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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本ギア工業

NIPPON GEAR CO.,LTD.6356 · Standard · 機械

歯車技術で産業を支えるニッチトップ。バルブ駆動から建設機械まで、動力伝達の要を担う。

概要

日本ギア工業は、1923年に晴山自動車機械工場として創業した歯車専門メーカーである。1954年に現社名に変更し、以来バルブ・アクチュエータ、ジャッキ、増減速機、各種歯車の製造販売と、これらに付帯する工事・メンテナンスを手掛ける。東証スタンダード市場に上場(コード6356)、2026年3月期の売上高は約99億円、従業員245名。米国フィラデルフィア・ギア社との技術提携を機に「リミトルク」ブランドで知られるバルブ・アクチュエータを主力とし、原子力発電所向けなど高い信頼性が求められる分野に強みを持つ。

歯車装置と工事の二本柱で構成される事業セグメント

日本ギア工業の事業は「歯車及び歯車装置事業」と「工事事業」の二つのセグメントで構成される。歯車及び歯車装置事業はバルブ・アクチュエータ、ジャッキ、ミキサー、その他増減速機、自動車用・建設機械用・鉄道船舶用歯車を製造・販売する。工事事業はこれら製品の設置工事やメンテナンスを担う。2026年3月期のセグメント別販売実績は、歯車及び歯車装置事業が75億13百万円、工事事業が23億70百万円であり、歯車装置事業が売上の約76%を占める。工事事業は発電所の元請けからの受注拡大を重点課題として掲げる。

収益構造:安定した当期純利益とキャッシュ創出力

2026年3月期の売上高は99億円(前期比3.4%増)、営業利益25億円(同16.7%増)、経常利益25億円、当期純利益18億円(同13.0%増)と増収増益を達成した。売上原価率は約51%と高水準ながら、販管費の抑制により営業利益率は25%を超える。営業キャッシュ・フローは24億円の獲得で、設備投資6億円を賄い、自己資本比率は84%(純資産144億円に対し負債27億円)と財務体質は強固。中長期的に安定配当を目標とし、経常利益と当期純利益を重視する経営方針をとる。

国内拠点と海外技術提携による販売・サービス網

国内では藤沢本社・工場(神奈川県)を中心に、大阪支店、名古屋・広島・福岡の各営業所を配置する。かつては東京支店、横浜支店も存在したが統廃合を経て、現在は東京本社(東京都港区)が機能する。海外に関しては、1963年に米国フィラデルフィア・ギア社と「リミトルク」バルブ・コントロールに関する技術援助契約を締結したのを皮切りに、同社とミキサーやポンプドライブなど複数の技術契約を結んだ。またベルギーハンセン・インターナショナル社の減速機組立販売、英国オーガストシステムズ社のコントロールシステム販売代理など、欧州の技術も取り入れる。

子会社再編を経た単独経営体制

1976年に設立した株式会社ニチギ・エンジニアリングと、1979年設立で後に株式会社ギアシステムズに商号変更したニチギ整備株式会社は、2002年に吸収合併された。これにより日本ギア工業は単独企業としての経営体制を確立。さらに、1996年にはギアシステムズが株式会社エム・オー・ブイ・サービスを吸収合併するなど、グループ内再編を実施した。現在は連結子会社を持たず、単体で事業を展開する。従業員数は245名(有価証券報告書記載)。

業界の中での役割は動力伝達部品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
99億円
営業利益
25億円
営業利益率
25.3%
純利益
18億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
歯車及び歯車装置75億円75.8%17億円22.7%
工事24億円24.2%8億円33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01プラント・インフラ主力

発電所や上下水道などのプラントにおいて、流体の流れを制御するバルブを自動で開閉するアクチュエータを供給。製品の信頼性が求められる公共インフラ分野で実績を有し、メンテナンスまで一貫して提供する。

主な製品・サービス1
バルブ・アクチュエータ
電動モーターなどでバルブを自動開閉する装置。遠隔操作や自動制御に対応し、プラントの省力化に貢献する。

02建設機械・自動車主力

建設機械や自動車のトランスミッションなどに使用される高精度な歯車を供給。高い耐久性と静粛性が要求される分野で、長年の歯車加工技術を活かしている。

主な製品・サービス2
建設機械用歯車
油圧ショベルやブルドーザーなどの建設機械の動力伝達に使用される歯車。過酷な使用環境に耐える強度と耐久性を備える。
自動車用歯車
自動車のエンジンやトランスミッションに使用される歯車。燃費性能や静粛性に影響するため、高い精度と品質が求められる。

03産業機械準主力

一般産業機械向けに、増減速機やミキサーなど動力伝達装置を供給。工場の生産ラインや各種設備の動力源として、多様なニーズに対応する。

主な製品・サービス3
ジャッキ
重い機械や構造物を押し上げる装置。メンテナンスや据付工事に使用される。
ミキサー
液体や粉体を撹拌・混合する装置。化学プラントや食品工場などで使用される。
その他増減速機
モーターの回転速度を変えてトルクを調整する装置。さまざまな産業機械に組み込まれる。

04工事・メンテナンス準主力

自社製品の設置工事や保守点検、修理などのメンテナンスサービスを提供。顧客の設備を長期的に支えるアフターサポート体制を強みとする。

05鉄道・船舶副次

鉄道車両や船舶の駆動系に使用される歯車を供給。高い信頼性と耐久性が求められる輸送機器分野で、特殊な仕様に対応した製品を提供する。

主な製品・サービス1
鉄道・船舶用歯車
鉄道車両の駆動装置や船舶の推進機関に使用される歯車。長寿命と高信頼性が要求される。

製品と技術

リミトルクブランドのバルブ・アクチュエータ

日本ギア工業の主力製品は、米国フィラデルフィア・ギア社の技術をベースにした「リミトルク」シリーズの電動バルブアクチュエータである。流体の流量制御や開閉を自動化する装置で、火力・原子力発電所、化学プラント、上下水道など幅広いインフラで使用される。原子力関連ではIEEE382規格の検証試験に合格し、さらに国際防爆規格(CENELEC、水素防爆検定)も取得。電子式アクチュエータ(2013年発売)や、診断装置MOVDAS(2001年発売)などもラインアップに加え、2010年には累計生産台数30万台を達成した。

大型高精度歯車と各種産業用歯車

歯車事業では、自動車用、建設機械用、鉄道・船舶用など多様な産業向けに歯車を供給する。1991年に増設した高精度歯車研削工場により、大型かつ高精度な歯車の加工が可能。減速機部門では、蒲田工場時代から培った技術を継承し、ハンセン減速機(ベルギーハンセン社との提携)や自社製の増減速機を提供する。さらに、ストリングスクリュー(1988年発売)やハイスピードジャッキ(2010年発売)といった特殊な動力伝達装置も手掛け、顧客のニーズに応じたカスタム設計にも対応する。

メンテナンスから診断までカバーする工事事業

工事事業は、同社の製品の設置工事に加え、運転中のバルブアクチュエータの診断サービス(MAC、1988年開始)や電動弁運転中診断装置MOVDASの販売を通じて、ライフサイクル全体をサポートする。1979年に一般建設業の許可を取得し、発電所の元請けからの受注を拡大中。子会社のギアシステムズを吸収したことで、保守・点検・改造まで一貫して提供できる体制を整えた。売上高に占める工事事業の割合は約24%(2026年3月期)と安定した収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

ギア専業で高位シェア、内需依存が課題

産業機械向けギアの専業メーカーで、国内ギア市場では高いシェアを有するニッチトップ企業。売上高約96億円と同業他社と比較して小規模だが、営業利益率21.88%と収益性は良好。同業では日本製鋼所や三浦工業が大規模で汎用機械を手掛けるが、同社はギアに特化することで差別化。海外売上高比率が低く内需依存が高く、国内需要の変動を受けやすい。売上高は過去3期横ばいで、成長鈍化が課題。

強み

  • 産業機械用ギアに特化し、長年培った設計・加工技術で高品質・高精度を実現。
  • 2025年3月期営業利益率21.88%と、機械業界平均を上回る収益力を維持。
  • 国内ギア市場において需要が限られる分野でトップクラスのシェアを確保。
  • 汎用機械向けギアは設備投資に連動するが、交換需要もあり一定の安定性。

課題

  • 過去3期売上高が96億円前後で推移、成長性に乏しく市場拡大が必要。
  • 海外売上高比率が低く、内需依存からの脱却とグローバル競争への対応が急務。
  • 売上高100億円未満で、大口顧客や特定業種への依存度が高く、需要変動の影響を受けやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が日本ギア工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16167冨士ダイス202億円34.9倍
26392ヤマダコーポレーション192億円11.0倍
36337テセック191億円39.4倍
46358酒井重工業191億円10.4倍
56203豊和工業188億円24.4倍
66356日本ギア工業185億円10.6倍
76484KVK185億円8.2倍
86317北川鉄工所173億円5.3倍
96294オカダアイヨン164億円10.6倍
106390加藤製作所157億円3.4倍
116224JRC156億円11.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 44件

自動車機械工場として創業した1923年

日本ギア工業の源流は、1923年1月に東京都で発足した「晴山自動車機械工場」にさかのぼる。当初は自動車用歯車の加工・修理を手掛けていた。1938年12月には株式会社に改組し、晴山自動車工業株式会社を設立。資本金80万円で東京都港区白金三光町に本社を置いた。この時代の歯車技術が、後の精密歯車メーカーとしての基盤となった。

商号変更と減速機事業への参入1954〜1961年

1954年12月、商号を現在の「日本ギア工業株式会社」に変更。1960年7月には蒲田工場を新設し、減速機部門を強化した。1961年9月に大阪支店を開設し、同年10月には東京証券取引所と大阪証券取引所の市場第二部に上場。資本金は当初80万円からスタートし、1968年3月には6億円に増資するなど、成長資金を株式市場から調達した。

米国フィラデルフィア・ギア社との技術提携(1963〜1976年)

1963年6月、米国フィラデルフィア・ギア社と「リミトルク」バルブ・コントロールに関する技術援助契約を締結。この提携が同社の看板製品となる電動バルブアクチュエータ事業の出発点となった。1968年6月にはPTEミキサー、1973年4月にはポンプドライブ及びハイスピード・ギアドライブ、1976年にはシンクロドライブ及びギアパックと、技術契約の範囲を拡大した。同時期の1968年10月には神奈川県藤沢市に本社・工場を移転し、品川・蒲田・六郷の三工場を集約。生産効率を高めた。

リミトルクの国際規格認証と原子力分野への進出(1979〜1988年)

1979年12月、ニチギ整備株式会社を設立し、メンテナンス事業を強化。1980年5月にはリミトルクが米国規格IEEE382の原子力関連検証試験に合格し、原子力発電所向けの信頼性を証明。同年8月には欧州の防爆規格CENELECにも合格した。1985年4月にはRCエンコーダの生産販売を開始。1988年1月にはリミトルク診断業務(MAC)サービス、同年8月にはストリングスクリューの生産販売を開始し、製品ラインアップを拡充した。

資本増強と国際規格取得による品質基盤の構築(1990〜2007年)

1990年3月、第三者割当増資を実施し、資本金は13億8,880万円となった。1991年1月には高精度歯車研削工場を増設し、大型・高精度歯車の加工能力を向上。同年9月にはベルギーハンセン・インターナショナル社の減速機組立販売を開始し、欧州製品の取り扱いも始めた。1995年3月に品質保証の国際規格ISO9001、2007年2月に環境ISO14001の認証を取得。2007年8月にはリミトルクが国際規格整合の水素防爆検定を取得し、多様な環境下での使用に対応した。

子会社の吸収合併と電子式アクチュエータの投入(2001〜2013年)

2001年12月、電動弁運転中診断装置MOVDASの販売を開始。2002年4月には株式会社ニチギ・エンジニアリングと株式会社ギアシステムズを吸収合併し、グループ経営を一本化。2005年2月には米国原子力発電所にトルクセンサーを納入し、海外シェアを拡大。2010年1月には電動アクチュエータの生産累計台数30万台を達成。同2月にはハイスピードジャッキの生産販売を開始。2013年3月には電子式アクチュエータの生産販売に乗り出し、従来の電動式に加えて新たな需要を取り込んだ。

東証一部指定からスタンダード市場への移行(2019〜2022年)

2019年6月、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、知名度が向上。同年に横浜支店を閉店し、東京本社を開設した。2021年7月には本店所在地を東京都港区西新橋に移転。2022年4月の東証再編に伴い、スタンダード市場に移行した。2026年3月期の売上高は99億円、当期純利益18億円と過去最高益を更新し、堅調な収益力を示している。

年表44件を開く

1920年代

  • 1923年1月創業晴山自動車機械工場として発足

1930年代

  • 1938年12月創業株式会社に改組 晴山自動車工業株式会社を設立 東京都港区白金三光町 資本金 80万円

1950年代

  • 1950年12月東京都品川区東品川へ移転
  • 1954年12月商号変更商号を現社名、日本ギア工業株式会社に変更

1960年代

  • 1960年7月蒲田工場を新設 減速機部門を強化
  • 1961年9月大阪支店を開設
  • 1961年10月上場東京及び大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年6月米国フィラデルフィア・ギア社と「リミトルク」バルブ・コントロールに関する技術援助契約締結
  • 1968年3月資本金を6億円に増資
  • 1968年6月米国フィラデルフィア・ギア社とP.T.E.ミキサーに関する技術援助契約締結
  • 1968年10月神奈川県藤沢市桐原町に藤沢本社・工場完成 品川・蒲田・六郷の三工場を集約するため移転
  • 東京支店を開設

1970年代

  • 1971年12月福岡営業所を開設
  • 1972年5月名古屋営業所、広島営業所を開設
  • 1973年4月米国フィラデルフィア・ギア社と、ポンプドライブ及びハイスピード・ギアドライブに関する技術援助契約締結
  • 1976年6月㈱ニチギ・エンジニアリングを設立
  • 米国フィラデルフィア・ギア社とシンクロドライブ及びギアパックに関する技術援助契約締結
  • リミトルク、カナダ「CSA規格」(電気機器安全国家規格)を取得
  • 1979年8月建設大臣より、一般建設業(電気工事業及び機械器具設置工事業)の許可を受ける
  • 1979年12月ニチギ整備㈱を設立

1980年代

  • 1980年5月リミトルク、米国規格IEEE382の原子力関連検証試験に合格
  • 1980年8月リミトルク、「CENELEC」(欧州電気機械統一規格)の防爆規格に合格
  • 1985年4月RCエンコーダの生産販売を開始
  • 1988年1月MAC(リミトルク診断業務)のサービスを開始
  • 1988年8月ストリングスクリューの生産販売を開始

1990年代

  • 1990年3月第三者割当増資を実施 払込資本金13億8,880万円となる
  • 1991年1月高精度歯車研削工場増設
  • 1991年9月ベルギーハンセン・インターナショナル社のハンセン減速機の組立・販売を開始
  • 1994年9月英国オーガストシステムズ社とCS300コントロールシステムに関する販売代理店契約締結
  • 1995年3月品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得
  • 1996年3月M&Aニチギ整備㈱が㈱エム・オー・ブイ・サービス(資本金750万円)を吸収合併
  • 1996年7月商号変更ニチギ整備㈱ 商号を㈱ギアシステムズに変更

2000年代

  • 2000年8月東京支店を閉店し、横浜支店を開設
  • 2001年12月MOVDAS(電動弁運転中診断装置)の販売を開始
  • 2002年4月M&A㈱ニチギ・エンジニアリング及び㈱ギアシステムズを吸収合併
  • 2005年2月米国原子力発電所にトルクセンサー納入
  • 2007年2月環境ISO14001の認証を取得
  • 2007年8月リミトルク、国際規格整合の水素防爆検定を取得

2010年代

  • 2010年1月電動アクチュエータの生産累計台数30万台を達成
  • 2010年2月ハイスピードジャッキの生産販売を開始
  • 2013年3月電子式アクチュエータの生産販売を開始
  • 2019年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 横浜支店を閉店し、東京本社を開設

2020年代

  • 2021年7月本店所在地を東京都港区西新橋に移転
  • 2022年4月東京証券取引所の再編に伴い、スタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    競争力強化による収益拡大

    2025年度からの3ヵ年計画において「品質・コスト・納期・アフターサービス」の競争力を強化し、他社との競争に打ち勝つことで収益の拡大を図る。

  2. 02

    新製品開発と海外販売強化

    バルブ・アクチュエータ分野で新製品の開発、電子式アクチュエータの販売強化、海外市場への販売を推進する。

  3. 03

    コスト削減と機能特化型製品投入

    ジャッキ分野でコストダウン及び機能特化型ジャッキの投入を検討する。

  4. 04

    大型高精度歯車顧客の開拓

    歯車分野では大型歯車加工機を活用し、大型高精度歯車の顧客開拓に注力する。

  5. 05

    発電所向け工事受注拡大

    工事事業では発電所の元請からの受注拡大を中心に推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で245人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は747万円で、9期前と比べて+22.2%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は17.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月357
2018年3月359
2019年3月61140.016.6352
2020年3月62040.316.7338
2021年3月62740.416.2340
2022年3月62940.916.2334
2023年3月62641.816.8302
2024年3月70442.416.7290
2025年3月70542.716.9264795
2026年3月74742.917.32451,020

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率60.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)51.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
藤沢工場 — 神奈川県藤沢市1,441百万円
歯車及び歯車装置事業
藤沢事業所他 12事業所716百万円
工事事業
本社 — 東京都港区9百万円
全社(共通)
他 4営業所1百万円
歯車及び歯車装置事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱成和(注)1.2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権39.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は99億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.1%、利益が+19.0%。

売上高
+3.1%
99億円
営業利益
+19.0%
25億円
純利益
+12.5%
18億円
営業利益率
25.3%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高100億円99億円
営業利益25億円25億円
純利益18億円18億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.5%、営業利益は+25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q222
2024年1Q22418.23
2024年2Q20420.02
2024年3Q28828.66
2024年4Q264
2025年2Q42921.46
2025年4Q541222.210
2026年2Q42819.06
2026年4Q571729.812
2027年1Q21523.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は98億円から99億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は25.3%。純利益は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月9842
2014年3月8742
2015年3月9263
2016年3月8675
2017年3月90117
2018年3月7432
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 横浜支店を閉店し、東京本社を開設
2019年3月7453
2020年3月7664
2021年3月7743
2022年3月7613
2023年3月75107
2024年3月962215
2025年3月96212221.916
2026年3月99252525.318

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高99億円のうち、営業利益として残るのは25億円25.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の18.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金51.5%51億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.2%23億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.3%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
48.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+16.6pt
25.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+11.2pt
18.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.2pt
12.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
15.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが24億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは18億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は61億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月3−3−7014
2014年3月9−2−2720
2015年3月6−2−1423
2016年3月9−1−4827
2017年3月5−1−4427
2018年3月1−53−425
2019年3月4−2−1226
2020年3月100127
2021年3月7−2−3529
2022年3月8−1−1735
2023年3月13−3−21043
2024年3月7−3−2445
2025年3月13−9−4445
2026年3月24−6−21861

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は172億円。このうち返さなくてよい自己資本が145億円で、自己資本比率は84.2%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月99584158.4
2014年3月104604457.8
2015年3月104653962.4
2016年3月103683566.2
2017年3月107753269.8
2018年3月106772972.8
2019年3月111793270.5
2020年3月113823172.4
2021年3月113862775.4
2022年3月114882677.4
2023年3月127943374.2
2024年3月1471113675.6
2025年3月1521262782.5
2026年3月1721452784.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
61億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
115億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
27億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中7位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
25.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
84.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.1%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,299で、1年前と比べて+85.5%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥1,299-3.8%1ヶ月-2.9%1年+85.5%時価総額185億円
過去52週の値幅
安値¥660高値¥2,287

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.6倍
PER (会社予想)10.5倍
PBR3.39倍
配当利回り0.77%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7/6に1747円の高値をつけた後、急落し7/28は6.0%安の1296円。25日線(1487円)を大きく下回り、75日線(1473円)も割り込んだ。52週高値2287円からは約43%下落。RSIは25.3と過熱感が剥落し、売られ過ぎ圏に。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは12.20倍と同業界平均の25.60倍を下回り、収益性は良好だが、PBRは3.92倍と平均の1.68倍を大きく上回る。配当利回りは0.27%と平均の2.15%を大幅に下回る。収益力に比べて株価が純資産から乖離しており、やや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.6倍22.7倍
PER (予想)10.5倍
PBR3.39倍1.50倍
ROE12.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

機械部品の需要は産業機械の生産動向に左右されるが、同社は高精度ギアで安定したポジションを確保。2025年3月期は高い営業利益率を維持。一方、特定業種への依存度や原材料費高騰の影響、受注変動リスクが論点。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率20%超を維持

  • ニッチ市場での強み

    大型ギアで高いシェア

  • 需要の安定性

    産業機械全般に顧客分散

  • 営業利益25億円で過去最高更新FY2026/3影響

    営業利益21→25億、19%増

  • 営業利益率25%超の高収益FY2026/3影響

    営業利益率21.88%→25.25%

  • PER12.2倍と割安継続影響

    PER12.2倍、成長性考慮で割安

  • ROE向上期待FY2026/3影響

    純利益増でROE上昇、PBR3.9倍の正当化

マイナスに働く材料7
  • 業種集中リスク

    特定業界の設備投資減速の影響大

  • 原材料高

    鋼材価格上昇が利益を圧迫

  • 受注変動

    大型案件の時期ズレで業績不安定

  • 株価181%急騰で過熱感継続影響

    1年間で株価181%上昇、バリュエーション割高

  • 配当利回り0.27%と極低継続影響

    株主還元乏しく、成長期待剥落で売り

  • 売上成長率3%と低成長FY2026/3影響

    売上96→99億、増加率3%

  • 外資比率8.88%で需給リスク継続影響

    浮動株少なく、利益確定売りで下落

次の決算で確かめる点
受注高
短期的な業績の先行指標
営業利益率
高収益維持の確認
製品別売上構成
特定分野への依存度把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+25.0%いまの株価に対する利回りは0.77%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.77%
いまの株価に対して
配当性向
8.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月612.4
2018年3月4−33.326.1
2019年3月40.017.9
2020年3月525.017.9
2021年3月4−20.018.2
2022年3月40.019.3
2023年3月650.012.5
2024年3月833.37.4
2025年3月80.07.3
2026年3月1025.08.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,737人。区分でいちばん多いのは事業法人56.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.7%を占め、残る43.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人56.156.457.554.955.456.4
個人・その他32.633.930.428.134.131.9
外国法人0.70.54.09.36.08.5
証券会社3.02.33.83.83.22.5
金融機関7.57.04.33.81.10.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.3
自己株式0.30.30.30.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社成和39.45
02株式会社三田商店7.19
03MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)3.52
04株式会社GM INVESTMENTS2.10
05日本ギア取引先持株会2.02
06株式会社千代田組1.47
07セントラル短資株式会社1.35
08BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M IL M FE (常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)1.21
09正法工業株式会社1.10
10株式会社日伝0.86

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+622%、1株純資産は14期で+149%。直近期のROEは12.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月174084.323.729.3
2014年3月174224.122.629.5
2015年3月244585.519.420.5
2016年3月334827.19.215.0
2017年3月485289.67.912.4
2018年3月155422.931.126.1
2019年3月225544.119.617.9
2020年3月285744.98.717.9
2021年3月226013.615.618.2
2022年3月216183.413.319.3
2023年3月486637.510.612.5
2024年3月10877915.05.87.4
2025年3月10988213.14.47.3
2026年3月1231,01712.910.78.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
寺田治夫代表取締役 社長7053,000
林秀樹取締役 管理部長581,000
香川明久取締役70
沖田芳樹取締役69
三田義之取締役6442,000
植垣淳哉取締役 技術部長57
鶴見肇取締役 経営企画推進室長69
西村至取締役 監査等委員(常勤)70
森脇仁子取締役 監査等委員61
秋山満則取締役 監査等委員67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4909023
社外取締役536367

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容287字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の事業はバルブ・アクチュエータ、ジャッキ、その他増減速機並びに自動車用歯車、建設機械用歯車、その他各種歯車の製造、販売とこれらに付帯するメンテナンスを行っております。 事業内容は、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要製品 歯車及び歯車装置事業   バルブ・アクチュエータ、ジャッキ、ミキサー、その他増減速機、 自動車用歯車、建設機械用歯車、鉄道・船舶用歯車、その他各種歯車 工事事業   バルブ・アクチュエータ、ジャッキ、ミキサー、 その他増減速機とこれらに付帯するメンテナンス等 上記当社の状況について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題904字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「人と暮らしをつなぐ歯車となり、豊かな未来を創造する」の企業理念を基に、歯車装置メーカーとして培ってきたもの造りに関する固有技術をさらに高度化させ、未来への技術革新に挑戦するリーディングカンパニーとして社会に貢献することを基本方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社は、中長期的に安定した配当を可能とする当期純利益の確保に取り組んでおります。このため、目標とする経営指標につきましても、経常利益、当期純利益を重視しております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社は、2025年度からの3ヵ年計画において「他社との競争に打ち勝ち、着実な成長をする企業を目指す」を基本方針として、メーカーの基本である「品質、コスト、納期、アフターサービス」の競争力を強化し、他社との競争に打ち勝つ事で、収益の拡大を図り、責任の明確化とスピードアップを目指してまいります。また、社会的責任を重視した内部統制の構築と運用、コンプライアンスの徹底を図り、企業ガバナンスを強化してまいります。そのため中期的には、これまで蓄積してきた営業、技術、製造の経営資源を継承する中で、次項の課題を解決することが急務と捉えております。 (4) 優先的に対処すべき事業上の課題 歯車及び歯車装置事業のうち、バルブ・アクチュエータにつきましては、新製品の開発、電子式アクチュエータの販売強化、海外市場への販売を推し進めてまいります。ジャッキにつきましては、コストダウン及び機能特化型ジャッキの投入検討を進めてまいります。その他の増減速機につきましても、海外を含め引き続き、新たな市場への参入を推し進めてまいります。歯車につきましては、引き続き大型歯車加工機による大型高精度歯車顧客の開拓に注力してまいります。工事事業では、発電所の元請からの受注の拡大を中心に推し進めてまいります。
事業等のリスク2,604字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 災害等の影響について 当社は、自然災害及び火災等のリスクを抱えておりますが、防火委員会等の活動にて防止対策に取り組んでおります。しかし重大な災害等が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定分野への依存 当社の事業は国内市場に大きく依存しています。歯車装置及び工事では主要取引先であります電力関係の設備投資の抑制及び定期点検工事の期間延長、公共投資の予算削減等は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、歯車では自動車関連、産業機械関連の特定取引先の比率が非常に高くなった場合、当該取引先の経営方針や市場動向などによりましては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 固定資産の減損会計について 当社は、歯車及び歯車装置を製造、販売するメーカーであり、これらの製造設備を保有しております。このため、地価の動向及び対象となる固定資産の収益状況等によりましては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 棚卸資産の評価について 当社は、国内及び海外において、顧客の仕様に合わせた受注生産を主としております。当社は棚卸資産の適切な管理を行っておりますが、需要の急変や、仕様の変更によっては余剰在庫、滞留在庫として残り、その結果正味売却価額と取得原価を比較して正味売却価額が取得原価を下回っている場合、また、営業循環過程から外れた滞留等の棚卸資産については、過去実績及び使用予測等に基づいて規則的に帳簿価額を切り下げる評価減を実施する事としております。このように在庫品について多額の評価損等が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 原材料の価格変動の影響について 当社の製品は主として鋳物等の鉄製品、銅合金等の非鉄製品を原材料として使用しております。従いまして、鉄、非鉄製品の市場価格が上昇する局面では取引業者から価格引き上げの要請があります。当社では、3社以上による相見積もりにより価格交渉にあたっておりますが、今後市場価格が大幅に高騰した場合には、原材料費の上昇を抑えきれず、また、販売価格の転嫁が十分に図れない場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 基幹システムについて 当社は、基幹業務に関する情報をクラウドサービスにより管理しております。自然災害や事故(社内外の人的要因によるものを含む)等によるネットワークの切断、システムの停止等が発生した場合、これらは事業活動の阻害要因になり得ます。また、当社のネットワークコンピュータは、適切なセキュリティ手段を講じておりますが、コンピュータウイルスの感染やハッキング等によりシステム障害が生じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7) コンプライアンス・リスクについて 当社は、法令遵守の徹底を目的に社内倫理綱領を制定し重要と思われる行動指針を定め「コンプライアンスガイドライン」を作成し、役員・従業員に配布し、周知徹底を行っております。しかしながら法令違反等が発生し、それに伴い社会的信用を失墜し、経済的制裁を受ける可能性がないとは言えません。 (8) 製品、メンテナンスの品質について 当社の歯車装置は発電所や上下水道などインフラ設備に使用されており、歯車は自動車や産業機械等に使用されております。当社は製品の製造、メンテナンスについては品質管理体制を整えて取り組んでおりますが、予期せぬ原因で製品、メンテナンスに重大な欠陥が生じた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 価格競争について 当社は各事業分野で価格競争に直面しております。新製品の開発、顧客満足の向上等を通じて収益性の向上に努めておりますが、製品の需要動向によっては価格競争の更なる激化も予想されます。これにより当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 知的財産権について 当社は、独自開発した技術等について、特許権その他の知的財産権を取得するなど保護に努めておりますが、出願した技術内容等について権利が与えられない場合や、当社と第三者の間で知的財産権に関する紛争が生じる可能性があります。当社の知的財産権が大きく損なわれた場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 国際的事業について 当社は、国内のほか、海外に製品を販売しており、先進国市場のみならず、新興国市場に対しても事業を展開しております。従いまして、当社取引先又は取引先のエンドユーザーの所在する国又は地域において、法制度・税制の変更や、経済・政治情勢の悪化、テロリズム等の政治不安もしくは暴動等の非常事態又は伝染病の流行による混乱等が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 為替変動リスク 当事業年度における当社の売上高に占める海外売上高の割合は大きくありませんが、為替変動の影響を受ける可能性があります。予想の範囲を超えた急激な為替変動が生じた場合等において、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 売上高の下期偏重について 当社の売上高は下期偏重となっており、とりわけ第4四半期に売上高が集中しております。これは、歯車及び歯車装置事業、工事事業において、公共事業や民間設備の予算執行時期の関係もあり、工事完了及び検収時期が年度末に集中するためであります。そのため、下半期、特に第4四半期において業績が伸びない場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 一般的な感染症に関するリスク 一般的な感染症が蔓延した場合、当社は感染拡大を防止するため、衛生管理の徹底や、在宅勤務、時差出勤等の実施をする可能性があります。しかし従業員への感染が拡大した場合や、サプライチェーンの停滞等によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,877字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末と比べ19億67百万円増加し172億1百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末と比べ47百万円増加し27億19百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末と比べ19億19百万円増加し144億81百万円となりました。 ②経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直しなどにより景気は緩やかな回復傾向が継続した一方で、イラン情勢の悪化によって原油価格が大幅に上昇したことを反映し、資源価格の高騰や物価高に加え円安の影響などにより物価上昇が進展しました。また、イスラエルを巡る緊張や地政学的リスク、中国経済の停滞、長期化するロシア・ウクライナ紛争等に加え、米国による関税等の見直しにより、世界経済の先行きに不確実性がさらに高まる状況となり、景気の先行きは未だ不透明な状況で推移しております。 当社のセグメント別受注状況は、歯車及び歯車装置事業ではバルブ・アクチュエータ、ジャッキ、その他増減速機、歯車につきまして受注は増加いたしました。工事事業につきましても、受注は増加いたしました。 その結果、当事業年度の受注高は109億84百万円(前事業年度比14.5%増)、売上高は98億83百万円(同3.4%増)となりました 損益面につきましては、売上原価が50億77百万円(前事業年度比4.0%減)、販売費及び一般管理費は23億48百万円(同8.7%増)となりました。これは主に、前期において前払年金費用に係る数理計算上の差異1億27百万円(有利差異)を、当期につきましては43百万円(不利差異)をそれぞれ第1四半期で一括計上したことにより合計 1億70百万円増加したことによるものであります。これにより、営業利益は24億57百万円(同16.7%増)、経常利益25億7百万円(同16.5%増)、当期純利益17億51百万円(同13.0%増)となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末と比べ16億29百万円増加し61億25百万円(前事業年度比36.2%増)となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は、24億23百万円(同84.5%増)となりました。これは主に税引前当期純利益25億73百万円、固定資産圧縮損3億27百万円、減価償却費2億38百万円、棚卸資産の減少2億51百万円、その他の負債の増加1億65百万円の収入に対し、圧縮未決算特別勘定戻入額93百万円、売上債権の増加1億36百万円、仕入債務の減少3億16百万円、法人税等の支払額6億92百万円の支出によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は、6億41百万円(同29.4%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出6億14百万円、無形固定資産の取得による支出21百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は、1億51百万円(同60.5%減)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出37百万円、配当金の支払額1億13百万円によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 歯車及び歯車装置事業(千円)   6,165,251   2.2 工事事業(千円)   -   - 合計(千円)   6,165,251   2.2 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.工事事業については、事業の性格上生産実績は算出しておりません。 b.受注実績 当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 歯車及び歯車装置事業(千円)   8,296,298   15.4 工事事業(千円)   2,687,763   11.7 合計(千円)   10,984,062   14.5 (注)1.金額は受注価格で示してあります。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 歯車及び歯車装置事業(千円)   7,513,197   4.2 工事事業(千円)   2,370,460   1.0 合計(千円)   9,883,658   3.4 (注)1.金額は受注価格で示してあります。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ㈱成和   785,146   8.2   1,229,389   12.4 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 (資産合計) 流動資産は、前事業年度末と比べ15億7百万円増加し119億90百万円となりました。これは主に棚卸資産が2億51百万円減少いたしましたが、現金及び預金が16億29百万円、売上債権等が1億26百万円増加したことによるものであります。 固定資産は、前事業年度末と比べ4億59百万円増加し52億10百万円となりました。これは主に無形固定資産が46百万円減少いたしましたが、有形固定資産が1億8百万円、投資有価証券が4億18百万円増加したことによるものであります。 (負債合計) 流動負債は、前事業年度末と比べほぼ同額の20億16百万円となりました。これは主に未払法人税等が1億59百万円増加いたしましたが、仕入債務が3億13百万円、圧縮未決済特別勘定が46百万円減少したことによるものであります。 固定負債は、前事業年度末と比べ48百万円増加し7億3百万円となりました。これは主に長期借入金が37百万円減少いたしましたが、繰延税金負債が1億8百万円増加したことによるものであります。 (純資産合計) 純資産は、前事業年度末と比べ19億19百万円増加し、144億81百万円となりました。これは主に利益剰余金が16億37百万円、その他有価証券評価差額金が2億82百万円増加したことによるものであります。 ②経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 売上高は、前事業年度と比べ3億28百万円(前年同期比3.4%)増加し98億83百万円となりました。このうち歯車及び歯車装置事業につきましては、前事業年度と比べ3億5百万円(同4.2%)増加し、75億13百万円となりました。工事事業につきましては、前事業年度と比べ22百万円(同1.0%)増加し、23億70百万円となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価は、前事業年度と比べ2億11百万円(同4.0%)減少し、50億77百万円となりました。販売費及び一般管理費は、前事業年度と比べ1億88百万円(同8.7%)増加し、23億48百万円となりました。 この結果、売上総利益は前事業年度と比べ5億40百万円(同12.7%)増加し48億5百万円となり、営業利益は前事業年度と比べ3億51百万円(同16.7%)増加し24億57百万円となりました。 (営業外収益、営業外費用) 営業外収益は、前事業年度と比べ0百万円(同1.8%)増加し、53百万円となりました。営業外費用は、前事業年度と比べ2百万円(同54.2%)減少し、2百万円となりました。 この結果、経常利益は前事業年度と比べ3億55百万円(同16.5%)増加し25億7百万円となりました。 (特別利益、特別損失) 特別利益は、前事業年度と比べ2億51百万円(同165.0%)増加し4億3百万円となりました。 特別損失は、前事業年度と比べ3億13百万円(同1,324.0%)増加し3億37百万円となりました。 この結果、税引前当期純利益は前事業年度と比べ2億92百万円(同12.8%)増加し25億73百万円となりました。 (法人税、住民税及び事業税) 法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額は、前事業年度と比べ91百万円(同12.5%)増加し8億22百万円となりました。 この結果、当期純利益は前事業年度と比べ2億円(同13.0%)増加し17億51百万円となりました。 ③経営に影響を与える要因に関する認識及び分析・検討内容 当社の経営に影響を与える大きな要因としては、市場動向、原材料の価格変動、災害等があります。 市場動向につきましては、当社の事業が関係する市場におきましては、国内外の企業との熾烈な競争が今後も展開されると予想されることから、当社を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況で推移するものと認識しております。こうした中、新規市場の開拓及びニーズの深耕により売上の拡大を図るとともに、生産体制のより一層の強化に取り組んでまいります。 原材料の価格変動につきましては、鉄・非鉄金属の市場価格上昇への対応、設計の標準化、部品の共有化、標準品の採用推進等に取り組むほか、3社以上による相見積もりによる価格交渉、密接な情報交換を行い、更なるコスト削減努力を行ってまいります。 災害等につきましては、防火委員会等の活動にて防火対策に取り組んでおります。 ④セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (歯車及び歯車装置事業) a.バルブ・アクチュエータ 受注高は火力発電所、石油・ガス向けが増加したことにより前事業年度比14.5%増加いたしました。売上高は火力発電所、原子力発電所向けが増加したことにより、前事業年度比11.3%増加いたしました。 b.ジャッキ 受注高は紙・パルプ、産業機械用が増加したことにより、前事業年度比10.1%増加いたしました。売上高は紙・パルプ、産業機械用が増加したことにより、前事業年度比3.7%増加いたしました。 c.その他増減速機 受注高は石油・ガス、鉄道船舶用が増加したことにより、前事業年度比21.9%増加いたしました。売上高 は火力発電所、化学向けが減少したことにより、前事業年度比20.7%減少いたしました。 d.歯車 受注高は鉄道船舶用、産業機械用が増加したことにより、前事業年度比19.9%増加いたしました。売上高は自動車用、産業機械用が増加したことにより、前事業年度比11.3%増加いたしました。 (工事事業) 受注高は火力発電所、航空・宇宙向けが増加したことにより、前事業年度比11.7%増加いたしました。売上高は火力発電所、原子力発電所向けが増加したことにより、前事業年度比1.0%増加いたしました。 セグメント資産は、前事業年度末に比べ8百万円減少し7億95百万円となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (資金需要) 当社の資金需要は大きく分けて運転資金需要と設備資金需要があります。 運転資金需要のうち主なものは製品を製造するための材料仕入、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、設備資金需要としては機械及び装置等の有形固定資産投資に加え、情報処理の為の無形固定資産投資等があります。 (財務政策) 当社の事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行っております。 長期借入金の調達につきましては、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の償還時期等を考慮の上、調達規模、調達手段を適宜判断して実施していくこととしております。 また、国内金融機関において合計3億円のコミットメントライン及び当座貸越を設定しており、流動性の補完にも対応が可能となっております。 なお、当事業年度末における借入金を含む有利子負債の残高は72百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は61億25百万円となっております。 ⑥重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ⑦経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、収益性及び効率性の両面から体質を強化することが重要と捉え、「経常利益」及び「当期純利益」を重要な指標として位置付けております。当事業年度における経常利益は25億7百万円となり、経常利益率は25.37%となりました。当期純利益は17億51百万円となり、当期純利益率は17.7%となりました。引き続きこれらの指標について、持続できるよう取り組んでまいります。

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開示資料

出典

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