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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

BUFFALO

BUFFALO INC.6676 · Standard · 電気機器

IT関連事業を中核に、デジタル家電・PC周辺機器の開発・販売からネットワーク構築、データ復旧まで手掛ける総合IT企業。

概要

株式会社BUFFALOは、パソコン周辺機器とネットワーク機器の開発・製造・販売を手がける企業である。ブランド「BUFFALO」は無線LANルーターや外付けHDD、USBメモリで高い市場シェアを持ち、家庭向けから法人向けまで幅広く展開する。2025年3月期の連結売上高は1431億円、従業員数は963人。2025年4月の組織再編により純粋持株会社から事業会社に移行し、IT関連事業に特化している。本社は東京都千代田区、名古屋市に本社機能も置く。

IT関連事業に特化した単一セグメント

当社グループは、2025年4月の組織再編以降、IT関連事業のみを報告セグメントとしている。同事業はパソコン周辺機器(外付けHDD、USBメモリ、光学ドライブなど)、ネットワーク機器(無線LANルーター、スイッチ、アダプターなど)、ならびにデータ復旧サービス、ネットワークインフラ構築・保守、ソフトウェア開発を包括する。売上高の大半を占めるのはパソコン周辺機器とネットワーク機器の販売であり、2026年3月期のIT関連事業売上高は1173億円、営業利益92億円であった。同セグメントでは、製品の企画・開発から調達、製造、販売、保守・サポートまでの一貫した「エンジニアリング・サイクル」を強みとし、顧客課題の把握と改善を継続的に行っている。

主要販売チャネルと高い市場シェア

BUFFALOブランドの製品は、家電量販店やPCショップ、オンラインマーケットプレイスを通じて販売される。2026年3月期の主要販売先は、Amazon.com Int'l Sales, Inc.が売上高の16.4%(193億円)、ダイワボウ情報システム株式会社が15.8%(185億円)を占め、この2社で全体の約32%を構成する。無線LANルーターの国内シェアはトップクラスであり、外付けHDDやUSBメモリでも高い知名度を誇る。同社は自社ブランド製品のほか、OEM供給も行い、PCメーカー向けにも周辺機器を提供している。家庭向けから中小企業、大企業向けまで製品ラインアップを揃え、特に無線LANルーターの「AirStation」シリーズは長年にわたり主力製品として認知されている。

グループ体制とグローバル展開

当社グループは、BUFFALOを中核に、子会社12社、関連会社1社で構成される。海外拠点は北米(BUFFALO AMERICAS, INC.)、欧州(BUFFALO EU B.V.)、台湾(巴比禄股イ分有限公司)、中国(美禄可(北京)商貿有限公司)、香港(巴法絡(亞洲)有限公司)、シンガポール(Melco Capital Pte. Ltd.)などに広がる。これら子会社は主に現地販売とサポートを担い、製品の多くは中国・台湾のEMS工場で生産される。2013年には海外子会社の大半をバッファロー(当時の事業会社)の直接子会社に異動させ、グループ管理体制を強化した。2025年の再編以前は純粋持株会社メルコホールディングスがグループ全体を統括していたが、現在は事業会社BUFFALOが一体運営を行っている。

業界の中での役割はIT機器メーカーおよびサービスプロバイダー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,173億円
営業利益
92億円
営業利益率
7.8%
純利益
81億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01デジタル家電・PC周辺機器主力

パソコン周辺機器やデジタル家電の開発・製造・販売。幅広い製品を消費者向けに提供。

主な製品・サービス3
パソコン周辺機器
マウス、キーボード、外付けドライブなどのPC周辺機器。
デジタル家電
テレビレコーダー、ネットワークメディアプレーヤーなどのデジタル家電。
ストレージ
外付けハードディスク、SSDなどのデータ保存機器。

02ネットワークインフラ準主力

ネットワークインフラの設計・構築・保守を提供。企業や公共向け。

主な製品・サービス1
ネットワーク構築サービス
LAN/WANの設計、構築、運用保守。

03データ復旧サービス副次

故障したHDDやSSDなどからのデータ復旧サービスを提供。

主な製品・サービス1
データ復旧サービス
記憶媒体から失われたデータを復元するサービス。

04ソフトウェア・サービス副次

ネットワーク・ストレージ関連のソフトウェア開発・販売、ダイレクトマーケティング事業。

主な製品・サービス1
ネットワーク・ストレージソフトウェア
NASやネットワーク管理のためのソフトウェア。

製品と技術

無線LANルーターとネットワーク機器

BUFFALOの主力製品群の一つが無線LANルーターである。家庭向けの「AirStation」シリーズは、IEEE 802.11acや11ax(Wi-Fi 6)に対応し、高速通信と広いカバレッジを提供する。法人向けにはアクセスポイントやスイッチングハブ、ネットワークアダプターなどをラインアップ。無線LANルーターの国内シェアは長年にわたりトップクラスを維持している。製品は自社で企画・設計し、主にアジアのEMS工場で生産。同社はエンジニアリング・サイクルを活用し、ユーザーからのフィードバックを迅速に製品改良に反映する。また、設定をスマートフォンアプリで簡単に行える「BUFFALOアプリ」など、使いやすさにも注力している。

ストレージ製品:外付けHDD・SSD・USBメモリ

外付けハードディスクドライブ(HDD)とUSBメモリはBUFFALOのもう一つの主力カテゴリーである。HDDは容量500GBから8TB以上のモデルを揃え、テレビ録画用、PCバックアップ用、NAS(ネットワークアタッチトストレージ)向けなど用途別に製品を展開。USBメモリは小型・高速・大容量の製品を提供し、ビジネスユーザーから一般消費者まで幅広く利用される。近年では外付けSSDも投入し、高速転送を求めるユーザーに対応。ストレージ製品にはデータ復旧サービスをオプションで付帯できるモデルもあり、障害発生時のデータ保護を訴求する。これらの製品はAmazonや家電量販店での販売シェアが高い。

データ復旧サービスとソフトウェア

2014年に子会社化したバイオスを通じて、BUFFALOはデータ復旧サービスを提供している。HDDやSSD、USBメモリ、メモリーカードなどからのデータ復旧を専門に行い、個人から法人まで対応。クリーンルーム内での開封作業や、論理障害・物理障害の両方に対応する技術力を持つ。また、グループ会社にはネットワーク管理ソフトウェアやセキュリティソフトを開発する子会社があり、例えば「バッファローのNAS管理ソフト」などが存在する。さらに、ネットワークインフラの構築・施工・保守サービスも提供し、製品販売だけでなくトータルなITソリューションを展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

PC周辺機器で大手、収益性高い

当社はパソコン周辺機器(メモリ・ストレージ・ネットワーク機器等)の国内大手。自社ブランド「BUFFALO」で高い認知度を持つ。同業の日清紡ホールディングスやイビデンとは製品分野が異なり、直接競合は限定的。ただし、キオクシアホールディングス(半導体メモリ)とは事業領域が一部重なる。売上高は減少傾向にあるが、営業利益率は6~8%と安定している。海外比率は低く、内需依存。

強み

  • 「BUFFALO」ブランドで国内PC周辺機器市場でトップクラスの知名度。
  • 営業利益率6~8%と安定した収益を確保し、財務基盤は堅実。
  • メモリ・ストレージ・ネットワーク機器など多様な製品を展開。
  • 家電量販店・ECなど販路を広く持ち、顧客接点が多い。

課題

  • PC市場縮小に伴い、売上高が2024/3期1,458億円から減少傾向。
  • 海外売上比率が低く、グローバル成長機会を捉え切れていない。
  • 高速規格・新技術への迅速な対応が求められ、開発負担が大きい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がBUFFALO

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16785鈴木431億円11.5倍
26788日本トリム431億円18.5倍
36823リオン401億円14.0倍
46817スミダコーポレーション396億円18.1倍
56994指月電機製作所379億円14.5倍
66676BUFFALO374億円9.8倍
76932遠藤照明371億円9.0倍
86677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
96521オキサイド353億円
106648かわでん349億円9.1倍
116668アドテック プラズマ テクノロジー349億円21.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

音響機器メーカーからPC周辺機器へ:1978年創業

当社の起源は、1978年8月に音響機器の開発・製造・販売を目的として名古屋市天白区に設立された株式会社メルコにある。創業当初はオーディオ関連製品を手がけていたが、1980年代に入りパソコン市場の拡大に伴い、メモリモジュールや周辺機器へと事業をシフトした。1986年7月には不動産賃貸業を目的として有限会社バッファローを設立。これが後にブランド名となる。メルコは1991年10月に日本証券業協会へ店頭登録し、1995年1月に名古屋証券取引所市場第二部、同年8月に東京証券取引所市場第二部に上場、1996年10月には両市場第一部に指定替えとなった。

海外進出と子会社化による事業拡大(1990年代)

1991年3月、台湾台北市に連絡事務所を設置し、翌1992年6月には現地法人「巴比禄股イ分有限公司」を設立。これが最初の海外拠点となる。1996年10月には近畿システィムサービス株式会社(現シー・エフ・デー販売)の株式50.3%を取得し子会社化、PC周辺機器販売チャネルを強化した。1998年1月には米国のTechWorks, Inc.(現BUFFALO AMERICAS, INC.)の株式68.1%を取得、同年12月には英国のTechWorks (UK) Limitedを子会社化。これらの買収により、北米・欧州市場への直接販売基盤を獲得した。2000年8月には英子会社をBUFFALO TECHNOLOGY UK LIMITEDに商号変更し、ブランド統一を進めた。

持株会社体制への移行とブランド統合(2003年)

2003年5月、株式会社バッファローは株式会社メルコホールディングスに商号変更し、本社を名古屋市中区に移転。同年10月、株式会社メルコが株式会社バッファローに商号変更し、株式交換によりメルコホールディングスを純粋持株会社、バッファローを完全子会社とする体制に移行した。この再編により、メルコホールディングス(後のBUFFALO)が上場会社としてグループ全体を統括し、事業会社バッファローがブランド「BUFFALO」の製品開発・販売を担う形となった。同時に、それまでバッファローの子会社だった海外販売会社4社をメルコホールディングスの直接出資子会社に異動させ、グループガバナンスを強化した。

買収による事業多角化と食品事業への進出(2007年~2018年)

2007年4月、文具・OAサプライの株式会社アーベルの株式57.9%を取得し子会社化、同年8月に株式会社バッファローコクヨサプライに商号変更。2012年4月には同事業をバッファロー本体に統合した。2014年6月にはデータ復旧サービスの株式会社バイオスを完全子会社化。2016年4月には食品事業のシマダヤ株式会社に22.7%出資し持分法適用関連会社とした後、2018年4月に完全子会社化。これによりそば・うどん等の麺類製造販売に参入し、グループの事業ポートフォリオがIT関連と食品の二本柱となった。同年4月には東京本社と名古屋本社の二本社制を導入し、本社機能を分散した。

IT関連事業への再集中と事業会社回帰(2025年)

2025年4月1日、当社は完全子会社であった株式会社バッファローを吸収合併し、商号を株式会社バッファローに変更。純粋持株会社から事業会社に移行した。同時に、シマダヤ他食品事業4社を連結子会社から除外し、事業領域をIT関連に集中させた。同年5月1日には創業50周年を迎え、経営コンセプトを「Original Value Creation」に戻し、連結ROE15%以上の目標を掲げた。2026年3月期の連結売上高は1173億円(前期比18%減)となったが、これは食品事業の分離によるもので、IT関連事業単体では収益性が向上し営業利益92億円(前期比4.4%増)を達成した。

年表39件を開く

1970年代

  • 1978年8月創業音響機器製品の開発・製造・販売を目的として名古屋市天白区に株式会社メルコを設立

1980年代

  • 1986年7月創業不動産賃貸業を目的として名古屋市天白区に有限会社バッファローを設立

1990年代

  • 1991年3月台湾台北市に台湾連絡事務所を設置
  • 1991年10月株式会社メルコが日本証券業協会へ店頭登録
  • 1992年6月創業株式会社メルコが台湾連絡事務所を現地法人化し、巴比禄股イ分有限公司を設立
  • 1995年1月上場株式会社メルコが名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1995年8月上場株式会社メルコが東京証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1996年9月上場株式会社メルコが東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 1996年10月M&A株式会社メルコが近畿システィムサービス株式会社(現 シー・エフ・デー販売株式会社)の株式の50.3%を取得し子会社化
  • 1998年1月M&A株式会社メルコがTechWorks,Inc.(現 BUFFALO AMERICAS,INC.)の株式の68.1%を取得し子会社化
  • 1998年12月M&A株式会社メルコがTechWorks(UK)Limitedの株式を取得し子会社化

2000年代

  • 2000年8月商号変更TechWorks(UK)LimitedがBUFFALO TECHNOLOGY UK LIMITEDに商号変更
  • 2003年5月商号変更株式会社バッファローが株式会社メルコホールディングスに商号変更 名古屋市中区に本社を移転
  • 2003年10月上場株式会社メルコが株式会社バッファローに商号変更 株式交換により株式会社メルコホールディングスを純粋持株会社、株式会社バッファローを完全子会社とする持株会社体制に移行 株式会社メルコホールディングスが東京証券取引所及び名古屋証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 2004年3月シー・エフ・デー販売株式会社、巴比禄股イ分有限公司、BUFFALO TECHNOLOGY (USA),INC.(現 BUFFALO AMERICAS,INC.)、BUFFALO TECHNOLOGY UK LIMITEDの4社を、株式会社バッファローの子会社から株式会社メルコホールディングスの直接出資する子会社に異動
  • 2004年12月創業株式会社エム・ティー・エスを設立
  • 2007年4月M&A株式会社アーベルの株式の57.9%を取得し子会社化
  • 2007年5月商号変更株式会社エム・ティー・エスが株式会社バッファロー・IT・ソリューションズに商号変更
  • 2007年8月商号変更株式会社アーベルが株式会社バッファローコクヨサプライに商号変更
  • 2008年4月創業オランダにBuffalo EU B.V.を設立
  • 2008年7月創業BUFFALO TECHNOLOGY UK LIMITEDが出資(36.0%)しドバイにBuffalo AdvanTech FZCOを設立
  • 2009年3月本社を名古屋市南区に移転

2010年代

  • 2010年7月本社を名古屋市中区に移転
  • 2010年11月創業北京に美禄可(北京)商貿有限公司を設立
  • 2012年2月創業香港に巴法絡(亞洲)有限公司を設立
  • 2012年4月M&A株式会社バッファローが株式会社バッファローコクヨサプライを統合
  • 2013年5月シンガポールにMelco Capital Pte.Ltd.を設立 海外子会社のBuffalo Technology(USA),Inc.(現 BUFFALO AMERICAS,INC.)、BUFFALO EU B.V.、巴比禄股イ分有限公司、美禄可(北京)商貿有限公司、巴法絡(亞洲)有限公司、Buffalo AdvanTec FZCOを株式会社バッファローの子会社に異動
  • 2013年8月商号変更BUFFALO TECHNOLOGY(USA),INC.がBUFFALO AMERICAS,INC.に商号変更
  • 2014年2月メルコフィナンシャルホールディングス株式会社を設立 Melco Capital Pte.Ltd.をメルコフィナンシャルホールディングス株式会社の子会社に異動
  • 2014年3月創業メルコインベストメンツ株式会社を設立
  • 2014年6月M&A株式会社バイオスを完全子会社化
  • 2015年4月BUFFALO TECHNOLOGY UK LIMITEDの事業をBUFFALO EU B.V.に移管
  • 2016年4月シマダヤ株式会社に出資(22.7%)し、持分法適用関連会社化
  • 2016年4月創業メルコシンクレッツ株式会社(現 株式会社DELA)を設立
  • 2017年3月M&Aアドバンスデザイン株式会社を完全子会社化
  • 2018年4月M&A東京本社・名古屋本社の二本社制に移行 シマダヤ株式会社を完全子会社化 東京シマダヤ株式会社、エス・エス・デリカ株式会社、埼玉シマダヤ株式会社、株式会社群麵センター、高砂食品株式会社、中野食品株式会社を合併しシマダヤ関東株式会社を設立 シマダヤ近畿株式会社、中部シマダヤ株式会社を合併しシマダヤ西日本株式会社を設立 宮城シマダヤ株式会社、株式会社千鳥屋製麺所を合併しシマダヤ東北株式会社を設立
  • 2018年12月創業株式会社トゥーコネクトを設立
  • 2019年8月M&A株式会社デジオンを完全子会社化
  • 2019年9月東京本社を東京都千代田区に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    IT事業への集中とエンジニアリングサイクルの深化

    組織再編によりIT関連事業に特化。企画開発から保守サポートに至るエンジニアリングサイクルを継続的に深化させ、サービスや保守といった無形領域にも展開することで付加価値創出を加速する。

  2. 02

    バリューチェーン全体の課題解決

    コーポレートスローガン「Value Chain Engineering」を実践し、自社プロセスや製品にとどまらず、IT関連業界のバリューチェーン全体における課題解決に取り組む。

  3. 03

    適正価格とサプライチェーン信頼構築

    インフレや労働力不足、経済安全保障への対応として、適正な価格設定による収益性確保、保守・設置効率化支援製品の提供、サプライチェーンの絶対的信頼構築を進める。

  4. 04

    生成AI・エージェンティックAIの活用

    急激な技術革新をもたらす生成AIやエージェンティックAIを、作業効率化だけでなく精度の高い判断を導くレバレッジとして活用し、付加価値を最大化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で963人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は627万円で、9期前と比べて2.7%平均年齢は38.5歳、平均勤続年数は12.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月771
2018年3月851
2019年3月64444.111.91,822
2020年3月69646.212.61,800
2021年3月74646.19.21,861
2022年3月84143.59.11,915
2023年3月85843.69.21,933
2024年3月83643.110.81,928
2025年3月76442.912.41,020863
2026年3月62738.512.9963955

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)64.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 8 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都 千代田区他351百万円
本社 — 台湾新北市148百万円
主な関係会社
  • 国内
    シー・エフ・デー 販売株式会社(注)2、3
    愛知県 名古屋市中区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社バイオス
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 バッファロー・IT・ソリューションズ
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    アドバンスデザイン株式会社(注)2
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社DELA
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社デジオン(注)2
    福岡県 福岡市早良区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 トゥーコネクト(注)2
    東京都 千代田区
    議決権100.0%
  • 海外
    BUFFALO AMERICAS,INC.
    米国 テキサス州
    議決権100.0%
  • 海外
    巴比禄股イ分有限公司(注)2
    台湾 新北市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 メルコグループ
    東京都 千代田区 · その他の関係会社
    議決権30.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,173億円営業利益92億円前期と比べると減収増益で、売上が-18.0%、利益が+4.5%。

売上高
-18.0%
1,173億円
営業利益
+4.5%
92億円
純利益
+35.0%
81億円
営業利益率
7.8%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,100億円1,173億円
営業利益62億円92億円
純利益45億円81億円
1株あたり配当¥60¥60

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は263億円、営業利益は29億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−24.2%、営業利益は+262.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q3545
2024年1Q34782.36
2024年2Q354102.87
2024年3Q390143.67
2024年4Q36710
2025年2Q739304.119
2025年4Q692588.441
2026年2Q601559.246
2026年4Q572376.535
2027年1Q2632911.020

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,026億円から1,173億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.8%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
BUFFALO TECHNOLOGY(USA),INC.がBUFFALO AMERICAS,INC.に商号変更
2013年3月1,0262514
メルコインベストメンツ株式会社を設立
2014年3月1,0123621
2015年3月8264532
メルコシンクレッツ株式会社(現 株式会社DELA)を設立
2016年3月8005337
アドバンスデザイン株式会社を完全子会社化
2017年3月7466544
株式会社トゥーコネクトを設立
2018年3月7236452
株式会社デジオンを完全子会社化
2019年3月1,0906538
2020年3月1,1494931
2021年3月1,2999166
2022年3月1,44113193
2023年3月1,4264731
2024年3月1,4582630
2025年3月1,43188906.160
2026年3月1,173921027.881

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,173億円のうち、営業利益として残るのは92億円7.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は81億円、売上の6.9%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.1%869億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.1%212億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.8%92億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
7.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.0pt
6.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.3pt
18.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
14.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが37億円、投資CFが6億円で、差し引きのフリーCFは43億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は272億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月65−27−938116
2014年3月60−73−9−1396
2015年3月30−35−9−584
2016年3月61−47−511447
2017年3月65−12−545346
2018年3月41−7−363443
2019年3月56−21−73571
2020年3月65123−155188104
2021年3月113122−44235296
2022年3月10−18−70−8218
2023年3月427−4531205
2024年3月6654−26120300
2025年3月147−14−72133316
2026年3月376−8843272

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は714億円。このうち返さなくてよい自己資本が430億円で、自己資本比率は60.2%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月71141729458.6
2014年3月67543124463.8
2015年3月69446722767.4
2016年3月65245120169.2
2017年3月67344722666.3
2018年3月66046519570.4
2019年3月88754833961.7
2020年3月78948330661.2
2021年3月85852233660.8
2022年3月95863132765.9
2023年3月93462530966.9
2024年3月95963932066.6
2025年3月76845031758.7
2026年3月71443028460.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
272億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
418億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
162億円
在庫として抱えている分
負債合計
284億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中24位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中218位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.3%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.8%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-18.0%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,120で、1年前と比べて+82.0%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥3,120-1.4%1ヶ月+15.4%1年+82.0%時価総額374億円
過去52週の値幅
安値¥1,707.5高値¥3,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.8倍
PER (会社予想)16.4倍
PBR1.67倍
配当利回り1.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で3.14%上昇し、2827円。25日線(2763.6円)を2.3%上回り、75日線(2590.08円)、200日線(2440.98円)も上回る。52週高値2928円に接近し、高値圏で推移。8月7日に2894円まで上昇した後、調整もあったが、8月17日には2910円と高値に肉薄。出来高はやや減少傾向。強い上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERは8.83倍と業界平均30.92倍を大きく下回り、予想PERも14.9倍に上昇するが依然低い。PBRは1.51倍で業界平均2.65倍を下回る。ROEは18.3%と高く、配当利回り2.12%、配当性向16.24%と株主還元も実施。売上減少傾向だが利益率は改善しており、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.8倍30.8倍
PER (予想)16.4倍
PBR1.67倍2.58倍
ROE18.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、利益率の改善と堅調な最終利益に注目し、コスト改革が奏功していると見る。弱気派は、売上高減少が続く中、市場の成熟と競争激化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 収益性改善

    営業利益率は6.15%から7.84%に向上し、純利益も増加

  • ブランド力

    PC周辺機器で長年の実績と知名度がある

  • 低PER

    PERは8.8倍と割安感がある

  • 26年3月期の増益と純益拡大決算発表後影響

    営業利益92億円、純利益81億円と前期の純利益60億円から21億円増加

  • 営業利益率の改善通年影響

    営業利益率が6.15%から7.84%へ1.69ポイント改善し、収益性が向上

  • 配当利回り2.12%の下支え継続影響

    予想配当利回り2.12%を確保し、株主還元姿勢が株価を下支え

  • 株価上昇モメンタムの持続不定影響

    過去1年で66.3%上昇し、チャート上の強気トレンドが継続

マイナスに働く材料7
  • 売上減少

    売上高は1426億円から1173億円へ大幅減

  • 市場成熟

    PC市場の停滞が需要を抑制

  • 競争激化

    安価な海外製品との競争が激しい

  • 売上高の2期連続減収通年影響

    売上高は1458億円→1431億円→1173億円と減少、26年3月期は前期比18%減

  • 予想PER14.9倍への水準上昇継続影響

    予想PER14.9倍は実績PER8.83倍の約1.7倍に上昇し、期待先行の面がある

  • 株価急上昇後の利益確定売り不定影響

    1年で66.3%上昇した反動で、高値圏での売り圧力が懸念

  • 外国人保有17.2%の売りリスク金融政策次第影響

    外国人保有17.19%と高く、世界的な金融引き締めで売られやすい

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の持続性を確認
売上高成長率
市場シェアの維持・拡大を測る
海外売上比率
国内市場に依存しない成長の可能性

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり60で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.92%。

年間配当
¥60
1株あたり
配当利回り
1.92%
いまの株価に対して
配当性向
16.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2323.4
2018年3月3866.734.0
2019年3月30−20.034.5
2020年3月300.035.6
2021年3月3516.735.5
2022年3月5557.133.4
2023年3月609.131.9
2024年3月600.0
2025年3月600.094.2
2026年3月600.016.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥60

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,555人。区分でいちばん多いのは個人・その他42.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.3%を占め、残る60.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他45.226.623.027.331.842.2
事業法人41.150.353.249.745.535.3
外国法人4.816.916.916.416.217.1
金融機関8.05.05.65.75.34.0
自己株式28.45.90.51.40.61.3
証券会社0.91.21.30.81.21.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社メルコグループ30.17
02牧 寛之16.79
03公益財団法人牧誠財団4.17
04ECM MF (常任代理人 立花証券株式会社)3.77
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.33
06MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT (常任代理人 BOFA証券株式会社)2.08
07CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.92
08JPMSPLC CLIENT ASSETS SK JPY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.60
09バッファロー共栄会1.12
10岩崎 泰次0.92

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-05-27
    牧 寛之
    新規の大量保有報告
    13.19%
    -5.00pt
  • 2026-05-15
    牧 寛之
    変更報告
    18.19%
    +0.44pt
  • 2026-05-13
    牧 寛之
    新規の大量保有報告
    18.19%
    +0.44pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+399%、1株純資産は14期で−3%。直近期のROEは18.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月641,8773.425.319.0
2014年3月951,9395.015.950.9
2015年3月1432,1047.015.847.6
2016年3月1722,2158.113.431.6
2017年3月2302,4009.814.023.4
2018年3月2842,60511.312.734.0
2019年3月1882,7797.520.334.5
2020年3月1742,8876.112.635.6
2021年3月4023,27813.29.635.5
2022年3月2921,87016.26.733.4
2023年3月911,8534.918.031.9
2024年3月901,9134.820.3
2025年3月1921,48111.05.894.2
2026年3月3201,81618.37.416.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額126百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
牧寛之代表取締役 社長執行役員CEO452,015,000
中山千里取締役613,000
津坂巌取締役698,000
長瀬吉昌取締役(監査等委員)687,000
神谷純取締役(監査等委員)673,000
宮嶋宏幸取締役(監査等委員)66
大塚久美子取締役(監査等委員)58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)547201148417
社外取締役3241258
取締役(社内)21221179

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容198字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社12社及び関連会社1社により構成されており、デジタル家電及びパソコン周辺機器の開発・製造・販売、ネットワークインフラの構築・施工・保守、データ復旧サービス、ネットワーク・ストレージソフトウェアの開発・販売、ダイレクトマーケティング事業を行うIT関連事業を主な事業内容としております。 当社グループの状況について事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,449字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。ただし、(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に記載した将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、経営コンセプトとして「Original Value Creation(オリジナルな「価値」の創造)」を掲げております。 これは、当社グループの創業の精神を基礎とし、IT関連業界における技術革新の進展を捉えながら、独自の価値創造、すなわち付加価値の創出を継続していくことを示すものです。 当社は、2025年4月1日の組織再編により事業会社バッファローとして新たに出発し、同年5月1日に創業50周年を迎えました。今後も「Original Value Creation」のもと、持続的な成長を実現し、その成果をステークホルダーの皆様に還元してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、2025年4月1日に完了した組織再編を通じ、IT関連事業へ事業領域を集中しております。 当社グループのコアコンピタンスは、製品の企画・開発、調達、製造、販売、保守・サポート等を通じて、顧客の課題を把握し、品質・機能・サービスの改善につなげる「エンジニアリング・サイクル」にあります。当社グループは、ITハードウェアに関わるエンジニアリング活動を継続的に深化させるとともに、サービス、保守・サポート等の無形領域にもその活動を広げ、付加価値の創出を加速してまいります。 また、経営コンセプトである「Original Value Creation」(オリジナルな「価値」の創造)のもと、当社のコーポレートスローガンである「Value Chain Engineering」を実践し、社内プロセスや自社製品にとどまらず、IT関連業界のバリューチェーン全体における課題解決に取り組んでまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 客観的な経営指標として、当社は連結ROE15%以上を目標とすることを決定し、2026年5月14日の決算短信等にて対外発表しております。 (4)経営環境と事業上及び財務上の対処すべき課題 当社は、2025年4月1日付の株式会社バッファローへの商号変更及び合併を経て、IT関連事業に特化した経営体制への移行を完了いたしました。この新体制のもと、インフレへの移行や労働力不足、経済安全保障への対応といった歴史的な転換点を迎えているIT業界において、独自の価値を創造し続けることが当社の使命です。 こうした課題に対し、適正な価格設定による収益性の確保や、保守・設置の効率化を支援する製品サービスの提供、サプライチェーンの絶対的な信頼構築を確実に進めてまいります。 また、急激な技術革新をもたらす生成AIやエージェンティックAIについては、単なる作業効率化の手段にとどめず、精度の高い判断を導くための強力なレバレッジとして活用し、付加価値を最大化させます。こうした取り組みを通じて持続的な成長を実現し、その成果を人的資本への投資や株主還元の充実として適切に分配することで、企業価値のさらなる向上を図っていくことが、当面の対処すべき課題であると認識しております。
事業等のリスク4,023字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループが認識している事業等のリスクのうち、主要なものは以下のとおりであります。これらはすべてのリスクを網羅しているわけではなく、この他にも当社グループの業績に影響を与える予見しがたいリスクが存在する可能性もあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済環境に関するリスク ①経済動向 当社グループの製品・商品・サービスは、その販売を行っている国又は地域の経済状況の影響を受ける可能性があります。販売においては、日本国内にその多くを依存しているため国内経済の動向の影響を受ける可能性があり、個人消費動向や法人市場における投資動向を見据えながら新たな市場開拓を継続的に推し進めております。また、部材等の調達においては、デジタル家電及びパソコン周辺機器は世界共通の部品を多く使うため、世界の経済状況の影響を受ける可能性があり、複数社・複数国からの調達に努めております。 ②為替の変動 当社グループでは外貨建部材購買があり財務諸表上で日本円に換算されるため、為替レートの変動の結果、換算差による影響が生じます。為替レートの変動に対応するため、為替予約契約の締結、製品及び部材の在庫調整をしておりますが、急激又は大幅な為替相場の変動によって事業、業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)当社グループの事業活動に関するリスク ①IT技術革新 当社グループを取り巻く事業環境は非常に変化が激しく、大きな技術革新はその市場構造を変化させる可能性があります。当社グループは世界中で研究されている様々な要素技術を取込み、エンドユーザーが実際に使用する最終製品を開発しております。幸い当社グループは業界のリーディングカンパニーとして、これまで世界に先駆けて新技術を採用した製品を開発してまいりました。しかし、今後の外部環境の急激な変化により、この主導的立場を失うと、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。このため、開発部門、マーケティング部門等は世界的な技術動向を国内のみならず海外の展示会や販売店での情報収集、部材調達先との情報交換を実施し、顧客ニーズの変化への対応力を高めております。 ②IT市場における競争の激化 パソコンは、その互換性を保つため世界標準の規格で作られており、競合となる周辺機器メーカーは世界中に存在します。当社グループは技術開発、製品の機能・性能、コスト競争力、デザインその他多くの点で世界的な競争力を保つ必要があります。しかし、世界的な大手企業や小規模でも高度に専門化した企業など様々な企業の参入により当社グループの販売シェアや収益力に影響を与える可能性があります。このため、付加価値ある製品による競合との差別化、部材調達先と協同でコスト低減活動に取り組むことなど安定的かつ効率的な販売活動を推し進めております。 ③IT関連製品・サービスの欠陥 当社グループの製品・サービスに欠陥が生じる可能性は否定できません。製品・サービスに欠陥が生じた場合、社会的信用の失墜やブランド価値の低下、また、その対応や補償のための費用負担が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。国際品質マネジメント規格(ISO9001)や技術革新著しいIT関連業界の顧客が求める厳しい基準に従い、多様な製品の品質管理を行っております。また、独自に保有する品質技術や過去から蓄積する不具合データを活用し、製品の企画、設計、試作、製造の各段階での設計審査、内部品質監査、購入先監査・指導、工程管理等を通じて製品の信頼性や安全性を確保出来るよう、開発上流段階から品質を作り込む品質保証体制の構築を図っております。 ④IT関連の部材調達と製品在庫の鮮度管理 製品を製造・販売する上で、複数社、複数国の部材調達先から購入し、適時、適量の確保を前提とした生産体制をとっております。ある程度は部材を確保しリスクヘッジをしているものの、調達先の経営状況や生産状況の悪化、また世界的な半導体供給不足及び部材の長納期化などにより安定的な供給が得られない場合、当社グループ業績に影響を与える可能性があります。また、デジタル家電及びパソコン周辺機器業界では、技術革新が激しく現行の製品に比べて著しくコストパフォーマンスの高い製品が新たに発売されることが頻繁にあります。その際、現行製品の売れ行きを良好にコントロールする目的で価格改定(値下げ)を実施し、取引先の在庫に対して、当該値下げ金額を補填(在庫補償)することがあります。社内の在庫に対しては、鮮度管理を強化するとともに、経験則と実勢価格を基に評価減及び廃棄処分を行うことがあります。当社グループは、在庫量の把握コントロールに努め、在庫補償や評価減などロスコストが小さくなるよう努めておりますが、販売価格を大幅かつ広範囲にわたって値下げせざるを得ない場合は、当社グループ業績に影響を与える可能性があります。 ⑤代理店契約に関する特徴 当社グループが海外メーカーと代理店契約を締結し、海外製品を国内に販売する商流が一定程度あります。これら商流に関しては、代理店契約の特徴上、契約の更新ができない場合や、販売条件が改悪となる場合等がありえます。これらの場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループ会社は、高性能空気清浄機など「Airdog」シリーズについて、海外メーカーとの契約により国内で独占販売権を持つ代理店を担ってまいりましたが、当該契約は2025年8月29日を以って終了しております。 ⑥固定資産の減損会計について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。今後の経営環境の著しい悪化等により固定資産の収益性が悪化した場合には、当社グループの業績及び財政状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦資本業務提携及び投資有価証券の減損について 当社グループは、Value Chain Engineering の実践を通じ、IT関連事業におけるバリューチェーンの強化及び競争力の向上を目的として、提携先企業への資本業務提携等を伴う株式等への投資を行う場合があります。これらの投資は、上場会社への投資の場合もあれば、非上場スタートアップ企業への投資などもあり得ます。 これらの取り組みに伴い取得した投資先企業の株式等について、投資先企業の業績、財政状態、市場環境又は株式市況の変動等により、時価又は実質価額が著しく低下した場合、あるいは当初の先方の事業計画が想定通りに推移しなかった場合等においては、会計基準に従い、減損処理を行う可能性があります。その場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他のリスク ①法的手続き 当社グループは、特許権その他の知的財産権侵害訴訟その他の主張に基づく訴訟又は法的手続きを申し立てられることがあります。訴訟又は法的手続きの申し立ての主張が正当であるか否かにかかわらず、防御のために莫大な費用及び経営資源が必要となる可能性があります。 また、第三者による特許権その他の知的財産権侵害の申し立てが認められ、当該技術又は代替技術のライセンスが取得できない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 事業収益に貢献する戦略的知財活動として当社製品の機能、デザイン等に関する特許、ライセンス及び他の知的財産権の管理及び取得による強化と活用に努めております。さらに、各種業界団体への加盟等により、必要な情報を的確に収集するとともに、内部統制委員会においてリスクマネジメント活動に努めております。 ②環境に関する規制 当社グループは、様々な顧客から環境に配慮した製品やサービスの要求を受け、また、環境関連法令の適用を受けております。今後、環境に対するニーズや規制がより厳しくなり、これらに対応するための費用や補償が多額に発生すると、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。商品の開発、生産、サービスの各活動において、ISO14001に沿った環境マネジメントシステムの構築及び運用、省資源、リサイクルの推進、省エネルギーの推進、商品アセスメントの実施による商品の環境負荷低減を実施、また、定期的に見直しを行い、継続的な改善及び汚染の予防に努めております。 ③情報の流出 当社グループは、業務上多数の個人情報や機密情報を有しており、これらの情報の管理に万全を期しております。しかし、予期せぬ事態によりこれらの情報が流出する可能性も否定できず、このような事態が生じた場合、社会的信用の失墜やブランド価値の低下、また、その対応のための多額の費用負担が当社グループの業績に影響を与える可能性があります。当社グループでは情報セキュリティポリシーを策定しISMS基準を定め、管理体制の構築、徹底した管理とITセキュリティ、施設セキュリティの強化、従業員教育等の施策を実行しております。 ④災害などによる影響 当社グループの主な事業所や協力工場の多くは日本国内にあるほか、販売や製造、部品調達の拠点やその調達先などが北米、欧州、アジアなどに展開しています。地震をはじめとする自然災害、感染症の発生、テロ行為あるいはコンピュータウイルスによる攻撃などによって当社グループ及び当社グループの業務に関連する企業の拠点が被害を被り、生産や出荷の遅延・停止の可能性があります。また、それらの拠点の修復や代替のために多額の費用が発生する可能性があります。不慮の自然災害や感染症発生等で必要とされる安全対策や事業継続・早期復旧のための対策を事業継続計画(BCP)を策定して進めております。
経営成績の分析 (MD&A)5,990字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、堅調な企業業績、雇用や所得環境の改善など、緩やかな回復傾向が継続しておりますが、米国における通商政策の影響や地政学的リスクの長期化等による世界経済の減速懸念に加え、物価上昇に伴う消費者マインドの下振れリスクが高まるなど、景気の先行きは不透明な状況が継続しました。 当社グループの主力事業領域であるパソコン周辺機器業界は、法人向け市場において、企業の設備投資では増加傾向がみられたものの、個人向け市場においては、物価高による消費余力の低迷などにより需要の縮小は継続しております。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ53億42百万円減少し、714億44百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ33億5百万円減少し、284億43百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ20億36百万円減少し、430億円となりました。 b.経営成績 当社は、2025年4月1日付で完全子会社である株式会社バッファローを吸収合併し、株式会社バッファローに商号変更、純粋持株会社から事業会社へ移行いたしました。また、2025年5月1日付で、当社は創業50周年を迎えております。 これに合わせ、創業の精神を基礎として、経営コンセプトを純粋持株会社体制となる前の「Original Value Creation(オリジナルな「価値」の創造)」に戻し、当社は事業領域をIT関連に集中させ、オリジナルな「価値」の創造(=付加価値の創出)により持続的に成長し、ステークホルダーに分配することに取り組んでおります。 さらに、執行役員制度の導入、部局組織の構築、譲渡制限付株式報酬制度の導入を行うなど経営体質の強化に取り組んでおります。 当連結会計年度における事業概況において、主力とするパソコン周辺機器分野は、前期から取組みを続けてきた適正な価格設定により販売単価が上昇したこと、エンジニアリング・サイクルを活かした当社独自の原価低減活動が進捗したこと、為替が想定より円高の水準となり利益面で追い風であったことにより、収益性が大幅に向上いたしました。 その結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,173億12百万円(前年同期比18.0%減)、営業利益92億30百万円(同4.4%増)、経常利益102億19百万円(同13.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益80億71百万円(同34.4%増)となりました。 なお、上記の前年同期比における前期業績には、2024年10月1日付で連結子会社から除外したシマダヤ株式会社他4社(食品事業)の業績も含まれております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は272億15百万円となりました。キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果増加した資金は37億3百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益103億77百万円、減価償却費14億11百万円、売上債権の減少による資金増加34億52百万円、仕入債務の減少による資金減少23億19百万円、法人税等の支払40億3百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果増加した資金は6億31百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入11億14百万円、有形固定資産の取得による支出2億16百万円、投資有価証券の取得による支出1億99百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果減少した資金は87億92百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による支出87億3百万円、配当金の支払16億37百万円、長期借入れによる収入17億円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 生産高(百万円)   前年同期比(%) IT関連   75,040   106.0 (注)1.金額は販売価格によっております。 2.当連結会計年度より、報告セグメントを従来の「IT関連事業」及び「食品事業」の2区分から、「IT関連事業」の単一セグメントに変更しております。 b.受注実績 当社グループは見込み生産を行っているため、記載すべき事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 販売高(百万円)   前年同期比(%) IT関連   117,312   96.9 (注)1.当連結会計年度より、報告セグメントを従来の「IT関連事業」及び「食品事業」の2区分から、「IT関連事業」の単一セグメントに変更しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) Amazon.com Int'l Sales, Inc.   16,512   11.5   19,295   16.4 ダイワボウ情報システム株式会社   18,510   12.9   18,549   15.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、当社経営陣は決算日における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示、ならびに報告期間における収入・費用に影響を与える見積りを行っております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等 1)財政状態 [流動資産] 当連結会計年度末の流動資産の残高は、652億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億61百万円減少しました。これは主に、現金及び預金の減少43億94百万円、売掛金の減少24億6百万円、商品及び製品の増加17億27百万円、未収還付法人税等の増加8億47百万円、未収消費税等の増加4億92百万円によるものです。 [固定資産] 当連結会計年度末の固定資産の残高は、61億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億81百万円減少しました。これは主に、無形固定資産の減少9億47百万円、投資その他の資産の減少5億61百万円によるものです。 [流動負債] 当連結会計年度末の流動負債の残高は、268億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ39億74百万円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少19億69百万円、未払金の減少15億73百万円、未払法人税等の減少12億82百万円、製品保証引当金の減少3億57百万円、未払費用の増加7億20百万円、電子記録債務の増加4億68百万円によるものです。 [固定負債] 当連結会計年度末の固定負債の残高は、16億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億69百万円増加しました。これは主に、長期借入金の増加13億14百万円、役員退職慰労引当金の減少6億1百万円によるものです。 [純資産] 当連結会計年度末の純資産の残高は、430億円となり、前連結会計年度末に比べ20億36百万円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の獲得80億71百万円、配当金の支払額16億37百万円、自己株式の取得87億3百万円、その他の包括利益累計額の増加1億72百万円によるものです。 なお、自己株式の消却により、利益剰余金が82億19百万円、自己株式が82億19百万円、及び譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分により、自己株式が81百万円それぞれ減少しております。 2)経営成績 法人向け市場では企業DXを支援する一環としてネットワーク機器やNASの拡販に注力し、法人案件の獲得増となりました。個人向け市場ではシェア維持により収益の拡大に努めました。また近年、国内におけるネットワークセキュリティは、サイバー攻撃の高度化や社会構造の変化に伴い、極めて重要な局面を迎えており、当社としても課題解決の一助となるべく、経済産業省主導のセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」にバッファロー商品をいち早く対応及び拡充させ、お客様に安心してご利用いただける商品開発を実施いたしました。関連サービス分野では、施設内ネットワーク施工の案件獲得に努めました。 卸売品分野は、パソコンの需要増に伴いAMD社製CPU「RYZEN」※やグラフィックボードなどが堅調に推移いたしました。また、その他分野である「Airdog」シリーズにおいては、2025年8月29日を以って国内の独占販売契約を終了したことにより、減収減益となりました。 当連結会計年度の期首から、当社グループはIT関連事業単一の報告セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しておりますが、売上高については以下の表のとおり商品分野別に細分化して記載いたします。なお、同表の前年同期比には、食品事業の実績は含まれておりません。 ※AMD、Ryzen及びこれらの組み合わせは、Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。 (単位:百万円、%) 商品分野   当連結会計年度 売上高   前年同期比   主な商品 ネットワーク機器   25,477   109.1   Wi-Fi、ルーター、ハブ、LANアダプター メモリ・ストレージ機器   38,992   100.8   HDD、NAS、SSD、DVDドライブ、USBメモリー、 メモリー、メディア その他周辺機器   5,554   107.5   マウス、キーボード、Webカメラ、ケーブル 関連サービス   3,533   111.4   データ復旧サービス、ネットワーク施工 卸売品   32,870   120.9   CPU、グラフィックボード、その他パーツ その他   10,884   46.2   Airdog (注)「その他」の前年同期比については、旧株式会社メルコホールディングスの役務収益147百万円を含めておりません。 3)資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの運転資金需要は、商品及び原材料の仕入並びに販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。また、長期性の資金需要は、主として更なる成長に向けたM&A、Value Chain Engineering等の成長投資によるものであります。 成長投資に係る資金については、借入金などの外部調達資金を積極的に使用していく方針としております。 一方、運転資金については、営業活動により獲得した自己資金を充当し、必要に応じて借入金などによる資金調達を行います。また、グループ全体の資金については、当社において一括して管理・運用及び調達を行うことにより、資金効率の向上を図っております。 4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たっては、連結決算日における資産・負債及び当連結会計年度における収益・費用の数値に影響を与える事項について、過去の実績や現在の状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づき見積りを行った上で、継続して評価を行っております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 主な経営指標 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 流動比率   (%)   236.3   260.2   224.2   243.4 固定比率   (%)   43.8   31.8   17.2   14.3 自己資本比率   (%)   66.9   66.6   58.7   60.2 売上高営業利益率   (%)   3.2   1.8   6.2   7.9 売上高経常利益率   (%)   3.3   1.8   6.3   8.7 売上高当期純利益率   (%)   2.1   2.1   4.2   6.9 自己資本当期純利益率 (ROE)   (%)   4.9   4.8   11.0   18.3 総資本経常利益率 (ROA)   (%)   5.1   2.7   11.8   14.3 従業員1人当たり売上高   (百万円)   73   75   140   121 従業員1人当たり当期純利益   (百万円)   1   1   5   8 (注)1.「当期純利益」は「親会社株主に帰属する当期純利益」を使用しております。 2.2025年4月1日に実施した吸収合併により純粋持株会社から事業会社へ移行したことに伴い、2026年3月期より表示方法の変更を行っております。このため、2025年3月期の売上高又は営業利益を基礎として算定している経営指標は、当該表示方法の変更を反映した組替後の数値を記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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