概要
株式会社Enjinは、東京都中央区銀座に本社を置くPR事業会社である。創業は2007年で、中小企業や医療機関向けのPRコンサルティングを主軸とし、自社メディア「KENJA GLOBAL」やマッチングサービス「メディチョク」を運営する。2021年6月に東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。2025年5月期の連結売上高は約29億円、営業利益約8億円、従業員136名。子会社にアズ・ワールドコムジャパンを持ち、グローバルなPRネットワークを活用する。
PRコンサルティングとメディアプラットフォームの二軸
Enjinの事業は、連結決算上「PRコンサルティングサービス」と「メディアプラットフォームサービス」の2セグメントで構成される。PRコンサルティングは売上の約87%を占め、テレビ・新聞・雑誌・ラジオといった既存メディアと自社運営のWEBメディアを組み合わせたマルチメディア戦略を提供する。メディアプラットフォームは、PRプランナーを介さずに企業とメディアを直接つなぐ「メディチョク」が中心で、2025年5月期の売上高は約3.7億円である。両セグメントとも前年比で減収となったが、高い継続契約率により安定した収益基盤を維持している。
制作費+掲載費という明確な二層収益構造
PRコンサルティングサービスでは、社内に「クリエイティブエージェンシー機能」を持ち、制作費と掲載費を分離した透明性の高い収益構造を採用する。これにより、中小企業でも高額な広告費をかけずにメディア露出を図れるとしている。顧客単価と継続率が高く、再契約率も高水準で推移し、LTV(顧客生涯価値)の安定につながっている。一方、メディアプラットフォームサービスでは、有償のニュースリリース作成代行やメディアセミナーなどの付加サービスも展開し、顧客満足度向上を狙う。
子会社アズ・ワールドコムジャパンとグローバルネットワーク
2023年3月に株式取得により子会社化したアズ・ワールドコムジャパンは、世界49カ国115都市113オフィスを結ぶPRネットワーク「WORLDCOM」の日本代表社である。同社はメディアリレーション、イベント支援、リスクマネジメントなどのオーダーメイドPR支援を強みとし、民間企業に加え国内外の政府系案件も請け負う。グループ全体として、グローバルなPR戦略ノウハウを取り入れ、経営戦略と連携したコミュニケーション戦略の策定・実行を一貫して提供している。
売上高29億円、営業利益8億円の2025年5月期
2025年5月期の連結業績は、売上高2,919,699千円(前期比10.6%減)、営業利益841,034千円(同19.5%減)となった。PRコンサルティングサービスが売上高2,551,818千円(同11.6%減)、メディアプラットフォームサービスが367,881千円(同3.3%減)と両セグメントとも減収。営業利益はPRコンサルティングが804,866千円(同18.9%減)、メディアプラットフォームが30,976千円(同55.9%減)であった。財政状態は資産合計約53億円、純資産約46億円で、自己資本比率は約87.6%と高い。
業界の中での役割は企業のコミュニケーション戦略を支えるPR専門企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/5期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| PRコンサルティングサービス | 22億円 | 78.6% | 4億円 | 18.2% |
| 不動産事業 | 4億円 | 14.3% | 0億円 | 0.0% |
| メディアプラットフォームサービス | 2億円 | 7.1% | -1億円 | -50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01企業広報・マーケティング(PRコンサルティング)主力
テレビ・新聞・雑誌・ラジオ等の既存メディアに加え、自社メディアやWEB・SNSを活用したマルチメディア戦略により、クライアントのブランド価値向上を支援。中小企業向けにはクリエイティブエージェンシー機能を活かし、メディア開発やブランディング構築を提供。子会社を通じ、オーダーメイドのPR支援やグローバルネットワークを活用した海外PR戦略も展開している。
世界49カ国115都市113オフィスを結ぶグローバルPRネットワーク「WORLDCOM」の日本代表社
- PRコンサルティングサービス
- 企業のメッセージ発信を支援し、メディア露出やブランディングを戦略的に設計・実行するサービス。
02メディアプラットフォーム準主力
PRプランナーを介さずに企業とメディアが直接マッチングできるオンラインプラットフォーム「メディチョク」を運営。企業は情報発信、メディアは情報募集ができ、双方の課題を解決する。付加サービスとしてメディアセミナーやニュースリリース作成代行も提供。
- メディチョク
- 企業とメディアを直接つなぐマッチングプラットフォーム。企業は情報を発信し、メディアは掲載情報を募集できる。
03不動産準主力
東京23区とその近郊を中心に、不動産開発、不動産再生(バリューアップ)及び売買、投資用不動産の提供を行う。老朽化した物件を取得し、改修やリーシングで価値を高めて売却する事業と、賃貸用マンションの開発事業を展開。
04観光関連副次
大阪エリアを中心に、貸切バス運行と旅行事業を展開。訪日観光客や国内観光客向けに観光・チャーターバスを運行するほか、東南アジアの旅行会社向けに訪日旅行の一括手配(BtoB)も行う。
05新規事業(AI・ファクタリング)その他
AI関連事業として、グループ各社の業務効率化や生産性向上に資するAIシステムの開発とAIコンサルティングを提供。ファクタリング事業では、売掛債権の買取による短期資金調達を支援。いずれも先行投資段階。
製品と技術
マルチメディアPRを支える自社メディア群
Enjinは「KENJA GLOBAL」「私のカクゴ」「Qualitas」の3つの自社メディアを運営する。KENJA GLOBAL(旧賢者.tv)は経営者インタビューを中心としたWEBメディアで、2007年の創業時から続く旗艦メディア。私のカクゴ(旧覚悟の瞬間)は決断の瞬間に焦点を当てたインタビューサイト。Qualitasはビジネス情報誌で、紙とWEBの両方で発行される。これらはクライアントのメッセージ発信の場として機能し、テレビ・新聞などの外部メディアと組み合わせたマルチメディア戦略の一部を構成する。
メディアと企業を直接つなぐ「メディチョク」
2020年1月に開始した「メディチョク」は、PRプランナーを介さずに企業がメディアに情報発信できるマッチングプラットフォームである。企業側は自社のニュースやトピックを掲載し、メディア側は取材先を検索・オファーできる。従来のPR会社経由に比べ、低コストかつ透明性の高いリレーション構築が可能とされる。有償オプションとしてニュースリリース作成代行も提供。また大手新聞社やテレビ局のプロデューサーを招いたメディアセミナーを開催し、広報リテラシー向上にも寄与している。
決裁者アポイントマッチング「アポチョク」
2021年1月に提供を開始した「アポチョク」は、企業の決裁者と営業担当者をマッチングするサービス。PRの枠を超え、営業支援領域に進出した点が特徴である。メディア露出とは異なり、直接的な商談創出を目的とする。このサービスはメディアプラットフォームサービスの一環として位置づけられるが、売上の大部分は依然としてPRコンサルティングが占める。アポチョクは新規顧客獲得や既存顧客へのクロスセル手段としての役割も期待されている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 企業広報・マーケティング(PRコンサルティング)世界49カ国115都市113オフィスを結ぶグローバルPRネットワーク「WORLDCOM」の日本代表社
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がEnjin
時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9223ASNOVA | 54億円 | — |
| 2 | 378Aヒット | 53億円 | 13.7倍 |
| 3 | 6171土木管理総合試験所 | 53億円 | 10.8倍 |
| 4 | 2464Aoba‐BBT | 53億円 | 17.2倍 |
| 5 | 7370Enjin | 52億円 | 21.1倍 |
| 6 | 4673川崎地質 | 52億円 | 4.0倍 |
| 7 | 6538ディスラプターズ | 52億円 | 7.5倍 |
| 8 | 7039ブリッジインターナショナルグループ | 52億円 | 15.5倍 |
| 9 | 6580ライトアップ | 51億円 | 17.6倍 |
| 10 | 2376サイネックス | 51億円 | 87.6倍 |
| 11 | 6557AIAIグループ | 51億円 | 7.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 22件
大阪で創業し銀座に進出した2007年
2007年3月、大阪府大阪市にて中小企業・医療機関向けPR事業を目的に株式会社矢動丸enjin(資本金30,000千円)を設立。同時にWEBメディア「賢者.tv」(現KENJA GLOBAL)を開設した。翌月には本社を東京都中央区銀座に移転し、首都圏での拠点を確保。創業当初からWEBメディアを活用したPR手法を打ち出し、従来の広告代理店とは異なるアプローチを模索した。
社名変更とメディア拡充を進めた2009~2010年
2009年4月に社名を株式会社enjin(現株式会社Enjinの前身)に変更。同年5月には就職ウォーカーNetと協同でWEBサイト「BACCS」を開設し、メディアポートフォリオを拡大した。2010年1月にはWEBメディア「覚悟の瞬間」(現「私のカクゴ」)をオープン。同年7月には登記上の本店を大阪に残しつつ、本社を東京本社へと変更し、実質的な経営拠点を東京に一本化した。
自社メディアを英語名に刷新した2013年
2013年8月、創業以来の中核メディア「賢者.tv」を「KENJA GLOBAL」に名称変更。同時にビジネス情報誌「Qualitas」を創刊し、紙とWEBの両面で情報発信を強化した。これらのメディアは企業のトップインタビューや経営課題を扱い、PRコンサルティングの露出先として機能する。同年、大阪支社を開設(2017年に閉鎖)し、関西エリアの顧客対応を強化した時期でもある。
東京本社移転と社名を大文字に変更した2017年
2017年5月、東京本社を銀座三丁目から銀座五丁目に移転。同年12月には社名を漢字・ひらがな交じりの「株式会社enjin」から、アルファベット大文字表記の「株式会社Enjin」に変更した。この変更はブランドの統一感を高める意図があったと推測される。なお大阪支社は2020年5月に閉鎖され、以降は東京単一拠点での運営となっている。
メディアマッチングサービス「メディチョク」開始の2020年
2020年1月、PRプランナーを介さずに企業とメディアを直接つなぐプラットフォーム「メディチョク」をリリース。BtoB企業がメディアに取り上げられにくい課題や、高額なリテーナーフィーの不透明さを解消することを目指した。2021年1月には、決裁者へのアポイントをマッチングする「アポチョク」を開始し、PRの枠を超えた営業支援領域にも進出した。これらのサービスは後のメディアプラットフォームセグメントの中核となる。
東証マザーズ上場からグロース市場への移行
2021年6月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。上場後の成長戦略として、人材確保と既存サービスの拡充を掲げた。2022年4月の市場区分見直しにより、マザーズからグロース市場へ移行。上場前後の業績は拡大傾向にあり、売上高は2019年5月期の13億円から2022年5月期には31億円にまで成長した。しかし2025年5月期は減収に転じ、売上高29億円、営業利益8億円となっている。
アズ・ワールドコムジャパンを子会社化した2023年
2023年3月、アズ・ワールドコムジャパン株式会社の全株式を取得し、連結子会社とした。同社は世界49カ国をカバーするPRネットワーク「WORLDCOM」の日本代表であり、グローバルなPR支援体制を獲得。これによりEnjinグループは、国内中小企業向けのPRコンサルティングに加え、海外政府系案件や多国籍企業向けのハイエンドPRサービスを提供できるようになった。子会社化に伴い、報告セグメントも従来の3区分から2区分に再編されている。
年表22件を開く
2000年代
- 2007年3月創業大阪府大阪市にて、中小・中堅企業、医療機関を対象としたPR事業を主な目的として株式会社矢動丸enjin(資本金30,000千円)を設立し、WEBメディア「賢者.tv(現:KENJA GLOBAL)」をオープン
- 2007年4月本社を大阪府大阪市から東京都中央区銀座に移転
- 2008年1月就職ウォーカーNetと協同で「経営者AWARD」発刊
- 2009年4月商号変更社名を株式会社enjinに変更
- 2009年5月就職ウォーカーNetと協同でWEBサイト「BACCS」オープン
2010年代
- 2010年1月WEBメディア「覚悟の瞬間」オープン
- 2010年3月東京本社を東京都中央区銀座二丁目から東京都中央区銀座三丁目に移転
- 2010年7月登記上の本店を大阪府大阪市へ移転し本社を東京本社へ変更
- 2013年8月商号変更WEBメディア「賢者.tv」のメディア名を「KENJA GLOBAL」に変更
- 2013年8月ビジネス情報誌「Qualitas」発刊
- 2015年2月大阪支社を開設(大阪府大阪市淀川区西中島四丁目3-21)
- 2017年5月東京本社を東京都中央区銀座三丁目から東京都中央区銀座五丁目に移転
- 2017年12月商号変更社名を株式会社Enjinに変更
2020年代
- 2020年1月メディアマッチングサービス「メディチョク」開始
- 2020年5月リモートワーク転換のため大阪支社を閉鎖
- 2021年1月決裁者アポイントマッチングサービス「アポチョク」開始
- 2021年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
- 2023年3月M&Aアズ・ワールドコムジャパン株式会社を株式取得により子会社化
- 2026年2月子会社 株式会社AI Accelerator、株式会社Enjin Payment Service、株式会社En Casaを設立
- 2026年3月M&A子会社 株式会社Enjin-Asset Managementを設立。株式会社クロスロード、株式会社En Journey(旧 株式会社田辺観光バス)を株式取得により子会社化
- 2026年4月M&A株式会社En Journeyを通じて株式会社ホタルスを株式取得により子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/5期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
PR事業を核としたグループ拡大
従来のPR事業に加え、不動産、観光、AI関連、ファクタリング等へ事業領域を拡大し、グループ横断でのシナジー創出により持続的成長と企業価値向上を目指す。顧客基盤を活かした相互送客やサービス掛け合わせを進める。
- 02
高品質サービスのワンストップ提供
変化するメディア環境や技術進化に対応し、顧客ニーズに応じたサービスを積極的に取り入れ、ワンストップで高品質なサービスを提供できる体制を強化する。安定的かつ効率的な収益を確保できるサービス開発に注力する。
- 03
人材の確保と育成強化
成長戦略遂行のため、即戦力となる中途採用と経営幹部候補の新卒採用を強化し、若手の即戦力化、マネジメント層強化、次世代経営層育成に取り組む。生成AI活用による業務効率化で生産性を高め、人的リソースを成長分野へ最適配置する。
- 04
グループ経営管理体制の高度化
子会社増加を踏まえ、関係会社管理規程に基づく管理体制整備や連結ベースの内部統制・コンプライアンス体制を強化し、グループ・ガバナンスの実効性を高める。ステークホルダーへの適時・的確な情報開示にも努める。
- 05
生成AIとDXの推進
PR事業をはじめとする各業務で生成AI活用とDXを推進し、コンテンツ制作効率化やデータ分析に基づく提案高度化、業務プロセス自動化により生産性を向上させる。正確な情報発信と倫理的利用を前提に競争力強化の重要ツールとして活用する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で149人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は557万円で、5期前と比べて+7.1%。平均年齢は30.6歳、平均勤続年数は3.9年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月 | 520 | 26.5 | 2.3 | 146 | — |
| 2022年5月 | 503 | 26.3 | 2.5 | 179 | — |
| 2023年5月 | 480 | 26.7 | 3.2 | 204 | — |
| 2024年5月 | 552 | 28.6 | 3.8 | 168 | 595 |
| 2025年5月 | 420 | 29.1 | 3.6 | 136 | 588 |
| 2026年5月 | 557 | 30.6 | 3.9 | 149 | 268 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は27億円、営業利益は4億円。前期と比べると減収減益で、売上が-6.9%、利益が-50.0%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 35億円 | 27億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 4億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥40 | ¥40 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は16億円、営業利益は2億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+6.7%、営業利益は−50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 9 | 4 | 44.4 | 2 |
| 2023年3Q | 8 | 2 | 25.0 | 2 |
| 2024年1Q | 8 | 2 | 25.0 | 2 |
| 2024年2Q | 9 | 3 | 33.3 | 2 |
| 2024年3Q | 7 | 2 | 28.6 | 1 |
| 2024年4Q | 9 | 3 | 33.3 | 2 |
| 2025年2Q | 14 | 4 | 28.6 | 2 |
| 2025年4Q | 15 | 4 | 26.7 | 3 |
| 2026年2Q | 11 | 2 | 18.2 | 1 |
| 2026年4Q | 16 | 2 | 12.5 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 10期分
2017年5月期からの10期で、売上は7億円から27億円へ3.9倍に増えた。直近期の営業利益率は14.8%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 社名を株式会社Enjinに変更 | |||||
| 2017年5月 | 7 | — | 0 | — | 0 |
| 2018年5月 | 9 | — | 0 | — | 0 |
| 2019年5月 | 13 | — | 2 | — | 1 |
| 2020年5月 | 15 | — | 3 | — | 3 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2021年5月 | 22 | — | 6 | — | 4 |
| 2022年5月 | 31 | — | 12 | — | 8 |
| アズ・ワールドコムジャパン株式会社を株式取得により子会社化 | |||||
| 2023年5月 | — | — | — | — | — |
| 2024年5月 | 33 | 10 | 11 | 30.3 | 7 |
| 2025年5月 | 29 | 8 | 8 | 27.6 | 5 |
| 子会社 株式会社Enjin-Asset Managementを設立。株式会社クロスロード、株式会社En Journey(旧 株式会社田辺観光バス)を株式取得により子会社化 | |||||
| 2026年5月 | 27 | 4 | 4 | 14.8 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高27億円のうち、営業利益として残るのは4億円で14.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の7.4%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金29.6%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金55.6%15億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.8%4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年5月期は営業CFが0億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−15億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は17億円で、売上の7.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年5月 | 4 | 3 | −2 | 7 | 7 |
| 2020年5月 | 2 | 2 | — | 4 | 10 |
| 2021年5月 | 5 | 0 | — | 5 | 15 |
| 2022年5月 | 10 | −2 | 17 | 8 | 40 |
| 2024年5月 | 2 | −2 | −6 | 0 | 35 |
| 2025年5月 | 7 | 2 | −3 | 9 | 41 |
| 2026年5月 | 0 | −15 | −8 | −15 | 17 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 10期分
2026年5月期の総資産は51億円。このうち返さなくてよい自己資本が44億円で、自己資本比率は85.9%(業種中央値53.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2017年5月 | 9 | 4 | 5 | 49.0 |
| 2018年5月 | 8 | 4 | 4 | 53.0 |
| 2019年5月 | 10 | 5 | 5 | 48.9 |
| 2020年5月 | 15 | 8 | 7 | 55.6 |
| 2021年5月 | 20 | 12 | 8 | 61.8 |
| 2022年5月 | 49 | 38 | 11 | 78.1 |
| 2023年5月 | 55 | 42 | 13 | 75.6 |
| 2024年5月 | 51 | 44 | 7 | 86.0 |
| 2025年5月 | 53 | 46 | 7 | 87.4 |
| 2026年5月 | 51 | 44 | 7 | 85.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で534社中20位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中485位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥717で、1年前と比べて-9.9%。過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.1倍 |
| PER (会社予想) | 24.8倍 |
| PBR | 1.11倍 |
| 配当利回り | 5.58% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+2.6%上昇も、75日線(748円)を下回る(▲5.5%)。52週高値934円からは▲24%の低水準。6月中旬から700円前後で推移し、出来高は低調。週足はもみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)。
PER 19.77倍は業界平均22.23倍をやや下回り、PBR 1.10倍は業界平均2.35倍を大きく下回る。配当利回り5.59%は業界平均1.66%を大きく上回り、株主還元は手厚い。ただしROE12%と業界水準程度であり、売上高・利益が減少傾向にある。割安指標と業績減速のバランスで妥当圏内。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.1倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 24.8倍 | — |
| PBR | 1.11倍 | 3.51倍 |
| ROE | 5.3% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり40円で、前期から+5.3%。いまの株価に対する利回りは5.58%。増配か配当維持が1年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年5月 | 73 | — | 35.0 |
| 2025年5月 | 38 | −47.7 | 49.2 |
| 2026年5月 | 40 | 5.3 | 108.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥40
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ4,519人。区分でいちばん多いのは個人・その他で53.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.8%を占め、残る55.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年5月% | 2022年5月% | 2023年5月% | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 50.0 | 37.7 | 45.1 | 52.1 | 51.7 | 53.1 |
| 事業法人 | 50.0 | 41.1 | 43.0 | 42.8 | 44.2 | 44.8 |
| 自己株式 | — | 0.0 | 0.0 | 3.7 | 3.3 | 6.5 |
| 証券会社 | — | 4.9 | 4.8 | 3.7 | 2.7 | 1.6 |
| 外国法人 | — | 5.5 | 1.9 | 1.2 | 1.0 | 0.3 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.2 |
| 金融機関 | — | 10.7 | 5.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社S&Sホールディングス | 41.11 |
| 02 | 本田 幸大 | 15.40 |
| 03 | 株式会社WiseWealth | 2.09 |
| 04 | 平田 佑司 | 1.37 |
| 05 | 金室 貴久 | 0.83 |
| 06 | 株式会社W | 0.82 |
| 07 | 楽天証券株式会社 | 0.55 |
| 08 | 鉢嶺 登 | 0.44 |
| 09 | 細郷 和幸 | 0.42 |
| 10 | 豊田 秋雄 | 0.42 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 10期分
1株利益は9期で+100%、1株純資産は10期で−100%。直近期のROEは5.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年5月 | −19,671 | 710,042 | — | — | — |
| 2018年5月 | −13,059 | 696,983 | — | — | — |
| 2019年5月 | 15 | 85 | 19.8 | — | — |
| 2020年5月 | 50 | 135 | 45.5 | — | — |
| 2021年5月 | 71 | 206 | 41.4 | — | — |
| 2022年5月 | 113 | 516 | 32.9 | 25.1 | 30.6 |
| 2023年5月 | — | 573 | — | — | 30.0 |
| 2024年5月 | 105 | 622 | 17.6 | 9.4 | 35.0 |
| 2025年5月 | 77 | 658 | 12.0 | 9.7 | 49.2 |
| 2026年5月 | 34 | 643 | 5.3 | 21.8 | 108.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/5期の役員報酬は総額94百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 本田幸大 | 代表取締役社長 | 47 | 4,123,980 |
| 平田佑司 | 取締役 | 48 | 100,000 |
| 菊川怜 | 取締役 | 48 | — |
| 工藤竜之進 | 取締役(監査等委員) | 43 | — |
| 吉田桂公 | 取締役(監査等委員) | 47 | — |
| 古田靖幸 | 取締役(監査等委員) | 66 | — |
| 水野泰輔 | — | 44 | — |
| 稲葉雄一 | 取締役(監査等委員) | 58 | — |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 78 | 78 | 26 |
| 社外取締役 | 4 | 16 | 16 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容3,341字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,276字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,177字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,874字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第20期(2025/06/01-2026/05/31)2026-08-21
- 半期報告書半期報告書-第20期(2025/06/01-2025/11/30)2026-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第19期(2024/06/01-2025/05/31)2025-08-21
- 半期報告書半期報告書-第19期(2024/06/01-2025/05/31)2025-01-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第18期(2023/06/01-2024/05/31)2024-08-26
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第3四半期(2023/12/01-2024/02/29)2024-04-12
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第2四半期(2023/09/01-2023/11/30)2024-01-12
- 四半期報告書四半期報告書-第18期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)2023-10-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第17期(2022/06/01-2023/05/31)2023-08-28
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第3四半期(2022/12/01-2023/02/28)2023-04-14
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第2四半期(2022/09/01-2022/11/30)2023-01-13
- 四半期報告書四半期報告書-第17期第1四半期(令和4年6月1日-令和4年8月31日)2022-10-14
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年5月期 通期決算説明資料(事業計画及び成長可能性に関する事項)2026-07-13
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