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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

星和電機

SEIWA ELECTRIC MFG. CO., LTD.6748 · Standard · 電気機器

道路・トンネル向け情報表示システムや照明機器、電磁波対策部品などを手がける総合電機メーカー。

概要

星和電機は1949年に京都で創業した電気機器メーカーである。道路情報表示システムや防爆照明器具、配線用ダクト「カッチングダクト」、電磁波対策部品など、インフラ・産業向けの製品を手掛ける。2024年12月期の連結売上高は252億円、従業員数は637名。大阪証券取引所第二部への上場を経て、現在は東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場している。

情報機器・照明・コンポーネントの3事業体制

星和電機グループは情報機器事業、照明機器事業、コンポーネント事業の3つを柱とする。情報機器事業では高速道路や一般道に設置する道路情報表示システム、河川情報表示システム、トンネル防災システム、LED式信号機、リチウムイオン電池式無停電電源装置などを製造・販売する。照明機器事業では石油精製所や化学工場向けの防爆形LED照明、道路・トンネル照明器具、UV-Cソリューション製品、照明用LEDモジュールを手掛ける。コンポーネント事業では電磁波環境対策部品(ガスケット、フェライトコアなど)と配線保護機材「カッチングダクト」、配管保護機材を提供する。2024年12月期のセグメント別売上高は情報機器9,531百万円、照明機器9,905百万円、コンポーネント5,420百万円、その他527百万円となっている。

公共インフラと民間設備の両軸で収益を積む

売上の約4割を公共設備関連(道路・河川・トンネル向け情報表示システムや照明器具)が占め、残りを民間設備関連(工場向け防爆照明や電磁波対策部品、配線保護機材など)が占める。2024年12月期の営業利益は1,648百万円、経常利益1,741百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,232百万円であった。セグメント利益は照明機器が1,986百万円と最も大きく、情報機器が1,313百万円、コンポーネントが332百万円で続く。コンポーネント事業は配線保護機材の減少により減益となったが、照明機器は産業用LED照明の増加で増益を確保した。自己資本比率は63.1%と財務基盤は安定している。

海外子会社を含めたグローバルな生産・販売網

星和電機は中国の常熟星和電機有限公司(照明機器・電磁波対策部品の製造)と常熟星電貿易有限公司(部品調達・販売)、ベトナムのSEIWA ELECTRIC(VIETNAM)Co.,Ltd.(異型押出成形品の製造販売)の3社を連結子会社として海外に持つ。国内では株式会社デジテック(電磁波対策部品・照明機器の製造)と星和テクノロジー株式会社(コンピュータ保守・ソフトウェア開発)を傘下に置く。かつては香港や上海、包頭にも拠点を設けたが、2010年代に清算または売却している。タイのバンコク駐在員事務所は2025年2月に閉鎖された。生産拠点は本社工場(京都府城陽市)のほか、中国・ベトナムに分散し、日本国内へ供給するとともに現地市場でも販売している。

業界の中での役割は社会インフラ向け情報・照明機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
254億円
営業利益
16億円
営業利益率
6.3%
純利益
12億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
照明機器99億円39.1%
情報機器95億円37.5%
コンポーネント54億円21.3%
その他5億円2.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01道路・交通インフラ主力

一般道・高速道路向けに情報表示システム、LED式信号機、道路・トンネル照明器具、トンネル防災システムなどを製造・販売。ドライバーへの情報提供や安全な交通環境の確保に貢献している。

主な製品・サービス3
情報表示システム
道路の混雑状況や工事情報、天候注意喚起などをドライバーに知らせる表示板。LED式が主流で、河川情報や津波情報の表示にも対応。
LED式信号機
光源にLEDを用いた信号機。省電力・長寿命・視認性に優れ、一般道に設置される。
トンネル防災システム
トンネル内の異常を検知し、安全を確保するためのシステム。情報表示板と連動する。

02産業施設準主力

石油精製所や化学工場などの爆発危険場所で使用される防爆形照明器具、腐食環境向けの耐食・防水器具、クリーンルーム用照明などを製造・販売。LED化を推進している。

主な製品・サービス1
産業用照明機器
防爆・耐食・防水・クリーンルーム用など、過酷な環境で使用されるLED照明器具。安全増防爆形など、多様なラインアップを取り揃える。

03電機・電子機器準主力

デジタル機器から発生する電磁ノイズ対策部品(ガスケット、フェライトコア等)や、配線保護ダクト「カッチングダクト」を製造・販売。EMC評価試験サービスも提供。

主な製品・サービス2
電磁波環境対策部品
ガスケット、フェライトコア等。電子機器の電磁ノイズを抑制し、EMC対策を実現する。
カッチングダクト
配電盤・制御盤の配線を整理・保護するダクト。側壁をカットして配線を引き出せる構造が特長。業界で一般名称として使用される。

04照明・建築副次

道路・トンネル照明器具や街路・景観照明を製造・販売。また、照明用LEDモジュールを鉄道車両向け、医療用、汎用など様々な用途に供給。

主な製品・サービス1
照明用LEDモジュール
最適な演色性を実現するLED光源モジュール。鉄道車両内照明、医療用高演色光源、メーカー向け汎用品など多様な製品を提供。

05その他その他

情報サービス事業(コンピュータ保守、ソフトウェア開発販売)などを行う。

製品と技術

道路情報表示システムと交通インフラ向け製品群

情報機器事業の中核は、一般道・高速道路向けのLED式道路情報表示システムである。ドライバーに混雑状況や工事情報、注意喚起を伝えるための表示板で、文字・記号・図形をフルカラーで表示できる。同技術を応用した河川情報表示システム、トンネル防災システム、津波情報表示システムも展開する。また、LED式信号機は電球式に比べ省電力・長寿命で視認性に優れる。リチウムイオン電池式無停電電源装置は屋外全天候型で、小型・軽量化を実現し、国土交通省仕様に準拠している。これらの製品は官公庁の公共事業を中心に納入され、同社の売上の約38%を占める。

防爆・防水・耐食の産業用照明器具

星和電機の照明機器事業は、過酷な環境下で使用される産業用照明に強みを持つ。1958年に防爆検定第一号を取得して以来、耐圧防爆形、安全増防爆形、粉塵防爆形の蛍光灯・LED灯器具をラインアップする。石油精製所、化学工場、食品工場、クリーンルームなど用途に応じた製品を提供し、現在は全シリーズでLED化が完了している。また、道路・トンネル照明器具の分野では、日本初の可視光通信制御を用いたサイン照明や直流給電方式トンネルLED照明システムを開発。UV-Cソリューション製品として工場内の空気清浄・表面除菌向け紫外線照射装置も手掛ける。照明用LEDモジュールでは鉄道車両用や医療用高演色光源を供給する。

「カッチングダクト」と電磁波対策部品のニッチトップ戦略

コンポーネント事業の象徴的製品が配線用ダクト「カッチングダクト」である。1963年の発売以来、配電盤・制御盤の配線作業の合理化に貢献し、同業界で一般名称として定着した。用途に応じた多様なシリーズを揃え、現在も主力製品の一つである。電磁波環境対策部品では、ガスケットやフェライトコアを提供し、低周波から高周波までのノイズ対策に対応する。2023年からはシミュレーションモデルのWEB配布を開始した。さらに、自社の10m法電波暗室(EMC Lab)を活用し、ISO/IEC17025認定の試験サービスを外部顧客にも提供。2025年にはイミュニティ試験専用のEMC Lab3を稼働させ、ロボット・半導体製造装置分野の認証需要を取り込む。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

電気機器で中堅、内需依存で安定志向

星和電機は売上高約250億円規模の電気機器メーカーで、同業他社のキオクシアHDやイビデンなどと比べると規模は中堅どころ。業界内では特定分野に強みを持つニッチ企業として位置づけられ、内需中心で安定した需要を取り込む。直近の営業利益率は7%前後で推移し、収益性は業界平均並み。ライバルである日清紡HDやパワーエックスと比較すると、成長性は控えめだが、安定した経営基盤を持つ。海外展開は限定的で、内需依存度が高いため、国内経済の動向に業績が左右されやすい構造である。

強み

  • 国内需要中心で売上高が安定推移。直近2期で240億円超を維持している。
  • 規模が中堅のため、市場変化に応じた迅速な事業調整が可能である。
  • 営業利益率6〜7%を維持し、安定した収益構造を構築している。
  • 電気機器分野に特化し、専門的な技術とノウハウを蓄積している。

課題

  • 海外売上比率が低く、成長市場であるグローバル需要を取り込めていない。
  • 売上高250億円規模で、同業大手と比べ規模の拡大が課題である。
  • 営業利益率が7%前後で頭打ちとなり、さらなる改善が見込めない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が星和電機

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16919ケル110億円49.2倍
26864エヌエフホールディングス109億円16.7倍
36731ピクセラ108億円
46522アスタリスク106億円
56748星和電機102億円9.0倍
66874協立電機102億円9.8倍
76858小野測器101億円10.0倍
86838多摩川ホールディングス97億円5.4倍
96619ダブル・スコープ89億円
106513オリジン85億円
116518三相電機82億円14.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 46件

電気工事材料商社から防爆照明のパイオニアへ(1949~1950年代)

星和電機は1949年1月、京都市下京区に資本金150万円で設立された。創業時は電気工事材料の販売と電気工事請負を主業とした。1950年4月には国産初の防水耐酸形蛍光灯器具「ウォーターパール」の試作に着手し、同年12月から販売を開始した。1958年4月、耐圧防爆形蛍光灯器具を開発し、労働省の防爆検定で第一号の合格を取得。これにより防爆照明分野で先行者となった。1959年10月には国内初の耐圧防爆形水銀灯器具を開発し、防爆照明のラインアップを拡充した。同年には東京と名古屋に出張所を開設し、販路を全国に広げ始めた。

配線用ダクト「カッチングダクト」の誕生と高速道路需要(1960~1970年代)

1962年12月、国内初の粉塵防爆形蛍光灯器具が防爆検定に合格。1963年4月には配線用ダクト「カッチングダクト」を発表し、後の一般名称となる製品を生み出した。1963年12月、名神高速道路関ヶ原トンネルに防水形ナトリウム灯器具を一括納入し、高速道路向けの実績を積んだ。1966年5月、京都府城陽市に城陽工場(現本社工場)を新設し、生産能力を拡大。1968年にはモザイク式監視制御盤「ルミグラフィック」、1969年には電光式道路情報表示板を開発し、情報機器事業の基盤を固めた。1977年7月、本社を城陽工場内に移転し、城陽工場を本社工場と改名した。

LEDディスプレイと上場、情報システム子会社の設立(1980~1990年代)

1985年2月、多色発光ダイオード(マルチカラーLED)ディスプレイ「ピュアサイン」を開発し、情報表示分野に進出した。1989年12月、大阪証券取引所市場第二部及び京都証券取引所に株式を上場。1990年9月には本社技術棟を新設し、研究開発体制を強化した。1992年3月、日本道路公団に四国縦貫道交通系中央情報処理システムを開発納入し、システムエンジニアリング力を示した。1995年4月、星和情報システム株式会社(現星和テクノロジー株式会社)を設立し、ソフトウェア開発・コンピュータ保守事業に参入。1997年5月には電磁ノイズ対策製品の販売を開始し、コンポーネント事業を本格化させた。

中国・ベトナムへの生産移管とLED新棟(2000~2010年代)

2001年4月、株式会社デジテックを設立し電磁波対策部品の製造体制を強化。2002年3月には青色LEDを開発し販売を開始した。2004年10月、中国江蘇省常熟市に常熟星和電機有限公司を設立し、照明機器と電磁波対策部品の生産を開始。2007年1月には香港に販売拠点を設けたが、2012年に清算している。2011年4月、ベトナム・ホーチミン市にSEIWA ELECTRIC(VIETNAM)Co.,Ltd.を設立し、異型押出成形品の製造を開始。2010年12月には本社工場内にLED新棟を建設し、LED照明の増産に対応した。2013年には常熟星電貿易有限公司を設立し、中国での調達・販売を一体化した。

EMC評価ラボの認定と東証スタンダードへの移行(2020年代)

2021年6月、本社工場内に10m法電波暗室を備えたSEIWA EMC Technical Center(現EMC Lab)を設置。2023年7月にはEMC Lab1がISO/IEC17025:2017試験所に認定され、電磁両立性評価の外部受託が可能となった。2022年4月、東京証券取引所の市場再編に伴い東証スタンダード市場へ移行。2025年にはイミュニティ試験に特化したEMC Lab3を新設し、ロボット産業や半導体製造装置分野への対応力を高めた。2021年9月には「SEIWA SDGs」を制定し、持続可能性への取り組みを明確化した。売上高は2013年3月期の187億円から増加を続け、2024年12月期には252億円に達している。

年表46件を開く

1940年代

  • 1949年1月創業京都市下京区寺町通綾小路下ル中之町571番地に「星和電機株式会社」を設立し、電気工事材料の販売及び電気工事請負業を開始

1950年代

  • 1950年4月国産初の防水耐酸形蛍光灯器具“ウォーターパール”の試作、研究に着手、12月より販売を開始
  • 1956年10月大阪市北区に大阪出張所を開設〔1972年1月 大阪支店(現関西支社)に昇格、1992年8月大阪市西区へ移転〕
  • 1957年9月関門海底トンネルに官公庁受注の第一歩となる照明器具を一括納入
  • 1957年10月東京都港区に東京出張所を開設〔1972年1月 東京支店(現東京支社)に昇格、2016年7月東京都台東区に移転〕
  • 1958年4月耐圧防爆形蛍光灯器具を開発し、労働省の工場電気機械器具防爆検定(以下、「防爆検定」)の第一号合格品となり、販売を開始
  • 1958年5月名古屋市中区に名古屋出張所を開設〔1962年12月 名古屋市東区に移転、1987年6月 名古屋支店(現中部支社)に昇格〕
  • 1959年10月耐圧防爆形水銀灯器具を開発し、防爆検定に合格して、国内初の製品として販売を開始

1960年代

  • 1960年5月小型開閉器類の開発により、小型電気機器部門を新設し、生産を開始
  • 1962年12月国内初の粉塵防爆形蛍光灯器具が防爆検定に合格
  • 1963年4月配線用ダクト“カッチングダクト”を発表し、販売開始
  • 1963年12月名神高速道路関ヶ原トンネルに防水形ナトリウム灯器具その他を一括納入
  • 1966年5月京都府城陽市寺田新池36番地に城陽工場(現本社工場)を新設
  • 1968年5月モザイク式監視制御盤“ルミグラフィック”を開発、受注を開始
  • 1969年3月電光式道路情報表示板を開発し、受注を開始

1970年代

  • 1971年4月安全増防爆形蛍光灯器具(GEシリーズ)、防水形蛍光灯器具(YEシリーズ)の販売を開始
  • 1973年5月城陽工場が防水形蛍光灯器具のJIS工場に認定
  • 1977年7月本社を城陽市の城陽工場内に移転し、城陽工場を本社工場に名称変更

1980年代

  • 1985年2月多色発光ダイオード(マルチカラーLED)ディスプレイ“ピュアサイン”を開発、受注を開始
  • 1986年6月創業星和電子株式会社を設立(2015年6月 清算結了)
  • 1989年12月上場大阪証券取引所市場第二部及び京都証券取引所に株式を上場

1990年代

  • 1990年9月本社技術棟を新設
  • 1992年3月日本道路公団高松建設局に四国縦貫道交通系中央情報処理システムを開発し納入
  • 1995年4月商号変更星和情報システム株式会社を設立(2007年7月 星和テクノロジー株式会社に商号変更 現・連結子会社)
  • 1995年9月LEDチップ輝度選別装置を開発
  • 1997年5月電磁ノイズ対策製品の販売を開始
  • 1997年7月本社工場内に中央新棟を新設

2000年代

  • 2000年10月不法投棄監視通報システムを開発
  • 2001年4月株式会社デジテックを設立(現・連結子会社)
  • 2002年3月青色LEDを開発し、販売を開始
  • 2004年10月常熟星和電機有限公司を中国常熟市に設立(現・連結子会社)
  • 2005年12月創業株式会社セイワキャリアサービスを設立(2013年11月 吸収合併)
  • 2007年1月創業香港星和電機有限公司を中国・香港に設立、同年6月より営業を開始(2012年2月 清算結了)
  • 2009年8月創業上海制和貿易有限公司を中国上海市に設立(2014年11月 清算結了)

2010年代

  • 2010年12月本社工場内にLED新棟を新設
  • 2011年4月SEIWA ELECTRIC(VIETNAM)Co.,Ltd.をベトナムホーチミン市に設立(現・連結子会社)
  • 2011年6月創業星和電機(包頭)有限公司を中国包頭市に設立(2013年11月 出資持分の全部売却)
  • 2013年4月常熟星電貿易有限公司を中国常熟市に設立(現・連結子会社)
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
  • 2017年6月本社工場内に福利厚生棟を新設
  • 2018年3月東京証券取引所市場第一部に指定替え
  • 2018年11月タイ バンコク駐在員事務所を開設(2025年2月 閉鎖)

2020年代

  • 2021年6月SEIWA EMC Technical Center設置(10m法電波暗室 完成、2023年7月EMC Labに名称変更)
  • 2021年9月「SEIWA SDGs」を制定
  • 2022年4月市場の再編により東証スタンダード市場へ移行
  • 2023年7月EMC Lab1(10m法電波暗室)がISO/IEC17025:2017試験所に認定

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで26,000百万円
  • 営業利益2026年12月期まで1,900百万円
  • 経常利益2026年12月期まで1,970百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで1,330百万円
  • 営業利益率2026年12月期まで7.3%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    品質・コスト・納期の追求

    製販一体のチームワークで高品質、低コスト、短納期を追求し、常に進化するものづくりを目指す。

  2. 02

    新市場開拓と新規事業創出

    既存領域から未知の領域へ情報感度を高め、新市場を開拓。新規事業創成本部を設置しスピードを加速する。

  3. 03

    コア技術強化と新製品開発

    コア技術の強化・ノウハウ継承により、新技術・新製品開発を加速させる。

  4. 04

    SEIWA SDGsによる社会課題解決

    「SEIWA SDGs」を軸に様々な社会課題に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で637人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は657万円で、9期前と比べて+5.9%平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は17.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月576
2018年3月579
2019年3月62042.816.6580
2020年12月65742.516.3606
2020年3月65042.916.5598
2021年12月64943.417.2635
2022年12月63743.817.6633
2023年12月62344.318.1620
2024年12月64544.418.1620290
2025年12月65744.117.4637251

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 2 / 海外 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位8)
本社工場 — 京都府城陽市2,362百万円
情報機器 照明機器 コンポーネント その他
筑西土地 — 茨城県筑西市494百万円
京都府 城陽市61百万円
照明機器 コンポーネント
ベトナム ホーチミン市37百万円
コンポーネント
中国 常熟市23百万円
照明機器 コンポーネント
東京支社(東京都台東区)及び3支社7営業所14百万円
情報機器 照明機器 コンポーネント その他
京都市 下京区4百万円
その他
中国 常熟市4百万円
照明機器 コンポーネント
主な関係会社
  • 国内
    星和テクノロジー㈱
    京都市下京区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱デジテック
    京都府城陽市
    議決権81.0%
  • 海外
    常熟星和電機有限公司
    中国常熟市
    議決権100.0%
  • 海外
    SEIWA ELECTRIC (VIETNAM)Co.,Ltd.
    ベトナム ホーチミン市
    議決権100.0%
  • 海外
    常熟星電貿易有限公司
    中国常熟市
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和元年度 継合放流情報表示設備製造
    国土交通省 · 2019-09-19
    5,600万円
  • 調達
    簡易型河川情報表示板表示部購入
    国土交通省 · 2016-11-09
    1,380万円
  • 調達
    耶馬渓ダム放流警報表示制御装置改造
    国土交通省 · 2019-12-02
    1,350万円
  • 調達
    令和3年度日野川管内情報表示板制御装置購入
    国土交通省 · 2022-01-31
    1,300万円
  • 調達
    スノーポール制御機購入
    国土交通省 · 2022-04-05
    1,160万円
  • 調達
    延岡管内遠隔式交通遮断機監視装置改造
    国土交通省 · 2018-08-03
    620万円
  • 調達
    平成30年度 四万十IC道路情報表示設備IP化作業
    国土交通省 · 2018-08-30
    570万円
  • 調達
    小型情報板設置作業外
    国土交通省 · 2017-06-27
    310万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は254億円営業利益16億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.8%、利益が-11.1%。

売上高
+0.8%
254億円
営業利益
-11.1%
16億円
純利益
-14.3%
12億円
営業利益率
6.3%
前期比 -0.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高260億円254億円
営業利益19億円16億円
純利益13億円12億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は117億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−2.5%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q6035.02
2023年2Q47−1−2.10
2023年3Q5535.52
2023年4Q764
2024年1Q5447.43
2024年2Q5611.81
2024年4Q142139.210
2025年2Q12086.76
2025年4Q13486.06
2026年2Q11765.14

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は187億円から254億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場
2013年3月1874−4
2014年3月21256
2015年3月22599
2016年3月23465
本社工場内に福利厚生棟を新設
2017年3月2101−7
タイ バンコク駐在員事務所を開設(2025年2月 閉鎖)
2018年3月23686
2019年3月20402
2020年3月2611311
2020年12月18376
2021年12月262149
2022年12月2341611
2023年12月238128
2024年12月25218197.114
2025年12月25416176.312

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高254億円のうち、営業利益として残るのは16億円6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は12億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.0%193億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金17.3%44億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%16億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
6.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
4.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
6.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが21億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは20億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は32億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月29−2−302724
2014年3月9−3−6624
2015年3月−14−39−1716
2016年3月13−83524
2017年3月18−7−121123
2018年3月−9−615−1523
2019年3月4−5−3−120
2020年3月−14−428−1830
2020年12月11−4−17720
2021年12月0−89−822
2022年12月45−1−334434
2023年12月5−4−10126
2024年12月10−21836
2025年12月21−1−242032

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は302億円。このうち返さなくてよい自己資本が191億円で、自己資本比率は63.1%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1977612138.0
2014年3月2148512939.4
2015年3月2379813941.1
2016年3月2459914640.3
2017年3月2329214039.7
2018年3月25710615141.1
2019年3月23810413443.7
2020年3月29911218737.3
2020年12月27412115343.9
2021年12月30113216943.7
2022年12月28314114249.7
2023年12月27915612355.9
2024年12月30417313156.8
2025年12月30219111163.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
34億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
15億円
在庫として抱えている分
負債合計
111億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
83
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中94位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中155位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.8%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.3%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
63.1%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.8%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥768で、1年前と比べて+14.0%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥768-2.0%1ヶ月+5.6%1年+14.0%時価総額102億円
過去52週の値幅
安値¥667高値¥960

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)7.5倍
PBR0.84倍
配当利回り2.60%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で4.72%上昇し、25日線(728.28円)を上回って推移しています。52週高値(960円)からはまだ距離がありますが、75日線(727.15円)とほぼ同水準にあります。出来高は8月10日に66,600株と急増し、買い意欲が強まっています。RSIは61.72で、上昇トレンドが続く可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER7.93倍は業界平均29.44倍を大幅に下回り、極めて割安。PBR0.8243倍も平均2.09倍を大きく下回る。配当利回り2.65%は平均2.27%を上回る。ROE6.8%は平均より低いが、収益は安定。割安指標が顕著で、株価の上昇余地が大きいと判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍30.8倍
PER (予想)7.5倍
PBR0.84倍2.58倍
ROE6.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は増加傾向だが、営業利益率は低下。強気派は、公共投資の安定とLED更新需要で持続的な収益が見込めるとする。弱気派は、利益率低下や公共工事の依存度の高さをリスクと見る。

プラスに働く材料7
  • 公共投資

    道路やトンネルの更新工事で照明需要が安定的に存在。

  • LED化

    老朽化した照明のLED交換需要が今後も見込まれる。

  • シェア

    ニッチトップとして国内シェア上位を維持。

  • 実績PER7.93倍・PBR0.82倍と割安継続影響

    PER7.93倍、PBR0.82倍と純資産割れ水準

  • 売上高254億円で増収基調通年影響

    売上高は252億円→254億円、過去最高圏で推移

  • 配当利回り2.65%の安定配当継続影響

    配当利回り2.65%と安定的な株主還元

  • 株価1年で17.4%上昇と底堅い継続影響

    前年比17.41%高と上昇トレンド

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率が24年12月期7.14%から25年12月期6.3%へ低下。

  • 公共依存

    公共投資の削減や工事遅延で業績が影響を受けやすい。

  • 競合

    大手照明メーカーの参入で価格競争が激化。

  • 営業利益18億円→16億円と減益通年影響

    営業利益は18億円から16億円、利益率も7.14%→6.30%

  • 純利益14億円→12億円と減少通年影響

    純利益は14億円から12億円、収益力が低下

  • ROE6.8%と資本効率が低い継続影響

    ROE6.8%と低く、PBR0.82倍の割安は妥当な面も

  • 予想PER未開示で先行き不透明不定影響

    予想PERが開示されておらず、来期の利益見通しを確認できない

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の悪化が懸念されるため、推移を確認。
受注高
公共工事の受注状況が将来の売上を左右する。
LED製品比率
高付加価値なLED製品の構成比が利益に影響。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+11.1%いまの株価に対する利回りは2.60%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
2.60%
いまの株価に対して
配当性向
20.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月10
2018年3月100.027.5
2019年3月100.0114.5
2020年12月100.024.1
2020年3月1550.019.7
2021年12月150.022.2
2022年12月150.018.8
2023年12月1820.032.8
2024年12月180.019.0
2025年12月2011.120.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,556人。区分でいちばん多いのは個人・その他55.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.4%を占め、残る61.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他44.145.849.751.254.255.7
事業法人27.026.726.926.926.825.8
金融機関27.226.222.620.416.812.6
外国法人0.90.50.60.70.93.3
証券会社0.80.80.20.81.42.6
自己株式0.70.70.70.71.22.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01星和電機取引先持株会14.13
02公益財団法人 京都青少年育成スポーツ財団7.55
03株式会社京都銀行4.52
04株式会社タチバナ3.32
05株式会社滋賀銀行3.17
06星和電機社員持株会3.08
07増山 晃章2.89
08株式会社GSユアサ2.04
09ヨシダ トモヒロ1.97
10吉岡 徹治1.87

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-07-13
    公益財団法人京都青少年育成スポーツ財団
    変更報告
    7.55%
  • 2026-07-03
    公益財団法人京都青少年育成スポーツ財団
    新規の大量保有報告
    7.55%
  • 2026-06-30
    公益財団法人京都青少年育成スポーツ財団
    新規の大量保有報告
    7.55%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+425%、1株純資産は14期で+138%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−29620
2014年3月516987.86.413.5
2015年3月7880710.45.110.9
2016年3月448185.47.127.7
2017年3月−60763
2018年3月498046.013.927.5
2019年3月167922.031.4114.5
2020年3月8484910.26.419.7
2020年12月479155.314.524.1
2021年12月691,0027.27.322.2
2022年12月841,0718.15.218.8
2023年12月601,1885.37.932.8
2024年12月1031,3188.25.119.0
2025年12月951,4746.88.620.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額155百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
増山晃章取締役社長(代表取締役)72
春山雅彦常務取締役 営業本部長63
水本和治常務取締役 生産事業本部長兼 生産管理統括部長52
寺垣敬司取締役執行役員 品質保証本部長57
竹之内光彦取締役執行役員 新規事業創成本部長62
小林浩幸取締役執行役員 営業本部副本部長 営業企画部長 コンポーネント企画部長62
河合隆取締役執行役員 生産事業本部 照明システム事業部長兼 品質技術部長兼 信頼性技術部長57
長谷部卓也取締役執行役員 エンジニアリング 事業本部長58
宮下雅良取締役(監査等委員)67
益満清輝取締役(監査等委員)79
千代田邦夫取締役(監査等委員)82

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8746313717
社外取締役282105
取締役(社内)28184

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,824字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は提出日現在、当社及び子会社5社により構成されており、情報機器、照明機器、コンポーネント、その他製品の製造販売及び情報サービスを事業内容としております。 情報機器事業 一般道・高速道路情報表示システムをはじめ河川情報表示システム、トンネル防災システム、津波情報表示システム、LEDによるインフォメーションディスプレイ、LED式信号機、リチウムイオン電池式無停電電源装置等の製造・販売を通して、高度情報化時代のコミュニケーションツールとしてあらゆるシーンへの対応を積極的に展開しております。 一般道・高速道路情報表示システム 一般道、高速道路、高速道路の入口、トンネルの入口やトンネル内等で道路の混雑状況、工事等の予告・状況、天候による注意喚起等、ドライバーに必要な情報を必要な場所で提供できるよう設置された表示板です。主流のLED式は、必要な部分の光源を点滅させることにより、文字・記号・図形等を表示し、その内容に応じて表示する色もフルカラーで点灯させることが可能です。同様のシステムを用いた河川情報表示システム、トンネル防災システム、津波情報表示システム、LEDによるインフォメーションディスプレイも製造販売しております。 LED式信号機 一般道に設置されている車両用と歩行者用の信号機で、光源がLEDタイプのものになります。電球式信号機に比べ、省電力、長寿命かつ、視認性も向上しています。 リチウムイオン電池式無停電電源装置 屋外でも使用可能な全天候型UPSです。高エネルギー密度のリチウムイオン電池と省スペース型コントロールユニットの搭載により、従来の鉛蓄電池タイプと比べ、大幅な小型・軽量化を実現しております。「国土交通省屋外用無停電電源装置機器仕様書」にも準拠し、省スペース&長時間バックアップ、高い防塵防沫構造で、あらゆる屋内外電気設備の停電時トラブルを回避することができます。 照明機器事業 プラントや石油精製所の爆発危険場所等、厳しい環境下で使用される産業用照明器具、一般道・高速道路の道路照明・トンネル照明、街路照明、景観照明等の道路・トンネル照明器具、最適な演色性を求められる用途に使用できる照明用LEDモジュール部品の開発・製造販売を行っております。 産業用照明機器 石油精製所をはじめ、石油化学、合成樹脂製造、ゴム、自動車、薬品、香料、インキ、ガス、マグネシウム、カーボン、チタン等の製造工場で爆発性ガスや爆発性粉塵の存在する環境の下で使用される防爆形(耐圧防爆、安全増防爆、粉塵防爆)の器具と、食品工業、冷蔵庫、各種倉庫、屋外ヤード等、腐食性のガスや湿度の高い環境の下で使用される耐食形、防水形の器具とそれらの複合製品があり、また電子部品工場や化学薬品工場、バイオ産業のクリーンルーム用照明器具も製造しております。現在では、LED光源が主流となり、防爆エリアで使用できる安全増防爆形LED灯器具や、通常時・非常時兼用の防爆形非常用LED照明器具のラインアップを取り揃え、産業用照明機器全シリーズで防爆エリアでのオールLED化の実現が可能となりました。また、産業用照明器具のみならず、より一層お客様のニーズにお応えするべく、高付加価値な多機能照明製品やシステム製品といった生産性向上、安全対策に貢献する製品の開発に取り組んでいます。 海外向けには当社海外グループとの相乗効果を活かし、QCDにおいて世界に通用するワールドモデルの製品開発と生産、販売を促進してまいります。 道路・トンネル照明機器 LED道路照明器具は、光源のLED化による特長を生かし、道路照明に求められる明るさを確保しながら、省エネ・長寿命・軽量コンパクト等を考慮した道路照明器具です。トンネル照明は、トンネル照明のパイオニアとして、光源のLED化に伴い日本初となる可視光通信の制御技術を用いたサイン照明やペースメーカーライトの納入や直流給電方式によるトンネルLED照明システムを開発し従来器具と比べて大幅に小型化・軽量化を実現する等、他社に先駆けて新しい技術に取り組んでおります。 UV-Cソリューション製品 照明機器製品として紫外線を照射し、工場内の空気清浄および表面除菌を行うUV-Cソリューション製品の開発、販売を行っております。 照明用LEDモジュール製品 最適な演色性を求められる用途に照明用LEDモジュールを開発・提供し様々な顧客の要望を満たす光源モジュールを提供しております。鉄道車両用では、客室内照明用光源及び電源、特殊照明用では医療用高演色光源モジュール及び医療機器用表示灯モジュール、一般汎用品では、照明メーカー、制御盤メーカー向けとしてLED光源モジュールを各々販売しています。 コンポーネント事業 デジタル機器の普及に伴い増加している電磁ノイズの遮断あるいは発生を防ぐ電磁波環境対策部品、「カッチングダクト」等の配線保護機材、配管保護機材の製造販売を行っております。 電磁波環境対策部品 ノイズ対策製品のラインアップとしてガスケット、フェライトコア等があります。ガスケットは、豊富なバリエーションを取り揃えるとともに加工性、作業性に優れ、シールディング/グランディング対策材としてあらゆるアプリケーションに対応可能となっております。フェライトコアは、低周波から高周波帯域までのノイズを対策できる製品をラインアップしており、形状もリングタイプ、分割タイプ、フラットタイプ等、顧客のニーズに合わせた様々なタイプをラインアップしております。また、2023年より当社コア製品(フィルタリング対策部材)のシミュレーション用モデルを当社WEBサイトからダウンロードできるサービスを提供しており、シミュレーション用モデルの活用により、設計段階のEMC対策を可能とし、設計の精度向上や対策工数・コスト削減に寄与しております。 顧客のノイズ対策への要望に応えるため、大型の産業機器や医療機器、大電力・大出力のパワーエレクトロニクス機器や車載関連機器等の対応が可能な10m法電波暗室、各種エミッション試験およびイミュニティ試験が可能な3m法電波暗室ならびにシールドルームを配備したEMC Labを設置しております。EMC Lab1(10m法電波暗室)は、株式会社電磁環境試験所認定センターより国際標準規格の技術的能力事項およびマネージメントシステム要求事項を満たしている「ISO/IEC17025:2017試験所」として認定を受けております。10m法電波暗室ではEMC評価の周波数上限を業界最高レベルまで拡張することができ、次世代スマート社会の実現に向け、より充実した電磁両立性の性能評価とソリューションを提供しております。 また、さらなる製品信頼性の向上と事業拡大に向け、2025年に新設のシールドルーム「EMC Lab3」の稼働を開始いたしました。EMC Lab3はイミュニティ試験(電磁波耐性試験)に特化した施設で、従来の電波暗室(EMC Lab1・2)と合わせることで、成長著しいロボット産業や半導体製造装置分野における適用規格を大幅に拡大します。また、不要な電磁波を測る「エミッション試験」から、外来電磁波への耐性を測る「イミュニティ試験」まで、自社内での一貫した認証サービスを提供できる体制を整えました。当社だけでなくお客様にもご利用いただき、新製品や新サービスの開発過程におけるより充実した電磁両立性の性能評価及び対策支援などのソリューションを提供しております。 配線保護機材・配管保護機材 1963年に配電盤、制御盤の配線作業合理化と美観向上を目的として発売以来、現在この業界では当社の商品名「カッチングダクト」が一般名称として使用されております。配線作業に際し電線を引き出したい部分でダクトの側壁をカットして配線を引き出せる構造となっており、特に当社製品は、用途に応じて使用していただけるようシリーズを備えて顧客のニーズに応えております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び当社の関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、事業区分欄には、セグメントの名称を記載しております。 当社グループの主要各社の位置付け等は次のとおりであります。 会社名   主要な事業の内容   事業区分 常熟星和電機有限公司   電磁波環境対策部品及び照明機器を製造しております。 当社へ供給するほか中国国内において販売しております。   照明機器 コンポーネント SEIWA ELECTRIC(VIETNAM)Co.,Ltd.   異型押出成形品の製造および販売を行っております。   コンポーネント 常熟星電貿易有限公司   部品の調達及び商品の販売を行っております。   照明機器 コンポーネント ㈱デジテック   電磁波環境対策部品及び照明機器の製造を担当し、当社が仕入れたうえで得意先に販売しております。   照明機器 コンポーネント 星和テクノロジー㈱   コンピュータ保守業務及び機器の販売並びにコンピュータソフトウェアの開発販売を行っております。   その他 〔事業の系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,047字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、経営理念として「人材の開発と相互信頼に努め、新技術に挑戦して、社会に貢献する。」、経営方針として「環境変化に適応した俊敏な事業活動により、マルチコアカンパニーとして進化し続ける企業を目指す」をかかげ、国内外の市場で、複合技術を活用したソリューション展開により社会貢献することを使命とし、進化し続ける企業を目指します。 (2)経営戦略等 中期経営戦略(2024年12月期~2026年12月期) ~持続可能な社会を実現するために、持続可能な組織を目指す~ 全社戦略 「持続可能な組織を実現するためにSeiwa Way(※)の思想に基づき責任ある行動をする」 ※Seiwa Wayとは2015年に導入した「経営理念」、「私たちの働く目的」を実現するために、星和電機の社員としてどのような価値観を共有し、どのような仕事の仕方をすべきかあらわした思想。 当社は、中期経営戦略のもと、中期経営方針である「持続可能な組織の実現」に向け、モノづくり、市場創出、技術の観点で取り組んでまいります。 モノづくり 製販のチームワークにより、高品質、低コスト、短納期を追求し、常に進化し続ける 市場創出 既存領域から未知の領域へ情報感度を高め、新市場を開拓し、新規事業を創出する 技術 コア技術の強化・ノウハウの継承により、新技術・新製品開発を加速させる 特に、市場創出においては、既存事業に加えて新たな事業を創生するため、新規事業に特化した本部である新規事業創成本部を設置することでそのスピードを加速させてまいります。 また、「SEIWA SDGs」を軸としてさまざまな社会課題に取り組み、「持続可能な社会の実現」にも努めてまいります。 ひきつづき内部統制およびコーポレートガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底に全社をあげて取り組んでまいります。 セグメント別の事業展開方針及び事業戦略は以下のとおりです。 情報機器事業 事業ミッション 1.公共インフラ分野(道路・河川)での豊富な実績と知名度を基に保有する複合技術を活用して、市場ニーズに適合したソリューションを展開する。 2.顧客から信頼され、安心・安全・便利で経済的な製品提供を実現し社会に貢献する。 事業展開方針 1.品質と技術力の向上と生産構造改革により、低コスト経営の実践と顧客満足を高めて事業収益性を向上させる。 2.独自技術の育成と従来製品群のスマート化を実現し、維持管理時代に向けた省力化・効率化を実現する。 3.エンジニアリング力の強化と販売網の再構築により受注領域を拡大する。 照明機器事業 事業ミッション 1.産業施設、インフラ分野に対し、安心・安全・快適・省エネな「光」によるソリューション事業を展開する。 2.新たな市場ニーズに対応するため、複合技術を活用して付加価値の高い製品とサービスを提供する。 3.製品・サービスの提供を通じて持続可能な社会の実現に貢献する。 事業展開方針 1.差別化および高付加価値提供が可能な多機能製品、システム製品を増強する。 2.新事業領域の創造と既存市場の拡大の両輪により、顧客を増やす。 3.合理的かつ高品質のものづくりを追及し、顧客満足の向上と収益体質の強化を図り、事業収益を増やす。 コンポーネント事業 事業ミッション 1.製品、部品、材料の高機能化と付加価値向上を図り安定的事業基盤を構築する。 2.ニッチトップビジネスを軸に収益力を向上させ深化と探索の両輪で国内外市場に対して積極的に展開する。 3.シーズからニーズ創出を強化し、マーケットアウト思考により新規事業創出を図る。 4.総合エンジニアリング事業を新規市場、海外市場に展開し事業貢献・強化を実行する。 事業展開方針 1.事業領域としては B to B で且つニッチ市場(ニッチトップ)にハードとソフト、システム展開とエンジニアリング領域(シミュレーション評価技術、暗室ソリューション等)の両輪により事業基盤を強化する。 2.既存コア技術の単機能から複合機能への転換を図り新市場領域の創出と参入による事業拡大を目指す。 3.新材料、機能性材料開発、高機能製品化(付加価値製品)及び新技術の研究、新分野領域への開発力を強化する。(領域:EV、自動運転、インフラ、スマートグリッド、AI 等) (3)経営環境 今後の見通しにつきましては、雇用・所得環境の改善などを背景に緩やかな回復が続くことが期待されますが、物価上昇、アメリカの政策動向、金融資本市場の変動など依然として景気の先行きは不透明な状況にあります。そのようななか、公共設備関連では、インフラ整備などの公共事業の継続、政府のカーボンニュートラル施策を背景とした照明器具のLED化促進などが予想されます。また、民間設備関連では2027年蛍光灯製造禁止を背景に国内の設備投資においてLED照明器具の需要が堅調に推移すると見込んでおります。 このような状況のもと、情報機器事業では公共インフラ分野(道路・河川)での豊富な実績と保有する複合技術を活用して、市場ニーズに適合したソリューションを展開し、安心・安全・便利で経済的な製品・サービスを提供いたします。照明機器事業では産業施設・インフラ分野に対して安心・安全・快適で省エネルギーな「光」によるソリューションを展開し、複合技術を活用して付加価値の高い製品とサービスを提供いたします。コンポーネント事業では製品、部品、材料の高機能化と付加価値向上を図り、ニッチトップビジネスを軸に収益力を向上させ、シーズからニーズ創出を強化するとともにマーケットアウト思考により新規事業の創出を図ります。さらに全事業において、生産性の向上とコスト削減による収益性の改善を目指します。 そして、当社の経営理念のもと掲げた「SEIWA SDGs」宣言により、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組んでまいります。持続可能な社会の実現に貢献するとともに、より魅力ある企業へ成長を目指して今後も積極的に施策を推進してまいります。 また、ひきつづき内部統制およびコーポレートガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底に全社をあげて取り組んでまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題 情報機器事業 内部の課題 品質・技術レベルの向上、新製品の企画・開発力強化、生産の計画性向上、売上・利益率の向上、購買力、営業力、熟練技術者の育成、潜在的人員不足の解消、特定市場外の展開 外部の課題 他社の入札機会拡大、建設路線の減少、大型物件の長納期化、公共発注方式変化、情報提供媒体の多様化、部品調達における長納期化や製造中止、自然災害・疾病、少子高齢化による労働生産人口の減少、工事費の増大 照明機器事業 内部の課題 新規顧客開拓力、防爆照明のラインアップ強化と競争力向上、防爆照明以外の製品力・バリエーション、各機能部門専門家の増加、付加価値のある製品開発、システム・ソフト関係の技術力向上 外部の課題 市場参入者増加によるLED照明の価格競争激化、製品サイクルの短期化、海外防爆メーカの市場参入、部材調達遅延、関連法規改正による市場の縮小、電気用品安全法改正への対応、原材料高騰による製品付加価値の減少、中国調達の税制優遇処置縮小、少子高齢化による労働生産人口の減少、地球温暖化に起因する自然災害によるサプライチェーンの分断 コンポーネント事業 内部の課題 既存市場での活動範囲拡大、市場分析力・マーケティング力の強化、新規顧客開拓力(販売促進)の強化 新技術を製品化する開発・企画力の強化、開発購買力の強化、プロ意識を持った人材の育成 外部の課題 各業界の国内市場縮小、OEM事業の先行き不安、為替変動・税制改革、貿易摩擦による原材料の供給不安、感染症による事業収益に与える影響、紛争地域・人権侵害、サイバー攻撃の脅威 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高、営業利益率を重要な指標として位置付けており、各期において外部・内部環境等を考慮して計画値を設定し、その基準を達成できるように努めております。2026年12月期は売上高26,000百万円、営業利益1,900百万円、経常利益1,970百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,330百万円、営業利益率7.3%を予想しております。 セグメント別の売上高について、情報機器事業では9,400百万円を予想しております。期初の受注残高が前年同期に比べ少ない状況にありますが、更なる受注の確保に努めてまいります。また、製販連携により確実で効率的な生産と品質の確保に向けた取組みを一層推進してまいります。 照明機器事業では10,400百万円を予想しております。民間設備関連は、2027年蛍光灯製造禁止によるLED照明器具の拡販と多機能照明製品やシステム製品を中心とした製品ラインアップの拡充で市場のシェア拡大に努めてまいります。公共設備関連は、政府のカーボンニュートラル施策を背景に、2030年度までの道路照明LED化に伴う受注に対応する体制整備を進め、LEDトンネル照明器具の新製品を中心とした受注の確保に努めてまいります。 コンポーネント事業では5,800百万円を予想しております。配線保護機材ではラインアップの拡充や新製品の投入を見据え、拡販に努めてまいります。電磁波環境対策部品では新製品開発と電波暗室を活用したソリューション営業活動による市場の拡大および新市場の開拓に努めてまいります。
事業等のリスク4,915字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性のあるリスク及び変動要因は以下のとおりであります。 当社グループでは、経営上発生することが予測される様々な事象に伴うリスクに、迅速かつ的確に対応するため、取締役社長を委員長とする危機管理委員会を設置するとともに、年2回定例会議を開催し、また必要により臨時の会議を開催して、迅速に対応できる危機管理体制の整備、管理に努めております。当社グループではこれらリスクの発生を十分に認識した上で、発生を極力回避し、また発生した場合に的確な対応を行うための努力を継続してまいります。 当社グループは重要性に応じて、「事業等のリスク」の記載順を判断しております。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)公共事業予算 当社グループの情報機器事業及び照明機器事業の一部では、国や地方自治体の公共事業の動向に大きく影響を受け、公共事業予算規模の増減は、当社グループの売上高に影響を与える可能性があります。 インフラ整備などの公共事業の継続、政府のカーボンニュートラル施策を背景とした照明器具のLED化促進などを背景にLEDトンネル照明器具を中心とした新規受注物件の確保に努めてまいります。 (2)公共事業依存に関するリスク 当社グループの情報機器事業及び照明機器事業は、売上高に占める公共事業の割合が非常に高いため、当社グループの経営成績は公共事業予算の増減に影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、公共事業への依存度を低減するため、民需関連市場の新規開拓や新製品の開発、新規事業の創出に取り組んでおります。 売上高官需比率 2021年12月期   2022年12月期   2023年12月期   2024年12月期   2025年12月期 官需比率(%)   56   45   47   49   49 民需比率(%)   44   55   53   51   51 (3)原材料・部品の価格高騰及び入手難によるリスク 当社グループは製品の製造のため外部から原材料、部品、組立外注品等を調達しており、市況の変動に伴う価格の高騰等は経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、供給元における不測の事由による原材料等の供給不足、供給中断により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。BCPに基づく対策として、開発段階から複数社で調達できる検討を事前に行うことやセカンドベンダーとなる取引先を確保し、特定の仕入先に依存しない施策を実施しております。 (4)公共工事の大型化・長期化 受注から引渡しまでの工期が長期かつ大型の物件は、期間中に経済情勢の変動等により原材料価格や人件費が大幅に上昇するなど、契約を締結した時点の見積原価と実際の原価との間に差異が生じる可能性があり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (5)公共工事の工期延長 公共工事施工中における重大事故による納期遅延や自然災害等の予期しない事態による工事の中断や変更による大幅な工期延長は、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (6)入札制度について 当社グループの情報機器事業及び公共設備関連の照明機器事業の受注形態は一般競争入札制度によっております。そのため、入札制度が大きく変更されたり、競争の激化による入札価格の低下により当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社営業本部内に、入札情報(入札公告・結果)等の集約管理を行い、情報の分析と総合評価対策(技術資料作成)により入札競争力向上をサポートする部署を設け、対策を行っております。 (7)法的規制について 当社グループの情報機器事業及び公共設備関連の照明機器事業では建設業許可を受け、電気工事業者として登録し、道路情報機器及び照明機器の工事を受注しております。これらの電気工事業務は、建設業法並びに電気工事業の業務の適正化に関する法律の規制を受けているため、当社営業本部内の専門部署にて有効期限の管理及び更新を行っておりますが、当該許可及び登録の更新がなされない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、建設業許可には、一定の経験もしくは専任技術者が要件となっており、退職等の不在に備え、適任者の選任、教育を実施しております。 また、独占禁止法違反や官製談合等の不正な入札行為を行った場合は、公正取引委員会から排除勧告が行われることがあります。排除勧告を受けた場合は、営業禁止や営業停止の行政処分の他、国及び地方自治体から指名停止の処分が科された場合、当社グループの社会的信用失墜及び損害賠償請求等により経営成績に影響を及ぼす恐れがあります。 当社グループでは、法令順守の対応として、役員で構成される企業倫理委員会を設置し、規程及びマニュアルを整備し、コンプライアンスを徹底しております。また、監査部による監査(業務監査・内部監査)を原則年1回全部門及び子会社を対象に実施し、会社の業務活動が法令・定款・諸規程に準拠し、かつ経営目的達成のために合理的・効率的に運営されているか否かを監査しております。 (8)新製品の開発リスク 当社グループが製造する新製品の開発において次の能力が不足した場合は当社グループの経営成績に変動を及ぼす可能性があります。 ①多様・高度化する顧客要求に対応する能力 ②新製品を適時に開発し、適正な価格で生産する能力 ③市場の変化を十分に予測する能力 当社は、社内又は顧客より提案を受けた新製品開発テーマに対し、その市場性・技術力・生産能力・販売力・資金力その他の必要事項について評価するとともに開発に着手することの可否を検討し、開発の早期実現により機会損失の発生を防止し、経営効率の向上に資することを目的として新製品開発委員会を設置しております。原則として年2回、企画会議を開催して開発テーマの情報収集とマーケットリサーチ、開発企画の審議、開発計画の立案、開発品の販売戦略の検討を行っております。 (9)人材獲得と人材育成に関するリスク 当社グループは優秀な人材を確保することが極めて重要な要素であると考えており、外部からの人材獲得及び社内の人材育成に加え、人材流出を防止するための環境整備を重要課題として取り組んでおります。人材育成では、当社グループが目指す「人と組織のありたい姿」の実現に向けて「人の成長」に焦点を当てた人材開発を推進し、さらに技術ノウハウの継承や従業員の意欲向上を図り、より長く活躍できる会社を目指してまいります。 しかしながら、少子高齢化による労働生産人口減少等により、必要な人材を必要な時期に十分に確保できない場合や当社グループの有能な人材が流出してしまった場合には、今後の事業展開に制約を受けることとなり、その結果、当社グループの事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティ 当社グループの情報セキュリティについては、当社の取り扱う様々な情報を漏洩リスクから回避するため情報セキュリティ管理規程を定め、情報管理責任者及び情報管理者を中心に経営的な立場から会社全体の情報セキュリティ対策の実施及び改善活動を管理・監督しております。 また、「個人情報の保護に関する法律」や「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に対応するため、当社で保有する特定個人情報及び個人情報の機密性を確保するため、社内体制・運用ルールを確立し危機管理マニュアルに基づき、障害発生時には迅速に対応できよう、危機管理体制を構築しております。 しかし、予期しえない不正アクセス等による社内システムへの侵入やサイバー攻撃等によるシステムリスクが発生した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)製品の品質によるリスク 当社グループは、製品品質の維持、向上に努めておりますが、重大な欠陥や瑕疵等が発生した場合、当社グループの社会的信用失墜及び損害賠償請求等により経営成績に影響を及ぼす恐れがあります。そのため、製品納入後に発生する保証費用に備えるため、製品保証引当金を計上しております。 顧客等からのトラブルやクレーム等は全て当社品質保証部に報告され、即座に必要な応急対策や処置のとれる体制を整えております。また、根本的な原因まで掘り下げ、最適で具体的な対策が立案できるまで原因を追究し、原因に対応した対策を立てております。当該クレーム・欠陥が危機的クレームに該当すると判断した場合、危機管理委員会事務局へ報告を行い、危機レベルが高いものについて、危機管理委員会を開催し、経営的観点に基づき対応を決定しております。また発生製造部門に原因究明及び再発防止対策を行わせ、危機事象報告書で報告しております。 (12)気候変動 当社グループは、気候変動に伴う自然災害の増加や環境規制の強化などにより、事業活動へ影響を及ぼす可能性があると認識しております。これらのリスクに対し、事業を通じた社会課題の解決と脱炭素経営の推進により、リスク低減とカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。 (13)自然災害又は新規感染症等のパンデミック 自然災害やパンデミック等により事業活動の停滞や工場等が操業停止になった場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ・大地震発生時の対応 地震(震度5強以上)における従業員の安否確認として、安否確認システムを導入し、災害発生の直後での従業員の安否確認を優先し、被災状況の情報収集を行っております。 激甚災害であると危機管理委員長が判断した場合は、速やかに災害対策本部を設置し、ひきつづき情報収集を行ないながら災害復旧の指揮を執る体制をとっております。 (14)海外進出に潜在するリスク 当社グループは、生産又は販売活動を東南アジア諸国並びに中国等の海外市場において行っております。これらの海外市場への事業進出には各国の経済情勢、自然災害、事故、戦争・テロ、法令や政府による諸規制、仕入先の供給体制等の要因により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 また為替相場の変動は、当社グループの外貨建取引から発生する債権債務の元本、売上高及び利益に影響を与える可能性があります。当社グループは、為替リスクを軽減し回避すべく様々な手段を行っておりますが、為替リスクを完全に回避することはできないため為替相場の変動が当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。 (15)価格競争 当社グループは、全ての事業分野で価格競争に直面しております。新製品の開発、顧客満足の向上等を通じて価格競争力の維持に努めておりますが、製品の需要動向によっては価格競争の更なる激化も予想されます。これにより当社グループの経営成績が変動する可能性があります。 (16)知的財産 当社グループは、独自開発した技術等について、特許権その他の知的財産権を取得する等保護に努めていますが、出願した技術内容等について権利が与えられない場合や、当社グループが保有する知的財産権が第三者から無効とされる可能性も有しております。当社グループの知的財産権が大きく損なわれた場合は当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (17)天候 当社グループのコンポーネント事業におけるエアコン用配管保護機材の売上高は、最需要期の天候の影響を受けます。これにより当社グループの経営成績が変動する可能性があります。 (18)財務制限条項 当社は複数の金融機関とシンジケーション方式による金銭消費貸借契約を締結しております。本シンジケートローン契約には財務制限条項が付されており、条項に抵触した場合は当社グループの資金繰りに影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,401字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1)当期の経営成績等の概況 ①経営成績の状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減額   増減率(%) 売上高   25,215   25,385   170   0.7 営業利益   1,772   1,648   △123   △7.0 経常利益   1,921   1,741   △180   △9.4 親会社株主に帰属する当期純利益   1,350   1,232   △118   △8.8 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復傾向がみられました。また、設備投資は緩やかに持ち直しており、公共投資は底堅く推移しました。しかしながら、アメリカの通商政策の影響による景気の下振れリスクや金融資本市場の変動等の影響により、国内外における経済的な見通しは不透明な状況が続きました。 このようななか、当社グループにおきましては、マーケティング機能の拡充とソリューション営業力の強化を図り、競争力ある新商品の開発を進め、生産体制の強化により原価低減を図ることで収益性の向上に取り組んでまいりました。 この結果、売上面では民間設備関連の産業用照明器具は増加しましたが、配線保護機材および配管保護機材は前年同期に比べ減少しました。 利益面では、民間設備関連の産業用照明器具と電磁波環境対策部品は増益となりましたが、配線保護機材および配管保護機材は前年同期に比べ減益となりました。また、公共設備関連の道路情報表示システムにつきましても減益となりました。 その結果、当連結会計年度の経営成績は、増収減益となりました。 売上高は25,385百万円、営業利益1,648百万円、経常利益1,741百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,232百万円となりました。 セグメント別の経営成績は次のとおりであります。 (単位:百万円) 売上高   セグメント損益 前連結 会計年度   当連結 会計年度   増減額   増減率(%)   前連結 会計年度   当連結 会計年度   増減額   増減率(%) 情報機器   9,590   9,531   △58   △0.6   1,365   1,313   △52   △3.9 照明機器   9,533   9,905   371   3.9   1,823   1,986   163   8.9 コンポーネント   5,592   5,420   △172   △3.1   348   332   △15   △4.6 その他   497   527   29   6.0   33   29   △3   △11.0 情報機器事業 主力製品であります道路情報表示システムの売上高につきましては、前年同期に比べ高速道路向けは増加しました が、一般道路向けは減少しました。 この結果、売上高は9,531百万円となりました。セグメント利益は1,313百万円となりました。 照明機器事業 民間設備関連の産業用照明器具の売上高につきましては、増加となりました。 公共設備関連の道路・トンネル照明器具の売上高は前年同期並みとなりました。 この結果、売上高は9,905百万円となりました。セグメント利益は1,986百万円となりました。 コンポーネント事業 電磁波環境対策部品の売上高につきましては、前年同期に比べ増加しました。配電盤や機械装置に用いる産業用配線保護機材およびエアコン用の配管保護機材の売上高は、前年同期に比べ減少しました。 この結果、売上高は5,420百万円となりました。セグメント利益は332百万円となりました。 その他の事業 商品仕入販売は421百万円、情報サービスは105百万円となりました。 この結果、その他の事業の売上高は527百万円となりました。セグメント利益は29百万円となりました。 ②財政状態の状況 (単位:百万円) 前連結会計年度   当連結会計年度   増減 資産合計   30,378   30,222   △156 負債合計   13,107   11,132   △1,975 純資産合計   17,270   19,090   1,819 1株当たり純資産(円)   1,318.44   1,473.52   - 自己資本比率(%)   56.8   63.1   - 当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ156百万円減少し、30,222百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,975百万円減少し、11,132百万円となりました。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,819百万円増加し、19,090百万円となりました。 主な増減要因は次のとおりであります。 流動資産 当連結会計年度末における流動資産は19,714百万円で前連結会計年度末に比べ1,199百万円減少しました。これは、現金及び預金、仕掛品、原材料及び貯蔵品が減少したことによるものであります。 固定資産 当連結会計年度末における固定資産は10,507百万円で前連結会計年度末に比べ1,043百万円増加しました。これは、投資有価証券及び退職給付に係る資産が増加したことによるものであります。 流動負債 当連結会計年度末における流動負債は8,452百万円で前連結会計年度末に比べ1,917百万円減少しました。これは、短期借入金が減少したことによるものであります。 固定負債 当連結会計年度末における固定負債は2,679百万円で前連結会計年度末に比べ57百万円減少しました。これは、繰延税金負債は増加しましたが長期借入金が減少したことによるものであります。 純資産 当連結会計年度末における純資産合計は19,090百万円で前連結会計年度末に比べ1,819百万円増加しました。これは、利益剰余金が増加したことによるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下資金という)は、前連結会計年度末に比べ413百万円減少し、3,196百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果、獲得した資金は2,106百万円(前年同期は981百万円の獲得)となりました。これは税金等調整前当期純利益等の計上によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果、使用した資金は127百万円(前年同期は203百万円の使用)となりました。これは有形固定資産の取得および無形固定資産の取得によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果、使用した資金は2,400百万円(前年同期は98百万円の獲得)となりました。これは長期借入金および短期借入金の返済によるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前連結会計年度比(%) 情報機器   9,449,944   98.6 照明機器   9,960,721   104.2 コンポーネント   5,544,973   98.4 その他   527,570   106.0 合計   25,483,209   100.8 (注)金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前連結会計年度比 (%)   受注残高(千円)   前連結会計年度比 (%) 情報機器   6,075,608   58.0   9,083,029   72.4 照明機器   9,808,778   102.4   2,716,128   94.9 コンポーネント   5,439,836   96.3   382,626   89.4 その他   527,570   106.0   -   - 合計   21,851,793   83.4   12,181,783   77.0 (注)受注残高は確定契約による残存取引高と予約取引高を合算しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前連結会計年度比(%) 情報機器   9,531,636   99.4 照明機器   9,905,605   103.9 コンポーネント   5,420,810   96.9 その他   527,570   106.0 合計   25,385,622   100.7 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   相手先   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 因幡電機産業(株)   5,089,654   20.2   因幡電機産業(株)   4,467,299   17.6 東日本高速道路(株)   1,664,107   6.6   東日本高速道路(株)   2,847,810   11.2 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当連結会計年度における財政状態の分析 前連結会計年度末と比較した財政状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)当期の経営成績等の概況 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。 b.当連結会計年度の経営成績の分析 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、前連結会計年度に比べ増収減益となりました。前連結会計年度と比較した経営成績については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)当期の経営成績等の概況 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 なお、当社グループは、売上高、営業利益率を重要な指標として位置付けており、各期において外部・内部環境等を考慮して計画値を設定し、その基準を達成できるように努めております。 当連結会計年度の達成・進捗状況は以下のとおりです。 売上高は計画比614百万円減(2.4%減)となりました。これは、照明機器事業とコンポーネント事業の減収によるものです。 営業利益は計画比151百万円減(8.4%減)、経常利益は計画比108百万円減(5.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は計画比12百万円減(1.0%減)となりました。これは、コンポーネント事業の減益によるものです。 (単位:百万円) 指 標   当連結会計年度 (計 画)   当連結会計年度 (実 績)   増減額   増減率(%) 売上高   26,000   25,385   △614   △2.4 情報機器事業   9,200   9,531   331   3.6 照明機器事業   10,200   9,905   △294   △2.9 コンポーネント事業   6,200   5,420   △779   △12.6 その他   400   527   127   31.9 営業利益   1,800   1,648   △151   △8.4 経常利益   1,850   1,741   △108   △5.9 親会社株主に帰属する 当期純利益   1,245   1,232   △12   △1.0 営業利益率   6.9%   6.5%   △0.4PT   - ROE (自己資本当期純利益率)   6.9%   6.8%   △0.1PT   - ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)当期の経営成績等の概況 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、主として内部資金又は借入により資金調達することとしております。 短期の運転資金の調達は短期借入金で、大規模な設備投資や長期の運転資金は長期借入金で対応しております。 また当社は株主に対する安定配当の維持と将来の事業展開のための内部留保の充実を考慮して、毎事業年度における財政状態及び経営成績を総合的に勘案し、配当を実施しております。 内部留保資金につきましては、将来の事業展開を見据えて、新製品開発や技術・生産能力向上等経営体質の強化を図るため有効に投資しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項」に記載されているとおりであります。 当社グループの連結財務諸表の作成において、財政状態及び経営成績の状況に影響を与える見積りや判断は、合理的と考えられる要因を考慮した上で行っております。 一定の期間にわたり充足される履行義務による収益 当社は、情報機器事業及び照明機器事業の一定の要件を満たす工事案件において、期間がごく短い工事を除き、工事収益総額、工事原価総額及び履行義務の充足に係る進捗度を見積ることにより、「一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する方法」を適用しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積り方法は、工事原価総額の見積額に対する発生原価の割合(インプット法)で算出しています。工事売上高については、工事原価総額を基礎として期末までの既発生原価額に応じた進捗度に工事収益総額を乗じて算定しております。工事収益総額、工事原価総額及び工事進捗度の見積りに際しては、事業環境や工事の施工状況や発注者との協議状況等を踏まえ、合理的な予測・判断を行っております。 なお、工事契約について、工事原価総額が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合には、その超過すると見込まれる額(以下「受注損失」という。)のうち、当該工事契約に関して既に計上された損益の額を控除した残額を、受注損失が見込まれた期の損失として処理し、受注損失引当金を計上しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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