概要
TVEは兵庫県尼崎市に本社を置く産業用バルブメーカーである。原子力・火力発電所向け高温高圧弁の製造・メンテナンスを中核事業とし、鋳鋼製品や電気設備工事も手がける。連結売上高は約102億円(2025年9月期)、従業員数は400名。
原子力・火力発電所向けバルブが中核の報告セグメント
当社グループはバルブ事業、製鋼事業、電気設備関連事業の三つを報告セグメントとしている。バルブ事業が連結売上高の約67%を占め、原子力発電所の定期検査工事や高温高圧弁の製造販売を主力とする。製鋼事業は鋳鋼製品を水処理設備や主要顧客に供給し、電気設備関連事業は原子力発電所や公共施設の電気工事を手がける。さらに、その他事業として福島県での地域復興と福井県でのクリアランス金属リサイクルを行っている。
国内原発の再稼働と新設に伴う需要の変化
東日本大震災以降、原子力発電所向けビジネスは停滞したが、近年は再稼働や次世代革新炉の建て替え構想が進む。2024年には女川原発2号機や島根原発2号機が再稼働し、泊原発3号機の再稼働も目指されている。当社グループはこれらの原発の安全運転に不可欠なバルブの製造・メンテナンスを提供しており、電力需要の増加を背景に事業環境は改善傾向にある。
海外や新分野への展開とグループの体制
海外ではシンガポールの子会社TVE GLOBAL ASIA PACIFICを通じてアジア市場に製品を供給している。また、西華産業をその他の関係会社とし、国内ではトウアサービス、太陽電業、TVEリファインメタルなどの連結子会社を擁する。グループ全体でバルブのトータルライフサービスを提供する体制を整え、高品質・高性能な製品と技術者によるメンテナンスで顧客満足を追求している。
業界の中での役割は電力プラントなどの産業設備にバルブを供給する資本財メーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| その他メンテナンス等の役務提供 | 23億円 | 22.8% | — | — |
| 原子力発電所定期検査工事 | 18億円 | 17.8% | — | — |
| 電気設備関連工事 | 17億円 | 16.8% | — | — |
| バルブ(新製弁) | 15億円 | 14.9% | — | — |
| 鋳鋼製品 | 15億円 | 14.9% | — | — |
| バルブ用取替補修部品 | 11億円 | 10.9% | — | — |
| その他 | 2億円 | 2.0% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01バルブ事業主力
原子力発電所、火力発電所などの電力プラント向け高温高圧バルブを中心に、船舶用、石油化学プラント用など各種産業用バルブを製造・販売。分解・点検・修理などのメンテナンスも手がける。可搬式の特殊工作機械を用いて、敷設配管から取り外すことなく現地で修理・改造を行う工法を開発し、施工している。
- 高温高圧バルブ
- 原子力・火力発電所の配管系で使用される高圧・高温環境に耐えるバルブ。
02製鋼事業準主力
鋳鋼製品の製造販売を行っている。主にバルブの鋳鋼部品などを供給。
- 鋳鋼製品
- 産業用バルブの部品などに使用される鋳鋼製の製品。
03電気設備関連事業準主力
原子力発電所及び東日本地区での電気設備工事業務を行っている。太陽電業株式会社が担う。
04その他副次
福島県を活動拠点とした地域復興事業、福井県を活動拠点としたクリアランス金属のリサイクルを主としたリファインメタル事業。
製品と技術
原子力・火力発電所向け高温高圧弁と安全弁
当社グループの主力製品は、原子力発電所や火力発電所で使用される高温高圧バルブである。特に安全弁は、プラントの異常時に圧力を逃がす重要な安全機器であり、同社の高い技術力を象徴する。新製弁の販売に加え、取替補修部品も提供しており、2025年9月期のバルブ事業売上高は67億97百万円(うち新製弁15億円、補修部品11億円)となっている。
定期検査工事と現地メンテナンス技術
原子力発電所の定期検査(定検)工事は、バルブ事業の収益の柱である。同社は分解・点検・修理などの保全作業を実施するほか、可搬式特殊工作機械を用いて配管から取り外さずに現地修理・改造を行う工法を開発し、施工している。2025年9月期の定検工事売上は18億13百万円と前年比29.7%減となったが、これは前年の大型工事の反動であり、長期的には安定した需要が見込まれる。
鋳鋼製品の製造と製鋼事業の取り組み
製鋼事業では、鋳鋼製品を製造し、水処理設備や主要顧客に供給している。2025年9月期の売上高は14億71百万円と前年比20.8%増加したが、電力単価上昇や修繕費増加によりセグメント利益は41百万円の赤字となった。同社は採算改善に向け、高付加価値製品の提供や生産効率の向上に取り組んでいる。
クリアランス金属のリサイクルと地域復興事業
その他事業として、福井県を拠点に原子力発電所の廃止措置から生じるクリアランス金属のリサイクル(リファインメタル事業)を展開している。また福島県では地域復興事業を行い、雇用創出やインフラ整備に貢献。これらの事業は売上規模は小さいが(2025年9月期2億10百万円)、中長期的な成長分野として位置付けられており、新工場建設を含む投資が進められている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
小規模ながら高収益、内需依存型
TVE(機械)は売上高100億円前後の小型機械メーカー。同業の日本製鋼所や三浦工業に比べ売上規模で劣るが、24/9期は営業利益率8.93%と収益性は良好。25/9期は減収・減益予想で、景気連動性が強い内需依存型ビジネスが浮き彫りに。主力のバルブ・ポンプ関連で国内ニッチ市場に強みを持つが、海外展開は限定的。
強み
- 24/9期営業利益率8.93%と小型ながら高い収益性を維持
- 産業用バルブ・ポンプで国内特定分野に強固な顧客基盤
- 売上100億円規模で拡大余地あり、M&A等の選択肢も
- 営業黒字継続で自己資本比率は高水準と推察
課題
- 海外売上比率が低く、国内景気減速時に収益が圧迫されやすい
- 日本製鋼所など同業大手に比べスケールメリットで劣位
- 25/9期は減収・減益見通しで、コスト削減等の対策が急務
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字がTVE
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6239ナガオカ | 105億円 | 31.4倍 |
| 2 | 6208石川製作所 | 102億円 | 15.6倍 |
| 3 | 6156エーワン精密 | 98億円 | 46.5倍 |
| 4 | 6230SANEI | 98億円 | 8.1倍 |
| 5 | 6286靜甲 | 97億円 | 7.9倍 |
| 6 | 6466TVE | 93億円 | 8.6倍 |
| 7 | 6338タカトリ | 90億円 | 34.6倍 |
| 8 | 6402兼松エンジニアリング | 89億円 | 7.6倍 |
| 9 | 6391加地テック | 82億円 | 10.9倍 |
| 10 | 7726黒田精工 | 79億円 | — |
| 11 | 6346キクカワエンタープライズ | 75億円 | 21.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 1件
東亜バルブの上場廃止とグループ再編(2000年)
2000年3月、それまで上場していた東亜バルブ株式会社は、株式会社トウアバルブグループ本社の設立に伴い上場廃止となった。この再編により、現在のTVEグループの母体が形成されたとみられる。以降、同社は高温高圧バルブの専門メーカーとして原子力・火力発電所向け事業に特化し、グループ各社との連携を強めてきた。
東日本大震災と原発事業への影響(2011年以降)
2011年3月の東日本大震災による福島第一原子力発電所事故は、原発向けビジネスに深刻な影響を与えた。国内の原発は相次いで運転停止となり、定期検査工事や新設案件が激減。当社グループの売上高は2012年9月期の106億円から2014年9月期には71億円まで落ち込み、純損失も計上した。この逆境を受け、同社は火力発電所や海外市場への営業強化を進めるとともに、既存原発の安全対策工事需要を取り込むことで事業の立て直しを図った。
長期ビジョン2030と中期経営計画2023の策定
2023年度、当社グループは「長期ビジョン2030」を策定し、目指す姿として「高品質弁と設備保全で世界エネルギーインフラの安全安定運転に貢献するグローバルニッチトップ」を掲げた。併せて5か年計画「中期経営計画2023」を開始し、安定成長と持続的収益性の確保を目指す。同計画では売上高100億円、営業利益7億円の安定的確保を目標とし、既存事業の深化と新たな収益基盤への投資を進めている。
福井・神戸への拠点拡充と新工場建設(2024-2025年)
2024年12月、当社グループは福井県おおい町に土地を取得し、バルブ事業とリファインメタル事業の新工場建設プロジェクトを開始した。安全弁事業の第1工場の着工に向け設計を進め、第2工場は引き続き検討中である。また2025年6月には、BCP対策と研究開発強化のため神戸市ポートアイランドの土地を取得。これらの投資は、原発の廃止措置に伴うクリアランス金属リサイクル事業の推進や、製造拠点の充実を目的としている。
年表1件を開く
2000年代
- 2000年3月創業なお、従来まで上場しておりました東亜バルブ株式会社は、株式会社トウアバルブグループ本社の設立に伴い、2000年3月に上場廃止となりました。東亜バルブ株式会社の沿革は以下のとおりであります。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で400人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は647万円で、9期前と比べて+8.3%。平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は15.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | — | — | — | 338 | — |
| 2017年9月 | — | — | — | 324 | — |
| 2018年9月 | — | — | — | 320 | — |
| 2019年9月 | 598 | 46.0 | 20.0 | 314 | — |
| 2020年9月 | 617 | 43.0 | 16.0 | 331 | — |
| 2021年9月 | 635 | 42.0 | 15.0 | 328 | — |
| 2022年9月 | 617 | 43.0 | 16.0 | 412 | — |
| 2023年9月 | 591 | 43.0 | 16.0 | 397 | — |
| 2024年9月 | 629 | 43.0 | 16.0 | 395 | 253 |
| 2025年9月 | 647 | 43.0 | 15.0 | 400 | 150 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は102億円、営業利益は6億円。前期と比べると減収減益で、売上が-8.9%、利益が-40.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 112億円 | 102億円 |
| 営業利益 | 12億円 | 6億円 |
| 純利益 | 8億円 | 6億円 |
| 1株あたり配当 | ¥55 | ¥55 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は25億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+4.2%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 26 | 2 | 7.7 | 2 |
| 2023年3Q | 24 | 3 | 12.5 | 2 |
| 2023年4Q | 27 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 28 | 4 | 14.3 | 3 |
| 2024年2Q | 26 | 3 | 11.5 | 2 |
| 2024年4Q | 58 | 3 | 5.2 | 2 |
| 2025年2Q | 47 | 2 | 4.3 | 2 |
| 2025年4Q | 55 | 4 | 7.3 | 4 |
| 2026年2Q | 60 | 8 | 13.3 | 6 |
| 2026年3Q | 25 | 3 | 12.0 | 2 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年9月期からの14期で、売上は106億円から102億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は5.9%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 106 | — | 12 | — | 1 |
| 2013年9月 | 83 | — | 1 | — | −3 |
| 2014年9月 | 71 | — | −11 | — | −12 |
| 2015年9月 | 92 | — | 8 | — | 7 |
| 2016年9月 | 85 | — | 3 | — | 2 |
| 2017年9月 | 81 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年9月 | 81 | — | 6 | — | 5 |
| 2019年9月 | 82 | — | 6 | — | 7 |
| 2020年9月 | 88 | — | 10 | — | 7 |
| 2021年9月 | 105 | — | 8 | — | 5 |
| 2022年9月 | 85 | — | 0 | — | −1 |
| 2023年9月 | 94 | — | 5 | — | 4 |
| 2024年9月 | 112 | 10 | 11 | 8.9 | 7 |
| 2025年9月 | 102 | 6 | 7 | 5.9 | 6 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高102億円のうち、営業利益として残るのは6億円で5.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の5.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.5%77億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.6%19億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.9%6億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年9月期は営業CFが0億円、投資CFが−32億円で、差し引きのフリーCFは−32億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は24億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 7 | 2 | −2 | 9 | 25 |
| 2013年9月 | 4 | 0 | 16 | 4 | 46 |
| 2014年9月 | −2 | −2 | −5 | −4 | 36 |
| 2015年9月 | 14 | −2 | −1 | 12 | 46 |
| 2016年9月 | 0 | −1 | −9 | −1 | 37 |
| 2017年9月 | 14 | −3 | −6 | 11 | 41 |
| 2018年9月 | −7 | −3 | −4 | −10 | 27 |
| 2019年9月 | 12 | −6 | 0 | 6 | 33 |
| 2020年9月 | 2 | −3 | −2 | −1 | 30 |
| 2021年9月 | 28 | −5 | −2 | 23 | 51 |
| 2022年9月 | −4 | −8 | 2 | −12 | 41 |
| 2023年9月 | 11 | −3 | −3 | 8 | 47 |
| 2024年9月 | 18 | −3 | −3 | 15 | 59 |
| 2025年9月 | 0 | −32 | −4 | −32 | 24 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年9月期の総資産は159億円。このうち返さなくてよい自己資本が119億円で、自己資本比率は75.0%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 113 | 80 | 33 | 70.3 |
| 2013年9月 | 124 | 77 | 47 | 62.7 |
| 2014年9月 | 110 | 66 | 44 | 59.8 |
| 2015年9月 | 116 | 71 | 45 | 61.1 |
| 2016年9月 | 108 | 71 | 37 | 65.6 |
| 2017年9月 | 107 | 74 | 33 | 68.1 |
| 2018年9月 | 108 | 78 | 30 | 72.1 |
| 2019年9月 | 117 | 83 | 34 | 70.9 |
| 2020年9月 | 121 | 88 | 33 | 72.9 |
| 2021年9月 | 123 | 94 | 29 | 75.9 |
| 2022年9月 | 130 | 93 | 37 | 71.7 |
| 2023年9月 | 141 | 100 | 41 | 70.9 |
| 2024年9月 | 151 | 110 | 41 | 73.1 |
| 2025年9月 | 159 | 119 | 40 | 75.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で209社中56位あたり、逆に低いのは売上成長率で209社中184位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,765で、1年前と比べて+52.6%。過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.6倍 |
| PER (会社予想) | 10.8倍 |
| PBR | 0.69倍 |
| 配当利回り | 1.46% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月19日に3705円で、前日比5.36%下落した。1ヶ月では-11.15%と大幅に下落し、25日線(4117円)を下回る。52週高値6360円からは41.7%下落し、75日線(4229円)も大きく割り込んだ。RSI46.81と中立圏だが、出来高は8月10日に5万株と急増し、売りが膨らんだ。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
PER9.56倍は同業界平均24.45倍の約4割水準で、PBR0.81倍も平均1.64倍を大きく下回る。ROE5.2%と低いが、株価は純資産を下回っており、配当利回り0.9%は平均2.69%を大きく下回る。売上高は減少傾向で営業利益率も低下しており、将来の業績悪化が懸念される。割安ではあるが、低い収益性と配当の魅力不足が足かせ。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.6倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 10.8倍 | — |
| PBR | 0.69倍 | 1.50倍 |
| ROE | 5.2% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
設備の老朽化や自動化・省エネ需要を背景に、既存顧客からの安定した受注が見込める一方、競争激化による採算悪化や新規需要の取り込みが課題。強気派は、売上高の回復と伸びしろを評価するが、弱気派は直近の営業利益率低下や受注環境の不透明感を指摘する。
- 売上の拡大
2024年9月期の売上高は前期比約19%増。基盤が強化された。
- 安定収益
保守・点検などのアフターサービスが収益を下支えする。
- 株価の堅調
年初来で株価は大幅に上昇し、市場の期待が高い。
- 2024/9期に営業利益10億円の実績通年影響中
売上高112億円、営業利益率8.93%。収益力は10億円規模を達成できる
- PER9.56倍と低水準のバリュエーション継続影響中
予想PER9.56倍。業績横ばいでも割安感がある
- 株価1年で88%上昇し人気化継続影響弱
1年リターン87.9%。資金流入で需給が改善している
- 外国人保有9.26%で需給が厚い継続影響弱
外国人保有比率は9.26%。機関投資家の関心が維持される
- 利益率の低下
2025年9月期の営業利益率は前期比で低下予想(5.9%)。
- 需要の一巡感
大型案件の一巡や競争激化で、受注単価の下落懸念。
- 財務体質
自己資本比率が低い水準で、財務の柔軟性に欠ける可能性。
- 2025/9期は営業利益6億円と40%減通年影響強
営業利益は10億円から6億円へ減少。売上高も112億円から102億円に低下
- 営業利益率5.88%と低水準通年影響中
営業利益率は8.93%から5.88%へ3.05pt低下した
- ROE5.2%と資本効率が低位継続影響中
ROE5.2%と低く、資本を効率的に使えていない
- 配当利回り0.9%と株主還元が弱い通年影響弱
配当利回り0.9%。純利益6億円では還元拡大が難しい
- 受注単価
- 競争環境下での価格動向を把握するために重要。
- 受注残高
- 今後の売上高を保証するバックログの量を確認。
- アフターサービス売上
- 安定収益の柱であり、顧客基盤の強さを反映する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり55円で、前期から−33.3%。いまの株価に対する利回りは1.46%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 30 | — | 40.1 |
| 2017年9月 | 30 | 0.0 | 77.4 |
| 2018年9月 | 35 | 16.7 | 17.9 |
| 2019年9月 | 40 | 14.3 | 12.3 |
| 2020年9月 | 40 | 0.0 | 15.0 |
| 2021年9月 | 40 | 0.0 | 19.9 |
| 2022年9月 | 50 | 25.0 | — |
| 2023年9月 | 40 | −20.0 | 35.6 |
| 2024年9月 | 60 | 50.0 | 25.2 |
| 2025年9月 | 40 | −33.3 | 20.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥55
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ1,317人。区分でいちばん多いのは事業法人で50.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.3%を占め、残る45.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 31.1 | 37.1 | 43.4 | 46.2 | 50.4 | 50.6 |
| 個人・その他 | 46.9 | 44.6 | 37.6 | 36.6 | 35.0 | 32.5 |
| 外国法人 | 13.5 | 10.8 | 11.3 | 9.8 | 7.5 | 9.2 |
| 自己株式 | 14.5 | 14.3 | 5.2 | 5.0 | 4.9 | 4.7 |
| 証券会社 | 0.8 | 0.9 | 1.0 | 1.3 | 2.0 | 3.9 |
| 金融機関 | 7.6 | 6.5 | 6.6 | 6.2 | 5.2 | 3.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 西華産業株式会社 | 20.53 |
| 02 | 株式会社UH Partners 2 | 7.46 |
| 03 | 株式会社UH Partners 3 | 7.22 |
| 04 | 光通信株式会社 | 6.96 |
| 05 | 株式会社エスアイエル | 5.03 |
| 06 | TOA取引先持株会 | 4.12 |
| 07 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.46 |
| 08 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 2.44 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 2.25 |
| 10 | BNYM RE BNYMLB RE GPP CLIENT MONEY AND ASSETS AC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.31 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+426%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年9月 | 48 | 3,411 | 1.4 | 22.2 | 487.8 |
| 2013年9月 | −112 | 3,316 | — | — | — |
| 2014年9月 | −493 | 2,804 | — | — | — |
| 2015年9月 | 298 | 3,024 | 10.2 | 5.0 | 14.3 |
| 2016年9月 | 100 | 3,120 | 3.3 | 10.6 | 40.1 |
| 2017年9月 | 81 | 3,222 | 2.6 | 15.5 | 77.4 |
| 2018年9月 | 211 | 3,416 | 6.4 | 6.0 | 17.9 |
| 2019年9月 | 313 | 3,631 | 8.9 | 3.8 | 12.3 |
| 2020年9月 | 297 | 3,846 | 7.9 | 6.1 | 15.0 |
| 2021年9月 | 199 | 4,083 | 5.0 | 9.6 | 19.9 |
| 2022年9月 | −26 | 3,988 | −0.6 | — | — |
| 2023年9月 | 186 | 4,263 | 4.5 | 9.9 | 35.6 |
| 2024年9月 | 308 | 4,710 | 6.9 | 7.2 | 25.2 |
| 2025年9月 | 255 | 5,091 | 5.2 | 9.8 | 20.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
11名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/9期の役員報酬は総額164百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 奥井一史 | 代表取締役社長 | 60 |
| 笹野幸明 | 取締役会長 | 72 |
| 飯田明彦 | 専務取締役 管理本部長 リスク管理担当 内部統制統括責任者 | 67 |
| 三宅利幸 | 常務取締役 メンテナンス本部長 R&Dセンター担当 | 66 |
| 川上浩 | 常務取締役 生産本部長 総括安全衛生管理者 | 65 |
| 桝村英孝 | 取締役 営業本部長 | 59 |
| 原田英美子 | 取締役 | 69 |
| 田中博之 | 取締役(常勤監査等委員) | 66 |
| 浜本光浩 | 取締役(監査等委員) | 56 |
| 宮本文子 | 取締役(監査等委員) | 52 |
| 鈴木浩巳 | — | 66 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 95 | 29 | 10 | 10 | 135 | 19 |
| 社外取締役 | 4 | 13 | 3 | — | — | 16 | 4 |
| 取締役(社内) | 1 | 10 | 3 | — | — | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容775字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,987字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,145字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,345字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-23
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-24
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第23期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第23期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-08
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