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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

千代田インテグレ

CHIYODA INTEGRE CO.,LTD.6915 · Standard · 電気機器

OA・AV・通信機器向けの精密機構部品・機能部品を、アジアを中心にグローバルに供給する部品メーカー。

概要

千代田インテグレ株式会社は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの機構部品・機能部品を設計・製造する総合エンジニアリング企業である。1955年にフェルト専業メーカーとして創業し、1988年に現社名に変更。現在は日本、東南アジア、中国、北米、欧州などに21の子会社を持ち、グローバルに生産・販売網を展開する。2025年12月期の連結売上高は380億円、従業員数2,756人。

機構部品・機能部品が収益の柱

当社グループの主な事業は、OA機器(複写機、プリンターなど)、AV機器(音響・映像機器)、通信機器(携帯電話基地局など)、AE機器(自動車電装品、産業用機器)向けの機構部品と機能部品の製造である。機構部品はメカニカルパーツのアセンブリ生産、機能部品はフェルト加工品やフィルター類が中心である。2025年12月期のセグメント別売上高は、東南アジアが137億円で最大、次いで中国94億円、日本97億円、北米42億円、その他(欧州など)8億円。営業利益では東南アジアが16億円と全体の半分以上を占める。収益の約7割をアジア地域が生み出している。

5つの地域セグメントで構成されるグローバル体制

報告セグメントは日本、東南アジア、中国、北米、その他(欧州など)の5区分である。日本地域では、当社が埼玉県草加市の東京工場や愛知県豊橋市の豊橋工場などで生産し、国内電機メーカーへ販売するとともに、海外子会社へ原材料を供給しロイヤリティ収入を得る。東南アジア地域はシンガポール法人が統括し、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンの各子会社が生産を担う。中国地域は香港法人が統括し、大連、蘇州、中山、東莞、山東の5工場で生産する。北米地域は米国法人がメキシコ法人に加工委託し、メキシコ法人は車両メーカー向けも手掛ける。その他地域としてスロバキア工場が欧州向け、ドイツ法人が営業を担う。

連邦経営を標榜するグループ運営

当社グループは「連邦経営」を経営スタイルとして掲げ、各拠点に責任と権限を委譲しつつグループ全体の相乗効果を最大化する方針である。子会社21社は各地域で独立した生産・販売活動を行い、本社は原材料供給やロイヤリティ収入で関与する。グループ全体の従業員数は2,756人(単独従業員数は不明だが、子会社を含む連結数)。2025年12月期の自己資本比率は約80%と高く、無借金経営に近い。中期経営計画(2025-2027)ではROE 8%以上、PBR 1倍を目標に掲げ、高付加価値ビジネスの拡大を図る。

業界の中での役割は電子機器用精密部品のグローバルサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
380億円
営業利益
30億円
営業利益率
7.9%
純利益
26億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/12
事業売上構成比利益利益率
OA機器129億円33.9%
AE機器117億円30.8%
その他81億円21.3%
AV機器53億円13.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内電気メーカー主力

日本地域では、OA・AV・通信・AE機器向けの機構部品・機能部品を製造し、主に国内の電気メーカーへ販売。子会社へ原材料供給やロイヤリティ収入も行う。

主要顧客国内電気メーカー

主な製品・サービス1
機構部品・機能部品
OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などに用いられる精密な金属・樹脂部品。

02東南アジアの電気メーカー主力

東南アジア地域では、シンガポール法人が統括し、マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピンの各現地法人が機構部品・機能部品を製造し、所在地国の電気メーカー等へ販売。

主要顧客東南アジア地域の電気メーカー

主な製品・サービス1
機構部品・機能部品
OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などに用いられる精密部品。

03中国の電気メーカー主力

中国地域では、香港法人が受注・販売を担い、中国子会社(中山、東莞、大連、蘇州、山東)が製造。中国の電気メーカーや自動車メーカー向けに販売。

主要顧客中国の電気メーカー、中国の自動車メーカー

主な製品・サービス1
機構部品・機能部品
OA・AV・通信・AE機器向けの精密部品。

04米国の電気製品メーカー準主力

北米地域では、米国法人が受注し、メキシコ法人が製造。主に米国の電気製品メーカー向けに販売。またメキシコ法人はAE機器向け部品を現地車両メーカーへ供給。

主要顧客米国の電気製品メーカー、メキシコの車両メーカー

主な製品・サービス1
機構部品・機能部品
OA・AV・通信・AE機器向けの精密部品。

05欧州の電気メーカー副次

スロバキア法人がOA・AV・通信・AE機器向けの機構部品・機能部品を製造し、欧州地域の電気メーカー等へ販売。ドイツ法人は営業活動を担当。

主要顧客欧州地域の電気メーカー

主な製品・サービス1
機構部品・機能部品
OA・AV・通信・AE機器向けの精密部品。

製品と技術

機構部品:メカニカルパーツのアセンブリ

当社の機構部品は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器に組み込まれるメカニカルパーツのアセンブリ製品が中心である。具体的には、複写機やプリンターの給紙ローラー、ガイド部品、シャーシ類、自動車の電装部品に使われる小型モーター用ハウジングなどが含まれる。これらの部品は、フェルトやプラスチックの加工技術を応用し、ラミネート加工、シルクスクリーン印刷、波型ウェルダー加工などの多様な工法を組み合わせて製造される。顧客の要求仕様に合わせたカスタマイズが強みで、国内外の大手電機メーカーに納入される。生産は日本だけでなく、東南アジア、中国、メキシコなどの海外拠点でも行われ、コスト競争力と納期対応力を両立している。

機能部品:フェルト加工品から電子機器用フィルターまで

機能部品は、当社の原点であるフェルト加工技術を発展させた製品群である。代表的なものとして、複写機やプリンターのトナーを均一に塗布する現像ローラー用フェルト、オゾンフィルター、音響用吸音材(音響用脚トランレッグ)、電子カーペットなどがある。オゾンフィルターは1975年に試作研究を開始し、現在はOA機器の排気フィルターとして広く採用されている。音響用吸音材は、1971年開発のトランレッグに始まり、スピーカーやマイクの防振・吸音部品として自動車音響機器にも応用される。また、シルクスクリーン印刷技術を使ったパネルや導電性部品も手掛ける。これらの機能部品は、素材選定から加工、組立まで一貫生産できる点が競争優位の源泉である。

特殊加工技術:ラミネート、ウェルダー、シルクスクリーン

当社は創業以来、フェルト加工に加えて、ラミネート加工(1969年導入)、波型ウェルダー機による接合・成形、シルクスクリーン印刷(1981年導入)などの特殊加工技術を蓄積してきた。ラミネート加工は、ABS樹脂と表面材を貼り合わせ、自動車用フロントパネルや家電製品の外装部品に応用される。波型ウェルダー機は、熱と圧力でフェルトや不織布を波型に成形し、音響用吸音材やクッション材を製造する。シルクスクリーン印刷は、パネル表面への回路印刷や表示パネルの製造に使われ、電子部品の機能化に寄与する。これらの基盤技術を組み合わせることで、単なる部品供給から、顧客の製品設計段階からの提案型ビジネスを実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

高収益・安定制御機器、国内需要中心

千代田インテグレは売上高412億円(2024/12期)と中規模ながら、営業利益率9.5%と高い収益性を示す。直近の減収・減益見込み(2025/12期売上380億円、営業利益率7.9%)はあるが、依然良好。同業のキオクシアHDやイビデンはグローバル大手だが、千代田インテグレは制御機器など特定分野で競争力。日清紡HDと比べ収益率で優位。内需依存度が高く、海外展開が限定的。

強み

  • 営業利益率9.5%(2024/12期)と業界平均を上回る高水準。
  • 売上高が400億円前後で推移し、大きな変動が少ない。
  • 制御機器などニッチ分野で高いシェアや技術力を有する可能性。
  • 高収益により自己資本やキャッシュフローが充実していると推測。

課題

  • 海外売上比率が低く、国内市場縮小リスクに晒されている。
  • 2025/12期は減収・減益見込みで、成長の壁に直面。
  • キオクシアHDやイビデンほどの国際展開力やブランド力がない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が千代田インテグレ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16932遠藤照明371億円9.0倍
26677エスケーエレクトロニクス364億円11.4倍
36521オキサイド353億円
46648かわでん349億円9.1倍
56668アドテック プラズマ テクノロジー349億円21.2倍
66915千代田インテグレ330億円8.1倍
76706電気興業326億円15.3倍
86986双葉電子工業324億円12.9倍
96844新電元工業314億円5.5倍
106850チノー309億円13.8倍
116653正興電機製作所294億円11.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

フェルト専業メーカーとして創業した1955年

1955年9月、東京都中央区日本橋小伝馬町に千代田フエルト株式会社として創業。資本金1,000万円で、フェルトの製造・販売を開始した。1959年には東京都目黒区に目黒工場を新設し生産能力を拡大。1964年にはパイロット萬年筆(現パイロットコーポレーション)との間でスタンプ台製造契約を結び、フェルト加工からスタンプ台製造へ事業を拡大。1965年にはスタンプ台でJIS規格認定工場となり、品質面での信用を獲得した。創業当初は国内市場向けのフェルト製品が主力であり、後に多角化の基盤となる加工技術を蓄積していく。

ラミネート加工導入と自動車部品への進出(1969-1974年)

1969年、ラミネート加工技術を導入し、ABS樹脂や表面材の加工を開始。同時期に自動車用フロントパネルの生産を始め、波型ウェルダー機による音響用吸音材の製造も開始した。これにより、従来のフェルト加工からプラスチック加工・自動車部品へと事業領域を広げた。1970年には筆記用フェルトペンや中芯、ESファイバー材の販売を開始。1971年には音響用脚(商標名トランレッグ)を開発し、音響機器向けの機能部品に参入。1974年には愛知県豊橋市に豊橋営業所を開設し、中部地区の顧客開拓を進めた。この時期に多角化の足掛かりを築いた。

消費材部門分離と海外子会社設立の1975-1980年代

1975年、日本フエルト工業(現アンビック)との共同出資でサンフエルト株式会社を設立し、消費材部門(手芸・服飾雑貨向けフェルト加工品)を分離独立。同年、複写機用オゾンフィルターの試作研究を開始し、電子機器向け機能部品を開拓。1977年には豊橋工場を新設し、電子カーペットの生産を開始。1978年、初の海外子会社としてシンガポールにCHIYODA FELT CO.(S)PTE.LTD.を設立。1984年には東京工場隣接地に第二工場を増設。1987年にはマレーシアに現地法人を設立し、東南アジアでの生産体制を強化。海外展開を本格化させる。

社名変更と株式上場、グローバル展開の加速(1988-1993年)

1988年9月、商号を千代田インテグレ株式会社に変更し、総合エンジニアリング企業としてのアイデンティティを明確化。1989年には千代田保全株式会社を吸収合併。1990年、マレーシア・ペナンに子会社設立、シンガポール法人の社名をCHIYODA INTEGREに変更、さらにマレーシア・ジョホールバルにも子会社を設立。1991年4月、株式を店頭売買銘柄として登録。1993年には香港、中国(大連、中山、蘇州)、タイ、米国、メキシコ、インドネシアに相次いで子会社を設立し、グローバル生産網を一気に拡大。同年11月、東京証券取引所市場第二部に上場、さらに市場第一部に指定替え。この時期に現在の事業基盤が形成された。

業績の拡大と変動を経験した2012年以降

財務データが開示されている2012年8月期以降、売上高は355億円から2016年12月期には564億円まで拡大したが、その後は380〜410億円程度で推移している。純利益は2015年8月期の40億円をピークに、2020年12月期には9億円まで落ち込み、2024年12月期には32億円に回復。2025年12月期は売上高380億円、営業利益30億円、純利益26億円と減収減益であった。セグメント別では日本と中国の収益が減少し、北米が増益となった。当社は中期経営計画で高付加価値ビジネスの拡大を掲げ、収益力強化を図っている。

年表31件を開く

1950年代

  • 1955年9月創業東京都中央区日本橋小伝馬町に千代田フエルト株式会社を設立。(資本金10,000千円)
  • 1959年9月東京都目黒区に目黒工場を新設。

1960年代

  • 1964年1月パイロット萬年筆株式会社(現 株式会社パイロット)との間にスタンプ台製造契約成立。スタンプ台製造開始。
  • 1964年2月東京都中央区明石町に本社ビル竣工、本社を移転。
  • 1965年4月スタンプ台JIS規格認定工場となる。
  • 1966年12月大阪市東淀川区に大阪営業所を開設。
  • 1967年12月埼玉県草加市の草加八潮工業団地に東京工場を新設。目黒工場は閉鎖。
  • 1969年6月ラミネート加工技術の導入により、ABS樹脂、表面材加工開始。
  • 自動車用フロントパネルの生産開始。波型ウェルダー機による音響用吸音材の製造開始。

1970年代

  • 1970年11月筆記用フェルトペン、中芯、ESファイバー材の販売開始。
  • 1971年7月音響用脚(商標名トランレッグ)の開発に成功。
  • 1974年5月愛知県豊橋市花田一番町に豊橋営業所を開設。
  • 1975年4月創業日本フエルト工業株式会社(現 アンビック株式会社)と共同出資により、サンフエルト株式会社を設立し、消費材部門を分離独立。
  • 複写機用部品オゾンフィルターの試作研究開始。
  • 1977年10月愛知県豊橋市東脇に豊橋工場を新設し、豊橋営業所を同所に移転。電子カーペットの生産開始。
  • 1978年8月創業シンガポールに CHIYODA FELT CO.(S)PTE.LTD.を設立。

1980年代

  • 1981年5月大阪府吹田市に大阪ビル竣工、大阪営業所を移転。豊橋、大阪営業所を各々支店に改称。
  • メカニカルパーツのアセンブリ生産等機構部品への展開およびシルクスクリーン印刷の部品生産を開始。
  • 1984年12月東京工場隣接地に東京第二工場を新設。
  • 1985年9月東京都中央区明石町に新本社ビル竣工、本社を移転。
  • 1987年7月創業マレーシア(クアラルンプール)に CHIYODA FELT CO.(M)SDN.BHD.を設立。
  • 1988年9月商号変更商号を千代田インテグレ株式会社に変更。
  • 1989年2月M&A千代田保全株式会社を吸収合併。

1990年代

  • 1990年3月創業マレーシア(ペナン)に CHIYODA FELT CO.(PENANG)SDN.BHD.を設立。
  • 1990年9月商号変更CHIYODA FELT CO.(S)PTE.LTD.の商号をCHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.に変更。
  • 商号変更CHIYODA FELT CO.(M)SDN.BHD.の商号をCHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.に変更。 CHIYODA FELT CO.(PENANG)SDN.BHD.の商号をCHIYODA INTEGRE CO. (PENANG)SDN.BHD.に変更。
  • 創業マレーシア(ジョホールバル)に CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.を設立。
  • 1990年11月大阪市東淀川区に大阪工場を新設。
  • 1991年4月株式を社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。
  • 1992年6月埼玉県草加市の草加八潮工業団地に千代田インテグレビル(東京事業所)竣工。
  • 1993年11月創業香港に千代達電子製造(香港)有限公司を設立。中国に千代達電子製造(大連)有限公司を設立。タイに CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.を設立。米国に CHIYODA INTEGRE OF AMERICA(SAN DIEGO),INC.を設立。メキシコに CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA,S.A.DE C.V.を設立。愛知県豊橋市に豊橋ビル竣工。登記上の本社所在地を東京都中央区明石町4番5号に移転。中国に千代達電子製造(中山)有限公司を設立。インドネシアに PT.CHIYODA INTEGRE INDONESIAを設立。関連会社サンフエルト株式会社の全株式を取得。メキシコに CHIYODA INTEGRE DE TAMAU LIPAS,S.A. DE C.V.を設立。株式を東京証券取引所市場第二部に上場。中国に千代達電子製造(蘇州)有限公司を設立。大阪府泉南市に大阪ビル竣工、大阪工場及び大阪支店を移転。株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年12月期まで450億円
  • 営業利益2027年12月期まで42.5億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年12月期まで34億円
  • ROE2027年12月期まで8.0%以上
  • PBR1倍

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値ビジネスの拡大による収益力強化

    独自の加工技術と製品の複合化により競争優位性を確立し、高付加価値ビジネスを拡大することで持続的成長を実現する。

  2. 02

    企業間連携・協業による新たな成長の柱

    企業間連携や協業を通じて新たな成長の柱を構築し、主要顧客との関係強化によりシェア拡大を図る。

  3. 03

    中長期の人材育成と最適人事異動

    中長期の視点で人材育成を進め、最適な人事異動を実施することで組織力を高める。

  4. 04

    管理部門DXによる生産性向上と企画・提案推進

    管理部門のデジタルトランスフォーメーションにより生産性を向上させ、企画・提案業務を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,756人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は741万円で、9期前と比べて+13.1%平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は15.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月3,723
2017年12月3,662
2018年12月3,743
2019年12月65638.714.43,606
2020年12月64039.615.23,285
2021年12月68440.315.83,067
2022年12月72840.315.52,997
2023年12月71240.015.43,009
2024年12月74539.815.32,952132
2025年12月74139.715.22,756109

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率125.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)49.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 1 / 海外 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社・海外部 — 東京都千代田区2,126百万円
日本
関東事業所 — 埼玉県草加市1,569百万円
日本
北米 — CIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V. (メキシコ レオン)1,347百万円
東南アジア — CHIYODA INTEGRE (THAILAND)CO.,LTD. (タイ アユタヤ)1,102百万円
豊橋工場 — 愛知県豊橋市988百万円
日本
東南アジア — CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD. (ベトナム ハノイ)740百万円
北米 — CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC. (米国 サンディエゴ)648百万円
東南アジア — CHIYODA INTEGRE CO. (S)PTE.LTD. (シンガポール)525百万円
中国 — 千代達電子製造(蘇州)有限公司(中国 江蘇省)438百万円
中国 — 千代達電子製造(東莞)有限公司(中国 広東省)431百万円
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN. BHD.
    マレーシア・ジョホールバル
    議決権3.0%
  • 海外
    CHIYODA INTEGRE CO.(PENANG) SDN.BHD.
    マレーシア・ペナン
    議決権3.0%
  • 海外
    千代達電子製造(大連)有限公司
    中国遼寧省
    議決権3.0%
  • 海外
    PT.CHIYODA INTEGRE INDONESIA
    インドネシア・カラワン
    議決権3.0%
  • 海外
    CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA,S.A. DE C.V.
    メキシコ・ティファナ
    議決権3.0%
  • 海外
    CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム・ハノイ
    議決権3.0%
  • 海外
    千代達瑛帖国際貿易(上海)有限公司
    中国上海市
    議決権3.0%
  • 国内
    サンフェルト株式会社
    東京都台東区
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は380億円営業利益30億円前期と比べると減収減益で、売上が-7.8%、利益が-23.1%。

売上高
-7.8%
380億円
営業利益
-23.1%
30億円
純利益
-18.8%
26億円
営業利益率
7.9%
前期比 -1.6%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高400億円380億円
営業利益30億円30億円
純利益35億円26億円
1株あたり配当¥160¥160

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は196億円、営業利益は16億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+7.1%、営業利益は+14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q8955.65
2023年2Q9777.27
2023年3Q1081110.28
2023年4Q1006
2024年1Q9677.37
2024年2Q10898.38
2024年4Q2082311.117
2025年2Q183147.78
2025年4Q197168.118
2026年2Q196168.221

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年8月期からの14期で、売上は355億円から380億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は7.9%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年8月355121
2013年8月4042921
2014年8月4543825
2015年8月4985340
2016年12月5644334
2017年12月3872824
2018年12月4032821
2019年12月3842221
2020年12月375189
2021年12月4003024
2022年12月3943827
2023年12月3943826
2024年12月41239479.532
2025年12月38030337.926

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高380億円のうち、営業利益として残るのは30億円7.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.4%275億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.7%75億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.9%30億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
27.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.0pt
7.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.9pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.6pt
6.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが41億円、投資CFが16億円で、差し引きのフリーCFは57億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は168億円で、売上の5.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年8月28−15−51362
2013年8月1610−52694
2014年8月37−11−326121
2015年8月64−13−1451171
2016年12月48−40−218149
2017年12月30−23−227133
2018年12月32−2−1530148
2019年12月33−20−2113139
2020年12月1115−1126152
2021年12月38−7−1531175
2022年12月35−30−335157
2023年12月47−16−3631158
2024年12月52−31−3421155
2025年12月4116−4657168

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は503億円。このうち返さなくてよい自己資本が403億円で、自己資本比率は80.1%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年8月3132159868.5
2013年8月38126012168.4
2014年8月40628711970.7
2015年8月47936011975.1
2016年12月44634210476.7
2017年12月45735310477.2
2018年12月4423439977.7
2019年12月44834710177.3
2020年12月43933310675.7
2021年12月46436010477.6
2022年12月47837810079.0
2023年12月4843899580.3
2024年12月5134169781.0
2025年12月50340310080.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
174億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
281億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
18億円
在庫として抱えている分
負債合計
100億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
86
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中11位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中204位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.4%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.9%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
80.1%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-7.8%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.7%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,430で、1年前と比べて+16.1%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥3,430-1.3%1ヶ月+7.4%1年+16.1%時価総額330億円
過去52週の値幅
安値¥2,976高値¥3,550

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.1倍
PER (会社予想)8.5倍
PBR0.77倍
配当利回り4.66%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で4.66%上昇し、3480円。25日線(3341.8円)を4.1%上回り、75日線(3221.13円)、200日線(3206.47円)も上回る。52週高値3550円に接近し、高値更新も視野。出来高は低水準だが、8月14日に12800株と増加。8月17日には3520円と高値圏。堅調な上昇トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

予想PERは8.6倍、実績PERでも8.17倍となり、同業界平均の30.92倍を大きく下回る。PBRは0.76倍と1倍を割り込み、平均2.65倍に対しても著しく低い。ROEは6.4%と堅調で、配当利回りは4.6%と高く、配当性向も22.9%と余裕のある水準。過去3期のNet Profitは26億円から32億円とほぼ横ばいで、減益傾向は見られるが、依然として割安感が強い。両面性としては、業績がやや頭打ちだが、バリュエーション面での割安さは明確である。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.1倍30.8倍
PER (予想)8.5倍
PBR0.77倍2.58倍
ROE6.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は半導体関連の設備投資に強みを持ち、安定した収益を上げている。2024年12月期は売上高412億円、営業利益9.5%と好調だったが、2025年12月期は売上高380億円、利益率7.9%と減収減益の見込み。強気派は、半導体市場の長期的な成長と同社の技術力を背景に、設備投資需要は中期的に回復するとみる。一方、弱気派は、業績のピークアウト懸念や受注変動の大きさを指摘。また、PBR0.76倍と株価が割安で、配当利回り4.6%と高いが、市場成長の不確実性が重荷。

プラスに働く材料7
  • 半導体投資需要の回復

    国内外で半導体工場建設が続き、設備受注が増加

  • 豊富な受注残

    安定した収益基盤を示す受注残が存在

  • 株主還元

    配当利回り4.6%と高く、自己株式取得も実施

  • PBR0.76倍・配当利回り4.6%の割安修正継続影響

    PBR0.7552倍と1倍未満、ROE6.4%。収益改善でPBR1倍接近の余地

  • 売上高412億円への回帰で増益2026年12月期影響

    2025年12月期の売上高380億円・営業利益30億円。412億円に戻れば営業利益39億円

  • 外国人株主比率39.13%の是正要求次回株主総会影響

    外国人持ち分39.13%は高く、低PBR是正や配当拡充の圧力が強まり得る

  • 高配当利回りによる下値支持継続影響

    配当利回り4.6%で、時価総額335億円に対し年間約15億円の配当

マイナスに働く材料7
  • 業績の減速

    2025年12月期は減収減益の見込みで、需要の一時的ピークが懸念

  • 設備投資の周期性

    半導体市場の循環変動に業績が左右される

  • 低い資本効率

    ROE6.4%と低く、効率的な資本活用が課題

  • 売上高の7.8%減少が続くリスク2026年12月期影響

    売上高は412億円→380億円と32億円減。需要減速が続けば営業利益30億円を下回る

  • 営業利益率の低下トレンド2026年12月期影響

    営業利益率は9.47%から7.89%へ1.58pt低下。固定費負担が重く、改善には時間

  • 予想PER8.6倍は減益示唆決算発表後影響

    実績PER8.17倍に対し予想PER8.6倍。市場は増益を見込んでいない

  • ROE6.4%の低資本効率継続影響

    ROE6.4%は資本コストに届かず。PBR0.76倍の低さは収益性が原因

次の決算で確かめる点
受注高・受注残
将来の売上を占うため
半導体設備投資の動向
業績の主要因であるため
営業利益率
収益性の維持を確認
配当性向
株主還元の持続性を判断

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり160で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.66%。

年間配当
¥160
1株あたり
配当利回り
4.66%
いまの株価に対して
配当性向
22.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月9056.9
2017年12月955.669.8
2018年12月1005.346.5
2019年12月95−5.052.4
2020年12月70−26.339.6
2021年12月12071.454.8
2022年12月1200.047.3
2023年12月116−3.327.1
2024年12月16037.940.8
2025年12月1600.022.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥160

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ3,472人。区分でいちばん多いのは外国法人39.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が28.2%を占め、残る71.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
外国法人39.138.241.140.939.439.1
個人・その他25.627.024.026.729.132.1
金融機関23.122.621.317.116.617.3
事業法人11.411.313.414.514.310.8
自己株式8.39.81.98.413.65.3
証券会社0.91.00.20.80.60.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド(常任代理人 香港上海銀行東京支店)30.50
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.03
03日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)4.17
04東京中小企業投資育成株式会社3.93
05光通信KK投資事業有限責任組合3.31
06第一生命保険株式会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)3.16
07平和株式会社2.60
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.38
09DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.33
10株式会社鳥羽洋行1.33

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-19
    いちごアセットマネジメント・インターナショナル・ピーティーイー・リミテッド(Ichigo Asset Management International, Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    30.51%
    +30.51pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+3503%、1株純資産は14期で+178%。直近期のROEは6.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年8月81,5890.5113.5
2013年8月1531,9258.78.034.2
2014年8月1862,1229.28.049.3
2015年8月2932,66012.29.778.5
2016年12月2542,6249.79.356.9
2017年12月1842,7466.914.969.8
2018年12月1632,6946.012.146.5
2019年12月1632,7956.014.052.4
2020年12月712,6832.624.539.6
2021年12月1942,9506.910.454.8
2022年12月2303,3157.49.447.3
2023年12月2313,6486.712.127.1
2024年12月3114,1368.010.540.8
2025年12月2724,4186.411.922.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2025/12期の役員報酬は総額273百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
小池光明代表取締役会長兼社長75
村澤琢己取締役専務執行役員 商品開発部長66
村田功取締役常務執行役員 管理本部長兼経理部長64
辻智晴取締役執行役員 品質保証部長67
稲葉淳一取締役執行役員 海外部長67
眞下修取締役63
竹本雅則取締役66
寺田由美取締役68
林孝総監査役(常勤)63
三関公雄監査役72
來嶋真也監査役53
永石尚子取締役60
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
飯塚貴規監査役51

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)81358722228
監査役322227
社外取締役320207
社外監査役2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,497字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(千代田インテグレ株式会社)及び子会社(21社)により構成されております。 当社グループの事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、次の4区分は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 (1)日本地域 当社は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として国内電気メーカーへ販売するとともに、子会社へ当社グループ製品の原材料等を販売し、CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.、CHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(PENANG)SDN.BHD.、千代達電子製造(香港)有限公司、千代達電子製造(大連)有限公司、CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.、CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.、千代達電子製造(中山)有限公司、千代達電子製造(蘇州)有限公司、千代達電子製造(東莞)有限公司、CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.、CHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.、千代達電子製造(山東)有限公司、CHIYODA INTEGRE(PHILIPPINES)CORPORATION.及びCHIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V.から、それぞれロイヤリティーを受取っております。 サンフェルト株式会社は、主として手芸関係及び服飾雑貨等のメーカーから注文を受け、フェルト製品の加工販売をしております。 (2)東南アジア地域 シンガポール現地法人CHIYODA INTEGRE CO.(S)PTE.LTD.は、主に東南アジア地域の電気メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主に東南アジア地域及び中国の子会社に依頼し、その製品を購入販売しております。 マレーシア現地法人CHIYODA INTEGRE CO.(M)SDN.BHD.、CHIYODA INTEGRE CO.(JOHOR)SDN.BHD.及びCHIYODA INTEGRE CO.(PENANG)SDN.BHD.、タイ現地法人CHIYODA INTEGRE(THAILAND)CO.,LTD.、インドネシア現地法人PT.CHIYODA INTEGRE INDONESIA、ベトナム現地法人CHIYODA INTEGRE VIETNAM CO.,LTD.及びフィリピン現地法人CHIYODA INTEGRE(PHILIPPINES)CORPORATIONは、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として所在地国の電気メーカー等へ販売しております。 (3)中国地域 香港現地法人千代達電子製造(香港)有限公司は、主に香港、中国の電気メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主に中国の子会社5社に依頼し、その製品を購入販売しております。 中国現地法人千代達電子製造(中山)有限公司及び千代達電子製造(東莞)有限公司は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として香港現地法人千代達電子製造(香港)有限公司へ販売しております。 中国現地法人千代達電子製造(大連)有限公司、千代達電子製造(蘇州)有限公司及び千代達電子製造(山東)有限公司は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主として中国の電気メーカー等へ販売しております。 中国現地法人千代達瑛帖国際貿易(上海)有限公司は、主に中国の自動車メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を購入販売しております。 (4)北米地域 米国現地法人CHIYODA INTEGRE OF AMERICA,INC.は、米国の電気製品メーカー等からの注文を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品の製造を主にメキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA S.A.DE C.V.に加工委託し、その製品を販売しております。 メキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE BAJA CALIFORNIA S.A.DE C.V.は、米国現地法CHIYODA INTEGRE OF AMERICA ,INC.からの加工委託を受け、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造しております。 メキシコ現地法人CHIYODA INTEGRE DE MEXICO, S.A. DE C.V.は、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主にメキシコの車両メーカー等へ販売しております。 (5)その他地域 スロバキア現地法人CHIYODA INTEGRE SLOVAKIA,s.r.o.は、OA機器、AV機器、通信機器、AE機器などの各製品の機構部品、機能部品を製造し、主に欧州地域の電気メーカー等へ販売しております。 ドイツ現地法人CHIYODA INTEGRE Europe GmbHは、当社グループ向けの売上増加のための営業活動を実施しております。 以上に述べた当社グループの概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,185字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、2025年からの新たな中期経営計画(2025-2027)を策定いたしました。内容は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)会社の経営の基本方針 中期経営計画(2025-2027)基本方針 <経営ビジョン>100年企業=「連邦経営」の継続 連邦経営:各拠点のビジネスに必要な責任と権限を与えてグループ全体の相乗効果を最大化する当社の経営スタ イル <指針>ソフトプレスを柱としたグローバル企業を目指す アジアだけでなく、当社が拠点展開している全エリアで成功する企業に <基本方針>「高付加価値ビジネスの拡大」を通じ、持続的な成長のために収益力の強化を図る 「100年企業」に向けて高付加価値ビジネスを拡大させ、収益力を強化していく (2)目標とする経営指標 当社グループは、経営指標として、中期経営計画において自己資本利益率(ROE)の向上と株価純資産倍率(PBR)1倍を目標として掲げております。また、2027年12月期連結業績目標は、売上高450億円、営業利益42.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益34億円、RОE8.0%以上であります。 (3)会社の経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 世界経済は成長の鈍化が続いており、日本でも人手不足や物価高の影響から、需要の回復が遅れています。そのため、企業にはこれまで以上に迅速な対応が求められており、事業環境は依然として厳しい状況が続いています当社グループを取り巻く環境も先行き不透明な状況が続くと見込まれますが、当期は、昨年策定した中期経営計画(2025年12月期-2027年12月期)に基づき、「高付加価値ビジネスの拡大」を通じて、持続的成長を実現するための収益力強化に取り組む、重要な年度と位置付けています。「高付加価値ビジネスを基軸とした売上拡大を図る」を目標に掲げ、企業価値の向上を目指し、重点施策として①企業間連携や協業を通じて、新たな成長の柱を構築する、②主要顧客との関係を強化し、シェア拡大を図る、③独自の加工技術と製品の複合化により、競争優位性を確立する、④中長期の人材育成と最適な人事異動を実施する、⑤管理部門のDXで生産性を向上させ、企画・提案業務を推進してまいります。 また、企業が持続的成長を実現するためには、ステークホルダーとの信頼関係の構築が極めて重要であり、当社グループは、企業に求められる社会的責任が重くなるなかで、各自がコンプライアンスの意識を高め倫理観に基づく誠実な行動を実践することで、ガバナンス体制の強化を図り透明性のある経営を確保し、企業価値向上に邁進してまいります。
事業等のリスク1,838字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)最終製品の販売動向等について 当社グループの取扱部品等は、主として電子・電気機器メーカーに納品されており、OA機器、映像機器、通信機器、音響機器等の製品に使用されておりますが、これら最終製品の販売動向は、流行や競合製品の状況等により大きく変動する傾向を有しております。また、当社グループの取扱部品等の納入価格は、最終製品の販売動向の他に、生産状況、在庫状況、競合の状況等の影響を受けております。 従いまして、当社グループの経営成績は、最終製品の販売動向等による取扱部品等の需要動向、価格動向の影響を受ける可能性があります。 (2)原材料調達の変動について 当社グループの原材料の調達については、国内・外を問わず複数のメーカーから購入しており、安定的な原材料の確保と最適な価格の維持に努めております。 しかし、石油価格の高騰や中国市場での急激な需要増加等により、一時的に需給バランスが崩れる懸念もあります。そのような場合には、当社グループの顧客との交渉を通じて対応していきますが、原材料調達がきわめて困難になった場合や、購入価格が著しく上昇した場合は、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 (3)技術革新について 当社グループが取扱っている電子・電気部品等は、急速な技術革新、顧客ニーズの変化、新製品・サービスの導入が頻繁であります。 当社グループでは、顧客ニーズを把握し、グループの持っている自社技術を結集して、より付加価値の高い部品を提供できるように努力しております。また、国内・外で新たな顧客の開拓を行い、取扱部品の拡大を図っております。 しかし、当社グループが想定していないような新技術・新部品の出現等により事業環境が変化した場合、必ずしも迅速には対応できない恐れがあります。 従って、このような場合には当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 (4)為替相場について 当社グループの事業は、アジア地域を中心にグローバルに展開しております。各地域における海外現地法人の財務諸表は原則として現地通貨で作成後、連結財務諸表を作成するため各地域における収益及び費用は期中平均レートを、資産及び負債は期末日レートを用いて円換算されております。従って、これらの項目は現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)災害の発生・感染症の拡大等について 当社グループの製造設備等の主要設備に関しては、防災、耐震対策などとともに、製造拠点の分散化を図り、災害等によって生産活動の停止、部品供給に混乱をきたさぬよう努めております。 しかし、大地震やテロなどの発生により、生産活動の停止や社会インフラの大規模な損壊など予想を越える事故が発生した場合は、当社グループの経営成績が影響を受ける可能性があります。 また、感染症の拡大が長期化し、深刻化した場合には、当社グループの事業活動や経営成績及び財政状態等が重要な影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、そのような場合には、「対策本部」を設置し対策強化の要否を判定したうえで出張や会合の自粛、オンラインシステム等の活用、ならびに在宅勤務や時差出勤の適用等、従業員の勤務体制の整備を中心とした対策を実施しております。 (6)カントリーリスク 当社グループの事業は、アジア地域を中心にグローバルに展開しております。従って、各国における政治・経済状況の変化、法律・税制の改正等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の評価について 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。当該会計基準では、グルーピングされた固定資産について回収可能額を測定し、その結果、回収可能額が帳簿価額を下回る場合はその差額を減損損失として認識することとされており、今後も事業環境の変化などにより資産価値が低下した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,999字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、米中貿易摩擦や米国の関税政策強化により、貿易環境が変化するなか、欧州の政治動向や中東地域を巡る緊張の高まりを受け、地政学リスクが一段と増大しました。加えて、為替相場も変動性の高い状況が続き、先行きの見通しが立てにくい事業環境となりました。米国では、政治要因による不確実性や雇用減速が見られるなか、堅調な経済成長と根強いインフレを背景に、景気は総じて底堅く推移しました。中国では、不動産市況の長期低迷や雇用不安が景気の重荷となり、経済対策により内需は一時的に持ち直しましたが、景気全体としては減速基調が続きました。他のアジア地域では、内需は堅調に推移した一方で、外需の伸び悩みにより景気回復のペースは鈍化しました。 また、我が国経済は、自動車産業を中心とする米国の関税政策の影響や、食料品をはじめとした物価上昇による下押し要因があるものの、雇用・所得環境が改善したことで個人消費は底堅く推移し、全体として緩やかな回復基調となりました。 このような経営環境の中、中期経営計画で「高付加価値ビジネスの拡大」を掲げ、持続的な成長のために収益力の強化を図るべく事業活動を推進してまいりました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ994百万円減少し、50,311百万円となりました。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ293百万円増加し、10,026百万円となりました。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,288百万円減少し、40,284百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高38,042百万円(前年同期比7.7%減)、営業利益2,972百万円(同22.9%減)、経常利益は3,279百万円(同29.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,624百万円(同18.9%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 日本は、売上高9,711百万円(同3.8%減)、営業利益139百万円(同79.0%減)となりました。 東南アジアは、売上高13,748百万円(同7.5%減)、営業利益1,614百万円(同8.8%減)となりました。 中国は、売上高9,401百万円(同16.9%減)、営業利益930百万円(同30.6%減)となりました。 北米は、売上高4,287百万円(同3.3%増)、営業利益293百万円(同111.2%増)となりました。 その他は、売上高893百万円(同12.0%増)、営業損失14百万円(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金および現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により4,131百万円増加、投資活動により1,605百万円増加、財務活動により4,581百万円減少しました。 この結果、前連結会計年度末に比べ1,291百万円増加し、当連結会計年度末には16,795百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果、得られた資金は4,131百万円(前年同期は5,230百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が3,557百万円、減価償却費が1,690百万円であったことに対して、法人税等の支払額が1,419百万円であったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果、得られた資金は1,605百万円(前年同期は3,142百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入が3,930百万円であったことに対して、定期預金の預入による支出が1,900百万円、有形固定資産の取得による支出が882百万円であったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果、支出した資金は4,581百万円(前年同期は3,398百万円の支出)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出が2,774百万円、配当金の支払額が1,607百万円であったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比 (百万円)   (%) 日本   13,599   95.7 東南アジア   11,492   88.3 中国   9,231   86.4 北米   3,040   104.3 その他   596   114.9 合計   37,959   91.8 (注)金額は、販売価格によって表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 日本   9,775   97.2   816   108.5 東南アジア   13,756   92.1   1,061   100.7 中国   9,218   81.5   651   78.1 北米   4,326   105.1   323   113.5 その他   890   111.7   64   95.7 合計   37,966   92.1   2,917   97.5 (注)金額は、販売価格によって表示しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)   前年同期比 (百万円)   (%) 日本   9,711   96.2 東南アジア   13,748   92.5 中国   9,401   83.1 北米   4,287   103.3 その他   893   112.0 合計   38,042   92.3 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その具体的な内容につきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成に当たりまして、過去の実績や法制度の変更など様々な要因に基づき、見積り及び判断を行っております。実際の結果は、見積り特有の不確定要素が内在するため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1) 財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末における資産合計は、50,311百万円(前連結会計年度末51,306百万円)となり、994百万円減少いたしました。 流動資産の残高は、32,404百万円(前連結会計年度末34,283百万円)となり、1,879百万円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少(1,101百万円)及び現金及び預金の減少(796百万円)によるものであります。 固定資産の残高は、17,907百万円(前連結会計年度末17,022百万円)となり、885百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る資産の増加(739百万円)によるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債合計は、10,026百万円(前連結会計年度末9,733百万円)となり、293百万円増加いたしました。 流動負債の残高は、7,677百万円(前連結会計年度末8,356百万円)となり、678百万円減少いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金の減少(403百万円)及び未払法人税等の減少(229百万円)によるものであります。 固定負債の残高は、2,348百万円(前連結会計年度末1,376百万円)となり、972百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る負債の増加(562百万円)及び繰延税金負債の増加(237百万円)によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産合計は、40,284百万円(前連結会計年度末41,572百万円)となり、1,288百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金の減少(4,670百万円)及び自己株式の減少(2,912百万円)によるものであります。 2) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、38,042百万円(前年同期比7.7%減)となりました。 これらの要因につきましては、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 e. セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容」に記載のとおりであります。 (営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、2,972百万円(同22.9%減)となりました。 これは主に、売上高の減少により売上総利益が799百万円減少したこと等によるものであります。 (経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、3,279百万円(同29.6%減)となりました。 これは主に、営業外収益の為替差益が281百万円減少したこと、受取利息が123百万円減少したこと等によるものであります。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、2,624百万円(同18.9%減)となりました。 これは主に、特別利益の投資有価証券売却益が327百万円増加したこと、特別損失の減損損失が34百万円増加したこと等によるものであります。 以上により、税金等調整前当期純利益は、3,557百万円となりました。 法人税等については、前連結会計年度に比べて法人税、住民税及び事業税が175百万円減少、法人税等調整額が295百万円減少しました。 3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、以下の経営ビジョンを掲げ、それらを基に策定した中期経営計画(2025年12月期~2027年12月期)を推進してまいりました。 経営ビジョン:100年企業=「連邦経営」の継続 (連邦経営:各拠点のビジネスに必要な責任と権限を与えてグループ全体の相乗効果を最大化する当社の経営スタイル) 指針:ソフトプレスを柱としたグローバル企業を目指す 中期経営計画基本方針:「高付加価値ビジネスの拡大」を通じ、持続的な成長のために収益力の強化を図る 本年度は同計画の1年目となりました。米中貿易摩擦や米国の関税政策強化によるAE機器向け売上の低調、中国経済の低迷によるOA・AV機器向け売上の落ち込みなどの影響を受けたこともあり売上高は計画比9.4%減となりました。 世界経済は成長の鈍化が続いており、日本でも人手不足や物価高の影響から、需要の回復が遅れています。そのため、企業にはこれまで以上に迅速な対応が求められており、事業環境は依然として厳しい状況が続いています。当社グループを取り巻く環境も先行き不透明な状況が続くと見込まれますが、当期は、昨年策定した中期経営計画(2025-2027)に基づき、「高付加価値ビジネスの拡大」を通じて、持続的成長に向けた収益力強化に取り組む、重要な年度と位置付けています。 「高付加価値ビジネスを基軸とした売上拡大を図る」を目標に掲げ、企業価値の向上を目指し、重点施策として①企業間連携や協業を通じて、新たな成長の柱を構築する、②主要顧客との関係を強化し、シェア拡大を図る、③独自の加工技術と製品の複合化により、競争優位性を確立する、④中長期の人材育成と最適な人事異動を実施する、⑤管理部門のDXで生産性を向上させ、企画・提案業務を推進してまいります。 なお、当社グループの当連結会計年度の経営成績等の前年同期比較については、「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等」に記載しております。 また、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要の主なものは、原材料の購入等の製造費用、販売費及び一般管理費等の運転資金及び設備投資(2026年12月期の設備投資予定は約16億円)によるものであります。 これらに必要な資金については自己資金をもって充当することを基本とし、必要に応じて銀行借入等を行うこととしております。 なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は1,543百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は16,795百万円となっております。 d.経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、企業価値の向上を意識した経営を推進すべく、「自己資本利益率(ROE)」を経営指標として位置付けております。 当連結会計年度における「自己資本利益率(ROE)」は6.4%(前年同期比 1.6ポイント減少)となりました。高付加価値ビジネスを拡大させ、収益力を強化していくことで引き続き当該経営指標の改善に取り組んでまいります。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (日本) AV機器向けが堅調に推移したものの、AE・OA機器向けは想定を下回り、売上高は9,711百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は139百万円(前年同期比79.0%減)となりました。 (東南アジア) 顧客の生産調整や減産により主要分野が低調で、売上高は13,748百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は1,614百万円(前年同期比8.8%減)となりました。 (中国) 市場の低迷によりOA・AV機器向けが落ち込み、売上高は9,401百万円(前年同期比16.9%減)、営業利益は930百万円(前年同期比30.6%減)となりました。 (北米) 関税政策によりAE機器向けが低調も、建材向けが好調で、売上高は4,287百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は293百万円(前年同期比111.2%増)となりました。 (その他) 全体的に底堅く推移し、売上高は893百万円(前年同期比12.0%増)、営業損失は14百万円(前年同期は48百万円の営業損失)となりました。 なお、セグメントごとの財政状態につきましては、日本のセグメント資産は前連結会計年度より3,060百万円増加し、31,182百万円となりました。東南アジアのセグメント資産は前連結会計年度より1,317百万円減少し、11,534百万円となりました。中国のセグメント資産は前連結会計年度より3,335百万円減少し、9,518百万円となりました。北米のセグメント資産は前連結会計年度より73百万円減少し、5,208百万円となりました。その他セグメントの資産は前連結会計年度より32百万円増加し、729百万円となりました。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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