億円で、自己資本比率は54.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月146588839.3
2014年3月160659540.1
2015年3月1767310340.9
2016年3月1847810641.5
2017年3月1807710341.9
2018年3月2208713338.6
2019年3月2389913940.7
2020年3月21910711247.9
2021年3月20910610349.9
2022年3月22011310750.5
2023年3月25211813445.8
2024年3月26712614146.4
2025年3月25313511852.2
2026年3月24113510654.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
74億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
95億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
6億円
在庫として抱えている分
負債合計
106億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中26位あたり、逆に低いのはROE209社中196位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
0.3%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-6.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥856で、1年前と比べて+3.5%過去52週の値幅のなかでは69%の位置にある。

¥856+0.0%1ヶ月+5.0%1年+3.5%時価総額62億円
過去52週の値幅
安値¥735高値¥910

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)161.2倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR0.45倍
配当利回り4.44%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月14日に863円と、前日比1.29%上昇しました。直近1カ月では5.89%上昇しており、上昇トレンドにあります。25日移動平均線(823円)を上回っており、短期的な強気シグナルが確認できます。RSIは68.63とやや買われすぎの水準にありますが、過熱感はまだ強くありません。52週高値910円からは5.2%下落、52週安値735円からは17.4%上昇と、高値圏に近い位置です。出来高は8月10日に19200株と増加し、8月14日も10700株と活発です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERは164.07倍と業界平均の23.99倍を大きく上回り、PBRは0.46倍と割安感があるが、ROEは0.3%と非常に低く、収益性が悪化。配当利回りは4.4%と業界平均の2.61%を上回るが、今期の業績は減益で、割高感が強い。

指標この会社業種平均
PER (実績)161.2倍22.7倍
PER (予想)15.7倍
PBR0.45倍1.50倍
ROE0.3%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績低迷からの反転が焦点。強気派はリサイクル需要の高まりや新興国での需要回復で将来の成長余地があるとみる。一方弱気派は売上の減少と営業利益率の低下を指摘し、設備投資サイクルの悪化が長期化するリスクを懸念。PBR0.46倍と割安だが、低収益性が続けば更なる下押しもあり、収益改善の確証が待たれる。

プラスに働く材料7
  • リサイクル需要の追い風

    環境規制強化でリサイクル機械の需要が増加

  • 割安な株価評価

    PBR0.46倍と解散価値以下で推移

  • 新興国市場の回復

    アジア需要の回復で受注が増える可能性

  • 予想PER15.9倍と実績から大幅改善決算発表後影響

    予想PERは実績164.07倍から15.9倍へ約90%低下

  • PBR0.4577倍と解散価値以下継続影響

    PBRは0.46倍と1倍を大きく割り込み、純資産対比で割安

  • 配当利回り4.4%と高水準通年影響

    配当利回りは4.4%で、株主還元策が下支え

  • 売上高減少幅が7%に縮小継続影響

    売上高は245→208→194億円、減少率は15%から7%へ

マイナスに働く材料7
  • 収益力の極端な悪化

    2026年3月期営業利益率2%に低下

  • 受注環境の不透明

    設備投資は世界経済に敏感

  • 利益の消失リスク

    純利益がゼロ近くまで減退する懸念

  • 営業利益が4億円と前期比60%減通年影響

    営業利益は10億円→4億円、収益悪化が継続

  • 純利益が0億円に落ち込み通年影響

    純利益は6億円→0億円、実質赤字に転落

  • 売上高は3期連続減収継続影響

    売上高は245→208→194億円、毎年減少し需要が低迷

  • ROE0.3%と資本効率が極めて低い継続影響

    ROEは0.3%と資本コストを大きく下回る

次の決算で確かめる点
受注高・受注残
将来売上の先行指標
営業利益率
収益性改善の鍵
リサイクル機械売上
新規成長分野の状況を確認
アジア向け売上
海外需要の回復度合い

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から7.3%いまの株価に対する利回りは4.44%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
4.44%
いまの株価に対して
配当性向
50.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1221.7
2018年3月67460.425.9
2019年3月29−56.928.5
2020年3月303.430.2
2021年3月300.075.2
2022年3月300.059.1
2023年3月4136.7169.9
2024年3月410.0116.6
2025年3月410.044.8
2026年3月38−7.350.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,728人。区分でいちばん多いのは個人・その他72.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.6%を占め、残る77.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.354.661.063.070.772.8
事業法人12.212.813.113.213.013.1
金融機関22.523.919.514.39.89.6
証券会社5.25.42.14.94.62.7
自己株式1.81.81.81.81.81.8
外国法人3.83.34.34.51.91.8
外国人個人0.00.00.10.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01カワタ共伸会7.71
02カワタ従業員持株会3.74
03株式会社三菱UFJ銀行3.15
04島根 良明1.72
05日本生命保険相互会社1.53
06明治安田生命保険相互会社1.53
07大阪中小企業投資育成株式会社1.53
08日本システムコントロール株式会社1.51
09松井証券株式会社1.41
10松井 久光1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−81%、1株純資産は14期で+133%。直近期のROEは0.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月278083.512.735.8
2014年3月469045.46.572.9
2015年3月601,0156.37.070.0
2016年3月1111,08110.64.729.1
2017年3月301,0652.818.421.7
2018年3月1281,20311.315.325.9
2019年3月2371,36818.45.728.5
2020年3月1501,47810.64.730.2
2021年3月421,4952.821.475.2
2022年3月781,5955.013.559.1
2023年3月501,6543.117.0169.9
2024年3月1331,7787.87.9116.6
2025年3月831,8934.59.444.8
2026年3月51,8860.3147.550.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額73百万円。

氏名役職年齢保有株数
白石亙代表取締役 グループ経営担当(管理)6223,000
白井英徳取締役 グループ経営担当(製造・開発)執行役員 品質保証部門統括6023,000
橋本敏郎取締役 グループ経営担当(営業・サービス・事業企画)執行役員 営業企画部門統括6410,000
田端久和取締役(常勤監査等委員)64
佐々木清一取締役(監査等委員)49
玉置繁之取締役(監査等委員)39

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2910847
社外取締役2626

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容815字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社14社で構成され、プラスチック成形機周辺装置等のプラスチック製品製造機器の製造、販売及びこれに関連するシステムエンジニアリングその他のサービス等の活動を主な事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 主要な製品は輸送機(オートローダー)、輸送・計量・混合機(オートカラー)、高速混合機(スーパーミキサー)、乾燥機(チャレンジャー)、大型乾燥装置、原料受入貯蔵システム、原料自動分配供給システム、原料計量混合システム、金型温度調節機(ジャストサーモ)、金型冷却機(チラー)、プラスチック粉砕機、環境保全関連の各工程の合理化機器及び自動化システムであります。 日本では金型温度調節機及び金型冷却機を㈱サーモテックが、水関連機器を㈱レイケンが、その他の製品を当社が製造し、これらを当社及び㈱レイケンが販売しております。エム・エルエンジニアリング㈱は、プラスチック成形加工合理化機器を製造し、直接顧客へ販売しております。 東南アジアでは主として乾燥機、金型温度調節機をPT.カワタインドネシアが、東アジアでは川田機械製造(上海)有限公司が主として輸送機、乾燥機、金型温度調節機を製造し、カワタパシフィックPTE.LTD.、カワタマーケティングSDN.BHD.、カワタタイランドCO.,LTD.、PT.カワタマーケティングインドネシア及びカワタマシナリーベトナムCO.,LTD.が東南アジア地域に、川田機械製造(上海)有限公司、川田機械香港有限公司及び川田國際股份有限公司が東アジア地域に販売しております。 北中米では、当社グループ製品をカワタU.S.A.INC.が北米地域向けに販売し、カワタマシナリーメキシコS.A. DE C.V.が中米地域向けに販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,007字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 イ.社是 われわれは「三力」をもって生産に励み、社運の伸展につくし、企業を通じて社会の平和と繁栄に寄与せんことを期する。 知力 価値を生み出すのは知力である 全知をつくして方法を考え力強く実行しよう 努力 一歩前進するにも努力がいる 苦難を克服し向上発展の道を一すじに進もう 協力 ひとりの力には限界がある みんな力を出しきり一つに結ぼう ロ.経営理念 「プラスチックをはじめとする粉粒体による製品製造現場において、省力化機器のスペシャリストとして、お客様のニーズにマッチした、品質の高い、他社の追随を許さないオンリーワン製品をお届けすることにより、社会に貢献する」 1.市場が求めるものを常に探求し、お客様に喜ばれる製品・サービスを提供する。 2.お客様が製造する消費財・生産財を通じて、世界の人々のより豊かで安全な暮らしに貢献する。 3.従業員の自主性と働きがいを重視し、会社を持続的に成長させる。 4.株主、取引先、地域社会の皆様から、「いい会社」と呼ばれる会社になる。 ハ.サステナビリティに関する考え方と取組み 詳細につきましては「第2事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組」を参照ください。 ニ.基本方針 当社グループは、プラスチック成形工場における合理化機器システムの製造販売に長年携わっております。製造工程の省力化と加工材料のロス低減による環境への負荷軽減を理念とし、チャレンジCES(低コスト(C)、省エネ(E)、省スペース(S))を製品開発指針として、当業界のリーディングカンパニーとして、高機能かつ操作性に優れた独自製品を開発し新技術を世界に発信し続けるとともに、現場力を一層強化し収益力の向上を図っております。更に、プラスチック成形関連分野で培った技術、ノウハウを応用して、電池、食品、化粧品、化学等の新規販売分野を開拓・拡大していくことにより、市場対応力のある企業として成長を続け、企業価値・株主価値を高めていくことを基本方針としております。 (2) 経営環境、中長期的な経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの主力納入先であるプラスチック成形加工業界は、国内外での激烈な技術革新と品質・価格競争の中にあります。 当社グループでは、かかる環境下、コア事業におきまして、生産拠点(日本、中国、東南アジア)及び営業・サービス拠点(日本、中国、台湾、東南アジア、北中米)相互の連携を強固にし、品質、コスト、納期、アフターサービスでの競争力を一層強化することにより、グローバル化するユーザーニーズへ対応しマーケットシェアの拡大と収益力の向上を図ってまいります。 当連結会計年度においては、日本セグメントにおけるフィルム・シート関連、医療向け等の非プラスチック関連、東南アジアセグメントにおけるOA機器、二輪関連等、比較的堅調に推移した分野はあったものの、自動車向け射出成形関連、EV向けのリチウムイオン電池関連の低迷に加え、東アジアセグメント(中国)における製品構成差異や価格競争激化、事業体制再構築に伴う構造改革費用を特別損失に計上したことなどにより、連結業績は計画値を下回りました。また、受注面においても、セグメント別でバラツキはあるものの、前連結会計年度に比べ、若干の減少となりました。 上記状況を踏まえ、当社グループでは、2026年5月13日開催の当社取締役会において中期経営計画(2026-2028年度)の更新を行いました。概要は以下に記載のとおりでありますが、新規市場、成長分野における事業展開の強化や経営基盤の強化、資本収益性を意識した経営の推進等に取り組み、当社グループの継続的な成長と企業価値の更なる向上に努めてまいります。なお、東アジアセグメント(中国)においては、引き続き厳しい環境下ではありますが、人員減によるコスト削減に加え、①主力製品のコストダウンと営業・設計の提案力、サービス力向上による販売価格の維持、②高付加価値製品の開発・改良、③汎用品のラインナップ強化などを行い、収益性の改善に努めてまいります。 また、当社グループは、コーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底、人材の育成と強化等により、経営体質の一層の強化と透明性の向上を図ることを、経営上の重点課題と位置付けております。コーポレート・ガバナンスの詳細につきましては、㈱東京証券取引所に「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」を提出するとともに、当社ホームページ(https://www.kawata.cc/)に、社是・経営理念、コーポレート・ガバナンス基本方針、社外役員独立性基準、グループ行動指針、環境理念と方針、経営方針、中期経営計画等を開示しております。 (中期経営計画) ① 事業環境 ・IMFは2026年の世界経済の実質GDP成長率を3.1%と予測しており、米国の通商政策における関税の不確実性低下や、金融引き締め局面の一服を背景に、低成長ながらも安定的な成長軌道への回帰が期待される。一方で、米国におけるインフレ率の予期せぬ上振れや貿易摩擦の再燃など、地政学的な不確実性および景気の下振れリスクは依然として残存している。 ・中国市場の停滞傾向が継続する中、中国企業が国外進出を活発化させ、東南アジア市場における競争が激化している。この結果、日系企業の収益環境が悪化し、設備投資意欲を減退させており、需要低迷の主要因となっている。一方で、成長著しいインド市場への注目は高まり、同国向けの投資が増加するなど、地域間の需要シフトが加速している。 ・日本国内における射出成形機の受注動向は、コロナ後の2021年~2022年に一時的な増加が見られたものの、その後は低迷が続いており、劇的に回復する兆しは見られない。 ② 基本的な考え方 中長期的な視点において、プラスチックは高機能化と用途拡大に伴い、今後も世界の人々の生活に不可欠な素材であり、当社の核となる事業であり続ける。以下の重点項目を当社の持続的成長を支える最重要テーマと位置づけ、製造現場の構造的な課題解決に取組むとともに、プラスチック分野で培った技術やノウハウを基盤として、既存顧客の深化と新規市場・成長分野の拡大を図っていく。 (a)製造現場の生産性向上への対応 ・労働供給制約(人手不足・賃金高騰)を背景とした省人化・省力化投資需要の捕捉 ・IoT、AI、ロボット活用によるDX化、スマートファクトリー化に伴う設備更新への対応 (b)サステナビリティへの貢献 ・脱炭素・循環型経済の実現に向けた省エネルギー、環境投資需要への対応 ・EV、リサイクル、バイオプラスチック関連における環境課題のビジネス転換 (c)新規市場、成長分野における事業展開の強化 ・既存の技術、ノウハウを応用した非プラスチック分野及び未開拓市場への進出 ・次世代の収益の柱となる新事業の育成と事業ポートフォリオの拡充 ③ 中期経営方針 ~世の中から必要とされる「優良企業」を目指す~ 「より強靭な事業体の構築」 aESG経営の強化 ・環境・社会への貢献 ・透明性の高い企業統治(コーポレート・ガバナンス)の実現 ・全てのステークホルダーへの配慮 (株主、従業員、販売先、仕入先、金融機関、政府・自治体、地域社会) b少数精鋭かつ高収益体質の確立(地に足を付けた持続的な成長を図る) ・人的資本への投資(人材確保、研修体系の確立と運用) ・研究開発、技術力向上のための投資 ・事業所等の最適配置と更新、能力増強、効率化のための投資 ・省力化、省人化、システム化の推進 ・資本効率の向上(適正な棚卸資産の維持と有利子負債の削減) ・安定的に当期利益10億円以上、自己資本利益率(ROE) 8%以上の確保 ・連結配当性向30%以上を基本として、自己資本配当率(DOE)2%台を維持 ④ 中期経営戦略の骨子 a新規市場、成長分野における事業展開の強化 (事業拡大に寄与し、次世代の収益の柱となる事業の育成) (a) 非プラスチック分野 ・プラスチック成形関連分野で培った技術、ノウハウの応用と用途開発 製品:高速混合機、粉体供給機器及びシステム、熱媒体循環温度調節機 市場:食品、化粧品、セラミックス、化学、新素材、ダイカスト業界 (b) 微粒子コーティング技術 ・実用化に向けたテスト対応、量産化対応の推進 市場:全固体電池、液系リチウムイオン電池、ファインセラミックス部材分野など (c) EV関連業界 製品:高速混合機、粉体供給機器及びシステム、熱媒体循環温度調節機 市場:LIB業界 (d) 新領域、未開拓分野への戦略的取組み 市場:インド市場、非日系企業 b既存市場、既存分野での販売拡大と収益力向上 (既存の市場や分野でのお客様を堅守、拡大のための取組み) 製造現場における構造的な課題に寄り添い、省人化・生産性効率化投資、買替需要を確実に捕捉する。また、差別化戦略による競争優位性を確立し、劣勢・スリーピング顧客の掘り起こしや同業他社からのブランドチェンジを推進し、収益力を向上させる。 (a) 競争力のある製品の開発、改良 ・QCDの徹底追求による製品競争力の底上げと信頼性の確立 ・「省スペース・省エネルギー・環境改善」を実現する操作性に優れた新機種開発と既存モデルの改良 (b) 提案力、訴求力強化 ・製品の優位性や導入効果を可視化し、顧客に分かりやすく訴求する提案資料の作成 ・設計と営業の連携深化によるトータルソリューションの提案とシステム案件の積極的取組みを推進 (c) サービス力 ・迅速かつ質の高いサービス提供による顧客満足度向上と顧客の囲い込み ・計画的なメンテナンス提案と巡回サービスを通して高機能製品への買替需要の掘り起こし c経営基盤の強化 (持続的成長を図るための取組み) (a) ガバナンスとリスク管理の徹底 ・透明性の高い企業統治(コーポレート・ガバナンス)の実現 ・コンプライアンス意識の徹底による誠実な企業活動 ・リスク管理の取組み強化とBCP対策への取組みの推進 (b) 人的資本経営の推進と人財育成 ・優秀な人材・適正人員の確保 ・育成方針に基づく教育研修制度の充実 ・心理的安全性の確保 ・ダイバーシティ(多様性)への取組み強化 (c) グループシナジーの最大化と組織の最適化 ・事業所等の最適配置と再構築によるグループ全体の組織力向上 ・各部門におけるグループ相互の連携強化 ・グローバル人材育成のための制度・運用とグループ間人材交流の強化 (d) システム刷新による作業の平準化と業務効率化の推進 (e) 積極的な情報発信とIR活動 d資本収益性を意識した経営の推進 (収益力と資産効率の両面から、資本収益性の改善を推進) (a) 収益力向上 ・中期経営戦略の取組み加速による、利益改善の前倒し ・付加価値確保に拘った既存事業の収益性改善と、高収益の新規事業育成 ・収益安定化に向けた海外子会社の事業運営面の改革検討 (b) 資産効率改善 ・経常運転資金の圧縮(売掛債権の回収早期化や大型案件における前受金取引の拡大、在庫の適正化、生産リードタイムの短縮) ・グループ内資金の有効活用 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、株主の皆様への還元(配当または自己株式の取得)を充実させる一方で、高付加価値製品の開発や新規販売分野・地域の拡大、新規事業開発や戦略投資等にも積極的に経営資源を投下することにより、市場対応力のある企業として成長を続け、企業価値・株主価値を高めていくことを基本方針としております。資本コストや株価を意識した経営を進め、中長期的には、グループとして安定的に当期利益10億円以上、自己資本利益率(ROE)を8%以上を確保することと、連結配当性向30%以上を基本として、自己資本配当率(DOE)2%台を維持していくことを目標としております。
事業等のリスク2,989字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期並びに顕在化した場合における当社グループの経営成績等の状況に与える影響の内容については、合理的な見積もりを行うことが困難であるため記載しておりませんが、企業経営に対する重大なリスクに適切かつ迅速に対応するためにリスク審査委員会を編成し、発生頻度の可能性や経営に与える影響度に応じたリスク情報の収集と分析を行っております。併せて、その予防と緊急時の対応策整備、当社グループ全体のリスクの統括的管理を行い、取締役会において、連結子会社を含めたグループ全体の最新状況を共有し、管理、監督の徹底に努めております。 今後の見通しとしては、世界経済は、地政学的リスクの高まりや中国経済の長期低迷等により、先行きに対する強い不透明感が漂っています。また、当社グループを取り巻く環境としては、射出成形機関連は依然として厳しい状況である一方、食品、粉体等の非プラスチック分野への販路拡大や生産年齢人口の減少、賃金上昇等の労働供給制約を背景とした省人化、省力化投資、さらに容器包装のリユース、リサイクル率向上に向けた取組み強化など、需要拡大に繋がる動きも見られます。 このような状況を総合的に勘案した上で、より強靭な事業体を構築し、世の中から必要とされる「優良企業」を目指すべく、「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)」に記載の中期経営計画を策定しました。 翌連結会計年度につきましては、連結売上高は当期と概ね同水準ですが、中期経営計画に定めた諸施策の実行及び東アジアセグメント(中国)における収益性改善により、増益を見込んでおります。なお、現時点においては、損益及び財政状態に重大な影響を与えるリスクは認識しておりません。また、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰および調達リスクについては、現時点ではその影響額を合理的に算定することが困難であるため、業績予想には織り込んでおりません。今後、これらを含め、当社グループの業績に重大な影響が見込まれる事象が発生した場合には、速やかに関係者に対する通知並びに開示等の適切な対応を行います。 (1) 特定事業分野への集中リスク 当社グループのコアビジネスはプラスチック製品製造機器事業であり、中でも、自動車関連や電子部品関連業界向けの高機能合理化機器の売上高構成比が高くなっております。当社グループは、今後も継続して新規販売分野の開拓・拡大や、新製品・新技術の開発等に注力してまいりますが、国内外のプラスチック成形加工業界の設備投資額が景気動向等により低下した場合や、当該業界を取り巻く技術革新や事業環境の変化に対応できなかった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 原材料価格の上昇リスク 当社グループの製品の原材料には、鋼材等、市況変動の影響を受けるものや石油由来の化学素材があります。種々の原価低減策を上回る原材料価格の上昇が生じた場合は、可能な範囲で販売価格へ転嫁するよう努めますが、価格転嫁が十分にできなかった場合は、利益率が低下する可能性があります。 また、中東情勢悪化に伴う原油問題については、調達先の多様化や在庫の確保等、製品の安定供給に向けた最大限の努力を継続し、影響の最小化に努めてまいりますが、世界的な供給途絶や市場での深刻な品薄が発生した場合、原材料の安定確保が困難となり、生産活動の停止や製品供給の遅延を余儀なくされる恐れがあります。 (3) 価格競争激化のリスク 当社グループの主力納入先であるプラスチック成形加工業界は、国内外での激烈な技術革新と品質・価格競争の中にあり、設備投資に関する要求水準が厳しくなっております。当社グループでは、高付加価値製品の開発や品質・納期・価格面での競争力強化に努めておりますが、想定を上回る価格競争が生じた場合には、利益率が低下する可能性があります。 (4) 海外事業リスク 当社グループは、プラスチック成形加工業界向けの需要や市場の将来性が見込める海外地域に拠点を展開する方針としており、東アジア、東南アジアでの生産拠点、東アジア、東南アジア、北中米での営業・サービス拠点の強化に努めております。2026年3月期において、売上高に占める海外売上高の割合は40.1%となっており、中でも東アジア(中国、台湾等)の重要性が増しております。当該海外地域での政治的混乱、法律の一方的な改訂、経済状況の変化、宗教問題等、予期せぬ事態が発生した場合には、当社グループの生産・営業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。 (5) 為替レートの変動リスク 当社グループは、輸送コストや為替の影響を軽減するため、海外生産を中国、インドネシアで行っておりますが、中国人民元、インドネシアルピアの通貨価値の変動により、各製造子会社の外貨建の販売価格、仕入価格に影響を及ぼす可能性があります。外貨建取引については為替先物予約等によるリスクヘッジに極力努めておりますが、急激な為替レートの変動があった場合は、想定以上の為替差損益が発生する可能性があります。また、各海外子会社における売上、費用、資産及び負債については、連結財務諸表作成時に各現地通貨から円換算を行っているため、換算時のレートの変動により、当社グループの損益や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 人材の確保と育成のリスク 当社グループの事業の発展と成功は、人材の確保と育成にかかっております。中でも海外子会社においては、実務能力に加えて、現地従業員に対するリーダーシップとコミュニケーション能力にたけた人材を十分に確保・育成する必要があります。人材の確保・育成に成功しなかった場合には、当社グループの中長期的な事業戦略に影響を与える可能性があります。 (7) 訴訟リスク 当社グループの事業活動において、知的財産、製造物責任、環境保全、労務問題等に関し訴訟を提起される、または訴訟を提起する場合があり、その動向によっては当社グループの損益及び財政状態、社会的信用等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害、事故災害、重篤な感染症の流行のリスク 地震、台風等の自然災害や火災等の事故災害が発生した場合、重篤な感染症が流行した場合、直接的または間接的に当社グループの生産・営業活動に影響を及ぼし、損益及び財政状態が悪化する可能性があります。 (9) 気候変動によるリスク 気候変動がもたらす大規模災害による生産設備への被害や原材料調達等への影響のほか、世界各国における気候変動に対する規制強化や制度の変化により原材料やエネルギー等に係るコストが上昇した場合には、直接的または間接的に当社グループの生産・営業活動に影響を及ぼし、損益及び財政状態が悪化する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,404字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態、経営成績の状況 a.当連結会計年度の概況 当連結会計年度の世界経済は、米国の通商政策に翻弄され不透明感が高まる中、様子見の傾向が強まる一方でIT関連投資を中心に底堅さが見られたものの、ウクライナ紛争の長期化に加え、足元では中東情勢の悪化による原油価格高騰も生じ、先行きに対する懸念が増大しております。 わが国経済においては、個人消費の改善やDX、サプライチェーン強化に伴う設備投資により緩やかな回復基調を維持しました。また、設備投資の動向を知るうえで先行指標の一つである機械受注統計の推移を見ると、製造業の機械受注額は、造船、化学等の特定業種の押し上げにより、2025年4月~6月は13,174億円(前年同期比4.1%増)、7月~9月は13,616億円(同14.0%増)、10月~12月は13,578億円(同3.9%増)、1月は4,358億円、2月は5,695億円と、概ね堅調な推移となりました。一方、米国の通商政策に対する不透明感は継続し、直近では地政学的リスクの高まりに伴う輸入インフレの再燃により、全体的なコスト増が見込まれ、外部環境の変動に一層の注視が必要な状況にあります。 このような環境下、当社グループは、プラスチック成形関連のコアビジネスにおきまして、品質の向上、納期の確守、新製品の開発等、競争力強化によるマーケットシェアの拡大を図るとともに、電池、食品、化粧品等の新規販売分野の開拓・拡大に注力してまいりました。 しかしながら、当連結会計年度における受注高は、国内外の自動車業界向けを中心とした射出成形関連の受注が低迷していることに加え、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池関連の投資低迷が影響し、前年同期比1億3千3百万円減(同0.7%減)の187億7千4百万円(受注残高は前年同期比3億9千万円減(同4.9%減)の76億1千9百万円)、売上高につきましても、前年同期比13億9千9百万円減(同6.7%減)の193億6千7百万円となりました。 損益面では、販売費及び一般管理費は減少したものの、売上高の減少並びに売上総利益率の低下(30.1%→29.2%)により、営業利益は前年同期比5億3千6百万円減(同54.5%減)の4億4千7百万円、経常利益は為替差益8千5百万円の計上等により、前年同期比4億6千万円減(同44.6%減)の5億7千2百万円となりました。 特別損益では、固定資産売却益7百万円を特別利益に、固定資産除売却損1千万円、中国子会社の事業体制再構築に伴う構造改革費用1億5千1百万円を特別損失に計上し、更に法人税、住民税及び事業税4億1千2百万円、法人税等調整額マイナス3千5百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比5億3千9百万円減(同93.6%減)の3千6百万円となりました。 b.報告セグメント別の概況 日本におきましては、フィルム・シート関連、医療向け等の非プラスチック関連の売上は増加したものの、EV向けのリチウムイオン電池関連の売上や射出成形関連の売上が低調に推移したことから、売上高は前年同期比15億1千2百万円減(同10.7%減)の126億5千3百万円となりました。一方、損益面では、生産効率の向上による原価低減や大型案件の減少等により売上総利益率が改善(27.6%→28.3%)し、販売費及び一般管理費も減少したものの、売上減収分をカバーするには至らず、営業利益は前年同期比2億7千7百万円減(同23.6%減)の8億9千7百万円となりました。また、セグメント利益(経常利益)は、受取配当金の減少、支払利息の増加等により、前年同期比2億9千9百万円減(同22.4%減)の10億3千8百万円となりました。 東アジアにおきましても、中国におけるEV向けのリチウムイオン電池関連の売上低迷に加え、スマホ・VR用レンズ関連の売上も低調であったことから、売上高は前年同期比2億6千3百万円減(同5.0%減)の50億2千4百万円となりました。損益面においても、販売費及び一般管理費は大きく減少したものの、中国における上記要因に伴う製品構成差異(付加価値の高い製品の販売が減少し、汎用品の比率が上昇)や価格競争激化により売上総利益率が低下(27.8%→20.9%)し、営業損失は4億8千4百万円(前年同期は1億7千2百万円の営業損失)となり、セグメント損失(経常損失)は4億8千2百万円(前年同期は1億1千4百万円の経常損失)となりました。 東南アジアにおきましては、OA機器及び二輪関連の売上が堅調に推移したことから、売上高は前年同期比1億6千1百万円増(同7.1%増)の24億3千万円となりました。損益面では、販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益率は若干良化(34.9%→35.0%)し、営業利益は前年同期比1千4百万円増(同25.6%増)の7千3百万円、セグメント利益(経常利益)は前年同期比9百万円増(同14.8%増)の7千3百万円となりました。 北中米におきましては、前連結会計年度での受注増により、自動車業界向けを中心とした売上が堅調に推移し、売上高は前年同期比3億3百万円増(同85.0%増)の6億6千万円となりました。一方、損益面では、主として納入後に発生した不具合の手直し費用の増加により、売上総利益率が低下(36.1%→25.6%)し、販売費及び一般管理費も増加したため、営業損失は6千8百万円(前年同期は8千万円の営業損失)、セグメント損失(経常損失)は5千5百万円(前年同期は1億3千3百万円の経常損失)となりました。 なお、報告セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。 c.資産、負債及び純資産の状況 流動資産は、前連結会計年度末に比べて、受取手形及び売掛金、契約資産、商品及び製品等が減少したことにより14億8千6百万円減少し、170億3千8百万円となりました。固定資産は、前連結会計年度末に比べて、無形固定資産、投資有価証券等の増加により2億7千5百万円増加し、70億5千4百万円となりました。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて12億1千1百万円減少し、240億9千2百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて、支払手形及び買掛金、短期借入金等が減少したことにより9億3千万円減少し、65億5千2百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末に比べて、長期借入金等が減少したことにより2億5千9百万円減少し、40億8千1百万円となりました。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて11億8千9百万円減少し、106億3千4百万円となりました。 純資産合計は、前連結会計年度末に比べて、利益剰余金の減少により2千2百万円減少し、134億5千8百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が4億1千8百万円となり、減価償却費4億2千万円、売上債権、契約資産及び契約負債の減少17億8千6百万円、棚卸資産の減少3億6千万円等の収入要因が、仕入債務の減少3億8千5百万円、法人税等の支払額4億4千1百万円等の支出要因を上回り、19億9千2百万円の収入超過(前年同期は11億2千2百万円の収入超過)となりました。 運転資金の減少により、営業活動によるキャッシュ・フローが増加する中、金利上昇を背景とした有利子負債圧縮による財務費用の抑制と資金運用を図りつつ、当社における基幹システム刷新を中心とした投資も進めました。この結果、投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出6億2千6百万円、有形固定資産の取得による支出2億1百万円、ソフトウエアの取得による支出2億6千2百万円等により、10億3千3百万円の支出超過(前年同期は4億5千5百万円の支出超過)となり、財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の減少による支出3億6千万円、長期借入金の減少による支出3億4千万円、配当金の支払額2億7千9百万円等により、10億6百万円の支出超過(前年同期は12億2千1百万円の支出超過)となりました。 上記結果の他に、換算差額がマイナス1千3百万円となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べて6千万円減少して、67億9百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、北中米には生産拠点が存在しないため、記載しておりません。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 日本   11,157,642   △10.1 東アジア   4,505,181   4.6 東南アジア   430,158   △5.3 合計   16,092,981   △6.3 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  金額は販売価格によっております。 3  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   11,624,608   △6.1   5,169,242   △10.8 東アジア   4,359,746   10.8   1,665,196   10.6 東南アジア   2,330,306   11.5   697,762   49.8 北中米   459,926   △8.3   87,462   △63.6 合計   18,774,586   △0.7   7,619,664   △4.9 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 日本   11,981,192   △11.6 東アジア   4,318,642   △6.1 東南アジア   2,414,618   6.9 北中米   653,092   88.0 合計   19,367,545   △6.7 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 受注高は、フィルム・シート、医療向け等の非プラスチック関連、一部の海外地域におけるOA機器、二輪関連の受注は比較的堅調であったものの、自動車業界向けを中心とした射出成形関連、EV向けのリチウムイオン電池関連の受注は減少し、年度全体では前年同期比0.7%減となり、売上高につきましても6.7%減となりました。 売上総利益率は、セグメント別でバラツキはあるものの、東アジア(中国)におけるEV向けのリチウムイオン電池関連の低迷、これに伴う製品構成差異や価格競争激化による落ち込みが大きく影響し、連結全体としては前年同期より0.9%低下しました。これらをセグメント別に見ると以下のとおりです。なお、セグメント別の受注高、売上高等の数値につきましては、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」を参照ください。 セグメント   受注高増減割合   売上高増減割合   粗利率増減割合   備考 日本   △6.1%   △11.6%   0.7%   ・押出成形関連は比較的堅調・自動車業界向け射出成形関連、EV共に低調・大型案件の減少 東アジア   10.8%   △6.1%   △6.9%   ・自動車向け射出成形関連、EV共に低調・製品構成差異、価格競争激化 東南アジア   11.5%   6.9%   0.1%   ・OA機器、二輪関連共に比較的堅調 北中米   △8.3%   88.0%   △10.5%   ・繰越受注残高の売上計上・自動車業界向け射出成形関連低調 連結全体   △0.7%   △6.7%   △0.9% 販売費及び一般管理費は、売上高の減少に伴う変動費を中心に前年同期比1.1%減少となり、営業外損益全体では、為替差益8千5百万円、助成金及び補助金収入4千7百万円、増値税還付金1千5百万円、支払利息6千5百万円の計上等により1億2千4百万円の利益(前年同期は4千9百万円の利益)となりました。 特別損益全体では、固定資産売却益7百万円、固定資産除売却損1千万円、中国子会社の事業体制再構築に伴う構造改革費用1億5千1百万円の計上等により1億5千4百万円の損失(前年同期は8百万円の利益)となりました。 また、法人税、住民税及び事業税4億1千2百万円、法人税等調整額マイナス3千5百万円を計上し、海外子会社の損益のうち、非支配株主に帰属する利益として4百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比5億3千9百万円減(同93.6%減)の3千6百万円となりました。 b.財政状態 当社グループの経常運転資金(売上債権+棚卸資産-仕入債務)は、概ね月商の4~5か月程度を目安としておりますが、日本における中小受託取引適正化法の施行に伴い、今後は一定程度、低減していくものと推測しております。現預金残高は、大型案件の受注や売上時期が必ずしも毎月一定額とはならない当社グループの事業形態を考慮して、概ね月商の3か月程度を適正水準としており、海外子会社においては、資金の現地調達事情や緊急時の手元流動性をある程度考慮するようにしております。 当連結会計年度においては、地政学的リスクの高まりに伴い、適正水準を上回る結果となっておりますが、金利上昇を受け、有利子負債(長短期借入金)の圧縮に努めました。現在の各勘定科目の水準は、現状の受注状況や、効率性と安全性の両面から考えると概ね適正であると判断しており、今後も自己資本比率45%程度、現預金は月商の3か月程度、有利子負債は月商の4か月程度をひとつの目途値と考えております。 引続き棚卸資産の削減、売掛金の早期回収等により営業キャッシュ・フローの拡大を図るとともに、事業投資は営業活動によるキャッシュ・フローの収入超過額の枠内とすることを原則といたしますが、株主価値を持続的に向上させるため、新規事業開発や海外展開、戦略投資等には積極的な投資を実施していく予定です。 一時的に営業活動によるキャッシュ・フローの収入超過額が不足する資金需要については、事業投資資金は長期借入金や社債により、運転資金は短期借入金により安定的に調達することを基本方針としております。また、現時点では具体的な予定はありませんが、大型の設備投資やM&A等の戦略投資の際には、エクイティファイナンスも選択肢のひとつとして検討する可能性があります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「第2事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載のとおり、当社グループは、中長期的には、資本コストや株価を意識した経営を進め、安定的に当期利益10億円以上、自己資本利益率(ROE)8%以上を確保することと、連結配当性向30%以上を基本として、自己資本配当率(DOE)2%台を維持していくことを目標としております。 当連結会計年度におきましては、総資産の減少により自己資本比率(前年度52.2%→54.7%)が上昇しました。これに対し、売上高の減少と売上総利益率の低下により収益性(売上高当期純利益率:前年度2.8%→当年度0.2%)が悪化し、自己資本利益率(ROE)は0.3%と前連結会計年度の4.5%と比較して4.2%低下いたしました。配当については、連結配当性向30%以上を安定して確保する観点から1株当たり年間38.0円(中間配当19.0円、期末配当19.0円)の配当を実施させていただくことにより、連結配当性向は717.8%、自己資本配当率(DOE)は2.0%(前年度は2.3%)となりました。 中長期的な目標の達成に向け、適正な販売価格の維持と製造工程における業務効率化並びに中期経営計画、優先的な対処課題の着実な推進により、継続的な企業価値の向上と事業体質の更なる強化に努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。