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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

オーケーエム

OKUMURA ENGINEERING CORP.6229 · Standard · 機械

流体配管に使うバタフライバルブで、陸用・舶用の幅広い市場に10万種類以上のカスタマイズ製品を供給。

概要

オーケーエムは、1902年に滋賀県で創業した流体制御機器メーカーである。主力製品はバタフライバルブ、ナイフゲートバルブ、ピンチバルブで、建築設備や船舶、プラント向けに製造販売する。本社は滋賀県日野町。2026年3月期の連結売上高は111億円、従業員371人。海外売上高比率は約2割を占める。

陸用と舶用、売上の57.8%を占める船舶市場

当社グループの売上構成は、陸用が42.2%、舶用が57.8%である(2026年3月期)。陸用は建築設備、石油化学、鉄鋼、電力、水道など幅広い業界に採用される。一方、舶用は各造船所向けで、特に船舶排ガス処理装置用バルブに強みを持つ。国際海事機関(IMO)のNOx3次規制対応として、2016年から義務化された排ガス処理装置において、市場シェア約90%を占める2社のライセンサーから製造販売認証を取得。この分野で過半のシェア獲得を目指す。

バタフライ、ナイフゲート、ピンチの3本柱と10万種類のバリエーション

主力製品はバタフライバルブ(売上構成比84%)、ナイフゲートバルブ(16%)、ピンチバルブである。バタフライバルブは弁体を90度回転して開閉し、流量調整に優れ省スペース。電子制御バルブはコンピューター信号で開度を調整する。ナイフゲートバルブは鋭いプレートでスラリーや粉粒体を遮断。ピンチバルブはゴムチューブを押し挟み、固形物混入流体も完全遮断可能。標準品では対応できないニッチ市場向けに、型式、サイズ、材質、制御方法の組み合わせで10万種類以上の製品を扱う。

マレーシアと中国に生産拠点、海外売上比率約2割

海外展開として、マレーシアにOKM VALVE(M)SDN.BHD.、中国に奥村閥門(江蘇)有限公司を設立。連結子会社としてグループを構成する。海外売上高比率は約2割で、主に韓国や中国向けに船舶排ガス用バルブを販売。国内では滋賀県日野町に本社・工場、野洲市に研究開発センターを設け、脱炭素化や環境規制に対応する5つの試験室を備える。グループ全体でバルブ製造販売事業の単一セグメントだが、陸用・舶用の市場区分で戦略を分ける。

業界の中での役割は産業用バルブメーカー(流体制御機器)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
111億円
営業利益
13億円
営業利益率
11.7%
純利益
8億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01陸用(建築・プラント・上下水道等)主力

建築設備、石油化学、鉄鋼金属、電力ガス、機械装置、紙パルプ業界など幅広い顧客にバタフライバルブを供給。顧客ニーズに合わせたカスタマイズにより、10万種類以上の製品を提供している。

主な製品・サービス3
バタフライバルブ
弁体を90度回転して開閉するバルブ。中間開度での流量調整に優れ、省スペースで設置可能。電子制御タイプではコンピューターから信号で開度を調整する。
ナイフゲートバルブ
鋭いエッジを持つプレートの出し入れで開閉するバルブ。スラリーや粉粒体など、一般のバルブでは処理できない流体を遮断する。
ピンチバルブ
ゴムチューブを押し挟んで流路を開閉するバルブ。固形物が混入しても完全遮断が可能で、長寿命・メンテナンス容易。

02舶用(船舶)準主力

造船所向けに船舶用バルブを供給。特に、IMOのNOx3次規制に対応する船舶排ガス処理装置向けバルブで、世界の主要ライセンサー2社の認証を取得し、過半のシェア獲得を目指している。

世界の主要ライセンサー2社の認証を取得

主要顧客韓国・中国の造船所

主な製品・サービス1
船舶排ガス用バルブ
IMO規制に対応した舶用排気ガス処理装置に使用されるバルブ。世界の主要ライセンサー2社(市場シェア約90%)の製造販売認証を取得。

製品と技術

バタフライバルブ:流量調整と省スペースを両立する主力製品

バタフライバルブは、円板状の弁体を90度回転させることで流路を開閉する。中間開度での流量調整機能に優れ、配管の幅を取らず省スペースで設置できる。電子制御バルブはコンピューターからの信号で弁体開度を自動調整し、精緻な流体コントロールが可能。売上構成比の84%を占める主力製品。高層ビル「あべのハルカス」の全空調設備に採用されるなど、建築分野での実績が豊富。高圧用(622H型、618H型)やアルミダイキャスト製(602型、603A型)など多様なバリエーションを持つ。

ナイフゲートバルブとピンチバルブ:特殊な流体用途に対応

ナイフゲートバルブは、鋭いエッジを持つプレートを上下させて開閉する。スラリー、粉粒体、固形物混入流体など、一般のバルブでは処理が難しい媒体を遮断できる。336型、336D型、336J型などのラインアップを持つ。ピンチバルブは、ゴムチューブを外部から押し挟んで流路を開閉。固形物が混入しても完全遮断が可能で、長寿命かつメンテナンスが容易。1967年開発の703型ネオピンチバルブが初代モデル。両製品とも、標準品では対応できないニッチ市場で需要を獲得している。

舶用排ガス処理バルブ:IMO規制に対応する高付加価値製品

国際海事機関(IMO)のNOx3次規制により、2016年から船舶に排ガス処理装置の搭載が義務化された。当社は、この処理装置用バルブで世界の主要ライセンサー2社(市場シェア約90%)の製造販売認証をいち早く取得。船舶排ガス用バルブ市場で過半のシェア獲得を目標とする。この製品は舶用セグメントの成長を牽引し、2026年3月期の舶用売上高は前年比18.4%増の64億2300万円に達した。LNG用バルブとともに、海外市場展開の柱と位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 舶用(船舶)世界の主要ライセンサー2社の認証を取得

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

産業機械で成長、収益性改善

オーケーエムは機械セクターに属し、産業機械や工作機械の製造販売を手掛ける。売上高104億円(2025/3期)、営業利益率7.7%と収益性は改善傾向。同業の三浦工業や日本製鋼所と比較して中規模だが、特定分野での専門性が強み。売上高は3期連続増加し、成長軌道にある。

強み

  • 売上高が95億→104億→111億円と着実に増加。
  • 営業利益率が7.7%から11.7%へ大幅改善、経営効率向上。
  • 産業機械分野で高度な技術力を持ち、顧客からの信頼が厚い。
  • 自己資本比率が高く、財務体質は健全。

課題

  • 三浦工業などの大手と競合し、価格競争に晒される可能性。
  • 国内産業機械市場は成熟しており、大幅な拡大は困難。
  • 海外売上比率が低く、成長市場での機会を捉えきれていない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がオーケーエム

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
16158和井田製作所73億円24.6倍
26166中村超硬73億円26.4倍
36267ゼネラルパッカー72億円9.6倍
46229オーケーエム68億円8.4倍
56433ヒーハイスト68億円
66343フリージア・マクロス68億円3.9倍
76228ジェイ・イー・ティ68億円
86408小倉クラッチ67億円4.3倍
96360東京自働機械製作所67億円8.0倍
106380オリエンタルチエン工業64億円50.3倍
116292カワタ62億円161.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

鋸切製造所として創業し、バルブ専門工場へ転換した半世紀

1902年1月、滋賀県蒲生郡蒲生町で奥村清太郎が鋸切製造所を創業。当初は鋸の製造を行っていたが、1952年8月にバルブコック専門工場に転換し、バルブの製造販売を開始。これが現在の事業の原点となる。その後、1962年5月に株式会社奥村製作所を設立、バルブ及び鉄工品の製造販売を目的とした法人組織となる。同年8月には東京営業所、1967年6月には大阪営業所を開設し、販路を拡大した。

本社工場を日野町に移転、バルブ製品の開発を加速

1969年6月、滋賀県蒲生郡日野町に本社・工場(第一工場)を竣工移転。これを機に製品開発が本格化する。1967年5月に703型ネオピンチバルブを開発、1972年3月には501型バタフライバルブ、1973年7月に505型、1977年8月に515型と相次いでバタフライバルブのラインアップを拡充。1979年3月には336型ナイフゲートバルブを開発。1975年11月には第二工場を増設し、加工能力を強化した。

電子制御バルブとマレーシア進出で新領域を開拓

1980年4月、バタフライバルブの一貫組立ラインを新設。1982年3月にはML-515型電子式バタフライコントロールバルブ、1986年6月には空調用電子制御バルブ・バブトロールS1、1988年10月にS2を開発。1990年10月、マレーシアのスランゴール州にOKM VALVE(M)SDN.BHD.を設立し、海外生産に乗り出した。1992年7月には615X型汎用バタフライバルブ、606F型フランジタイプを開発し、製品群を広げた。

社名をオーケーエムに変更、国際規格認証を取得

1993年4月、社名を株式会社オーケーエムに変更。1997年10月には本社工場でISO9001認証を取得し、品質管理体制を国際基準に適合させた。1998年6月には本社社屋を竣工。同年8月には622H型高圧用バタフライバルブを開発。1999年10月にはバブトロールDN型電子式バタフライバルブを開発。2000年6月には602型アルミダイキャスト製バタフライバルブや336J型マルチシートタイプナイフゲートバルブを開発した。

2000年代初頭の新製品開発と高圧・汎用ライン拡充

2001年8月、618H型高圧用バタフライバルブを開発。2002年4月には612X型汎用バタフライバルブ、606K型フランジタイプ、603A型アルミダイキャスト製、5410型ハイパフォーマンス・バタフライバルブを開発。これらの製品群は、建築からプラント、船舶まで幅広い需要に対応する。なお、沿革に記載される開発イベントは2002年までで、以降の詳細な製品開発については別途記述される。

年表29件を開く

1900年代

  • 1902年1月創業滋賀県蒲生郡蒲生町において奥村清太郎が鋸切製造所を創業

1950年代

  • 1952年8月バルブコック専門工場に転換し、その製造販売を広める

1960年代

  • 1962年5月創業バルブ及び鉄工品の製造販売を行う事を目的として滋賀県蒲生郡蒲生町に当社(株式会社奥村製作所)を設立
  • 1962年8月東京都渋谷区に東京営業所開設
  • 1967年5月703型ネオピンチバルブを開発
  • 1967年6月大阪市南区に大阪営業所開設
  • 1969年6月滋賀県蒲生郡日野町に本社・工場(第一工場)を竣工移転

1970年代

  • 1972年3月501型バタフライバルブを開発
  • 1973年7月505型バタフライバルブを開発
  • 1975年11月本社・工場に加工のための第二工場を増設
  • 1977年8月515型バタフライバルブを開発
  • 1979年3月336型ナイフゲートバルブを開発

1980年代

  • 1980年4月バタフライバルブの一貫組立ラインを新設
  • 1982年3月ML-515型電子式バタフライコントロールバルブを開発
  • 1982年10月5400型ハイパフォーマンス・バタフライバルブを開発
  • 1984年9月336D型ナイフゲートバルブを開発
  • 1986年6月空調用電子制御バルブ・バブトロールS1を開発
  • 1988年10月空調用電子制御バルブ・バブトロールS2を開発

1990年代

  • 1990年10月バルブの製造販売を目的としてマレーシア国スランゴール州にOKM VALVE(M)SDN.BHD.(現・連結子会社)を設立
  • 1992年7月615X型汎用バタフライバルブ、606F型フランジタイプバタフライバルブを開発
  • 1992年8月加工・組立のための第一工場を改築
  • 1993年4月商号変更当社社名を株式会社オーケーエムに変更
  • 1997年10月本社にてISO9001認証取得
  • 1998年6月本社社屋を竣工
  • 1998年8月622H型高圧用バタフライバルブを開発
  • 1999年10月バブトロールDN型電子式バタフライバルブを開発

2000年代

  • 2000年6月602型アルミダイキャスト製バタフライバルブ、336J型マルチシートタイプナイフゲートバルブを開発
  • 2001年8月618H型高圧用バタフライバルブを開発
  • 2002年4月612X型汎用バタフライバルブ、606K型フランジタイプバタフライバルブ、603A型アルミダイキャスト製バタフライバルブ、5410型ハイパフォーマンス・バタフライバルブを開発

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年3月期まで132億円
  • 営業利益率2029年3月期まで10%以上
  • ROE2029年3月期まで8~10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存領域の拡充

    脱炭素関連製品と高付加価値化で国内市場を深掘りし、技術営業力の強化により顧客課題を解決し収益基盤を強化する。

  2. 02

    海外市場の展開

    国内で基盤を構築した船舶排ガス用バルブやLNG用バルブを軸にグローバル展開を加速し、海外売上高比率を向上させる。

  3. 03

    新領域への挑戦

    バルブ技術の応用領域拡大とDX推進、IoT活用サービス事業化で新たな収益の柱を創出し、事業ポートフォリオの多角化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 6期分

グループ全体で371人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は622万円で、5期前と比べて+15.0%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は11.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年3月54140.310.4316
2022年3月52740.710.8326
2023年3月54941.211.1334
2024年3月58240.910.4345
2025年3月61642.511.4357224
2026年3月62242.911.6371350

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)73.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 0 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社・研究開発 センター — 滋賀県野洲市1,113百万円
常熟法人 — 中国江蘇省常熟市924百万円
東近江工場 — 滋賀県東近江市800百万円
日野工場 — 滋賀県蒲生郡日野町650百万円
マレーシア法人 — Shah Alam, Selangor Darul Ehsan,Malaysia449百万円
主な関係会社
  • 海外
    OKM VALVE(M)SDN.BHD. (注)2
    ShahAlam,Selangor DarulEhsan,Malaysia.
    議決権100.0%
  • 海外
    奥村閥門(江蘇)有限公司(注)2
    中国江蘇省常熟市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は111億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+6.7%、利益が+62.5%。

売上高
+6.7%
111億円
営業利益
+62.5%
13億円
純利益
+33.3%
8億円
営業利益率
11.7%
前期比 +4.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高119億円111億円
営業利益11億円13億円
純利益7億円8億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は29億円、営業利益は4億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+31.8%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q264
2024年1Q2229.12
2024年2Q2214.50
2024年3Q26311.52
2024年4Q251
2025年2Q5159.83
2025年4Q5335.73
2026年2Q56610.75
2026年4Q55712.73
2027年1Q29413.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

2017年3月期からの10期で、売上は55億円から111億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は11.7%。売上は4期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2017年3月5553
2018年3月5942
2019年3月86139
2020年3月8986
2021年3月88107
2022年3月8579
2023年3月9298
2024年3月9575
2025年3月104877.76
2026年3月111131311.78

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高111億円のうち、営業利益として残るのは13億円11.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の7.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.1%70億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.2%28億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.7%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.1pt
11.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.2pt
7.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.1pt
7.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 8期分

2026年3月期は営業CFが20億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは19億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は33億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年3月3−145−1121
2020年3月16−8−9820
2021年3月11−1912−825
2022年3月10−2−7827
2023年3月−136−6−716
2024年3月6−2−6413
2025年3月11−1−41021
2026年3月20−1−71933

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 10期分

2026年3月期の総資産は133億円。このうち返さなくてよい自己資本が108億円で、自己資本比率は81.0%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年3月54342063.2
2018年3月76373949.0
2019年3月109525747.4
2020年3月103574654.8
2021年3月120774364.0
2022年3月124853968.9
2023年3月126923473.2
2024年3月126963076.3
2025年3月1321032978.3
2026年3月1331082581.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
33億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
80億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
25億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中34位あたり、逆に低いのはROE209社中107位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
11.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
81.0%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,498で、1年前と比べて+2.0%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥1,498-1.4%1ヶ月-3.2%1年+2.0%時価総額68億円
過去52週の値幅
安値¥1,395高値¥2,395

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.4倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR0.61倍
配当利回り3.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の1,467円から上昇し、7月27日には1,603円まで上昇。その後は調整し、8月7日には1,581円。25日移動平均線(1,559円)を上回っており、75日線(1,627円)は下回る。52週高値2,395円からは約34%下落し、52週安値1,291円からは約22%高い。出来高は7月29日に35,900株と増加したが、その後は減少。RSIは54と中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは8.86倍と業界平均23.75倍を大きく下回り、PBRも0.6451倍と1倍未満で割安感が強い。ROEは7.6%と低めだが、配当利回り3.48%は業界平均2.68%を上回り、株主還元も良好。売上高・利益は増加傾向で、2026/3期の営業利益率は11.71%と改善が見込まれる。割安だがROEが低く収益性にはやや懸念が残るものの、総合的に割安と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.4倍22.7倍
PER (予想)9.0倍
PBR0.61倍1.50倍
ROE7.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高と利益率が改善傾向にあり、株価も堅調に推移している。強気派は、産業機械の需要回復と技術力向上による採算改善を評価し、業績拡大が続くと見る。弱気派は、特定業界への依存度の高さや、資本効率の悪さを懸念する。業界の市況変動と収益性の持続性が争点。

プラスに働く材料7
  • 営業利益率の改善

    営業利益率が7.7%から11.7%へと大幅に上昇している。

  • 売上高の拡大

    売上高が92億円から111億円と増加基調にある。

  • 堅調な需要

    工作機械や建設機械の市場は回復基調にあり、受注が増加している。

  • 営業利益が8億円から13億円へ急増通年影響

    2026/3期の営業利益は13億円、前期比62.5%増

  • 営業利益率が11.71%に改善通年影響

    売上高111億円、営業利益13億円で利益率は7.69%から上昇

  • PBR0.65倍で純資産に対して割安継続影響

    PBR0.65倍、1倍まで回復なら株価は約55%上昇余地

  • 配当利回り3.48%が下支え継続影響

    配当利回りは3.48%と高水準、株主還元が投資魅力

マイナスに働く材料7
  • 業界への集中

    自動車関連など特定産業に依存しており、市況変動の影響を受けやすい。

  • 資本効率の低さ

    PBRが0.65倍と割安だが、ROEは7.6%と資本効率が高いとは言えない。

  • 収益の不安定性

    過去の利益変動が大きく、安定的な成長には不確実性がある。

  • 売上高の増加率が9%から6%へ減速通年影響

    2025/3期は前年比9.5%増、2026/3期は6.7%増と伸びが鈍る

  • ROE7.6%で資本効率が低い継続影響

    ROE7.6%でPBR0.65倍に留まる、還元の伸びに限界

  • 株価が1年で23.5%上昇し過熱感不定影響

    株価は1年間で23.52%上昇、利益確定売りが出やすい

  • 外国人保有比率5.85%と低く需給が薄い継続影響

    外国人保有比率は5.85%と低位で、海外資金の買いが入りにくい

次の決算で確かめる点
受注残高
今後の売上高の先行指標となり、需要動向を把握できるため。
営業利益率
採算改善が持続するか確認するため。
セグメント別売上構成比
業界依存度とリスク分散の状況を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは3.34%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
3.34%
いまの株価に対して
配当性向
39.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月4536.2
2023年3月40−11.116.1
2024年3月400.034.1
2025年3月4512.548.2
2026年3月5522.239.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,164人。区分でいちばん多いのは個人・その他65.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.8%を占め、残る73.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他72.871.772.670.764.865.0
事業法人14.116.316.116.122.422.4
外国法人0.80.50.51.31.05.8
金融機関8.59.79.59.49.84.4
自己株式3.4
証券会社3.71.81.12.31.82.3
外国人個人0.10.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社クローバー通商10.06
02OKM従業員持株会8.02
03奥村晋一商会株式会社6.37
04奥村 芳柾4.08
05NOMURA CUSTODY NOMINEESLIMITED OMNIBUS-FULLY PAID(常任代理人 野村證券株式会社)3.87
06株式会社滋賀銀行3.47
07奥村 勇樹2.67
08奥村 俊慈2.46
09株式会社KA&Y1.86
10須田 美奈子1.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で−82%、1株純資産は10期で−77%。直近期のROEは7.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2017年3月1,01810,5749.619.7
2018年3月57011,2044.935.1
2019年3月2691,55717.37.4
2020年3月1731,70410.111.4
2021年3月2061,70011.29.518.4
2022年3月1881,88510.55.736.2
2023年3月1702,0378.77.116.1
2024年3月1132,1255.414.034.1
2025年3月1222,2725.610.848.2
2026年3月1782,4517.611.239.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額117百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
奥村晋一代表取締役 社長執行役員592,030
木田清取締役常務執行役員 管理統括本部長6423,490
福地正晴取締役上席執行役員 滋賀事業所長兼 技術本部長673,000
谷口登取締役(監査等委員)6936,860
西村猛取締役(監査等委員)75950
菅野秀夫取締役(監査等委員)684,000
伊東隆司執行役員
森高圭之執行役員
仙波直一執行役員
植西正寿執行役員
大川昌史執行役員
辻田素子62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)473128521
社外取締役317176
取締役(社内)1151515

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,075字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社(OKM VALVE(M)SDN.BHD.、奥村閥門(江蘇)有限公司)の計3社で構成されており、建築、発電、造船、各種プラント等、幅広い業界における流体配管に使用されるバタフライバルブを中心とした流体制御機器の製造、販売を主な事業として取り組んでおります。 なお、当社グループはバルブ製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別に代えて、「陸用」、「舶用」の市場区分別に示しております。「陸用」の市場区分については、工場市場や建築市場のニーズを捉えて市場に喜ばれる製品を販売し、「舶用」の市場区分については、船舶市場で多くの販売実績を基盤に、環境対策分野のニーズを捉えた製品の販売を行っております。 (1)事業の特徴 当連結会計年度における当社グループ連結売上構成比は、「陸用」が42.2%、「舶用」が57.8%の割合を占めております。 「陸用」に関しては、建築設備、石油化学、鉄鋼金属、電力ガス、機械装置、紙パルプ業界等幅広い顧客に採用いただいているのが特徴であります。「舶用」に関しては、各造船所に納入しております。なお、「舶用」の製品に関連して、世界の環境規制にてIMO(注1)がNOx(注2)3次規制での舶用排気ガス処理装置の搭載を2016年1月1日より義務付けました。当社はいち早く処理装置における世界的なライセンサー2社(当該2社で市場占有率約90%)(注3)による船舶排ガス用バルブの製造販売認証を取得しております。この船舶排ガス用バルブ市場で、当社は過半のシェア獲得を目指しております。 「陸用」及び「舶用」いずれも、製品技術、品質管理体制、納期管理体制、メンテナンス対応等で顧客より高い評価をいただいております。 また、当社グループの海外売上高比率は約2割を占めており、主に韓国や中国向けに船舶排ガス用バルブを販売しております。 (注)1.International Maritime Organization(国際海事機関) 2.窒素酸化物 3.日本舶用工業会「各国舶用機関の生産動向」より (2)当社の取引先について 当社の製品は、空調設備、造船、半導体、石油、化学、鉄鋼、電力、水道、食品等の幅広い業界の大手顧客に納入され、高層ビル、工場、空港、船、駅、ドーム、遊園地等の最終需要先において当社の製品が使用されております。 例えば、超高層ビル「あべのハルカス」では、すべての空調設備に当社のバルブが使用されています(下右図)。 最終需要先イメージ図                         超高層ビル「あべのハルカス」 以上を踏まえた、当社グループの事業系統図は、次のとおりとなります。 (3)主な製品 a バタフライバルブ 弁体(輪っかの中の円板)を90度回転して開閉します。中間開度での流量調整機能に優れ、幅を取らず、省スペースでの設置が可能です。また、電子制御バルブについては、コンピューターからの信号によって弁体の開度を調整し、流体をコントロールします。 b ナイフゲートバルブ 鋭いエッジを有するプレートの出し入れで開閉します。各種スラリー、粉粒体、固形物、パルプストック等、一般のバルブでは処理できない流体を止めることが可能です。 c ピンチバルブ ゴムチューブを押し挟んで流路を開閉します。固形物が混入しても完全遮断が可能です。また、長寿命でメンテナンスが容易です。 バタフライバルブ   ナイフゲートバルブ   ピンチバルブ ※電子制御バルブ 売上構成比 84%(2026/3期)   売上構成比 16%(2026/3期) 当社は顧客ニーズに合わせたカスタマイズバルブを開発・製造・販売し、標準製品では対応できないニッチ市場を開拓しており、型式、サイズ、部品、材質、制御方法といったカスタマイズの組み合わせにより、10万種類を超える製品種類を取扱っております。 (4)新製品開発 当社グループにおける新製品開発は、さまざまな種類の試験・実験設備を活用しながら行っております。技術本部では、新商品の構想や設計・解析ソフトによる構造解析等の机上業務を行うと共に、開発項目に対する製品評価等を実施するために実流体実験装置、高温試験装置及び低温試験装置等を活用して流体制御に関する研究開発を実施しております。これら研究開発を通じて長年蓄積してきた顧客ニーズに合わせた多様な試験・実験に基づくデータが、当社グループの新製品開発の大きな手がかりとなっております。 更に、2020年10月に滋賀県野洲市に開設した研究開発センターでは、脱炭素化によるエネルギー情勢の変化や環境規制等に伴う新市場へ対応するため、5つの各種試験室を設置しています。従来の試験・実験設備にこれらの新たな試験・実験設備を加え、産官学との一層の連携強化を図ることにより、流体制御に関する研究開発体制の更なる強化を目指してまいります。
経営方針・対処すべき課題1,667字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 経営方針 [パーパス(存在意義)・中長期ビジョン] 当社グループは「いい流れをつくる。」をパーパスに掲げ、これをもとに中長期ビジョン「Create200」を策定いたしました。「Create200」では、2031年3月期に連結売上高200億円、営業利益20億円の達成を目標としており、グループ一丸となって持続的な企業価値の向上に取り組んでおります。 [社是] 創業の精神として受け継がれている社是を1973年に制定しました。近江商人の三方よし「売り手よし・買い手よし・世間よし」の精神に通じた価値観を踏襲し、メーカーとして重視する技術と品質への考え方と当社グループに関わるステークホルダーへの姿勢を表現しています。 (2) 中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 2025年5月に公表した「第2次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)(以下「第2次中計」)」は「Create200」の第2フェーズと位置づけております。第2次中計では、「売上拡大に加えて収益性にも重点を置く経営」への転換を掲げ、注力領域の選別や資源配分の最適化、グループ体制の再構築を通じて、変革から成長へのフェーズ移行を目指してまいります。 [基本戦略] 第2次中計においては、3つの基本戦略を掲げ、国内外における安定的な収益基盤の構築を図るとともに、グローバル市場で選ばれ続ける企業として、持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。 Ⅰ 既存領域の拡充 脱炭素関連製品と高付加価値化で国内市場を深掘りし、技術営業力の強化により顧客課題を解決し収益基盤を強化してまいります。 Ⅱ 海外市場の展開 国内で基盤を構築した船舶排ガス用バルブやLNG用バルブを軸にグローバル展開を加速し、海外売上高比率を向上させてまいります。 Ⅲ 新領域への挑戦 バルブ技術の応用領域拡大とDX推進、IoT活用サービス事業化で新たな収益の柱を創出し、事業ポートフォリオの多角化を図ってまいります。 [財務目標] 第2次中計最終年度に連結売上高132億円、営業利益率10%以上、ROE8~10%を目指します。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社の翌連結会計年度の売上高は、当連結会計年度よりも上回って推移すると想定しております。 しかしながら、利益面におきましては、資材価格やエネルギーコストの高止まり、賃上げに伴う人件費の増加等の減益要因が予想されます。引き続き市場動向に注意を払いながら必要な施策を講じ、戦略的に経営を進めてまいります。 以上の状況を踏まえ、翌連結会計年度の業績につきましては、売上高は11,900,000千円(前年同期比7.1%増)、営業利益は1,060,000千円(前年同期比18.2%減)、経常利益は1,050,000千円(前年同期比18.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は730,000千円(前年同期比8.6%減)を想定しております。 なお、これらの予想及び進捗は当社が現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な要因により変動する可能性を含んでおります。 当社グループは、第2次中計に則り、「既存領域の拡充」「海外市場の展開」「新領域への挑戦」の3つを基本戦略に掲げ、グループ一丸となって製品力・サービス力の向上に取り組むことにより、さらなる収益性の拡大、企業価値の向上に取り組んでまいります。 (免責・注意事項) 記載しております当社の現在の経営指標、経営戦略等は将来の実績等に関する見通しであり、リスクや不確定な 要因を含んでおります。そのため、実際の業績につきましては、一般的経済状況、製品需給や市場価格の状況、市 場での競争の状況、為替の変動等さまざまな要因により、これらの見通しと大きく異なる結果となることがあり得 ます。
事業等のリスク3,156字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のとおりであります。これらのリスクの発生可能性や影響度を認識した上で、リスクを低減するための対応策を記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 主要なリスク   詳細   発生可能性   影響度   対応策 原材料高騰リスク   当社グループのバルブ生産に必要な銅、ステンレス、アルミ、鉄等の各種金属素材等における国内又は国際市況の急騰リスクが存在する。また生産に必要な数量の確保が困難となる場合も想定される。更に、原材料高騰の製品価格への転嫁の遅れ、又は困難等も想定される。   大   大   ・新規サプライヤーの開拓による安定供給元の確保・生産性改善等の取り組みを推進・設計見直しによる原材料使用量の低減 カントリーリスク①(製品部品等調達リスク)   当社グループにおけるバルブ製品部品等の主要な海外生産拠点はマレーシア及び中国である。当該国の経済、政治、法律・税制、規制、災害等により、材料等の供給ストップや遅延のリスクが存在する。   中   大   ・日本において代替的に調達・各製造拠点の保有在庫を活用 カントリーリスク②(販売リスク)   当社グループの主要な販売地域はアジア地域である。当該地域の経済、政治、法律・税制、規制、災害等の情勢により、販売等に影響を及ぼすリスクが存在する。具体的には、各国の政治的施策、為替政策、大規模な自然災害、新型コロナウイルスに代表されるような感染症の拡大等による当社顧客の操業停止に伴う販売活動の停滞を想定している。   中   大   ・販売代理店との連絡を密にして現地情報の収集を図り適宜適切に対応 需要先に関するリスク   当社グループの製品の多くは受注生産であり、主要需要先は造船業界及び建設業界、電力業界をはじめとするプラント業界である。そのため、これらの主要需要先の動向及び経済情勢の変動により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。   中   大   ・販売先の分散化・新規需要分野の開拓・新規取引先の開拓 主要なリスク   詳細   発生可能性   影響度   対応策 価格競争リスク   当社グループは、顧客の細やかな要望に応えるべくカスタマイズ品に注力し、業容拡大を図っているが、少なからず競合他社が存在する。今後更に競合他社が増加し価格引き下げ圧力が強まれば価格競争に陥る可能性がある。   中   大   ・研究開発等を推進することにより更なる付加価値を持つ製品の開発を目指す・既存商品の設計や部材の見直し、さらには生産性の改善を進めることでコストダウンに取り組み価格競争力を向上 自然災害リスク   大地震等の大規模な自然災害発生時に、当社グループの有する資産の棄損、滅失等、また、物流網への被害により、当社グループの事業活動の停止や復旧遅延により業績に影響を及ぼす可能性がある。具体的には、東南海沖を中心とした大規模な地震の発生とそれに伴う大津波、また巨大台風による大規模な水害が発生した場合には、製品の安定供給ができなくなる等の影響が考えられる。   小   大   ・定期的に防災訓練を行い社員意識を向上・BCP規程を整備し事業の早期復旧が出来る体制の構築 製品認証に関するリスク   当社グループが事業を遂行する上で必要となる知的財産権につき、当該権利の保有者よりライセンス等を受けられず、その結果特定の技術、商品、又はサービスを提供できなくなる可能性がある。これにより当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性がある。特に当社グループの製品には、Everllence SEより製品認証を取得し、製造販売している船舶排ガス用バルブがある。その製品認証は期間ごとに更新をしていく必要がある。同社が何らかの理由により認証更新しない場合には、当社グループの根幹となっている船舶排ガス用バルブが製造・販売できなくなる可能性がある。   小   大   ・品質管理体制を充実させ認証に合致した製品の製造・販売を推進・Everllence SEとのコミュニケーションを密にし、連携を強化 製造物責任リスク   当社グループの製品には、製造物責任のリスクが内在していることから、リスクの顕在化に備えてPL保険に加入している。しかしながら、製品の欠陥に起因して大規模な製品回収や損害賠償につながるリスクが現実化し、これを保険により補填できない事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。   小   大   ・量産調達前の試作品評価や製造工程における各種検査の実施・発見された不具合に対する原因追究と改善の徹底といった品質管理体制を構築し、品質強化への取り組みに注力 主要なリスク   詳細   発生可能性   影響度   対応策 情報システムリスク   当社グループは、事業を展開する上で、外部からの攻撃や、内部的過失や盗難等により、顧客及び取引先、当社グループ内の機密情報や個人情報の流出、破壊もしくは改ざん又は情報システムの停止等が引き起こされる可能性がある。このような事態が生じた場合には、信用低下、被害を受けた方への損害賠償等の費用の発生、又は業務の停止等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。   小   大   ・外部流出や破壊、改ざん等が無いように、グループ全体で管理体制を構築し、徹底した管理とITセキュリティ、施設セキュリティの強化、従業員教育等の施策を実行・情報マインドを高めるための社員教育、情報の取り扱いに関するモニタリング、法規制強化への対応等情報セキュリティ強化の対策を実施 訴訟リスク   当社グループは、事業活動又は知的財産権について、重要な訴訟等が提訴されることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性がある。当社グループが仮に第三者から訴えられた場合、訴訟活動や和解交渉が必要となり、そのための費用が発生する他、これらの係争において当社グループの主張が認められなかった場合には、損害賠償の支払が必要になる等、市場を失うリスクが発生する恐れがある。   小   大   ・複数の弁護士と顧問契約を結び、適切に法律対応出来る体制を構築・諸契約の締結時には事前のリーガルチェックを徹底することで契約上のリスクを排除 為替リスク   為替相場の変動は、連結決算における連結子会社財務諸表の円貨換算額及び輸出入取引に係る為替換算額に影響を与えるため、為替相場に著しい変動が生じた場合は、為替差損益の発生により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。   大   中   ・為替リスク管理規程を整備し、常に為替相場を注視しながら外貨準備、外貨預金口座、先物予約等の活用により相場の急変に対応 大規模感染症に関するリスク   当社グループの事業を行っている地域において、新たに新型インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症が蔓延した場合には、これによる経済の停止や事業停止等により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。   小   中   ・緊急事態等対応規程を定め、感染症を含む緊急事態対応について明記し、緊急対策本部を設置して指示命令系統を構築する体制を整備
経営成績の分析 (MD&A)4,776字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当社グループは、「独創的な技術」を軸に三方よしを追求する4つの社是のもと、パーパスである「いい流れをつくる。」の実現に取り組んでおります。さらに、2031年3月期に連結売上高200億円、営業利益20億円を目指す中長期ビジョン「Create200」を掲げ、持続的な成長と企業価値の向上を図っております。 2025年5月に公表した第2次中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)では、「既存領域の拡充」「海外市 場の展開」「新領域への挑戦」の3つを基本戦略に掲げ、引き続き国内外における安定的な収益基盤の構築を図る とともに、グローバル市場で選ばれ続ける企業として持続的な成長と企業価値の向上に取り組んでまいります。 当連結会計年度における受注高は10,926,283千円(前年同期比0.4%減)、売上高は11,114,278千円(前年同期比6.5%増)となりました。 利益面におきましては、SaaS等のクラウド型システム導入に伴う通信費増加等の減益要因はあったものの、LNG(液化天然ガス)用バルブの収益性改善や高付加価値製品の販売増加等により、営業利益は1,295,129千円(前年同期比65.3%増)、経常利益は1,287,700千円(前年同期比73.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、798,704千円(前年同期比44.3%増)となりました。 なお、新基幹システム導入に向けた取り組みの進捗状況等を総合的に評価し、計画を見直した結果、特別損失に契約解除損失98,000千円、減損損失68,012千円を計上しております。 ②財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ167,524千円増加の13,331,335千円となりました。これは主として、現金及び預金が1,230,541千円増加した一方、電子記録債権が925,106千円、原材料及び貯蔵品が64,341千円、保険積立金が61,356千円減少したこと等によるものであります。 (負債) 負債合計は、前連結会計年度末と比べ312,345千円減少の2,538,898千円となりました。これは主として、電子記録債務が371,812千円、長期借入金が216,415千円減少した一方、未払法人税等が93,506千円、契約解除損失引当金が84,000千円、買掛金が79,723千円増加したこと等によるものであります。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末と比べ479,869千円増加の10,792,437千円となりました。これは主として、利益剰余金が594,487千円、為替換算調整勘定が110,072千円増加した一方、自己株式を256,935千円取得したこと等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は3,286,312千円と前連結会計年度と比べ1,230,541千円の増加となりました。 営業活動によるキャッシュ・フローは、2,002,761千円の収入となり、前連結会計年度に比べ収入が881,321千円増加しました。これは主として、売上債権の回収が進んだことによる収入増加596,381千円、税金等調整前当期純利益が367,254千円増加したこと等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、135,749千円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が6,447千円増加しました。これは主として、保険積立金の解約による収入が68,280千円増加したものの、定期預金の払戻による収入が53,014千円減少したこと、長期前払費用の取得による支出が41,717千円増加したこと等によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、709,601千円の支出となり、前連結会計年度に比べ支出が350,930千円増加しました。これは主として、自己株式の取得による支出が256,935千円増加し、短期借入金の純増減額が130,550千円減少したこと等によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 生産実績、受注実績、販売実績を市場別に示すと次のとおりであります。なお、当社グループはバルブ製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別に代えて市場区分別に示しております。 a 生産実績 市場区分   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 全市場区分計(千円)   6,568,405   101.4 合計   6,568,405   101.4 (注) 1.当社グループ間の取引については簡易的に相殺消去しております。 2.製造原価を以て生産実績を示しております。 3.製造原価は、市場区分別に区別することが困難なため、全市場区分計にて示しております。 b 受注実績 市場区分   当連結会計年度(自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 陸用(千円)   4,644,054   96.5 舶用(千円)   6,282,229   102.00 合計   10,926,283   99.6 (注) 当社グループ間の取引については簡易的に相殺消去しております。 c 販売実績 市場区分   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 陸用(千円)   4,691,233   93.6 舶用(千円)   6,423,045   118.4 合計   11,114,278   106.5 (注) 1.当社グループ間の取引については簡易的に相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりです。 相手先   前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) (株)メタルワン   2,521,668   24.2   2,438,608   21.9 英和(株)   1,400,104   13.4   2,077,339   18.7 (株)YUASA(旧 ユアサ商事(株))   1,158,375   11.1   1,148,223   10.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討内容 a 財政状態 「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b 経営成績 当連結会計年度における売上高は11,114,278千円、営業利益は1,295,129千円、経常利益は1,287,700千円、親会社株主に帰属する当期純利益は798,704千円となりました。 陸用市場は受注高、売上高ともに減少しました。これは石油化学向けが伸長した一方で、前期に鉄鋼・金属向けの大口案件を納入したことや個別案件の小口化が主な要因となります。舶用市場の受注高は微増となりましたが、売上高は期初からの受注残に支えられ大きく伸長しました。過去に大量建造された船舶の代替需要や世界的な物流量の増加に伴う新造船需要の高まりを背景に、造船向けの販売が堅調に推移しました。また、船舶排ガス用バルブでは、発電用補機向けを中心に売上高が大幅に増加しました。さらに、脱炭素への移行期の燃料として注目される液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の燃料ガス供給システム(FGSS:Fuel Gas Supply System)向けのLNG用バルブについても販売先の拡大が奏功し、増収となりました。 利益面におきましては、SaaS等のクラウド型システム導入に伴う通信費増加の減益要因はあったものの、LNG(液化天然ガス)用バルブの収益性改善や高付加価値製品の販売増加等により、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益は増益となりました。 なお、新基幹システム導入に向けた取り組みの進捗状況等を総合的に評価し、計画を見直した結果、特別損失に契約解除損失、減損損失を計上しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a キャッシュ・フロー 「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの必要運転資金については、自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資や長期運転資金は、金融機関からの長期借入れを基本としております。機動的かつ効率的な資金調達をすべく、主要取引銀行と当座貸越契約を締結しております。 c 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成にあたっては、期末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を行うことが必要となります。当社グループは、連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 見積り、判断及び仮定により当社グループの連結財務諸表の作成に当たって用いた重要なものは次のとおりであります。 (棚卸資産の評価) 当社グループは、将来推定される需要及び市場状況に基づく時価の見積額と原価との差額について、評価減を計上しております。今後の需要又は市場状況が悪化した場合、追加の評価減が必要となる可能性があります。 (貸倒引当金) 当社グループは、売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、貸倒引当金を計上しております。この貸倒引当金は、期末の一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を見積った金額であります。顧客の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、将来の回収可能性を十分に検討した上で、回収可能額を繰延税金資産として計上しております。なお、業績の動向によっては繰延税金資産の取崩が必要となる可能性があります。 (製品保証引当金) 当社グループは、顧客に納品した製品に対して、将来の製品交換及び補修費用に備えるため、今後必要と見込まれる金額を計上しておりますが、予期せぬ不良の発生等により追加引当が必要になる可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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