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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

岡谷電機産業

OKAYA ELECTRIC INDUSTRIES CO.,LTD.6926 · Standard · 電気機器

電子機器を電磁ノイズや雷サージから守るコンデンサ・ノイズ対策部品の専業メーカー。商用電源や通信線に流れるノイズから機器を保護する製品を軸に、表示・照明やセンサ分野にも展開する。

概要

岡谷電機産業は、商用電源や通信回線から流入する電磁雑音や誘導雷サージから機器を保護するコンデンサ製品、ノイズ・サージ対策製品を主力とする電子部品メーカーである。東京都世田谷区に本社を置き、国内・海外に製造子会社を有する。2026年3月期の連結売上高は102億円、従業員数は1,101名。東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

四つの製品セグメントで構成する事業ポートフォリオ

当社グループは、コンデンサ製品、ノイズ・サージ対策製品、表示・照明製品、センサ製品の四つのセグメントで事業を展開する。コンデンサ製品は空調機器や産業機器向けが主力で、2025年度の売上高は47億円と全体の46%を占める。ノイズ・サージ対策製品は34億円、表示・照明製品は17億円、センサ製品は3億円と続く。各セグメントは異なる市場動向を示し、センサ製品は産業機器向けや時計指針補正用で増加した一方、表示・照明製品は防衛産業向けの減少により前年比22%減となった。

国内外9社で構成するグローバル生産・販売ネットワーク

当社は連結子会社9社からなるグループを形成する。国内では東北オカヤ株式会社とOSD株式会社が生産を担い、全量を当社に納入する。海外では中国の岡谷香港有限公司、東莞岡谷電子有限公司、スリランカのOKAYA LANKA (PRIVATE) LIMITEDが製造拠点として機能する。販売子会社は香港、タイ、シンガポール、米国に配置され、現地での調達・販売を担う。この生産分業体制により、多品種の製品を安定供給しながら、地域ごとの需要変化に柔軟に対応する。

受注生産方式と収益性改善への構造改革

当社は多品種少量生産に対応するため受注生産方式を採用し、在庫リスクを抑制している。しかし2025年度は原材料コスト上昇やコンデンサ新製品の立ち上げ費用が重荷となり、営業損失17億円を計上した。対策として、生産工程の自動化推進、製品価格改定、事業構造の見直しに着手している。また、基幹システムの刷新やIoT化による生産状況の可視化にも取り組み、収益力の回復を図る方針である。

業界の中での役割は電子機器の誤動作や故障を防ぐ保護部品サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
102億円
営業利益
-17億円
営業利益率
-16.7%
純利益
-16億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンデンサ 製品47億円45.6%-5億円-10.6%
ノイズ・サージ対策製品35億円34.0%-4億円-11.4%
表示・照明製品18億円17.5%2億円11.1%
センサ 製品3億円2.9%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電子機器全般(産業機器・家電・情報通信など)主力

商用電源を通して流入出する電磁雑音による誤作動や故障から機器を守るコンデンサ製品を提供。幅広い電子機器メーカーを顧客とし、ノイズ対策の中核部品として供給している。

主な製品・サービス1
コンデンサ製品
電磁ノイズを吸収・除去し、電子機器の安定動作を実現するコンデンサ。各種用途に応じたシリーズを展開。

02電子機器全般(産業機器・通信機器・防災設備など)主力

電磁雑音に加え、送配電線・通信回線を通じて流入する誘導雷サージによる誤作動や故障から機器を守る製品群を提供。電力・通信インフラ関連の機器メーカー向けに供給している。

主な製品・サービス1
ノイズ・サージ対策製品
ノイズフィルタや避雷器など、雷サージや電磁ノイズから電子機器を保護する製品群。

03表示・照明分野(屋外広告・交通標識・一般照明など)準主力

LEDに代表される表示・照明製品を提供。高輝度・長寿命の特性を活かし、屋外広告や交通標識、施設照明など幅広い用途に展開している。

主な製品・サービス1
表示・照明製品
LED表示器やLED照明など。視認性と省電力性に優れ、多様な環境で使用される。

04センサ分野(物体検出・監視システムなど)準主力

赤外線を利用した物体検出用や監視システム用のLED光源を提供。センサモジュールメーカーやセキュリティ機器メーカー向けに供給し、自動検知や監視用途を支えている。

主な製品・サービス1
センサ製品
物体検出用および監視システム用赤外LED光源。近接センサや監視カメラの照明として使用される。

製品と技術

高温・高湿環境に対応するコンデンサ製品

コンデンサ製品は当社の売上高の約46%を占める主力分野である。空調機器や産業機器向けに、商用電源を通じて流入する電磁雑音による誤作動や故障から機器を保護する機能を提供する。顧客の使用環境の多様化に伴い、耐高温・高湿製品のラインナップ拡充が求められており、従来は納入困難だった業界・分野への進出を目指して開発を進めている。高周波対応コンデンサについてはユーザーと実証実験を実施中であり、国際規格改版への対応も同時に推進している。

ノイズとサージの両面を防ぐ対策製品

ノイズ・サージ対策製品は、電磁雑音に加えて送配電線や通信回線から流入する誘導雷サージから電子機器を保護する。機器のデジタル化・高周波化・高速伝送化が進む中で、電子回路の安定性を確保するノイズ対策技術の高度化要求が強まっている。当社は従来部門ごとに蓄積してきたノイズフィルタ技術とサージプロテクト技術を統合し、コンデンサ事業とのシナジーを活かした一体的な製品戦略を展開する。新たな国際規格に適合した製品開発も進め、「ノイズ・サージ対策のパートナー」としての地位確立を目指す。

特定顧客向けカスタム品が中心の表示・照明製品

表示・照明製品は、LEDを応用したカスタム品が中心である。特定顧客を対象とするため、売上高は17億円と前年比22%減少したが、防衛産業向けの大口案件が一過性であった影響が大きい。今後は独自技術の開発と新たな業界・分野での顧客獲得が課題となる。本製品群は当社の技術基盤を活かした差別化が可能であり、市場ニーズに合わせた製品開発を継続する。

産業機器向けエンコーダ用などで評価を得るセンサ製品

センサ製品は、物体検出用や監視システム用の赤外LED光源を提供する。産業機器向けエンコーダ用や時計指針補正用などの特定分野で高い評価を得ており、2025年度の売上高は3億円と前年比33%増加した。しかし販路が限られているため、今後は営業強化によりユーザー拡大を図る必要がある。当社の技術力を活かした高信頼性製品として、安定した需要を獲得する方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が岡谷電機産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16757OSGコーポレーション48億円42.8倍
23856Abalance48億円0.6倍
36943NKKスイッチズ48億円15.8倍
46647森尾電機48億円6.9倍
56635大日光・エンジニアリング46億円12.0倍
66926岡谷電機産業44億円
76721ウインテスト39億円
86836ぷらっとホーム38億円165.3倍
96614シキノハイテック38億円
106659メディアリンクス37億円
116662ユビテック34億円68.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

海軍監督工場として特殊真空管を製造した戦時中

1939年4月、東京都港区に株式会社昭和電機製作所として発足した。1942年5月に東北電気無線株式会社と改称し、超短波真空管や無線機の製造を開始。1944年1月には安田保善社が全株式を買収し、同月に海軍監督工場の指定を受けて特殊真空管(エーコン管)の生産に着手した。戦時体制下で軍需向けの供給を担ったが、1945年4月に本社工場が戦災で焼失し、長野県岡谷市への移転を余儀なくされた。

岡谷市移転と民生用真空管への転換

1946年6月、本社を岡谷市に移転し社名を岡谷無線株式会社と改称。一般受信用真空管の製造を開始し、軍需から民需へと軸足を移した。1948年3月にはGHQの指令により持株会社整理委員会が全株式を公売。所有構造が一新され、独立した企業として再出発した。この時期に長野県岡谷市が本拠地となったことが、現在の社名「岡谷」の由来となっている。

東京進出と埼玉・福島への生産拡大

1956年6月、東京都世田谷区に技術研究所を開設し研究開発拠点を整備。1961年6月には本社を東京都渋谷区に移転し、経営機能を首都圏に集約した。1965年10月に埼玉県行田市に行田工場を開設し生産能力を増強。1967年6月に現社名の岡谷電機産業株式会社へ改称。1970年9月には東京証券取引所市場第二部に株式を公開し、資金調達力を高めた。1971年には埼玉県に株式会社健宝製作所(現OSD株式会社)、1973年には福島県に東永電子株式会社を相次いで設立し、国内生産ネットワークを拡大した。

海外生産拠点の創設と東北子会社の統合

1989年12月に米国インディアナ州にOKAYA ELECTRIC AMERICA, INC.を設立し北米販売に乗り出した。1993年12月には香港に岡谷香港有限公司を設立、1995年1月には中国広東省に東莞東坑岡谷電子廠を開設し、海外生産を本格化した。1995年5月にシンガポール、1998年3月に香港貿易会社を設立しアジア販路を拡充。1998年10月には東北ロダン株式会社(現東北オカヤ株式会社)が東永電子株式会社を吸収合併し、国内生産子会社の再編を進めた。

本社移転と東証第一部指定を経てスタンダード市場へ

2000年8月に本社機能を東京事業所へ統合。2002年7月に本社を世田谷区三軒茶屋、2005年2月に現所在地の世田谷区等々力へ移転した。2006年2月には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定され、上場区分を引き上げた。しかし2022年4月の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。同時期には埼玉事業所内の新工場建設(2016年9月)やスリランカ工場の設立(2008年4月)など生産能力の増強も継続した。

年表33件を開く

1930年代

  • 1939年4月創業東京都港区に株式会社昭和電機製作所として発足。

1940年代

  • 1942年5月社名を東北電気無線株式会社と改称、超短波真空管、無線機の製造を開始。
  • 1944年1月M&A増産体制を整えるため、安田保善社において全株式を買収。海軍監督工場に指定され特殊真空管(エーコン管)の製造を開始。
  • 1945年4月本社工場を拡張完成したところ、戦災により東京本社・工場(芝白金三光町)を焼失。海軍の命令により長野県岡谷市に工場を移転。
  • 1946年6月本社を岡谷市に移転し、同時に社名を岡谷無線株式会社と改称、一般受信用真空管の製造を開始。
  • 1948年3月G.H.Qの指令に基づき、持株会社整理委員会により全株式を公売に付せられた。

1950年代

  • 1956年6月東京都世田谷区に技術研究所を開設。

1960年代

  • 1961年6月本社を東京都渋谷区に移転。
  • 1965年10月埼玉県行田市に行田工場を開設。
  • 1967年6月社名を岡谷電機産業株式会社と改称。

1970年代

  • 1970年9月東京証券取引所市場第二部に株式を公開。
  • 1971年7月創業埼玉県北足立郡に株式会社健宝製作所(現OSD株式会社)を設立。
  • 1973年9月創業福島県安達郡に東永電子株式会社を設立。

1980年代

  • 1986年4月創業岩手県東磐井郡に東北ロダン株式会社(現東北オカヤ株式会社)を設立。
  • 1989年12月創業米国インディアナ州にOKAYA ELECTRIC AMERICA, INC.を設立。

1990年代

  • 1990年7月稲城市にEDSセンター(後に南多摩製作所と改称)を開設。
  • 1993年12月創業香港に岡谷香港有限公司を設立。
  • 1995年1月岡谷香港有限公司の製造部門として中国・広東省に東莞東坑岡谷電子廠を開設。
  • 1995年5月創業シンガポールにOKAYA ELECTRIC (SINGAPORE) PTE LTDを設立。
  • 1998年3月創業香港に岡谷香港貿易有限公司を設立。
  • 1998年10月M&A東北ロダン株式会社(現東北オカヤ株式会社)が、東永電子株式会社を吸収合併。

2000年代

  • 2000年8月本社機能を東京事業所へ移転。
  • 2002年1月南多摩製作所を閉鎖。
  • 2002年7月本社を東京都世田谷区三軒茶屋に移転。
  • 2004年4月株式会社健宝製作所をOSD株式会社と名称を変更し、埼玉技術センターの生産部門を移管。
  • 2005年2月本社を東京都世田谷区等々力に移転。
  • 2005年10月東北ロダン株式会社を東北オカヤ株式会社と改称。
  • 2006年2月株式会社東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける。
  • 2008年4月創業スリランカにOKAYA LANKA (PRIVATE) LIMITEDを設立。

2010年代

  • 2011年4月創業中国・広東省に東莞岡谷電子有限公司を設立。
  • 2013年4月創業タイ国にOKAYA ELECTRIC (THAILAND) CO., LTD.を設立。
  • 2016年9月埼玉事業所内に新工場を建設。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで115億円
  • 営業損失2027年3月期まで5億40百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純損失2027年3月期まで5億20百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    EMC対策技術の深耕とパートナー地位確立

    コア事業であるEMC対策で蓄積した技術やノウハウを高め、デバイス単体の提供から「ノイズ・サージ対策のパートナー」として総合的なソリューションを提供する地位の確立を目指す。

  2. 02

    各事業セグメントの課題対応

    コンデンサ製品では耐高温・高湿品の拡充と販路拡大、ノイズ・サージ対策製品では技術融合と提案力強化、表示・照明製品では独自技術開発と新規顧客獲得、センサ製品では販路拡大とユーザー拡大に取り組む。

  3. 03

    技術・品質・生産の組織能力強化

    成長市場(産業機器、空調、車載等)向けに国際規格対応、生産工程の自動化による生産性向上、基幹システム刷新、IoT化によるトレーサビリティ向上を進め、新規ビジネス機会創出や新技術開発にも取り組む。

  4. 04

    BCP実効性向上と緊急時対応力強化

    災害や調達リスクに対応するため、主力製品の代替生産体制整備や生産・調達体制の見直しなど、グループ全体の事業継続計画(BCP)の実効性を高める。

  5. 05

    サステナビリティとCSRの推進

    社会からの信頼向上のため、グループ全体でサステナビリティ・CSRへの取組みを強化。人権方針の制定やコンプライアンス体制の強化、社会・環境への長期的配慮を事業活動に反映する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,101人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は537万円で、9期前と比べて4.9%平均年齢は44.9歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,525
2018年3月1,902
2019年3月56542.615.91,332
2020年3月54041.214.61,275
2021年3月55442.615.81,300
2022年3月54743.416.31,423
2023年3月55743.016.21,478
2024年3月58843.616.41,115
2025年3月57144.216.51,057−161
2026年3月53744.916.91,101−154

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 3 / 海外 6、うち連結子会社 9) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
埼玉事業所 — 埼玉県 行田市667百万円
ノイズ・サージ 対策製品、表示・照明製品
本社工場 — 中国・広東省 東莞市358百万円
コンデンサ製品、ノイズ・サージ対策製品、表示・照明製品
本社工場 — スリランカ・カトナヤケ272百万円
コンデンサ製品、ノイズ・サージ対策製品
本社工場 — 岩手県 一関市213百万円
コンデンサ製品
本社 — 東京都 世田谷区115百万円
長野事業所 — 長野県 岡谷市39百万円
コンデンサ製品、表示・照明製品、センサ製品
主な関係会社
  • 国内
    東北オカヤ 株式会社
    岩手県一関市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    OSD株式会社
    埼玉県行田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    岡谷香港有限公司
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    東莞岡谷電子 有限公司
    中国広東省 東莞市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    OKAYA LANKA (PRIVATE) LIMITED
    スリランカ カトナヤケ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    岡谷香港貿易 有限公司
    香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OKAYA ELECTRIC (THAILAND) CO.,LTD.
    タイ国 バンコク都 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OKAYA ELECTRIC (SINGAPORE) PTE LTD
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    OKAYA ELECTRIC AMERICA, INC.
    米国インディアナ州 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は102億円営業利益-17億円前期と比べると増収で、売上が+6.3%。

売上高
+6.3%
102億円
営業利益
-17億円
純利益
-16億円
営業利益率
-16.7%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高115億円102億円
営業利益-5億円-17億円
純利益-5億円-16億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は28億円、営業利益は−5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−36.4%、営業利益は−200.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q381
2024年1Q44511.44
2024年2Q3712.71
2024年3Q3300.00
2024年4Q29−4
2025年2Q45−9−20.0−8
2025年4Q51−8−15.7−9
2026年2Q50−10−20.0−10
2026年4Q52−7−13.5−6
2027年1Q28−5−17.9−4

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は113億円から102億円へ90%に減った。直近期の営業利益率は-16.7%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
タイ国にOKAYA ELECTRIC (THAILAND) CO., LTD.を設立。
2013年3月11332
2014年3月12954
2015年3月13574
埼玉事業所内に新工場を建設。
2016年3月1243−8
2017年3月12254
2018年3月13664
2019年3月1312−7
2020年3月112−3−6
2021年3月10510
2022年3月134−4−4
2023年3月17186
2024年3月14341
2025年3月96−17−17−17.7−17
2026年3月102−17−18−16.7−16

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高102億円のうち、営業利益として残るのは-17億円-16.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-16億円、売上の-15.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金91.2%93億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.5%27億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-16.7%-17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
8.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比23.5pt
-16.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比21.6pt
-15.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-11.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-11.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−11億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−11億円この組み合わせは立て直し型にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上期末の手元現金は16億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−6−6411
2014年3月7−3−2414
2015年3月7−3−3416
2016年3月11−51622
2017年3月4−75−324
2018年3月−4−412−828
2019年3月3−5−4−222
2020年3月9−410536
2021年3月4−1−1338
2022年3月−16−212−1833
2023年3月−1−2−6−325
2024年3月21−4−51739
2025年3月−4−2−10−623
2026年3月−1103−1116

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は134億円。このうち返さなくてよい自己資本が59億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月124853967.7
2014年3月127903770.9
2015年3月1371003773.1
2016年3月130864466.1
2017年3月144925263.6
2018年3月158936558.7
2019年3月145826356.6
2020年3月140726851.2
2021年3月144756952.4
2022年3月160738745.3
2023年3月168828649.0
2024年3月171908153.0
2025年3月140717050.3
2026年3月134597544.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
26億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-9億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
7億円
在庫として抱えている分
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
39
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中91位あたり、逆に低いのは営業利益率224社中219位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-16.7%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
6.3%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.0%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥193で、1年前と比べて-6.8%過去52週の値幅のなかでは26%の位置にある。

¥193+2.1%1ヶ月+3.8%1年-6.8%時価総額44億円
過去52週の値幅
安値¥177高値¥238

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR0.72倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+1.1%と小幅上昇も、7/17は前日比-1.6%の184円と年初来安値圏。25日線(185.0円)を-0.5%下回り、75日線(190.7円)も下回る。52週高値238円からは-22.7%下落。出来高は低調で、売り買いともに乏しく方向感はない。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERがマイナスで算出不能、PBR 0.70倍は業界平均2.11倍を下回るが、直近2期の赤字でROE 1.4%と低く、営業赤字が続く。配当利回り0%で株主還元もなく、業績悪化が深刻。バリュエーションの割高感は業績低迷に起因。

指標この会社業種平均
PBR0.72倍2.58倍
ROE1.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり0で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.00%。

年間配当
¥0
1株あたり
配当利回り
0.00%
いまの株価に対して
配当性向
31.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月985.7
2018年3月90.0
2019年3月90.0
2021年3月8−11.135.5
2023年3月4−50.031.8
2024年3月40.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,691人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.4%を占め、残る51.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他43.345.544.548.252.351.0
金融機関41.440.538.436.633.233.6
事業法人13.713.414.514.614.114.7
自己株式0.90.90.90.90.90.9
外国法人1.10.30.50.30.10.3
証券会社0.50.22.20.40.20.3
外国人個人0.00.00.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託沖電気工業口15.71
02明治安田生命保険相互会社9.01
03TPR株式会社6.28
04安田不動産株式会社3.88
05岡谷企業財形会3.67
06株式会社みずほ銀行3.63
07みずほ信託銀行株式会社2.03
08岡谷電機産業従業員投資会1.61
09株式会社日本カストディ銀行(信託E口)1.44
10損害保険ジャパン株式会社1.12

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−880%、1株純資産は14期で−30%。直近期のROEは1.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月93772.536.992.9
2014年3月164044.223.681.4
2015年3月164483.827.995.7
2016年3月−34384
2017年3月164114.124.585.7
2018年3月204184.731.6
2019年3月−30367
2020年3月−263210.0
2021年3月03380.03609.135.5
2022年3月−20325
2023年3月273687.911.231.8
2024年3月54041.450.6
2025年3月−76316
2026年3月−72265

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額112百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高屋舗明代表取締役 社長執行役員65568
山田尚人取締役 会長執行役員69835
本間勤取締役 上席執行役員65340
房前芳一取締役74
寺本進取締役67
石動智之常勤監査役66
吉野卓監査役76223
有賀義和監査役70
羽石和弘60
金丸昌雄取締役 常務執行役員61196
長井浩監査役64
久保田康裕59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3757525
社外取締役532326
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容691字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び当社を核とする連結子会社9社で構成され、商用電源を通して流入流出する電磁雑音による誤作動や故障から機器を守る「コンデンサ製品」、電磁雑音に加え、送配電線・通信回線などを通して流入する誘導雷サージによる誤作動や故障から機器を守る「ノイズ・サージ対策製品」、LEDに代表される「表示・照明製品」並びに物体検出用及び監視システム用赤外LED光源などの「センサ製品」の製造販売事業を営んでおります。 当社グループにおける各社の位置付けは次のとおりであります。 当社は、製品の製造、仕入、販売を行っているほか、材料及び製品を関係会社へ供給しております。国内製造会社2社(東北オカヤ株式会社及びOSD株式会社)は、当社取扱い製品の製造を行いその全量を当社へ納入しております。海外では、製造会社として岡谷香港有限公司、東莞岡谷電子有限公司及びOKAYA LANKA (PRIVATE) LIMITEDの3社が当社取扱い製品の製造を行いその全量を当社へ納入しております。販売会社としては、岡谷香港貿易有限公司、OKAYA ELECTRIC (THAILAND) CO., LTD.、OKAYA ELECTRIC (SINGAPORE) PTE LTD及びOKAYA ELECTRIC AMERICA, INC.が、当社製造製品及び他社製造製品の仕入販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)当社グループ(当社及び関係会社)は、複数のセグメントの製品及び商品を取り扱っており、セグメント別区分が困難なため区分表示しておりません。
経営方針・対処すべき課題3,491字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「誠意」を社是とし、「ファイネストカンパニー(美しき良き会社)」、「ファイネストワーク(美しき良き仕事)」を経営理念としております。コア事業であるEMC(*)対策で蓄積してきた技術力・ノウハウを更に高め、デバイス単体での価値提供に留まらず、「ノイズ・サージ対策のパートナー」としての地位の確立に向け、さらなる成長を目指してまいります。 (*)EMC:Electro Magnetic Compatibility 電磁両立性を表し、電磁ノイズとも総称されます。 (2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (当社事業を取り巻く環境) アジアメーカーの技術力向上にともなう競争が激化するなか、新たな販売領域の確保と既存品の競争力強化、安定的な商品供給等、様々な対応が求められています。また、中国における不動産市場の低迷等を背景にした景気減速の長期化や中東情勢をはじめとする地政学リスク等、先行き不透明な状況が継続しています。また、電子部品業界につきましては、空調機器向けにおいて緩やかながらも受注回復の兆しがみられる一方、在庫調整が長期化している産業機器市場の回復は遅れており厳しい状況が続いています。 このような事業環境下、当社は、多様化するニーズに応える技術基盤の強化、生産能力並びに生産性の向上、コスト構造改革の推進、製品価格の改定等の取組みにより、多様な分野における様々な用途での販売実績を積み上げ、競争力向上と収益基盤の強化に取組んでまいります。 (各セグメントの課題対応) コンデンサ製品事業においては、顧客の使用環境の多様化により、耐高温・高湿製品のさらなるラインナップ拡充が求められています。これを実現することで、従来納入が困難であった業界・分野へ進出する足がかりとし、販路拡大、売上増に努めてまいります。また、高周波対応コンデンサの開発にあたっては、ユーザーと実証実験を開発部門にて進めております。この他、国際規格の改版に伴う製品性能の高度化が求められているため、社内検証を進めております。 ノイズ・サージ対策製品事業においては、機器のデジタル化・高周波化・高速伝送化に伴い電子機器の高機能化が進むなか、電子回路の安定性を確保するノイズ対策技術の高度化要求が強くなっています。基幹技術に加え、従来それぞれの部門において蓄積してきたノイズフィルタ技術、サージプロテクト技術をさらに高めていくとともに、コンデンサ製品事業とのシナジーを高めた一体的な製品戦略並びに提案力を強化していきます。また、新たな国際規格に適応した製品開発も進めながら、「ノイズ・サージ対策のパートナー」としての地位の確立に努めてまいります。 表示・照明製品事業においては、特定顧客を納入対象とするカスタム品が主軸であり、さらなる拡大のため、独自技術の開発や新たな業界・分野における顧客獲得の必要があります。 センサ製品事業においては、産業機器向けエンコーダ用や時計指針補正用といった特定分野の製品において高い評価をいただいておりますが、今後はより販路を充実させ、ユーザーの拡大を図る必要があります。 (技術・品質・生産の組織能力の強化) 当社は顧客からの信頼こそがOKAYAブランドそのものであると認識し、これをより一層高めるべく、技術・品質・生産全体のレベルアップを推進しております。 当社が成長市場と位置付け注力している産業機器、空調機器、車載関連等の分野では、顧客からの要求事項や安全性に関する国際規格の高度化が顕著であり、これらに適切に対応してまいります。また、当社は多品種にわたる製品の安定供給を実現しながら余剰在庫の発生を回避するため、受注生産方式を採用しておりますが、急激な受注量の変動に対応できるよう、生産工程のより一層の自動化等の生産性向上を加速してまいります。さらに、組織体制の変更や専門人材の集約、受注から納品までを一元管理する基幹システムの刷新に向けた取組みも行っております。また、一部の生産設備についてはIoT化による生産状況のリアルタイム把握やトレーサビリティ向上を図る試みを実施しております。 新規ビジネス機会の創出や新技術の開発については、技術本部内の開発部署や社長直下の部署にて取組んでおり、多様な部署が協力し合うことでの相乗効果を得られるように進めております。 (生産部門を中心とする緊急時への対応力の強化) 当社は従前より、緊急事態発生時の初動対応や優先的に実施する諸施策等について、グループ全体でのBCP(事業継続計画)運用に取組んでおります。災害に起因する影響の他、半導体や電子部品の調達困難等、より深刻化・多様化するリスクへの対応として、主力製品の代替生産体制の整備や生産・調達体制の見直し等、BCPの実効性向上に取組んでおります。 (サステナビリティ・CSRへの取組み) 社会から信頼される成熟した企業を目指し、グループ全体でサステナビリティ・CSRへの取組みを強化してまいります。サステナビリティに関する取組みは、リスクの低減・収益機会に繋がる重要な課題と認識し、営業・購買・生産等の様々な領域で、社会・環境への長期的な配慮を実現した事業活動に取組んでまいります。CSRに関する取組みは、岡谷グループ人権方針を制定し、コンプライアンス体制の強化を図っております。 (社会環境・構造の変化への対応) 原材料価格の変動やエネルギー価格の上昇に加え、中国の景気減速の長期化や不安定な為替市場等の事象に対し、業務の仕組みやインフラの見直しを図っております。今後も社会の変化に柔軟に対応し、社員の働き方や顧客サービス提供のあり方を見直していく必要があります。 (その他の課題) 当社及び当社グループは、当連結会計年度及び前連結会計年度において重要な営業損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在しているものと認識しております。 この状況を解消するため、当社グループは2026年4月より開始した第12次中期経営計画において、売上高の回復及び収益性の改善を柱に、事業の根本的な見直しを図っております。 財務面においては、第12次中期経営計画にて推進する固定費の徹底的な削減及び金融機関からの資金調達により、当面の事業資金が確保できる見通しであり、当連結会計年度末において資金繰りの大きな懸念はありません。 以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、厳しい業績並びに事業環境の変化を踏まえ、2025年4月よりスタートする予定であった第12次中期経営計画を2026年4月からとし、2025年度を構造改革徹底の1年と位置付けて事業を展開してまいりました。 主力事業であるコンデンサ製品及びノイズ・サージ対策製品において、過年度より開発を進めていた新製品のリリースを行い、それらの安定生産を企図した生産ラインの構築等を進めました。また、併せて全社的なコスト構造改革も推進いたしました。 しかしながら、新製品立上げに伴う一過性のコスト上昇や原材料価格の高騰の影響が大きく、2025年度の経営指標としていた、連結売上高110億円、営業損失9億70百万円、親会社株主に帰属する当期純損失9億70百万円を、いずれも下回る結果となりました。 当社は2026年4月より第12次中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)をスタートしております。EMC対策に関する多様な製品の提供と幅広いソリューションを提供する「ノイズ・サージ対策のパートナー」に向けて、稼ぐ力の強化とコーポレート機能の強化により強固な経営基盤を再構築いたします。 なお、第12次中期経営計画において、売上高の回復及び収益性の改善を柱に、事業の根本的な見直しを奨めるものの、黒字化に至るのは2027年度以降と見込んでおります。 上記を勘案し、2026年度の目標とする経営指標は、連結売上高115億円、営業損失5億40百万円、親会社株主に帰属する当期純損失5億20百万円としております。
事業等のリスク3,999字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものです。 (1)市場動向による影響を受けるリスク 当社グループは、顧客が属する業界の動向のみならず、材料、部品業界などサプライチェーン(供給網)に含まれる全ての業界動向の影響を受けております。世界的には米国の関税措置とそれを受けた各国の通商政策等の影響により不確実性が高まっており、先行き不透明感の強い市場状況が予想されます。 当連結会計年度末においては、当社の主力分野である空調機器向けにおいて緩やかな回復基調が継続する一方で、産業機器向けにおいては長期化していた納入先における在庫調整が進展しつつあるものの、回復は想定よりもやや遅れ、厳しい環境が続いています。 これらの事業への影響を低減するため、常に最新情報の収集と顧客及び購入先の多様化に努めております。また、受注の急激な変動に機動的に対応するための生産体制の構築並びに新製品開発に向けた技術力の強化を継続して進めております。 (2)技術革新及び顧客ニーズに対応できないリスク 当社グループが、技術革新、顧客ニーズの変化を、製品・サービスに反映できない場合あるいは反映が遅れた場合、顧客が当社から他社あるいは代替技術を応用した他の製品・サービスに切り替える可能性があります。また、競合他社が当社の製品・サービスに対し圧倒的に競争優位性のある新製品を市場に投入してくる可能性もあります。特に産業機器向けや空調機器向けをはじめとする主要な分野において、競合他社が前出の新製品を投入した場合、当社の売上高への影響は多大なものになると見込まれます。また、国際的な取り決めにより安全規格や製品規格は日々高度化しており、これらに確実に対応できなかった場合、当社製品の競争力を大きく毀損することになります。 当社は新技術の開発を技術部門にて取組み、併せて学術団体への参画や大学との連携も進めることで、常に業界をリードできる技術力の獲得に努めております。また、用途や使用環境が多様化する中、高い信頼性要求に応える製品ラインアップを一層拡充するとともに豊富な製品群を活かしたEMC対策(*)の提案力を強化しています。 (*)EMC:Electro Magnetic Compatibility 電磁両立性を表し、電磁ノイズと総称されます。 (3)契約不適合並びに製造物責任に関するリスク 当社グループは、品質保証部門と各工場の品質管理部門が連携して認証基準に従った生産を行い、各種製品安全規格に準拠した製品を提供しております。しかしながら、提供する製品・サービスに契約不適合や欠陥が生じる可能性があり、常に万が一の事態に備える必要があります。 特に重大な製品の不具合や安全上の欠陥が生じ、多額の賠償責任が発生した場合、保険等で全てを填補出来ない可能性があり、当社の業績や財務状況に多大な影響を及ぼすとともに当社への評価を著しく低下させてしまう可能性があります。 当社グループは国際規格ISO9001や各種安全規格の認証機関による定期的な審査に加え、社内における定期品質検査等を通じ、品質管理水準の向上と全社的な是正・改善活動を進めております。 (4)材料等の調達に関するリスク 当社グループは、価格変動の激しい原材料を国内外の多くの取引先から調達しております。国際商品市況の高騰や輸送網の混乱は、調達コストの上昇や原材料の調達困難に起因した出荷遅延に繋がる可能性があります。また、原材料価格の上昇や輸送コスト高騰等の制約による下振れリスクも想定しております。 当社グループは、グローバルなサプライチェーン(供給網)に生じる問題の洗い出しに加え、原材料や調達先の見直しによる継続的なコストダウンの取組み、複数の調達先からの購買、コスト構造改革、生産管理及び受発注管理の精緻化等を推進し、リスク低減を図っております。 (5)生産コスト増加のリスク 製品需要が急激に上昇した場合は、生産の機械化・自動化が定着するまでは人員を増加させて対応せざるを得ず、これが原価率悪化の大きな要因となります。とりわけ当社の主要な生産拠点が所在する中国においては、人件費の上昇が顕著です。 当社は第12次中期経営計画において、スリランカ工場の生産能力向上を企図しており、今後同工場における生産数量や生産品目を拡大する方針です。しかしながらスリランカにおいても人件費上昇圧力は継続的に生じており、中国工場同様に、一層の自動化が求められます。 (6)情報セキュリティに関するリスク 当社は営業秘密管理規程により営業秘密を適切に管理しておりますが、データの流出・持ち出し、悪意ある外部からのアクセスにより、情報が漏洩するリスクを完全に排除することが困難な状況です。また、企業をターゲットとしたサイバー攻撃が多発しています。これらは重要機密情報の漏洩や社内システムの機能不全化をもたらすものであり、万一そのような事態が発生すると、業務への影響及び信頼失墜により当社の経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、サーバをはじめとするインフラに大規模な不具合が発生した場合、代替措置による業務継続を図るものの、通常業務への復旧に時間を要し、事業への影響が生じる可能性があります。 当社グループは、情報管理に関する各種規程やITインフラの更新を継続するとともに、情報セキュリティに関する研修等を通じ、情報管理への意識向上に努めております。 (7)法規制及びコンプライアンスに関するリスク 当社グループの事業活動は、事業展開する各国にて必要な許認可、商取引、輸出入、環境等の様々な法的規制を受けています。さらに製品開発においては、他社の知的財産権を侵害することなく業務を進めるため、高度な専門的知見も求められます。また、企業の社会的責任が求められる現在において、当社グループが遵守すべき事項は法令にとどまらず、社会規範や人権への配慮等、広く社会の要請に応える必要があります。この他、当社製品における環境対応への要求の高度化、CSR調達やRBA(*)行動規範の遵守や対応状況の確認等を顧客から求められています。これらへ適切に対応できなかった場合、顧客はもとより株主、供給者等あらゆるステークホルダーからの信頼を失い、事業の業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、大きな影響を及ぼす法改正や業界の動向、社会全体の動きについて最新の情報を共有し、研修で周知徹底することの他、岡谷グループ人権方針を制定する等、適切な対応を実施しております。 (*)RBA(Responsible Business Alliance)「責任ある企業同盟」と訳されています。RBA行動規範は、「電子機器業界を中心に、安全な労働環境、労働者の保護、環境負荷に対する責任等を促進するための基準」を規定したものです。 (8)環境影響に関するリスク 当社グループの事業活動によって生じる環境負荷の拡大により、万一、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染等が発生した場合には、当社グループの事業活動に深刻な影響を及ぼすとともに、当社ブランドの信頼失墜、周辺の住民及び自治体に多大なる損失を与えてしまいます。また賠償責任、訴訟の発生により、当社グループの経営成績や財政状態が著しく悪化する可能性があります。 当社グループは国際規格ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを構築、運用すること、また認証機関による定期的な審査を通じ、法令、規則の遵守を確実に遂行し、環境負荷の低減に取り組んでおります。 (9)為替変動に関するリスク 外国為替相場の動向如何によっては、当社の財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。為替変動の影響を受ける事項は外貨建て取引から生じる売上高、仕入高及び資産、負債等があります。 当社はリスク管理の一環として、特定の国における売上に依存することなく、また国内・海外のバランスのとれた販売戦略をとることとしており、それが為替変動のリスク低減にも寄与しています。 (10)社会環境・構造の変化に関するリスク 労働人口の減少が進行するなか、限られた人員でこれまで以上のパフォーマンスを生み出していくためには、自動化やDX化が必要不可欠です。これらの対応に向けて、従来の仕組みやインフラでは、十分な対応を実施することが困難な状況となる可能性があります。また、働き方が多様化していくなか、これらの対応が遅れた場合、営業活動はもとより、人材の確保や育成にも問題が生じる可能性があります。 当社グループは、法令等を遵守し、社会規範・企業倫理に則って行動するとともに、社会の変化に柔軟に対応できる体制構築を進めております。 (11)自然災害等のリスク 当社グループは火災、地震などの災害、伝染病の発生や戦争・テロといった事態について、BCP(事業継続計画)の策定や訓練実施等、影響を可能な限り抑えるための諸施策を実施しております。しかし生産拠点に壊滅的な損害が生じた場合、生産の中断、設備修復費用の発生等、事業、業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、災害などにより電力の供給不足が発生した場合は、操業に支障をきたす可能性もあります。 当社グループは、BCPに関する各種規程や社内インフラの更新や改善を継続するとともに、これらのリスクの低減を図ってまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,179字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度においては、緩やかな景気回復基調がみられる一方、物価上昇の継続や原材料価格・エネルギー価格の高騰、長期金利の上昇等が下振れリスクとして懸念される状況となりました。海外では、米国の通商政策を巡る過度な懸念はやや後退したものの、中国における景気の足踏みや中東情勢等の地政学リスクの高まり等、先行き不透明感は強く、景気・物価への影響が懸念されています。 当社の主要な販売市場においては、空調機器向けにおいて緩やかな回復基調が継続するとともに、車載関連向けは増加傾向で推移しています。一方、産業機器向けは長期化していた納入先における在庫調整が進展しつつあるものの、回復は想定よりもやや遅れており、厳しい環境が続きました。 このような経営環境のなか、販売体制の強化を進め、空調機器、産業機器、車載関連等の重点分野を中心に新製品の拡販及び新規案件の獲得に注力し、受注高は前年度より増加しましたが、過年度において急激に増加した売上高の反動減の影響もあり、本格的な受注の回復は遅れている状況です。 営業利益については、コスト構造改革の推進や製品価格の改定を引き続き進めておりますが、原材料調達コストの更なる上昇やコンデンサ製品における新製品の立上げ並びに生産ラインの再構築に伴う一時的な費用増加の影響を補うには至らず、営業損失となりました。また、当連結会計年度において当社が保有する政策保有株式の一部を売却したことにより投資有価証券売却益、並びに一部の事業における事業収益の悪化に伴う減損損失を計上いたしました。 当社は用途や使用環境が多様化するなかで、高い信頼性要求にこたえる製品ラインアップを一層拡充し、コンデンサ製品及びノイズ・サージ対策製品での新製品供給に対応した生産ラインの強化を進めると同時に、既存生産ラインの再編等による生産性向上並びに多岐にわたる原価改善への取組みを強化しております。また、事業構造の見直しを進めるとともに、製品の統廃合、新製品への切り替え、価格改定を着実に進め収益性の改善を進めてまいります。収益力回復に向けたこれらの取組みとともに、営業本部と技術本部の連携を強化し、豊富な製品群を活かしたEMC対策(*)の提案力をさらに高めていくことで、安定的な収益基盤構築への取組みを加速してまいります。 (*)EMC:Electro Magnetic Compatibility 電磁両立性を表し、電磁ノイズと総称されます。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6億43百万円減少し134億1百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少7億7百万円、受取手形及び売掛金の減少2億72百万円等によるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ5億円増加し、74億77百万円となりました。その主な要因は、短期借入金が7億1百万円増加したこと等によるものです。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億44百万円減少し、59億24百万円となりました。その主な要因は親会社株主に帰属する当期純損失が16億22百万円、その他有価証券評価差額金が2億72百万円増加したこと等によるものです。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は102億28百万円(前年比107%)、営業損失は17億38百万円(前年度は17億49百万円の営業損失)、経常損失は17億71百万円(前年度は17億2百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は16億22百万円(前年度は17億5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメント別の業績は下記のとおりです。 コンデンサ製品 海外において主力分野である空調機器向けと産業機器向けが増加したことにより、コンデンサ製品の売上高は47億13百万円(前年比121%)となりました。 ノイズ・サージ対策製品 海外において主力分野である空調機器向けと産業機器向けが増加したことにより、ノイズ・サージ対策製品の売上高は34億54百万円(同107%)となりました。 表示・照明製品 前連結会計年度に増加した防衛産業向けの減少により、表示・照明製品の売上高は17億50百万円(同78%)となりました。 センサ製品 国内における産業機器向け及び時計指針補正用等の増加により、センサ製品の売上高は3億10百万円(同133%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、7億7百万円の支出(前連結会計年度15億89百万円の支出)となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、15億91百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果、税金等調整前当期純損失が16億60百万円、売上債権が3億28百万円減少、棚卸資産が1億63百万円減少したこと等により、合計では11億33百万円の支出(前連結会計年度4億円の支出)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果、投資有価証券の売却による収入が2億47百万円、有形固定資産の取得による支出が2億8百万円等となり、合計では34百万円の収入(同1億78百万円の支出)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果、短期借入金の増額6億48百万円、長期借入れによる収入15億円、長期借入金の返済による支出17億38百万円等により、合計では3億20百万円の収入(同9億66百万円の支出)となりました。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の生産実績をセグメント別に示すと次のとおりです。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) コンデンサ製品   4,194,091   115.0 ノイズ・サージ対策製品   2,598,295   108.0 表示・照明製品   1,198,220   62.8 センサ製品   267,765   123.0 合計   8,258,373   101.0 (注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の受注実績をセグメント別に示すと次のとおりです。 セグメントの名称   受注高(千円)   前期比(%)   受注残高(千円)   前期比(%) コンデンサ製品   4,987,044   135.3   1,450,965   123.2 ノイズ・サージ対策製品   3,537,170   124.5   1,298,709   106.8 表示・照明製品   1,835,905   114.5   871,185   110.9 センサ製品   371,847   163.4   134,526   183.9 合計   10,731,968   128.4   3,755,387   115.5 c.販売実績 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)の販売実績をセグメント別に示すと次のとおりです。 セグメントの名称   売上高(千円)   前期比(%) コンデンサ製品   4,713,794   121.3 ノイズ・サージ対策製品   3,454,208   106.9 表示・照明製品   1,750,140   78.0 センサ製品   310,485   132.5 合計   10,228,629   106.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 2)経営成績 (売上高) 当社の主要な販売市場では、空調機器向けにおいて緩やかな回復基調が継続するとともに、車載関連向けは増加傾向で推移しています。一方、産業機器向けは長期化していた納入先における在庫調整が進展しつつあるものの、回復は想定よりもやや遅れており、厳しい環境が続きましたが、売上高は102億28百万円(前期比107%)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) コスト面では、コスト構造改革の推進や製品価格の改定を引き続き進めておりますが、原材料調達コストの更なる上昇やコンデンサ製品における新製品の立上げ並びに生産ラインの再構築に伴う一時的な費用増加の影響を補うには至らず、売上原価率は横ばいとなりました。販売費及び一般管理費は13百万円増加し、営業損失17億38百万円(前年度は17億49百万円の営業損失)となりました。 (営業外損益、特別損益) 営業外収益は受取配当金95百万円等で合計1億16百万円、営業外費用は支払利息86百万円等で合計1億49百万円となりました。 特別利益は投資有価証券売却益2億円等、特別損失は減損損失90百万円等を計上いたしました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 以上の結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は16億22百万円(前年度は17億5百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 a.資本の財源及び資金の流動性 1) 資金調達の安定化 資金調達については、そのためのコストと効率性を勘案した最適な負債比率に収めることを原則としており、当面は間接金融を主体に調達しております。 当社においては、金融機関との間で変動的な運転資金について当座貸越枠、または短期融資枠を設定し、設備投資等の資本形成に係わる資金については長期借入金で対応しております。また、リスクマネジメントとして、コミットメントラインを設定しております。 2) 資金運用の安定化 資金運用の効率化と金融リスクの低減及び支払利息の削減を図るため、当社グループにおいては、グループファイナンスを進めております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表を作成するにあたり、当社グループが採用している重要な会計処理基準は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成にあたっては、投資有価証券の評価、棚卸資産の評価、貸倒引当金の計上、固定資産の減損、繰延税金資産の計上、退職給付債務等の重要な会計方針に関する見積り及び判断を行っております。これらの見積りは、過去の実績などを慎重に検討した上で行い、見積りに対しては継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。 しかし、見積り特有の不確実性が存在するため、実際の結果とこれらの見積りが異なる場合があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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