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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ホーチキ

HOCHIKI CORPORATION6745 · Prime · 電気機器

防災・防犯設備の専門メーカー。火災報知・消火・防犯の3本柱で、製造から施工・保守まで手掛ける。ALSOKにOEM供給。

概要

ホーチキは、火災報知設備を中核とする防災・防犯機器メーカーである。東京都品川区に本社を置き、連結子会社15社を通じて北米、欧州、アジアなどに事業を展開する。2026年3月期の連結売上高は約1,059億円、従業員数は2,722人。ALSOKに対してOEM供給を行う。

火災報知・消火・防犯の3事業が収益の柱

ホーチキの事業は大きく火災報知設備、消火設備、防犯設備の3つに分かれる。2026年3月期のセグメント別売上高は、火災報知設備が664億円(全体の63%)、保守が224億円、消火設備が105億円、防犯設備が65億円である。火災報知設備には感知器、受信機、発信機などが含まれ、消火設備にはスプリンクラーやガス消火設備、防犯設備には入退室管理システムや監視カメラが含まれる。損害保険代理業も子会社ホーチキ商事が行う。

ALSOKへのOEM供給と販売網の特徴

ホーチキはその他の関係会社であるALSOK株式会社に対してOEM供給を行っている。火災報知設備と防犯設備の両方でALSOK向けの製品を供給しており、同社が主要顧客の一つである。国内販売は連結子会社の関西ホーチキエンジニアリングや水戸ホーチキが担い、施工・保守も含めた一貫サービスを提供する。海外子会社は各地で現地法人を設立し、製品の製造・販売・輸入販売を行っている。

38の国と地域に生産拠点を広げた現地化

ホーチキの海外展開は、米国(ホーチキアメリカコーポレーション)、英国(ホーチキヨーロッパ、ケンテックエレクトロニクス)、オーストラリア、シンガポール、メキシコ、ドバイ、イタリア、タイなどに及び、火災報知機器の製造拠点は米国、英国、メキシコに加え、国内では子会社ホーチキ茨城電子が製造を行う。グループ全体で15の連結子会社を有し、各地域の需要に合わせた製品供給とサービスを展開している。

保守・リニューアル事業が安定的な収益基盤に

保守事業は火災報知設備や消火設備の定期点検・整備工事を提供し、2026年3月期の売上高は224億円と全体の約21%を占める。ストックビジネスとして安定的な収益を生み出し、リニューアル需要も国内の成長分野である。中長期経営計画では海外、リニューアル、保守の3つを注力事業と位置づけ、建物のライフサイクルに合わせた需要取り込みを図っている。

業界の中での役割は火災報知・消火・防犯設備のメーカーであり、施工・保守サービスも提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,059億円
営業利益
121億円
営業利益率
11.4%
純利益
94億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/3
事業売上構成比利益利益率
防災事業636億円83.1%91億円14.3%
情報通信事業等129億円16.9%4億円3.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01火災報知設備主力

火災報知機器の製造販売、施工、保守。海外子会社を通じて北米、欧州、アジアなどにも展開。ALSOKにOEM供給。

主要顧客ALSOK株式会社

主な製品・サービス1
火災報知器
感知器、受信機、発信機など火災検知・警報機器。

02消火設備準主力

消火設備機器の製造販売。一部は仕入れ販売。

主な製品・サービス1
消火設備機器
スプリンクラー、消火器、ガス消火設備など。

03防犯設備準主力

防犯設備機器の製造販売。子会社の㈱ディーディーエルが開発・製造。ALSOKにOEM供給。

主要顧客ALSOK株式会社

主な製品・サービス1
防犯設備機器
警報器、監視カメラ、入退室管理システムなど。

04保守準主力

火災報知設備、消火設備の保守点検・整備工事。

主な製品・サービス1
保守点検サービス
法定点検を含む定期点検と補修工事。

05損害保険代理業その他

子会社ホーチキ商事が損害保険・自動車保険の代理業を行う。

製品と技術

火災報知設備-感知器・受信機・通報装置のラインアップ

ホーチキの主力製品は火災報知機器である。感知器(煙・熱・炎検知)、受信機(警報表示・制御)、発信機(手動通報)、非常警報設備(スピーカー・表示灯)、火災通報装置などがある。これらの機器は建物の規模や用途に応じてシステム化され、ALSOK向けのOEM供給も行う。連結子会社ホーチキ茨城電子や英ケンテックエレクトロニクスが製造を担う。

消火設備-スプリンクラーから放水銃システムまで

消火設備事業ではスプリンクラー設備、放水銃システム、屋内・屋外消火栓設備、ガス消火設備などを製造・販売する。一部は仕入れ販売も行う。2026年3月期の売上高は105億円と全体の約10%を占める。一般建物向けの大型案件を中心に、採算性を重視した受注活動を展開している。

防犯設備-入退室管理と監視システムの拡充

防犯設備では、入退室管理システム、鍵管理システム、電気錠制御システム、警報器、監視カメラなどを提供する。子会社ディーディーエルが開発・製造を担当し、ALSOKへのOEM供給も行う。2026年3月期の売上高は65億円で、入退室管理システムの販売が伸長した。セキュリティ需要の高まりに対応した製品群をそろえる。

保守点検サービス-法定点検と整備工事で長期顧客関係を構築

保守事業は火災報知設備・消火設備の法定点検を含む定期点検と補修工事を提供する。全国に拠点を持ち、関西ホーチキエンジニアリングや水戸ホーチキが施工を担当。2026年3月期の売上高は224億円と堅調に伸び、点検保有高の増加が収益を支える。リニューアル工事と合わせて、建物のライフサイクル全般にわたるサービスを提供する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がホーチキ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16638ミマキエンジニアリング620億円8.3倍
26309巴工業615億円14.9倍
34658日本空調サービス554億円14.6倍
47245大同メタル工業554億円12.4倍
57989立川ブラインド工業549億円16.2倍
66745ホーチキ533億円16.1倍
77102日本車輌製造524億円4.4倍
86333TEIKOKU523億円12.5倍
96247日阪製作所500億円13.4倍
106310井関農機449億円17.1倍
115074テスホールディングス445億円21.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2013年から2016年、収益回復と成長基盤の構築期

2013年3月期の売上高は618億円、当期純利益は10億円であった。以降、売上高は増加を続け、2016年3月期には719億円、当期純利益は25億円に拡大した。この期間は、国内の防災需要を取り込みながら、グループ全体の収益基盤を強化した時期と見られる。海外子会社の整備も進み、後の国際展開の足がかりを築いた。

2017年から2020年、海外事業の拡大と売上高800億円突破

2017年3月期の売上高は731億円、当期純利益は40億円に急増した。その後も成長は続き、2020年3月期には売上高806億円、当期純利益37億円を達成。この間、欧州や東南アジアでの販売が伸長し、海外子会社のネットワークが拡充された。防犯設備子会社のディーディーエルもグループに加わり、事業の多角化が進んだ。

2021年から2024年、コロナ禍を乗り越え過去最高益を更新

2021年3月期は売上高766億円に落ち込んだものの、当期純利益は38億円を維持。その後回復し、2024年3月期には売上高935億円、当期純利益57億円と過去最高を更新した。国内のリニューアル需要や海外事業の堅調が寄与し、中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」を策定して成長戦略を明確化した。

2025年から2026年、売上高1,000億円超とROE改善の達成

2025年3月期の売上高は1,009億円、営業利益96億円と初の1,000億円台に乗せた。2026年3月期は売上高1,059億円、営業利益121億円、当期純利益94億円と更に拡大。ROEは14.7%に達し、資本効率の向上が進んだ。事業ポートフォリオ委員会の設置やDX推進など、収益性向上に向けた取り組みを加速している。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで1,100億円
  • 営業利益2027年3月期まで123億円
  • 売上高営業利益率2027年3月期まで11.2%
  • ROE2027年3月期まで12.6%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオ最適化による資本収益性向上

    事業構成と経営資源配分の最適化を図り、ROIC評価に基づき各事業の価値向上と連動を進める。海外・リニューアル・保守の3部門を注力事業とし、海外でのシステム販売拡張、リニューアル需要対応力強化、保守事業拡大の重点施策を実行する。

  2. 02

    人的資本経営の推進

    従業員一人ひとりが働きがいを持って成長できる環境を整備する。行動指針を軸に、多様な人材が活躍できる人事制度・人材育成体系へ進化させ、働きがいを醸成する制度導入、キャリア形成支援、多様なチームワークを機能させる環境整備を進める。

  3. 03

    DXによるイノベーション創出

    デジタル技術を活用しビジネスプロセスを効率化して生産性を向上させるとともに、従来の火災防災ソリューションを超えた新たな価値創出に挑む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,722人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は744万円で、9期前と比べて+3.9%平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は13.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,914
2018年3月2,035
2019年3月71640.413.92,125
2020年3月71640.514.12,105
2021年3月71240.614.12,060
2022年3月70340.714.12,065
2023年3月70340.713.72,184
2024年3月70040.613.42,295
2025年3月73140.313.02,383403
2026年3月74441.713.62,722445

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 6 / 海外 10、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
宮城工場 — 宮城県角田市2,931百万円
火災報知設備 保守 消火設備 防犯設備 全社資産
本社 — 東京都品川区2,656百万円
火災報知設備 保守 消火設備 防犯設備 全社資産
町田工場 — 東京都町田市2,401百万円
火災報知設備 保守 消火設備 防犯設備
火災報知設備 — ホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッド(Gillingham Kent U.K.)2,020百万円
火災報知設備 — ホーチキアメリカ コーポレーション(Buena Park, California U.S.A.)980百万円
火災報知設備 — ケンテック エレクトロニクス リミテッド(Dartford Kent U.K.)800百万円
宮城開発研究所 総合防災実験場 — 宮城県角田市425百万円
火災報知設備 消火設備
火災報知設備 保守 — 水戸ホーチキ株式会社(茨城県水戸市)407百万円
関西支店 — 大阪府東大阪市325百万円
火災報知設備 保守 消火設備 防犯設備
片倉寮他 福利厚生設備 — 東京都八王子市他323百万円
全社資産
ほか18件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ホーチキ商事株式会社
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホーチキ茨城電子 株式会社
    茨城県結城郡 八千代町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    関西ホーチキエンジ ニアリング株式会社
    大阪府大阪市 北区 · 連結子会社
    議決権87.5%
  • 国内
    水戸ホーチキ株式会社
    茨城県水戸市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ディーディーエル
    北海道札幌市 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホーチキアメリカ コーポレーション
    Buena Park California U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッド
    Gillingham Kent U.K. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホーチキオーストラリアPTYリミテッド
    Regents Park New South Wales Australia · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホーチキサービス S.de R.L.de C.V.
    Temixco, Morelos, Mexico · 連結子会社
    議決権96.6%
  • 海外
    ホーチキメキシコ S.A.de C.V.
    Temixco, Morelos, Mexico · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    ケンテックエレクトロ ニクスリミテッド
    Dartford, Kent U.K. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホーチキミドル イーストFZE
    Dubai Silicon Oasis, Dubai, UAE · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • ホーチキアジア パシフィックPTE リミテッドSingapore Republic of Singapore100%
  • ホーチキイタリア SRL a s.u.Veneto Italy100%
  • ホーチキタイランド リミテッドBangkok Thailand100%
  • ALSOK株式会社東京都港区0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    東京出入国在留管理局自動火災報知設備改修工事
    法務省 · 2026-04-15
    3.7億円
  • 調達
    神戸税関本関防災設備更新工事
    財務省 · 2021-07-29
    1.1億円
  • 調達
    厚生労働省昭和館防災設備更新工事
    厚生労働省 · 2020-08-28
    5,840万円
  • 調達
    システム開発評価・危機管理センター自動火災報知設備機器更新作業
    国土交通省 · 2022-10-19
    4,480万円
  • 調達
    国税庁事務管理センター防災監視盤改修工事
    国税庁 · 2022-08-30
    4,200万円
  • 調達
    庁舎入場制御システム更新工事
    警察庁 · 2025-10-02
    3,479万円
  • 調達
    神戸税関本関消防設備更新工事
    財務省 · 2019-06-13
    3,200万円
  • 調達
    令和3年度岐阜刑務所等非常電鈴設備更新契約
    法務省 · 2022-07-19
    2,970万円
  • 調達
    財務省本庁舎ほか監視カメラ設備整備
    財務省 · 2016-10-20
    2,925万円
  • 調達
    自動火災報知設備更新整備一式
    法務省 · 2016-10-20
    2,650万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,059億円営業利益121億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.0%、利益が+26.0%。

売上高
+5.0%
1,059億円
営業利益
+26.0%
121億円
純利益
+22.1%
94億円
営業利益率
11.4%
前期比 +1.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,100億円1,059億円
営業利益123億円121億円
純利益90億円94億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は238億円、営業利益は15億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+30.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q26124
2024年1Q182−2−1.11
2024年2Q234208.514
2024年3Q2472911.720
2024年4Q27222
2025年2Q455347.523
2025年4Q5546211.254
2026年2Q486438.830
2026年4Q5737813.664
2027年1Q238156.312

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は618億円から1,059億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は11.4%。売上は5期、純利益は7期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月6181910
2014年3月6772715
2015年3月7023421
2016年3月7195025
2017年3月7315440
2018年3月7604836
2019年3月7804833
2020年3月8065237
2021年3月7665338
2022年3月8135641
2023年3月8555944
2024年3月9357857
2025年3月1,00996979.577
2026年3月1,05912112311.494

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,059億円のうち、営業利益として残るのは121億円11.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は94億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.6%642億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.0%296億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.4%121億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
39.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.6pt
11.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.7pt
14.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
12.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが106億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは90億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は277億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−19−2142
2014年3月19−6−101346
2015年3月29−7−142254
2016年3月46−14−383248
2017年3月36−20−41659
2018年3月58−16−114290
2019年3月29−30−17−173
2020年3月54−14−840104
2021年3月41−9−1232125
2022年3月78−7−1271186
2023年3月4−22−16−18153
2024年3月8−25−25−17114
2025年3月119−6−17113209
2026年3月106−16−2790277

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は979億円。このうち返さなくてよい自己資本が685億円で、自己資本比率は69.8%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月45720225544.1
2014年3月50821429441.9
2015年3月52925327647.6
2016年3月53222730542.5
2017年3月55425829646.4
2018年3月60029530549.0
2019年3月62532230351.3
2020年3月63534529054.1
2021年3月67639028657.5
2022年3月73942931057.8
2023年3月77846331559.3
2024年3月85252932361.9
2025年3月89759330365.9
2026年3月97968529569.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
280億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
568億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
295億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中37位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中138位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.7%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
11.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.8%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.0%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,018で、1年前と比べて+76.6%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥2,018+3.1%1ヶ月+3.3%1年+76.6%時価総額533億円
過去52週の値幅
安値¥1,160高値¥2,357

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.1倍
PER (会社予想)16.7倍
PBR2.22倍
配当利回り1.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月20日に2027円と前日比+6.29%と上昇し、直近1ヶ月で+6.18%、1年では+75.64%と堅調に推移しています。25日線(1973円)を約2.7%上回り、75日線(2000円)もやや上回っています。52週高値2357円からは約14%下の水準ですが、200日線(1818円)からは約11%上と中長期トレンドは上昇を維持しています。出来高は直近で26万株と増加しており、買い意欲が示されています。RSIは60.0と中立圏で、上値余地があると見られます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERが14.6倍と業界平均の28.3倍を大きく下回り割安感が強い。PBRも1.85倍と平均2.11倍を下回る。ROE14.7%と収益性は良好で、業績も増収増益傾向にある。ただし配当利回り2.08%は平均1.88%をやや上回るが、配当性向39.5%と余力を残しており、株主還元の拡大が期待される一方、現状の配当水準は伸び悩む可能性もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.1倍30.8倍
PER (予想)16.7倍
PBR2.22倍2.58倍
ROE14.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+49.9%いまの株価に対する利回りは1.98%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
1.98%
いまの株価に対して
配当性向
39.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月715.7
2018年3月813.620.6
2019年3月80.020.3
2020年3月98.020.7
2021年3月90.021.4
2022年3月1681.438.0
2023年3月174.138.6
2024年3月1913.732.4
2025年3月2738.031.9
2026年3月4049.939.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,450人。区分でいちばん多いのは事業法人30.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.5%を占め、残る46.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人32.332.832.532.432.630.6
個人・その他34.233.633.734.728.627.6
金融機関24.725.124.422.823.723.0
外国法人8.27.88.68.813.018.4
自己株式13.712.212.513.25.05.0
証券会社0.60.70.81.22.10.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ALSOK株式会社16.59
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.03
03三和ホールディングス株式会社8.61
04東京海上日動火災保険株式会社6.55
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.77
06ホーチキ従業員持株会2.71
07MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.30
08重田 康光2.23
09GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.73
10トーア再保険株式会社1.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-06
    東京海上日動火災保険株式会社
    新規の大量保有報告
    4.94%
    -1.05pt
  • 2026-06-19
    東京海上日動火災保険株式会社
    新規の大量保有報告
    5.99%
    -1.05pt
  • 2026-06-01
    ニューバーガー・バーマン株式会社
    新規の大量保有報告
    5.99%
    +0.67pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+263%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは14.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月356945.112.836.0
2014年3月537337.410.529.3
2015年3月718688.711.522.2
2016年3月8890410.514.627.0
2017年3月1621,02716.79.015.7
2018年3月1421,17412.914.020.6
2019年3月1331,28010.88.420.3
2020年3月1491,37111.39.220.7
2021年3月1531,55210.59.021.4
2022年3月5556810.17.538.0
2023年3月5961710.08.838.6
2024年3月7670911.49.832.4
2025年3月10379213.78.231.9
2026年3月12691714.716.439.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額299百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細井元取締役社長執行役員(代表取締役)61139,281
小林靖治取締役専務執行役員 経営管理本部長(代表取締役)6497,473
米澤道裕取締役常務執行役員 技術生産本部長6570,401
甲斐正浩取締役常務執行役員 営業本部長6242,903
中野秀代取締役66
松永祐明取締役662,976
野地彦旬取締役67681
佐久間美奈子取締役58
平井裕次取締役(監査等委員)常勤7280,700
中村匡秀取締役(監査等委員)常勤6312,126
中村健一取締役(監査等委員)514,737
安田恵53

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)595962421643
取締役(社内)427277
社外取締役2232312
取締役(社内)1191919
監査役2774
社外監査役2774

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,840字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社15社で構成され、火災報知設備、消火設備、防犯設備等の製造、販売、施工及び保守を主な内容とし、さらに各事業に関連する損害保険代理業務その他の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 火災報知設備………当社が製造販売するほか、製品の一部を連結子会社ホーチキ茨城電子株式会社より仕入れ、販売を行っております。販売、施工の一部については、連結子会社関西ホーチキエンジニアリング株式会社、水戸ホーチキ株式会社が行っております。連結子会社ホーチキアメリカコーポレーションは、アメリカの営業拠点として米国カリフォルニア州において、連結子会社ホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッドは、ヨーロッパの営業拠点として英国ケント州において、当社グループより一部の製品及び材料の供給を受けて、火災報知機器の製造及び販売を行っております。連結子会社ホーチキオーストラリアPTYリミテッドは、オーストラリアの営業拠点として豪州ニューサウスウェールズ州において、連結子会社ホーチキアジアパシフィックPTEリミテッドは、シンガポールの営業拠点としてシンガポール共和国シンガポール市において、当社グループより一部の製品を輸入し販売を行っております。連結子会社ホーチキメキシコS.A.de C.V.は、メキシコの営業拠点としてメキシコモレロス州において、ホーチキアメリカコーポレーションより一部の製品を輸入し販売を行っております。連結子会社ケンテックエレクトロニクスリミテッドは、英国ケント州において、火災報知機器の製造を行い当社グループへ供給するほか、顧客への販売を行っております。連結子会社ホーチキミドルイーストFZEは、中東の営業拠点としてドバイ首長国シリコンオアシスにおいて、ホーチキアメリカコーポレーションとホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッドより一部の製品を輸入し販売を行っております。連結子会社ホーチキイタリアSRL a s.u.は、イタリアの営業拠点として伊国ベネト州において、ホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッドより一部の製品を輸入し販売を行っております。連結子会社ホーチキタイランドリミテッドは、タイの営業拠点としてタイ王国バンコク都において、ホーチキアジアパシフィックPTEリミテッドより一部の製品を輸入し販売を行っております。 なお、その他の関係会社であるALSOK株式会社に対して当社の機器をOEMにて供給しております。 保守…………………火災報知設備、消火設備に係る保守点検、整備工事を当社及び連結子会社関西ホーチキエンジニアリング株式会社、水戸ホーチキ株式会社が行っております。 消火設備……………当社が製造販売するほか、一部は当社で仕入れて販売を行っております。 防犯設備……………当社及び連結子会社株式会社ディーディーエルが製造販売するほか、一部は当社で仕入れて販売を行っております。 なお、その他の関係会社であるALSOK株式会社に対して当社の機器をOEMにて供給しております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 当社の「その他の関係会社」であるALSOK株式会社は、当社の得意先の一つであります。 連結子会社は次のとおりであります。 連結子会社 ホーチキ商事株式会社   損害保険・自動車保険代理業 ホーチキ茨城電子株式会社   火災報知設備の製造及び販売 関西ホーチキエンジニアリング株式会社   火災報知設備の販売・設計・施工・保守 水戸ホーチキ株式会社    〃 株式会社ディーディーエル   防犯設備等の開発・製造及び販売 ホーチキアメリカコーポレーション   火災報知設備の製造及び販売 ホーチキヨーロッパ(U.K.)リミテッド    〃 ホーチキオーストラリアPTYリミテッド   火災報知設備の輸入販売 ホーチキサービスS.de R.L.de C.V.   人材の派遣 ホーチキメキシコS.A.de C.V.   火災報知設備の輸入販売 ケンテックエレクトロニクスリミテッド   火災報知設備の製造及び販売 ホーチキミドルイーストFZE   火災報知設備の輸入販売 ホーチキアジアパシフィックPTEリミテッド    〃 ホーチキイタリアSRL a s.u.    〃 ホーチキタイランドリミテッド    〃
経営方針・対処すべき課題2,222字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、グループの存在意義及び使命として、「人々に安全を」「社会に価値を」「企業をとりまく人々に幸福を」という経営理念(Mission)を掲げております。 また、中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」において、実現したい姿(Vision)として「人と技術の力で世界中にLife Safetyを創造する」を掲げております。「誠実」「情熱&チャレンジ」「チームワーク」から成る行動指針(Value)を軸に、「火災から人命・財産を守る」という中核を維持しつつ、世界中の人々に安心かつ快適な人生・生活を提供するという思いのもと、事業活動を通じた社会課題の解決を目指してまいります。 (2) 経営戦略等 当社グループは、企業価値向上と持続可能な社会に一層の貢献を果たすべく、中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」を策定し、次のグループ重点方針のもと、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指した経営に取り組んでまいります。 ①事業ポートフォリオ最適化による資本収益性向上 ②人的資本経営の推進 ③DXによるイノベーション創出 (3) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国の関税政策による世界経済への影響や、ウクライナ・中東における地政学リスク、エネルギー及び原材料価格の変動、物流費の上昇等により、先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループは、企業価値向上と持続可能な社会に一層の貢献を果たすべく、中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」において、実現したい姿として「人と技術の力で世界中にLife Safetyを創造する」を掲げ、「火災から人命・財産を守る」という中核を維持しつつ、世界中の人々に安心かつ快適な人生・生活を提供するという思いのもと、事業活動を通じた社会課題の解決を目指してまいります。 さらに、サステナブルな社会の実現に向け、「グループESG基本方針」に従って、透明性の高いコーポレート・ガバナンスの充実や脱炭素への対応を進めることにより、市場での存在感を高め、企業価値の向上に努めてまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 事業ポートフォリオ最適化による資本収益性向上 事業構成や経営資源の配分を最適化する事業ポートフォリオをグループ経営の中核に据え、ROICによる評価結果に基づき、個々の事業価値を高め、各事業を連動させることで、事業全体の収益性向上を図ります。加えて、戦略的な投資判断を可能とする管理体制の強化を図り、将来に向けた成長投資を推進いたします。海外、リニューアル、保守の3部門を注力事業と位置付け、「海外におけるシステム販売の拡張」「建物のライフサイクルに合わせたリニューアル需要への対応力強化」「顧客との関係基盤としての保守事業の拡大」に向けた重点施策を実行いたします。 ② 人的資本経営の推進 従業員一人ひとりが働きがいを持って成長できるよう、「誠実」「情熱&チャレンジ」「チームワーク」から成る行動指針を軸に、多様な個性や能力を持つ世界中の従業員が活躍できる人事制度や人材育成体系へと進化させるための施策を展開いたします。 経営戦略と連動した人材ポートフォリオの構築に向けて、「働きがいと個の成長を醸成する人事制度の導入」「個人のキャリア形成と組織の競争力向上を支える教育機会の提供」「多様なチームワークを機能させる環境整備」を進め、人的資本の価値の最大化を目指します。 ③ DXによるイノベーション創出 デジタル技術の有効活用を通じて、ビジネスプロセスのさらなる効率化を進めることにより、既存事業を支えるあらゆる現場での生産性向上を図るとともに、従来の火災防災ソリューションの枠を超えたビジネス領域において、新たな価値の創出に挑みます。 当社グループは、「人々に安全を」「社会に価値を」「企業をとりまく人々に幸福を」という経営理念のもと、グローバルに事業を展開しております。メーカー力については、将来に向けた基礎研究や要素技術開発を強化するなど、中長期の視点で「モノづくり力」を高めるとともに、高品質でコスト競争力のある製品を適切な納期で提供できるよう、グローバルでのサプライチェーンの体制整備を図っております。 さらに、サステナブルな社会の実現に向け、「グループESG基本方針」に従って、透明性の高いコーポレート・ガバナンスの充実や脱炭素への対応を進めることにより、市場での存在感を高め、企業価値の向上に努めてまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 これまで強化してきた収益基盤とキャッシュ創出力を基に、投資判断と実行のスピードを高め、成長領域への投資を計画的に進めるとともに、営業利益率及びROEの維持・向上を図り、持続的な成長と企業価値向上を目指します。 2027年3月期(連結) 売上高   1,100 億円 営業利益   123 億円 売上高営業利益率   11.2 % ROE   12.6 %
事業等のリスク3,007字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変動リスク 当社グループの事業は、国内外の設備投資動向及び建設市場の動向に依存しており、景気変動、公共投資の動向、民間設備投資の抑制等により需要が減少した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。特に国内市場においては、少子高齢化に伴う新設需要の伸び悩み等により中長期的な市場成長の鈍化が想定されます。 これに対し当社グループは、収益性の向上と資本効率を意識した投資を進めるとともに、保守・リニューアル等のストックビジネスの強化に取り組んでおります。加えて、海外事業を成長ドライバーと位置付け、地域別の需要構造を踏まえた事業ポートフォリオの分散により、需要変動の影響低減に努めております。 (2) 地政学リスク 当社グループは複数の海外地域において事業を展開しており、国際情勢の緊張、貿易摩擦、経済制裁、紛争等の地政学的要因により、販売活動、サプライチェーン、為替動向等に影響が生じる可能性があります。特に関税政策や輸出入規制の変更は、コスト増加や供給遅延の要因となり得ます。 これに対し当社グループは、各拠点との情報共有体制を強化し、リスクの早期把握に努めるとともに、調達先及び物流経路の分散、代替生産体制の検討等を通じて影響の最小化を図っております。 (3) 法規制等の変更リスク 当社グループの製品及びサービスは、消防法その他の国内外の法令や規格の適用を受けております。これらの法令改正、規格変更、解釈の変更等により、製品仕様の変更や追加投資が必要となる場合があります。また、国ごとの認証制度の違いにより、製品の市場投入時期が遅延する可能性があります。さらに、建設業における労働規制の強化は、施工体制や受注活動に制約を与える可能性があります。 これに対し当社グループは、法規制の動向について継続的に情報収集を行い、設計・開発段階から対応を織り込む体制を整備しております。また、施工分野ではDXの活用等により生産性向上を図り、労働時間規制への対応を進めております。 (4) サプライチェーンリスク 当社グループは、部品・原材料を外部サプライヤーに依存しており、需給逼迫、価格高騰、供給停止(災害・事故・倒産等)により生産活動に影響が生じる可能性があります。 これに対し当社グループは、複数調達の推進、在庫水準の適正化等を通じて供給安定性の向上を図っております。 (5) 品質責任リスク 当社グループは、製品不具合や施工品質の問題が発生した場合、リコール費用、損害賠償、ブランド毀損等につながる可能性があり、業績及び信用に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、品質管理体制の強化、設計審査及び工程管理の高度化、外部認証の取得・維持、PL委員会による統括管理等を通じて品質確保に努めております。また、不具合発生時には迅速な原因究明と再発防止策の徹底を図っております。 (6) 情報セキュリティ及びITシステムに関するリスク 当社グループは、情報管理や事業運営をITシステムやクラウド等外部サービスに依存しており、サイバー攻撃や不正アクセス、内部不正、委託先事故、システム障害等による情報漏えいやシステム停止のリスクがあります。攻撃手法の多様化及び外部サービス利用拡大により、これらの完全防止は困難であり、これらの事象が発生した場合は、損害賠償や費用増加、サービス停止、信用低下等を通じて経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、情報セキュリティ方針や管理体制を継続的に整備・強化し、多層的な対策を実施しております。具体的には、アクセス権管理や多要素認証、端末・ネットワーク対策、ログ・システム監視、脆弱性管理、従業員教育、システムの冗長化・バックアップ、変更管理の徹底等に取り組んでおります。また、インシデント対応体制を整備し、迅速な対応と原因分析、再発防止を徹底しております。 (7) 自然災害等リスク 当社グループは、地震、風水害等の自然災害により当社グループや取引先の拠点が被災した場合、事業継続に支障が生じる可能性があります。 これに対し当社グループは、事業継続計画(BCP)の策定及び定期的な見直しを行い、重要業務の優先順位付け、代替拠点の確保、教育・訓練の実施等を行っております。また、調達網の分散化等により供給途絶リスクの低減に努めております。 (8) 気候変動リスク 当社グループは、気候変動に伴う物理的リスク及び移行リスクにより、コスト増加、生産性低下、規制強化等の影響を受ける可能性があります。 これに対し当社グループは、気候関連リスク及び機会の分析を行い、省エネルギー化、労働環境改善、温室効果ガス排出削減等の取組みを推進しております。詳細は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2) 戦略、指標及び目標 ② 気候変動」に記載しております。 (9) コンプライアンスリスク 当社グループは、法令等違反(消防法、建設業法、独占禁止法、公務員等贈賄関連法令等)が発生した場合、行政処分、課徴金、損害賠償、信用低下等の影響が生じる可能性があります。 これに対し当社グループは、グループ規程の制定及び継続的な教育研修、内部統制体制の整備、内部通報制度の運用、リスク管理部署によるモニタリング及びリスクベースでの内部監査等により、コンプライアンス体制の強化を図っております。 (10) 為替変動リスク 当社グループは、外貨建取引及び海外事業により、為替レートの変動が売上高、コスト及び資産価値に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、為替予約等のヘッジ手段の活用等により為替変動による影響の抑制に努めております。 (11) 投資有価証券リスク 当社グループは、政策保有株式等について、株価の変動や投資先の業績悪化等により減損損失や売却損が発生する可能性があります。 これに対し当社グループは、保有意義の定期的検証、保有上限の設定等により、資本効率を意識した管理を行っております。 (12) 信用リスク(債権回収リスク) 当社グループは、取引先の経営悪化等により債権回収が困難となる場合、貸倒損失が発生する可能性があります。 これに対し当社グループは、与信管理の強化、取引先別の信用評価、適切な貸倒引当金の設定、早期回収対応等によりリスク低減に努めております。 (13) 退職給付債務リスク 当社グループは、退職給付債務は数理計算上の前提(割引率、期待運用収益率等)に依存しており、前提条件の変動や運用環境の悪化により、費用及び債務が増加する可能性があります。 これに対し当社グループは、年金資産の運用状況のモニタリング、資産配分の見直し、制度設計の適正化等により、財務的影響の抑制に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,677字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、米国の関税政策による世界経済への影響や、ウクライナ・中東における地政学リスク、エネルギー及び原材料価格の変動、物流費の上昇等により、先行き不透明な状況が続いております。 防災・防犯業界におきましても、資材価格及びエネルギー価格の上昇、物流費の高止まりなどによる原価の上振れを通じて、収益に影響を及ぼすリスクが継続しております。 このような状況のもと、当社グループは、中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」に基づき、全社を挙げて営業活動を推進してまいりました結果、当連結会計年度における経営成績は、次のとおりとなりました。 前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)   前年同期比(%) 売上高   100,900   百万円   105,855   百万円   104.9 営業利益   9,553   百万円   12,066   百万円   126.3 経常利益   9,736   百万円   12,344   百万円   126.8 親会社株主に帰属する当期純利益   7,650   百万円   9,377   百万円   122.6 当社は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて設置した「事業ポートフォリオ委員会」を定期的に開催し、ROICによる評価結果に基づき、事業ごとの資本の収益性・効率性の向上に努め、事業ポートフォリオ経営を推進してまいりました。その結果、経営上の目標の達成状況を判断するための経営指標としている自己資本利益率(ROE)は、当期純利益の増加により、14.7%(前連結会計年度比1.0ポイント増)となりました。 なお、主に無リスク金利の上昇に伴い、CAPM理論に基づき算定した2026年3月末の当社の株主資本コストは10.45%、これを踏まえて算出したWACC(加重平均資本コスト)は10.38%としております。 営業利益の主な増減要因は次のとおりであります。 <売上高による影響> 1,765百万円 国内ストックビジネス(保守・リニューアル)が好調に推移したことと、海外事業において特に欧州と東南アジアを中心に販売が伸長したことが増収を牽引いたしました。 <売上原価率による影響> 2,590百万円 労務費上昇の影響はあるものの、採算性を重視した受注活動の推進により売上原価率は改善いたしました。 <販売費及び一般管理費による影響> △1,884百万円 経営計画に基づく開発投資の実施や採用活動の強化、労働条件の改善等が主な要因であります。 セグメント別の概況は次のとおりであります。 (火災報知設備) 当セグメントの主要な事業内容は、自動火災報知設備、非常警報設備、火災通報装置等の製造、販売及び施工であります。 当連結会計年度における売上高は、66,401百万円(前連結会計年度比6.3%増)となりました。これは主に、国内事業においてリニューアルを中心に好調に推移したことに加え、海外事業において欧州及び東南アジアを中心に増収となったことによるものであります。 セグメント利益は11,187百万円(同24.7%増)となりました。増益となっておりますのは、国内事業では、採算性を重視した受注活動により収益性が改善したことに加え、海外事業において、主に英国やベトナムでの増収により利益額が増加したことによるものであります。 (保守) 当セグメントの主要な事業内容は、防災設備に係る保守点検及び整備工事の実施であります。 当連結会計年度における売上高は、22,432百万円(前連結会計年度比6.4%増)となりました。これは主に、定期点検保有高を着実に増やす取組みや整備工事の受注活動を推進したことによるものであります。 セグメント利益は5,289百万円(同4.8%増)となりました。増益となっておりますのは、主に点検・整備工事において、採算性を重視した受注活動を推進したことによるものであります。 (消火設備) 当セグメントの主要な事業内容は、スプリンクラー設備、放水銃システム、屋内・屋外消火栓設備等の製造、販売及び施工であります。 当連結会計年度における売上高は、10,541百万円(前連結会計年度比5.7%減)となりました。これは主に、一般建物向け消火設備において大型案件の工期長期化や受注サイクルの影響を受けたことによるものであります。 セグメント利益は1,649百万円(同2.6%増)となりました。増益となっておりますのは、主に採算性の良い一般建物向け消火設備の大型案件を収益計上した影響によるものであります。 (防犯設備) 当セグメントの主要な事業内容は、入退室管理システム、鍵管理システム、電気錠制御システム等の製造、販売及び施工であります。 当連結会計年度における売上高は、6,479百万円(前連結会計年度比5.4%増)となりました。これは、主に入退室管理システムの販売伸長によるものであります。 セグメント利益は777百万円(同22.6%増)となりました。増益となっておりますのは、主に採算性を重視した受注活動推進の効果によるものであります。 次期(2027年3月期)の業績見通しにつきましては、売上高110,000百万円(当連結会計年度比3.9%増)、営業利益12,300百万円(同1.9%増)、経常利益12,500百万円(同1.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9,000百万円(同4.0%減)を見込んでおります。 次期の外部環境におきましては、ウクライナ・中東における地政学リスクや原材料・資源価格の高騰、米国の関税政策の影響に加え、時間外労働の上限規制への対応に関する労務費の増加等、収益に影響を及ぼすリスクが顕在化しており、先行きに不透明感はあるものの、防災・防犯業界における需要環境は引き続き堅調に推移することを想定しております。 親会社株主に帰属する当期純利益は、当連結会計年度に計上した「賃上げ促進税制」適用による税負担減の影響等の反動により、377百万円の減益となる見込みであります。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 火災報知設備   66,401   106.3 保守   22,432   106.4 消火設備   10,541   94.3 防犯設備   6,479   105.4 合計   105,855   104.9 (注) 金額は全て販売価額(取付工事代を含む)に換算してあります。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 火災報知設備   68,627   108.5   14,951   117.5 保守   22,778   107.9   3,544   110.8 消火設備   10,425   103.1   9,861   98.8 防犯設備   6,705   110.7   1,673   115.6 合計   108,537   107.9   30,030   109.8 (注) 金額は全て販売価額(取付工事代を含む)に換算してあります。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 火災報知設備   66,401   106.3 保守   22,432   106.4 消火設備   10,541   94.3 防犯設備   6,479   105.4 合計   105,855   104.9 (注) 金額は全て販売価額(取付工事代を含む)に換算してあります。 (2) 財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末の残高と比べ6,634百万円増加し、72,721百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末の残高と比べ1,646百万円増加し、25,214百万円となりました。これは主に、投資有価証券の増加によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末の残高と比べ894百万円減少し、22,160百万円となりました。これは主に、電子記録債務の減少によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末の残高と比べ27百万円増加し、7,306百万円となりました。これは主に、資産除去債務の増加によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末の残高と比べ9,147百万円増加し、68,469百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末残高20,921百万円及び営業活動による資金の増加10,626百万円を原資として、投資活動において1,631百万円、財務活動において2,683百万円をそれぞれ使用しております。 従って、当連結会計年度末の資金の残高は、27,713百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、10,626百万円(前年同期に得られた資金は11,874百万円)となりました。 これは主に、税金等調整前当期純利益の計上などにより資金が増加したものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、1,631百万円(前年同期に使用した資金は636百万円)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得などにより資金が減少したものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、2,683百万円(前年同期に使用した資金は1,741百万円)となりました。 これは主に、配当金の支払などにより資金が減少したものであります。 (キャッシュ・フロー指標) 2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   65.9   69.8 時価ベースの自己資本比率(%)   69.8   156.8 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額(※)/総資産 ※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループでは、手元流動性の向上を進めながら、当期純利益の一定割合を成長投資枠として充当することを資金配分の基本方針としております。配当においては中長期視点での持続的な成長に必要な投資を実行したうえで、配当性向やDOE(株主資本配当率)等の指標も勘案しながら、累進的配当方針の維持に努めてまいります。 これら成長投資、株主還元、運転資金等については、主として営業活動から得られるキャッシュ・フローによる自己資金で充当しております。また、当社グループは、資金の効率的な活用と金融費用の削減を目的として、キャッシュ・マネジメント・システムを導入し、グループ全体の資金効率化を進めております。また、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料費、試験研究費、販売費一般管理費等の営業費用であります。成長投資を目的とした資金需要のうち主なものは、生産能力増強や生産合理化推進及び事業領域拡張に向けた投資を想定しております。 また、当社グループは、主要取引金融機関との間で長期間にわたり築き上げてきた良好な関係を維持しており、経営に必要な運転資金及び設備投資資金等の調達は問題なく実施可能と認識しております。 さらに、国内金融機関において50億円のコミットメントラインを設定しており、緊急時の流動性も確保しております。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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