概要
株式会社オリジンは、1938年に富士電炉工業として創業した電気機器メーカーである。現在は電源機器、システム機器、合成樹脂塗料、精密機構部品、パワー半導体の5事業を展開し、連結売上高269億円(2026年3月期)、従業員約1,066名の企業グループを形成する。埼玉県さいたま市に本社を置き、東京証券取引所スタンダード市場に上場。2019年に社名をオリジン電気から変更し、現在は緊急経営改革により黒字化を目指す。
エレクトロニクス・メカトロニクス・ケミトロニクス・コンポーネントの4事業体制
当社グループは、エレクトロニクス、メカトロニクス、ケミトロニクス、コンポーネントの4事業セグメントに加え、その他(パワー半導体)で構成される。エレクトロニクス事業は電源機器が主体で、半導体製造装置用、通信用、医療用、モビリティ向け(可搬型EV充放電器「POCHA V2V」)を扱う。メカトロニクス事業はギ酸還元真空リフロー炉(VSM)を中核とするシステム機器が唯一の製品群。ケミトロニクス事業は合成樹脂塗料を国内外で製造販売し、売上高全体の約38.5%を占める最大セグメント。コンポーネント事業は精密機構部品を手掛け、事務機器やモビリティ関連が主力。その他事業ではパワー半導体を製造する。
収益の柱はケミトロニクス事業、他の3事業は損失計上
2026年3月期の連結売上高は268億7,700万円で、前期比6.7%減。セグメント別では、ケミトロニクス事業が103億5,900万円(前期比2.8%増)で唯一の増収かつセグメント利益9億1,500万円を計上した。一方、エレクトロニクス事業は67億2,200万円(同10.4%減)で1億3,400万円の損失、メカトロニクス事業は7億3,900万円(同37.6%減)で6億3,000万円の損失、コンポーネント事業は78億1,300万円(同6.0%減)で8億4,300万円の利益と減益。その他(半導体)は12億4,300万円(同27.8%減)で1億8,200万円の損失。全社では営業損失9億4,300万円と3期連続の営業赤字となり、親会社株主帰属当期純損失は22億2,000万円に拡大した。
中国・東南アジア・米国に広がる海外生産販売拠点
オリジンは、日本国内に本社・工場(間々田、吉見、朝霞開発センター)を持つほか、重要な海外拠点を展開する。中国には上海欧利生東邦塗料有限公司(塗料)、欧利晶精密机械(上海)有限公司(精密機構部品)、欧利生塗料(天津)有限公司(塗料)、欧利生東邦塗料(東莞)有限公司(塗料)の4社。東南アジアではタイのオリジン・イーソン・ペイント株式会社(塗料)、インドネシアのオリジン・ドラケミ・インドネシア株式会社(塗料)を連結子会社とする。米国にはカリフォルニア州に米国支店を設置。台湾には台湾支店を置く。香港には歐利生(香港)有限公司と香港支店があり、アジア全域での販売網を構築する。
連結子会社14社と関連会社2社から成るグループ構成
当社グループは、当社(持株会社機能は持たず自らも製造販売を行う)、連結子会社14社、関連会社2社で構成される。主な子会社として、製造委託先の埼玉オリジン株式会社、北海道オリジン株式会社、販売会社の株式会社オリジン商事がある。海外では中国4社、タイ1社、インドネシア1社、香港1社を傘下に収める。2019年には東邦化研工業株式会社を子会社化し、塗料事業を強化。2015年にはインドネシア法人を買収。関連会社には萬座塗料株式会社や北富士オリジン株式会社があり、一部製品の製造や販売を委託する。グループ全体で、電源機器から塗料、精密部品まで多角化した事業を展開する。
業界の中での役割は電子部品・樹脂材料・精密部品の供給メーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| ケミトロ ニクス事業 | 104億円 | 38.8% | 9億円 | 8.7% |
| コンポー ネント事業 | 78億円 | 29.1% | 8億円 | 10.3% |
| エレクトロ ニクス事業 | 67億円 | 25.0% | -1億円 | -1.5% |
| その他(注)1 | 12億円 | 4.5% | -2億円 | -16.7% |
| メカトロ ニクス事業 | 7億円 | 2.6% | -6億円 | -85.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01エレクトロニクス主力
電源機器を製造・販売。スイッチング電源など、産業機器や情報通信機器向けに供給。子会社に製造委託し、当社が販売。
- 電源機器
- 産業用・通信機器向けの電源装置。安定した電力供給を実現する。
02ケミトロニクス主力
合成樹脂塗料を製造・販売。自動車・建材・家電など幅広い分野向けに、防錆・塗装用途の塗料を供給。国内外の子会社で生産。
- 合成樹脂塗料
- 金属表面の保護や美観向上に用いる塗料。自動車部品や建材などに使用。
03メカトロニクス準主力
システム機器を製造・販売。FA機器や産業用ロボット向けの制御システム等を供給。
- システム機器
- 生産工程の自動化に貢献する制御システムや産業用機器。
04コンポーネント準主力
精密機構部品を製造・販売。自動車・家電・IT機器向けに、微細な精度が求められる機構部品を供給。国内外で生産。
- 精密機構部品
- 高い寸法精度が要求される金属・樹脂部品。モーターやスイッチなどに組み込まれる。
05その他副次
パワー半導体を製造・販売。電気自動車や産業機器の電力制御に用いられるパワーモジュール等を供給。
- パワー半導体
- 高効率な電力変換を実現する半導体素子。電源回路の省エネ化に貢献。
製品と技術
半導体製造装置用からEV充放電器まで幅広い電源機器
エレクトロニクス事業の中核は電源機器である。半導体製造装置用電源は顧客の設備投資動向に左右されるが、需要は増加傾向にある。通信用電源は更新需要が継続して堅調。医療用電源は需要減少の影響を受けた。モビリティ関連では、可搬型EV充放電器「POCHA V2V」を製品化し、補助金活用による需要喚起を図ったが、当初の売上想定を下回った。これらの製品は、当社が自社製造するほか、子会社埼玉オリジン株式会社や関連会社北富士オリジン株式会社に製造を委託している。2026年3月期の同事業売上高は67億2,200万円、セグメント損失1億3,400万円と赤字に転落した。
ギ酸還元真空リフロー炉が担うメカトロニクス事業
メカトロニクス事業は、システム機器としてギ酸還元真空リフロー炉(VSM)のみを製造・販売する。この装置は、電子部品の半田付け工程でギ酸を用いて酸化膜を還元し、真空環境で加熱するリフロー炉であり、主にEV向けパワーモジュールや先端パッケージの実装に使用される。EV市場の普及停滞や中国の設備投資抑制の影響で需要が低迷し、2026年3月期の売上高は前期比37.6%減の7億3,900万円に落ち込んだ。セグメント損失は6億3,000万円と赤字が続く。朝霞開発センターを閉鎖し、同事業の固定費削減を図る。
日系モビリティ向けが主力の合成樹脂塗料
ケミトロニクス事業で扱う合成樹脂塗料は、当社グループ最大の売上セグメントである。製品は主に日系モビリティ関連向けで、自動車部品や二輪車の塗装に使用される。国内市場でのシェア拡大に加え、海外拠点(中国4社、タイ、インドネシア)での生産が好調で、化粧品関連向けも伸長。2026年3月期の売上高は前期比2.8%増の103億5,900万円、セグメント利益は9億1,500万円(前期比41.1%増)とグループを牽引した。子会社東邦化研工業株式会社とともに、日本・中国・東南アジアで製造販売網を持つ。
事務機器やモビリティに使われる精密機構部品
コンポーネント事業は精密機構部品を手掛け、当社および子会社欧利晶精密机械(上海)有限公司で製造する。主な用途は事務機器(複合機など)、モビリティ関連(採用車種拡大)、レジャー関連、金融機器、設備関連。2026年3月期は事務機器関連が低調だったが、モビリティ関連と設備関連が伸長し、売上高78億1,300万円(前期比6.0%減)、セグメント利益8億4,300万円(同14.0%減)と減収減益。一部製品は北海道オリジン株式会社に製造委託し、販売は歐利生(香港)有限公司にも委託する。
パワー半導体は生産終了品の最終受注で減少傾向
その他事業に区分されるパワー半導体は、主に産業機器向けのダイオードやトランジスタなどの個別半導体製品である。当社が製造・販売し、一部は北海道オリジン株式会社に製造委託。2026年3月期は、一部製品の生産終了に伴う最終受注の売上減少に加え、半導体設備投資抑制の影響で産業機器関連が不振となり、売上高は前期比27.8%減の12億4,300万円、セグメント損失1億8,200万円(前期は利益)と赤字に転じた。同事業は規模が小さく、グループ全体の収益への寄与度は限定的である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
自動車部品メーカー、赤字転落で苦境
オリジンはプレス部品や金型を自動車向けに供給。同業にはキオクシアHD(半導体)、日清紡HD(電子部品)などがあるが、自動車部品では独自のポジション。2025年3月期営業損失、2026年3月期も赤字見込みで、業績悪化が深刻。EVシフトによる部品需要減少と固定費負担が響く。海外生産比率が低く、コスト競争でも劣後。再建策が急務。
強み
- 自動車メーカーとの強固な関係で安定受注。
- 高精度金型の設計・製造技術で差別化。
- 国内工場を持ち、短納期対応が可能。
- 少量多品種の部品生産に柔軟に対応。
課題
- 営業赤字が続き、抜本的な収益改善が必要。
- エンジン部品需要減少で、受注が大幅減。
- 海外生産比率が低く、価格競争で劣位に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気機器の時価総額近傍。太字がオリジン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6874協立電機 | 102億円 | 9.8倍 |
| 2 | 6748星和電機 | 102億円 | 9.0倍 |
| 3 | 6858小野測器 | 101億円 | 10.0倍 |
| 4 | 6838多摩川ホールディングス | 97億円 | 5.4倍 |
| 5 | 6619ダブル・スコープ | 89億円 | — |
| 6 | 6513オリジン | 85億円 | — |
| 7 | 6518三相電機 | 82億円 | 14.1倍 |
| 8 | 6899ASTI | 81億円 | 10.4倍 |
| 9 | 6897ツインバード | 77億円 | — |
| 10 | 6822大井電気 | 73億円 | 4.8倍 |
| 11 | 6863ニレコ | 72億円 | 15.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 53件
富士電炉工業として創業し、整流器からスタートした1938年
1938年5月、富士電炉工業株式会社が設立され、電気炉や亜酸化銅整流器の製造を開始した。当時、整流器は交流を直流に変換する重要部品であり、通信機器や産業用電源に使用された。1944年12月にはセレン整流器を逓信省(現在の総務省)に納入し、国策にも貢献。1945年4月には栃木県間々田町(現小山市)に工場を新設し、生産能力を拡大した。戦後の1952年12月、社名をオリジン電気株式会社に変更。この名称変更は、電気分野での原点(Origin)を意味し、後の多角化の基盤となった。
スポット溶接機と合成樹脂塗料への進出で事業多角化した1950年代
1955年6月、理化学研究所とスポット溶接機に関する特許使用契約を締結し、製造を開始。これはメカトロニクス事業の原点となる。1957年8月には東京都板橋区に志村工場を新設し、合成樹脂塗料の製造に参入。これがケミトロニクス事業の始まりである。1961年8月には間々田工場を増築し、ミニチュアベアリングの製造を開始。コンポーネント事業の源流となる。同年10月、株式を東京証券取引所市場第二部に上場。1969年8月には第一部に指定替え。この時期、電源機器、溶接機、塗料、精密部品と事業の幅を広げ、総合電気機器メーカーとしての地歩を固めた。
静電印刷装置と半導体技術の導入で技術基盤を拡充した1970~80年代
1973年12月、米国エレクトロ・スタティク・プリンテング社から静電印刷プロセスと装置の製造技術を導入し、新たな製品群を獲得。1977年11月には機械器具設置工事の許可を取得し、サービスの幅を広げた。1988年6月には子会社結城オリジン株式会社を設立(後の合併を経て現在の埼玉オリジン株式会社)。1990年8月には米国アドバンスト・パワー・テクノロジー社(現マイクロセミ社)から半導体素子の製造技術を導入し、パワー半導体事業に進出。これらの技術導入により、オリジンは自社開発と外部技術の組み合わせで製品ポートフォリオを拡大した。
台湾・中国・東南アジアへ生産販売網を拡大した1990年代後半~2000年代
1996年7月、台湾台北に台北支店を開設。1998年12月には米国ワーナー社からDVD製造技術を導入。2000年3月、タイに合弁会社オリジン・ミキ(タイランド)株式会社を設立(後のオリジン・イーソン・ペイント株式会社)。2001年8月には香港支店、同年11月には中国上海に塗料子会社を設立。2004年には上海に精密機構部品の子会社、天津に塗料子会社を設立。2007年には東莞にも塗料子会社を設立。2008年にはタイ子会社を追加出資により完全子会社化。この10年間でアジア地域の生産・販売拠点を急速に整備し、グローバルな事業基盤を構築した。
2019年の社名変更と3期連続の営業赤字に陥った近年
2019年4月、社名を株式会社オリジンに変更し、ブランドを統一。同年9月には米国支店を開設した。しかし、2021年3月期に親会社株主帰属当期純損失12億円を計上して以降、業績が悪化。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。2023年8月には朝霞開発センターを開設するも、2026年4月に閉鎖。2024年3月期には営業損失2億4,600万円、2025年3月期には同9億4,300万円と赤字幅が拡大。これを受け、2026年3月期を初年度とする「緊急経営改革2026」を策定し、コスト削減と事業ポートフォリオの再構築に着手した。
「緊急経営改革2026」で2027年3月期の黒字化を目指す
2026年3月期の営業損失9億4,300万円、親会社株主帰属当期純損失22億2,000万円を受けて、当社は「緊急経営改革2026」をスタートさせた。3つの基本戦略として、市場別・製品別ポートフォリオの強化、聖域なきコスト改革、ガバナンス体制の強化を掲げる。具体的には、組織・人員の最適化、サプライチェーン全体の原価低減、研究開発から上市までのサイクル短縮、意思決定プロセスの迅速化などを推進。数値目標として2027年3月期の連結営業利益2億円の黒字化を掲げ、中期経営計画で掲げていたROE目標は一旦取り下げた。連結売上高は269億円(2026年3月期)からの回復が課題となる。
年表53件を開く
1930年代
- 1938年5月創業富士電炉工業㈱を創立。電気炉、亜酸化銅整流器などの製造を開始。
1940年代
- 1944年12月セレン整流器を逓信省に納入。
- 1945年4月栃木県間々田町(現 小山市)に間々田工場を新設。
1950年代
- 1952年12月社名をオリジン電気株式会社へ変更。
- 1955年6月理化学研究所とスポット溶接機に関する特許使用契約を締結し、製造を開始。
- 1956年12月株式を東京証券取引所場外店頭に公開。
- 1957年8月東京都板橋区蓮根町に志村工場を新設。合成樹脂塗料の製造を開始。
1960年代
- 1960年4月本社工場に本館を建設。
- 1961年8月間々田工場を増築し、ミニチュアベアリングの製造を開始。
- 1961年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1965年3月大阪市東区(現 中央区)に大阪営業所を開設。
- 1969年8月上場株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
1970年代
- 1970年2月当社子会社北海道オリジン株式会社を設立(現 連結子会社)。
- 1972年7月東京都西多摩郡瑞穂町に瑞穂工場を新設(塗料の製造)。志村工場閉鎖。
- 1973年12月米国、エレクトロ・スタティク・プリンテング・コーポレーション社と静電印刷プロセスの技術及び静電印刷装置の製造技術に関する技術導入契約を締結し、製造開始。
- 1977年11月機械器具設置工事業の東京都知事許可を受ける。
1980年代
- 1987年4月大阪市北区に大阪支店を開設し、大阪営業所を閉鎖。
- 1988年6月M&A当社子会社結城オリジン株式会社を設立(当社子会社埼玉オリジン株式会社に吸収合併)。
1990年代
- 1990年8月米国、アドバンスト・パワー・テクノロジー社(現社名 マイクロセミ社)と半導体素子の製造技術に関する技術導入契約を締結。
- 1996年1月名古屋市中村区に名古屋営業所を開設。
- 1996年7月台湾台北市に台北支店(社名日商歐利生電氣股份有限公司台北分公司)を開設。
- 1998年1月当社子会社埼玉オリジン株式会社を設立(現 連結子会社)。
- 1998年12月米国、ワーナー・アドバンスト・メディア・オペレーションズ社とDVDの製造技術導入契約を締結。
2000年代
- 2000年3月タイ国バンコク市に三木産業㈱と合弁会社オリジン・ミキ(タイランド)株式会社を設立。
- 2000年6月米国カリフォルニア州トーランス市に当社子会社オリジン・エレクトリック・アメリカ株式会社を設立(2024年8月清算結了)。
- 2001年8月香港特別行政区に香港支店(社名歐利生電氣股份有限公司香港分公司)を開設。
- 2001年11月中国上海市に当社子会社上海欧利生東邦塗料有限公司を設立(現 連結子会社)。
- 2004年2月台湾桃園縣中壢市に台北支店中壢営業所を開設。
- 2004年4月中国上海市に当社子会社欧利晶精密机械(上海)有限公司を設立(現 連結子会社)。
- 2004年11月中国天津市に当社子会社欧利生塗料(天津)有限公司を設立(現 連結子会社)。
- 2007年1月中国東莞市に当社子会社欧利生東邦塗料(東莞)有限公司を設立(現 連結子会社)。
- 2008年1月M&A当社関連会社オリジン・ミキ(タイランド)株式会社(オリジン・イーソン・ペイント株式会社に社名変更)を追加出資により子会社化(現 連結子会社)。
- 2009年7月M&A連結子会社の埼玉オリジン株式会社が連結子会社の結城オリジン株式会社を吸収合併。
- 2009年8月香港特別行政区に九龍営業所を開設し、香港支店を閉鎖。
- 2009年9月台湾桃園縣桃園市に台湾支店(社名日商歐利生電氣股份有限公司台湾分公司)を開設し、台北支店、台北支店中壢営業所を閉鎖。
2010年代
- 2010年1月当社連結子会社上海欧利生東邦塗料有限公司において、中国上海市浦東新区に工場を移転。
- 2011年1月当社子会社欧利晶精密机械(上海)有限公司において、中国上海市外高橋保税区に工場を移転。
- 2011年6月M&A東邦化研工業株式会社の全株式を取得し子会社化(現 連結子会社)。
- 2012年11月韓国ソウル市に当社子会社オリジン・コリア株式会社を設立(2026年3月清算結了)。
- 2013年7月名古屋営業所を名古屋支店に昇格。
- 2015年8月埼玉県さいたま市中央区に本社さいたま新都心オフィスを開設。
- 2015年8月M&Aオリジン・ドラケミ・インドネシア株式会社の株式取得手続きを完了し子会社化。
- 2015年9月埼玉県比企郡吉見町に吉見工場を開設。
- 2015年11月埼玉県さいたま市桜区に本社事業所を開設し本店を移転。
- 2017年7月香港特別行政区に当社子会社歐利生(香港)有限公司を設立。
- 2019年1月M&A当社関連会社オリジン電気商事株式会社(現 株式会社オリジン商事)を追加出資により子会社化(現 連結子会社)。
- 2019年4月社名を株式会社オリジンへ変更。
- 2019年9月米国カリフォルニア州トーランス市に米国支店を開設。
2020年代
- 2020年4月九龍営業所を香港支店に改称。
- 2020年7月名古屋支店を名古屋市中村区から、名古屋市西区へ移転。
- 2021年3月M&A本社さいたま新都心オフィスを本社事業所に移転し、統合。
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。
- 2023年8月埼玉県朝霞市に朝霞開発センターを開設(2026年4月閉鎖)。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結営業利益2027年3月期まで200百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
市場別・製品別ポートフォリオの強化
市場成長性と収益性に基づいて事業ポートフォリオを再定義。注力市場・製品に経営資源を集中し既存製品の販売シェア拡大と新製品の早期市場投入を図る。また、意思決定を迅速化し顧客ニーズの変化に機動的に対応する体制を構築する。
- 02
聖域なきコスト改革
抜本的なコスト削減を断行し低重心な経営体質へ転換。事業構造に即した組織再編と適正人員配置で固定費圧縮。サプライチェーン全体の原価低減、販売費・一般管理費のゼロベース見直しにより利益率向上を目指す。
- 03
ガバナンス体制と人的資本の強化
計画の確実な遂行を担保するため、経営企画部門と現場が一体となった進捗管理体制を構築。迅速な意思決定を可能とするガバナンス体制を整備し、成果連動型の人事処遇制度への再構築により変革を牽引する人材の育成・確保を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,066人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は687万円で、9期前と比べて+5.8%。平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は18.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,200 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 1,206 | — |
| 2019年3月 | 649 | 43.9 | 16.6 | 1,212 | — |
| 2020年3月 | 660 | 43.8 | 16.7 | 1,203 | — |
| 2021年3月 | 616 | 43.9 | 17.2 | 1,131 | — |
| 2022年3月 | 634 | 44.8 | 17.9 | 1,101 | — |
| 2023年3月 | 695 | 45.6 | 18.2 | 1,060 | — |
| 2024年3月 | 696 | 46.2 | 18.6 | 1,043 | — |
| 2025年3月 | 687 | 46.5 | 18.8 | 1,036 | −19 |
| 2026年3月 | 687 | 46.6 | 18.9 | 1,066 | −84 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社10社(国内 5 / 海外 5、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。
- 国内北海道オリジン株式会社(注)3、6北海道三笠市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内埼玉オリジン株式会社(注)3埼玉県比企郡 吉見町 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内東邦化研工業株式会社(注)3埼玉県 さいたま市 岩槻区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社オリジン商事(注)3大阪府大阪市北区 · 連結子会社議決権70.0%
- 海外上海欧利生東邦塗料 有限公司(注)2、3、7中国上海市 · 連結子会社議決権60.0%
- 海外欧利生塗料(天津)有限公司(注)2、3、4、7中国天津市 · 連結子会社議決権88.2%
- 海外欧利生東邦塗料(東莞)有限公司(注)3、7中国東莞市 · 連結子会社議決権60.0%
- 海外欧利晶精密机械(上海)有限公司(注)3、7中国上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外オリジン・イーソン・ペイント株式会社(注)3、5タイ国 チョンブリ県 · 連結子会社議決権45.0%
- 国内萬座塗料株式会社(注)3東京都練馬区 · 持分法適用会社議決権23.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は269億円、営業利益は-9億円。前期と比べると減収で、売上が-6.6%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 280億円 | 269億円 |
| 営業利益 | 2億円 | -9億円 |
| 純利益 | 1億円 | -22億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は72億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.5%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 69 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 67 | −2 | −3.0 | −2 |
| 2024年2Q | 71 | −3 | −4.2 | −2 |
| 2024年3Q | 72 | −1 | −1.4 | −2 |
| 2024年4Q | 72 | — | — | −9 |
| 2025年2Q | 140 | 1 | 0.7 | −1 |
| 2025年4Q | 148 | −3 | −2.0 | 0 |
| 2026年2Q | 127 | −8 | −6.3 | −10 |
| 2026年4Q | 142 | −1 | −0.7 | −12 |
| 2027年1Q | 72 | 5 | 6.9 | 6 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は395億円から269億円へ68%に減った。直近期の営業利益率は-3.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 395 | — | 34 | — | 13 |
| 2014年3月 | 310 | — | 11 | — | 5 |
| オリジン・ドラケミ・インドネシア株式会社の株式取得手続きを完了し子会社化。 | |||||
| 2015年3月 | 366 | — | 35 | — | 29 |
| 2016年3月 | 324 | — | 18 | — | 10 |
| 香港特別行政区に当社子会社歐利生(香港)有限公司を設立。 | |||||
| 2017年3月 | 313 | — | 12 | — | −14 |
| 2018年3月 | 332 | — | 19 | — | 9 |
| 当社関連会社オリジン電気商事株式会社(現 株式会社オリジン商事)を追加出資により子会社化(現 連結子会社)。 | |||||
| 2019年3月 | 379 | — | 28 | — | 19 |
| 2020年3月 | 325 | — | 11 | — | 2 |
| 本社さいたま新都心オフィスを本社事業所に移転し、統合。 | |||||
| 2021年3月 | 259 | — | −5 | — | −12 |
| 2022年3月 | 323 | — | 28 | — | 22 |
| 埼玉県朝霞市に朝霞開発センターを開設(2026年4月閉鎖)。 | |||||
| 2023年3月 | 320 | — | 15 | — | 4 |
| 2024年3月 | 282 | — | 0 | — | −15 |
| 2025年3月 | 288 | −2 | 2 | −0.7 | −1 |
| 2026年3月 | 269 | −9 | −4 | −3.3 | −22 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高269億円のうち、営業利益として残るのは-9億円で-3.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-22億円、売上の-8.2%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金79.6%214億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金24.2%65億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-3.3%-9億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが−7億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは−15億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は54億円で、売上の2.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 60 | −14 | −21 | 46 | 60 |
| 2014年3月 | 10 | −12 | −7 | −2 | 57 |
| 2015年3月 | 36 | −22 | −10 | 14 | 65 |
| 2016年3月 | 25 | −38 | 10 | −13 | 60 |
| 2017年3月 | 12 | −12 | −2 | 0 | 56 |
| 2018年3月 | 10 | −21 | 5 | −11 | 51 |
| 2019年3月 | 35 | −13 | −7 | 22 | 64 |
| 2020年3月 | 2 | 44 | −43 | 46 | 67 |
| 2021年3月 | −5 | 1 | −13 | −4 | 50 |
| 2022年3月 | 17 | 18 | −11 | 35 | 78 |
| 2023年3月 | 18 | −15 | −19 | 3 | 66 |
| 2024年3月 | 0 | 2 | 10 | 2 | 80 |
| 2025年3月 | −4 | −15 | −8 | −19 | 55 |
| 2026年3月 | −7 | −8 | 13 | −15 | 54 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は451億円。このうち返さなくてよい自己資本が253億円で、自己資本比率は50.5%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 356 | 183 | 173 | 44.7 |
| 2014年3月 | 395 | 203 | 192 | 44.9 |
| 2015年3月 | 426 | 257 | 169 | 53.7 |
| 2016年3月 | 428 | 256 | 172 | 53.7 |
| 2017年3月 | 423 | 237 | 186 | 50.2 |
| 2018年3月 | 454 | 253 | 201 | 49.9 |
| 2019年3月 | 455 | 254 | 201 | 50.0 |
| 2020年3月 | 444 | 249 | 195 | 50.0 |
| 2021年3月 | 409 | 236 | 173 | 51.8 |
| 2022年3月 | 461 | 264 | 197 | 51.7 |
| 2023年3月 | 441 | 267 | 174 | 55.0 |
| 2024年3月 | 476 | 263 | 213 | 50.4 |
| 2025年3月 | 447 | 259 | 188 | 52.5 |
| 2026年3月 | 451 | 253 | 198 | 50.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで224社中60位あたり、逆に低いのは営業利益率で224社中204位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,264で、1年前と比べて+20.6%。過去52週の値幅のなかでは65%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (会社予想) | 66.4倍 |
| PBR | 0.28倍 |
| 配当利回り | 3.16% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月14日に1376円と急騰し、8月18日は1243円と前日比6.68%下落。1ヶ月では16%上昇。25日線(1093円)を上回っており、上昇トレンド。52週高値1390円に接近しており、高値圏での揉み合い。出来高は8月14日に50万株超と急増、その後も高水準で、多くの売買が交錯。RSIは70.5と過熱圏にあり、短期的な調整リスクがあるものの、強気のテクニカル形状は維持。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)。
PBRは0.25倍と業界平均の2.23倍を大きく下回り、ROEは1.5%と低水準ながらも資産価値に対して極めて割安。配当利回りは3.29%と業界平均1.95%を上回るが、赤字が続き配当の持続性に懸念。業績回復の兆しは薄く、バリュートラップのリスクを考慮する必要がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (予想) | 66.4倍 | — |
| PBR | 0.28倍 | 2.58倍 |
| ROE | 1.5% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
オリジンは2024/3期から赤字が続き、2026/3期も大幅な営業損失(-3.35%)が予想される。強気派は、低PBR(0.25倍)と高配当利回り(3.29%)を魅力とし、事業再編や需要回復による業績改善を期待。一方、弱気派は、収益悪化トレンドが継続し、配当の持続性にも疑問があると見る。同業のキオクシアやイビデンなどと比べ、競争力で劣り、バリュートラップのリスクが高い。
- 高配当利回り
予想配当利回り3.29%と利回り面で魅力的。
- 低PBRの割安感
PBR0.25倍と資産価値に比べ株価が低い。
- 事業再編余地
赤字事業の整理で収益改善の可能性がある。
- PBR0.25倍の資産価値再評価不定影響中
時価総額71億円に対し純資産約289億円と過小評価、資産価値見直しで株価上昇余地
- 3.29%配当利回りが下落を限定継続影響弱
1株配当35円(利回り3.29%)を維持、インカムゲインで下値を支える
- 自己株式取得の可能性不定影響弱
PBR0.25倍は資本効率改善圧力、自己株式取得によるEPS底上げ期待
- 構造改革による赤字縮小期待2027年~2028年影響中
2026/3期営業赤字9億円だが、コスト削減で収益改善の可能性
- 赤字拡大トレンド
2026/3期予想は営業損失-3.35%、純損失22億円へ悪化。
- 配当の持続性懸念
赤字が続き、減配リスクが高まっている。
- 競争力の弱さ
電子部品大手との競争で新製品投入が遅れ気味。
- 営業赤字拡大で自己資本棄損継続影響強
2026/3期純損失22億円、赤字継続で自己資本減少→さらなるPBR低下リスク
- 売上高減少傾向の継続通年影響中
2026/3期売上269億円は前期比6.6%減、需要減で更なる減収リスク
- 赤字基調での配当減額リスク次回決算後影響中
純損失継続で配当性向悪化、減配や無配転落の可能性
- 外国人保有比率低く需給脆弱不定影響弱
外国法人所有比率9.14%と低く、大口売りで需給が悪化しやすい
- 営業損益
- 収益改善の道筋を測る最優先指標。
- 車載向け売上高
- 今後の成長分野である車載需要の動向。
- 配当性向
- 配当の持続可能性を見極める。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から−12.5%。いまの株価に対する利回りは3.16%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 35 | — | — |
| 2018年3月 | 29 | −18.6 | 81.1 |
| 2019年3月 | 50 | 75.4 | 23.2 |
| 2020年3月 | 40 | −20.0 | — |
| 2021年3月 | 21 | −47.5 | — |
| 2022年3月 | 65 | 209.5 | 16.5 |
| 2023年3月 | 40 | −38.5 | 22.7 |
| 2024年3月 | 30 | −25.0 | — |
| 2025年3月 | 40 | 33.3 | 44.9 |
| 2026年3月 | 35 | −12.5 | — |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,872人。区分でいちばん多いのは個人・その他で59.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.7%を占め、残る70.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 44.4 | 46.1 | 51.2 | 53.9 | 57.7 | 59.2 |
| 金融機関 | 38.0 | 37.1 | 32.3 | 28.1 | 23.2 | 23.2 |
| 自己株式 | 6.6 | 6.6 | 11.1 | 15.5 | 20.8 | 20.8 |
| 外国法人 | 7.0 | 6.2 | 5.9 | 7.4 | 10.7 | 9.1 |
| 事業法人 | 9.1 | 9.0 | 8.8 | 8.7 | 6.3 | 6.5 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.6 | 1.8 | 1.9 | 2.1 | 1.9 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | オリジン取引先持株会 | 7.46 |
| 02 | 損害保険ジャパン株式会社 | 5.61 |
| 03 | 明治安田生命保険相互会社 | 4.51 |
| 04 | EUROPEAN DEPOSITARY BANK SA-DUBLIN - BUTTERMERE DEEP VALUE FUND LIMITED (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 4.22 |
| 05 | 株式会社みずほ銀行 | 3.90 |
| 06 | 株式会社りそな銀行 | 2.33 |
| 07 | オリジン従業員持株会 | 1.85 |
| 08 | トーア再保険株式会社 | 1.81 |
| 09 | 島根 良明 | 1.69 |
| 10 | みずほ信託銀行株式会社 | 1.55 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-21ブルックランズ ファンド マネジメント リミテッド(BROOKLANDS FUND MANAGEMENT LIMITED)新規の大量保有報告3.28%-1.83pt
- 2026-05-22株式会社みずほ銀行新規の大量保有報告3.90%-0.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−1193%、1株純資産は14期で+809%。直近期のROEは1.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 39 | 477 | 8.5 | 9.5 | 18.4 |
| 2014年3月 | 14 | 533 | 2.9 | 20.9 | 23.8 |
| 2015年3月 | 86 | 687 | 14.1 | 5.7 | 9.3 |
| 2016年3月 | 30 | 689 | 4.4 | 9.2 | 29.7 |
| 2017年3月 | −207 | 3,181 | — | — | — |
| 2018年3月 | 131 | 3,411 | 4.0 | 13.0 | 81.1 |
| 2019年3月 | 288 | 3,534 | 8.4 | 6.9 | 23.2 |
| 2020年3月 | 35 | 3,499 | 1.0 | 40.4 | — |
| 2021年3月 | −185 | 3,415 | — | — | — |
| 2022年3月 | 351 | 3,844 | 9.7 | 3.5 | 16.5 |
| 2023年3月 | 61 | 4,106 | 1.5 | 21.5 | 22.7 |
| 2024年3月 | −255 | 4,271 | — | — | — |
| 2025年3月 | −16 | 4,465 | — | — | 44.9 |
| 2026年3月 | −422 | 4,333 | — | — | — |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
20名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は20名。2026/3期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 稲葉英樹 | 代表取締役社長 CEO | 62 | 10,900 |
| 妹尾一宏 | 取締役会長 CCO、CISO | 71 | 34,800 |
| 佐藤好生 | 取締役(上席執行役員)CHRO、管理部長、本社事業所長 | 60 | 6,000 |
| 内藤佳彦 | 取締役(上席執行役員)CSO、経営企画本部長 | 62 | 5,700 |
| 小池達子 | 取締役 | 68 | 1,800 |
| 宮内公平 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 4,100 |
| 千代延郁男 | 取締役(監査等委員) | 63 | 2,100 |
| 平澤久 | 取締役(監査等委員) | 67 | 800 |
| 辻健吾 | — | 47 | — |
| 杉山泰之 | 常務執行役員 | — | — |
| 赤松敦 | 常務執行役員 | — | — |
| 駒形秀樹 | 上席執行役員 | — | — |
残りの役員8名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 福田健夫 | 上席執行役員 | — |
| 宮田寛司 | 取締役(常勤監査等委員) | 61 |
| 栗原貴志 | 上席執行役員 | — |
| 飯塚和良 | 執行役員 | — |
| 鶴島幸治 | 執行役員 | — |
| 久野勝 | 執行役員 | — |
| 増田康夫 | 執行役員 | — |
| 安藤儀博 | 取締役(監査等委員) | 65 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 75 | 75 | 19 |
| 社外取締役 | 3 | 27 | 27 | 9 |
| 取締役(社内) | 1 | 13 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容871字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,380字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,359字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,725字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第125期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第125期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第124期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第124期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第123期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第123期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第122期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第122期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第122期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第122期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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