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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

名古屋電機工業

NAGOYA ELECTRIC WORKS CO.,LTD.6797 · Standard · 電気機器

道路交通情報システムに特化した社会インフラ企業。LED情報板やトンネル防災システムを自治体や道路管理者に供給。

概要

名古屋電機工業は、道路交通情報システムを中心とする社会インフラ事業を主力とする企業である。1958年に名古屋電機商事として創業し、1966年に日本初の遠隔操作電光情報盤を開発して以降、LED式情報板やトンネル防災システム、移動情報車などを手がける。従業員数409人、2026年3月期の売上高173億円。名古屋証券取引所メイン市場および東京証券取引所スタンダード市場に上場する。

社会インフラ事業に特化した収益構造

名古屋電機工業は単一セグメント「社会インフラ事業」で構成されており、売上の大部分を道路交通関連システムが占める。主要製品はLED式情報板(道路・河川用)、トンネル防災システム、移動情報車・車載標識、散光式警光灯、駐車場案内システム、気象・防災監視システム、可変規制標識システム、「道の駅」情報提供システムなど多岐にわたる。これらの製品は主に国土交通省や高速道路会社、地方自治体向けの官需であり、受注残高は167億円(2026年3月末)と高水準を維持する。また、連結子会社の株式会社インフォメックス松本がGPSソーラー式信号機やLED標示機を製造し、グループ全体で製品ラインを補完する。2025年度の売上高は173億円、営業利益17億円と安定した収益基盤を持つが、資材コスト上昇や工期延期の影響で利益率は前期から低下している。

国内中心の販売網と一部海外展開

本社を愛知県あま市に置き、国内に東京支社、大阪支社、福岡支店などの販売拠点を構える。沿革によれば、1966年に東京出張所を開設し、1970年に東京営業所(現東京支社)へ昇格、1971年には大阪営業所を設置するなど、首都圏と関西、九州をカバーする体制を整えた。2014年にはインドのカルナタカ州に合弁会社ZERO-SUM ITS SOLUTIONS INDIA PVT.LTD.を設立し、情報装置事業の海外展開を試みた。しかし、2025年現在の連結子会社は国内のインフォメックス松本のみであり、海外事業の規模は限定的である。また、2024年7月には日本セック株式会社と資本業務提携を結び、自動運転向けインフラ協業を視野に入れる。売上の大半は国内公共工事であり、地域別の開示はないが、営業拠点の分布から日本全国をカバーしているとみられる。

グループ構成と事業の変遷

連結対象は名古屋電機工業と子会社1社(株式会社インフォメックス松本)、持分法非適用関連会社3社である。かつては検査装置事業も営んでいたが、2022年10月に同事業をテクノホライゾン株式会社へ譲渡し、社会インフラ事業に経営資源を集中する方針を明確にした。また、2013年には子会社の株式会社インフォメックスを吸収合併し、その後の2018年にはインフォメックス松本の全株式を取得して連結子会社化した。グループ全体の売上高は173億円(2026年3月期)で、過去10年間では120億円から216億円の間で変動している。なお、2025年4月に株式分割(1株→2株)を実施し、流動性向上を図った。

業界の中での役割は社会インフラ(道路交通・防災)向けシステム製品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
173億円
営業利益
17億円
営業利益率
9.8%
純利益
15億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
情報装置事業177億円98.3%34億円19.2%
検査装置事業3億円1.7%-1億円-33.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01道路交通(ITS)主力

道路交通情報の収集・処理・提供を行うシステム製品(LED式情報板、可変規制標識、移動情報車等)を自治体や道路管理者向けに供給。

主な製品・サービス7
LED式情報(道路・河川等)システム
道路や河川の情報をLED表示板で提供するシステム。
トンネル防災システム
トンネル内の火災・事故を監視し、防災情報を提供。
移動情報車・車載標識
移動式の情報表示車両や車載用標識。
散光式警光灯
注意喚起用の警光灯。
駐車場案内システム
駐車場の空き情報を案内するシステム。
可変規制標識システム
交通規制を可変に表示する標識。
「道の駅」情報提供システム
道の駅で観光・道路情報を提供するシステム。

02防災・気象準主力

自然災害監視システム(気象・防災監視システム)を河川・道路管理者等に提供。

主な製品・サービス1
気象・防災監視システム
気象や災害を監視し、警報等を発するシステム。

製品と技術

LED式情報板と道路情報システム

名古屋電機工業の代表的な製品は、LED式の道路情報板である。高速道路上の可変式速度規制標識や、トンネル内の非常時表示板、河川の水位表示板など、設置場所に応じた多様なラインアップを持つ。これらの情報板は遠隔操作により中央管理システムからリアルタイムに表示内容を変更できる点が特長であり、1966年の日本初電光情報盤以来、同社のコア技術である。近年では、自動運転支援のための路車間通信に対応した情報板の開発も進めており、2015年に資本業務提携を結んだ日本信号との協業が活かされている。また、移動情報車と呼ばれる車載型の情報表示装置も製造し、工事現場やイベント会場での臨時案内に利用される。

トンネル防災システムと防災監視

トンネル内の火災や事故に備えた防災システムも主力製品の一つである。同社はトンネル内の温度センサや煙感知器と連動し、自動的に避難誘導表示を点灯させるシステムを提供する。また、気象・防災監視システムとして、雨量計や風向風速計、河川の水位計などのデータを収集し、中央で監視・警報を発するシステムも手がける。近年の自然災害の激甚化を受け、IoTセンサを活用した防災・減災ソリューションの開発に注力しており、2026年3月期の有価証券報告書では「防災・減災ソリューション」を重点分野の一つに掲げている。これら製品の顧客は国土交通省や地方自治体、高速道路会社であり、公共事業の維持更新需要を捉えている。

GPSソーラー式信号機(子会社製品)

連結子会社の株式会社インフォメックス松本は、GPSソーラー式信号機を製造している。これは、太陽光発電とGPS時刻同期を組み合わせ、電源工事が不要な信号機であり、山間部や災害時の仮設信号として利用される。同社は長野県安曇野市に本社工場を持ち、2018年に名古屋電機工業の連結子会社となった。また、LED標示機や歩行者用信号灯なども製品化している。本社がある愛知県だけでなく、長野県からの供給により、全国の道路管理者向けに信号関連製品を提供している。これらの製品は、名古屋電機工業の社会インフラ事業に含まれ、グループ全体で道路交通安全を支える総合設備企業としての役割を果たす。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

防災機器で安定、収益性高い

名古屋電機工業は電気機器メーカーで、主に防災・警報装置などを手掛ける。売上高は約173億円(2025/3期)と中小規模。同業のイビデンや日清紡ホールディングスと比べると格段に小さいが、営業利益率16.18%と収益性は非常に高い。一方、2026/3期には利益率が9.83%に低下見込みで、収益変動リスクがある。キオクシアやアバランスといった同業とは直接競合しないニッチ領域で強み。

強み

  • 16.18%と業界平均を大幅に上回る収益性を誇る。
  • 防災機器で確固たる地位を築き、需要が安定。
  • 防災関連は法規制もあり、景気変動の影響を受けにくい。
  • 特定分野に特化し、大手と異なるポジションで競争優位。

課題

  • 売上高が横ばいで、成長性に乏しい。
  • 2026/3期に9.83%へ大幅低下見通しで、原因の特定が必要。
  • 防災市場は成熟しており、大幅な拡大が見込みにくい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が名古屋電機工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16998日本タングステン183億円63.5倍
26743大同信号182億円9.0倍
36678テクノメディカ177億円13.0倍
46848東亜ディーケーケー173億円18.1倍
56882三社電機製作所167億円39.0倍
66797名古屋電機工業155億円9.4倍
76597HPCシステムズ148億円28.4倍
86955FDK142億円19.0倍
96769ザインエレクトロニクス139億円338.3倍
106675サクサ137億円27.9倍
116730アクセル135億円10.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 43件

電機商社から製造業へ転換した1958~1963年

名古屋電機工業の起源は1958年5月、名古屋市中村区に設立された名古屋電機商事株式会社である。設立当初は汎用電機品や受配電機器の販売を手がける商社であった。しかし翌1959年3月、株式会社名古屋変圧器製作所を吸収合併し、同年7月には制御機器の製造を開始。商号を名古屋電機工業株式会社に改称し、本社を名古屋市中川区に移転した。創業からわずか1年余りで製造業へと舵を切り、その後1963年4月には愛知県美和町(現あま市)に木田工場を開設し、板金部品の生産を始めた。この一連の動きにより、単なる販売会社から自社製造能力を持つメーカーへと成長する基盤が築かれた。

日本初の遠隔操作電光情報盤で道路分野に参入した1966年

1966年12月、名古屋電機工業は日本初の遠隔操作による電光情報盤を開発し、第1号機を建設省岐阜国道工事事務所に納入した。これは同社が道路情報提供システムの分野に本格参入した画期的な出来事である。従来の電光掲示板は現地操作が主流であったが、遠隔操作により中央から情報を更新できる製品は当時画期的であり、以後同社のコア技術となった。この成功を受け、1970年には東京営業所を開設して首都圏への販路を拡大し、同年には技術研究所を美和町に設置して開発体制を強化した。以後、同社は情報板メーカーとしての地位を確立し、国土交通省や高速道路会社向けの案件を積み重ねていく。

世界初のレーザ式基板検査装置を開発した1987年

1987年12月、名古屋電機工業は世界初のレーザ式プリント基板外観検査装置を開発し、車載・電機メーカー向けに販売を開始した。これは、同社の検査装置事業の出発点となった。1997年には検査装置事業部門でISO9001認証を取得し、品質管理体制を整えた。同事業は成長を続け、2015年には第一実業株式会社と資本業務提携を結び、子会社の株式会社第一メカテックの検査装置事業を譲り受けて規模を拡大した。しかし、2022年10月、同社は検査装置事業をテクノホライゾン株式会社へ譲渡することを決定。創業以来65年にわたる同事業から撤退し、社会インフラ事業への集中を選択した。

名古屋証券取引所上場とその後の提携拡大(2000~2018年)

2000年9月、名古屋電機工業は名古屋証券取引所市場第二部に上場を果たした。上場後は、道路情報システムの需要拡大を背景に成長を続ける。2013年4月にはLED照明と散光式警光灯の販売を開始し、製品ラインを拡充。同年、子会社の株式会社インフォメックスを吸収合併した。2015年2月には第一実業株式会社と、同年8月には日本信号株式会社とそれぞれ資本業務提携を締結し、情報装置事業の強化を図った。2018年5月には東京支社を移転し、同年10月には株式会社インフォメックス松本を連結子会社化。GPSソーラー式信号機などの製品をグループに加えた。この間、売上高は2013年3月期の120億円から2019年3月期の194億円へと拡大した。

検査装置事業の譲渡と東証スタンダード上場(2022~2025年)

2022年は転換の年となった。同年4月、名古屋証券取引所の市場区分見直しにより市場第二部からメイン市場に移行。同年10月、検査装置事業をテクノホライゾン株式会社へ譲渡し、社会インフラ事業へ経営資源を集中する方針を明確に打ち出した。2024年3月には東京証券取引所スタンダード市場に上場し、投資家層の拡大を図る。同年7月、日本セック株式会社と資本業務提携を締結し、自動運転やモビリティ分野での協業を開始。2025年4月には1株を2株とする株式分割を実施するとともに、中部支社を名古屋市中川区から中村区へ移転した。2026年3月期の売上高は173億円、営業利益17億円と安定した水準を維持している。

年表43件を開く

1950年代

  • 1958年5月創業名古屋市中村区蘇鉄町に名古屋電機商事株式会社を設立し、汎用電機品及び受配電機器の販売を開始する。
  • 1959年3月M&A業務拡大を目的として株式会社名古屋変圧器製作所を吸収合併する。
  • 1959年7月制御機器製造を開始し、商号を名古屋電機工業株式会社と改称すると共に、本社を名古屋市中川区横堀町に移転する。

1960年代

  • 1963年4月愛知県海部郡美和町(現愛知県あま市)に板金部品の生産を目的として木田工場を開設する。
  • 1966年9月東京都渋谷区富ヶ谷に東京出張所を開設する。
  • 1966年12月日本初の遠隔操作による電光情報盤を開発し、第1号機を建設省岐阜国道工事事務所に納入する。

1970年代

  • 1970年7月東京出張所を東京営業所(現東京支社)に昇格し、東京都中央区八丁堀に移転する。
  • 1970年10月愛知県海部郡美和町(現愛知県あま市)に技術研究所を開設する。
  • 1971年6月大阪市淀川区西中島に大阪営業所(現大阪支社)を開設する。
  • 1974年8月建設業法による一般建設業及び特定建設業の許可(建設大臣(現国土交通大臣))を受ける。
  • 1976年8月電気工事業の業務の適正化に関する法律に基づき電気工事業の登録(愛知県)を行う。
  • 1979年8月愛知県海部郡美和町(現愛知県あま市)に生産の増強を目的として美和工場を開設する。

1980年代

  • 1983年6月大阪支店(現大阪支社)を大阪市福島区海老江に移転する。
  • 1985年9月技術研究所を総合研究所に改称し、三重県桑名郡多度町(現三重県桑名市多度町)に移転する。
  • 1987年12月世界初のレーザ式プリント基板外観検査装置を開発し、車載及び電機メーカーに販売を開始する。

1990年代

  • 1991年6月創業車載標識車等の販売強化を目的とし、日本車載標識株式会社を設立する。
  • 1992年5月日本車載標識株式会社を株式会社インフォメックスと改称する。
  • 1997年6月検査装置事業部門においてISO9001認証を取得する。

2000年代

  • 2000年1月情報装置事業部門においてISO9001認証を取得する。
  • 2000年9月上場名古屋証券取引所市場第二部に上場する。
  • 2003年12月検査装置事業部門においてISO14001認証を取得する。
  • 2006年12月情報装置事業部門においてISO14001認証を取得する。
  • 2007年12月愛知県海部郡七宝町(現愛知県あま市七宝町)に板金加工の生産効率向上を目的として七宝工場を建設し、木田工場の機能を移転。

2010年代

  • 2013年4月M&A株式会社インフォメックスを吸収合併する。
  • 2013年4月LED照明及び散光式警光灯の販売を開始する。
  • 2014年6月インドのカルナカタ州に情報装置事業部門関連の施設及びそれらに付随するサービスの提供を目的として合弁会社ZERO-SUM ITS SOLUTIONS INDIA PVT.LTD.を設立する。
  • 2015年2月第一実業株式会社と資本業務提携契約を締結、その子会社である株式会社第一メカテックの検査装置事業を譲受する。
  • 2015年4月埼玉技術センター(東日本事業所)を開設する。
  • 2015年8月日本信号株式会社と情報装置事業部門において資本業務提携契約を締結する。
  • 2017年5月福岡支店を福岡市東区から福岡市博多区へ移転する。
  • 2018年5月東京支社を東京都中央区八丁堀から東京都中央区新川へ移転する。
  • 2018年10月株式会社インフォメックス松本の全株式を取得し、連結子会社とする。
  • 2019年5月開発効率向上の為、東日本事業所を閉鎖し、その機能を美和工場(愛知県あま市)に移転集約する。

2020年代

  • 2022年2月本社・美和工場及び七宝工場においてISO45001認証を取得する。
  • 2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、名古屋証券取引所の市場第二部からメイン市場に移行する。
  • 2022年8月株式会社インフォメックス松本の本社工場を長野県安曇野市豊科へ移転する。
  • 2022年10月検査装置事業をテクノホライゾン株式会社へ譲渡する。
  • 2023年1月M&A東京支社と東日本統括事務所を統合し、東京都中央区日本橋小舟町へ移転する。
  • 2024年3月上場東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
  • 2024年6月登記上の本店所在地を愛知県あま市に移転する。
  • 2024年7月日本セック株式会社と資本業務提携契約を締結する。
  • 2025年1月本社及び中部支社においてISO27001認証を取得する。
  • 2025年4月当社普通株式1株を2株とする株式の分割を実施する。中部支社を名古屋市中川区から名古屋市中村区へ移転する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高220億円
  • 営業利益率10%以上
  • 新システム販売比率10%以上
  • ROE10%以上
  • 配当性向30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    協業主導によるソリューション創出

    高速道路の維持更新需要や自動運転支援、気象災害対策など社会課題に対し、自社が協業を主導し、複数技術をパッケージ化したソリューションを提案し新たな需要を創出する。

  2. 02

    省力化・安全化ソリューションの開発

    インフラ大規模修繕現場のニーズに対応した新システムを開発し、省力化と安全性向上を図る。

  3. 03

    防災・減災ソリューションの開発

    気候変動による自然災害に対し、IoTセンサーなどを活用し必要な情報を必要な人にタイムリーに提供するシステムを開発する。

  4. 04

    DX・GXソリューションの推進

    データ活用や環境負荷低減など、持続可能なインフラ整備を推進する。

  5. 05

    新モビリティ対応とオープンイノベーション

    自動運転社会に対応したソリューションを探求するため、他社との連携やオープンイノベーションを活性化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で409人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は657万円で、9期前と比べて+6.6%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月431
2018年3月441
2019年3月61642.115.9467
2020年3月65542.416.3456
2021年3月66642.316.4462
2022年3月65442.516.5464
2023年3月65645.215.1431
2024年3月62445.314.8430
2025年3月64042.316.9425659
2026年3月65742.116.7409416

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.9%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
東京支社他 — 東京都 中央区他3,139百万円
社会インフラ事業他
本社他 — 愛知県 あま市2,035百万円
全社(共通)他
本社他 — 長野県 安曇野市445百万円
社会インフラ事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社インフォメックス松本
    長野県安曇野市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    道路情報表示制御装置製造及び据付調整
    国土交通省 · 2017-05-19
    1.3億円
  • 調達
    道路情報表示装置制御装置改修
    国土交通省 · 2026-05-28
    9,000万円
  • 調達
    道路情報表示装置制御装置改修
    国土交通省 · 2024-07-25
    8,900万円
  • 調達
    令和2年度 渦尻局放流警報表示設備外改造
    国土交通省 · 2020-09-24
    1,350万円
  • 調達
    令和6年度六角川河口堰河川情報表示制御装置改修
    国土交通省 · 2024-05-16
    1,350万円
  • 調達
    平成29年度 土佐管内路面凍結検知装置製造
    国土交通省 · 2017-09-26
    1,270万円
  • 調達
    河川情報表示制御装置製造及び据付調整
    国土交通省 · 2018-08-29
    1,200万円
  • 調達
    八田原ダム表示板主制御装置製造
    国土交通省 · 2018-07-03
    1,200万円
  • 調達
    松江国道遠隔遮断機設備改修外作業
    国土交通省 · 2020-10-08
    1,080万円
  • 調達
    令和元年度 道路情報表示処理装置改造
    国土交通省 · 2019-11-14
    1,020万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は173億円営業利益17億円前期と比べると増収減益で、売上が+0.0%、利益が-39.3%。

売上高
+0.0%
173億円
営業利益
-39.3%
17億円
純利益
-31.8%
15億円
営業利益率
9.8%
前期比 -6.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高160億円173億円
営業利益7億円17億円
純利益6億円15億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は24億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q8513
2024年1Q2800.00
2024年2Q3600.00
2024年3Q3326.11
2024年4Q7916
2025年2Q5635.42
2025年4Q1172521.420
2026年2Q5600.02
2026年4Q1171714.513
2027年1Q2400.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は120億円から173億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は9.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社インフォメックスを吸収合併する。
2013年3月120−7−8
インドのカルナカタ州に情報装置事業部門関連の施設及びそれらに付随するサービスの提供を目的として合弁会社ZERO-SUM ITS SOLUTIONS INDIA PVT.LTD.を設立する。
2014年3月14388
埼玉技術センター(東日本事業所)を開設する。
2015年3月15066
2016年3月14222
2017年3月15031
2018年3月175910
2019年3月1941514
2020年3月1901814
2021年3月2164532
2022年3月1742720
東京支社と東日本統括事務所を統合し、東京都中央区日本橋小舟町へ移転する。
2023年3月1802416
東京証券取引所スタンダード市場に上場する。
2024年3月1762417
2025年3月173282816.222
2026年3月17317189.815

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高173億円のうち、営業利益として残るのは17億円9.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は15億円、売上の8.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.1%123億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.5%32億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.6%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.8%17億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+3.0pt
9.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
8.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.5pt
6.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが39億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは36億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は75億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月32−2−243022
2014年3月12101334
2015年3月−10−10−1123
2016年3月22−601639
2017年3月−1−3−1−435
2018年3月−5−30−827
2019年3月22−2−52042
2020年3月00−1041
2021年3月221−22362
2022年3月150−31574
2023年3月6−34−4−2842
2024年3月14−2−41250
2025年3月4−6−4−244
2026年3月39−3−53675

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は292億円。このうち返さなくてよい自己資本が240億円で、自己資本比率は82.1%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月131735856.0
2014年3月141786355.5
2015年3月149945563.1
2016年3月142954767.0
2017年3月157966161.6
2018年3月1791077260.0
2019年3月1901187261.8
2020年3月2021297363.8
2021年3月2421628067.1
2022年3月2481787071.8
2023年3月2571906773.9
2024年3月2722086476.2
2025年3月2752245181.3
2026年3月2922405282.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
75億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
208億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
52億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率224社中28位あたり、逆に低いのは売上成長率224社中167位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.5%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.8%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.1%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,210で、1年前と比べて-3.2%過去52週の値幅のなかでは55%の位置にある。

¥1,210+1.3%1ヶ月+3.3%1年-3.2%時価総額155億円
過去52週の値幅
安値¥1,063高値¥1,330

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.4倍
PER (会社予想)25.4倍
PBR0.60倍
配当利回り4.13%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+0.1%とほぼ横ばい。25日線(1156円)をわずかに下回る。75日線(1178円)や200日線(1188円)も下回り、上値重い。52週高値1370円に対し-16%と低位。出来高は3000〜5000株と低調で、値動きに勢いがない。RSI42で中立。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER8.9倍は業界平均29.3倍を大幅に下回り、PBR0.56倍は平均2.2倍を大きく下回り割安。ROE6.5%は業界平均並みだが、配当利回り3.96%は平均1.97%を上回り高配当。業績は増益傾向で収益性改善が見られるが、売上高はほぼ横ばいであり、成長性には限界がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.4倍30.8倍
PER (予想)25.4倍
PBR0.60倍2.58倍
ROE6.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、PBR0.56倍と低水準でROE6.5%と改善傾向にある一方、売上高が横ばいからやや減少しており、成長性に疑問がある点。強気派は、EVシフトによる車載電子部品の需要拡大と、高い営業利益率(過去実績16%)を評価する。弱気派は、自動車生産の変動リスク、競合ひしめく業界で明確な競争優位がないこと、2026/3期の利益予想減額(営業利益率9.83%へ低下)を懸念する。PERは約9倍と割安感があるが、成長性の欠如がバリュートラップのリスクをはらむ。

プラスに働く材料7
  • EVシフトの恩恵

    車載電子部品の搭載数増加で需要拡大の可能性

  • 高い利益率

    2025/3期営業利益率16.18%と同業比で高水準

  • 低バリュエーション

    PER約9倍、PBR0.56倍、配当利回り約4%

  • PBR0.56倍の割安感、株主還元強化期待次回株主総会影響

    PBR0.56倍、自己株式取得や配当増で株主価値向上余地

  • 高い利益率の再現性、コスト管理徹底で収益力向上2027年〜2028年影響

    FY25営業利益率16.18%と高水準。FY26は9.83%と低下したが回復余地

  • 外国人保有0.5%と極低、事業法人による買い増し期待不定影響

    外国人保有0.52%、浮動株少なく需給改善で急伸も

  • 3.96%配当利回りと低PBRで下値限定継続影響

    PER8.9倍、配当利回り3.96%と割高感なく、下支え要素

マイナスに働く材料7
  • 成長性の欠如

    売上高が3期連続減少傾向(180→176→173億円)

  • 競争優位の不透明さ

    明確な技術的差別化がなく、価格競争にさらされる

  • 業績変動リスク

    2026/3期予想営業利益率9.83%へ急減、収益性悪化

  • 営業利益-39%と急減、受注減少が原因か2026年通年影響

    FY26営業利益17億円(前期比-39%)。営業利益率も16%→9%に悪化

  • 売上高微減傾向、主力市場の需要減退通年影響

    売上高176→173→173億円と頭打ち。新規需要無ければ減収リスク

  • 外国人保有0.5%でガバナンス低下リスク継続影響

    外国人保有0.52%と極めて低く、外部からの経営改善圧力弱い

  • 純利益減少でEPS低下、バリュエーション割高感決算発表後影響

    FY26純利益15億円(前期比-32%)。EPS減少でPERが実質上昇

次の決算で確かめる点
営業利益率
利益率の持続性が割安株のトラップ回避に重要
売上高成長率
横ばいからの脱却がバリュエーション向上の鍵
車載関連売上比率
EVシフトの恩恵を測るための直接指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50いまの株価に対する利回りは4.13%。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
4.13%
いまの株価に対して
配当性向
34.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,475人。区分でいちばん多いのは個人・その他69.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.0%を占め、残る71.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他69.271.672.972.271.569.3
事業法人21.921.621.021.521.321.3
金融機関7.16.25.55.65.27.7
自己株式9.39.29.08.88.75.2
証券会社1.20.60.40.71.91.2
外国法人0.60.10.00.00.10.3
外国人個人0.00.00.00.00.00.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社名電興産8.41
02服部哲二6.31
03名古屋電機工業社員持株会5.79
04株式会社三菱UFJ銀行3.67
05株式会社日本カストディ 銀行(信託口)3.47
06日本信号株式会社3.43
07福谷曜2.67
08福谷桂子2.58
09アイコム株式会社1.85
10河田優里1.64

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+199%、1株純資産は14期で+68%。直近期のROEは6.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−1311,216
2014年3月1391,30111.32.93.6
2015年3月1071,5327.54.84.7
2016年3月391,4982.610.125.8
2017年3月161,5161.126.743.5
2018年3月1541,6849.64.68.4
2019年3月2352,03912.52.69.7
2020年3月2482,21811.72.410.1
2021年3月2761,39222.13.610.9
2022年3月1711,52511.74.717.6
2023年3月1371,6248.75.726.6
2024年3月1441,7728.57.226.2
2025年3月1881,90910.26.023.3
2026年3月1292,0416.59.234.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額210百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
服部高明代表取締役 執行役員社長49139,100
本多正俊取締役 常務執行役員 経営戦略本部長6336,400
川浦久幸取締役 常務執行役員 社会インフラ事業本部長 兼社会インフラ事業本部 技術本部長6334,900
河本芳一取締役 執行役員 社会インフラ事業本部 生産業務革新担当 サステナビリティ推進担当6321,200
鬼頭達史取締役 執行役員 経営管理本部長6323,400
三山明秀取締役 執行役員 社会インフラ事業本部 営業本部長5312,200
竹林一取締役68
石川敏光取締役(常勤監査等委員)626,800
佐藤友子取締役(監査等委員)52
髙木道久取締役(監査等委員)68
森川高行取締役67

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61115018030
社外取締役318186
取締役(社内)212126

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容558字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(名古屋電機工業株式会社)、連結子会社1社、持分法非適用関連会社3社により構成されており、情報装置システムの製造・販売を主たる業務としております。 主要製品は、ITS(高度道路交通システム)の開発分野に様々な側面で係わる道路交通に関連した「情報収集」から「情報処理」及び「情報提供」までを行うシステム製品が大半であります。また、自然災害監視システムのほか、散光式警光灯の販売を行っております。 なお、当連結会計年度より、事業戦略をより明確に表現するため、セグメント名称を「情報装置事業」から「社会インフラ事業」へ変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。 セグメントの主要製品を示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   主要製品 社会インフラ事業   ・当社 LED式情報(道路・河川等)システム トンネル防災システム 移動情報車・車載標識 散光式警光灯 駐車場案内システム 気象・防災監視システム 可変規制標識システム 「道の駅」情報提供システム 保守管理等 ・子会社 株式会社インフォメックス松本 GPSソーラー式信号機・LED標示機等 保守管理等 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,515字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、安全・快適で豊かな社会の実現のために、つねにNEW WAYを探求し、新たな価値を提供してまいります。また、社員の雇用とその家族の生活の安定と向上、新たな需要の創出、社会への還元のために、正々堂々と事業を行い、適正な利益を追求してまいります。 そして情報板メーカーから道路交通安全を守る総合設備企業へ変容し、新たなモビリティー形態に対応し、環境価値を高めるインフラ整備を促進することで、国内外の市場に挑戦し、ニーズを先取りした新システムで社会に貢献できる企業を目指してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループは、中長期的に成長できる強固な経営基盤を確立するために、ソリューション創出型企業への進化を目指しております。 社会インフラ事業においては、高速道路等の新規建設需要が減少し、維持更新需要にシフトしていく中で、設備の予防保全、インフラ側からの自動運転支援、気象災害回避など社会課題の解決には様々な分野の技術と企業との協力が不可欠です。当社が協業関係を主導し、解決策をひとつのパッケージとしてまとめ、提案していくことで新たな需要を創出してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長を目指し、売上高220億円及び営業利益率10%以上、新システム販売比率10%以上、ROE10%以上、配当性向30%以上を経営指標として設定し、PBR1倍以上を目指して取り組んでおります。利益を原資として、他社との協業を加速し、事業領域の拡大を推進していくために、収益管理とコストダウンの徹底を図り目標の達成を目指してまいります。 (4)経営環境及び対処すべき課題 政府は責任ある積極財政の考えの下、戦略的に財政出動を行うことで強い経済を構築するため、日本銀行と引き続き緊密に連携し、経済・物価動向に応じて機動的な政策運営を行っております。 当社グループを取り巻く環境は、道路建設など新規投資が減少し、維持更新需要にシフトしつつあります。また、近年甚大化する自然災害に対する防災対策や、労働力不足、脱炭素社会への対応といった社会課題の解決が急務となっております。さらには、自動運転等の新たなモビリティの進展など大きな転換期にあります。 当社グループは、情報板メーカーから道路交通安全を守る総合設備企業へ変容し、新たなモビリティに対応し、環境価値を高めるインフラ整備の促進を進めてまいります。 「省力化・安全化ソリューション」として、インフラ大規模修繕の現場におけるニーズを取り込んだ新システムの開発を進めてまいります。 「防災・減災ソリューション」として、近年の気候変動による自然災害に対し、IoTセンサーなどを活用し、必要な情報を必要な人にタイムリーに提供できるシステムの開発を進めてまいります。 「DX・GXソリューション」として、データを活用することや環境負荷を低減するなど、持続可能なインフラ整備を推進してまいります。 「新たなモビリティの対応」として、自動運転社会に対応したソリューションを探求するため、他社との連携、オープンイノベーションを活性化してまいります。 当社グループは創立80周年を迎え、長年培ってきた道路交通安全分野における経験と技術を土台に社会課題の解決を目的とした新たな価値を創造してまいります。
事業等のリスク4,267字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) リスク管理体制 当社グループは、経営に重大な影響を及ぼすリスクに対して、方針および重要事項の決定を担うとともに、適切なリスク管理体制の構築と維持を指示する最高機関としてリスク管理・コンプライアンス委員会を設置し、グループ全体のリスク情報を一元管理することで日常よりリスクの低減活動に取り組んでおります。 これらの活動状況については、隔月ごとに開催するリスク管理・コンプライアンス委員会に報告され、リスクの状況及び対策の有効性についての評価を実施し、その結果を取締役会に報告しております。 (2) 主要な事業活動の前提となる事項について 当社グループが営む社会インフラ事業は、建設業許可が必要であり、当社において次のとおり建設業許可を受けております。 ・特定建設業許可 電気工事業、電気通信工事業 ・一般建設業許可 とび・土木工事業、鋼構造物工事業、機械器具設置工事業、消防設備工事業 これらの建設業許可は5年ごとの更新が義務付けられており、本書提出日現在の許可の有効期限はいずれも2030年8月であります。 これらの建設業許可は、建設業法第8条及び同法第17条に欠格要件が規定されており、当該要件に抵触した場合、許可等の取消し、又は期間を定めてその業務の全部もしくは一部の停止等を命じられる可能性があります。また、建設業法第29条に建設業許可の取消し、第28条において業務停止等の処分の要件が規定されており、当該要件に抵触した場合には、許可の取消しまたは期間を定めてその業務の全部もしくは一部の停止等を命じられる可能性があります。 当社には、現時点において許可の取消しまたは業務の停止等の事由となる事実はないと認識しておりますが、当該許可の取消しまたは業務の停止等を命じられた場合には、社会的信頼の毀損や契約破棄等により当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3) リスクの分類 分類   内容   発生の可能性   影響度 コンプライアンスリスク   ①入札制度   中   大 経営環境リスク   ②受注競争   中   大 ③官公庁の依存度   中   大 ④購買調達   中   大 ⑤売上時期   高   中 ⑥企業買収   低   大 人材リスク   ⑦人材確保   低   中 災害リスク   ⑧自然災害   中   大 品質リスク   ⑨賠償責任   低   大 財務リスク   ⑩与信管理   低   中 ⑪資産管理   中   中 情報リスク   ⑫情報セキュリティ   中   大 ①入札制度に関する影響について 社会インフラ事業におけるエンドユーザーは道路管理者(国土交通省、各高速道路会社、地方公共団体等)が中心であり、官公庁が事業主となる公共事業への依存度が高くなっております。そのため、これらの販売については各事業体が実施する入札に応募し、落札することが前提条件となっております。これら入札手続きにおける書類の不備など何らかの不手際があった場合は、営業停止や指名停止の処分が科せられることがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②受注競争に関する影響について 当社グループは社会インフラ事業のパイオニアとして独自技術を確保・維持しており、特許等も保有しております。今後更なる技術力向上とコスト競争力強化に努めてまいりますが、今後、類似製品の競合による競争の激化や入札制度に予期せぬ変更が生じ、入札価格が著しく下落した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③政府の道路整備計画や財政政策等の影響について 社会インフラ事業におけるエンドユーザーは道路管理者(国土交通省、各高速道路会社、地方公共団体等)が中心であり、官公庁が事業主となる公共事業への依存度が高くなっております。そのため、政府の道路整備方針の転換や整備期間の延期、財政政策など当社ではコントロール出来ない外部環境の変化が業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループではこのようなリスクを回避するため、新規市場の開拓や新製品の開発、新規事業の創出により官公庁への依存度を低減させることに取り組んでおりますが、これら活動が想定どおりに進捗しない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④購買調達の影響について 世界的な感染症や紛争の発生等によるサプライチェーンの乱れや原材料価格の高騰により、部材調達の長納期化や価格上昇が発生する可能性があります。当社グループにおいては、日常から調達状況の情報収集に努め、前倒しで確保するなど安定調達に努めるとともに、代替部品による設計変更などの対策を行っておりますが、この状況が長期化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤売上時期の影響について 社会インフラ事業においては、基本的に「単年度発注、単年度納め」である官需が中心のため、予算執行期間の年度後半に工事物件の完工が集中する傾向にあります。そのため、当社グループの売上高は下半期、特に第4四半期に集中する傾向があります。 また、入札時に発注仕様を確認することで入札金額を決定し、落札した工事物件をその発注仕様に基づいて施工しておりますが、発注者からの追加工事の要請や実際の施工現場の状況が入札時の想定と異なるなど、発注仕様から変更を要する場合、発注者と協議のうえ、追加工事や工法を見直すことがあります。その場合、原価の発生時期と追加工事や工法変更に係る設計変更契約の締結時期にずれが生じ、原価が先行することで一時的に収益が低下し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 2026年3月期における四半期毎の売上高及び営業利益は次のとおりです。 (単位:百万円) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 売上高   1,816   3,800   4,108   7,582 営業利益   △223   224   355   1,392 ⑥企業買収等について 市場再編による淘汰が起こった場合、経営権を握るための一方的な大量の株式の買付を行う動きが想定され、当社グループが企業買収の対象となる場合があります。敵対的買収には買収防衛策を導入することで対策を講じておりますが買収に至った場合、買収の目的や買収後の経営方針によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の事業展開によっては、当社グループが他企業の買収を実施する場合があります。企業買収は十分な検討のもと、成長に資すると判断したものを実施することになりますが、買収後の施策の進捗が思わしくない場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦人材確保の影響について 当社グループが事業を展開・拡大していくためには、常に顧客ニーズに応えた製品を提供し続けていくことが重要であり、そのための一定水準の技術力をもった人材を確保し、育成していくことが課題であります。常に仕事の質と量に見合った組織と人員体制を維持していくため、キャリア採用による即戦力人材の獲得と将来を見据えた新卒採用に取組むとともに、研修と実務経験の連携による技術者の育成と技術力の向上・維持に取組んでおりますが、優秀な人材を確保出来ない場合は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧自然災害の影響について 地震や台風などの自然災害により、当社グループの生産拠点及び外注先が壊滅的な損害を被る可能性があります。この場合は当社グループの操業が中断し、生産及び出荷が遅延することにより売上高の減少や巨額の復旧費用を要する可能性があります。そのため、不測の事態への備えとして建物の災害対策補強の実施、安否確認システムの導入、リモート環境での業務遂行の円滑化に取り組んでおりますが、想定外の事象が発生した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨製品の欠陥による影響について 当社グループは顧客ニーズに応じた製品の開発・製造・施工業務を行っております。これらの品質に関しては常に万全を期しており、さらに製造物責任賠償・請負賠償に備え関連保険に加入しておりますが、予期せぬ欠陥や施工における事故が原因で顧客に深刻な損失をもたらした場合、損失に対する責任を問われる可能性があります。また、これらの損害が発生した場合の社会的責任を問われることや信用失墜も想定され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩取引先の信用の影響について 当社グループは、国内外において様々な顧客や仕入先との取引を行っております。取引先の信用については、定期的な信用調査や信用リスクに応じた取引限度額の設定、貸倒引当金の計上など、信用リスク管理のための施策を講じておりますが、取引先の財政状態の悪化や経営破綻等が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪保有資産の影響について 当社グループは様々な資産を保有しており、定期的な不動産の現状確認や政策保有株式に関する管理体制を構築し、適切な評価・管理に努めております。しかしながら、建物や土地、政策保有株式などの資産価値が急激に下落した場合又は、収益性が悪化した場合には当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫情報セキュリティの影響について 当社グループは業務上、顧客が保有する機密情報を取り扱っており、コンピューターウイルスや不正アクセスをはじめとするサイバー攻撃、人為的過失当により情報の漏洩が発生する可能性があります。当社グループでは、外部への情報流出や外部からの不正侵入を防ぐセキュリティ対策など未然に防止するよう努めるとともに、セキュリティ教育を定期的に実施することにより社員のセキュリティに対する意識向上を図っておりますが、万一情報漏洩が発生した場合には顧客からの損害賠償請求や信用失墜等の事態を招き、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,783字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国による通商政策による影響が残るものの緩やかに回復しております。先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を注視する必要があり、依然として先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業であり、官需を主とする社会インフラ事業につきましては、老朽化したインフラの大規模修繕を中心に、公共事業は底堅く推移しております。そのような状況下、社会インフラの維持・保全、災害に対する防災・減災等、ニーズを先取りした道路交通安全を守るシステム開発に注力し、社会課題の解決に取り組んでおります。 当連結会計年度におきましては、新システムの提案による新規受注の獲得を継続し、売上については受注案件の進捗もあり前年同期並みに推移しましたが、利益面については、工期延期の影響による原価見積もりの上昇、物価高騰による資材コストの上昇の影響もあり、前年同期を下回りました。 これらの結果、当連結会計年度におきましては、売上高17,307百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益1,749百万円(前年同期比36.4%減)、経常利益1,794百万円(前年同期比35.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,518百万円(前年同期比31.2%減)となりました。 また、当連結会計年度末の受注残高は16,704百万円となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は19,800百万円(前年同期19,146百万円)となり、654百万円の増加となりました。これは主に、契約資産(前年同期比2,909百万円減)、仕掛品(前年同期比664百万円減)、電子記録債権(前年同期比258百万円減)、受取手形(前年同期比115百万円減)が減少したものの、現金及び預金(前年同期比3,096百万円増)、売掛金(前年同期比1,752百万円増)が増加したことによるものであります。固定資産は9,436百万円(前年同期8,390百万円)となり、1,045百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産(前年同期比120百万円減)が減少したものの、投資その他の資産(前年同期比1,118百万円増)が増加したことによるものであります。 この結果、資産合計は29,237百万円(前年同期27,537百万円)となり、前連結会計年度末と比べ1,699百万円の増加となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は4,664百万円(前年同期4,881百万円)となり、216百万円の減少となりました。これは主に、契約負債(前年同期比975百万円増)が増加したものの、電子記録債務(前年同期比1,166百万円減)が減少したことによるものであります。固定負債は581百万円(前年同期256百万円)となり、325百万円の増加となりました。これは主に繰延税金負債(前年同期比305百万円増)が増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は5,246百万円(前年同期5,137百万円)となり、前連結会計年度末と比べ108百万円の増加となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における株主資本は22,783百万円(前年同期21,737百万円)となり、1,045百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金(前年同期比1,019百万円増)が増加したことによるものであります。その他の包括利益累計額は1,207百万円(前年同期661百万円)となり、545百万円の増加となりました。これは、退職給付に係る調整累計額(前年同期比293百万円増)、その他有価証券評価差額金(前年同期比252百万円増)が増加したことによるものであります。 この結果、純資産合計は23,990百万円(前年同期22,399百万円)となり、前連結会計年度末と比べ1,591百万円の増加となりました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は3,096百万円増加(前年同期は549百万円の減少)し、7,539百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により得られた資金は3,872百万円(前年同期は433百万円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の増減額△1,019百万円の減少要因はあるものの、売上債権の増減額2,507百万円,税金等調整前当期純利益2,107百万円の増加要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は270百万円(前年同期は563百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入370百万円の増加要因はあるものの、有形固定資産の取得による支出△270百万円、投資有価証券の取得による支出△286百万円の減少要因によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は500百万円(前年同期は409百万円の支出)となりました。これは、配当金の支払額△498百万円の減少要因によるものであります。 当社グループの資本の財源および資金の流動性につきましては、次のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、材料の仕入れのほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は設備投資、関係会社株式の取得等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましても自己資金を基本としております。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期増減率(%) 社会インフラ事業(千円)   17,448,917   △9.1 (注)金額は販売価格により記載しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期増減率(%) 社会インフラ事業(千円)   118,805   △21.3 c.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期増減率 (%)   受注残高(千円)   前年同期増減率 (%) 社会インフラ事業   17,356,423   6.9   16,704,464   0.3 d.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期増減率(%) 社会インフラ事業(千円)   17,307,382   0.3 (注)1.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 東日本高速道路株式会社   1,593,097   9.2   2,938,296   17.0 中日本高速道路株式会社   2,580,192   14.9   1,731,969   10.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、売上高は17,307百万円(前年同期比0.3%増)、売上総利益は4,991百万円(前年同期比15.5%減)となり、売上総利益率28.8%となりました。売上については受注案件の進捗もあり前年同期並みに推移しましたが、利益面については、工期延期の影響による原価見積もりの上昇、物価高騰による資材コストの上昇の影響もあり、前年同期を下回りました。 販売費及び一般管理費は3,241百万円(前年同期比2.7%増)を計上し、営業利益は1,749百万円(前年同期比36.4%減)となりました。また、法人税等調整額を含む法人税等合計は589百万円(前年同期比13.6%減)となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は1,518百万円(前年同期比31.2%減)となり、増収減益となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、社会インフラ事業のエンドユーザーの大半は道路管理者(国土交通省、各高速道路会社、地方公共団体等)が中心であり、官公庁への依存度が高くなっております。そのため、政府の整備計画等に基づく支出や財政政策等が経営成績に影響を与える可能性があります。 当社グループは、安全・快適で豊かな社会の実現のために、道路交通安全を守る設備を総合的に提案してまいります。当社グループ製品だけでなく他社との連携を活性化し、社会課題の解決を総合的に提案してまいります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、材料費、外注費と労務費、販売費及び一般管理費等があります。また、設備投資需要としては生産設備更新等に加え情報処理のための無形固定資産投資等があります。当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金は、内部資金を中心に活用を行っております。また、運転資金の効率的な調達を行うため国内金融機関において当座貸越契約を締結しております。 ③ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、利益を原資とした新たな価値の提供、需要の創出のために、業績の向上が全てのステークホルダーの利益に合致するものと考え営業利益及び営業利益率を重要な指標として位置づけております。当連結会計年度における営業利益は1,749百万円(前年同期比36.4%減)、営業利益率は10.1%(前年同期比5.8ポイント減)でした。引き続きこれらの指標が改善されるよう努めてまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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