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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

テクノホライゾン

6629 · Standard · 電気機器

書画カメラなどの映像機器で知られるが、ロボティクス分野も手がける。国内販売に強みを持ち、海外子会社を通じてグローバルに展開する。

概要

テクノホライゾンは、映像・IT機器とロボティクス関連機器を手がける電気機器メーカー。2010年にエルモ社とタイテックの共同持株会社として設立。中核技術は「映像&IT」と「ロボティクス」で、教育ICT、企業DX、ビジョンシステム、FAロボットの4市場に製品・サービスを提供する。2026年3月期の売上高は514億円、従業員1506人。本社は名古屋市南区で、世界中に販売・製造拠点を持つ。

映像&ITとロボティクスの二事業セグメント

当社グループは「映像&IT」と「ロボティクス」の2事業を柱とする。映像&ITでは書画カメラ、電子黒板、監視カメラなどの光学機器や映像コミュニケーションサービスを展開。子会社のElmo USA Corp.やELMO Europe SASが海外販売を担い、ESCO Pte. Ltd.はAV機器の設置工事、PACIFIC TECH PTE.LTD.はセキュリティソフトウエアを販売する。ロボティクスではFA関連機器としてCNC装置、ロボットコントローラ、自動はんだ装置、実装プリント基板検査装置などを開発・製造。中国の泰志逹智能科技(蘇州)有限公司や東莞旭進光電有限公司もグループに含まれる。2023年にはアポロ精工株式会社を子会社化し、自動はんだ装置のラインアップを強化した。

世界各地に広がる販売・製造拠点

当社グループは米国、フランス、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、中国、ポーランドに拠点を持つ。Elmo USA Corp.は米国での光学機器販売、ELMO Europe SASは欧州での販売を担当。ESCO Pte. Ltd.はシンガポールを拠点にアジア太平洋地域でAVシステムを供給。PACIFIC TECH PTE.LTD.はシンガポール・マレーシアでサイバーセキュリティ事業を展開。中国には泰志逹智能科技(蘇州)と東莞旭進光電があり、FA機器と樹脂成型部品を製造。2023年にはアポロ精工の欧州子会社Apollo Seiko Europe B.V.がポーランドに支店を設立した。一方、タイのELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd.や北京艾路摩科技有限公司は清算され、事業を整理している。

M&Aを活用した事業ポートフォリオの拡充

2017年以降、当社はM&Aを積極的に推進し、グループを拡大してきた。2017年にタイテックがケーアイテクノロジーを、2018年にアド・サイエンス、ケイグランデ、エムディテクノス、新光技研、アイ・ティ・エル、ブルービジョンを次々と子会社化。2021年には太平洋地域のセキュリティ企業PACIFIC TECH PTE.LTD.グループを取得し、売上高が大きく伸長した。同年には市川ソフトラボラトリー、2022年にはアポロ精工やアジア、2023年にはCYBER DREAMやウェルダンシステムを取得。また、ブイキューブから電子黒板サービス事業やDX支援事業を譲受するなど、事業領域を拡大している。一方で、不採算事業の清算や子会社の合併も並行して進めている。

増収基調だが利益変動が大きい収益構造

売上高は2013年3月期の266億円から2026年3月期の514億円へと約2倍に拡大した。しかし、営業利益は伸び悩み、2014年には34億円の純損失、2023年には16億円の純損失を計上するなど、増収にもかかわらず利益変動が大きい。2025年3月期は営業利益4億円と低調だったが、2026年3月期は営業利益23億円、純利益25億円と大幅に改善。セグメント別では、映像&IT事業が売上の約7割を占め、安定した収益基盤を提供する一方、ロボティクス事業は中国市場の低迷などで収益が変動しやすい構造にある。自己資本比率は2026年3月期末で31.2%となっている。

業界の中での役割は教育・会議向け映像機器メーカーとして、またFA機器・ロボティクス分野のサプライヤーとして多角的に事業を展開にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
514億円
営業利益
23億円
営業利益率
4.5%
純利益
25億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
映像&IT 事業378億円73.5%19億円5.0%
ロボティクス 事業136億円26.5%5億円3.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01教育・会議向け映像機器主力

書画カメラ(実物投影機)、電子黒板、監視カメラなどの光学機器や映像コミュニケーションサービスを国内で開発・販売し、海外ではElmo USA Corp.(米国)やELMO Europe SAS(フランス)を通じて販売。ESCO Pte. Ltd.はAV機器・システムの販売・設置工事、PACIFIC TECH PTE.LTD.はセキュリティソフトウェアの販売・保守を担当。

主な製品・サービス3
書画カメラ(実物投影機)
資料や物体をリアルタイムに拡大投影する機器。教育現場や会議で広く使われ、当社の主力製品。
電子黒板
表示面に直接書き込みができる大型表示装置。授業やプレゼンテーションで利用される。
監視カメラ
防犯・監視用途のカメラシステム。

02FA・ロボティクス準主力

業務用車載機器、医療機器、精密工学部品、ロボットコントローラ、工作機械用CNC装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA関連機器を開発・製造・販売。中国では泰志逹智能科技(蘇州)有限公司がFA関連機器を、東莞旭進光電有限公司が樹脂成型部品等を製造。

主な製品・サービス4
ロボットコントローラ
産業用ロボットの動作を制御する装置。
工作機械用CNC装置
工作機械を数値制御する装置。
実装プリント基板検査装置
プリント基板の実装状態を検査する装置。
自動はんだ装置
はんだ付けを自動で行う装置。

製品と技術

教育現場を支える書画カメラと電子黒板

エルモ社の源流である書画カメラ(実物投影機)は、教育ICTの基盤製品であり、国内教育市場で高いシェアを持つ。GIGAスクール構想第2期の需要を捉え、電子黒板とともに学校教育現場でのICT機器更新需要を支えている。2021年にはブイキューブから電子黒板サービス事業を譲受し、製品ラインアップを強化。近年は学習支援システムなどのソフトウエア開発にも注力し、ハードとソフトの一体提案により付加価値を高めている。海外ではElmo USA Corp.やELMO Europe SASを通じて販売を展開している。

FA向けCNC装置とロボットコントローラ

タイテックが開発・製造する工作機械用CNC(コンピュータ数値制御)装置や産業用ロボットコントローラは、射出成形品の取出機制御から派生したコア技術である。高精度な位置決めと制御が求められるFA(Factory Automation)現場で使用され、自動車部品や電子部品の製造ラインに組み込まれている。グループのアポロ精工は自動はんだ装置、ケーアイテクノロジーは金属加工部品を手がけ、FA関連製品の幅を広げている。中国子会社の泰志逹智能科技(蘇州)もFA機器の開発・製造・販売を行っている。

自動はんだ装置とX線検査装置

アポロ精工が手がける自動はんだ装置は、電子基板のはんだ付け工程を自動化する装置で、2022年の子会社化によりロボティクス事業の一翼を担う。また、2022年10月に名古屋電機工業から実装プリント基板の検査装置事業を譲受し、X線検査装置をラインアップに加えた。高付加価値品として、半導体製造向けハイエンドX線検査装置を開発し、2025年にはニデックアドバンステクノロジーと業務提携を開始。来期以降の本格的な売上拡大を目指している。これらの装置は、高品質と生産性の両立が求められる製造現場の課題解決に貢献する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

半導体後工程機器で低位、内需依存高め

電子部品実装や半導体後工程向け製造装置を手掛ける。売上高は500億円弱と、同業のキオクシアHDやイビデンと比べ規模は小さい。国内顧客への依存度が高いとみられ、海外売上比率の開示はない。利益率も2025/3期0.79%と低く、2026/3期4.47%への改善を見込むが、収益力強化が急務。

強み

  • 半導体パッケージングや検査装置でニッチな技術を持つ。需要拡大が見込まれる分野。
  • 国内大手電機メーカーとの長期取引があり、安定した受注基盤を有する。
  • 半導体関連に加え、LED・電子部品など複数セグメントでリスク分散。
  • 2026/3期に営業利益率4.47%と改善見込み。コスト削減効果が期待。

課題

  • 2025/3期営業利益率0.79%と低く、固定費削減や高付加価値化が必要。
  • 海外売上比率の開示がなく、グローバル競争で劣後するリスク。
  • 売上500億円未満で、キオクシアHD等大型企業との競争で資金力不足。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がテクノホライゾン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16798SMK237億円372.6倍
26927ヘリオス テクノ ホールディング226億円11.0倍
36918アバールデータ222億円36.7倍
46912菊水ホールディングス218億円12.8倍
56616トレックス・セミコンダクター216億円17.1倍
66629テクノホライゾン206億円5.3倍
76989北陸電気工業204億円9.5倍
86853共和電業199億円19.8倍
96928エノモト198億円15.1倍
106998日本タングステン183億円63.5倍
116743大同信号182億円9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

エルモ社とタイテックの経営統合で設立された2010年

2009年10月、1921年創業の榊商会を源流とするエルモ社と、1975年設立のタイテックが共同持株会社の設立に合意。同年12月の株主総会で承認を経て、2010年4月に株式移転によりテクノホライゾン・ホールディングスが設立された。同日、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。エルモ社とタイテックは完全子会社となり、光学技術(オプト)と電子技術(エレクトロニクス)の融合による新たな価値創造を目指した。この動きは、両社の株主総会での承認を前提とした株式移転計画に基づくものであった。

統合後の海外子会社設立と組織再編(2010~2016年)

設立直後から海外展開を本格化。2010年にフランスにELMO Europe SAS、中国に北京艾路摩科技有限公司を設立。2011年には中国に泰志達(蘇州)自控科技有限公司を設立し、タイテックの情報通信機器部門を分割してファインフィットデザインを設立した。2013年に東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。2016年にはエルモ社がファインフィットデザインを吸収合併し、中日諏訪オプト電子が商号変更を行った。この間、グループ内の機能統合と拠点整備を進めた。

積極的なM&Aと事業領域の拡大(2017~2020年)

2017年にタイテックがケーアイテクノロジーを子会社化したのを皮切りに、M&Aを加速。2018年にはアド・サイエンス、ケイグランデ、エムディテクノスを取得。2019年には新光技研、アイ・ティ・エルを、2020年にはブルービジョンを子会社化し、FA関連事業の拡充を図った。エルモ社もケイグランデやブイキューブの電子黒板サービス事業を取得。一方で、タイのELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd.や北京艾路摩科技の清算を決議し、不採算事業の整理も進めた。2020年10月には社名をテクノホライゾンに変更し、純粋持株会社から事業会社へと転換した。

吸収合併によるカンパニー制導入(2021年)

2021年4月、当社は連結子会社のエルモ社、中日諏訪オプト電子、タイテックを吸収合併し、カンパニー制(エルモカンパニー、ファインフィットデザインカンパニー、タイテックカンパニー)を導入。コア技術を「映像&IT」と「ロボティクス」と再定義し、事業拡大に注力する方針を打ち出した。同年5月にはPACIFIC TECH PTE.LTD.グループを取得し、シンガポール・マレーシアでサイバーセキュリティ事業に参入。6月には市川ソフトラボラトリーを子会社化し、ソフトウエア開発力を強化した。この経営統合を機に、グループの経営資源を集中させる体制を整えた。

さらなるM&Aとグループ再編の加速(2021~2023年)

2022年1月にアポロ精工、3月にアジアを取得し、ロボティクス事業を強化。同年8月に北京艾路摩科技が清算結了。2023年3月にはCYBER DREAMやウェルダンシステムを取得する一方、アイ・ティ・エルが複数の子会社を吸収合併し、アドワー株式会社に商号変更。グループ内のソフトウエア事業を集約した。また、ブイキューブから緊急対策とフィールドワークに特化したDX支援事業を譲受。アポロ精工の欧州子会社がポーランドに支店を設立するなど、海外拠点の拡充も進めた。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。

中国市場の低迷と構造改革(2023~2026年)

中国経済の停滞により、現地子会社の泰志逹智能科技(蘇州)と東莞旭進光電の業績が低調に推移。これを受け、2023年から2026年にかけて販売体制の最適化や経営効率改善の構造改革を断行した。半導体製造向けハイエンドX線検査装置では、2025年にニデックアドバンステクノロジーと業務提携を開始し、販路拡大を目指す。売上高は拡大基調を維持したが、2025年3月期は営業利益4億円と低水準。2026年3月期は営業利益23億円、純利益25億円と大幅に改善し、改革の成果が現れ始めている。

年表32件を開く

2000年代

  • 2009年10月M&A㈱エルモ社及び㈱タイテックは、両社の株主総会の承認を前提として、株式移転による共同持株会社の設立に合意。本株式移転に関する「株式移転計画書」を作成し、両社取締役会において経営統合に関する「共同持株会社設立に関する契約書」を締結。
  • 2009年12月M&A両社の株主総会において、両社が共同で株式移転の方法によりテクノホライゾン・ホールディングス㈱を設立し、両社がその完全子会社になることについて決議。

2010年代

  • 2010年4月創業両社が株式移転の方法により当社を設立。当社普通株式を㈱大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。
  • 2010年4月創業光学機器の販売を目的として、フランスにELMO Europe SASを設立。
  • 2010年12月創業光学機器の販売を目的として、中国に北京艾路摩科技有限公司を設立。
  • 2011年1月創業電子機器の開発・製造・販売を目的として、中国に泰志達(蘇州)自控科技有限公司を設立。
  • 2011年7月㈱タイテックの情報通信機器部門を新設分割し、㈱ファインフィットデザインを設立。
  • 2013年7月上場㈱東京証券取引所と㈱大阪証券取引所の統合に伴い、㈱東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。
  • 2016年4月M&A㈱エルモ社が㈱ファインフィットデザインを吸収合併。㈱SUWAオプトロニクスが㈱中日諏訪オプト電子に商号変更。
  • 2017年11月M&A㈱タイテックが㈱ケーアイテクノロジーの株式を取得し子会社化。
  • 2018年5月M&A㈱タイテックが㈱アド・サイエンスの株式を取得し子会社化。
  • 2018年8月M&A㈱エルモ社が㈱ケイグランデの株式を取得し子会社化。
  • 2018年12月㈱エルモ社が㈱ブイキューブの電子黒板サービス事業を譲受。
  • 2019年6月M&A㈱タイテックが㈱エムディテクノスの株式を取得し子会社化。㈱ケイグランデが㈱エルモケイグランデに商号変更。

2020年代

  • 2020年3月M&A㈱タイテックが新光技研㈱の株式を取得し子会社化。
  • 2020年3月M&A㈱タイテックがアイ・ティ・エル㈱の株式を取得し子会社化。
  • 2020年5月M&A㈱タイテックが㈱ブルービジョンの株式を取得し子会社化。
  • 2020年7月M&A㈱エルモ社がESCO Pte. Ltd.の株式を取得し子会社化。
  • 2020年9月光学機器の製造を行うELMO Industry(Thailand)Co.,Ltd.の清算を決議。
  • 2020年10月商号変更テクノホライゾン・ホールディングス㈱からテクノホライゾン㈱へ商号変更。
  • 2020年12月北京艾路摩科技有限公司の清算及びESCO Audio Visual Pte. Ltd.(ESCO China)へ事業移管を決議。
  • 2021年1月M&A㈱エムディテクノスが新光技研㈱を吸収合併。
  • 2021年4月M&A当社が連結子会社の㈱エルモ社、㈱中日諏訪オプト電子、㈱タイテックを吸収合併。
  • 2021年5月M&A当社がPACIFIC TECH PTE.LTD.、PACTECH MSP PTE.LTD.、PACIFIC INTECH DISTRIBUTION SDN.BHD.及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.の株式を取得し子会社化。
  • 2021年6月M&A当社が㈱市川ソフトラボラトリーの株式を取得し子会社化。
  • 2021年9月商号変更㈱エムディテクノスがアインド㈱に商号変更。
  • 2022年1月M&A当社がアポロ精工㈱の株式を取得し子会社化。 ESCO Pte. Ltd.が海外子会社ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。
  • 2022年3月M&A当社がアジア㈱の株式を取得し子会社化。
  • 2022年4月㈱東京証券取引所の市場区分の見直しにより、㈱東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行。
  • 2022年8月北京艾路摩科技有限公司が清算結了。
  • 2022年10月当社が名古屋電機工業㈱から実装プリント基板の検査装置事業を譲受。
  • 2023年3月M&A当社が㈱CYBER DREAMの株式を取得し子会社化。アポロ精工㈱が㈱ケーアイテクノロジーとアインド㈱を吸収合併。アイ・ティ・エル㈱が㈱エルモケイグランデ、㈱ファインシステム、㈱市川ソフトラボラトリー、アジア㈱を吸収合併し、商号をアドワー㈱に変更。当社がウェルダンシステム㈱の株式を取得し子会社化。 PACTECH MSP PTE.LTD.が清算結了。 BlueVision Europe Limitedの清算を決議。アポロ精工㈱及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.がApollo Seiko South Asia Co., Ltd.の株式を取得し子会社化。 PACIFIC TECH PTE.LTD.が海外子会社Pacific Intech (Cambodia) Co., Ltd.を設立。当社が㈱ブイキューブから緊急対策とフィールドワークの専門領域に特化したDX支援を行うプロフェッショナルワーク事業を譲受。アポロ精工㈱の海外子会社であるApollo Seiko Europe B.V.がポーランド共和国に支店を設立。 ESCO Pte.Ltd.が海外子会社である

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    コア技術の磨き上げと4市場への展開

    「映像&IT」と「ロボティクス」をコア技術と位置づけ、「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」の4重点市場に製品・サービスを展開し、カスタマーエクスペリエンス向上と社会課題解決を目指す。

  2. 02

    M&Aによる事業拡大とシナジー追求

    持続的成長のため戦略的M&Aを推進し、新規商圏への迅速な参入とソリューション提供体制を強化。グループ入りした企業の強みを活かし、相互補完によるシナジー加速と企業価値最大化を図る。

  3. 03

    グローバル化の加速

    米国、欧州、中国に加え、ASEAN地域に拠点を持つESCO社等を中心に、グローバルな事業展開を推進。特にASEAN地域での事業拡大に注力する。

  4. 04

    生産体制最適化と社内DX推進

    国内・中国・アジア協力工場の役割分担を見直し生産効率化を図る。また、経費精算、ERP、人材マネジメント等の社内インフラDXを推進し、業務効率化と働き方改革を実現する。

  5. 05

    人材確保・育成とガバナンス強化

    事業拡大に伴い、研修充実やグループ企業人材の積極登用により人材を確保。社外取締役登用やリスク管理委員会設置など、コーポレートガバナンス体制を強化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は525万円で、9期前と比べて+3.3%平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月901
2018年3月865
2019年3月50850.11.8896
2020年3月51548.12.0879
2021年3月53447.63.01,069
2022年3月50144.61.01,310
2023年3月50346.21.81,312
2024年3月51846.83.11,416
2025年3月51246.03.71,45727
2026年3月52545.84.41,506153

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社22(国内 9 / 海外 13、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・工場 — 名古屋市南区2,783百万円
映像&IT事業 ロボティクス事業
茅野工場 — 長野県茅野市448百万円
ロボティクス事業
本社・工場 — 静岡県御殿場市232百万円
ロボティクス事業
本社(シンガポール) (注)3166百万円
映像&IT事業
本社・工場(中国広東省) (注)3142百万円
ロボティクス事業
愛知工場 — 愛知県海部郡131百万円
ロボティクス事業
本社(シンガポール) (注)373百万円
映像&IT事業
本社・工場(中国江蘇省) (注)366百万円
ロボティクス事業
本社(米国 ニューヨーク州) (注)365百万円
映像&IT事業
徳島オフィス — 徳島県徳島市59百万円
映像&IT 事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    American Elmo Corp.
    米国 ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Elmo USA Corp. (注)2,3
    米国 ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd. (注)5
    タイ バンコク都 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ELMO Europe SAS
    フランス パリ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アドワー㈱
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ESCO Pte. Ltd. (注)6
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ESCO Audio Visual Sdn. Bhd. (注)2
    マレーシア セランゴール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ESCO Audio Visual Pte. Ltd. (注)2
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITED (注)2
    ベトナム ハノイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ESCO Korea Co., Ltd. (注)2
    大韓民国 ソウル特別市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PACIFIC TECH PTE.LTD. (注)6
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PACIFIC INTECH DISTRIBUTION SDN.BHD.
    マレーシア クアラルンプール · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
  • ウェルダンシステム㈱東京都千代田区100%
  • 株式会社CYBER DREAM宮城県仙台市100%
  • 株式会社アイネッツコム高知県高知市100%
  • ユニバースケープ株式会社東京都千代田区100%
  • 東莞旭進光電有限公司(注)3中国広東省100%
  • ㈱ブルービジョン(注)5横浜市港北区100%
  • 泰志逹智能科技(蘇州)有限公司(注)3中国江蘇省100%
  • アポロ精工㈱静岡県御殿場市100%
  • Apollo Seiko Europe B.V. (注)2オランダ 北ブラバント州100%
  • 中島銅工㈱(注)2埼玉県ふじみ野市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は514億円営業利益23億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.6%、利益が+475.0%。

売上高
+1.6%
514億円
営業利益
+475.0%
23億円
純利益
25億円
営業利益率
4.5%
前期比 +3.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高550億円514億円
営業利益30億円23億円
純利益17億円25億円
1株あたり配当¥33¥33

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は133億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1412
2024年1Q108−3−2.8−2
2024年2Q12554.05
2024年3Q111−1−0.9−3
2024年4Q14210
2025年2Q23510.4−3
2025年4Q27131.1−3
2026年2Q22993.95
2026年4Q285144.920
2027年1Q13353.84

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は266億円から514億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。売上は8期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱東京証券取引所と㈱大阪証券取引所の統合に伴い、㈱東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。
2013年3月26620
2014年3月235−13−34
2015年3月21431
㈱エルモ社が㈱ファインフィットデザインを吸収合併。㈱SUWAオプトロニクスが㈱中日諏訪オプト電子に商号変更。
2016年3月211−1−3
㈱タイテックが㈱ケーアイテクノロジーの株式を取得し子会社化。
2017年3月2014−1
㈱タイテックが㈱アド・サイエンスの株式を取得し子会社化。
2018年3月194118
㈱タイテックが㈱エムディテクノスの株式を取得し子会社化。㈱ケイグランデが㈱エルモケイグランデに商号変更。
2019年3月196116
㈱タイテックが新光技研㈱の株式を取得し子会社化。
2020年3月2241413
㈱エムディテクノスが新光技研㈱を吸収合併。
2021年3月2652521
当社がアポロ精工㈱の株式を取得し子会社化。 ESCO Pte. Ltd.が海外子会社ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。
2022年3月345104
当社が㈱CYBER DREAMの株式を取得し子会社化。アポロ精工㈱が㈱ケーアイテクノロジーとアインド㈱を吸収合併。アイ・ティ・エル㈱が㈱エルモケイグランデ、㈱ファインシステム、㈱市川ソフトラボラトリー、アジア㈱を吸収合併し、商号をアドワー㈱に変更。当社がウェルダンシステム㈱の株式を取得し子会社化。 PACTECH MSP PTE.LTD.が清算結了。 BlueVision Europe Limitedの清算を決議。アポロ精工㈱及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.がApollo Seiko South Asia Co., Ltd.の株式を取得し子会社化。 PACIFIC TECH PTE.LTD.が海外子会社Pacific Intech (Cambodia) Co., Ltd.を設立。当社が㈱ブイキューブから緊急対策とフィールドワークの専門領域に特化したDX支援を行うプロフェッショナルワーク事業を譲受。アポロ精工㈱の海外子会社であるApollo Seiko Europe B.V.がポーランド共和国に支店を設立。 ESCO Pte.Ltd.が海外子会社である
2023年3月438−4−16
2024年3月4861710
2025年3月506440.8−6
2026年3月51423294.525

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高514億円のうち、営業利益として残るのは23億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.2%397億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%94億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%23億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.4pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.1pt
4.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+14.0pt
22.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが45億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは46億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は47億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−1−2−1−330
2014年3月−10−68−1624
2015年3月28−2−272623
2016年3月26−1−342514
2017年3月180−131818
2018年3月18−3−161518
2019年3月5−75−221
2020年3月21−3121850
2021年3月17−2340−683
2022年3月10−46−8−3641
2023年3月−13−915−2237
2024年3月14−8−15632
2025年3月9−101−134
2026年3月451−364647

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は394億円。このうち返さなくてよい自己資本が123億円で、自己資本比率は31.2%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2908320728.5
2014年3月2685321519.6
2015年3月2405918124.4
2016年3月2035414926.5
2017年3月1834913427.0
2018年3月1755711832.8
2019年3月1866212433.4
2020年3月2117513635.3
2021年3月2909319732.2
2022年3月3189722130.6
2023年3月3698728223.6
2024年3月3619826327.2
2025年3月37410127327.0
2026年3月39412327131.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
56億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
39億円
在庫として抱えている分
負債合計
271億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率21 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中210位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
31.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.4%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥977で、1年前と比べて+131.7%過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。

¥977-1.0%1ヶ月+0.0%1年+131.7%時価総額206億円
過去52週の値幅
安値¥392高値¥1,569

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)5.3倍
PER (会社予想)7.7倍
PBR1.06倍
配当利回り3.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は892円と5.91%下落、52週高値1569円から-43%の水準。1ヶ月で-10.6%下落。25日線(1003.36円)を-11.1%下回る。出来高は41.1万株と高水準。週足では3週連続下落で下降トレンド。52週安値382円からは依然+133%高。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER5.2倍は業界平均28.3倍を大幅に下回り極めて割安。PBR1.05倍は業界平均2.11倍を下回る。ROE22%と高収益で、配当利回り1.94%は業界平均1.88%並み。ただし前期営業赤字で業績は安定せず、割安だがリスクも存在。

指標この会社業種平均
PER (実績)5.3倍30.8倍
PER (予想)7.7倍
PBR1.06倍2.58倍
ROE22.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は不安定で、2025年3月期は営業利益率1%未満。強気派はPBR1倍割れに近く、半導体市況回復で業績改善が期待できるとみる。また、PER5.2倍と超割安。弱気派は収益力の低さと、半導体業界の周期性リスクを重視。利益率改善が持続するか疑問視する。

プラスに働く材料7
  • PBR1倍割れ接近

    PBR1.05倍と解散価値に近く、下値不安が小さい。

  • 半導体市況回復

    半導体需要の回復で、受注増と利益率改善が見込める。

  • 超割安PER

    PER5.2倍は業界平均を大幅に下回り、割安感が強い。

  • 2026年3月期営業利益大幅回復2026/3期影響

    営業利益23億円は前期比+475%増、急回復

  • 黒字転換で純利益25億円2026/3期影響

    純利益25億円は前期-6億円から黒字転換、業績改善顕著

  • PER5.2倍の超割安修正2026年上期影響

    PER5.2倍は極めて低く、業績回復で正常化余地あり

  • ROE22%と高収益体質2025/3期実績影響

    ROE22%は高水準、資本効率の良さが評価

マイナスに働く材料7
  • 低すぎる収益性

    2025/3期営業利益率0.79%は事業の競争力に疑問。

  • 業績の不安定さ

    過去に営業赤字もあり、収益基盤が脆弱。

  • 成長性の乏しさ

    売上高成長率は年4%未満。高成長企業へのバリュー転換は難しい。

  • 売上高成長率の鈍化2026/3期影響

    売上高514億円は前期比+1.6%増と低成長

  • 営業利益率4.47%と低水準2026/3期影響

    営業利益率4.47%は業界平均を下回る、収益力懸念

  • 業績のボラティリティ高2025/3期影響

    前期営業利益4億円から23億円と変動大きく、予測困難

  • 業績回復の持続性不透明2026/3期影響

    営業利益の急回復が一時的な要因に依存するリスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益改善のトレンドを確認する最重要指標。
受注高
半導体市況の動向を直接反映。
自己資本比率
財務安定性とリスク耐性を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり33で、前期から+150.0%いまの株価に対する利回りは3.38%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥33
1株あたり
配当利回り
3.38%
いまの株価に対して
配当性向
19.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2
2018年3月4100.0118.8
2019年3月40.012.6
2020年3月15275.033.1
2021年3月2033.360.3
2022年3月200.07.0
2024年3月10−50.010.7
2025年3月1220.0
2026年3月30150.019.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥33

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,160人。区分でいちばん多いのは個人・その他76.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.8%を占め、残る87.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他73.577.581.080.781.176.0
自己株式36.036.036.036.036.036.0
事業法人11.312.011.611.912.311.2
外国法人1.92.61.41.41.76.5
証券会社9.94.53.93.33.14.6
金融機関3.33.32.02.61.61.5
外国人個人0.10.10.10.10.20.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社野村トラスト7.03
02有限会社野村興産2.78
03楽天証券株式会社共有口1.37
04株式会社大垣共立銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.25
05モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社1.20
06榊 雅信1.20
07テクノホライゾン従業員持株会1.03
08UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.00
09STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.97
10JPMSLLC CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.89

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+14752%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは22.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月16130.2168.874.9
2014年3月−252391−50.3
2015年3月94342.231.1214.0
2016年3月−21398−5.023.7
2017年3月−11366−2.9
2018年3月5742514.314.7118.8
2019年3月4846210.87.712.6
2020年3月9855419.35.333.1
2021年3月15969325.57.460.3
2022年3月327224.523.07.0
2023年3月−115646
2024年3月7472710.87.010.7
2025年3月−46749
2026年3月18391122.04.619.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
野村拡伸代表取締役社長57
口野達也取締役56
加藤靖博取締役57
寺澤和哉取締役51
Anis Uzzaman取締役50
渡邉哲也常勤監査役56
原田彰好監査役76
飯田浩之監査役65
井上龍哉監査役70

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3424214
社外取締役525255
監査役1131313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,021字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社と子会社23社(2026年3月31日現在)により構成されております。当社は業務執行を担うための事業本部制を採用し、属する子会社及び関連会社とともに事業活動を行っております。 当社グループの事業は「映像&IT」及び「ロボティクス」に区分され、事業区分に属する商品の開発・製造・販売活動を主な事業内容としております。 当社グループの主な事業内容と主な関係会社の当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 なお、事業区分は報告セグメントと同一の区分であります。 事業区分   事業内容   主な関係会社 映像&IT   映像&ITグローバル本部、映像&ITビジネス本部並びに関係会社が国内で書画カメラ(実物投影機)、電子黒板、監視カメラなどの光学機器や映像コミュニケーションサービスの開発・販売を行い、Elmo USA Corp.(米国)及びELMO Europe SAS(フランス)が国外で販売を行うほか、アドワー株式会社が国内でソフトウエアの受託開発・販売を、ESCO Pte. Ltd.が国外でAV機器およびシステムの販売・設置工事を、PACIFIC TECH PTE.LTD.が国外でセキュリティソフトウエアの販売や保守などを行っています。   Elmo USA Corp. ELMO Europe SAS ESCO Pte. Ltd. PACIFIC TECH PTE.LTD. アドワー株式会社 ロボティクス   ロボティクス営業本部、ロボティクスイノベーション開発本部並びに関係会社が国内外で業務用車載機器、医療機器、その他の精密工学部品、ロボットコントローラや工作機械用CNC(コンピュータ数値制御)装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA関連機器の開発・製造・販売を行っております。また、泰志逹智能科技(蘇州)有限公司が中国でFA関連機器の開発・製造・販売を行うほか、東莞旭進光電有限公司が中国で樹脂成型部品等の製造を行っております。   東莞旭進光電有限公司 泰志逹智能科技(蘇州)有限公司 アポロ精工株式会社 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)連結子会社のELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd.及び株式会社ブルービジョンは清算中であることから、事業系統図には記載をしておりません。
経営方針・対処すべき課題5,178字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 企業理念体系 ①経営理念 当社グループの経営理念は以下のとおりであります。 テクノホライゾングループは、映像&IT及びロボティクス事業を核にさまざまな製品とサービスを提供し、グローバルな「人と社会」に貢献することを事業のミッションといたしております。当社グループが対象とする市場分野は、「教育ICT」、「企業・自治体DX」、「ビジョンシステム」、「FAロボット」の4つの分野にわたりますが、 ・技術を活かすこと ・皆さまのお役に立つこと ・豊かな社会を実現すること に関しては一貫してその姿勢を貫いております。そして今後さらに、「輝く地平線(ホライゾン)」をめざして着実に前進する所存でございます。 ②経営方針 当社グループの経営方針は以下のとおりであります。 当社グループは、企業理念である『グローバルな「人と社会」に貢献する』の達成に向けて、核となる「映像&IT事業」及び「ロボティクス事業」、それを展開させるための「マーケティング力」及び「プロダクト開発」の強化に力を入れ、さらなる「グローバル化」に取り組んでまいります。 また、運営の基本原則として「コンプライアンスの徹底」「顧客満足に徹すること」「公正かつ透明な事業活動を行うこと」などを実行してまいります。 ③社是 このような経営理念及び経営方針のもと、テクノホライゾングループは、 をグループ社是と定め、不確実性(VUCA:Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity)の時代にあっても、役員・従業員が一丸となって前進してまいります。 VUCAの時代の風が吹く大地を地平線に向かって進むが如く、グループのコア技術である「映像&IT」及び「ロボティクス」を活用し、さまざまな製品とサービスの提供を通じてカスタマーエクスペリエンスの向上を図り続け、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。 (2) 経営戦略等 2010年に当社は、1921年に創業した榊商会を源流とする株式会社エルモ社※1と、その親会社で1975年設立した株式会社タイテック※2の2社の純粋持株会社(旧社名:テクノホライゾン・ホールディングス株式会社)として設立されました。それぞれの強みであるオプト(光学)とエレクトロニクス(電子)を掛け合わせて(オプトエレクトロニクス)新たな価値を生み出す、モノづくりのエキスパートを目指して邁進してまいりました。 その後、時代の変化とともに事業ポートフォリオを見直しつつ、企業体質の強化を図りながらオプトエレクトロニクスで事業を展開してまいりました。 そして、2020年10月の社名変更を経て2021年4月には、当社、株式会社エルモ社、株式会社タイテック、及びこの間に主要子会社となった株式会社中日諏訪オプト電子※3の4社で合併・経営統合し、カンパニー制を導入(エルモカンパニー、ファインフィットデザインカンパニー、タイテックカンパニー)しました。この経営統合を機会に、コア技術を「映像&IT」と「ロボティクス」と再定義して事業拡大に注力しています。 ※1:株式会社エルモ社(1949年設立): 1921年に創業し、写真用引伸機の製造販売や写真機修理を展開、その後1927年に国産初の16ミリ映写機等を製造・販売した「榊商会」が源流。書画カメラ(実物投影機)、電子黒板などを販売し、近年は経営支援ソリューションなどのソフトの開発・製造・販売にも注力。 ※2:株式会社タイテック(1975年設立): 射出成形品の取出機を制御する装置、工作機械用CNC(コンピュータ数値制御)装置やロボットコントローラなどのFA(Factory Automation)関連機器の開発・製造・販売。 ※3:株式会社中日諏訪オプト電子(2009年設立、2016年に社名変更): レンズ、光学ユニットや特殊光学機器のほか、業務用車載機器、医療機器、その他の精密光学部品の開発・製造・販売。 この間、事業領域の拡大と企業成長に向けた機会を創造し、経営効率を高め、企業価値の最大化を目指して積極的な事業継承(事業譲受やM&A)を実行しています。2017年以降、本年3月末時点において、3つの事業の譲受けと海外子会社2グループを含む19社・グループが当社グループとして仲間入りし、相互補完しながらグループ一体となって社会課題の解決に資する製品・サービスの提供をしています。 私たちが掲げるミッションと目指すべき未来は、グローバルな人と社会に貢献すること、すなわち、映像&ITとロボティクスが生み出す、人と技術が共に生きる未来。そしてその先にある、「人々が安心して学び、働き、そして暮らしていける、持続可能な社会」の実現です。「教育ICT」では、多様な子どもたち一人ひとりに合わせた学びが求められる中、ICT機器や学習支援システムを通じて、教育現場の質の向上を支援し、未来の人材育成を支えています。「企業・自治体DX」では、仕事の価値を高め、効率的かつ安全な運営や、サービスのクオリティ向上に貢献しています。「ビジョンシステム」では、人の目では捉えきれない情報を映像技術とAIで可視化し、迅速かつ正確な判断を支援することで、より良い社会インフラを支えています。最後に「FAロボット」が活躍する製造現場では、高い品質と生産性の両立が求められ、精密制御や検査技術を活用することで、課題解決に取り組んでいます。 当社グループは、企業理念『グローバルな「人と社会」に貢献する』のもと、引き続きコア技術と強いマーケティング力をもってグローバルな事業展開を推進してまいります。 グループ内シナジーを発揮するために、コア技術の「映像&IT」及び「ロボティクス」を活用した共同研究開発活動を精力的に進めることで企業や人々に役立つ商品・サービスを積極的に展開し、「ベンチャー企業の機動力」と「大手企業の力強さ」を兼ね備えた他社にはできないことに取り組む企業体とすることで、事業ミッションを実現してまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 企業成長及び企業価値を測る指標として当社が重視している経営指標は、会社の本業の収益力を示す代表的な指標である売上高営業利益率と株主資本の効率化を測る代表的な指標である自己資本当期純利益率とし、その向上に努めております。 (4) 経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、世界的な半導体不足や為替変動、原材料価格の高騰のほか、更にはウクライナ情勢の長期化による世界的なサプライチェーンの混乱が予想されるなど、不確実性の高まりによりますます厳しくなっていくものと予想されます。このような状況に適切に対応するため、当社はグループ企業を含めた積極的な組織最適化などを実施しております。また、更なる事業強化を通じて経営体質を強化するために積極的なM&Aを実施しております。 「映像&IT」及び「ロボティクス」を活用して「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」の重点4市場に商品・サービスを展開しつつ、新たな市場価値創造をすることで事業を発展させ、グローバルな「人と社会」に貢献してまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループの技術領域である「映像&IT」と「ロボティクス」は技術革新のスピードが速く、特に近年では変化の激しさが増しています。この変化の激しい時代であるからこそ、デジタル化・自動化・省人化に対応する製品やサービスを提供する当社グループにとってビジネスのチャンスは広がっていると考えております。コア技術である「映像&IT」及び「ロボティクス」を磨き、カスタマーエクスペリエンス(感動する体験)を実現してまいります。 具体的には、以下に掲げる経営課題に取り組んでまいります。 ① 事業の強化及び買収先企業のシナジーの追求 1) 「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」を重点市場とし、「映像&IT」及び「ロボティクス」を活用して企業や人々に役立つ商品・サービスを積極的に展開してまいります。 2) 映像&IT事業 ICT教育機器への関心と、企業におけるDX化需要の高まりなどに対し、スピーディに対応できるように、グローバルなマーケティング力の強化と商品の開発に力を入れてまいります。教育市場では既存主力製品である実物投影機をはじめ、電子黒板などのICT機器、デジタル教材、校務システム並びに支援業務など様々な製品・サービスで教育環境の改善をサポートできるよう、日々活動しております。また、企業市場ではERPなど社内業務のDX、遠隔での会議や作業支援のユニファイドコミュニケーションやAVシステム、サイバー攻撃に対するセキュリティ、交通インフラなど効率化・安全管理・省エネのニーズにカメラやAIを使った製品・サービスを提供してまいります。 3) ロボティクス事業 人手不足解消や生産性向上のためにロボット機器や工場改善ソリューション製品を強化し、より現場に密着したサービスをグローバルに展開してまいります。工場では人手不足、品質改善など様々な課題を抱えており、自動化・情報化の開発に力を入れております。主に半導体製造ラインや研究開発用のX線検査装置、生産情報を管理するソフトウエアなどを提供し、効率的で安全な働きやすい工場への改善提案をしてまいります。その他に、ビジョンシステムの開発にも注力しており、AIソフトやAIエンジン、精密測定器や医療機器など工業用装置や社会問題の解決に必要なコンポーネントを開発し、提供してまいります。 ② M&Aの推進 当社グループは、持続的な成長を実現するため、今後も戦略的なM&Aを積極的に推進してまいります。これにより、新規商圏への迅速な参入とともに、製品・サービスの提供の迅速化を図り、顧客視点に立ったソリューション提供体制を一層強化いたします。今後は、グループ入りした各社の強みを最大限に引き出し、グループ内シナジーを加速させることで、事業の付加価値向上と持続的な企業価値の最大化に努めてまいります。 ③ 最適な生産体制及びDX化の推進 1) 当社グループの生産体制は、国内及び中国で生産を行う一方、アジア地域の協力工場も活用しております。国内工場と海外工場との役割分担を適宜見直し、グループ全体の生産体制の効率化を図ります。また、昨今の電子部品の価格上昇に対応すべく、購買部門の強化をしてまいります。 2) 社内インフラを強化してDX化(経費精算、ERP、人材マネジメント、予実管理等)を推進することで、仕事の効率化とともに働き方を改革してまいります。 ④ グローバル化の加速 当社グループは、早期よりアメリカ、ヨーロッパ、中国に現地法人を設立し、海外販売に注力してまいりました。これに加えて成長市揚であるASEAN全域に拠点を有し、シンガポールに本社を置くESCO Pte. Ltd.及びPacific Tech Pte. Ltd.を中心とし、欧米のみならずASEAN地域での事業拡大に努め、グローバル化を加速してまいります。 ⑤ 人材の確保と育成 当社グループは、事業の急速な拡大に伴い、従業員の増加が見込まれます。開発、製造、営業、管理等の各部門において組織力や現場力の強化が必要であり、人材の確保育成が急務です。研修体制を充実させるとともに、グループ入りした企業の人材を積極的に登用しています。 ⑥ コーポレート・ガバナンス体制の充実 1) 当社グループは、コーポレート・ガバナンス体制を強化しております。見識の高い人材を社外取締役や顧問として積極的に登用し、取締役会の実効性や透明性を高めてまいります。 2) 企業の持続的な成長には、適切なリスクへの対応が必要です。当社では「リスク管理委員会」を設置して、当社グループの経営に関するリスクを網羅的に洗い出し、定量的なリスク評価及びその対応をしています。 3) CSRに積極的に取り組み、未来を創造する企業として、従業員、お客様、社会に求める満足感に充分応えられるよう、コンプライアンスの徹底、ステークホルダーへの積極的な情報開示、環境への配慮など、具体的に実践してまいります。
事業等のリスク4,984字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 戦略・事業を遂行する上でのリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な項目を以下に記載します。 当社グループでは、評価者(本部長以上、グループ企業:代表取締役社長)がリスクの発生可能性や発生した場合の当社グループ業績への影響度について5段階評価し、当社グループ全体のリスクの評価と対応方針、進捗状況等について定期的にモニタリングを行っています。 (特に重要なリスク) 主なリスクファクター   リスクの内容   リスクに対する対応策 (1) 市場環境の変化   当社グループは「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」の4つの市場に対し、技術基盤である「映像&IT」と「ロボティクス」により、持続可能で豊かな社会を実現するための仕組みやソリューションを提供することで事業の拡大をはかっておりますが、新規並びに拡大化の戦略におきましては、市場の需要動向、競合他社の戦略・施策が大きく影響いたします。さらに異業種企業が市場参入することにより新しい概念に基づいた技術原理や差別化技術等によって、より優れた商品を投入してくる可能性も否定することは出来ません。こうした場合、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。   当社グループは、事業環境の絶え間ない変化を認識しており、経済情勢、市場環境、顧客ニーズの変化、投資動向等を常に注視しております。これらの情報を経営計画・事業計画へ機動的に反映させることで、変化への迅速な対応に努めています。 主なリスクファクター   リスクの内容   リスクに対する対応策 (2) 業績変動要因   映像&IT事業の主要製品のうち電子黒板の売上は、主たる販売先である文教市場の予算執行時期にあたる夏休みや年度末に偏る傾向があります。ロボティクス事業では、主に工作機械業界及びエレクトロニクス業界の企業を顧客とし、事業を展開しております。工作機械業界及びエレクトロニクス業界の需要縮小は、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、既存事業で培った技術力・ノウハウを活かし、保守・サポートサービス等製品販売に付随するストック型収益の拡大を積極的に推進しています。これにより、一時的な需要変動や季節要因に左右されにくい、より安定した収益構造の構築を目指します。また、既存事業とのシナジーが期待できる、近隣市場への製品・サービス展開を加速させます。これにより、特定の市場への依存度を低減し、事業全体の分散化を図ることで、単一市場の変動による影響を最小限に抑える取り組みを行っています。 (3) 研究開発活動及び人材育成   当社グループが持続的成長を実現するには常に新しい差別化技術を開発し、その技術に基づく製品を市場投入して行かねばなりませんが、研究開発の成果は不確実なものであります。また、技術スキルの高い人材の確保と育成ができなかった場合には、当社グループの業績並びに成長に対し大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは開発部門を有し、同部門が市場環境の把握、技術的課題解決、新製品開発を効率的に行なうことでリスク低減に努めております。人材育成では、新卒や中途採用で、技術スキルの高い人材の獲得に努めるとともに、入社後の研修等による人材育成にも努めております。 (4) 新製品の開発   新製品の開発が予定どおりに進捗しない場合や現行製品から新製品への移行が適切に行えない場合には、競争力の低下により当社グループの業績並びに成長に対し大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは開発部門を有し、同部門が市場環境の把握、技術的課題解決、新製品開発を効率的に行なうことでリスク低減に努めております。 (5) 原材料の調達   当社グループは、半導体含め多数の外部取引先から原材料、部品等を調達しておりますが、重要部品が何らかの理由により当社グループが計画していた数量や価格で入手できず、予定していた数量の生産が出来ない場合等には、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループは、調達先に対して定期的に監査等の調査を行うと共に、調達ルートの多様化を進める等、安定調達に努めております。 (6) 競争の激化   国内外のメーカーとの価格競争の激化により、販売価格が著しく下落する可能性があります。また、高シェア商品でも将来も優位に立てる保証はありません。他社新製品の開発により販売数量が減少するなど、当社グループの業績に大きな影響を及ぼすおそれがあります。   各事業分野において、徹底した原価低減によりコスト競争力を高めるとともに、独自技術や品質・信頼性で競合他社と差別化を図り、シェア拡大を図っています。さらに、市場の動向や競争の状況によって事業ポートフォリオの見直しを行なっています。 主なリスクファクター   リスクの内容   リスクに対する対応策 (7) 製品の品質   当社は、品質マネジメントシステム(ISO9001)、環境マネジメントシステム(ISO14001)並びに医療機器における品質マネジメントシステム(ISO13485)を取得して、品質面で万全を期すよう体制を整えておりますが、欠陥が発生しない保証はありません。製造物責任賠償保険に加入しておりますが、製造物責任賠償につながるような製品の欠陥は、そのコストや当社グループに対する評価を著しく低下させ、売上高の減少等により、当社グループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが行うソフトウエア開発業務において、作業進捗の遅延や予期し得ない不具合が生じた場合には、当社グループに対する評価を著しく低下させ、売上高の減少や損害賠償等により当社のグループの業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、「品質第一」を基本精神とし顧客満足を最優先に考えた取り組みを行っています。国際規格に準拠した品質マネジメントシステムを運用し、開発・設計から製造・販売・サービスに至るまでの全プロセスで品質管理を徹底しています。 (8) 第三者所有の知的財産権へ     の抵触   当社グループは、新製品開発や生産・販売活動において当社グループ所有もしくは適法に使用許諾を受けた知的財産権を使用しております。しかしながら、認識の範囲外で第三者より知的財産権の侵害を主張される可能性は否定できず、他社から特許権侵害訴訟を受け、当社グループの製品が先行特許を侵害する判決となった場合は、開発断念や発売中止、販売の差し止め・損害賠償の責任を負うことがあります。その場合に、当社グループの業績に大きな影響を及ぼすおそれがあります。   当社グループでは、第三者の知的財産を侵害することがないよう、外部専門家の意見を参考にしつつ、現場の技術者と知財部門の連携を強化し、開発プロセスの初期段階から厳格に他者の知的財産権を調査しております。 (9)海外での事業展開   当社グループは、欧米及びASEAN諸国において現地法人並びに販社を通じて海外で販売活動を行っております。また製品の製造を中国の現地法人で行っているほか、多くの部品の仕入調達を主にアジア諸国に依存しております。こうした海外での事業展開においては、予期しない法律・規制の変更、政治体制・経済環境の変動、テロ・戦争・感染症等による社会の混乱、水・電力や通信網等インフラストラクチャーの障害、人材の採用・確保の難しさ等のリスクにより事業活動に障害が生じる可能性があります。   海外での展開にあたっては、事前に進出国を慎重に調査するとともに、販売拠点、生産拠点ともにリスクを検討し、評価した上で判断しております。また、進出後も法令の改正等の情報収集に努め、リスク低減を図っております。 (10)為替相場の変動   項目(9)に示したとおり、当社グループは海外においても事業展開を実施しており、外国為替レートの大きな変動は、当社グループの外貨建てで取引されている売上高並びに仕入高に影響し、結果として当社グループの業績に大きな影響を与えます。   為替変動への対策として、取引通貨バランスの改善、円建て取引の増加、海外調達の拡大、生産国の見直し等により、総体的な為替リスクの軽減を図っております。グループ各社においても、取引通貨バランスの改善等により為替リスク軽減を図っております。 主なリスクファクター   リスクの内容   リスクに対する対応策 (11)環境規制   当社グループは、廃棄物削減、地球温暖化や大気汚染防止、有害物質の処理等に関して様々な環境規制の適用を受けております。当社グループは、環境整備活動を重要な方針の一つとして掲げ、工場の環境整備を進めております。しかしながら、事故や自然災害により不測の環境汚染が生じる場合、当社グループが現在稼働させている工場用地等において汚染物質が発見された場合、新たな環境規制の施行によって多額の費用が発生した場合、環境規制を遵守できない場合、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響が及ぶ可能性があります。   当社は、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを構築し、運用することで環境負荷削減をはじめとする環境保全に向けた継続的な環境改善を進めております。取り組みに当たっては、「コンプライアンス委員会」が中心となり、法令や規制等に基づく順守状況を定期的にモニタリングしております。 (12)企業買収   当社グループは成長戦略の一つとして、企業買収を積極的に行っております。その結果、のれん及び無形固定資産が増加しております。のれん及び無形固定資産につきましては、将来の収益力が低下した等により減損が必要になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループ会社において経営環境の著しい悪化や収益状況の悪化等が将来にわたって見込まれる場合、当社が保有する関係会社株式の評価に影響を及ぼすなど、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。   資産の取得に際して、投資金額及び内容に応じた所定の手続きを実施し、投資対効果の検討等様々な点を考慮し実行の是非を決定しております。また、各投資案件は、財務、戦略、リスク視点での妥当性を審議し、買収後も定期的にモニタリングを行うことによりリスクへの対策を講じていく仕組みを構築しております。 (13)自然災害、および感染症蔓     延のリスク   大規模地震の発生や、気候変動などに起因する自然災害の発生、感染症の蔓延などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   このリスクに対して、当社グループは、仕入れ・製造・販売の分散を図り影響を最小限に抑える努力を行っております。 (14)情報漏洩リスク   当社グループは、事業活動に関連してさまざまな機密情報を保有しております。社内規程の整備や管理強化によって、情報漏洩の防止に努めておりますが、不正なアクセスやサイバー攻撃等の予期せぬ事態によって情報漏洩が発生した場合、多額の費用負担や企業イメージの悪化により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   当社は社内情報など、重要な情報の取り扱いについては、情報管理規程や情報管理要領を制定し適切に情報の管理をしております。また、情報セキュリティ委員会を定期的に開催し、社内ネットワーク並びに情報機器を利用する上で、会社の資産を安全・確実に守るために適切な管理運用体制をモニタリングしております。
経営成績の分析 (MD&A)5,645字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。 1) 財政状態 当連結会計年度末における総資産は39,412百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,015百万円増加いたしました。 流動資産は30,731百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,333百万円増加いたしました。これは主に原材料及び貯蔵品が537百万円減少した一方で、現金及び預金が1,249百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が973百万円、電子記録債権が180百万円、商品及び製品が73百万円、仕掛品が89百万円増加したことによるものであります。固定資産は8,680百万円となり、前連結会計年度末に比べ318百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が204百万円、投資その他の資産が116百万円減少したことによるものであります。 流動負債は23,562百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,001百万円増加いたしました。これは主に電子記録債務が356百万円、短期借入金が1,457百万円、1年内返済予定の長期借入金が490百万円減少した一方で、支払手形及び買掛金が1,230百万円、未払法人税等が457百万円、賞与引当金が82百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,572百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,165百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が1,002百万円、リース債務が59百万円、繰延税金負債が114百万円減少したことによるものであります。 純資産合計は12,277百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,179百万円増加いたしました。これは主に為替換算調整勘定が33百万円減少した一方で、利益剰余金が2,220百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は31.2%(前連結会計年度末は27.0%)となりました。 2) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、景気回復に一部足踏みが見られるものの穏やかな回復基調にありました。しかしながら原材料価格の変動やエネルギー価格の上昇に加え、中国市場の低迷や米国政権の通商政策などにより先行きの不透明感が高まりました。 このような経済状況のもと、当社グループは、「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」の重点4市場に対し、コア技術である「映像&IT」と「ロボティクス」により、持続可能で豊かな社会を実現するための仕組みやソリューションを提供しています。また、引き続き注力分野の事業強化を目的としたM&Aや、事業・組織の最適化を推進することで、企業価値の最大化に努めてまいります。 当社グループの業績は、シンガポールに本社があるPacific Tech Pte. Ltd.の売上高が伸長したことにより、売上高は51,380百万円(前期比1.5%増)となりました。営業利益は2,332百万円(前期比524.2%増)、経常利益は2,886百万円(前期比681.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,462百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失616百万円)となりました。 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。 なお、売上高についてはセグメント間の取引を相殺消去した数値によっております。 (映像&IT事業) 国内教育市場においては、GIGAスクール構想第2期に伴う電子黒板や書画カメラ等のICT機器更新需要が、通期を通じて当事業の収益基盤を支えました。今後は、付加価値を高めるソリューション提案やサポート体制の強化を継続し、さらなるシェア拡大と収益性の向上を目指してまいります。 海外事業では、シンガポールやマレーシアでサイバーセキュリティのディストリビューター事業を展開するPacific Tech Pte. Ltd.が、強力なサポート体制と市場の安定した需要を背景に、グループの収益性向上に大きく貢献しました。今後も高まるセキュリティ需要に対し、さらなる販路拡大を推進してまいります。 これらの結果、映像&IT事業における当連結会計年度の売上高は37,768百万円(前期比5.4%増)、営業利益は1,868百万円(前期比93.2%増)となりました。 (ロボティクス事業) 国内FA関連機器市場におきましては、第4四半期に大幅な損益改善を実現いたしました。高付加価値製品への構成転換や開発案件の寄与が収益の柱となり、事業全体の採算性が向上しております。また、成長領域である半導体製造向けハイエンドX線検査装置については、新たにニデックアドバンステクノロジー株式会社との業務提携を開始いたしました。今後は本提携を通じた販路の拡大により、来期以降の本格的な売上拡大を目指してまいります。 一方、中国市場につきましては、経済停滞や設備投資需要の低迷を背景に、現地子会社2社の業績が低調に推移しました。この状況を踏まえ、当期においては抜本的な構造改革を断行いたしました。販売体制の最適化や経営効率の改善を推し進め、厳しい事業環境下においても安定した利益を確保できる強固な収益体制への再構築を図ってまいります。 これらの結果、ロボティクス事業における当連結会計年度の売上高は13,611百万円(前期比8.0%減)、営業利益は461百万円(前期は営業損失599百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,249百万円増加し、4,688百万円となりました。 当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は4,513百万円(前年同期比430.8%増)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,199百万円、減価償却費931百万円、減損損失112百万円、のれん償却額370百万円、支払利息201百万円、事業構造改善費用140百万円、売上債権及び契約資産の増加額427百万円、棚卸資産の減少額523百万円、仕入債務の増加額415百万円、法人税等の支払額447百万円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により得られた資金は132百万円(前年同期は投資活動により支出した資金955百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出367百万円、投資有価証券の売却による収入13百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出282百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入630百万円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は3,582百万円(前年同期は財務活動により得られた資金142百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額1,863百万円、長期借入れによる収入1,500百万円、長期借入金の返済による支出2,733百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出306百万円等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 1) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 映像&IT事業   3,219,751   +25.8 ロボティクス事業   11,862,969   △4.7 合計   15,082,720   +0.5 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2) 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 映像&IT事業   5,836,238   +59.0   1,712,793   +198.9 ロボティクス事業   14,449,579   +13.0   4,912,515   +20.7 合計   20,285,817   +23.3   6,625,309   +42.7 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.セグメント間取引については、相殺消去しております。 3.映像&IT事業のうち、光学ユニット等の精密光学部品については受注生産を行っております。 3) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 映像&IT事業   37,768,873   +5.4 ロボティクス事業   13,611,758   △8.0 合計   51,380,632   +1.5 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっては、主として連結会計年度末現在の判断に基づく見積りによるものがあります。 当社グループは、特に以下の重要な会計方針が連結財務諸表作成において行われる重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」、「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 1) 棚卸資産 当社グループは、棚卸資産の評価基準について原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)を採用しており、個別に簿価の切下げを行うほか、入庫から一定期間を経過した在庫について、期間の経過に応じ規則的に簿価の切下げを行うなど、状況に応じ適時に棚卸資産の評価減を実施しております。ただし、他社新製品の開発により当社グループの販売数量が減少した場合や、当社グループにおいて管理できない要因など、見積り及びその基礎となる仮定とは異なる結果が生じた場合には、追加の評価減が必要となる可能性があります。 2) のれん 当社グループは、新たな成長戦略の一つとして、企業買収を行っています。企業買収により発生したのれんは、投資効果の発現する期間を個別に見積り均等償却しておりますが、投資先の将来の収益力の低下などが発生した場合には、のれんの減損処理が必要となる可能性があります。 3) 繰延税金資産 当社グループは、事業計画に基づき将来の課税所得を見積ったうえで、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。 4) 関係会社株式 当社は、関係会社株式について、実質価額が取得原価に比べて50%以上低下した場合には、事業計画をもとに回復可能性を検討しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は次のとおりであります。 1) 経営成績の状況 「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 2) 資本の財源及び資金の流動性 (キャッシュ・フローの状況) 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 (財務政策) 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、電子機器や部品の購入費用、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、新製品生産に伴うライン設備及び金型やソフトウエア等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としており、設備資金、長期運転資金、M&A資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は13,601百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は4,688百万円となっております。 当社グループは、今後も営業活動により得られるキャッシュ・フローを基本に将来必要な運転資金及び設備投資資金を調達していく考えであります。 3) 経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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