概要
木村化工機株式会社は、1924年に大阪で鉛工事所として創業し、その後化学機械メーカーへ転身した。現在はエンジニアリング事業(蒸発・蒸留装置など)、化工機事業(プラントの据付・メンテナンス)、エネルギー・環境事業(原子力関連機器)の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上高は280億円、従業員442名。東証スタンダード市場に上場している。
三つの事業セグメントとその役割
木村化工機はエンジニアリング事業、化工機事業、エネルギー・環境事業の3部門で構成される。エンジニアリング事業は蒸発装置、蒸留装置、晶析装置、攪拌機、圧力容器などの設計・製作・据付を手がけ、設計から製造、建設までを一貫するEMPC方式を強みとする。化工機事業は既存プラントの定期修理、メンテナンス、配管工事などを請け負い、顧客の設備安定稼働を支える。エネルギー・環境事業は核燃料輸送容器、放射性廃棄物処理装置、放射線遮蔽設備など原子力関連機器を中心に、福島第一原発廃炉関連の業務も受注している。2026年3月期のセグメント別売上高は化工機事業123億円、エネルギー・環境事業84億円、エンジニアリング事業72億円である。
収益構造と利益の源泉
2026年3月期の連結営業利益は30億円、純利益23億円。セグメント別ではエネルギー・環境事業が営業利益16億円と最も大きく、全体の半分以上を占める。化工機事業は営業利益11億円、エンジニアリング事業は2.6億円。エネルギー・環境事業の収益性が高いのは、原子力関連の特殊な仕様・規制に対応した高付加価値製品による。売上高の推移をみると、過去10年間は155億円から280億円へ増加基調にあるが、受注高は年度により変動が大きい。2026年3月期の受注高は244億円と前期比13%減となったものの、売上高は前期比5.8%増、期末受注残が積み上がっている。
生産拠点と地域展開の網
本社機能は兵庫県尼崎市に置き、同地に尼崎工場(製缶・工作・実験棟)がある。国内生産拠点は大分工場(大分県)と静岡工場(静岡県)の3カ所。営業拠点としては東京支店のほか、茨城事務所、若狭事務所を置き、特に原子力関連の需要が多い東海・若狭地域に近接している。連結子会社はフォレコ株式会社(京都府)の1社で、エネルギー・環境事業の製品製造・工事を担う。かつて存在した子会社の三原木村工機、サモンド・サービスは2017年に吸収合併され、現在は直接事業を統括している。
長期視点の経営計画と人材戦略
2025年度から2027年度までの第14次中期経営計画では、スローガン「地球と未来を考える。一丸となって目指そう3・3・4!」を掲げる。最終年度の2027年度に売上高300億円、経常利益30億円を目標に、従業員400名以上の維持・増員を図る。マテリアリティとして「脱炭素社会への貢献」「品質マネジメントの深化」「人的資本の強化」「強固な経営基盤の構築」を特定し、省エネ型蒸留・蒸発装置やCO2削減機器の開発・営業を加速する。また、原子力分野では新規制基準対応や廃炉関連の受注拡大を重点課題としている。
業界の中での役割はプラント機器・エンジニアリング企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01化学・各種プラント主力
蒸発装置、蒸留装置、晶析装置、洗浄装置、攪拌機、圧力容器タンク、配管工事などの設計・製作・販売と設置工事を行う。
- 蒸発装置
- 液体を加熱して蒸発させ、濃縮する装置。
- 蒸留装置
- 液体混合物を沸点差で分離する装置。
- 晶析装置
- 溶液から結晶を析出させる装置。
- 攪拌機
- 液体や粉体を混合・攪拌する機械。
- 圧力容器タンク
- 高圧・低温などの条件下で液体・気体を貯蔵する容器。
02プラント設備・メンテナンス準主力
プラント設備・機器類の関連工事(製作、撤去、据付、配管、塗装、保温、試運転調整)およびメンテナンス工事の請負施工を行う。
03原子力・エネルギー副次
核燃料輸送容器、核燃料濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置、放射線遮蔽設備、実験設備などの設計・製作・販売と設置工事を行う。
- 核燃料輸送容器
- 核燃料を安全に輸送するための容器。
- 放射線遮蔽設備
- 放射線を遮蔽するための設備。
製品と技術
省エネ型蒸留・蒸発装置による脱炭素貢献
エンジニアリング事業の中心製品である蒸留装置と蒸発装置は、化学・食品・医薬・環境分野で広く使われる。同社は特に省エネルギー性能を高めた「省エネ型蒸留装置」「省エネ型蒸発装置」の開発に注力しており、CO2排出量の大幅削減を実現する。これらの装置は「令和6年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」の先進設備システムに5装置が採択された。同社は設計・製作・調達・建設を一貫して行うEMPC方式で受注し、顧客の脱炭素ニーズに応える。
原子力関連機器:核燃料容器から廃炉処理装置まで
エネルギー・環境事業では、核燃料輸送容器や格納装置、核燃料濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置、放射線遮蔽設備などを手がける。特に福島第一原子力発電所の廃炉・廃止措置に対応し、燃料デブリ処理のための分析セル施設、遠隔保守対応の設計・製作、放射性廃棄物容器、構内運搬容器などを継続的に受注している。青森県六ヶ所村の再処理工場やMOX燃料加工工場向けには、新規制基準対応の設計変更・改造工事や遮蔽設備・廃棄物処理設備を納入している。
EMPC方式:設計から建設までを一貫する強み
同社はプラントエンジニアリングにおいて、一般的なEPC(設計・調達・建設)に製造(Manufacturing)を加えた「EMPC」方式を商標登録し、強みとしている。この方式により、自社の工場で主要機器を製造し、現場での据付・配管・試運転までを一貫管理できるため、品質・納期・コストの最適化が図れる。特に複雑な規制や顧客仕様が要求される化学プラントや原子力関連案件で価値を発揮する。EMPCは同社の造語であり、2025年度からの中計でもこの方式による受注拡大を戦略の柱に据えている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
化学機械専業、三浦工業などと競合
木村化工機は機械セクターで、化学プラント用機器などを手掛ける中堅メーカー。売上高247億円(2024年3月期)は、三浦工業(約1500億円)や日本製鋼所(約5000億円)と比べて規模は小さいが、営業利益率11.36%(2025年3月期)と高収益を維持。日本ドライケミカルやGMSグループも同様の業態だが、木村化工機は高い技術力とカスタム対応で差別化。今期は利益率が10.71%にやや低下する見通しだが、安定した収益基盤を持つ。
強み
- 営業利益率11%超と、同業他社と比べても優れた収益性。
- 化学プラント用機器で高い技術力を持ち、カスタム受注に対応。
- 売上高が247億円→264億円→280億円と堅調に増加。
- 大手化学メーカーとの長期取引で安定した受注を確保。
課題
- 三浦工業や日本製鋼所のような大手に比べ市場シェアが小さい。
- 営業利益率が11.36%から10.71%へ微減、コスト管理が必要。
- 熟練技術者の高齢化が進み、技術継承が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字が木村化工機
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6482YUSHIN | 258億円 | 85.0倍 |
| 2 | 6445ジャノメ | 255億円 | 42.3倍 |
| 3 | 6327北川精機 | 254億円 | 49.6倍 |
| 4 | 6298ワイエイシイホールディングス | 247億円 | 17.5倍 |
| 5 | 6264マルマエ | 244億円 | 31.0倍 |
| 6 | 6378木村化工機 | 243億円 | 10.3倍 |
| 7 | 6492岡野バルブ製造 | 238億円 | 19.4倍 |
| 8 | 6257藤商事 | 233億円 | — |
| 9 | 6246テクノスマート | 227億円 | 11.7倍 |
| 10 | 6382トリニティ工業 | 226億円 | 7.5倍 |
| 11 | 6440JUKI | 217億円 | 12.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 28件
鉛工事請負から化学機械メーカーへ(1924〜1958)
1924年11月、木村鉛工所として大阪市西淀川区で創業。鉛管・鉛板の製造や鉛工事の請負を開始した。1939年4月、尼崎市杭瀬に工場を新設・移転し、木村鉛鉄機械工業所と改称。鉛に関する一貫体制を整え、化学機械用各種装置のメーカーとして地歩を固める。1956年8月には原子力利用関係機器の設計・製作に着手、この分野への参入は後のエネルギー・環境事業の礎となった。1958年11月、法人組織に改組し木村鉛鉄化学機械株式会社に。資本金1億5000万円。
上場と全国展開の開始(1961〜1971)
1961年10月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し資本金3億円に。1963年4月、尼崎工場内に化学機械装置の実験研究所を設置し、技術開発体制を強化。1968年4月、大分県鶴崎に大分工場を新設、生産能力を増強した。1969年6月、商号を木村化工機株式会社に変更。1970年7月尼崎工場の製罐工場を増設し、同年10月資本金10億3000万円に増資。1971年8月大阪証券取引所市場第一部に指定替え、同年10月東京証券取引所市場第一部にも上場した。
子会社設立と工場拡充の時代(1976〜1990)
1976年1月、静岡工場を新設。1978年9月、子会社「三原木村工機株式会社」を設立し、広島県三原市に拠点を置いた。1983年8月、尼崎工場内に本社事務所を新築。1987年10月、子会社「株式会社サモンド・サービス」を設立し、メンテナンス事業を強化。1990年5月、尼崎工場の事務所・厚生施設を建替・新築し、働く環境を整備した。これらの投資は、化学プラントや原子力関連の需要増に対応するための生産能力・サービス網の拡充を目的としていた。
連結子会社の取得とガバナンス改革(2009〜2016)
2009年7月、フォレコ株式会社の株式を取得し連結子会社化。フォレコはエネルギー・環境事業の製品製造・工事を担当し、グループ内で重要な役割を果たす。2016年6月、監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレート・ガバナンスを強化。同時期に尼崎工場の製缶・工作棟の建替(2009年5月)、製缶第三工場・実験棟の建替(2018年5月)を実施し、老朽化した設備を更新した。2017年10月には、子会社の三原木村工機とサモンド・サービスを吸収合併し、グループを再編した。
スタンダード市場移行と創業100周年(2022〜2024)
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行。同年8月、尼崎工場内に開発棟を新築し、研究開発機能を強化。2023年11月には東京支店を移転し、営業拠点を拡充。2024年1月、創業100周年を迎えた。2026年4月に茨城事務所、同年5月に若狭事務所をそれぞれ移転し、原子力関連の顧客に対する営業・サービス体制をさらに強化している。2026年3月期の売上高は280億円、営業利益30億円と過去最高を更新した。
年表28件を開く
1920年代
- 1924年11月創業木村鉛工所を大阪市西淀川区大和田町に創業し、鉛工事の請負及び硬鉛製機器の製造を開始。
1930年代
- 1939年4月尼崎市杭瀬に工場を新設・移転し、木村鉛鉄機械工業所と改称。鉛管・鉛板等鉛についての一貫体制を完備するとともに化学機械用各種装置メーカーとして独自の地歩を確立。
1950年代
- 1956年8月原子力利用関係機器・装置の設計・製作を開始。
- 1958年11月法人組織に改組、木村鉛鉄化学機械株式会社と改称。資本金1億5千万円
1960年代
- 1961年10月上場株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。資本金3億円
- 1963年4月化学機械装置の実験研究所を尼崎工場内に設置。
- 1968年4月大分県鶴崎に大分工場を新設。
- 1969年6月商号変更木村化工機株式会社に商号変更。
1970年代
- 1970年7月尼崎工場の製罐工場を増設。
- 1970年10月資本金を10億3千万円に増資。
- 1971年8月上場株式を大阪証券取引所市場第一部に指定替え上場。
- 1971年10月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
- 1976年1月静岡工場新設。
- 1978年9月M&A子会社 三原木村工機株式会社(2017年10月1日付吸収合併)を設立。
1980年代
- 1983年8月尼崎工場内に本社事務所を新設。
- 1987年10月M&A子会社 株式会社サモンド・サービス(2017年10月1日付吸収合併)を設立。
1990年代
- 1990年5月尼崎工場の事務所・厚生施設の建替・新築。
2000年代
- 2008年5月本社事務棟を増設。
- 2009年5月尼崎工場製缶・工作棟建替。
- 2009年7月フォレコ株式会社の株式を取得(現 連結子会社)。
2010年代
- 2016年6月監査等委員会設置会社へ移行。
- 2018年5月尼崎工場製缶第三工場・実験棟建替。
2020年代
- 2022年4月株式を東京証券取引所スタンダード市場に移行。
- 2022年8月開発棟建替。
- 2023年11月東京支店を移転。
- 2024年1月創業創業100周年。
- 2026年4月茨城事務所を移転。
- 2026年5月若狭事務所を移転。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年度まで300億円
- 経常利益2027年度まで30億円
- 従業員数2027年度まで400名以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
第14次中期経営計画の推進
2025年度から2027年度までの第14次中期経営計画「地球と未来を考える。一丸となって目指そう3・3・4!」に基づき、最終年度に売上高300億円、経常利益30億円、従業員400名以上を目指す。マテリアリティとして脱炭素、品質、人材、経営基盤の強化に取り組む。
- 02
エンジニアリング事業の拡大
設計から試運転まで一貫したプラントエンジニアリング(EMPC)方式で受注・利益を拡大。特に省エネ型蒸留・蒸発装置の改良・開発と受注拡大、省エネ補助事業の活用に注力する。
- 03
化工機事業の強化
営業活動強化による新規顧客開拓や定期修理工事の受注、メンテナンスエリアの確保・拡大に注力。技術力向上、協力会社との関係構築、人材確保・育成を進め、コスト競争力と顧客満足度向上を図る。
- 04
エネルギー・環境事業の受注拡大
原子力関連では周辺装置の製作・保守、福島第一原発の廃炉関連機器、核燃料サイクル関連の再処理工場等の新規制対応業務、遮蔽・廃棄物処理設備の受注に注力する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で442人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は856万円で、9期前と比べて+20.8%。平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は16.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 355 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 364 | — |
| 2019年3月 | 709 | 44.4 | 16.0 | 373 | — |
| 2020年3月 | 728 | 44.5 | 16.1 | 374 | — |
| 2021年3月 | 702 | 45.3 | 16.8 | 385 | — |
| 2022年3月 | 759 | 45.6 | 17.1 | 388 | — |
| 2023年3月 | 749 | 45.9 | 17.3 | 394 | — |
| 2024年3月 | 740 | 45.5 | 17.0 | 398 | — |
| 2025年3月 | 796 | 45.9 | 17.1 | 411 | 730 |
| 2026年3月 | 856 | 45.8 | 16.3 | 442 | 679 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内フォレコ㈱神奈川県 横浜市港北区議決権100.0%
- 調達992万円NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム窒素資源循環のための膜分離を利用した廃水からのアンモニア高効率分離回収の研究開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-30
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は280億円、営業利益は30億円。前期と比べると増収増益で、売上が+6.1%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 248億円 | 280億円 |
| 営業利益 | 26億円 | 30億円 |
| 純利益 | 19億円 | 23億円 |
| 1株あたり配当 | ¥41 | ¥41 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は58億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−1.7%、営業利益は+25.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 72 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 59 | 4 | 6.8 | 3 |
| 2024年2Q | 51 | 4 | 7.8 | 3 |
| 2024年3Q | 57 | 6 | 10.5 | 5 |
| 2024年4Q | 80 | — | — | 5 |
| 2025年2Q | 123 | 14 | 11.4 | 10 |
| 2025年4Q | 141 | 16 | 11.3 | 13 |
| 2026年2Q | 125 | 11 | 8.8 | 8 |
| 2026年4Q | 155 | 19 | 12.3 | 15 |
| 2027年1Q | 58 | 5 | 8.6 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は184億円から280億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は10.7%。売上は3期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 184 | — | 10 | — | 5 |
| 2014年3月 | 155 | — | 6 | — | 3 |
| 2015年3月 | 190 | — | 11 | — | 6 |
| 2016年3月 | 206 | — | 12 | — | 7 |
| 2017年3月 | 173 | — | 10 | — | 6 |
| 2018年3月 | 204 | — | 17 | — | 12 |
| 2019年3月 | 215 | — | 23 | — | 15 |
| 2020年3月 | 207 | — | 18 | — | 12 |
| 2021年3月 | 215 | — | 20 | — | 13 |
| 2022年3月 | 246 | — | 28 | — | 20 |
| 2023年3月 | 216 | — | 18 | — | 10 |
| 創業100周年。 | |||||
| 2024年3月 | 247 | — | 22 | — | 16 |
| 2025年3月 | 264 | 30 | 31 | 11.4 | 23 |
| 2026年3月 | 280 | 30 | 31 | 10.7 | 23 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高280億円のうち、営業利益として残るのは30億円で10.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は23億円、売上の8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.1%216億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.1%34億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.7%30億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが25億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は93億円で、売上の4.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −2 | −1 | 4 | −3 | 22 |
| 2014年3月 | 0 | −2 | −5 | −2 | 15 |
| 2015年3月 | 34 | 0 | −8 | 34 | 42 |
| 2016年3月 | −14 | −3 | −1 | −17 | 23 |
| 2017年3月 | 12 | −1 | −7 | 11 | 28 |
| 2018年3月 | 34 | −4 | −2 | 30 | 57 |
| 2019年3月 | 22 | −11 | −1 | 11 | 68 |
| 2020年3月 | −17 | −2 | −1 | −19 | 48 |
| 2021年3月 | 21 | −2 | −3 | 19 | 64 |
| 2022年3月 | −2 | −1 | −5 | −3 | 56 |
| 2023年3月 | 34 | −6 | −8 | 28 | 76 |
| 2024年3月 | 10 | −2 | −1 | 8 | 84 |
| 2025年3月 | 26 | −4 | −6 | 22 | 99 |
| 2026年3月 | 25 | −20 | −12 | 5 | 93 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は338億円。このうち返さなくてよい自己資本が206億円で、自己資本比率は61.0%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 197 | 71 | 126 | 36.0 |
| 2014年3月 | 170 | 71 | 99 | 42.0 |
| 2015年3月 | 214 | 74 | 140 | 34.5 |
| 2016年3月 | 212 | 77 | 135 | 36.4 |
| 2017年3月 | 206 | 86 | 120 | 41.6 |
| 2018年3月 | 249 | 99 | 150 | 39.7 |
| 2019年3月 | 272 | 111 | 161 | 40.8 |
| 2020年3月 | 261 | 118 | 143 | 45.1 |
| 2021年3月 | 297 | 133 | 164 | 44.6 |
| 2022年3月 | 295 | 147 | 148 | 49.8 |
| 2023年3月 | 302 | 154 | 148 | 51.1 |
| 2024年3月 | 346 | 175 | 171 | 50.4 |
| 2025年3月 | 339 | 191 | 148 | 56.4 |
| 2026年3月 | 338 | 206 | 132 | 61.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで209社中49位あたり、逆に低いのは自己資本比率で209社中117位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,180で、1年前と比べて+23.2%。過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.3倍 |
| PER (会社予想) | 12.5倍 |
| PBR | 1.13倍 |
| 配当利回り | 3.47% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で1.25%上昇と小幅ながら、8月19日は5.88%下落して1217円となった。25日線は1239.92円で下回っており、短期的な調整局面にある。52週高値1950円からは大きく乖離し、年初来上昇率は27.5%と堅調。出来高は8月14日に13.2万株とやや増加したが、その後は低調。RSIは53.67と中立圏にあり、トレンドは明確でない。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり41円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.47%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 7 | — | 24.2 |
| 2018年3月 | 8 | 14.3 | 9.7 |
| 2019年3月 | 12 | 50.0 | 16.5 |
| 2020年3月 | 12 | 0.0 | 19.8 |
| 2021年3月 | 15 | 25.0 | 22.4 |
| 2022年3月 | 20 | 33.3 | 20.5 |
| 2023年3月 | 15 | −25.0 | 30.4 |
| 2024年3月 | 20 | 33.3 | 32.5 |
| 2025年3月 | 41 | 105.0 | 35.5 |
| 2026年3月 | 41 | 0.0 | 36.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥41
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ12,832人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が41.0%を占め、残る59.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 51.5 | 49.4 | 51.9 | 47.1 | 45.8 | 50.6 |
| 金融機関 | 20.1 | 22.9 | 22.6 | 23.1 | 24.9 | 21.5 |
| 事業法人 | 20.6 | 20.8 | 20.7 | 20.7 | 20.8 | 19.4 |
| 外国法人 | 5.0 | 3.0 | 1.6 | 5.8 | 5.3 | 4.7 |
| 証券会社 | 2.8 | 3.8 | 3.1 | 3.3 | 3.1 | 3.6 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 政府・自治体 | — | — | — | — | — | 0.0 |
| 自己株式 | 0.8 | — | — | — | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.98 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 6.23 |
| 03 | 木村化工機関連グループ持株会 | 5.77 |
| 04 | 株式会社奥村組 | 4.70 |
| 05 | キムラ従業員持株会 | 4.68 |
| 06 | 小林康眞 | 3.00 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 2.98 |
| 08 | 三井住友信託銀行株式会社 | 2.91 |
| 09 | 木村孝吉 | 2.03 |
| 10 | ニプロ株式会社 | 1.94 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+346%、1株純資産は14期で+211%。直近期のROEは11.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 26 | 345 | 7.8 | 13.2 | 20.7 |
| 2014年3月 | 15 | 347 | 4.2 | 32.4 | 52.2 |
| 2015年3月 | 29 | 374 | 8.3 | 19.0 | 25.7 |
| 2016年3月 | 33 | 390 | 8.8 | 11.2 | 21.7 |
| 2017年3月 | 32 | 435 | 7.8 | 10.5 | 24.2 |
| 2018年3月 | 60 | 499 | 12.9 | 8.2 | 9.7 |
| 2019年3月 | 77 | 560 | 14.5 | 4.9 | 16.5 |
| 2020年3月 | 61 | 595 | 10.6 | 7.1 | 19.8 |
| 2021年3月 | 67 | 669 | 10.7 | 11.3 | 22.4 |
| 2022年3月 | 99 | 748 | 14.1 | 8.7 | 20.5 |
| 2023年3月 | 51 | 782 | 6.6 | 13.4 | 30.4 |
| 2024年3月 | 78 | 881 | 9.4 | 9.0 | 32.5 |
| 2025年3月 | 117 | 966 | 12.6 | 6.2 | 35.5 |
| 2026年3月 | 115 | 1,070 | 11.4 | 13.2 | 36.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
13名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額386百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小林康眞 | 代表取締役 取締役会長兼取締役社長 | 80 |
| 佐伯博 | 専務取締役 化工機事業部長、エンジニアリング事業部管掌、調達部担当 | 69 |
| 井城逸雄 | 常務取締役 業務監査室担当、内部統制担当、法務室担当 | 67 |
| 重洋一 | 取締役 エンジニアリング事業部長 兼人材開発部長 | 65 |
| 尾崎真司 | 取締役 エネルギー・環境事業部長 兼同事業部営業部長、東京支店担当、品質保証部担当 | 61 |
| 谷口直彦 | 取締役 製造部門長兼尼崎工場長 | 55 |
| 藤井克祐 | 取締役 管理部門長兼総務部長、企画室担当、秘書室担当 | 68 |
| 正木惠之 | 取締役 開発部長、情報システム部担当 | 66 |
| 粂芳明 | 取締役(監査等委員)常勤 | 71 |
| 嶋野修司 | 取締役(監査等委員) | 51 |
| 濱田隆祐 | 取締役(監査等委員) | 53 |
| 田辺陽一 | — | 56 |
残りの役員1名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 丸橋常弘 | 取締役(監査等委員) | 72 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 8 | 223 | 21 | 359 | 45 |
| 取締役(社内) | 1 | 18 | — | 18 | 18 |
| 社外取締役 | 3 | 9 | — | 9 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容619字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,765字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,450字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,849字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-21
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-23
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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