概要
テクノホライゾンは、映像・IT機器とロボティクス関連機器を手がける電気機器メーカー。2010年にエルモ社とタイテックの共同持株会社として設立。中核技術は「映像&IT」と「ロボティクス」で、教育ICT、企業DX、ビジョンシステム、FAロボットの4市場に製品・サービスを提供する。2026年3月期の売上高は514億円、従業員1506人。本社は名古屋市南区で、世界中に販売・製造拠点を持つ。
映像&ITとロボティクスの二事業セグメント
当社グループは「映像&IT」と「ロボティクス」の2事業を柱とする。映像&ITでは書画カメラ、電子黒板、監視カメラなどの光学機器や映像コミュニケーションサービスを展開。子会社のElmo USA Corp.やELMO Europe SASが海外販売を担い、ESCO Pte. Ltd.はAV機器の設置工事、PACIFIC TECH PTE.LTD.はセキュリティソフトウエアを販売する。ロボティクスではFA関連機器としてCNC装置、ロボットコントローラ、自動はんだ装置、実装プリント基板検査装置などを開発・製造。中国の泰志逹智能科技(蘇州)有限公司や東莞旭進光電有限公司もグループに含まれる。2023年にはアポロ精工株式会社を子会社化し、自動はんだ装置のラインアップを強化した。
世界各地に広がる販売・製造拠点
当社グループは米国、フランス、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、中国、ポーランドに拠点を持つ。Elmo USA Corp.は米国での光学機器販売、ELMO Europe SASは欧州での販売を担当。ESCO Pte. Ltd.はシンガポールを拠点にアジア太平洋地域でAVシステムを供給。PACIFIC TECH PTE.LTD.はシンガポール・マレーシアでサイバーセキュリティ事業を展開。中国には泰志逹智能科技(蘇州)と東莞旭進光電があり、FA機器と樹脂成型部品を製造。2023年にはアポロ精工の欧州子会社Apollo Seiko Europe B.V.がポーランドに支店を設立した。一方、タイのELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd.や北京艾路摩科技有限公司は清算され、事業を整理している。
M&Aを活用した事業ポートフォリオの拡充
2017年以降、当社はM&Aを積極的に推進し、グループを拡大してきた。2017年にタイテックがケーアイテクノロジーを、2018年にアド・サイエンス、ケイグランデ、エムディテクノス、新光技研、アイ・ティ・エル、ブルービジョンを次々と子会社化。2021年には太平洋地域のセキュリティ企業PACIFIC TECH PTE.LTD.グループを取得し、売上高が大きく伸長した。同年には市川ソフトラボラトリー、2022年にはアポロ精工やアジア、2023年にはCYBER DREAMやウェルダンシステムを取得。また、ブイキューブから電子黒板サービス事業やDX支援事業を譲受するなど、事業領域を拡大している。一方で、不採算事業の清算や子会社の合併も並行して進めている。
増収基調だが利益変動が大きい収益構造
売上高は2013年3月期の266億円から2026年3月期の514億円へと約2倍に拡大した。しかし、営業利益は伸び悩み、2014年には34億円の純損失、2023年には16億円の純損失を計上するなど、増収にもかかわらず利益変動が大きい。2025年3月期は営業利益4億円と低調だったが、2026年3月期は営業利益23億円、純利益25億円と大幅に改善。セグメント別では、映像&IT事業が売上の約7割を占め、安定した収益基盤を提供する一方、ロボティクス事業は中国市場の低迷などで収益が変動しやすい構造にある。自己資本比率は2026年3月期末で31.2%となっている。
業界の中での役割は教育・会議向け映像機器メーカーとして、またFA機器・ロボティクス分野のサプライヤーとして多角的に事業を展開にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 映像&IT 事業 | 378億円 | 73.5% | 19億円 | 5.0% |
| ロボティクス 事業 | 136億円 | 26.5% | 5億円 | 3.7% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01教育・会議向け映像機器主力
書画カメラ(実物投影機)、電子黒板、監視カメラなどの光学機器や映像コミュニケーションサービスを国内で開発・販売し、海外ではElmo USA Corp.(米国)やELMO Europe SAS(フランス)を通じて販売。ESCO Pte. Ltd.はAV機器・システムの販売・設置工事、PACIFIC TECH PTE.LTD.はセキュリティソフトウェアの販売・保守を担当。
- 書画カメラ(実物投影機)
- 資料や物体をリアルタイムに拡大投影する機器。教育現場や会議で広く使われ、当社の主力製品。
- 電子黒板
- 表示面に直接書き込みができる大型表示装置。授業やプレゼンテーションで利用される。
- 監視カメラ
- 防犯・監視用途のカメラシステム。
02FA・ロボティクス準主力
業務用車載機器、医療機器、精密工学部品、ロボットコントローラ、工作機械用CNC装置、実装プリント基板の検査装置、自動はんだ装置などのFA関連機器を開発・製造・販売。中国では泰志逹智能科技(蘇州)有限公司がFA関連機器を、東莞旭進光電有限公司が樹脂成型部品等を製造。
- ロボットコントローラ
- 産業用ロボットの動作を制御する装置。
- 工作機械用CNC装置
- 工作機械を数値制御する装置。
- 実装プリント基板検査装置
- プリント基板の実装状態を検査する装置。
- 自動はんだ装置
- はんだ付けを自動で行う装置。
製品と技術
教育現場を支える書画カメラと電子黒板
エルモ社の源流である書画カメラ(実物投影機)は、教育ICTの基盤製品であり、国内教育市場で高いシェアを持つ。GIGAスクール構想第2期の需要を捉え、電子黒板とともに学校教育現場でのICT機器更新需要を支えている。2021年にはブイキューブから電子黒板サービス事業を譲受し、製品ラインアップを強化。近年は学習支援システムなどのソフトウエア開発にも注力し、ハードとソフトの一体提案により付加価値を高めている。海外ではElmo USA Corp.やELMO Europe SASを通じて販売を展開している。
FA向けCNC装置とロボットコントローラ
タイテックが開発・製造する工作機械用CNC(コンピュータ数値制御)装置や産業用ロボットコントローラは、射出成形品の取出機制御から派生したコア技術である。高精度な位置決めと制御が求められるFA(Factory Automation)現場で使用され、自動車部品や電子部品の製造ラインに組み込まれている。グループのアポロ精工は自動はんだ装置、ケーアイテクノロジーは金属加工部品を手がけ、FA関連製品の幅を広げている。中国子会社の泰志逹智能科技(蘇州)もFA機器の開発・製造・販売を行っている。
自動はんだ装置とX線検査装置
アポロ精工が手がける自動はんだ装置は、電子基板のはんだ付け工程を自動化する装置で、2022年の子会社化によりロボティクス事業の一翼を担う。また、2022年10月に名古屋電機工業から実装プリント基板の検査装置事業を譲受し、X線検査装置をラインアップに加えた。高付加価値品として、半導体製造向けハイエンドX線検査装置を開発し、2025年にはニデックアドバンステクノロジーと業務提携を開始。来期以降の本格的な売上拡大を目指している。これらの装置は、高品質と生産性の両立が求められる製造現場の課題解決に貢献する。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
半導体後工程機器で低位、内需依存高め
電子部品実装や半導体後工程向け製造装置を手掛ける。売上高は500億円弱と、同業のキオクシアHDやイビデンと比べ規模は小さい。国内顧客への依存度が高いとみられ、海外売上比率の開示はない。利益率も2025/3期0.79%と低く、2026/3期4.47%への改善を見込むが、収益力強化が急務。
強み
- 半導体パッケージングや検査装置でニッチな技術を持つ。需要拡大が見込まれる分野。
- 国内大手電機メーカーとの長期取引があり、安定した受注基盤を有する。
- 半導体関連に加え、LED・電子部品など複数セグメントでリスク分散。
- 2026/3期に営業利益率4.47%と改善見込み。コスト削減効果が期待。
課題
- 2025/3期営業利益率0.79%と低く、固定費削減や高付加価値化が必要。
- 海外売上比率の開示がなく、グローバル競争で劣後するリスク。
- 売上500億円未満で、キオクシアHD等大型企業との競争で資金力不足。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
電気機器の時価総額近傍。太字がテクノホライゾン
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6798SMK | 237億円 | 372.6倍 |
| 2 | 6927ヘリオス テクノ ホールディング | 226億円 | 11.0倍 |
| 3 | 6918アバールデータ | 222億円 | 36.7倍 |
| 4 | 6912菊水ホールディングス | 218億円 | 12.8倍 |
| 5 | 6616トレックス・セミコンダクター | 216億円 | 17.1倍 |
| 6 | 6629テクノホライゾン | 206億円 | 5.3倍 |
| 7 | 6989北陸電気工業 | 204億円 | 9.5倍 |
| 8 | 6853共和電業 | 199億円 | 19.8倍 |
| 9 | 6928エノモト | 198億円 | 15.1倍 |
| 10 | 6998日本タングステン | 183億円 | 63.5倍 |
| 11 | 6743大同信号 | 182億円 | 9.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 32件
エルモ社とタイテックの経営統合で設立された2010年
2009年10月、1921年創業の榊商会を源流とするエルモ社と、1975年設立のタイテックが共同持株会社の設立に合意。同年12月の株主総会で承認を経て、2010年4月に株式移転によりテクノホライゾン・ホールディングスが設立された。同日、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。エルモ社とタイテックは完全子会社となり、光学技術(オプト)と電子技術(エレクトロニクス)の融合による新たな価値創造を目指した。この動きは、両社の株主総会での承認を前提とした株式移転計画に基づくものであった。
統合後の海外子会社設立と組織再編(2010~2016年)
設立直後から海外展開を本格化。2010年にフランスにELMO Europe SAS、中国に北京艾路摩科技有限公司を設立。2011年には中国に泰志達(蘇州)自控科技有限公司を設立し、タイテックの情報通信機器部門を分割してファインフィットデザインを設立した。2013年に東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。2016年にはエルモ社がファインフィットデザインを吸収合併し、中日諏訪オプト電子が商号変更を行った。この間、グループ内の機能統合と拠点整備を進めた。
積極的なM&Aと事業領域の拡大(2017~2020年)
2017年にタイテックがケーアイテクノロジーを子会社化したのを皮切りに、M&Aを加速。2018年にはアド・サイエンス、ケイグランデ、エムディテクノスを取得。2019年には新光技研、アイ・ティ・エルを、2020年にはブルービジョンを子会社化し、FA関連事業の拡充を図った。エルモ社もケイグランデやブイキューブの電子黒板サービス事業を取得。一方で、タイのELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd.や北京艾路摩科技の清算を決議し、不採算事業の整理も進めた。2020年10月には社名をテクノホライゾンに変更し、純粋持株会社から事業会社へと転換した。
吸収合併によるカンパニー制導入(2021年)
2021年4月、当社は連結子会社のエルモ社、中日諏訪オプト電子、タイテックを吸収合併し、カンパニー制(エルモカンパニー、ファインフィットデザインカンパニー、タイテックカンパニー)を導入。コア技術を「映像&IT」と「ロボティクス」と再定義し、事業拡大に注力する方針を打ち出した。同年5月にはPACIFIC TECH PTE.LTD.グループを取得し、シンガポール・マレーシアでサイバーセキュリティ事業に参入。6月には市川ソフトラボラトリーを子会社化し、ソフトウエア開発力を強化した。この経営統合を機に、グループの経営資源を集中させる体制を整えた。
さらなるM&Aとグループ再編の加速(2021~2023年)
2022年1月にアポロ精工、3月にアジアを取得し、ロボティクス事業を強化。同年8月に北京艾路摩科技が清算結了。2023年3月にはCYBER DREAMやウェルダンシステムを取得する一方、アイ・ティ・エルが複数の子会社を吸収合併し、アドワー株式会社に商号変更。グループ内のソフトウエア事業を集約した。また、ブイキューブから緊急対策とフィールドワークに特化したDX支援事業を譲受。アポロ精工の欧州子会社がポーランドに支店を設立するなど、海外拠点の拡充も進めた。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。
中国市場の低迷と構造改革(2023~2026年)
中国経済の停滞により、現地子会社の泰志逹智能科技(蘇州)と東莞旭進光電の業績が低調に推移。これを受け、2023年から2026年にかけて販売体制の最適化や経営効率改善の構造改革を断行した。半導体製造向けハイエンドX線検査装置では、2025年にニデックアドバンステクノロジーと業務提携を開始し、販路拡大を目指す。売上高は拡大基調を維持したが、2025年3月期は営業利益4億円と低水準。2026年3月期は営業利益23億円、純利益25億円と大幅に改善し、改革の成果が現れ始めている。
年表32件を開く
2000年代
- 2009年10月M&A㈱エルモ社及び㈱タイテックは、両社の株主総会の承認を前提として、株式移転による共同持株会社の設立に合意。本株式移転に関する「株式移転計画書」を作成し、両社取締役会において経営統合に関する「共同持株会社設立に関する契約書」を締結。
- 2009年12月M&A両社の株主総会において、両社が共同で株式移転の方法によりテクノホライゾン・ホールディングス㈱を設立し、両社がその完全子会社になることについて決議。
2010年代
- 2010年4月創業両社が株式移転の方法により当社を設立。当社普通株式を㈱大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。
- 2010年4月創業光学機器の販売を目的として、フランスにELMO Europe SASを設立。
- 2010年12月創業光学機器の販売を目的として、中国に北京艾路摩科技有限公司を設立。
- 2011年1月創業電子機器の開発・製造・販売を目的として、中国に泰志達(蘇州)自控科技有限公司を設立。
- 2011年7月㈱タイテックの情報通信機器部門を新設分割し、㈱ファインフィットデザインを設立。
- 2013年7月上場㈱東京証券取引所と㈱大阪証券取引所の統合に伴い、㈱東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。
- 2016年4月M&A㈱エルモ社が㈱ファインフィットデザインを吸収合併。㈱SUWAオプトロニクスが㈱中日諏訪オプト電子に商号変更。
- 2017年11月M&A㈱タイテックが㈱ケーアイテクノロジーの株式を取得し子会社化。
- 2018年5月M&A㈱タイテックが㈱アド・サイエンスの株式を取得し子会社化。
- 2018年8月M&A㈱エルモ社が㈱ケイグランデの株式を取得し子会社化。
- 2018年12月㈱エルモ社が㈱ブイキューブの電子黒板サービス事業を譲受。
- 2019年6月M&A㈱タイテックが㈱エムディテクノスの株式を取得し子会社化。㈱ケイグランデが㈱エルモケイグランデに商号変更。
2020年代
- 2020年3月M&A㈱タイテックが新光技研㈱の株式を取得し子会社化。
- 2020年3月M&A㈱タイテックがアイ・ティ・エル㈱の株式を取得し子会社化。
- 2020年5月M&A㈱タイテックが㈱ブルービジョンの株式を取得し子会社化。
- 2020年7月M&A㈱エルモ社がESCO Pte. Ltd.の株式を取得し子会社化。
- 2020年9月光学機器の製造を行うELMO Industry(Thailand)Co.,Ltd.の清算を決議。
- 2020年10月商号変更テクノホライゾン・ホールディングス㈱からテクノホライゾン㈱へ商号変更。
- 2020年12月北京艾路摩科技有限公司の清算及びESCO Audio Visual Pte. Ltd.(ESCO China)へ事業移管を決議。
- 2021年1月M&A㈱エムディテクノスが新光技研㈱を吸収合併。
- 2021年4月M&A当社が連結子会社の㈱エルモ社、㈱中日諏訪オプト電子、㈱タイテックを吸収合併。
- 2021年5月M&A当社がPACIFIC TECH PTE.LTD.、PACTECH MSP PTE.LTD.、PACIFIC INTECH DISTRIBUTION SDN.BHD.及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.の株式を取得し子会社化。
- 2021年6月M&A当社が㈱市川ソフトラボラトリーの株式を取得し子会社化。
- 2021年9月商号変更㈱エムディテクノスがアインド㈱に商号変更。
- 2022年1月M&A当社がアポロ精工㈱の株式を取得し子会社化。 ESCO Pte. Ltd.が海外子会社ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。
- 2022年3月M&A当社がアジア㈱の株式を取得し子会社化。
- 2022年4月㈱東京証券取引所の市場区分の見直しにより、㈱東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)市場からスタンダード市場に移行。
- 2022年8月北京艾路摩科技有限公司が清算結了。
- 2022年10月当社が名古屋電機工業㈱から実装プリント基板の検査装置事業を譲受。
- 2023年3月M&A当社が㈱CYBER DREAMの株式を取得し子会社化。アポロ精工㈱が㈱ケーアイテクノロジーとアインド㈱を吸収合併。アイ・ティ・エル㈱が㈱エルモケイグランデ、㈱ファインシステム、㈱市川ソフトラボラトリー、アジア㈱を吸収合併し、商号をアドワー㈱に変更。当社がウェルダンシステム㈱の株式を取得し子会社化。 PACTECH MSP PTE.LTD.が清算結了。 BlueVision Europe Limitedの清算を決議。アポロ精工㈱及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.がApollo Seiko South Asia Co., Ltd.の株式を取得し子会社化。 PACIFIC TECH PTE.LTD.が海外子会社Pacific Intech (Cambodia) Co., Ltd.を設立。当社が㈱ブイキューブから緊急対策とフィールドワークの専門領域に特化したDX支援を行うプロフェッショナルワーク事業を譲受。アポロ精工㈱の海外子会社であるApollo Seiko Europe B.V.がポーランド共和国に支店を設立。 ESCO Pte.Ltd.が海外子会社である
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
コア技術の磨き上げと4市場への展開
「映像&IT」と「ロボティクス」をコア技術と位置づけ、「教育ICT」「企業・自治体DX」「ビジョンシステム」「FAロボット」の4重点市場に製品・サービスを展開し、カスタマーエクスペリエンス向上と社会課題解決を目指す。
- 02
M&Aによる事業拡大とシナジー追求
持続的成長のため戦略的M&Aを推進し、新規商圏への迅速な参入とソリューション提供体制を強化。グループ入りした企業の強みを活かし、相互補完によるシナジー加速と企業価値最大化を図る。
- 03
グローバル化の加速
米国、欧州、中国に加え、ASEAN地域に拠点を持つESCO社等を中心に、グローバルな事業展開を推進。特にASEAN地域での事業拡大に注力する。
- 04
生産体制最適化と社内DX推進
国内・中国・アジア協力工場の役割分担を見直し生産効率化を図る。また、経費精算、ERP、人材マネジメント等の社内インフラDXを推進し、業務効率化と働き方改革を実現する。
- 05
人材確保・育成とガバナンス強化
事業拡大に伴い、研修充実やグループ企業人材の積極登用により人材を確保。社外取締役登用やリスク管理委員会設置など、コーポレートガバナンス体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,506人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は525万円で、9期前と比べて+3.3%。平均年齢は45.8歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 901 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 865 | — |
| 2019年3月 | 508 | 50.1 | 1.8 | 896 | — |
| 2020年3月 | 515 | 48.1 | 2.0 | 879 | — |
| 2021年3月 | 534 | 47.6 | 3.0 | 1,069 | — |
| 2022年3月 | 501 | 44.6 | 1.0 | 1,310 | — |
| 2023年3月 | 503 | 46.2 | 1.8 | 1,312 | — |
| 2024年3月 | 518 | 46.8 | 3.1 | 1,416 | — |
| 2025年3月 | 512 | 46.0 | 3.7 | 1,457 | 27 |
| 2026年3月 | 525 | 45.8 | 4.4 | 1,506 | 153 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社22社(国内 9 / 海外 13、うち連結子会社 22) を有報から抽出しています。
- 海外American Elmo Corp.米国 ニューヨーク州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Elmo USA Corp. (注)2,3米国 ニューヨーク州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ELMO Industry (Thailand) Co.,Ltd. (注)5タイ バンコク都 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ELMO Europe SASフランス パリ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内アドワー㈱東京都千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ESCO Pte. Ltd. (注)6シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ESCO Audio Visual Sdn. Bhd. (注)2マレーシア セランゴール州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ESCO Audio Visual Pte. Ltd. (注)2中国上海市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITED (注)2ベトナム ハノイ市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内ESCO Korea Co., Ltd. (注)2大韓民国 ソウル特別市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PACIFIC TECH PTE.LTD. (注)6シンガポール · 連結子会社議決権100.0%
- 海外PACIFIC INTECH DISTRIBUTION SDN.BHD.マレーシア クアラルンプール · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社10社を開く
- ウェルダンシステム㈱東京都千代田区100%
- 株式会社CYBER DREAM宮城県仙台市100%
- 株式会社アイネッツコム高知県高知市100%
- ユニバースケープ株式会社東京都千代田区100%
- 東莞旭進光電有限公司(注)3中国広東省100%
- ㈱ブルービジョン(注)5横浜市港北区100%
- 泰志逹智能科技(蘇州)有限公司(注)3中国江蘇省100%
- アポロ精工㈱静岡県御殿場市100%
- Apollo Seiko Europe B.V. (注)2オランダ 北ブラバント州100%
- 中島銅工㈱(注)2埼玉県ふじみ野市100%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は514億円、営業利益は23億円。前期と比べると増収増益で、売上が+1.6%、利益が+475.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 550億円 | 514億円 |
| 営業利益 | 30億円 | 23億円 |
| 純利益 | 17億円 | 25億円 |
| 1株あたり配当 | ¥33 | ¥33 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は133億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+23.1%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 141 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 108 | −3 | −2.8 | −2 |
| 2024年2Q | 125 | 5 | 4.0 | 5 |
| 2024年3Q | 111 | −1 | −0.9 | −3 |
| 2024年4Q | 142 | — | — | 10 |
| 2025年2Q | 235 | 1 | 0.4 | −3 |
| 2025年4Q | 271 | 3 | 1.1 | −3 |
| 2026年2Q | 229 | 9 | 3.9 | 5 |
| 2026年4Q | 285 | 14 | 4.9 | 20 |
| 2027年1Q | 133 | 5 | 3.8 | 4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は266億円から514億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。売上は8期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ㈱東京証券取引所と㈱大阪証券取引所の統合に伴い、㈱東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場。 | |||||
| 2013年3月 | 266 | — | 2 | — | 0 |
| 2014年3月 | 235 | — | −13 | — | −34 |
| 2015年3月 | 214 | — | 3 | — | 1 |
| ㈱エルモ社が㈱ファインフィットデザインを吸収合併。㈱SUWAオプトロニクスが㈱中日諏訪オプト電子に商号変更。 | |||||
| 2016年3月 | 211 | — | −1 | — | −3 |
| ㈱タイテックが㈱ケーアイテクノロジーの株式を取得し子会社化。 | |||||
| 2017年3月 | 201 | — | 4 | — | −1 |
| ㈱タイテックが㈱アド・サイエンスの株式を取得し子会社化。 | |||||
| 2018年3月 | 194 | — | 11 | — | 8 |
| ㈱タイテックが㈱エムディテクノスの株式を取得し子会社化。㈱ケイグランデが㈱エルモケイグランデに商号変更。 | |||||
| 2019年3月 | 196 | — | 11 | — | 6 |
| ㈱タイテックが新光技研㈱の株式を取得し子会社化。 | |||||
| 2020年3月 | 224 | — | 14 | — | 13 |
| ㈱エムディテクノスが新光技研㈱を吸収合併。 | |||||
| 2021年3月 | 265 | — | 25 | — | 21 |
| 当社がアポロ精工㈱の株式を取得し子会社化。 ESCO Pte. Ltd.が海外子会社ESCO AV SOLUTIONS VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。 | |||||
| 2022年3月 | 345 | — | 10 | — | 4 |
| 当社が㈱CYBER DREAMの株式を取得し子会社化。アポロ精工㈱が㈱ケーアイテクノロジーとアインド㈱を吸収合併。アイ・ティ・エル㈱が㈱エルモケイグランデ、㈱ファインシステム、㈱市川ソフトラボラトリー、アジア㈱を吸収合併し、商号をアドワー㈱に変更。当社がウェルダンシステム㈱の株式を取得し子会社化。 PACTECH MSP PTE.LTD.が清算結了。 BlueVision Europe Limitedの清算を決議。アポロ精工㈱及びPACIFIC TECH (THAILAND) CO.,LTD.がApollo Seiko South Asia Co., Ltd.の株式を取得し子会社化。 PACIFIC TECH PTE.LTD.が海外子会社Pacific Intech (Cambodia) Co., Ltd.を設立。当社が㈱ブイキューブから緊急対策とフィールドワークの専門領域に特化したDX支援を行うプロフェッショナルワーク事業を譲受。アポロ精工㈱の海外子会社であるApollo Seiko Europe B.V.がポーランド共和国に支店を設立。 ESCO Pte.Ltd.が海外子会社である | |||||
| 2023年3月 | 438 | — | −4 | — | −16 |
| 2024年3月 | 486 | — | 17 | — | 10 |
| 2025年3月 | 506 | 4 | 4 | 0.8 | −6 |
| 2026年3月 | 514 | 23 | 29 | 4.5 | 25 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高514億円のうち、営業利益として残るのは23億円で4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は25億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.2%397億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.3%94億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%23億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが45億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは46億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は47億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | −1 | −2 | −1 | −3 | 30 |
| 2014年3月 | −10 | −6 | 8 | −16 | 24 |
| 2015年3月 | 28 | −2 | −27 | 26 | 23 |
| 2016年3月 | 26 | −1 | −34 | 25 | 14 |
| 2017年3月 | 18 | 0 | −13 | 18 | 18 |
| 2018年3月 | 18 | −3 | −16 | 15 | 18 |
| 2019年3月 | 5 | −7 | 5 | −2 | 21 |
| 2020年3月 | 21 | −3 | 12 | 18 | 50 |
| 2021年3月 | 17 | −23 | 40 | −6 | 83 |
| 2022年3月 | 10 | −46 | −8 | −36 | 41 |
| 2023年3月 | −13 | −9 | 15 | −22 | 37 |
| 2024年3月 | 14 | −8 | −15 | 6 | 32 |
| 2025年3月 | 9 | −10 | 1 | −1 | 34 |
| 2026年3月 | 45 | 1 | −36 | 46 | 47 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は394億円。このうち返さなくてよい自己資本が123億円で、自己資本比率は31.2%(業種中央値61.0%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 290 | 83 | 207 | 28.5 |
| 2014年3月 | 268 | 53 | 215 | 19.6 |
| 2015年3月 | 240 | 59 | 181 | 24.4 |
| 2016年3月 | 203 | 54 | 149 | 26.5 |
| 2017年3月 | 183 | 49 | 134 | 27.0 |
| 2018年3月 | 175 | 57 | 118 | 32.8 |
| 2019年3月 | 186 | 62 | 124 | 33.4 |
| 2020年3月 | 211 | 75 | 136 | 35.3 |
| 2021年3月 | 290 | 93 | 197 | 32.2 |
| 2022年3月 | 318 | 97 | 221 | 30.6 |
| 2023年3月 | 369 | 87 | 282 | 23.6 |
| 2024年3月 | 361 | 98 | 263 | 27.2 |
| 2025年3月 | 374 | 101 | 273 | 27.0 |
| 2026年3月 | 394 | 123 | 271 | 31.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで224社中12位あたり、逆に低いのは自己資本比率で224社中210位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥977で、1年前と比べて+131.7%。過去52週の値幅のなかでは50%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.3倍 |
| PER (会社予想) | 7.7倍 |
| PBR | 1.06倍 |
| 配当利回り | 3.38% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は892円と5.91%下落、52週高値1569円から-43%の水準。1ヶ月で-10.6%下落。25日線(1003.36円)を-11.1%下回る。出来高は41.1万株と高水準。週足では3週連続下落で下降トレンド。52週安値382円からは依然+133%高。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER5.2倍は業界平均28.3倍を大幅に下回り極めて割安。PBR1.05倍は業界平均2.11倍を下回る。ROE22%と高収益で、配当利回り1.94%は業界平均1.88%並み。ただし前期営業赤字で業績は安定せず、割安だがリスクも存在。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.3倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 7.7倍 | — |
| PBR | 1.06倍 | 2.58倍 |
| ROE | 22.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績は不安定で、2025年3月期は営業利益率1%未満。強気派はPBR1倍割れに近く、半導体市況回復で業績改善が期待できるとみる。また、PER5.2倍と超割安。弱気派は収益力の低さと、半導体業界の周期性リスクを重視。利益率改善が持続するか疑問視する。
- PBR1倍割れ接近
PBR1.05倍と解散価値に近く、下値不安が小さい。
- 半導体市況回復
半導体需要の回復で、受注増と利益率改善が見込める。
- 超割安PER
PER5.2倍は業界平均を大幅に下回り、割安感が強い。
- 2026年3月期営業利益大幅回復2026/3期影響強
営業利益23億円は前期比+475%増、急回復
- 黒字転換で純利益25億円2026/3期影響中
純利益25億円は前期-6億円から黒字転換、業績改善顕著
- PER5.2倍の超割安修正2026年上期影響中
PER5.2倍は極めて低く、業績回復で正常化余地あり
- ROE22%と高収益体質2025/3期実績影響弱
ROE22%は高水準、資本効率の良さが評価
- 低すぎる収益性
2025/3期営業利益率0.79%は事業の競争力に疑問。
- 業績の不安定さ
過去に営業赤字もあり、収益基盤が脆弱。
- 成長性の乏しさ
売上高成長率は年4%未満。高成長企業へのバリュー転換は難しい。
- 売上高成長率の鈍化2026/3期影響弱
売上高514億円は前期比+1.6%増と低成長
- 営業利益率4.47%と低水準2026/3期影響中
営業利益率4.47%は業界平均を下回る、収益力懸念
- 業績のボラティリティ高2025/3期影響中
前期営業利益4億円から23億円と変動大きく、予測困難
- 業績回復の持続性不透明2026/3期影響中
営業利益の急回復が一時的な要因に依存するリスク
- 営業利益率
- 収益改善のトレンドを確認する最重要指標。
- 受注高
- 半導体市況の動向を直接反映。
- 自己資本比率
- 財務安定性とリスク耐性を測る。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり33円で、前期から+150.0%。いまの株価に対する利回りは3.38%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 2 | — | — |
| 2018年3月 | 4 | 100.0 | 118.8 |
| 2019年3月 | 4 | 0.0 | 12.6 |
| 2020年3月 | 15 | 275.0 | 33.1 |
| 2021年3月 | 20 | 33.3 | 60.3 |
| 2022年3月 | 20 | 0.0 | 7.0 |
| 2024年3月 | 10 | −50.0 | 10.7 |
| 2025年3月 | 12 | 20.0 | — |
| 2026年3月 | 30 | 150.0 | 19.9 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥33
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ10,160人。区分でいちばん多いのは個人・その他で76.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が12.8%を占め、残る87.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 73.5 | 77.5 | 81.0 | 80.7 | 81.1 | 76.0 |
| 自己株式 | 36.0 | 36.0 | 36.0 | 36.0 | 36.0 | 36.0 |
| 事業法人 | 11.3 | 12.0 | 11.6 | 11.9 | 12.3 | 11.2 |
| 外国法人 | 1.9 | 2.6 | 1.4 | 1.4 | 1.7 | 6.5 |
| 証券会社 | 9.9 | 4.5 | 3.9 | 3.3 | 3.1 | 4.6 |
| 金融機関 | 3.3 | 3.3 | 2.0 | 2.6 | 1.6 | 1.5 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社野村トラスト | 7.03 |
| 02 | 有限会社野村興産 | 2.78 |
| 03 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.37 |
| 04 | 株式会社大垣共立銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 1.25 |
| 05 | モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 | 1.20 |
| 06 | 榊 雅信 | 1.20 |
| 07 | テクノホライゾン従業員持株会 | 1.03 |
| 08 | UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.00 |
| 09 | STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.97 |
| 10 | JPMSLLC CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 0.89 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+14752%、1株純資産は14期で+49%。直近期のROEは22.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1 | 613 | 0.2 | 168.8 | 74.9 |
| 2014年3月 | −252 | 391 | −50.3 | — | — |
| 2015年3月 | 9 | 434 | 2.2 | 31.1 | 214.0 |
| 2016年3月 | −21 | 398 | −5.0 | — | 23.7 |
| 2017年3月 | −11 | 366 | −2.9 | — | — |
| 2018年3月 | 57 | 425 | 14.3 | 14.7 | 118.8 |
| 2019年3月 | 48 | 462 | 10.8 | 7.7 | 12.6 |
| 2020年3月 | 98 | 554 | 19.3 | 5.3 | 33.1 |
| 2021年3月 | 159 | 693 | 25.5 | 7.4 | 60.3 |
| 2022年3月 | 32 | 722 | 4.5 | 23.0 | 7.0 |
| 2023年3月 | −115 | 646 | — | — | — |
| 2024年3月 | 74 | 727 | 10.8 | 7.0 | 10.7 |
| 2025年3月 | −46 | 749 | — | — | — |
| 2026年3月 | 183 | 911 | 22.0 | 4.6 | 19.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 野村拡伸 | 代表取締役社長 | 57 |
| 口野達也 | 取締役 | 56 |
| 加藤靖博 | 取締役 | 57 |
| 寺澤和哉 | 取締役 | 51 |
| Anis Uzzaman | 取締役 | 50 |
| 渡邉哲也 | 常勤監査役 | 56 |
| 原田彰好 | 監査役 | 76 |
| 飯田浩之 | 監査役 | 65 |
| 井上龍哉 | 監査役 | 70 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 42 | 42 | 14 |
| 社外取締役 | 5 | 25 | 25 | 5 |
| 監査役 | 1 | 13 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,021字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,178字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,984字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,645字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-26
- 半期報告書半期報告書-第16期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-27
- 半期報告書半期報告書-第15期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第14期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-24
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
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