概要
ASTI株式会社(旧商号:ペンオイルセールス)は1963年に静岡県浜松市で設立された電子機器メーカーである。2026年3月期の連結売上高は624億円、従業員数は4,282人。主力事業は車載電装品、民生産業機器、ワイヤーハーネスの3分野で、日本、中国、ベトナム、インド、フィリピンに生産拠点を持つ。近年はEV向けパワーエレクトロニクス製品や医療用注射針の自社開発に注力している。
車載電装品・民生産業機器・ワイヤーハーネスの三本柱
当社グループは連結財務諸表の報告セグメントとして、車載電装品、民生産業機器、ワイヤーハーネスの3区分を設けている。2026年3月期のセグメント別売上高は、車載電装品が222億6,700万円(構成比35.7%)、民生産業機器が189億2,900万円(同30.3%)、ワイヤーハーネスが209億3,500万円(同33.6%)、その他が2億6,800万円(同0.4%)である。車載電装品には各種電子制御ユニットやエアコン制御システム、バッテリー充電器が含まれる。民生産業機器は洗濯機・食器洗浄機用電子制御基板、通信用スイッチユニット、産業用ロボットコントローラ基板が主体。ワイヤーハーネスは四輪・二輪・船舶用を手掛け、祖業にあたる。営業利益ベースでは民生産業機器が5億4,100万円(前年同期比23.7%増)と最も高い利益率を示す一方、車載電装品は3億6,100万円(同51.1%減)と減益となった。
アジアを中心に広がる8カ国の生産ネットワーク
当社グループは日本国内に本社工場(浜松市)、袋井工場、掛川工場、浜松工場などを持つ。海外では中国に浙江雅士迪電子有限公司と杭州雅士迪電子有限公司、ベトナムにASTI ELECTRONICS CORPORATIONとASTI ELECTRONICS HANOI CORPORATION、インドにASTI ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITEDとASTI INDIA PRIVATE LIMITED、フィリピンにASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.を子会社として有する。さらにベトナム・ダナン市には研究開発拠点ASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATIONを設置し、インドのハリアナ工場内にも研究開発部門を置いている。海外売上高の比率は明示されていないが、中国のワイヤーハーネス事業は2025年度に撤退しており、現在はインドとベトナムが主要生産拠点となっている。経営方針ではインド事業を最優先課題と位置づけ、グジャラート工場とハリアナ工場の増強を進めている。
厳しい経営環境と中期計画VISION2030
2026年3月期の連結売上高は624億円(前期比4.6%減)、営業利益は13億200万円(同14.2%減)と減収減益であった。主因は中国ワイヤーハーネス事業の撤退による販売減で、同事業では固定資産売却益6億500万円と事業整理損8億5,400万円が発生した。中国経済の低迷や円安による資材高騰、米国通商政策の影響が経営環境を悪化させている。こうした中、2025年度から2030年度を対象とする中期経営計画「VISION2030」を策定し、4分野を重点強化する。すなわち、インド事業への資源投入、EV関連電子部品(充電器・インバータ・DC/DCコンバータ)の自社開発、二輪・船外機用ワイヤーハーネスの生産体制拡充、医療関連製品のグローバル販売拡大である。経営指標として売上高と営業利益を重視しており、自社設計製品の比率を高めることで収益力の向上を目指す。
業界の中での役割は自動車OEM向け電装品・ワイヤーハーネスサプライヤー、および産業機器向け電子基板メーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 車載 電装品 | 223億円 | 35.7% | — | — |
| ワイヤー ハーネス | 209億円 | 33.5% | — | — |
| 民生産業 機器 | 189億円 | 30.3% | — | — |
| その他 | 3億円 | 0.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01車載電装品主力
自動車用の電子制御ユニット、エアコン制御システム、バッテリー用充電器、コーナーセンサなどを製造・販売。国内およびインド、ベトナム、中国などの海外拠点で生産し、自動車メーカー向けに供給。
- 各種電子制御ユニット
- エンジン制御、ボディ制御など車両の各種機能を電子制御するユニット。
- エアコン制御システム
- 車載エアコンの温度・風量を制御するシステム。
- バッテリー用充電器
- 電気自動車やハイブリッド車のバッテリーを充電するための機器。
- コーナーセンサ
- 自動車の駐車支援などに使用される超音波センサ。周囲の障害物を検知する。
02民生産業機器準主力
洗濯機・食器洗浄機用電子制御基板、通信用スイッチユニット、産業用ロボットコントローラ基板などを製造・販売。家電メーカーや産業機器メーカー向けに、電子制御の基盤を提供。
- 洗濯機用・食器洗浄機用電子制御基板
- 洗濯機や食器洗浄機の動作を制御する電子回路基板。
- 通信用スイッチユニット
- 通信機器に使用されるスイッチの制御ユニット。
- 産業用ロボットコントローラ基板
- 産業用ロボットの動作を制御するための基板。
03ワイヤーハーネス準主力
四輪・二輪および船舶用のワイヤーハーネスを製造・販売。車両全般の電力・信号配線を束ねる重要な部品。アジアの拠点で生産し、国内外の自動車メーカーや船外機メーカーに供給。
- 四輪・二輪用ワイヤーハーネス
- 自動車やオートバイの電気配線を束ねたセット。エンジン制御やライト、計器類などへの電力供給と信号伝達を担う。
- 船舶用ワイヤーハーネス
- 船外機や船舶内の電気配線を束ねたもの。耐水性・耐腐食性が求められる。
製品と技術
車載電装品:電子制御ユニットから充電器まで
車載電装品セグメントは、各種電子制御ユニット(ECU)、エアコン制御システム、バッテリー用充電器、コーナーセンサなどを主製品とする。特に電動車両向けのパワーエレクトロニクス製品として、2011年から開発・生産を開始したバッテリー充電器、2013年からの電動フォークリフト用DC/DCコンバータ、2023年からの電動二輪車用充電器がある。これらの製品は自社開発・自社設計を強みとし、インドやベトナムの工場で生産される。2026年3月期のセグメント売上高は222億6,700万円で、前期比1.5%増と微増だったが、自社設計製品販売減に伴う付加価値減少により営業利益は3億6,100万円(同51.1%減)と大幅減益となった。受注残高は36億3,200万円(前年比61.3%増)と大きく増加しており、インド市場での引き合いが強い。
ワイヤーハーネス:祖業を支える二輪・船外機向け
ワイヤーハーネス事業は当社グループの祖業であり、四輪車・二輪車・船舶用のハーネスを製造する。生産拠点はベトナム(ASTI ELECTRONICS CORPORATION、同HANOI)とフィリピン(ASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.)の2カ国体制で、BCP(事業継続計画)を意識した分散生産を行っている。2026年3月期の売上高は209億3,500万円(前期比12.5%減)。減少の主因は中国拠点での事業撤退だが、日本における二輪・船外機用ワイヤーハーネスの販売増加と中国撤退に伴う損失減少により、営業利益は3億7,500万円(同23.5%増)と増益を確保した。経営計画では、オリジナル部品開発による付加価値向上を掲げており、祖業領域での差別化を図る。
医療関連製品:超細径注射針とマイクロニードル
医療分野は2010年代後半から本格化した新規事業である。2017年8月に量産を開始した単回使用注射針「Quatron(登録商標)」は、4本の針を備え薬液の残量を大幅に低減する設計が特徴。欧州での販売を皮切りに、2024年12月にはZELOSTAT Needle注射針が国内医療機器承認を取得し、生産販売を開始した。さらに微細加工技術を活かしたマイクロニードルシステムの開発も進めている。2025年度には「医療機器初のφ0.16超細径注射器及び薬液ムダを大幅に低減した注射システムの開発」で「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞。2026年3月期のその他セグメント売上高は2億6,800万円(前期比8.9%増)だが、営業損失は1,500万円と依然小さな赤字である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
電子部品で中位、収益性に課題
同社は電気機器分野に属し、売上高624億円(2026年3月期)と業界内で中位の規模である。キオクシアホールディングスやイビデンといった大手企業と比較すると規模は小さく、市場支配力は限定的である。営業利益率は2%台と低水準で、収益性の改善が急務となっている。一方、特定の電子部品分野において技術力を有し、ニッチ市場での存在感を示している。課題としては、収益性の低さと、半導体市場の変動による業績の不安定さが挙げられる。
強み
- 特定の電子部品分野で高い技術力を有し、差別化に寄与している。
- 大手が参入しないニッチ市場で一定のシェアを確保している。
- 長期的な取引関係を持つ顧客が存在し、安定した受注がある。
課題
- 営業利益率2%台と低く、収益性改善が課題である。
- 半導体市場の変動により業績が影響を受けやすい。
- 大手企業との競争で価格競争に巻き込まれるリスクがある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気機器の時価総額近傍。太字がASTI
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6858小野測器 | 101億円 | 10.0倍 |
| 2 | 6838多摩川ホールディングス | 97億円 | 5.4倍 |
| 3 | 6619ダブル・スコープ | 89億円 | — |
| 4 | 6513オリジン | 85億円 | — |
| 5 | 6518三相電機 | 82億円 | 14.1倍 |
| 6 | 6899ASTI | 81億円 | 10.4倍 |
| 7 | 6897ツインバード | 77億円 | — |
| 8 | 6822大井電気 | 73億円 | 4.8倍 |
| 9 | 6863ニレコ | 72億円 | 15.1倍 |
| 10 | 6907ジオマテック | 71億円 | 9.6倍 |
| 11 | 6772東京コスモス電機 | 71億円 | 250.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 42件
ピアノ部品からオーディオ・ワイヤーハーネスへ:1963年〜1970年代の事業転換
1963年5月、静岡県浜松市浅田町にペンオイルセールス株式会社として設立された。当初は社名の通り油関連販売が想定されたが、1965年4月にピアノアクション部品の組立加工を開始し、製造業に進出する。1966年4月には太平洋企業株式会社に商号を変更。1969年4月からオーディオアンプの生産を始め、1972年7月には二輪車用ワイヤーハーネスの生産に着手した。この時代に電子機器とワイヤーハーネスという二つの基盤技術を獲得し、後の事業拡大の基礎が築かれた。1974年8月には浜松市福島町にステレオ工場を新設し、生産能力を高めた。
カーラジオ・衛星受信機で電子技術を蓄積した1980年代
1979年8月にカーラジオの生産を開始し、自動車向け電子機器の分野に参入。同年10月には子会社太平洋電子株式会社、12月には亜細亜部品株式会社(後のアスティオービックス)を設立し、グループ体制を整えた。1982年11月には竜洋工場(後の磐田工場)を新設。1983年5月から家電製品用電子制御ユニットの生産を開始し、制御技術を蓄積する。1984年3月には米国向けサテライトレシーバーの生産を始め、通信・放送分野にも進出。1988年10月には浅羽工場(現袋井工場)を建設し、生産拠点を拡大した。1989年11月には超音波技術を活用した水中トランシーバーを発表し、技術の幅を広げた。
社名をASTIに統一し海外展開を加速した1990年代
1992年1月、商号をアスティ株式会社に変更。1993年4月には都田技術センター(現都田工場)をテクノポリス内に新設した。1994年4月、国内向け車載用・ホーム用BSチューナーの生産販売を開始。同年12月、中国に浙江雅士迪電子有限公司と杭州雅士迪電子有限公司を設立し、初の海外生産拠点を獲得した。1995年6月には定款上の商号をASTI株式会社に変更し、同年9月に名古屋証券取引所市場第二部特別指定銘柄に上場。1996年1月に同市場第二部に指定された。1997年8月には子会社アスティオービックスが太平洋電子を吸収合併しアストム株式会社(後のアスティプラス)を設立。1998年9月にはベトナムにASTI ELECTRONICS CORPORATIONを設立し、アジア展開を本格化させた。
上場拡大とインド進出:2000年代の成長基盤
2002年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2003年3月にはアスティプラス株式会社を吸収合併し、グループ再編を進めた。2004年11月、インドにASTI ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、成長市場への布石を打った。2006年11月にはベトナムにASTI ELECTRONICS HANOI CORPORATIONを追加設立。2007年3月、浜松市米津町に本社工場を新設し、国内生産拠点を刷新した。2009年1月にはモービル・パワーエレクトロニクス事業へ参入し、実験車両「evivo」を発表。電動車両向けの電力変換技術の開発を本格化させた。2011年2月には電動車用バッテリー充電器の開発・生産を開始し、EV関連事業の基礎を固めた。
医療機器とEV用電力変換に挑んだ2010年代
2011年11月、医療用マイクロニードルシステムのプロトタイプを発表し、医療分野に参入。2012年3月には静岡県掛川市に掛川工場を新設。2013年1月、電動フォークリフト用DC/DCコンバータの生産を開始し、産業用EV機器にも展開した。2015年4月、名古屋証券取引所市场第二部の上場を廃止し、東京証券取引所一本に集約。2017年8月、インドにASTI INDIA PRIVATE LIMITED、ベトナムにASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATIONを設立し、研究開発機能の海外移管を進めた。同時期に単回使用注射針「Quatron(登録商標)」の量産と欧州での販売を開始し、医療機器事業を本格化させた。
スタンダード市場移行と中国事業撤退:2020年代の再編
2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。同年フィリピンにASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.を設立し、ワイヤーハーネスの生産拠点を多様化した。2023年3月には浜松工場を新設。同年4月、電動二輪車用バッテリー充電器の生産を開始した。一方、中国のワイヤーハーネス事業はEV市場の競争激化を受けて撤退を決定し、2026年3月期に固定資産売却益と事業整理損が計上された。2024年12月にはZELOSTAT Needle注射針の国内医療機器承認を取得し、生産販売を開始。医療事業の製品ラインを拡充した。2025年度には「ものづくり日本大賞」優秀賞を受賞し、技術力の評価を得ている。
年表42件を開く
1960年代
- 1963年5月創業静岡県浜松市中央区浅田町にペンオイルセールス株式会社を設立。
- 1965年4月ピアノアクション部品の組立加工を開始。
- 1966年4月商号変更太平洋企業株式会社に商号変更。
- 1969年4月オーディオアンプの生産を開始。
1970年代
- 1972年7月二輪車用ワイヤーハーネスの生産を開始。
- 1974年8月静岡県浜松市中央区福島町にステレオ工場(旧浜松倉庫)を新設。
- 1979年8月カーラジオの生産を開始。
- 1979年10月静岡県浜松市中央区入野町に子会社として太平洋電子株式会社を設立。
- 1979年12月商号変更静岡県浜松市中央区市野町に子会社として亜細亜部品株式会社(1987年11月にアスティオービックス株式会社に商号変更)を設立。
1980年代
- 1982年11月静岡県磐田郡竜洋町(現静岡県磐田市)に竜洋工場(旧磐田工場)を新設。
- 1983年5月家電製品用電子制御ユニットの生産を開始。
- 1983年9月商号変更太平洋アスティ株式会社に商号変更。
- 1984年3月米国向けサテライトレシーバー(衛星放送受信機)の生産を開始。
- 1988年10月静岡県磐田郡浅羽町(現静岡県袋井市)に浅羽工場(現袋井工場)を新設。
- 1989年11月超音波技術活用による水中トランシーバーを発表。
1990年代
- 1992年1月商号変更アスティ株式会社に商号変更。
- 1993年4月静岡県浜松市浜名区新都田のテクノポリス内に都田技術センター(現都田工場)を新設。
- 1994年4月国内向け車載用及びホーム用BSチューナーの生産販売を開始。
- 1994年12月中国に子会社として浙江雅士迪電子有限公司(現連結子会社)を設立。
- 1994年12月中国に子会社として杭州雅士迪電子有限公司(現連結子会社)を設立。
- 1995年6月商号変更定款上の商号をASTI株式会社に変更。
- 1995年9月上場名古屋証券取引所市場第二部特別指定銘柄に株式を上場。
- 1996年1月名古屋証券取引所市場第二部に指定。
- 1997年8月M&Aアスティオービックス株式会社が太平洋電子株式会社を吸収合併し、アストム株式会社に商号変更(2000年4月にアスティプラス株式会社に商号変更)。
- 1998年9月ベトナムに子会社としてASTI ELECTRONICS CORPORATION(現連結子会社)を設立。
2000年代
- 2002年11月商号変更登記上の商号をASTI株式会社に変更。
- 2002年12月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 2003年3月M&Aアスティプラス株式会社を吸収合併。
- 2004年11月インドに子会社としてASTI ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED(現連結子会社)を設立。
- 2006年11月ベトナムに子会社としてASTI ELECTRONICS HANOI CORPORATION(現連結子会社)を設立。
- 2007年3月静岡県浜松市中央区米津町に本社工場を新設。
- 2009年1月モービル・パワーエレクトロニクス事業へ参入。実験車両「evivo」発表。
2010年代
- 2011年2月電動車用バッテリー充電器の開発・生産を開始。
- 2011年11月医療用マイクロニードルシステム(プロトタイプ)を発表。
- 2012年3月静岡県掛川市に掛川工場を新設。
- 2013年1月電動フォークリフト用DC/DCコンバータの生産を開始。
- 2015年4月上場名古屋証券取引所市場第二部における株式の上場を廃止。
- 2017年8月インドに子会社としてASTI INDIA PRIVATE LIMITED(現連結子会社)を設立。ベトナムに子会社としてASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATION(現連結子会社)を設立。単回使用注射用針「Quatron」(登録商標)の量産及び欧州で販売開始。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所スタンダード市場へ移行(市場区分見直し)。フィリピンに子会社としてASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.(現連結子会社)を設立。
- 2023年3月静岡県浜松市中央区大原町に浜松工場を新設。
- 2023年4月電動二輪車用バッテリー充電器の生産を開始。
- 2024年12月ZELOSTAT Needle 注射針の国内医療機器承認及び生産販売開始。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
インド事業の強化
成長著しいインド市場に経営資源を集中投下し、ハリアナ工場の研究開発部門を拡充して日本の技術と水平分業できる体制を構築、全拠点で同一品質を実現する。
- 02
EV関連電子部品の開発・生産
充電器、インバータ、DC/DCコンバータで培った技術を磨き、受託製造から自社開発・自社設計製品の製造へシフトする。
- 03
二輪・船外機用ワイヤーハーネス事業の充実
ベトナム・フィリピンの2カ国生産体制を強化し、BCP対応とともにオリジナル部品開発による付加価値向上を図る。
- 04
メディカル関連製品の開発・販売
自社開発の超細径注射器やマイクロニードルなど、メディカル分野の新製品を世界市場に向けて開発・生産・販売する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で4,282人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は569万円で、9期前と比べて+5.0%。平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は17.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 4,081 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 4,251 | — |
| 2019年3月 | 541 | 40.5 | 16.5 | 4,169 | — |
| 2020年3月 | 526 | 41.4 | 16.6 | 4,761 | — |
| 2021年3月 | 486 | 41.8 | 17.1 | 5,162 | — |
| 2022年3月 | 524 | 42.4 | 17.4 | 4,517 | — |
| 2023年3月 | 513 | 42.4 | 17.3 | 4,362 | — |
| 2024年3月 | 541 | 42.9 | 17.4 | 4,346 | — |
| 2025年3月 | 552 | 43.1 | 17.4 | 4,233 | 35 |
| 2026年3月 | 569 | 43.1 | 17.4 | 4,282 | 30 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 0 / 海外 8、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 海外ASTI ELECTRONICS INDIA PRIVATE LIMITED (注)2、5インド ハリアナ州 · 連結子会社議決権98.2%
- 海外ASTI INDIA PRIVATE LIMITED (注)2インド グジャラート州 · 連結子会社議決権99.9%
- 海外ASTI ELECTRONICS HANOI CORPORATION (注)2ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASTI ELECTRONICS CORPORATION (注)2ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATIONベトナム ダナン市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外杭州雅士迪電子 有限公司(注)2中国 浙江省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外浙江雅士迪電子 有限公司(注)2、4中国 浙江省 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.フィリピン バタンガス州 · 連結子会社議決権99.9%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は624億円、営業利益は13億円。前期と比べると減収減益で、売上が-4.6%、利益が-13.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 580億円 | 624億円 |
| 営業利益 | 10億円 | 13億円 |
| 純利益 | 7億円 | 7億円 |
| 1株あたり配当 | ¥80 | ¥80 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は151億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.7%、営業利益は−71.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 144 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 150 | 7 | 4.7 | 10 |
| 2024年2Q | 152 | 5 | 3.3 | 5 |
| 2024年3Q | 169 | 8 | 4.7 | 4 |
| 2024年4Q | 165 | — | — | 8 |
| 2025年2Q | 305 | 5 | 1.6 | 2 |
| 2025年4Q | 349 | 10 | 2.9 | 4 |
| 2026年2Q | 307 | 6 | 2.0 | 4 |
| 2026年4Q | 317 | 7 | 2.2 | 3 |
| 2027年1Q | 151 | 2 | 1.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は323億円から624億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 323 | — | 4 | — | 2 |
| 2014年3月 | 356 | — | 3 | — | 1 |
| 名古屋証券取引所市場第二部における株式の上場を廃止。 | |||||
| 2015年3月 | 393 | — | 6 | — | 2 |
| 2016年3月 | 377 | — | 7 | — | 4 |
| インドに子会社としてASTI INDIA PRIVATE LIMITED(現連結子会社)を設立。ベトナムに子会社としてASTI RESEARCH AND DEVELOPMENT VIETNAM CORPORATION(現連結子会社)を設立。単回使用注射用針「Quatron」(登録商標)の量産及び欧州で販売開始。 | |||||
| 2017年3月 | 427 | — | 19 | — | 14 |
| 2018年3月 | 476 | — | 18 | — | 14 |
| 2019年3月 | 475 | — | 21 | — | 16 |
| 2020年3月 | 455 | — | 10 | — | 5 |
| 2021年3月 | 452 | — | 14 | — | 14 |
| 東京証券取引所スタンダード市場へ移行(市場区分見直し)。フィリピンに子会社としてASTI MANUFACTURING PHILIPPINES INC.(現連結子会社)を設立。 | |||||
| 2022年3月 | 588 | — | 8 | — | 7 |
| 静岡県浜松市中央区大原町に浜松工場を新設。 | |||||
| 2023年3月 | 649 | — | 21 | — | 15 |
| 2024年3月 | 636 | — | 31 | — | 27 |
| 2025年3月 | 654 | 15 | 16 | 2.3 | 6 |
| 2026年3月 | 624 | 13 | 13 | 2.1 | 7 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高624億円のうち、営業利益として残るのは13億円で2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は7億円、売上の1.1%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.6%559億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.2%51億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%13億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが42億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは17億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は39億円で、売上の0.8ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 8 | −19 | 11 | −11 | 15 |
| 2014年3月 | 0 | −5 | −1 | −5 | 9 |
| 2015年3月 | 10 | −6 | −4 | 4 | 10 |
| 2016年3月 | 9 | −13 | 7 | −4 | 13 |
| 2017年3月 | 9 | −14 | 4 | −5 | 12 |
| 2018年3月 | 28 | −25 | 9 | 3 | 23 |
| 2019年3月 | 26 | −30 | −1 | −4 | 17 |
| 2020年3月 | 27 | −19 | −6 | 8 | 20 |
| 2021年3月 | 2 | −15 | 15 | −13 | 22 |
| 2022年3月 | −48 | −14 | 57 | −62 | 20 |
| 2023年3月 | 49 | −50 | 9 | −1 | 28 |
| 2024年3月 | 32 | −20 | −16 | 12 | 28 |
| 2025年3月 | 56 | −15 | −27 | 41 | 43 |
| 2026年3月 | 42 | −25 | −21 | 17 | 39 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は450億円。このうち返さなくてよい自己資本が250億円で、自己資本比率は55.5%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 216 | 114 | 102 | 52.8 |
| 2014年3月 | 229 | 121 | 108 | 52.9 |
| 2015年3月 | 239 | 129 | 110 | 53.9 |
| 2016年3月 | 247 | 128 | 119 | 51.9 |
| 2017年3月 | 279 | 140 | 139 | 50.2 |
| 2018年3月 | 308 | 154 | 154 | 50.0 |
| 2019年3月 | 317 | 164 | 153 | 51.6 |
| 2020年3月 | 303 | 163 | 140 | 53.7 |
| 2021年3月 | 347 | 179 | 168 | 51.6 |
| 2022年3月 | 428 | 193 | 235 | 45.0 |
| 2023年3月 | 464 | 211 | 253 | 45.5 |
| 2024年3月 | 480 | 243 | 237 | 50.6 |
| 2025年3月 | 460 | 246 | 215 | 53.3 |
| 2026年3月 | 450 | 250 | 200 | 55.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで224社中54位あたり、逆に低いのは売上成長率で224社中192位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,368で、1年前と比べて+16.3%。過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.4倍 |
| PER (会社予想) | 10.6倍 |
| PBR | 0.29倍 |
| 配当利回り | 3.38% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は7月上旬に2392円まで上昇後、7月17日に増加出来高を伴い2328円へ反落。8月5日には2415円を付けたが、8月10日から再び下落し12日は2300円で終え、25日線(2369.52円)を約2.9%下回る。52週高値2799円からは約17.8%安い水準。RSIは38.2と弱含み、直近の戻りは売り圧力に押され、短期トレンドは下向きと判断。出来高は増減が激しく方向感に欠けるが、移動平均線の下抜けで弱気シグナルが点灯している。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERは10.09倍と業界平均29.87倍を大きく下回り、PBRは0.2861倍と極めて低い。ROEは2.9%と低水準ながら、配当利回り3.48%は平均2.28%を上回る。業績は2025年3月期に減益となったが、2026年3月期は持ち直しの見込み。割安指標は明確だが、ROEの低さや収益力の弱さが評価を抑える要因。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.4倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 10.6倍 | — |
| PBR | 0.29倍 | 2.58倍 |
| ROE | 2.9% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
半導体市場の伸びが期待される一方で、同社の業績は停滞気味で、収益性が低い。強気派は半導体需要の復活と新規取引の拡大を期待する。弱気派は市場競争の激化と収益力の弱さ、さらには財務状況の悪化に懸念を示す。
- 半導体市場の長期的成長
デジタル化やAI関連で需要拡大が見込める。
- 技術シナジー
商社機能と製造機能の融合で高付加価値化を図る。
- 低いPBRによる割安感
PBR 0.29倍と資産価値に比べ割安。
- PBR0.29倍の大幅割安修正継続影響中
PBR0.29倍、ROE2.9%でも純資産が時価総額の約3.4倍。資本効率改善で評価修正の余地。
- 純利益が7億円と増益決算発表後影響中
2026/3期は営業利益13億円(前期15億円)だが純利益7億円(前期6億円)と増益。
- 配当利回り3.44%の下支え通年影響中
株価2327円、配当利回り3.44%。高利回りが株価の下値を支える。
- 低ROE2.9%からの資本効率改善余地継続影響弱
ROE2.9%と低いが、資本効率が改善すればPBR0.29倍から大きく上昇する期待。
- 収益性の低位
営業利益率は2%台と低く、効率改善の見込みが薄い。
- 財務悪化
2026/3期の売上減少と利益減で、財務体質が悪化。
- 競争激化
同業他社との価格・技術競争が激しい。
- 売上高624億円と減収継続決算発表後影響中
売上高は654億円→624億円と減少。需要減が続き、営業利益も15→13億円に減益。
- 営業利益率2.1%と低収益構造通年影響中
売上高624億円に対し営業利益13億円、利益率2.08%。低水準で、わずかな売上減で赤字転落も。
- PBR0.29倍でも評価されない継続影響中
ROE2.9%が低く、株主資本コストを下回る。最低限の改善がなければ割安修正は見込めない。
- 時価総額80億円と流動性低位継続影響弱
時価総額80億円で、売買代金が細い。機関投資家の売買で株価が振れやすい。
- 取扱高
- 商社の規模と市場シェアの変化を見るため。
- 営業利益率
- 収益性の改善度を確認するため。
- 自己資本比率
- 財務健全性の低下リスクを監視するため。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり80円で、前期から−27.3%。いまの株価に対する利回りは3.38%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 35 | — | 20.3 |
| 2018年3月 | 60 | 71.4 | 20.4 |
| 2019年3月 | 70 | 16.7 | 26.8 |
| 2020年3月 | 50 | −28.6 | — |
| 2021年3月 | 70 | 40.0 | 18.7 |
| 2022年3月 | 40 | −42.9 | 17.7 |
| 2023年3月 | 90 | 125.0 | 22.2 |
| 2024年3月 | 150 | 66.7 | 49.7 |
| 2025年3月 | 110 | −26.7 | 55.2 |
| 2026年3月 | 80 | −27.3 | 21.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥80
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ1,969人。区分でいちばん多いのは個人・その他で70.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.3%を占め、残る79.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 60.8 | 64.3 | 60.4 | 60.5 | 70.8 | 70.6 |
| 金融機関 | 14.7 | 13.2 | 13.0 | 12.8 | 12.0 | 11.3 |
| 事業法人 | 3.5 | 3.0 | 6.2 | 9.7 | 7.7 | 9.0 |
| 自己株式 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 | 8.5 |
| 証券会社 | 4.1 | 5.7 | 5.9 | 6.5 | 3.1 | 4.5 |
| 外国法人 | 14.5 | 13.8 | 14.4 | 10.2 | 6.0 | 4.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 | 0.4 | 0.1 |
| 政府・自治体 | 2.3 | — | — | — | — | — |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | ASTI従業員持株会 | 8.05 |
| 02 | ASTI共栄会 | 6.91 |
| 03 | 株式会社名古屋銀行 | 2.31 |
| 04 | 加賀電子株式会社 | 2.28 |
| 05 | 株式会社静岡銀行 | 2.11 |
| 06 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.96 |
| 07 | 中島 秀樹 | 1.87 |
| 08 | 日本生命保険相互会社 | 1.81 |
| 09 | 浜松磐田信用金庫 | 1.58 |
| 10 | 江熊 和浩 | 1.49 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+1949%、1株純資産は14期で+1092%。直近期のROEは2.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 11 | 671 | 1.7 | 20.3 | — |
| 2014年3月 | 8 | 713 | 1.2 | 22.7 | 20.5 |
| 2015年3月 | 13 | 806 | 1.7 | 16.1 | 31.5 |
| 2016年3月 | 24 | 804 | 3.0 | 7.8 | — |
| 2017年3月 | 89 | 879 | 10.5 | 7.1 | 20.3 |
| 2018年3月 | 436 | 4,822 | 9.5 | 8.4 | 20.4 |
| 2019年3月 | 511 | 5,229 | 10.2 | 3.4 | 26.8 |
| 2020年3月 | 174 | 5,199 | 3.3 | 6.5 | — |
| 2021年3月 | 445 | 5,734 | 8.1 | 4.6 | 18.7 |
| 2022年3月 | 225 | 6,160 | 3.8 | 8.0 | 17.7 |
| 2023年3月 | 484 | 6,746 | 7.5 | 6.0 | 22.2 |
| 2024年3月 | 862 | 7,769 | 11.9 | 4.0 | 49.7 |
| 2025年3月 | 200 | 7,852 | 2.6 | 10.1 | 55.2 |
| 2026年3月 | 228 | 7,995 | 2.9 | 10.0 | 21.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 波多野淳彦 | 取締役社長(代表取締役)(経営本部長)(新規事業部長) | 64 | 12,000 |
| 原一隆 | 取締役(開発事業部長) | 62 | 9,000 |
| 深田弘文 | 取締役 | 62 | 5,000 |
| 百鬼直樹 | 取締役(常勤監査等委員) | 64 | 11,000 |
| 鵜飼裕之 | 取締役(監査等委員) | 72 | 1,000 |
| 栗原博 | 取締役(監査等委員) | 72 | 1,000 |
| 広瀬史乃 | 取締役(監査等委員) | 59 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 55 | 18 | 73 | 24 |
| 取締役(社内) | 1 | 18 | — | 18 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 18 | — | 18 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容896字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,023字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,473字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)7,467字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第63期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-17
- 半期報告書半期報告書-第63期(2025/04/01-2025/09/30)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第62期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-18
- 半期報告書半期報告書-第62期(2024/04/01-2024/09/30)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第61期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-24
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第61期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第60期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第60期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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