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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

黒田精工

KURODA PRECISION INDUSTRIES LTD.7726 · Standard · 機械

精密研削ボールねじで世界トップクラスの駆動システムメーカー。工作機械や半導体製造装置に使われる高精度ボールねじを軸に、金型システムと機工・計測システムを展開する。

概要

黒田精工は1925年に個人企業として創業した精密機械・計測機器メーカーである。主力製品は精密位置決めテーブル、ボールねじ、半導体製造装置向け精密部品、モーターコア用金型、ゲージ、平面研削盤など。2025年3月期の連結売上高は173億円、営業利益3億円。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、連結従業員641名。ドイツ、中国、マレーシア、韓国、米国に子会社を持つ。

3つの事業セグメントで構成される収益構造

黒田精工グループは駆動システム、金型システム、機工・計測システムの3事業セグメントで構成される。2025年3月期のセグメント別売上高(内部取引含む)は、駆動システムが64億円、金型システムが91億円、機工・計測システムが39億円。金型システムが最大の売上セグメントだが、営業利益は駆動システムが▲1.9億円の赤字、金型システムが0.5億円、機工・計測システムが1.8億円と、黒字を支えるのは機工・計測システムである。グループ全体の営業利益率は0.2%と低く、ドイツ子会社の赤字や品種構成の悪化が収益を圧迫している。

国内外13拠点に広がるグループ体制

当社グループは黒田精工単体のほか、連結子会社7社、関連会社2社で構成される。国内では株式会社ゲージング(ゲージ製造)や紅忠黒田ラミネーション株式会社(プレス製品)などを有する。海外ではドイツのJenaer Gewindetechnik GmbH(ボールねじ製造)、マレーシアのクロダプレシジョンインダストリーズ(M)(金型製造)、中国の黒田精工(浙江)有限公司(ボールねじ組立・金型販売)、韓国黒田精工株式会社(販売)、米国のKURODA JENA TEC,INC.(販売)を傘下に置く。なお、KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.は2024年9月に解散・清算を決定し、清算手続き中である。

半導体とEVの市況変動に晒される経営環境

2025年3月期の受注高は207億円と前期比13.8%増となったが、売上高は195億円(同12.8%増)に留まった。駆動システムは半導体・液晶関連装置向けの受注が急回復した一方、金型システムは世界的なEVシフト減速の影響を受け、車載用モーター金型の受注が減少した。また中国のレアアース磁石輸出規制によりモーターコア生産にも影響が出た。営業利益は0.3億円と前期比89.5%減、経常利益は0.1億円(同97.3%減)に落ち込み、親会社株主帰属当期純損失は0.96億円となった。2026年3月期の業績予想では売上高195億円、営業利益0、純利益▲1億円と赤字転落を見込む。

業界の中での役割は産業機械・工作機械・自動車などに使われる高精度駆動部品と金型・測定機器のサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
195億円
営業利益
0億円
営業利益率
0.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
金型 システム91億円46.7%1億円1.1%
駆動 システム65億円33.3%-2億円-3.1%
機工・計測 システム39億円20.0%2億円5.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01工作機械・半導体製造装置主力

精密研削ボールねじや転造ボールねじを供給。工作機械の送り軸や半導体製造装置の位置決めなどに使用され、高精度・高剛性が要求される分野でシェアを持つ。

精密研削ボールねじで世界トップクラス

主な製品・サービス4
精密研削ボールねじ
ねじ溝を研削加工で仕上げた高精度ボールねじ。工作機械の位置決めに不可欠。
転造ボールねじ
転造によりねじ溝を成形したボールねじ。量産性に優れ、汎用機器から精密機器まで幅広く使用。
ボールねじアクチュエータ
ボールねじを内蔵した直動アクチュエータ。各種自動化機器に組み込まれる。
XYステージ
XY方向に精密位置決めするステージ。半導体製造装置や測定装置に使用。

02自動車・モーター準主力

積層精密プレス型やモーターコアを供給。自動車のモーター鉄心やEV駆動用モーターのコアなどに使用され、高精度・高効率なモーター製造に貢献。

主な製品・サービス3
積層精密プレス型
モーターコアを打ち抜くための高精度プレス金型。
精密金属プレス商品
プレス金型で成形された金属部品。
モーターコア
モーターの鉄心部分を積層したコア。うず電流損を低減しモーター効率を向上。

03精密加工・計測副次

工作機械用の保持工具、ゲージ、平面研削盤、超精密鏡面研磨装置、パルスエンコーダなどを供給。加工現場の精度保証と測定ニーズに応える。

主な製品・サービス6
保持工具
工作機械で工具やワークを保持するための工具。
ゲージ
寸法や形状を測定する精密測定工具。
平面研削盤
平面を高精度に研削する工作機械。
超精密鏡面研磨装置
ナノメートルオーダーの表面粗さを実現する研磨装置。
超精密表面形状測定装置
表面の微細な形状を測定する装置。
パルスエンコーダ
回転角や位置をパルス信号に変換するセンサー。サーボモータの位置制御に使用。

製品と技術

精密位置決めの要となる駆動システム製品

駆動システム事業では、精密研削ボールねじ、転造ボールねじ、ボールねじアクチュエータ、XYステージ、ガイド、ギアなどを製造・販売する。これらの製品は半導体露光装置や工作機械の位置決め機構に不可欠で、ナノメートル単位の精度が要求される。黒田精工単体およびドイツ子会社Jenaer Gewindetechnik GmbHが製造を担い、中国子会社ではボールねじの組立・加工の一部を行う。顧客は半導体・液晶関連装置メーカーが中心で、2025年3月期は受注が急回復したが、欧米子会社の赤字がセグメント全体の収益を押し下げた。

モーターコア金型でEV・家電市場に対応

金型システム事業は、積層精密プレス型、精密金属プレス商品、モーターコアなどを手掛ける。特に車載用・家電用モーターコアの金型が主力で、電気自動車(EV)シフトの動向に業績が左右される。2025年3月期はEVシフト減速の影響で車載用モーター金型の受注が減少した一方、新プロジェクト関連設備の受注が売上を牽引した。マレーシア子会社クロダプレシジョンインダストリーズ(M)が金型の製造を、中国子会社が金型のメンテナンスと販売を担当する。また、接着工法「Glue FASTEC」を用いたモーターコア生産技術を持ち、CO2排出削減に貢献する。

計測・加工の両軸を担う機工・計測システム

機工・計測システム事業では、保持工具(ツーリング)、ゲージ(精密測定具)、平面研削盤、超精密鏡面研磨装置、超精密表面形状測定装置、パルスエンコーダなどを取り扱う。平面研削盤や研磨装置は金型の仕上げ加工に使われ、ゲージは品質検査に不可欠である。同事業は2025年3月期に営業利益1.8億円を計上し、グループの利益を支えた。子会社の株式会社ゲージングがゲージの製造・販売を行い、中国子会社も一部販売を担う。また、エアコンプレッサーのメンテナンスも手掛ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 工作機械・半導体製造装置精密研削ボールねじで世界トップクラス

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

精密機械部品メーカー、収益低迷

精密機械部品や金型などの製造を行う機械メーカー。同業には日本製鋼所や三浦工業など大手が存在。売上高は185億円(2024/3)から173億円(2025/3)へ減少し、2026/3には195億円に回復見込み。営業利益率は1.73%(2025/3)から0%へ悪化予想。収益性が極めて低く、業界内での競争力に課題。

強み

  • 精密金型など特定分野で高い加工技術を持ち、一部顧客から評価。
  • 自動車や電機メーカーとの長期的な取引により、安定した受注を確保。
  • 多品種小ロット生産に柔軟に対応でき、ニッチな需要を捉える。
  • 財務基盤は堅調であり、設備投資による生産性向上が可能。

課題

  • 営業利益率が0%近くまで落ち込み、事業継続リスクが高い。
  • 受注が景気変動に影響されやすく、売上高が不安定。
  • 大手との競争で価格競争に巻き込まれやすく、収益を圧迫。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が黒田精工

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16286靜甲97億円7.9倍
26466TVE93億円8.6倍
36338タカトリ90億円34.6倍
46402兼松エンジニアリング89億円7.6倍
56391加地テック82億円10.9倍
67726黒田精工79億円
76346キクカワエンタープライズ75億円21.2倍
86428オーイズミ74億円12.4倍
96158和井田製作所73億円24.6倍
106166中村超硬73億円26.4倍
116267ゼネラルパッカー72億円9.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

各種ゲージの製造販売から始まった1925年

黒田精工の起源は1925年1月、黒田三郎が個人企業として黒田挾範製作所を創立したことにさかのぼる。当初は各種ゲージの製造販売を手掛けた。1935年11月に合資会社に改組し資本金20万円、1943年1月には株式会社に改組(資本金98万円)。1949年4月、旧会社の現物出資により現会社を設立し、資本金460万円となった。創業以来、精密測定工具のメーカーとして国内で地歩を固めた。

東京・大阪両証券取引所に上場し事業基盤を拡充

1961年10月、東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金2億5,000万円に増資。同年12月には株式会社クロダ(後の株式会社プレシジョンクロダ)を設立し、グループ化を開始した。1965年6月に黒田精工株式会社へ商号変更。1970年10月には大阪証券取引所市場第二部にも上場、資本金7億5,000万円に増資。この時期、金型や工作機械の生産を子会社に移管するなど、分業体制を構築していった。

米国パーカー・ハネフィンとの提携と空気圧機器事業の変遷

1999年5月、米国パーカー・ハネフィン・コーポレーションと業務・資本提携を締結。同年7月には資本金を18億7,500万円に増資した。2003年10月にはクロダニューマティクス株式会社を設立し空気圧機器事業を移管したが、2006年3月にその株式70%をパーカーハネフィングループへ売却。2010年7月には残る全株式を売却し、同事業から撤退した。一方、1999年10月にはツーリング生産部門を子会社に移管するなど、事業の選択と集中を進めた。

海外生産拠点の設立と欧州子会社の買収

1996年12月、マレーシアにクロダプレシジョンインダストリーズマレーシアを設立。2001年11月には中国浙江省平湖市に平湖黒田精工有限公司(後の黒田精工(浙江)有限公司)を設立した。2010年7月、英国のAvingtrans Industrial Products Ltdを買収しKURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.(後の清算対象)に商号変更。同時にドイツのJenaer Gewindetechnik GmbHや米国のKURODA JENA TEC,INC.をグループ化し、欧米の販売網・生産能力を獲得した。

子会社の再編と事業部制の変遷

2004年4月、株式会社プレシジョンクロダを吸収合併し4事業部制に移行。2007年3月には株式会社ファインクロダを吸収合併し5事業部制とした。2010年7月には3事業部制(駆動システム、金型システム、機工・計測システム)に再編し、現在に至る。2013年8月には本店を川崎市幸区堀川町に移転。同年、汎用ツーリング事業を台湾の世紀貿易グループに譲渡した。2024年10月にはクロダインターナショナル株式会社を吸収合併するなど、グループのスリム化を継続している。

スタンダード市場移行と2025年の創業100周年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行。同年8月、株式会社日本共創プラットフォームと資本業務提携契約を締結した。2023年1月には合弁会社紅忠黒田ラミネーション株式会社を設立。2025年8月、中国子会社を黒田精工(浙江)有限公司に商号変更。2025年9月に創業100周年記念行事を開催し、100年の節目を迎えた。

年表36件を開く

1920年代

  • 1925年1月創業黒田三郎の個人企業として各種ゲージの製造販売のため黒田挾範製作所を創立

1930年代

  • 1935年11月合資会社に改組(資本金20万円)

1940年代

  • 1943年1月株式会社に改組(資本金98万円)
  • 1949年4月創業旧会社の現物出資により現会社設立(資本金460万円)

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場、資本金2億5,000万円に増資
  • 1961年12月商号変更㈱クロダを設立(後に㈱プレシジョンクロダに商号変更)
  • 1965年6月商号変更黒田精工株式会社に商号変更

1970年代

  • 1970年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場、資本金7億5,000万円に増資
  • 1973年3月商号変更黒田興産㈱を設立(後に㈱ファインクロダに商号変更)
  • 1973年5月クロダインターナショナル㈱をエアコンプレッサー、周辺機器製造販売のため設立

1980年代

  • 1984年9月永昇電子㈱に資本参加(連結子会社)
  • 1987年5月ゲージ事業を富津工場に集約し、川崎工場を廃止

1990年代

  • 1993年7月ゲージ事業を㈱プレシジョンクロダに移管
  • 1995年4月㈱ファインクロダに工作機械の生産を移管
  • 1996年12月マレーシアにおいてクロダプレシジョンインダストリーズマレーシア(現連結子会社)を設立
  • 1999年5月パーカー・ハネフィン・コーポレーション(米国)と業務・資本提携
  • 1999年7月資本金を18億7,500万円に増資
  • 1999年10月ツーリングの生産部門を㈱プレシジョンクロダに移管

2000年代

  • 2001年11月中国・浙江省平湖市において平湖黒田精工有限公司を設立(現連結子会社)
  • 2003年10月クロダニューマティクス㈱を設立し、空気圧機器事業を移管 3事業部制へ移行(駆動システム事業部、精機システム事業部、金型事業部)
  • 2004年1月上場大阪証券取引所市場第二部上場廃止
  • 2004年4月M&A㈱プレシジョンクロダを吸収合併 4事業部制へ移行(駆動システム事業部、機器事業部、精機システム事業部、金型事業部)
  • 2006年3月クロダニューマティクス㈱の保有株式の70%をパーカーハネフィングループへ売却
  • 2007年3月M&A㈱ファインクロダを吸収合併 5事業部制へ移行(駆動システム事業部、機器事業部、精機システム事業部、金型事業部、工作機械事業部)
  • 2008年8月かずさアカデミア工場竣工

2010年代

  • 2010年6月韓国黒田精工株式会社(現連結子会社)を設立し営業開始
  • 2010年7月M&A3事業部制へ移行(駆動システム事業部、金型事業部、機工・計測システム事業部) Avingtrans Industrial Products Ltd(買収後にKURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.に商号変更)(英国)の株式を100%取得(現連結子会社)クロダニューマティクス㈱の保有株式全てをパーカーハネフィングループへ売却
  • 2013年8月M&A本店を川崎市幸区堀川町に移転 汎用ツーリング事業を世紀貿易グループ(台湾)に譲渡 平湖黒田捷納泰克商貿有限公司を設立 Euro Group S.p.AとGlue FASTEC ライセンス契約締結 ㈱ゲージング(持分法適用関連会社)の株式を追加取得し連結子会社化する KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.が保有するKuroda Jena Tec UK Ltdの株式全てを売却 平湖黒田捷納泰克商貿有限公司(連結子会社)を清算結了し、平湖黒田精工有限公司に事業を統合 永昇電子㈱を吸収合併

2020年代

  • 2022年2月無錫隆盛新能源科技有限公司とGlue FASTEC ライセンス契約締結
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2022年8月㈱日本共創プラットフォーム(その他の関係会社)と資本業務提携契約締結
  • 2023年1月合弁会社紅忠黒田ラミネーション㈱(持分法適用関連会社)を設立
  • 2024年10月M&Aクロダインターナショナル㈱を吸収合併
  • 2024年11月KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.のグループ会社の資本を再編
  • 2025年8月商号変更平湖黒田精工有限公司から黑田精工(浙江)有限公司に商号変更(現連結子会社)
  • 2025年9月創業創業100周年記念行事を開催

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で641人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は590万円で、9期前と比べて7.2%平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月653
2018年3月647
2019年3月63642.317.1650
2020年3月59942.016.7636
2021年3月52542.317.0617
2022年3月61042.516.9611
2023年3月63842.616.6614
2024年3月59842.416.3645
2025年3月59042.516.364147
2026年3月59042.215.86410

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 4 / 海外 6、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位7)
長野工場 — 長野県北安曇郡池田町5,865百万円
金型システム
かずさアカデミア工場 — 千葉県君津市1,475百万円
駆動システム
旭工場 — 千葉県旭市1,202百万円
駆動システム
富津工場 — 千葉県富津市1,065百万円
機工・計測 システム 駆動システム
金型 システム — マレーシア セランゴール州455百万円
機工・計測 システム — 神奈川県 横浜市都筑区108百万円
本社 — 神奈川県川崎市幸区26百万円
本社業務
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    クロダプレシジョン インダストリーズ(M)(注)2
    マレーシア セランゴール州 · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 海外
    黒田精工(浙江)有限公司(注)2
    中国浙江省 平湖市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    韓国黒田精工㈱
    韓国安養市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD. (注)2,3
    英国 ノッティンガム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Jenaer Gewindetechnik GmbH
    ドイツ テューリンゲン州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KURODA JENA TEC,INC.
    米国 ジョージア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ゲージング
    神奈川県 横浜市都筑区 · 連結子会社
    議決権70.5%
  • 国内
    日本金型産業㈱
    東京都品川区 · 持分法適用会社
    議決権31.1%
  • 国内
    紅忠黒田ラミネーション㈱
    茨城県那珂市 · 持分法適用会社
    議決権20.0%
  • 国内
    ㈱日本共創プラットフォーム(注)5
    東京都千代田区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は195億円営業利益0億円前期と比べると増収減益で、売上が+12.7%、利益が-100.0%。

売上高
+12.7%
195億円
営業利益
-100.0%
0億円
純利益
-150.0%
-1億円
営業利益率
0.0%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高258億円195億円
営業利益8億円0億円
純利益3億円-1億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は46億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+2.2%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q621
2024年1Q4512.22
2024年2Q4424.51
2024年3Q4536.70
2024年4Q512
2025年2Q8844.52
2025年4Q85−1−1.20
2026年2Q86−1−1.21
2026年4Q10910.9−2
2027年1Q46−1−2.20

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は106億円から195億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は0.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
本店を川崎市幸区堀川町に移転 汎用ツーリング事業を世紀貿易グループ(台湾)に譲渡 平湖黒田捷納泰克商貿有限公司を設立 Euro Group S.p.AとGlue FASTEC ライセンス契約締結 ㈱ゲージング(持分法適用関連会社)の株式を追加取得し連結子会社化する KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.が保有するKuroda Jena Tec UK Ltdの株式全てを売却 平湖黒田捷納泰克商貿有限公司(連結子会社)を清算結了し、平湖黒田精工有限公司に事業を統合 永昇電子㈱を吸収合併
2013年3月1062−2
2014年3月121−19
2015年3月134−1−2
2016年3月1343−1
2017年3月13321
2018年3月16153
2019年3月178129
2020年3月15131
2021年3月13341
2022年3月180146
合弁会社紅忠黒田ラミネーション㈱(持分法適用関連会社)を設立
2023年3月227159
クロダインターナショナル㈱を吸収合併
2024年3月18585
創業100周年記念行事を開催
2025年3月173341.72
2026年3月195000.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高195億円のうち、営業利益として残るのは0億円0.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.0%156億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.0%39億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益0.0%0億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
20.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比8.6pt
0.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比7.5pt
-0.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-0.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−6億円、投資CFが−12億円で、差し引きのフリーCFは−18億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は34億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−20−3−1019
2014年3月620−242622
2015年3月3−32025
2016年3月8−8−2023
2017年3月8−3−8519
2018年3月6−44225
2019年3月14−9−4526
2020年3月4−113−722
2021年3月5−93−421
2022年3月22−7−71528
2023年3月13−1411−140
2024年3月4−132−932
2025年3月12−165−433
2026年3月−6−1219−1834

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は292億円。このうち返さなくてよい自己資本が116億円で、自己資本比率は39.2%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1846811635.8
2014年3月1807710341.7
2015年3月1878010741.7
2016年3月172789444.4
2017年3月172809245.8
2018年3月1948710744.1
2019年3月1999010944.6
2020年3月1888810045.8
2021年3月1979310446.4
2022年3月2209812243.6
2023年3月25410714741.4
2024年3月25911714244.5
2025年3月26211614643.5
2026年3月29211617639.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
50億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
176億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中36位あたり、逆に低いのは営業利益率209社中193位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
0.0%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,369で、1年前と比べて+49.4%過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。

¥1,369+0.1%1ヶ月+3.1%1年+49.4%時価総額79億円
過去52週の値幅
安値¥908高値¥1,606

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)23.5倍
PBR0.63倍
配当利回り1.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月28日に1222円まで下落後、8月10日に1442円まで上昇し、その後は1300円前後で推移しています。8月20日時点で25日線(1319.32円)を約0.8%下回り、75日線(1319.39円)とほぼ同水準です。一方、52週高値1606円からは約18%下の水準で、52週安値908円からは約44%上にあります。RSIは59.56と中立圏で、方向感の定まらないレンジ相場です。出来高は7月29日と8月10日、12日に60000株超と増加しましたが、直近は8700株と低水準です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

PERは実績値が欠損のため予想22.4倍を基に判断すると、業界平均23.31倍とほぼ同水準です。PBRは0.64倍と平均1.55倍を大きく下回り、割安感があります。ただし、ROEが1.5%と低く、収益性が悪化しており、直近の純利益も赤字に転じています。配当利回り1.53%は平均2.66%を下回ります。割安なPBRにもかかわらず、業績悪化リスクを考慮すると、現時点の株価はやや割高と判断します。

指標この会社業種平均
PER (予想)23.5倍
PBR0.63倍1.50倍
ROE1.5%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体関連需要の回復に期待が集まる一方、直近の業績は悪化。強気派は、半導体市場の成長や設備投資の回復で需要増加を見込み、来期の売上高増加計画を評価。弱気派は、営業利益ゼロ予想や純損失転落から、需要の持続性に疑問を呈し、業績不振が長期化する恐れを指摘。今後の受注動向とコスト管理が重要。

プラスに働く材料7
  • 需要回復期待

    半導体市場の成長で精密部品需要が拡大見通し

  • 売上増計画

    来期売上高195億円と大幅増収予想

  • 技術力

    精密加工技術で高いシェアを維持

  • 売上高195億円と前期比12.7%増決算発表後影響

    2026/3期の売上高は195億円と173億円から12.7%拡大

  • PBR0.66倍と純資産に対し割安不定影響

    PBRは0.66倍と1倍を大きく下回り、資産価値に比べ割安

  • 株価は1年で45.3%上昇継続影響

    過去1年で株価は45.32%上昇し、市場の関心が高まっている

  • 予想PER23.3倍は黒字転換期待決算発表後影響

    予想PERは23.3倍で、赤字からの脱却を見込んだ評価

マイナスに働く材料7
  • 赤字転落

    来期純利益-1億円と損失予想

  • 業績不安

    営業利益ゼロで収益性が著しく低下

  • 需要変動

    半導体市況の変動で受注が不安定

  • 純利益-1億円と最終赤字転落決算発表後影響

    2026/3期の純利益は-1億円と前期2億円から赤字に転落

  • 営業利益率0%と収益悪化通年影響

    営業利益は0億円、営業利益率は1.73%から0%に低下

  • ROE1.5%と低い資本効率継続影響

    ROEは1.5%と低く、PBR0.66倍の割安は収益力不足を反映

  • 配当利回り1.47%と低水準継続影響

    配当利回りは1.47%と低く、株主還元が魅力的でない

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上動向を予測する重要な先行指標
営業利益率
収益性改善の兆しを確認するため
半導体設備投資動向
主要顧客の投資意欲が需要に直結
在庫水準
需要減速時の在庫調整圧力を評価

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.46%。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
1.46%
いまの株価に対して
配当性向
27.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1028.7
2018年3月1325.015.9
2019年3月25100.016.1
2020年3月15−40.057.4
2021年3月10−33.321.9
2022年3月25150.0
2023年3月4060.017.2
2024年3月35−12.556.3
2025年3月20−42.927.1
2026年3月200.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,967人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.1%を占め、残る46.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他33.928.233.235.037.441.0
事業法人20.019.737.437.237.237.7
金融機関18.721.922.321.418.415.4
外国法人26.428.76.04.05.04.6
自己株式0.10.10.10.10.12.6
証券会社0.91.61.12.21.91.1
外国人個人0.10.10.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本共創プラットフォーム19.76
02黒田 浩史5.31
03株式会社みずほ銀行4.81
04ファナック株式会社3.41
05伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社3.41
06株式会社日本政策投資銀行2.98
07ユーログループ ラミネーションズ エスピーエー(常任代理人 みずほ証券株式会社)2.93
08株式会社横浜銀行2.59
09黒田精工取引先持株会2.26
10三井住友信託銀行株式会社2.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−166%、1株純資産は14期で+774%。直近期のROEは1.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−6234
2014年3月1521,33912.16.26.8
2015年3月−421,38984.7
2016年3月−161,36146.4
2017年3月181,4011.3108.528.7
2018年3月451,5213.152.115.9
2019年3月1551,58010.08.516.1
2020年3月231,5291.529.057.4
2021年3月221,6111.485.821.9
2022年3月991,6946.021.0
2023年3月1601,8509.010.017.2
2024年3月882,0194.515.756.3
2025年3月301,9931.532.827.1
2026年3月−172,049

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額129百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
黒田浩史代表取締役社長67305,118
石井克則専務取締役 金型事業及び 機工・計測システム事業 管掌7122,292
紫波文彦常務取締役 全社営業担当6616,856
荻窪康裕取締役管理本部長637,866
沢尾貴志取締役 駆動システム事業部長531,937
冨山和彦取締役66
稲川文雄取締役651,300
水品朱美取締役681,700
富山勝年常勤監査役60700
米田隆監査役6917,300
井口泰広監査役643,700
市江正彦取締役66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)676219716
監査役1171717
社外取締役415154

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,126字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社7社、関連会社2社で構成されており、当社グループにおけるセグメントの事業内容及び各事業に携わっている関係会社は下記のとおりであります。KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.は2024年9月26日に解散及び清算を決定し、本書提出日時点において清算手続き中であります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 駆動システム・・・・主要な製品は精密研削ボールねじ、転造ボールねじ、ボールねじアクチュエータ、XYステージ、ガイド、ギア等であります。駆動システム製品は当社及びJenaer Gewindetechnik GmbH(ドイツ)が製造販売する他、韓国黒田精工㈱、KURODA JENA TEC,INC.(米国)及び黒田精工(浙江)有限公司が販売を担っております。また、黒田精工(浙江)有限公司においては、ボールねじやボールねじアクチュエータの組立や加工の一部を行っております。 (2) 金型システム・・・・主要な製品は積層精密プレス型、精密金属プレス商品、モーターコア等であります。金型システム製品は当社及びクロダプレシジョンインダストリーズ(M)が製造販売する他、Jenaer Gewindetechnik GmbHにおいてはプレス商品の販売を、黒田精工(浙江)有限公司においては金型のメンテナンス及び金型の販売を行っております。また、一部の製品をグループ会社間でも販売・仕入を行っております。持分法適用関連会社である日本金型産業㈱は製造工具を、紅忠黒田ラミネーション㈱はプレス製品を当社へ納入しております。 (3) 機工・計測システム・・・・主要な製品は保持工具、ゲージ、平面研削盤、超精密鏡面研磨装置、超精密表面形状測定装置、パルスエンコーダ等であります。機工・計測システム製品は当社が製造・販売・コンプレッサーのメンテナンスを行う他、一部を黒田精工(浙江)有限公司において販売、㈱ゲージングにおいて製造・販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 ※1.系統図内では下記のとおり企業名を略して記載しております。 JGWT Jenaer Gewindetechnik GmbH(ドイツ) KJTI KURODA JENA TEC,INC.(米国) 2.平湖黒田精工有限公司は、2025年8月15日に黒田精工(浙江)有限公司に社名を変更いたしました。 3.KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.は清算手続き中のため記載しておりません。
経営方針・対処すべき課題1,929字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、“精密化(PRECISION)”と“生産性の向上(PRODUCTIVITY)”を意味する「P&P」の経営理念の下、「精密技術を通じて、世界の産業の高度化をサポートする」ことを使命として、広く産業社会の進歩に貢献し、お客様・株主・地域社会・社員等の関係者各位との相互の発展に寄与することを目標に活動しております。 また、行動理念としてChallenge & Create(C&C)の精神を掲げ、常に新しい技術と商品・サービスを開発し挑戦し続けること、そして「精密のクロダ」を品質と信頼のブランドとして世界中で確立することを目標としています。 (2)経営戦略及び目標とする経営指標 当社グループでは2026年度~2030年度の5年間を対象とする中期経営計画Vision2030を策定し、精密領域および金型領域の2つの領域で、産業の高度化への対応、未来の産業への対応、環境・社会への対応を進め、成長戦略の実行と収益力の強化、人材育成により企業価値の向上を図ることを掲げ、中期的に営業利益率4%~5%、ROE7~8%を安定的に確保する体制の確立を図ることを目指しております。 各領域のビジョン 精密領域:精密領域のCoE(センターオブエクレセンス) 金型領域:モーターコアのフロントランナー (3)経営環境及び対処すべき課題 世界経済は米中対立による関税障壁の強化や輸出規制の影響に加え、イランでの紛争に伴う原油価格の上昇及び石油関連製品の品不足などによって、製造業にとってかつてない複雑な環境下にあります。こうした情勢の中、当社は調達戦略を見直し、事業活動に不可欠な部材の安定的調達に努めます。 また不透明な環境下でも着実に利益を生み出せる体質への転換を目指し、以下の諸課題への対応に注力してまいります。 駆動システム事業では、直近の受注急増に対応すべく生産効率の改善を図りながら増産に努めます。同時に、半導体市況の変動リスクを分散するため、顧客ポートフォリオの見直しを行うとともに非半導体分野の顧客基盤の強化を推進していきます。また、収益の重荷となっているドイツ子会社については抜本的対策を講じるべく検討を進めます。金型システム事業では、今年販売開始を予定しているモーターコアの大型量産プロジェクトの円滑な立ち上げに注力するとともに、将来的な技術的優位性の維持のための研究開発を積極的に推進していきます。同時に、競合が激化する中国市場において、現地子会社の試作体制およびリードタイムの短縮を加速させ、中国での受注拡大を目指します。機工・計測システム事業では、新製品の販売拡大に注力するとともに、事業運営の効率化をさらに推進することにより、収益性の高い事業モデルへの転換を図ります。 また、急速に進歩するAIやデジタル技術を取り込んで、技術開発から製造現場までの業務プロセスの省人化とスピードアップを推進することにより、①収益力強化、②技術力強化、③顧客関係強化を実現し、それぞれの事業において世界的に「ニッチ・トップ」となることを目指します。 ESG経営の着実な実行にも注力します。2050年度の「カーボンニュートラル」達成に向けたロードマップに基づき、工場のエネルギー転換および再エネ導入を継続的に推進します。また、高効率モーターコアや省エネ性能の高いアクチュエーター・工作機械等の低炭素社会に貢献する製品の提供に加え、他工法に比べてCO2排出量の少ないGlue FASTEC®でのモーターコア生産により、地球温暖化対策に貢献してまいります。 人的資源の活用面では、DX時代を牽引する人財の育成に加え、女性管理職の登用、高齢者雇用、働き方改革を推進します。社員一人ひとりが高い意欲を持って働ける環境を整えることが、当社の競争力の源泉であるとの認識のもと、人事制度の継続的な改善に取り組んでまいります。 また、グループ全体のガバナンス向上に向けた取り組みの一環として、2026年5月に報酬委員会を設置しました。また、中期経営計画Vision2030の中に前述の経営改善に向けた施策を含めることによって着実に収益性を高め、企業価値の向上を図ることにより、PBR1倍割れの状況を脱したいと考えております。加えて、IR活動の内容を更に充実させ、積極的に情報発信をしながら株主の皆様との対話を緊密にしてまいります。
事業等のリスク2,819字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項には、以下のようなものがあります。以下の項目は当社グループの事業展開上リスクとなる可能性があると考えられる主な要因を記載しております。 なお、文中における将来に関する事項に関しては、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)販売市場について 当社グループ主力商品の販売先は、特定業種への依存度が高いものが多くあります。ボールねじおよび精密測定装置については当社の精密技術を評価頂いている半導体製造装置・各種分析関連装置分野および電子・デバイス分野、金型システムと要素機器については自動車業界、工作機械においては金型関連業界等であります。当社グループとしては販売先市場の多様化に努めてまいりますが、このような特定業種への依存は、当該業種の景気変動や、大きな技術革新等の動向によって、当社グループの経営成績・財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 また、顧客の海外生産への移行や新興国メーカーの市場占有率増加に対応して、当社グループは海外販売体制の強化等によって市場の海外移転に対応する努力を重ねておりますが、その動きが予想を超えて加速した場合は、当社グループの経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)生産体制について 当社グループ製品の多くは、顧客からの個別仕様による受注請負型製品であります。そのため、在庫の陳腐化による不良在庫のリスクは少ない反面、急速に進みつつある短納期化の流れに対し、顧客動向の把握と短納期生産体制の確保ができない場合には受注が低下し、経営成績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)技術力、製品開発力、研究開発力について アジア諸国の技術力の急速な進化により、日本全体の製造業の技術力は急速にその差を縮められつつあり、当社グループもこの例外ではありません。また、製品寿命も極端に短くなる傾向にあり、開発期間の短縮が必須となっています。今後、当社グループがこのような業界と市場の変化を十分に予測できず、魅力ある新製品をタイムリーに市場に提供できない場合には将来の成長と収益性を低下させ、経営成績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)関係会社について 当社は、収益基盤の多様化を進めるため複数の関係会社を有しております。これらの関係会社は、経済環境の変化や予測できない費用の発生等の影響により、当社グループが計画したとおりの成果が得られる保証はなく、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、連結財務諸表において各関係会社の業績は反映されておりますが、関係会社各社の業績によっては、個別財務諸表において関係会社に対する債権の貸倒れ及び関係会社株式の評価損が認識される可能性があります。 (5)固定資産の減損について 当社グループは、有形固定資産等を保有しておりますが、これらの資産については減損会計を適用し、当該資産から得られる将来キャッシュ・フローによって資産の帳簿価額を回収できるかどうかを検証しており、減損処理が必要な資産については適切に処理を行っております。しかし、将来の経営環境の変化等により将来キャッシュ・フロー見込額が減少した場合には、追加の減損処理により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)災害による影響について 当社グループは、設備機械及び人材の有効活用を図り、生産性を向上させることを目的とし、一品種一工場生産または一業種一工場生産を行っていますが、ひとつの工場が存在する地域で、大規模な地震、風水害等操業を中断せざるを得ない事象が発生した場合、当該工場で製造する品種または業種の生産能力が著しく低下する可能性があります。 (7)国際活動および海外進出について 当社グループは、アジアにおいては、大韓民国、中華人民共和国及びマレーシアに、欧米においては英国、ドイツ及び米国に海外事業拠点を有しております。これらの地域における事業は、以下に挙げるようないくつかのリスクが存在します。 ①予期しない法律または規制の変更 ②不利な政治または経済要因 ③税制変更の可能性による影響 ④テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱 ⑤為替レートの変動 これらの事象が発生した場合は、当社グループの経営成績、財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)人材について 当社グループ製品の製造は、高精度な加工・計測技術が基本となっており、それを支えるのは永年の経験を有する優秀な技術者・技能者群であります。この技術・技能の継承は会社にとっての重要課題であり、当社グループにおいても継承の努力を重ねてまいりますが、近年の優秀新卒者の製造業への就職者数の減少や、社員の高齢化・退職により、当社グループにおける技術・技能の継承がスムーズに行われない場合には、将来の成長、経営成績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 (9)保有有価証券について 当社グループは長期保有を目的とした市場性のある株式を保有しておりますが、今後全般的に大幅な株価下落が続く場合には、当該株式に減損または評価損が発生し、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼすとともに自己資本比率の低下を招く恐れがあります。 (10)繰延税金資産について 当社グループは、将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を判断して貸借対照表上に計上しております。将来の課税所得が、当初の計画どおり得られない場合には、評価性引当額を計上することにより、繰延税金資産を減額することになり、その結果、当社グループの当期純利益に影響を与える可能性があります。 (11)財務制限条項について 当社が、金融機関と締結しているコミットライン契約において、財務制限条項が定められており、当社業績が低迷し、純資産の減少額が定められた限度を超えた場合に、財務制限条項に抵触する場合があります。この場合、借入金の期限の利益喪失事由にあたり、借入金の即時返済を求められる等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)製品の品質にかかるリスクについて 当社グループは製品の品質には細心の注意を払っています。しかしながら、当該製品の不具合等による販売停止及び製品回収あるいは損害賠償等が当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (13)関税や輸出規制等の貿易に関わるルールの変更のリスク 米国追加関税や中国のレアアース(希土類)の輸出規制等の貿易ルールの変更は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,306字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の概要 当連結会計年度における日本経済および世界経済は、地政学リスクや通商環境の変化に翻弄されつつも内需や新技術への投資に下支えされた一方で、継続的な物価上昇や中東情勢による原材料・エネルギー価格の高騰など先行き不透明な状況で推移しました。 こうした状況下、当社グループの受注高は、世界的EVシフトの減速の影響を受けた一方で、金型システムにおける新プロジェクト関連設備に加え、昨年末以来駆動システム事業の受注が急回復したことにより20,749百万円(前期比2,510百万円、13.8%増)となりました。売上高については、中国のレアアース(希土類)磁石の輸出規制によりモーターコアの生産への影響があったものの、金型システムにおける新プロジェクト関連設備及び工作機械部門の売上が増加したこと等により19,501百万円(前期比2,217百万円、12.8%増)となりました。 利益面に関しては、駆動システムおよび金型システムセグメント内の品種構成差により利益率が低下したことや減価償却費が増大したことに加え、ドイツ子会社の赤字が拡大したことが影響し、営業利益は32百万円(前期比278百万円、89.5%減)、経常利益は11百万円(前期比408百万円、97.3%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、投資有価証券売却益286百万円を特別利益として計上したものの業績低迷が続くドイツ子会社に関連する固定資産の減損損失207百万円及び構造改革費用240百万円を特別損失に計上したこと等により96百万円の損失(前期は親会社株主に帰属する当期純利益172百万円)となりました。 セグメントの業績は以下のとおりです。 なお、下記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて表示しております。 ○ 駆動システム 当セグメントでは、半導体・液晶関連装置市場向け商品等の受注が昨年末以来急回復したことにより受注高は7,765百万円(前期比1,425百万円、22.5%増)となりました。売上高については黒田精工単体が増収となったものの、欧米子会社の減収の影響から、6,480百万円(前期比108百万円、1.7%増)に留まりました。 損益面では、黒田精工単体は増収及び経費の削減で増益となったものの、欧米子会社の損益悪化により、営業損失186百万円(前期は営業損失125百万円)となりました。 ○ 金型システム 当セグメントでは、世界的なEVシフト減速の影響を受け、車載用モーター金型の受注が減少したものの、現在進行している新プロジェクト関連設備等の受注が寄与し受注高は8,855百万円(前期比396百万円、4.7%増)となりました。売上高は、車載用モーターコア金型および家電用モーターコアが減少したことに加え、中国のレアアース(希土類)磁石の輸出規制により当該部品を使用する車載用モーターコアが減少した一方で、新プロジェクト関連設備等の関連会社向け売上が大きく寄与したこと等により、9,139百万円(前期比1,572百万円、20.8%増)となりました。 損益面においては、相対的に利益率の高い商品の売上が減少した一方で、利益率の低い関連会社向け設備が増加したことに加え、設備償却費が増加したこと等から、営業利益は49百万円(前期比530百万円、91.4%減)となりました。 ○ 機工・計測システム 当セグメントでは、受注高は上期における精機商品の大口受注に加え要素機器の受注増加等があり、4,152百万円(前期比695百万円、20.1%増)となりました。売上高については、工作機械を中心にシステム部門の売上が増加したこと等により3,905百万円(前期比543百万円、16.2%増)となりました。 損益面では、増収効果とシステム部門の利益率の改善、国内子会社の増益等により営業利益は176百万円(前期は営業損失103百万円)となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は29,203百万円となり、前連結会計年度末と比較して3,043百万円増加しました。これは主に売掛債権の増加等により流動資産が1,469百万円、有形固定資産の増加等により固定資産が1,574百万円増加したことによるものです。 負債合計額は17,576百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,999百万円増加しました。これは主に短期借入金の増加等により流動負債が1,065百万円、長期借入金の増加等により固定負債が1,934百万円増加したことによるものです。 また、当連結会計年度末の純資産は11,626百万円となり、前連結会計年度末と比較して44百万円増加しました。これは主に配当金の支払い等により株主資本合計が373百万円、及び非支配株主持分が28百万円減少した一方、その他有価証券評価差額金の増加等によりその他の包括利益累計額合計が446百万円増加したことによるものです。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に対し70百万円増の3,360百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、減少した資金は614百万円(前年同期は1,226百万円の増加)となりました。これは売上債権の増加885百万円、仕入債務の減少377百万円等により資金が減少した一方、減価償却費1,228百万円、固定資産圧縮損258百万円等により資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は1,228百万円(前年同期は1,643百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産等の取得1,915百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、増加した資金は1,874百万円(前年同期は468百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入2,545百万円等により資金が増加した一方、長期借入金の返済1,311百万円等により資金が減少したことによるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 駆動システム(千円)   6,771,406   5.5 金型システム(千円)   10,105,045   27.4 機工・計測システム(千円)   3,764,565   9.3 合計(千円)   20,641,017   16.0 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 駆動システム   7,765,572   22.5   2,410,100   114.2 金型システム   8,855,829   4.7   3,325,782   △0.7 機工・計測システム   4,152,584   20.1   1,403,948   21.4 調整額   △24,106   -   -   - 合計   20,749,879   13.8   7,139,830   26.8 (注)金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 駆動システム(千円)   6,480,848   1.7 金型システム(千円)   9,139,567   20.8 機工・計測システム(千円)   3,905,508   16.2 調整額(千円)   △24,106   - 合計(千円)   19,501,818   12.8 (注)相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、当該割合が100分の10を超えている相手先が無いため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、以下のとおりであります。 ・売上高 駆動システム事業については、主要顧客である半導体・液晶関連装置向け市場は、受注が昨年末以来急回復したものの売上への影響額は限定的であったこと、また欧米の子会社の売上が減少したことにより売上高は増加したものの微増に留まりました。 金型システム事業については、車載用モーターコア金型及び家電用モーターコアが減少したことに加え、中国のレアアース(希土類)磁石の輸出規制により当該部品を使用する車載用モーターコアが減少した一方で、新プロジェクト関連設備等の売上が大きく寄与したこと等により売上高は増加しました。 機工・計測システム事業については、工作機械を中心にシステム部門の売上が増加したことにより売上高は増加しました。 以上の結果、売上高は19,501百万円となり、前連結会計年度に比べ12.8%の増収となりました。 各セグメント別においては下記のとおりです。 駆動システム6,480百万円(1.7%増)、金型システム9,139百万円(20.8%増)、機工・計測システム3,905百万円(16.2%増)と全事業において増収となりました。 ・売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価については、全社を挙げて生産性向上と収益改善活動に取り組んだものの、原価率の高い関連会社向け新プロジェクト関連設備の売上が大きく売上に寄与したことに加え駆動製品のプロダクトミックス等の影響により当連結会計年度の原価率は80.0%と前連結会計年度に比べ3.7ポイント増加しました。 販売費及び一般管理費については、売上高増加に伴い「運賃荷造費」「輸出諸掛」等が増加したことにより3,858百万円と前連結会計年度に比べ73百万円増加いたしました。 ・営業損益 以上の結果、営業利益は32百万円と前連結会計年度に比べ89.5%の減少となりました。 ・営業外損益及び経常損益 営業外収益は「為替差益」が増加したものの「補助金収入」「受取補償金」が大きく減少したことから311百万円(前期比133百万円減)、営業外費用は「支払利息」が増加したものの「補償金原価」等減少したことにより333百万円(前期比3百万円減)の結果、経常利益は11百万円となり、前連結会計年度に比べ97.3%の減少となりました。 ・特別損益 特別利益として「投資有価証券売却益」を286百万円、「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業補助金」に基づく「補助金収入」276百万円を計上した一方、特別損失として上記「補助金収入」のうち固定資産取得に該当する部分について、取得価額から直接減額する圧縮記帳処理を行い、「固定資産圧縮損」258百万円計上、また当社の連結子会社であるドイツのJenaer Gewindetechnik GmbH (以下JGWT) の業績不振の継続により営業損失が拡大している状況を鑑み「減損損失」207百万円、「構造改革費用」240百万円を計上しております。その結果、税金等調整前当期純損失は143百万円(前期は税金等調整前当期純利益402百万円)となりました。 ・親会社株主に帰属する当期純損益 税金等調整前当期純損失から法人税等合計△50百万円と非支配株主に帰属する当期純利益3百万円を控除した親会社株主に帰属する当期純損失は96百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益172百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに財源及び資金の流動性についての分析 ・キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローにより減少した資金は614百万円(前年同期は1,226百万円の増加)、投資活動によるキャッシュ・フローにより減少した資金は1,228百万円(前年同期は1,643百万円の減少)、財務活動によるキャッシュ・フローにより増加した資金は1,874百万円(前年同期は468百万円の増加)となり、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,360百万円となり前連結会計年度末に比較し70百万円の増加となりました。 ・資金需要 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料・外注加工費の仕入れのほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、主に設備投資によるものであります。 ・資金の調達と流動性 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は、金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。当連結会計年度末における借入及びリース債務を含む有利子負債の残高は10,576百万円となり前連結会計年度末に比較し、3,024百万円の増加となりました。 ③重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 なお、連結財務諸表の作成のための重要な会計基準等は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載されているとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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