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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

石川製作所

Ishikawa Seisakusho, Ltd.6208 · Standard · 機械

段ボール製函機と防衛機器の二本柱。機雷や航空機用電子機器など、防衛分野で独自の地位を築く。

概要

株式会社石川製作所は、石川県白山市に本社を置く産業機械メーカーである。1921年に創業し、繊維機械部品からスタート。現在は段ボール製函印刷機などの紙工機械、防衛省向けの機雷や航空機電子機器、受託生産を三本柱とする。2026年3月期の連結売上高は185億円で、防衛機器が過半を占める。従業員は538名。

紙工機械のニッチトップとしての地位

紙工機械部門は、段ボール製函印刷機の開発・製造を中核とする。主力のWINシリーズ(SR350、MR250、GR350、ZR400)は、高速化や固定式などの特徴を持つ。顧客にはグループ関係会社のレンゴーが含まれる。2026年3月期の紙工機械売上高は26億9,475万円(前期比10.8%減)で、セグメント利益は非開示だが、同社はこの分野で高いシェアを持つニッチトップ企業とされる。

防衛機器が売上の半分超を占める収益構造

防衛機器部門は、機雷や航空機用電子機器などを手掛け、防衛省と三菱重工業が主要顧客である。2026年3月期の売上高は141億9,068万円(前期比27.9%増)で、全社売上の52.2%を防衛省が占める。同部門の受注残高は230億1,139万円と多く、長期にわたる安定収益源となっている。子会社の関東航空計器が電子機器製造を担う。

4社で構成されるグループ体制

石川製作所は、連結子会社3社(関東航空計器、イッセイ、イシメックス)およびその他の関係会社レンゴーとグループを構成する。各子会社は機械加工部品や電装制御盤を製造し、親会社の紙工機械・防衛機器・受託生産を支える。グループ全体の従業員数は538名で、本社機能は石川県白山市に集約されている。

業界の中での役割は段ボール業界向け製函印刷機械と防衛省向け電子機器を供給する機械メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
185億円
営業利益
13億円
営業利益率
7.0%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01紙工機械主力

段ボール製函印刷機械を製造・販売。レンゴーなどに供給。子会社が部品製造を担当。

主要顧客レンゴー

主な製品・サービス1
段ボール製函印刷機械
段ボール箱の製函・印刷を行う機械。

02防衛機器準主力

機雷、航空機用電子機器などを製造・販売。防衛省向け。

主要顧客防衛省

主な製品・サービス2
機雷
海上防衛用の機雷を製造。
航空機用電子機器
航空機に搭載される電子機器を製造。

03受託生産副次

他社から各種機械の生産を受託。

04その他その他

上記以外の機械の製造販売。

製品と技術

WINシリーズを中心とした紙工機械

紙工機械の主力は段ボール製函印刷機である。2009年からWIN ZR400、GR350、MR250、SR350と続くWINシリーズを投入。固定式のFX-1やフルオートセットのACSYS FG-250もラインナップする。これらの機械は段ボールシートへの印刷と製函を一貫して行い、食品・飲料向け包装に使われる。同社はこの分野で国内ニッチトップの地位を占める。

防衛機器: 機雷と航空機電子機器

防衛機器部門は、機雷および航空機用電子機器を製造する。1990年にスウェーデンのエフエフヴィオードナンス社と新型地雷の技術提携を結んだ実績がある。現在は防衛省向けの機雷や、三菱重工業向けの航空機電子機器が主要製品。子会社の関東航空計器が電子機器を担当し、防衛関連売上はグループ全体の52.2%を占める。

電子チップ検査装置IPSと受託生産

1999年、高速電子チップ外観検査装置IPSを開発し、半導体検査分野に参入。装置は電子部品の外観不良を高速で検出する。また、受託生産では他社から機械や部品の製造委託を受け、一般産業機械から防衛機器の一部まで幅広く手掛ける。子会社が機械加工や電装制御盤を分担し、グループ全体で柔軟な生産体制を築いている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

産業機械で中堅、内需依存・成長期待

同社は産業機械メーカーで、売上高は136億円(2024/3)から2026/3期には185億円へ拡大見込み。営業利益率も改善傾向。同業の日本製鋼所と比べ規模は小さいが、高い成長率を背景に収益力向上中。三浦工業との競合も想定されるが、内需依存度が高く海外比率は低い。財務健全性は不透明だが、堅調な業績推移が評価される。

強み

  • 売上高が3期で約36%増加し、2026/3期には185億円を見込む拡大基調。
  • 営業利益率が2025/3期4.32%から2026/3期7.03%へ上昇、収益構造が改善。
  • 産業機械分野で専門性を活かし、大手との差別化を図る。
  • 潤沢な財務情報はないが、特別損失計上なく安定した経営を継続。

課題

  • 内需依存度が高く、海外市場開拓が課題。成長の鈍化リスクあり。
  • 売上高は日本製鋼所など大手に劣り、スケールメリットが活かせない。
  • 三浦工業など同業との競合により、価格競争やシェア低下懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が石川製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17991マミヤ・オーピー113億円6.5倍
26384昭和真空111億円12.1倍
37022サノヤスホールディングス109億円7.5倍
46497ハマイ107億円10.0倍
56239ナガオカ105億円31.4倍
66208石川製作所102億円15.6倍
76156エーワン精密98億円46.5倍
86230SANEI98億円8.1倍
96286靜甲97億円7.9倍
106466TVE93億円8.6倍
116338タカトリ90億円34.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

繊維機械の部品製作から出発した創業期(1921〜1937)

1921年、創業者直山与二が金沢市に石井鉄工所を創立し、繊維機械の部品製作を開始。1937年に株式会社組織に改め、森本工場を建設した。翌1938年には株式会社石川製作所に社名変更。戦時中は海軍向け水中兵器を製造し、技術基盤を築いた。戦後は繊維機械の生産を再開し、紡績機械のコンプリートメーカーとして体制を確立した。

上場と技術提携による事業拡大(1953〜1973)

1953年に大阪証券取引所市場第一部に上場。その後東京・名古屋にも上場し、資本市場で資金調達力を得た。1964年に米国S&S社と段ボール製函印刷機械の業務提携、1965年には米国ドレーパー社とシャットルレス織機の技術提携を締結。1969年には松任工場(現・白山市)を新設し、生産能力を拡大した。欧州繊維機械メーカーとの技術提携も同時期に行い、合繊機械の生産を始めた。

自社開発路線への転換とリーダー交代(1973〜1990)

1973年、創業者直山与二が死去し、野原重美が社長に就任。これを機に海外メーカーとの技術提携を順次解消し、自社開発路線へ転換した。1985年にはフルオートセット段ボール製函印刷機ACSYS FG-250を開発。1974年から1990年にかけて4回の転換社債を発行し、総額115億円を調達。1990年には直山泰が社長に就任した。

品質認証と新製品開発の時代(1990〜2009)

1997年に繊維機械と紙工機械でISO9001認証を取得。1999年には高速電子チップ外観検査装置IPSを開発し、エレクトロニクス分野に進出。2002年には松任工場に機械・組立工場を新設し、森本工場を移転統合した。2003年に固定式段ボール製函印刷機FX-1、2009年には初のWINシリーズとなる段ボール製函印刷機WIN ZR400を開発。製品ラインアップを拡充した。

財務再建と防衛事業の強化(2009〜2016)

2009年に竹田德文が社長就任後、2013年に第三者割当増資で12,700千株を発行。2015年には小長谷育教が社長に就任。2016年には資本金等の減少と剰余金処分により欠損を填補し、同年10月に10株を1株に併合する資本整理を行った。財務体質改善と並行し、2017年には関東航空計器の全株式を取得し、防衛電子機器事業を強化した。

100周年を経てスタンダード市場へ(2016〜2026)

2017年の子会社化以降、WINシリーズの拡充を継続し、2019年にWIN SR350を開発。2021年には創業100周年を迎えた。2022年、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場に移行。2026年4月、小長谷育教が相談役となり、野口俊和が新社長に就任。同年3月期の売上高は185億円、営業利益13億円と過去最高水準を見込む。

年表41件を開く

1920年代

  • 1921年10月創業創業者直山与二、金沢市に石井鉄工所を創立し、繊維機械の部品製作をはじめる。

1930年代

  • 1937年1月株式会社組織にあらため、森本工場を建設。
  • 1938年7月商号変更株式会社石川製作所に社名変更。戦時中海軍水中兵器を製造。
  • 戦後、繊維機械の生産を再開、紡績機械コンプリートメーカーの体制を確立。

1950年代

  • 1951年10月金沢投資金融株式会社(現・株式会社イッセイ、現・連結子会社)を設立。
  • 1953年1月上場大阪証券取引所市場第一部に株式上場。
  • 1954年3月防衛機器製造の事業許可をうけ、東京研究所を設置。

1960年代

  • 1961年9月上場東京証券取引所市場第一部に、同年10月名古屋証券取引所市場第一部に株式上場。
  • 欧州繊維機械メーカーと技術提携し、自社開発の高速合撚糸機とともに合繊機械の生産を開始。
  • 1964年3月S&S社(米国)と段ボール製函印刷機械の業務提携を締結、紙工機械の生産を開始。
  • 1965年3月ドレーパー社(米国)とシャットルレス織機の技術提携により、レピア織機の生産を開始。
  • 1969年4月石川県松任市(現・白山市)に松任工場を新設。

1970年代

  • 1973年11月創業創業者直山与二死去、野原重美が社長に就任。
  • 1974年1月第1回転換社債10億円を発行。
  • 海外メーカーとの技術提携を順次解消し、自社開発路線を歩む。

1980年代

  • 1985年5月第2回転換社債25億円を発行。
  • 1985年12月フルオートセット段ボール製函印刷機ACSYS FG-250を開発。
  • 1987年10月第3回転換社債30億円を発行。
  • 1989年10月第4回転換社債50億円を発行。

1990年代

  • 1990年6月野原重美が会長に、直山泰が社長に就任。
  • 1990年7月エフエフヴィオードナンス社(スウェーデン)と新型地雷の技術提携。
  • 1991年4月株式会社イシメックス(現・連結子会社)を設立。
  • 1997年6月繊維機械、紙工機械でISO9001取得。
  • 1999年11月高速電子チップ外観検査装置IPSを開発。

2000年代

  • 2002年12月M&A松任工場に機械・組立工場を新設、森本工場を移転統合する。
  • 2003年5月固定式段ボール製函印刷機FX-1を開発。
  • 2009年4月直山泰が相談役に、竹田德文が社長に就任。
  • 2009年12月段ボール製函印刷機WIN ZR400を開発。

2010年代

  • 2010年7月段ボール製函印刷機WIN GR350を開発。
  • 2013年3月第三者割当による新株式12,700千株を発行。
  • 2015年4月竹田德文が相談役に、小長谷育教が社長に就任。
  • 2016年7月段ボール製函印刷機WIN MR250を開発。
  • 2016年8月資本金、資本準備金及び利益準備金の額の減少並びに剰余金の処分により欠損を填補。
  • 2016年10月普通株式10株につき1株の割合で株式を併合。
  • 2017年5月東京研究所、東京営業所を新宿区神楽坂へ移転。
  • 2017年8月M&A関東航空計器株式会社(神奈川県藤沢市)の全株式を取得し、連結子会社化。
  • 2019年5月段ボール製函印刷機WIN SR350を開発。

2020年代

  • 2021年10月創業創業100周年を迎える。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行。
  • 2023年10月東京営業所を杉並区上高井戸へ移転。
  • 2026年4月小長谷育教が相談役に、野口俊和が社長に就任。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    顧客ニーズ対応による受注拡大

    顧客のニーズを捉えた製品開発を行い、受注の拡大を図る。

  2. 02

    経営効率化による原価低減

    経営の効率化を徹底し、原価低減を推進する。

  3. 03

    技術研鑽と品質向上

    技術の研鑽と継承に努め、品質を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で538人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は635万円で、9期前と比べて+30.2%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月328
2018年3月550
2019年3月48842.116.6546
2020年3月49942.616.8538
2021年3月50342.816.9534
2022年3月50942.816.9517
2023年3月52942.416.8510
2024年3月54541.816.3511
2025年3月59441.515.4526133
2026年3月63541.815.1538242

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)76.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
本社 — 石川県白山市1,691百万円
紙工機械 防衛機器 受託生産 その他
本社・工場 — 石川県 白山市400百万円
紙工機械 防衛機器 受託生産 その他
本社・工場 — 神奈川県 藤沢市353百万円
防衛機器 その他
本社・工場 — 石川県 金沢市160百万円
紙工機械 防衛機器 受託生産 その他
東京研究所 — 東京都新宿区16百万円
防衛機器
厚生施設 — 1ケ所7百万円
東京営業所 — 東京都杉並区1百万円
紙工機械
ほか4件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    敷設型EMP装備のシステム検討
    防衛省 · 2022-07-08
    725万円
  • 調達
    磁気標的の製造【訂正公告】
    防衛省 · 2023-06-23
    261万円
  • 調達
    500ポンドダミー弾の慣性諸元等測定役務
    防衛省 · 2018-12-21
    239万円
  • 調達
    500ポンドダミー弾の慣性諸元等測定役務
    防衛省 · 2018-01-31
    108万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は185億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+14.2%、利益が+85.7%。

売上高
+14.2%
185億円
営業利益
+85.7%
13億円
純利益
+50.0%
6億円
営業利益率
7.0%
前期比 +2.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高190億円185億円
営業利益10億円13億円
純利益6億円6億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は38億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+46.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q411
2024年1Q2600.00
2024年2Q3313.00
2024年3Q24−1−4.20
2024年4Q533
2025年2Q6134.92
2025年4Q10144.02
2026年2Q7456.81
2026年4Q11187.25
2027年1Q3837.92

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は73億円から185億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.0%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月7321
2014年3月10532
2015年3月8621
2016年3月8811
関東航空計器株式会社(神奈川県藤沢市)の全株式を取得し、連結子会社化。
2017年3月9811
2018年3月13836
2019年3月11821
2020年3月12221
創業100周年を迎える。
2021年3月11421
2022年3月12121
2023年3月12622
2024年3月13633
2025年3月162764.34
2026年3月18513127.06

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高185億円のうち、営業利益として残るのは13億円7.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の3.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.7%153億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.3%19億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.0%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
7.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.7pt
3.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.7pt
10.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−34億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは−41億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は7億円で、売上の0.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−3−1−3−46
2014年3月2−1−214
2015年3月−907−93
2016年3月8−2−663
2017年3月−22−223−243
2018年3月36−10−192610
2019年3月8−1−1076
2020年3月−22323−199
2021年3月2−2−109
2022年3月19−4−14159
2023年3月13−2−91111
2024年3月−19−421−2310
2025年3月−22−627−289
2026年3月−34−739−417

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は270億円。このうち返さなくてよい自己資本が61億円で、自己資本比率は22.7%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月70214930.3
2014年3月67224532.4
2015年3月73254833.9
2016年3月71254634.7
2017年3月106277925.3
2018年3月1353410125.1
2019年3月120348628.6
2020年3月1443610824.9
2021年3月1443910526.8
2022年3月1644212225.4
2023年3月1504410629.0
2024年3月1684911929.2
2025年3月2085415525.8
2026年3月2706120922.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
7億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
31億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
209億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
29
/ 100
安定性自己資本比率15 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続0 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中28位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中207位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.4%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.0%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
22.7%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
14.2%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,595で、1年前と比べて+1.9%過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。

¥1,595-3.8%1ヶ月-4.3%1年+1.9%時価総額102億円
過去52週の値幅
安値¥1,407高値¥3,135

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.6倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR1.61倍
配当利回り1.25%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

下落トレンド。1ヶ月で-4.9%下落し、25日線(1,723円)を-5.7%下回る。52週高値3,135円からは-48%の大幅下落で、年初来安値1,407円には接近。週足では75日線(1,889円)を下回り、中期トレンドも弱い。出来高は7月17日に150,400株と急増。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PER 15.9倍は業界平均24.1倍を下回り割安感があるが、PBR 1.65倍は平均1.59倍とほぼ同水準。配当利回り1.23%は平均2.75%を下回り、ROE 10.4%はまずまず。売上・利益は増加傾向だが、配当性向68.9%と高く、配当の伸びは限定的。総合的に見てほぼ妥当な水準。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.6倍22.7倍
PER (予想)15.7倍
PBR1.61倍1.50倍
ROE10.4%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は酒類・飲料向け機械で高いシェアを持ち、受注拡大により2026年3月期は過去最高益を見込む。強気派は、清酒・ビールなど酒類需要の安定性や、リプレース需要の堅調さを評価し、増益基調が続くと見る。一方、弱気派は、売上高がまだ小さく、一社依存や特定業種への集中リスクを指摘。また、業績が設備投資サイクルに左右されやすく、市場成長の鈍化で伸びが止まる可能性を懸念する。PER15倍台と割高感はないが、成長持続性への確証が得られない点が論点。

プラスに働く材料7
  • 酒類機械で確固たる地位

    国内酒類向け充填機で高いシェア、顧客との強固な関係

  • 過去最高益更新の見通し

    2026/3期営業利益13億円(営業利益率7.0%)と過去最高

  • 安定したストック収益

    メンテナンスや部品交換による継続的な収入源

  • 2026年3月期営業利益13億円、前期比84%増予想2026年3月期決算発表影響

    営業利益13億円(前期7億円)、増益額6億円でEPS向上

  • 3期連続増収、売上高185億円へ拡大継続影響

    売上高136億円→162億円→185億円と年率17%成長

  • PBR1.65倍、自己株式取得でROE向上余地不定影響

    ROE10.4%、自己資本充実で株主還元期待

  • 小型株として割安、PER16倍成長株価継続影響

    PER16倍は機械業界平均と同水準だが成長率考慮で割安

マイナスに働く材料7
  • 特定業種依存のリスク

    酒類・飲料関連への売上集中で需要変動の影響大

  • 業績の設備投資サイクル依存

    顧客の設備投資意欲に左右され、受注変動が激しい

  • 成長鈍化の可能性

    国内酒類市場の縮小や省力化投資一巡で伸び悩むリスク

  • 原材料高・エネルギーコスト上昇リスク継続影響

    営業利益率7.03%は低水準、コスト増で利益変動大

  • 受注減少リスク、設備投資一巡不定影響

    機械業界の設備投資サイクルがピークアウトする可能性

  • 流動性低く、需給悪化時は値動き大継続影響

    時価総額104億円、出来高少なく値動き荒い

  • 2025年3月期営業利益7億円は低調、業績変動リスク2025年3月期実績影響

    前期営業利益7億円は売上高162億円に対して低い

次の決算で確かめる点
受注高
先行指標。増加基調が持続するかが収益の鍵
営業利益率
収益性改善の進捗を確認。目標7%超の達成が焦点
酒類関連売上比率
依存度の変化を監視。分散化の進展を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+100.0%いまの株価に対する利回りは1.25%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.25%
いまの株価に対して
配当性向
68.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年3月1044.3
2026年3月20100.068.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,659人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.8%を占め、残る65.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.446.848.751.157.255.1
事業法人23.823.423.324.922.022.6
金融機関18.616.315.611.910.712.2
外国法人6.77.27.65.46.46.1
証券会社4.46.34.76.53.53.8
外国人個人0.10.10.10.10.20.2
自己株式0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01レンゴー株式会社20.00
02日本生命保険相互会社3.07
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.88
04石川フレンド会2.57
05明治安田生命保険相互会社2.40
06株式会社日本カストディ信託銀行(信託口)2.36
07清水 慶治2.19
08UBS AG SINGAPORE(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.57
09直山 泰1.44
10BCSL CLIENT RE BBPLC NYBR (常任代理人 バークレイズ証券株式会社)1.24

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4182%、1株純資産は14期で+2877%。直近期のROEは10.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2338.246.0
2014年3月3347.546.6
2015年3月2395.450.6
2016年3月93872.481.2
2017年3月154233.660.0
2018年3月9753020.420.7
2019年3月165372.9108.6
2020年3月235634.252.7
2021年3月196043.391.3
2022年3月226533.465.3
2023年3月266843.853.3
2024年3月407695.135.3
2025年3月668447.920.044.3
2026年3月10198210.420.368.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額321百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢
野口俊和代表取締役社長56
福本出専務取締役69
橋場良春常務取締役68
辻清志常務取締役74
小長谷育教取締役相談役77
水野孝取締役67
長宗浩取締役64
三部廣美取締役73
村上克宏取締役73
笠川信之取締役67
唐木繁監査役68
松本哲哉監査役59
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
荒井智弘監査役71
山岸伸治取締役56
加藤裕取締役71
中出健作50

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)7903317630043
社外取締役711112
監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容625字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社3社(関東航空計器㈱、㈱イッセイ、㈱イシメックス)及びその他の関係会社レンゴー㈱の計5社で構成され、段ボール製函印刷機械等の「紙工機械」、機雷、航空機用電子機器等の「防衛機器」、他社から各種機械の生産を受託する「受託生産」の製造販売を主な事業内容としております。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (紙工機械) 当社がレンゴー㈱などへ製造販売するほか、㈱イッセイは紙工機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは紙工機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。 (防衛機器) 当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは防衛機器の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは防衛機器に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。 (受託生産) 当社が生産を受託するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。 (その他) 当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を主に行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。 以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題235字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは継続的かつ安定的な配当を行う上で収益力の強化を課題としております。当社グループは安定した経営基盤の確立のため、①顧客のニーズに対応する製品開発を通じた受注の拡大、②経営の効率化による原価低減の徹底、③技術の研鑽と継承による品質向上に努め、収益力の強化を図り配当を通じた継続的な株主への利益還元を目指してまいります。
事業等のリスク1,508字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 製品の不良発生リスクについて ① リスクの内容及び当該リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響 当社グループは製造業を営んでおり、品質管理は安全管理に次いで重要と考えております。当社グループは製品の品質管理の徹底に努めておりますが、製品に不良が生じた場合、補修や代替品に係る追加費用が発生する可能性があります。また、販売先において製品不良による事故が生じた場合、人的・物的損害又は休業損失に係る損害賠償責任が発生するリスクが想定され、経営成績等の状況に影響を与える可能性があります。 ② 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期 当社グループの製品は受注生産であり、顧客によって仕様が異なる場合が多いため、同型製品の大量生産を行っている製造業と比較して、確率的・統計的に製品不良の発生可能性や時期を見積ることは困難であると考えております。 ③ 当該リスクへの対応策 当社は品質マネジメントシステムに関する国際規格の認証を取得し、顧客満足を目指した確かな物づくりを行うよう取り組みを行っております。また、品質に関する専門部署や会議体を設置し、製品の品質向上に努めております。 製品に起因する損害賠償責任リスクに対しては、製造物賠償責任保険に加入しております。同保険により損害賠償責任のリスクを全て担保することは出来ませんが、保険の補償内容について定期的に検討を行うなど、リスクに備えた対応を行っております。 (2) 株価等の下落リスクについて ① リスクの内容及び当該リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響 当社及び一部の連結子会社では、投資有価証券として上場株式及び非上場株式を保有しております。当社グループが保有する上場株式について、景気後退等により一定以上株価が下落した場合、特別損失として投資有価証券評価損を計上することとなります。 また、当社及び一部の連結子会社では、従業員の退職金の一部について確定給付企業年金制度を採用しており、年金資産の運用を外部機関に委託しております。株価等が下落することにより委託先における年金資産の運用状況が悪化した場合、退職給付費用が増加する可能性があります。 ② 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期 景気の変動は、企業活動の結果のほか、国内外の政治動向や自然災害等の様々な外部要因の影響を受けるため、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を見通すことは困難であります。 ③ 当該リスクへの対応策 保有株式の株価下落リスクについては、定期的に株価を観察し、株価下落の兆候が見られる場合は経営層に適時報告を行っております。株価の下落が一定以上続く場合は、減損検討ライン(下落率30%)または強制評価減ライン(下落率50%)に至る可能性及び回復可能性について検討を行い、リスクの受容許容量を考慮したうえで早期に株式売却することも検討するなど、経営成績等に与える影響を最小限に抑える対策を行っております。 また、年金資産の運用状況悪化リスクについては、年金資産の運用商品の選択にあたり景気変動リスクの影響を受けにくい安定型商品を中心とすることにより、運用リスクを小さくする対策を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)4,077字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当社グループの当連結会計年度における受注高は137億32百万円(前連結会計年度比35.5%減)となり、売上高は184億73百万円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。 損益面におきましては、売上高の増加に伴い、営業利益は13億6百万円(前連結会計年度比88.7%増)となりました。経常利益につきましては、11億86百万円(前連結会計年度比83.5%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、6億37百万円(前連結会計年度比50.6%増)となりました。 ② 財政状態の状況 a. 資産 流動資産は前連結会計年度末に比べ53億19百万円(33.3%)増加し、213億11百万円となりました。これは主に売掛金が33億6百万円、契約資産が17億18百万円それぞれ増加したことによります。 固定資産は前連結会計年度末に比べ8億56百万円(17.7%)増加し、57億3百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価上昇により、投資その他の資産が6億49百万円、固定資産の取得により有形固定資産が1億8百万円、無形固定資産が98百万円それぞれ増加したことによります。 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ61億76百万円(29.6%)増加し、270億15百万円となりました。 b. 負債 流動負債は前連結会計年度末に比べ46億7百万円(35.1%)増加し、177億43百万円となりました。これは主に短期借入金が35億90百万円、支払手形及び買掛金が7億45百万円それぞれ増加したことによります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ8億29百万円(35.8%)増加し、31億46百万円となりました。これは主に長期借入金が4億79百万円増加したことによります。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ54億36百万円(35.2%)増加し、208億89百万円となりました。 c. 純資産 純資産合計は前連結会計年度末に比べ7億39百万円(13.7%)増加し、61億25百万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が4億11百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6億37百万円を計上したこと等により利益剰余金が5億73百万円増加した一方で、株式報酬制度導入に伴い自己株式が2億45百万円増加したことによります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ2億38百万円減少(前連結会計年度は22百万円減少)し、6億94百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 a. 営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は34億37百万円(前連結会計年度は21億65百万円の減少)となりました。これは主に売上債権の増加額32億28百万円、契約資産の増加額17億18百万円により資金の減少となったことによります。 b. 投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は6億97百万円(前連結会計年度は5億85百万円の減少)となりました。これは主に固定資産取得による支出6億99百万円により資金の減少があったことによります。 c. 財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は38億97百万円(前連結会計年度は27億29百万円の増加)となりました。これは主に短期借入金の純増加額35億90百万円、長期借入れによる収入10億円により資金の増加があったことによります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 a. 生産実績 セグメントの名称   金額(千円)   前期比増減(%) 紙工機械   2,694,754   △10.8 防衛機器   14,190,684   27.9 受託生産   1,112,902   △13.5 その他   474,840   △40.8 合計   18,473,180   14.0 (注)  金額は販売価格で表示しております。 なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。 b. 受注実績 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比増減(%)   受注残高(千円)   前期比増減(%) 紙工機械   1,982,959   △22.3   736,422   △49.1 防衛機器   9,952,034   △41.4   23,011,388   △15.6 受託生産   1,306,589   22.4   389,493   98.9 その他   491,343   △27.8   243,940   7.3 合計   13,732,925   △35.5   24,381,243   △16.3 c. 販売実績 セグメントの名称   金額(千円)   前期比増減(%) 紙工機械   2,694,754   △10.8 防衛機器   14,190,684   27.9 受託生産   1,112,902   △13.5 その他   474,840   △40.8 合計   18,473,180   14.0 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 防衛省   7,684,712   47.4   9,650,445   52.2 三菱重工業株式会社   1,797,146   11.1   3,063,741   16.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループは、さらなる安定的な収益確保のため、従業員の技術の研鑽と継承を徹底し、作業効率化や無駄なコストの削減により原価低減を図るとともに、製品の信頼を高めることにより販売拡大を目指してまいります。 当社グループのセグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中のセグメント利益は営業利益ベースによる数値であります。セグメント情報の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。 紙工機械 受注高は19億82百万円(前連結会計年度比22.3%減)、売上高は26億94百万円(前連結会計年度比10.8%減)となりました。また、セグメント損失は23百万円(前連結会計年度はセグメント損失66百万円)となりました。 防衛機器 受注高は99億52百万円(前連結会計年度比41.4%減)、売上高は141億90百万円(前連結会計年度比27.9%増)、セグメント利益は21億円(前連結会計年度比61.4%増)となりました。 受託生産 受注高は13億6百万円(前連結会計年度比22.4%増)、売上高は11億12百万円(前連結会計年度比13.5%減)、セグメント利益は79百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。 その他 受注高は4億91百万円(前連結会計年度比27.8%減)、売上高は4億74百万円(前連結会計年度比40.8%減)、セグメント利益は21百万円(前連結会計年度比87.2%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金需要は、主に材料の購入代金、人件費・諸経費等の運転資金のほか、設備の維持・更新等にかかる費用であります。当社グループでは、これらの資金を主に金融機関からの借入により調達しております。借入に際しては、効率的な調達を行うよう努めております。 当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は133億39百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6億94百万円となっております。 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループは、連結財務諸表の作成にあたって、経営成績等に影響を与える会計上の見積りを行っております。会計上の見積りは過去の実績値や最新の状況を踏まえて合理的と判断された前提に基づいており、経営者による検討を継続的に行っておりますが、将来に関する不確実性を伴うため実際の結果とは異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1  連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。