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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

キクカワエンタープライズ

KIKUKAWA ENTERPRISE,INC.6346 · Standard · 機械

木工機械の専業メーカー。建築・木工用の加工機械を主力に、金属加工用の工作機械も手掛ける。

概要

キクカワエンタープライズは三重県伊勢市に本社を置く産業機械メーカーである。木工機械と工作機械の製造・販売を主力とし、2025年3月期の売上高は55億円、営業利益率は18.5%と高水準を記録した。従業員数189人、自己資本比率87.2%と財務体質は堅固。2026年3月期は減収減益を見込むが、依然として10%超の営業利益率を維持する。

収益力と堅固な財務体質

当社の収益構造は高い営業利益率が特徴である。2025年3月期の営業利益は10億2421万円(営業利益率18.5%)、当期純利益7億4388万円を計上した。2026年3月期は売上高38億5901万円(前年比30.3%減)、営業利益3億7777万円(同63.1%減)と減益となったが、営業利益率は9.8%と二桁を維持した。財政面では総資産148億118万円、自己資本129億33万円、自己資本比率87.2%と極めて高い。キャッシュ・フローは営業活動で9億1077万円の資金を得て、投資活動に5億7426万円、財務活動に2億1278万円を使用し、現金同等物は45億3840万円に増加した。配当性向は高く、株主還元を重視する姿勢を示している。

38の国と地域への輸出と国内市場

グループ構成は単一セグメントで、子会社等の記載はない。本社機能と国内営業拠点の充実を図るとともに、社外ネットワークの強化も課題としている。従業員数189人と小規模ながら、研究開発や設備投資を積極化し、120年を超える技術継承を基盤に持続的成長を目指す。

業界の中での役割は木工機械・工作機械メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
39億円
営業利益
4億円
営業利益率
10.3%
純利益
3億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
木工機械21億円55.3%
工作機械17億円44.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01木工機械主力

丸太を建築用・木工用の角材・板材に加工する機械、および二次加工用機械を製造・販売。販売高比率は過半を占めるが、工場設備投資の動向に左右される。

主な製品・サービス2
製材機械
丸太を角材・板材に挽くための機械。
二次加工機械
角材・板材・合板などを製品に加工するための機械。

02工作機械準主力

鉄・非鉄金属、新素材などを加工する機械を製造・販売。自動車産業などの設備投資動向に連動する。

主な製品・サービス1
金属加工用工作機械
金属材料を切削・研削などで加工するための機械。

製品と技術

受注実績と輸出先の多様化

2026年3月期の受注実績は、総受注高40億4794万円(前期比6.4%増)、受注残高21億2966万円(同9.7%増)と増加した。輸出受注は8億8434万円で総受注の21.8%を占め、主な輸出先は中国、台湾、ベトナムである。工作機械の輸出受注は8億2708万円と全体の93.5%を占め、輸出が工作機械の成長を牽引している。一方、木工機械の輸出受注は5725万円と小幅で、国内中心の事業構造である。経営方針では新たな海外販売市場の開拓と海外販売・据付体制の強化を掲げており、今後は輸出比率の更なる向上が期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

機械大手の中で小型ニッチ、内需依存

キクカワエンタープライズは産業機械・環境機器を手掛けるが、売上高は55億円前後と同業の日本製鋼所や三浦工業と比べて大幅に小さい。直近2026年3月期は売上39億円と減少しており、営業利益率も10.26%と低下した。業界内では1社で複数事業を抱える総合機械大手に対し、同社は特定分野への特化が強みだが、規模拡大の壁に直面している。ライバルである日本ドライケミカルやGMSグループも同様の規模感だが、同社は技術力で一定の地位を築いている。しかし、国内需要に依存しており、海外展開や新製品開発が急務である。

強み

  • 環境・機械分野で独自技術を持ち、大手が参入しにくいニッチを開拓。
  • 規模が小さいながら営業利益率は10%超、高収益を維持。
  • 特定業界向け製品で実績を積み、顧客からの信頼が厚い。
  • 小規模組織で意思決定が速く、顧客ニーズに即応できる。

課題

  • 直近で39億円と前年から30%減、需要減少や受注低迷が課題。
  • 売上規模が小さく、研究開発投資や海外展開に資金制約。
  • 日本製鋼所や三浦工業など大手が同分野に参入し、シェア奪取の恐れ。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字がキクカワエンタープライズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16466TVE93億円8.6倍
26338タカトリ90億円34.6倍
36402兼松エンジニアリング89億円7.6倍
46391加地テック82億円10.9倍
57726黒田精工79億円
66346キクカワエンタープライズ75億円21.2倍
76428オーイズミ74億円12.4倍
86158和井田製作所73億円24.6倍
96166中村超硬73億円26.4倍
106267ゼネラルパッカー72億円9.6倍
116433ヒーハイスト68億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

2010年代の売上高変動と高利益の記録

有価証券報告書に記載された財務数値から、2010年代の業績変動を読み取れる。2013年3月期の売上高は35億円、当期純利益5億円だった。2015年3月期には46億円に増加したが、2016年3月期は44億円とやや減少。2017年から2018年にかけて40億円前後で安定した後、2019年3月期に74億円と大きく跳ね上がり、純利益も15億円に達した。これは何らかの大型受注や好況があったと推測されるが、公表資料に具体的事由の記述はない。2020年3月期には49億円に減少し、その後41〜45億円で推移した。この時期は新型コロナウイルス感染症の影響があった可能性があるが、開示情報からは断定できない。

2025年3月期の高収益とその後の急減

2025年3月期は売上高55億3370万円、営業利益10億2421万円と近年で最高益を記録した。営業利益率は18.5%に達し、当期純利益7億4388万円も高水準だった。しかし2026年3月期は売上高38億5901万円(前年比30.3%減)、営業利益3億7777万円(同63.1%減)と大幅に減収減益となった。要因は木工機械の大型プラント受注減少である。生産実績では木工機械の生産金額が前期比66.1%減と急減し、工作機械が19.9%増で補ったものの、全体では45.9%減となった。2027年3月期の業績予想は公表されていないが、経営環境は住宅着工の長期低迷と工作機械の需要拡大が引き続き影響する見込みである。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    技術力強化と製品競争力向上

    木工機械分野では再生可能資源である木材の利用拡大に対応し、デジタル化・省人化など顧客ニーズの変化に対応した技術開発を推進。工作機械分野では人手不足や人件費上昇への対応として自動化・省人化の設備投資需要を取り込み、AIなどの先端技術への活用可能性も追求する。

  2. 02

    DX推進と生産性向上

    新型設備の導入やデジタル投資を積極的に推進し、効率的かつ高度な工場運営体制を構築。社内システムの見直しによりDXを意識した業務改善を行い、生産性を向上させる。

  3. 03

    サプライチェーン多極化への対応

    効率重視から戦略的な在庫確保や供給網の多極化への転換に対応し、コスト増を価格転嫁しながら高い付加価値を創出する。円安による輸出優位性を活かしつつ、エネルギー・原材料価格高止まりへの対応を図る。

  4. 04

    持続的成長基盤の構築

    120年以上の技術・技能の継承と向上を進め、社外ネットワークを強化。SDGsやESGの観点から国産材利用拡大の研究を行う。社員の待遇改善や地域教育機関とのネットワーク拡充による人材採用強化、働き方改革を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で189人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は558万円で、9期前と比べて7.2%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は19.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月183
2018年3月182
2019年3月60139.318.0185
2020年3月55639.818.3183
2021年3月50839.718.3185
2022年3月50440.319.0183
2023年3月55040.719.3185
2024年3月58640.619.2187
2025年3月65840.919.4184543
2026年3月55841.419.8189212

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社及び工場 — 三重県伊勢市1,051百万円
東京営業所 — 東京都港区766百万円
名古屋営業所 — 名古屋市西区25百万円
大阪営業所 — 大阪市西区17百万円
九州営業所 — 福岡市東区8百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は39億円営業利益4億円前期と比べると減収減益で、売上が-29.1%、利益が-60.0%。

売上高
-29.1%
39億円
営業利益
-60.0%
4億円
純利益
-57.1%
3億円
営業利益率
10.3%
前期比 -7.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高45億円39億円
営業利益5億円4億円
純利益4億円3億円
1株あたり配当¥120¥120

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は5億円、営業利益は−1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−16.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q143
2024年1Q6−1−16.70
2024年2Q1300.00
2024年3Q12216.71
2024年4Q245
2025年2Q18316.72
2025年4Q37718.95
2026年2Q18211.12
2026年4Q2129.51
2027年1Q5−1−20.0−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は35億円から39億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は10.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3525
2014年3月3000
2015年3月465
2016年3月444
2017年3月415
2018年3月404
2019年3月7415
2020年3月495
2021年3月456
2022年3月423
2023年3月414
2024年3月556
2025年3月551018.27
2026年3月39410.33

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高39億円のうち、営業利益として残るのは4億円10.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金59.0%23億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金30.8%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.3%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
41.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
10.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.7pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.2pt
2.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが9億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは3億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は45億円で、売上の13.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−100−113
2014年3月2−20013
2015年3月4−60−211
2016年3月3−1−1212
2017年3月30−1315
2018年3月106−11630
2019年3月12−7−2534
2020年3月5−1−2435
2021年3月20−1236
2022年3月114−41548
2023年3月7−1−2652
2024年3月4−5−2−149
2025年3月1−4−2−344
2026年3月9−6−2345

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は148億円。このうち返さなくてよい自己資本が129億円で、自己資本比率は87.2%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月92722077.9
2014年3月92712177.1
2015年3月103772674.3
2016年3月98791980.6
2017年3月101841783.2
2018年3月113892478.7
2019年3月1271002779.0
2020年3月1191021785.6
2021年3月1251081786.2
2022年3月1261081885.8
2023年3月1331102383.1
2024年3月1451172880.7
2025年3月1451232284.6
2026年3月1481291987.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
84億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
111億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
19億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率209社中12位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中203位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.6%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
87.2%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-29.1%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,700で、1年前と比べて-8.1%過去52週の値幅のなかでは12%の位置にある。

¥5,700-0.2%1ヶ月-1.7%1年-8.1%時価総額75億円
過去52週の値幅
安値¥5,500高値¥7,160

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.2倍
PER (会社予想)19.7倍
PBR0.53倍
配当利回り2.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で株価は+2.29%と小幅上昇。25日移動平均線(5766.8円)を+0.6%上回り、75日線(5795.2円)を+0.1%下回る水準に位置。52週高値(7160円)からは19%下落、52週安値(5500円)からは+5.5%回復。出来高は概ね100〜800株と低水準で、上放れの材料に乏しい。RSIは43.75と中立圏で、方向感の出にくい状態。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは21.59倍と業界平均23.75倍をやや下回るが、PBRは0.5463倍と平均1.59倍を大幅に下回り、資産価値に対して割安。一方、ROEは2.59%と低く収益性が課題で、業界平均も不明だが、機械セクターの平均ROEと比べても低水準。配当利回りは2.07%と平均2.65%を下回り、配当性向は37.2%と安定。2025年3月期に増益したが、2026年3月期は減収減益が見込まれる。全体的にバリュエーションは割安感があるが、収益力低下を考慮するとほぼ妥当圏内。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.2倍22.7倍
PER (予想)19.7倍
PBR0.53倍1.50倍
ROE2.6%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、小型ながら高収益なビジネスモデルの持続性と、市場規模の限界。強気派は、独自技術による高い利益率と安定した需要を評価する。弱気派は、売上規模が小さく成長性に欠けること、2026年3月期の減収減益予想を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高収益モデル

    営業利益率18%と非常に高く、効率的な事業運営ができている。

  • 独自技術

    木材加工分野での特許やノウハウがあり、競争優位性がある。

  • 安定需要

    木工機械は住宅や家具需要に支えられ、一定の需要が見込める。

  • 予想PER20.1倍への改善期待決算発表後影響

    実績PER21.59倍から20.1倍へ改善、営業利益4億円を底に増益転換が視野

  • PBR0.5463倍の解散価値下回り継続影響

    時価総額77億円に対し純資産は約141億円、PBR0.55倍は下値が堅い

  • 売上55億円維持からの需要回復通年影響

    2025/3期は売上55億円・営業利益10億円を確保し、反動減後の需要回復余地

  • 配当利回り2.07%と還元維持次回株主総会影響

    純資産約141億円に対し配当利回り2.07%、還元維持なら株主還元は安定

マイナスに働く材料7
  • 市場規模の限界

    ニッチ市場のため、売上高100億円超への成長は難しい。

  • 業績の減速

    2026年3月期は減収減益見込みで、成長が鈍化している。

  • 需要依存

    木材加工需要の変動に業績が左右されやすい。

  • 売上39億円への急減通年影響

    2026/3期売上39億円は前期比29%減、営業利益4億円と半減以下

  • 営業利益率の大幅悪化決算発表後影響

    営業利益率18.18%→10.26%と約8ポイント低下

  • ROE2.59%とPBR0.5463倍の低迷継続影響

    ROE2.59%では資本コストに届かず、PBR0.55倍がさらに割り込む

  • 時価総額77億円で売りが出やすい不定影響

    株価1年で-2.32%、出来高の少なさで需給が悪化しやすい

次の決算で確かめる点
受注高
市場需要の動向と将来の売上を測るため。
営業利益率
高収益体質が維持されているか、競争激化の兆候を見る。
新製品売上比率
技術開発の成果と市場受容性を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり120で、前期から44.4%いまの株価に対する利回りは2.11%。

年間配当
¥120
1株あたり
配当利回り
2.11%
いまの株価に対して
配当性向
37.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月6015.9
2018年3月50−16.714.7
2019年3月143186.014.0
2020年3月90−37.123.3
2021年3月17088.935.5
2022年3月125−26.545.9
2023年3月1250.040.3
2024年3月16028.031.2
2025年3月18012.529.3
2026年3月100−44.437.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥120

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ627人。区分でいちばん多いのは個人・その他56.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.7%を占め、残る61.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他48.949.250.749.748.256.6
事業法人24.124.726.126.329.722.0
金融機関19.319.318.117.617.216.7
自己株式3.44.35.55.35.15.2
外国法人6.16.24.45.14.03.8
証券会社1.60.60.71.30.90.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01木戸 修6.74
02光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社6.06
03菊川 厚5.00
04UHPartners2投資事業有限責任 組合無限責任組合員株式会社 UHPartners24.47
05株式会社百五銀行4.17
06株式会社平安コーポレーション4.17
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(注)2.95
08株式会社三十三銀行2.88
09菊川 博史2.58
10INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人:インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-08
    光通信株式会社
    新規の大量保有報告
    7.12%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+641%、1株純資産は14期で+1767%。直近期のROEは2.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月365706.35.58.3
2014年3月−0567
2015年3月376126.08.416.2
2016年3月306304.87.516.6
2017年3月386665.77.915.9
2018年3月3397,0744.810.014.7
2019年3月1,2148,13414.96.014.0
2020年3月3868,2784.79.023.3
2021年3月4788,7425.68.935.5
2022年3月2738,8193.115.445.9
2023年3月3109,1473.512.140.3
2024年3月5129,6965.49.331.2
2025年3月61410,1296.29.729.3
2026年3月26810,6522.624.037.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額168百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
菊川厚取締役社長(代表取締役)6466,000
菊川博史取締役副社長(代表取締役)7334,000
出口行男常務取締役 事務部門担当795,000
髙橋正和取締役 開発設計部長712,000
一色隆則取締役 執行役員661,000
小林和浩取締役 製造部長611,000
菊川慶一取締役 営業部長3520,000
倉井有子取締役(常勤監査等委員)71
柳谷剛取締役(監査等委員)66
青木利公取締役(監査等委員)66
森島豊彦取締役 貿易部長58
中村元昭取締役 総務部長58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)790461715222
取締役(社内)1731111
社外取締役44151

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容298字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の事業は木工機械及び工作機械の製造販売を主要業務としております。 なお、当社は単一セグメントのため、機種別に記載しております。 これらの販売高の割合は下表のとおりであります。 生産品目   製品の説明   販売高比率(%) 第144期   第145期 木工機械   丸太を建築用、木工用などの角材、板材、小割材に加工する機械及び角材、板材、小割材、合板、繊維板、合成樹脂などを製品に二次加工する機械をいう。   76.0   55.4 工作機械   鉄、非鉄金属、その他新素材などを加工する機械をいう。   24.0   44.6 計       100.0   100.0
経営方針・対処すべき課題1,810字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営方針 事業活動を通して企業価値を向上するためには、株主貢献はもちろんの事ですが、「稼ぐ力」を養うための適切な投資を行うと共に、ものづくり企業である当社の「ブランド」価値を創造することを基本方針として、顧客・取引先・従業員・地元地域の皆様などと密接に連携を取り、当社が如何に社会に良き影響を与えられるかを、上図のように多面的に考慮する必要があると思っております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、通期決算発表の場において、次期の業績予想として売上・利益目標を掲げた上で、四半期毎にその進捗を管理しながら、株主還元策の根幹をなす配当予想を随時見直して行く事が、企業価値をより正確に表現すると共に株主価値を向上させる上でも重要であると認識しており、その達成を社内外において共有しうる重要な経営指標としております。 また、経営方針を達成するために、社内で安全衛生方針・品質方針・内部統制方針を定め、部署別並びに個人別にそれぞれ目標設定をした上で、毎月開催するマネジメントレビューにて進捗管理しながら、問題点の継続的改善に取り組む体制を構築しております。 (3)会社の経営環境及び優先的に対処すべき課題 今後の経営環境につきましては、世界各国で起こっている紛争の行方が見通せず、それに伴うエネルギー・物流網の構造的な脆弱性に対応するためには、効率重視のサプライチェーンから、戦略的な在庫確保や供給網の多極化への転換が、我が国の産業界においての優先課題となると思われます。 また国内の物価高と賃金上昇のサイクルが定着する中、コスト増を価格へ転嫁し、いかに高い付加価値を創出できるかが問われます。円安による輸出の優位性は一定程度残るものの、エネルギーや原材料価格の高止まりが利益構造を圧迫する懸念があります。 木工機械におきましては、人口減少・建築コストの高騰・金利上昇等による住宅着工数の長期低迷が当面の懸念材料であります。一方で、再生可能資源である木材は、住宅分野に留まらず、公共建築物や社会インフラ分野への利用拡大が期待されており、当社の技術力の強みを追求するとともに、デジタル化・省人化など、お客様のニーズの変化に対応した技術開発を推進して参ります。 また、工作機械におきましては、人手不足や人件費上昇への対応として、生産設備の自動化・省人化に対する設備投資需要の拡大が見込まれております。また、AIをはじめとした先端技術分野における当社製機械の活用可能性についても追求して参ります。 さらに、中長期的な成長と企業価値向上に向け、新型設備の導入やデジタル投資を積極的に推進し、効率的かつ高度な工場運営体制の構築を進めて参ります。加えて、市場ニーズや先端技術への対応を見据えた研究開発活動を推進し、更なる製品競争力の向上に努めて参ります。 また、120年を超えて積み上げてきた技術・技能の継承と更なる向上を図りながら、当社の考え方に共鳴いただける社外ネットワークの強化にも取り組み、持続的な成長基盤の構築を進めて参ります。 なお、上記の様な経営環境の中、当社としては以下の点などが重要な事項であると認識しており、それぞれの実現に向けた検討を随時行っております。 ・顧客訪問や展示会開催を通じた業界情報収集と顧客ニーズの把握 ・株主や取引先などの皆様との積極的な対話と経営層への情報循環 ・SDGsやESGの観点から国産材の利用拡大に関わる研究 ・AIなどの新しい先端技術をいち早く製品に取り入れる為の研究開発 ・国際的な製品競争力を向上するための積極的な設備投資 ・生産性を上げるためのDXを意識した社内システムの見直し ・販売体制を支える本社機能並びに国内営業拠点の充実 ・新たな海外販売市場の開拓と海外販売・据付体制の強化 ・社員のモチベーションをより強く引き出す為の待遇改善 ・人材採用を行うための地域教育機関とのネットワーク拡充 ・働き方改革やテレワーク推進に伴う業務改善ソフトの導入 ・研究棟設立に伴い、新規技術の開発強化 ・厳格な輸出管理規制の策定
事業等のリスク1,044字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況・経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、主に以下のようなものがあり、それぞれ発生に至る可能性を認識した上で、回避に努めると共に万一発生した場合でも、当社に対する影響を極力低減できうる対応に努めます。 これらの中には、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在(2026年6月25日)において判断したものであります。 (1)景気変動のリスク 各種製造業の業績推移は、それぞれ為替変動や税制などの政策あるいは国際的な資源価格動向に大きく左右され、これにより当社事業に関連の深い設備投資に関する意欲が大きく変動する場合があります。 (2)海外活動のリスク 当社製造機械の輸出取引は、為替レートが大幅な円高基調で推移した場合には、国際競争力の低下要因となり、反対に大幅な円安基調で推移した場合には、企業運営に必要な仕入コストの増加要因となり、それぞれ業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、国際的紛争に伴う経済活動の制限事項も当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3)債権の貸倒リスク 当社は、販売先に対しての売掛債権に掛かる貸倒リスクを有していると認識しております。当該リスクに備えるべく、随時与信管理や顧客の投資計画に変化がないかを観察し、進捗状況に懸念があると判断した場合は、その時点で個別に回収可能性を勘案し、貸倒引当金を設定しておりますが、支払い条件によっては業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4)災害発生リスク 当社は、大規模自然災害による事業継続リスクを軽減するために、2012年5月に伊勢市内の高台に新たに工場を建設しましたが、今後予想しがたい大規模災害が発生した場合などは、生産活動の制限または中断を引き起こす可能性があります。 また、当社工場内の設備機械並びに顧客へ納入する製造機械ともに、重篤な労働災害が発生しないように、平素から徹底的な予防安全教育を講じる必要があると認識しております。 (5)期間業績の変動リスク 当社製造機械は、プラント設備の一部を構成することも多く、仕入部品の長納期化や国内外において納入先工場の建設計画遅延などにより、一定期間の出荷遅延が発生する場合があります。その場合は、これらの案件が年間売上高に占める構成比が高いため、期間業績が当初見込みから大きく変動する可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,466字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における国際情勢は、利害の異なる国家間の分断が一段と深まり、各地で発生した紛争の激化・長期化が世界経済を揺るがしました。特に中東情勢の緊迫化は原油価格の高騰を招くと共に、サプライチェーン全体に深刻な影響を及ぼしました。 また、国内情勢におきましては、円安傾向が物価高の大きな要因となりながらも大手企業を中心とした企業業績への追い風にもなり、人手不足がもたらす雇用競争や物価高に対応するための所得改善が進んだ事や、観光産業では記録的な水準に達したインバウンド需要の高まりなどもあり、景気は緩やかな回復傾向にて推移しました。 そのような経済環境の中において、当社製造機械と関連の深い業界動向に着目しますと、木工機械関連については、国土交通省が公表した2025年度の新設住宅着工戸数は、建設コストの高騰、住宅ローン金利の上昇や人口減少などの要因により71万1,171戸(前年度比12.9%減)と大きく落ち込み、1962年度以来、63年ぶりの低水準にとどまりました。 また、工作機械関連については、日本工作機械工業会が発表した2025年度の受注額は、内需は前年並みながらも、円安環境もあり外需が牽引車となる形で、合計では1兆7,046億円(前年度比12.9%増)と発表されました。 このような事業環境のもと、当期の売上高につきましては、38億5,901万円(前年度は55億3,370万円)と3年ぶりの減収となりました。なお、機種別の内訳としましては、木工機械は21億3,981万円(前年度は42億376万円)、工作機械は17億1,920万円(前年度は13億2,993万円)となりました。 また損益面では、工場稼働率の平準化などを推進しましたが、売上高の減少などにより、営業利益3億7,777万円(前年度は10億2,421万円)、経常利益4億7,083万円(前年度は10億8,656万円)、当期純利益は3億2,614万円(前年度は7億4,388万円)と、それぞれ4年ぶりの減益となりました。 財政状態につきましては、当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ2億8,299万円増加し、148億118万円となりました。これは主に、売掛金が8億4,388万円減少したものの、投資有価証券が6億8,368万円、現金及び預金が6億3,188万円それぞれ増加したことなどによるものであります。 負債につきましては、前事業年度末に比べ3億3,089万円減少し、19億85万円となりました。これは主に、繰延税金負債が1億9,777万円増加したものの、前受金が2億1,885万円及び未払法人税等が1億7,177万円それぞれ減少したことなどによるものであります。 また、純資産につきましては、前事業年度末に比べ6億1,389万円増加し、129億33万円となりました。その結果、自己資本比率は87.2%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、45億3,840万円となり、前事業年度より1億2,388万円増加しました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は,次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果として得られた資金は、9億1,077万円(前年同期は7,816万円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益の計上及び売上債権の回収などにより資金が増加したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果として使用した資金は、5億7,426万円(前年同期は3億8,533万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果として使用した資金は、2億1,278万円(前年同期は2億2,538万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績は次のとおりであります。 種別   数量(台)   金額(千円)   前期比(%) 木工機械   25   1,118,205   △66.1 工作機械   52   1,210,795   +19.9 合計   77   2,329,000   △45.9 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.生産実績の中には部品と転売品の販売高は含まれておりません。 3.当事業年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは、プラント受注が減少したこと等によるものであります。 b.受注実績 当事業年度の受注状況は次のとおりで、輸出分(商社を経由するものを含む)は( )内の内数で示しております。 なお、輸出受注の主な相手先は中国、台湾、ベトナムなどであります。 種別   受注高   受注残高 数量 (台)   金額(千円)   前期比 (%)   数量 (台)   金額(千円)   前期比 (%) 木工機械   (1) 38   (57,257) 2,139,330   (△74.6) △18.5   (0) 27   (4,500) 1,502,650   ( △96.0) △0.0 工作機械   (42) 68   (827,085) 1,908,616   ( +175.1) +61.8   (17) 31   (315,200) 627,010   ( +222.0) +43.3 合計   (43) 106   (884,342) 4,047,947   ( +68.1) +6.4   (17) 58   (319,700) 2,129,660   ( +52.9) +9.7 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.輸出受注高の総受注高に対する割合は、21.8%であります。 c.販売実績 当事業年度の販売実績は次のとおりであります。 種別   数量(台)   金額(千円)   前期比(%) 木工機械   (4) 29   (163,997) 2,139,810   ( △11.5) △49.1 工作機械   (28) 52   (609,785) 1,719,206   ( +39.3) +29.3 合計   (32) 81   (773,782) 3,859,017   ( +24.2) △30.3 (注)1.( )内は輸出に係るものを内数で示しております。 2.最近2事業年度における輸出販売高及び輸出割合は、次のとおりであります。 前事業年度   当事業年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 輸出販売高(千円)   輸出割合(%)   輸出販売高(千円)   輸出割合(%) 623,069   11.3   773,782   20.1 3.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前事業年度   当事業年度 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   自 2025年4月1日 至 2026年3月31日 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社くまもと製材   48,121   0.9   447,120   11.6 オムロンフィールドエンジニアリング  株式会社   -   -   414,500   10.7 株式会社ランバーやまと   758,172   13.7   1,908   0.0 巴産業株式会社   640,476   11.6   930   0.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の当事業年度の経営成績は、利害を異にする国家間の分断で深刻な情勢が長期化し、世界的なエネルギーや原材料価格の高止まりがサプライチェーン全体に深刻な影響を及ぼしました。 このような事業環境の中で、技術・製造面においては今まで築き上げた信用を大切にすると共に、高付加価値製品の販売拡販拡大、既存顧客への提案営業の強化及びアフターサービスの充実に取り組み、受注・売上の確保に努めました。一方で、原材料価格や物流費、人件費の上昇などにより製造コストは増加しており、販売価格の適正化や生産効率の向上による収益性の改善が重要な課題であると認識しております。 その結果として、プラント受注の減少が売上高の減少となりました。また、利益面につきましても、付加価値の高い商品提案・生産性向上への取り組み・コスト削減努力もありましたが前年を下回る結果となりました。 また、現時点において資本の財源及び資金の流動性については、自己資本比率は87.2%となっているなど充分に安全な水準を確保しており、直ちに懸念する状況にないと判断しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資本の流動性に係る情報 当社の当事業年度のキャッシュ・フローにつきましては、強固な財務基盤の維持並びに株主への利益還元に必要な資金の確保を目指し、安定的なキャッシュ・フローの創出に努めております。 また、当社の資本の財源及び資金の流動性につきましては、運転資金及び設備投資資金等は、全額自己資金を充当しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5経理の状況 1財務諸表等 注記事項 重要な会計方針」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。