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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

電業社機械製作所

DMW CORPORATION6365 · Standard · 機械

ポンプ・送風機・バルブ等の風水力機械を製造する総合機械メーカー。上下水道・農業・発電プラントなど公共インフラ向けに強みを持つ。

概要

電業社機械製作所は、1955年に東芝系の原動機部門から分離・独立した流体機器専業メーカーである。上下水道向けの大型ポンプや産業用ポンプに強みを持ち、2025年3月期の連結売上高は281億円、営業利益32億円(利益率11.4%)を計上した。従業員数は556名。東京証券取引所スタンダード市場に上場している。子会社3社を通じて製造・据付・環境機器事業を展開し、インドにも生産拠点を持つ。

官需・民需・海外の3部門で構成される売上構造

当社の売上は、官需部門(上下水道・農業用水・発電プラント向け)、国内民需部門(産業用・石油化学向け)、海外部門の3つに区分される。2025年3月期の販売実績は、官需部門が189億円(構成比67%)、国内民需部門が38億円(14%)、海外部門が54億円(19%)となった。官需が最大の柱であるが、国内民需は前期比14.9%増、海外は同9.5%増と成長している。受注残高は273億円にのぼり、うち官需が177億円、民需が58億円、海外が38億円。官需の受注残は前期比6%減となった一方、国内民需は51.7%増と大きく伸びている。

2025年3月期の収益性と財務体質

2025年3月期の連結業績は、売上高281億円(前期比0.4%増)、営業利益32億円(同8.0%増)、経常利益36億円(同7.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24億円(同7.8%増)と増益を達成した。営業利益率は11.4%と高水準にある。期末の総資産は417億円、負債111億円、純資産307億円で自己資本比率は約73%。現金及び現金同等物は60億円。営業活動によるキャッシュ・フローは5億円の増加(前期は21億円の増加)にとどまったが、投資有価証券の償還や設備投資を実施した。配当性向は30%以上を目標とする。

3社の子会社とインド生産拠点が支えるグループ体制

当社グループは、単体の電業社機械製作所に加え、電業社工事株式会社(据付工事)、株式会社エコアドバンス(環境関連機器)、DMWインド社の3社で構成される。電業社工事は1979年に設立され、自社製品の据付を担当。エコアドバンスは2003年設立で、排水処理や堆肥化装置、水中計測装置などを扱う。DMWインド社は2014年に設立され、当初は営業支援と調達が目的だったが、2015年に増資して小型APIポンプの製造・販売に進出。2017年にはインド・プネ市に工場を新設し、2019年と2022年に設備増強のための増資を実施した。海外受注比率を25%に引き上げる中期計画の要となっている。

業界の中での役割は流体機械メーカー。上下水道、農業、発電などのインフラ設備にポンプ・送風機・バルブを供給にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
282億円
営業利益
35億円
営業利益率
12.4%
純利益
26億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
ポンプ194億円68.6%
送風機69億円24.4%
その他製品17億円6.0%
バルブ3億円1.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01上下水道主力

上水道・下水道向けに、取水から排水まで幅広い用途のポンプやブロワを供給。特に下水処理場向けのブロワやエア・アシスト型逆止弁など、効率的な水処理を支える製品を展開。

主な製品・サービス4
立軸斜流ポンプ
雨水排水や下水道など大容量の排水用途に使用される立軸型ポンプ。
スクリューポンプ
下水道などで固形物を含む汚水を移送するためのスクリュー式ポンプ。
鋳鉄製多段ターボブロワ
下水処理の曝気用に用いられる多段ターボブロワで、鋳鉄製で堅牢。
エア・アシスト型省エネ逆止弁
下水道管路で使用する省エネ型逆止弁。エアアシストにより圧力損失を低減。

02農業用水主力

農業用水路向けに、灌漑用ポンプや減速機搭載型ポンプを供給。大規模な農業用水の揚水から排水まで、信頼性の高い製品を提供。

主な製品・サービス2
立軸軸流ポンプ
農業用水の揚水や排水に使用される大容量の軸流ポンプ。
減速機搭載型立軸一床式ポンプ
減速機を一体化した省スペース設計のポンプ。農業用水などで使用。

03発電プラント準主力

火力・原子力発電所向けに、冷却水用ポンプやファン、ブロワを供給。また、海水淡水化事業向けにエネルギー回収装置も提供。

主な製品・サービス3
立軸多段ポンプ
発電プラントのボイラ給水や海水取水などに使用される多段ポンプ。
遠心ファン
発電プラントの燃焼用空気や排ガス処理に使用されるファン。
エネルギー回収装置
海水淡水化プラントで高圧ブラインのエネルギーを回収し、省エネに貢献。

04石油・化学・鉄鋼準主力

石油化学プラントや鉄鋼プラント向けに、プロセス用ポンプや高温・高圧対応のバルブ、ブロワを供給。過酷な環境下での信頼性を要求される産業向け製品を提供。

主な製品・サービス2
横軸水平2つ割多段ポンプ
プロセス用途に適した多段ポンプで、メンテナンス性が高い。
片吸込単段ブロワ
石油・化学プラントの空気供給やガス移送に使用。

05道路トンネル換気副次

道路トンネルの換気用に、軸流ファンやジェットファンを供給。安全な走行環境を支える。

主な製品・サービス1
ジェットファン
トンネル内の空気を強制換気するためのジェットファン。

製品と技術

上下水道を支える大型ポンプ群

当社の主力は、発電プラントや上下水道、農業用水で使われる大型ポンプである。立軸斜流ポンプは海水取水や雨水排水、下水道に用いられ、立軸軸流ポンプは農業用水や雨水排水に適する。減速機搭載型立軸一床式ポンプ「ラムダ-21」は省スペースとメンテナンス性を両立した製品。二重反転式軸流ポンプ「アクロ」は高効率排水を実現する。また、横軸斜流・軸流ポンプや渦巻斜流ポンプ、スクリューポンプなど多様なラインアップを持ち、顧客の要求流量や揚程に合わせた最適機種を提案する。水中モータポンプも自社開発し、深井戸用から緊急排水用(プルアウト式)までカバーする。

産業用プロセスポンプと独自技術

産業用向けでは、横軸水平2つ割多段ポンプや横軸バレル型多段ポンプが石油化学プラントや海水淡水化事業で採用される。横軸片吸込単段渦巻ポンプや両吸込渦巻ポンプはプロセス用・工業用冷却水に使われる。プランジャポンプも扱う。特に、横軸ポンプの無水化を実現する乾式満水ユニット「アントリア」は、点検時の排水作業を不要にする独自技術。自吸式両吸込渦巻ポンプ「ホキレス」は呼び水不要でメンテナンス性を高めている。これらの製品は官需・民需の双方で長期にわたり使用され、部品供給とメンテナンス(P&Mビジネス)が安定収益源となっている。

送風機・バルブとエネルギー回収装置

送風機では、遠心ファンや軸流ファン、ジェットファン(道路トンネル換気用)を製造する。ブロワは鋳鉄製多段ターボブロワ、鋼板製多段ターボブロワ、高速単段ターボブロワを揃え、石油化学や下水道向けに供給。バルブ分野ではロート弁やハウエルバンガーバルブ(ダム放流用)、エア・アシスト型省エネ逆止弁「AAチェッキ」を展開。エネルギー回収装置「DeROs」および「DeROs-E」は海水淡水化プラントの高圧ブラインからエネルギーを回収し、システム効率を向上させる。ミストセパレータシステム「MSS-α」はブロワから排出されるオイルミストを吸収し、環境負荷低減に貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

ポンプ専業で高収益、安定成長

機械業界でポンプ製造に特化。同業の日本製鋼所や三浦工業と比較して売上規模は約280億円と中堅。営業利益率は11~12%と高水準で、収益性に優れる。安定した業績と高い利益率が強み。

強み

  • 2025/3期11.39%、2026/3期12.41%と機械業界で高水準。
  • 売上高が241億円から282億円へ増加基調。
  • 特定分野で高い技術力と顧客基盤を有する。
  • 収益性・成長性ともにバランスが取れている。

課題

  • ポンプ市場全体の成長が鈍化すれば、売上拡大が困難。
  • 特定顧客への依存度が高ければリスク。
  • 三浦工業など同業他社との競争で優位性維持が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

機械の時価総額近傍。太字が電業社機械製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16222島精機製作所323億円36.7倍
26125岡本工作機械製作所308億円24.6倍
36328荏原実業307億円12.3倍
46469放電精密加工研究所302億円35.8倍
56245ヒラノテクシード284億円21.2倍
66365電業社機械製作所273億円9.0倍
76232ACSL268億円
81909日本ドライケミカル266億円19.5倍
96279瑞光265億円12.4倍
10544AGMSグループ264億円
116482YUSHIN258億円85.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 23件

東芝系から分離独立した1955年の創業

1955年3月、株式会社電業社原動機製造所が資本金6000万円で株式会社電業社機械製作所を設立した。同年6月、原動機製造所は事業を分割し、水車部門(東京工場)を株式会社東芝に、ポンプ・送風機・ディーゼル機関などの産業機械部門(三島工場)を新設の当社が承継した。これにより当社はポンプと送風機を中核とする流体機械メーカーとして独立。同時に原動機製造所から扶桑商工株式会社の株式を譲り受け、販売子会社とした。設立からわずか3カ月で事業基盤を固め、上場への道を歩み始める。

上場と米国企業との合弁(1961年)

1961年8月、当社は米国ユニオンポンプ社との合弁会社「日本ユニオンポンプ株式会社」を設立し、ユニオンポンプの販売を開始した。同年10月には東京証券取引所市場第二部に株式を上昇し、資本調達力を高めた。合弁会社は2001年6月に清算されるまで約40年間存続し、海外技術の導入と国内販売網の拡大に寄与した。上場後、当社は官公需向け大型ポンプの受注を拡大し、高度成長期の上下水道整備や農業用水事業に乗り出した。

設備投資と子会社網の拡充(1970~80年代)

1973年11月、三島工場に大型ポンプ試験設備を増設し、大口径・高圧ポンプの性能検証能力を強化した。1979年7月には据付工事専門の子会社「電業社工事株式会社」を設立。1985年4月、既存の扶桑商工を「株式会社電業社商事」に改称し、販売機能を一本化した。1987年4月に本社を大田区蒲田へ、1989年8月に同区大森北へ移転。1995年11月には三島事業所に新社屋(事務技術棟)を建設し、設計・管理機能を集約した。この時期にポンプ以外の送風機やバルブのラインアップも拡充し、総合流体機器メーカーとしての地歩を固めた。

事業整理と環境分野への進出(2000年代)

2001年6月、日本ユニオンポンプ株式会社を清算し、合弁事業を終了。2003年6月、環境関連機器を手がける株式会社エコアドバンスを設立し、排水処理や堆肥化装置、しゅんせつ工事装置に参入した。同時に小型ポンプ専業の株式会社電業社オリディアを設立したが、2006年3月に清算。2005年9月には販売子会社の電業社商事も清算し、販売機能を本社に集約した。2009年3月、三島事業所に高圧ポンプ・ブロワ工場を新設し、高付加価値製品の生産能力を高めた。一連の整理により、グループは本業のポンプ・送風機と環境機器に集中する体制へと移行した。

インド進出とスタンダード市場移行(2014~2022年)

2014年10月、インドにDMWインド社を設立し、営業支援と調達、設計業務、据付・試運転、市場調査を開始。2015年5月に増資を実施し、インド国内向け小型APIポンプの製造・販売に乗り出した。2017年7月にはプネ市に工場を新設し、現地生産体制を確立。2019年7月と2022年4月に設備増強のための増資を実施した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。2019年6月には監査等委員会設置会社に移行し、ガバナンス体制を強化した。2025年3月期の海外売上高は54億円と前期比9.5%増加し、グループ全体の19%を占めるまでに成長した。

年表23件を開く

1950年代

  • 1955年3月創業株式会社電業社原動機製造所が株式会社電業社機械製作所(資本金60百万円)を設立
  • 1955年6月株式会社電業社原動機製造所を水車部門(東京工場関係)とポンプ、送風機、ディーゼル機関等の産業機械部門(三島工場関係)とに分割し、前者を株式会社東芝が、後者の業務一切を当社が承継
  • 1955年6月株式会社電業社原動機製造所より、扶桑商工株式会社の株式を譲受

1960年代

  • 1961年8月ユニオンポンプの販売を目的として、米国ユニオンポンプ社との合弁会社、日本ユニオンポンプ株式会社を設立
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場

1970年代

  • 1973年11月三島工場に大型ポンプ試験設備を増設
  • 1979年7月当社の製造する機械の据付工事施工を目的として、電業社工事株式会社(現連結子会社)を設立

1980年代

  • 1985年4月当社の製造する機械の販売を目的として、既存の扶桑商工株式会社を株式会社電業社商事と改称
  • 1987年4月東京都大田区蒲田に本社を移転
  • 1989年8月東京都大田区大森北に本社を移転

1990年代

  • 1995年11月三島事業所に新社屋(事務技術棟)を新設

2000年代

  • 2001年6月日本ユニオンポンプ株式会社清算結了
  • 2003年6月排水、堆肥化処理装置、しゅんせつ工事に関する装置など環境関連機器の製造及び販売を目的として、株式会社エコアドバンス(現連結子会社)を設立 小型ポンプの製造、販売を目的として、株式会社電業社オリディアを設立
  • 2005年9月株式会社電業社商事の清算結了
  • 2006年3月株式会社電業社オリディアの清算結了
  • 2009年3月三島事業所に高圧ポンプ・ブロワ工場を新設

2010年代

  • 2014年10月インド国内における当社の営業支援及び購入調達支援、その他、インドにおける当社の設計業務、据付・試運転等に関する業務、インド市場調査業務の実施を目的として、DMWインド社(現連結子会社)を設立
  • 2015年5月DMWインド社(現連結子会社)が主にインド国内における小型APIポンプ等の製造、販売を行うことを目的として、増資を実施
  • 2017年7月DMWインド社(現連結子会社)がプネ市に工場を新設
  • 2019年6月監査等委員会設置会社に移行
  • 2019年7月DMWインド社(現連結子会社)がプネ工場の設備増強を目的として、増資を実施

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行
  • 2022年4月DMWインド社(現連結子会社)がプネ工場の設備増強を目的として、増資を実施

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 受注高2028年度まで300億円
  • 海外受注比率2028年度まで25%
  • 営業利益2028年度まで35億円
  • 売上高営業利益率2028年度まで12%
  • ROE2028年度まで9%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    技術創生による社会貢献

    物作りの技術を中心とした企業活動を展開し、独自技術で良い製品を創り社会の進歩に寄与するとともに、地域や世界の人々のため、環境との共存、人材育成を重視する経営を掲げる。

  2. 02

    グローバル展開の推進

    DMWインド社をグローバル拠点として海外展開を進め、競争優位性の高い製品の戦略的提案営業やP&Mビジネスの拡大、水処理設備用エネルギー回収装置「DeROs-E®」の拡販に取り組む。

  3. 03

    事業投資と株主還元の適正配分

    健全な財務体質を維持しつつ、省エネや生産性向上に資する設備投資や研究開発、株主への還元に対して適正な資産配分を行うことが財務上の課題と認識している。

  4. 04

    中計における収益基盤の強化

    2026年度から2028年度の中期経営計画「DMW中期経営計画2028」を策定し、風水力機械で世界の顧客課題に応えるソリューションリーダーを目指し、持続的成長を支える収益基盤の強化に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で556人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は780万円で、9期前と比べて+22.1%平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は16.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月480
2018年3月478
2019年3月63940.117.5477
2020年3月64640.317.7493
2021年3月65440.417.6505
2022年3月69140.517.6523
2023年3月67140.517.0535
2024年3月69440.216.8532
2025年3月72839.816.1556576
2026年3月78039.816.1556629

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率63.6%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
三島事業所 — 三島市3,812百万円
インド工場 — プネ市613百万円
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    帯広開発建設部管内 救急排水場ポンプ外修繕
    国土交通省 · 2020-09-30
    4,920万円
  • 調達
    三陸管内トンネル換気設備点検整備
    国土交通省 · 2020-09-07
    2,800万円
  • 調達
    三陸管内トンネル換気設備点検整備
    国土交通省 · 2019-09-12
    2,600万円
  • 調達
    (三陸)三陸管内トンネル換気設備点検整備
    国土交通省 · 2018-08-01
    2,250万円
  • 調達
    三陸管内トンネル換気設備点検整備
    国土交通省 · 2017-09-29
    2,150万円
  • 調達
    舘下排水機場ポンプ設備点検整備業務
    国土交通省 · 2024-06-10
    1,840万円
  • 調達
    相野谷排水機場ポンプ設備点検整備
    国土交通省 · 2026-04-01
    1,180万円
  • 調達
    平成29年度金沢管内トンネル機械設備点検整備業務
    国土交通省 · 2017-04-03
    1,180万円
  • 調達
    平成31年度金沢管内トンネル機械設備点検整備業務
    国土交通省 · 2019-04-01
    1,000万円
  • 調達
    マスプロダクツ型排水ポンプ設備実証試験業務
    国土交通省 · 2024-07-30
    685万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は282億円営業利益35億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.4%、利益が+9.4%。

売上高
+0.4%
282億円
営業利益
+9.4%
35億円
純利益
+8.3%
26億円
営業利益率
12.4%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高273億円282億円
営業利益31億円35億円
純利益26億円26億円
1株あたり配当¥190¥190

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は58億円、営業利益は7億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+45.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q10214
2024年1Q40−2−5.0−1
2024年2Q4624.32
2024年3Q49510.24
2024年4Q10613
2025年2Q90−3−3.3−1
2025年4Q1913518.325
2026年2Q11165.44
2026年4Q1712917.022
2027年1Q58712.16

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は194億円から282億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は12.4%。売上は8期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月19495
インド国内における当社の営業支援及び購入調達支援、その他、インドにおける当社の設計業務、据付・試運転等に関する業務、インド市場調査業務の実施を目的として、DMWインド社(現連結子会社)を設立
2014年3月186148
2015年3月178138
2016年3月181128
DMWインド社(現連結子会社)がプネ市に工場を新設
2017年3月1831410
2018年3月1731611
2019年3月1831812
2020年3月1971813
2021年3月2182720
2022年3月2282619
2023年3月2392719
2024年3月2412518
2025年3月281323411.424
2026年3月282353612.426

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高282億円のうち、営業利益として残るのは35億円12.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の9.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.7%205億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%42億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.4%35億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.8pt
12.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.2pt
9.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.2pt
8.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は60億円で、売上の2.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−66−2022
2014年3月32−7−22546
2015年3月12−3−2952
2016年3月1−8−3−742
2017年3月−6−4−2−1029
2018年3月11−3−3834
2019年3月52−6−54675
2020年3月7−4−4373
2021年3月13−10−6370
2022年3月2−8−5−659
2023年3月16−9−5760
2024年3月7−1−5661
2025年3月21−8−101364
2026年3月5−1−8460

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は417億円。このうち返さなくてよい自己資本が307億円で、自己資本比率は73.5%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2341458962.3
2014年3月2371558265.3
2015年3月2431647967.7
2016年3月2371637468.8
2017年3月2491717868.7
2018年3月2591807969.5
2019年3月2681868269.6
2020年3月2731928170.5
2021年3月3062109668.5
2022年3月3242279770.0
2023年3月34023910170.3
2024年3月37026210870.7
2025年3月40527812668.8
2026年3月41730711173.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
60億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
283億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
111億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
95
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中58位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中143位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.9%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.4%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
73.5%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,710で、1年前と比べて+18.1%過去52週の値幅のなかでは57%の位置にある。

¥5,710+0.2%1ヶ月+7.9%1年+18.1%時価総額273億円
過去52週の値幅
安値¥4,905高値¥6,320

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)9.3倍
PBR0.76倍
配当利回り3.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に5570円。25日移動平均線5450円を約2.2%上回り、75日線5432.8円や200日線5455.15円も上抜いており、中期・長期のトレンドは強気を維持。52週高値6320円からは約11.9%下の水準。RSIは65.88と中立やや過熱域。出来高は7月下旬に500株前後まで縮小したが、8月7日には4100株まで増加し、その後も1000〜2600株で推移。8月20日に5640円まで上昇したが、翌21日は5570円と小反落。材料が乏しい中で、週足の回復基調と高値圏でのもみ合いが続く。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)

PERは8.83倍と業界平均23.16倍を大幅に下回り、PBRも0.7435倍と1倍未満で割安感が強い。ROEは8.94%と低めだが、配当利回りは3.41%と業界平均2.66%を上回る。配当性向35.14%で安定した配当が見込まれる。業界平均と比較してPER・PBRが低く、割安だがROEの低さが成長性に懸念。今後の収益改善が鍵。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍22.7倍
PER (予想)9.3倍
PBR0.76倍1.50倍
ROE8.9%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、国内のインフラ老朽化による更新需要が、事業の成長をけん引するかどうか。強気派は、公共投資の堅調さと、老朽化した水道施設の更新需要を背景に、安定成長が見込めるとみる。一方、弱気派は、公共事業は予算に影響されやすく、需要の波が大きいと指摘。また、人件費や原材料費の上昇が収益を圧迫する懸念もある。2026/3期の営業利益率は12.4%に改善見込みだが、持続性が問われる。

プラスに働く材料7
  • インフラ更新需要

    水道施設の老朽化が進み、更新投資が中期的に必要。

  • 収益性の改善

    2026/3期の営業利益率は12.4%と前年から改善が見込まれる。

  • 安定した需要

    公共インフラ向けは景気の影響を受けにくい。

  • 営業利益が32億円から35億円へ増益通年影響

    2025/3期32億円→2026/3期35億円、営業利益率11.39%→12.41%

  • 純利益が24億円から26億円へ2期連続増益通年影響

    2025/3期24億円→2026/3期26億円、増益基調が続く

  • 売上高が3期連続増収通年影響

    2024/3期241億円→2025/3期281億円→2026/3期282億円と増収続く

  • ROE8.94%と改善傾向継続影響

    ROE8.94%はPBR0.7435倍を考慮しても資本効率は改善中

マイナスに働く材料7
  • 公共予算への依存

    需要は自治体の予算に左右され、年度で変動が大きい。

  • コスト上昇

    人件費や材料費の上昇が、利益を圧迫する可能性。

  • 成長の限界

    国内市場は成熟しており、大幅な需要拡大は見込みにくい。

  • 売上高の伸び率が0.4%に急減速通年影響

    2025/3期は前年比16.6%増も2026/3期は0.4%増の282億円

  • 予想PER9.1倍は減益予想決算発表後影響

    実績PER8.83倍→予想9.1倍、市場は来期減益を見込む

  • 純利益増加額が2億円に留まる通年影響

    2025/3期24億円→2026/3期26億円と増益は2億円のみ

  • 株価上昇19.8%で利益確定売り不定影響

    株価5570円、過去1年で19.81%上昇し短期的な利益確定売りリスク

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上を占う先行指標。
公共投資動向
売上に直結するため、受注環境を把握する。
営業利益率
コスト上昇に耐えられるか確認する。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり190で、前期から+20.0%いまの株価に対する利回りは3.33%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥190
1株あたり
配当利回り
3.33%
いまの株価に対して
配当性向
35.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月5526.3
2018年3月6518.226.3
2019年3月8023.129.3
2020年3月856.329.6
2021年3月10017.624.2
2022年3月11817.528.5
2023年3月1234.328.0
2024年3月1284.131.8
2025年3月17537.333.9
2026年3月21020.035.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥190

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,690人。区分でいちばん多いのは個人・その他61.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.1%を占め、残る65.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.156.057.357.059.461.7
事業法人26.926.926.626.626.823.8
自己株式11.411.411.311.313.313.1
金融機関14.514.213.712.810.710.3
外国法人1.92.31.62.72.43.5
証券会社0.60.70.80.90.70.6
外国人個人0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社GM INVESTMENTS10.61
02電業社取引先持株会5.48
03明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.68
04光通信KK投資事業有限責任組合3.43
05株式会社明電舎2.67
06一般財団法人生産技術研究奨励会2.51
07株式会社三菱UFJ銀行2.19
08水道機工株式会社1.48
09電業社従業員持株会1.37
10株式会社鶴見製作所1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+457%、1株純資産は14期で+125%。直近期のROEは8.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1133,2843.514.636.4
2014年3月1793,4915.310.024.8
2015年3月1733,7264.810.128.4
2016年3月1773,6984.810.235.8
2017年3月2193,8815.88.926.3
2018年3月2494,0966.39.226.3
2019年3月2854,3086.87.529.3
2020年3月2964,4696.77.129.6
2021年3月4714,95910.07.924.2
2022年3月4445,3528.67.528.5
2023年3月4425,6478.07.128.0
2024年3月4136,1717.09.731.8
2025年3月5776,7179.07.233.9
2026年3月6317,3878.99.535.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額212百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
彦坂典男代表取締役社長 最高執行役員社長67151
稲垣晃取締役 常務執行役員 管理本部長 サステナビリティ推進室・関係会社統括6692
青山匡志取締役 常務執行役員 営業本部長6069
原広志取締役 上席執行役員 生産本部長6642
杉井守社外取締役72
阿部泰光社外取締役68
前田治郎取締役(常勤監査等委員)634
山本英男社外取締役(監査等委員)6810
市原美紀社外取締役(監査等委員)56
伴鋼造71
山田一弘取締役 上席執行役員 管理本部長 サステナビリティ推進室・関係会社統括6110
原澤三夏社外取締役57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)47594717644
社外取締役525255
取締役(社内)1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,494字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、株式会社電業社機械製作所(当社)並びに子会社の電業社工事株式会社、株式会社エコアドバンス及びDMWインド社の4社によって構成されており、風水力機械、エネルギー回収装置、廃水処理装置・廃棄物処理装置、配電盤・電気計装制御装置・電気通信制御装置等の製造・販売、据付工事及びこれらに附帯する業務を主な事業内容としています。 当社グループの主要取扱製品及び事業系統図は次のとおりです。 (1)主要取扱製品 製品分類   品目区分   製品名・商標名ほか   主な用途 ポンプ   産業用ポンプ   横軸水平2つ割多段ポンプ   プロセス用、海水淡水化事業用 横軸バレル型多段ポンプ   プロセス用、工業用 横軸片吸込単段渦巻ポンプ   プロセス用、工業用 横軸両吸込渦巻ポンプ   工業用冷却水用、プロセス用 プランジャポンプ   プロセス用、工業用 大型ポンプ   立軸斜流ポンプ   発電プラント用、海水取水用、雨水排水用、下水道用 立軸軸流ポンプ   農業用水用、雨水排水用、下水道用 立軸多段ポンプ   発電プラント用、海水取水用 減速機搭載型立軸一床式ポンプ “ラムダ-21”   農業用水用、雨水排水用、下水道用 横軸斜流・軸流ポンプ   農業用水用、雨水排水用、下水道用 渦巻斜流ポンプ   農業用水用、上水道用、雨水排水用、下水道用 チューブラポンプ   農業用水用、雨水排水用、下水道用 スクリューポンプ   雨水排水用、下水道用 二重反転式軸流ポンプ “アクロ”   農業用水用、雨水排水用、下水道用 渦巻ポンプ   片吸込渦巻ポンプ   農業用水用、上水道用、設備給水用 両吸込渦巻ポンプ   農業用水用、上水道用 自吸式両吸込渦巻ポンプ “ホキレス”   農業用水用、上水道用 スクリュー式渦巻ポンプ   下水道用 水中ポンプ   水中モータポンプ   農業用水用、上水道用、雨水用、下水道用 深井戸用水中モータポンプ   設備給水用、海水取水用、農業用水用、上水道用 緊急排水用水中モータポンプ (プルアウト式水中モータポンプ)   農業用水用、雨水排水用 送風機   ファン   遠心ファン   発電プラント用、石油・化学用、肥料プラント用、鉄鋼用 片吸込2段遠心ファン   発電プラント用、石油・化学用、肥料プラント用 軸流ファン   道路トンネル換気用 ジェットファン   道路トンネル換気用 ブロワ   鋳鉄製多段ターボブロワ   石油・化学用、鉄鋼用、下水道用 鋼板製多段ターボブロワ   石油・化学用、鉄鋼用、下水道用 高速単段ターボブロワ   石油・化学用、肥料プラント用、下水道用 片吸込単段ブロワ   発電プラント用、石油・化学用 バルブ   ロート弁   流量調整用、締切用 ハウエルバンガーバルブ   ダム・貯水池余水放流用、流量調整用、管理放流用 エア・アシスト型省エネ逆止弁 “AAチェッキ”   下水道用 その他   エネルギー回収装置 “DeROs” “DeROs-E”   海水淡水化事業用、工業用 水中計測装置 *   河川や湖沼、沈砂池の水底地形計測 パス・ツール *   有機性廃棄物の発酵・分解 サブマード工法 *   河川や湖沼、沈砂池の清掃作業 乾式満水ユニット “アントリア”   横軸ポンプの無水化 ミストセパレータシステム “MSS-α”   ブロワのオイルミスト吸収用 * … 株式会社エコアドバンスの取扱製品を示します。(その他については当社の取扱製品です。) (2)事業系統図
経営方針・対処すべき課題1,260字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 「物作りの技術を中心とした企業活動」を行う「技術創生」をコアコンセプトとして掲げ、以下の4つの経営理念により将来とも発展することを目指します。 ①「社会貢献」 独自の技術を駆使してより良い製品を創り、社会の進歩に寄与します。 ②「人間中心」 株主・社員はもとより、地域や社会・世界の人々のために活動します。 ③「環境貢献」 自然と共存する技術を目指し、地球環境の向上に寄与します。 ④「人材育成」 社員の自己啓発を支援し、自らの役割と価値を創造しうる人材の育成に努めます。 (2)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 雇用・所得環境の改善や堅調な企業収益を背景に、景気は緩やかな回復基調が継続することが期待されるものの、米国による関税政策の動向やウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫化などにより、先行き不透明な状況が継続するものと予想されます。 このような状況下で、当社グループの受注については、DMWインド社をグローバル拠点とした海外展開、競争優位性の高い製品の戦略的な提案営業やP&Mビジネス(パーツ供給&メンテナンス)の拡大及び水処理設備用エネルギー回収装置「DeROs-E®」の拡販などを進めていきます。 また、財務上の課題として、健全な財務体質を維持しつつ、省エネルギーや生産性向上に資する設備投資や研究開発活動などの事業への投資と株主への還元に関し、適正な資産配分を行うことが課題と考えています。 中長期的な取り組みとしては、2026年度から2028年度までの3年間で取り組む「DMW中期経営計画2028」を新たに策定しました。本中期経営計画では、長期的に目指す姿としてお客様に選ばれ続ける当社の価値(技術力とお客様からの信頼)を発揮しながら、風水力機械で世界の顧客課題に応える“ソリューションリーダー”を掲げています。本中期経営計画期間は、その実現に向けた基盤確立フェーズと位置づけ、持続的成長を支える収益基盤の強化に注力していきます。 DMW中期経営計画2028の最重要課題と数値目標は以下のとおりです。 <最重要課題> 1.既存事業領域の収益力強化 2.新規事業領域の拡大 3.経営資源の最適活用による生産性の向上 4.DX基盤の強化による業務効率化 5.人財力の向上に向けた人的資本経営の拡充 6.企業価値の向上に向けたESG経営の推進 <目標とする経営指標> 「DMW中期経営計画2028」において目指す連結経営数値目標は、次のとおりです。 連結経営指標   目標値 受注高    300億円 海外受注比率       25% 営業利益     35億円 売上高営業利益率       12% ROE       9% 配当性向   30%以上
事業等のリスク2,434字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 項目   リスク   当社の対応 1   市場の動向と収益環境の変化に伴うリスク    当社グループの業績は、公共事業の占める割合が高く、公共投資の減少基調が継続した場合、企業間競争の激化により受注単価の低下や受注量の減少を招き、収益環境を悪化させる可能性があります。    国内民需および海外市場向けに経営資源をシフトし、事業ポートフォリオの分散を進めております。官需向けにおいては、競争優位性の高い戦略的な提案営業に加え、P&Mビジネス(パーツ供給&メンテナンス)の拡大を推進し、安定的な収益基盤の確立に努めております。 当社グループは製品の製造を主体としているため、鉄鋼等の原材料やエネルギー価格の高騰により、製造コストが増加し、業績を悪化させる可能性があります。    定期的に原材料価格の変動を調査・注視するとともに、適時、製品原価への反映を行い、適切な価格転嫁に努めております。また、DX基盤の強化による業務効率化を通じた製造コストの低減にも継続的に取り組んでおります。 原油価格の急激な変動などによるプロジェクトの凍結や為替レートの変動によりコスト増加により、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。    市場の多様化及び顧客基盤の拡大を進め、特定の市場環境に左右されにくい事業構造の構築に取り組んでおります。また、為替変動リスクに対しては、外貨建て取引において適宜、為替予約を行い、リスクヘッジを実施しています。 2   原材料・部品及び機器の調達難    当社グループは製品の製造を主体としており、鉄鋼等の原材料、電子部品、機器類を国内外のサプライヤーから調達しております。地政学リスクの顕在化、自然災害、需給バランスの変動等により、これらの調達に支障をきたした場合、製品の製造遅延や販売機会の喪失、調達コストの上昇を招き、当社グループの業績を悪化させる可能性があります。    サプライチェーンのリスクアセスメントを定期的に実施し、代替調達先の確保及び調達先の分散を進めております。 3   海外事業に伴うリスク    当社グループは、海外事業の拡大を推進していますが、国際情勢の変化に伴う紛争の勃発等によりサプライチェーンの遮断やプロジェクトの遂行に支障が生じ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    海外拠点や現地商社との緊密な情報交換により各国の情勢変化を注視するとともに、サプライチェーンの多様化及び現地生産体制の整備を進めております。 4   有価証券の保有に伴うリスク    株式、債券市場、為替相場及び経済情勢等が急激に変動し保有する有価証券の時価が著しく下落した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。    投資有価証券の運用については、投資対象の設定基準や管理体制を社内規程に定めるとともに、取締役会において年度ごとに運用方針及び投資枠を決定し、適切なリスク管理に努めております。 5   災害やインフラの障害に伴うリスク    当社グループの主要な生産拠点は静岡県三島市に所在し、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されております。大規模な地震、風水害等の自然災害やインフラ障害が発生した場合、操業の停止、サプライチェーンの寸断等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    BCP基本方針を策定し、防災対策及び早期復旧体制の整備を進めております。また、同種の企業との緊急時相互支援協定を締結しています。 6   製品やサービスについて    当社グループが提供する製品やサービスに重大な瑕疵や欠陥があった場合、多額の賠償の責任を負い、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループに対する社会的評価及びブランド価値の低下を招き、売上の減少につながる可能性があります。    品質マネジメントシステムに基づく品質保証活動を継続的に推進し、製品及びサービスの品質向上に取り組んでおります。また、万一の無償保証工事費用の発生に備え、製品保証引当金を計上しております。 7   法的規制等について    当社グループは、事業活動を行う各国・地域において、通商、独占禁止、知的財産、製造物責任、貿易及び外国為替管理、環境・リサイクル関連等さまざまな法的規制の適用を受けています。これらの法令や規制の制定・改正、又は予期しない解釈や適用がなされた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。    コンプライアンス推進体制のもと、当社グループ内における法令遵守の徹底を図っております。また、法令改正等の動向を継続的に把握し、外部専門家との連携を含め、適時適切な対応が可能な体制を整備しております。 8   情報セキュリティについて    基幹業務システムのハードウェア及びソフトウェアの障害、サイバー攻撃、不正アクセス等により、業務やサービスの遅滞・停止、重要情報の漏洩等が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償の発生等を通じて、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。    情報セキュリティ委員会を中心として、社内規程の整備や管理体制の強化を図っております。事業継続の観点から、サーバのクラウド化やシステムのバックアップ体制を整備するとともに、不正アクセスやサイバー攻撃に対する多層的な防御対策を講じております。また、全社員を対象とした情報セキュリティ教育及び標的型攻撃メール対応訓練を定期的に実施し、情報リテラシーの向上に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)6,285字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米国による関税政策やウクライナ情勢の長期化と中東情勢の緊迫化などの 影響を受け、先行き不透明な状況で推移しました。わが国経済は、米国の関税政策の影響により企業収益の改善に 足踏みがみられたものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は持ち直しの動きが見られ、設備投資も緩やか な増加傾向を維持しました。この結果、景気は総じて緩やかな回復基調で推移しましたが、中東情勢の緊迫化など の影響には注視が必要な状況です。 このような中で、当社グループの当連結会計年度における受注額は、官需部門と国内民需部門が増加したことか ら、前連結会計年度比100.8%の26,963百万円となりました。 また、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (ア)財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,252百万円増加し、41,721百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,575百万円減少し、11,063百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,827百万円増加し、30,658百万円となりました。 (イ)経営成績 売上高は、28,189百万円(前連結会計年度比100.4%)を計上しました。 利益については、営業利益は3,495百万円(前連結会計年度比108.0%)、経常利益は3,640百万円(同107.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,615百万円(同107.8%)となりました。 また、期末受注残高は27,293百万円(同95.7%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、5,950百万円となり、前連結会計年度末より430百万円減少しました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、527百万円の増加(前年同期 キャッシュ・フローの増加2,109百万円)となりました。 これは、仕入債務の減少2,346百万円、法人税等の支払額1,268百万円、売上債権の増加740百万円などの減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益3,640百万円、減価償却費644百万円などの増加要因が多かったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、114百万円の減少(前年同期 キャッシュ・フローの減少834百万円)となりました。 これは、投資有価証券の償還による収入480百万円などの増加要因があったものの、有形及び無形固定資産の取得による支出635百万円などの減少要因が多かったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、839百万円の減少(前年同期 キャッシュ・フローの減少961百万円)となりました。 これは、配当金の支払額808百万円などによるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 当社グループは風水力機器の製造・据付・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載していません。 (ア)生産実績 当連結会計年度における生産実績を部門区分別に示すと次のとおりです。 部門区分   生産高(百万円)   対前期増減率(%) 官需部門   18,919   △4.3 国内民需部門   3,820   14.9 海外部門   5,449   9.5 計   28,189   0.4 (注) 当社グループはすべて受注生産であるため、生産実績は販売実績と同一となっています。 (イ)受注実績 当連結会計年度における受注実績を部門区分別に示すと次のとおりです。 部門区分   受注高(百万円)   対前期増減率(%)   受注残高(百万円)   対前期増減率(%) 官需部門   17,782   2.5   17,700   △6.0 国内民需部門   5,812   30.8   5,840   51.7 海外部門   3,369   △32.0   3,752   △35.7 計   26,963   0.8   27,293   △4.3 (ウ)販売実績 当連結会計年度における販売実績を部門区分別に示すと次のとおりです。 部門区分   販売実績(百万円)   対前期増減率(%) 官需部門   18,919   △4.3 国内民需部門   3,820   14.9 海外部門   5,449   9.5 計   28,189   0.4 (注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) ㈱守谷商会   3,079   11.0   3,595   12.8 東京都   5,224   18.6   2,883   10.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりです。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (ア)財政状態の状況に関する認識及び分析・検討内容 (資産) 当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末に比べ1,252百万円増加し、41,721百万円となりました。 これは、契約資産の減少1,131百万円などがあったものの、売掛金の増加2,158百万円、投資有価証券の増加1,072百万円、機械装置及び運搬具の増加337百万円などがあったことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末の総負債は前連結会計年度末に比べ1,575百万円減少し、11,063百万円となりました。 これは、繰延税金負債の増加415百万円などがあったものの、電子記録債務の減少1,687百万円、支払手形及び買掛金の減少660百万円、未払法人税等の減少224百万円などがあったことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ2,827百万円増加し、30,658百万円となりました。 これは、利益剰余金の増加1,807百万円、その他有価証券評価差額金の増加932百万円などがあったことによるものです。 (イ)経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 売上高については、官需部門が18,919百万円(同95.7%)と前年度に比べ減少したものの、国内民需部門が3,820百万円(前連結会計年度比114.9%)、海外部門が5,449百万円(同109.5%)と増加した結果、全体の売上高は28,189百万円(同100.4%)となりました。 (売上総利益) 売上総利益は、7,693百万円(前連結会計年度比105.0%) となり、売上総利益率は27.3%(前連結会計年度売上総利益率26.1%)となりました。 (営業利益) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、人件費や荷造運送費などの増加により106百万円増加し、4,198百万円(前連結会計年度比102.6%)となりました。 その結果、当連結会計年度の営業利益は、3,495百万円(同108.0%)となりました。 (経常利益) 当連結会計年度における営業外収益は、受取利息や受取配当金などの増加があったことから54百万円増加し、279百万円(前連結会計年度比124.0%)となりました。営業外費用は、固定資産処分損などの増加があったことから73百万円増加し、133百万円(同221.8%)となりました。 その結果、当連結会計年度の経常利益は、3,640百万円(同107.1%)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における法人税等合計については50百万円増加し、1,025百万円(前連結会計年度比105.2%)となりました。 その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、189百万円増加し、2,615百万円(前連結会計年度比107.8%)となりました。 上記認識のもと、社会情勢や産業構造の変化、不透明な市場環境といった外部環境の変化に対応し、持続的に成長する強靭な企業体質へと高めていくことを重要な経営課題として、「DMW中期経営計画2028」で掲げた最重要課題のうち、「既存事業領域の収益力強化」と「新規事業領域の拡大」を中心に取り組みを進めていきます。 「既存事業領域の収益力強化」 ・アルミ合金インペラ採用多段ターボブロワ「AM-Turbo®」や減速機搭載型立軸ポンプ「ラムダ21」など競争優位性の高い製品の戦略的な提案営業 ・P&M(パーツ供給・メンテナンス)ビジネスの拡大を通じた安定的な収益基盤の確立 「新規事業領域の拡大」 ・水処理設備用エネルギー回収装置「DeROs-E®※」の拡販と計画生産体制の確立 ・海外市場における戦略パートナーシップとネットワークの構築 ※DeROs-E®は、逆浸透(RO)膜を用いた水処理設備において、排水のエネルギーを回収・再利用し、省電力と温室効果ガス削減を実現する省エネ機器です。 (ウ)セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは風水力機器の製造・据付・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載していません。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 資本の財源及び資金の流動性にかかる情報につきましては、次のとおりです。 (資金需要) 当社グループの資金需要は主に運転資金需要と設備資金需要です。 運転資金需要は、当社グループの売掛債権の入金時期が期末前後に集中する季節性を有することから、期中の労務費や社外流出費などの支払資金が不足した場合に備えるための短期的な需要です。設備資金需要は、主として生産設備の新設や老朽更新、研究開発費などによる資金需要です。 (財務政策) 資金需要については、フリー・キャッシュ・フローの累積である内部留保資金で賄うことを基本としています。資金の流動性については、運転資金や不測の事態にも機動的に対応できる手元流動性を確保することを基本としています。また、長期的に運用可能な待機資金については、リスク及び投資効率を考慮した株式・債券・投資信託による運用を行うこととしています。 ③経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「DMW中期経営計画2028」において目指す連結経営数値目標は、次のとおりです。 連結経営指標   目標値 受注高    300億円 海外受注比率       25% 営業利益     35億円 売上高営業利益率       12% ROE       9% 配当性向   30%以上 ④重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発債務の開示、並びに報告期間における収入・費用の報告数値に与える見積り及び仮定設定を行わなければなりません。経営陣は貸倒債権、棚卸資産、投資有価証券、法人税等、退職金、財務活動、偶発事象や訴訟等に関する見積り及び判断に対しては、継続して評価を行っています。経営陣は過去の実績等を斟酌し、より合理的と考えられる方法により見積り及び判断を行っています。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、連結財務諸表の作成において重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えています。 (ア)収益の認識 当社グループは、顧客との受注契約に対し、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、履行義務の充足に係る進捗率に基づき収益を認識しています。一定の期間にわたり履行義務を充足し認識する収益の基礎となる進捗率は、総製造原価の見積額を基にしています。また、履行義務の充足に係る進捗率の見積りの方法は、発生原価に基づくインプット法を採用しています。なお、履行義務の充足に係る進捗率を合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しています。期間がごく短い工事契約については、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しています。 (イ)受注損失引当金 当社グループは、連結会計年度末の手持受注工事のうち、損失発生の可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることが可能な受注工事物件について、損失見込額を受注損失引当金として計上しています。受注工事物件の採算性が悪化した場合、追加引当が必要となる可能性があり、利益を減少させることになります。 (ウ)製品保証引当金 当社グループは、完成後の工事に係る将来の無償保証工事費用の支出に備えるため、費用見込額を過去の実績を基礎に計上しています。工事完成後、想定した額を上回る無償保証工事費用が発生した場合、利益を減少させることになります。 (エ)貸倒引当金 当社グループは、顧客等の支払不能時に発生する損失の見込額について、貸倒引当金を計上しています。顧客等の財政状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、追加引当が必要となる可能性があります。 (オ)繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産についてスケジューリング不能及び回収可能性が低いと思われる場合は、評価性引当額を計上しています。評価性引当額の計上額算定に当たっては、回収可能性並びに将来の課税所得を慎重に判断し、将来回収できないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上します。同様に、将来回収できると判断した場合、繰延税金資産への調整額により当該判断を行った期間に利益を増加させることになります。 (カ)退職給付費用 当社グループは、従業員の退職給付に備えるため、退職給付債務を計上していますが、退職給付費用及び債務は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されています。これらの前提条件には、割引率・将来の給与水準・退職率・死亡率・運用収益率等があります。実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は累積され、将来にわたって規則的に認識されるため、一般的には将来期間において認識される費用に影響を与えます。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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