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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

タツモ

TAZMO CO.,LTD6266 · Prime · 機械

半導体製造装置の塗布・現像工程で強みを持つ。ウェーハ搬送ロボットや洗浄装置も手掛け、液晶製造装置やプリント基板設備も展開。

概要

タツモ株式会社は、半導体と液晶ディスプレイの製造装置を主力とする機械メーカーである。1972年に岡山県井原市で創業し、現在の本社は岡山市北区。連結従業員約1,150人。2025年12月期の売上高は354億円。半導体前工程の塗布・現像装置(ウェーハ・サポート・システム)やウェーハ搬送ロボット、洗浄装置、液晶カラーフィルター製造装置を開発・製造する。子会社を通じて精密金型やプリント基板用表面処理装置も手がけ、ベトナム、中国、米国に生産・販売拠点を置く。

半導体装置を中核とするプロセス機器事業の構成

プロセス機器事業は当社最大のセグメントで、売上高の約78%を占める(2025年12月期)。半導体装置部門(塗布・現像装置、先端パッケージ向け装置)、搬送装置部門(ウェーハ搬送ロボット)、洗浄装置部門(枚葉式・バッチ式洗浄装置)、コーター部門(液晶カラーフィルター製造装置)の4部門からなる。半導体装置部門は2025年12月期に172億円と前年比39.7%増と成長した一方、洗浄装置部門はウェーハメーカーの設備投資低迷で68.8%減、コーター部門はフラットパネルディスプレイ向け投資がほとんどなく65.5%減と、部門間の需要格差が大きいのが特徴である。

金型・樹脂成形と表面処理用機器の多角的事業

プロセス機器以外に、金型・樹脂成形事業と表面処理用機器事業を持つ。金型・樹脂成形事業は子会社プレテックが精密金型と電子機器向けコネクタ類・エンボスキャリアテープを製造。2025年12月期は受注回復とコスト改善により売上高11.98億円(前年比53.8%増)、営業利益0.56億円(前年は1.28億円の損失)と黒字転換した。表面処理用機器事業は子会社ファシリティがプリント基板向けメッキ処理装置や回路形成装置を中国・ベトナムで生産。売上高67.54億円(同6.3%増)、営業利益6.02億円(同4.1%増)と堅調。これらの事業がプロセス機器の変動を補完する役割を担う。

ベトナム・中国・米国に広がる生産・販売網

タツモは海外に複数の連結子会社を持ち、現地生産と販売を展開する。2003年に米国販売子会社TAZMO INC.を設立、2008年にベトナムTAZMO VIETNAM CO.,LTD.を設立し、現在では第4工場まで増築して搬送装置や半導体装置の設計・組立を行う。中国では2003年に上海龍雲精密機械有限公司を設立して樹脂成形品を生産、2019年には龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司を設立し半導体関連機器の製造・販売を開始した。台湾支店は2014年に閉鎖し亞普恩科技股份有限公司に統合。このように生産拠点を低コスト地域に移しつつ、主要市場に近い場所でサービスを提供する体制を構築している。

研究開発と技術センターの役割

タツモは2016年に岡山技術センターを開設し、半導体製造装置や搬送装置の研究開発を強化した。また、2017年に株式会社クォークテクノロジーの株式を追加取得し、紫外線照射装置技術を取り込んだ。経営方針では「独自性のある装置を着実に作り上げる」と述べ、顧客ニーズに対応した新装置開発に注力している。主力製品のウェーハ・サポート・システムは、半導体の微細化や大口径化に対応する塗布・現像技術を核としており、12インチウェーハ対応装置を1998年に開発した実績を持つ。技術の源泉は自社開発と東京応化工業との共同開発にある。

業界の中での役割は電子デバイス製造装置メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
354億円
営業利益
48億円
営業利益率
13.6%
純利益
35億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
プロセス機器事業275億円77.5%41億円14.9%
表面処理用機器事業68億円19.2%6億円8.8%
金型・樹脂成形事業12億円3.4%1億円8.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体製造主力

半導体前工程の塗布・現像装置、先端パッケージ向け装置、ウェーハ搬送ロボット、枚葉式洗浄装置などを開発・製造・販売。主要顧客は半導体メーカーや研究機関で、ウェーハサイズの大型化や微細化に対応。

主な製品・サービス5
ウェーハ・サポート・システム(塗布・現像装置)
半導体ウェーハ上にレジストを塗布・現像する装置。フォトリソグラフィ工程の中核。
搬送装置(ウェーハ搬送ロボット)
ステッパーや検査装置など工程間でウェーハを自動搬送するロボット。クリーン環境に対応。
枚葉式洗浄装置
ウェーハ1枚ずつを洗浄する装置。パーティクル除去や薬液処理に使用。
バッチ式浸漬洗浄装置
複数枚のウェーハを同時に洗浄するバッチ処理装置。生産性重視。
先端パッケージ向け装置
3D積層やファンアウトなどの先端パッケージ工程向けの装置。

02液晶ディスプレイ製造準主力

TFTカラー液晶向けカラーフィルター製造装置(塗布・減圧乾燥)を開発・製造・販売。大型基板に対応し、顔料レジスト塗布工程に強み。

主な製品・サービス1
カラーフィルター製造装置(コーター)
ガラス基板上に顔料レジストを塗布・減圧乾燥する装置。大型テレビ向けに対応。

03精密金型・樹脂成形副次

樹脂成形用精密金型と樹脂成形品を製造・販売。主に電子機器向けコネクタ類やエンボスキャリアテープ。子会社プレテックが製造。

主な製品・サービス2
精密金型
樹脂成形用の高精度金型。微細な形状を転写。
樹脂成形品(コネクタ、キャリアテープ)
電子機器内部配線用コネクタや、電子部品の実装に使われるエンボスキャリアテープ。

04プリント基板製造(表面処理用機器)副次

プリント基板向けメッキ処理装置や回路形成装置を製造・販売。子会社ファシリティが中国・ベトナムで生産。

主な製品・サービス2
メッキ処理装置
プリント基板のスルーホールや表面に銅メッキを施す装置。
回路形成装置
エッチングや露光によりプリント基板上に回路パターンを形成する装置。

製品と技術

半導体前工程の心臓部・ウェーハサポートシステム

半導体装置部門の主力製品は「ウェーハ・サポート・システム」であり、フォトリソグラフィ工程でレジストの塗布と現像を行う。1981年に開発した「TR5000」シリーズから始まり、1998年には12インチウェーハ対応の「SW12000」シリーズを投入。最新の装置は微細化や先端パッケージ向けの要求に応える。2025年12月期の半導体装置部門売上は172億円と、プロセス機器事業の約63%を占める。顧客は国内外の半導体メーカーや研究機関で、東京応化工業との共同開発による技術力が強みである。

クリーン環境でウェーハを運ぶ搬送ロボット

搬送装置部門では、半導体製造装置間でウェーハを自動搬送する産業用ロボットを開発・製造している。1984年に「FWH」シリーズで参入。ステッパーや検査装置など、クリーンルーム内で高精度かつ高速にウェーハを搬送する。ベトナム子会社TAZMO VIETNAMで設計・組立を行い、米国子会社TAZMO INC.が現地販売・メンテナンスを担当。2025年12月期の売上は76.6億円。半導体装置メーカーの需要変動の影響を受けるが、ウェーハハンドリングの信頼性で評価されている。

大型液晶パネル向けカラーフィルター製造装置

コーター部門の主力は、TFTカラー液晶ディスプレイ向けカラーフィルター製造装置である。1989年に「TR25000」シリーズで参入。大型ガラス基板上に顔料レジストを塗布し、減圧乾燥まで一貫処理する。露光方式による大型カラーフィルター製造に対応。1999年には「TR45000」シリーズを開発。しかし、近年はフラットパネルディスプレイメーカーの設備投資が低迷し、2025年12月期の売上は8.48億円と前年比65.5%減。液晶市場の縮小が同事業に影響を与えている。対応として、先端パッケージ向け装置など新分野への展開も図る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

機械セクター中堅、高収益だが成長鈍化

同社は機械セクターに属し、2024年12月期は営業利益率16.4%と高収益。売上高は359億円と、同業の三浦工業(約2000億円)には及ばないが、日本製鋼所(約5000億円)などと比べ規模は中堅。2025年12月期は売上・利益率とも微減が予想され、成長鈍化が懸念される。

強み

  • 営業利益率16%超と業界平均を大きく上回り、収益力が強み。
  • 機械業界全体の需要に支えられ、受注が比較的安定。
  • 専門性の高い製品を提供、競争優位性を維持。
  • 収益性が高く、財務体質が良好と推察される。

課題

  • 2025年12月期は売上・利益率とも減少予想、成長の停滞が課題。
  • 三浦工業や日本製鋼所に比べ規模が小さく、スケールメリットで劣る可能性。
  • 機械業界は景気変動の影響を受けやすく、収益が不安定になりうる。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体製造装置の時価総額近傍。太字がタツモ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16258平田機工1,097億円17.1倍
25351品川リフラ969億円3.6倍
37745A&Dホロンホールディングス760億円12.6倍
46387サムコ660億円38.0倍
57717ブイ・テクノロジー539億円22.0倍
66266タツモ492億円24.9倍
79880イノテック473億円10.8倍
84392FIG351億円42.5倍
96298ワイエイシイホールディングス247億円17.5倍
106264マルマエ244億円31.0倍
117725インターアクション194億円32.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体製造装置)に従っています。

会社の歴史

沿革 48件

1972年創業と金型・半導体装置への進出

1972年、電子機器部品製造及び設備修繕を目的として岡山県井原市西江原町に資本金300万円で設立。1980年にインジェクション金型の製造販売を開始。1981年には半導体製造用全自動レジスト塗布装置「TR5000」シリーズを開発し、東京応化工業を通じて販売を開始。これにより半導体装置メーカーとしての歩みが始まる。1982年に本社工場を木之子町に移転し生産能力を強化。1984年には半導体製造装置用搬送装置「FWH」を開発し、製品ラインを拡充した。創業から10年余りで金型と半導体装置の両軸を備えた企業へと成長した。

1980年代後半の液晶装置参入と製品ライン拡充

1987年にウェーハマーキング装置「TM4001/TPMM700」を開発。1988年には被膜形成塗布装置「TR6002」シリーズを投入。1989年、液晶用カラーフィルター製造装置「TR25000」シリーズを開発し、液晶ディスプレイ製造装置分野に参入。これにより半導体と液晶の両市場に製品を持つこととなった。1990年には本社を井原市木之子町6186番地に新築移転。1993年にSOG一貫処理システム「TS8002」シリーズと液晶用カラーフィルター製造装置「TR28000」シリーズを開発。この時期、東京応化工業との共同開発契約も締結し、技術基盤を強化した。

1994年からの樹脂成形事業と12インチ対応

1994年、エンボスキャリアテープの製造販売を開始し、樹脂成形事業を本格化。1995年に第三工場を取得し、インジェクション成形品の製造販売を開始。1997年には第五工場を新築。1998年、半導体製造用12インチウェーハ対応装置「SW12000」シリーズを開発し、大口径ウェーハ時代に対応。1999年には液晶装置「TR45000」シリーズを開発し、第三工場を増築。同年、プレテック株式会社を子会社化し樹脂成形事業を強化。2001年に厚膜コーター「CS13」シリーズを開発。この期間、生産能力と事業領域を拡大した。

2000年代の海外展開とジャスダック上場

2003年、米国販売子会社TAZMO INC.をカリフォルニア州に設立。同時に中国上海龍雲精密機械有限公司を設立し、樹脂成形品の現地生産を開始。2004年、日本証券業協会に店頭登録後、ジャスダック証券取引所に上場。2005年、第五工場を増設し金型製造部門を集約。2008年、ベトナムにTAZMO VIETNAM CO.,LTD.を設立し、半導体関連機器の設計・製造拠点とする。2010年には台湾支店を開設しアジア市場への販売網を拡大。同年、ジャスダックが大阪証券取引所に統合され、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場した。海外生産と販売の基盤を整えた時期である。

2013~2017年 買収による事業拡大とベトナム増強

2013年、アプリシアテクノロジー株式会社を子会社化。同時にTAZMO VIETNAMがロンアン省ロンハウ工業団地に新工場を建設。東京営業所を新設。2014年に台湾支店を閉鎖し亞普恩科技股份有限公司に統合。2016年、岡山技術センター開設。上海龍雲精密機械有限公司に統合し中国事業を整理。2017年、株式会社ファシリティ(表面処理用機器)と株式会社クォークテクノロジー(紫外線照射装置)の株式を取得し事業領域を拡大。ベトナム工場は第3工場まで増築。これらの買収により、半導体装置以外の事業ポートフォリオを形成した。

2018年以降の市場第一部昇格と中国新拠点

2018年、東京証券取引所市場第二部に市場変更後、すぐに市場第一部へ昇格。2019年、本社を岡山市北区芳賀に移転し、アプリシアテクノロジーを吸収合併。同年、龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司を設立し、中国で半導体装置の製造販売を開始。2022年にプライム市場へ移行。2025年には龍雲阿普理夏電子科技(上海)有限公司を龍雲(紹興)へ吸収合併し、中国事業を統合。この間、プロセス機器事業の売上は成長を続け、2025年12月期の売上高は354億円に達した。企業規模の拡大とともに、ガバナンス体制も強化している。

年表48件を開く

1970年代

  • 1972年創業電子機器部品の製造及び設備の修繕を目的として岡山県井原市西江原町3213番地に資本金300万円をもってタツモ株式会社を設立

1980年代

  • 1980年インジェクション金型他金型の製造・販売を開始
  • 1981年半導体製造用全自動レジスト塗布装置「TR5000」シリーズを開発、製造し、東京応化工業株式会社を通じ販売を開始
  • 1982年本社工場を岡山県井原市木之子町167番地(現:第六工場)に移転
  • 1984年半導体製造装置用搬送装置「FWH」を開発、製造・販売を開始
  • 1987年半導体製造装置用ウェーハマーキング装置「TM4001/TPMM700」を開発、製造・販売を開始
  • 1988年半導体製造用被膜形成塗布装置「TR6002」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 1989年液晶用カラーフィルター製造装置「TR25000」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 東京応化工業株式会社と共同開発契約を締結

1990年代

  • 1990年本社・本社工場を新築し岡山県井原市木之子町6186番地に移転(現:第一工場)
  • 1993年半導体製造用SOG一貫処理システム「TS8002」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 液晶用カラーフィルター製造装置「TR28000」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 1994年エンボスキャリアテープの製造・販売を開始
  • 1995年第三工場(岡山県井原市)を取得
  • インジェクション成形品の製造・販売を開始
  • 1997年第五工場(岡山県井原市)を新築
  • 1998年半導体製造用12インチウェーハ対応装置「SW12000」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 1999年12月液晶用カラーフィルター製造装置「TR45000」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 液晶製造用装置の製造能力を増強するため第三工場を増築
  • M&A樹脂成形品及び装置組立を行うプレテック株式会社(現:連結子会社)の全株式取得

2000年代

  • 2001年11月半導体製造用厚膜コーター「CS13」シリーズを開発、製造・販売を開始
  • 2002年液晶製造用装置の製造能力を増強するため第三工場を再増築
  • 2003年米国における営業拠点としてTAZMO INC.(現:連結子会社)をカリフォルニア州に設立
  • 中国における樹脂成形品の製造・販売拠点として上海龍雲精密機械有限公司(現:連結子会社)を上海市に設立
  • 2004年日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年第五工場(岡山県井原市)金型製造部移転に伴い増設
  • 2008年ベトナムにおける半導体関連機器の設計・製造拠点としてTAZMO VIETNAM CO.,LTD.(現:連結子会社)を設立

2010年代

  • 2010年中華民国(台湾)、竹北市に台湾支店を開設
  • 2010年上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場
  • 2013年M&Aアプリシアテクノロジー株式会社(連結子会社)の株式取得
  • TAZMO VIETNAM CO.,LTD.(現:連結子会社)ベトナム ロンアン省ロンハウ工業団地内に工場を新築
  • 東京営業所(東京都中野区)を新設
  • 上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
  • 2014年12月M&A台湾支店を閉鎖、アプリシアテクノロジー株式会社(連結子会社)の台湾子会社である亞普恩科技股份有限公司に統合
  • 2015年東京営業所及びアプリシアテクノロジー株式会社本社(東京都新宿区)を移転
  • 2016年岡山技術センター開設(岡山市北区)
  • 2016年M&A上海龍雲精密機械有限公司(現:連結子会社)に統合
  • 2016年10月TAZMO VIETNAM CO.,LTD.(現:連結子会社)事業拡大により第2工場を増築
  • 2017年M&A株式会社ファシリティ(現:連結子会社)の株式取得及び株式会社クォークテクノロジー(現:連結子会社)の一部株式を追加取得
  • TAZMO VIETNAM CO.,LTD.(現:連結子会社)事業拡大により第3工場を増築
  • 2018年東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2019年TAZMO VIETNAM CO.,LTD.(現:連結子会社)事業拡大により第4工場を増築
  • 本社を岡山県岡山市北区芳賀5311番地へ移転
  • M&Aアプリシアテクノロジー株式会社(連結子会社)を吸収合併 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行
  • 中国における半導体関連機器の製造・販売拠点として龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司(現:連結子会社)を浙江省紹興市に設立

2020年代

  • 2025年M&A龍雲阿普理夏電子科技(上海)有限公司を龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司へ吸収合併

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで35,500百万円
  • 経常利益2026年12月期まで3,500百万円
  • 配当性向20%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    独自技術での差別化と研究開発強化

    独自性のある装置(性能・コスト・サービス)を着実に開発し、顧客ニーズに対応する。研究開発の焦点を絞り効率を高め、将来の収益確保を目指す。

  2. 02

    グループ企業とのシナジー創出

    子会社である株式会社ファシリティ(プリント基板製造装置)や株式会社クォークテクノロジー(紫外線照射装置)との技術・設備の相互活用により、半導体製造装置の共同開発と成長を図る。

  3. 03

    海外生産活用とコスト競争力向上

    ベトナムなどの海外子会社の生産体制を活用してコストダウンを推進。設計見直しと生産管理の徹底により短納期を実現し、経営環境の変化に強い体質を構築する。

  4. 04

    顧客ニーズ先取りの提案型ビジネスへ

    顧客の要望を待つのではなく、早期にニーズを捉えて提案するビジネスの比率を高める。高品質・高付加価値製品で業績安定と新事業進出を目指す。

  5. 05

    CSRとガバナンス強化による企業価値向上

    CSRを重視した経営を推進し、コーポレート・ガバナンスと内部統制システムを強化。透明性の高い経営により企業価値向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,150人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は695万円で、9期前と比べて+45.8%平均年齢は43.0歳、平均勤続年数は15.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月655
2017年12月955
2018年12月1,015
2019年12月47745.018.01,093
2020年12月58045.016.01,061
2021年12月63645.016.01,099
2022年12月65345.016.01,105
2023年12月65444.016.01,141
2024年12月69444.016.01,163507
2025年12月69543.015.01,150417

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)82.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 4 / 海外 10、うち連結子会社 13) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社 — 岡山市北区2,386百万円
プロセス機器事業 全社
本社・工場 — ベトナム・ロンアン省 カンジュオック県1,671百万円
プロセス 機器事業
第三工場 — 岡山県井原市916百万円
プロセス機器事業
第一工場 — 岡山県井原市697百万円
プロセス機器事業 全社
第五工場 — 岡山県井原市501百万円
プロセス機器事業 金型・樹脂成形 事業
本社・工場 — 中国・浙江省 紹興市501百万円
プロセス 機器事業
本社・工場 — 中国・広東省 東莞市214百万円
表面処理用機器事業
本社・工場 — 岡山県 井原市102百万円
金型・樹脂 成形事業
主な関係会社
  • 国内
    プレテック㈱
    岡山県井原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TAZMO INC.
    米国カリフォルニア州フリーモント市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    上海龍雲精密機械有限公司(注)2、、5、6
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権20.0%
  • 海外
    TAZMO VIETNAM CO.,LTD. (注)2
    ベトナム ロンアン省 · 連結子会社
    議決権89.2%
  • 国内
    龍雲亞普恩科技股份有限公司
    中華民国 新竹縣竹北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ファシリティ(注)7
    相模原市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    富萊得(香港)有限公司(注)4
    中国 香港特別行政区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    富萊得科技(東莞)有限公司(注)4
    中国 広東省 東莞市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FACILITY HANOI CO.,LTD. (注)4
    ベトナム フンイエン省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱クォークテクノロジー
    岡山県井原市 · 連結子会社
    議決権60.2%
  • 海外
    龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司(注)2
    中国 浙江省 紹興市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    龍雲研創(紹興)電子科技有限公司(注)4
    中国 浙江省 紹興市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • 龍雲同舟(紹興)電子科技有限公司(注)4中国 浙江省 紹興市100%
  • PATA FACILITY Co., Ltd.タイ チョンブリー県48%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は354億円営業利益48億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.4%、利益が-18.6%。

売上高
-1.4%
354億円
営業利益
-18.6%
48億円
純利益
-16.7%
35億円
営業利益率
13.6%
前期比 -2.9%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高355億円354億円
営業利益36億円48億円
純利益25億円35億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は127億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−24.4%、営業利益は−96.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q39−1−2.6−2
2023年2Q6569.23
2023年3Q861922.114
2023年4Q929
2024年1Q59610.24
2024年2Q1032221.417
2024年4Q1973115.721
2025年2Q1682514.916
2025年4Q1862312.419
2026年2Q12710.80

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は58億円から354億円へ6.1倍に増えた。直近期の営業利益率は13.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月58−11−12
アプリシアテクノロジー株式会社(連結子会社)の株式取得
2013年12月70−10−10
台湾支店を閉鎖、アプリシアテクノロジー株式会社(連結子会社)の台湾子会社である亞普恩科技股份有限公司に統合
2014年12月86−15−19
2015年12月123910
上海龍雲精密機械有限公司(現:連結子会社)に統合
2016年12月1131413
株式会社ファシリティ(現:連結子会社)の株式取得及び株式会社クォークテクノロジー(現:連結子会社)の一部株式を追加取得
2017年12月1721916
2018年12月1901615
2019年12月18297
2020年12月1951817
2021年12月2202217
2022年12月2443123
2023年12月2823924
2024年12月359596016.442
龍雲阿普理夏電子科技(上海)有限公司を龍雲(紹興)半導体設備科技有限公司へ吸収合併
2025年12月354485013.635

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高354億円のうち、営業利益として残るのは48億円13.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は35億円、売上の9.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.5%246億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.9%60億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.6%48億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.9pt
13.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.9pt
9.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+6.3pt
14.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが94億円、投資CFが−32億円で、差し引きのフリーCFは62億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は139億円で、売上の4.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月−10−68−167
2013年12月−7−29−97
2014年12月23−1512
2015年12月4−2−2211
2016年12月13−3−91013
2017年12月21−8−41322
2018年12月−12−1128−2327
2019年12月17−15−3225
2020年12月22−9−111327
2021年12月3−85−530
2022年12月−15−741−2250
2023年12月−4−1332−1768
2024年12月75−17−325897
2025年12月94−32−2062139

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は469億円。このうち返さなくてよい自己資本が270億円で、自己資本比率は56.6%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月94494551.4
2013年12月130418931.3
2014年12月114229219.3
2015年12月111377432.7
2016年12月139499034.7
2017年12月1886312532.7
2018年12月2399814140.3
2019年12月25810315539.5
2020年12月26811615242.6
2021年12月29413615845.5
2022年12月39417521943.9
2023年12月47420127341.7
2024年12月49224624649.1
2025年12月46927019956.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
163億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
191億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
199億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE209社中24位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中189位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.6%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.6%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
-1.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,315で、1年前と比べて+58.5%過去52週の値幅のなかでは40%の位置にある。

¥3,315-3.8%1ヶ月-20.4%1年+58.5%時価総額492億円
過去52週の値幅
安値¥1,870高値¥5,490

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)24.9倍
PER (会社予想)19.4倍
PBR1.82倍
配当利回り1.03%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は前日比8.12%安の3620円。1カ月で22.15%下落し、52週高値5490円から34.1%後退。25日線4214円を14%下回り、75日線4105円も割り込んだ。出来高は8月12日に116万株と急増し、その後も高水準が続く。RSI50.1と中立圏で、下値模索の様相。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER14.8倍は業界平均22.8倍を下回り割安。PBR1.99倍は業界平均1.47倍よりやや高いが、ROE14%と高収益でプレミアムは妥当。配当利回り0.94%は業界平均2.80%より低いが、増配余地あり。増収増益基調で財務も良好。割安だが低配当がネック。総合的に割安と評価。

指標この会社業種平均
PER (実績)24.9倍22.7倍
PER (予想)19.4倍
PBR1.82倍1.50倍
ROE14.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024年12月期は好調も、2025年12月期は売上354億円(横ばい)、営業利益率13.6%と減益予想。半導体投資の回復とFPD大型投資の動向が焦点。

プラスに働く材料7
  • 半導体投資回復

    生成AI関連需要などで半導体設備投資は中期で増加見込み

  • FPD大型案件

    有機EL向け大型投資が復調すれば受注拡大の余地

  • 高収益体質

    営業利益率16%超と高く、増収時の利益伸びが大きい

  • 営業利益48億円の高水準維持2025/12期影響

    前期59億から微減も高収益、営業利益率13.6%

  • ROE14%の高収益体質継続影響

    自己資本利益率14%は機械セクター上位

  • PER14.8倍、割安修正期待不定影響

    同業平均PER比約20%ディスカウント

  • 配当性向向上の余地次回決算影響

    配当利回り0.94%と低く、増配余地あり

マイナスに働く材料7
  • 投資サイクル変動

    半導体・FPDは設備投資の波が大きく、需要急減リスク

  • 競争激化

    半導体装置分野では海外大手との競合で値引き圧力

  • 減益予想

    2025年12月期は営業利益15%減予想、当面の成長鈍化

  • 2025/12期減益予想2025/12期影響

    営業利益59→48億、19%減益

  • 株価70%上昇後の利益確定売り短期影響

    年初来70%高、高値警戒感

  • 外資比率23%の売り依存不透明影響

    外国人保有比率高く、リスクオフ時に売り圧

  • PER上昇で割高感2026/12期予想影響

    純利益35億継続ならPER15倍超

次の決算で確かめる点
FPD関連受注高
ディスプレイ投資の動向を示す重要指標
営業利益率
利益率の維持・改善が収益力の鍵
半導体装置売上高
成長分野での進捗を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+3.0%いまの株価に対する利回りは1.03%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
1.03%
いまの株価に対して
配当性向
19.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月54.8
2017年12月740.07.4
2018年12月1157.111.1
2019年12月9−18.222.7
2020年12月1344.416.0
2021年12月1623.115.3
2022年12月2131.317.4
2023年12月2414.315.3
2024年12月3337.514.3
2025年12月343.019.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,433人。区分でいちばん多いのは個人・その他34.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.0%を占め、残る63.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他32.825.222.719.631.534.8
外国法人20.024.024.935.222.823.0
事業法人24.023.020.921.021.421.6
金融機関18.823.627.920.317.015.4
証券会社4.34.13.53.97.25.0
自己株式0.00.00.00.00.01.4
外国人個人0.00.00.00.00.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社大江屋15.06
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.56
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.36
04FUBON SECURITIES CO., LTD. CLIENT 30 (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.20
05INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.12
06中銀リース株式会社2.05
07STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.88
08鳥越 琢史1.74
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.56
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.55

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-08-07
    ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)
    新規の大量保有報告
    5.32%
  • 2026-07-09
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.80%
    +0.07pt
  • 2026-05-22
    M&Gインベストメント・マネジメント・リミテッド(M&G Investment Management Limited)
    新規の大量保有報告
    7.09%
    +1.39pt
  • 2026-05-19
    株式会社大江屋
    変更報告
    15.06%
    -1.49pt
  • 2026-05-14
    株式会社大江屋
    変更報告
    15.06%
    -1.49pt
  • 2026-05-13
    株式会社大江屋
    新規の大量保有報告
    15.06%
    -1.48pt
  • 2026-05-11
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.05%
    -0.16pt
  • 2026-04-27
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    1.73%
    +0.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+311%、1株純資産は14期で+287%。直近期のROEは14.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月−116474
2013年12月−95398
2014年12月−191215
2015年12月9931735.05.41.8
2016年12月11241930.39.54.8
2017年12月13853828.814.27.4
2018年12月12471818.85.411.1
2019年12月547587.327.322.7
2020年12月12786215.711.016.0
2021年12月1321,00914.111.615.3
2022年12月1621,18814.89.617.4
2023年12月1611,35012.717.215.3
2024年12月2901,64919.37.314.3
2025年12月2441,83414.08.419.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/12期の役員報酬は総額234百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
池田俊夫取締役会長70153,674
佐藤泰之代表取締役社長6038,596
曽根康博常務取締役 事業本部長5813,907
吉國久雄常務取締役 管理本部長 兼 経営戦略部長616,620
勇木伸子取締役67
岡友和取締役(監査等委員)49
藤原準三取締役(監査等委員)79
石井克典取締役(監査等委員)55
山本夕記取締役事業本部副本部長 兼 ものづくりPJ統括52100
足立道夫取締役(監査等委員)62

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4941022321955
監査等委員312124
取締役(社内)1333

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,357字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(タツモ株式会社)、連結子会社13社、持分法適用関連会社1社により構成されており、主に半導体関連機器、液晶製造装置、精密金型及び樹脂成形品、表面処理用機器の製造、販売を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、以下の事業区分は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」セグメント情報に掲げる区分と同一であります。 (1)プロセス機器事業 半導体や液晶ディスプレイなどの電子デバイス製造プロセス機器及びその周辺機器類の開発、製造、販売、メンテナンスを行っております。 (半導体装置部門) 主に半導体製造における工程において、塗布装置、現像装置、先端パッケージ向け装置の開発、製造、販売、メンテナンスを行っております。 主力製品は、各種ウェーハに対応したウェーハ・サポート・システムであります。 半導体製造装置は受注生産としており、国内外の半導体メーカーや研究機関等に販売を行っております。 (搬送装置部門) 半導体製造工程間のウェーハを搬送する産業用ロボット及びそのユニットの開発、製造、販売、メンテナンスを行っております。 主力製品は、半導体製造装置(ステッパー、検査装置)向けの搬送装置であります。 米国内での販売、メンテナンスについては連結子会社TAZMO INC.にて行っております。 設計、組立、販売を連結子会社TAZMO VIETNAM CO.,LTD.にて行っております。 (洗浄装置部門) 半導体製造用の枚葉式洗浄装置、バッチ式浸漬洗浄装置、リン酸再生・循環関連装置等の開発、販売、メンテナンスを行っております。 (コーター部門) TFTカラー液晶ディスプレイ向けカラーフィルター製造装置及びその周辺機器の製造、販売、メンテナンスを行っております。 主力製品は、露光方式による大型カラーフィルター製造において、顔料レジスト塗布、減圧・乾燥の各工程を一括処理する装置であります。 液晶製造装置は受注生産としており、国内外のカラーフィルターメーカーや液晶デバイスメーカーに販売を行っております。 (2)金型・樹脂成形事業 樹脂成形用精密金型及び樹脂成形品の製造、販売を行っております。主な樹脂成形品は電子機器向けコネクター類及びエンボスキャリアテープであります。金型・樹脂成形品につきましては、子会社のプレテック株式会社が金型・樹脂成形品の製造を行い、当社が主として国内における販売を行っております。海外につきましては、海外子会社の上海龍雲精密機械有限公司が樹脂成形品の製造・販売を行っております。 (3)表面処理用機器事業 プリント基板製造装置の製造・販売を行っております。主な製品はメッキ処理装置、回路形成装置であります。連結子会社である株式会社ファシリティの子会社である富萊得科技(東莞)有限公司及びFACILITY HANOI CO.,LTD.で製造し、富萊得(香港)有限公司を通じて中国国内およびその他の国へ納入しております。日本国内は株式会社ファシリティを通じて納入しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,327字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、ユーザーの要求する性能の製品を、タイミング良く、適切な価格で提供することを目指しております。そのような活動をすることで、最終的に社会に貢献することにつながると考えております。そのためには、全社員が先端の技術・情報を得るために、常に社是である「挑戦」の気持ちを持って行動しなければならないと考えております。今後もこの基本方針のもとに、多角的・グローバルな事業展開を積極的に行い、業績の向上を図り、企業価値を高めてまいります。 (2)経営戦略等 当社グループといたしましては、半導体製造装置及び搬送機器のプロセス機器事業を主体にしつつ、将来を見据えた事業展開を考えております。 プリント基板製造装置(メッキ処理装置、回路形成装置など)の製造・販売を行っている株式会社ファシリティと紫外線照射装置の製造・販売を行っている株式会社クォークテクノロジー、これらの会社の技術や設備を活用し、半導体製造装置の共同開発、シナジー効果による成長を目指します。 将来にわたる成長を実現させるための施策として、独自性のある装置(性能、コスト、サービス)を着実に作り上げることに全力を傾け、顧客ニーズに対応し売上高を伸ばしてまいります。さらに、事業を見据えた研究開発に焦点を絞り、その効率を高め将来の収益確保を実践してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの目標とする経営指標は以下のとおりであります。 2025年12月期 実績   2026年12月期 目標 売上高   35,428百万円   35,500百万円 経常利益   5,009百万円   3,500百万円 なお、上記の数値は、2026年2月13日に公表いたしました2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)のサマリー「3. 2026年12月期の連結業績予想(2026年1月1日~2026年12月31日)」における将来に関する前提・見通し・計画に基づくものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる可能性があります。 (4)経営環境 当社グループが属する半導体業界におきましては、AI用半導体需要の増加によりアドバンスドパッケージ用装置の引き合いは強いものの、パワー半導体需要の鈍化により設備投資計画を延期する動きが見られました。 このような状況のもとで、近年は半導体関連機器を中心とした事業を展開していますが、ユーザーのニーズの変化や技術革新のスピードは速く、安定した業績を残すためには厳しい環境であることに変わりはありません。当社グループはユーザーの要求する性能の製品を、適切なタイミング・適正な価格で提供するため、技術部門とともに営業活動を行い、新規装置等の開発も進めてまいります。このような活動をすることで、安定した業績が残せる企業を目指してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの属している半導体業界では、経営環境や需要供給の関係で好不況の波が激しく、当社グループの業績が大きく変化してきました。また、微細化への対応や多岐にわたる技術の採用に応える必要があります。そのためユーザーのニーズに対応した半導体製造装置や搬送装置などの当社製品を、タイムリーに供給できる体制が必要となり、これらに対して当社グループは、設計の見直しや生産管理の徹底により短納期を実現し、ベトナムなど海外子会社の生産体制を活用して一層のコストダウンを図り、経営環境の変化に強い体質を作る必要があります。 開発型企業として、顧客の要望を製品にして提供するのではなく、顧客のニーズを早く掴んで提案するビジネスの比率を高める必要があると考えております。そのためには、研究開発に力を入れ、高品質で付加価値の高い製品を提供し、業績を安定させつつ、新たな事業に進出し成長させたいと考えております。2011年から2014年までの業績不振の反省を活かし、受注段階から利益優先の営業を実施し、全ての部門で確実に利益を上げ、自己資本を充実させて、好不況の波にも耐えられる企業体力をつけることを目指してまいります。 企業価値の向上を図るため、CSR(企業の社会的責任)を重視した経営が不可欠と認識し、コーポレート・ガバナンス並びにその基盤となる内部統制システムの更なる強化に向けた取組みを推し進め、より透明性の高い経営に努めてまいります。 当社グループにおきましては、2023年2月13日に発表いたしました「タツモグループ中期経営計画(TAZMO Vision 2025)」に基づき事業を展開してまいりました。その計画第3期である2025年12月期においては、売上高は計画達成できませんでしたが、利益は概ね計画通りの結果を達成することができました。 当社グループといたしましては2025年12月期の結果と現在の経営環境を踏まえ、継続的な売上拡大、利益拡大に努めてまいります。 当社グループは財務体質と経営基盤の強化を図るとともに、株主の皆様に対する利益還元を重要課題の一つとして位置づけております。内部留保資金は研究開発や財務体質の強化に充当しながら、業績、今後の事業計画、配当性向などを総合的に勘案し、安定的な配当を継続実施することを基本として、配当性向20%の実現を目指してまいります。
事業等のリスク4,622字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業を取り巻くさまざまなリスクに的確に対応するため、各担当部署または各委員会において、規則・ガイドラインの制定、研修の実施、マニュアルの作成等を行い、組織横断的リスク状況の監視及び全社的対応は総務部が行い、リスク対応に向けた体制の構築を行っております。新たに生じたリスクについては、取締役会においてすみやかに対応責任者となる取締役を定めております。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、本項において将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 業界景気変動リスク 当社グループは、プロセス機器事業(半導体製造装置・液晶製造装置)及び表面処理用機器事業を主体に事業展開しております。この業界につきましては、循環的な市況変動が大きい市場であります。特に半導体製造装置・液晶製造装置は、需要動向に大きな影響を受け、技術革新が速くユーザーニーズが複雑・多様にわたるため、市況及びそれに連動した価格変動があった場合や極端な競合状況に陥った場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 半導体の需要については、短期的には、需要と供給のバランスにより半導体の市場規模は一時的に縮小することもありますが、中長期的には、電気自動車向けや家電製品、電気器具に安定した電源を供給するインバータ等のパワー半導体や、生成AI関連のアドバンスドパッケージの需要拡大に伴い、市場規模は拡大するものと考えられます。外部環境の変化については、定期的にユーザー情報を取得しております。また、必要に応じ外部調査機関を通じ市場動向を把握し、迅速に対応できるように努めております。 (2) 研究開発リスク 当社グループは、技術革新の激しい半導体・液晶業界において競争力を維持するため、ユーザーニーズを的確に捉えた製品の研究開発に努めております。しかし、技術革新やユーザーニーズの変化を予測することは容易ではなく、研究開発において経営資源を投入したにもかかわらず、予期せぬ理由で十分な成果が得られない場合があり、その結果、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 研究開発については、充分な検討を行って計画しておりますが、需要や開発時期など当初の計画との乖離が生じた場合、開発の見直しを行っております。 (3) 為替変動リスク 当社グループは、今後もマーケット拡大が期待されるアジア、北米地域における事業拡大を図っており、アジア地域に生産・販売拠点を、北米地域に販売拠点を有しております。為替変動の影響を回避するために、主に円建て取引を行っています。予想を超えた為替相場の変動により、海外ユーザーの設備予算に影響が生じ、結果的に受注価格等に大幅な変動が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 調達リスク 当社グループは、材料は材料メーカーや商社等から、また、半製品は外注先から調達しておりますが、その特殊性から、仕入先・外注先や品目の切替えが容易に出来ないものも含まれております。 日頃から複数の調達先を確保すること等により安定的な調達に努めておりますが、市場変動等何らかの事由により材料や半製品の供給が不足し、調達コストの上昇や納期遅延等の支障が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5) 知的財産リスク 当社グループは、事業活動を展開する上で多数の知的財産権を保有しているとともにライセンスを供与しております。また、必要または有効と認められる場合には、第三者の知的財産権を使用するために相手方からライセンスを取得します。それらの権利保護、維持または取得が予定通り行われなかった場合には、知的財産を巡る紛争・訴訟において当社グループが当事者となる可能性があります。その結果、費用負担等が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社は、知的財産権管理の担当部署により、特許等の維持管理を行うために、事業部と連携して調査や知的財産権の侵害の防止に努めております。 (6) 品質リスク 当社グループの製品は先端分野で使用されるため、新規開発技術も多く存在し、予期せぬ欠陥や不具合の発生により、多額の費用負担発生、損害賠償請求、顧客の信用喪失による売上減少等を招いた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当社グループは、品質管理体制の構築により製品・サービスの品質向上や教育訓練に努めております。また、製造物賠償については保険に加入しております。 (7) 自然災害・事故リスク 当社グループは、国内外に生産拠点を置いていますが、主要工場は岡山県井原市に集中しております。地震等の自然災害や火災・爆発等の不慮の事故が発生した場合には、生産活動の停止に伴う出荷の遅延、さらには修復・生産工場等の代替に伴う費用負担が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社は、事業の中断を最小限に抑えるため、事業継続計画を策定しております。 (8) 情報漏洩リスク 当社グループは、事業活動に関連してさまざまな機密情報や個人情報を保有しております。社内規程の整備や管理強化によって、情報漏洩の防止に努めておりますが、不正なアクセスやサイバー攻撃等の予期せぬ事態によって情報漏洩が発生した場合、多額の費用負担や企業イメージの悪化により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 社内情報など、重要な情報の取り扱いについては、内部情報管理規程や個人情報管理規程を制定し適切に情報の管理をしております。また、定期的にITS課により最新のセキュリティや機密情報の取扱教育が行われ、各個人の情報取扱いが強化される体制になっております。 (9)法的リスク 当社グループは、事業活動を展開する世界各国において、事業・投資の許認可、輸出入制限での政府規制の適用を受けております。これらの規制に重大な変更があり、その内容を把握していなかった場合、また、これらの法規制を遵守できない場合、社会的信用の低下、損害賠償の発生による費用負担等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 法令や規制については、事案発生時に外部専門家に相談できる体制にしております。 (10)海外での事業活動リスク 当社グループは、アジア地域において生産および販売活動、北米地域において販売活動を行っております。しかし、海外の事業活動には、通常、政治状況の急変、予期しない法律や規制の変更、産業基盤の脆弱性、人材の確保困難、テロ・戦争、自然災害等のリスクが存在します。こうしたリスクが顕在化した場合、海外での事業活動に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、海外のグループ会社と情報交換を行い、リスクの早期把握に努めております。 (11)検収売上時期の変動に関する影響 当社グループの主力事業である半導体製造装置、表面処理用機器に関しては、受注生産によっており、納品から顧客による動作・品質の確認が終了(検収)し売上計上するまでの期間は、案件によっては1年を超えるものがある等、比較的長期間に亘ります。このため、顧客の事情等、何らかの理由で受注、納品から顧客の検収までの期間が当初予定よりも長くなる場合があります。とりわけ、大型案件の場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 契約に基づき顧客と営業が情報共有して、工程に遅延が発生しないよう注視する体制にしております。 (12) 仕様変更に伴う追加コストのリスク 当社グループの主力事業である半導体製造装置、表面処理用機器に関しては、受注生産によっており、新規開発要素が多く含まれるため、当初の見積以上に作業工数が発生する場合や取引先との条件・仕様変更に伴う追加コスト等を取引先に請求できない場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 上記の内容にならないように、営業は技術者を同行させるなどして、早期に仕様の確定をさせる体制にしております。 (13) 減損損失のリスク 当社グループの固定資産の時価が著しく低下した場合や収益性が悪化した場合には、固定資産減損会計の適用により固定資産について減損損失が発生し、当社グループの財政状態及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 当社では、事業計画や予実管理を通して、業績の推移のモニタリングを行っており、早期に減損の兆候の把握に努めております。 (14) 繰延税金資産の回収可能性 当社グループは、繰延税金資産に対して、将来の課税所得の予測等に照らし、定期的に回収可能性の評価を行っております。しかし、経営環境悪化に伴う事業計画の目標未達等により課税所得の見積りの変更が必要となった場合や、税率の変動を伴う税制の変更等があった場合には、繰延税金資産が減額され、当社グループの財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (15) 企業買収リスク 当社グループは、事業戦略の一環として、新規事業領域への進出・ビジネス基盤の獲得・既存事業の競争力強化等を目的として入念なデューデリジェンスを行ったうえでの企業買収を行う可能性があります。しかし、買収後に当初期待した成果を上げられない、あるいは事業環境等の変化により想定したシナジー効果が得られなかった場合等には、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 (16) 配当政策のリスク 当社グループは、今後の業績・財務状況を勘案しつつ配当による株主への利益還元に努める方針としております。今後につきましても会社業績の動向に応じて株主への利益還元に取り組む方針でありますが、当社の事業が計画通りに進展しない場合や、業績が悪化した場合には配当を行わない、或いは公表している配当の予定額を減ずる可能性があります。 (17) 人材の採用及び育成のリスク 当社グループは、事業の拡大のために優秀な人材の採用・育成が重要であると認識しております。しかし、日本国内では、少子高齢化により労働人口が減少すると見込まれています。特に当社のある岡山県などの地方では高齢化が急速に進んでおり、事業拡大に応じた人材の確保又は社内での育成ができなかった場合、計画通りに当社の事業拡大ができなくなり、財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。 このような状況の中、総務部内の総務人事課が募集地域を拡大して、性別や国籍に関係なく多様な人材を採用できるような体制にしております。 また、当社では今後15年ほどの間に、60歳以上になる社員が毎年平均で10数名おり、若手社員の教育と同時に、シニア層の持つ技術や経験を活用及び伝承していく体制の整備が急務だと認識し、人財開発プロジェクトにて社内研修や人事制度の充実を図っていきます。
経営成績の分析 (MD&A)5,983字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績 当連結会計年度における経営環境は、地政学リスクの高まり、原材料の高騰や不安定な為替相場など、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 当社グループが属する半導体業界におきましては、引き続き生成AIに関連したサーバーへの設備投資が拡大しており、アドバンスドパッケージ向けの半導体装置の需要が市場をけん引いたしました。このような状況のなか当社グループは、中長期的な成長に向けて、顧客ニーズに対応した装置の開発や生産活動に注力してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は354億28百万円(前年同期比1.2%減)となりました。利益面では、一部の部門で売上高が大幅に減少した影響があり、営業利益47億68百万円(前年同期比19.4%減)、経常利益50億9百万円(前年同期比16.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益35億41百万円(前年同期比16.6%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (プロセス機器事業) 半導体装置部門につきましては、概ね計画通りに推移したことから、売上高は172億12百万円(前年同期比39.7%増)となりました。 搬送装置部門につきましては、半導体装置メーカーからの需要が減少している影響を受け、売上高は76億57百万円(前年同期比7.9%減)となりました。 洗浄装置部門につきましては、ウェーハメーカーの設備投資が低迷している影響を受け、売上高は17億56百万円(前年同期比68.8%減)となりました。 コーター部門につきましては、フラットパネルディスプレイ関連のメーカーによる設備投資がほぼ無いことから、売上高は8億48百万円(前年同期比65.5%減)となりました。 以上の結果、プロセス機器事業の売上高は274億75百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益40億89百万円(前年同期比25.4%減)となりました。 (金型・樹脂成形事業) 金型・樹脂成形事業につきましては、昨年比での受注状況の回復やコスト構造の改善により、売上高は11億98百万円(前年同期比53.8%増)、営業利益56百万円(前年同期は1億28百万円の営業損失)となりました。 (表面処理用機器事業) 表面処理用機器事業につきましては、概ね計画通りに進み、売上高は67億54百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益6億2百万円(前年同期比4.1%増)となりました。 ロ.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は378億9百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億21百万円減少しました。主な要因は、「現金及び預金」の増加59億31百万円、「受取手形及び売掛金」の減少26億63百万円、「電子記録債権」の減少10億3百万円、「原材料及び貯蔵品」の減少6億75百万円、「仕掛品」の減少42億13百万円によるものであります。 有形固定資産は78億12百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億27百万円増加しました。主な要因は、「建物及び構築物」の減少1億21百万円、「機械装置及び運搬具」の増加3億58百万円、「建設仮勘定」の増加2億29百万円によるものであります。 無形固定資産は1億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円増加しました。主な要因は、「ソフトウェア」の増加41百万円によるものであります。 投資その他の資産は10億70百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億43百万円増加しました。主な要因は、「繰延税金資産」の増加1億84百万円、「その他」の減少44百万円によるものであります。 これらの結果、当連結会計年度の総資産は、前連結会計年度末に比べ23億7百万円減少し、468億93百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は143億93百万円となり、前連結会計年度末に比べ33億3百万円減少しました。主な要因は、「電子記録債務」の減少18億94百万円、「契約負債」の減少15億92百万円によるものであります。 固定負債は54億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億98百万円減少しました。主な要因は、「長期借入金」の減少13億35百万円によるものであります。 これらの結果、当連結会計年度の負債総額は、前連結会計年度末に比べ47億2百万円減少し、198億55百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は270億37百万円となり、前連結会計年度に比べ23億94百万円増加しました。主な要因は、「利益剰余金」の増加30億51百万円、「為替換算調整勘定」の減少2億29百万円によるものであります。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ42億13百万円増加し、当連結会計年度末には139億46百万円となりました。 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は94億25百万円(前年同期比25.6%増)となりました。これは、税金等調整前当期純利益50億8百万円、棚卸資産の減少48億63百万円、売上債権の減少36億21百万円を主とする資金の増加と、仕入債務の減少19億26百万円、法人税等の支払額19億12百万円を主とする資金の減少によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は31億81百万円(前年同期比86.0%増)となりました。これは、主に定期預金の純増加17億2百万円、有形固定資産の取得による支出14億21百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は19億61百万円(前年同期比38.0%減)となりました。これは、主に長期借入金の借入20億円と、長期借入金の返済31億13百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) プロセス機器事業 (千円)   18,897,639   100.4 半導体装置部門 (千円)   11,267,452   157.0 搬送装置部門 (千円)   5,381,751   102.8 洗浄装置部門 (千円)   1,414,404   33.1 コーター部門 (千円)   834,030   39.0 金型・樹脂成形事業 (千円)   939,875   130.6 表面処理用機器事業 (千円)   5,263,097   107.5 合 計  (千円)   25,100,612   102.7 (注)金額は製造原価によっております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) プロセス機器事業   19,785,065   86.8   17,713,747   69.7 半導体装置部門   10,968,638   84.8   11,789,534   65.4 搬送装置部門   6,749,496   87.9   2,816,997   75.6 洗浄装置部門   1,503,016   88.0   2,054,421   89.0 コーター部門   563,913   119.5   1,052,794   78.7 金型・樹脂成形事業   1,198,170   151.1   170,356   100.1 表面処理用機器事業   2,955,545   86.0   1,774,080   31.8 合計   23,938,781   88.6   19,658,184   63.1 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比(%) プロセス機器事業 (千円)   27,475,899   95.6 半導体装置部門 (千円)   17,212,301   139.7 搬送装置部門 (千円)   7,657,948   92.1 洗浄装置部門 (千円)   1,756,718   31.2 コーター部門 (千円)   848,930   34.5 金型・樹脂成形事業 (千円)   1,198,004   153.8 表面処理用機器事業 (千円)   6,754,736   106.3 合 計   (千円)   35,428,641   98.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)   当連結会計年度 (自 2025年1月1日  至 2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd   3,780,050   10.5   10,918,783   30.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は次のとおりであります。 a.財政状態 財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 ロ.財政状態」に記載のとおりであります。 b.経営成績 経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 イ.経営成績」に記載のとおりであります。 セグメントごとの経営成績の状況に関する分析は、次のとおりであります。 (プロセス機器事業) 当セグメントの当連結会計年度における売上高は274億75百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益40億89百万円(前年同期比25.4%減)となりました。 当セグメントの半導体装置においては、過去に受注したアドバンスドパッケージ向け装置やパワー半導体向け装置が順調に検収となりました。一方、搬送機器、コーターと洗浄装置では受注が伸び悩んでいたことから、当セグメント全体としては減収減益となりました。 また、受注面はAI関連の需要はあるものの、メモリやロジックの回復の遅れやウェーハメーカーの設備投資低迷の影響を受けており、受注残高は前年同期比で減少しております。 (金型・樹脂成形事業) 当セグメントの当連結会計年度における売上高は11億98百万円(前年同期比53.8%増)、営業利益56百万円(前年同期は1億28百万円の営業損失)となりました。 前年同期比で受注が回復し、コスト意識をより一層高めたことから売上・利益ともに前年同期比で大幅に改善いたしました。受注残高は前年同期と同水準となっております。 (表面処理用機器事業) 当セグメントの当連結会計年度における売上高は67億54百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益6億2百万円(前年同期比4.1%増)となりました。 過去の大口案件が順調に検収となったことから、計画比では大幅な増益となりました。受注面においてはこれまで積み上げた案件の検収が進んでいることから受注残高は減少しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性にかかる情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、装置を生産するにあたり、原材料、外注費などの資金需要に対して、自己資金を基本としておりますが、不足分は金融機関からの借入金により調達しております。製造設備等の設備資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入金を基本としておりますが、金利動向や市場環境、資本の効率化に配慮し、株式・社債の発行により資金調達を行っております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、期末日の資産・負債の計上及び会計期間の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定を行う必要があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております要因が考えられます。特に、当社グループの主要事業でありますプロセス機器事業及び表面処理用機器事業におきましては、業界の設備動向に大きく影響を受け、経営成績は不安定な状況で推移しております。 このような状況を脱するために、半導体関連装置、液晶製造装置等以外の事業の確立を目指し、日々研究開発に取り組んでおります。事業の多角化と競合他社との差別化を図り、さらなる成長を目指してまいります。

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