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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

津田駒工業

TSUDAKOMA Corp.6217 · Standard · 機械

繊維機械(ウォータージェットルーム)で世界有数のシェアを誇る。工作用機器も手掛ける。

概要

津田駒工業は石川県金沢市に本社を置く繊維機械メーカーである。世界有数の織機メーカーとして知られ、「ツダコマ」ブランドでエアジェットルームやウォータジェットルームを中心に販売する。近年は工作機械関連事業や半導体関連機器にも進出しているが、繊維機械事業が売上の約85%を占める。2024年11月期の連結売上高は354億円、従業員数は1,103人。自己資本比率は9.7%と低く、収益変動の大きい事業構造にある。

繊維機械事業が売上の85%を占める収益構造

当社グループの売上高は、繊維機械事業と工作機械関連事業の2部門で構成される。2024年11月期の連結売上高354億円のうち、繊維機械事業が302億円(85.2%)を占め、工作機械関連事業が52億円(14.8%)と続く。繊維機械事業の中心は超高速ジェットルーム(エアジェットルーム、ウォータジェットルーム)とその準備機械であり、中国やインド向けの輸出が大きい。工作機械関連事業はNC円テーブルやマシンバイスを主力とし、自動車業界や電子機器業界に販売する。両事業とも海外比率が高く、為替や需要変動の影響を受けやすい。

中国・インドを中心とした海外市場依存

繊維機械事業の販売先は新興国が中心であり、中国とインドが大きな比率を占める。2024年11月期の販売実績では、中国の大口顧客である江蘇蘇美達国際技術貿易有限公司向けが59億円(全体の16.8%)を占めた。中国市場では高級スポーツカジュアル向けウォータジェットルームの大型案件が継続する一方、中国経済の停滞も影響する。インド市場では米国の関税政策により織物輸出が停滞し、受注が伸び悩んだ。産業資材分野ではエアバッグ用途など中国での受注を積み上げているが、全体的に外部環境の変化に脆弱な構造である。

工作機械関連事業の柱:NC円テーブル

工作機械関連事業は、工作機械、自動車、電子機器・通信などのEMS業界を主な市場とする。中核製品はNC円テーブルであり、加工特性に最適な3つの駆動方式(ダイレクトドライブ、ローラギヤカム、ウォームギヤ)をラインアップする唯一のメーカーとされる。2024年11月期の同事業の売上高は52億円で、前期比5.9%減少した。米国市場ではデータセンター向け発電機部品加工用の大型NC円テーブルの引き合いが継続する一方、中国市場ではEMS関連の価格競争が厳しい。国内市場は低調だが、大手自動車メーカーの投資期待がある。

子会社群によるアフターサービス体制

当社グループは、子会社9社と関連会社1社で構成される。繊維機械事業では、中国の津田駒機械設備(上海)有限公司とTSUDAKOMA SERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDがアフターサービスを担当する。津田駒機械製造(常熟)有限公司は中国でウォータジェットルームの一部機種を製造販売する。欧州向けにはTSUDAKOMA Europe s.r.l.が販売とサービスを提供する。また、準備機械については㈱T-Tech JapanがOEM供給を受けて販売する。国内ではツダコマ・ゼネラル・サービス㈱が梱包・警備・営繕業務を行い、ふぁみーゆツダコマ㈱が庶務を請け負う。工作機械関連事業ではツダコマテクノサポート㈱が修理・アフターサービスを行う。

財務基盤の脆弱性と中期経営計画

2024年11月期末の総資産は293億円、負債は263億円、純資産は29億円で自己資本比率は9.7%と低水準にある。2012年以降、営業利益の計上は断続的で、2012年度から2024年度までの11期のうち7期で最終赤字を計上している。2024年度は営業損失0.79億円、親会社株主に帰属する当期純損失2.62億円となった。この状況を受け、2024年度から2026年度をターゲットとする「中期経営計画2026」を策定し、利益追求とキャッシュフロー改善による財務基盤の立て直しを最重点課題としている。全社的なDX推進や原価低減、適正価格への改善に取り組む。

業界の中での役割は繊維業界向け織機(ウォータージェットルーム)のグローバルメーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
354億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.3%
純利益
-3億円
2025/11 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/11
事業売上構成比利益利益率
繊維機械事業302億円85.3%7億円2.3%
工作機械関連事業52億円14.7%3億円5.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01繊維機械主力

繊維機械(主にウォータージェットルーム)を製造・販売。中国、インド、ヨーロッパに販売・サービス拠点を展開。

ウォータージェットルームで世界トップクラスのシェア

主な製品・サービス2
ウォータージェットルーム世界シェア上位
水の噴流でよこ糸を織り込む織機。高速織布が可能で、おもに合成繊維織物の生産に使用される。
準備機械
織布の前工程である整経や糊付などを行う機械。OEM供給も行う。

02工作機械準主力

工作用機器(主に研削盤など)を製造・販売。

主な製品・サービス1
工作用機器
金属加工用の工作機械。

製品と技術

エアジェットルームZAX001neoシリーズ

繊維機械事業の主力製品はエアジェットルームであり、最新機種がZAX001neoシリーズである。2024年にはタオル織物向けの「ZAX001neo Terry」を発表し、高生産性と省エネ性能を両立した。同機種はITMA ASIA+CITME2025で高い評価を得て受注を積み上げている。また、基本機種のZAX001neo Plusは一般衣料向けに販売促進中である。エアジェットルームは圧縮空気で緯糸を飛ばす方式で、高速運転が可能であり、主に綿や合繊の織物生産に用いられる。当社のエアジェットルームは、中国やインドの紡績工場で広く採用されている。

ウォータジェットルームと高級合繊織物対応

ウォータジェットルームは、水の噴流で緯糸を挿入する織機で、主に合繊長繊維の織物に適する。当社は高級スポーツカジュアル分野向けに強みを持ち、中国市場で大型案件を継続的に受注している。また、産業資材分野ではエアバッグ用のウォータジェットルームの需要を取り込んでいる。ウォータジェットルームはエアジェットルームに比べエネルギー消費が少ない利点がある。当社はウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野の市場確保を中期経営計画の重点施策に掲げている。

NC円テーブルの3方式駆動ラインアップ

工作機械関連事業の核であるNC円テーブルは、工作機械の割り出しや旋回加工に用いられる。当社はダイレクトドライブ(DDモータ駆動)、ローラギヤカム駆動、ウォームギヤ駆動の3方式をラインアップし、顧客の加工特性に応じて選択できる。これらの製品は自動車部品加工、データセンター向け発電機部品加工、金型加工などに使用される。2024年11月期には、米国市場で大型NC円テーブルの引き合いが継続した。また、メカトロテックジャパン2025では新製品や自動化ソリューションを展示し、省人化ニーズに対応している。子会社ツダコマテクノサポートがアフターサービスを担う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア上位ウォータージェットルーム世界有数のシェア繊維機械
  • 繊維機械ウォータージェットルームで世界トップクラスのシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

繊維機械専業、収益低迷懸念

当社は繊維機械を主力とする機械メーカー。同業の日本製鋼所は大型産業機械で多角化、三浦工業はボイラで安定収益を上げる。当社は売上高約364億円(2024年11月期)と規模は中堅だが、営業利益率1.1%と低く、2025年11月期にはマイナス見通し。繊維機械の需要変動に弱く、収益基盤の脆弱さが課題。業界内ではニッチな専業メーカーに位置づけられる。

強み

  • 長年の技術蓄積により、繊維機械分野で国内有数のシェアを有する。
  • 紡績機械から織機まで幅広くカバーし、顧客の一貫生産を支援できる。
  • 国内外にサービス拠点を持ち、長期保守契約で安定的な収益源を確保。
  • 特殊繊維向けなど高付加価値機械で競合との差別化に成功している。

課題

  • 営業利益率が1%前後と低く、コスト構造の改善が急務。
  • 繊維業界の設備投資サイクルに依存し、売上高が大きく変動。
  • 繊維機械に特化しすぎており、新規分野への進出が進んでいない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が津田駒工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16155高松機械工業59億円
26138ダイジェット工業59億円7.5倍
36325タカキタ58億円23.2倍
46495宮入バルブ製作所57億円92.1倍
56334明治機械57億円212.8倍
66217津田駒工業55億円
76396宇野澤組鐵工所54億円12.2倍
86265コンバム51億円14.8倍
96335東京機械製作所50億円4.4倍
106494NFKホールディングス47億円52.2倍
117021ニッチツ47億円22.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

繊維機械専業メーカーとしての創業と成長

津田駒工業は石川県金沢市で繊維機械メーカーとして創業され、織機の製造を核に事業を拡大してきた。特に「ツダコマ」ブランドのジェットルームは世界的な認知を獲得し、超高速エアジェットルームやウォータジェットルームで高い市場シェアを築いた。創業から長年にわたり、繊維機械一本で事業を支え、新興国の繊維産業の成長とともに販路を拡大してきた。この間、技術開発を進め、生産性と省エネ性能を両立した機種を投入し続け、業界内で一定の地位を確立した。ただし、具体的な創業年や設立の経緯は公開情報からは確認できない。

工作機械関連事業への多角化の試み

繊維機械事業に依存するリスクを分散するため、工作機械関連事業に進出した。NC円テーブルやマシンバイスなどの工作用機器の製造販売を開始し、自動車や電子機器業界に顧客基盤を広げた。同事業は売上高の約15%を占めるまでに成長したが、繊維機械事業の規模には及ばない。また、半導体関連機器への進出も試みているが、大きな収益源には至っていない。近年はコンポジット機械事業やロボットインテグレーション事業(TRI)などの新規分野にも取り組んでいるが、いずれも拡大には時間を要している。これらの多角化は、繊維機械の需要変動に対する緩衝材として位置づけられる。

中国子会社解散に至った海外事業の停滞

当社グループは中国市場に深く依存してきたが、現地子会社の整理も進めている。経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司は令和2年(2020年)9月に解散決議を行い、清算手続き中である。この子会社は中国での繊維機械製造・販売を担っていたが、業績不振により撤退を決定した。中国市場向けの事業は、引き続き津田駒機械設備(上海)有限公司や津田駒機械製造(常熟)有限公司が担う。解散は、中国経済の減速や市場環境の変化に対応した事業再編の一環であり、当社グループの収益性改善策と位置づけられる。

長期にわたる赤字からの脱却への取り組み

2012年以降、当社グループは断続的な赤字に苦しんできた。2012年度から2024年度までの13期のうち、最終黒字は2016年度、2017年度、2018年度、2024年度の4期のみで、累積損失は拡大している。2024年度には親会社株主に帰属する当期純損失2.62億円を計上した。この間、経営環境の変化に対応するため、中期経営計画を策定し、原価低減、販売価格の改善、新製品投入などに取り組んできた。2024年度からの「中期経営計画2026」では、財務基盤の立て直しを最重点課題とし、全事業部門で原価予実管理を徹底するとともに、DXによる業務効率化を推進している。利益体質への転換は依然として途上にある。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/11期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    中期経営計画2026の推進

    2024年度〜2026年度を対象とする中期経営計画を策定し、利益追求とキャッシュ・フロー改善による財務基盤の立て直しを最優先課題とし、継続的に利益確保できる事業体質を構築する。

  2. 02

    繊維機械事業の収益性向上

    産業資材・高級スポーツブランド・一般衣料の3市場をターゲットに、エアジェットルームZAX001neo Plusの販売促進、ウォータジェットルームの販売強化、準備機械の性能向上、販売価格改善とコストダウンにより低操業度でも利益を確保できる体制を構築する。

  3. 03

    工作機械関連事業の多角化

    NC円テーブルを中心に自動車業界や新興市場へ販促展開し、プラットフォーム化によるリードタイム短縮、新製品の迅速な市場投入、子会社や他部門との協業により事業・製品の多角化を図る。

  4. 04

    新規事業の成長育成

    コンポジット機械事業では宇宙・輸送関連の燃料タンク共同開発を推進、TRI事業ではノウハウ蓄積とインフラ用FRP材料の共同開発を進める。

  5. 05

    全社的な原価低減とDX推進

    全事業部門で原価の予実管理を徹底し原価低減と適正価格への改善に取り組むとともに、全社的にDXを推進し生産・業務効率の向上と収益性の改善を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,103人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は535万円で、9期前と比べて3.4%平均年齢は47.2歳、平均勤続年数は23.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年11月1,329
2017年11月1,325
2018年11月1,342
2019年11月55444.020.81,348
2020年11月51144.221.21,337
2021年11月48144.421.61,324
2022年11月46744.521.61,211
2023年11月48645.722.91,157
2024年11月50546.623.61,11136
2025年11月53547.223.81,103−9

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年11月期・提出会社(単体)
女性の賃金(男性=100)80.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
野々市工場 — 石川県 野々市市3,363百万円
工作機械関連事業
本社及び 本社工場 — 石川県金沢市1,982百万円
繊維機械 事業
本社工場他 — 石川県 金沢市他1,113百万円
繊維機械 事業
松任工場 — 石川県白山市468百万円
繊維機械 事業
主な関係会社
  • 国内
    共和電機工業㈱
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱T-Tech Japan
    石川県金沢市 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 海外
    津田駒機械設備(上海)有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    津田駒機械製造(常熟)有限公司(注4)
    中国江蘇省 常熟市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司
    中国陝西省 咸陽市 · 持分法適用会社
    議決権49.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年11月期の売上高は354億円営業利益-1億円前期と比べると減収減益で、売上が-2.7%、利益が-125.0%。

売上高
-2.7%
354億円
営業利益
-125.0%
-1億円
純利益
-160.0%
-3億円
営業利益率
-0.3%
前期比 -1.4%pt

会社が出している今期の予想2026年11月期

項目会社予想前期実績
売上高360億円354億円
営業利益5億円-1億円
純利益1億円-3億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は165億円、営業利益は−1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−5.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q77−9−11.7−9
2023年2Q112−3−2.7−4
2023年3Q89−2−2.2−2
2023年4Q1153
2024年1Q82−5−6.1−5
2024年2Q11043.67
2024年4Q17252.93
2025年2Q174−1−0.6−4
2025年4Q18000.01
2026年2Q165−1−0.6−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年11月期からの14期で、売上は322億円から354億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は-0.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年11月322−18−18
2013年11月412−6−7
2014年11月347−12−13
2015年11月369−4−4
2016年11月38964
2017年11月39742
2018年11月42288
2019年11月377−3−6
2020年11月209−47−45
2021年11月278−36−45
2022年11月312−26−26
2023年11月393−13−12
2024年11月364431.15
2025年11月354−1−2−0.3−3

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年11月期

売上高354億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-0.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.6%296億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.7%59億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.3%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.9pt
-0.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.8pt
-0.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-1.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年11月期は営業CFが10億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は34億円で、売上の1.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年11月−4−1510−19102
2013年11月−28−1516−4377
2014年11月14−7−6779
2015年11月8−78189
2016年11月3−7−16−468
2017年11月4−123−864
2018年11月20−8−31273
2019年11月17−15−3272
2020年11月−35−1244−4769
2021年11月−29−615−3549
2022年11月−19−14−2034
2023年11月−1331−1025
2024年11月85−101329
2025年11月10−1−3934

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年11月期の総資産は294億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は9.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年11月34316018343.9
2013年11月42416026435.3
2014年11月36614721937.5
2015年11月37814023834.5
2016年11月36213322934.0
2017年11月38414424034.7
2018年11月39414624834.1
2019年11月35513821735.5
2020年11月3159322229.2
2021年11月3235327015.9
2022年11月336323049.1
2023年11月313212926.3
2024年11月303282749.0
2025年11月294302649.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年11月期の内訳
現金及び預金
35億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-125億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
264億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
26
/ 100
安定性自己資本比率6 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中162位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中194位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
9.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.8%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥812で、1年前と比べて+128.1%過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。

¥812-1.0%1ヶ月+7.8%1年+128.1%時価総額55億円
過去52週の値幅
安値¥331高値¥2,710

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)51.9倍
PBR2.05倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は797円で、前日比-5.23%と下落。1か月では-2.8%と軟調だが、1年では+124.5%と大幅高。25日移動平均線767.72円を上回るが、75日線1,093円を大きく下回る。52週高値2,710円からは70.6%下落。8月17日の出来高は703,900株と急増したが、その後は減少。RSIは60.5とやや高め。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER44.1倍(予想)は同業界平均23.13倍を上回るが、ROE20.76%は高水準で、PBR1.75倍も業界平均1.51倍に近い。配当利回り0%は課題。業績は売上高減少傾向だが、直近の営業利益は黒字化。割高感はあるがROEに見合う面もあり、総合的にはほぼ妥当と評価。

指標この会社業種平均
PER (予想)51.9倍
PBR2.05倍1.50倍
ROE20.8%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

繊維機械の需要サイクルに業績が左右される構造で、半導体分野への多角化が奏功するかが争点。強気派は海外の繊維需要回復や半導体投資拡大を期待するが、弱気派は繊維需要の長期的な減少傾向や収益の不安定さを指摘。直近は営業利益率1%台と低収益であり、ROEは高いものの赤字転落リスクも念頭に置く必要がある。

プラスに働く材料7
  • 半導体事業の成長期待

    半導体関連機器への進出が第二の柱に育つ可能性がある。

  • 海外繊維需要の回復

    新興国を中心に衣料需要増で設備更新需要が見込める。

  • ROE高水準

    ROE 20.76%と資本効率が良く、改善余地がある。

  • 繊維機械リプレース需要の回復2026年下期影響

    中国・東南アジアの設備更新需要回復で受注増、営業利益黒字転換の可能性

  • コスト削減策の効果顕在化2026年Q2影響

    固定費削減で損益分岐点低下、売上高350億円台でも黒字化視野

  • 自社株買いや株主還元策の期待次回株主総会影響

    株価上昇で内部留保活用の可能性、配当再開が買い材料

  • 小型株の需給逼迫不定影響

    時価総額47億円・低浮動株、買い圧力で急伸余地

マイナスに働く材料7
  • 繊維需要の構造的減少

    繊維業界は長期で市況が低迷しやすい。

  • 低収益体質

    直近営業利益率1.1%で利益率が薄い。

  • 業績変動の大きさ

    過去2期連続赤字で収益の安定性に欠ける。

  • 主力繊維機械の需要低迷継続2026年上期影響

    2025/11期営業損失1億円、受注改善なく赤字拡大リスク

  • 原材料高・円安のコスト増通年影響

    原材料価格上昇が収益圧迫、営業利益率1%未満で影響大

  • 流動性低下による値動きリスク不定影響

    出来高少なく、売り圧力で急落の可能性

  • 業績下方修正リスク決算発表後影響

    2025/11期赤字を受け、2026年見通し慎重化で失望売り

次の決算で確かめる点
繊維機械受注高
主力事業の需要動向を示す先行指標。
半導体関連売上高
多角化の進捗を測る重要指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
12.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年11月1512.0
2019年11月150.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2025年11月期末の株主数は延べ3,431人。区分でいちばん多いのは個人・その他64.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.6%を占め、残る74.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年11月%2021年11月%2022年11月%2023年11月%2024年11月%2025年11月%
個人・その他52.852.256.461.162.964.4
金融機関36.637.032.328.923.319.0
外国人個人0.10.00.10.10.16.8
事業法人8.18.37.87.56.66.5
自己株式6.26.26.26.26.26.2
証券会社0.91.41.01.51.72.6
外国法人1.61.02.40.95.40.6

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01津田駒取引先持株会20.42
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)9.62
03HSU CHENG CHUNG(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.61
04明治安田生命保険相互会社4.11
05ツダコマ従業員持株会3.28
06東京海上日動火災保険株式会社2.14
07株式会社北陸銀行1.42
08吉江 克己1.10
09株式会社SBI証券0.84
10みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 北陸銀行口再信託受託者 株式会社日本カストディ株式会社0.73

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−50%、1株純資産は14期で+89%。直近期のROEは20.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2012年11月−27235
2013年11月−11235
2014年11月−1982,144
2015年11月−692,041
2016年11月681,9263.522.6
2017年11月292,0841.466.9
2018年11月1292,1076.217.2
2019年11月−931,973
2020年11月−7081,438
2021年11月−704805
2022年11月−402477
2023年11月−195311
2024年11月7642520.84.6
2025年11月−41446

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/11期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高納伸宏代表取締役会長兼社長 法務・コンプライアンス室担当 繊維機械事業統括8,000
北野浩司代表取締役常務 管理部門統括 輸出管理室長 経営企画室長11,000
寺田武志取締役7,000
大河哲史取締役 工作機械関連事業統括6,000
松原和弘取締役
河村肇取締役
下川広佳取締役1,000
長谷博史常勤監査役4,000
若森達雄常勤監査役3,000
澁谷進監査役
梶政隆監査役
室井哲也取締役 常務執行役員 製造部門統括 航空機部品推進室長

役員報酬の内訳2025/11

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4858521
監査役2232312
社外取締役521214

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/11期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容774字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは当社、子会社9社及び関連会社1社で構成され、繊維機械及び工作用機器の製造、販売を主な事業内容としている。当社グループの事業に関わる位置づけ及びセグメントとの関連は次のとおりである。 なお、以下の繊維機械事業、工作機械関連事業の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一の区分である。 繊維機械事業 繊維機械等……………当社が製造販売している。なお、製造については、電装部品の一部を共和電機工業㈱に委託している。 津田駒機械設備(上海)有限公司及びTSUDAKOMA SERVICE INDIA PRIVATE LIMITEDはアフターサービスを行っている。 津田駒機械製造(常熟)有限公司はウォータジェットルームの一部機種について、中国での製造・販売を行っている。 TSUDAKOMA Europe s.r.l.は繊維機械等の製品、部品の販売、アフターサービスを行っている。 準備機械については、当社が㈱T-Tech JapanにOEM供給した上で、当社及び㈱T-Tech Japanが販売している。 ツダコマ・ゼネラル・サービス㈱は主として当社製品の梱包業務、当社構内の警備、営繕業務並びに損害保険代理店業務を行っている。 ふぁみーゆツダコマ㈱は当社の庶務、軽作業の請負を行っている。 工作機械関連事業 工作用機器……………当社が製造販売している。なお、一部の製品の製造を共和電機工業㈱に委託している。 ツダコマテクノサポート㈱は、工作用機器の製品の修理、アフターサービスを行っている。 事業の系統図は次のとおりである。 経緯津田駒紡織機械(咸陽)有限公司は、令和2年9月に解散決議し、現在清算中のため、事業系統図には記載していない。
経営方針・対処すべき課題2,397字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「われわれはつねに最高の品質をめざし社会に貢献する」の社是のもと、世界最高の技術と品質を究めたモノづくりと、公正な企業活動を通じて産業の発展に寄与し、安全で豊かな市民生活の実現と持続可能な世界の実現を経営の基本方針としている。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2024年度から2026年度をターゲットにして、「中期経営計画2026」をスタートしている。利益の追求とキャッシュ・フローの改善による財務基盤の立て直しを最重要課題とし、継続的に利益確保ができる事業体質の構築に注力している。そのため、これまでの企業風土を変えていくとともに、組織体制を見直し活性化を進めている。また人的資本の充実を目指した人事制度改革、育成プログラムの構築を図ってゆく。 (3)経営環境及び対処すべき課題 (事業構造) 当社グループの事業構造は、超高速ジェットルーム及びその周辺準備機械等を中心とする繊維機械事業と、NC円テーブルやマシンバイス等を中心とする工作機械関連事業を主力事業としている。また、新規の事業開拓として、炭素繊維複合素材の自動加工装置を開発販売するコンポジット機械事業、ロボットインテグレーションシステムの開発・提供を行うTRI(ツダコマ・ロボティック・インテグレーション)事業、航空機部品加工事業等を展開している。 (市場の状況) 繊維機械事業では、中国やインドを中心とした新興国市場が大きな比率を占めている。こうした市場に対し、使いやすく、生産性と環境性能が優れた機械の提供を行うとともに、市場特性に合わせたきめ細かな製品仕様の展開とサービスの提供を強みとしている。 工作機械関連事業では、工作機械業界、自動車業界、電子機器・通信等のEMS業界を主力市場として、加工特性に最適な3つの駆動方式をラインアップした唯一のメーカーとして高精度NC円テーブルを提供している。 コンポジット機械事業は、航空機業界向けに革新的な加工装置を開発し参入したが、昨今の航空機業界の不振等により大きな拡大には至っていない。一方、自動車・一般機械分野でも炭素繊維複合素材の利用拡大の動きが出はじめており、国内研究機関とともに共同研究・製品開発を進めている。 (経営戦略等) 繊維機械事業では産業資材、高級スポーツブランド、一般衣料の3つの市場をターゲットとし、売価改善と原価低減を両立し、低操業度でも利益確保できる体制を構築すべく施策を進めている。具体的には下記の取り組みを進めている。 a.  エアジェットルーム ZAX001neo Plusの販売促進 b.  ウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野の市場確保 c.  準備機械の性能向上 d.  産業資材分野への取り組み、販売促進 e.  販売価格の更なる改善とコストダウンによる収益性向上 工作機械関連事業では市場ニーズに応えるべく事業・製品の多角化を目指している。今後需要が増えると予想される業種、また自動化へのニーズに対応した製品の販促を進める。当期はメカトロテックジャパン2025(MECT2025)において様々な新製品の展示・アプリケーションの提案を行い、要求が強くなっている自動化・省人化ニーズに対応した製品開発を進めている。 a.  自動車業界の駆動要素の多様化に対応したNC円テーブルの販売促進 b.  新しい産業分野・加工技術・省人化に対応する新製品の迅速な開発と市場投入 c.  新分野への取り組み 当社グループは、後述の「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおり、2024年から2026年の3カ年をターゲットとした「中期経営計画2026」を策定し、取り組んでいる。詳細は後述の「(4)中期的な会社の経営戦略」に記載のとおりである。 (4)中期的な会社の経営戦略 各事業部の活動として、繊維機械事業では将来の成長領域と位置付けている産業資材向け製品の販売を強化、新型エアジェットルームのラインナップ拡充および新型サイジングマシンの投入、エアジェットルームとウォータジェットルームのプラットフォーム化によるコストダウンを図る。 工作機械関連事業ではNC円テーブルを中心とした既存製品の新興市場への販促展開、プラットフォーム化を活用し更なるリードタイムの短縮の実現、子会社、他部門との製品開発やサービスの協業を加速させ、客先の需要に応えた新たな製品の市場投入を図る。 コンポジット機械事業では、宇宙・輸送関連の燃料タンクの共同開発を推進し、次期航空機に向けた製造設備の受注確保に努める。TRI(ツダコマ・ロボテック・インテグレーション)事業では、増産へのステップとしてノウハウの蓄積に力を注ぎ、インフラ用FRP材料については、ICC(革新複合材料研究開発センター)との共同開発を進める。 全事業部門で原価の予実管理を徹底し、原価低減を推し進めるとともに、適正価格への改善に継続的に取り組む。また、各部門における課題の解決や生産・業務効率の向上を進めるため、全社的にDXに取り組み、収益性の向上を図る。また、中長期的な活動として、SDGsへ向けて全社共有化を図り、活動を加速させてゆく。当社グループは、モノづくりを通して、持続可能な社会の形成と産業の発展に貢献しながら、業績の拡大と株主価値の向上を図ってゆく。 2026年度は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 継続企業の前提に関する注記」で記載のとおり、重点施策を実行してゆく。
事業等のリスク3,483字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは、輸出比率が高く、日中間の対立や米中間の政治・経済対立や、為替相場の変動などの国際経済の影響に加え、取引相手国の政治状況・経済政策の影響も受けざるを得ない。 また、主要市場である中国の景気低迷なども重大なリスクとなっている。このような状況から、主に次の要因が当社グループの経営成績に影響を及ぼすリスクと考えている。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。 ①日中間の政治対立 日中関係の変化により、中国における事業環境が停滞し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性がある。 ②米中間の政治・経済対立 繊維機械事業における主力市場の中国では、米国が重要な繊維製品の輸出相手国となっており、米中間での政治的な対立や、米中貿易摩擦・追加関税引き上げ等により、繊維製品輸出が減少すると設備投資に影響が及ぶ。一方、こうした環境の中で、中国から隣国等への生産拠点の移動現象も見られ、新たな商機と捉えていく。 ③中国経済の景気低迷リスク 主力市場の中国で、景気の停滞は、客先の設備投資計画に影響を与え、計画の延期等が発生する可能性がある。この場合に当社グループの業績に悪影響を与える可能性がある。 ④為替変動及び金利上昇リスク 当社は輸出にあたっては、為替リスクを回避する手段として、円建て契約を基本としているが、急激な円高は相手側の円調達リスクとなる。また、当社客先とその最終仕向国の間の為替変動による資金調達リスクが、当社顧客の設備投資に影響する。 ⑤海上輸送運賃やエネルギー価格の高騰リスク 当社は、主に船便によるコンテナ輸送で当社製品を顧客へ引渡しを行っている。コンテナ不足による物流停滞は、海上輸送運賃の高騰を引き起こし、輸出契約時に見込んでいた海上輸送運賃を上回る費用が発生するリスクとなる。原油・電力等のエネルギー価格の高騰は、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を与える。エネルギー価格の高騰等に対し、販売価格への転換をすすめ、採算性の改善を図っていく。 ⑥継続企業の前提に関する重要事象等 当社グループは、令和元年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。令和6年11月期においては黒字転換を果たしたが、当連結会計年度においては営業損失及び経常損失を計上しており、安定的な利益の獲得には至っておらず、当社グループには引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在している。 当社グループは、このような状況を解消し、健全な企業活動を継続するために、「中期経営計画2026」に基づき以下の点を重点項目として取り組んでいる。 繊維機械事業の受注・売上の拡大、採算性向上 「中期経営計画2026」では産業資材、高級スポーツブランド、一般衣料の3つの市場をターゲットとし、売価改善と原価低減を両立し、低操業度でも利益確保できる体制を構築すべく施策を進めている。具体的には下記の取り組みを進めている。 a. エアジェットルーム ZAX001neo Plusの販売促進 従来機種比で消費電力量の削減を実現したZAX001neo Plusを、一昨年12月より販売開始している。より付加価値の高い製品であることを積極的にPRし、販売活動を展開している。昨年10月の繊維機械国際見本市ITMA ASIA+CITME2025 シンガポールにおいてタオル用の新型「ZAX001neoTerry」の販売を開始した。今後も更なる改良を重ね、仕様の拡大を図っていく。 b. ウォータジェットルームの販売強化と高級合繊織物分野の市場確保 中国においては、中国国内ブランドの高級スポーツカジュアル分野が好調であり、海外進出を含めた大手企業の設備計画が具体化し受注を積み上げている。現在も継続して大型案件の引合いをいただいている。海外ブランドの高級スポーツカジュアル分野は生産を中国からシフトする動きがあり、その一つとしてインドでの生産が始まった。その他、ベトナム、台湾、インドネシアからの引合いも続いている。 c. 準備機械の性能向上 準備機械はウォータジェットルームの堅調な引合いを背景にフィラメントサイザーの受注が継続している。また、昨秋頃よりガラス繊維分野に動きがあり、引合いが急増し、商談・受注が続いている。産業資材向けの仕様の充実を図るための開発や付加価値の高い製品を提供できるように客先の質問・要望を設計開発へ適宜フィードバックしている。 d. 産業資材分野への取り組み、販売促進 エアバッグ、タイヤコード、フラットヤーン、医療用基布といった既に実績ある分野に加え、オーニング、広告バナー、パラシュートなど新たな分野についても、欧米・中国を中心に販促を続けている。炭素繊維向けレピアルームについても、国内・中国向けに受注し、欧米からの引合いもいただいており商談中である。 e. 販売価格の更なる改善とコストダウンによる収益性向上 客先の声に応えた製品性能を追求するとともに、原材料やエネルギーコストを反映した適正な価格での販売を行い、また関連部門との連携を密にしたDXに取り組み、生産効率や業務効率、納期管理の向上を推し進めていく。 工作機械関連事業の受注・売上の拡大、採算性向上 「中期経営計画2026」では市場ニーズに応えるべく事業・製品の多角化を目指している。今後需要が増えると予想される業種、また自動化へのニーズに対応した製品の販促を進める。当期はメカトロテックジャパン2025(MECT2025)において様々な新製品の展示・アプリケーションの提案を行い、要求が強くなっている自動化・省人化ニーズに対応した製品開発を進めた。 a. 自動車業界の駆動要素の多様化に対応したNC円テーブルの販売促進 自動車の駆動要素の多様化に対応できる、旋削・切削を同時に行うNC円テーブル「TDBシリーズ」は欧州市場を中心に徐々に引合いが増加している。また、メガキャスト化により、治具・ワークの大型化という変化に対応した傾斜NC円テーブルも販売を開始した。当社の3つの駆動要素を組み合わせ、客先に最適なソリューションを提案していく。 b.新しい産業分野・加工技術・省人化に対応する新製品の迅速な開発と市場投入 他社を凌ぐ剛性と精度を兼ね備えた当社NC円テーブルの中でも特に大型NC円テーブルは圧倒的な市場占有率を誇っている。航空宇宙産業やクリーンエネルギー発電向けに多数採用されており、この知見を活かし、新たな分野への参入を目指し開発を進めている。 c. 新分野への取り組み 昨秋に開催されたメカトロテックジャパン2025(MECT2025)では、簡易搬送システムを搭載したAWC(オートワークチェンジャー)システムを発表した。会場では多くの来場者にご覧いただき、工作機械本体の生産性向上・省人化ニーズに対してアピールを行った。また既存製品であるNC円テーブルも切削加工のみならず、様々な用途での活用を模索するべく開発を進めている。 キャッシュ・フロー確保に向けた対応策 資金計画については、令和8年度の通期予算を基礎に策定している。通期予算等は、最近の受注高及び受注見込額の推移、過去の売上の推移による趨勢を検討の上、収益予測を行っている。また、費用面においても通期予算を基に計算しているが、更なるコストダウンの遂行、経費節減の徹底によって改善を図っていく。なお、資金計画には主要金融機関からの借入更新が含まれている。 取引金融機関とは、定期的に資金計画及び中期経営計画の進捗状況の説明を行うなど、緊密な関係を維持している。 また、売却の意思決定を行った政策保有株式について、相手企業との同意の内容や株式相場を勘案したうえで売却を実施していく。 以上の対応策に取り組んでいるが、これら対応策の実現可能性は、国際情勢の動向、原材料価格等の仕入れ価格、海上運賃等の諸経費の高騰や部品の突発的な長納期化などの外部要因に影響を受け、業績回復による黒字の安定的な計上が遅延し、当社グループの資金繰りに影響を及ぼす可能性があることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。 なお、当社グループの連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響は連結財務諸表に反映していない。
経営成績の分析 (MD&A)4,855字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度のわが国経済は、企業収益の回復を背景として経済活動の正常化が進む一方、物価上昇が個人消費に影響を与え、力強さを欠いた状態が続いている。海外においては、日中の政治対立、中国経済の停滞、米国の通商政策の大幅な変更などから、景気の下振れリスクを抱え、先行きの不透明感が払拭できない状況が続いた。 こうした中、当社グループは、2024年度から2026年度をターゲットにした「中期経営計画2026」に基づき、採算性の改善を図り安定した利益の確保に向けた活動を展開している。 この結果、全体の受注高は33,881百万円(前期比2.4%増加)となった。売上高は、35,447百万円(前期比2.7%減少)となった。一方損益面では一部連結子会社の業績不振により、営業損失79百万円(前期 営業利益398百万円)、経常損失218百万円(前期 経常利益282百万円)となった。親会社株主に帰属する当期純損失は262百万円(前期 親会社株主に帰属する当期純利益488百万円)となった。 セグメント別の状況は下記のとおりである。 (繊維機械事業) 中国市場では、年間を通じ中国国内の高級スポーツカジュアル分野が好調でウォータジェットルームの大型案件を引き続き受注した。 インド市場では織物輸出が停滞していたところに米国の関税政策が影響し、受注の伸び悩みが続いたが、昨秋頃より少しずつ内需向けを中心とした受注が増えている。一方隣国パキスタンで設備投資の動きがみえ、引合いが出始めている。 産業資材分野は、主に中国市場でエアバッグ用途の受注を積み上げた。タイヤコードなど、その他の産業資材向けジェットルームや炭素繊維向けレピアルームについても引合いが継続しており、受注している。 また昨年10月にシンガポールで開催された繊維機械国際見本市ITMA ASIA+CITME2025にて、高生産性と省エネを兼ね備えた新型タオル用エアジェットルーム「ZAX001neo Terry」を発表し、高い評価を得ている。盛況の中多くの引合いがあり受注を積み上げている。 この結果、受注高は28,602百万円(前期比3.0%増加)、売上高は、30,199百万円(前期比2.2%減少)となり、営業利益は667百万円(前期比26.8%減少)となった。 (工作機械関連事業) 米国市場は比較的堅調であり、自動車産業を中心に新規設備投資も始まった。またデータセンター向け発電機用部品加工として大型NC円テーブルの引合いが継続している。 中国市場では大手自動車メーカー向けHV、EV部品加工用設備が比較的好調だったが、EMS関連は厳しい価格競争により、思ったような成果は出なかった。国内市場は低調な状況が続いているが、大手自動車メーカーの投資に期待の声が高まっている。 この結果、受注高は5,279百万円(前期比0.7%減少)、売上高は5,247百万円(前期比5.9%減少)となり、営業利益316百万円(前期比42.9%減少)となった。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ891百万円減少し29,361百万円となった。主な増減は、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ1,028百万円減少し26,375百万円となった。主な増減は、長期借入金の返済、仕入債務の減少等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失262百万円を計上したものの、退職給付に係る累計調整額が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ137百万円増加し2,985百万円となり、自己資本比率は9.70%となった。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ529百万円増加し3,437百万円になった。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少856百万円などがあったものの、売上債権の減少額1,672百万円などにより987百万円となった。(前期 801百万円) (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入193百万円があったものの、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出388百万円などによりマイナス127百万円となった。(前期 530百万円) (財務活動によりキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加544百万円があったものの、長期借入金の返済による支出879百万円などによりマイナス335百万円となった。(前期 マイナス968百万円) ④ 生産、受注及び販売の状況 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次の通りである。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 繊維機械事業   28,020   104.9 工作機械関連事業   5,119   109.5 合計   33,139   105.6 b 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次の通りである。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前期比(%)   受注残高 (百万円)   前期比(%) 繊維機械事業   28,602   103.0   9,993   86.2 工作機械関連事業   5,279   99.3   1,366   102.3 合計   33,881   102.4   11,360   87.9 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次の通りである。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 繊維機械事業   30,199   97.8 工作機械関連事業   5,247   94.1 合計   35,447   97.3 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去している。 2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 江蘇蘇美達国際技術貿易有限公司   7,865   21.6   5,954   16.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものである。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績 当社グループは、売上高に占める輸出比率が高く、また主力の繊維機械事業ではインドや中国など、持続的な成長を図るための様々な経済改革を進める市場が売上の中心となっており、世界経済や国際政治あるいは各国の経済・金融政策の動向に大きな影響を受けざるを得ない。 こうした環境において、当社グループは、2024年から2026年度をターゲットとした「中期経営計画2026」に取り組んでいる。 当連結会計年度の当社グループの経営成績は、(1)経営成績等の状況の概要に記載したとおりであるが、令和元年11月期以降、5期継続して営業損失及び経常損失を計上していた。令和6年11月期は黒字転換を果たしたが、当期は損失計上となった。受注高は33,881百万円(前期 33,081百万円)、受注残高は11,360百万円(前期 12,926百万円)となった。売上高は35,447百万円(前期 36,445百万円)となった。損益面では、販売価格への転嫁や原価低減活動の取り組みを継続している。売上原価率は前期と同じ83.7%となった。販売費及び一般管理費は売上が減少し荷造運送費等が減少したものの海外展示会への出展、仲裁費用等の一時的な費用が発生し前連結会計年度に比べ334百万円増加し5,869百万円となった。一部連結子会社の業績不振により、損益面では、営業損失79百万円(前期 営業利益398百万円)となった。営業外収益では、受取配当金、為替差益の計上等により125百万円となった。一方、営業外費用は、支払利息等により265百万円となった。特別利益では、政策保有株式の売却を進め、投資有価証券売却益の計上等により131百万円となった。特別損失では、固定資産処分損、減損損失等で54百万円となった。セグメント別では、繊維機械事業では、受注高は28,602百万円(前期 27,763百万円)、売上高は30,199百万円(前期 30,867百万円)、営業利益667百万円(前期 営業利益911百万円)となった。工作機械関連事業では、受注高は5,279百万円(前期 5,317百万円)、売上高は5,247百万円(前期 5,577百万円)、営業利益316百万円(前期 営業利益555百万円)となった。 財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ891百万円減少し29,361百万円となった。主な増減は、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ1,028百万円減少し26,375百万円となった。主な増減は、長期借入金の返済、仕入債務の減少等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する当期純損失262百万円を計上したものの、退職給付に係る調整累計額が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ137百万円増加し2,985百万円となり、自己資本比率は9.70%となった。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、長期借入金の返済による支出等があったものの、売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ529百万円増加し3,437百万円となった。詳細については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載の通りである。 当社グループの運転資金需要は主に、原材料及び部品等の購入費用、製造費、販売及び一般管理費等の営業費用である。投資を目的とした資金需要は、主に生産設備である。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としている。 運転資金は自己資金及び金融機関等からの借入により調達しており、設備投資資金は自己資金を充当している。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成している。この連結財務諸表作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載されているとおりである。 連結財務諸表の作成にあたり、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮した見積りが含まれているが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合がある。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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