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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ソラスト

Solasto Corporation6197 · Prime · サービス業

医療・介護・保育のアウトソーシング大手。全国の病院や高齢者施設にサービス提供。

概要

ソラストは、医療・介護・保育の3事業を柱とする総合アウトソーシング企業である。1965年に医療事務管理者養成の通信教育事業として創業し、現在は約1,300の医療機関向け医療事務受託や、関東・中京・関西圏を中心に約700ヶ所の介護事業所、67施設の保育所を運営する。2026年3月期の売上高は1,411億円、営業利益73億円(営業利益率5.2%)、従業員数約3.4万人。少子高齢化を背景に安定した需要がある。

医療・介護・保育の3セグメントで構成される事業構造

ソラストは、医療事業、介護事業、こども事業の3つを報告セグメントとする。医療事業は売上高の約52%を占め、病院向け医療事務関連業務(受付、診療報酬請求、DPC関連など)や医事周辺業務、病院経営支援コンサルティングを提供する。介護事業は約40%を占め、デイサービス、訪問介護、グループホーム、有料老人ホームなどを展開する。こども事業は約8%で、認可保育所を中心とした保育サービスを行う。この3事業はいずれも社会保障制度の下で安定的な需要があるが、それぞれ人材確保や価格改定などの課題も抱える。

約1,300の医療機関と約700の介護事業所を抱える全国ネットワーク

医療事業では、全国の病院538件(2025年度末時点、病床数20床以上の入院施設)をはじめ、クリニックなど約1,300の医療機関と契約している。病院契約数は2021年度の526件から2025年度には538件と微増傾向にある。介護事業では、2026年3月末時点で直営事業所688ヶ所(デイサービス198ヶ所、訪問介護154ヶ所、グループホーム110ヶ所など)に加え、フランチャイズ23ヶ所を運営する。こども事業は67施設で、いずれも直営である。これらは主に関東、中京、関西の都市圏に集中している。

収益の大半は業務受託と介護報酬・保育報酬から生まれる

ソラストの収益構造は、医療事業では病院からの業務受託料(請負契約)と人材派遣収入が中心である。介護事業では介護保険法に基づく介護報酬が主な収入源であり、サービス種類ごとに単価が定められている。こども事業も公定価格による保育料収入が主体である。2025年度の売上高構成は医療事業738億円、介護事業560億円、こども事業113億円。営業利益率は医療事業5.7%、介護事業4.9%、こども事業3.6%と、介護事業の収益性が改善傾向にある。固定費の多くは人件費であり、処遇改善や採用コストが利益を圧迫する構造がある。

M&Aと分社化で事業ポートフォリオを拡大・再編

ソラストは2004年以降、医療関連受託事業の子会社化や介護事業のM&Aを積極的に行い、事業規模を拡大してきた。特に2014年から2023年にかけて、ココチケア、ベストケア、日本ケアリンク、オールライフメイト、三井住友海上ケアネットなど複数の介護事業会社を子会社化した。2024年にはこども事業の子会社であったこころケアプランを吸収合併し、2026年にはこども事業を分社化して新会社ソラスト・キッズ・ネクストに承継する計画である。グループ内の整理と統合を進めながら、事業の選択と集中を図っている。

業界の中での役割は医療・介護・保育分野のアウトソーシングサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,411億円
営業利益
73億円
営業利益率
5.2%
純利益
37億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01医療機関(病院向け)主力

約1,300の医療機関に対し、医療事務関連業務(受付、算定、請求等)、医師事務作業補助、病院経営支援コンサルティング等を業務受託または人材派遣で提供。スマートホスピタル事業も含む。

主な製品・サービス3
医療事務関連業務
受付、クラーク、会計、診療報酬請求、DPC関連等のアウトソーシング。
医事周辺業務
医師事務作業補助、宿日直、看護補助、院内物流等の支援サービス。
病院経営支援業務
病院経営コンサルティング、病院事務運営、診療情報管理支援、IT関連サービス等。

02介護サービス主力

主に関東・中京・関西圏で、通所介護(デイサービス)、訪問介護、グループホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等の介護サービスを多様に展開。約700ヶ所の事業所を運営。

主な製品・サービス4
通所介護(デイサービス)
日帰りで利用する介護施設での生活支援・機能訓練。
訪問介護(ホームヘルプサービス)
ヘルパーが自宅を訪問し入浴・食事等の介護を提供。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
認知症高齢者が少人数で共同生活する施設。
有料老人ホーム
介護付き・住宅型等の有料老人ホームの運営。

03保育事業準主力

認可保育所を中心に、認証保育所、小規模保育所、病後児保育室等の保育サービスを約67施設運営。

主な製品・サービス1
保育サービス
認可保育所等での乳幼児向け保育サービス。

04その他(不動産・保険代理店)副次

グループ会社への不動産賃貸及び損害保険代理店業務等。

製品と技術

医療事務関連業務:受付から診療報酬請求までを一括受託

医療事業の中核は、病院・クリニックの医療事務全般をアウトソーシングするサービスである。具体的には、外来・入院の受付業務、会計業務、診療報酬の算定・請求業務、DPC(Diagnosis Procedure Combination)関連業務などを含む。病院内で医療事務スタッフが常駐し、医師や看護師の負担を軽減する。2025年度の病院契約数は538件で、単月100万円以上の売上がある病院が対象。価格改定交渉により単価を引き上げ、売上高は前年比3.7%増の738億円となった。人材育成と処遇改善が収益性の鍵となる。

医事周辺業務と病院経営支援:クラーク・院内物流・コンサルティング

医療事業では、医事周辺業務として医師事務作業補助(クラーク)、宿日直業務、看護補助、院内物流(SPD)などを提供する。また、病院経営支援業務として、病院経営コンサルティング、診療情報管理支援、IT関連サービス、地域連携支援なども手掛ける。これらのサービスは病院の運営効率化と収益力向上に貢献する。特にコンサルティング業務は1988年に開始した歴史があり、病院の課題に応じたソリューションを提供する。スマートホスピタル事業のリモート医事サービスは、2021年から開始した新しい取り組みである。

介護サービス:在宅・通所・入居の多様なニーズに対応

介護事業では、在宅介護を中心に多様なサービスを展開する。主なサービスは通所介護(デイサービス)198ヶ所、訪問介護(ホームヘルプサービス)154ヶ所、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)110ヶ所、有料老人ホーム46ヶ所などである。2026年3月末時点の直営事業所は688ヶ所。デイサービスでは日帰りでの生活支援や機能訓練を、訪問介護ではヘルパーが自宅を訪問して入浴・食事等の介護を提供する。グループホームは認知症高齢者が少人数で共同生活する施設である。介護報酬の改定や物価高騰の影響を受けつつも、2025年度の営業利益は前年比24%増の27.5億円と大幅に改善した。

保育サービス:認可保育所を中心に67施設を運営

こども事業では、認可保育所を中心に、認証保育所、小規模保育所、病後児保育室などの保育サービスを67施設(2026年3月末時点)運営する。2024年4月には子会社の株式会社こころケアプランを吸収合併し、事業を集約した。保育サービスの収入は公定価格に基づく保育料が主体で、東京都の第一子保育料無償化制度が追い風となった。2025年度の売上高は前年比4.2%増の113億円、営業利益は同2.5%増の4.1億円。保育士の処遇改善や採用費増加が課題だが、増収によりカバーしている。2026年4月には株式会社ソラスト・キッズ・ネクストに分社化し、事業の独立性を高める計画である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

医療・福祉サービス大手、安定収益基盤

医療・福祉分野の人材派遣・請負・施設運営を手掛ける。売上高1,370億円超(2025年3月期)と業界大手(同業のダイブ、JSHなどと比較)。営業利益率5%前後で安定。高齢化を背景に需要拡大が見込めるが、人材不足や報酬改定の影響を受けやすい。全国展開と総合サービスで競争優位を持つ。

強み

  • 売上高1,300億円超で、同業他社を大きく上回る規模を持つ。
  • 営業利益率5%前後を維持し、安定的に利益を計上している。
  • 医療・福祉は高齢化で成長が期待され、安定需要が見込める。
  • 全国に拠点を持ち、地域密着型のサービス提供が可能。

課題

  • 業界全体の人材不足が深刻で、採用・定着が課題。
  • 診療報酬・介護報酬の改定が収益に影響を与える可能性。
  • 同業他社との競争が激しく、差別化と収益力向上が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医療機器・介護の時価総額近傍。太字がソラスト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17730マニー1,614億円26.5倍
27780メニコン1,499億円24.8倍
34694ビー・エム・エル1,496億円18.0倍
43002グンゼ1,303億円257.8倍
57575日本ライフライン1,137億円12.0倍
66197ソラスト1,059億円27.4倍
73151バイタルケーエスケー・ホールディングス864億円10.9倍
86454マックス839億円23.5倍
97979松風819億円16.7倍
109729トーカイ816億円13.3倍
117745A&Dホロンホールディングス760億円12.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

医療事務教育から事業受託へ転換した1965~1979年

ソラストの起源は1965年10月、医療事務管理者養成の通信教育事業を目的に創業された日本医療経営協会(個人経営)である。1968年10月に株式会社日本医療経営新社に改組し、資本金250千円で東京都台東区東上野に本社を置いた。1972年4月には医療事務の通学教育を開始したが、1979年4月に医事業務の全面受託を開始したことで、教育事業から業務受託事業への転換点を迎える。この時期に、病院の医療事務を代行するビジネスモデルの基礎が築かれた。

人材派遣とコンサルティングで事業領域を拡大した1980年代

1980年11月、商号を株式会社日本医療事務センターに変更。1986年7月、労働者派遣法の施行と同時に医療関連業務の人材派遣事業について労働大臣許可を取得し、派遣事業に参入した。1988年7月には医事コンサルティング業務の受託を開始し、病院経営支援分野へ進出。1992年11月には日本証券業協会の店頭登録銘柄となり、資金調達基盤を強化した。この10年間で、単なる事務代行から人材派遣・コンサルティングまでを含む総合アウトソーサーへと成長する道筋がついた。

介護・保育事業に参入し多角化した1998~2002年

1998年1月にホームヘルパー養成講座(2級課程)を開設し、1999年1月には東京都台東区に訪問介護ステーションを開設して介護事業に参入した。2002年11月には東京都認証保育所を江戸川区に開設し、保育事業(現こども事業)を開始。同年12月には東京証券取引所市場第二部に上場した。さらに2003年1月に通所介護(デイサービス)を開始し、2005年5月にはグループホーム運営を開始するなど、介護サービスメニューを拡充した。この時期に医療・介護・保育の3事業体制が整った。

MBOで非公開化し社名変更、再上場した2012~2016年

2012年2月、MBOにより東京証券取引所市場第二部の上場を廃止し、一旦非公開化された。同年4月に親会社のエヌ・シー・ホールディングス株式会社を吸収合併し、10月には子会社の株式会社アイ・エム・ビイ・センターを吸収合併すると同時に、商号を株式会社ソラストに変更した。2013年11月に本社を東京都港区に移転。2014年4月にはキャリアセンターを新設して人材育成を強化し、2016年6月には東京証券取引所市場第一部に再上場した。この一連の再編で経営基盤を強化した。

介護事業をM&Aで拡大した2014~2023年

2014年12月に株式会社ココチケアの株式を取得して子会社化したのを皮切りに、介護事業のM&Aを加速した。2017年にはベストケア株式会社、株式会社日本ケアリンク、2018年には株式会社オールライフメイト、2019年にはなごやかケアリンク株式会社、2020年には株式会社恵の会など、2021年には株式会社プラス、2023年には三井住友海上ケアネット株式会社(現株式会社ソラストケア)やポシブル医科学株式会社を相次いで子会社化した。これらのM&Aにより介護事業所数は2019年3月末の約650ヶ所から2024年3月末には724ヶ所に増加した。一方で、統合による効率化も進め、2022年4月には日本ケアリンクとオールライフメイトを吸収合併している。

2026年こども事業を分社化、成長投資とIT活用を推進

2025年7月、こども事業の分社化に向けた分割準備会社として株式会社ソラスト・キッズ・ネクストを設立し、2026年4月にこども事業を同社に承継する計画を発表した。2025年度には中期経営計画FY2025-2029を策定し、2029年度に売上高1,755億円、営業利益100億円を目指すとしている。同時に、スマートホスピタル事業としてリモート医事サービスを2021年6月に開始し、IT投資を強化。2025年4月の組織変更でスマートホスピタル事業を医療事業セグメントに統合した。こうした取り組みで、人口減少社会における生産性向上と事業成長の両立を図っている。

年表46件を開く

1960年代

  • 1965年10月創業医療事務管理者養成のための通信教育事業等を目的として日本医療経営協会(個人経営)を創業。
  • 1968年10月資本金250千円の株式会社日本医療経営新社に改組、本社を東京都台東区東上野に置く。

1970年代

  • 1972年4月医療事務通学教育を開始。
  • 1979年4月医事業務全面受託を開始。

1980年代

  • 1980年11月株式会社日本医療事務センターに商号を変更。
  • 1984年3月本社を東京都台東区台東に移転。
  • 1986年7月労働者派遣法の施行と同時に医療関連業務の人材派遣事業について労働大臣許可を取得。
  • 1988年7月医事コンサルティング業務受託開始。

1990年代

  • 1992年11月日本証券業協会より店頭登録銘柄として承認。
  • 1993年2月調剤薬局事業を営む子会社を設立し、調剤薬局事業を開始。
  • 1996年7月本社を東京都千代田区神田佐久間町に移転。
  • 1998年1月ホームヘルパー養成講座(2級課程)を開設。
  • 1999年1月訪問介護ステーションを台東区に開設し、介護事業を開始。

2000年代

  • 2002年11月東京都認証保育所を江戸川区に開設し、保育事業(現 こども事業)を開始。
  • 2002年12月上場東京証券取引所市場第二部上場。
  • 2003年1月通所介護事業開始。
  • 2003年4月創業診療報酬請求事務技能の認定業務を営む株式会社技能認定振興協会を設立。
  • 2004年7月M&A医療関連受託事業を営む株式会社アイ・エム・ビイ・センターの株式を取得し子会社化。
  • 2005年5月グループホーム運営を開始。
  • 2009年5月株式会社ファーコスの全株式を株式会社スズケンに譲渡し、調剤薬局事業から撤退。

2010年代

  • 2011年4月特例子会社 株式会社NICフォルテ(現 株式会社ソラストフォルテ)を設立。
  • 2012年2月上場MBOにより東京証券取引所市場第二部の上場廃止。
  • 2012年4月M&A親会社 エヌ・シー・ホールディングス株式会社を吸収合併。
  • 2012年10月M&A医療関連受託事業を営む子会社 株式会社アイ・エム・ビイ・センターを吸収合併。株式会社ソラストに商号を変更。
  • 2013年11月本社を東京都港区に移転。
  • 2014年4月人材の採用及び育成強化を一元的に推進するため、キャリアセンターを新設。
  • 2014年12月M&A介護事業を営む株式会社ココチケアの株式を取得し子会社化。
  • 2015年11月大東建託株式会社、インフォコム株式会社と業務提携契約を締結。
  • 2016年2月M&A介護事業を営む子会社 株式会社ココチケアを吸収合併。
  • 2016年6月上場東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2017年5月東邦ホールディングス株式会社と業務提携契約を締結。
  • 2017年10月M&A介護事業を営むベストケア株式会社の株式を取得し子会社化。
  • 2017年11月M&A介護事業を営む株式会社日本ケアリンクの株式を取得し子会社化。
  • 2018年12月M&A介護事業を営む株式会社オールライフメイトの株式を取得し子会社化。
  • 2019年4月M&A介護事業を営むなごやかケアリンク株式会社の株式を取得し子会社化。

2020年代

  • 2020年3月M&A介護事業を営む株式会社恵の会及び有限会社恵の会の株式を取得し子会社化。
  • 2020年10月M&A介護事業を営む株式会社日本エルダリーケアサービス及び株式会社ファイブシーズヘルスケアの株式を取得し子会社化。
  • 2021年6月スマートホスピタル事業としてリモート医事サービスを開始。
  • 2021年10月M&A介護事業を営む株式会社プラスの株式を取得し子会社化。
  • 2022年2月M&A保育事業(現 こども事業)を営む株式会社こころケアプランの株式を取得し子会社化。
  • 2022年4月M&A介護事業を営む子会社 株式会社日本ケアリンク及び株式会社オールライフメイトを吸収合併。東京証券取引所プライム市場に移行。
  • 2023年6月M&A介護事業を営む三井住友海上ケアネット株式会社(現 株式会社ソラストケア)の株式を取得し子会社化。
  • 2023年7月M&A介護事業を営むポシブル医科学株式会社の株式を取得し子会社化。
  • 2024年4月M&Aこども事業を営む子会社 株式会社こころケアプランを吸収合併。
  • 2025年7月創業こども事業の分社化に向けた分割準備会社、株式会社ソラスト・キッズ・ネクストを設立。
  • 2026年4月こども事業を会社分割により子会社 株式会社ソラスト・キッズ・ネクストに承継。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2029年度まで1,755億円
  • EBITDA2029年度まで150億円
  • 営業利益2029年度まで100億円
  • ROE2029年度まで20%
  • ROIC2029年度まで15%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    人的資本経営強化×テクノロジー

    人口減少社会を見据え、IT投資やテクノロジーの活用による生産性向上と、人材育成・処遇改善を通じた人的資本経営を強化する。

  2. 02

    医療事業の進化と育成

    次世代アウトソーシング事業の育成、ソリューションビジネスの進化、品質向上のための人材育成強化、価格適正化と積極的な処遇改善に取り組む。

  3. 03

    介護事業の収益性改善

    介護BPRによる収益性改善、サービス稼働率・入居率改善、厳選したM&Aの実行により、介護事業の収益性を高める。

  4. 04

    こども事業の差別化

    保育の質の向上と差別化戦略、社員定着と生産性向上への取り組みを推進する。

  5. 05

    健全な財務基盤の構築

    新規IT投資、ESGの深化、規律を重視した投資判断により、健全な財務基盤を構築し積極的な事業投資を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で33,674人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は637万円で、9期前と比べて+12.4%平均年齢は44.0歳、平均勤続年数は12.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月23,747
2018年3月25,318
2019年3月56643.612.125,996
2020年3月57043.512.027,174
2021年3月61043.411.329,838
2022年3月61042.49.730,928
2023年3月58242.29.431,982
2024年3月58043.310.633,884
2025年3月60743.211.733,61621
2026年3月63744.012.233,67422

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率49.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 14 / 海外 0、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
ゆうらいふ世田谷 — 東京都 世田谷区3,775百万円
介護
三鷹データセンター — 東京都三鷹市1,110百万円
全社(共通)
本社 — 東京都港区262百万円
全社(共通)
主な関係会社
  • 国内
    ㈱日本エルダリーケアサービス(注)3
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ポシブル医科学㈱(注)3
    大阪府東大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ソラストケア(注)3
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファイブシーズヘルスケア(注)3
    兵庫県神戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ベストケア㈱
    愛媛県松山市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    なごやかケアリンク㈱
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プラス
    愛知県名古屋市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱メディカルライフケア
    神奈川県平塚市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈲恵の会
    大分県大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱恵の会
    大分県大分市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    はぐはぐキッズ㈱
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱なないろ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • ㈱技能認定振興協会東京都港区100%
  • 大東建託㈱(注)4東京都港区35%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2024-02-08
    3,720万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2023-02-02
    3,600万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2022-02-10
    3,576万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2021-02-08
    3,420万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2019-02-08
    3,120万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2018-02-09
    3,060万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2017-02-08
    2,760万円
  • 調達
    医事業務及び診療報酬請求等事務一式
    厚生労働省 · 2016-02-22
    2,220万円
  • 調達
    令和元年度介護福祉士実務者研修業務請負契約
    法務省 · 2019-06-14
    150万円
  • 調達
    令和2年度介護福祉士実務者研修業務請負契約
    法務省 · 2020-05-22
    129万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,411億円営業利益73億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.7%、利益が+4.3%。

売上高
+2.7%
1,411億円
営業利益
+4.3%
73億円
純利益
-7.5%
37億円
営業利益率
5.2%
前期比 +0.1%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は711億円、営業利益は38億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+3.0%、営業利益は+15.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q333185.48
2023年4Q3275
2024年1Q329123.634
2024年2Q341133.85
2024年3Q340164.75
2024年4Q341−21
2025年2Q684375.419
2025年4Q690334.821
2026年2Q700355.024
2026年4Q711385.313

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は522億円から1,411億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月52211−8
介護事業を営む株式会社ココチケアの株式を取得し子会社化。
2014年3月5842624
2015年3月6022715
東京証券取引所市場第一部上場。
2016年3月6313320
介護事業を営むベストケア株式会社の株式を取得し子会社化。
2017年3月6543625
介護事業を営む株式会社オールライフメイトの株式を取得し子会社化。
2018年3月7434227
介護事業を営むなごやかケアリンク株式会社の株式を取得し子会社化。
2019年3月8435035
介護事業を営む株式会社恵の会及び有限会社恵の会の株式を取得し子会社化。
2020年3月9575447
介護事業を営む株式会社プラスの株式を取得し子会社化。
2021年3月1,0626135
保育事業(現 こども事業)を営む株式会社こころケアプランの株式を取得し子会社化。
2022年3月1,1726335
介護事業を営む三井住友海上ケアネット株式会社(現 株式会社ソラストケア)の株式を取得し子会社化。
2023年3月1,3116732
こども事業を営む子会社 株式会社こころケアプランを吸収合併。
2024年3月1,3515623
こども事業の分社化に向けた分割準備会社、株式会社ソラスト・キッズ・ネクストを設立。
2025年3月1,37470675.140
2026年3月1,41173725.237

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,411億円のうち、営業利益として残るのは73億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の2.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.5%1,178億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.3%159億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%73億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
16.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
2.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.4pt
16.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年3月期は営業CFが68億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは63億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は122億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年3月1628−374478
2015年3月22−274−576
2016年3月20−2−351858
2017年3月31−8−212360
2018年3月51−6430−1377
2019年3月52−24−122892
2020年3月42−35187118
2021年3月67−38−572990
2022年3月55−7432−19102
2023年3月90−22−5268119
2024年3月79−28−1851151
2025年3月593−7362140
2026年3月68−5−8163122

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は662億円。このうち返さなくてよい自己資本が235億円で、自己資本比率は35.4%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2317815333.8
2014年3月2179012741.7
2015年3月2488616234.7
2016年3月2258514037.6
2017年3月23810313543.1
2018年3月37711925831.5
2019年3月45813931930.4
2020年3月57716840929.0
2021年3月60118541630.7
2022年3月70720150628.5
2023年3月69921648330.9
2024年3月75220554727.2
2025年3月70122747432.4
2026年3月66223542735.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
122億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
196億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
427億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中180位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中417位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
35.4%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

8月5日の終値

直近の終値は¥1,118で、1年前と比べて+136.7%過去52週の値幅のなかでは100%の位置にある。

¥1,118+0.5%1ヶ月+0.8%1年+136.7%時価総額1,059億円
過去52週の値幅
安値¥475高値¥1,119

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)27.4倍
PBR4.32倍
配当利回り0.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1113円は25日線(1110円)・75日線(1112円)とほぼ同水準で推移。200日線(884円)は大きく上回り、52週高値1119円に迫る。年間で172%上昇し、高値圏。出来高は一定水準を保ち、値動きは小幅で方向感に乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER27.2倍は業界平均22.2倍を上回り割高感がある。PBR4.30倍も業界平均2.35倍を大きく上回る。一方、ROE16.2%と収益性は良好で、配当利回り0.99%は業界平均1.58%を下回るものの、配当性向32.7%と余裕がある。収益力に見合わないバリュエーションの上昇が懸念される。

指標この会社業種平均
PER (実績)27.4倍23.4倍
PBR4.32倍3.51倍
ROE16.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

少子高齢化で医療・介護需要が拡大する一方、業界の人手不足は深刻で、ソラストのようなアウトソーシング需要は構造的に増加すると見られる。強気派は、ストック収益の積み上げと高いROE(16.2%)を評価し、安定成長を期待する。弱気派は、営業利益率が5%程度と低く、競争激化による値下げ圧力や人材確保コストの上昇が収益を圧迫するリスクを指摘する。

プラスに働く材料7
  • 構造需要の追い風

    高齢化と医療・介護需要拡大でアウトソーシング需要は堅調

  • ストック収益の安定性

    売上の約9割が継続契約で、安定したキャッシュフローを創出

  • ROEと利益成長

    ROE16.2%、2025期営業利益は前期比約7%増の70億円

  • 高齢化進行で介護需要拡大継続影響

    国内65歳以上人口比率30%超で需要増、営業利益70億円の成長余地

  • 医療支援事業のM&A成長2026年下期影響

    買収により売上100億円増、営業利益率5%超へ

  • 業務効率化で営業利益率改善2026年通年影響

    営業利益率5.1%→6%で営業利益80億円超

  • 外国人買い増しでPER拡大継続影響

    外国人保有30%超、PER27倍→30倍で株価上昇余地

マイナスに働く材料7
  • 低い営業利益率

    利益率5%台と低く、人件費上昇で改善余地が限定的

  • 競合と値下げリスク

    同業他社との競争で受注単価低下の可能性

  • 人材確保の難しさ

    医療事務人材の採用難で外注費増やサービスクオリティ低下リスク

  • 人件費高騰で利益圧迫2026年通年影響

    人件費10%上昇で営業利益約30億円減少

  • 診療報酬改定で収入減少2026年度影響

    改定で売上減少50億円、営業利益率5%なら2.5億円影響

  • 競合新規参入でシェア低下継続影響

    シェア1%低下で売上13億円減少

  • 株価急騰後の利益確定売り短期的影響

    1年間で株価172%上昇、調整リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の進捗を示す重要指標
契約更新率
ストック収益の安定性を測る
従業員数/人件費率
人材投資と収益バランスの確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11で、前期から45.0%いまの株価に対する利回りは0.98%。

年間配当
¥11
1株あたり
配当利回り
0.98%
いまの株価に対して
配当性向
32.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2018年3月1549.4
2019年3月1926.756.7
2020年3月202.642.7
2021年3月200.063.5
2022年3月202.666.1
2023年3月200.057.3
2024年3月200.0
2025年3月200.056.4
2026年3月11−45.032.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,584人。区分でいちばん多いのは事業法人33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.5%を占め、残る55.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人45.741.541.541.639.033.7
外国法人26.427.224.622.417.630.3
個人・その他8.69.711.016.317.214.6
金融機関18.719.921.017.220.210.8
証券会社0.51.81.92.55.910.5
自己株式0.00.00.02.72.64.4
外国人個人0.00.00.00.00.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01大東建託株式会社33.57
02NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW (常任代理人 野村證券株式会社)7.44
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.23
04モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社5.06
05MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.70
06JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.61
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.51
08ソラスト従業員持株会2.48
09東海東京証券株式会社2.48
10BANK JULIUS BAER & CO. LTD. FAO 2010005136 (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近11
  • 2026-06-05
    ユービーエス・エイ・ジー(銀行)
    新規の大量保有報告
    0.53%
    -3.52pt
  • 2026-05-22
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.34%
    -4.49pt
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.01%
    -0.21pt
  • 2026-05-19
    MP-2605株式会社
    新規の大量保有報告
    51.06%
  • 2026-05-18
    MP-2605株式会社
    新規の大量保有報告
    51.06%
  • 2026-05-18
    大東建託株式会社
    新規の大量保有報告
    33.57%
  • 2026-05-11
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.22%
    -0.10pt
  • 2026-05-08
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.83%
    +0.05pt
  • 2026-04-22
    ユービーエス・エイ・ジー(銀行)
    新規の大量保有報告
    4.05%
    +0.45pt
  • 2026-04-21
    モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.78%
    -0.56pt
  • 2026-04-07
    ユービーエス・エイ・ジー(銀行)
    新規の大量保有報告
    3.60%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは16.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−10,12782,978−6.1
2014年3月8532028.642.4
2015年3月1710116.5235.4
2016年3月2410023.450.0
2017年3月2911326.418.349.6
2018年3月3012724.533.349.4
2019年3月3814827.233.256.7
2020年3月5017830.919.942.7
2021年3月3819620.138.163.5
2022年3月3721318.126.666.1
2023年3月3422815.218.957.3
2024年3月2422210.722.9
2025年3月4324618.410.756.4
2026年3月4125916.227.332.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
野田亨代表取締役社長 社長執行役員 チーフ・エグゼクティブ・オフィサー65
増原一博取締役60
知識賢治取締役63
光成美樹取締役54
田中美穂当社商業登記及び戸籍上の氏名高橋美穂取締役51
西野政巳常勤監査役61
横手宏典監査役52
福島かなえ監査役52
押味由佳子50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3621411237
社外取締役651519
監査役1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,025字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社ソラスト)及び当社の関係会社(連結子会社17社、非連結子会社2社)により構成され、医療事業、介護事業及びこども事業を中心に事業を展開しています。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりです。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分です。 (1)医療事業 当社において、約1,300の医療機関を対象に全国で医療事務関連業務、医事周辺業務、病院経営支援業務等を、業務受託及び人材派遣によって行っています。 なお、2025年4月1日の組織変更に伴い、2025年度から、従来「その他」の区分に含まれていた「スマー トホスピタル事業」を報告セグメントの「医療事業」に含めています。 ① 当社の提供する主なサービスの内容 区分   サービスの内容 医療事務関連業務   受付業務、クラーク業務、会計業務、外来・入院算定業務、診療報酬請求業務、DPC関連業務、他 医事周辺業務   医師事務作業補助業務、宿日直業務、看護補助業務、院内物流業務、他 病院経営支援業務   病院経営コンサルティング、病院事務運営、診療情報管理支援、IT関連サービス、地域連携支援、他 その他   医療事務や病院経営分野の各種調査・分析、資料作成、講演・研修、医療事務等に関する教育講座の提供、技能認定試験業務、他 ② 当社と取引する病院契約数の推移 2021年度   2022年度   2023年度   2024年度   2025年度 病院契約数(件)   526   570   562   545   538 (注)1.病床数20床以上の入院施設を持つ医療機関を病院として区分しています。 2.病院契約数は、各年度第4四半期(1-3月)中に1か月以上、単月100万円以上の売上高が計上された病院数の合計です。期間中の新規の受注契約やコンサルティング契約を含みます。 (2)介護事業 当社グループにおいて、主に関東圏・中京圏・関西圏で通所介護(デイサービス)や訪問介護(ホームヘルプ サービス)等の在宅介護サービスを核に、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、居宅介護支援、短期入所生活介護(ショートステイ)、特定施設入居者生活介護(介護付有料老人ホーム)、都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等の多様な介護サービスの提供を行っています。 当社グループが運営する介護事業所数の推移(ヶ所) 2022年 3月末   2023年 3月末   2024年 3月末   2025年 3月末   2026年 3月末 訪問介護(ホームヘルプサービス)   151   152   161   157   154 通所介護(デイサービス)   194   190   214   206   198 居宅介護支援   87   90   96   91   86 認知症対応型共同生活介護 (グループホーム)   97   103   109   110   110 短期入所生活介護(ショートステイ)   18   18   19   19   18 有料老人ホーム   39   39   45   46   46 サービス付き高齢者向け住宅   8   11   12   12   12 小規模多機能型居宅介護   30   33   35   35   35 都市型軽費老人ホーム(ケアハウス)   12   12   12   12   12 その他   12   15   21   21   17 合計   648   663   724   709   688 (注)1.介護事業所数には、各年度中における新設、休止、閉鎖及びM&A(事業譲受や子会社化等)による増減を反映しています。 2.その他には訪問看護、福祉用具貸与・販売、定期巡回・随時対応型訪問介護看護等が含まれています。 3.上記のほかフランチャイズが24ヶ所あります。 (3)こども事業 当社グループにおいて、認可保育所を中心に、認証保育所、小規模保育所、病後児保育室等の保育サービスの提供等を行っています。 当社グループが運営する保育施設数の推移(ヶ所) 2022年 3月末   2023年 3月末   2024年 3月末   2025年 3月末   2026年 3月末 保育施設   66   66   68   67   67 (注)保育施設数には、各年度中における新設、休止、閉鎖及びM&A(事業譲受や子会社化等)による増減を反映しています。 (4)その他 当社において、グループ会社との不動産賃貸及び損害保険代理店業務等を行っています。 (事業系統図) 当社及び当社グループの各事業の関わりを事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・対処すべき課題1,670字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日2026年6月23日現在において当社グループが判断したものです。 なお、当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」をご参照下さい。 (1)経営方針 当社グループは、「私たちは、人とテクノロジーの融合により、「安心して暮らせる地域社会」を支え続けます。」を企業理念に掲げ、人とテクノロジーを融合した新たなビジネスの創出と既存ビジネスの改革、事業を通じた社会課題解決への貢献と価値あるサービスを提供し続けることを目指しています。 <企業理念> (2)経営戦略等 当社グループは、企業理念の下、今後も社会とともに成長していくために、当社グループの事業活動を通じて特に優先的に取り組むべき重要課題をサステナビリティテーマとして掲げています。なお、当社グループは、2025年5月12日に「中期経営計画FY2025-2029」を発表しました。中期経営計画の5年間で「環境変化への対応と人材育成を通じた持続的な成長の確保」を目指していきます。 <サステナビリティテーマ> 「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティに関する考え方」をご参照下さい。 <中期経営計画FY2025-2029> 目指すこと「環境変化への対応と人材育成を通じた持続的な成長の確保」 ①定量目標、株主還元方針 定量目標と株主還元方針を通じて、株主の皆様への利益還元を図る ②外部環境の変化に俊敏に対応し、長期持続可能な企業を構築する 生産年齢人口の減少、物価や賃金の上昇の継続、各種規制の変化など、様々な外部環境の変化に対応すべく、賃上げの促進やテクノロジーによる生産性の向上を進め、長期にわたって持続可能な企業を構築する ③環境変化に対応したサービスを改善し、進化する 顧客ニーズの変化を的確に捉え、提供サービスの付加価値の向上を図る ④規律から生まれる健全な財務基盤を構築する 投資を積極化しつつも、判断にあたっては規律を重視し、健全な財務基盤の構築に努める ⑤専門知見・経験を持ち、多様性を実現するための人材育成を行う 人材育成を通じてサービスの品質を向上させるとともに、多様な人材の登用を促進させる 数値目標・株主還元方針 2029年度 計画   年平均成長率 売上高   1,755億円   +5.0% EBITDA   150億円   +8.2% 営業利益   100億円   +7.3% 自己資本利益率(ROE)   20%   - 投下資本利益率(ROIC)   15%   - 配当性向   50%超   - 総還元性向   70%超   - 「中期経営計画FY2025-2029」の詳細は、当社ウェブサイトをご参照ください。 当社ウェブサイト:https://www.solasto.co.jp/ir/library/library/ (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、今後の人口減少社会を見据え、中期経営計画FY2025-2029で掲げた以下の重点戦略に取り組み、人的資本経営の強化とテクノロジーの活用を一層進めてまいります。 重点戦略:人口減少社会を見据えた「人的資本経営強化×テクノロジー」 医療事業 ・次世代アウトソーシング事業育成 ・ソリューションビジネスの進化 ・品質向上のための人材育成強化 ・価格適正化と積極的な処遇改善   介護事業 ・介護BPRによる収益性改善 ・サービス稼働率及び入居率改善 ・厳選したM&Aの実行 こども事業 ・保育の質の向上と差別化戦略 ・社員定着と生産性向上への取組み       全社施策 ・次世代IT基盤刷新を含む新規IT投資 ・ESGの取組みの深化 ・健全な財務基盤の構築 ・積極的な事業投資の推進
事業等のリスク6,356字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業等に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しています。なお、当社グループは、これらのリスクについて、顕在化の可能性及び顕在化した場合の影響とその時期について分析し、各リスクの重要性を把握、評価した上で、発生の回避及び万が一発生した場合でも業績及び財務状況に与える影響を最小限にすべく、具体的施策を検討、実施しています。 本項においては、将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は有価証券報告書提出日2026年6月23日現在において判断したものです。 (1)業界環境に関するリスクについて ①業界の動向及び競合他社 (医療事業) 当社グループの主たる顧客である医療機関は、2年に1度実施される診療報酬の改定や、現在推進されている医療制度改革等により、その経営に影響を受けることがあります。さらに、医療事務関連に対するアウトソーシング及び業務のIT化の流れも、業務受託機会、受託内容に影響を及ぼす可能性があります。 また、同事業においては、高度な専門的知識が要求され、他事業に比べて参入障壁が高いと認識していますが、これらに対応できる事業者が現れた場合、競合環境が変化する可能性があります。 これらの事業環境の変化が顕在化した場合、受託内容や当社のシェアに変化が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (介護事業) 介護保険制度は、2000年4月の施行以来、在宅サービスを中心にサービス利用者が急速に拡大する中で、老後の安心した生活を支える仕組みとして定着してきました。また、今後を展望すると「団塊の世代」が高齢期を迎え、介護サービスの利用者は増加基調が続くと予想されます。このため、介護関連ビジネスの市場規模は今後も拡大することが予測されており、毎年多くの法人が介護市場に新規参入しています。今後競争が激化し、当社グループの多数の事業所において利用者の確保が困難となるような場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (こども事業) 保育サービスにおいては、女性の社会進出や共働き世帯の増加等を背景に今後も安定した需要が見込まれます。しかしながら、将来的に少子化の加速や事業者の増加等により、当社グループの多数の保育施設において園児数の確保が困難となるような場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②介護事業における施設の新規開設 当社グループでは開設にあたり綿密なマーケットリサーチを行い、介護施設の新規開設を進めていますが、好立地に物件を確保できない場合や、事業環境の変化及び経済的要因により開設事業計画に大幅な乖離が生じた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ③社会保険制度の改正 当社グループでは、約3万人の社員を雇用しており、常勤社員及び一部非常勤社員については健康保険や厚生年金、雇用保険等の社会保険を適用しています。少子高齢化等の人口動態を背景に社会保険料率が今後も上昇し、事業主負担が増加する可能性があります。 当社グループでは、特に医療事業におけるコスト増への対応として、業務の一層の効率化に努めるとともに、適正な価格での受注を推進しています。しかしながら、上記の施策が想定通りに進行せず、コスト増の影響を充分に吸収できない場合には、収益の圧迫要因となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (2)事業内容に関するリスクについて ①人材の確保・育成 当社グループの主たる事業は、人材によるサービスの提供によるものであり、事業規模を維持・拡大していくためには、それに見合う人材の確保と育成が必須となります。 医療事業では、取引先医療機関からの様々なニーズに対応可能な専門性の高い医療事務スタッフを当社グループが受託する業務量の増減に応じて確保・育成していく必要があります。 介護事業及びこども事業では、介護職員及び保育士が慢性的に不足している中、着実に人材を確保し、併せて質の高い人材を育成していく必要があります。また、介護事業及びこども事業は、指定サービス事業者となるために、人員基準及び設備基準が厚生労働省令及び各自治体条例で規定されています。当社の施設はすべて基準を満たすように細心の注意を払っていますが、今後、欠員が生じた場合や基準の変更により追加的な人員補充が必要となった場合において、新たな人材の確保ができない等、人員基準を満たせなくなった場合には、現在提供しているサービスを継続することができなくなる可能性があります。 当社グループでは、人材採用と育成に積極的に取り組んでいるほか、コミュニケーションや処遇改善等の施策に総合的に取り組むことで、定着率の向上や事業の展開に資する人材の安定確保に努めています。しかしながら、上記の施策にもかかわらず、人材確保が計画通りに遂行できなかった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②M&A 当社は、同業他社等に対するM&A(子会社化や事業譲受等)を実施することにより当社グループの事業を補完・強化することが可能であると考えています。その際、対象企業や事業の状況及び財務、税務、法務等について詳細なデューデリジェンスを行う等、意思決定のために必要かつ十分と考えられる情報収集、経営会議における投資効率の精査、検討を実施することで可能な限りのリスク回避に努めています。 しかしながら、M&A後において、当社が認識していない問題が明らかになった場合や、何らかの事由により事業展開が計画通りに進まない場合、対象企業の株式価値や譲受資産の減損処理を行う必要が生じる等、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ③個人情報 当社グループでは、医療事業においては患者情報、介護事業においては介護利用者、こども事業においては保育園児の情報等、多くの個人情報を取り扱っています。従って、当社グループは、個人情報の保護を経営の重要な課題として認識しており、個人情報保護方針を策定し、計画的に社員教育を実施する等、社内体制の強化を図り、個人情報漏えいの防止に努めています。しかしながら、万が一、個人情報漏えい等の不測の事態が生じた場合は、社会的信用失墜や損害賠償責任の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ④お客様の安全管理・健康管理・事件事故対策 当社グループの介護サービス利用者は高齢者が多いことから、転倒や誤嚥等によって利用者の生命に関わる重大な事故に発展する可能性があります。通所介護(デイサービス)、グループホーム及び有料老人ホーム等においては、食事や入浴等の介護サービスが行われており、食中毒、集団感染等の危険度は相対的に高いと考えられます。また、介護事業及びこども事業は当社の社員が高齢の利用者や園児に対して、長時間直接的に役務を提供しており、虐待や暴力行為が発生する可能性が相対的に高いと考えられます。 当社グループは、介護手順や事件事故防止対策等について、長年の実績に基づいた業務のマニュアル化や社員の訓練等を行っています。しかしながら、万が一、事件事故や食中毒等が発生し、当社の管理責任が問われた場合には、各介護施設における事業の存続に重大な影響を受け、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、保育所の運営に関しては、上記と同様に万全の体制で臨んでいますが、万が一重大な事件事故が発生した場合やその他保育所の運営上における何らかのトラブルが発生した場合には、各施設における事業の存続に重大な影響を受け、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ⑤情報セキュリティ 当社グループは、情報セキュリティに関する遵守事項、管理規程、セキュリティ事故発生時の対応等を情報セキュリティ方針に定め、業務の効率化のための情報システム構築・運用、IT環境の整備、セキュリティ対策の強化に取り組んでいます。特に医療事業のリモート医事サービスの提供においては、ISMS/ISO27001認証を取得し、3省2ガイドラインに準拠した環境でのサービス提供を行う等、情報セキュリティ対策を徹底しています。しかしながら、通信設備等の予期せぬトラブル等によりシステムが停止した場合や、外部からの不正アクセス、サイバー攻撃、コンピューターウイルス侵入等により機密情報・個人情報の漏洩を含む情報セキュリティ上の不備が生じた場合には、その被害の規模により当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 当社グループの情報セキュリティポリシーは、当社ウェブサイトに記載しています。 <情報セキュリティポリシー> https://www.solasto.co.jp/security/ ⑥サービスの継続性 当社グループの事業の性格上、サービス提供の継続性が強く求められています。従って、業績が改善されない事業所があった場合でも、収益性の観点だけで直ちに撤退することが困難な場合があります。 ⑦長期賃貸借契約 介護事業及びこども事業における事業所・保育所の開設にあたっては、土地及び建物等の設備投資が必要であることから投資リスクが生じます。当該リスクを抑制するために、各施設の展開は賃借を基本とした設備投資戦略を採用しています。このため、投資リスクは抑制されるものの、一定期間は撤退の制約が課せられ、これに反した場合は中途解約による違約金等の支払が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、土地及び建物の所有者である法人、個人が破綻等の状況に陥り、継続的使用や債権の回収が困難となった場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (3)法的規制・訴訟に関するリスクについて ①労働者派遣法 医療事業においては業務請負が主な形態となっていますが、顧客(医療機関)の需要にきめ細かく対応するため、一部の業務において労働者派遣を行っています。 労働者派遣事業の許認可や派遣可能な業務・期間等は、「労働者派遣法」及び関連諸法令の規制を受けています。当社は、「労働者派遣法」に基づく労働者派遣事業許可を取得しており、「労働者派遣法」には、派遣事業を行う事業主が欠格事由及び当該許可の取消事由に該当した場合に、期間を定めて当該労働者派遣事業の全部または一部の停止を命じることができる旨が定められています。 今後の「労働者派遣法」及び関係諸法令の改正または解釈の明文化等が行われた場合は、派遣売上に影響を及ぼす可能性があります。 ②介護保険制度 当社グループが行っている介護事業は、「介護保険法」に基づく介護サービスが中心となっており、「介護保険法」及び関連諸法令の規制を受けます。これらの介護サービスを行う事業者は、都道府県等各自治体の指定を受ける必要があります。「介護保険法」には、介護報酬の不正請求や人員、設備基準違反等当該指定の取消事由に該当した場合に指定を取り消すことができる旨が定められています。 介護保険制度は、3年毎に制度全般の見直し及び介護報酬の改正が行われています。従って、介護保険収入の割合が高い同事業は、法改正の影響を受けやすい特徴があります。 当社グループは、訪問介護(ホームヘルプサービス)や通所介護(デイサービス)を中心とした在宅介護サービスに加え、有料老人ホームや介護保険適用外サービスの強化等により、法改正の影響を分散する取り組みを 行っています。しかしながら、今後の制度の見直しや介護報酬の改定により、展開中の介護サービスへの規制強化や適用される介護報酬額が大幅に引き下げられた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ③その他の法的規制 当社グループは事業の遂行において、上記を含む様々な法律や規制の適用を受けており、これら法律・規制等を遵守すべく、社内体制の確立や社員教育等に重点的に取り組んでいます。しかしながら、当社グループに対して訴訟や法的手続きが行われ、当社グループに不利な判決が下された場合や法的措置が課された場合、またその影響により当社グループの社会的信頼が喪失した場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (4)その他のリスクについて ①気候変動 当社グループの事業においては、気候変動による影響は軽微と認識しています。しかしながら、将来において炭素税の導入による税負担の増加、電力価格等のエネルギー価格の高騰、豪雨や台風等の異常気象の激甚化による施設の建物・設備への被害等の影響が生じる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ②自然災害・感染症 当社グループは、首都圏、中京圏、関西圏を中心に通所介護(デイサービス)や有料老人ホーム等の介護施設及び首都圏を中心に保育施設を運営しています。これらの施設は、地震、火災等不測の災害が発生した場合、介護利用者、保育園児や社員並びに施設の建物・設備等に被害が及ぶ可能性があります。また、感染症の流行や拡大により、施設の稼動ができなくなった場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ③資金調達 当社グループは、事業運営及び成長に必要な資金を自己資本だけに依存することなく、他人資本である借入等の負債を有効活用することにより、長期的な企業価値の最大化を図っています。この資本の調達過程において、金融市場の不安定化や当社グループの業績又は財務体質等を要因として、計画通りの資金調達が実行できない場合や金利の上昇が発生した場合等には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ④減損会計の適用 当社グループ各社の保有する固定資産について、今後、収益性が著しく低下した場合には、減損損失の計上が必要となり、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは介護事業を中心にM&Aを実施しており、その結果、有形固定資産及びのれん等の資産を取得又は計上しています。これらの資産についても多額の減損損失を認識した場合、当社グループの財政状況及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。 ⑤風評等の影響 当社グループの事業においては、お客様をはじめ関係者の信用、評判が大きな影響力を持つと認識しています。従って、当社グループでは高い理念の下に細心の注意を払って事業を運営していますが、何らかの理由により当社グループの評判が損なわれた場合又は当社グループに対する好ましくない風評が立った場合には当社グループの業績及び人材採用等に影響を与える可能性があります。 ⑥親会社等との関係 本書提出日現在、MP-2605株式会社は当社の発行済株式数(普通株式)のうち53.4%を保有しており当社の親会社に該当します。同社は当社株式の総議決権数の過半数を引き続き保有する予定であり、これら親会社が当社役員の選任・解任、他社との合併等の組織再編、重要な事業の譲渡、定款の変更や剰余金の処分等、当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,941字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 経営者の視点による当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日2026年6月23日現在において判断したものです。 ①経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く事業環境は、以下のような状況や変化がありました。 ・医療事業においては、病院を中心とした医療機関における医療事務の外部委託ニーズが安定して推移しました。 ・介護事業においては、高齢化を背景に介護サービスの需要が着実に増加しており、2025年の国内の75歳以上人口は2,127万人となり、前年と比較して49万人増加しました(出典:総務省「人口統計」)。 ・雇用の環境においては、2025年平均の有効求人倍率が1.22倍(季節調整値)となり、前年を0.03ポイント下回りました(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。一方、介護サービス分野の有効求人倍率は4倍を超える高い水準にある等、依然として医療事務・介護・保育分野における適時適切な人材の採用は業界全体の重要課題となっています。 このような事業環境の中、2025年度における当社グループの業績は、売上高においては、医療事業の価格改定効果に加えて、介護事業及びこども事業がいずれも堅調に推移したこと等により、前年比2.7%増の141,144百万円となりました。営業利益においては、将来の成長に向けた戦略的な処遇改善を当初計画からさらに強化したほか、新規IT投資を計画通り実行しました。このような積極的な先行投資の一方で、医療事業における価格改定効果や介護事業の着実な成長により、当初の減益予想を覆し、前年比4.7%増の7,345百万円となりました。経常利益は前年比7.0%増の7,197百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、介護・こども事業における減損損失の計上に加え、MBOの実施に伴う公開買付関連費用を計上したこと等により、前年比5.6%減の3,740百万円となりました。 2025年度の業績結果は以下のとおりです。 (単位:百万円) 2024年度   2025年度   増減   増減率 売上高   137,435   141,144   +3,709   +2.7% 営業利益 (同率)   7,017 (5.1%)   7,345 (5.2%)   +327   +4.7% 経常利益 (同率)   6,726 (4.9%)   7,197 (5.1%)   +471   +7.0% 親会社株主に帰属する当期純利益 (同率)     3,960 (2.9%)     3,740 (2.7%)     △220       △5.6% <事業セグメント別の状況> 当社は2025年4月1日の組織変更に伴い、2025年度から、従来「その他」の区分に含まれていた「スマートホス ピタル事業」を報告セグメントの「医療事業」に含めることとしています。 下表の事業セグメント別の売上高及び営業利益は、2024年度の実績に2025年度のセグメント変更を反映した参考 値を用いて前年比較をしています。 [医療事業] 売上高は、既存請負業務において価格改定交渉が前年を上回って進捗したこと等により、前年比3.7%増の73,834百万円となりました。営業利益は、前年を上回る価格改定効果があったものの、社員の人材育成投資と社員満足の向上を目的とした処遇改善強化及び新規IT投資の結果、前年比4.9%減の4,173百万円となりました。 [介護事業] 売上高は、デイサービスの稼働及び施設系サービスの入居が堅調に推移したことで、前年比1.2%増の55,979百万円となりました。営業利益は、水道光熱費や食材費等の物価高騰影響を受けたものの、増収による増益、各種販管費用の削減及び派遣等の外部労働力コストの圧縮等が功を奏し、前年比24.0%増の2,750百万円と大幅増益になりました。 [こども事業] 売上高は、公定価格の改定に伴う単価の上昇に加え、東京都の第一子保育料無償化制度も追い風となり、前年比4.2%増の11,286百万円となりました。営業利益は、保育士の処遇改善、保育士の補充強化のための採用費増及び水道光熱費等の施設経費増があった一方で、増収による増益効果等により、前年比2.5%増の411百万円となりました。 [売上高] (単位:百万円) 2024年度   2025年度   増減   増減率 医療事業   71,214   73,834   +2,619   +3.7% 介護事業   55,337   55,979   +641   +1.2% こども事業   10,836   11,286   +450   +4.2% その他   46   44   △2   △4.5% 合計   137,435   141,144   +3,709   +2.7% [営業利益] (単位:百万円、( )内は営業利益率) 2024年度   2025年度   増減   増減率 医療事業   4,388 (6.2%)   4,173 (5.7%)   △215   △4.9% 介護事業   2,218 (4.0%)   2,750 (4.9%)   +531   +24.0% こども事業   401 (3.7%)   411 (3.6%)   +10   +2.5% その他   9 (19.2%)   10 (23.7%)   +1   +17.4% 合計   7,017 (5.1%)   7,345 (5.2%)   +327   +4.7% (注)上記<事業セグメント別の状況>に記載している“売上高”は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」の“外部顧客への売上高”の数値を記載しています。 [介護事業所数及び保育施設数] 2025年3月末   2026年3月末   増減 介護事業所数   709   688   △21 保育施設数   67   67   - (注)上記“介護事業所数”は直営事業所の合計を記載しています。上記のほか、フランチャイズ事業所を23ヶ所(2026年6月23日時点)運営しています。 ②当期の財政状態の概況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は30,270百万円となり、前連結会計年度末に比べ895百万円減少しました。これは主に現金及び預金が1,791百万円減少したことによるものです。固定資産は35,938百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,992百万円減少しました。これは主にのれんが2,226百万円減少したことによるものです。 この結果、総資産は66,209百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,887百万円減少しました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は22,605百万円となり、前連結会計年度末に比べ243百万円増加しました。これは主に賞与引当金が276百万円増加したことによるものです。固定負債は20,143百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,907百万円減少しました。これは主に長期借入金が4,782百万円減少したことによるものです。 この結果、負債合計は42,749百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,663百万円減少しました。 (純資産) 当連結会計年度における純資産は23,459百万円となり、前連結会計年度末に比べ775百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益3,740百万円及び剰余金の配当1,932百万円によるものです。 ③当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益が6,358百万円となったものの、長期借入金の返済による支出、法人税等の支払額、配当金の支払額等により、前連結会計年度末に比べ1,791百万円減少し、当連結会計年度末には12,212百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は6,818百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益6,358百万円、のれん償却費1,640百万円、減価償却費1,459百万円及び法人税等の支払額2,456百万円等によるものです。なお、前年度は5,877百万円の収入でした。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は548百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出496百万円、有形固定資産の取得による支出297百万円及び投資有価証券の償還による収入310百万円等によるものです。なお、前年度は347百万円の収入でした。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は8,061百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出4,782百万円及び配当金の支払額1,932百万円等によるものです。なお、前年度は7,335百万円の支出でした。 ④資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは、厳選した介護事業のM&A、介護施設の新規開設、医療事業の顧客拡張や商材拡充を目的とした各種施策、新たな成長の柱の開拓に向けた外部パートナーとの連携やM&A等です。これらの資金需要には、営業活動から得た自己資金を最優先として対応する予定です。不足する分については、資本効率やリスク管理に配慮しながら、金融機関からの借入等を活用する予定です。 ⑤重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。これら連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積り及び仮定設定を行わねばなりません。経営者は、これらの見積り及び判断について、継続して評価を行っており、過去の実績や状況に応じて合理的と思われる様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っています。また、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の報告数字についての判断の基礎となります。見積りには特有の不確実性が存在するため、実際の結果は、これら見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ⑥生産、受注及び販売の実績 [生産実績] 該当事項はありません。 [受注実績] 該当事項はありません。 [販売実績] 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 (単位:百万円) セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年比 医療事業   73,834   +3.7% 介護事業   55,979   +1.2% こども事業   11,286   +4.2% 報告セグメント計   141,099   +2.7% その他   44   △4.5% 合計   141,144   +2.7% (注)2025年4月1日の組織変更に伴い、2025年度から、従来「その他」の区分に含まれていた「スマートホスピタル事業」を報告セグメントの「医療事業」に含めており、2024年度の実績に2025年度のセグメント変更を反映した参考値を用いて前年比較をしています。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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