概要
日本電子は、1949年に電子顕微鏡の国産化を目指して設立された精密機器メーカーである。透過電子顕微鏡(TEM)で世界トップクラスのシェアを持ち、大学・研究機関向けの分析機器(NMR、質量分析計など)や半導体製造装置(電子ビーム描画装置)も手掛ける。2025年度(2026年3月期)の連結売上高は1794億円、従業員は3731人。東京証券取引所プライム市場に上場している。
理科学・計測機器を中核とする三事業
日本電子の事業は、セグメントとして「理科学・計測機器事業」「産業機器事業」「医用機器事業」の三つに区分される。最大の事業は理科学・計測機器事業で、2025年度売上高は116,295百万円(全体の64.8%)。電子顕微鏡(TEM、SEM)や核磁気共鳴装置(NMR)、質量分析計など、研究開発用の高額装置を大学・公的研究機関・材料メーカーに供給する。産業機器事業は売上高48,131百万円(同26.8%)で、半導体リソグラフィ用の電子ビーム描画装置や電子ビーム金属3Dプリンターが主力。医用機器事業は生化学自動分析装置などで売上高14,926百万円(同8.3%)だったが、2026年4月1日付で同事業をシスメックスに譲渡し、同事業セグメントは消滅する。
33の子会社で構成されるグローバルグループ
連結対象は子会社33社、関連会社1社。海外販売・サービス子会社は米国(JEOL USA, INC.)、欧州(フランス、英国、オランダ、ドイツ、スウェーデン、イタリア)、アジア(シンガポール、韓国、台湾)、オーストラリアなど広範囲に展開する。生産拠点は国内の昭島製作所、武蔵村山製作所、日本電子山形など。2025年には超伝導技術のジャパンスーパーコンダクタテクノロジーを子会社化し、NMRなどの先端分析機器の部材調達力を強化した。グループ全体で研究開発から販売、保守サービスまでを一貫して行う体制をとる。
高付加価値製品に支えられた収益構造
売上高は2013年度の796億円から2025年度には1967億円まで成長し、純利益も同期間で16億円から217億円へと拡大した。2025年度は売上高が前年比8.8%減の1794億円となったが、これは産業機器事業のマルチビームマスク描画装置の需要回復遅れが主因。一方、理科学・計測機器事業は堅調に推移し、受注残高も530億円超と高い水準を維持する。営業利益率は2025年度の14.5%(260億円)から、中期経営計画では2029年度に21.5%を目標とする。研究開発費は売上高の約10%を投じ、電子光学技術の高度化を続けている。
業界の中での役割は理科学・計測機器、産業機器、医用機器のメーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 理科学・計測機器事業 | 1,163億円 | 64.9% | 131億円 | 11.3% |
| 産業機器事業 | 481億円 | 26.8% | 194億円 | 40.3% |
| 医用機器事業 | 149億円 | 8.3% | 1億円 | 0.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01理科学・計測機器(電子光学機器・分析機器・計測検査機器)主力
大学、研究機関、材料メーカー、半導体業界等向けに、透過電子顕微鏡、走査電子顕微鏡、核磁気共鳴装置(NMR)、質量分析計、電子プローブマイクロアナライザなど最先端の分析・観察機器を供給。材料科学、生命科学、ナノテクノロジー等の研究開発・品質管理に不可欠なツール。
- 透過電子顕微鏡(TEM)
- 電子線を試料に透過させ、内部構造を原子レベルの分解能で観察する分析機器。材料科学や生物学の研究で広く使用。
- 走査電子顕微鏡(SEM)
- 電子線を試料表面で走査し、表面形状を高分解能で観察する計測機器。半導体、医療、材料分野で使用。
- 核磁気共鳴装置(NMR)
- 原子核の磁気共鳴を利用して分子構造を解析する分析機器。有機化学、生化学で必須。
- 質量分析計(MS)
- 試料中の分子をイオン化し質量電荷比で分離・検出する分析機器。プロテオミクス、メタボロミクス、環境分析などで使用。MALDI-TOF、GC-MS、LC-MSなど。
- 電子プローブマイクロアナライザ(EPMA)
- 電子線を試料に照射し発生する特性X線を分析して元素組成を定量する電子光学機器。材料の微小領域分析に使用。
- X線CT微細構造解析システム
- X線CTを用いて試料内部の微細構造を3次元で観察する分析機器。非破壊検査・研究用。
- 複合ビーム加工観察装置
- 集束イオンビーム(FIB)と電子顕微鏡を組み合わせ、試料の加工と観察を同時に行う装置。半導体の断面解析などに使用。
- 集束イオンビーム加工観察装置
- 集束イオンビームを用いて試料の微細加工・断面作成を行う装置。FIB-SEM複合機の一種。
02産業機器(半導体・電子部品・金属加工等)準主力
半導体製造、電子部品、金属加工等の産業向けに、電子ビーム描画装置、電子銃・電源、電子ビーム金属3Dプリンターなどの産業機器を供給。半導体リソグラフィ用描画装置や、薄膜形成・表面処理用の電子ビーム・プラズマ源など、高度な電子光学技術を応用。
- 電子ビーム描画装置
- 電子ビームを集束してレジスト上に直接回路パターンを描画する装置。半導体マスクや試作・研究用。スポットビーム・可変成形ビーム方式がある。
- 直進形電子銃・電源
- 電子ビーム加熱・溶接・蒸着用の直進形電子銃とその電源装置。
- 電子ビーム蒸着用電子銃・電源
- 薄膜形成のための電子ビーム蒸着源と電源。
- プラズマ発生用高周波電源
- プラズマプロセス(エッチング、CVD等)用の高周波電源。
- 内蔵形プラズマ銃・電源
- 装置内蔵型のプラズマ源と電源。
- 高周波誘導熱プラズマ装置
- 高周波誘導加熱により熱プラズマを生成する装置。材料合成・加工用。
- 電子ビーム金属3Dプリンター
- 電子ビームを熱源として金属粉末を溶融・積層する3Dプリンター。航空宇宙・医療用部品の製造に使用。
03医用機器(臨床検査)準主力
病院・検査センター向けに自動分析装置、全自動アミノ酸分析機、臨床検査情報処理システム等を提供。生化学・免疫検査の自動化に貢献。但し、2026年4月1日付でシスメックス株式会社へ医用機器事業を譲渡済み。
- 自動分析装置
- 生化学・免疫検査のための自動分析装置。血液中の各種成分を高速で測定。
- 臨床検査情報処理システム
- 検査データの管理・結果報告を支援する情報システム。
- 全自動アミノ酸分析機
- 血液・尿中のアミノ酸を自動で分析する装置。先天代謝異常のスクリーニング等に使用。
製品と技術
透過電子顕微鏡と走査電子顕微鏡
日本電子の代名詞とも言える製品群が電子顕微鏡である。透過電子顕微鏡(TEM)は電子線を試料に透過させ、原子レベルの分解能で内部構造を観察する装置で、材料科学や生物学の研究に不可欠。走査電子顕微鏡(SEM)は試料表面を電子線で走査し、微細な表面形状を高分解能で撮影する。両機種とも高分解能・高安定性が特長で、世界の主要研究機関に多数導入されている。分析電子顕微鏡や電子プローブマイクロアナライザ(EPMA)など、元素分析機能を組み合わせた複合機もラインアップする。
核磁気共鳴装置と質量分析計
分析機器分野では、核磁気共鳴装置(NMR)と質量分析計(MS)が主力製品である。NMRは分子の立体構造を非破壊で解析でき、有機化学・生化学の研究に必須。日本電子は超伝導磁石を搭載した高磁場NMRを得意とし、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジーを子会社化することでコア部品の内製化を進める。質量分析計はMALDI-TOF、GC-MS、LC-MSなど多機種を揃え、プロテオミクスやメタボロミクス、環境分析など幅広い用途に対応する。さらにX線CT微細構造解析システムも手掛ける。
半導体向け電子ビーム描画装置と産業機器
産業機器事業の目玉は電子ビーム描画装置である。スポットビーム型と可変成形ビーム型があり、半導体マスクや試作用の微細パターン描画に使用される。特にAIデータセンター向け光トランシーバ用DFBレーザーの製造工程で需要が拡大している。また、電子ビームを熱源とする金属3Dプリンターは航空宇宙・医療用部品の製造に使われる。このほか、電子銃・電源、プラズマ発生用高周波電源など、電子光学技術を応用したコンポーネント製品も供給する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
電子顕微鏡で世界有数、特に国内で安定
日本電子は電子顕微鏡や分析機器で世界市場に強い影響力を持ち、同業のイビデンや日清紡ホールディングスとは異なる専門分野で競争する。売上高は約1900億円で、2026年3月期には減少が見込まれるが、半導体や材料開発向けの需要は引き続き堅調である。同社は研究開発に力を入れ、高付加価値製品を提供することで他社との差別化を図っている。また、国内の大学や研究機関との強い結びつきがあり、安定的な収益源となっている。一方で、中国やアジア市場での競争激化や、経済状況による設備投資の変動が課題であり、新興国市場への展開やサービス事業の強化が求められる。
強み
- 電子顕微鏡で世界トップクラスの解像度を実現。
- 最新技術を追求し、高付加価値製品を提供。
- 研究機関との取引が堅調で、安定的な売上。
課題
- アジアの新興企業が低価格で参入し、シェアが脅かされる。
- 顧客の設備投資が景気で変動し、売上に影響。
- 売上が減少傾向にあり、収益性の改善が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医療機器・介護の時価総額近傍。太字が日本電子
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3088マツキヨココカラ&カンパニー | 1.1兆円 | 18.4倍 |
| 2 | 7747朝日インテック | 9,782億円 | 29.8倍 |
| 3 | 6856堀場製作所 | 9,517億円 | 22.1倍 |
| 4 | 2331ALSOK | 6,194億円 | 17.7倍 |
| 5 | 4536参天製薬 | 6,019億円 | 16.4倍 |
| 6 | 6951日本電子 | 3,492億円 | 15.7倍 |
| 7 | 4902コニカミノルタ | 3,352億円 | 10.3倍 |
| 8 | 6925ウシオ電機 | 3,061億円 | 38.6倍 |
| 9 | 8129東邦ホールディングス | 2,921億円 | 15.3倍 |
| 10 | 8086ニプロ | 2,610億円 | 20.8倍 |
| 11 | 6849日本光電工業 | 2,587億円 | 17.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医療機器・介護)に従っています。
会社の歴史
沿革 41件
電子顕微鏡の国産化から始まった1949年
1949年5月、東京都三鷹市に資本金500千円で「株式会社日本電子光学研究所」を設立。当時はまだ海外製に依存していた電子顕微鏡の国産化を目指し、製造・販売を開始した。1956年には分析機器分野へ進出し磁気共鳴装置を完成、1961年に商号を「日本電子株式会社」に変更した。1962年4月に東京証券取引所市場第二部に上場、同年12月には米国販売子会社を設立し、海外展開の第一歩を踏み出す。この時期に昭島製作所の開発館が完成し、本社も昭島市に移転している。
欧米アジアへの販売網拡大(1960~1970年代)
米国に続き、1964年にはフランス(現JEOL(EUROPE)SAS)、1968年には英国(JEOL(U.K.)LTD.)とオーストラリア(JEOL(AUSTRALASIA)PTY.LTD.)に販売子会社を設立。1971年には英文社名をJEOL Ltd.に変更した。1973年にはオランダとスウェーデンにも子会社を設け、欧州全域をカバーする体制を構築。1972年には医用機器分野に進出し、生化学自動分析装置を完成させた。国内では1974年に日電子物産(後の日本電子アクティブ)や日電子技術サービス(後の日本電子データム)を設立し、部品供給やサービス体制を強化した。
1980~1990年代の新製品とアジア展開
1984年にイタリアにJEOL(ITALIA)S.p.A.を設立。1988年には横浜支店を開設し、国内販売網を拡充した。1994年に韓国(JEOL KOREA LTD.)、1995年にシンガポール(JEOL ASIA PTE.LTD.)、1997年にドイツ(JEOL(GERMANY)GmbH)、1999年に台湾(JEOL TAIWAN SEMICONDUCTORS LTD.)と、アジア地域への進出が相次ぐ。1990年代には電子ビーム描画装置などの産業機器の製品群を拡充し、半導体業界向けの売上を伸ばした。1999年には東京事務所を立川市に移転し、営業機能を集約している。
組織再編と事業譲渡による構造改革(2000年代~2020年代)
2000年代以降、グループ内の効率化を目的とした吸収合併を繰り返す。2004年には日本電子クリエイティブを、2009年には日本電子データムと日本電子アクティブを吸収合併。2011年にはNMR技術を専門とする株式会社JEOL RESONANCEを設立したが、2022年に再び吸収合併した。2021年には日本電子テクニクスを吸収合併。2025年1月にはジャパンスーパーコンダクタテクノロジーの全株式を取得し、超伝導関連技術を取り込んだ。2026年4月1日には医用機器事業をシスメックスに譲渡し、事業ポートフォリオを理科学・計測と産業機器に集中させる戦略をとった。
年表41件を開く
1940年代
- 1949年5月創業東京都三鷹市に「株式会社日本電子光学研究所」(資本金500千円)設立、電子顕微鏡の製造・販売を開始
1950年代
- 1952年11月産業機器分野に進出(高周波焼入装置完成)
- 1953年3月東京事務所開設
- 1954年10月大阪営業所開設(1981年6月大阪支店に改称)
- 1956年8月分析機器分野に進出(磁気共鳴装置完成)
- 1959年5月名古屋営業所開設(1981年6月名古屋支店に改称)
1960年代
- 1960年9月創業東京都昭島市に「さくら精機株式会社」(1989年12月「日本電子テクニクス株式会社」に変更、2021年4月当社に吸収合併)設立
- 1961年5月商号変更「日本電子株式会社」に商号変更
- 1962年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 1962年12月商号変更米国に「JEOLCO(U.S.A.)INC.」設立(1993年4月「JEOL USA,INC.」(現連結子会社)に変更)
- 1964年4月昭島製作所開発館完成
- 1964年11月商号変更フランスに「JEOLCO(FRANCE)S.A.」設立(2005年4月「JEOL(EUROPE)SAS」(現連結子会社)に変更)
- 1966年6月本店を三鷹市より昭島市へ移転登記
- 1966年8月上場東京証券取引所市場第一部に上場
- 1968年7月商号変更英国に「JEOLCO(U.K.)LTD.」設立(1971年4月「JEOL(U.K.)LTD.」(現連結子会社)に変更)
- 1968年10月豪州に「JEOL(AUSTRALASIA)PTY.LTD.」設立(現連結子会社)
1970年代
- 1971年4月商号変更英文社名をJEOL Ltd.に変更
- 1972年4月医用機器分野に進出(生化学自動分析装置完成)
- 1973年2月オランダに「JEOL(EUROPE)B.V.」設立(現連結子会社)
- 1973年3月商号変更スウェーデンに「JEOL(SKANDINAVISKA)A.B.」設立(2017年1月「JEOL(Nordic)AB」(現連結子会社)に変更)
- 1974年6月創業東京都昭島市に「日電子物産株式会社」設立(1989年12月「日本電子アクティブ株式会社」に変更、2009年7月当社に吸収合併)
- 1974年7月創業東京都昭島市に「日電子技術サービス株式会社」設立(1989年12月「日本電子データム株式会社」に変更、2009年7月当社に吸収合併)
1980年代
- 1984年4月イタリアに「JEOL(ITALIA)S.p.A.」設立(現連結子会社)
- 1988年8月横浜支店開設
- 1989年4月創業東京都昭島市に「日本電子クリエイティブ株式会社」設立(2004年4月当社に吸収合併)
1990年代
- 1994年2月M&A韓国に「JEOL KOREA LTD.」設立(2019年12月100%子会社化(現連結子会社))
- 1995年1月シンガポールに「JEOL ASIA PTE.LTD.」設立(現連結子会社)
- 1997年6月ドイツに「JEOL(GERMANY)GmbH」設立(現連結子会社)
- 1999年1月商号変更台湾に「JEOL DATUM TAIWAN LTD.」設立(2003年7月「JEOL TAIWAN SEMICONDUCTORS LTD.」(現連結子会社)に変更)
- 1999年7月東京事務所を千代田区より立川市に移転
2000年代
- 2002年3月商号変更「山形クリエイティブ株式会社」設立(2016年4月「日本電子山形株式会社」(現連結子会社)に変更)
- 2004年4月M&A「日本電子クリエイティブ株式会社」当社に吸収合併
- 2009年7月M&A「日本電子データム株式会社」「日本電子アクティブ株式会社」当社に吸収合併
2010年代
- 2011年4月創業東京都昭島市に分社型の新設分割により「株式会社JEOL RESONANCE」設立(2022年10月当社に吸収合併)
- 2014年5月東京事務所を立川市より千代田区に移転
- 2019年12月M&A「JEOL KOREA LTD.」100%子会社化
2020年代
- 2020年1月米国の「Integrated Dynamic Electron Solutions, Inc.」の全株式を取得
- 2021年4月M&A「日本電子テクニクス株式会社」当社に吸収合併
- 2021年10月武蔵村山製作所開所
- 2022年10月M&A「株式会社JEOL RESONANCE」当社に吸収合併
- 2025年1月「ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社」の全株式を取得(現連結子会社)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高営業利益率2029年度まで21.5%
- 自己資本当期純利益率(ROE)2029年度まで15%以上
- 投下資本利益率(ROIC)2029年度まで15%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
重点領域での成長
半導体とライフサイエンスを重点領域に設定。当社のニッチなテクノロジーを活かし、高い市場成長が見込まれるこれらの分野で成長を実現する。
- 02
YOKOGUSHI 2.0戦略の深化
従来のYOKOGUSHI戦略を進化させ、機器・機能、アプリケーション・サービス、共創の3軸で革新・拡張し、分野別ソリューションの提供基盤を強化する。
- 03
課題解決型ソリューションの創出
製品ごとに異なるマーケットアプローチを採用し、顧客の課題を解決するソリューションを提供。最先端テクノロジーに挑む顧客の想像を超えるイノベーションを目指す。
- 04
収益性向上と資本効率経営
資本効率を重視した経営を推進し、コア事業の「稼ぐ力」を強化。持続的な成長に向けて強い事業基盤を構築する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,731人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は858万円で、9期前と比べて+14.2%。平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は15.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 2,976 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 3,008 | — |
| 2019年3月 | 751 | 44.3 | 17.6 | 3,029 | — |
| 2020年3月 | 783 | 44.6 | 17.7 | 3,165 | — |
| 2021年3月 | 771 | 44.7 | 17.8 | 3,198 | — |
| 2022年3月 | 774 | 44.5 | 17.3 | 3,291 | — |
| 2023年3月 | 789 | 44.6 | 16.9 | 3,351 | — |
| 2024年3月 | 803 | 44.6 | 16.8 | 3,435 | — |
| 2025年3月 | 828 | 44.5 | 16.6 | 3,604 | 985 |
| 2026年3月 | 858 | 44.6 | 15.9 | 3,731 | 697 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社22社(国内 4 / 海外 18、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。
- 国内日本電子テクノサービス㈱東京都昭島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日本電子山形㈱山形県天童市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内日本電子インスツルメンツ㈱東京都昭島市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー㈱兵庫県神戸市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL USA,INC.Peabody,MA USA · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL HOLDING EUROPE SASCroissy Sur Seine FRANCE · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL(EUROPE)SASCroissy Sur Seine FRANCE · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL(U.K.)LTD.Welwyn Garden City ENGLAND · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL(EUROPE)B.V.Nieuw-Vennep THE NETHER-LANDS · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL(GERMANY)GmbHFreising,GERMANY · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL ASIA PTE.LTD.2 Corporation Road SINGAPORE · 連結子会社議決権100.0%
- 海外JEOL TAIWAN SEMICONDUCTORS LTD.Zhubei City,Hsinchu County,Taiwan,Republic of China · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
- JEOL(AUSTRALASIA)PTY. LTD.NSW Australia100%
- JEOL DE MEXICO S.A.DE C.V.Mexico D.F100%
- JEOL CANADA,INC.St-Hubert,QC CANADA100%
- JEOL(Nordic)ABSollentuna SWEDEN100%
- JEOL(ITALIA)S.p.A.Basiglio ITALY100%
- JEOL Shanghai Semiconductors Ltd.Shanghai CHINA100%
- JEOL SEMICONDUCTORS KOREA Co.,Ltd.Gyeonggi-do KOREA100%
- JEOL KOREA LTD.Seoul KOREA100%
- Integrated Dynamic Electron Solutions,Inc.Pleasanton,CA USA100%
- JEOL USA Investment,Inc.Peabody,MA USA100%
- 調達4.5億円経済安全保障重要技術育成プログラム/高度な金属積層造形システム技術の開発・実証全面統合型次世代金属積層造形技術の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-02-18
- 調達1億円省エネ製品開発の加速化に向けた複合計測分析システム研究開発事業省エネ製品開発の加速化に向けた複合計測分析システム研究開発事業国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2018-07-04
- 調達6,000万円走査電子顕微鏡一式買入海上保安庁 · 2021-08-27
- 調達5,300万円【電子可】核磁気共鳴装置警察庁 · 2017-12-28
- 調達4,200万円ガスクロマトグラフ高分解能質量分析計(GC-HRMS)購入環境省 · 2016-07-06
- 調達2,480万円核磁気共鳴装置の購入契約財務省 · 2015-08-21
- 調達1,620万円令和6年度卓上走査型電子顕微鏡の購入原子力安全庁 · 2024-12-23
- 調達1,100万円令和6年度ガスクロマトグラフ質量分析計の更新環境省 · 2024-07-08
- 調達428万円令和4年度走査型電子顕微鏡保守業務環境省 · 2022-04-15
- 調達418万円令和3年度走査型電子顕微鏡保守業務環境省 · 2021-04-15
出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,794億円、営業利益は260億円。前期と比べると減収減益で、売上が-8.8%、利益が-26.8%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,640億円 | 1,794億円 |
| 営業利益 | 265億円 | 260億円 |
| 純利益 | 213億円 | 221億円 |
| 1株あたり配当 | ¥132 | ¥132 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は245億円、営業利益は−20億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.6%、営業利益は−300.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 550 | — | — | 45 |
| 2024年1Q | 287 | 10 | 3.5 | 17 |
| 2024年2Q | 400 | 73 | 18.3 | 58 |
| 2024年3Q | 382 | 50 | 13.1 | 26 |
| 2024年4Q | 674 | — | — | 116 |
| 2025年2Q | 872 | 158 | 18.1 | 109 |
| 2025年4Q | 1,095 | 197 | 18.0 | 78 |
| 2026年2Q | 821 | 119 | 14.5 | 99 |
| 2026年4Q | 973 | 141 | 14.5 | 122 |
| 2027年1Q | 245 | −20 | −8.2 | −17 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は796億円から1,794億円へ2.3倍に増えた。直近期の営業利益率は14.5%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 796 | — | 19 | — | 16 |
| 2014年3月 | 993 | — | 33 | — | 40 |
| 2015年3月 | 954 | — | 35 | — | 20 |
| 2016年3月 | 1,074 | — | 54 | — | 41 |
| 2017年3月 | 997 | — | 17 | — | 6 |
| 2018年3月 | 1,046 | — | 44 | — | 45 |
| 「JEOL KOREA LTD.」100%子会社化 | |||||
| 2019年3月 | 1,113 | — | 74 | — | 59 |
| 2020年3月 | 1,172 | — | 72 | — | 54 |
| 「日本電子テクニクス株式会社」当社に吸収合併 | |||||
| 2021年3月 | 1,104 | — | 66 | — | 37 |
| 「株式会社JEOL RESONANCE」当社に吸収合併 | |||||
| 2022年3月 | 1,384 | — | 163 | — | 123 |
| 2023年3月 | 1,627 | — | 235 | — | 178 |
| 2024年3月 | 1,743 | — | 300 | — | 217 |
| 2025年3月 | 1,967 | 355 | 344 | 18.0 | 187 |
| 2026年3月 | 1,794 | 260 | 286 | 14.5 | 221 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,794億円のうち、営業利益として残るのは260億円で14.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は221億円、売上の12.3%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.7%964億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金31.8%570億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.5%260億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが160億円、投資CFが−138億円で、差し引きのフリーCFは22億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は373億円で、売上の2.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −57 | −14 | 28 | −71 | 52 |
| 2014年3月 | 18 | −28 | 28 | −10 | 76 |
| 2015年3月 | 94 | −27 | −34 | 67 | 115 |
| 2016年3月 | 81 | −17 | −58 | 64 | 117 |
| 2017年3月 | −6 | −11 | −3 | −17 | 94 |
| 2018年3月 | 65 | 5 | −75 | 70 | 98 |
| 2019年3月 | 48 | −15 | −37 | 33 | 93 |
| 2020年3月 | 37 | −42 | 54 | −5 | 140 |
| 2021年3月 | 34 | −70 | 33 | −36 | 145 |
| 2022年3月 | 226 | −6 | 55 | 220 | 424 |
| 2023年3月 | 34 | −57 | −87 | −23 | 320 |
| 2024年3月 | 153 | −180 | −8 | −27 | 298 |
| 2025年3月 | 231 | −9 | −171 | 222 | 346 |
| 2026年3月 | 160 | −138 | −16 | 22 | 373 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は2,420億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,449億円で、自己資本比率は59.9%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 985 | 198 | 787 | 20.1 |
| 2014年3月 | 1,115 | 288 | 827 | 25.8 |
| 2015年3月 | 1,159 | 304 | 855 | 26.3 |
| 2016年3月 | 1,135 | 321 | 814 | 28.3 |
| 2017年3月 | 1,090 | 323 | 767 | 29.6 |
| 2018年3月 | 1,146 | 374 | 772 | 32.6 |
| 2019年3月 | 1,227 | 416 | 811 | 33.9 |
| 2020年3月 | 1,368 | 451 | 917 | 33.0 |
| 2021年3月 | 1,464 | 510 | 954 | 34.8 |
| 2022年3月 | 1,896 | 859 | 1,037 | 45.3 |
| 2023年3月 | 1,993 | 1,019 | 974 | 51.1 |
| 2024年3月 | 2,302 | 1,255 | 1,047 | 54.5 |
| 2025年3月 | 2,225 | 1,367 | 858 | 61.4 |
| 2026年3月 | 2,420 | 1,449 | 971 | 59.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで224社中32位あたり、逆に低いのは売上成長率で224社中209位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥6,777で、1年前と比べて+49.0%。過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 15.7倍 |
| PER (会社予想) | 15.7倍 |
| PBR | 2.34倍 |
| 配当利回り | 1.95% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月21日に7280円と、7月中旬の高値8660円から約15.9%下落しました。25日線を約10.2%下回り、75日線も下抜けするなど短期トレンドは悪化しています。一方で52週安値4435円からの上昇幅は約64%と大きく、200日線は上回っており、中期の上昇トレンドは維持しています。8月17日には118万株超の大量売りが見られ、需給が崩れた形です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER16.71倍は業界平均30.92倍を大きく下回り割安感があるが、PBR2.5倍は平均2.65倍とほぼ同等。ROE15.7%は高く、配当利回り1.83%は平均2.29%より低いが、全体的にバランスが取れておりほぼ妥当と判断。業績は増収基調で、今後の成長に期待。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 15.7倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 15.7倍 | — |
| PBR | 2.34倍 | 2.58倍 |
| ROE | 15.7% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
研究開発投資の動向と半導体市場のサイクルが業績を左右する。強気派は、材料開発や半導体微細化の需要拡大で電子顕微鏡や電子線描画装置の受注が伸びると見る。一方、弱気派は、研究予算の抑制や半導体向け設備投資の変動で売上が不安定化するリスクを指摘。利益率や受注残の動向が焦点。
- 電子顕微鏡の圧倒的シェア
透過型電子顕微鏡で世界トップクラス、研究開発に必須の装置
- 半導体微細化への需要
半導体回路の微細化で電子線描画装置の需要増が期待
- 業績回復傾向
直近まで増収、営業利益率18%超で収益力改善
- 純利益が221億円と当期は増益通年影響中
純利益は187億円→221億円、増益率18%と利益の下支え
- ROE15.7%と高水準継続影響弱
ROE15.7%は高く、PBR2.79倍の成長期待を支える
- 株価上昇率94%と強いモメンタム継続影響弱
過去1年で94%上昇、上昇トレンドが続く
- 営業利益率14.49%と高水準維持通年影響中
営業利益率は18.05%から14.49%へ低下も、高収益体制は維持
- 研究予算の変動
公共・民間の研究投資が縮小すると大型受注が減少しやすい
- 半導体市況の影響
半導体向け設備投資の循環変動で売上が不安定化
- 競争激化
海外メーカーや新興企業が追撃、価格競争の可能性
- 営業利益が355億円から260億円へ大幅減益通年影響強
営業利益は前期比95億円減の260億円、営業利益率は18.05%→14.49%
- 売上高が前期比173億円の減収決算発表後影響中
売上高1,967億円→1,794億円、需要減速で減収に転じる
- PER19.2倍だがPBR2.79倍と割高継続影響中
PBR2.79倍はROE15.7%を前提でも水準が高く、修正リスク
- 外資依存度42.89%で資金流出不定影響弱
外国人保有比率42.89%、世界の金利上昇などで売りが出やすい
- 受注残
- 大型装置の需要動向を先行反映するため
- 半導体関連売上高
- 電子線描画装置の依存度を測るため
- 保守サービス売上高
- ストック収益の安定性を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり132円で、前期から+24.5%。いまの株価に対する利回りは1.95%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 14 | — | 110.4 |
| 2018年3月 | 16 | 14.3 | 17.6 |
| 2019年3月 | 17 | 3.1 | 19.3 |
| 2020年3月 | 24 | 45.5 | 24.7 |
| 2021年3月 | 24 | 0.0 | 32.4 |
| 2022年3月 | 50 | 108.3 | 20.6 |
| 2023年3月 | 66 | 32.0 | 19.2 |
| 2024年3月 | 102 | 54.5 | 24.6 |
| 2025年3月 | 106 | 3.9 | 29.7 |
| 2026年3月 | 132 | 24.5 | 32.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥132
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ9,729人。区分でいちばん多いのは外国法人で42.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.1%を占め、残る63.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国法人 | 34.1 | 37.5 | 33.5 | 36.8 | 40.3 | 42.9 |
| 金融機関 | 36.0 | 30.5 | 30.9 | 34.2 | 32.1 | 31.6 |
| 個人・その他 | 14.0 | 18.0 | 22.6 | 16.7 | 16.4 | 18.6 |
| 事業法人 | 15.4 | 10.6 | 9.9 | 9.5 | 9.2 | 4.5 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 4.5 |
| 証券会社 | 0.4 | 3.4 | 3.1 | 2.8 | 1.9 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.67 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 4.94 |
| 03 | MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB(常任代理人 BOFA証券株式会社) | 3.31 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 3.15 |
| 05 | 日本電子共栄会 | 2.62 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 2.18 |
| 07 | 日本生命保険相互会社 | 2.02 |
| 08 | MISAKI ENGAGEMENT MASTER FUND(常任代理人 香港上海銀行) | 1.77 |
| 09 | 日本電子グループ従業員持株会 | 1.50 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-24野村證券株式会社新規の大量保有報告0.42%+0.12pt
- 2026-07-07オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)新規の大量保有報告8.85%+1.38pt
- 2026-06-05オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)新規の大量保有報告7.47%+2.09pt
- 2026-05-12オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(Orbis Investment Management Limited)新規の大量保有報告5.38%
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.30%-0.65pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+2176%、1株純資産は14期で+1293%。直近期のROEは15.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 19 | 214 | 9.4 | 21.6 | 9.2 |
| 2014年3月 | 48 | 277 | 16.4 | 8.2 | 23.4 |
| 2015年3月 | 19 | 315 | 6.7 | 34.0 | 25.6 |
| 2016年3月 | 42 | 332 | 13.1 | 13.5 | 16.5 |
| 2017年3月 | 6 | 334 | 1.8 | 96.0 | 110.4 |
| 2018年3月 | 94 | 774 | 13.0 | 20.9 | 17.6 |
| 2019年3月 | 123 | 861 | 15.0 | 16.2 | 19.3 |
| 2020年3月 | 111 | 933 | 12.4 | 23.8 | 24.7 |
| 2021年3月 | 78 | 1,056 | 7.8 | 56.6 | 32.4 |
| 2022年3月 | 247 | 1,684 | 17.9 | 27.8 | 20.6 |
| 2023年3月 | 349 | 1,996 | 19.0 | 12.2 | 19.2 |
| 2024年3月 | 425 | 2,457 | 19.1 | 14.7 | 24.6 |
| 2025年3月 | 366 | 2,672 | 14.3 | 12.5 | 29.7 |
| 2026年3月 | 433 | 2,975 | 15.7 | 13.2 | 32.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
15名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/3期の役員報酬は総額373百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 大井泉 | 代表取締役 社長兼CEO | 62 | 10,100 |
| 矢口勝基 | 取締役兼専務執行役員 財務・IT担当 | 66 | 6,100 |
| 金山俊克 | 取締役兼専務執行役員 統括開発技術・知的財産戦略本部・技術管理本部・開発・基盤技術センター担当 | 64 | 1,000 |
| 小林彰宏 | 取締役兼常務執行役員 営業・デマンド推進本部・業務統括センター・SIサービス事業担当 | 66 | 6,500 |
| 金山俊彦 | 取締役兼執行役員 経営戦略室長 | 59 | 2,900 |
| 菅野隆二 | 社外取締役 | 76 | 1,500 |
| 寺島薫 | 社外取締役 | 69 | 700 |
| 四方ゆかり | 社外取締役 | 62 | 800 |
| 中尾彰宏 | 社外取締役 | 43 | 1,100 |
| 福山幸一 | 常勤監査役 | 67 | 2,100 |
| 髙橋充 | 常勤監査役 | 65 | 7,100 |
| 湊明彦 | 社外監査役 | 72 | 400 |
残りの役員3名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 押味由佳子 | 社外監査役 | 50 |
| 中西和幸 | — | 59 |
| 廣川朝海 | 社外監査役 | 65 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | — | 202 | 68 | 270 | 39 |
| 社外取締役 | 7 | 52 | — | — | 52 | 7 |
| 監査役 | 2 | 51 | — | — | 51 | 26 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,925字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,129字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,597字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,380字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-25
- 半期報告書半期報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第77期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第77期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第76期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第76期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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