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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

大日光・エンジニアリング

Di-Nikko Engineering Co.,Ltd.6635 · Standard · 電気機器

電子機器メーカー向けにプリント配線基板への部品実装と機構組立を一貫受託するEMS企業。国内外に生産拠点を持ち、車載を中心に手掛ける。

概要

大日光・エンジニアリングは、1979年に栃木県日光市で創業した電子部品実装の受託加工メーカーである。プリント基板への部品実装と機構組立を主軸とし、車載機器、医療機器、産業機器など幅広い最終製品に電子モジュールを供給する。2025年12月期の連結売上高は370億円、従業員数は988名。日本と中国、東南アジアに生産拠点を持ち、小ロット高付加価値品は国内、大ロット量産品は海外で生産する分業体制を特徴とする。

小ロットと量産を分ける二極生産体制

当社グループは、電子部品実装部門において小ロットの高付加価値製品を国内で、大ロットの量産品を海外子会社で生産する分業体制を採用する。国内では根室工場(栃木県日光市)を中心に、多品種小ロットの試作品や医療機器などに対応する。海外では中国深圳市のNEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.や無錫市のTROIS ELECTRONICS(WUXI)CO.,LTD.が量産を担い、タイやベトナムの委託工場も活用する。2025年12月期の売上高は日本セグメント158億円、アジアセグメント210億円であり、アジアが全体の57%を占める。生産実績をみると、日本は前年比101.4%と増加した一方、アジアは92.1%と減少しており、顧客の需要変動に応じて生産配分が調整されている。

車載・医療・産業機器を軸とする受注構造

最終製品のカテゴリーは車載機器、医療機器、産業機器(半導体製造装置)、オフィス機器、社会生活機器、その他機器に分類される。2025年時点の売上構成比は、東南アジア売上比率13.7%、医療分野10.7%、半導体分野11.4%と開示されている。トランプ関税の影響で米国向け車載輸出が減少するなど、外部環境の変化に応じて顧客ポートフォリオの多層化を進めている。中期経営計画Phase2(2024-2026)では、医療・半導体分野の売上拡大を掲げ、航空宇宙関連やバッテリ周辺機器への挑戦も打ち出す。2025年の受注高は日本157億円、アジア199億円と、アジアが受注の過半を占めるが、前年比では日本が100.2%と横ばいに対し、アジアは86.4%と減少している。

グループ7社と海外4拠点の連携体制

連結対象は当社、国内子会社3社(栃木電子工業、株式会社NCネットワークファクトリー等)、海外子会社4社(香港、中国深セン・無錫、タイ、ベトナム)、持分法適用関連会社1社からなる。香港のTROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.はグループ全体の部品調達と販売拠点として機能する。国内子会社の栃木電子工業は遊技機向けや車載向けプリント基板を製造し、NCネットワークファクトリーは車載部品加工を手がける。タイとベトナムでは委託生産工場を活用し、車載機器を中心に実装を行う。2025年の総資産は288億円、負債206億円、純資産82億円と、自己資本比率は28.5%である。

設計から物流まで一貫したEMSサービス

電子部品の受託加工に加え、顧客製品の設計段階から関与する「開発設計案件」を強みとする。最適回路設計の提案、量産メリットのある部品調達、試作品製造、さらには製品物流まで一貫して提供する。2025年の開発設計案件売上高は560百万円であり、2026年目標は2,000百万円と大きく引き上げている。これにより、単なる製造請負ではなく、顧客の製品化プロセス全体を支援するEMSとしての付加価値を高めている。また、リチウムバッテリのリユース事業や自然エネルギー活用製品など、新領域への取り組みも開始しており、EMSの枠を超えたサービス拡大を図っている。

業界の中での役割はEMS(電子機器受託製造サービス)企業として、顧客の設計から物流まで一貫サポート。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
370億円
営業利益
6億円
営業利益率
1.6%
純利益
2億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2020/12
事業売上構成比利益利益率
アジア184億円66.2%4億円2.2%
日本94億円33.8%3億円3.2%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01車載機器主力

自動車向けの電子部品実装・機構組立を主要事業として展開。海外工場(中国、タイ、ベトナム)を中心に生産し、最終製品として自動車に搭載される電子モジュールを供給。

主要顧客自動車メーカー

主な製品・サービス1
車載電子モジュール
自動車に搭載される電子制御ユニットやセンサーなどを実装・組み立てた製品。

02医療機器準主力

医療機器向けの電子部品実装・機構組立。高度な品質管理が求められる分野に対応。

主要顧客医療機器メーカー

主な製品・サービス1
医療機器用電子モジュール
医療機器に使用される電子回路基板の実装・組み立て。

03産業機器準主力

工場設備や産業用機械向けの電子部品実装・機構組立。幅広い産業分野に対応。

主な製品・サービス1
産業機器用電子モジュール
産業用機器に使われる電子回路基板の実装・組み立て。

04オフィス機器・社会生活機器副次

オフィス機器(複合機など)や生活家電、POS端末など幅広い民生品向けの受託製造。

主な製品・サービス1
OA機器・生活機器用電子モジュール
オフィス機器や生活機器向けの電子回路基板実装・組立。

製品と技術

プリント基板実装と機構組立の二本柱

当社の主要サービスは、プリント配線基板への電子部品実装と、実装後の基板を含む機構組立である。実装はロボットによる自動実装と人間による手作業を組み合わせ、顧客の要求品質とロットサイズに応じて最適な工程を選択する。機構組立では最終製品に組み込まれるユニットや筐体を組み立て、携帯用POS端末などはセル生産方式で最終製品まで製造する。これら一連の工程を「受託加工」として提供し、顧客は自社工場を持たずに製品化できる。2025年の生産高は日本159億円、アジア208億円と、アジアが全体の56%を占める。

車載・医療・半導体向け高信頼性実装

主要顧客分野のうち、車載機器向けは電子制御ユニット(ECU)や各種センサーモジュールを実装。医療機器向けは大型検査装置や診断機器の基板を、高い信頼性が求められる工程で製造する。半導体製造装置向けでは、クリーンルーム環境での実装が必要とされる。2025年時点で医療分野の売上比率は10.7%、半導体分野は11.4%を占める。同社はこれらの分野で「高付加価値案件」の獲得を中期計画の柱とし、開発設計段階からの提案力を強化している。また、航空宇宙関連への挑戦も打ち出しており、新たな品質基準への対応が進められている。

開発設計から物流まで一貫したEMSサービス

単なる実装加工にとどまらず、顧客の設計段階における最適回路設計の提案、量産メリットを考慮した部品調達、試作品製造、量産、そして製品物流までを一貫して提供する。この「開発設計案件」は2025年に560百万円の売上を計上し、2026年には2,000百万円を目標とする。また、リチウムバッテリのリユース事業や自然エネルギー活用製品など、新領域への取り組みも開始しており、EMSの枠を超えたサービス拡大を図っている。

海外拠点における車載中心の量産体制

中国の深センと無錫の子会社は、車載機器を中心とした大ロット量産を担う。タイのTROIS(THAILAND)CO.,LTD.は委託生産工場を使用し、車載及び社会生活用機器を実装。ベトナムではManutronics Vietnam JSC.との戦略的パートナー契約に基づき、2022年4月から車載機器の実装を開始した。これらの海外拠点では、現地のローカル人材をマネジメント層に登用し、非日系顧客からの受注比率を15.2%(2025年)まで高めている。また、香港子会社がグループ全体の部品調達を統括し、コスト競争力を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

ニ次電池製造装置で中堅、内需依存型

当社は二次電池製造装置や電子部品実装装置を手掛ける中堅電気機器メーカーである。売上高は約400億円と、同業のキオクシアHD(約1.5兆円)やイビデン(約5000億円)と比較して小規模だが、ニッチな装置領域に特化することで一定の地位を築いている。近年は収益性が改善傾向にあり、2024年12月期の営業利益率1.54%から2025年12月期は1.62%と微増の見込み。しかし売上高は減少傾向にあり、成長性に課題を抱える。ライバルであるパワーエックスは大型蓄電池事業で急成長中だが、当社は既存の装置ビジネスに軸足を置く。

強み

  • 二次電池製造装置など特定分野に特化し、大手が参入しにくい領域で技術力を発揮。
  • 営業利益率が1.54%→1.62%と上昇傾向にあり、コスト管理や高付加価値化が進む。
  • 国内電池メーカーなどとの長期取引により、一定の受注ベースを確保している。
  • 自己資本比率が比較的高く、無借金経営に近いバランスシートを維持している可能性。

課題

  • 2023年の392億円から2025年370億円へ減少見込みで、成長戦略の見直しが必要。
  • 大手競合に対し売上規模が小さく、研究開発投資や生産効率で劣る可能性がある。
  • 内需依存度が高く、成長市場の海外顧客開拓が進んでおらず、売上拡大の制約に。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が大日光・エンジニアリング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16771池上通信機49億円11.5倍
26757OSGコーポレーション48億円42.8倍
33856Abalance48億円0.6倍
46943NKKスイッチズ48億円15.8倍
56647森尾電機48億円6.9倍
66635大日光・エンジニアリング46億円12.0倍
76926岡谷電機産業44億円
86721ウインテスト39億円
96836ぷらっとホーム38億円165.3倍
106614シキノハイテック38億円
116659メディアリンクス37億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

山口電装として出発し社名を変更した創業期

1979年9月、栃木県今市市(現日光市)に株式会社山口電装として設立された。当初は電子機器用電子部品実装事業を目的とした。1981年に瀬尾工場を完成させ生産能力を拡大。1983年8月には社名を株式会社大昌プレテツクに変更し、本社を瀬尾33番地5に移転した。1985年には根室工場を新設する一方、小ロット電子部品実装事業を目的として株式会社プレテックドウを設立。1988年には同事業をプレテックドウに譲渡し、グループ内での役割分担が始まる。この時期、OA機器の販売部門も新設(1987年)し、事業の幅を広げている。

自動機と小ロット部門を分社化した1980年代末~1990年代初頭

1991年8月、自動機による電子部品実装を担当する株式会社プレテックロボテックサービスを設立。これにより、手作業と自動機の実装を分離した。1993年にはソフト開発と電子部品実装を目的とする株式会社トロワ・エンジニアリング・プレテックを設立。1994年3月には、中国での委託加工生産を視野に香港にTROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.を設立し、初の海外拠点を確保した。この時期、国内では機能別の子会社を、海外では調達と生産の拠点を整備し、後のグループ体制の基礎が築かれた。

国内関係会社3社を統合し現商号に変更した1999年

1995年3月、株式会社トロワ・エンジニアリング・プレテックを株式会社大日光・エンジニアリング(旧)に社名変更。同年8月には大昌プレテツクから旧大日光・エンジニアリングに大ロット電子部品実装部門を譲渡し、事業の集約を進めた。1999年4月、経営基盤強化と効率向上を目的に、当社を存続会社として旧大日光・エンジニアリング、プレテックドウ、プレテックロボテックサービスの3社を吸収合併。同日、商号を株式会社大日光・エンジニアリング(現商号)に変更し、グループの一体化を図った。

深圳と無錫に工場を設置した中国展開

2000年5月、香港子会社の台湾支店を開設し部品調達網を拡大。2001年には中国深圳市福永に工場を新設し、同年10月には100%出資子会社NEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.を設立、2002年4月に生産を開始した。同社はISO9001およびISO14001を取得し、品質管理体制を整えた。2004年3月には華東地区への進出として無錫市にTROIS ELECTRONICS(WUXI)CO.,LTD.を設立、同年7月に生産を開始。これにより華南と華東の二極で中国生産体制を確立し、顧客の大ロット量産ニーズに対応できる体制を整えた。

年表21件を開く

1970年代

  • 1979年9月創業電子機器用電子部品実装事業を目的として株式会社山口電装を設立。(今市市(現日光市)吉沢330番地5)

1980年代

  • 1981年12月瀬尾工場完成。
  • 1983年8月商号変更株式会社大昌プレテツクに社名変更。本社を今市市(現日光市)瀬尾33番地5に移転。
  • 1985年2月創業根室工場建設に伴い、小ロット電子部品実装事業を目的として株式会社プレテックドウを設立。
  • 1985年11月今市市(現日光市)根室上の原697番地1に根室工場を新設。
  • 1987年7月OA機器の販売部門を新設し販売を開始。
  • 1988年10月株式会社プレテックドウに電子部品実装事業の小ロット部門を譲渡。
  • 1989年8月根室新工場(増設)が完成。

1990年代

  • 1991年8月創業自動機による電子部品実装担当部門として株式会社プレテックロボテックサービスを設立。
  • 1993年4月創業ソフト開発及び電子部品実装を目的として、株式会社トロワ・エンジニアリング・プレテックを設立。
  • 1994年3月中国において委託加工による生産を開始するために現地法人TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.(連結子会社)を香港に設立。
  • 1995年3月商号変更株式会社トロワ・エンジニアリング・プレテックを株式会社大日光・エンジニアリング(旧株式会社大日光・エンジニアリング)に社名変更。
  • 1995年8月株式会社大昌プレテツクより旧株式会社大日光・エンジニアリングに業務の一部(大ロット電子部品実装部門)を譲渡。
  • 1999年4月M&A経営基盤の強化及び事業規模の拡大、併せて経営効率の向上を図るため、当社が存続会社となり、国内関係会社3社(旧株式会社大日光・エンジニアリング、株式会社プレテックドウ、株式会社プレテックロボテックサービス)と合併し、同日付で商号を株式会社大日光・エンジニアリングに変更。

2000年代

  • 2000年5月TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.の海外における部品調達拠点として台湾支店を開設。
  • 2001年5月TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.の生産拠点として、中国深圳市福永に工場新設。
  • 2001年6月TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.の部品調達センターとして、香港沙田事務所を開設。
  • 2001年10月中国華南地区での生産拡大を目的として、中国深圳市にTROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.100%出資による子会社 NEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.(連結子会社)を設立。
  • 2002年4月NEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.が生産を開始。 NEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.においてISO9001取得。 NEW TROIS ELECTRONICS(SHENZHEN)LTD.においてISO14001取得。
  • 2004年3月中国華東地区での生産拠点設置のため、中国無錫市にTROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD.100%出資による子会社TROIS ELECTRONICS(WUXI)CO.,LTD.(連結子会社)を設立。
  • 2004年7月TROIS ELECTRONICS(WUXI)CO.,LTD.が生産を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 東南アジア売上比率2026年まで18.3%
  • 医療分野売上比率2026年まで11.0%
  • 半導体分野売上比率2026年まで10.0%
  • 非日系売上比率(海外拠点)2026年まで15.9%
  • 開発設計案件売上高2026年まで2,000百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存領域の収益性改善と高付加価値化

    客先別・受注案件毎の採算モニタリングを徹底し、開発・設計力強化により高付加価値案件を獲得する。同時に外部リスクに強いセグメントポートフォリオ構築のため、東南アジア、医療、半導体分野の売上比率を拡大し、航空宇宙関連やバッテリ周辺機器の受注拡大に挑戦する。

  2. 02

    資本コストを意識した財務戦略の推進

    投下資本利益率(ROIC)の向上を目指し、在庫や有利子負債の圧縮によるBS改善、為替エクスポージャーの最適化を実施する。ROICをKPIとして設定し、責任部署を明確化して目標達成を図る。

  3. 03

    DXと人材育成による経営基盤強化

    新基幹システム導入によるDX推進で生産性と管理効率を改善する。階層別研修や未来創造プロジェクトを通じ人材育成を強化し、タレントマネジメントシステムで人材の最適配置を実現する。

  4. 04

    サステナビリティ経営の推進

    カーボンニュートラル宣言に基づき温室効果ガス排出削減に取り組む。アグリ事業やリチウムバッテリリユース事業で地域貢献・循環型社会に寄与し、女性・障がい者・ローカル人材の登用などダイバーシティを推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で988人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は478万円で、9期前と比べて+13.8%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は13.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月1,483
2017年12月1,407
2018年12月1,380
2019年12月42040.511.91,286
2020年12月44940.912.11,158
2021年12月48840.811.71,123
2022年12月51241.312.21,060
2023年12月51642.412.71,085
2024年12月50942.412.91,01959
2025年12月47843.313.398861

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 4 / 海外 8、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
轟工場 — 栃木県日光市784百万円
日本
本社工場事務所 — 中国無錫市695百万円
アジア
本社工場事務所 — 中国無錫市616百万円
アジア
根室本社工場 — 栃木県日光市408百万円
日本
本社 — 栃木県日光市373百万円
日本
本社 — 東京都千代田区319百万円
日本
杉の郷工場 — 栃木県日光市217百万円
日本
本社 — 栃木県栃木市211百万円
日本
本社事務所倉庫 — タイ王国 チョンブリ県61百万円
アジア
瀬尾工場 — 栃木県日光市46百万円
日本
ほか22件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD. (注)1、4
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TROIS ELECTRONICS (WUXI)CO.,LTD. (注)1、4
    中国無錫市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TROIS (THAILAND) CO.,LTD. (注)1、4
    タイ王国 チョンブリ県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ボン・アティソン
    栃木県日光市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社大日光商事(注)3
    栃木県日光市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    栃木電子工業株式会社
    栃木県栃木市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社NCネットワークファクトリー(注)1
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    NC NETWORK,INC. (注)3
    米国カリフォルニア州ロスアンゼルス · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 海外
    TROIS VIETNAM CO.,LTD. (注)1、3、5
    ベトナム国 ハノイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    無錫栄志電子有限公司(注)1、4
    中国無錫市 · 連結子会社
    議決権58.0%
  • 海外
    無錫栄志電子貿易有限公司(注)1、3
    中国無錫市 · 連結子会社
    議決権58.0%
  • 海外
    TROIS TAKAYA ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ王国 チョンブリ県 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は370億円営業利益6億円前期と比べると減収増益で、売上が-5.1%、利益が+0.0%。

売上高
-5.1%
370億円
営業利益
+0.0%
6億円
純利益
-33.3%
2億円
営業利益率
1.6%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高410億円370億円
営業利益11億円6億円
純利益7億円2億円
1株あたり配当¥16¥16

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は199億円、営業利益は1億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.4%、営業利益は−75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8911.11
2023年2Q9511.10
2023年3Q10122.02
2023年4Q1070
2024年1Q9622.11
2024年2Q9622.12
2024年4Q19821.00
2025年2Q17742.33
2025年4Q19321.0−1
2026年2Q19910.54

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は367億円から370億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月367117
2013年12月35073
2014年12月34630
2015年12月321−7−13
2016年12月25322
2017年12月25532
2018年12月2580−8
2019年12月27724
2020年12月28043
2021年12月2993−1
2022年12月339510
2023年12月39263
2024年12月390671.53
2025年12月370671.62

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高370億円のうち、営業利益として残るのは6億円1.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の0.5%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金89.5%331億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.6%32億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.6%6億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
10.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.2pt
1.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.4pt
0.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比5.0pt
3.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが26億円、投資CFが−6億円で、差し引きのフリーCFは20億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は54億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月28−3−112533
2013年12月22−10−111237
2014年12月6−8−15−222
2015年12月5−3−8217
2016年12月7−22524
2017年12月4−61−222
2018年12月−9−1013−1916
2019年12月5−61−115
2020年12月7−50217
2021年12月−2−52−712
2022年12月−5−224−729
2023年12月102−71235
2024年12月17−5−71243
2025年12月26−6−92054

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は289億円。このうち返さなくてよい自己資本が82億円で、自己資本比率は24.1%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月2003516517.4
2013年12月2204617421.0
2014年12月2195316624.2
2015年12月1723613620.9
2016年12月1743414019.2
2017年12月1803714320.6
2018年12月1822615613.9
2019年12月1972816914.2
2020年12月1973316415.9
2021年12月2113617516.2
2022年12月2996223717.7
2023年12月2926922320.4
2024年12月2968021523.3
2025年12月2898220624.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
24億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
206億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
49
/ 100
安定性自己資本比率16 / 40
収益力営業利益率3 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中110位あたり、逆に低いのは自己資本比率224社中217位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.6%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
24.1%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.1%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥674で、1年前と比べて+35.3%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥674+0.6%1ヶ月+1.0%1年+35.3%時価総額46億円
過去52週の値幅
安値¥483高値¥1,193

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.0倍
PER (会社予想)6.3倍
PBR0.59倍
配当利回り2.37%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は647円で、25日移動平均線を約3.1%下回り、75日線にも約6.4%下回る。200日線は約6.9%上回っており、長期は上昇。52週高値1193円からは約45%下落し、年初来では+31.43%とプラス圏。8月13日は-6.37%と下落し、出来高は117900株と増加。7月28日から8月上旬にかけて上昇していたが、直近で反落。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PBRが0.59倍と業界平均2.17倍を大きく下回り、解散価値以下で推移。PER20.5倍は業界平均28.9倍より低い。配当利回り2.48%は業界平均2.34%と同水準。ただしROEが3%と低く収益性に課題があり、売上高も減少傾向。配当性向85%と高いが、収益力の弱さがバリュエーションの割安感を正当化している面もある。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.0倍30.8倍
PER (予想)6.3倍
PBR0.59倍2.58倍
ROE3.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績の不安定性とバリュエーションが論点。強気派はPBR0.59倍と低く、半導体市場の回復局面で受注が増えれば業績改善が見込めると主張。一方、弱気派は売上高が減少傾向にあり、営業利益率も1.5%前後と低水準で、半導体投資の不透明感が継続するとみて、割安との見方を疑問視する。配当利回り2.48%は下支え要因だが、業績悪化で減配リスクもある。

プラスに働く材料7
  • PBR0.59倍の割安感

    解散価値に対し株価が低位、下値硬い

  • 半導体市場回復期待

    2025年以降、設備投資回復の可能性

  • 配当利回り2.48%

    安定的な配当を維持すれば下支え

  • PBR0.59倍の解散価値割れ継続影響

    PBR0.59倍で純資産価値以下、株主還元強化の期待。

  • 営業利益率微増の改善基調通年影響

    営業利益率1.54%→1.62%と微増、コスト削減効果。

  • 売上高横ばいでも利益確保通年影響

    2025/12期売上370億円、営業利益6億円と横ばいで安定。

  • 低ROE改善への期待感不定影響

    ROE3%と低位だが、資産効率改善への取り組みが進めば評価。

マイナスに働く材料7
  • 業績の減少トレンド

    2025年12月期売上高370億円、前期比減

  • 低い収益性

    営業利益率1.6%、改善のメド立たず

  • 半導体投資の不透明感

    顧客の設備投資計画に左右されやすい

  • 売上高の3期連続減少通年影響

    売上高392→390→370億円で減少トレンド、2025/12期は5.1%減。

  • 営業利益率1.6%の低収益性継続影響

    営業利益率1.6%と業界平均を下回り、採算性に課題。

  • 純利益の減少傾向通年影響

    純利益3→3→2億円と減少、2025/12期は前期比33%減。

  • 電気機器業界の競争激化不定影響

    業界内の競争激化で価格競争が激しく、収益圧迫リスク。

次の決算で確かめる点
受注高
先行指標。受注回復が業績回復の前提
営業利益率
低収益構造からの脱却を示す
半導体関連売上比率
依存度と市場動向を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり16で、前期から+33.3%いまの株価に対する利回りは2.37%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥16
1株あたり
配当利回り
2.37%
いまの株価に対して
配当性向
85.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月838.9
2017年12月1146.761.0
2018年12月110.031.5
2019年12月10−9.1152.9
2020年12月1550.050.5
2021年12月10−33.356.1
2022年12月1220.046.8
2023年12月120.0292.0
2024年12月120.085.0
2025年12月1633.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥16

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ1,724人。区分でいちばん多いのは個人・その他39.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.4%を占め、残る66.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
個人・その他38.740.632.833.734.439.1
外国法人1.43.022.022.026.524.6
事業法人34.434.627.926.221.821.4
金融機関20.720.616.414.813.312.1
証券会社4.81.20.73.04.02.7
自己株式1.91.91.20.70.62.5
外国人個人0.00.00.20.20.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01LEE WO INVESTMENT GROUP LIMITED (常任代理人 冨士靖史)18.96
02有限会社欅15.39
03INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)4.83
04山口 琢也4.68
05株式会社足利銀行3.81
06大日光・エンジニアリング従業員持株会3.18
07株式会社商工組合中央金庫2.24
08レッドリーフ株式会社2.13
09日本生命保険相互会社1.89
10株式会社栃木銀行1.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-23
    有限会社欅
    新規の大量保有報告
    15.39%
  • 2026-07-23
    有限会社欅
    変更報告
    15.39%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−87%、1株純資産は14期で−20%。直近期のROEは3.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月2471,31522.23.125.2
2013年12月991,7556.56.813.6
2014年12月151,9810.847.427.5
2015年12月−5041,376
2016年12月306434.510.938.9
2017年12月417156.19.961.0
2018年12月−16048831.5
2019年12月7054013.64.7152.9
2020年12月5858410.314.750.5
2021年12月−1763656.1
2022年12月17878922.92.746.8
2023年12月528836.29.1292.0
2024年12月411,0184.311.085.0
2025年12月311,0473.015.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/12期の役員報酬は総額57百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山口琢也代表取締役社長 執行役員50318,000
為崎靖夫取締役7450,000
大島誠二取締役573,000
方永義取締役(注)155
長谷川雅幸取締役(注)173
北野剛取締役(注)160
大島健二取締役 常勤監査等委員6330,000
千﨑英生取締役 監査等委員(注)141
柊紫乃取締役 監査等委員(注)163

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)43311359
社外取締役712122
取締役(社内)210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,647字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と当社直接所有の国内子会社2社、当社が60%、国内子会社が40%所有する国内子会社1社、当社が60%所有する国内子会社1社また当該子会社が100%所有する海外孫会社1社、当社直接所有の海外子会社3社(香港、中国無錫市、タイ王国チョンブリ県)、当社が58%所有する海外子会社1社(中国無錫市)また当該子会社が100%所有する海外孫会社1社(中国無錫市)、タイ子会社が60%、国内子会社が40%所有する海外孫会社1社(ベトナム国ハノイ市)、当社が50%所有する海外持分法適用関連会社1社(タイ王国チョンブリ県)により構成されており、当社と海外子会社は電子機器メーカーを主要顧客として、車載機器、医療機器、産業機器、オフィス機器、社会生活機器、その他機器のカテゴリーに使用するプリント配線基板への電子部品実装と、実装したプリント配線基板も含めた機構組立の受託加工事業を主な事業としており、国内子会社は人材派遣業及び業務請負業、事務機器等販売業、プリント基板製造業、部品加工業を事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と海外子会社・国内子会社の上記事業に係る位置付けは以下のとおりであります。 電子部品の受託加工事業のうち、中核となる電子部品実装部門は、電子回路が描かれている「プリント基板」への電子部品実装(ロボット及び人間による手作業)を行うものであり、機構組立(筐体組立)部門は最終製品・電子モジュールを組立・製造しております。 当社の海外子会社であるTROIS ELECTRONICS(WUXI)CO.,LTD.及び無錫栄志電子有限公司は、車載機器を中心とした電子部品実装を行っております。同じく海外子会社であるTROIS(THAILAND)CO.,LTD.は、海外持分法適用関連会社1社(タイ王国チョンブリ県)を委託生産工場として使用し、車載機器及び社会生活用機器を中心に電子部品実装を行っております。またTROIS VIETNAM CO.,LTD.は、2019年12月に締結した戦略的パートナー契約に基づきManutronics Vietnam JSC.,社を委託生産工場として使用し、車載機器を中心とした電子部品実装を2022年4月より開始しております。また、海外子会社である TROIS ENGINEERING PRETEC HONG KONG LTD. は、当社グループ会社ならびに顧客へ電子部品の販売を行う拠点となります。さらに、国内子会社である栃木電子工業株式会社は、遊技機向け、車載機器向けを中心としたプリント基板製造を行っております。また株式会社NCネットワークファクトリーは車載向けを中心とする部品加工事業をおこなっております。 当社製品を使用した最終製品は、自動車、医療機器、産業機器、光学機器、社会生活機器、オフィス機器等に使用されており、当社はこれら最終製品の基幹となる電子モジュールを製造しております。また、携帯用POS端末等は、最終製品までの組立をセル生産方式によって製造しております。 創業以来蓄積した「ものづくり」のノウハウにより、当社グループは電子部品の受託加工にとどまらず、顧客である完成品メーカー製品の設計段階における最適回路設計の提言から、量産メリットのある部品調達、試作品製造などの製品化前の工程での関与に加え、従来業務である電子部品実装及び機構組立のあとの製品物流までを一貫して提供することが可能であり、電子機器を使用する幅広い製品分野においての受託加工業務を展開し、新規顧客開拓に努めております。 なお、当社グループでは電子部品実装部門において、小ロットの高付加価値製品は国内、大ロットの量産品は海外子会社が生産するという分業体制を採用し、受託する製品及び顧客に応じて最適な生産体制をとっております。 以上を事業の系統図によって示すと次のとおりであります。 事業系統図
経営方針・対処すべき課題2,672字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループでは、2020年度におけるマネジメント体制の刷新を機に「DNE WAY 長期経営計画2030」を策定し、「すべてのステークホルダーから信頼され、期待され、愛される企業集団を目指し、技術とアイデアで社会に貢献する」という企業理念の実現に向け、新たな一歩をスタートしました。 この「DNE WAY 長期経営計画2030」に基づく、次の3ヵ年に向けた「中期経営計画 Phase2(2024-2026)」を策定いたしました。本計画においては、資本コストを意識した「収益性の向上」と「投下資本効率の改善」に資する施策を展開してまいります。加えて、ESG・人的資本・IR手法の多様化等、サステナビリティ経営を推進し、中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。 (2)経営環境 当社グループの主たる事業は、車載機器、医療機器、産業機器(半導体製造装置)、オフィス機器、社会生活機器、その他機器に使用するプリント配線基板への電子部品実装部門と、実装したプリント配線基板も含めた機構組立部門(最終製品に組み込まれるユニット)を有するEMS(エレクトロニクス・マニュファクチャリング・サービス)であり、EMS業界は次々に新しい電子機器が誕生し続けていること、また、大手セットメーカーにおける開発設計部門への特化傾向等により需要は年々増加しており、市場規模は今後も拡大が見込まれております。 一方、経営環境は、国内景気は日中関係を含む国際情勢の影響を受けつつも、政府の経済対策などに支えられ所得から支出への前向きな循環メカニズムが徐々に強まることが見込まれることから、緩やかな成長を続けると想定されます。一方、各国の通商政策等の影響を受ける海外経済については、金融・為替の動向も含めて不確実性は引続き高い状況が見込まれます。 (3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 新たな「中期経営計画Phase2(2024-2026)」においては、ROICに着目したKPIを設定するとともに責任部署の明確化と目標のブレイクダウンを実施、中期経営計画の諸施策を着実に実行することにより経営目標の実現を目指してまいります。加えて、ESG・人的資本・IR手法の多様化等、サステナビリティ経営を推進し中長期的な企業価値向上に取り組んでまいります。 ①事業戦略 基本方針   ◆既存領域の収益性改善 ◆外部リスクに強いセグメントポートフォリオの構築(事業領域多層化) ◆開発・設計力強化による高付加価値案件の獲得 主な施策   ◆客先別・受注案件毎の採算モニタリング ◆「東南アジア」ならびに「医療分野」「半導体分野」の売上比率を拡大 ◆「航空宇宙関連」への更なる挑戦 ◆「バッテリ・バッテリ周辺機器」受注拡大 主なKPI    ≪2025年実績≫ ◇東南アジア売上比率の拡大 (売上比率:13.7%) ◇医療分野の新規顧客開拓・売上拡大 (売上比率:10.7%) ◇半導体分野の新規顧客開拓・売上拡大 (売上比率:11.4%) ◇非日系売上比率(海外拠点)の拡大 (売上比率:15.2%) ◇開発設計案件売上高の拡大 (売上高:560百万円)   ≪2026年目標≫ (18.3%) (11.0%) (10.0%) (15.9%) (2,000百万円) ②財務戦略 基本方針   ◆資本コストを意識した財務戦略 ◆投下資本利益率(ROIC)向上 主な施策   ◆在庫・有利子負債の圧縮(BSの改善) ◆為替エクスポージャーの最適化 主なKPI    <2025年実績> ◇棚卸資産回転期間 (2.2ヵ月)<目標:2.0ヵ月> ◇ROIC (2.7%) <目標:3.8%>   <2026年目標> (2.0ヵ月) (4.1%) ③経営基盤の強化 基本方針   ◆人事マネジメント再構築と人材育成 ◆DX推進による生産性向上と管理業務の効率改善 ◆サステナビリティの推進 主な施策   ◆新たな研修プログラムの構築と人材ポートフォリオの有効活用に向けた取組み ◆新基幹システムの導入 ◆ESG推進 主なKPI    <2025年実績> ◇階層(新入社員~経営管理層まで6段階)別研修制度を導入  管理職研修:2回実施 ◇次世代人材育成「未来創造プロジェクト」活動対象工場を拡大(2工場から4工場に拡大)  指導会:24回実施、ミニ発表会4回実施 ④ESG/SDGsへの取組み 基本方針   主な施策 E 環境   ◆地域環境の維持 ◆持続可能な社会に貢献できる製品の提供   ◇「カーボンニュートラル宣言(2023年3月)」に基づく、スコープ1及び2の温室効果ガス総排出量の削減 ◇「リチウムバッテリのリユース事業」ならびに「自然エネルギー活用製品」への取組強化 S 社会   ◆地域経済への貢献 ◆食品ロス削減 ◆多様性の裾野拡大   ◇アグリ事業参入による地域貢献と効率的な農業の実現 ◇「廃棄農産品の福祉施設・子ども食堂への提供」を継続 ◇管理職・管理職予備軍への女性登用/障がい者雇用 ◇海外拠点におけるマネジメント層へのローカル人材の登用 ◇ノー残業デーの浸透/有給・育休(全体・男性)取得率向上 G ガバナンス   ◆コーポレートガバナンス ◆リスクマネジメント・ コンプライアンスの推進   ◇ガバナンス・コンプライアンスの更なる強化 ◇IR活動(投資家向け決算説明会等)の多様化 ⑤人的資本への取組 人材の 確保・育成   ◆階層別、リーダー・プロフェッショナル人材育成に向けた研修プログラムの再構築 ◆社内プロジェクト活用により「自らが考える力」「やる気」意識を醸成 ◆評価制度高度化に向けた考課者研修 人材の 最適配置   ◆キャリアパスを考慮した人材の最適配置 ◆ベテラン人材を活用できる人事制度導入 ◆タレントマネジメントシステム本格運用による個人別キャリア・スキルの見える化 働き方改革・健康経営   ◆ノー残業デー浸透率の向上 ◆有給・育休(全体・男性)取得率向上 ダイバーシティー   ◆管理職・管理職予備軍へ女性登用 ◆マネジメント層へローカル人材登用(海外) ◆障がい者雇用の積極展開
事業等のリスク1,922字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)電子部品供給網の影響 EMS事業における電子部品の購買・在庫管理は最重要課題の一つであります。半導体や樹脂材料等の供給不足や納期遅延等は概ね解消した一方、一部電子部品において納期が遅延する事態が継続しております。最も基本的な顧客要求であるQCD(品質、コスト、納期)に対応するため、一定の部品在庫を持たざるを得ない状況となり、財政状況や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後も電子部品メーカーからの納期遅延が続いた場合、当社グループの生産に影響が及ぶ可能性もあります。 (2)特定販売先への高い売上依存度 当社グループは、設立当初よりキヤノングループを主要販売先として業容を拡大してきた結果、当社グループ全体のキヤノングループへの売上依存度は低下傾向にあるものの(2024年度 23%/2025年度 23%)依然高くなっております。このため、キヤノングループの製造計画の縮小・延期・中止、最終製品の販売状況によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループは経営の安定化を図るため、キヤノングループへの売上規模を維持拡大しつつも、新規取引先への販路拡大にも注力しており、その結果としてキヤノングループへの売上依存度を相対的に低下させる考えであります。 (3)海外での事業展開 当社グループでは、主要販売先による生産拠点の海外移転や海外における需要拡大などに対応するため、国内のほか中国等アジア地域に事業拠点を有しており、このため、中国等アジア地域の政治・経済情勢、法規制、税制等が変化した場合、現地での紛争、災害、感染症等が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは為替変動リスクを回避するため、社内規程に基づいて為替予約を行っております。しかしながら為替変動を完全に回避することは出来ないため、急激な為替変動が発生した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)有利子負債依存度と財務体質 当社グループは、設備資金及び運転資金を主に金融機関からの借入金によって調達しているため、連結ベースの有利子負債残高が連結総資産に占める比率である有利子負債依存度は、2024年12月期末で42.0%、2025年12月期末で40.7%と高く、当社グループの業績は金利変動の影響を受けやすい状況にあります。 また、自己資本比率は2024年12月期末で23.3%、2025年12月期末で24.1%となっております。当社グループは、内部留保に努め自己資本の積上げに注力いたしておりますが、各種原材料やエネルギー価格の高騰に伴う経費の増加や販売先の値下げ要請による収益力の低下等の要因によって期待した利益を得られない場合、財務体質の改善が遅れる可能性があります。 (5)製品の品質管理 当社グループが生産する製品は、車載機器、医療機器、産業機器、オフィス機器、社会生活機器等の最終製品に組み込まれております。当社グループでは、全生産拠点においてISO9001、ISO14001及びISO13485を取得するなど、国際的な品質管理体制を有しておりますが、予期せぬ事象により当社グループ製品の不具合等に起因した最終製品の品質問題、リコール等が発生した場合、多額の費用負担や当社グループの信用低下によって当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)コンプライアンスに関するリスク 当社グループは、公正且つ高い倫理感をもって業務運営を行う大前提がコンプライアンスであるとの認識に立ち、コンプライアンス・リスク管理委員会が中心となり全てのステークホルダーから信頼されるコンプライアンス推進体制を構築するとともに、役員・社員への啓蒙活動を随時実施し、企業倫理の向上及び法令遵守の強化に努めています。 しかしながら、コンプライアンス上のリスクを完全には回避出来ない可能性があり、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの社会的信用や発生した損害に対する賠償金の支払等により、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,444字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境を振り返りますと、国内においては、物価上昇の影響など により個人消費に一部弱さがみられたものの、企業収益や雇用環境の改善が下支えとなり、景気は緩やかな回復基 調を維持しました。米国では、関税政策やインフレの長期化による影響が懸念されたものの、FRB(連邦準備制度 理事会)による利下げや個人消費の堅調さを背景に、景気は底堅く推移しました。中国では、不動産市場の調整が 長期化し内需の弱さが続く中、輸出の持ち直しが一部下支えとなったものの、総じて力強さを欠いた状況で推移し ました。 ① 経営成績 当連結会計年度の売上高は36,954百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は638百万円(前年同期比0.8%減)、経 常利益は691百万円(前年同期比1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は208百万円(前年同期比24.7%減)とな りました。 ② 財政状況 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ705百万円減少し、28,854百万円となりました。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ923百万円減少し、20,616百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ218百万円増加し、8,237百万円となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末比1,062百万円増加し、 5,359百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果獲得した資金は2,562百万円となりました。これは主に、仕入債務の減少468百万円があった一方 で、売上債権の減少536百万円、棚卸資産の減少1,262百万円、減価償却費612百万円があったことによるものです。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は645百万円となりました。これは主に、投資有価証券売却による収入298百万円が あった一方、有形固定資産の取得による支出825百万円、無形固定資産の取得による支出95百万円があったことによ るものです。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は920百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入1,930百万円があっ た一方で、長期借入金の返済による支出1,948百万円、短期借入金の減少690百万円及び自己株式の取得による支出 67百万円があったことによるものです。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前年同期比(%) 日本   15,935,566   101.4% アジア   20,787,503   92.1% その他   93,950   45.7% 合計   36,817,020   95.6% (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は、販売価格によっております。 (2)受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 日本   15,684,730   100.2   3,650,785   96.0 アジア   19,905,572   86.4   4,573,218   80.4 その他   106,337   49.5   40,973   143.3 合計   35,696,641   91.7   8,264,976   86.8 (注)セグメント間取引については、相殺消去しております。 (3)販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) 日本   15,836,902   98.5 アジア   21,023,768   92.7 その他   93,950   45.7 合計   36,954,622   94.9 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合につきましては、総販売実績の100分 の10以上の相手先はありませんので記載を省略しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 1.総資産 当連結会計年度末における総資産は、28,854百万円(前期末比705百万円減)となりました。流動資産は、現金及び預金、仕掛品が増加した一方、受取手形及び売掛金、電子記録債権、原材料及び貯蔵品が減少したこと等により23,199百万円(前期末比473百万円減)となりました。固定資産は、機械装置及び運搬具、無形固定資産が増加した一方、建物及び構築物、投資有価証券が減少したこと等により5,654百万円(前期末比231百万円減)となりました。 2.負債 当連結会計年度末における負債合計は20,616百万円(前期末比923百万円減)となりました。流動負債は、支払手形及び買掛金、電子記録債務、短期借入金が減少した一方、1年内返済予定の長期借入金が増加したこと等により17,134百万円(前期末比564百万円増)となりました。固定負債は、退職給付に係る負債が増加した一方、長期借入金、リース債務が減少したこと等により、3,482百万円(前期末比1,487百万円減)となりました。 3.純資産 当連結会計年度末における純資産合計額は、8,237百万円(前期末比218百万円増)となりました。これは、自己株式、その他有価証券評価差額金が減少した一方、利益剰余金、為替換算調整勘定が増加したこと等によるものです。 4.売上高 日本では、オフィス機器向けは、受注先における輸出関連売上及び受注先からの製品移管受入が伸びたこと等に より増収となりました。一方で、車載機器向けは、トランプ関税の影響もあり、加工事業子会社の米国向け輸出売 上が減少したこと等により減収となりました。産業機器向けは、半導体製造装置関連の受注減少等により減収とな り、医療機器向けは、大型検査装置関連において受注獲得が想定を下回ったことにより減収となりました。また、 その他のセグメントに含まれる主な売上については以下の通りです。遊技機器向けは、次世代遊戯機器向けの受注 が伸び悩んだこと等により減収となりました。社会生活機器向けは横這いとなりました。業務請負・人材派遣子会 社は親会社からの受注が減少したこと等により減収となり、基板製造子会社は、一昨年取引を開始した先からの受 注が堅調に推移したこと等により増収となりました。また、オフィス・ビジネス機器販売子会社の売上は横這いと なりました。この結果、日本の売上高は15,836百万円(前年同期比1.5%減)となりました。 アジアでは、産業機器向けについては、無錫子会社が中国国内向けの受注を伸ばしたことにより増収となり、医 療機器向けについては、ベトナム子会社で新機種向け売上が堅調に推移したことにより増収となりました。一方 で、車載機器向けは、ベトナム子会社において主要受注先の生産が終了したこと等により減収となりました。オフ ィス・ビジネス機器向けは、恵州孫会社の生産が2024年度に終了したことによる影響に伴い減収となりました。こ の結果、アジアの売上高は21,023百万円(前年同期比7.3%減)となりました。 以上の結果、連結売上高は、36,954百万円(前年同期比5.1%減)となりました。 5.営業利益 営業利益は、日本では、親会社は、原材料費等のコスト上昇分の販売価格への転嫁が想定どおり進まなかったこと、及びコロナ禍で積み上がった部品在庫の圧縮を進めたことなどにより減益となり、基板製造子会社も材料費・販管費等の上昇の影響などにより減益となりました。また、加工事業子会社は主に減収により減益となりました。一方で、人材派遣子会社は前年度に発生した太陽光発電設備に関する大規模な修繕が当連結会計年度は無く、売上原価が低下したことにより増益となりました。オフィス・ビジネス機器販売子会社の営業利益は横這いとなりました。 アジアでは、無錫子会社及び無錫栄志電子有限公司は付加価値の高い製品の売上が伸びたこと、香港子会社は粗利率の高い部品売上が増加したことから増益となりました。一方でベトナム子会社は主に減収により減益となりました。 以上の結果、連結営業利益は638百万円(前年同期比0.8%減)となりました。 6.経常利益 営業外損益は、支払利息等が減益要因となった一方、受取利息、受取配当金、補助金収入等が増益要因となり、連結経常利益は691百万円(前年同期比1.7%増)となりました。 7.親会社株主に帰属する当期純利益 特別利益として、当社が保有する投資有価証券の一部を売却したことにより、投資有価証券売却益174百万円計上(前期は計上なし)、特別損失として、国内部門の収益性が低下したことなどにより、減損損失265百万円計上(前年同期比515.9%増)、また、一部の海外子会社で繰越欠損金の税務上の繰越控除期間が終了したこと、当社の繰延税金資産の一部を取り崩したことにより、法人税等277百万円(前年同期比268.8%増)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は208百万円(前年同期比24.7%減)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 1.キャッシュ・フロー 2025年12月期の各キャッシュ・フローの状況とその増減については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 2.資金需要と財政政策 当社グループの資金需要は、当社グループの生産に関わる人件費、外注費、新規設備導入に伴う購入費用・リース 料、工場増設に係る取得費用、並びに営業・管理に係る人件費等と、生産のための部材購入費用とに大別され、国内及び海外各子会社は所在する国・地域の通貨及び外国通貨で支払いを実施しております。 なお、これらに必要な資金については銀行借入等にて充当しておりますが、2025年12月期末での連結自己資本比率は24.1%であることにより、今後は海外子会社も含めて安定的に利益を確保する体制を再構築するとともに、製品・仕掛品・原材料の適正在庫水準維持に注力することによって、銀行借入残高の低減に努めてまいります。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成してお ります。経営者は、この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告に影響を及ぼす見 積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、繰延税金資産について、将来減算一時差異の解消時期をスケジューリングし、繰延税金資産を計上しておりますが、繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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