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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

小野測器

ONO SOKKI Co.,Ltd.6858 · Standard · 電気機器

計測機器専業メーカー。回転・変位・音響・振動・トルクなど計測分野に強みを持ち、自動車業界や電気機械向けに製品を供給。

概要

小野測器は、1954年に設立された精密計測機器メーカーである。音響・振動計測を中核とし、FFTアナライザや回転速度計、トルク計などの測定器を製造・販売する。売上高136億円(2025年12月期)、営業利益6億円、純利益4億円。従業員653名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、国内外に7社のグループ会社を持つ。

計測機器と特注試験装置の二本柱

当社グループは、計測機器と特注試験装置及びサービスの二つの報告セグメントで構成される。計測機器は、回転速度・トルク・音響・振動・寸法変位などのセンサや解析器を製品化する。特注試験装置及びサービスは、顧客の研究開発や品質管理向けのカスタム試験装置の設計・製造、アフターサービス、受託試験、ベンチマーキングレポートの提供を行う。2025年12月期のセグメント別売上高は、計測機器が46.6億円、特注試験装置及びサービスが89.5億円であり、後者が全体の約66%を占める。その他セグメントとして、損害保険代理業務や不動産管理を行うオノエンタープライズがある。

米国・タイ・インド・中国に現地法人を配置

海外市場への展開は1986年に米国イリノイ州に現地法人オノソッキテクノロジーインクを設立したことに始まる。その後、2006年にタイ、2012年にインドと中国に販売会社を設立した。これらの現地法人は主に販売・サービス機能を担い、現地の自動車産業や製造業の顧客に対応する。2025年12月期の海外売上高は19.1億円で、連結売上高の16.2%を占める。中期経営計画では海外売上高比率を24.1%に引き上げる目標を掲げ、代理店契約の拡充や展示会出展を強化している。

受注残高が業績を左右するビジネスモデル

特注試験装置は受注生産が主体であり、受注から納入まで半年から1年を要する案件が多い。そのため、受注残高は将来の売上高を先行指標として注目される。2025年12月期末の受注残高は90.5億円(前期比28.9%増)と増加した。セグメント別では、計測機器の受注残高は7.5億円、特注試験装置は82.9億円である。受注高は計測機器が47.5億円(前期比4.8%増)、特注試験装置が108.9億円(同18.3%増)と好調で、特に後者の伸びが顕著である。

子会社6社が販売・サービス・管理を担う

連結子会社は6社あり、機能と地域で分担している。海外では米国・タイ・インド・中国の販売法人が販売・サービスを担当。国内では、株式会社Sound Oneが音響・振動関連のサービスを提供し、オノエンタープライズが損害保険代理や不動産管理などグループの間接業務を担う。かつて存在した株式会社小野測器宇都宮(製造)や小野測器ソフトウエアは、2015年と2023年にそれぞれ吸収合併され、現在は当社が直接製造・ソフトウエア開発を行う体制となっている。

業界の中での役割は計測機器および特注試験装置のサプライヤー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
136億円
営業利益
6億円
営業利益率
4.4%
純利益
4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
その他(注)190億円65.7%6億円6.7%
特注試験装置及びサービス47億円34.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01計測機器主力

当社グループの主軸事業。各種センサ類、回転・速度計測機器、寸法・変位計測機器、音響・振動計測機器、トルク計測機器、自動車性能計測機器、ソフトウェア、およびこれらを組み合わせたデータ解析機器等を製造・販売している。研究開発から販売まで一貫して手掛け、国内外の子会社を通じてグローバルに展開している。

主な製品・サービス6
回転・速度計測機器
回転体の回転数や速度を計測する機器。モーターやエンジンなどの性能評価、品質管理に用いられる。
寸法・変位計測機器
物体の寸法や変位を高精度に計測する機器。機械加工部品の寸法測定や構造物のたわみ測定などに使用される。
音響・振動計測機器
音や振動を計測・分析する機器。騒音・振動の環境測定、製品の品質管理、機械の異常診断などに用いられる。
トルク計測機器
回転軸のトルク(ねじりモーメント)を計測する機器。モーターやエンジンの出力評価、締め付けトルク管理などに使用される。
自動車性能計測機器
自動車の走行性能、燃費、排出ガスなどを計測する機器。自動車メーカーや部品メーカーの開発・評価工程で使用される。
各種センサ類
回転、速度、変位、音、振動、トルクなどを検出するセンサ。計測機器の構成要素として、また単体でも販売される。

02特注試験装置・サービス準主力

研究開発用途や品質管理用途の特注試験装置の提供、音響・振動に関するコンサルティングサービス、クラウドサービス、アフターサービス、エンジニアリングサービスを行っている。顧客のニーズに応じた試験装置の設計・製作から、計測に関する専門的な支援まで提供する。

主な製品・サービス1
特注試験装置
顧客の要求仕様に合わせて設計・製作する試験装置。研究開発や品質管理の現場で、製品の性能評価や信頼性試験に用いられる。

03その他その他

損害保険代理業務、自社所有の土地・建物・設備の管理業務、当社からの委託業務などを行っている。計測機器事業を支える補助的な事業。

製品と技術

回転・速度・トルク計測機器のラインアップ

小野測器の祖業ともいえる回転速度計測分野では、非接触式のデジタル回転計や、自動車のエンジン回転を測定するタコメータなどを提供する。寸法・変位計測では、レーザー変位計やギャップセンサが半導体や工作機械向けに販売される。トルク計測では、回転トルク変換器やトルクメータがモーターや減速機の性能評価に使われる。これらの製品群は、産業機械の回転部の状態監視や品質管理に不可欠であり、航空宇宙や自動車、電機業界など幅広い顧客基盤を持つ。

FFTアナライザと音響・振動計測

当社の強みである音響・振動計測分野では、FFTアナライザ(高速フーリエ変換分析器)が中核製品である。これを用いて、機械の騒音や振動を周波数成分に分解し、異音の原因特定や構造共振の解析を行う。ポータブル振動計など現場向け製品もラインアップする。アコースティックスラボやオートモーティブテスティングラボでは、無響室や残響室を使った音響評価受託サービスも提供し、自動車の車内騒音低減や家電製品の静音設計を支援する。

実機とシミュレーションを融合したVRS

特注試験装置部門では、顧客仕様に応じたエンジン試験ベンチやモータ試験装置、電動パワートレイン試験システムを設計・製造する。特に、VRS(Virtual & Real Simulator)と呼ぶシミュレーションベンチは、実機とモデルを組み合わせて開発工数を削減する製品で需要が高まっている。また、ベンチマーキングレポートとして、競合車両の音振動特性や燃費性能を計測・分析したレポートを販売する新たなエンジニアリングビジネスも成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

計測機器専業、収益性改善途上

電気機器メーカーで、音響・振動計測機器に特化。売上高は2024/12期118億円と小粒だが、2025/12期には136億円へ成長見込み。営業利益率は0.85%から4.41%へ改善中だが、同業のイビデンやキオクシアHDと比べ規模・収益力とも劣る。日清紡HDやパワーエックスとは異なるニッチ市場に強み。

強み

  • 音響・振動計測で国内トップシェア、高い技術力が強み。
  • 売上高比10%超の研究開発費を投じ、新製品投入が成長牽引。
  • 顧客ニーズに合わせた特注品対応が可能で、リピート率高し。
  • 2025期は営業利益率4.4%と改善傾向、構造改革進む。

課題

  • 営業利益率が低く、固定費削減など収益構造改革が急務。
  • ニッチ市場ゆえに成長上限が低く、新規分野開拓が必要。
  • 海外売上比率が低く、成長鈍化時に国内市場依存リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が小野測器

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16864エヌエフホールディングス109億円16.7倍
26731ピクセラ108億円
36522アスタリスク106億円
46874協立電機102億円9.8倍
56748星和電機102億円9.0倍
66858小野測器101億円10.0倍
76838多摩川ホールディングス97億円5.4倍
86619ダブル・スコープ89億円
96513オリジン85億円
106518三相電機82億円14.1倍
116899ASTI81億円10.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

有限会社から株式会社へ、計測器事業の出発

1954年1月、東京都品川区に有限会社小野測器製作所として創業。1957年10月、資本金1,500千円で株式会社小野測器製作所を設立し、各種ディジタル計測器の製造販売を開始した。1963年には宇都宮工場(現 宇都宮テクニカル&プロダクトセンター)を新設し、生産能力を高めた。創業の精神として「誰もやらないから、挑戦する価値がある」を掲げ、当時まだ普及していなかったデジタル計測技術に特化した事業展開を志向した。

東証第一部上場を果たした1986年

1975年8月、本店を東京都大田区に移転。1980年には株式会社小野測器製作所から株式会社小野測器に商号変更し、同年4月に東京証券取引所市場第二部に上場した。1983年には本店を新宿区に移転し、1986年6月には東証第一部に指定替えとなった。同年、米国イリノイ州に現地法人オノソッキテクノロジーインクを設立し、海外販売の第一歩を踏み出した。

横浜テクニカルセンターとアコースティックスラボの建設

1990年1月、横浜市にテクニカルセンター本棟を新設し、技術センター及び東京事業所を全面移転。同センター内に無響室、半無響室、残響室から構成されるアコースティックスラボを設け、音響計測の研究開発拠点とした。同時に、オノエンタープライズ株式会社を設立し、グループの管理業務を分離。1992年には中国北京に駐在員事務所を、1993年には株式会社小野測器宇都宮を設立。1994年には小野測器カスタマーサービス株式会社を設立し、アフターサービス体制を整えた。

オートモーティブテスティングラボとタイ進出

2004年10月、横浜テクニカルセンター内にエンジン試験室や組立・調整エリアを備えたオートモーティブテスティングラボを新設。2005年7月には宇都宮にも同様のラボU1を建設し、自動車メーカーの試験需要に対応した。2006年6月にはタイ王国に現地法人オノソッキ(タイランド)を設立。同年、神奈川県新横浜に本社・ソフトウエア開発センターを新設し、ソフトウエア開発力を強化した。

子会社の統合と中部拠点建設への挑戦

2012年、株式会社小野測器宇都宮が小野測器カスタマーサービスを吸収合併。同年5月、インドと中国に現地法人を設立。2015年に宇都宮にオートモーティブテスティングラボU2を新設し、同年4月には小野測器宇都宮を吸収合併した。2018年、小野測器ソフトウエア株式会社を設立し、2022年8月には株式会社Sound Oneを設立。2023年にソフトウエア子会社を吸収合併し、2024年4月には本社を現在の横浜市西区みなとみらいに移転。2022年4月の市場区分見直しにより、東証スタンダード市場に移行した。

年表30件を開く

1950年代

  • 1954年1月創業有限会社小野測器製作所を設立。
  • 1957年10月創業東京都品川区大井金子町に資本金1,500千円をもって株式会社小野測器製作所を設立。各種ディジタル計測器を製造販売。

1960年代

  • 1963年1月宇都宮工場(現 宇都宮テクニカル&プロダクトセンター)を新設。

1970年代

  • 1975年8月東京都大田区矢口に本店を移転。

1980年代

  • 1980年1月M&A株式額面金額を変更するため株式会社小野測器製作所(東京都江東区所在、形式上の存続会社)に吸収合併。
  • 商号変更株式会社小野測器に商号変更。
  • 1983年4月東京都新宿区に本店を移転。
  • 上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1986年6月東京証券取引所市場第一部へ指定替。
  • 米国イリノイ州に現地法人オノソッキ テクノロジーインク(現・連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1990年1月横浜市にテクニカルセンター本棟を新設し、技術センター及び東京事業所を全面移転。
  • オノエンタープライズ株式会社(現・連結子会社)を設立。
  • テクニカルセンター内に無響室、半無響室、残響室及び計測室から構成されるアコースティックスラボを新設。
  • 1992年11月中国に北京駐在員事務所(現・上海小野測器測量技術有限公司分公司)を開設。
  • 1993年7月創業株式会社小野測器宇都宮を設立。
  • 1994年1月創業小野測器カスタマーサービス株式会社を設立。
  • 神奈川県横浜市に本店を移転。

2000年代

  • 2004年10月横浜テクニカルセンター内にエンジン試験室及び組立・調整エリアから構成されるオートモーティブテスティングラボを新設。
  • 2005年7月宇都宮テクニカル&プロダクトセンター敷地内にエンジン試験室及び組立・調整エリアから構成されるオートモーティブテスティングラボU1を新設。
  • 2006年6月タイ王国ノンタブリ県に現地法人オノソッキ(タイランド)(現・連結子会社)を設立。神奈川県横浜市港北区新横浜に本社・ソフトウエア開発センターを新設。

2010年代

  • 2012年1月M&A株式会社小野測器宇都宮を存続会社、小野測器カスタマーサービス株式会社を消滅会社とする吸収合併。
  • 2012年5月インド共和国ハリヤナ州グルガオンにオノソッキインディア(現・連結子会社)を設立。
  • 中華人民共和国上海市に上海小野測器測量技術有限公司(現・連結子会社)を設立。
  • 2015年3月宇都宮テクニカル&プロダクトセンター敷地内にエンジン試験室及び組立・調整エリアから構成されるオートモーティブテスティングラボU2を新設。
  • 2015年4月M&A株式会社小野測器宇都宮を吸収合併。
  • 2018年3月創業小野測器ソフトウエア株式会社を設立。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部から スタンダード 市場に移行。
  • 2022年8月株式会社Sound One(現・連結子会社)を設立。
  • 2023年5月M&A小野測器ソフトウエア株式会社を吸収合併。
  • 2024年4月神奈川県横浜市西区みなとみらいに本社を移転。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年度まで14,500百万円
  • 連結営業利益2027年度まで1,000百万円
  • ROE2027年度まで6.0%以上
  • 海外売上高2027年度まで3,500百万円(売上高比率24.1%)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    デジタル開発への対応で計測技術を極める

    顧客のデジタル開発ニーズに応えるため、計測・解析技術を深化させ、製品の機能向上と新たな価値創出に取り組む

  2. 02

    グローバル拡販で海外売上比率を高める

    海外市場向けに計測機器の販売を拡大し、新たな代理店契約や認知度向上施策を通じて販路を拡大する

  3. 03

    DXとオープンイノベーションによる構造改革

    AIツールやデータ分析基盤の導入で生産性を向上し、社外との協業も活用して成長戦略を早期に実現する

  4. 04

    成長投資の集中実施

    3年累計で開発投資35~40億円、設備投資40億円を投じ、新たな技術開発拠点(愛知県)を建設し次世代モビリティ研究を加速する

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で653人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は669万円で、9期前と比べて+5.0%平均年齢は43.4歳、平均勤続年数は18.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月595
2017年12月592
2018年12月598
2019年12月63741.316.9603
2020年12月63841.016.6604
2021年12月60940.916.5613
2022年12月61141.016.6587
2023年12月62643.619.1646
2024年12月65143.518.965115
2025年12月66943.418.465392

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 2 / 海外 3、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
横浜テクニカルセンター — 神奈川県横浜市緑区4,292百万円
計測機器、特注試験装置及びサービス
宇都宮テクニカル& プロダクトセンター — 栃木県宇都宮市2,086百万円
計測機器、特注試験装置及びサービス
本社 — 神奈川県横浜市西区63百万円
計測機器、特注試験装置及びサービス
本社 — 中華人民共和国 上海市15百万円
計測機器、特注試験装置及びサービス
本社 — 米国イリノイ州7百万円
計測機器、特注試験装置及びサービス
主な関係会社
  • 国内
    オノエンタープライズ(株)
    神奈川県 横浜市 緑区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    オノソッキ テクノロジーインク
    米国 イリノイ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    オノソッキ(タイランド) (注)3
    タイ王国 ノンタブリ県 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    オノソッキインディア(注)4
    インド共和国 ハリヤナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    上海小野測器測量技術有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は136億円営業利益6億円前期と比べると増収増益で、売上が+15.3%、利益が+500.0%。

売上高
+15.3%
136億円
営業利益
+500.0%
6億円
純利益
-73.3%
4億円
営業利益率
4.4%
前期比 +3.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高150億円136億円
営業利益11億円6億円
純利益8億円4億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は77億円、営業利益は5億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+22.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2800.00
2023年2Q23−4−17.4−5
2023年3Q24−2−8.3−1
2023年4Q4010
2024年1Q3013.31
2024年2Q21−6−28.68
2024年4Q6769.06
2025年2Q63−1−1.6−1
2025年4Q7379.65
2026年2Q7756.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は118億円から136億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は4.4%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社小野測器宇都宮を存続会社、小野測器カスタマーサービス株式会社を消滅会社とする吸収合併。
2012年12月1181514
2013年12月1251812
2014年12月1241112
株式会社小野測器宇都宮を吸収合併。
2015年12月13374
2016年12月13142
2017年12月12122
小野測器ソフトウエア株式会社を設立。
2018年12月144107
2019年12月13054
2020年12月118−5−6
2021年12月99−7−13
株式会社Sound One(現・連結子会社)を設立。
2022年12月10922
小野測器ソフトウエア株式会社を吸収合併。
2023年12月11524
2024年12月118120.815
2025年12月136674.44

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高136億円のうち、営業利益として残るのは6億円4.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の2.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.1%75億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.4%55億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.4%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.5pt
4.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比3.0pt
2.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.5pt
2.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが6億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の3.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月26−4−192226
2013年12月15−165−131
2014年12月16−14−2231
2015年12月6−10−7−421
2016年12月9−7−2221
2017年12月0−32−320
2018年12月19−5−121421
2019年12月2−84−620
2020年12月19−133628
2021年12月−50−4−520
2022年12月−2−26−423
2023年12月34−10721
2024年12月339−234242
2025年12月6−6−5038

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は218億円。このうち返さなくてよい自己資本が166億円で、自己資本比率は74.5%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月1831443978.6
2013年12月2101545673.1
2014年12月2221576570.5
2015年12月2211517067.9
2016年12月2151457067.3
2017年12月2151486768.5
2018年12月2101476369.6
2019年12月2201516967.6
2020年12月2081426667.3
2021年12月1941276764.1
2022年12月2111347762.0
2023年12月2101416965.8
2024年12月2131595473.3
2025年12月2181665274.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
38億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
65億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
52億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中24位あたり、逆に低いのはROE224社中189位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.5%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.4%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
74.5%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
15.3%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥829で、1年前と比べて+48.4%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥829-0.7%1ヶ月+0.2%1年+48.4%時価総額101億円
過去52週の値幅
安値¥563高値¥1,020

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.0倍
PER (会社予想)10.8倍
PBR0.51倍
配当利回り3.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で-7.5%下落、株価814円は25日線を-7.8%下回る。52週高値1020円から-20.2%。7/24に出来高126万株と急増し、翌日急落。75日線を割り込み、短期トレンドは弱含み。200日線は上回るが、上値抵抗が強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER23.4倍は業界平均29.0倍を下回り割安。PBR0.55倍と1倍を大きく下回り、同平均2.17倍より著しく低い。配当利回り2.56%は平均2.00%を上回り、配当性向70.8%と手厚い。ROE2.5%と低いため収益性は課題だが、資産価値に比べ株価が過小評価されている。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.0倍30.8倍
PER (予想)10.8倍
PBR0.51倍2.58倍
ROE2.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

精密計測機器は景気の影響を受けやすく、設備投資が抑制されると需要が減退する。直近の業績は2024年12月期に純利益15億円(税金還付等の特殊要因含む)と好調だが、2025年12月期は利益が急減する見通し。強気派は計測需要の底堅さとPBR0.55倍の割安感を評価。弱気派は低いROE(2.5%)、受注の波、規模の小ささを指摘する。

プラスに働く材料7
  • ニッチ市場での優位性

    音・振動計測で国内トップクラスの技術、顧客との長期関係

  • PBRの割安感

    0.55倍と純資産価値に対し大幅なディスカウント

  • 研究開発需要の安定

    自動車や半導体の研究開発投資は中期的に堅調

  • 売上高大幅増、計測機器需要回復2025年12月期影響

    2025/12期売上高136億円(前期比+15.3%)、自動車向け中心に拡大

  • 営業利益6倍増、収益改善加速2025年12月期影響

    2025/12期営業利益6億円(前期比+500%)、損益分岐点超え

  • PBR0.55倍と解散価値割れ次回決算影響

    PBR0.55倍、資産価値に比べ株価割安、M&A対象としても注目

  • 配当利回り2.6%で下支え継続影響

    安定配当継続、株主還元姿勢が評価

マイナスに働く材料7
  • 利益の変動性

    2025/12期純利益4億円と前期比73%減の見通し

  • 低い資本収益性

    ROE2.5%は資本コストを下回り、株主価値創造が不十分

  • 規模の小ささ

    売上高100億円台、時価総額100億円台で流動性は低い

  • 純利益が大幅減、一時益剥落2025年12月期影響

    2025/12期純利益4億円(前期比▲73.3%)、前期の特別益反動

  • ROE2.5%と資本効率低位通年影響

    ROE2.5%、自己資本利益率が低いまま、改善には時間

  • 営業利益率4.4%と低収益2025年12月期影響

    営業利益率4.4%、依然として低水準、コスト削減課題

  • 小型株で流動性低く需給悪化継続影響

    時価総額107億円、売買代金少なく株価変動リスク

次の決算で確かめる点
受注高
計測機器の需要動向を先行把握する重要な指標
営業利益率
低収益体質からの脱却を測る。4%超を維持できるか
海外売上比率
国内依存からの脱却、成長余地を示す

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から26.7%いまの株価に対する利回りは3.62%。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
3.62%
いまの株価に対して
配当性向
70.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月20141.3
2017年12月15−25.0143.7
2018年12月1713.332.0
2019年12月15−11.850.8
2020年12月10−33.3
2021年12月5−50.0
2022年12月50.017.6
2023年12月10100.036.6
2024年12月30200.024.1
2025年12月22−26.770.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ5,967人。区分でいちばん多いのは個人・その他85.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が11.5%を占め、残る88.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他65.372.577.079.684.285.0
自己株式8.115.315.113.315.314.6
事業法人14.07.28.17.87.47.0
金融機関17.917.713.09.86.14.5
証券会社0.71.31.21.61.12.2
外国法人2.11.40.71.21.11.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
政府・自治体0.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01桂武5.38
02小野測器代理店・特約店持株会5.07
03小野測器取引先持株会4.89
04株式会社三菱UFJ銀行3.80
05水元公人2.46
06小野測器社員持株会2.41
07安井哲夫1.47
08小野知子1.46
09浜名由佳里1.11
10東洋電機製造株式会社0.98

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−27%、1株純資産は14期で+189%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月5253910.37.429.4
2013年12月931,1828.39.633.0
2014年12月931,2547.710.736.6
2015年12月341,2672.726.141.1
2016年12月201,2691.643.3141.3
2017年12月171,2921.442.3143.7
2018年12月621,3084.79.032.0
2019年12月321,3342.417.150.8
2020年12月−511,249
2021年12月−1151,206
2022年12月241,2631.916.317.6
2023年12月421,3083.310.736.6
2024年12月1391,5129.94.224.1
2025年12月381,5582.516.770.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/12期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
大越祐史代表取締役 取締役社長63
濵田仁取締役 上席執行役員 総務・財務・内部統制担当63
小池秀昭取締役 上席執行役員 営業・マーケティング領域担当 営業本部長57
安地隆浩取締役 上席執行役員 特注・エンジニア リング領域担当 横浜テクニカル センター長50
塚越照取締役 上席執行役員 計測機器領域担当49
飯田訓正取締役75
木村岩雄取締役67
金子孝雄常勤監査役66
藤康範監査役69
土屋喜久郎監査役67
幡章子取締役 上席執行役員 人的資本・財務・サステナビリティ 推進担当 経営企画室長55

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)63417197112
社外取締役55115311

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容780字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社6社で構成され、計測機器の製造販売を主な内容とし、更に当事業に関連する研究開発及びその他のサービス等の事業活動を展開しております。 当社グループ各社の事業に係わる位置づけ、及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、下記区分は、報告セグメントと同一の区分であります。 セグメントの名称   事業内容   主な関係会社 報告セグメント   計測機器   各種センサ類、回転・速度計測機器、寸法・変位計測機器、音響・振動計測機器、トルク計測機器、自動車性能計測機器、ソフトウエア及びこれらのアッセンブルによるデータ解析機器等の製造販売   当社(研究開発・製造・販売) オノソッキテクノロジーインク(米国)(販売) オノソッキ(タイランド)(タイ王国)(販売)オノソッキインディア(インド共和国)(販売)上海小野測器測量技術有限公司(中華人民共和国)(販売) 特注試験装置 及びサービス   研究開発用途や品質管理用途の特注試験装置の提供、音響・振動に関するコンサルティングサービス及びクラウドサービス、当社製品のアフターサービス、エンジニアリングサービス   当社(研究開発・製造・販売・サービス) オノソッキテクノロジーインク(米国)(製造・販売・サービス) オノソッキ(タイランド)(タイ王国)(販売・サービス)オノソッキインディア(インド共和国)(販売・サービス)上海小野測器測量技術有限公司(中華人民共和国)(販売・サービス)㈱Sound One(販売・サービス) その他   損害保険代理業務及び当社が所有する土地・建物・設備の管理業務、その他当社からの委託業務等   オノエンタープライズ㈱(サービス) 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注) 子会社はすべて連結しております。
経営方針・対処すべき課題2,984字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、お客様が社会課題を解決するための価値ある商品を提供できるよう、計測・解析・制御ツールを通し、社会に貢献することを使命としております。 また、人々のライフスタイルや考え方が多様化する今、創業の精神である「誰もやらないから、挑戦する価値がある」を受け継ぎながら、「100年企業」への成長に向け、次のとおりの企業理念のもと、事業活動における安全・品質・環境・人権などへの対応に真摯に取り組むことにより当社の事業基盤を強化し、中長期的な企業価値の向上と持続的な成長の実現を目指しております。 企業理念       創業の精神 誰もやらないから、挑戦する価値がある MISSION(私たちの使命)  未知を拓き、未来を創る VISION(私たちの目指す姿)          人とテクノロジーのより良い関係を支え サステナブルな社会の実現を加速させる VALUE(私たちが提供する価値)       はかる・わかる・つながる SPIRIT(私たちが共有する想い)      自分の言葉で語り、意志を持ち、挑戦を楽しむ 対話を大切に、仲間を尊重し、最善を追求する 社会を意識した、価値づくりにこだわる 誠実に・前向きに、明日への一歩を積み重ねる (2) 経営環境と目標とする経営指標 近年、あらゆるものを取り巻く環境が目まぐるしく変化しています。テクノロジーの急速な発展、人々の生活様式や意識の変化、環境・社会・人権等への意識の高まり、加えて当社の主要顧客である自動車業界は「100年に一度の変革期」を迎えています。そのような中でも企業理念を不変的な「社会との約束」と位置付け、その約束を果たすために長期経営戦略及び中期経営計画を策定し実行しています。 長期経営戦略では「モノ→コト→モノの循環による顧客価値の創出」を掲げ、製品の機能(モノの価値)をベースに、サービスを通してさらに価値を高め(コトの付加価値)、お客様との共創の中で得た知見を製品開発にフィードバックするプロセスにより、持続可能な成長を目指します。また、直近3カ年に実行する中期戦略、重点施策を具体的に落とし込んで実行するものとして中期経営計画「Challenge Stage」を策定しています。2030年のビジョン達成を目標にStage Ⅰ~Stage Ⅴに分け、Stageごとにその位置付けに沿った基本方針を策定することで、変化する環境に即した戦略を速やかに実行しながら、ビジョンに着実に近付くことを目指しています 。 2025年より開始したChallenge Stage Ⅳでは、Stage Ⅲにおけるコロナ禍からの業績回復と持続的成長への戦略展開の成果を「事業としての成長」に繋ぐため、基本方針として「はかるを極め、わかるに挑み、世界につなげる」を掲げ、当社の強みである顧客からの信頼を基盤とした「ものづくりの力」「はかる力」「顧客サポート力」を活かし、専門性の拡大と市場の拡大を図ります。顧客の課題を顧客とともに解決するビジネスモデルへの変革に挑戦することにより、次のような業績目標の達成を目指しております。 2024年度実績「Challenge Stage Ⅲ」   2027年度目標「Challenge Stage Ⅳ」   成長率 連結売上高(百万円)   11,804   14,500   22.8% 連結営業利益(百万円)   144   1,000   591.7% ROE     9.9%   6.0%以上   - 海外売上高(百万円) 売上高比率   1,91116.2%   3,50024.1%   83.1%7.9p (注)2024年の実績には、旧本社ビル売却による特別利益を含みます。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 外部環境が急速に変化する中でも持続的な成長を遂げるため、Challenge Stage Ⅳでは、次のとおりの成長に向けた4つの戦略を柱としています。加えて、これらの戦略の実行を支える基盤として、人的資本への投資を含めたサステナビリティへの対応や資本コストや株価を意識した経営の実現も重要な課題と捉え、並行して取り組んでいます。 ① 成長戦略 デジタル開発への対応で「はかるを極め、わかるに挑む」 ② 業績伸長 グローバルでの計測機器拡販で「はかる力を世界につなげる」 ③ 構造改革 DX/稼ぐ仕組みの構築、 オープンイノベーションによる成長戦略の早期実現 ④ 成長投資 開発投資35億円~40億円、設備投資40億円(3年累計) この内、①成長戦略については、2024年度に売却した旧本社ビルの資金を活用し、横浜・宇都宮に続く3つ目の技術開発・エンジニアリング拠点として、愛知県豊田市に高度な制御技術を実装した自動車用試験装置を備えた事業所「中部リンケージコモンズ(Chubu Linkage Commons)」(2027年9月稼働予定)の建設を決定、着工しました。当社の強みであるデジタル計測とエンジニアリング力を最大限引き出す場として、次世代モビリティ技術の研究開発を加速させることで、新たな価値創造を推進していきます。また、②業績伸長については、海外市場開拓に向けた新たな代理店契約を通じた販売ルート拡大や、当社製品の認知度向上施策の推進など、海外拡販体制の強化を進めています。海外市場の影響も有り、取り組みが業績に表れていない点が課題です。③構造改革においても、AIを活用した情報共有ツールやデータ分析プラットフォームを導入し、生産性向上を図っております。 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けての対応につきましては、現状の株価純資産倍率(PBR)および資本効率・株価水準を真摯に受け止め、引き続き事業の成長と投下資本の効率性向上を目指し中期経営計画の実践に取り組むとともに、広報・IRの充実によりステークホルダーの皆様との対話を強化することで、株価純資産倍率(PBR)の向上を図ってまいります。 2026年度については、2026年1月29日公表のとおり、資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施、ならびに株主の皆様への一層の利益還元を行うため、次のとおり自己株式の取得を行うことといたしました。 <自己株式の取得に係る事項の内容> (1) 取得する株式の種類   当社普通株式 (2) 取得する株式の総数   200,000株(上限)(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 1.92%) (3) 株式の取得価額の総額   160,000,000円(上限) (4) 取得期間   2026年2月2日~2026年6月26日 (5) 取得方法   東京証券取引所における市場買付(自己株式立会外取引(ToSTNeT-3)を含む) (参考)2025年12月31日時点の自己株式の保有状況 発行済株式総数(自己株式を除く) : 10,424,023株 自己株式数 : 1,775,977株
事業等のリスク2,479字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の経営成績、財政状態、及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、当社グループにおきましては、事業等のリスクに関しまして、社内にリスク管理委員会を設置し、コンプライアンス、情報セキュリティ、品質、安全保障輸出、環境、災害、経営、財務、人事・労務等のリスクカテゴリー毎に分科会を置き、リスクの影響度と発生可能性の2軸で評価し高リスクのものについてはリスクを低減する対応を行い、リスクに応じて監視する仕組みを整える等適切に管理をしております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであり、これらに限定されるわけではありません。 (1) 設備投資動向によるリスク[影響度:中 発生可能性:中] 当社グループは、自動車業界関連、電機・電子業界関連が主要なユーザであります。当社グループの業績は、これらの業界の研究開発投資動向並びに生産動向に影響を受けております。将来におきましても、特定業界からの需要の落ち込みにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 資産の保有リスク[影響度:小 発生可能性:中] 有価証券等の金融資産を保有しており、定期的に時価や取引先企業の財務状況をモニタリングしておりますが、時価の変動等により当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 設備の老朽化[影響度:中 発生可能性:中] 当社グループでは事業活動に関連し、建物及び建物附属設備、生産設備等多くの固定資産を所有しておりますが、老朽化に伴う生産への影響や、更新及び維持費用の増大、安全への影響等、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 繰延税金資産や減損処理の影響[影響度:中 発生可能性:低] 当社グループは、事業用資産としての有形・無形固定資産等を計上しております。これらの資産については、事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出せない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 重要な訴訟等[影響度:中 発生可能性:低] 当社グループの事業活動に関連し、様々な事由により、当社グループに対して訴訟その他の請求が提起される可能性があり、その内容によっては当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 海外展開[影響度:中 発生可能性:中] 当社グループでは、海外市場における事業の拡大を図っております。海外事業においては、それぞれの国や地域において、法令や商習慣の相違等による不確実性が存在するほか、海外進出や経済状況の変化、地域紛争の発生、通商政策による影響等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 原材料の動向によるリスク[影響度:中 発生可能性:中] 当社グループの主要原材料は、電気、電子部品、及び金属、プラスチック等の材料部品であります。電子回路部品については、半導体の市場動向により、原材料の調達等に影響を及ぼす可能性があります。 また、物価高騰や為替相場の影響等に伴う原材料価格の上昇により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報セキュリティ上のリスク[影響度:大 発生可能性:中] 当社グループの事業活動に関連し、技術情報や顧客情報等の重要な情報を保有しております。当社グループでは社内規程の整備や情報保護のための施策の徹底を図っております。また、当社では情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO27001(ISMS)の認証を取得し、情報管理システムのセキュリティ強化、信頼性の向上に努めております。しかしながら、コンピューターウイルスの感染や不正アクセス等の事態により、外部への漏洩が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 大規模災害等のリスク[影響度:中 発生可能性:低] 大規模地震の発生や、気候変動などに起因する落雷や水害等の自然災害の発生、火災等の事故、その他予期せぬ事象等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 気候変動に関するリスク[影響度:中 発生可能性:低] 近年、気候変動の影響を受け、環境関連法規制の強化により、脱炭素社会に向けた地球環境保全に関連する費用の増加や、脱炭素社会移行への要求の高まりに対して当社グループの対応が遅れた場合には、販売機会の損失等による企業価値低下が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 人財確保に関するリスク[影響度:大 発生可能性:中] 当社グループでは人材を「人財」として捉え、多様な人財が挑戦し続ける場の創出に努めております。当社グループの事業活動では専門性を有した社員により支えられており、継続的に教育や研修を行い人財育成の強化に努めておりますが、優秀な人財の確保及び育成が想定とおりに進まない場合、あるいは人財の社外流出があった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 製品品質および法規制遵守に関するリスク [影響度:大 発生可能性:中] 当社グループの製品は、自動車業界や電機業界の顧客において、開発・認証・生産等の重要な工程で使用されております。 製品の品質不具合や、国内外の法規制への対応に不適合が生じた場合、多額の対策費用や損害賠償の発生、社会的信用の低下により、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,659字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度の我が国経済は、雇用や所得環境の改善により緩やかな回復が続き、電動化対応を進める自動車産業のほか製造業の設備投資にも持ち直しの動きがみられました。しかし、エネルギー価格及び原材料価格の高止まりや物価の上昇、またそれに伴う消費マインドの下振れリスクなど、先行き不透明な状況が継続しているほか、米国の通商政策や日中関係により日本経済をはじめ世界経済の不確実性は高まっております。 このような事業環境のなか、当該会計年度の受注高は前年度を上回る15,659百万円(前期比13.8%増)となりました。セグメント別でも、計測機器、特注試験装置及びサービス共に引き合いが拡大し、それぞれ受注高が前年度を上回りました。また、お客様指定納期が翌連結会計年度となる案件も多く獲得できており、受注残高は9,050百万円(前期比28.9%増)と増加いたしました。 製品・技術の開発においては、新製品の販売開始のほか、お客様の既存設備の更新需要に関わる受注、アフターサービスや受託試験などが好調に推移しました。また、当社の計測技術を活用したベンチマーキングレポートの対象拡大など、技術力と設備能力を活かした商品・サービスの強化に努めてまいりました。 生産・管理においては、購買管理や業務効率の改善を進めました。しかし、原材料価格の上昇が続いており、売上原価率は、55.0%(前期は54.0%)とほぼ横ばいとなりました。また、エンゲージメント向上を目的としたベースアップや人財育成への取り組み、多様な働き方への制度見直し等を進め、人的資本への投資を継続しました。 販売面では、国内外における展示会への出展を拡大するなど販促活動を強化しました。国内ではマーケティング力の強化や営業・技術一体でのサービス体制構築を進めたほか、海外では代理店契約拡充による市場開拓やサービス高度化を図っており、国内外において販売や顧客サポートの強化を進めております。 こうした取り組みにより、当連結会計年度の業績は、売上高13,629百万円(前期比15.5%増)、営業利益は588百万円(前期比307.4%増)、経常利益は679百万円(前期比220.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は395百万円(前年同期は1,459百万円)となりました。なお、前年同期は、旧本社ビルの売却に係る特別利益(固定資産売却益)1,851百万円を計上しております。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 <計測機器> 「計測機器」は、受注高は4,752百万円(前期比4.8%増)、売上高は4,665百万円(前期比2.5%増)、セグメント損益は49百万円の損失(前年同期は102百万円の利益)となりました。 自動車業界におけるハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)への揺り戻しの動きにより、内燃機関やモーターの試験に関わる引合いのほか、OSのサポート終了に伴う更新需要や法規制への対応需要が増加しました。音響・振動分野では、新製品(ポータブル振動計)の販売開始に伴う引合いのほか、自動車関連のほか空調機器やモーターメーカー向け受注も好調に推移しました。回転速度分野では、効率的な開発リソース投入による新製品の販売が寄与、寸法変位分野では、半導体関連企業向けを中心に需要が増加しました。トルク計測分野では前期の受注の反動もありやや低調に推移しました。 一方、中期経営計画のテーマである計測機器の海外拡販に向けて、商品企画・販売促進の強化を図っており、当セグメントは費用が増加しました。 <特注試験装置及びサービス> 「特注試験装置及びサービス」は、受注高は10,894百万円(前期比18.3%増)、売上高は8,952百万円(前期比23.6%増)、セグメント利益は643百万円(前年同期は45百万円の利益)となりました。 計測機器同様に市場環境の変化に伴う既存設備の更新や、法規認証・データガバナンスへの対応に向けた試験装置の更新、実機とモデルを融合してお客様の開発工数削減に寄与するシミュレーションベンチ(VRS:Virtual & Real Simulator)等の需要が高まり、受注、売上とも好調に推移しました。 また、修理・校正などのアフターサービスや受託試験などのエンジニアリング領域も、堅調に推移しております。特にベンチマーキングレポート販売におきましては、お客様からの需要も高く、新たなエンジニアリングビジネスとして成長しており、今後も順次対象車種のラインアップを拡充する予定でおります。 <その他> 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険代理業務及び当社が所有する土地・建物の管理業務、その他当社からの委託業務等を行っております。 当区分の売上高は138百万円(前期比2.6%減)、セグメント利益は22百万円(前期比9.5%減)となりました。なお、当区分の外部顧客に対する売上高は11百万円(前期比6.1%減)であります。 (生産、受注及び販売の実績) ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 計測機器   4,720   5.1 特注試験装置及びサービス   9,083   11.7 その他   -   - 合計   13,804   9.4 ② 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 計測機器   4,752   4.8   755   13.3 特注試験装置及びサービス   10,894   18.3   8,294   30.6 その他   138   △2.6   -   - (調整額) (注)1   △127   -   -   - 合計   15,659   13.8   9,050   28.9 (注) 1 (調整額)はセグメント間取引消去であります。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 計測機器   4,665   2.5 特注試験装置及びサービス   8,952   23.6 その他   138   △2.6 (調整額) (注)1   △127   - 合計   13,629   15.5 (注) 1 (調整額)はセグメント間取引消去であります。 2  主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(百万円)   割合(%)   販売高(百万円)   割合(%) 本田技研工業㈱   1,721   14.6   2,280   17.8 (2) 財政状態 ① 資産の部 当連結会計年度末における資産合計は21,783百万円となり、前連結会計年度末に比べ474百万円増加しました。主な内訳は、現金及び預金の減少、売掛金の増加、投資有価証券の時価評価による増加であります。 ② 負債の部 当連結会計年度末における負債合計は5,180百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円減少しました。主な内訳は、未払法人税等の減少、前受金の増加、長期借入金の返済による減少、繰延税金負債の増加であります。 ③ 純資産の部 当連結会計年度末における純資産は16,603百万円となり、前連結会計年度末に比べ689百万円増加となりました。主な内訳は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加、投資有価証券の時価評価によるその他有価証券評価差額金の増加、配当金の支払いによる減少であります。 (3) キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ465百万円減少(前期比11.0%減)し、3,774百万円となりました。 当連結会計年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、594百万円の収入(前期は330百万円の収入)となりました。主な内訳は、減価償却費714百万円、売上債権の減少額264百万円、棚卸資産の増加額170百万円、法人税等の支払額490百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、584百万円の支出(前期は3,948百万円の収入)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出330百万円、無形固定資産の取得による支出248百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、530百万円の支出(前期は2,273百万円の支出)となりました。主な内訳は、長期借入金の返済による支出268百万円、配当金の支払額257百万円であります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金及び設備投資資金については、自己資金、金融機関からの借入金により資金調達を行っております。運転資金は自己資金及び短期借入金を基本としており、設備投資資金は自己資金及び長期借入金を基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,219百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は3,774百万円となっております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループが連結財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 [経理の状況]1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 当社グループの連結財務諸表作成において、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りについては過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5[経理の状況] 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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