概要
ユニバーサルエンターテインメントは、1969年にジュークボックスのリース業として創業し、現在はパチスロ・パチンコ遊技機の製造販売とフィリピン・マニラにおける統合型リゾート「オカダ・マニラ」の運営を主な事業とする企業である。2025年12月期の連結売上高は1,228億円、従業員数は7,004人。子会社19社、関連会社3社からなるグループを形成している。
パチスロ・パチンコ機に特化した遊技機事業
遊技機事業は、パチスロ機とパチンコ機の研究・開発・製造・販売を中核とする。2025年12月期の同事業の売上高は567億円(前期比30.4%増)、営業利益は106億円(同45.8%増)を計上した。スマートパチスロの市場導入が継続的に進み、パチスロ機は8タイトル、パチンコ機は8タイトルを投入し、総販売台数は115,000台に達した。主な製品として「スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」「アレックス ブライト」「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」などのパチスロ機や、ラッキートリガー(LT)3.0プラスを搭載したスマートパチンコ「eシャーマンキング」シリーズなどがある。製造は子会社の㈱メーシー、㈱エレコ、㈱ミズホ、㈱アクロス、㈱ユニバーサルブロスが担う。
フィリピンで展開する統合型リゾート事業
統合型リゾート(IR)事業は、フィリピン・マニラのエンターテインメントシティ内に位置する「オカダ・マニラ」を運営する。2025年12月期の同事業の売上高(ゲーミング税等控除後)は654億円(前期比20.2%減)、営業損失は71億円(前期は営業利益28億円)となった。調整後EBITDAは102億円(同47.4%減)。オカダ・マニラはフィリピン唯一のフォーブス・トラベルガイド5つ星獲得リゾートであり、30ヘクタールの敷地にゲーミング、ホテル、飲食店、小売店、ウェルネス施設、世界最大級のマルチカラー噴水「THE FOUNTAIN」、全天候ドーム型施設「COVE MANILA」などを備える。VIPマーケット縮小や悪天候の影響で収益は減少したが、ロイヤルティプログラム「REWARD CIRCLE」の新規登録者数は10万2,000人と前年から29%増加した。
グループ全体の構成と事業の多様性
当社グループは、当社、子会社19社、関連会社3社で構成される。遊技機事業では、当社のほか、製造子会社として㈱メーシー、㈱エレコ、㈱ミズホ、㈱アクロス、㈱ユニバーサルブロスが事業を担う。統合型リゾート事業は、TIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC.が運営主体である。その他事業として、メディアコンテンツ事業があり、スマートフォン向けシミュレーターアプリ「沖ドキ!ゴージャス」「アレックス ブライト」の配信、月額制サービス「ユニバ王国」、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」の運営、楽曲配信などを行っている。また、非連結子会社8社、持分法適用関連会社2社なども存在する。
財務の特徴と収益の変動
当社グループの連結売上高は、2013年3月期の992億円から増減を繰り返し、2023年12月期には1,790億円のピークを記録した。しかし2025年12月期は売上高1,228億円、営業損失32億円、親会社株主に帰属する当期純損失2,314億円と大幅な赤字となった。主因はオカダ・マニラにおける減損損失の計上である。過去にも2017年12月期(純損失134億円)、2019年12月期(同52億円)、2020年12月期(同192億円)、2021年12月期(同191億円)、2024年12月期(同156億円)と赤字を計上した年がある。売上高の変動には、遊技機事業の新機種投入サイクルやIR事業の市場環境が影響している。
業界の中での役割は遊技機メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 統合型リゾート(IR)事業 | 654億円 | 53.3% | -71億円 | -10.9% |
| 遊技機事業 | 567億円 | 46.2% | 107億円 | 18.9% |
| その他(注) | 5億円 | 0.4% | 6億円 | 120.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01遊技機主力
パチスロ・パチンコ機及び周辺機器の研究・開発・製造・販売、部材ユニット調達を手がける。当社と子会社が製造を担い、日本国内の遊技場向けに供給している。
- パチスロ機
- 遊技場に設置されるスロットマシン。多種多様なゲーム性を備え、娯楽性を提供する。
- パチンコ機
- 遊技場に設置されるパチンコ台。遊技球を使用した娯楽機器であり、様々な演出や機能を搭載する。
02統合型リゾート(IR)準主力
フィリピンにおいて、ゲーミング、ホテル、飲食、リテイル&リーシング、エンターテインメント及び不動産開発等の統合型リゾート事業を展開している。
03その他副次
メディアコンテンツ事業を展開。
製品と技術
スマートパチスロシリーズとボーナストリガー搭載機
パチスロ機では、スマートパチスロの普及が進み、新台販売の大半を占めるまで成長した。当社はボーナストリガー(BT)搭載機など多彩なゲーム性を持つ製品を投入している。2025年12月期に販売した主なタイトルは、まどか☆マギカシリーズ最新作「スマスロ マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」、A PROJECT初のスマスロ「アレックス ブライト」、沖ドキ!シリーズ史上最高スペックを搭載した「スマスロ 沖ドキ!DUO アンコール」である。これらはホールでの稼働も好調であり、市場シェア拡大に貢献している。
スマートパチンコとラッキートリガー3.0プラス
パチンコ機においては、ラッキートリガー(LT)3.0プラスを搭載したスマートパチンコの市場投入が広がっている。当社グループ初のスマートパチンコとして、『eシャーマンキング』および『eシャーマンキング でっけぇえなver.』を販売した。また、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの野球ゲームをモチーフにした『Pハネモノ ファミリースタジアム』も投入し、幅広いユーザー層を獲得している。これらの製品は、従来のパチンコ機に比べて不正防止や依存症対策にも寄与する設計となっている。
メディアコンテンツ事業:シミュレーターアプリと楽曲配信
その他事業としてメディアコンテンツ事業を展開し、遊技機の魅力をデジタル上で提供している。スマートフォン向けシミュレーターアプリでは、『沖ドキ!ゴージャス』『アレックス ブライト』をApp Store・Google Playで配信。『アレックス ブライト』はゲームカテゴリの有料ランキングで上位10位以内に入るヒットとなった。月額制サービス「ユニバ王国」や基本プレイ無料のソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、常時イベントを開催し新規ユーザー獲得を図っている。楽曲配信では、Apple Music、Spotify、YouTube Musicを含む24サイトに「スマスロ 沖ドキ!DUOアンコール オリジナルサウンドトラック」など8タイトルを提供した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
機械のなかでの位置
パチンコ機器大手、海外依存度低く減収
パチンコ・パチスロ機器の製造販売を手掛ける。同業には日本製鋼所(産業機械)や三浦工業(ボイラ)など異業種が多いが、遊戯機器専業では最大手の一角。売上高は2023年1790億円から2025年1228億円へ減少。営業利益率は2.4%から▲2.6%と悪化。国内市場の縮小が主因で、海外展開が限定的なため業績回復は不透明。
強み
- パチンコ機器で長年高いシェアを維持しブランド力がある。
- 遊技機に関する多数の特許を保有し技術的優位性を確保。
- 全国のパチンコホールとの強固な販売チャネルを持つ。
- 自己資本比率が高く、減収下でも財務は比較的健全。
課題
- パチンコ人口減少と規制強化で市場が縮小傾向。
- 海外比率が低く、国内市場縮小を補えていない。
- 風営法改正など規制変更が事業に大きな影響を与える。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
機械の時価総額近傍。太字がユニバーサルエンターテインメント
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 575A前澤ホールディングス | 720億円 | — |
| 2 | 6118アイダエンジニアリング | 706億円 | 15.3倍 |
| 3 | 6387サムコ | 660億円 | 38.0倍 |
| 4 | 6339新東工業 | 655億円 | — |
| 5 | 6309巴工業 | 615億円 | 14.9倍 |
| 6 | 6425ユニバーサルエンターテインメント | 568億円 | — |
| 7 | 6140旭ダイヤモンド工業 | 558億円 | 28.1倍 |
| 8 | 6333TEIKOKU | 523億円 | 12.5倍 |
| 9 | 6289技研製作所 | 517億円 | 27.4倍 |
| 10 | 6357三精テクノロジーズ | 512億円 | 9.6倍 |
| 11 | 6247日阪製作所 | 500億円 | 13.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 15件
ジュークボックスリースから遊戯機械製造へ(1969-1971)
1969年12月、栃木県小山市においてジュークボックスのリース業を目的としてユニバーサルリース㈱が設立された。翌1970年7月には同地に工場を建設し、遊戯機械の製造を開始。1971年10月には商号を㈱ユニバーサルに変更した。創業から2年足らずでリース事業から製造業へ転換した点が特徴であり、以後の遊技機メーカーとしての基盤がこの時期に形成された。
回胴式マシンへの進出と工場拡充(1975-1980)
1975年9月、栃木県小山市に新工場を建設し、以降ここを拠点に本格的なゲームマシンの製造を開始した。1980年3月には小山第二工場を建設・移転し、風俗営業業界向けの回胴式マシン(パチスロ機)へと事業領域を拡大した。この進出が後の主力事業となるパチスロ機販売の起点となり、同社の成長を大きく方向づけた。
米子工場取得とアルゼへの社名変更(1988-1998)
1988年4月、鳥取県米子市に米子工場を取得し、アミューズメント機の生産を開始した。その後、1993年7月に本社を東京都港区高輪のユニバーサル本社ビルへ移転。1998年4月にはユニバーサル販売㈱を吸収合併し、商号をアルゼ㈱に変更するとともに本社を江東区有明に移した。同年9月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本市場へのアクセスを確保した。
四街道工場建設と生産体制強化(1999-2001)
1999年8月、千葉県四街道市に新工場を建設し、パチスロ・パチンコ遊技機の製造拠点とした。2001年2月には同地に四街道テクノセンターを新設し、技術開発機能を集約した。これらの投資により、遊技機の開発・生産能力が大幅に向上し、後のスマート遊技機時代への対応力を高めた。
Aruze USA取得と統合型リゾート事業への多角化(2000年以降)
2000年10月、Aruze USA, Inc.(現連結子会社)の株式を取得し、海外事業の足がかりを築いた。その後、フィリピン・マニラにおいて統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を展開し、ゲーミング、ホテル、飲食、エンターテインメントを含む統合型リゾート(IR)事業に参入した。2025年12月期には同事業で減損損失を計上し、グループ全体の当期純損失が2,314億円に膨らむなど、収益面での課題も顕在化している。
年表15件を開く
1960年代
- 1969年12月ジュークボックスのリース業を目的として栃木県小山市にユニバーサルリース㈱を設立
1970年代
- 1970年7月遊戯機械の製造を目的として同地に工場を建設し製造を開始
- 1971年10月商号変更商号を㈱ユニバーサルに変更
- 1972年6月工場隣接地に土地を購入し、工場を新設
- 1975年9月栃木県小山市に新工場を建設し、以後ここを拠点として本格的に各種のゲームマシンの製造を開始
1980年代
- 1980年3月栃木県小山市第三工業団地内に、新工場(小山第二工場)を建設、移転し、ゲームマシンの製造から風俗営業業界の回胴式マシンへ進出
- 1988年4月鳥取県米子市に新たな生産拠点として米子工場を取得、アミューズメント機の生産を開始
1990年代
- 1993年4月M&Aユニバーサル販売㈱との合併により消滅
- 1993年7月東京都港区高輪のユニバーサル本社ビルに本社を移転
- 1994年10月岩手県盛岡市に盛岡出張所を開設(現盛岡営業所)
- 1998年4月M&Aユニバーサルテクノス㈱はユニバーサル販売㈱を吸収合併の上、商号をアルゼ㈱に変更し、東京都江東区有明に本社を移転
- 1998年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 1999年8月千葉県四街道市に新工場を建設(現パチスロ・パチンコ遊技機製造工場)
2000年代
- 2000年10月M&AAruze USA, Inc.(現連結子会社)の株式取得
- 2001年2月千葉県四街道市に四街道テクノセンターを新設
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で7,004人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は741万円で、9期前と比べて+19.7%。平均年齢は45.0歳、平均勤続年数は13.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年12月 | — | — | — | 7,095 | — |
| 2017年3月 | — | — | — | 7,062 | — |
| 2018年12月 | — | — | — | 7,866 | — |
| 2019年12月 | 619 | 41.0 | 9.0 | 8,437 | — |
| 2020年12月 | 633 | 41.0 | 10.0 | 6,775 | — |
| 2021年12月 | 654 | 42.0 | 11.0 | 6,408 | — |
| 2022年12月 | 669 | 43.0 | 11.0 | 6,689 | — |
| 2023年12月 | 711 | 44.0 | 12.0 | 6,983 | — |
| 2024年12月 | 702 | 44.0 | 12.0 | 7,437 | 40 |
| 2025年12月 | 741 | 45.0 | 13.0 | 7,004 | −46 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社11社(国内 6 / 海外 5) を有報から抽出しています。
- 国内㈱エレコ(注)1東京都江東区議決権100.0%
- 国内㈱ミズホ(注)1東京都江東区議決権100.0%
- 国内㈱アクロス東京都江東区議決権100.0%
- 国内㈱ユニバーサルブロス東京都江東区議決権100.0%
- 海外TIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC. (注)1(注)2フィリピン(マニラ)議決権99.9%
- 海外Tiger Resort Asia Limited (注)1中国(香港)議決権100.0%
- 海外Brontia Limited (注)1(注)2中国(香港)議決権100.0%
- 国内Aruze USA, Inc.アメリカ(ネバダ州)議決権100.0%
- 国内ARUZE Investment Co.,Ltd. (注)2カンボジア(プノンペン)議決権49.0%
- 海外UE RESORTS INTERNATIONAL, INC.フィリピン(マニラ)議決権99.9%
- 海外EAGLEⅠLANDHOLDINGS,INC. (注)2フィリピン(マニラ)議決権40.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は1,228億円、営業利益は-32億円。前期と比べると減収減益で、売上が-2.8%、利益が-206.7%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,400億円 | 1,228億円 |
| 営業利益 | 160億円 | -32億円 |
| 純利益 | 20億円 | -2,314億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は766億円、営業利益は102億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+23.2%、営業利益は+1175.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 355 | 48 | 13.5 | 29 |
| 2023年2Q | 438 | 59 | 13.5 | 181 |
| 2023年3Q | 448 | 59 | 13.2 | 29 |
| 2023年4Q | 549 | — | — | 45 |
| 2024年1Q | 344 | 40 | 11.6 | 35 |
| 2024年2Q | 285 | −7 | −2.5 | −30 |
| 2024年4Q | 634 | −3 | −0.5 | −161 |
| 2025年2Q | 622 | 8 | 1.3 | −99 |
| 2025年4Q | 606 | −40 | −6.6 | −2,215 |
| 2026年2Q | 766 | 102 | 13.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は992億円から1,228億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は-2.6%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 992 | — | 449 | — | 274 |
| 2014年3月 | 868 | — | 236 | — | 94 |
| 2015年3月 | 881 | — | 221 | — | 102 |
| 2016年3月 | 917 | — | 223 | — | 157 |
| 2017年3月 | 1,112 | — | 270 | — | 186 |
| 2017年12月 | 685 | — | −128 | — | −134 |
| 2018年12月 | 933 | — | 672 | — | 1,612 |
| 2019年12月 | 1,249 | — | −79 | — | −52 |
| 2020年12月 | 909 | — | −92 | — | −192 |
| 2021年12月 | 904 | — | −25 | — | −191 |
| 2022年12月 | 1,410 | — | 139 | — | 115 |
| 2023年12月 | 1,790 | — | 381 | — | 284 |
| 2024年12月 | 1,263 | 30 | −56 | 2.4 | −156 |
| 2025年12月 | 1,228 | −32 | −185 | −2.6 | −2,314 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高1,228億円のうち、営業利益として残るのは-32億円で-2.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-2,314億円、売上の-188.4%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.4%508億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.2%752億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-2.6%-32億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが111億円、投資CFが−39億円で、差し引きのフリーCFは72億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は363億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 281 | −221 | −32 | 60 | 528 |
| 2014年3月 | 30 | −270 | −39 | −240 | 287 |
| 2015年3月 | 15 | −118 | 175 | −103 | 394 |
| 2016年3月 | 191 | −669 | 567 | −478 | 515 |
| 2017年3月 | 238 | −1,206 | 1,668 | −968 | 1,190 |
| 2017年12月 | −22 | −599 | 44 | −621 | 356 |
| 2018年12月 | 153 | 1,548 | −1,632 | 1,701 | 459 |
| 2019年12月 | 295 | −289 | −89 | 6 | 382 |
| 2020年12月 | 31 | −185 | 144 | −154 | 371 |
| 2021年12月 | 17 | −70 | −18 | −53 | 305 |
| 2022年12月 | 245 | −90 | −112 | 155 | 358 |
| 2023年12月 | 280 | −101 | −113 | 179 | 442 |
| 2024年12月 | 15 | −134 | −98 | −119 | 238 |
| 2025年12月 | 111 | −39 | 93 | 72 | 363 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は3,736億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,297億円で、自己資本比率は34.7%(業種中央値65.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 2,182 | 1,634 | 548 | 74.5 |
| 2014年3月 | 2,488 | 1,943 | 545 | 77.5 |
| 2015年3月 | 2,881 | 2,200 | 681 | 75.9 |
| 2016年3月 | 3,696 | 2,291 | 1,405 | 61.7 |
| 2017年3月 | 5,686 | 2,600 | 3,086 | 45.6 |
| 2017年12月 | 5,437 | 2,309 | 3,128 | 42.6 |
| 2018年12月 | 5,107 | 3,751 | 1,356 | 73.4 |
| 2019年12月 | 5,732 | 3,718 | 2,014 | 64.9 |
| 2020年12月 | 5,685 | 3,576 | 2,109 | 62.9 |
| 2021年12月 | 5,724 | 3,389 | 2,335 | 59.2 |
| 2022年12月 | 5,962 | 3,493 | 2,469 | 58.6 |
| 2023年12月 | 6,280 | 3,884 | 2,396 | 61.8 |
| 2024年12月 | 6,328 | 3,697 | 2,631 | 58.4 |
| 2025年12月 | 3,736 | 1,297 | 2,439 | 34.7 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
機械 209社との比較
同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で209社中163位あたり、逆に低いのは営業利益率で209社中198位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥708で、1年前と比べて-30.9%。過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 27.4倍 |
| PBR | 0.43倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で +7.91% と上昇し、13日に 784円 の高値をつけたが、19日には 696円 に急落。25日移動平均線(687.64円)は辛うじて上回るが、75日線(704.77円)を下回る水準。52週高値(1110円)からは約37.3%低い位置で、52週安値(612円)からは約13.7%高い。8月10日には出来高が 898,300株 と急増し、その後も高水準が続く。RSIは 58.37 と中立圏で、需給は荒い展開。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)。
PERが算出不能で、予想PERは27倍と業界平均23倍を上回る。PBRは0.42倍と業界平均1.53倍を大きく下回り、割安に見えるが、ROEが-92.7%と大幅な赤字で、直近の純損失が2314億円と巨額。売上高も減少傾向で、業績悪化が著しい。無配当であり、配当利回り0%。財務リスクが高く、割高と判断せざるを得ない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 27.4倍 | — |
| PBR | 0.43倍 | 1.50倍 |
| ROE | -92.7% | 7.0% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、遊技機市場が縮小する中で収益を立て直せるか。強気派は、2023年に増収増益を達成した実績や、市場再編による生き残りを評価し、新機種の投入で回復を期待する。一方、弱気派は、2024年の大幅赤字や2025年の巨額損失を重視し、需要構造の悪化と規制コスト増が構造的とみる。さらに、業界の再編が進み、競争が激化するなかで、同社のシェア維持が難しくなっているとの見方もある。
- 2023年の増収増益
売上高1790億円、純利益284億円を計上し、収益回復の実績がある。
- 市場再編の恩恵
業界再編でシェア拡大や価格競争緩和の可能性がある。
- 株価の割安感
PBR0.42倍と解散価値以下の水準で、株主還元の余地がある。
- 予想PER27倍と黒字転換期待決算発表後影響強
予想PER27倍は前期純損失2314億円からの黒字を想定
- PBR0.42倍と純資産大幅割れ継続影響中
PBR0.4201倍は1株純資産の42%水準
- 売上高1228億円と高水準維持通年影響中
売上高は前期1263億円から1228億円とほぼ横ばい
- 外国人保有74.5%の高い関心継続影響弱
外国人持ち株比率74.54%は高い需給の厚み
- 市場の構造的縮小
パチンコ市場は長期的に縮小傾向で、需要回復は見込みにくい。
- 巨額損失と財務悪化
2025年12月期に2314億円の純損失を計上し、財務体力が懸念される。
- 規制強化の影響
規制強化により遊技機の開発コストが増大し、収益性を圧迫する。
- 純利益2314億円の巨額赤字通年影響強
2025年12月期純損失2314億円と大幅な赤字
- 営業損益-32億円へ赤字転落通年影響中
営業損益は前期30億円から-32億円へ悪化
- 無配当継続で株主還元なし継続影響中
配当利回り0%と無配当が長期化
- ROE-92.7%の資本棄損継続影響強
ROEが-92.7%と大幅な赤字で資本を毀損
- 遊技機販売台数
- 販売台数は収益の主源で、市場シェアと需要動向を示す。
- 営業利益率
- 販売台数とコスト管理の効率性を測る重要な指標。
- 新機種投入サイクル
- 業績が依存するため、投入計画の進捗は将来性を左右する。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり0円で、前期から−25.0%。いまの株価に対する利回りは0.00%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2018年12月 | 50 | — | 1.9 |
| 2019年12月 | 50 | 0.0 | — |
| 2023年12月 | 40 | −20.0 | 42.0 |
| 2024年12月 | 30 | −25.0 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想—
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ18,154人。区分でいちばん多いのは外国法人で74.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が2.6%を占め、残る97.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 82.2 | 83.0 | 81.7 | 78.5 | 76.2 | 74.3 |
| 個人・その他 | 14.4 | 13.8 | 15.7 | 17.5 | 20.0 | 20.6 |
| 自己株式 | 3.4 | 3.4 | 3.4 | 3.4 | 3.4 | 3.4 |
| 事業法人 | 0.2 | 0.2 | 0.8 | 1.0 | 2.1 | 2.4 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.0 | 1.0 | 2.1 | 1.4 | 2.2 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.2 |
| 金融機関 | 1.3 | 1.9 | 0.7 | 0.8 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | OKADA HOLDINGS LIMITED (常任代理人 SMBC日興証券株式会社) | 67.90 |
| 02 | 横塚 ヒロ子 | 2.55 |
| 03 | STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.23 |
| 04 | ユニバーサル従業員持株会 | 0.94 |
| 05 | 上田八木短資株式会社 | 0.80 |
| 06 | JP JPMSE LUX RE BARCLAYS CAPITAL SEC LTD EQ CO (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 0.64 |
| 07 | 株式会社北斗 | 0.59 |
| 08 | 株式会社SBI証券 | 0.53 |
| 09 | 野村證券株式会社 | 0.49 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−901%、1株純資産は14期で−24%。直近期のROEは-92.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 373 | 2,216 | 18.7 | 5.0 | 16.4 |
| 2014年3月 | 128 | 2,629 | 5.3 | 14.7 | 12.6 |
| 2015年3月 | 139 | 2,980 | 4.9 | 14.1 | 23.5 |
| 2016年3月 | 213 | 3,109 | 7.0 | 8.8 | — |
| 2017年3月 | 253 | 3,287 | 7.6 | 14.1 | 17.5 |
| 2017年12月 | −170 | 2,932 | −5.5 | — | — |
| 2018年12月 | 2,038 | 4,746 | 53.2 | 1.6 | 1.9 |
| 2019年12月 | −66 | 4,756 | −1.4 | — | — |
| 2020年12月 | −248 | 4,614 | −5.3 | — | — |
| 2021年12月 | −246 | 4,373 | −5.5 | — | — |
| 2022年12月 | 149 | 4,507 | 3.3 | 16.0 | — |
| 2023年12月 | 367 | 5,011 | 7.7 | 6.3 | 42.0 |
| 2024年12月 | −201 | 4,771 | −4.1 | — | — |
| 2025年12月 | −2,986 | 1,674 | −92.7 | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額363百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 岡田知裕 | 代表取締役社長 | 59 |
| 庄子善行 | 取締役 | 71 |
| 柳一之 | 取締役 | 57 |
| 佐藤暢樹 | 取締役 | 55 |
| 酒井綱一郎 | 取締役 | 68 |
| 熊谷貴之 | 取締役 | 50 |
| 奥田都修 | 取締役(常勤監査等委員) | 54 |
| 鈴木誠 | 取締役(監査等委員) | 60 |
| 金子彰良 | 取締役(監査等委員) | 57 |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 210 | 73 | 284 | 47 |
| 社外取締役 | 7 | 79 | — | 79 | 11 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容569字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,784字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,761字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,470字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第54期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-30
- 半期報告書半期報告書-第53期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第52期(2024/01/01-2024/06/30)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第51期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第51期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第50期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-31
- 四半期報告書四半期報告書-第50期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-12-14
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