本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アドテック プラズマ テクノロジー

ADTEC PLASMA TECHNOLOGY CO.,LTD.6668 · Standard · 電気機器

半導体・液晶製造装置向けに特化したプラズマ用高周波電源メーカー。研究開発用電源も手掛ける。

概要

アドテック プラズマ テクノロジーは、半導体・液晶製造装置向けプラズマ用高周波電源の設計・製造・販売を主力とする企業である。1985年に広島県福山市で設立され、2025年8月期の連結売上高は127億円、営業利益18億円、従業員523名。米国、英国、ベトナムなどにグループ会社を持ち、東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

半導体・液晶関連事業と研究機関・大学関連事業の二軸

当社グループは、半導体・液晶関連事業と研究機関・大学関連事業の二つのセグメントで構成される。半導体・液晶関連事業は、プラズマ用高周波電源、マッチングユニット、計測器などの設計・製造・販売と技術サービスを提供する。主な顧客は半導体や液晶の製造装置メーカーである。研究機関・大学関連事業は株式会社IDXが担い、直流電源、パルス電源、マイクロ波電源、超電導電磁石用電源などを研究開発向けに供給する。2025年8月期の連結売上高127億円のうち、半導体・液晶関連が113億円(約89%)、研究機関・大学関連が14億円(約11%)を占める。

世界7カ国に広がる生産・販売拠点

当社グループは日本国内の本社・各センターに加え、米国カリフォルニア州のAdtec Technology, Inc.、英国ロンドンのAdtec Europe Limited、ベトナムのADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd.、韓国、台湾、中国に連結子会社を持つ。ベトナム子会社では板金加工などの内製化を進め、生産能力増強のための設備投資を実施している。米国関税政策の影響で2025年第3四半期以降受注環境が悪化したが、海外顧客からの受注は堅調に推移してきた。各国の半導体自国生産拡大の動きが市場規模拡大を支えている。

連結子会社7社と関連会社1社のグループ体制

2025年8月期末時点で、当社グループは当社を含む連結子会社7社、持分法適用関連会社1社で構成される。主な子会社は、米国・英国・ベトナム・韓国・台湾・中国の各地域法人と、研究機関向け事業を手掛ける株式会社IDXである。2022年には子会社の商号をADTEC Plasma Technologyに統一し、グローバルブランドを強化した。一方、医療機器分野に進出するため2022年に設立したAdtec Healthcare Limitedは、第三者割当増資により持分が低下し、2025年6月に関連会社へ異動した。

業界の中での役割は半導体・液晶製造装置メーカー向けのプラズマ電源サプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
127億円
営業利益
18億円
営業利益率
14.2%
純利益
20億円
2025/8 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/8
事業売上構成比利益利益率
半導体・液晶関連事業113億円89.0%17億円15.0%
研究機関・大学関連事業14億円11.0%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体・液晶関連主力

半導体・液晶基板の製造装置に搭載されるプラズマ用高周波電源、マッチングユニット、計測器を設計・製造。エッチングや成膜プロセスに不可欠で、装置メーカーに供給。

主要顧客東京エレクトロン、ラムリサーチ

主な製品・サービス2
プラズマ用高周波電源
半導体製造装置内でプラズマを生成・制御するための電源。エッチングやCVDの性能を左右する。
マッチングユニット
高周波電源とプラズマ反応炉のインピーダンスを整合させる装置。電力の伝達効率を最大化する。

02研究機関・大学関連準主力

研究機関・大学での医療・環境・物質科学の研究開発用に、直流電源やパルス電源などを販売。一般産業用も手掛ける。

主な製品・サービス4
直流電源
安定した直流電力を供給する装置。研究実験や産業プロセスで使用。
パルス電源
短いパルス状の電力を出力する電源。プラズマ生成やレーザー励起などに使用。
マイクロ波電源
マイクロ波を発生させる電源。プラズマ生成や加熱に使用。
超電導電磁石用電源
超電導コイルに大電流を供給する電源。MRIや加速器などで使用。

製品と技術

プラズマ用高周波電源とマッチングユニット

主力製品は半導体・液晶製造工程でプラズマを生成・制御する高周波電源と、インピーダンス整合を行うマッチングユニットである。1991年に販売を開始し、1999年には米国装置メーカーに7.5kW品が標準採用された。現在も顧客のニーズに応じたカスタム設計が強みで、最先端ロジック半導体やメモリ向け装置に搭載されている。2025年8月期の半導体・液晶関連事業の売上高は113億円で、全社売上の約89%を占める。

計測器とプロセスコントロールユニット

プラズマプロセスの状態を監視・制御する計測器や、ビジュアルマッチングユニットAMVシリーズも製品ラインに含まれる。AMVシリーズは1997年に販売を開始。また、半導体製造装置のプロセスコントロール用CPUユニット・アナログユニットは創業当初からの技術の源流である。これらの製品群は、高周波電源と組み合わせてトータルソリューションとして提供される。

研究機関・大学向け特殊電源

子会社の株式会社IDXは、研究機関・大学で使用される直流電源、パルス電源、マイクロ波電源、超電導電磁石用電源などを設計・製造する。医療装置向け電源やシリコンウエハ引上用装置向け電源も手掛ける。2025年8月期の同事業の売上高は14億円で、前期比78.3%増加し、営業利益も黒字転換した。官公庁の研究開発予算抑制傾向の中、一般産業向けの営業活動を強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

プラズマ技術で中堅、収益安定化が課題

アドテックプラズマテクノロジーはプラズマ応用装置メーカー。売上高は2023/8期125億円から2024/8期113億円に減少、営業利益率は13.27%と高いが、2025/8期は127億円、同14.17%と回復予想。同業のイビデンや日清紡HDと比較して規模は小さいが、高収益を維持している。

強み

  • 営業利益率13~14%と業界平均より高い水準を維持。
  • プラズマ技術に特化し、差別化に成功している。
  • 半導体や電子部品向け装置需要は底堅い。
  • 大幅な赤字がなく、財務は安定している。

課題

  • 125億→113億→127億と売上が不安定な面がある。
  • 売上高100億円台と中堅規模で、大手との競争で不利。
  • 半導体など特定業界向け依存度が高い可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がアドテック プラズマ テクノロジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
16676BUFFALO374億円9.8倍
26932遠藤照明371億円9.0倍
36677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
46521オキサイド353億円
56668アドテック プラズマ テクノロジー349億円21.2倍
66648かわでん349億円9.1倍
76915千代田インテグレ330億円8.1倍
86706電気興業326億円15.3倍
96986双葉電子工業324億円12.9倍
106844新電元工業314億円5.5倍
116850チノー309億円13.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

設立からプラズマ用高周波電源販売開始まで(1985-1991)

1985年1月、広島県福山市に株式会社アドテックを資本金4,300千円で設立。当初は半導体製造装置のプロセスコントロール用CPUユニットやアナログユニットを開発していた。1990年5月に本社を現在地の福山市引野町に移転。1991年2月、半導体プロセス用のプラズマ用高周波電源の販売を開始し、これが後の主力製品の原点となる。1995年から1996年にかけて大阪・東京に営業所を開設し、販路を拡大した。

海外子会社設立と商号変更(1996-2000)

1996年8月、米国カリフォルニア州にAdtec Technology, Inc.を設立し、海外展開を開始。1999年11月には米国装置メーカーへの標準採用が決まり、7.5kWのプラズマ用高周波電源を開発・販売。2000年8月、英国ロンドンにAdtec Europe Limitedを設立。同年12月には商号を株式会社アドテックから株式会社アドテック プラズマ テクノロジーに変更し、プラズマ技術への専門性を明確にした。

株式上場と子会社化(2004-2005)

2004年7月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同年12月には株式会社IDXを株式取得により子会社化し、研究機関・大学向け電源事業をグループに加えた。2005年1月にはイノベーションセンターを福山市に開設し、研究開発体制を強化。売上高は2004年8月期から2010年頃まで30~50億円台で推移したが、2015年に東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更し、成長への布石を打った。

アジア拠点の拡充(2011-2019)

2011年5月、ベトナムにPhuc Son Technology Co., Ltd.(後のADTEC Plasma Technology Vietnam)を設立。2014年8月には台湾にAD Technology Limited(現ADTEC Plasma Technology Taiwan)を設立。2016年4月には中国江蘇省蘇州市にSUZHOU CUIZHUO DIANZI LIMITED(現ADTEC Plasma Technology China)を設立。2019年12月、ベトナム子会社がバクニン省に本社工場を新築移転し、生産能力を拡大。これらの拠点は低コスト生産と現地顧客対応を両立させる役割を果たしている。

市場区分変更とグループ再編(2022-2025)

2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行。同年、韓国・ベトナム・中国の子会社の商号をADTEC Plasma Technologyに統一し、グローバルブランドを強化した。2022年8月には医療機器分野への進出を目的にAdtec Healthcare Limitedを英国に設立したが、2025年6月の第三者割当増資により持分が低下し、連結子会社から持分法適用関連会社へ異動した。2025年8月期の売上高は127億円と過去最高を更新した。

年表34件を開く

1980年代

  • 1985年1月創業広島県福山市曙町一丁目121番地の1に株式会社アドテックを設立(資本金4,300千円)

1990年代

  • 1990年5月本社を広島県福山市曙町一丁目121番地の1から広島県福山市引野町五丁目6番10号(現在地)に移転
  • 1990年7月半導体製造装置プロセスコントロール用CPUユニット・アナログユニット開発
  • 1991年2月半導体プロセス用のプラズマ用高周波電源販売開始
  • 1995年4月大阪営業所を大阪府大阪市中央区に開設
  • 1996年4月東京営業所を東京都千代田区に開設
  • 1996年6月カスタマーサポートセンターを広島県福山市に開設
  • 1996年8月Adtec Technology, Inc.(現 連結子会社)を米国カリフォルニア州ミルピタス市(現フリーモント市)に設立
  • 1996年11月大阪営業所を大阪府大阪市浪速区に移転
  • 1997年3月ビジュアルマッチングユニットAMVシリーズ販売開始
  • 1998年3月大阪営業所を閉鎖
  • 1999年10月パーツセンターを広島県福山市に開設
  • 1999年11月米国装置メーカーへの装置標準化採用が決定し、プラズマ用高周波電源7.5Kwを開発・販売開始

2000年代

  • 2000年5月テクニカルセンターを広島県福山市に開設
  • 2000年8月Adtec Europe Limited(現 連結子会社)を英国ロンドン市ハウンスロウ区に設立
  • 2000年12月商号変更商号を株式会社アドテックから株式会社アドテック プラズマ テクノロジーに変更
  • 2001年4月東京営業所を神奈川県横浜市港北区に移転(現 神奈川県川崎市に移転)
  • 2003年1月デザインセンターを広島県福山市に開設
  • 2003年5月ISO9001:2000認証取得(本社、パーツセンター、テクニカルセンター、デザインセンター)
  • 2004年7月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 2004年12月M&A株式会社IDX(現 連結子会社)を株式取得により子会社化
  • 2005年1月イノベーションセンターを広島県福山市に開設

2010年代

  • 2011年5月Phuc Son Technology Co., Ltd.(現 連結子会社)をベトナムバクニン省バクニン市に設立
  • 2014年8月AD Technology Limited(現 連結子会社)を台湾新竹縣竹北市に設立
  • 2015年1月上場東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更
  • 2016年4月SUZHOU CUIZHUO DIANZI LIMITED(現 連結子会社)を中国江蘇省蘇州市に設立
  • 2018年2月東京テクニカルセンターを神奈川県横浜市西区に移設
  • 2019年12月Phuc Son Technology Co., Ltd.(ベトナム)がバクニン省バクニン市に本社工場を新築移転

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年6月Hana Technology Co., Ltd.からADTEC Plasma Technology Korea Co., Ltd.へ商号を変更
  • 2022年8月創業Adtec Healthcare Limited(現 持分法適用関連会社)を英国ロンドン市に設立
  • 2022年9月Phuc Son Technology Co., Ltd.からADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd.へ商号を変更
  • 2022年11月SUZHOU CUIZHUO DIANZI LIMITEDからADTEC Plasma Technology China Ltd.へ商号を変更
  • 2025年6月Adtec Healthcare Limitedの第三者割当増資に伴い持分比率が低下したため、同社は当社の連結子会社から持分法適用関連会社へ異動

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/8期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年8月期まで11,600百万円
  • 経常利益2026年8月期まで1,350百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2026年8月期まで1,010百万円
  • 1株当たり当期純利益2026年8月期まで117.89円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プラズマ技術のトータルソリューション提供

    信頼性の高いプラズマ用高周波電源、マッチングユニット、計測器等の製品群を通じて、プラズマ関連製品のトータルサービスとトータルソリューションを目指す。

  2. 02

    産学官連携による応用研究の推進

    産学官連携を中心にプラズマ技術の基礎・応用研究体制を整備し、半導体製造装置分野に加え、新素材・環境などの他分野への応用を進め、新価値・高品質製品の早期供給を目指す。

  3. 03

    組織体制と人材の強化

    経営戦略具体化のため、組織体制整備、製品開発力強化、優秀な人材確保、社員教育・訓練の強化など将来につながる施策を実施・充実させる。

  4. 04

    安定した事業構造への転換

    培ってきたプラズマ技術をベースに、より幅広い分野で活用できる製品開発を進め、半導体・液晶市況の影響を受けにくい安定した事業構造への転換に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で523人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は628万円で、9期前と比べて+11.9%平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は9.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年8月320
2017年8月360
2018年8月407
2019年8月56139.38.9362
2020年8月50639.88.9421
2021年8月52640.99.5421
2022年8月62541.39.1515
2023年8月64741.99.1483
2024年8月64041.79.9506296
2025年8月62841.69.7523344

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 1 / 海外 7、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社事務所 — ベトナムバクニン省3,317百万円
半導体・液晶関連事業
佐野事業所 — 栃木県佐野市718百万円
半導体・液晶関連事業
本社 — 栃木県佐野市391百万円
研究機関・大学関連事業
本社及び本社工場 — 広島県福山市223百万円
半導体・液晶関連事業
本社別館 — 広島県福山市201百万円
半導体・液晶関連事業
デザインセンター — 広島県福山市97百万円
半導体・液晶関連事業
本社事務所 — 中国江蘇省43百万円
半導体・液晶関連事業
研究開発棟 — 広島県福山市34百万円
半導体・液晶関連事業
パーツセンター — 広島県福山市20百万円
半導体・液晶関連事業
本社事務所 — 台湾新竹縣9百万円
半導体・液晶関連事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Adtec Technology, Inc. (注)1.3
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Adtec Europe Limited
    英国 ロンドン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社IDX (注)1.4
    日本 栃木県佐野市 · 連結子会社
    議決権98.8%
  • 海外
    ADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd. (注)1
    ベトナム バクニン省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ADTEC Plasma Technology Korea Co., Ltd.
    韓国京畿道 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ADTEC Plasma Technology Taiwan Ltd.
    台湾新竹縣 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ADTEC Plasma Technology China Ltd.
    中国江蘇省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Adtec Healthcare Limited (注)5
    英国 ロンドン市 · 持分法適用会社
    議決権31.6%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年8月期の売上高は127億円営業利益18億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.4%、利益が+20.0%。

売上高
+12.4%
127億円
営業利益
+20.0%
18億円
純利益
+66.7%
20億円
営業利益率
14.2%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年8月期

項目会社予想前期実績
売上高136億円127億円
営業利益25億円18億円
純利益19億円20億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は36億円、営業利益は8億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+33.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q35720.06
2023年4Q315
2024年1Q2428.31
2024年2Q2428.31
2024年3Q33618.27
2024年4Q32515.63
2025年2Q63812.710
2025年4Q641015.610
2026年2Q55610.96
2026年3Q36822.26

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は45億円から127億円へ2.8倍に増えた。直近期の営業利益率は14.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月4510
2013年8月37−1−1
AD Technology Limited(現 連結子会社)を台湾新竹縣竹北市に設立
2014年8月5342
東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更
2015年8月5964
SUZHOU CUIZHUO DIANZI LIMITED(現 連結子会社)を中国江蘇省蘇州市に設立
2016年8月5310
2017年8月721511
2018年8月851813
2019年8月6154
2020年8月7196
2021年8月80129
Adtec Healthcare Limited(現 持分法適用関連会社)を英国ロンドン市に設立
2022年8月1233122
2023年8月1252317
2024年8月113151613.312
2025年8月127181914.220

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年8月期

売上高127億円のうち、営業利益として残るのは18億円14.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は20億円、売上の15.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.2%79億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.6%30億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.2%18億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
37.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.3pt
14.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.8pt
15.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+7.9pt
15.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年8月期は営業CFが34億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは31億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は80億円で、売上の7.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月10−1−1196
2013年8月0−12−18
2014年8月1−812−714
2015年8月0−2−1−212
2016年8月3−10213
2017年8月9−1−2819
2018年8月−414−319
2019年8月6−35326
2020年8月−1−47−528
2021年8月−2−22−427
2022年8月−16−1742−3340
2023年8月−15−1950−3457
2024年8月30−9−172161
2025年8月34−3−113180

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年8月期の総資産は272億円。このうち返さなくてよい自己資本が132億円で、自己資本比率は48.4%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月44232149.7
2013年8月44232149.1
2014年8月61253639.2
2015年8月65303544.7
2016年8月64293544.4
2017年8月78403851.4
2018年8月97524553.6
2019年8月98544455.6
2020年8月114605452.7
2021年8月129686152.9
2022年8月2089211643.9
2023年8月27310916439.9
2024年8月26612114545.4
2025年8月27213214048.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年8月期の内訳
現金及び預金
83億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
116億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
140億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率28 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中30位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中209位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
15.9%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.2%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.4%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.4%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.7%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥4,065で、1年前と比べて+231.3%過去52週の値幅のなかでは88%の位置にある。

¥4,065-0.9%1ヶ月+8.3%1年+231.3%時価総額349億円
過去52週の値幅
安値¥1,159高値¥4,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.2倍
PER (会社予想)18.8倍
PBR2.37倍
配当利回り0.74%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月18日に3785円で、前日比3.69%下落しましたが、1ヶ月では21.12%上昇しています。25日移動平均線を11.3%上回っており、上昇トレンドは継続中です。ただし、52週高値の4470円からは15.3%下落しており、高値圏での変動が激しい状況です。出来高は7月13日に509400株と急増した後、減少傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは19.74倍で予想17.5倍と業界平均30.3倍を大きく下回り、PBR2.21倍も平均2.71倍を下回ります。ROE15.9%と高い収益性を示す一方、配当利回り0.79%は平均2.24%を大きく下回り、株主還元が弱い点が懸念です。割安感はあるものの、業績は直近で減益後に回復傾向で、配当の伸び悩みが評価を抑制します。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.2倍30.8倍
PER (予想)18.8倍
PBR2.37倍2.58倍
ROE15.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体製造装置の需要動向と新技術へのシフトが投資論点。強気派は、先端半導体向けエッチング装置の需要増や、生成AI関連投資で半導体市場が拡大し、受注が好調とみる。一方弱気派は、半導体市況の悪化や在庫調整が続けば受注が伸び悩むと懸念。また、装置メーカーの競争が激しく、受注変動が大きい。業績は2024年8月期に減収も、直近で増収増益。株価の急上昇でPERが高く、バリュエーション面での割高感が指摘される。

プラスに働く材料7
  • 需要回復の兆し

    生成AI向け投資で半導体装置需要が増加見込み

  • 増収増益の見通し

    2025年8月期は増収増益で利益率が改善

  • 技術優位性

    独自のプラズマ技術がニッチ分野で評価される

  • 売上高127億円と営業利益18億円で最高益決算発表後影響

    売上高は前期比12.4%増、営業利益は15億円→18億円

  • 純利益20億円と前期12億円から8億円増通年影響

    純利益が20億円に拡大し、PER19.74倍は低下余地

  • ROE15.9%の高収益体質が持続継続影響

    ROE15.9%は高く、PBR2.21倍を支える

  • 予想PER17.5倍と実績から低下見込み決算発表後影響

    実績19.74倍→予想17.5倍へ2.24ポイント低下

マイナスに働く材料7
  • 市況悪化のリスク

    半導体サイクル後退で受注が減少する恐れ

  • 競争激化

    大手メーカーとの競合で価格競争が発生

  • 割高な評価

    株価上昇でPERが上昇し割高感がある

  • 株価1年190%上昇の過熱感不定影響

    1年間で190.34%上昇、高値警戒感

  • 2024/8期に減収減益を経験通年影響

    売上高125億→113億、営業利益も15億円に減少

  • PBR2.21倍と資産価値から乖離継続影響

    PBR2.21倍は1倍を大幅に上回る

  • 配当利回り0.79%と低水準継続影響

    利回り0.79%は株主還元が薄い

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を左右するため重要な先行指標
売上総利益率
装置販売の採算性の変化を確認するため
アフターサービス売上
装置導入後の安定収益の伸びを測るため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+35.0%いまの株価に対する利回りは0.74%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
0.74%
いまの株価に対して
配当性向
25.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年8月422.4
2017年8月650.05.9
2018年8月833.36.8
2019年8月80.022.5
2020年8月80.016.9
2021年8月1025.018.5
2022年8月1440.08.6
2023年8月2042.920.4
2024年8月200.029.5
2025年8月2735.025.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2025年8月期末の株主数は延べ5,853人。区分でいちばん多いのは個人・その他77.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が6.6%を占め、残る93.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年8月%2021年8月%2022年8月%2023年8月%2024年8月%2025年8月%
個人・その他78.668.977.081.871.977.9
外国法人3.313.74.65.08.610.1
証券会社3.65.96.84.23.64.9
金融機関12.39.69.16.612.84.2
事業法人1.91.72.32.12.72.3
外国人個人0.30.20.30.30.30.5
自己株式0.00.00.10.00.40.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01藤井 修逸22.71
02佐々木 嘉樹2.45
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.43
04WILL FIELD CAPITAL PTE. LTD. (常任代理人 三田証券株式会社)2.39
05BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.39
06JP MORGAN CHASE BANK 380802 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.33
07島根 良明1.30
08NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)1.21
09アドテックプラズマテクノロジー従業員持株会1.19
10越智 年宣1.06

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-07-07
    アセットマネジメントOne株式会社
    新規の大量保有報告
    4.03%
    -1.34pt
  • 2026-05-12
    アセットマネジメントOne株式会社
    新規の大量保有報告
    5.37%
    -2.30pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+66871%、1株純資産は14期で+509%。直近期のROEは15.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月02530.1297.657.0
2013年8月−10251−4.1
2014年8月2928011.092.710.3
2015年8月5234016.816.728.5
2016年8月33311.0111.822.4
2017年8月13246433.313.75.9
2018年8月15160628.38.86.8
2019年8月416336.616.422.5
2020年8月7670011.315.116.9
2021年8月10279613.616.518.5
2022年8月2541,06727.26.88.6
2023年8月1961,26616.88.620.4
2024年8月1421,41410.613.529.5
2025年8月2341,53915.95.425.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/8期の役員報酬は総額146百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
森下秀法取締役社長(代表取締役)54
高原敏浩専務取締役57
後藤浩樹取締役65
坂谷和宏取締役 総務・経理部長52
藤代祥之取締役46
藤井美代子取締役(監査等委員)77
沖本秀幸取締役(監査等委員)44
神原多恵取締役(監査等委員)52

役員報酬の内訳2025/8

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)576544413527
社外取締役4100113

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/8期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容657字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社7社及び関連会社1社により構成されており、事業内容をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要内容   会社名 半導体・液晶関連事業   半導体・液晶基板製造工程において使用される製造装置に搭載するプラズマ用高周波電源、マッチングユニット及び計測器等の設計、製造、販売及び技術サービスの提供   株式会社アドテック プラズマ テクノロジー(当社) Adtec Technology, Inc. Adtec Europe Limited ADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd. ADTEC Plasma Technology Korea Co., Ltd. ADTEC Plasma Technology Taiwan Ltd. ADTEC Plasma Technology China Ltd. 研究機関・大学関連事業   研究機関・大学で行われる医療・環境及び物質科学関連の研究開発用及び一般産業用の直流電源、パルス電源、マイクロ波電源、超電導電磁石(コイル)用電源等の設計、製造、販売及び技術サービスの提供   株式会社IDX (注)Adtec Healthcare Limitedは、当連結会計年度の第4四半期において行った第三者割当増資に伴い持分比率が低下したため、連結子会社から持分法適用関連会社としております。 事業系統図 当社グループの事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,036字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社の経営の基本方針は、社是として『信頼』、すなわち「すべてのことが信頼を築くものでなければならない。」を社員の行動の心構えとし、その達成のために、「Quality(高品質)」、「Unique(ユニーク)」、「Innovative(革新)」、「Creative(創造)」、「Kind to the Earth(地球に優しく)」を経営理念として掲げております。 この理念は、それぞれの頭文字をとり、当社内ではスローガンとして「Q・U・I・C・K」と称し、『世界に通じる技術、営業、経営を目指したい』『プラズマ用高周波電源、計測器、プラズマソースで世界一を目指したい』との考えを実現するため、常に最先端の技術を磨き、電子技術を通じて、真にユーザーニーズに応える製品作りで、社会の発展に貢献したいと考えております。 (2)目標とする経営指標 当社は、企業価値の向上と財務体質の強化を目的とし、売上高及び経常利益の成長を第一の目標としております。従来から重視してきた売上高経常利益率に加え、株主への利益還元の余力を示す1株当たり当期純利益(EPS)を意識し、株主資本の効率的運用による高い投資効率の経営を進めていく方針であります。 なお、2026年8月期の目標を次のとおり設定しております。 売上高(百万円)   経常利益(百万円)   親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)   1株当たり当期純利益(円) 2026年8月期   11,600   1,350   1,010   117.89 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、信頼性の高いプラズマ用高周波電源、マッチングユニット及び計測器等の提供を通じて、プラズマ用高周波電源関連製品のトータルサービスとトータルソリューションを目指しております。 また、産学官連携を中心として「プラズマ」技術の基礎研究及び応用研究体制を整備し、半導体製造装置分野のみならず、新素材・環境等の他分野への応用を進め、新しい価値と高い品質の製品の早期供給を目指していく方針であります。 この経営戦略の具体化のため、組織体制の整備、製品開発力の強化、優秀な人材の確保及び社員の教育・訓練の強化等、当社の将来につながる施策を実施、充実させていく所存であります。 (4)経営者の問題認識と今後の方針について 当社グループの主たる事業領域である半導体・液晶関連事業(当社等)においては、シリコンサイクル等の外部要因の影響を受けやすい状況に加え、半導体・液晶の製造プロセスの変化や、技術革新等による当社製品の陳腐化に伴う経営リスクを抱えております。 また、研究機関・大学関連事業(IDX)においては、官公庁における研究開発予算は抑制傾向にあることを予測しております。 このような状況の中、当社グループといたしましては、これまで培ってきたプラズマ技術をベースに、さらに幅広い分野で活用できる製品の開発を進め、安定した事業構造への転換に取り組んでおります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、一部メモリ投資に減速懸念はありますが、最先端ロジックや中国の国産化方針に基づく投資は引き続き堅調に推移すると見込んでおり、当社グループ全体での生産効率の向上や品質向上に注力してまいります。 研究機関・大学関連事業(IDX)におきましては、一般産業用向けの営業活動を進めることにより、新たな収益基盤の構築に取り組んでまいります。 また、当社グループ全体といたしまして、顧客からの新製品開発ニーズに対応するべく、グループ拠点の活用と優秀な人材の確保及び育成に努めるとともに、営業及び生産面においてもグループ連携の強化を図り、業績進展に注力していく方針であります。 (注)文中表記について (当社等) 当社、Adtec Technology, Inc.、Adtec Europe Limited、ADTEC Plasma Technology Vietnam Co., Ltd.、 ADTEC Plasma Technology Korea Co., Ltd.、ADTEC Plasma Technology Taiwan Ltd.、ADTEC Plasma Technology China Ltd.を表しております。 Adtec Healthcare Limitedは、当連結会計年度の第4四半期において行った第三者割当増資に伴い持分比率が低下したため、連結子会社から持分法適用関連会社としております。 (IDX) 株式会社IDXを表しております。
事業等のリスク3,050字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの当連結会計年度の概況を報告しておりますが、当社グループの業績は、今後起こり得る様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。当社グループの経営成績、財務状況及び当社株価等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したもので、将来に亘るリスク全てを網羅したものではありません。 (1)市場動向の変動 当社グループの主要販売先は半導体関連企業であるため、半導体市場の影響を大きく受けております。当該市場は中長期的には技術革新が進むことで持続的な成長が見込まれる反面、短期的には需給バランスの調整等で市場規模が大きく変動し、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、このような市場変動に対応するため、顧客の投資動向や受注状況を定期的に把握・検証するとともに、柔軟な生産体制を整備し、急激な需要変動に対応できる体制づくりを行っております。 (2)競合 当社が主に取り扱うプラズマ用高周波電源及びマッチングユニット事業におきましては、複数の競合他社があります。当社では製品の高性能化及び修理・メンテナンス業務の充実等により競合他社との差別化を図っております。 しかしながら、当社が想定する以上の画期的な技術革新による新製品が競合他社により販売された場合、もしくは修理・メンテナンス業務の充実等を競合他社が拡充した場合等には、競合状況が激化し受注競争を通じた販売価格の下落等により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)海外展開 半導体・液晶業界におきましては、「北米市場」、「欧州市場」、「アジア市場」が主要3市場であり、当社の今後の業績進展には、国内のみならず、海外での事業展開が不可欠と考えております。 当社グループは、当該市場における販売・サービスに対応する営業体制を整えております。 これらの海外展開に伴い、現地における販売・サービスに携わる人材確保の困難又は人材流出等による事業展開が滞る事態の発生、または管理・事務上の問題が発生した場合には、製品をタイムリーに市場に供給できなくなり、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)研究開発 当社グループは、積極的な研究開発投資を継続して行うことにより、新製品を市場に投入し続けてまいりました。 しかしながら、研究開発の遅延等により、新製品の市場投入に遅れが生じた場合、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)製品品質 当社グループは、主たる拠点において品質管理及び品質保証のための国際規格(ISO9001)で認定された品質システムを構築し、設計段階から品質の作り込みを行い、高い製品品質、サービスの提供を行っております。 しかしながら、全ての製品、サービスについて不良欠陥が発生しない保証はなく、顧客において当社グループの製品・サービスにおける品質に起因する事故、市場回収、生産停止等が発生した場合、顧客の損失に対する賠償責任を問われる可能性があります。大きな市場クレーム、リコール等が発生した場合には、多額の回収コストや賠償費用の発生又は販売の減少等により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、品質管理技術等を活用し、設計審査、内部品質監査、購入先監査等を通じて、製品・サービスの信頼性、安全性を確保するとともに、品質保証体制の継続的改善等を図っております。 (6)原材料の調達 当社グループは、原材料を外部取引先から購入し、これらを用いて製品を製造していることから、原材料を十分に在庫として確保するとともに、外部取引先から安定供給を受けるために注力しております。 しかしながら、外部取引先における需要急増又は災害等に伴う供給不足、供給遅延又は停止等、当社グループでは制御できない様々な要因もあり、これらにより原材料を十分に確保できない場合には、当社グループの生産計画に影響が生じることから製品の安定供給ができなくなることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)為替変動 当社グループは、国内外で製品を製造し、世界各国の顧客に向けて輸出しております。外貨建取引も多く存在しているため、急激な為替変動が生じた場合に、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)知的財産権 当社グループは、研究開発活動に係る特許やその他知的財産権を確保することは、事業遂行上、重要なことと考えており、これまで知的財産権に関して他社の知的財産権を侵害したとして、損害賠償や使用差止の請求を受けたことはありません。 しかしながら、将来において第三者の特許権等が成立し登録された場合、または当社グループが認識していない特許等が成立している場合等、当該第三者から損害賠償又は使用差止等の請求や当該特許等に関する対価の支払い等が発生した場合は、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材の確保 当社グループは、グローバルな事業環境の中で成長を続けるために、人材の確保は重要であります。事業の成長に必要な人材を確保し続けることができない場合、競争力の低下を招くこととなり、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)法令、規制等 当社グループは、グローバルに事業を展開するため、各国・各地域において、輸出入、競争法、贈収賄防止、環境、移転価格税制等、各種法規制の適用を受けております。これらの法規制に抵触した場合、当社グループの社会的信用の低下、課徴金や損害賠償訴訟への対応が生じ、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これらの法規制は年々厳格化する傾向にあり、将来において予期せぬ法規制の改正等が行われることにより、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。 (11)情報セキュリティ 当社グループは、事業上の重要情報及び事業の過程で入手した個人情報や取引先等の機密情報を保有しております。これらの情報が意図せず流出した場合、顧客の喪失や社会的信用の低下、損害賠償等が発生する可能性があります。 また、盗難・紛失等による第三者の不正流用、サイバー攻撃、その他不測の事態によって重要データの破壊や改ざん、情報漏洩や流出、システム停止等が発生する可能性があります。これらの要因により、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)自然災害等 当社グループは、自然災害等の発生に対し、事業活動への影響を最小限にする体制及び対策を講じております。 しかしながら、想定を超える災害等により、当社グループの事業拠点又は取引先等に甚大な被害が発生した場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)感染症の影響について 新型コロナウイルス感染症などの新たな感染症が世界的に蔓延した場合、当社グループが行う事業活動に大きな制約がかかる可能性があり、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,541字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績 当連結会計年度における世界経済は、主要国において雇用環境・個人消費の持ち直しにより底堅く推移いたしましたが、ウクライナ・中東情勢などを巡る地政学リスクへの影響が高まる中、中国経済の停滞、米国の相互関税の動向等により、先行き不透明な状況で推移いたしました。 半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、スマートフォンやパソコンなどの需要は依然として弱いものの、生成AI関連の高性能な半導体の需要は拡大が続いております。また、各国が自国での半導体の生産能力を急速に高めており、市場規模の拡大が続きました。 当社等においては、ディスプレイ向け成膜装置メーカーの受注を獲得するとともに、半導体製造装置メーカーからの受注も海外顧客を中心として堅調に推移していたものの、米国が掲げる関税政策の影響等により、第3四半期以降において受注環境は急速に悪化いたしました。 このような状況の中、ベトナム子会社において板金加工等の一部内製化の取り組み効果が徐々に出てきたことから、生産能力増加のため、板金加工の機械装置を追加導入いたしました。 研究機関・大学関連事業(IDX)におきましては、医療装置向け電源、官公庁向け製品の出荷、シリコンウエハ引上用装置向け電源及び保守サービス等の売上が堅調に推移するとともに、新たに医療装置向け電源の受注を獲得いたしました。 この結果、当社グループの当連結会計年度における経営成績は、売上高12,680百万円(前期比12.2%増加)、営業利益1,808百万円(前期比21.8%増加)、経常利益1,897百万円(前期比17.7%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益2,007百万円(前期比65.3%増加)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 半導体・液晶関連事業(当社等)におきましては、売上高11,328百万円(前期比7.5%増加)、営業利益1,702百万円(前期比16.2%増加)となりました。 研究機関・大学関連事業(IDX)におきましては、売上高1,352百万円(前期比78.3%増加)、営業利益37百万円(前期は営業損失52百万円)となりました。 当連結会計年度の経営成績は、次のとおりであります。 単位:百万円 項目   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 売上高   11,298   12,680 売上総利益   4,203   4,822 営業利益   1,485   1,808 経常利益   1,612   1,897 親会社株主に帰属する当期純利益   1,213   2,007 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 単位:百万円 項目   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 売上高   営業利益   売上高   営業利益 半導体・液晶関連事業(当社等)   10,539   1,465   11,328   1,702 研究機関・大学関連事業(IDX)   758   △52   1,352   37 合計   11,298   1,412   12,680   1,739 (注)1.売上高は、各セグメントの外部顧客への売上高を表しております。 2.営業利益は、各セグメントの営業利益又は営業損失(△)を表しております。 b.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は27,219百万円であり、前連結会計年度末と比較して573百万円増加しております。 これは、現金及び預金の増加(1,898百万円)、受取手形、売掛金及び契約資産の増加(241百万円)、仕掛品の減少(879百万円)、原材料及び貯蔵品の減少(332百万円)等によるものであります。 当連結会計年度末の負債合計は14,035百万円であり、前連結会計年度末と比較して514百万円減少しております。 これは、短期借入金の減少(320百万円)、未払法人税等の増加(250百万円)等によるものであります。なお、当連結会計年度末における有利子負債残高は12,295百万円であります。 当連結会計年度末の純資産合計は13,183百万円であり、前連結会計年度末と比較して1,087百万円増加しております。 これは、利益剰余金の増加(1,823百万円)、為替換算調整勘定の減少(759百万円)等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して1,868百万円増加し、当連結会計年度末は8,016百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は、3,364百万円(前連結会計年度は3,032百万円の獲得)となりました。 これは、税金等調整前当期純利益2,591百万円、減価償却費570百万円、棚卸資産の減少額1,044百万円、仕入債務の増加額67百万円等の資金増加要因、持分変動益693百万円、売上債権の増加額226百万円、法人税等の支払額284百万円等の資金減少要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、259百万円(前連結会計年度は937百万円の使用)となりました。 これは、有形固定資産の取得による支出260百万円、無形固定資産の取得による支出27百万円等の資金減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、1,101百万円(前連結会計年度は1,665百万円の使用)となりました。 これは、長期借入れによる収入500百万円の資金増加要因、短期借入金の純減額320百万円、長期借入金の返済による支出1,081百万円等の資金減少要因によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 生産実績を事業のセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 半導体・液晶関連事業(百万円)   6,157   10.0 研究機関・大学関連事業(百万円)   1,391   147.9 合計(百万円)   7,548   22.6 (注)金額は、製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注実績 受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 受注高 (百万円)   前年同期比 (%)   受注残高 (百万円)   前年同期比 (%) 半導体・液晶関連事業   9,773   12.5   3,289   △32.1 研究機関・大学関連事業   1,344   82.5   965   △0.8 合計   11,117   18.0   4,255   △26.9 (注)金額は、販売価格によっております。 c.販売実績 販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日)   前年同期比(%) 半導体・液晶関連事業(百万円)   11,328   7.5 研究機関・大学関連事業(百万円)   1,352   78.3 合計(百万円)   12,680   12.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)   当連結会計年度 (自 2024年9月1日 至 2025年8月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Beijing E-Town Semiconductor Technology Co., Ltd.   -   -   1,669   13.2 ASM Front-End Manufacturing Singapore Pte. Ltd.   1,371   12.1   1,611   12.7 Applied Materials, Inc.   1,170   10.4   -   - (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 この連結財務諸表の作成にあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。 また、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値、報告期間における収益・費用の報告数値に影響を与える見積りに関しては、過去の実績等を勘案し、合理的と判断される基準に基づいて行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載されているとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 当連結会計年度における売上高は12,680百万円(前期比12.2%増加)となりました。 この内訳といたしましては、半導体・液晶関連事業(当社等)の売上高が11,328百万円(前期比7.5%増加)、研究機関・大学関連事業(IDX)の売上高が1,352百万円(前期比78.3%増加)であります。 利益面につきましては、主に半導体・液晶関連事業(当社等)の売上高増加及び生産稼働率の向上により、営業利益が1,808百万円(前期比21.8%増加)、経常利益が1,897百万円(前期比17.7%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,007百万円(前期比65.3%増加)となりました。 この結果、売上高経常利益率は15.0%(前連結会計年度は14.3%)となり、1株当たり当期純利益は234円40銭(前連結会計年度は141円83銭)となりました。 b.財政状態 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 c.キャッシュ・フローの状況 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載しております。 ④ 経営戦略の現状と見通し 当社グループの将来の見通しについては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動化についての分析 当社グループの運転資金需要は、原材料の購入、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは、人件費及び新規製品等の研究開発費であります。 当社グループは、事業活動に必要な資金の流動性の維持と十分な確保を基本方針としております。 事業活動に必要な運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び金融機関からの借入による調達を基本としております。 また、重要な設備の新設等については、主に半導体・液晶関連事業における将来的な生産能力増強を目的としてベトナム子会社において、機械装置の追加導入等を行ったことにより、当連結会計年度において288百万円の支出を行いました。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は12,295百万円であり、現金及び現金同等物の残高は8,016百万円であります。 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。