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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

サムコ

SAMCO INC.6387 · Prime · 機械

化合物半導体向け薄膜形成・加工装置に強み。CVD・エッチング・洗浄のドライプロセス技術で差別化

概要

サムコは1979年創業の半導体製造装置メーカーである。化合物半導体(GaN、GaAs、SiC)向けのCVD装置、エッチング装置、洗浄装置を主力とし、独自の液体原料CVD技術や高密度プラズマエッチング技術に強みを持つ。本社は京都市伏見区、従業員191名。2025年7月期の売上高は93億円。東京証券取引所プライム市場に上場している。

化合物半導体向け装置が売上の6割を占める事業構造

サムコの事業は半導体等電子部品製造装置の単一セグメントである。2025年7月期の売上高93億円のうち、エッチング装置が55億円(59%)を占め最も大きい。CVD装置は18億円、洗浄装置は6.9億円、部品・メンテナンスは13.5億円である。用途別では化合物半導体分野が最大で、窒化ガリウム(GaN)、ガリウムヒ素(GaAs)、炭化シリコン(SiC)等のデバイス製造に装置が使われる。シリコン半導体分野や電子部品分野(MEMS、センサー)、ヘルスケア関連分野も手がける。研究開発向けの販売に加え、近年は生産機(量産向け装置)の強化を掲げる。

海外売上高比率38.4%のグローバル展開

サムコの2025年7月期の海外売上高は35.9億円で、全体の38.4%を占める。北米、台湾、中国、韓国が主要市場である。台湾には保守サービス現地法人「莎姆克股份有限公司」(2009年営業開始)を置き、装置のアフターサービスを提供する。中国には上海事務所(2004年開設)と北京事務所(2010年開設)を持つ。米国はニュージャージー州に東部事務所を、マレーシアには事務所(2016年開設)を設置。欧州ではリヒテンシュタインの子会社samco-ucp AG(2014年子会社化)を通じた事業展開も行っている。本社のある京都市伏見区に研究開発棟や生産技術棟を集中させ、国内の生産は協力会社への委託が中心である。

独自の液体原料CVDと高密度プラズマ技術

サムコの技術的な核は、引火爆発性ガスを使わない液体原料CVD(LS-CVD)と、トルネードICP(Inductively Coupled Plasma)による高密度プラズマエッチングである。LS-CVD装置は安全性が高く、低温で均一な薄膜を高速形成できる。ALD(原子層堆積)装置も2015年から販売し、高い膜厚制御性を実現する。エッチング装置では、独自のトルネードICPが安定した高密度プラズマを生成し、高速・高精度の微細加工を可能とする。洗浄装置では、水蒸気(H2O)を用いたAqua Plasma処理が金属酸化膜の還元や有機汚れ除去を環境に優しく行う。これらの技術は化合物半導体だけでなく、シリコン半導体やMEMS、ヘルスケアデバイスにも応用されている。

研究開発型企業としての投資と生産体制

サムコは売上高の約10%を研究開発に投じる(2025年7月期の研究開発費は非開示だが、経営方針で研究開発型企業を標榜)。生産は自社設計・企画に基づき協力会社に委託し、出荷前に調整・品質検査を実施する。生産能力増強のため、2022年3月にナノ薄膜開発センターを開設(後に技術開発統括部へ統合)、2025年9月には京都市伏見区に先端技術開発棟を開設した。また、2020年7月にはCVD装置のデモルームを第二生産技術棟内に設置。生産機販売の強化に伴い、部品・メンテナンスの需要増加に対応するためのアフターサービス体制の充実も進めている。

業界の中での役割は半導体製造装置メーカー(特に化合物半導体向け薄膜形成・加工に特化)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
93億円
営業利益
23億円
営業利益率
24.7%
純利益
17億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
エッチング装置55億円58.5%
CVD装置18億円19.1%
部品・メンテナンス14億円14.9%
洗浄装置7億円7.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01化合物半導体分野主力

窒化ガリウム(GaN)、ガリウムヒ素(GaAs)、炭化シリコン(SiC)等の化合物半導体デバイス向けに、CVD装置、エッチング装置、洗浄装置を供給。LED、パワーデバイス、高周波デバイスなどの製造工程で使用される。独自の液体原料CVDや高密度プラズマエッチング技術が強み。

主な製品・サービス5
LS-CVD装置
液体原料を用いるCVD装置。引火爆発性ガスを使用せず安全で、低温で均一な薄膜を高速形成可能。
ALD装置
原子層堆積装置。表面反応のみを利用した成膜で、高い膜厚制御性と段差被覆性を実現。
トルネードICPエッチング装置
独自のトルネードICP(高密度プラズマ)を利用したエッチング装置。高速・高精度の微細加工が可能。
ドライ洗浄装置
減圧下で反応性ガスをプラズマ放電させて洗浄する装置。紫外線と高濃度オゾンの併用式もある。ウエット洗浄では難しい超精密洗浄を高効率で実現。
Aqua Plasma洗浄装置
水蒸気(H2O)を用いたプラズマ処理装置。金属酸化膜の還元、有機汚れ洗浄、樹脂接合、超親水化処理が可能。安全で環境に優しい。

02シリコン半導体分野準主力

シリコンウェハーの欠陥解析やシリコン半導体の加工用途向けに、エッチング装置や洗浄装置などを提供。シリコンデバイスの研究開発や試作工程での需要に対応。

主な製品・サービス2
エッチング装置(シリコン向け)
シリコン基板や薄膜の微細加工に用いるドライエッチング装置。高精度な加工が要求されるシリコン半導体工程に対応。
洗浄装置(シリコン向け)
シリコンウェハーのドライ洗浄装置。パーティクルや有機汚染を除去し、高品質なウェハー表面を実現。

03電子部品分野準主力

半導体を除く電子部品(MEMS、コンデンサ、インダクタ、各種センサー、高周波フィルター)の製造向けに、薄膜形成・加工装置を提供。微細加工や成膜技術が求められる電子部品の試作・量産工程に貢献。

主な製品・サービス2
CVD装置(電子部品向け)
MEMSやセンサー等の電子部品に必要な絶縁膜・機能性薄膜を形成するCVD装置。
エッチング装置(電子部品向け)
MEMSの微細構造加工や高周波フィルターのパターニングに用いるドライエッチング装置。

04ヘルスケア関連分野副次

マイクロ流体デバイスなどヘルスケア用途向けの加工に装置を提供。バイオセンサーや診断デバイスの試作・製造に利用される。

主な製品・サービス1
洗浄装置(ヘルスケア向け)
マイクロ流体デバイスのドライ洗浄に使用。微細流路内の有機汚染を除去。

05その他(大学・研究機関等)その他

大学等の共用設備向けに、研究開発用の薄膜形成・加工装置を供給。カスタム対応や汎用機の提供により、幅広い研究ニーズに応える。

06部品・メンテナンスその他

自社装置の保守メンテナンスや消耗部品の販売を提供。装置の稼働率向上と長寿命化を支援。台湾等では現地法人によるサービス体制を敷く。

主な製品・サービス2
保守メンテナンスサービス
定期点検・修理・改造など、装置のライフサイクル全般をサポート。
部品販売
チャンバー部品、電極、ガス供給系部品など、装置交換部品の供給。

製品と技術

液体原料CVD装置「LS-CVD」の安全性と低温高速成膜

サムコのLS-CVD装置は、液体原料を用いることで引火爆発性ガスを一切使用せず、安全性が高い。従来のCVD装置で必要とされた高温度・高真空条件を緩和し、低温で均一な薄膜を高速に形成できる。この技術は、基板への熱ダメージを嫌う化合物半導体(GaN、GaAs)やMEMSデバイスの製造工程で評価されている。液体原料の供給系は独自に設計されており、成膜速度と膜質の両立を実現する。LS-CVD装置は主に研究開発用途から生産機まで幅広く納入され、サムコのCVD装置売上(2025年7月期18億円)の大部分を占める。

原子層堆積装置「ALD」で高い膜厚制御性を実現

2015年12月に販売を開始したALD装置「AL-1」は、有機金属原料と酸化剤を交互に供給し、表面反応のみで原子層単位の成膜を行う。この手法により、1Å(0.1nm)レベルの膜厚制御性と優れた段差被覆性(ステップカバレッジ)を達成する。特に、微細化が進むパワーデバイスや高周波デバイスにおいて、絶縁膜やゲート酸化膜の形成に不可欠な技術である。サムコのALD装置は、研究開発段階から生産機としての量産対応まで可能であり、幅広いプロセス条件に対応する。2025年7月期のCVD装置売上にはALD装置も含まれるが、個別の数値は非開示である。

トルネードICPエッチング装置の高速・高精度微細加工

サムコ独自のトルネードICP(Inductively Coupled Plasma)技術は、高密度プラズマを安定して生成し、高速かつ高精度な微細加工を実現する。エッチング装置「RIE-600ⅰPC」(SiC向け量産用)や「RIE-800ⅰPBC」(MEMS向け)など、用途に応じた複数の機種を展開している。トルネードICPはプラズマ密度が従来の容量結合型プラズマより一桁高く、エッチング速度が速い。また、イオンエネルギー制御が容易で、アスペクト比の高い微細構造を形成できる。2025年7月期のエッチング装置売上は55億円と全売上の約6割を占め、サムコの主力製品である。

Aqua Plasma洗浄装置の多目的表面処理と環境適合性

2016年9月に販売を開始した「Aqua Plasma」洗浄装置は、水蒸気(H2O)をプラズマ化して処理する。従来のドライ洗浄で使われるフッ素系ガスや有機溶剤を不要とし、環境負荷が極めて低い。この装置は金属酸化膜の還元、有機汚れの除去、樹脂接合、超親水化処理など多様な表面処理を一つのプロセスで行える。特に、ウエット洗浄が難しい微細流路を持つマイクロ流体デバイスや、精密な表面状態が要求される半導体ウェハー向けに採用されている。2025年7月期の洗浄装置売上は6.9億円(前期比13.2%増)で、順調に伸びている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

化合物半導体装置でニッチ首位、高収益体質

当社は化合物半導体製造装置に特化し、特にMOCVD装置で国内トップクラスのシェアを持つ。業界内では日本製鋼所や三浦工業のような大型汎用機械メーカーとは異なるニッチ領域で競争している。売上高は78億円(2023/7)から93億円(2025/7見込)と増加傾向で、営業利益率は24%超と極めて高い。成長市場である光半導体・パワー半導体向け需要を取り込んでいるが、売上の大半が国内であり、海外展開が課題。

強み

  • 営業利益率24%超を維持し、ニッチ市場での価格決定力と効率的な生産体制が強み。
  • 化合物半導体向けMOCVD装置で国内トップシェアを獲得し、技術力と顧客基盤を確立。
  • 5G・EV向け化合物半導体需要拡大を追い風に、売上高が3期連続増加。
  • 無借金経営に近く、自己資本比率も高く、研究開発投資を継続可能。

課題

  • 内需依存が強く、海外市場でのシェア拡大が急務。海外販路開拓が必要。
  • 化合物半導体向け装置に特化しているため、需要変動の影響を受けやすい。
  • 専門性の高い技術者が必要であり、少子化の中で人材確保が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

半導体製造装置の時価総額近傍。太字がサムコ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15911横河ブリッジホールディングス1,284億円13.6倍
26235オプトラン1,100億円54.2倍
36258平田機工1,097億円17.1倍
45351品川リフラ969億円3.6倍
57745A&Dホロンホールディングス760億円12.6倍
66387サムコ660億円38.0倍
77717ブイ・テクノロジー539億円22.0倍
86266タツモ492億円24.9倍
99880イノテック473億円10.8倍
104392FIG351億円42.5倍
116298ワイエイシイホールディングス247億円17.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(半導体製造装置)に従っています。

会社の歴史

沿革 45件

国産初のプラズマCVD装置で市場に参入した1979〜1980年代

サムコは1979年9月、半導体製造装置の製造販売を目的として「株式会社サムコインターナショナル研究所」として設立された。翌1980年7月には国産初となるプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置の開発・販売を開始し、薄膜形成装置市場に参入する。1985年6月には本社を京都市伏見区の現在地に移転。1987年2月には米国カリフォルニア州に「オプトフィルムス研究所」を開設し、海外での研究開発拠点を確保した。1991年3月には京都市伏見区に研究開発センターを開設し、技術基盤を強化する。この時期の装置は主に研究開発用途であった。

独自技術の開発と店頭上場を果たした1990年代〜2000年代初頭

1995年7月、サムコは薄膜技術を使った特定フロン無公害化技術の基本技術を開発。1997年11月にはキリンビール株式会社と共同で、プラスチックボトルにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)膜を形成する技術を開発した。1999年7月にはサムコエンジニアリング株式会社からサービス部門の営業を譲り受け、保守体制を拡充。2001年5月に日本証券業協会に株式を店頭上場し、公募増資により資本金を12億円に増資した。2004年12月には社名を「サムコ 株式会社」に変更し、株式売買単位を100株に変更、同時にジャスダック証券取引所に上場した。

海外拠点の開設と生産機市場への本格参入(2004〜2014年)

2004年11月に中国上海市に上海事務所を開設。2008年10月には台湾に保守サービス現地法人「莎姆克股份有限公司」を設立し、2009年1月に営業を開始した。2010年8月には米国ノースカロライナ州に米国東部事務所を開設(後にニューヨーク州、ニュージャージー州へ移転)。同2010年9月には中国北京市に北京事務所を開設。2013年10月にはSiCパワーデバイス向け本格量産用ドライエッチング装置「RIE-600ⅰPC」の販売を開始し、研究開発中心から生産機市場へのシフトを開始した。2014年1月には東京証券取引所市場第一部に指定された。2014年5月にはリヒテンシュタインのUCP Processing Ltd.を子会社化し、samco-ucp AGとした。

ALD装置とAqua Plasmaの投入で製品ラインを拡充した2015〜2018年

2015年9月の公募増資により資本金を16.6億円に増資。同年12月には原子層堆積装置(ALD)「AL-1」の販売を開始し、CVD装置のラインアップを拡大した。2016年6月には第二生産技術棟(京都市伏見区)が完成し、生産能力を増強。同年8月にはマレーシア事務所を開設し、東南アジア市場への足がかりを築いた。2016年9月には水蒸気プラズマを用いた新洗浄技術「Aqua Plasma」を搭載した洗浄装置「AQ-2000」の販売を開始。2018年12月にはドライエッチング装置「RIE-200iPN」を投入し、化合物半導体向けの装置群を強化した。

クラスターツール導入と新型コロナ不活化技術(2019〜2021年)

2020年7月、第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設し、顧客へのプロセス実証を強化した。2021年1月には新型コロナウイルス不活化技術を完成させ、ヘルスケア分野への応用可能性を示した。同年12月には電子デバイス製造向けクラスターツールシステム「クラスターH」の販売を開始。このシステムは複数のプロセスモジュールを統合し、生産効率を高めるものだった。2021年度の売上高は57億円、純利益8億円と堅調に推移した。

プライム市場移行と先端技術開発棟の完成(2022〜2025年)

2022年3月、第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部へ統合)、最先端の薄膜プロセス開発に着手した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2025年7月期の売上高は93億円(前期比13.9%増)、営業利益23.4億円(同16.1%増)と過去最高を更新した。2025年9月には京都市伏見区に先端技術開発棟を開設し、研究開発体制をさらに強化した。売上高成長の原動力は、データセンター向け半導体レーザーやAI関連投資に伴うエッチング装置の需要増加であった。

年表45件を開く

1970年代

  • 1979年9月創業半導体製造装置の製造及び販売を目的として株式会社サムコインターナショナル研究所を設立

1980年代

  • 1980年7月国産初のプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)装置の開発、販売を開始
  • 1984年7月東京都品川区に東京出張所(現東日本営業部)を開設
  • 1985年6月京都市伏見区竹田田中宮町33番地(現藁屋町36番地)に本社を移転
  • 1987年2月米国カリフォルニア州にオプトフィルムス研究所を開設

1990年代

  • 1991年3月京都市伏見区に研究開発センターを開設
  • 1993年2月茨城県土浦市につくば出張所(現つくば営業所)を開設
  • 1993年9月愛知県愛知郡長久手町に東海営業所(現東海支店、2020年1月に名古屋市へ移転)を開設
  • 1995年7月薄膜技術を使った特定フロン無公害化技術の基本技術を開発
  • 1997年11月キリンビール株式会社と共同で、プラスチックボトルにDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)膜を形成する技術を開発
  • 1999年7月サムコエンジニアリング株式会社より、サービス部門の営業を譲受け

2000年代

  • 2001年5月上場日本証券業協会に株式を店頭上場 公募増資により資本金を1,213,787千円に増資
  • 2001年7月台湾新竹市に台湾事務所を開設(2009年1月に閉鎖)
  • 2002年7月生産技術研究棟(京都市伏見区)の改修工事完了
  • 2003年12月(独)ロバート・ボッシュ社よりシリコンの高速ディープエッチング技術を導入
  • 2004年11月中国上海市に上海事務所を開設
  • 2004年12月株式会社サムコインターナショナル研究所からサムコ 株式会社へ社名を変更
  • 2004年12月商号変更株式売買単位を1,000株から100株に変更
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2005年9月英国ケンブリッジ大学との共同開発「強誘電体ナノチューブの量産技術」を英企業に技術供与
  • 2006年3月製品サービスセンターを新設
  • 2006年9月中国清華大学とナノ加工技術の共同研究で調印
  • 2008年3月京都市伏見区に第二研究開発棟を開設
  • 2008年10月創業台湾に保守サービスのための現地法人「莎姆克股份有限公司」を設立
  • 2009年1月「莎姆克股份有限公司」が営業を開始

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場(2013年7月より東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場
  • 2010年8月米国ノースカロライナ州に米国東部事務所を開設(2014年5月にニューヨーク州へ移転、2017年1月にニュージャージー州へ移転)
  • 2010年9月中国北京市に北京事務所を開設
  • 2013年7月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から市場第二部へ市場変更
  • 2013年10月SiCパワーデバイス向け本格量産用ドライエッチング装置RIE-600ⅰPCの開発、販売を開始
  • 2013年11月MEMS向け本格量産用ドライエッチング装置RIE-800ⅰPBCの開発、販売を開始
  • 2014年1月東京証券取引所市場第二部から同第一部銘柄に指定
  • 2014年5月M&Aリヒテンシュタイン公国UCP Processing Ltd.を子会社化(samco-ucp AGに社名変更)
  • 2015年9月公募増資により資本金を1,663,687千円に増資
  • 2015年12月電子デバイス向け原子層堆積装置AL-1の開発、販売を開始
  • 2016年6月第二生産技術棟(京都市伏見区)が完成
  • 2016年8月マレーシアにマレーシア事務所を開設
  • 2016年9月Aqua Plasmaを用いたプラズマ洗浄装置AQ-2000の開発、販売を開始
  • 2018年12月ドライエッチング装置RIE-200iPNの開発、販売を開始

2020年代

  • 2020年7月第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設
  • 2021年1月新型コロナウイルス不活化技術を完成
  • 2021年12月電子デバイス製造向けクラスターツールシステム「クラスターH TM」の販売を開始
  • 2022年3月M&A第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部プロセス開発2部に統合)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2025年9月京都市伏見区に先端技術開発棟を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 装置製造原価率45.0%未満
  • 売上高営業利益率25.0%以上
  • 海外売上高比率50.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新規装置・プロセス開発と販売

    顧客の多様な開発ニーズに応えるため、独自の材料やプロセスを用いた装置の性能向上と差別化を進める。化合物半導体や電子部品分野向けの新規装置やプロセス開発を行う。

  2. 02

    生産機販売の強化

    研究開発向け販売に加え、生産現場向け装置の販売を強化する。専任担当を任命し、適切な装置・プロセスを提案。増加する部品・メンテナンス需要に対応するアフターサービス体制を強化し、相乗効果で持続的売上拡大を目指す。

  3. 03

    海外販売の拡大

    北米、台湾、中国、韓国のシェア拡大を継続し、欧州、インド等の新市場を開拓。現地営業・サービス人員の強化と本社サポート充実により、海外売上高比率50%以上を目指す。

  4. 04

    生産体制の拡充

    売上増加に対応するため、既存施設のレイアウト見直しによる効率化で生産能力を増強。工程見直しによる生産平準化などで設備稼働効率を向上させる。

  5. 05

    人材育成とサステナビリティ

    人材を最大の資産と位置づけ、人事制度の見直しや評価システム整備で魅力ある環境を整備。ESG委員会を中心に装置のCO2排出抑制など環境負荷低減に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で191人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は668万円で、9期前と比べて+10.6%平均年齢は41.1歳、平均勤続年数は13.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月169
2017年7月165
2018年7月170
2019年7月60340.113.1170
2020年7月61740.014.0171
2021年7月60540.913.5178
2022年7月61241.613.4173
2023年7月64940.913.2175
2024年7月67141.313.21831,093
2025年7月66841.113.11911,204

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社工場(生産技術研究棟、製品サービスセンター、本社拡充用地、田中宮用地、第二生産技術棟を含む) — 京都市伏見区2,974百万円
研究開発センター(第二研究開発棟、田中宮用地2を含む) — 京都市伏見区854百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は93億円営業利益23億円前期と比べると増収増益で、売上が+13.4%、利益が+15.0%。

売上高
+13.4%
93億円
営業利益
+15.0%
23億円
純利益
+13.3%
17億円
営業利益率
24.7%
前期比 +0.3%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高108億円93億円
営業利益26億円23億円
純利益19億円17億円
1株あたり配当¥75¥75

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は28億円、営業利益は9億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+64.7%、営業利益は+200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q18316.73
2023年4Q224
2024年1Q14214.32
2024年2Q27829.65
2024年3Q17317.63
2024年4Q24729.25
2025年2Q411024.47
2025年4Q521325.010
2026年2Q461021.78
2026年3Q28932.16

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は38億円から93億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は24.7%。売上は4期、純利益は6期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月3832
2013年7月4264
リヒテンシュタイン公国UCP Processing Ltd.を子会社化(samco-ucp AGに社名変更)
2014年7月4232
2015年7月5384
マレーシアにマレーシア事務所を開設
2016年7月5363
2017年7月31−2−3
2018年7月5564
2019年7月4932
第二生産技術棟内にCVD装置のデモルームを開設
2020年7月5996
2021年7月57108
第二研究開発棟内にナノ薄膜開発センターを立ち上げ(2024年9月に技術開発統括部プロセス開発2部に統合)
2022年7月641511
2023年7月781914
2024年7月82202124.415
京都市伏見区に先端技術開発棟を開設
2025年7月93232424.717

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高93億円のうち、営業利益として残るのは23億円24.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は17億円、売上の18.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金49.5%46億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.7%23億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.1%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益24.7%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
50.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+16.1pt
24.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+11.3pt
18.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+5.4pt
13.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが12億円、投資CFが−4億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は50億円で、売上の6.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月5−1−1418
2013年7月10−1119
2014年7月−2−3−2−512
2015年7月2−1−1113
2016年7月12−281029
2017年7月3−1−2229
2018年7月−20−2−225
2019年7月9−4−2528
2020年7月90−2935
2021年7月5−8−2−330
2022年7月12−2−11039
2023年7月−2−1−3−334
2024年7月16−3−11346
2025年7月12−4−4850

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は178億円。このうち返さなくてよい自己資本が136億円で、自己資本比率は76.3%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月87662175.8
2013年7月90682276.1
2014年7月91702177.3
2015年7月99732673.0
2016年7月106832378.6
2017年7月101802179.0
2018年7月109832675.9
2019年7月108832576.8
2020年7月113882577.9
2021年7月121942778.0
2022年7月1341013375.2
2023年7月1481113775.3
2024年7月1611233876.3
2025年7月1781364276.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳単体ベース
現金及び預金
70億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
97億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
42億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り209社中192位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
13.1%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
24.7%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.3%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
13.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥8,210で、1年前と比べて+197.7%過去52週の値幅のなかでは39%の位置にある。

¥8,210-3.4%1ヶ月-12.2%1年+197.7%時価総額660億円
過去52週の値幅
安値¥2,750高値¥16,930

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)38.0倍
PER (会社予想)34.4倍
PBR4.50倍
配当利回り0.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月19日に9.23%下落し9050円。8月17日の10650円から3日で15%下落。25日線9611円を約6%下回り、75日線11610円を大きく下回る。52週高値16930円からは約47%下落。1ヶ月で-10.7%と下落基調。RSIは60.66とやや高め。出来高は8月19日に17万株と増加。週足では7月10日の12852円を高値に下落トレンドが継続し、下値支持線を探る展開。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PERが34.1倍と業界平均22.9倍を大きく上回り、PBRも4.04倍で平均1.48倍の約2.7倍と割高感が強い。配当利回り1.02%は平均2.79%を下回り、ROE13.1%は良好だがバリュエーションに割安感はない。収益は増加傾向にあるものの、期待を先取りした水準と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)38.0倍22.7倍
PER (予想)34.4倍
PBR4.50倍1.50倍
ROE13.1%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市場の成長を背景に高収益を維持する同社だが、PER34倍とバリュエーションは割高感がある。強気派は、生成AIやデータセンター向け半導体需要の拡大が中期的な追い風と見て、現在の業績はまだ成長途上と評価。また、石英製品は消耗品であり、装置稼働率に応じて安定的に需要が発生する点を評価。弱気派は、半導体市況の循環変動リスクを指摘。特に顧客が一部の大手装置メーカーに集中しており、需要変動の影響を大きく受ける。利益率は高いが、市況悪化時の業績急減リスクを警戒。さらに、PER34倍は同業他社と比べても割高で、好材料は織り込み済みとの見方も。

プラスに働く材料7
  • 半導体需要の構造的拡大

    AI・データセンター向け需要で半導体投資継続。

  • 消耗品ビジネスの安定性

    石英部品は定期交換が必要で、ストック収益に寄与。

  • 高い収益性と成長

    営業利益率24%超、売上も増加基調。

  • 売上高93億円、営業利益23億円と過去最高2025/7期影響

    2025/7期売上高93億円(前期比+13.4%)、営業利益23億円(同+15%)。半導体製造装置向け好調。

  • 営業利益率24.7%と高収益体質維持継続影響

    営業利益率24.7%(2024/7期24.4%)。高付加価値製品の比率向上。

  • PER30倍は成長株として妥当、業績拡大続く2025/7期影響

    2025/7期予想EPS約239円、PER30.8倍。半導体投資サイクル上昇で成長持続。

  • 半導体製造装置需要拡大の追い風2026年以降影響

    データセンター向け半導体投資活発。同社のエッチング装置需要が堅調。

マイナスに働く材料7
  • 半導体市況の波

    需要急減時の業績悪化リスクは常に存在。

  • 顧客集中リスク

    大口顧客数社に依存、交渉力弱い可能性。

  • バリュエーション割高

    PER34倍は同業比高く、成長想定が織り込み済み。

  • 半導体市況悪化で受注減少リスク不定影響

    半導体サイクル鈍化で設備投資減。売上高が前期比20%減の可能性。

  • PER34倍と高バリュエーション、調整リスク継続影響

    業種平均PER20倍を大きく上回る。成長鈍化で急落リスク。

  • 外国人保有1.2%と低く、需給脆弱継続影響

    時価総額593億円に対し外国人保有1.2%。大口売りで株価急落の恐れ。

  • 配当利回り1.02%と低く、インカム期待薄継続影響

    年間配当75円、利回り1%。株主還元策の強化がなければ魅力薄。

次の決算で確かめる点
半導体装置投資動向
需要連動性高いため、業界指標を確認。
営業利益率
高収益維持の鍵、悪化は競合圧力のシグナル。
主要顧客の売上構成比
顧客集中度の変化を監視。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり75で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは0.91%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥75
1株あたり
配当利回り
0.91%
いまの株価に対して
配当性向
28.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月2045.2
2017年7月15−25.0
2018年7月2033.339.4
2019年7月200.074.5
2020年7月2525.031.6
2021年7月3020.031.9
2022年7月3516.726.7
2023年7月4528.626.5
2024年7月450.024.6
2025年7月6033.328.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥75

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ6,557人。区分でいちばん多いのは個人・その他47.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.7%を占め、残る50.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
個人・その他48.752.849.242.144.247.5
事業法人23.422.324.924.924.825.0
金融機関17.718.622.426.824.724.7
証券会社6.53.72.54.23.31.7
外国法人3.62.50.91.92.91.0
外国人個人0.10.10.10.10.10.2
自己株式0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01(一財)サムコ科学技術振興財団12.43
02日本マスタートラスト信託銀行(株)11.44
03辻理10.73
04サムコエンジニアリング(株)10.57
05(株)日本カストディ銀行2.96
06辻 一美2.50
07野村信託銀行(株)1.90
08(株)三菱UFJ銀行1.60
09立田 利明1.28
10三菱UFJキャピタル(株)1.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-06-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.18%
    +0.06pt
  • 2026-05-21
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.12%
    -0.01pt
  • 2026-05-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.13%
  • 2026-04-30
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.13%
    +0.24pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+767%、1株純資産は14期で+81%。直近期のROEは13.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月249332.623.851.3
2013年7月509725.317.135.7
2014年7月279962.738.066.5
2015年7月591,0335.819.730.3
2016年7月441,0384.518.445.2
2017年7月−33996
2018年7月511,0305.024.039.4
2019年7月271,0312.633.674.5
2020年7月791,0947.436.231.6
2021年7月941,1718.332.631.9
2022年7月1311,25210.821.426.7
2023年7月1701,38712.931.226.5
2024年7月1831,53112.623.324.6
2025年7月2111,68813.113.528.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/7期の役員報酬は総額205百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
辻理代表取締役 会長兼CEO84
川邊史代表取締役 社長兼COO51
山下晴彦取締役 生産統括部長 兼製造部長61
宮本省三取締役 管理統括部長 兼経理部長63
佐藤清志取締役 営業統括部長60
村上正紀取締役(注)182
高須秀視取締役(注)178
藤田静雄取締役(注)171
桺本依子取締役(注)165
辻村茂監査役(常勤)74
西尾方宏監査役(注)273
木村学監査役(注)272

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5125401317735
社外取締役720203
監査役18088

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,841字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、半導体等電子部品製造装置メーカーで、薄膜形成・加工装置の製造及び販売を事業としております。 当社の製品は、薄膜を形成するCVD(Chemical Vapor Deposition=化学的気相成長)装置、薄膜を微細加工するエッチング装置、基板表面などをクリーニングする洗浄装置、その他装置等に区分されます。 (1)各々の装置分類毎の概要は次のとおりであります。 装置区分   概          要 CVD装置   反応性の気体を基板上に供給し、化学反応によって薄膜を形成する装置で、一般に半導体、電子部品製造のための半導体膜、絶縁膜、金属膜などを形成するために使われます。当社が開発したLS(Liquid Source)-CVD装置では、引火爆発性のあるガスを使用せず安全性に優れた液体原料を用いて、低温で均一性に優れた薄膜を高速で形成することが可能であります。 2015年12月から販売を開始した原子層堆積装置(ALD=Atomic Layer Deposition)はCVD装置に分類しております。ALD装置は、反応室に有機金属原料と酸化剤を交互に供給し、表面反応のみを利用して成膜を行う装置であり、高い膜厚制御性と良好な段差被覆性を実現することが可能であります。 エッチング装置   各種半導体基板上の半導体薄膜、絶縁膜をはじめ微細加工が必要な材料をドライ加工する装置で、反応性の気体をプラズマ分解し、目的物と反応させて蝕刻いたします。当社独自のトルネードICP(Inductively Coupled Plasma=高密度プラズマ)を利用するエッチング装置では、高密度プラズマを安定して生成し、高速で高精度の微細加工が可能であります。 洗浄装置   実装基板や各種半導体基板などを溶液を用いずドライ洗浄する装置で、減圧下で反応性の気体をプラズマ放電させて処理する装置や紫外線と高濃度オゾンの併用で処理する装置などがあります。当社のドライ洗浄装置は、ウエット洗浄では難しい超精密洗浄を高効率で行うことが可能であります。 2016年9月より販売を開始した水蒸気(H2O)を用いたプラズマ処理装置であるAqua Plasma(アクアプラズマ)洗浄装置は、金属酸化膜の還元、有機汚れの洗浄、樹脂接合、超親水化などの表面処理を、安全で環境に優しく行うことが可能であります。 その他装置   上記装置には含まれない特別な装置であります。 部品・メンテナンス   部品、保守メンテナンスなどであります。 (2)当社事業の用途別区分は次のとおりであります。 用    途   概          要 化合物半導体分野   窒化ガリウム(GaN)、ガリウムヒ素(GaAs)、インジウムリン(InP)、炭化シリコン(SiC)などの化合物を材料に用いた半導体デバイスの加工用途です。化合物半導体はLEDや半導体レーザーといった光デバイス、電力の制御や増幅に使われるパワーデバイスや高速通信を実現するHEMT(High Electron Mobility Transistor)などの高周波デバイスに用いられます。 シリコン半導体分野   シリコンウェハーの欠陥解析及びシリコン半導体に関する加工用途であります。 電子部品分野   半導体を除く電子部品の加工用途です。主にMEMS(Micro Electro Mechanical Systems=微小電気機械システム)、コンデンサ、インダクタ、各種センサー、高周波フィルターが含まれます。 ヘルスケア関連分野   マイクロ流体デバイスなどヘルスケアに関する加工用途などであります。 その他   大学等の共用設備向けの装置など上記以外の加工用途であります。 部品・メンテナンス   部品・メンテナンスに関する売上であります。 当社の装置の製造に関しては、自社の設計企画により協力会社に製造を委託し、製品出荷の前に独自のプログラムソフトを入力し、仕様検査・出荷検査を経て販売しております。販売に関しては営業所を通じて行うとともに、海外については一部現地販売代理店に委託しております。 当社は、半導体等電子部品製造装置の製造及び販売事業の単一セグメントであり、以上述べた関係を図示すると次のとおりであります。 (業態系統図) (注)台湾を中心とする保守サービス業務は現地法人「莎姆克股份有限公司」へ委託しております。
経営方針・対処すべき課題2,767字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は「企業の永続的な発展を追究し、適正な利益を確保することにより、企業を取巻く利害関係者と共に成長する企業を目指して、薄膜技術で世界の産業科学に貢献する。」ことを経営理念とし、 ①社員の創造性を重視し、常に独創的な薄膜技術を世界の市場に送る。 ②直販体制を採用し、ユーザーニーズに対応した製品をタイムリーに提供する。 ③事業が社会に果たす役割を積極的に認識し、高い付加価値を目標とし、株主、取引先、役員、従業員に対し、適切な成果の配分をする。 を経営方針に掲げ、事業を展開しております。 (2)経営環境及び優先的に対処すべき課題等 今後の経済環境につきましては、世界経済は米国の関税政策の影響や継続する地政学的なリスクへの懸念などにより緩やかな成長にとどまると見込まれます。一方、当社の製造装置利用目的の多くを占める半導体分野においては、AI関連投資への需要を中心に引き続き堅調に推移するものと見られております。 このような中にあって、当社は、「薄膜技術で世界の産業科学に貢献する」という経営理念のもと、研究開発型企業として成長してきた高度な技術力に更に磨きをかけると同時に、蓄積した技術を生産機市場で活かすことで、事業規模の拡大を図っております。加えて、当社のコアテクノロジーである「薄膜技術」は医療、バイオ、環境といったライフサイエンス及びエネルギー分野に活かすことが可能であり、中期的には当社の新規事業、新分野として成長させることを目指し事業を展開してまいります。 このような環境の下、新たな中期経営計画 第47期~第49期(2025年8月1日~2028年7月31日)を策定し、以下の重点課題に取り組み事業計画の達成に努めております。 ① 新しいプロセス及び新規装置の開発、販売 お客さまが必要とされる様々な開発ニーズにお応えできるよう、当社で製造する装置の性能向上に努め、他社と差別化した独自の材料やプロセスを用いた開発に取り組んでまいります。 日々新しく生み出される化合物半導体及び電子部品分野における多様な顧客要望に応える新規装置やプロセスの開発も行ってまいります。 ② 生産機販売の強化 強みである研究開発向けの販売に引き続き注力することに加え、更なる企業成長を目指し、生産機(電子部品メーカーなどの生産現場での稼働を目的とする装置)向けの販売の強化にも力を入れます。生産向けのお客さまのニーズやご要望に精通した専任担当を任命し、製品の製造にあった適切な装置・プロセスの提案を通じてお客さまニーズの実現に協力いたします。また、生産機の販売増加に伴い増大する部品・メンテナンスの需要にお応えできるようアフターサービス体制の強化も行ってまいります。これにより、装置と部品・メンテナンスの相乗効果を創出し、持続的な売上拡大を目指してまいります。 ③ 海外販売の拡大 新たな市場開拓のため、将来の成長期待の高い海外への事業展開を積極的に行っております。現地の営業・サービス人員を強化するとともに、本社からのサポート体制を充実させ、海外市場の開拓を図っていきます。引き続き、北米、台湾、中国、韓国のシェアを拡大しながら、欧州、インド等の新たなマーケットの開拓により、海外売上高比率50%以上を目指してまいります。 ④ 生産体制の拡充 売上高の増加に対応し、生産体制の充実を行います。 当社の製造に関しては、自社の企画設計により協力会社に製造を委託し、製品出荷前に調整、性能・品質検査を行い販売しております。自社建物に関しても、既存施設のレイアウトを見直し効率化することで生産能力の増強を計画しています。更に、工程の見直しによる生産の平準化などを通じて、設備の稼働効率の向上を図ります。 ⑤ 更なる成長に向けた人員育成・活躍の実現 当社にとって最大の資産は人材であります。既存の人材を強化・育成し、新たに優秀な人材を獲得することが当社の企業価値を決定し、成長の大きな原動力となります。人事制度の見直しや評価システムの整備を行い、社員に魅力ある環境を整備しております。 ⑥ サステナビリティへの取り組み 当社はサステナビリティ経営を推進するために、2022年8月に社長を委員長とする「ESG委員会」を設立いたしました。同委員会では、装置のCO2排出量抑制をはじめとする環境負荷低減に向けた各種施策を検討・実施しております。また、2006年6月に制定した「サムコ環境方針」※を遵守し、装置の設計にあたっては、省エネ効果の高い部材を使用することを進めるなど、製品の環境負荷低減にも継続して取り組んでまいります。 ※「サムコ環境方針」 1) 環境方針の周知徹底 環境方針を全社員に周知します。また、協力会社へも周知し、理解と協力を要請します。 2) 環境教育を推進し、全社員の環境意識の向上を図ります。 3) 環境関連法規の遵守 法規制、条例およびその他の要求事項を遵守します。 4) 環境重視の製品開発 環境に調和するプロセス開発に取り組むとともに、それを活かした製品においては、製造から廃棄に至るまでを考慮した環境負荷軽減型の製品開発に努めます。 5) グリーン調達 調達する原材料、部品について、環境影響を考慮するよう調達先に働きかけます。 6) 環境負荷の軽減 エネルギーの効率的な利用および3R(リデュース・リユース・リサイクル)に積極的に取り組み、環境負荷の軽減に努めます。 7) 全てのサムコ製品は省エネルギー、省スペースを基本に製造・販売を行い、環境負荷の軽減に努めます。 (3)目標とする経営指標 当社は中期的にも収益力の高い企業であり続けようと考えており、装置製造原価率(装置製造原価/販売価格)及び売上高営業利益率を重要な経営指標として管理しております。また、海外販売の拡大に取り組んでおり、中期的には海外売上高比率を50.0%以上に引き上げる方針であります。 なお、前中期経営計画 第44期~第46期(2022年8月1日~2025年7月31日)では、装置製造原価率50.0%未満、売上高営業利益率20.0%以上としておりましたが、新たな中期経営計画では、収益力の更なる強化を図り、装置製造原価率を45.0%未満に引き下げ、売上高営業利益率を25.0%以上に引き上げております。 株主、取引先、従業員等のステークホルダーにとって魅力ある企業を目指し、成長力と収益力の向上を図り、適切な利益配分により企業価値の向上を目指してまいります。
事業等のリスク4,538字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当社ではこれらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、その発生を回避するための対応策を中期経営計画や年度計画の課題に組み入れ、また、リスクが顕在化した場合に備え、ガバナンス体制の強化、維持を進めております。一方、経営環境の変化の中で適切にリスクテイクしていくことにより今後の企業の持続的な成長に繋がるとの考えにより、それぞれのリスクについて悪影響を回避するとともに、リスクテイクの認識も強化し対応しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 市場変動リスク 当社は、半導体等電子部品製造装置の製造及び販売を行っております。当社の関わる化合物半導体及び電子部品製造装置の販売マーケットにおいて、5G(第5世代移動通信システム)の普及に伴いその「高速・大容量」「低遅延」「多接続」という特色を生かした新たな事業領域での開発投資が幅広い企業で進み、本格生産への移行が進んでおります。加えて、6G(Beyond5G~普及が進んでいる5Gの性能をさらに進化させた次世代の移動通信システム)を中心とした情報ネットワーク基盤の実現に向けた世界最高レベルの研究開発環境の整備が進められており、研究開発向けの半導体等電子部品製造装置の需要が拡大しております。加えて、AI関連投資の積極化によりデータセンターの建設需要が高まるなど、化合物半導体及び電子部品へのニーズは高く推移するものと見込まれております。その反面、ニーズや経済環境の変化によっては、需給バランスが大きく崩れることもあり、これに伴う顧客の設備投資の凍結や減産、計画変更等が発生した場合、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、急激な需要増加に対応できなかった場合には、顧客に製品をタイムリーに供給できず、機会損失が生じるなど、当社業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、原則販売代理店を通さない直販体制を構築しており、既存顧客については営業・技術担当者が直接顧客の設備投資動向を把握することを可能にしております。また、創業当初より繋がりの深い国内外の大学や研究機関から常に最先端技術や情報を得ることができ、最新の市場動向を把握した上で、製品開発や設備投資、生産、人員計画の適正化を図っております。 (2) カントリーリスク 当社は、北米、欧州、中国、台湾、韓国、東南アジア、インド等の世界各国で事業を行っており、今後も海外市場での拡販は当社の重要な経営課題となっております。しかしながら、海外事業展開においては、各国の法令、政治・社会情勢、文化宗教、商慣習の違いに起因する問題に対処できないことにより、想定通りの成果を上げることができない可能性があり、この場合には当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、米国の関税政策の変化やウクライナ情勢、米中対立の長期化が当社の関わる化合物半導体及び電子部品製造装置のマーケットにも影響を与える事態になれば、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。一方、自国第一主義が進展した場合、各国の技術開発競争がより一層加速することが予想され、研究機関や民間企業が次世代の最先端技術の研究に対する取り組みを強化させることになれば、当社の関わる事業領域において新たなマーケットが創出される可能性があります。 当社では、海外子会社・事業所社員は責任者含め原則現地採用としており、本社の日本人社員が出張やリモートにて現地を支援する体制としております。現地サイドの情報を適時、的確に把握することで、リスクの早期発見とリスク発現時の適切な対応に努めております。 (3) 資材等の調達に関するリスク 当社の生産活動には、原材料、部品等が適時、適切に納入されることが必要ですが、原材料、部品等の一部については、その特殊性から仕入先や外注先が限定されているものや代替の困難なものがあります。世界的に半導体製造装置需要が拡大する一方で、仕入先や外注先の災害や事故、人手不足や後継者難による廃業・倒産等で、部品の安定的調達が確保できない可能性があります。その場合は、製品の出荷遅延による機会損失等が発生し、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社では、仕入先や外注先と長年にわたり良好な関係を維持し、複数社購買を実施するなど安定的な調達を図っております。加えて、重要部品の先行手配や仕様共通化等の対策により、安定供給体制の確立と在庫の適正化に取り組んでおります。 (4) 人材の確保に関するリスク 当社の持続的成長を実現するため、高度なスキルを有する管理者、技術者、営業担当者、メンテナンス・サービス要員の確保と育成は極めて重要であり、社員の教育を体系的・継続的に実施する必要があります。しかしながら、必要な人材の確保が計画通りに進まなかった場合には、当社の将来の成長と業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社では、人材の育成・活用を中期経営計画の課題として取り組んでおり、多様な人材の確保と育成のため、海外の大学への直接求人の実施、シニア社員の活用・待遇の見直し、社内研修体系の制度化等を進めております。また、女性の技術職や管理職を増やし、女性が活躍できる雇用環境の整備を行うため、「採用した労働者に占める女性労働者の割合を30%以上とする」を目指として、行動計画を策定しております。 (5) 新製品開発リスク 当社は、半導体製造装置業界におけるCVD装置、エッチング装置、洗浄装置において、顧客が求めるニーズに対応した研究開発を継続的に実施し、新製品をタイムリーに市場投入してまいりました。しかしながら、技術革新や製品開発のスピードが速い半導体製造装置業界において、将来のニーズを予測し、それに見合った新製品を開発し続けることは容易ではありません。他社製品に対して優位性ある新製品をタイムリーに適正な価格で市場に投入できない場合、市場の技術トレンドや製品仕様が当社の開発内容と異なる方向に向かった場合、あるいは当社の新製品の開発が著しく遅れた場合は、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社では、社内にて常に業界における最先端技術や情報を共有し、研究開発テーマや技術開発に関する事項を決定する機関として、代表取締役会長、代表取締役社長、技術開発統括部長、営業統括部長などを構成員とする技術戦略会議を毎月開催しております。また、同会議にて新製品の開発等に著しい遅延が生じないよう、その進捗を管理しております。 (6) 環境対応に関するリスク 当社を取り巻くステークホルダーをはじめ、世界全体でサステナビリティに関する社会的要請が高まっております。こうした中、脱炭素社会への移行に伴う各国の気候変動政策、環境法令や業界行動規範、技術革新や顧客ニーズ等に適切に対応できなかった場合には、社会的信用の低下や製品競争力の低下等により、当社業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 当社では、中期経営計画の課題として社内環境対策(サムコ環境方針)への取り組み強化を掲げ、2022年8月に代表取締役社長を委員長とする「ESG委員会」を設立いたしました。取締役会は同委員会の活動報告を受けて、当社の気候変動に関するリスク・機会及びこれらへの対策の状況を把握し、これによる財務への影響や中長期経営計画への影響、更なる環境負荷低減への取り組み等に対する検討を行っております。 (7) その他のリスク 当社が事業を遂行するにあたって、上記の主要なリスク以外にも、経営環境の変化により、場合によっては当社の業績に影響を及ぼすことが想定されるその他のリスクとして、以下のようなものがあります。なお、これらは、当社に関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載された項目以外のリスクも存在します。 ① 特定地域、特定顧客への販売依存度 生産用途向け製品の売上高比率の増加に伴い、海外の特定地域や国内外の特定顧客からの受注が集中することにより、期毎の売上高が大きく増減する可能性があります。特定地域、特定顧客の設備投資が低迷し装置需要が減少した場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 製造物責任 当社が提供する製品は、厳しい品質管理のもとに設計・製造されておりますが、万一顧客に深刻な損失をもたらした場合には損失に対する責任を問われる可能性があります。更に、これらの問題による当社の企業イメージの低下は、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 知的財産権 当社は、独自技術の専有化、他社製品との差別化及び競争力強化のために、様々な技術やノウハウを開発しており、その技術やノウハウが第三者の特許権その他の知的財産権を侵害しないよう厳重に管理しております。しかしながら、既に多くの特許権その他の知的財産権が存在し、日々新しい特許権その他の知的財産権が次々と取得される中で、見解の相違などにより第三者から特許権侵害等で提訴される可能性があります。また、当社の事業展開に必要な技術についてライセンスを取得できなかった場合には、当社の事業に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 債権回収 当社は顧客に関する信用リスクの管理強化策や軽減策を実施しておりますが、経済状況の急変により予想外の倒産や支払遅延が発生した場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 為替変動 当社の海外取引のうちアジア向けは原則日本円建、欧米向けは原則米国ドル建でありますが、今後も海外取引を拡大する方針であり米国ドル建の取引が増加することになれば為替予約を活用したとしても為替変動リスクを被る可能性があります。また、当社は外貨建資産(未予約の現預金等)も保有しております。そのため、円建資産に転換する場合だけでなく財務諸表作成のための換算においても為替変動の影響を受ける可能性があります。 ⑥ 情報セキュリティ 当社は、事業遂行に当たり、重要情報や取引先等の秘密情報を有しております。これらの情報については、サイバー攻撃等による不正アクセスや改ざん、データの破壊、紛失、漏洩等が発生する可能性があります。サーバーダウン等による事業の停止や、これらの情報が第三者に漏洩し不正使用された場合にも、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 災害等による影響 当社は災害等による影響を最小限に留めるため必要とされる安全対策や事業の早期復旧のための対策を実施しておりますが、大規模な台風や地震等の自然災害、疫病の流行、テロ、大規模な停電、火災、事故等の不測の事態が発生した場合、本社機能や製品生産に影響を与え、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,040字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当事業年度における世界経済は、各国の通商政策等の影響や中国の景気減速懸念等を受けて不透明感が増す状況が続きましたが、欧米での経済活動は底堅く推移し、全体では緩やかな経済成長を示しました。 半導体等電子部品業界におきましては、自動車向け市場では、電気自動車(EV)の成長鈍化に伴う需要低迷が見受けられましたが、AI関連投資が盛んとなり、データセンター向け半導体需要等の全般的成長が継続しました。 その結果、国内売上高は5,755百万円(前期比30.6%増)、海外売上高は3,586百万円(前期比5.5%減)となり、海外売上高比率は38.4%となりました。また、当事業年度の受注高は9,104百万円(前期比11.8%増)となり、当事業年度末の受注残高は5,124百万円(前期比4.4%減)となりました。 以上の結果、当事業年度における業績は、売上高が9,342百万円(前期比13.9%増)、営業利益は2,342百万円(前期比16.1%増)、経常利益は2,373百万円(前期比13.6%増)、当期純利益は1,697百万円(前期比15.3%増)となりました。 主な品目別の売上高は、次のとおりであります。なお、当社は半導体等電子部品製造装置の製造及び販売事業の単一セグメントであるためセグメント毎の記載はしておりません。 (CVD装置) 「化合物半導体分野」ではデータセンター向け半導体レーザー用途、「シリコン半導体分野」ではシリコンフォトニクス用途などでの販売があり、1,799百万円(前期比10.2%増)となりました。 (エッチング装置) 「化合物半導体分野」では半導体レーザーやマイクロLED用途、「シリコン半導体分野」では欠陥解析用途、「電子部品分野」では量子デバイス用途などでの販売があり、5,503百万円(前期比17.8%増)となりました。 (洗浄装置) 「電子部品分野」や「ヘルスケア関連分野」の各種表面処理用途などでの販売があり、685百万円(前期比13.2%増)となりました。 (部品・メンテナンス) 既存装置のメンテナンスや部品販売などの回復傾向が見られ、1,354百万円(前期比4.7%増)となりました。 ② 財政状態の状況 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、12,521百万円で前事業年度末に比べ1,333百万円増加いたしました。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、5,252百万円で前事業年度末に比べ324百万円増加いたしました。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、3,214百万円で前事業年度末に比べ381百万円増加いたしました。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、1,000百万円で前事業年度末に比べ18百万円増加いたしました。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は、13,558百万円で前事業年度末に比べ1,258百万円増加いたしました。自己資本比率は76.3%と前事業年度末と同率になりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ384百万円増加し、5,022百万円(前事業年度末比8.3%増)となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,206百万円(前期に得られた資金は1,642百万円)となりました。その主な内容は、売上債権及び契約資産の増加が946百万円、法人税等の支払額が641百万円に対して、税引前当期純利益が2,373百万円、仕入債務の増加が115百万円であったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は414百万円(前期に使用した資金は292百万円)となりました。その主な内容は、定期預金の払戻による収入が2,677百万円に対して、定期預金の預入による支出が2,689百万円、有形固定資産の取得による支出が406百万円であったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は404百万円(前期に使用した資金は103百万円)となりました。その主な内容は、配当金の支払額が361百万円、長期借入金の返済による支出が39百万円であったことによるものであります。 (2)生産、受注及び販売の実績 当社は、半導体等電子部品製造装置の製造及び販売事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の実績については、当社の品目別に記載しております。 ① 生産実績 当事業年度の生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度 (自  2024年8月1日 至  2025年7月31日)   前年同期比(%) CVD装置(千円)   1,547,129   88.9 エッチング装置(千円)   5,182,483   112.0 洗浄装置(千円)   643,763   182.4 部品・メンテナンス(千円)   1,491,553   107.1 合計(千円)   8,864,930   109.3 (注) 金額は販売価格によっております。 ② 受注実績 当事業年度の受注実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) CVD装置   1,284,576   70.1   834,046   61.8 エッチング装置   5,718,560   120.7   3,743,102   106.1 洗浄装置   788,315   205.3   205,125   199.9 部品・メンテナンス   1,313,144   110.1   342,021   89.3 合計   9,104,596   111.8   5,124,295   95.6 (注) 金額は販売価格によっております。 ③ 販売実績 当事業年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。 品目別   当事業年度 (自  2024年8月1日 至  2025年7月31日)   前年同期比(%) CVD装置(千円)   1,799,245   110.2 エッチング装置(千円)   5,503,032   117.8 洗浄装置(千円)   685,782   113.2 部品・メンテナンス(千円)   1,354,220   104.7 合計(千円)   9,342,282   113.9 (注) 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、100分の10未満のため記載を省略しております。 (3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態の分析 (流動資産) 当事業年度末における流動資産の残高は、12,521百万円で前事業年度末に比べ1,333百万円増加いたしました。電子記録債権が213百万円減少した一方、売掛金が766百万円、契約資産が398百万円、現金及び預金が391百万円増加したのが主な要因であります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産の残高は、5,252百万円で前事業年度末に比べ324百万円増加いたしました。投資有価証券が108百万円減少した一方、建設仮勘定が362百万円、繰延税金資産が62百万円増加したのが主な要因であります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債の残高は、3,214百万円で前事業年度末に比べ381百万円増加いたしました。買掛金が115百万円、未払消費税等が97百万円、未払法人税等が68百万円増加したのが主な要因であります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債の残高は、1,000百万円で前事業年度末に比べ18百万円増加いたしました。長期借入金が39百万円減少した一方、退職給付引当金が44百万円、役員退職慰労引当金が11百万円増加したのが主な要因であります。 (純資産) 当事業年度末における純資産の残高は、13,558百万円で前事業年度末に比べ1,258百万円増加いたしました。その他有価証券評価差額金が76百万円減少した一方、繰越利益剰余金が1,335百万円増加したのが主な要因であります。自己資本比率は76.3%と前事業年度末と同率になりました。 ② 経営成績の分析 当事業年度の売上高、売上総利益、販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益、特別利益及び特別損失、当期純利益の詳細は以下のとおりであります。 (売上高) 売上高は前事業年度より13.9%増加し、9,342百万円となりました。国内売上高は前事業年度より30.6%増加し5,755百万円となり、海外売上高は前事業年度より5.5%減少し3,586百万円となりました。その結果、海外売上高比率は38.4%となりました。 (売上総利益) 売上総利益は前事業年度より11.3%増加し、4,668百万円となりました。売上総利益率は、前事業年度より1.1ポイントダウンし、50.0%となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は前事業年度より6.9%増加し、2,325百万円となりました。 (営業利益、経常利益) 営業利益は前事業年度より16.1%増加し、2,342百万円となりました。 経常利益は前事業年度より13.6%増加し、2,373百万円となりました。 (特別利益及び特別損失) 特別利益はありませんでした。 特別損失はありませんでした。 (当期純利益) 当期純利益は前事業年度より15.3%増加し、1,697百万円となりました。 当事業年度の経営成績は前事業年度に比べ増収増益となりました。 なお、業績の詳細、主な品目別の売上高の詳細については、「(1)経営成績等の状況の概要  ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2  事業の状況  1  経営方針、経営環境及び対処すべき課題等  (2)目標とする経営指標」に記載のとおり、装置製造原価率(装置製造原価/販売価格)、売上高営業利益率、海外売上高比率を中長期的な経営の重要指標としており、当事業年度における各指標等の実績及び中長期的な目標は次のとおりであります。 今後についても、更なる原価低減、コスト低減に取り組みながら、海外販売の拡大を進めることで、引き続き中長期的な経営の重要指標の目標達成に努めてまいります。 第44期~第46期 目標   第46期 実績   第47期~第49期 目標 装置製造原価率   50.0%未満   46.1%   45.0%未満 売上高営業利益率   20.0%以上   25.1%   25.0%以上 海外売上高比率   50.0%以上   38.4%   50.0%以上 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因や、当該要因への対応について 「第2  事業の状況  3  事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社の運転資金需要のうち主なものは、材料費、労務費、外注費、諸経費や、販売費及び一般管理費等の費用であります。当社は、マーケットの設備投資需要の増減により、月次や四半期単位の売上高の変動が大きくなる傾向があり、製品の製造に必要な資金需要が一時的に増加する可能性があります。その変動に対して機動的に対処できるよう、常に潤沢な手元資金を確保しております。 投資を目的とした資金需要は、主に技術開発、生産拠点及び機械装置等の設備投資によるものであります。 当社の運転資金及び設備投資資金は主として自己資金によって賄っており、必要に応じて借入れによる資金調達を実施しております。 当社の資金状況は、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高が前事業年度末に比べ384百万円増加し、5,022百万円(前事業年度末比8.3%増)となりました。キャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要  ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 なお、直近5事業年度におけるキャッシュ・フロー指標の推移は、次のとおりであります。 第42期   第43期   第44期   第45期   第46期 自己資本比率 (%)   78.0   75.2   75.3   76.3   76.3 時価ベースの自己資本比率 (%)   204.0   168.7   288.8   212.8   129.4 債務償還年数 (年)   1.4   0.8   -   0.7   0.9 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   140.8   303.5   -   360.9   160.5 (注) 1.各指標は、下記の基準で算出しております。 ・自己資本比率:自己資本/総資産 ・時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 ・債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー ・インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.第44期の債務償還年数及びインタレスト・カバレッジ・レシオは、営業キャッシュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。 ⑥ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社は、財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な見積りは、「第5  経理の状況  1財務諸表等  (1)財務諸表  注記事項  (重要な会計方針)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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