概要
安川電機は、産業用ロボットとモーションコントロール(ACサーボドライブ・インバータ)で世界有数のシェアを持つメーカーである。1915年に創業し、工場のオートメーション(FA)分野を中心にグローバル展開する。2025年2月期の売上高は約5377億円、営業利益率9.34%。グループは子会社66社、関連会社13社で構成され、従業員数は約1.2万人。本社は北九州市八幡西区に置く。
モーションコントロールとロボットが収益の二本柱
安川電機の事業は4つのセグメントに分かれる。最大の「モーションコントロール」はACサーボモータ・コントローラ事業とインバータ事業から成り、2026年2月期に2360億円の売上を計上した。工作機械や半導体製造装置向けの高精度位置決め制御で世界トップクラスのシェアを持つ。次いで「ロボット」セグメントは2470億円で、アーク溶接ロボットやハンドリングロボットを自動車産業や一般産業向けに供給する。両セグメントで売上の約89%を占める。システムエンジニアリング(387億円)は鉄鋼プラントや上下水道向け電気システムを手掛け、その他(203億円)には物流サービスが含まれる。
中国・米州・欧州に広がるグローバル生産販売網
同社は日本国内に加え、中国、米国、欧州、アジア各地に製造・販売拠点を持つ。中国では安川電機(中国)有限公司が統括し、半導体や一般産業向け需要を取り込む。米州では米国安川株式会社が製造・販売・サービスを一体化し、データセンタ向け空調用途や太陽光発電用パワーコンディショナの販売を拡大。欧州では欧州安川有限会社が拠点となり、自動車市場が軟調な中でも半導体・工作機械需要を取り込む。韓国と東南アジアにも子会社を配置し、地域ごとの顧客ニーズに応じた販売体制を構築している。
66社の子会社を擁するグループ体制
2026年2月期時点で、連結子会社66社と関連会社13社から成る。主要な連結子会社として、モーションコントロール販売を担う安川メカトレック末松九機株式会社、システムエンジニアリングの安川オートメーション・ドライブ株式会社、ロボット販売の米国安川株式会社・欧州安川有限会社がある。また、物流サービスを提供する株式会社安川ロジステックもグループ内で重要な役割を果たす。2018年にはシーメンス社との合弁会社を完全子会社化し、2024年には安川メカトレックと末松九機を合併するなど、グループ再編を継続的に実施している。
業界の中での役割は工場自動化(FA)向けモーションコントロール機器および産業用ロボットのトップメーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2019/2期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| モーション コントロール | 2,054億円 | 43.3% | 339億円 | 16.5% |
| ロボット | 1,780億円 | 37.5% | 173億円 | 9.7% |
| システム エンジニアリング | 595億円 | 12.5% | 1億円 | 0.2% |
| その他(注)1 | 318億円 | 6.7% | 4億円 | 1.3% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01工作機械・半導体・一般産業(モーションコントロール)主力
ACサーボドライブやインバータなど、モーションコントロール機器を工作機械、半導体製造装置、一般産業機械向けに供給。高精度な位置決めや速度制御が求められるFA用途で世界トップクラスのシェア。
- ACサーボドライブ世界シェア上位
- モータと制御ドライブの一体化製品。高速・高精度な位置決め制御を実現し、工作機械や電子部品実装機などに搭載。
- 汎用インバータ
- モータの回転速度を可変制御する装置。ファン、ポンプ、コンベアなどの省エネ運転に広く使用。
02自動車・製造業(ロボット)主力
アーク溶接、スポット溶接、ハンドリング、塗装など、多様な産業用ロボットを自動車産業を中心に供給。AIロボットや人協働ロボットもラインアップし、製造現場の自動化・省人化を支援。
- アーク溶接ロボット
- 自動車部品などの溶接工程向け。高品質な溶接ビードを安定して実現し、生産効率を向上。
- ハンドリングロボット
- ワークの搬送・パレタイジングなどに使用される産業用ロボット。高速・高可搬重量モデルを用意。
03鉄鋼・上下水道・港湾(システムエンジニアリング)準主力
鉄鋼プラントの電気システム、上下水道の監視制御システム、港湾荷役システムなどをエンジニアリング・納入。高圧インバータや産業用モータ・発電機も供給し、社会インフラの自動化・省エネに貢献。
- 高圧インバータ
- 高圧モータの速度制御を行う省エネ機器。鉄鋼、化学、上下水道など大容量設備の動力制御に使用。
- 鉄鋼プラント用電気システム
- 圧延機や搬送設備の電気制御システム。設備の統括監視・制御により安定操業を実現。
04物流・その他(その他)その他
物流サービスなどの事業を展開。グループ会社を通じて物流・倉庫業務を提供。
- 物流サービス
- 部品・製品の輸送、保管、配送などをトータルに提供する物流サービス。
製品と技術
ACサーボドライブが支える高精度位置決め制御
モーションコントロールセグメントの中核製品がACサーボドライブである。モータと制御ドライブを一体化し、高速・高精度な位置決め制御を実現する。主に工作機械、電子部品実装機、半導体製造装置などに搭載され、FA分野の基幹コンポーネントとして世界トップクラスのシェアを誇る。2026年2月期の同事業売上は前期比で増加し、特に電子部品市場と工作機械市場向けが好調だった。リニアモータやデジタルガルバノスキャナもラインアップし、精密な動きが要求される製造現場で不可欠な存在である。
汎用インバータと高圧インバータによる省エネ制御
インバータ事業では、モータの回転速度を可変制御する汎用インバータと、高圧モータ用の高圧インバータを提供する。汎用インバータはファン、ポンプ、コンベアなどの省エネ運転に広く使用され、米国ではデータセンタ向け空調用途や太陽光発電用パワーコンディショナの販売が拡大した。高圧インバータは鉄鋼プラントや上下水道など大容量設備の動力制御に用いられ、システムエンジニアリングセグメントでも重要な製品である。マトリクスコンバータや電源回生コンバータも含め、エネルギー変換効率の最大化に貢献する。
アーク溶接ロボットとハンドリングロボットの多彩なラインアップ
ロボットセグメントでは、アーク溶接ロボットが自動車部品の溶接工程で高品質なビードを安定して形成する。スポット溶接ロボットや塗装ロボットも自動車産業向けに強みを持つ。ハンドリングロボットはワークの搬送やパレタイジングを高速・高可搬重量で実行し、一般産業の自動化需要を取り込む。さらに、半導体・液晶製造装置用のクリーン搬送ロボットや人協働ロボット、AIロボットもラインアップする。中国やアジアでの自動車投資案件が売上をけん引し、2026年2月期のロボット売上は前期比4.0%増の2470億円となった。
鉄鋼プラントから上下水道まで手掛けるシステムエンジニアリング
システムエンジニアリングセグメントは、鉄鋼プラント用電気システム、上下水道用監視制御システム、港湾荷役用電気システムなどをエンジニアリング・納入する。高圧インバータや産業用モータ・発電機も供給し、社会インフラの自動化と省エネに貢献。2026年2月期の売上は387億円で、鉄鋼・社会システム向け需要が底堅く推移した。小水力発電用発電機も手掛け、再生可能エネルギー分野にも対応する。同事業は安川オートメーション・ドライブ株式会社が担い、安定収益源となっている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 世界シェア上位ACサーボドライブ世界シェア約3割(当社推定)工作機械・半導体・一般産業(モーションコントロール)
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
産業用ロボットで世界有数、需要変動に左右
モーションコントロールと産業用ロボットで世界市場をリードする。売上高は約5400〜5800億円規模で、営業利益率は9%前後。同業他社にはキオクシアホールディングスやイビデンなどがあるが、これらは半導体や電子部品が主体であり、安川電機は自動化・省力化投資の恩恵を受けるポジションにある。世界的な人手不足や工場の自動化ニーズを追い風に成長が見込まれる一方、中国経済の減速や半導体市況の悪化が需要に影響する。また、設備投資サイクルの変動が大きく、業績の安定性に課題がある。中長期的には、EV関連や物流、食品など非自動車分野の拡大が鍵。
強み
- サーボモーターやロボットで世界有数のシェアを持ち、技術力が高い。
- 自動車だけでなく、物流や食品など多様な業界に製品を提供。
- 営業利益率9%程度と製造業としては高水準で、付加価値の高い製品を展開。
- 省エネや省人化に貢献する製品群が、脱炭素や労働力不足の課題に適合。
課題
- 設備投資需要に左右されやすく、不況時には売上減少が顕著。
- 海外メーカーや新興勢力との競争が激しく、価格圧力がある。
- 半導体等の部材調達リスクや地政学的不確実性が事業に影響。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
工作機械・FAの時価総額近傍。太字が安川電機
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5334日本特殊陶業 | 1.6兆円 | 14.0倍 |
| 2 | 6645オムロン | 1.3兆円 | 35.9倍 |
| 3 | 6448ブラザー工業 | 1.3兆円 | 19.7倍 |
| 4 | 6841横河電機 | 1.2兆円 | 21.3倍 |
| 5 | 6724セイコーエプソン | 1.2兆円 | 56.7倍 |
| 6 | 6506安川電機 | 1.2兆円 | 32.9倍 |
| 7 | 7701島津製作所 | 1.2兆円 | 18.8倍 |
| 8 | 6856堀場製作所 | 9,517億円 | 22.1倍 |
| 9 | 6845アズビル | 7,891億円 | 19.3倍 |
| 10 | 6113アマダ | 7,789億円 | 24.8倍 |
| 11 | 6481THK | 7,450億円 | 28.7倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。
会社の歴史
沿革 26件
合資会社から株式会社へ、創業期の1915~1920年
安川電機の起源は1915年7月、合資会社安川電機製作所として北九州市で創業したことに始まる。1919年12月には株式会社安川電機製作所を設立し、翌1920年3月に合資会社を吸収合併して株式会社としての基礎を固めた。創業当初からモータとその応用技術を核とし、電気機械の製造販売を手掛けた。第二次世界大戦前の時期には産業電動機の国産化に貢献し、日本の工業化を支えた。1949年5月には東京証券取引所に、6月には福岡証券取引所に株式を上場し、資金調達力と社会的信用を高めた。
海外販売網の構築と新事業への進出(1967~1976年)
1967年9月、米国に販売子会社(米国安川電機株式会社)を設立し、海外市場への本格進出を開始。1971年には電気機械の保全整備を担う安川エンジニアリング株式会社を設立した。1973年には電算機周辺端末機器事業へ進出するため株式会社ワイ・イー・データを設立(後に安川コントロールに吸収合併)。1976年には物流事業を分離し、株式会社安川ロジステックを設立。この時期に、FA分野のコア技術であるサーボモータやインバータの開発を加速させるとともに、米国・欧州への販売網を整備し、グローバル展開の基盤を築いた。
ロボット事業の拡大とアジア展開(1990~1999年)
1991年9月、商号を株式会社安川電機に変更。同年、シンガポールに販売拠点を設立し東南アジア市場に参入。1994年には米国のロボット販売会社モートマン株式会社と欧州のロボテック有限会社に追加出資して経営権を取得し、産業用ロボット事業をグローバルに拡大。1994年10月には韓国に販売子会社を設立した。1999年4月には中国市場参入のため安川電機(上海)有限公司を設立。同年10月にはドイツ・シーメンス社と産業用ドライブシステム分野で合弁会社を設立(後の安川オートメーション・ドライブ株式会社)。これにより、欧州でのプレゼンスを高めた。
中国統括会社の設立と組織再編(2010~2019年)
2010年6月、米国子会社を統合し米国安川株式会社に、欧州子会社を統合し欧州安川有限会社に改組。2012年1月には安川電機(上海)有限公司を投資性公司に改組し、中国統括会社として安川電機(中国)有限公司を設立。2018年11月にはシーメンス社の持分を100%取得し、合弁会社を完全子会社化して安川オートメーション・ドライブ株式会社に商号変更。2019年3月には鉄鋼エンジニアリング事業を同事業会社に吸収分割するとともに、サーボモータ・EVモータ生産機能を当社に統合。安川モートル株式会社を解散し、事業の選択と集中を進めた。
さらなる統合と長期ビジョンの策定(2020~2025年)
2020年3月、安川エンジニアリング株式会社を吸収合併し、製品修理・修繕機能を安川コントロールに承継。2022年3月には社会システム事業を安川オートメーション・ドライブに吸収分割した。2024年3月、安川メカトレックと末松九機を合併し安川メカトレック末松九機株式会社に商号変更。2025年3月には欧州安川有限会社がYASKAWA Europe Holding ABを吸収合併し、欧州グループの再編を完了。2026年3月からは長期経営計画「2035年ビジョン」と中期計画「Dash 35」を開始し、営業利益率20%以上、配当性向40%以上を目標に掲げる。
年表26件を開く
1910年代
- 1915年7月創業合資会社安川電機製作所を設立。
- 1919年12月創業株式会社安川電機製作所を設立。
1920年代
- 1920年3月M&A株式会社安川電機製作所は、合資会社安川電機製作所を吸収合併し、今日の当社の基礎を確立。
1940年代
- 1949年5月上場東京証券取引所に株式を上場。
- 1949年6月上場福岡証券取引所に株式を上場。
1960年代
- 1967年9月創業アメリカにおける製品の販売業務を担当する米国安川電機株式会社を設立。
1970年代
- 1971年5月創業電気機械設備の保全・整備および技術指導業務を担当する安川エンジニアリング株式会社(現・株式会社安川電機)を設立。
- 1973年9月M&A電算機周辺端末機器の事業分野へ進出するため、株式会社ワイ・イー・データを設立(安川コントロール株式会社(現・連結子会社)に吸収合併)。
- 1976年3月倉庫・発送部門を分離し、総合物流事業を担当する株式会社安川ロジステック(現・連結子会社)を設立。
1980年代
- 1980年10月創業欧州における製品の販売業務を担当する欧州安川電機有限会社を設立。
1990年代
- 1991年9月商号変更商号を株式会社安川電機に変更。東南アジア地域におけるメカトロ製品の販売およびサービス業務を担当するシンガポール安川電機有限会社(現・安川アジアパシフィック有限会社(現・連結子会社))を設立。
- 1992年9月M&A東京および中京地区の安川電機代理店を統合し、株式会社安川メカトレック(現商号・安川メカトレック末松九機株式会社(現・連結子会社))を設立。
- 1994年2月アメリカにおける産業用ロボットの販売業務を担当するモートマン株式会社に追加出資し、経営権を取得。
- 1994年4月商号変更ヨーロッパにおける産業用ロボットの販売、ロボットシステムの設計・製造を担当するロボテック有限会社に追加出資し、経営権を取得。あわせて、商号をモートマンロボテック有限会社に変更。
- 1994年10月韓国における製品の販売およびサービス業務を担当する韓国安川電機株式会社(現・連結子会社)を設立。
- 1999年4月創業中国における電気機器の輸入・販売およびサービス業務を担当する安川電機(上海)有限公司を設立。
- 1999年10月商号変更安川システムエンジニアリング株式会社(1999年4月設立)株式の50%をシーメンス社(ドイツ)に譲渡し、産業用ドライブシステム分野での合弁事業を開始。あわせて、商号を安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社(現商号・安川オートメーション・ドライブ株式会社(現・連結子会社))に変更。
2000年代
- 2000年6月創業中・大型回転機部門を分社し、安川モートル株式会社を設立(2019年11月解散)。
2010年代
- 2010年6月M&A米国安川電機株式会社とモートマン株式会社を統合し、商号を米国安川株式会社(現・連結子会社)に変更。欧州安川電機有限会社とモートマンロボテック有限会社を統合し、商号を欧州安川有限会社(現・連結子会社)に変更。
- 2012年1月安川電機(上海)有限公司を投資性公司に改組し、中国統括会社として安川電機(中国)有限公司(現・連結子会社)に商号を変更。
- 2018年11月M&A安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社のシーメンス株式会社持分(シーメンス社(ドイツ)から株式譲受)を100%取得。完全子会社化し商号を安川オートメーション・ドライブ株式会社に変更(現・連結子会社)。
- 2019年3月M&A当社の鉄鋼エンジニアリング事業を安川オートメーション・ドライブ株式会社(現・連結子会社)に吸収分割。安川モートル株式会社(2019年11月解散)のサーボモータ・EVモータの生産機能およびPMモータ事業を当社に吸収分割。安川モートル株式会社(2019年11月解散)の一般産業用電動機事業を安川オートメーション・ドライブ株式会社(現・連結子会社)に吸収分割。安川コントロール株式会社(現・連結子会社)を存続会社とし、株式会社ワイ・イー・データを消滅会社とする吸収合併。
2020年代
- 2020年3月M&A安川エンジニアリング株式会社を存続会社とし、モートマンエンジニアリング株式会社を消滅会社とする吸収合併。吸収合併後の安川エンジニアリング株式会社の製品修理・修繕機能を会社分割により安川コントロール株式会社(現・連結子会社)に承継。その後、当社を存続会社とし、安川エンジニアリング株式会社を消滅会社とする吸収合併。
- 2022年3月当社の社会システム事業を安川オートメーション・ドライブ株式会社に吸収分割。
- 2024年3月M&A株式会社安川メカトレックと末松九機株式会社を合併し、商号を安川メカトレック末松九機株式会社(現・連結子会社)に変更。
- 2025年3月M&A欧州安川有限会社を存続会社とし、YASKAWA Europe Holding ABを消滅会社とする吸収合併。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/2期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 営業利益率(長期経営計画2035年ビジョン)2035年度まで20.0%以上
- 配当性向(長期経営計画2035年ビジョン)2035年度まで40.0%以上
- 営業利益(中期経営計画Dash 35)2029年度まで1,000億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
フィジカルAI市場の開拓
AIを活用した自律型AIロボット「MOTOMAN NEXT」の適用領域を拡大し、進化型アクチュエータなどの基幹部品を通じてヒューマノイドロボットを含む多様なフィジカルAI市場を開拓する。さらに、AI技術とパートナー連携により、これまで自動化が困難だった領域への展開を推進する。
- 02
世界一にこだわる新製品開発
コア技術、現場データ、AI活用のシナジーを通じて世界一の技術創出を目指し、モータやロボット技術の徹底追求とエネルギー変換効率の最大化により、スマートファクトリ実現に向けた製品開発を進める。
- 03
新メカトロニクス応用領域の事業拡大
メカトロニクス技術の応用とパートナー連携により自動化領域を拡大する。具体的には、国内の農業分野の課題を自動化ソリューションで解決し、医療現場の実験自動化・デジタル化を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で12,483人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は860万円で、9期前と比べて+5.0%。平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は17.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 11,810 | — |
| 2018年2月 | — | — | — | 12,449 | — |
| 2019年2月 | — | — | — | 13,139 | — |
| 2020年2月 | 819 | 41.9 | 18.7 | 12,889 | — |
| 2021年2月 | 764 | 42.0 | 18.7 | 12,925 | — |
| 2022年2月 | 788 | 42.2 | 18.8 | 12,897 | — |
| 2023年2月 | 863 | 42.2 | 18.7 | 13,094 | — |
| 2024年2月 | 872 | 42.1 | 18.6 | 13,010 | — |
| 2025年2月 | 870 | 42.0 | 18.4 | 12,833 | 391 |
| 2026年2月 | 860 | 42.7 | 17.6 | 12,483 | 379 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社29社(国内 15 / 海外 14) を有報から抽出しています。
- 国内安川オートメーション・ドライブ㈱福岡県行橋市議決権100.0%
- 国内安川メカトレック末松九機㈱福岡市博多区議決権100.0%
- 国内㈱FAMS新潟県見附市議決権100.0%
- 国内㈱ベスタクト・ソリューションズ福岡県行橋市議決権100.0%
- 国内㈱アイキューブデジタル北九州市小倉北区議決権60.0%
- 国内安川コントロール㈱福岡県行橋市議決権100.0%
- 国内㈱安川ロジステック北九州市小倉北区議決権100.0%
- 国内安川マニュファクチャリング㈱北九州市八幡西区議決権100.0%
- 国内㈱ドーエイ北九州市八幡西区議決権100.0%
- 国内安川オビアス㈱北九州市八幡西区議決権100.0%
- 海外米国安川㈱米国 イリノイ州議決権100.0%
- 海外欧州安川㈲ドイツ ヘッセン州議決権100.0%
残りのグループ会社17社を開く
- 安川電機(中国)有限公司中国 上海市100%
- 安川アジアパシフィック㈲シンガポール100%
- 韓国安川電機㈱韓国 京畿道アニャン市100%
- 台湾安川電機股份有限公司台湾 新北市100%
- インド安川㈱インド カルナタカ州100%
- 安川首鋼ロボット有限公司中国 北京市65%
- 安川通商(上海)実業有限公司中国 上海市100%
- 安川電機(瀋陽)有限公司中国 遼寧省100%
- 上海安川電動機器有限公司中国 上海市100%
- 安川(中国)機器人有限公司中国 江蘇省100%
- YASKAWA Europe Robotics d.o.o.スロベニア コチェーヴィエ市100%
- 安川(常州)机電一体化系統有限公司中国 江蘇省100%
- YASKAWA Vietnam Mechatronics system Co., Ltd.ベトナム クアンニン省100%
- その他 28社―
- ㈱YE DIGITAL北九州市小倉北区38%
- ゼネラルパッカー㈱愛知県北名古屋市15%
- その他 5社―
- DEVIPA Gesellschaft für Visualisierung und Prozeßautomatisierung mbH
- DEPROFICHIP GmbH
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年2月期の売上高は5,421億円、営業利益は473億円。前期と比べると増収減益で、売上が+0.8%、利益が-5.8%。
会社が出している今期の予想2027年2月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,800億円 | 5,421億円 |
| 営業利益 | 600億円 | 473億円 |
| 純利益 | 470億円 | 352億円 |
| 1株あたり配当 | ¥72 | ¥72 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,390億円、営業利益は85億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+5.0%、営業利益は−23.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 1,425 | 164 | 11.5 | 117 |
| 2024年2Q | 1,465 | 167 | 11.4 | 125 |
| 2024年3Q | 1,353 | 134 | 9.9 | 106 |
| 2024年4Q | 1,514 | — | — | 159 |
| 2025年1Q | 1,324 | 111 | 8.4 | 92 |
| 2025年2Q | 1,292 | 118 | 9.1 | 87 |
| 2025年4Q | 2,761 | 273 | 9.9 | 391 |
| 2026年2Q | 2,602 | 233 | 9.0 | 182 |
| 2026年4Q | 2,819 | 240 | 8.5 | 170 |
| 2027年1Q | 1,390 | 85 | 6.1 | 54 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は3,104億円から5,421億円へ1.7倍に増えた。直近期の営業利益率は8.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,104 | — | 141 | — | 68 |
| 2014年3月 | 3,636 | — | 271 | — | 170 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2015年3月 | 4,002 | — | 339 | — | 248 |
| 2016年3月 | 4,113 | — | 358 | — | 224 |
| 2017年3月 | 3,949 | — | 320 | — | 204 |
| 安川シーメンス オートメーション・ドライブ株式会社のシーメンス株式会社持分(シーメンス社(ドイツ)から株式譲受)を100%取得。完全子会社化し商号を安川オートメーション・ドライブ株式会社に変更(現・連結子会社)。 | |||||
| 2018年2月 | 4,485 | — | 553 | — | 397 |
| 当社の鉄鋼エンジニアリング事業を安川オートメーション・ドライブ株式会社(現・連結子会社)に吸収分割。安川モートル株式会社(2019年11月解散)のサーボモータ・EVモータの生産機能およびPMモータ事業を当社に吸収分割。安川モートル株式会社(2019年11月解散)の一般産業用電動機事業を安川オートメーション・ドライブ株式会社(現・連結子会社)に吸収分割。安川コントロール株式会社(現・連結子会社)を存続会社とし、株式会社ワイ・イー・データを消滅会社とする吸収合併。 | |||||
| 2019年2月 | 4,746 | — | 551 | — | 425 |
| 安川エンジニアリング株式会社を存続会社とし、モートマンエンジニアリング株式会社を消滅会社とする吸収合併。吸収合併後の安川エンジニアリング株式会社の製品修理・修繕機能を会社分割により安川コントロール株式会社(現・連結子会社)に承継。その後、当社を存続会社とし、安川エンジニアリング株式会社を消滅会社とする吸収合併。 | |||||
| 2020年2月 | 4,110 | — | 246 | — | 156 |
| 2021年2月 | 3,897 | — | 272 | — | 189 |
| 2022年2月 | 4,791 | — | 554 | — | 384 |
| 2023年2月 | 5,560 | — | 711 | — | 518 |
| 株式会社安川メカトレックと末松九機株式会社を合併し、商号を安川メカトレック末松九機株式会社(現・連結子会社)に変更。 | |||||
| 2024年2月 | 5,757 | — | 691 | — | 507 |
| 欧州安川有限会社を存続会社とし、YASKAWA Europe Holding ABを消滅会社とする吸収合併。 | |||||
| 2025年2月 | 5,377 | 502 | 785 | 9.3 | 570 |
| 2026年2月 | 5,421 | 473 | 496 | 8.7 | 352 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年2月期
売上高5,421億円のうち、営業利益として残るのは473億円で8.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は352億円、売上の6.5%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.7%3,509億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.9%1,459億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.7%473億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年2月期は営業CFが522億円、投資CFが−442億円で、差し引きのフリーCFは80億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は612億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 246 | −181 | −91 | 65 | 194 |
| 2014年3月 | 240 | −169 | −60 | 71 | 230 |
| 2015年3月 | 290 | −279 | −15 | 11 | 243 |
| 2016年3月 | 320 | −224 | −26 | 96 | 317 |
| 2017年3月 | 338 | −189 | −165 | 149 | 297 |
| 2018年2月 | 461 | −189 | −148 | 272 | 422 |
| 2019年2月 | 343 | −271 | −103 | 72 | 393 |
| 2020年2月 | 215 | −206 | 5 | 9 | 403 |
| 2021年2月 | 396 | −96 | −203 | 300 | 510 |
| 2022年2月 | 492 | −242 | −225 | 250 | 552 |
| 2023年2月 | −22 | −197 | 72 | −219 | 423 |
| 2024年2月 | 546 | −293 | −294 | 253 | 403 |
| 2025年2月 | 565 | −213 | −157 | 352 | 590 |
| 2026年2月 | 522 | −442 | −86 | 80 | 612 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年2月期の総資産は8,124億円。このうち返さなくてよい自己資本が4,835億円で、自己資本比率は59.5%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,025 | 1,175 | 1,850 | 37.1 |
| 2014年3月 | 3,405 | 1,399 | 2,006 | 39.4 |
| 2015年3月 | 3,882 | 1,752 | 2,130 | 44.1 |
| 2016年3月 | 3,735 | 1,839 | 1,896 | 48.5 |
| 2017年3月 | 3,875 | 2,007 | 1,868 | 51.2 |
| 2018年2月 | 4,493 | 2,324 | 2,169 | 51.7 |
| 2019年2月 | 4,640 | 2,440 | 2,200 | 52.6 |
| 2020年2月 | 4,501 | 2,284 | 2,217 | 50.7 |
| 2021年2月 | 4,874 | 2,463 | 2,411 | 50.5 |
| 2022年2月 | 5,590 | 2,912 | 2,678 | 52.1 |
| 2023年2月 | 6,531 | 3,475 | 3,056 | 53.2 |
| 2024年2月 | 7,023 | 3,993 | 3,030 | 56.9 |
| 2025年2月 | 7,438 | 4,312 | 3,042 | 58.0 |
| 2026年2月 | 8,124 | 4,835 | 3,187 | 59.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で224社中86位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中167位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥4,475で、1年前と比べて+56.0%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 32.9倍 |
| PER (会社予想) | 24.7倍 |
| PBR | 2.39倍 |
| 配当利回り | 1.61% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月中旬に6,800円台から8月4日にかけて5,133円まで下落した後、8月13日には5,480円まで回復しましたが、8月21日は4,979円と25日移動平均線(5,148.88円)を下回って推移しています。7月14日の出来高2549万1900株は突出しており、その後も高水準の売買が続いています。52週高値7,915円からは約37%下落しており、75日移動平均線(6,249.23円)も下方に乖離しています。RSIは53.42と中立圏にありますが、短期的な戻りは25日線に押さえられる展開です。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 38/100)。
PER36.71倍は業界平均30.85倍を上回り、予想PER27.5倍でも依然高水準。PBR2.66倍は平均2.64倍とほぼ同水準だが、ROE7.7%は収益性が低く、株価に見合っていない。配当利回り1.45%は平均2.29%を下回り、配当性向57.1%は高いが利回りは低い。業績は売上高減少と営業利益減少が続き、今期も減益見込みで、割高感が否めない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 32.9倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 24.7倍 | — |
| PBR | 2.39倍 | 2.58倍 |
| ROE | 7.7% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
投資論点は、世界的な製造業の設備投資サイクルの転換期における需要回復の度合い。強気派は、半導体やEV関連の投資が再加速し、中国の設備更新需要や省人化投資が中長期で成長すると見る。一方、弱気派は、主要市場である中国の景気減速や製造業の設備投資停滞により、短期の受注が伸び悩むと懸念。また、円高進行が競争力と収益を圧迫するリスクも指摘。2025年2月期は減収だったが、2026年2月期は増収予想。今後の受注動向が焦点。
- 省人化需要の追い風
世界的な人手不足で工場自動化投資は中長期で増加。
- 半導体関連の拡大
半導体製造装置向け部品需要が成長分野として寄与。
- 中国の回復期待
中国の設備更新政策でFA機器需要の下支えが見込まれる。
- 予想PER29.1倍への改善期待決算発表後影響中
実績PER38.76倍に対し予想PER29.1倍、市場は1株利益拡大を織り込む
- 2026年2月期は売上高増収転換通年影響中
売上高5421億円は前期比44億円増、2期ぶり増収
- 株価1年で73%上昇し上昇トレンド継続継続影響弱
過去1年で+73.23%の上昇、需給は強い
- 外国人持ち株比率26.33%で需給下支え継続影響弱
外国人保有26.33%、株主構成が多様で需給安定
- 中国依存のリスク
中国向け売上比率が高く、景気減速で受注が低迷。
- 競争激化と価格圧力
新興勢の参入でサーボ・ロボットの価格競争が激化。
- 円高進行の懸念
輸出採算が悪化し、海外販売の収益性が低下。
- 2026年2月期は営業利益減益通年影響中
営業利益473億円は前期比29億円減、営業利益率8.73%に低下
- 純利益が352億円と前期比38%減通年影響中
純利益352億円、前期570億円から218億円減、EPS大幅減
- 配当利回り1.37%と株主還元が薄い継続影響弱
配当利回り1.37%、利益成長に見合う還元不足
- ROE7.7%と低く資本効率が課題継続影響中
PBR2.82倍に対しROE7.7%、資本コストを意識
- 受注高(ロボット・モーション)
- 設備投資動向を先行反映し、業績の方向性が見える。
- 中国売上高
- 最大市場の需要動向を把握するため。
- 半導体関連売上高
- 成長分野の寄与度を確認するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり72円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.61%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 20 | — | 47.1 |
| 2018年2月 | 40 | 100.0 | 57.0 |
| 2019年2月 | 52 | 30.0 | 110.9 |
| 2020年2月 | 52 | 0.0 | 94.2 |
| 2021年2月 | 24 | −53.8 | 39.5 |
| 2022年2月 | 52 | 116.7 | 45.2 |
| 2023年2月 | 64 | 23.1 | 31.2 |
| 2024年2月 | 64 | 0.0 | 95.8 |
| 2025年2月 | 68 | 6.3 | 54.3 |
| 2026年2月 | 68 | 0.0 | 57.1 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥72
株主
有価証券報告書より
2026年2月期末の株主数は延べ66,070人。区分でいちばん多いのは金融機関で49.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.3%を占め、残る46.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年2月% | 2022年2月% | 2023年2月% | 2024年2月% | 2025年2月% | 2026年2月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 52.7 | 50.7 | 51.9 | 49.4 | 49.4 | 49.4 |
| 外国法人 | 29.4 | 32.0 | 31.1 | 33.5 | 31.2 | 26.3 |
| 個人・その他 | 11.0 | 11.0 | 10.3 | 9.1 | 10.8 | 14.3 |
| 証券会社 | 2.6 | 2.2 | 2.7 | 4.3 | 4.8 | 6.1 |
| 事業法人 | 4.2 | 4.0 | 4.0 | 3.7 | 3.7 | 3.8 |
| 自己株式 | 1.6 | 1.6 | 1.6 | 1.6 | 2.5 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 18.54 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 11.37 |
| 03 | JPモルガン証券株式会社 | 3.15 |
| 04 | 明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.71 |
| 05 | 株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 2.02 |
| 06 | 株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行退職給付信託口) | 1.95 |
| 07 | 株式会社福岡銀行 | 1.91 |
| 08 | JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.42 |
| 09 | 株式会社西日本シティ銀行 | 1.29 |
| 10 | SMBC日興証券株式会社 | 1.12 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.31%-0.64pt
- 2026-05-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.95%+0.82pt
- 2026-04-22株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告2.03%
- 2026-04-07株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告2.03%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+403%、1株純資産は14期で+318%。直近期のROEは7.7%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 27 | 446 | 6.4 | 34.1 | 70.8 |
| 2014年3月 | 67 | 533 | 13.8 | 19.2 | 25.6 |
| 2015年3月 | 98 | 659 | 16.3 | 18.4 | 34.4 |
| 2016年3月 | 85 | 681 | 12.8 | 14.7 | 34.4 |
| 2017年3月 | 77 | 745 | 10.7 | 29.9 | 47.1 |
| 2018年2月 | 149 | 873 | 18.3 | 33.5 | 57.0 |
| 2019年2月 | 161 | 925 | 17.9 | 19.7 | 110.9 |
| 2020年2月 | 59 | 874 | 6.6 | 57.0 | 94.2 |
| 2021年2月 | 72 | 942 | 8.0 | 73.5 | 39.5 |
| 2022年2月 | 147 | 1,114 | 14.3 | 31.1 | 45.2 |
| 2023年2月 | 198 | 1,329 | 16.2 | 27.1 | 31.2 |
| 2024年2月 | 194 | 1,528 | 13.6 | 31.6 | 95.8 |
| 2025年2月 | 219 | 1,663 | 13.7 | 18.4 | 54.3 |
| 2026年2月 | 136 | 1,864 | 7.7 | 40.6 | 57.1 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/2期の役員報酬は総額544百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約13倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 小笠原浩 | 代表取締役会長 | 70 |
| 小川昌寛 | 代表取締役社長 人づくり推進担当 ICT戦略担当 | 62 |
| 森川泰彦 | 取締役 渉外担当 | 64 |
| 真茅久則 | 取締役 | 68 |
| 生山武史 | 取締役 監査等委員 | 63 |
| 松橋香里 | 取締役 監査等委員 | 57 |
| 西尾啓治 | 取締役 監査等委員 | 67 |
| 穂高弥生子 | 取締役 監査等委員 | 60 |
| 林田歩 | 取締役 常務執行役員 東京支社長 コーポレートブランディング本部長 | 62 |
| 久保田由美恵 | 取締役 執行役員 技術開発本部AIロボティクス統括部長 株式会社エイアイキューブ 代表取締役社長 | 58 |
| 向井陽美 | 取締役 | 61 |
| 入江千香子 | 取締役 監査等委員 | 54 |
役員報酬の内訳2026/2期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 188 | 213 | 46 | 448 | 112 |
| 社外取締役 | 5 | 65 | — | — | 65 | 13 |
| 取締役(社内) | 1 | 31 | — | — | 31 | 31 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/2期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,122字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題8,248字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,634字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,074字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第110期(2025/03/01-2026/02/28)2026-05-25
- 半期報告書半期報告書-第110期(2025/03/01-2026/02/28)2025-10-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第109期(2024/03/01-2025/02/28)2025-05-29
- 半期報告書半期報告書-第109期(2024/03/01-2025/02/28)2024-10-07
- 四半期報告書四半期報告書-第109期第1四半期(2024/03/01-2024/05/31)2024-07-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第108期(2023/03/01-2024/02/29)2024-05-30
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第3四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-15
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-10
- 四半期報告書四半期報告書-第108期第1四半期(2023/03/01-2023/05/31)2023-07-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第107期(2022/03/01-2023/02/28)2023-05-25
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第3四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-11
- 四半期報告書四半期報告書-第107期第2四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-11
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
関連する企業
関連企業