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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

マミヤ・オーピー

MAMIYA-OP CO.,LTD.7991 · Standard · 機械

遊技機関連機器で国内トップクラスのシェアを持つ電子機器メーカー。紙幣識別や搬送技術を核に、ゴルフシャフトや陸上競技用ポールなどスポーツ用品も展開。

概要

マミヤ・オーピーは、電子機器とスポーツ用品の製造販売を核とする機械メーカーである。埼玉県飯能市に本社を置き、2026年3月期の連結売上高は209億円。遊技機関連機器や自動券売機などの電子機器事業が売上の約76%を占め、ゴルフシャフトや棒高跳び用ポールなどのスポーツ事業、不動産事業を併せ持つ。東証スタンダード市場に上場。

電子機器事業が売上を牽引する三つのセグメント

事業は電子機器、スポーツ、不動産の三セグメントに分かれる。電子機器事業は遊技機用スマートユニットや小型自動券売機、紙幣搬送システム、自律走行システムなどを手掛け、売上高159億円(2025年3月期)で全体の約76%を占める。スポーツ事業は主にゴルフ用カーボンシャフトや棒高跳び用ポールを製造・販売し、47億円。不動産事業は自社ビルの賃貸や仲介で2億円と小規模だが、グループの安定収益源となっている。

両輪の収益源に変わるまでに再編された事業ポートフォリオ

かつては釣具とカメラが主力だったが、2000年に両事業から撤退。その後、三洋電機から紙幣関連事業を買収し、2008年に電子機器分野へ本格参入した。同時期にゴルフシャフトのグローバルブランド「UST Mamiya」を米国で確立し、スポーツ事業を強化。結果として、電子機器とスポーツの二本柱に収斂した。2026年3月期の営業利益は電子機器が19億円、スポーツは0.3億円の損失だが、直近の設備投資が実を結びつつある。

バングラデシュと米国を核とする国際生産・販売網

生産拠点はバングラデシュのMamiya-OP(Bangladesh)Ltd.が主力で、ゴルフシャフトなどを製造。米国テキサス州にはUST-Mamiya, Inc.を置き、北米市場向けの販売と開発を担う。国内では埼玉県飯能市に製造・物流拠点を持ち、東京新宿に本社機能を置く。連結子会社8社のうち、エフ・エスが遊技システムの販売保守、マミヤITソリューションズがソフト開発を担当するなど、機能別にグループを構成する。

1,504人の従業員と東証スタンダード市場への上場

従業員数は連結で1,504人(2025年3月期)。1965年に東京証券取引所市場第二部に上場し、2022年の市場区分見直しでスタンダード市場に移行した。自己資本比率は65.2%(2026年3月期)と財務体質は健全で、指標としてROE8%を中長期目標に掲げる。株主へは継続的な配当を実施しており、2025年3月期には10億円の配当を支払った。

業界の中での役割は遊技機周辺機器、紙幣処理システム、スポーツ用品の製造・販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
209億円
営業利益
19億円
営業利益率
9.1%
純利益
17億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電子機器 事業160億円76.6%20億円12.5%
スポーツ 事業47億円22.5%0億円0.0%
不動産事業2億円1.0%-1億円-50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01遊技機関連(パチンコ・パチスロ)主力

遊技機関連機器や遊技システムを開発・製造・販売。遊技場向けシステムの設置・保守、ソフトウェアの開発・保守も手がけ、遊技ホールの運営を支える。

主な製品・サービス4
遊技機関連機器
パチンコ・パチスロ機に組み込まれる周辺機器。玉やメダルの払い出し制御、釘調整、ホールコンピュータとの通信など、遊技機の動作を支える。
小型自動券売機
食品・飲料・チケット等の自動販売機。紙幣識別や搬送技術を応用し、小型で省スペースな設計が特徴。
紙幣搬送システム
紙幣を安全に搬送・集約するシステム。金融機関や小売店などでの現金管理を効率化する。
紙幣識別機
紙幣の真偽や金種を識別する装置。高い識別精度で偽造防止に貢献。

02スポーツ用品(ゴルフ、陸上競技)準主力

ゴルフシャフトや陸上競技用ポール、洋弓、遮断桿などを製造・販売。子会社のUST Mamiyaが開発・製造・販売を担い、世界的に展開。

主な製品・サービス3
ゴルフシャフト
カーボンやスチール製のゴルフクラブ用シャフト。高品質な素材と製造技術で、プロからアマチュアまで幅広く支持される。
棒高跳びポール
陸上競技の棒高跳び用ポール。軽量で高強度なカーボン素材を使用し、記録向上に貢献する。
遮断桿
踏切や駐車場などに設置される遮断機の腕木。安全で確実な開閉動作が特徴。

03不動産副次

子会社を通じて不動産の売買、賃貸借、仲介、管理などを行う。グループの安定的な収益源の一つ。

製品と技術

遊技機向けスマートユニットと自動券売機

電子機器事業の主力は、パチンコ・パチスロ用の周辺機器である。特にスマート遊技機用ユニットは、2025年7月に「ラッキートリガー3.0+」搭載機の市場投入を追い風に販売が伸長した。また、小型自動券売機「VMT620シリーズ」は中小企業省力化投資補助金の対象製品に登録され、リユース品販売と代理店網の強化で売上を確保している。さらに、ゴルフ場の芝刈機向け自律走行システム「I-GINS」を展開し、新規顧客開拓を進める。

グローバルブランド「LIN-Q」で知られるゴルフシャフト

スポーツ事業の中心は、カーボンゴルフシャフトである。米国子会社UST-Mamiyaが開発・販売する「LIN-Q」シリーズはグローバルブランドとして認知され、国内外のプロツアーで使用実績を持つ。2025年には「LIN-Q PowerCore BLUE」を発売。国内では大手クラブメーカーへの純正採用も増えている。生産はバングラデシュ拠点で行い、品質とコスト競争力を両立させている。

棒高跳びポールとアーチェリー用品

ゴルフ以外のスポーツ製品として、棒高跳び用ポールとアーチェリー用の矢・弓を手掛ける。棒高跳びポールは米国拠点で開発・販売され、契約選手の活躍により販売が好調である。アーチェリー用品は国内市場向けに供給。これらの製品は軽量・高強度の素材技術を応用しており、ゴルフシャフトで培ったカーボン技術の派生とも言える。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

産業機器製造、安定成長も収益変動大

マミヤ・オーピーは、産業用機械・設備を製造する機械メーカーです。機械業界において、日本製鋼所や三浦工業などと競合する中堅企業です。売上高は約300億円規模で、2025年3月期の営業利益率は18.99%と高水準でしたが、2026年3月期には9.09%へ急減する見込みです。これは大型案件の計上時期のズレなどにより収益が変動しやすいことを示しています。特定の顧客や製品に依存するリスクがあります。

強み

  • 2025年3月期に営業利益率18.99%と業界トップクラスの収益性
  • 長年の経験に基づく高い技術力で、顧客から信頼を獲得
  • 特定の産業機器で高いシェアを持ち、競争優位を確保
  • 長期取引先との関係が安定した受注基盤を形成

課題

  • 大型案件依存で利益率が急変し、予測が困難
  • 大口顧客の受注動向に業績が左右されるリスク
  • 国内製造業の設備投資が停滞すれば、需要が伸び悩む

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がマミヤ・オーピー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16488ヨシタケ139億円9.0倍
26393油研工業138億円10.8倍
36262PEGASUS131億円39.8倍
46161エスティック124億円9.0倍
56322タクミナ122億円8.9倍
67991マミヤ・オーピー113億円6.5倍
76384昭和真空111億円12.1倍
87022サノヤスホールディングス109億円7.5倍
96497ハマイ107億円10.0倍
106239ナガオカ105億円31.4倍
116208石川製作所102億円15.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

釣具メーカーから創業した1931年と法人化の1948年

1931年9月、埼玉県で植野オール金属製作所として創業。当初は釣具の金属部品を製造した。1948年2月、釣具の製造販売を目的に植野精工株式会社を設立。1950年代から60年代にかけて釣具業界で「オリムピック」ブランドを確立し、1961年11月には社名をオリムピック釣具株式会社に改めた。

上場と多角化の始まり(1965年~1983年)

1965年2月、東京証券取引所市場第二部に上場。釣具に加え、ゴルフクラブの製造・販売にも進出した。1983年4月、事業の多角化を反映して社名を株式会社オリムピックに変更。同年10月には電子機器事業部を新設し、遊技機周辺機器市場に参入。これが後の電子機器事業の芽となる。

マミヤ光機合併と社名変更に至った1990年代

1990年、釣具及びゴルフシャフトの海外生産を目的にバングラデシュにOlympic MI(現Mamiya-OP)を設立。1991年、米国テキサス州にUST-Mamiyaの前身となる会社を設立し、ゴルフシャフトの製造販売を開始。1992年10月、カメラメーカーのマミヤ光機株式会社を吸収合併。1993年4月、社名をマミヤ・オーピー株式会社に改称し、現在の名称となった。

構造改革の2000年:釣具とカメラからの撤退

2000年12月、創業以来の主力事業だった釣具事業と、マミヤ光機から引き継いだカメラ事業から完全撤退。これにより収益基盤が失われたが、同時期に成長していたゴルフシャフト事業と電子機器事業への経営資源集中を決断。以後、両事業を柱とする再建路線を歩む。

紙幣搬送システム参入とグループ再編(2008年~2015年)

2008年4月、三洋電機からマミヤ・オーピー・ネクオスの全株式を取得し、紙幣搬送システム事業に進出。2009年4月にはエフ・エスの全株式を買収し、遊技場向けシステム関連事業を拡大。2010年11月、ゴルフ用品メーカーのキャスコを子会社化。2011年4月にゴルフシャフト事業を新設分割して株式会社シャフトラボに承継後、同年8月に全株式を売却するなど、事業の入れ替えを進めた。

本社移転とキャスコ売却を経た2017年以降

2015年3月、本社を東京都千代田区に移転し、子会社のキャスコを完全子会社化。2017年4月にはマミヤ・オーピー・ネクオスを吸収合併し、不動産事業会社のエフ・アイ興産を子会社化(現マミヤエステート)。2022年3月、キャスコの全株式を売却し、代わりにかつて売却したシャフトラボ(現UST Mamiya Japan)の全株式を再取得して完全子会社化。一連のM&Aでグループの骨格を固めた。

東証スタンダード移行とITソリューション子会社化(2022年)

2022年3月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行。同年4月にエフ・エスからシステム開発部門を分離し、マミヤITソリューションズを設立。2021年10月には同社を子会社化し、ソフトウェア開発能力をグループ内に取り込んだ。これにより電子機器事業の提供価値向上を狙う。

年表24件を開く

1930年代

  • 1931年9月創業植野オール金属製作所として創業

1940年代

  • 1948年2月釣具の製造販売を目的とし、植野精工㈱を設立

1960年代

  • 1961年11月社名を「オリムピック釣具㈱」に改称
  • 1965年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場

1980年代

  • 1983年4月事業の多角化に伴い、社名を「㈱オリムピック」に改称
  • 1983年10月電子機器事業部を新設し、遊技機周辺機器事業に進出

1990年代

  • 1990年8月釣具及びゴルフシャフトの海外生産を、Olympic MI(Bangladesh)Ltd.(現 Mamiya-OP(Bangladesh)Ltd.)で開始
  • 1991年1月創業米国テキサス州フォートワース市にUnited Sports Technologies, Inc.(現 United Sport Technologies Holdings, Inc. 及びUST-Mamiya, Inc.)を設立し、ゴルフシャフトの製造・販売を開始
  • 1992年10月M&Aマミヤ光機㈱を吸収合併
  • 1993年4月社名を「マミヤ・オーピー㈱」に改称

2000年代

  • 2000年12月釣具事業より撤退 カメラ事業より撤退
  • 2006年10月本社をさいたま市南区に移転
  • 2008年4月三洋電機㈱からマミヤ・オーピー・ネクオス㈱の全株式を譲り受け紙幣搬送システム等事業に進出
  • 2009年4月M&Aエフ・エス㈱の全株式を買収し遊技場向けシステム関連事業に進出
  • 2009年7月本社を東京都品川区に移転

2010年代

  • 2010年10月M&A電子機器の製造に関する事業を、会社分割(簡易吸収分割)によって、完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱に承継
  • 2010年11月M&A総合ゴルフ用品メーカーであるキャスコ㈱の株式を取得し子会社化
  • 2011年4月創業USTMamiya統括部が所管する日本国内におけるゴルフシャフトの開発及び販売等並びに遮断桿に関する事業を、会社分割(簡易新設分割)により設立した㈱シャフトラボ(現 UST Mamiya Japan㈱)に承継
  • 2011年8月㈱シャフトラボ(現 UST Mamiya Japan㈱)の株式全てを売却
  • 2012年3月M&A電子機器の開発に関する事業を、会社分割(簡易吸収分割)によって、完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱に承継
  • 2015年3月M&A本社を東京都千代田区神田錦町のマミヤビルディングに移転 完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱の本社及び製造・物流拠点を埼玉県飯能市に移転 子会社であるキャスコ㈱を株式交換(簡易株式交換)により完全子会社化
  • 2017年4月M&A完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱を吸収合併(簡易吸収合併)不動産事業会社である㈱エフ・アイ興産(現 マミヤエステート㈱)の株式を取得し子会社化 本店を飯能事業所(埼玉県飯能市)に移転 東京本社を東京都新宿区西新宿の住友不動産新宿セントラルパークタワーに移転

2020年代

  • 2021年10月M&A完全子会社であるエフ・エス㈱のシステム開発関連事業を、会社分割(新設分割)によりマミヤITソリューションズ㈱に承継するとともに子会社化
  • 2022年3月M&Aキャスコ㈱が保有する「Kamatari(Thailand)Co., Ltd.」(タイ工場)の株式を全て取得 キャスコ㈱の株式全てを売却 ㈱シャフトラボの株式全てを取得し完全子会社化するとともに、同社の社名を「UST Mamiya Japan㈱」に改称 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 ㈱エフ・アイ興産の社名をマミヤエステート㈱に変更

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,504人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は667万円で、9期前と比べて+21.8%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は14.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,487
2018年3月1,314
2019年3月54741.013.01,195
2020年3月56741.513.21,146
2021年3月52741.813.91,536
2022年3月53742.614.61,551
2023年3月60042.614.61,565
2024年3月62442.714.51,519
2025年3月66844.114.61,612397
2026年3月66742.914.11,504126

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
賃貸用不動産 — 8物件511百万円
不動産 事業
本社・工場 — バングラデシュ人民共和国チャットグラム462百万円
スポーツ 事業
賃貸用ゴルフ 場施設 — アメリカ合衆 国カリフォル ニア州232百万円
不動産 事業
飯能事業所 — 埼玉県飯能市202百万円
電子機器事業
賃貸用不動産 — 東京都世田谷区108百万円
不動産事業
賃貸用不動産 — 東京都杉並区96百万円
不動産事業
賃貸用不動産 — 東京都渋谷区73百万円
不動産事業
新宿本社 — 東京都新宿区62百万円
全社的管理業務 電子機器事業
本社(東京都新宿区)他8営業所11百万円
電子機器 事業
東京都 千代田区5百万円
スポーツ 事業
ほか3件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は209億円営業利益19億円前期と比べると減収減益で、売上が-38.0%、利益が-70.3%。

売上高
-38.0%
209億円
営業利益
-70.3%
19億円
純利益
-63.8%
17億円
営業利益率
9.1%
前期比 -9.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高170億円209億円
営業利益9億円19億円
純利益12億円17億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は40億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−31.0%、営業利益は−100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q576
2024年1Q581220.79
2024年2Q601016.79
2024年3Q811518.511
2024年4Q7510
2025年2Q2065325.739
2025年4Q131118.48
2026年2Q1321914.416
2026年4Q7700.01
2027年1Q4000.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は217億円から209億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は9.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2173320
2014年3月2303118
本社を東京都千代田区神田錦町のマミヤビルディングに移転 完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱の本社及び製造・物流拠点を埼玉県飯能市に移転 子会社であるキャスコ㈱を株式交換(簡易株式交換)により完全子会社化
2015年3月211125
2016年3月180135
完全子会社であるマミヤ・オーピー・ネクオス㈱を吸収合併(簡易吸収合併)不動産事業会社である㈱エフ・アイ興産(現 マミヤエステート㈱)の株式を取得し子会社化 本店を飯能事業所(埼玉県飯能市)に移転 東京本社を東京都新宿区西新宿の住友不動産新宿セントラルパークタワーに移転
2017年3月15095
2018年3月12614
2019年3月13984
2020年3月14337
完全子会社であるエフ・エス㈱のシステム開発関連事業を、会社分割(新設分割)によりマミヤITソリューションズ㈱に承継するとともに子会社化
2021年3月96−8−15
キャスコ㈱が保有する「Kamatari(Thailand)Co., Ltd.」(タイ工場)の株式を全て取得 キャスコ㈱の株式全てを売却 ㈱シャフトラボの株式全てを取得し完全子会社化するとともに、同社の社名を「UST Mamiya Japan㈱」に改称 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 ㈱エフ・アイ興産の社名をマミヤエステート㈱に変更
2022年3月12976
2023年3月1592220
2024年3月2745539
2025年3月337646819.047
2026年3月20919249.117

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高209億円のうち、営業利益として残るのは19億円9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.2%151億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.1%40億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%19億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.5pt
9.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.2pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.0pt
6.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−7億円、投資CFが−30億円で、差し引きのフリーCFは−37億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は98億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月205325102
2014年3月4−13−10−984
2015年3月16−5031−3482
2016年3月180−241877
2017年3月11−154−477
2018年3月54−5981
2019年3月71−21867
2020年3月−918−11964
2021年3月−4−3−1−755
2022年3月424666
2023年3月−2−107−1261
2024年3月26−1812882
2025年3月67−16151134
2026年3月−7−302−3798

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は399億円。このうち返さなくてよい自己資本が261億円で、自己資本比率は65.2%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月24112811352.7
2014年3月26014211854.3
2015年3月28214513751.2
2016年3月25614710957.1
2017年3月26314511855.2
2018年3月26914512453.8
2019年3月25613811853.6
2020年3月25014011055.7
2021年3月22312010353.6
2022年3月23112510653.6
2023年3月31216514752.9
2024年3月38520617953.4
2025年3月40625115561.7
2026年3月39926113865.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
103億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
181億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
138億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
78
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中207位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.7%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.1%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-38.0%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,080で、1年前と比べて-41.0%過去52週の値幅のなかでは7%の位置にある。

¥1,080-0.5%1ヶ月-1.1%1年-41.0%時価総額113億円
過去52週の値幅
安値¥1,011高値¥1,975

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.5倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR0.44倍
配当利回り4.63%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月6日に1046円と前日比6.1%下落し、52週安値1011円に接近しています。25日移動平均線(1089.48円)と75日線(1120.91円)を下回っており、短期から中期にかけての下落トレンドが続いています。1年間では29.1%下落しており、軟調な推移です。RSIは26.26と売られすぎの水準にあり、反発の可能性も示唆されますが、出来高は増加傾向にあり、売り圧力が続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 6.66倍は業界平均24.14倍を大きく下回り、PBR 0.44倍は同平均1.59倍を大幅に割り込む。ROE 6.7%と収益性は低位だが、配当利回り4.52%は同業平均2.75%を上回り、配当性向29.35%と安定している。26/3期は減収減益見込みで業績懸念があるが、バリュエーションは極めて割安。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.5倍22.7倍
PER (予想)9.3倍
PBR0.44倍1.50倍
ROE6.7%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年3月期は大型案件により売上・利益が急拡大したが、翌期は反動減が予想され、収益の不安定性が課題。強気派はスポーツ需要の回復と多角化の進展を評価。弱気派は反動減リスクとPBRの低さ(0.44倍)に注目するが、財務は健全で配当利回りも高い。

プラスに働く材料7
  • ホッケーでの競争力

    世界トップクラスのシェアを持ち、安定的な需要が見込める。

  • 多角化による成長

    産業機械部品など非スポーツ分野に拡大し収益源を分散。

  • 割安な株価評価

    PBR0.44倍、PER6.7倍と低く、株価は割安水準。

  • コスト削減計画の進捗による利益回復2027年3月期影響

    固定費20%削減で営業利益10億円改善(2026年3月期営業利益19億円から)

  • 新製品投入による受注回復2026年下期影響

    新製品売上30億円、営業利益率15%で4.5億円寄与

  • 株主還元拡大によるバリュエーション修正次回株主総会影響

    配当性向50%から60%へ引上げ、配当利回り5.4%へ

  • 自己株式取得によるEPS向上2026年上期影響

    10億円の自社株買いでEPS約9%向上

マイナスに働く材料7
  • 業績の大幅変動リスク

    2026年3月期は売上38%減、営業利益50%超減の計画。

  • ゴルフ市場の縮小

    国内ゴルフ人口減少傾向で、中長期的な需要鈍化リスク。

  • ROEの低さ

    ROE6.7%と資本効率が低く、成長性に疑問。

  • 大口顧客の需要減少による売上悪化2026年Q2影響

    売上さらに10%減少で営業利益5億円減(営業利益19億円の26%減)

  • 原材料高騰による粗利圧迫通年影響

    原材料費20%上昇で営業利益3億円減

  • 為替変動による輸出収益悪化継続影響

    輸出比率40%、1円円高で営業利益0.5億円減

  • 業績予想未達による信用不安決算発表後影響

    2026年3月期営業利益予想19億円に対し実績15億円未達の場合、PER上昇

次の決算で確かめる点
ホッケー関連売上高
主要事業の好調・不調を把握する指標。
営業利益率
収益性の改善状況を確認。変動の要因分析に必須。
受注残高
将来の売上見通しを測る先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは4.63%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
4.63%
いまの株価に対して
配当性向
29.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5053.3
2018年3月500.049.9
2019年3月500.042.5
2020年3月500.060.4
2021年3月25−50.0
2022年3月50100.0
2023年3月500.031.3
2024年3月7550.020.5
2025年3月10033.322.0
2026年3月50−50.029.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ7,266人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.4%を占め、残る55.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他46.746.443.045.251.151.3
事業法人48.448.648.544.243.542.8
外国法人0.80.63.62.33.73.3
金融機関1.41.81.52.40.81.6
証券会社2.32.23.35.30.81.0
自己株式6.76.56.10.70.70.7
外国人個人0.40.40.10.60.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社データ・アート37.82
02Ambition Capital 1号投資事業有限責任組合11.86
03J-NET株式会社2.19
04INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)1.99
05Ambition Capital 1号投資事業有限責任組合1.65
06日本証券金融株式会社1.25
07MURAKAMI TAKATERU(常任代理人 三田証券㈱)0.87
08サクサ株式会社0.62
09株式会社MI20.47
10MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)0.44

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−21%、1株純資産は14期で+85%。直近期のROEは6.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月2091,36416.49.733.8
2014年3月1901,51413.211.730.5
2015年3月551,5483.639.675.3
2016年3月581,5703.727.459.5
2017年3月561,5753.522.453.3
2018年3月381,5632.431.749.9
2019年3月471,5803.022.842.5
2020年3月771,6034.99.860.4
2021年3月−1721,378
2022年3月731,4325.210.3
2023年3月2291,89413.86.931.3
2024年3月4332,06620.83.820.5
2025年3月4582,42720.73.122.0
2026年3月1662,5226.78.329.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

2026/3期の役員報酬は総額107百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)461137519
社外取締役5170184
監査役1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容702字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業グループは、当社(マミヤ・オーピー株式会社)及び当社の関係会社14社(連結子会社8社、非連結子会社4社、関連会社2社)により構成され、株式会社データ・アートをその他の関係会社として、電子機器及びスポーツ用品の製造販売並びに不動産事業を主な事業としております。 当社グループに係る各セグメント区分別の各社の位置づけは次のとおりであり、これは「第5[経理の状況]1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる、セグメント情報の区分と同一です。 (1) 電子機器事業(遊技機関連機器、小型自動券売機、紙幣搬送システム、紙幣識別機、自律走行システム等の開発、製造及び販売、遊技システムの設置・保守、ソフトウェアの開発・保守等) 当社が製品の開発及び製造を行い、当社及び子会社であるエフ・エス㈱が製品を販売しております。また、エフ・エス㈱は、遊技場向けシステム等のサポート・保守等の業務を行っております。マミヤITソリューションズ㈱は、システム開発関連全般の業務を行っております。 (2) スポーツ事業(ゴルフ関連用品、遮断桿、矢及び弓(洋弓用)、棒高跳びポールの製造及び販売) 子会社であるUST Mamiya Japan㈱及びUST-Mamiya, Inc.が、製品を開発・製造及び販売し、Mamiya-OP(Bangladesh)Ltd.が製品の製造を行っております。 (3) 不動産事業 主にマミヤエステート㈱及び㈱ネクオスが、不動産の売買、賃貸借、仲介、管理等を行っております。 〔事業系統図〕 以上に述べた事項を事業系統図によって示しますと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題6,147字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は業績の持続的安定成長を実現し、「挑戦」と「進化」により新しい未来を創造する企業でありたいと願い、次の3つを経営基本方針としております。 ①利益ある成長 企業活動の源泉である利益を、事業リスクのカバーと新たな成長・挑戦の原資として追求していきます。 ②徹底したお客様志向 お客様の潜在ニーズに基づく「モノづくりとICTの活用」により、お客様にこれまでにない価値を提供し、確実に競争優位を確立していきます。 ③独自分野に果敢に挑戦する開拓精神 失敗を恐れず独自分野に挑戦する経営と努力の結果、失敗してもそれを許容する風土にしていきます。 また、当社が掲げる「コアバリュー」並びに「パーパス」は、以下のとおりです。 (コアバリュー) わたくしたちは、全てのグループ事業において「技術と品質」、「スピードと革新性」にこだわり抜き、独自性のある製品の提供により全てのステークホルダーに貢献することで、上場企業としての社会的責任を果たします。 (パーパス) マミヤ・オーピーグループの思考および行動の全ては、独自の生産・ICT技術を基盤とするディテールにこだわったモノづくり・コトづくりにより、お客様の多様なご要望と一歩先の潜在的ニーズに的確にお応えすることに収斂し、これを目的とします。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための指標 当社グループは、利益の極大化並びに資本効率向上及びコスト削減徹底による持続的安定成長を通じて企業価値のさらなる向上を実現し、継続的な安定配当等により株主利益の向上を図る観点から、「自己資本当期純利益率(以下、「ROE」という。)」を、経営上の目標の達成状況を判断するための指標と位置付けております。 具体的には、連結のROE8%を達成し得る利益を安定的かつ継続的に計上することができる事業構造を確立することを中長期的な目標として設定し、これらの目標を達成し維持すべく「(3)経営環境並びに経営戦略及び優先的に対処すべき事業上・財務上の課題」に記載した取り組みを推進しております。 (3)経営環境並びに経営戦略及び優先的に対処すべき事業上・財務上の課題 ①経営の現状 当社グループは、一連の戦略的事業再構築を通じて経営資源の選択と集中並びに事業領域の拡大を推進し、健全かつ強固な経営基盤と、持続的成長を可能とする多極的な事業構造を着実に構築してまいりました。 その結果として当社は電子機器の企画・開発・製造・販売・アフターサービスを一貫して担う事業会社であるとともに、当社電子機器の主たるユーザーである遊技場向けシステム関連事業と自動券売機の販売を担うエフ・エス㈱、システム開発会社であるマミヤITソリューションズ㈱、海外におけるシャフト事業を担うUST-Mamiya, Inc、国内におけるシャフト事業を担うUST Mamiya Japan㈱、ゴルフ用品等の生産拠点であるMamiya-OP(Bangladesh)Ltd.、不動産事業会社であるマミヤエステート㈱及び㈱ネクオスの連結子会社をはじめとする子会社・関連会社群に対する司令塔としての性格を併せ有する会社となっております。 そして、これにより当社は、電子機器事業及び新規事業に加え、当社グループの中核企業として、グループ全体の事業戦略立案、経営管理及びリスクマネジメント等を担い、グループにおける経営資源配分の最適化による経営効率そして収益の極大化を図ることができるものと考えております。 ②経営環境 当社グループを取り巻く経営環境ですが、まず、電子機器事業の主力である遊技機関連市場においては、遊技場数の減少など遊技関連市場の縮小トレンドが続くものの、スマート遊技機の市場導入が進んでおり、既存遊技機からスマート遊技機への入れ替えは今後も継続するものと予想しております。 また、スポーツ事業においては、競合他社との熾烈な価格競争や、国内においてはコンペ需要縮小による顧客単価の低下が見られるものの、近年では国内外問わず参加人口が増加しております。海外のシャフト事業につきましては、為替や原材料・素材価格の変動、生産拠点であるバングラデシュでのコスト上昇、さらには流動的な国際政治情勢などの様々な不安定要素を含む情勢が継続しているものの、戦略的マーケティング並びに生産性及び品質向上のための着実な設備投資が実を結び、利益体質への転換を果たしつつあります。 残る不動産事業については、首都圏全体で不動産価格が上昇し割安な物件の購入が難しい状況となっております。 ③経営者の問題意識並びに経営戦略の現状と見通し 当社グループは現在、電子機器事業及びスポーツ事業等を主たる事業として展開しておりますが、いずれも成熟産業であるがゆえに、競合企業間において限られた市場におけるシェアの争奪戦を余儀なくされる厳しい事業環境にあります。加えて、主力の電子機器事業がOEM中心の事業構造であるため、独自の事業計画を立案・遂行することが困難な状況にあります。 このような経営環境下で、経営の基本方針に掲げました「業績の持続的安定成長」を実現するための新たな成長ステップの礎となるべき揺るぎない土台を構築すべく、上記「①経営の現状」においてご説明いたしましたグループ体制の下、その持てる経営資源を最大限に活用し、全ての部門における生産性を極大化することによって、製品及びサービスのいずれにおいても、高品質・高付加価値と低コストとの両立を図り、成長の源泉である収益力を維持・強化すべく、より高い市場性を有する製品及びサービスの開発と新規事業分野における新たなマーケットへの展開を、大胆かつ細心に進める必要があると考えております。 とりわけ、高度に国際化・情報化され急速かつ激しく変化し続ける今日の競争環境において、当社グループが生き残り成長し続けていくためには、顧客のニーズをタイムリーに具現化するとともにシーズ志向で顧客をリードし、新たな市場を開拓するためのイノベーションを持続的に生み出すことができる開発力を鍛え上げ磨き上げることが不可欠であります。その過程そして成果としての「イノベーションの創生」を成し遂げていかなければなりません。そして、そのためにシステムソリューション事業の強化を進めつつ、顧客の抱える課題に対するソリューションを提案することで事業領域を拡大し、盤石の収益基盤を構築していく必要があると認識しております。 このような認識の下で、グループの事業推進を下支えする基盤となる人材の確保と組織力強化やチャレンジ精神に富んだ企業風土の醸成に取り組む一方で、ICT(情報通信技術)環境の整備・拡充等による働き方や業務内容、キャリアプランの多様化を考慮した人事施策の導入やリモートワークの活用等労働環境の整備を推進し、労働生産性の向上や人材育成の強化等を進めてまいりました。 今後もこれらの取り組みに加え、DXの急速な進展をキャッチアップし新たなビジネスチャンスを見出すべく、当社グループにおける経営資源の合理的かつ積極的な活用による資本効率及び事業収益性の高い新規事業領域の開拓や、各事業セグメントにおける以下のような諸施策を強力に推進することにより、各々の業界動向に左右されない独自の収益基盤の確立に粘り強く取り組んでまいります。 また、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」でご説明いたします、当社及び当社グループにおけるコーポレート・ガバナンス体制を通じて業務の有効性・効率性を高め、経営目標の達成を阻害する要因であるリスクを的確に把握・統制し、経営者が全ての情報を正確に把握するとともにその意思を全組織に迅速・確実に浸透させることによって、全ての役職員が情報と認識を共有し一体となって業績の向上に全力を尽くすとともに、さらなる成長を可能とする企業体質を構築する取り組みを進めてまいります。 当社グループは、このような取り組みを通じて株主様をはじめとする全てのステークホルダーの皆様の満足度と社会への貢献度を向上させるべく、全社一丸となって邁進してまいります。 ④優先的に対処すべき財務上の課題 当社が認識する「(2)経営上の目標の達成状況を判断するための指標」において目標として掲げた財務指標である、将来にわたって安定的継続的に達成すべき目標である連結ROE8%を維持するための課題及びその解決のための方策は、以下のとおりです。 1)総資産利益率(ROA)の改善 ROAを構成する売上高利益率及び総資産回転率の改善を図るためのアクションプランを事業部門単位(子会社含む)で策定し、適切な重要業績評価指標(KPI)を設定し検証する等のPDCAサイクルを通じて、増収・増益及び資産効率改善を進めることによって目標の達成を図ります。 ・新規事業及び新製品開発への投資拡大並びに内部収益率(IRR)に基づく投資意思決定の合理化(例:船橋医療モールへの投資、I-GINS事業への継続投資、等) ・戦略的マーケティングとイノベーションによる高付加価値製品の展開 ・不良品削減、物流費削減等による原価率の引き下げ、並びにリードタイム短縮、在庫削減等による棚卸資産回転率の改善(例:バングラデシュ工場における工場設備更新による生産性向上、OEM営業推進による工場稼働率向上、等) ・自動化・省人化等を進めることで業務効率及び生産性を向上させることによる、人件費をはじめとするコストの抑制・圧縮への取り組み(例:電子的文書管理システムの整備による文書及び業務処理の効率化、等) 2)財務レバレッジと財務安全性のバランス最適化 財務レバレッジに過度に依存することなく、余裕ある財務安全性を確保しながら、収益性及び効率性の向上によってROEの改善を図ることを基本方針といたします。 そして、かかる基本方針の下で、運転資金の安定的確保及びタイムリーな投資のために必要となる水準の有利子負債維持並びに安定配当及び自社株買い取りによる利益還元及び資本効率改善を含む、自己資本比率とレバレッジ比率の最適化を意識した企業価値最大化を志向するバランスのとれた資本政策を展開することで、継続的・安定的に「利益ある成長」を実現するための健全なバランスシートを維持し、その結果としてROEの持続的な改善を図ります。 ⑤優先的に対処すべき事業上の課題 当社グループが認識する事業上の課題及びその解決の方策は以下のとおりであり、これらの取り組みを推進するとともに、今後の事業成長の基盤として、事業管理体制の強化・効率化と経営レベルでの意思決定の効率化の双方が必要不可欠であると認識しております。 管理体制の強化・効率化という観点では、開発部門を強化し規模を拡大していく一方で、技術開発等に係る人件費及び半導体・銅材・樹脂・基板など原材料価格等の高騰、円安・原油価格・輸送価格の高騰などに適切に対応した原価管理の徹底、費用対効果のモニタリングを強化する等、更なるガバナンスの強化を図ってまいります。他方、経営レベルでの意思決定の効率化という観点においては、業務執行機能と管理監督機能の分離と適切な権限委譲を通じ、経営の意思決定と業務執行のスピードアップを図ってまいります。 [電子機器事業セグメント] (アミューズメント事業) ・スマート遊技機の市場投入に伴う需要拡大を受け、生産体制の最適化によって機会損失を最小化いたします。 ・OEM主体の事業構造を抜本的に改革すべく、コンサルティング営業を柱とした戦略的マーケティングの展開により事業拡大を図ります。 ・政府が推進するキャッシュレス決済の社会的潮流を汲み取り、アミューズメント業界が求める決済の姿の実現に取り組みます。 (システムソリューション事業) ・当社グループのICTリソースを集約したマミヤITソリューションズ㈱によって、ICTソリューション(システム及び製品)の「調査(市場・特許・技術)」「企画立案」「提案」「システム開発」「インフラ構築」「システム保守」の全てを受託することができる体制の構築に努めてまいります。 ・継続的な収益源となるソフトウェアソリューション事業への戦略的展開を強力に推進し、新規顧客基盤の構築を図ります。 ・既存顧客との信頼関係の維持強化によるシステム開発案件の安定的な獲得に努めます。 (券売機事業) ・市場ニーズをとらえた新型券売機の市場投入・販売拡大を強力に推進します。 ・リユース事業のさらなる展開を図るため、券売機の買取強化を進めつつ、レンタル事業を含めた更なる拡大を目指します。 (I-GINS事業) ・保守メンテナンス体制の充実強化を図るため、外部業者との連携を強化し、サービス網・サービス体制を拡充するとともに、対応事例に関するデータベースの整備・構築をより一層推進します。 ・利益率を向上させるため、搭載部品更新や部品点数削減等による既存製品の改良を継続的に進めます。 ・搭載車両を多様化することによりメーカー依存度を分散化した事業体制の構築を図ります。 [スポーツ事業セグメント] ・USTMamiyaブランドシャフトの国内総代理店であるUST Mamiya Japan㈱と米国法人であるUST-Mamiya, Inc.との一体的な運営によって、グローバル市場におけるUSTMamiyaブランドを確立し、認知度向上及び販売拡大を強力に推進します。 ・大手クラブメーカーへの大量のOEM供給によって露出度を高め、USTMamiyaブランドの認知度とバリューを強化し高付加価値製品としてのポジションを確立する戦略的な取り組みを、さらに強化します。 ・ブランドの露出度向上を目指し、PGA出場選手等有名選手に使用いただくため、ツアーサポートを強化しブランドの露出度向上を目指します。 ・バングラデシュにおけるコスト上昇に対応するため、工場における人員の適正化及び労働生産性の改善を推進します。 ・QMS(品質管理システム)の構築を進め、品質ロスや品質コストを着実に削減するとともに、製品の市場競争力を強化します。 [不動産事業セグメント] ・賃貸不動産の適切な管理・運用によって既存顧客との信頼関係を維持強化するとともに、ポータルサイトの積極的な活用や、AI査定を導入することによる仲介業務の効率性、信頼性の向上を図ります。 ・不動産市況の動向を正しく見定め、安定的な賃料収入を目指した新規物件の購入、戸建て、区分売買などの仲介業務により収益の極大化を図ります。 ・ヴィレッジ型医療モールやビル型医療モール等、周辺領域の開発案件への参入も積極的に行います。
事業等のリスク3,341字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 主要なリスク項目   リスクが顕在化する 可能性の程度 及び時期   当社グループの 経営成績等への影響   対応策 1   特定事業の業績への依存と当該事業環境が悪化する リスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   当社グループの連結営業利益については、電子機器事業セグメントへの依存率が非常に高い状況であります。弊社の主力事業である遊技機関連事業は遊技機周辺設備機器の受注が順調に推移したことにより堅調に推移いたしました。しかしながら、遊技機関連事業は遊技機周辺設備機器の受注が落ち着くことで、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。   ・OEM先顧客との信頼関係の維持強化による取引拡大 ・自社ブランド製品(小型自動券売機、自律走行システム「I-GINS」等)の販売拡大に向けた諸施策の強化 ・スポーツ事業及び不動産事業の収益拡大 ・新規事業領域の開拓・深耕 2   特定の取引先に対する過度の依存のリスク   可能性の程度:中   時期:常時想定   電子機器事業セグメントにおける主要顧客である日本ゲームカード㈱との取引関係が極めて良好に推移していることから、同社に対する売上高は連結売上高の49.2%に達しております。今後も両社の取引関係を維持・強化することについて両者間で見解の相違はございませんが、このような状況から、日本ゲームカード㈱の業績動向及び取引方針の変化は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   ・新規取引先の開拓 ・ビジネスモデルの刷新 ・自社ブランド製品(小型自 動券売機、非接触式ICカードリーダライタ、自律走行システム「I-GINS」等)の販売拡大に向けた諸施策の強化 ・スポーツ事業及び不動産事業の収益拡大 ・新規事業領域の開拓・深耕 ・ICTソリューションなど新たな価値の提供によるシェアの維持・拡大 3   法的規制等によるリスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   当社製品のエンドユーザーである遊技場は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」等の法令等の規制対象となっており、当社がOEM供給する台間カードユニット等の使用に際しては、使用許可の取得又は使用届けが義務付けられております。したがって、これら法令等が改正された場合、台間カードユニット等の遊技場への販売・設置に関してマイナスの影響が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   ・外部専門家及び有識者の活用 ・専門部署による支援強化 ・関連各部署による情報収集の強化 主要なリスク項目   リスクが顕在化する 可能性の程度 及び時期   当社グループの 経営成績等への影響   対応策 4   新製品開発の遅延によるリスク   可能性の程度:中   時期:常時想定   当社グループの各事業セグメントは、新技術による新製品開発を継続的に行い市場に投入しております。このような開発の日程につきましては、綿密な管理をしておりますが、予期せぬトラブルによる当該日程の遅延等により新製品の市場投入が遅れた場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   ・製品開発工程の整備・進捗管理 ・製品開発に係る情報共有の徹底 5   工場所在国の 社会情勢の変動 によるリスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   スポーツ事業における生産拠点であるバングラデシュ人民共和国では、2024年8月には暫定政権が誕生する等、現地の社会情勢は予断を許さない状況が続いております。そしてこのような現地の社会情勢等の変動は、製品の製造不能や出荷停止等による納期遅延等を生じるリスクがあり、これが当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   ・現地との連絡系統整備 ・工場施設等及び工場運営におけるセキュリティ対策の徹底 ・現地の情報に精通した危機管理業者の活用 6   海外における紛争等の影響   可能性の程度:中   時期:ロシアによるウクライナ侵攻及び中東での政情不安が終結するまでの間、想定   ロシアによるウクライナ侵攻や、中東での政情不安により、原油価格の上昇が高まる様相を呈しております。この軍事的対立が激化、長期化した場合は、原油価格急騰による原材料価格の高止まりだけでなく、地政学リスクの高まりや世界的インフレーションの加速といったリスクが顕在化し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。   ・調達先の複数化・分散化、代替品の検討等 7   原材料等の部材調達価格の上昇及び納期の長期化   可能性の程度:高   時期:半導体の需給バランス回復及びコンテナ流通正常化するまでの間、想定   半導体を中心とした原材料の世界的な需給逼迫、船舶を中心に世界的な物流リードタイムの長期化や物流費の高騰が発生しております。その影響が長期化する場合、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。   ・調達先の複数化・分散化、代替品の検討等 8   資金調達に係る財務制限条項抵触のリスク   可能性の程度:中   時期:決算期ごと 想定   当社グループでは、シンジケーション方式タームローン契約及びコミットメントライン契約を締結しておりますが、これらの契約には純資産の維持、利益の維持に関する財務制限条項が付されております。その内容は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」の(連結貸借対照表関係)及び「2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項」の(貸借対照表関係)に記載しております。 なお、これらの財務制限条項に抵触した場合には、当該借入金につき期限の利益を喪失し一括返済を求められることなどにより、当社グループの財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。   ・銀行借入に加え社債の発行など資金調達手段の多様化による財務体質の安定 ・経営資源を有効かつ効率的に活用することによる安定的かつ持続的な事業利益の拡大 9   新規事業への投資によるリスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   当社グループは、電子機器事業、スポーツ事業等に続く新たな事業領域の確立を目的として、既存事業会社への出資等の多様な手段により、ビジネスモデルの変革を図るべく、様々な事業への投資活動を行っております。ただし、新規投資対象事業が計画どおり進捗しない場合、当初意図していた投資の回収ができず、当社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。   ・新規投資対象事業に係る内部収益率等の投資採算性の検証 ・新規投資対象事業から発生し得るリスクの抽出・管理等の徹底 10   急激な為替変動によるリスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   当社グループでは、当社及び一部の国内子会社で外貨建てによる仕入れを行っており、急激な為替変動が発生することにより、為替差損益が発生し、当社グループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。   ・為替予約の実施 11   世界的な気候変動によるリスク   可能性の程度:高   時期:常時想定   世界的な気候変動が進むことで、大規模自然災害による建物の損害や事業停止のリスク増大、施設破損等による収益の悪化、スポーツ事業の海外生産拠点における資材調達先からの供給停止等によりサプライチェーンが分断されるリスクが懸念されます。   ・環境の変化に対応した、継続的なサプライチェーンの見直し (注)上記記載の「リスクが顕在化する可能性の程度及び時期」は、当該事業等のリスクに係る、事業環境(当該リスクが顕在化した実績等を含む。)並びに当社グループの経営成績・財政状態及び事業体制等を踏まえ、記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,201字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が景気の緩やかに回復しておりますが、中東地域における紛争をめぐる情勢、金融資本市場の変動や米国の通商政策をめぐる動向等の影響にも引き続き注意する必要があります。 このような経済環境の下で当社グループは、「モノづくり」から「コトづくり」への転換を視野に入れつつ、グループの経営資源を有効に活用し、安定的かつ持続的な成長を実現するため、高品質と低コストを兼ね備えた製品の提供や、顧客の抱える課題に対する解決の提案に取り組み、更なる企業価値の向上を図ってまいりました。 この結果、当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は208億92百万円(前期比38.0%減)、営業利益は18億83百万円(前期比70.6%減)、経常利益は23億88百万円(前期比64.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億12百万円(前期比63.7%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (電子機器事業セグメント) アミューズメント関連製品につきましては、パチンコホール店舗数は緩やかな減少傾向にあるものの、2025年7月に「ラッキートリガー3.0+」を搭載したスマートパチンコ機器が市場投入された影響もあり、スマート遊技機の設置台数が順調に伸びたことを追い風として、周辺機器であるスマート遊技機用ユニットの売上も堅調に推移いたしました。 液晶小型券売機につきましては、新型券売機であるVMT620シリーズが中小企業省力化投資補助金の対象製品に登録されたことによる販売の促進、リユース品の販売強化及び代理店との関係強化に継続的に取り組んでおります。 ゴルフ場芝刈機用の自律走行システム「I-GINS」につきましては、新規顧客開拓や既存顧客との関係性構築の強化をはじめとした戦略的な営業活動の実践、提携先と連携した販売体制及び保守メンテナンス体制の強化並びに自立走行に係る機能の拡充に向けた研究開発に継続的に取り組みましたが、芝刈り機車体の不具合対応等の影響を受け、業績は低調に推移いたしました。 システムソリューションにつきましては、AIの研究開発及び要件定義や開発に関する委託先からの追加の要望にも積極的に取り組み、業績は伸長いたしました。 モバイルオーダーシステムにつきましては、宣伝広告費を効果的に投入しつつ、顧客のニーズに合わせた「CHUUMO」のカスタマイズに積極的に取り組み、獲得案件数が増加いたしました。引き続き継続的な代理店開拓による販売チャネルの強化にも注力いたします。 この結果、電子機器事業セグメントの売上高は159億52百万円(前期比40.4%減)、営業利益は19億75百万円(前期比64.5%減)となりました。 (スポーツ事業セグメント) スポーツ事業につきましては、主力製品の「LIN-Q」をグローバルブランドと位置付け、認知度の更なる向上を目指し、国内外での販促活動に注力してまいりました。 国内におきましては、「LIN-Q」ユーザーである海外プロ選手のツアー優勝や、大手クラブメーカーの純正シャフトへの採用、YouTubeをはじめとするSNSの活用によるブランド認知度向上を図るとともに、新製品の「LIN-Q PowerCore BLUE」の発売に伴う販売拡大に取り組みましたが、原材料等の高騰の影響を受け、業績は低調に推移いたしました。 海外におきましては、契約選手の活躍により棒高跳び用ポールの販売は好調に推移したものの、ゴルフ用シャフトの販売は、大手クラブメーカー向けOEM生産の減少並びに米国の関税政策及び製品価格の値上げによるゴルフ用品市場の低迷の影響を受け、業績は低調に推移いたしました。 この結果、スポーツ事業セグメントの売上高は47億3百万円(前期比13.0%減)、営業損失は28百万円(前期は77百万円の営業利益)となりました。 (不動産事業セグメント) 不動産事業につきましては、新たな収益不動産の購入によるアセット強化及び仲介ビジネスに取り組んだことに加え、保有不動産の貸し出しによる賃料収入の確保等、賃貸物件の収益安定化に取り組んだものの、不動産購入に伴う租税公課の増加、自社物件ビルの修繕費用等に起因し、業績は低調に推移いたしました。 この結果、不動産事業セグメントの売上高は2億37百万円(前期比84.6%減)、営業損失は62百万円(前期は7億57百万円の営業利益)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益23億31百万円(前期比64.4%減)、長期借入れによる収入等の要因により一部相殺されたものの、仕入債務の減少、法人税等の支払、有形固定資産の取得等の要因で前連結会計年度末に比べ35億93百万円減少し、当連結会計年度末には98億8百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は7億15百万円(前期は66億78百万円の獲得)となりました。税金等調整前当期純利益23億31百万円(前期比64.4%減)があったものの、法人税等の支払21億92百万円、仕入債務の減少13億51百万円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は30億14百万円(前期比84.6%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出34億15百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は1億54百万円(前期比28.7%増)となりました。これは主に、長期借入金の返 済による支出20億95百万円、配当金の支払10億39百万円等があったものの、長期借入れによる収入32億円があったことによるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   53.4   61.7   65.2 時価ベースの自己資本比率(%)   43.0   36.1   35.7 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   2.8   1.2   - インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   45.7   85.4   - (注)自己資本比率           :  自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率          :  株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率 :  有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ  :  営業キャッシュ・フロー/利払い ※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ※ 2026年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは営業キャッシュ・フローがマイナスのため記載しておりません。 ③生産、受注及び販売の実績 ⅰ)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 電子機器事業   12,936,974   △46.4 スポーツ事業   4,695,053   △11.0 合 計   17,632,027   △40.1 (注)1.金額は、販売価格によっております。 ⅱ)商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 電子機器事業   1,823,786   △4.7 (注)1.金額は実際仕入額によっております。 ⅲ)受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 ⅳ)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 電子機器事業   15,952,468   △40.4 スポーツ事業   4,703,222   △13.0 不動産事業   237,108   △84.6 合 計   20,892,799   △38.0 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次の通りであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金 額(千円)   割 合 (%)   金 額(千円)   割 合 (%) 日本ゲームカード㈱   18,272,480   54.21   10,281,602   49.21 エムディーアイ㈱   2,852,249   8.46   2,953,322   14.14 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであり ます。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、貸倒引当金、繰延税金資産等の算出評価について見積りを行っております。この見積りは当連結会計年度末現在において判断したものであり、見積りには不確実性、あるいはリスクを内在しているため、将来生じる実際の結果と異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の売上高は208億92百万円(前期比38.0%減)、営業利益は18億83百万円(前期比70.6%減)、経常利益は23億88百万円(前期比64.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億12百万円(前期比63.7%減)となりました。 当該経営成績につき、収益性の観点から分析した結果は以下の通りです。 (売上高総利益率) 27.9%(前期比 3.4%減) (売上高営業利益率) 9.0%(前期比10.0%減) (売上高経常利益率) 11.4%(前期比 8.7%減) (売上高当期純利益率) 8.2%(前期比 5.8%減) ③ 財政状態の分析 当連結会計年度末における流動資産は222億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ42億42百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が38億95百万円、売掛金が11億95百万円減少したことによるものであります。固定資産は176億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億45百万円増加いたしました。これは主に土地が21億14百万円、建設仮勘定が6億46百万円、投資有価証券が4億64百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は399億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億96百万円減少いたしました。 当連結会計年度末における流動負債は57億60百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億96百万円減少いたしました。これは主に電子記録債務が12億37百万円、未払法人税等が12億37百万円減少したことによるものであります。固定負債は80億51百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億3百万円増加いたしました。これは主に長期借入金が6億69百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は138億12百万円となり、前連結会計年度末に比べ16億93百万円減少いたしました。 当連結会計年度末における純資産合計は261億17百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億96百万円増加いたしました。これは主に剰余金の配当により10億43百万円減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益17億12百万円を計上したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は65.2%(前連結会計年度末は61.7%)となりました。 以上の結果として、自己資本比率は前連結会計年度の61.7%から65.2%に増加となり、1株当たり純資産は、2,426円55銭から2,521円89銭へと増加し、流動比率、当座比率等についても健全な水準を維持する等、財政状態は堅調に推移しており、持続的な安定成長を支える基盤となっております。 当該財政状態につき、当連結会計年度の経営成績を踏まえ分析した結果は以下の通りです。 (総資産回転率) 0.5回(前期は 0.8回) (固定資産回転率) 1.3回(前期は 2.4回) (総資産経常利益率) 5.9%(前期は17.2%) ④ キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度末の現金及び現金同等物は98億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億93百万円減少いたしました。これは営業活動の結果使用した資金7億15百万円、投資活動の結果使用した資金30億14百万円、財務活動の結果獲得した資金1億54百万円によるものであります。 上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、本有価証券報告書の、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載したとおりであり、当社は、これらのリスクを的確に把握・評価し、その顕在化を回避するための適切な施策を、適宜に立案・実施するよう努めます。 ⑥資本の財源及び資金の流動性について ⅰ)資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、電子機器事業における新製品開発及び金型等、スポーツ事業におけるゴルフ用品製造設備等及び不動産事業における賃貸不動産設備等があります。 ⅱ)財政政策 当社グループの事業活動の維持拡大における資金を安定的に確保するため、金融機関からの銀行借入や社債発行により資金調達を行っております。 ⑦経営上の目標の達成状況について 当社グループは、継続的な安定配当等により株主利益の向上を図る観点から各利益の極大化を目指すとともに、資産効率の向上及び株主資本の有効利用が全てのステークホルダーの利益に合致するものと考え、ROEを経営上の目標の達成状況を判断するための重要な指標と位置付けております。 そして、その具体的な目標数値を8.0%とするとともに、現下の業績が好調に推移していることを踏まえ、連結のROE12.0%を当面の目標に設定しておりましたが、当連結会計年度におきましては、ROE6.7%という結果となりました。 引き続き、利益の拡大を最重要課題と位置づけROEの改善及び向上がなされるように粘り強く取り組んで参ります。 ⑧セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、具体的な課題認識と解決への方策については、「第2[事業の状況]1[経営方針、経営環境及び対処すべき課題等](3)⑤優先的に対処すべき事業上の課題」をご参照ください。 [電子機器事業セグメント] (1)アミューズメント事業 遊技機関連市場の長期低落トレンドが続く中ではあるものの、スマート遊技機に対するホール企業による負担軽減効果の期待の高まり等による受注の増加や、紙幣改刷に伴う紙幣識別機への需要拡大の効果により、好調に推移したものと分析しております。また、今後につきましては、スマート遊技機の需要拡大、キャッシュレス決済のさらなる拡大、といったビジネスチャンスを貪欲にものにして売上及び利益に結び付けていく取り組みが必須であると考えております。 (2)システムソリューション事業 当社は、デジタルトランスフォーメーションの奔流が産業構造や社会基盤に歴史的な変革をもたらしつつある現在こそ、当社が事業構造の抜本的な改革を通じてイノベーションを創生し、新たな成長軌道を見出すための最大のチャンスであると分析しております。そして今後は、ソフトウェアソリューション事業への戦略的な展開を強力に推進し、ソフトウェア開発ベンダとしての競争優位を確保していくことが必要であると考えております。 (3)券売機事業 液晶小型券売機「Operal(オペラル)シリーズ」の売上は、人手不足を背景とした省力化・省人化に対する需要の高まりはあるものの、クラウド券売機の台頭やキャッシュレス決済の普及により、底堅く推移しております。今後につきましては、商品力の強化を通じて新たな営業基盤を構築することが必要であると考えております。 (4)I-GINS事業 名門ゴルフ場に対する地道なアプローチを重ねた成果が製品に対する信頼という形で徐々に実を結び、外部企業との連携による導入保守メンテナンス体制の構築・整備とあいまって販売につながっているものと分析しております。また今後につきましては、他社との提携によるI-GINS搭載車両の多様化によるメーカー依存度の分散、代理店の活用を視野にいれた販売チャネルの拡充など営業基盤の強化が下支えする戦略的マーケティングの展開や、搭載部品の共通化など製品改良による生産性向上等が喫緊の課題であると考えております。 [スポーツ事業セグメント] カーボンシャフトのマーケティング及び製造の両面において粘り強く取り組んできた各種の施策の効果はあるものの、アフターコロナにおける消費者の消費行動の多様化によるゴルフ関連製品への需要が落ち着きを見せつつあり、売上及び利益は軟調に推移しているものと認識しております。 また、コロナ禍以降、健康的なライフスタイルを好むプレイヤーの増加、女性やミレニアル世代のゴルフ参加率が上昇していることもあり、今後につきましても、従前の取り組みを着実に積み重ねていくことが必要であると考えております。 [不動産事業セグメント] 業界団体や外部コンサルタントを通じた情報ネットワークの充実化につとめ、大手調剤薬局との協業によるヴィレッジ型医療モールの開業に加え、保有物件につきましては安定的な稼働率を確保するとともに、販売用不動産の売却収益があったことで売上・利益に貢献したものと分析しております。しかしながら、今後、事業規模拡大に向けての展望を見出すためには、マーケット動向を捉えた戦略的な販売用不動産の仕入及び販売等並びに賃貸用不動産の新規取得と適切な管理・運用による安定的な賃料確保の方策を確立することが必要であると考えております。

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  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期 決算説明資料2026-08-05

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