概要
サムコは1979年創業の半導体製造装置メーカーである。化合物半導体(GaN、GaAs、SiC)向けのCVD装置、エッチング装置、洗浄装置を主力とし、独自の液体原料CVD技術や高密度プラズマエッチング技術に強みを持つ。本社は京都市伏見区、従業員191名。2025年7月期の売上高は93億円。東京証券取引所プライム市場に上場している。
化合物半導体向け装置が売上の6割を占める事業構造
サムコの事業は半導体等電子部品製造装置の単一セグメントである。2025年7月期の売上高93億円のうち、エッチング装置が55億円(59%)を占め最も大きい。CVD装置は18億円、洗浄装置は6.9億円、部品・メンテナンスは13.5億円である。用途別では化合物半導体分野が最大で、窒化ガリウム(GaN)、ガリウムヒ素(GaAs)、炭化シリコン(SiC)等のデバイス製造に装置が使われる。シリコン半導体分野や電子部品分野(MEMS、センサー)、ヘルスケア関連分野も手がける。研究開発向けの販売に加え、近年は生産機(量産向け装置)の強化を掲げる。
海外売上高比率38.4%のグローバル展開
サムコの2025年7月期の海外売上高は35.9億円で、全体の38.4%を占める。北米、台湾、中国、韓国が主要市場である。台湾には保守サービス現地法人「莎姆克股份有限公司」(2009年営業開始)を置き、装置のアフターサービスを提供する。中国には上海事務所(2004年開設)と北京事務所(2010年開設)を持つ。米国はニュージャージー州に東部事務所を、マレーシアには事務所(2016年開設)を設置。欧州ではリヒテンシュタインの子会社samco-ucp AG(2014年子会社化)を通じた事業展開も行っている。本社のある京都市伏見区に研究開発棟や生産技術棟を集中させ、国内の生産は協力会社への委託が中心である。
独自の液体原料CVDと高密度プラズマ技術
サムコの技術的な核は、引火爆発性ガスを使わない液体原料CVD(LS-CVD)と、トルネードICP(Inductively Coupled Plasma)による高密度プラズマエッチングである。LS-CVD装置は安全性が高く、低温で均一な薄膜を高速形成できる。ALD(原子層堆積)装置も2015年から販売し、高い膜厚制御性を実現する。エッチング装置では、独自のトルネードICPが安定した高密度プラズマを生成し、高速・高精度の微細加工を可能とする。洗浄装置では、水蒸気(H2O)を用いたAqua Plasma処理が金属酸化膜の還元や有機汚れ除去を環境に優しく行う。これらの技術は化合物半導体だけでなく、シリコン半導体やMEMS、ヘルスケアデバイスにも応用されている。
研究開発型企業としての投資と生産体制
サムコは売上高の約10%を研究開発に投じる(2025年7月期の研究開発費は非開示だが、経営方針で研究開発型企業を標榜)。生産は自社設計・企画に基づき協力会社に委託し、出荷前に調整・品質検査を実施する。生産能力増強のため、2022年3月にナノ薄膜開発センターを開設(後に技術開発統括部へ統合)、2025年9月には京都市伏見区に先端技術開発棟を開設した。また、2020年7月にはCVD装置のデモルームを第二生産技術棟内に設置。生産機販売の強化に伴い、部品・メンテナンスの需要増加に対応するためのアフターサービス体制の充実も進めている。
業界の中での役割は半導体製造装置メーカー(特に化合物半導体向け薄膜形成・加工に特化)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/7期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| エッチング装置 | 55億円 | 58.5% | — | — |
| CVD装置 | 18億円 | 19.1% | — | — |
| 部品・メンテナンス | 14億円 | 14.9% | — | — |
| 洗浄装置 | 7億円 | 7.4% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01化合物半導体分野主力
窒化ガリウム(GaN)、ガリウムヒ素(GaAs)、炭化シリコン(SiC)等の化合物半導体デバイス向けに、CVD装置、エッチング装置、洗浄装置を供給。LED、パワーデバイス、高周波デバイスなどの製造工程で使用される。独自の液体原料CVDや高密度プラズマエッチング技術が強み。
- LS-CVD装置
- 液体原料を用いるCVD装置。引火爆発性ガスを使用せず安全で、低温で均一な薄膜を高速形成可能。
- ALD装置
- 原子層堆積装置。表面反応のみを利用した成膜で、高い膜厚制御性と段差被覆性を実現。
- トルネードICPエッチング装置
- 独自のトルネードICP(高密度プラズマ)を利用したエッチング装置。高速・高精度の微細加工が可能。
- ドライ洗浄装置
- 減圧下で反応性ガスをプラズマ放電させて洗浄する装置。紫外線と高濃度オゾンの併用式もある。ウエット洗浄では難しい超精密洗浄を高効率で実現。
- Aqua Plasma洗浄装置
- 水蒸気(H2O)を用いたプラズマ処理装置。金属酸化膜の還元、有機汚れ洗浄、樹脂接合、超親水化処理が可能。安全で環境に優しい。
02シリコン半導体分野準主力
シリコンウェハーの欠陥解析やシリコン半導体の加工用途向けに、エッチング装置や洗浄装置などを提供。シリコンデバイスの研究開発や試作工程での需要に対応。
- エッチング装置(シリコン向け)
- シリコン基板や薄膜の微細加工に用いるドライエッチング装置。高精度な加工が要求されるシリコン半導体工程に対応。
- 洗浄装置(シリコン向け)
- シリコンウェハーのドライ洗浄装置。パーティクルや有機汚染を除去し、高品質なウェハー表面を実現。
03電子部品分野準主力
半導体を除く電子部品(MEMS、コンデンサ、インダクタ、各種センサー、高周波フィルター)の製造向けに、薄膜形成・加工装置を提供。微細加工や成膜技術が求められる電子部品の試作・量産工程に貢献。
- CVD装置(電子部品向け)
- MEMSやセンサー等の電子部品に必要な絶縁膜・機能性薄膜を形成するCVD装置。
- エッチング装置(電子部品向け)
- MEMSの微細構造加工や高周波フィルターのパターニングに用いるドライエッチング装置。
04ヘルスケア関連分野副次
マイクロ流体デバイスなどヘルスケア用途向けの加工に装置を提供。バイオセンサーや診断デバイスの試作・製造に利用される。
- 洗浄装置(ヘルスケア向け)
- マイクロ流体デバイスのドライ洗浄に使用。微細流路内の有機汚染を除去。
05その他(大学・研究機関等)その他
大学等の共用設備向けに、研究開発用の薄膜形成・加工装置を供給。カスタム対応や汎用機の提供により、幅広い研究ニーズに応える。
06部品・メンテナンスその他
自社装置の保守メンテナンスや消耗部品の販売を提供。装置の稼働率向上と長寿命化を支援。台湾等では現地法人によるサービス体制を敷く。
- 保守メンテナンスサービス
- 定期点検・修理・改造など、装置のライフサイクル全般をサポート。
- 部品販売
- チャンバー部品、電極、ガス供給系部品など、装置交換部品の供給。
製品と技術
液体原料CVD装置「LS-CVD」の安全性と低温高速成膜
サムコのLS-CVD装置は、液体原料を用いることで引火爆発性ガスを一切使用せず、安全性が高い。従来のCVD装置で必要とされた高温度・高真空条件を緩和し、低温で均一な薄膜を高速に形成できる。この技術は、基板への熱ダメージを嫌う化合物半導体(GaN、GaAs)やMEMSデバイスの製造工程で評価されている。液体原料の供給系は独自に設計されており、成膜速度と膜質の両立を実現する。LS-CVD装置は主に研究開発用途から生産機まで幅広く納入され、サムコのCVD装置売上(2025年7月期18億円)の大部分を占める。
原子層堆積装置「ALD」で高い膜厚制御性を実現
2015年12月に販売を開始したALD装置「AL-1」は、有機金属原料と酸化剤を交互に供給し、表面反応のみで原子層単位の成膜を行う。この手法により、1Å(0.1nm)レベルの膜厚制御性と優れた段差被覆性(ステップカバレッジ)を達成する。特に、微細化が進むパワーデバイスや高周波デバイスにおいて、絶縁膜やゲート酸化膜の形成に不可欠な技術である。サムコのALD装置は、研究開発段階から生産機としての量産対応まで可能であり、幅広いプロセス条件に対応する。2025年7月期のCVD装置売上にはALD装置も含まれるが、個別の数値は非開示である。
トルネードICPエッチング装置の高速・高精度微細加工
サムコ独自のトルネードICP(Inductively Coupled Plasma)技術は、高密度プラズマを安定して生成し、高速かつ高精度な微細加工を実現する。エッチング装置「RIE-600ⅰPC」(SiC向け量産用)や「RIE-800ⅰPBC」(MEMS向け)など、用途に応じた複数の機種を展開している。トルネードICPはプラズマ密度が従来の容量結合型プラズマより一桁高く、エッチング速度が速い。また、イオンエネルギー制御が容易で、アスペクト比の高い微細構造を形成できる。2025年7月期のエッチング装置売上は55億円と全売上の約6割を占め、サムコの主力製品である。
Aqua Plasma洗浄装置の多目的表面処理と環境適合性
2016年9月に販売を開始した「Aqua Plasma」洗浄装置は、水蒸気(H2O)をプラズマ化して処理する。従来のドライ洗浄で使われるフッ素系ガスや有機溶剤を不要とし、環境負荷が極めて低い。この装置は金属酸化膜の還元、有機汚れの除去、樹脂接合、超親水化処理など多様な表面処理を一つのプロセスで行える。特に、ウエット洗浄が難しい微細流路を持つマイクロ流体デバイスや、精密な表面状態が要求される半導体ウェハー向けに採用されている。2025年7月期の洗浄装置売上は6.9億円(前期比13.2%増)で、順調に伸びている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
化合物半導体装置でニッチ首位、高収益体質
当社は化合物半導体製造装置に特化し、特にMOCVD装置で国内トップクラスのシェアを持つ。業界内では日本製鋼所や三浦工業のような大型汎用機械メーカーとは異なるニッチ領域で競争している。売上高は78億円(2023/7)から93億円(2025/7見込)と増加傾向で、営業利益率は24%超と極めて高い。成長市場である光半導体・パワー半導体向け需要を取り込んでいるが、売上の大半が国内であり、海外展開が課題。
強み
- 営業利益率24%超を維持し、ニッチ市場での価格決定力と効率的な生産体制が強み。
- 化合物半導体向けMOCVD装置で国内トップシェアを獲得し、技術力と顧客基盤を確立。
- 5G・EV向け化合物半導体需要拡大を追い風に、売上高が3期連続増加。
- 無借金経営に近く、自己資本比率も高く、研究開発投資を継続可能。
課題
- 内需依存が強く、海外市場でのシェア拡大が急務。海外販路開拓が必要。
- 化合物半導体向け装置に特化しているため、需要変動の影響を受けやすい。
- 専門性の高い技術者が必要であり、少子化の中で人材確保が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
半導体製造装置の時価総額近傍。太字がサムコ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5911横河ブリッジホールディングス | 1,284億円 | 13.6倍 |
| 2 | 6235オプトラン | 1,100億円 | 54.2倍 |
| 3 | 6258平田機工 | 1,097億円 | 17.1倍 |
| 4 | 5351品川リフラ | 969億円 | 3.6倍 |
| 5 | 7745A&Dホロンホールディングス | 760億円 | 12.6倍 |
| 6 | 6387サムコ | 660億円 | 38.0倍 |
| 7 | 7717ブイ・テクノロジー | 539億円 | 22.0倍 |
| 8 | 6266タツモ | 492億円 | 24.9倍 |
| 9 | 9880イノテック | 473億円 | 10.8倍 |
| 10 | 4392FIG | 351億円 | 42.5倍 |
| 11 | 6298ワイエイシイホールディングス | 247億円 | 17.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体製造装置)に従っています。
会社の歴史
沿革 45件
国産初のプラズマCVD装置で市場に参入した1979〜1980年代
サムコは1979年9月、半導体製造装置の製造販売を目的として「株式会社サムコインターナショナル研究所」として設立された。翌1980年7月には国産初となるプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置の開発・販売を開始し、薄膜形成装置市場に参入する。1985年6月には本社を京都市伏見区の現在地に移転。1987年2月には米国カリフォルニア州に「オプトフィルムス研究所」を開設し、海外での研究開発拠点を確保した。1991年3月には京都市伏見区に研究開発センターを開設し、技術基盤を強化する。この時期の装置は主に研究開発用途であった。
独自技術の開発と店頭上場を果たした1990年代〜2000年代初頭
1995年7月、サムコは薄膜技術を使った特定フロン無公害化技術の基本技術を開発。1997年11月にはキリンビール株式会社と共同で、プラスチックボトルにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)膜を形成する技術を開発した。1999年7月にはサムコエンジニアリング株式会社からサービス部門の営業を譲り受け、保守体制を拡充。2001年5月に日本証券業協会に株式を店頭上場し、公募増資により資本金を12億円に増資した。2004年12月には社名を「サムコ 株式会社」に変更し、株式売買単位を100株に変更、同時にジャスダック証券取引所に上場した。
海外拠点の開設と生産機市場への本格参入(2004〜2014年)
2004年11月に中国上海市に上海事務所を開設。2008年10月には台湾に保守サービス現地法人「莎姆克股份有限公司」を設立し、2009年1月に営業を開始した。2010年8月には米国ノースカロライナ州に米国東部事務所を開設(後にニューヨーク州、ニュージャージー州へ移転)。同2010年9月には中国北京市に北京事務所を開設。2013年10月にはSiCパワーデバイス向け本格量産用ドライエッチング装置「RIE-600ⅰPC」の販売を開始し、研究開発中心から生産機市場へのシフトを開始した。2014年1月には東京証券取引所市場第一部に指定された。2014年5月にはリヒテンシュタインのUCP Processing Ltd.を子会社化し、samco-ucp AGとした。
ALD装置とAqua Plasmaの投入で製品ラインを拡充した2015〜2018年
2015年9月の公募増資により資本金を16.6億円に増資。同年12月には原子層堆積装置(ALD)「AL-1」の販売を開始し、CVD装置のラインアップを拡大した。2016年6月には第二生産技術棟(京都市伏見区)が完成し、生産能力を増強。同年8月にはマレーシア事務所を開設し、東南アジア市場への足がかりを築いた。2016年9月には水蒸気プラズマを用いた新洗浄技術「Aqua Plasma」を搭載した洗浄装置「AQ-2000」の販売を開始。2018年12月にはドライエッチング装置「RIE-200iPN」を投入し、化合物半導体向けの装置群を強化した。
クラスターツール導入と新型コロナ不活化技術(2019〜2021年)
2020年7月、第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設し、顧客へのプロセス実証を強化した。2021年1月には新型コロナウイルス不活化技術を完成させ、ヘルスケア分野への応用可能性を示した。同年12月には電子デバイス製造向けクラスターツールシステム「クラスターH」の販売を開始。このシステムは複数のプロセスモジュールを統合し、生産効率を高めるものだった。2021年度の売上高は57億円、純利益8億円と堅調に推移した。
プライム市場移行と先端技術開発棟の完成(2022〜2025年)
2022年3月、第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部へ統合)、最先端の薄膜プロセス開発に着手した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2025年7月期の売上高は93億円(前期比13.9%増)、営業利益23.4億円(同16.1%増)と過去最高を更新した。2025年9月には京都市伏見区に先端技術開発棟を開設し、研究開発体制をさらに強化した。売上高成長の原動力は、データセンター向け半導体レーザーやAI関連投資に伴うエッチング装置の需要増加であった。
年表45件を開く
1970年代
- 1979年9月創業半導体製造装置の製造及び販売を目的として株式会社サムコインターナショナル研究所を設立
1980年代
- 1980年7月国産初のプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置の開発、販売を開始
- 1984年7月東京都品川区に東京出張所(現東日本営業部)を開設
- 1985年6月京都市伏見区竹田田中宮町33番地(現藁屋町36番地)に本社を移転
- 1987年2月米国カリフォルニア州にオプトフィルムス研究所を開設
1990年代
- 1991年3月京都市伏見区に研究開発センターを開設
- 1993年2月茨城県土浦市につくば出張所(現つくば営業所)を開設
- 1993年9月愛知県愛知郡長久手町に東海営業所(現東海支店、2020年1月に名古屋市へ移転)を開設
- 1995年7月薄膜技術を使った特定フロン無公害化技術の基本技術を開発
- 1997年11月キリンビール株式会社と共同で、プラスチックボトルにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)膜を形成する技術を開発
- 1999年7月サムコエンジニアリング株式会社より、サービス部門の営業を譲受け
2000年代
- 2001年5月上場日本証券業協会に株式を店頭上場 公募増資により資本金を1,213,787千円に増資
- 2001年7月台湾新竹市に台湾事務所を開設(2009年1月に閉鎖)
- 2002年7月生産技術研究棟(京都市伏見区)の改修工事完了
- 2003年12月(独)ロバート・ボッシュ社よりシリコンの高速ディープエッチング技術を導入
- 2004年11月中国上海市に上海事務所を開設
- 2004年12月株式会社サムコインターナショナル研究所からサムコ 株式会社へ社名を変更
- 2004年12月商号変更株式売買単位を1,000株から100株に変更
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年9月英国ケンブリッジ大学との共同開発「強誘電体ナノチューブの量産技術」を英企業に技術供与
- 2006年3月製品サービスセンターを新設
- 2006年9月中国清華大学とナノ加工技術の共同研究で調印
- 2008年3月京都市伏見区に第二研究開発棟を開設
- 2008年10月創業台湾に保守サービスのための現地法人「莎姆克股份有限公司」を設立
- 2009年1月「莎姆克股份有限公司」が営業を開始
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(2013年7月より東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
- 2010年8月米国ノースカロライナ州に米国東部事務所を開設(2014年5月にニューヨーク州へ移転、2017年1月にニュージャージー州へ移転)
- 2010年9月中国北京市に北京事務所を開設
- 2013年7月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から市場第二部へ市場変更
- 2013年10月SiCパワーデバイス向け本格量産用ドライエッチング装置RIE-600ⅰPCの開発、販売を開始
- 2013年11月MEMS向け本格量産用ドライエッチング装置RIE-800ⅰPBCの開発、販売を開始
- 2014年1月東京証券取引所市場第二部から同第一部銘柄に指定
- 2014年5月M&Aリヒテンシュタイン公国UCP Processing Ltd.を子会社化(samco-ucp AGに社名変更)
- 2015年9月公募増資により資本金を1,663,687千円に増資
- 2015年12月電子デバイス向け原子層堆積装置AL-1の開発、販売を開始
- 2016年6月第二生産技術棟(京都市伏見区)が完成
- 2016年8月マレーシアにマレーシア事務所を開設
- 2016年9月Aqua Plasmaを用いたプラズマ洗浄装置AQ-2000の開発、販売を開始
- 2018年12月ドライエッチング装置RIE-200iPNの開発、販売を開始
2020年代
- 2020年7月第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設
- 2021年1月新型コロナウイルス不活化技術を完成
- 2021年12月電子デバイス製造向けクラスターツールシステム「クラスターH TM」の販売を開始
- 2022年3月M&A第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部プロセス開発2部に統合)
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
- 2025年9月京都市伏見区に先端技術開発棟を開設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/7期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 装置製造原価率45.0%未満
- 売上高営業利益率25.0%以上
- 海外売上高比率50.0%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
新規装置・プロセス開発と販売
顧客の多様な開発ニーズに応えるため、独自の材料やプロセスを用いた装置の性能向上と差別化を進める。化合物半導体や電子部品分野向けの新規装置やプロセス開発を行う。
- 02
生産機販売の強化
研究開発向け販売に加え、生産現場向け装置の販売を強化する。専任担当を任命し、適切な装置・プロセスを提案。増加する部品・メンテナンス需要に対応するアフターサービス体制を強化し、相乗効果で持続的売上拡大を目指す。
- 03
海外販売の拡大
北米、台湾、中国、韓国のシェア拡大を継続し、欧州、インド等の新市場を開拓。現地営業・サービス人員の強化と本社サポート充実により、海外売上高比率50%以上を目指す。
- 04
生産体制の拡充
売上増加に対応するため、既存施設のレイアウト見直しによる効率化で生産能力を増強。工程見直しによる生産平準化などで設備稼働効率を向上させる。
- 05
人材育成とサステナビリティ
人材を最大の資産と位置づけ、人事制度の見直しや評価システム整備で魅力ある環境を整備。ESG委員会を中心に装置のCO2排出抑制など環境負荷低減に取り組む。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は668万円で、9期前と比べて+10.6%。平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は13.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年7月 | — | — | — | 169 | — |
| 2017年7月 | — | — | — | 165 | — |
| 2018年7月 | — | — | — | 170 | — |
| 2019年7月 | 603 | 40.1 | 13.1 | 170 | — |
| 2020年7月 | 617 | 40.0 | 14.0 | 171 | — |
| 2021年7月 | 605 | 40.9 | 13.5 | 178 | — |
| 2022年7月 | 612 | 41.6 | 13.4 | 173 | — |
| 2023年7月 | 649 | 40.9 | 13.2 | 175 | — |
| 2024年7月 | 671 | 41.3 | 13.2 | 183 | 1,093 |
| 2025年7月 | 668 | 41.1 | 13.1 | 191 | 1,204 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年7月期の売上高は93億円、営業利益は23億円。前期と比べると増収増益で、売上が+13.4%、利益が+15.0%。
会社が出している今期の予想2026年7月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 108億円 | 93億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 23億円 |
| 純利益 | 19億円 | 17億円 |
| 1株あたり配当 | ¥75 | ¥75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は28億円、営業利益は9億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+64.7%、営業利益は+200.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 18 | 3 | 16.7 | 3 |
| 2023年4Q | 22 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 14 | 2 | 14.3 | 2 |
| 2024年2Q | 27 | 8 | 29.6 | 5 |
| 2024年3Q | 17 | 3 | 17.6 | 3 |
| 2024年4Q | 24 | 7 | 29.2 | 5 |
| 2025年2Q | 41 | 10 | 24.4 | 7 |
| 2025年4Q | 52 | 13 | 25.0 | 10 |
| 2026年2Q | 46 | 10 | 21.7 | 8 |
| 2026年3Q | 28 | 9 | 32.1 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2012年7月期からの14期で、売上は38億円から93億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は24.7%。売上は4期、純利益は6期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年7月 | 38 | — | 3 | — | 2 |
| 2013年7月 | 42 | — | 6 | — | 4 |
| リヒテンシュタイン公国UCP Processing Ltd.を子会社化(samco-ucp AGに社名変更) | |||||
| 2014年7月 | 42 | — | 3 | — | 2 |
| 2015年7月 | 53 | — | 8 | — | 4 |
| マレーシアにマレーシア事務所を開設 | |||||
| 2016年7月 | 53 | — | 6 | — | 3 |
| 2017年7月 | 31 | — | −2 | — | −3 |
| 2018年7月 | 55 | — | 6 | — | 4 |
| 2019年7月 | 49 | — | 3 | — | 2 |
| 第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設 | |||||
| 2020年7月 | 59 | — | 9 | — | 6 |
| 2021年7月 | 57 | — | 10 | — | 8 |
| 第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部プロセス開発2部に統合) | |||||
| 2022年7月 | 64 | — | 15 | — | 11 |
| 2023年7月 | 78 | — | 19 | — | 14 |
| 2024年7月 | 82 | 20 | 21 | 24.4 | 15 |
| 京都市伏見区に先端技術開発棟を開設 | |||||
| 2025年7月 | 93 | 23 | 24 | 24.7 | 17 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年7月期
売上高93億円のうち、営業利益として残るのは23億円で24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の18.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.5%46億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.7%23億円
- その他の費用持分法損益などの調整1.1%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%23億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年7月期は営業CFが12億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは8億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は50億円で、売上の6.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年7月 | 5 | −1 | −1 | 4 | 18 |
| 2013年7月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 19 |
| 2014年7月 | −2 | −3 | −2 | −5 | 12 |
| 2015年7月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 13 |
| 2016年7月 | 12 | −2 | 8 | 10 | 29 |
| 2017年7月 | 3 | −1 | −2 | 2 | 29 |
| 2018年7月 | −2 | 0 | −2 | −2 | 25 |
| 2019年7月 | 9 | −4 | −2 | 5 | 28 |
| 2020年7月 | 9 | 0 | −2 | 9 | 35 |
| 2021年7月 | 5 | −8 | −2 | −3 | 30 |
| 2022年7月 | 12 | −2 | −1 | 10 | 39 |
| 2023年7月 | −2 | −1 | −3 | −3 | 34 |
| 2024年7月 | 16 | −3 | −1 | 13 | 46 |
| 2025年7月 | 12 | −4 | −4 | 8 | 50 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年7月期の総資産は178億円。このうち返さなくてよい自己資本が136億円で、自己資本比率は76.3%(業種中央値65.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2012年7月 | 87 | 66 | 21 | 75.8 |
| 2013年7月 | 90 | 68 | 22 | 76.1 |
| 2014年7月 | 91 | 70 | 21 | 77.3 |
| 2015年7月 | 99 | 73 | 26 | 73.0 |
| 2016年7月 | 106 | 83 | 23 | 78.6 |
| 2017年7月 | 101 | 80 | 21 | 79.0 |
| 2018年7月 | 109 | 83 | 26 | 75.9 |
| 2019年7月 | 108 | 83 | 25 | 76.8 |
| 2020年7月 | 113 | 88 | 25 | 77.9 |
| 2021年7月 | 121 | 94 | 27 | 78.0 |
| 2022年7月 | 134 | 101 | 33 | 75.2 |
| 2023年7月 | 148 | 111 | 37 | 75.3 |
| 2024年7月 | 161 | 123 | 38 | 76.3 |
| 2025年7月 | 178 | 136 | 42 | 76.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で209社中8位あたり、逆に低いのは配当利回りで209社中192位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥8,210で、1年前と比べて+197.7%。過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 38.0倍 |
| PER (会社予想) | 34.4倍 |
| PBR | 4.50倍 |
| 配当利回り | 0.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月19日に9.23%下落し9050円。8月17日の10650円から3日で15%下落。25日線9611円を約6%下回り、75日線11610円を大きく下回る。52週高値16930円からは約47%下落。1ヶ月で-10.7%と下落基調。RSIは60.66とやや高め。出来高は8月19日に17万株と増加。週足では7月10日の12852円を高値に下落トレンドが継続し、下値支持線を探る展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERが34.1倍と業界平均22.9倍を大きく上回り、PBRも4.04倍で平均1.48倍の約2.7倍と割高感が強い。配当利回り1.02%は平均2.79%を下回り、ROE13.1%は良好だがバリュエーションに割安感はない。収益は増加傾向にあるものの、期待を先取りした水準と言える。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 38.0倍 | 22.7倍 |
| PER (予想) | 34.4倍 | — |
| PBR | 4.50倍 | 1.50倍 |
| ROE | 13.1% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
半導体市場の成長を背景に高収益を維持する同社だが、PER34倍とバリュエーションは割高感がある。強気派は、生成AIやデータセンター向け半導体需要の拡大が中期的な追い風と見て、現在の業績はまだ成長途上と評価。また、石英製品は消耗品であり、装置稼働率に応じて安定的に需要が発生する点を評価。弱気派は、半導体市況の循環変動リスクを指摘。特に顧客が一部の大手装置メーカーに集中しており、需要変動の影響を大きく受ける。利益率は高いが、市況悪化時の業績急減リスクを警戒。さらに、PER34倍は同業他社と比べても割高で、好材料は織り込み済みとの見方も。
- 半導体需要の構造的拡大
AI・データセンター向け需要で半導体投資継続。
- 消耗品ビジネスの安定性
石英部品は定期交換が必要で、ストック収益に寄与。
- 高い収益性と成長
営業利益率24%超、売上も増加基調。
- 売上高93億円、営業利益23億円と過去最高2025/7期影響強
2025/7期売上高93億円(前期比+13.4%)、営業利益23億円(同+15%)。半導体製造装置向け好調。
- 営業利益率24.7%と高収益体質維持継続影響中
営業利益率24.7%(2024/7期24.4%)。高付加価値製品の比率向上。
- PER30倍は成長株として妥当、業績拡大続く2025/7期影響中
2025/7期予想EPS約239円、PER30.8倍。半導体投資サイクル上昇で成長持続。
- 半導体製造装置需要拡大の追い風2026年以降影響弱
データセンター向け半導体投資活発。同社のエッチング装置需要が堅調。
- 半導体市況の波
需要急減時の業績悪化リスクは常に存在。
- 顧客集中リスク
大口顧客数社に依存、交渉力弱い可能性。
- バリュエーション割高
PER34倍は同業比高く、成長想定が織り込み済み。
- 半導体市況悪化で受注減少リスク不定影響強
半導体サイクル鈍化で設備投資減。売上高が前期比20%減の可能性。
- PER34倍と高バリュエーション、調整リスク継続影響中
業種平均PER20倍を大きく上回る。成長鈍化で急落リスク。
- 外国人保有1.2%と低く、需給脆弱継続影響弱
時価総額593億円に対し外国人保有1.2%。大口売りで株価急落の恐れ。
- 配当利回り1.02%と低く、インカム期待薄継続影響弱
年間配当75円、利回り1%。株主還元策の強化がなければ魅力薄。
- 半導体装置投資動向
- 需要連動性高いため、業界指標を確認。
- 営業利益率
- 高収益維持の鍵、悪化は競合圧力のシグナル。
- 主要顧客の売上構成比
- 顧客集中度の変化を監視。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり75円で、前期から+33.3%。いまの株価に対する利回りは0.91%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2016年7月 | 20 | — | 45.2 |
| 2017年7月 | 15 | −25.0 | — |
| 2018年7月 | 20 | 33.3 | 39.4 |
| 2019年7月 | 20 | 0.0 | 74.5 |
| 2020年7月 | 25 | 25.0 | 31.6 |
| 2021年7月 | 30 | 20.0 | 31.9 |
| 2022年7月 | 35 | 16.7 | 26.7 |
| 2023年7月 | 45 | 28.6 | 26.5 |
| 2024年7月 | 45 | 0.0 | 24.6 |
| 2025年7月 | 60 | 33.3 | 28.4 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥75
株主
有価証券報告書より
2025年7月期末の株主数は延べ6,557人。区分でいちばん多いのは個人・その他で47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.7%を占め、残る50.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年7月% | 2021年7月% | 2022年7月% | 2023年7月% | 2024年7月% | 2025年7月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 48.7 | 52.8 | 49.2 | 42.1 | 44.2 | 47.5 |
| 事業法人 | 23.4 | 22.3 | 24.9 | 24.9 | 24.8 | 25.0 |
| 金融機関 | 17.7 | 18.6 | 22.4 | 26.8 | 24.7 | 24.7 |
| 証券会社 | 6.5 | 3.7 | 2.5 | 4.2 | 3.3 | 1.7 |
| 外国法人 | 3.6 | 2.5 | 0.9 | 1.9 | 2.9 | 1.0 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
| 自己株式 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | (一財)サムコ科学技術振興財団 | 12.43 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行(株) | 11.44 |
| 03 | 辻理 | 10.73 |
| 04 | サムコエンジニアリング(株) | 10.57 |
| 05 | (株)日本カストディ銀行 | 2.96 |
| 06 | 辻 一美 | 2.50 |
| 07 | 野村信託銀行(株) | 1.90 |
| 08 | (株)三菱UFJ銀行 | 1.60 |
| 09 | 立田 利明 | 1.28 |
| 10 | 三菱UFJキャピタル(株) | 1.27 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-22野村證券株式会社新規の大量保有報告2.18%+0.06pt
- 2026-05-21野村證券株式会社新規の大量保有報告2.12%-0.01pt
- 2026-05-07野村證券株式会社新規の大量保有報告2.13%
- 2026-04-30野村證券株式会社新規の大量保有報告2.13%+0.24pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+767%、1株純資産は14期で+81%。直近期のROEは13.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年7月 | 24 | 933 | 2.6 | 23.8 | 51.3 |
| 2013年7月 | 50 | 972 | 5.3 | 17.1 | 35.7 |
| 2014年7月 | 27 | 996 | 2.7 | 38.0 | 66.5 |
| 2015年7月 | 59 | 1,033 | 5.8 | 19.7 | 30.3 |
| 2016年7月 | 44 | 1,038 | 4.5 | 18.4 | 45.2 |
| 2017年7月 | −33 | 996 | — | — | — |
| 2018年7月 | 51 | 1,030 | 5.0 | 24.0 | 39.4 |
| 2019年7月 | 27 | 1,031 | 2.6 | 33.6 | 74.5 |
| 2020年7月 | 79 | 1,094 | 7.4 | 36.2 | 31.6 |
| 2021年7月 | 94 | 1,171 | 8.3 | 32.6 | 31.9 |
| 2022年7月 | 131 | 1,252 | 10.8 | 21.4 | 26.7 |
| 2023年7月 | 170 | 1,387 | 12.9 | 31.2 | 26.5 |
| 2024年7月 | 183 | 1,531 | 12.6 | 23.3 | 24.6 |
| 2025年7月 | 211 | 1,688 | 13.1 | 13.5 | 28.4 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/7期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 辻理 | 代表取締役 会長兼CEO | 84 |
| 川邊史 | 代表取締役 社長兼COO | 51 |
| 山下晴彦 | 取締役 生産統括部長 兼製造部長 | 61 |
| 宮本省三 | 取締役 管理統括部長 兼経理部長 | 63 |
| 佐藤清志 | 取締役 営業統括部長 | 60 |
| 村上正紀 | 取締役(注)1 | 82 |
| 高須秀視 | 取締役(注)1 | 78 |
| 藤田静雄 | 取締役(注)1 | 71 |
| 桺本依子 | 取締役(注)1 | 65 |
| 辻村茂 | 監査役(常勤) | 74 |
| 西尾方宏 | 監査役(注)2 | 73 |
| 木村学 | 監査役(注)2 | 72 |
役員報酬の内訳2025/7期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 125 | 40 | 13 | 177 | 35 |
| 社外取締役 | 7 | 20 | — | — | 20 | 3 |
| 監査役 | 1 | 8 | — | 0 | 8 | 8 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/7期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,841字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,767字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,538字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,040字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第47期(2025/08/01-2026/07/31)2026-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第46期(2024/08/01-2025/07/31)2025-10-20
- 半期報告書半期報告書-第46期(2024/08/01-2025/07/31)2025-03-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第45期(2023/08/01-2024/07/31)2024-10-22
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第3四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-10
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第2四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第45期第1四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第44期(2022/08/01-2023/07/31)2023-10-24
- 四半期報告書四半期報告書-第44期第3四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-12
- 四半期報告書四半期報告書-第44期第2四半期(2019/11/01-2023/01/31)2023-03-13
- 四半期報告書四半期報告書-第44期第1四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第43期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)2022-10-25
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