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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

タダノ

TADANO LTD.6395 · Prime · 機械

建設・車両搭載クレーンで国内首位。オールテレーン、ラフテレーン、クローラ、トラッククレーンなど幅広いラインナップを世界展開。

概要

株式会社タダノは、1948年に香川県高松市で創業したクレーン専業メーカーである。オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、トラッククレーンなど建設用クレーンを主力とし、車両搭載型クレーンや高所作業車も手掛ける。2025年12月期の連結売上高は3,495億円、海外売上高比率は64.1%に達し、従業員数は5,997人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

建設・インフラ向けクレーンが収益の柱

タダノの主力事業は建設現場やインフラ整備向けのクレーン製造販売である。オールテレーンクレーンは路上走行と不整地走行を両立し、ラフテレーンクレーンは悪路での作業に適する。クローラクレーンは無限軌道で軟弱地盤でも安定稼働する。2025年12月期、建設用クレーンの売上高は2,071億円と全体の約59%を占めた。日本国内では公共投資の堅調さに支えられる一方、慢性的なオペレーター不足や資材価格高騰の影響も受ける。海外では北米・中東・アジアで需要が増加傾向にある。

物流・運搬分野へ拡大する事業領域

タダノは「Lifting Equipment(LE)」を事業領域と定め、物流・運搬分野にも進出している。カーゴクレーン(トラック搭載型)やナックルブームクレーンなどの車両搭載型クレーンは、荷役作業を効率化する。バルクハンドリングシステムや港湾荷役用クレーン、フローティングクレーンといった大型運搬機械も手掛ける。2024年にIHI運搬機械の運搬システム事業を買収し、運搬機械の品目を新設。2025年12月期の運搬機械売上高は55億円となった。

38の国と地域に広がるグローバル生産販売網

タダノグループは日本、欧州、米州、オセアニア、アジアなど54の連結子会社で構成される。欧州では1990年にドイツのファウン社を買収し、2019年にはデマーグブランドのクレーン事業を取得した。米州では2008年にスパンデック社を買収し、2024年にはマニテックス社の買収により車両搭載型クレーンと高所作業車のラインアップを拡大。日本国内には香川県に4つの工場(志度、多度津、香西、三本松試験場)を持ち、千葉工場を含む国内生産拠点で製品を供給する。

収益構造と財務状況の変遷

2025年12月期の連結売上高は3,495億円(前期比19.9%増)と過去最高を更新した。営業利益は185億円(同22.0%減)と減益となったが、これは米国通商政策の影響や買収関連費用の計上による。純利益は固定資産売却益等により183億円(同175.5%増)と大幅増益。セグメント別では、日本が売上高2,134億円で営業利益202億円、欧州は売上高1,077億円で営業損失33億円と赤字、米州は売上高1,416億円で営業利益25億円と低調。海外売上高比率は64.1%と、収益の過半を海外が占める。

業界の中での役割はクレーン・高所作業車製造の総合メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,495億円
営業利益
186億円
営業利益率
5.3%
純利益
183億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01建設・インフラ主力

建設現場やインフラ整備向けに、オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、トラッククレーン、高所作業車などを製造販売。道路・橋梁点検車、照明車などの特殊車両も手掛ける。

主な製品・サービス7
オールテレーンクレーン
路上走行と不整地走行を両立した自走式クレーン。高速移動と高い吊り上げ性能を持つ。
ラフテレーンクレーン
不整地での走行性に優れた自走式クレーン。悪路での作業に適する。
クローラクレーン
無限軌道を備えた大型クレーン。軟弱地盤でも安定した作業が可能。
トラッククレーン
トラックにクレーンを搭載した移動式クレーン。公道走行と現場での吊り作業を兼ねる。
高所作業車
作業員を高所に上げるための車両。電柱作業や橋梁点検などに使用。
穴掘建柱車
穴掘りと電柱建柱を一貫して行う作業車。電力・通信工事に使用。
軌陸車
道路と線路の両方を走行できる作業車。鉄道保守点検に用いられる。

02物流・運搬準主力

物流・運搬業界向けに、カーゴクレーン(トラック搭載型)、車両運搬車、ナックルブームクレーン、ブームトラックなどを供給。バルクハンドリングシステム、港湾荷役クレーン、フローティングクレーンなどの大型運搬機械も手掛ける。

主な製品・サービス7
カーゴクレーン
トラックに搭載した荷役用クレーン。貨物の積み下ろしを効率化。
ナックルブームクレーン
多関節ブームを持つクレーン。狭い場所での荷役に適する。
バルクハンドリングシステム
ばら荷(石炭・鉱石等)の連続荷役設備。港湾や発電所向け。
ジブクライミングクレーン
建物の建設に伴い上部へと移動するタワークレーン。高層建築工事に不可欠。
港湾荷役用クレーン
港湾でコンテナやバラ積み貨物を荷役する大型クレーン。
フローティングクレーン
台船に搭載されたクレーン。海上工事や大型物の揚重に使用。
リングリフトクレーン
大型風車や原子炉容器など超重量物の吊り上げに特化したクレーン。

03その他副次

部品販売、修理・メンテナンス、中古車販売、リフターなどのサービス・関連事業。

製品と技術

オールテレーンクレーン:路上と不整地を両立する自走式クレーン

タダノのオールテレーンクレーンは、高速道路での長距離走行と建設現場での不整地走行を1台で実現する自走式クレーンである。一般的なラフテレーンクレーンよりも高速走行性能が高く、現場間の移動時間を短縮できる。吊り上げ能力は数十トンから数百トンまで幅広い機種をラインアップ。路上走行用のタイヤと不整地用のサスペンションを備え、多くの建設現場で標準機として採用されている。タダノはこの分野で長年の開発実績を持ち、日本国内だけでなく欧州や北米でも高いシェアを有する。

クローラクレーン:超重量物の吊り上げを支える大型機

クローラクレーンは無限軌道(クローラ)を装備した大型クレーンで、軟弱地盤でも安定した作業が可能。タダノはデマーグブランドの買収により、超大型クローラクレーンのラインアップを強化した。特にリングリフトクレーンは、大型風車や原子炉容器など超重量物の吊り上げに特化し、建設現場でのブロック据え付けやプラント建設に不可欠である。有線式電動CC.88.1600-1(超大型クローラクレーン)の開発も進めており、CO₂排出ゼロを目指す環境対応機種も投入している。

車両搭載型クレーンと高所作業車:物流とメンテナンスの効率化

タダノはカーゴクレーン(トラック搭載型)やナックルブームクレーンなど、車両に直接搭載するクレーンを多数製造する。これらは貨物の積み下ろしや、狭い場所での荷役に適し、物流業界で幅広く使われる。高所作業車は電柱作業や橋梁点検など、作業員を高所に安全に上げるための車両で、穴掘建柱車や軌陸車も含む。2024年に買収したマニテックス社により、米州向けの車両搭載型クレーンと高所作業車の品揃えが拡大し、フル電動高所作業車AT-121TTEの開発も進んでいる。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

大型クレーン・高所作業車で高い国内シェア、海外展開に強み

当社は建設用クレーンや高所作業車を手掛ける機械メーカーで、売上高は2024年12月期2915億円から2025年12月期3495億円と大幅に増加しました。営業利益率は8.16%から5.32%に低下しましたが、依然高水準です。同業の三浦工業や前澤ホールディングスは異なる製品構成ですが、当社はクレーン分野で世界的な知名度を持ち、国内首位級のシェアを誇ります。海外売上比率が高く、グローバルな需要を取り込んでいます。今後は利益率の改善と、中国・欧州での競争対応が課題です。

強み

  • クレーン市場で国内トップシェアを維持、国内外で強いブランド。
  • 売上の半分以上を海外が占め、グローバルに事業展開。
  • 売上高は前期比約20%増と堅調、旺盛な需要を背景に拡大。
  • 営業利益率は低下したものの5%超、高い収益力を維持。

課題

  • 部材高などで営業利益率が約3ポイント低下、原価管理が急務。
  • 海外依存度が高く、為替変動や地域情勢の影響を受けやすい。
  • 中国メーカーなど低価格競争が激しく、シェア維持が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がタダノ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17744ノーリツ鋼機2,220億円10.7倍
29678カナモト2,150億円15.1倍
37864フジシールインターナショナル1,967億円8.4倍
47004カナデビア1,952億円17.3倍
56250やまびこ1,936億円9.7倍
66395タダノ1,772億円6.9倍
73433トーカロ1,646億円15.9倍
86498キッツ1,637億円13.5倍
99025鴻池運輸1,635億円10.7倍
106379レイズネクスト1,606億円15.3倍
117734理研計器1,588億円15.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

油圧式トラッククレーンの開発で創業した1948年

タダノは1948年8月、高松市藤塚町に資本金50万円で「株式会社多田野鉄工所」として設立された。創業から7年後の1955年9月、国産初の油圧式トラッククレーンを開発・生産開始。これがタダノのクレーン事業の原点となる。1959年6月には本社工場を高松市新田町に新設移転し、生産能力を拡大。その後、1962年9月に大阪証券取引所市場第2部に上場し、1971年3月には東京証券取引所市場第2部に上場、1972年1月には両市場の第1部に指定替えとなった。

全国販売網の整備と高所作業車への参入1960〜1980年代

1964年から1968年にかけて、名古屋、仙台、札幌、広島の各営業所を開設し、国内販売網を全国規模に拡大した。1971年には神奈川県愛川町に厚木工場を新設(1988年閉鎖)。1980年には香川県志度町に志度工場を新設し、生産拠点を強化。1983年1月、高所作業車の販売を開始し、製品ラインアップを多様化した。この間、1973年にはオランダに初の海外子会社を設立するなど、国際展開の第一歩を踏み出した。

海外M&Aで欧州・米州市場に本格参入した1990年代

1989年7月、商号を「株式会社タダノ」に改称。1990年5月、ドイツに子会社ファウンGmbHを設立し、ファウンAGのクレーン及び車両部門を買収。これにより欧州市場での地歩を固めた。続いて1991年にはタダノ・ファウンGmbHを設立(間接所有)。2008年12月には米国子会社を通じてスパンデック社(現タダノ・マンティスCorp.)を買収し、米州市場に本格参入。これらのM&Aにより、タダノはグローバルクレーンメーカーとしての基盤を築いた。

事業領域を「Lifting Equipment」と定め拡大した2000年代

2008年度、タダノは事業領域を「抗重力・空間作業機械=Lifting Equipment(LE)」と正式に定義。クレーンだけでなく、高所作業車や運搬機械まで含む広義の「持ち上げる機械」を核とする方針を明確化した。2012年にはタイに子会社を設立(2024年解散)。2014年にはイギリスのクレーンズ・ユーケー社を買収。2019年7月にはTerex Corporationからデマーグブランドのクレーン事業を買収し、ドイツのタダノ・デマーグGmbHを傘下に加えた。

脱炭素と事業再編が加速する2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2024年2月、長野工業株式会社(現タダノユーティリティ)を買収し、ユーティリティ事業を拡大。2025年7月にはIHI運搬機械の運搬システム事業を買収し、タダノインフラソリューションズとして統合。環境対応では、世界初のフル電動ラフテレーンクレーンを2023年に日本市場、2024年に北米市場で発売。2025年にはフル電動高所作業車AT-121TTEを開発。志度工場には香川県下最大規模の太陽光発電設備を設置した。

年表46件を開く

1940年代

  • 1948年8月創業高松市藤塚町に株式会社多田野鉄工所を資本金50万円で設立

1950年代

  • 1954年11月本社工場を高松市観光町に新設移転
  • 1955年9月油圧式トラッククレーンを開発、生産開始
  • 1958年5月大阪営業所(現:関西支店)を開設
  • 1959年6月本社工場を高松市新田町に新設移転

1960年代

  • 1962年9月上場大阪証券取引所市場第2部に上場
  • 1964年2月名古屋営業所(現:中部支店)を開設
  • 1966年9月仙台営業所(現:東北支店)を開設
  • 1968年6月札幌営業所(現:北海道支店)、広島営業所(現:中国支店)を開設

1970年代

  • 1971年3月上場東京証券取引所市場第2部に上場
  • 1971年8月神奈川県愛川町に厚木工場新設(1988年7月閉鎖移転)
  • 1971年12月福岡営業所(現:九州支店)を開設
  • 1972年1月上場東京証券取引所並びに大阪証券取引所の各市場第1部に指定替上場
  • 1973年8月オランダに子会社タダノ・インターナショナル(ヨーロッパ)B.V.を設立(2006年8月解散)
  • 1973年9月M&A子会社タダノ・エンタープライズ株式会社を設立(2009年10月株式会社タダノテクノ東日本に吸収合併)
  • 1978年9月関東営業所(現:関東支店)を開設
  • 1979年8月北陸営業所(現:北陸支店)を開設

1980年代

  • 1980年4月香川県志度町(現:さぬき市)に志度工場を新設
  • 1983年1月高所作業車を販売開始
  • 1983年3月子会社タダノ北陸販売株式会社を設立
  • 1985年1月子会社株式会社四国特装を設立(現:株式会社タダノエステック)
  • 1985年7月子会社タダノ産業株式会社を設立(現:株式会社タダノビジネスサポート)
  • 1987年9月東京都墨田区に東京事務所(自社ビル)を新設(2022年4月売却)
  • 1988年7月千葉県佐倉市に佐倉工場を新設し、厚木工場を閉鎖移転
  • 1989年5月四国機工株式会社(現:株式会社タダノアイレック)の株式を追加取得、子会社となる
  • 1989年5月株式会社ニューエラーの株式を追加取得、子会社となる(2008年4月全株式譲渡)
  • 1989年7月商号を「株式会社タダノ」と改称

1990年代

  • 1990年5月M&Aドイツに子会社ファウンGmbHを設立し、ファウンAGのクレーン及び車両部門を買収(2012年5月タダノ・ファウンGmbHに商号変更)
  • 1990年10月M&A国際機械商事株式会社の株式を追加取得、子会社となる(2009年4月当社に吸収合併)
  • 1991年7月M&Aドイツに子会社タダノ・ファウンGmbHを設立(間接所有)(2012年5月ファウンGmbHに吸収合併)
  • 1992年12月オランダに子会社タダノ・ファウン・ホーランドB.V.を設立(間接所有)(2011年6月解散)
  • 1997年1月タダノ技術研究所(現:タダノイノベーションセンター)を高松市林町に新設移転

2000年代

  • 2000年4月車両搭載型クレーンの販売子会社13社を解散
  • 2000年4月協和興業株式会社(現:株式会社タダノアイメス)の株式を追加取得、子会社となる
  • 2007年7月香川県多度津町に多度津工場を新設
  • 2008年11月千葉県千葉市若葉区に千葉工場を新設
  • 2008年12月M&Aアメリカに子会社タダノ・アメリカ・ホールディングスInc.を設立し、スパンデックInc.(現:タダノ・マンティスCorp.)を買収(間接所有)
  • 2009年3月香川県東かがわ市に三本松試験場を新設

2010年代

  • 2012年4月タイに子会社タダノ・タイランドCo., Ltd.を設立(2024年12月解散)
  • 2014年4月M&Aイギリスのクレーンズ・ユーケーLtd.(現:タダノ・ユーケーLtd.)を買収(間接所有)
  • 2018年12月インドに子会社タダノ・エスコーツ・インディアPvt. Ltd.(現:タダノ・クレーンズ・インディアPvt. Ltd.)を設立
  • 2019年7月M&ATerex Corporationが所有するDemagブランドのクレーン事業の買収を完了、Terex Cranes Germany GmbH(現:タダノ・デマーグGmbH)ほか計8社の株式取得並びに計11社の事業を譲受
  • 2019年8月香川県高松市香西北町に香西工場を新設

2020年代

  • 2022年4月東京事務所を東京都千代田区に移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年2月長野工業株式会社(現:株式会社タダノユーティリティ)の株式を取得、子会社となる

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    脱炭素化を加速

    電動クレーンや高所作業車の開発・発売、太陽光発電設備の導入など、製品と事業活動の両面でCO2削減を推進し、「Tadano Green Solutions」を拡充する。

  2. 02

    新たな領域への挑戦

    買収により獲得した車両搭載型クレーン、高所作業車、定置式クレーンの海外展開を加速し、造船向け製品の強化や遠隔操作システムなど新技術の製品化にも取り組む。

  3. 03

    強みを活かしたものづくり改革

    日本・欧州・米州の各拠点の強みを活かした最適生産体制を構築し、工場閉鎖や生産移管を通じてコスト競争力・品質・納期安定性を向上する。

  4. 04

    変革を支える足場固め

    サービス力強化(再生事業拡充、レトロフィット強化)と人財基盤強化(従業員持株制度、両立支援、採用・再雇用制度の改善)に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,997人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は695万円で、9期前と比べて+2.7%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,346
2018年3月3,311
2019年3月42.016.93,405
2020年3月67742.016.95,084
2021年3月63242.417.25,074
2022年12月61941.516.04,651
2022年3月60942.116.64,589
2023年12月64541.616.14,686
2024年12月66741.315.74,916484
2025年12月69540.815.15,997310

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率58.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 5 / 海外 4、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
香西工場 — 香川県高松市179億円
日本(建設用クレーンの製造)
志度工場 — 香川県さぬき市7,945百万円
日本(建設用クレーンの製造)
本社・工場 — ドイツ・ラインラント=プファルツ州6,472百万円
欧州(建設用クレーン等の製造)
本社・工場 — ドイツ・バイエルン州5,902百万円
欧州(建設用クレーン等の製造)
本社 — 香川県高松市他4,321百万円
日本(統括業務・研究開発及び部品販売)
本社・工場 — 長野県千曲市他3,258百万円
日本(高所作業車の製造)
高松工場 — 香川県高松市3,044百万円
日本(高所作業車の製造)
北海道支店(札幌市白石区他)他9支店2,557百万円
日本(販売業務)
本社・工場 — イタリア・エミリア=ロマーニャ州2,275百万円
欧州(車両搭載型クレーン等の製造)
三本松試験場 — 香川県東かがわ市1,772百万円
日本(建設用クレーンの試験・検査)
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱タダノアイレック
    香川県 多度津町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タダノアイメス
    東京都 墨田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タダノインフラソリューションズ
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱タダノユーティリティ
    長野県 千曲市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    タダノ・ファウンGmbH
    ドイツ バイエルン 州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    タダノ・デマーグGmbH
    ドイツ ラインラント=プファルツ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ピーエム・オイルアンドスチールS.p.A.
    イタリア エミリア=ロマーニャ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    タダノ・アメリカCorp.
    米国 テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    マニテックスInc.
    米国 テキサス州 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    照明車(ブーム式)17台購入
    国土交通省 · 2020-05-28
    6.7億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】照明車16台購入【4月20日付け訂正公告】
    国土交通省 · 2020-05-20
    6.3億円
  • 調達
    令和8年度 照明車交換購入
    国土交通省 · 2026-05-21
    1.6億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R6照明車(ブーム式)3台交換購入
    国土交通省 · 2024-10-09
    1.5億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R3照明車(1.2kW×6灯、ブーム)3台交換購入
    国土交通省 · 2022-06-16
    1.5億円
  • 調達
    照明車3台交換購入
    国土交通省 · 2025-10-14
    1.4億円
  • 調達
    令和8-9年度 照明車(LED灯、20m級、カメラ付)交換購入
    国土交通省 · 2026-06-22
    1.4億円
  • 調達
    令和7-8年度 照明車(LED灯、20m級、カメラ付)交換購入
    国土交通省 · 2025-06-23
    1.3億円
  • 調達
    【関東地方整備局、本局】R8橋梁点検車1台交換購入
    国土交通省 · 2026-04-22
    1.1億円
  • 調達
    照明車用LED灯具8台購入・取替
    国土交通省 · 2022-05-11
    1.1億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は3,495億円営業利益186億円前期と比べると増収減益で、売上が+19.9%、利益が-21.8%。

売上高
+19.9%
3,495億円
営業利益
-21.8%
186億円
純利益
+177.3%
183億円
営業利益率
5.3%
前期比 -2.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高4,000億円3,495億円
営業利益250億円186億円
純利益140億円183億円
1株あたり配当¥34¥34

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は1,826億円、営業利益は149億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+10.8%、営業利益は+67.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q649355.48
2023年2Q684537.725
2023年3Q706446.216
2023年4Q76429
2024年1Q625569.020
2024年2Q789678.532
2024年4Q1,5011157.714
2025年2Q1,648895.443
2025年4Q1,847975.3140
2026年2Q1,8261498.2107

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,348億円から3,495億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は5.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,34811473
イギリスのクレーンズ・ユーケーLtd.(現:タダノ・ユーケーLtd.)を買収(間接所有)
2014年3月1,818216144
2015年3月2,041304195
2016年3月2,094307196
2017年3月1,797185119
インドに子会社タダノ・エスコーツ・インディアPvt. Ltd.(現:タダノ・クレーンズ・インディアPvt. Ltd.)を設立
2018年3月1,73714994
Terex Corporationが所有するDemagブランドのクレーン事業の買収を完了、Terex Cranes Germany GmbH(現:タダノ・デマーグGmbH)ほか計8社の株式取得並びに計11社の事業を譲受
2019年3月1,885156115
2020年3月2,27913864
2021年3月1,860−47−130
2022年3月2,05755131
2022年12月1,9296522
2023年12月2,80316478
2024年12月2,9152382118.266
2025年12月3,4951861515.3183

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高3,495億円のうち、営業利益として残るのは186億円5.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は183億円、売上の5.2%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.3%2,563億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.3%746億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.3%186億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.3pt
5.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.7pt
5.2%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.5pt
9.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが−24億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは−30億円この組み合わせは消耗型にあたる。本業・投資・財務のすべてで現金が出ていっている。手元資金の厚みが生命線期末の手元現金は810億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月22−20−202395
2014年3月155−38−49117482
2015年3月198−41−43157613
2016年3月194−38−31156731
2017年3月33−48−25−15683
2018年3月300−39−80261866
2019年3月25−171−57−146658
2020年3月−30−315260−345570
2021年3月204−372901671,030
2022年3月173−71−51021,152
2022年12月−20445−50−159980
2023年12月101−40−13361941
2024年12月0−251216−251926
2025年12月−24−6−21−30810

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は4,585億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,059億円で、自己資本比率は44.9%(業種中央値65.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,77686790948.4
2014年3月1,9891,03095951.3
2015年3月2,2351,2211,01454.3
2016年3月2,3531,3481,00557.0
2017年3月2,2971,42587261.8
2018年3月2,4551,50095560.9
2019年3月2,5581,5501,00860.2
2020年3月3,1131,5821,53150.5
2021年3月3,2391,4541,78544.5
2022年3月3,4471,6031,84446.2
2022年12月3,5671,6781,88946.9
2023年12月3,6521,8141,83849.6
2024年12月4,0341,8892,14546.8
2025年12月4,5852,0592,52644.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
818億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,533億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
689億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,526億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
51
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率209社中17位あたり、逆に低いのは自己資本比率209社中178位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.3%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.9%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
19.9%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,368で、1年前と比べて+36.5%過去52週の値幅のなかでは67%の位置にある。

¥1,368-5.5%1ヶ月-0.3%1年+36.5%時価総額1,772億円
過去52週の値幅
安値¥992高値¥1,551

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.9倍
PER (会社予想)12.3倍
PBR0.80倍
配当利回り2.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1418円は25日線(1318.56円)を約7.5%上回る。直近1カ月で+10.44%と急騰。8月4日から5日にかけて出来高が79.9万株、130.2万株と急増し、株価は1412円まで上昇。52週高値1551円に対し約8.6%の位置。75日線(1309.34円)と200日線(1221.45円)を大きく上回り、上昇トレンドが明確。RSIは83.2と買われすぎの水準で、短期的な調整リスクが高い。需給は強いが、過熱感には注意。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PERは9.8倍と業界平均24.48倍を大きく下回り、PBRも0.87倍と1倍を割り込んでいる。ROEは9.27%と業界水準を考慮すると健闘しており、配当利回り2.4%は業界平均2.68%と概ね同等。配当性向24.2%と余裕があり、増配余地も見込める。直近の売上高は増加傾向にあり、2025/12期には純利益が回復する見込み。割安だが、車両需要の先行きや海外リスクには留意が必要。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.9倍22.7倍
PER (予想)12.3倍
PBR0.80倍1.50倍
ROE9.3%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

移動式クレーンの需要は、世界のインフラ投資や物流効率化、再生可能エネルギー建設などで拡大が見込まれる。強気派は、海外展開の進展と需要構造の変化による成長継続を評価し、収益拡大と株価上昇を期待する。一方、弱気派は、中国や韓国メーカーとの競争激化、金利上昇による建設投資減速、為替変動による業績ブレを懸念し、現在の株価水準では割高とみる。業績予想は2025年に純利益が大きく増加する見込みだが、その達成度や持続性が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 海外需要の取り込み

    2026年に売上高3,495億円へ成長見込み、海外展開を積極化

  • 収益性の改善

    2025年純利益183億円と大幅増益予想、ROEは9%超

  • 株主還元の魅力

    配当利回り2.4%と安定配当、PBRは0.87倍と割安感

  • 純利益183億円、前期比2.8倍決算発表後影響

    2024/12期66億円→183億円、最終益177%増

  • 売上高3495億円、前期比20%増通年影響

    売上高2915億円→3495億円、増収率19.9%

  • ROE9.27%とPBR0.87倍の割安感継続影響

    PBR0.87倍、ROE9.27%で自己資本利益率は良好

  • 外資系保有39.07%と需給良好継続影響

    外国法人持ち株比率39.07%と高く継続資金流入

マイナスに働く材料7
  • 競争の激化

    中国・韓国メーカーの台頭で価格競争が懸念される

  • 需要の変動リスク

    建設投資は景気や金利に敏感で落ち込みリスク

  • 為替の影響

    海外売上高比率が高く、円高が収益を圧迫

  • 営業利益186億円、前期比22%減決算発表後影響

    営業利益238億円→186億円、減益幅52億円

  • 予想PER12.8倍は実績9.8倍から悪化決算発表後影響

    予想純利益143億円(1836億÷12.8倍)、今期183億円から22%減

  • 営業利益率5.32%と前期から低下通年影響

    営業利益率8.16%→5.32%、2.84ポイント悪化

  • 株価1年+30.6%上昇の反動安不定影響

    上昇率30.64%と利益確定売りリスク

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上高の先行指標。受注の増減で需要動向を確認
海外売上比率
成長の源泉となる海外事業の拡大度合いを測る
オペレーティングマージン
競争激化や為替の影響を反映する採算性の指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり34で、前期から+91.3%いまの株価に対する利回りは2.49%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥34
1株あたり
配当利回り
2.49%
いまの株価に対して
配当性向
24.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2633.3
2018年3月260.034.4
2019年3月260.026.7
2020年3月287.743.3
2021年3月3−89.3
2022年12月8166.74.5
2022年3月7−12.59.7
2023年12月19171.433.1
2024年12月2321.126.9
2025年12月4491.324.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥34

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ9,924人。区分でいちばん多いのは外国法人39.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が34.6%を占め、残る65.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人27.926.528.828.827.239.1
金融機関41.743.441.242.444.029.1
個人・その他23.823.623.922.422.322.8
事業法人6.16.05.85.75.55.5
証券会社0.60.50.30.70.93.6
自己株式2.22.12.12.01.81.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社11.12
02JAPAN ACTIVATION CAPITAL I L.P.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)6.07
03日本生命保険相互会社4.87
04JAPAN ACTIVATION CAPITAL II L.P.(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)4.69
05株式会社日本カストディ銀行4.48
06NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店)3.71
07明治安田生命保険相互会社3.11
08タダノ取引先持株会2.70
09株式会社百十四銀行2.48
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.44

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-08-14
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー(Silchester International Investors LLP)
    新規の大量保有報告
    5.78%
    -1.04pt
  • 2026-04-09
    シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ・エルエルピー (Silchester International Investors LLP)
    新規の大量保有報告
    6.82%
    -1.08pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+150%、1株純資産は14期で+141%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月586779.018.827.1
2014年3月11480615.311.822.2
2015年3月15495817.510.517.7
2016年3月1551,06015.36.718.9
2017年3月941,1228.613.833.3
2018年3月741,1806.421.534.4
2019年3月911,2167.611.626.7
2020年3月511,2414.115.243.3
2021年3月−1031,137
2022年3月1031,2558.610.09.7
2022年12月171,3181.452.64.5
2023年12月611,4264.519.333.1
2024年12月521,4853.622.026.9
2025年12月1451,6299.37.324.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

32名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は32名。2025/12期の役員報酬は総額542百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約14倍にあたる。

氏名役職年齢
多田野宏一代表取締役 会長72
氏家俊明代表取締役 社長・CEO65
合田洋之取締役 執行役員常務58
八代倫明取締役 執行役員常務64
村山昇作取締役76
石塚達郎取締役70
大塚聡子取締役64
金子順一取締役72
蓼沼宏一取締役66
池浦雅彦常勤監査役68
藤井清史常勤監査役64
渡辺耕治常勤監査役64
残りの役員20名を開く
氏名役職年齢
加藤真美監査役63
鈴木久和監査役71
澤田憲一執行役員常務
安富雄史執行役員常務
程箭執行役員
吉田耕三執行役員
入船雄一執行役員
木島達也執行役員
二村泰寛執行役員
福井敬執行役員
西條佳孝執行役員
金川裕之執行役員
寺田王彦執行役員
木曽卓執行役員待遇
宗野雄二技監
木山順平技監
橋本勝久理事
西﨑宙理事
穐田正太郎取締役52
小川啓之取締役65

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41934815015039298
社外取締役811311314
監査役2373719

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,765字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社54社及び持分法非適用関連会社1社で構成され、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車及び運搬機械等の製造販売を営んでおります。 主要品目は次のとおりであります。 区分   主な製品 建設用クレーン   オールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、クローラクレーン、トラッククレーン、軌陸車 車両搭載型クレーン   カーゴクレーン、車両運搬車、軌陸車、ナックルブームクレーン、ブームトラック 高所作業車   高所作業車、穴掘建柱車、高架道路・橋梁点検車、軌陸車、照明車 運搬機械   バルクハンドリングシステム、ジブクライミングクレーン、ジブクレーン、港湾荷役用クレーン、フローティングクレーン、リングリフトクレーン その他   部品、修理、中古車、リフター等 当社は日本セグメントにおいて製造販売等を行っております。また、子会社及び関連会社の業務は次のとおりであります。 セグメントの名称   業務内容   連結子会社14社   関連会社-社 日本   販売   ㈱タダノアイメス 製造   ㈱タダノアイレック、㈱タダノエステック、㈱タダノエンジニアリング、㈱タダノコアテクセンター 製造・販売   ㈱タダノユーティリティ、㈱タダノインフラソリューションズ サービス   ㈱タダノテクノ東日本、㈱タダノテクノ西日本 その他   ㈱タダノ教習センター、㈱タダノ物流、㈱タダノシステムズ、㈱タダノビジネスサポート、㈱タダノインフラエンジニアリング セグメントの名称   業務内容   連結子会社15社   関連会社1社 欧州   販売   タダノ・ユーケーLtd、タダノ・フランスSA、タダノ・ネーダーランドB.V.、タダノ・ベルギーBV、タダノ・デマーグ・スカンジナビアAB、タダノ・デマーグ・スペインSA、タダノ・ユーティリティ・ヨーロッパB.V.、ピーエム・オイルアンドスチール・イベリカS.L.、ピーエム・オイルアンドスチール・フランスS.a.r.l. 製造・販売   タダノ・ファウンGmbH、タダノ・デマーグGmbH、ピーエム・オイルアンドスチールS.p.A.、アウトグル・ピーエム・アールオーS.r.l.、マニテックス・ヴァラS.r.l. その他   タダノ・ヨーロッパ・ホールディングスGmbH   デマーグ・アイピーホールディングスGmbH セグメントの名称   業務内容   連結子会社12社   関連会社-社 米州   販売   タダノ・アメリカCorp.、タダノ・ブラジル・エキパメントス・デ・エレヴァサォンLtda.、ピーエム・チリS.P.A.、ピーエム・アージェンティーナ・システマス・デ・エレヴァシオンS.A.、ピーエム・オイルアンドスチール・メキシコS.A. de C.V. 製造・販売   タダノ・マンティスCorp.、マニテックスInc. その他   タダノ・アメリカ・ホールディングスInc.、マニテックス・インターナショナルInc.、Crane and Machinery, Inc.、Badger Equipment Company、Manitex Sabre, Inc. セグメントの名称   業務内容   連結子会社1社   関連会社-社 オセアニア   販売   タダノ・オセアニアPty Ltd セグメントの名称   業務内容   連結子会社12社   関連会社-社 その他   販売   多田野(北京)科貿有限公司、韓国多田野㈱、タダノ・サイアムCo., Ltd.、タダノ・アジアPte. Ltd.、タダノ・ミドル・イースト・トレーディング・ワンパーソン・カンパニーL.L.C、タダノ・クレーンズ・インディアPvt. Ltd.、タダノ・ミドル・イースト・リフティング・イクイップメントFZCO、ピーエム・オイルアンドスチール・アジアPte. Ltd. 製造   台湾多田野基礎建設股份有限公司 サービス   PT.タダノインフラソリューションズ・インドネシア、タダノインフラソリューションズ・マレーシアSdn.Bhd. その他   タダノ・テクノロジー・フィリピンInc. 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,774字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「創造・奉仕・協力」の経営理念のもと、企業価値の最大化と持続可能な事業活動を行うことで、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献し、世界にそして未来に誇れる企業を目指します。 (「タダノグループサステナビリティ憲章」より) (2) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する中、各種政策効果もあり、緩やかに回復しました。海外においても、一部地域に足踏みがみられるものの、景気は緩やかに回復しました。 一方で、米国通商政策による影響や地政学的リスクの高まり等により、先行き不透明感が増す中、世界経済の下振れが懸念されます。 次期の見通しについては、米国の政策動向による世界の政治・経済への影響や中国・欧州経済の先行き不透明感に加え、地政学的リスクの高まり等もあり、先行き不透明感が増しています。 当社グループを取り巻く市場環境につきましては、日本では、住宅関連などの民間工事に弱さが見られるものの、公共投資は堅調に推移し、需要を下支えすることが見込まれます。海外では、政権先行きに不安はありながらも米国経済は堅調に推移するとみる一方で、欧州経済の回復遅れや、油価下落の影響が懸念される中東は停滞が見込まれ、全体として弱含みで推移すると想定しています。 原材料価格の上昇は落ち着きつつあるものの、米国関税政策影響や人件費を中心にコスト増加が続くため、製品価格の見直し等により利益確保を図ります。あわせて、直近3件の買収で獲得した新事業・新製品の成長加速、政府の造船業再生戦略を追い風とした造船向け製品の生産・販売強化、並びに当社事業の根幹を支える生産体制再構築等、持続的成長に向けた投資を計画しております。 なお、2025年(暦年)での建設用クレーンの地域別需要台数について、過去5年間の推移を示すと、以下のような状況になっております。 日本においては需要が減少しましたが、海外では地域差があるものの増加基調が継続しております。下記の表には示しておりませんが、引き続き中国国内の需要が減少傾向にあり、中国域外への輸出ドライブが続いている状況にあります。このため、中東を始めとする地域において、その影響が大きく出ているものと認識しております。 (建設用クレーン地域別需要台数推移) 2021年   2022年   2023年   2024年   2025年   対2024年比 北米   1,090   1,150   1,480   1,500   1,540   103% 中南米   370   590   880   1,500   1,400   93% 欧州   1,360   1,470   1,470   1,540   1,380   90% 中東   520   910   1,840   2,580   3,260   126% オセアニア   300   440   470   190   190   100% アジア   1,360   2,020   2,720   2,650   2,810   106% その他   1,780   3,320   4,270   4,560   4,060   89% 海外計   6,780   9,900   13,130   14,520   14,640   101% 日本   1,420   1,380   1,450   1,380   1,330   96% 合計   8,200   11,280   14,580   15,900   15,970   100% ※上の表に中国国産の中国市場向け、ロシア国産のクレーンは含んでおりません。 ※その他は、アフリカ、CISを含んでおります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略、目標とする経営指標と対処すべき課題 当社グループは、2008年度以降、事業領域を「抗重力・空間作業機械=Lifting Equipment(LE)」と定めております。企業価値の最大化と持続可能な事業活動を行い、長期目標である「LE世界No.1」の実現に向けて、3年毎に中期経営計画を策定しております。 当社グループは、2026年度を最終年度とする「中期経営計画(24-26)」において、「Reaching new heights ~新たなステージへ~」をスローガンに、業界のリーディングカンパニーとして、お客様の安全と地球環境に配慮した新たな価値を提供するための戦略を推進しております。 成長戦略の骨子として、(1)脱炭素化を加速、(2)新たな領域への挑戦、(3)強みを活かしたものづくり改革、(4)変革を支える足場固め、を掲げると同時に、持続的な成長に向けた「資本コストや株価を意識した経営」と「サステナビリティ課題への対応」を重視し、「世界にそして未来に誇れる企業」を目指します。 中期経営計画(24-26) 基本方針: (1)脱炭素化を加速 当社グループはこれまで世界初のフル電動ラフテレーンクレーンを開発、2023年には日本市場、2024年には北米市場向けに発売しました。また、有線式電動CC.88.1600-1(超大型クローラークレーン)の開発に取り組む等、製品の走行時や作業中に発生するCO₂排出をゼロにし、当社が掲げる製品における長期環境目標の実現に向けて活動してまいりました。2025年においてはフル電動高所作業車AT-121TTEを開発、日本市場での販売を開始しております。さらにマニテックス社、タダノインフラソリューションズの買収により電動製品ラインナップも拡大しております。 また、当社志度工場で県下最大規模の太陽光発電設備を設置、稼働させる等、事業活動におけるCO₂削減も推進しております。 今後も環境対応製品「Tadano Green Solutions」の拡充、事業活動における様々な取り組みを通じ、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献し、世界にそして未来に誇れる企業を目指します。 (2)新たな領域への挑戦 2024年のタダノユーティリティ買収に加え、2025年1月のマニテックス社買収により、これまで日本市場での販売が中心であった、車両搭載型クレーンおよび高所作業車の海外展開を加速させております。販売だけではなく、開発・生産面でのシナジー創出に向けた施策も推進中であります。また、2025年7月のタダノインフラソリューションズ買収により、これまで当社グループが有していなかった「定置式クレーン」が新たな製品群として加わりました。政府の造船業再生戦略を追い風とした造船向け製品の生産・販売強化をはじめ、当社グループにとって新しい領域における強固な収益基盤の構築に努めてまいります。 また、2025年に開催されたCSPI-EXPO 2025にて、移動式クレーン遠隔操作システム「CRANET」および教育用シミュレーターのデモンストレーションを実施する等、安全で効率的な建設現場の実現に向け、新技術とその製品化にも取り組んでおります。 (3)強みを活かしたものづくり改革 当社グループ事業は多品種少量生産であり、ボリュームに頼らない生産効率の改善やコスト低減は、当社だけでなくサプライヤーにおいても大きな課題です。開発生産拠点がある、日本・欧州・米州それぞれの強みを活かした最適なものづくり体制を構築し、収益力の最大化と安定供給に努めます。 2025年には、ドイツ子会社であるタダノ・デマーグGmbHのバラシャイド工場を閉鎖、オールテレーンクレーンの生産機能を日本とドイツの各工場へ移管しました。ドイツでは中型から大型のモデル、日本では小型モデルの生産に特化し、日本及びドイツ双方の強みを活かしながら、コスト競争力と品質の向上、納期の安定性を改善してまいります。 (4)変革を支える足場固め 各種戦略を強く推し進めるための足場固めも重要な取り組みとなります。 サービス力の強化では、資源循環型ビジネスの実現に向けて再生事業の拡充に取り組みます。また、機能製品の価値を維持・向上させるレトロフィット(後付け改造・強化部品)についても強化してまいります。 また、当社グループにとって人財は競争力の源泉であり、「持続可能な経営」を実現する重要な要素のひとつであると捉えております。2025年には、従業員の経営参加意識の高揚と従業員エンゲージメントの向上に資することを目的として、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)」を導入いたしました。仕事と育児・介護の両立支援制度の改定等、女性活躍促進への取り組みが評価され、厚生労働省の「プラチナくるみん認定」を取得、障がい者や外国籍社員の採用強化、再雇用制度の見直しを通じた定年後の人財の活用等にも取り組んでおります。今後も中期経営計画に連動した人財基盤の強化を推進してまいります。
事業等のリスク4,032字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループは、開発・製造の拠点を日本・欧州・米州に、販売・サービスの拠点を世界各国に有しており、グローバルに事業を展開しております。 当社グループの業務には、事業戦略リスク、法的リスク、製品安全リスク、情報セキュリティリスク、環境リスク、自然災害リスク等様々なリスクがあります。当社グループは、リスク管理について「タダノグループ事業リスクマネジメント規程」に基づき、リスク委員会を通じて、定期的に社内のリスクの洗い出しと評価を行い、リスク毎に対応部署を定めて対応策を講じることにより、リスクマネジメントの強化を図っております。リスク委員会における評価結果については、原則年2回、取締役会に報告しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 事業環境、需要変動 (移動式LE) 当社グループ製品である移動式LEは、耐久性に優れ、製品寿命も長く、景気の波に左右されやすいため、需要の振幅が景気以上に大きくなる特性を有しております。また、事業環境や需要は、世界各国の景気や政治・社会情勢等により、大きく変動する可能性があります。そのため、想定を超えた事業環境や需要の変動が生じた場合、受注の減少・顧客によるキャンセルの増加に伴う、売上減少や在庫増加等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (定置式LE) 当社グループ製品である定置式LEは、主に受注契約後に生産する製品であり、特に大型の重要案件においては、受注契約前に詳細なコスト積上と不測の事態におけるコスト増加も考慮した原価精査を実施し、受注検討を行っております。 しかしながら、想定を超える調達環境の変動等により、当初見積以上のコスト上昇や納期遅延の問題により契約上のペナルティーが生じた場合、当社グループの業績・財務状況に影響を与える可能性があります。 (2) 研究開発 当社グループは、IoTやAIを始めとする急速な技術的進歩により世の中が大きな変革期を迎えつつあると認識し、商品競争力の維持・強化や更なる技術革新を目的として、研究と開発要員の増員、大学との共同研究等、研究開発の強化を図っております。開発の遅れや急速な技術革新、市場ニーズとの不一致等により商品競争力が低下した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (3) 原材料等の調達 当社グループでは、SVE(スーパーバリューエンジニアリング)活動に基づき開発段階までさかのぼり、より一層のコストダウンを推進するとともに、生産性の向上に取り組んでおりますが、予測を超えた原材料の価格高騰や品不足が当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 また、取引先の供給能力の不足や供給停止、倒産、品質問題その他の理由により、生産や出荷の遅延・減少等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 ※ SVE:今までのVEを越える本格的本質的なVEで、Super(Sustainable:持続できる)Value Engineeringの略 (4) 製品輸送手段 当社グループの主要製品である建設用クレーンの日本国内における生産機能は香川県に集中しており、四国からの製品輸送について、法規制により本州四国連絡橋を利用できず、フェリーやバージ船を利用した海上輸送を用いております。当社グループ保有のバージ船を導入する等、輸送能力を確保しておりますが、運営会社の経営悪化等の理由によりフェリーやバージ船が利用できなくなった場合、製品の出荷量や出荷費用に変動が生じ、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (5) 貸倒れリスク 当社グループでは、顧客の信用状態を継続的に把握して、与信設定を行い、適切な債権管理に努めておりますが、顧客の信用不安により予期せぬ貸倒れリスクが顕在化し、保険等によってカバー出来ない費用が生じて、追加的な引当の計上が必要になる場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (6) 為替レートの変動 当社グループ海外事業は、為替レートの変動により影響を受けます。これに対し、輸出及び輸入の決済については、為替予約、債権債務の相殺等により為替の変動による影響を最小限に抑える措置を講じておりますが、予測を超えた為替変動が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (7) 保有株式の価値変動 当社グループは、販売・購買・資金調達等において、安定的な取引関係の維持・強化を図ることを目的に他社の株式を保有しております。個別銘柄の保有の適否に関しては毎年1回定期的に見直しを行っており、保有目的に合致しない株式は、売却等により縮減を図っておりますが、当社グループが保有している株式の価値が変動した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (8) 買収・提携 当社グループは、「LE世界No.1」に向け、事業の拡大や競争力の強化等を目的として、国内外において企業買収、事業買収、資本提携等を実施することがあります。これらを行う際には事前調査を十分に行い、リスクを検討することとしておりますが、期待していたシナジー等のメリットを享受できなかった場合や、想定していない新たな負債等の問題が生じ又は発見された場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (9) 法的規制 当社グループは、日本の法的規制のほかに事業展開している各国の法的規制、例えば事業・投資の許可、関税・輸出入規制等の適用を受けております。製品のうち、建設用クレーンは日本及び海外仕向地における自動車及びクレーンの法規制の対象となっております。この法規制は、例えば排出ガス規制のように、各国で異なり、また各国の事情で変更されることがあります。他の製品も同様に日本及び海外仕向地における法規制の対象となっております。 当社グループでは、製品に係る法的規制に関する情報収集と対応を行っておりますが、各法的規制の改正によって対応費用が発生したり、研究開発、生産、販売及びサービス等に支障をきたすことにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (10) 不正・不祥事 当社グループは、「タダノグループサステナビリティ憲章」を定め、ステークホルダーの権利・立場や企業倫理を尊重する企業風土の醸成に努めております。また、「タダノグループコンプライアンス規程」に基づき、コンプライアンス担当役員を設置し、コンプライアンス委員会を通じて、啓発ツール等による法令遵守の教育研修を行い、コンプライアンスを徹底すると共に、内部通報制度によりコンプライアンス体制の強化を図っておりますが、役職員等による重大な不正・不祥事が発生した場合、当社グループの信用失墜や費用の発生等により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (11) 税務リスク 当社グループでは、各国の税法に準拠して税額計算し、適正に納税を行っております。グローバルな事業展開の中で、各国の税法だけでなく国際間取引に係る移転価格税制等の国際税務リスクにも注意を払っておりますが、税務当局との見解の相違等により追加の税務コストが発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (12) リコール・製造物責任 当社グループでは、製品安全委員会や品質改善委員会等を設置し、安全と品質を最優先に、製品開発及び製造、サービスに努めておりますが、製品欠陥に基づく大規模なリコールや製造物責任に基づく賠償責任が生じ、保険等によってカバー出来ない費用が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (13) 情報セキュリティ 当社グループは、様々なシステムを利用し、また、業務上必要な取引先の機密情報や個人情報等を保有しております。万一に備えて、サーバを外部のデータセンタで運用し、バックアップデータを複数拠点で保管する等、最大限の保守・保全策を講じ、情報管理体制の強化に努めておりますが、停電、災害、ソフトウエアや機器の欠陥、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス等、予測を超える事態により、システム障害や情報漏洩、改ざん等の被害が発生した場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (14) 環境規制 当社グループでは、製品及びその製造過程等について、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、廃棄物処理、CO2削減及びエネルギー規制等、様々な環境法令の適用を受け、それらの遵守のために必要な対応を行っておりますが、環境法令の改正による対応費用の発生や、環境事故等に基づく賠償責任が発生し、保険等によってカバー出来ない費用が生じた場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。 (15) 自然災害 当社グループでは、地震等の自然災害や大規模火災等に備えた事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)の策定や防災マニュアルの作成、またテロ・紛争等の発生や感染症等の世界的流行(パンデミック)等のあらゆる緊急事態に対応する情報連絡体制の整備等、事業継続に必要な対策を講じておりますが、これらの災害等によって当社グループやサプライチェーンに重大な損害が発生し、操業停止、生産及び出荷の遅延や減少、販売の減少等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,029字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、経営方針・経営戦略等の内容については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 日本向け売上高は、建設用クレーンが減少したものの、車両搭載型クレーン・高所作業車が増加し、また、IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:株式会社タダノインフラソリューションズ、以下TIS)買収に伴う運搬機械の売上も加わり、1,254億2千6百万円(前期比114.2%)となりました。海外向け売上高は、米国Manitex International,Inc.(以下、「Manitex社」)の買収もあり、北米・欧州を中心に増加し、2,240億5千万円(前期比123.3%)となりました。この結果、総売上高は3,494億7千7百万円(前期比119.9%)、海外売上高比率は64.1%となりました。 売上が増加したものの、米国通商政策による影響や買収関連費用等の計上もあり、営業利益は185億5千2百万円(前期比78.0%)、経常利益は150億9千6百万円(前期比71.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は固定資産売却益等を計上したことにより182億9千8百万円(前期比275.5%)となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。セグメント別の売上高については、セグメント間の取引を含めて記載しております。なお、セグメント別とは、当社及び連結対象子会社の所在地別の売上高・営業利益であり、仕向地別売上高とは異なります。 ①日本 建設用クレーン・車両搭載型クレーンが減少したものの、高所作業車が増加、また、IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)買収に伴う運搬機械の売上も加わり、売上高は2,134億2千7百万円(前期比108.9%)、買収関連費用等の計上もあり、営業利益は201億6千9百万円(前期比74.2%)となりました。 ②欧州 建設用クレーンの売上が増加、Manitex社買収による車両搭載型クレーン・高所作業車の売上も加わり、売上高は1,076億8千3百万円(前期比137.6%)、営業利益は32億7千8百万円の損失(前期115億2千6百万円の営業損失)となりました。 ③米州 建設用クレーンの売上が増加、Manitex社買収による車両搭載型クレーン・高所作業車の売上も加わり、売上高は1,416億2千3百万円(前期比135.2%)、買収関連費用等の計上もあり、営業利益は25億1千5百万円(前期比38.8%)となりました。 ④オセアニア 主に建設用クレーンの売上が減少し、売上高は107億7千7百万円(前期比68.6%)、営業利益は4億7千8百万円(前期比35.7%)となりました。 ⑤その他 IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)買収に伴う運搬機械の売上が加わり、売上高は78億8千8百万円(前期比105.4%)、営業利益は3億8千7百万円(前期比62.8%)となりました。 主要品目別の状況は次のとおりです。なお、2025年7月に買収が完了したIHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)の品目が加わったことに伴い、新たに「運搬機械」の項目を新設しております。 ①建設用クレーン 日本向け売上高は、大規模工事が実施・計画されているものの、慢性的なオペレーター不足や資材価格高騰の影響等もあり、480億4百万円(前期比95.9%)となりました。海外向け売上高は、一部地域を除き、ここ数年の急速な需要増加基調に落ち着きが見え始める中、販売に注力した結果、1,591億2千8百万円(前期比106.6%)となりました。 この結果、建設用クレーンの売上高は2,071億3千3百万円(前期比103.9%)となりました。 ②車両搭載型クレーン 日本向け売上高は、トラック登録台数が減少する中、架装能力向上により176億2千4百万円(前期比100.8%)となりました。海外向け売上高は、Manitex社買収による売上も加わり、228億8千万円(前期比1,169.2%)となりました。 この結果、車両搭載型クレーンの売上高は405億5百万円(前期比208.4%)となりました。 ③高所作業車 日本向け売上高は、レンタル向け販売が好調に推移し、241億7千3百万円(前期比106.3%)となりました。海外向け売上高は、Manitex社買収による売上も加わり、58億8千万円(前期比379.7%)となりました。 この結果、高所作業車の売上高は300億5千3百万円(前期比123.8%)となりました。 ④運搬機械 運搬機械の売上高は、IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)買収により、55億7百万円(前期比-%)となりました。 ⑤その他 部品、修理、中古車等のその他の売上高は、IHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)買収もあり、662億7千7百万円(前期比136.7%)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ①生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) 日本   205,785   112.6 欧州   86,846   120.4 米州   19,141   457.9 その他   1,143   - 合計   312,916   120.7 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (注) 生産金額は販売価格で表示しております。 ②受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。なお、他のセグメントについては主に受注見込による生産方式をとっているため、該当事項はありません。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年比(%)   受注残高(百万円)   前年比(%) 日本   9,624   -   45,379   - 合計   9,624   -   45,379   - (注) 当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、当連結会計年度より㈱タダノインフラソリューションズを連結範囲に含めた影響によるものであります。なお、当初に予想される契約期間が1年以内の契約については受注実績に含めておりません。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年比(%) 日本   147,728   111.3 欧州   44,539   137.4 米州   140,748   135.2 オセアニア   10,611   68.2 その他   5,849   87.7 合計   349,477   119.9 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 財政状態 (資産) 総資産は、4,585億2千9百万円(前連結会計年度比551億6百万円増)となりました。主な要因は、現金及び預金の減少112億8千3百万円や前払金の減少159億9千7百万円があったものの、売掛金の増加177億8千7百万円や棚卸資産の増加186億9千5百万円に加え、有形固定資産の増加114億6千6百万円やのれんの増加162億8千6百万円があったことによるものです。 (負債) 負債は、2,525億8千3百万円(前連結会計年度比380億5千8百万円増)となりました。主な要因は、社債の償還100億円があったものの、短期借入金の増加39億5千4百万円や前受金の増加47億6千2百万円に加え、長期借入金の増加282億5千2百万円があったことによるものです。 (純資産) 純資産は、2,059億4千6百万円(前連結会計年度比170億4千8百万円増)となりました。主な要因は、利益剰余金の増加143億5千2百万円があったことによるものです。 なお、Manitex社の売掛金64億2千2百万円、棚卸資産126億8千1百万円、有形固定資産47億5千9百万円、短期借入金86億3千5百万円やIHI運搬機械株式会社の運搬システム事業(現:TIS)の売掛金70億9千3百万円、棚卸資産11億7千万円、有形固定資産16億2千8百万円、前受金66億2千6万円が増加要因に含まれております。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ115億4千1百万円減少し、810億3千2百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動によって使用された資金は24億7百万円(前連結会計年度比24億3千4百万円減)となりました。主な要因は、増加要因として税金等調整前当期純利益の計上229億2千万円や減価償却費の計上85億3千7百万円があったものの、減少要因として固定資産除売却益の計上76億9千5百万円や売上債権の増加88億6千7百万円に加え、仕入債務の減少68億9千7百万円や法人税等の支払額86億1百万円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動によって使用された資金は6億4千9百万円(前連結会計年度比244億6千万円増)となりました。主な要因は、増加要因として有形固定資産の売却による収入101億8千3百万円や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入69億4千3百万円があったものの、減少要因として有形固定資産の取得による支出103億1千万円や連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出74億8百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動によって使用された資金は21億1千4百万円(前連結会計年度比237億3千8百万円減)となりました。主な要因は、増加要因として長期借入れによる収入315億8千7百万円があったものの、減少要因として短期借入金の減少23億5千4百万円や長期借入金の返済による支出140億2千5百万円に加え、社債の償還による支出100億円や配当金の支払額39億4千5百万円があったことによるものです。 なお、キャッシュ・フロー指標のトレンドは次のとおりであります。 第74期   第75期   第76期   第77期   第78期 自己資本比率   (%)   46.2   46.9   49.6   46.8   44.9 時価ベースの自己資本比率   (%)   37.9   32.6   41.0   36.2   29.2 キャッシュ・フロー対 有利子負債比率   (年)   5.7   ―   9.0   4,551.2   ― インタレスト・ カバレッジ・レシオ   (倍)   26.3   ―   5.5   0.0   ― (注)   自己資本比率:(純資産-非支配株主持分)/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い ※   各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。 ※   株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 ※   営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ※   第75期及び、78期の「キャッシュ・フロー対有利子負債比率」と「インタレスト・カバレッジ・レシオ」については、営業キャッシュ・フローがマイナスのため、記載しておりません。 (4) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。 この連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定にあたり、経営者の見積りや仮定を含んでおります。これらの見積りや仮定は、過去の実績や決算日において合理的であると考えられる様々な要素を勘案し、経営者が判断した結果に基づいております。加えて、継続的な見直しも行なっております。しかしながら、実際には、これらの見積りや仮定とは異なるものとなる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表に重要な影響を与えると考えられる見積りや仮定を含む項目は以下のとおりであります。なお、重要な会計上の見積りとして、繰延税金資産を計上しております。その内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (有形固定資産及び無形固定資産) 当社グループは、有形固定資産及び無形固定資産について、減損の兆候がある場合に減損の判定を行っております。減損判定の契機としては、過去の業績や事業計画と比較して業績の大幅な悪化が見込まれる場合、市場や業界トレンドに大きな変動がある場合、資産の用途やそれらを用いる事業の見直しを行う場合等があります。減損については、公正価値と帳簿価額を比較し、公正価値が帳簿価額を下回っている場合に減損損失を計上しておりますが、公正価値の評価にあたり用いる見積りや仮定が将来的に変化した場合には、当社グループの連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。 (法人税等) 当社グループは、財務諸表上の資産及び負債の計上額と税務上の金額との間に生じる差異について、将来発生すると見込まれる課税所得の範囲において、その差異が解消されると見込まれる期間に適用される法定実効税率を使用し、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の解消については、将来の課税所得の見積りによるところが大きく、その課税所得の見積りが変動する場合には、当社グループの連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。 (退職給付) 当社グループでは、当社、国内子会社及び一部の海外子会社で確定給付型の退職給付制度を設けております。確定給付制度の債務について、その現在価値や関連する勤務費用等は、数理計算上の仮定に基づいて算定しており、割引率や長期期待運用収益率等、基礎率についての見積りが必要になります。当社グループでは、外部の年金数理人からの意見も踏まえ、適切な見積りと判断を行っておりますが、将来の経済状況によりその仮定が変動する場合には、当社グループの連結財務諸表に影響を及ぼす可能性があります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (経営成績) 当連結会計年度の経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績」に記載のとおりであります。 (財政状態及びキャッシュ・フローの状況) 当連結会計年度の財政状態の状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2)財政状態」に記載のとおりであります。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。 ③資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループでは、事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用、金融機関からの借入及び社債の発行等により、資金調達を行うことを基本方針としております。自己資本比率やD/Eレシオ等の財務健全指標、ROEやROICなどを注視する一方で、資金調達コストの低減や金利変動のリスクも勘案した上で、最適な調達方法を選択しております。また、ミニマムキャッシュ運営を柱とする資金管理方針に基づいて統制し、グループ全体の余剰資金の管理と資金効率の向上に努めております。加えて、金融機関とはコミットメントライン契約を結んでおり、高水準な現預金と併せて、流動性を確保しております。 今後も持続的な成長と企業価値向上に向け、積極的な投資と安定的な経営・財務基盤の確保に努めます。また不測の事態への備えも意識しながら、引き続き資金の流動性も確保してまいります。 ④経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 「中期経営計画(24-26)」では、「Reaching new heights ~新たなステージへ~」をスローガンに、業界のリーディングカンパニーとして、お客様の安全と地球環境に配慮した新たな価値を提供するための戦略を推進します。 なお、その進捗を計る指標として、売上高、営業利益、ROIC(投下資本営業利益率)、ROE(自己資本利益率)を定めております。「中期経営計画(24-26)」の最終年度、2026年度(第79期)において、売上高は3,300億円、営業利益は300億円(営業利益率9.1%)、ROICは8.0%、ROEは9.5%を、それぞれ数値目標として掲げております。 各指標の推移は以下のとおりです。 項目   第74期   第75期   第76期   第77期   第78期   第79期目標 売上高   2,056億円   1,929億円   2,802億円   2,915億円   3,494億円   3,300億円 営業利益   52億円   71億円   183億円   237億円   185億円   300億円 営業利益率   2.6%   3.7%   6.5%   8.2%   5.3%   9.1% ROIC(投下資本営業利益率)   0.9%   0.4%   3.0%   5.0%   4.2%   8.0% ROE(自己資本利益率)   8.6%   1.4%   4.5%   3.6%   9.3%   9.5% ※ROIC:税引後営業利益/投下資本 投下資本:純資産+有利子負債(各年度の前年度末及び当年度末を平均して算出) なお、当社は2026年2月10日に第79期通期業績予想を公表いたしました。業績予想計画は、売上高は4,000億円、営業利益は250億円、営業利益率は6.3%、ROICは4.9%、ROEは6.7%としております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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  • 決算説明資料2026年第2四半期(1-6月)決算説明資料2026-08-04

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