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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

三社電機製作所

Sansha Electric Manufacturing Co.,Ltd.6882 · Standard · 電気機器

半導体素子と電源機器の専業メーカー。パワー半導体や産業用電源で高い技術力を持ち、国内外に販売網を広げる。

概要

三社電機製作所は、1933年の創業以来パワーエレクトロニクス技術を核とする電気機器メーカーである。半導体事業と電源機器事業の二本柱を持ち、半導体製造装置向け電源ユニットや制御機器を主力製品とする。連結売上高は2026年3月期に267億円、従業員数は1,399人。東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、国内外に9つの連結子会社を擁する。

半導体と電源機器の二本柱で構成する事業

当社グループの事業は半導体事業と電源機器事業に区分される。半導体事業ではパワーモジュールやSiC(シリコンカーバイド)製品を中心とした半導体素子を、電源機器事業では産業用電源装置や無停電電源装置、表面処理用電源などを手掛ける。2026年3月期のセグメント別売上高は半導体事業63億6千8百万円、電源機器事業202億8千3百万円であり、電源機器事業が全体の約76%を占める。両事業ともに子会社が製造・販売を分担しており、例えば大阪電装工業株式会社は産業用乾式変圧器を、株式会社諏訪三社電機は電源装置を製造する。

38の国と地域に及ぶグローバル販売網

1983年に米国ニューヨーク州にサンレックスコーポレーション、香港にサンレックスリミテッドを設立したのを皮切りに、国際展開を加速してきた。1994年には中国・順徳市に順徳三社電機有限公司(現・三社電機(広東)有限公司)を設立し、製造拠点を構築。さらに1999年にシンガポールにサンレックスアジアパシフィック、2001年に中国上海市に三社電機(上海)有限公司を設立し、アジア全域での販売網を整備した。現在では連結子会社9社のうち5社が海外法人であり、半導体素子と電源機器の販売、部材調達、製造をそれぞれ担っている。

堅実な財務体質と投資による成長戦略

2026年3月期の連結財務諸表によれば、総資産327億2千4百万円に対し純資産249億2千5百万円で自己資本比率は約76%と高い。有利子負債は少なく、現金及び預金を67億6千8百万円保有する。売上高は過去10年間で194億円から310億円のレンジで推移し、2024年3月期に310億円でピークを打った後、2026年3月期は267億円。営業利益は11億~14億円程度で安定している。中期経営計画「CF26」では、SiC製品の拡充や新エネルギー分野への進出、設計標準化による生産性向上を掲げ、戦略的投資を推進する方針である。

業界の中での役割は半導体素子・電源機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
267億円
営業利益
14億円
営業利益率
5.2%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
電源機器事業203億円76.0%20億円9.9%
半導体事業64億円24.0%-6億円-9.4%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01半導体主力

半導体素子の製造販売を手がける。主に産業用・車載用などに使用されるパワー半導体が中心。子会社を通じて国内外で販売している。

パワー半導体分野での高い技術力

主な製品・サービス1
半導体素子
電力制御に用いられるパワー半導体素子。高耐圧・大電流に対応し、産業機器や自動車に搭載される。

02電源機器主力

産業用電源機器や変圧器の製造販売を行っている。サーバー用電源、無停電電源装置、産業用変圧器などを幅広く手がける。子会社が製造・販売を分担。

主な製品・サービス2
電源装置
産業用・情報通信機器向けの電源装置。安定した電力供給を実現する。
産業用乾式変圧器
乾式タイプの変圧器で、安全性と環境性能に優れる。工場やビルなどに電力を供給する。

製品と技術

高効率電力変換を実現するパワー半導体製品

半導体事業では、パワーモジュール、ディスクリート半導体、チップ製品を手掛ける。特にSiC(シリコンカーバイド)製品は高効率・高耐圧が特徴で、データセンターや再生可能エネルギー向けの需要が拡大している。2026年3月期には半導体事業の売上高は63億6千8百万円に達したが、セグメント損失6億3千9百万円を計上した。これは在庫調整や固定費増加によるもので、中期計画ではSiC製品のラインアップ拡充とグローバル展開により収益改善を目指す。

多様な産業プロセスを支える電源機器製品

電源機器事業では、一般産業用電源、無停電電源装置、表面処理用電源、パワーコンディショナー、小型組込み電源などを製造・販売する。2026年3月期の売上高は202億8千3百万円で、セグメント利益は20億2千6百万円と好調。船舶用充放電装置、金属加工処理用電源、試験評価用電源など多用途に対応し、サービス分野(保守・据付)も成長している。設計標準化によるリードタイム短縮や、三菱重工業・日東工業との協業により、情報インフラや急速充電器市場への展開を進める。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 半導体パワー半導体分野での高い技術力

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

電子部品メーカー中堅、利益率改善途上

半導体製造装置向け電源や制御機器を製造。売上高250億円程度で、同業のキオクシアホールディングスと比較し小型。直近は減収も、利益率は改善傾向。競合のイビデンなどと差別化された製品を持つが、市場シェアは限定的。半導体市況の影響を受けやすく、安定成長には新規分野開拓が必要。

強み

  • 特殊電源や制御機器で高い技術力を誇り、顧客との強固な関係。
  • 営業利益率が4%から5%へ改善し、収益性向上。
  • 大手半導体装置メーカーへの納入実績が安定受注に寄与。
  • 高信頼性が要求される分野で長年の実績。

課題

  • 売上高が減少傾向にあり、成長エンジンが必要。
  • 業績が半導体投資サイクルの影響を大きく受ける。
  • 競合の大手と比較し、研究開発投資で劣勢。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が三社電機製作所

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16928エノモト198億円15.1倍
26998日本タングステン183億円63.5倍
36743大同信号182億円9.0倍
46678テクノメディカ177億円13.0倍
56848東亜ディーケーケー173億円18.1倍
66882三社電機製作所167億円39.0倍
76797名古屋電機工業155億円9.4倍
86597HPCシステムズ148億円28.4倍
96955FDK142億円19.0倍
106769ザインエレクトロニクス139億円338.3倍
116675サクサ137億円27.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

映写光源用コイルから始まった創業(1933-1948)

1933年3月、四方幸夫が大阪市東淀川区で個人経営により三社電機製作所を創業した。当初は映写光源用のチョーキングコイルやオートトランスを製作し、映像機器向け部品から事業を始めた。1948年4月、株式会社三社電機製作所に改組し資本金200万円で法人化した。この時期の製品は電力変換の基礎技術であり、後のパワーエレクトロニクス分野への進出の礎となった。

松下電器グループ傘下で成長した1960年代

1963年3月、松下電器産業株式会社(現パナソニックホールディングス)の資本参加を受け、同社の関係会社となった。これによりグループ内での電源機器需要を取り込み、技術力と生産規模を拡大した。1969年7月に西淡路工場(後の大阪・東淀川工場)を竣工し、生産能力を高めた。1970年12月には大阪・吹田工場も完成し、本格的な量産体制を整えた。

海外子会社の設立と事業基盤の多角化(1980年代)

1983年1月、米国ニューヨーク州にサンレックスコーポレーション、香港にサンレックスリミテッドを設立し、海外販売網を構築した。1985年9月には岡山・奈義工場(現岡山工場)を竣工し、国内生産拠点を拡大。1992年4月には関連会社の株式会社三社エレクトロコンポーネントを吸収合併し、組織の一体化を図った。1994年には中国・順徳市に初の海外製造子会社を設立し、国際的な生産体制に乗り出した。

上場と国内工場再編の1997-2000年代

1997年9月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場した。1998年10月には新本社・研究棟を建設し、研究所「S-PERC」を移転。1999年3月には大阪・吹田工場の設備を大阪・東淀川工場に集約して大阪工場と改称し、生産効率を高めた。2000年2月には吹田工場を売却。2002年から2004年にかけて滋賀新工場を段階的に完成させ、滋賀・水口工場や旧滋賀工場の設備を統合し、滋賀工場への生産集中を進めた。

吸収合併と新会社設立による再編(2013年)

2013年4月、株式会社三社エンジニアリングサービスを吸収合併した。同年7月には東京証券取引所市場第二部に移行するとともに、滋賀新工場第三期工事を完成させて大阪工場の生産を統合。さらに株式会社三社ソリューションサービス(連結子会社)を設立し、機器据付・保守・施工請負事業を開始。株式会社三社電機イースタン(現・諏訪三社電機)を設立し、東莞伊斯丹電子有限公司及び東邦工業(香港)有限公司を取得して電源機器の製造体制を強化した。

資本業務提携とスタンダード市場移行(2022-2024年)

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。同年11月、三菱重工業株式会社及び日東工業株式会社との資本業務提携を発表し、事業領域の拡大を図った。2024年3月には再生可能エネルギー導入のコンサルティング・開発・施工を目的とするEMソリューションズ株式会社が事業を開始した(日東工業、株式会社FAプロダクツ、徳倉建設株式会社との共同出資)。これにより新エネルギー分野への本格的な進出を実現した。

年表34件を開く

1930年代

  • 1933年3月創業四方幸夫が個人経営により三社電機製作所を大阪市東淀川区国次町(現在、西淡路町)で創業、映写光源用チョーキングコイル・オートトランスの製作に着手

1940年代

  • 1948年4月株式会社三社電機製作所に改組、資本金2百万円

1950年代

  • 1959年11月大阪市東淀川区淡路本町(現在、淡路二丁目)に本社社屋完成

1960年代

  • 1961年11月本社工場竣工
  • 1963年3月松下電器産業株式会社(現、パナソニックホールディングス株式会社)の資本参加を受け、関係会社となる
  • 1969年7月西淡路工場(その後、(旧)大阪・東淀川工場に改称)竣工

1970年代

  • 1970年12月大阪・吹田工場竣工
  • 1974年12月創業株式会社三社電機サービスを設立

1980年代

  • 1981年4月株式会社三社電機サービスを株式会社三社エンジニアリングサービスと株式会社三社エレクトロコンポーネントに分割
  • 1982年7月滋賀・守山工場竣工(旧、滋賀工場)
  • 1983年1月米国ニューヨーク州にサンレックスコーポレーション(現、連結子会社)、香港にサンレックスリミテッド(現、連結子会社)を設立
  • 1985年9月岡山・奈義工場竣工(現、岡山工場)

1990年代

  • 1992年4月M&A株式会社三社エレクトロコンポーネントを吸収合併
  • 1993年10月滋賀・水口工場竣工
  • 1994年1月中国・順徳市(現、佛山市)に順徳三社電機有限公司(現、三社電機(広東)有限公司・連結子会社)を設立
  • 1994年11月商号変更(旧)大阪・東淀川工場の生産設備を本社工場に移設し、本社工場の名称を大阪・東淀川工場に変更
  • 1994年12月(旧)大阪・東淀川工場跡に研究所『S-PERC』を開設
  • 1997年9月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場
  • 1998年10月新本社・研究棟竣工。本社機能及び研究所『S-PERC』を移転
  • 1999年3月商号変更大阪・吹田工場の生産設備を大阪・東淀川工場に移設し、大阪・東淀川工場の名称を大阪工場に変更
  • 1999年4月シンガポールにサンレックスアジアパシフィックPTE.LTD.(現、連結子会社)を設立

2000年代

  • 2000年2月大阪・吹田工場を売却
  • 2000年3月滋賀県守山市に工場用地を取得(現、滋賀工場)
  • 2001年8月中国上海市に三社電機(上海)有限公司(現、連結子会社)を設立
  • 2002年3月滋賀新工場第一期工事完成(現、滋賀工場)に伴い、滋賀・水口工場の生産設備を同工場に移設
  • 2004年8月滋賀新工場第二期工事完成(現、滋賀工場)に伴い、(旧)滋賀工場の生産設備を同工場に移設
  • 2004年9月(旧)滋賀工場を売却

2010年代

  • 2011年12月滋賀・水口工場跡地を売却
  • 2013年4月M&A株式会社三社エンジニアリングサービスを吸収合併
  • 2013年7月M&A大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合により、東京証券取引所市場第二部へ移行 滋賀新工場第三期工事完成(現、滋賀工場)に伴い、大阪工場を統合 株式会社三社ソリューションサービス(現、連結子会社)を設立 株式会社三社電機イースタン(現、㈱諏訪三社電機・連結子会社)を設立 株式会社イースタンのパワーシステム事業を承継する吸収分割を実施。本吸収分割により、東莞伊斯丹電子有限公司(現、東莞諏訪三社電機有限公司・連結子会社)及び東邦工業(香港)有限公司を取得

2020年代

  • 2021年11月大阪電装工業株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年11月三菱重工業株式会社及び日東工業株式会社と各資本業務提携
  • 2024年3月創業再生可能エネルギー導入のコンサルティング及び開発、施工、販売を目的とし、日東工業株式会社、株式会社FAプロダクツ、徳倉建設株式会社と共同出資にて設立したEMソリューションズ株式会社が事業開始

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    半導体事業の成長拡大

    SiC製品を中心に、インフラ市場(モビリティ、再生可能エネルギー、データセンター等)へ展開し、新製品の拡充と地域ごとのグローバル展開を推進する。

  2. 02

    電源機器事業の競争力強化

    新エネルギー分野の製品開発、表面処理用電源のグローバルシェア拡大、設計標準化、資本業務提携先との協業、小型電源の新市場開拓を進める。

  3. 03

    サステナビリティ戦略の推進

    生産活動での環境負荷軽減(CO2排出削減、廃棄物削減、再生可能エネルギー導入)、ダイバーシティ&インクルージョン推進と人材育成、事業継続マネジメントの強化を行う。

  4. 04

    財務戦略による収益性向上

    投下資本を最大限活用し、ROEで株主資本コストを上回ることを目指す。収益性向上と投下資本回転率改善によりROA目標を達成し、株主還元も充実させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,399人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は595万円で、9期前と比べて+9.1%平均年齢は46.5歳、平均勤続年数は18.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,451
2018年3月1,457
2019年3月54544.618.11,414
2020年3月56345.118.81,402
2021年3月49945.819.31,381
2022年3月53546.219.81,405
2023年3月56346.219.81,465
2024年3月58346.419.41,418
2025年3月61946.619.31,40079
2026年3月59546.518.91,399100

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率77.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 3 / 海外 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
滋賀工場 — 滋賀県守山市3,151百万円
電源機器事業
岡山工場 — 岡山県勝田郡奈義町2,408百万円
半導体事業
本社・研究棟 — 大阪市東淀川区701百万円
全社資産
本社工場 — 長野県 茅野市322百万円
電源機器事業
本社工場 — 中国 佛山市119百万円
電源機器事業
本社工場 — 中国 東莞市62百万円
電源機器事業
主な関係会社
  • 海外
    サンレックスリミテッド
    香港九龍
    議決権100.0%
  • 海外
    サンレックスアジアパシフィックPTE.LTD.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    三社電機(上海)有限公司
    中国上海市
    議決権100.0%
  • 海外
    三社電機(広東)有限公司(注)1
    中国佛山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱三社ソリューションサービス
    大阪市東淀川区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱諏訪三社電機(注)1・3
    長野県茅野市
    議決権100.0%
  • 海外
    東莞諏訪三社電機有限公司(注)1
    中国東莞市
    議決権100.0%
  • 国内
    大阪電装工業㈱
    大阪市東淀川区
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    熊本空港TAPS用20kVA無停電電源装置外1点(製造・設置・調整)
    国土交通省 · 2018-08-01
    4,990万円
  • 調達
    函館空港TSR用40kVA無停電電源装置(製造・設置・調整)
    国土交通省 · 2021-06-10
    4,732万円
  • 調達
    高知空港TSR用40kVA無停電電源装置(製造・設置・調整)
    国土交通省 · 2026-07-16
    4,700万円
  • 調達
    新潟空港TSR用40kVA無停電電源装置(製造・設置・調整)
    国土交通省 · 2018-11-26
    3,374万円
  • 調達
    新潟空港TAPS用20kVA無停電電源装置(製造・設置・調整)
    国土交通省 · 2020-05-15
    2,895万円
  • 調達
    中央合同庁舎第4号館受変電用直流電源設備整備
    財務省 · 2017-06-14
    1,880万円
  • 調達
    令和元年度 那覇第1RX局舎無停電電源設備精密保守
    国土交通省 · 2019-08-05
    452万円
  • 調達
    令和元年度 能登ARSR無停電電源設備外1カ所精密保守
    国土交通省 · 2019-08-28
    400万円
  • 調達
    いわき基地局外2か所無停電電源設備点検整備(仙台)
    国土交通省 · 2016-11-10
    325万円
  • 調達
    いわき基地局外2か所無停電電源設備点検整備(仙台)
    国土交通省 · 2017-10-25
    325万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は267億円営業利益14億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.1%、利益が+27.3%。

売上高
+5.1%
267億円
営業利益
+27.3%
14億円
純利益
-20.0%
4億円
営業利益率
5.2%
前期比 +0.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高280億円267億円
営業利益13億円14億円
純利益9億円4億円
1株あたり配当¥40¥40

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は58億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−14.7%、営業利益は−83.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q828
2024年1Q6868.84
2024年2Q7057.14
2024年3Q992222.217
2024年4Q735
2025年2Q11621.71
2025年4Q13896.54
2026年2Q11610.90
2026年4Q151138.64
2027年1Q5811.71

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は205億円から267億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は5.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社三社エンジニアリングサービスを吸収合併
2013年3月205169
2014年3月2332617
2015年3月2212315
2016年3月2221812
2017年3月20121
2018年3月2371511
2019年3月2441813
2020年3月2192−7
2021年3月19445
2022年3月2271311
2023年3月2811712
再生可能エネルギー導入のコンサルティング及び開発、施工、販売を目的とし、日東工業株式会社、株式会社FAプロダクツ、徳倉建設株式会社と共同出資にて設立したEMソリューションズ株式会社が事業開始
2024年3月3103530
2025年3月25411124.35
2026年3月26714115.24

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高267億円のうち、営業利益として残るのは14億円5.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.7%202億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.1%51億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.2%14億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
24.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.6pt
5.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.4pt
1.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.5pt
1.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが34億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は68億円で、売上の3.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月17−6−101159
2014年3月6−193−1352
2015年3月29−220762
2016年3月14−3−151157
2017年3月18−23−1−550
2018年3月36−5−113168
2019年3月7−7−10060
2020年3月0−6−7−647
2021年3月17−4−21359
2022年3月9−3−17650
2023年3月−2−8−2−1040
2024年3月23−1151258
2025年3月10−2414−1458
2026年3月34−13−132168

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は327億円。このうち返さなくてよい自己資本が249億円で、自己資本比率は76.2%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2361419559.5
2014年3月27616810860.7
2015年3月2801879366.6
2016年3月2621847870.4
2017年3月2571827570.9
2018年3月2781938569.4
2019年3月2852008569.9
2020年3月2411855676.9
2021年3月2481935577.8
2022年3月2711987373.0
2023年3月2912118072.4
2024年3月35324410969.1
2025年3月3362439272.5
2026年3月3272497876.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
68億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
182億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
35億円
在庫として抱えている分
負債合計
78億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中4位あたり、逆に低いのはROE224社中199位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
1.5%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.2%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.2%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,119で、1年前と比べて+35.4%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥1,119-3.9%1ヶ月-3.5%1年+35.4%時価総額167億円
過去52週の値幅
安値¥855高値¥1,554

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)39.0倍
PER (会社予想)16.4倍
PBR0.60倍
配当利回り3.57%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で5.74%下落し1166円となったものの、月間では3.83%高と底堅い。7月末に1057円まで調整したが、8月に入り切り返し、8月17日には1258円と直近高値を更新。25日移動平均線との乖離は+0.4%とほぼ均衡。一方で75日線(1261円)を下回っており、中期トレンドはやや上値が重い。52週高値1554円からは25%下落した位置にあるが、52週安値853円からは36%上昇しており、上昇基調は維持している。出来高は8月3日に336,600株と急増した後は減少傾向で、直近は93,900株とやや低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは41.53倍と同業界平均の29.18倍を約42%上回り、予想PERも17.4倍とやや高め。一方PBRは0.64倍と1倍割れで割安感があるが、ROEが1.5%と極めて低く、資本効率は悪い。配当利回りは3.36%と平均の2.3%を上回るが、配当性向269.3%と利益を超えており持続性に懸念。業績が減少傾向にある中、PERの高さが割高に感じられる。割安だが配当の持続性と収益性の改善が課題で、総合的にやや割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)39.0倍30.8倍
PER (予想)16.4倍
PBR0.60倍2.58倍
ROE1.5%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体需要の回復と製造装置への投資増が追い風となる一方、業績は振れやすく、競争も激しくなっています。強気派は、AI・データセンター向け半導体投資の拡大が同社の電源需要に直結すると見ます。弱気派は、半導体市況の変動で業績が不安定であること、主要顧客への依存や技術革新への対応遅れを懸念します。直近の売上高は回復していますが、純利益は低水準で、収益性の改善が課題です。

プラスに働く材料7
  • 半導体投資の拡大

    AIやデータセンター向けの半導体製造装置投資が増加し、電源の需要が拡大する。

  • 売上高の回復

    売上高は2025/3期の254億円から2026/3期は267億円へ増加予想。

  • 技術力の高さ

    半導体製造装置の高性能化に対応できる技術力を持つ。

  • 2026年3月期営業利益14億円、前期比27%増通年影響

    営業利益は前期11億円から14億円へ3億円増加、増益トレンド。

  • 予想PER17.4倍と実績41.5倍から改善決算発表後影響

    実績PER41.5倍に対し予想PER17.4倍、収益回復で評価が適正化。

  • 売上高267億円、前期比5%増通年影響

    売上高は254億円から267億円へ13億円増加、需要回復の兆し。

  • 株価は1年で43.8%上昇と強いモメンタム継続影響

    株価1年で43.8%上昇、上昇トレンドが続いている。

マイナスに働く材料7
  • 収益の不安定さ

    純利益は2024/3期の30億円から2025/3期の5億円へ激減しており、変動が激しい。

  • 市況依存

    半導体市況の悪化時に業績が大きく落ち込むリスクがある。

  • 競争の激化

    大手電源メーカーや海外勢との競争が厳しく、価格競争に陥りやすい。

  • 売上高は310億円から267億円へ減少通年影響

    2024年3月期310億円→2025年3月期254億円→2026年3月期267億円、水準低下。

  • 純利益4億円と低調通年影響

    2026年3月期純利益4億円、前期5億円から減益、利益水準が低い。

  • ROE1.5%と資本効率が極めて低い継続影響

    ROE1.5%は資本コストを大きく下回り、株主価値創出が乏しい。

  • 配当利回り3.36%だが減益で持続性懸念通年影響

    配当利回り3.36%だが純利益4億円では配当維持の負担が大きい。

次の決算で確かめる点
受注高
半導体製造装置の投資動向を反映するため。
営業利益率
製品ミックスの改善やコスト管理の状況を確認するため。
売上高の推移
市場需要の回復度合いを示すため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり40で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.57%。

年間配当
¥40
1株あたり
配当利回り
3.57%
いまの株価に対して
配当性向
269.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1018.0
2018年3月20100.055.1
2019年3月2840.081.9
2020年3月13−53.6
2021年3月1515.433.8
2022年3月2566.733.5
2023年3月3020.073.0
2024年3月5066.727.0
2025年3月40−20.0186.0
2026年3月400.0269.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥40

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,099人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が25.5%を占め、残る74.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他47.755.452.350.257.963.8
事業法人31.924.331.328.326.724.4
自己株式6.014.111.010.210.210.2
外国法人8.112.29.111.29.49.0
証券会社1.82.42.64.82.21.5
金融機関10.55.64.75.43.71.1
外国人個人0.10.10.10.10.10.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01三菱重工業株式会社8.93
02合同会社みやしろ5.07
03日東工業株式会社4.46
04三社電機従業員持株会2.88
05四方 邦夫2.21
06四方 英生1.53
07上田八木短資株式会社1.51
08THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.42
09森田 幸也1.34
10BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH - PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-11
    合同会社みやしろ
    変更報告
    5.07%
  • 2026-05-12
    合同会社みやしろ
    新規の大量保有報告
    5.07%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−60%、1株純資産は14期で+68%。直近期のROEは1.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月721,1136.78.228.6
2014年3月1151,12110.75.510.2
2015年3月1011,2498.56.420.4
2016年3月791,2716.37.135.8
2017年3月91,2590.758.118.0
2018年3月731,3335.722.055.1
2019年3月931,4116.89.181.9
2020年3月−481,316
2021年3月351,3762.623.133.8
2022年3月831,5425.99.633.5
2023年3月951,5846.110.073.0
2024年3月2221,83713.08.127.0
2025年3月381,8302.122.9186.0
2026年3月291,8731.532.8269.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額150百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉村元取締役会長(代表取締役)7234,000
山内得志取締役社長(代表取締役)経営企画本部長59
頭本博司取締役 専務執行役員 電源機器事業本部長6710,000
勝嶋肇取締役 常務執行役員 半導体事業本部長 品質・環境担当6715,000
宇野輝取締役8413,000
伊奈功一取締役7837,000
梨岡英理子取締役592,000
北野市郎監査役(常勤)675,000
小川洋一監査役664,000
植田麻衣子監査役57
喜多直樹常務執行役員
丸山博之常務執行役員
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢
足立秀人常務執行役員
四方幸執行役員
岸本博明執行役員
久米昭年執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)54638139820
社外取締役638386
監査役1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容907字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社9社及び関連会社1社で構成され、半導体素子、電源機器の製造販売を行い、さらに、各事業に関連するサービス業務を行うなどの事業活動を展開しております。 1.事業内容と当社事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 [半導体]……………………当社が製造販売するほか、子会社のサンレックスコーポレーション、サンレックスリミテッド、三社電機(上海)有限公司及びサンレックスアジアパシフィックPTE.LTD.においても販売を行っております。 [電源機器]…………………当社が製造販売するほか、子会社では三社電機(広東)有限公司、株式会社諏訪三社電機及び大阪電装工業株式会社が製造販売、サンレックスコーポレーション、サンレックスリミテッド、サンレックスアジアパシフィックPTE.LTD.が販売、東莞諏訪三社電機有限公司が製造を行っております。 なお、株式会社三社ソリューションサービスは機器据付・試運転、修理、保守、施工請負及び電源機器並びにそのシステムの販売を行っております。 セグメント情報は上記の区分に従って作成しております。 2.主要な関係会社は次のとおりであります。 連結子会社 サンレックスコーポレーション…………………………半導体素子及び電源機器の販売 サンレックスリミテッド…………………………………海外部材の調達 半導体素子及び電源機器の販売 サンレックスアジアパシフィックPTE.LTD.…半導体素子及び電源機器の販売 三社電機(上海)有限公司………………………………半導体素子の販売 三社電機(広東)有限公司………………………………電源機器の製造及び販売 株式会社三社ソリューションサービス…………………機器据付・試運転、修理、保守、施工請負及び電源機器並びにそのシステムの販売 株式会社諏訪三社電機……………………………………電源装置等の電子機器の製造及び販売 東莞諏訪三社電機有限公司………………………………電源装置等の電子機器の製造 大阪電装工業株式会社……………………………………産業用乾式変圧器の製造及び販売 事業の概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,717字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは1933年の創業以来、「経営理念」として次の3点を掲げて企業活動を行っております。 経営理念 社会に価値ある製品を 常に社会の求める製品の創造につとめ よりよい品質によって 社会の発展に貢献する 企業に利益と繁栄を 常に衆知を集めて企業の反映をめざし 利益の確保につとめ 社会的責任を全うする 社員に幸福と安定を 常に新たな英気をもって未来をみつめ 信頼と協調によって 社員の幸福と安定したくらしをはかる 創業以来、パワーエレクトロニクスの分野において、社会が必要とする製品をメーカーとして真摯に提供し続けることを実践しております。当社グループは、産業用として、社会インフラに欠かせない電力を高効率に変換する技術を培い、パワー半導体並びに小型カスタム電源から大型電源機器までを開発・製造しております。当社グループは、これからの地球の未来を支える電気と、それを効率的に変換・制御する技術を創出し続けることで、持続可能なクリーンエネルギー社会の実現に貢献してまいります。 当社グループは、中期のありたい姿を次のように掲げております。 中期のありたい姿 : Global Power Solution Partner  (グローバル・パワー・ソリューション・パートナー)  ・創業以来の強みのパワーエレクトロニクス関連技術は世界トップレベルまで磨かれている  ・パワーエレクトロニクス関連技術を武器にお客様の困りごとを徹底的に掘り起こし解決している  ・目線はグローバル。全地球規模で事業を展開している  ・誠実さと品質に対し抜群の信頼感を社会から得ている (2) 経営環境 カーボンニュートラルや脱炭素社会の実現に向けた取り組みが世界的に加速する一方で、近年ではAIの急速な進化・普及に伴い、データセンターをはじめとする電力需要が飛躍的に増大しており、電力の安定供給と効率的な利用の重要性が一層高まっています。 また、従来の発電所から送電網を通じて電力を供給する集中型電源に加え、再生可能エネルギーや蓄電池を組み合わせた分散型電源の導入が進展しており、電力の「供給」と「制御」を一体的に最適化することが求められる時代へと移行しつつあります。さらに、再生可能エネルギーと蓄電池の組み合わせによる電力活用は経済合理性の観点からも重要性を増しており、電力システム全体の在り方に変化をもたらしています。 日本国内においても、GX(グリーントランスフォーメーション)政策の進展により、電力インフラの強靭化やエネルギーマネジメントの高度化が求められるとともに、電力需給の不安定化やエネルギー価格の変動を背景に、高効率化や最適制御を実現する技術への期待が一段と高まっています。 このように、電力需要の拡大とエネルギー供給構造の変化が同時に進行する中で、電力の変換・制御を担う技術の重要性は一層高まっております。 (3) 中期経営計画 [基本方針] 当社グループは、中期経営計画「CF26」(2025年3月期~2027年3月期)を策定し、「Global Power Solution Partnerの実現に向けた経営改革の3年間」と位置づけています。本計画では、戦略的投資と無形資産への投資を推進することで、事業成長と収益性の向上を図っております。具体的には、カーボンニュートラルに貢献する製品開発や高性能デバイスの開発により省エネルギーと電力の安定供給に貢献し、顧客の付加価値を向上させるソリューション提供を行います。また、環境負荷の軽減や事業継続マネジメントの強化を通じてサステナビリティ戦略を推進し、投下資本を最大限に活用して株主資本コストを上回る自己資本利益率(ROE)を目指し、収益性と投下資本回転率の改善を図ります。さらに、株主還元の充実やコーポレート・ガバナンスの強化も推進してまいります。 (4) 中期経営計画の重点項目 ① 半導体事業 SiC※製品は、高効率な電力変換によるCO₂削減への貢献が期待されており、その需要は急速に拡大しています。これらの高性能デバイスは、省エネルギー化と電力の安定供給に大きく寄与することが期待されており、従来のデバイスとともに、次の施策を推進してまいります。 (a) 従来の建設関連、産業用設備に加えて新たにインフラ市場(モビリティ、再生可能エネルギー・蓄エネルギー、データセンターなど)にも注力し、多様なアプリケーションへの展開 (b) SiC製品をちゅうしんとした新製品の拡充と製品特性に基づく地域ごとの適切なグローバル展開 ※ SiC(シリコンカーバイド)は、シリコンと炭素からなる化合物半導体です。従来のシリコン半導体に比べエネルギー効率の向上や小型化が期待されています。 ② 電源機器事業 当社グループは持続可能な経営を重視し、カーボンニュートラルに貢献する製品開発や環境負荷の軽減に取り組 んでおります。これにより、社会課題の解決と顧客ニーズの対応を両立させ、競争力を高めることを目指しております。特に、エネルギーマネジメント分野では系統安定化技術を駆使して、当社の地位をさらに強固にする施策を推進いたします。 (a) 新エネルギー分野の製品開発と表面処理用電源のグローバルシェア拡大 (b) 設計の標準化の取り組み (c) 資本業務提携先との協業 (d) 小型電源での新たな市場開拓(情報インフラ、急速充電器、半導体製造装置など) ③ サステナビリティ戦略 (a) 生産活動における環境負荷の軽減:地球環境への配慮を通じて、企業としての社会的な責任を果たすため、自社事業活動におけるエネルギー効率を向上させ、CO2排出量を削減いたします。さらに、廃棄物の削減の推進、再生可能エネルギーの導入などを計画しております。 (b) ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進と人材育成:多様な背景を持つ人材を積極的に採用し、その能力や視点を活かすことで、イノベーションの源泉となることを目指します。また、教育や研修を通じて、従業員のスキルアップやキャリアの発展を支援いたします。これにより、企業全体の生産性向上や社員の満足度の向上を実現し、持続可能な人材育成を進めます。 (c) 事業継続マネジメント(BCM):災害や危機が発生した際でも、迅速かつ適切な対応を可能とし、企業のリスク管理と事業継続能力の向上を目指します。 ④ 財務戦略 投下資本を最大限に活用し、株主資本コストを超える自己資本利益率(ROE)を達成することを目指します。顧客の付加価値向上に貢献することによる収益性の向上と投下資本回転率の改善が重要な目標であり、総資産営業利益率(ROA)の目標水準を達成することを目指します。さらに、株主還元の充実も重要な取り組みとしております。 (5) 当連結会計年度の取り組み 半導体事業: ・SiC製品を中心に、高効率な電力変換を実現するパワー半導体の開発及び用途拡大を推進 ・1700Ⅴ耐圧SiC MOSFETの開発を実施 ・再生可能エネルギー、データセンター等のインフラ分野及び産業分野における適用を拡大 電源機器事業: ・電力変換技術を基盤とした各種電源機器の開発及び販売を推進 ・大型電源装置の受注拡大に取り組むとともに、5メガワット対応の試験システムを開発 ・再生可能エネルギー及びデータセンター等の需要が旺盛なインフラ分野及び産業分野への展開 サステナビリティ・経営基盤: ・CO2排出量削減に向けた取り組みを推進し、2013年度比40%削減を達成 ・人材育成施策の実施及びDXの推進により、組織力の強化を図るとともに、BCP(事業継続計画)の強化に取り組む (6) 次年度の重点施策 基本方針 第93期より、半導体事業本部、電源機器事業本部及び営業本部の3本部制へ移行し収益責任を明確化するとともに、企画・開発、製造が一体となって重点施策を推進することで、収益体質の強化と新製品創出を図り、持続的な事業成長と事業構造の進化を目指します。 半導体事業 目指す姿:収益構造の転換と持続的成長基盤の確立 重点施策:①新規設備稼働による生産性向上 ②新製品の販売実現 中期展開:①リードタイムの短縮 ②SiC製品の競争力強化 ③大容量デバイスの開発 電源機器事業 目指す姿:顧客対応力の強化 重点施策:①データセンター向け電源機器の拡販 ②新規設備稼働による生産性向上 中期展開:①リードタイムの短縮(設計の標準化など) ②カスタム対応のスピードアップ サービス事業 目指す姿:安定成長の継続 重点施策:他社製品を含めたメンテナンス事業の拡充 中期展開:保守ソリューション提案力強化に向けた事業基盤整備
事業等のリスク7,494字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のものがあります。文中の将来に関する事項は本有価証券報告書提出日(2026年6月22日)現在において、当社グループが判断したものであります。 なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に経営成績等の状況に与える影響の内容については、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。 (1) 経済環境の変動によるリスク 当社グループは、経営理念のもと、パワーエレクトロニクスの分野に経営資源を集中・特化し、特にパワー半導体技術と電源機器技術の融合により、地球環境への負荷の軽減を最終的に目指して、エネルギーの効率使用、省エネルギー・省資源及びクリーンエネルギーの活用を実現する製品開発を行い、事業基盤の拡大に取り組んでおります。 当社グループは、特定の地域、産業に偏らない販売戦略をとっておりますが、貿易規制、関税の変動、伝染病や感染症によるパンデミック、経済状況の変化、民間設備投資動向やインフラ整備の動向に影響を受けるところが大きく、世界経済の景気後退や需要の縮小は、当社グループの受注高・受注価格に影響を及ぼす可能性があります。 このような経済環境の変動は、当社の管理可能な範囲を超えるものであり、回避することは困難ですが、販売先・仕入先・取引金融機関等からの情報をいち早く把握し、経営幹部による情報共有を徹底することで、社内において適切な対応策を講じるよう努めております。 (2) 事業リスク・戦略リスク ① 品質(製造物責任) 当社グループは、万一、製品に欠陥が発生した場合、多額のコストが発生する可能性があり、当社グループの評価に重大な影響を与える恐れがあります。その結果として、売上の減少など、業績に悪影響を及ぼすリスクも存在することを認識しております。 このようなリスクを未然に防ぐため、当社グループでは、品質環境企画室を中心に、製造・販売・技術部門が密接に連携し、開発段階から出荷に至るすべてのプロセスにおいて、製品の品質向上及び安定化に継続して取り組んでおります。 ② 製品開発 当社グループは、お客様のニーズを的確に捉え、魅力的な製品をタイムリーにお客様に届けるよう、活動を強化しておりますが、開発の遅れやタイムリーな供給ができなかった場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを未然に防ぐため、当社グループでは、製品開発及び商品化の進捗状況について定期的に協議を行い、経営層と課題を共有することで、経営資源の適切な配分に努め、リスクの低減を図っております。 ③ 他社との提携 当社グループは、販売拡大のため、優位性のある商品についてOEM供給や受託生産の形で、一部の事業分野において他社と共同で事業活動を行っております。しかしながら、経営環境の変化などにより、相手先企業の事情によって協業関係が継続できなくなる場合があり、その結果、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、技術開発及び品質向上に継続して取り組むとともに、協業テーマごとに状況を確認し、必要に応じて協業関係の維持に向けた協議を行うことで、リスクの最小化に努めております。 ④ 素材価格の変動 当社グループの電源機器事業では、銅、鉄鋼、樹脂等の素材を含む部品を多く使用しております。これらの素材価格が急激に変動した場合、引き合いから受注・引き渡しまでに一定の期間を要することから、製品価格への転嫁が遅れ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、コストダウンや生産性向上、経費圧縮などの取り組みに加え、製造リードタイムを踏まえたうえで、素材価格の変動に応じてお客様との価格交渉を適時に行うことにより、適正な利益の確保に努めております。 ⑤ 部品調達 当社グループの製品には、社外から調達する電子部品等が数多く使用されておりますが、車載向け部品などの需要増加により、調達リードタイムが長期化し、必要な部品を適時に確保できなくなる可能性があります。また、一部の部材は海外から調達しており、各国の通関政策の影響を受けて調達が困難になる可能性もあります。さらに、テロや地域紛争、国際関係の悪化による治安・情勢不安に起因する運輸リスク、原油価格の高騰による輸送コストの上昇、コンテナ需給の逼迫による輸送遅延・輸送コストの上昇など、多様な外部要因によるリスクも想定されます。 このようなリスクに対し、当社グループでは、主要部品に関する代替調達先の検討や、複数の仕入先の選定、国内外における新たな調達先の開拓を継続的に進めております。また、部品ごとのリードタイムの変化を常に注視し、必要に応じて先行手配を行うなど、サプライチェーンの寸断による影響を最小限に抑えるべく対策を講じております。 ⑥ 設備投資 当社グループは、新製品の開発や生産能力の拡大、製品の競争力維持のために設備投資を行っておりますが、設備投資に対して製品需要が想定を大きく下回った場合、過剰な減価償却費の負担が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、設備投資の実施にあたり、投資効果の前提条件を明確化するとともに、投資金額や規模の妥当性について継続的な検証を行い、適切な検討・承認手続きを通じてリスクの回避に努めております。 ⑦ 生産委託先(外注先)の経営状況変動 当社グループは、半導体製品の組み立て工程や電源機器製品の生産を外注先に委託している場合がありますが、生産委託先の経営状況の変動により、外注コストの増加や販売に必要な生産数量の確保ができなくなる可能性があります。リスクが顕在化した場合や外注先の倒産等予期せぬ事態が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、生産委託先との連携を図り経営状況の変化を早期に把握するとともに、生産委託先の見直しを適宜行い、リスクを最小限に抑えるよう努めております。 ⑧ 国際情勢 当社グループは、中期経営計画のテーマの一つとして、積極的なグローバル展開を推進しており、販売拠点及び生産拠点を海外に展開しており、地政学的リスク及びカントリーリスクへの対応が求められます。特に戦争、暴動、テロ、伝染病・感染症の流行などによる社会的混乱、また、地震や台風などの自然災害が発生した場合には、原油価格高騰に伴う輸送コストの上昇、現地工場の操業停止、債権回収不能など、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、各国における関税率の変動は、当社製品の価格競争力に影響を及ぼし、販売実績が下振れるリスクにつながるおそれがあります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、海外営業統括部及び海外子会社を通じて、各国・地域における政治・経済状況、社会情勢、文化・宗教、法制度・規制等に関する情報収集を行い、案件ごとにリスクの回避策を講じるなど、リスクの最小化に努めております。関税の変動については、価格転嫁、サプライチェーンの見直しや再構築などに取り組んでまいります。 ⑨ 競合及び価格動向 当社グループの製品は、国内外において他社との競争にさらされております。継続的な技術革新やコスト削減等に取り組んでいるものの、予想以上に価格競争が激化した場合、販売価格の下落により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、継続的な開発投資と品質向上に加え、原材料の現地調達率の向上や生産コストの削減、保守サービス対応力の強化などを通じて、競合他社との差別化に取り組んでおります。また、製品ポートフォリオの見直しを常に行い、当社の強みが発揮できる分野に経営資源を集中することで、価格競争に陥ることなく収益の確保を目指しております。 ⑩ 知的財産 当社グループは、知的財産を競争力の源泉であり、経営資源の中でも最も重要なものの一つと位置づけており、その権利化、適切な管理及び活用を通じて、企業価値やブランド価値の維持・向上を図っています。グローバルに事業を展開する中で、当社グループの知的財産権が侵害される可能性があり、そのような場合には、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。このため当社グループでは、模倣品に関する情報を継続的に収集するとともに、必要に応じて製造・販売の差止めを求める訴訟提起など、適切な対応策を講じています。 また、万一当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償請求や対価の支払等が発生し、業績や財政状態に影響を与える可能性があります。 こうしたリスクを未然に防ぐため、当社グループは、製品開発段階において事前調査を実施し、第三者の知的財産権を侵害しないよう細心の注意を払っております。 (3) 経営基盤に関するリスク ① コンプライアンスリスク 当社グループは、国内外で事業を展開しており、輸出貿易管理令、不正競争防止法、贈収賄防止法、建設業法など、多岐にわたる法令・規制を遵守する必要があります。これらに違反する行為や、その疑いを持たれる行為が発生した場合には、課徴金や損害賠償の請求、営業活動の中断、社会的信用の低下、株価の下落など、当社グループの事業運営や財務状況に深刻な影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、法令に準拠した社内規程の整備・運用、内部統制システムの構築及び定期的な評価、経営層によるコンプライアンスの発信、eラーニングや研修を通じた従業員の意識向上、内部通報制度の整備と適正な運用などにより、法令遵守体制の維持・強化に努めております。 ② 情報セキュリティにおけるリスク 当社グループは、事業を通じてお客様や取引先の個人情報や機密情報を入手することがあり、これらの情報はサイバー攻撃等による不正アクセスや改ざん・破壊、紛失、漏洩等のリスクにさらされています。また、想定を超えるサイバー攻撃や人為的ミス、盗難等が発生した場合には、情報の流出、破壊、改ざん、あるいは情報システムの停止等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応し、当社グループでは、グループ全体でのセキュリティ強化、委託先の適切な管理、従業員への教育などを通じて、情報管理体制の整備・強化に取り組んでおります。 ③ 人材確保 当社グループが競争力を維持し、将来にわたり発展していくためには、優秀な人材を継続的に確保することが不可欠です。しかしながら、近年の日本における生産年齢人口の減少を背景に、有能な人材の獲得競争は一層激化しており、必要な人材を確保できない場合には、事業の拡大に支障をきたし、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対し、当社グループでは、雇用制度や教育訓練制度の充実を図り、人材の確保と育成に継続して取り組んでおります。さらに、教育機会の整備を通じて付加価値創造型の人材を育成するとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速によって一人当たりの生産性を向上させることで、事業拡大と業績への影響の最小化に努めてまいります。 (4) 環境リスク ① 法的規制 当社グループは、当社及び子会社、並びに代理店を通じて海外で製品を販売しておりますが、欧州のRoHS指令(特定有害物質の使用規制)や中国版RoHS指令など、各国・地域の法的規制の影響を受けます。これらの規制を遵守できなかった場合や、将来的な法改正により対応コストが増加し、十分な対応が困難となった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクを未然に防ぐため、当社グループでは、法令に適合した品質管理基準に基づき品質管理を実施するとともに、品質環境企画室を中心に関連部門と連携し、国内外の法的規制に関する情報を継続的に収集し、迅速かつ適切に対応できる体制の整備に努めております。 ② 化学物質管理 当社グループは、生産活動において多数の化学物質を使用しており、万一、社外への流出事故が発生した場合には、社会的信用の失墜や補償・対策費用の発生、生産活動の停止などにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。 こうしたリスクを未然に防ぐため、当社グループは、品質環境企画室が中心となって国内外の法的規制に関する情報を継続的に収集するとともに、社内関係部門及び生産委託先を含む全関係者が連携し、法規制の遵守と事故防止策の徹底に取り組んでおります。また、標準書・手順書に基づいた万全の対策を講じることで、リスクの最小化に努めております。 ③ その他の環境規制・気候変動関連等 当社グループは、廃棄物削減、大気汚染防止、水質汚濁防止などの環境規制の適用を受けております。また、温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが全世界的に強化されております。そのため、当社グループは、地球環境の保全は「次世代への責務」と考え、環境負荷の低減を最重要課題のひとつとして多くの経営資源を投入し、環境整備に努めております。しかしながら、事故や自然災害より不測の環境汚染が生じる場合、また、予期しない規制等が設けられ、対応が遅れた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 生産活動における環境負荷の軽減については、「サステナビリティに関する考え方及び取組」の欄にて、具体的推進体制を記載しております。 (5) 金融リスク ① 為替レートの変動 当社グループの生産活動、営業活動及び調達活動は、全世界を対象にしております。そのため、可能な範囲での地産・地消などで為替のバランスを図ることに努めておりますが、差額として生じた外貨建債権債務については、為替相場の変動によるリスクをヘッジする目的で、常時為替予約等で対策を講じております。 しかし、為替予約、為替バランスを図ることにより為替相場変動の影響を緩和することは可能であっても、影響を全て排除することは不可能であり、業績に少なからず影響を及ぼす可能性があります。 また、各主要市場に販売子会社を設立しているため、連結財務諸表作成上、各地域における売上、費用、資産を含む現地通貨建ての項目は円換算しており、換算時の為替レートにより、これらの項目は現地通貨の価値が変わらなかったとしても、円換算後の価値が影響を受け、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金利の変動 当社グループは、金利の変動リスクを回避するための対策を講じておりますが、金利の変動は、業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、有利子負債による資金調達を必要最小限に止めることで、リスクの回避に努めてまいります。 (6)財務リスク ① 長期性資産の減損 当社グループは、多額の有形固定資産等の長期性資産を保有しております。これら長期性資産の連結貸借対照表計上額については、当該資産から得られる将来キャッシュ・フローにより残存価額を回収できなくなることの兆候を継続的にモニタリングしております。 将来キャッシュ・フローが回収できないと判断される場合には、減損を認識しなければならない可能性があります。 当社グループでは、こうしたリスクの兆候が認められた際には、各資産から得られるキャッシュ・フローの改善策について事前に十分に協議し、適切な対策の検討をしてまいります。 ② 退職給付債務 当社グループは、日本の会計基準に従い、退職給付債務を処理しております。しかし、退職給付費用及び退職給付債務等の計算に関する事項(割引率、長期期待運用収益率等)で、実際の結果が前提条件と異なる場合、前提条件が変更された場合及び今後年金資産の運用環境の悪化があった場合は数理計算上の差異が発生いたします。これらの場合、退職給付費用及び計上される債務に影響を及ぼす可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について将来の回収可能性を十分に検討し、回収可能な額を計上しております。しかし、今後、経営状況の悪化などにより、一時差異等が将来の課税所得で回収できないと判断された場合には、法人税等調整額が増加し、業績に影響を及ぼす可能性があります。これに対し、当社グループでは成長性と収益性の向上を常に意識し、事業収支の安定(計画収支の実現)に全社をあげて取り組むことが最も重要であると考えております。 ④ 会計制度、税制等の変更 当社グループが、予期せぬ会計基準や税制の新たな導入・変更により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、税務申告における税務当局との見解の相違により、予想以上の税負担が生じる可能性があります。 当社グループとしては、適時に専門家より制度改正に関する情報を入手し、適切な対応に努めてまいります。 (7)自然リスクやパンデミック 当社グループの製造拠点、営業拠点等が地震等の自然災害により多大な損害を受けたり、伝染病や感染症によるパンデミック等で通常の事業活動が困難となった場合、工場の操業停止や配送遅延が生じる可能性があります。また、当社グループが直接的に損害を受けなくても、お客様や取引先が損害を受けることにより生産・物流・販売等が計画どおりに実行できない可能性があります。 当社グループでは、地震災害発生時の迅速な初期対応及び業務の早期復旧を図るため、安否確認システムの導入、防災訓練の実施、事業継続計画(BCP)の策定を行っております。しかしながら、実際に災害が発生した場合には、当社グループの生産拠点での操業の中断、施設等の損害、多額の復旧費用が発生し、業績に影響を及ぼす可能性があります。 事業継続マネジメントについては、「サステナビリティに関する考え方及び取組」の欄にて、具体的推進体制を記載しております。
経営成績の分析 (MD&A)6,036字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況 ① 財政状態及び経営成績の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 当連結会計年度における世界経済は、中東地域をはじめとする地政学リスクの高まりに加え、原油価格の上昇に伴う物価上昇やサプライチェーンへの影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。一方で、AIの活用進展に伴うデータセンターの拡大が見込まれるなか、それを支える電力の安定供給といった課題が顕在化しております。 このような状況のなか、当社グループでは、パーパス「パワーエレクトロニクスと創造力で、社会を前進させる。」のもと、事業機会の拡大に向け、商品開発の推進、販売力の強化及びサービス体制の充実に取り組んでおります。これらの施策は中期経営計画「CF26」に基づき推進しておりますが、その成果が業績に反映されるまでには一定の時間を要しております。加えて、顧客需要の変動や同業他社の動向など、事業環境の変化も業績に影響を及ぼしました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は266億5千1百万円(前期比4.8%増加)となりました。営業利益は13億8千6百万円(前期比29.1%増加)となりましたが、経常利益は持分法による投資損失を計上したことから11億3千7百万円(前期比3.7%減少)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、半導体事業の一部の固定資産及び海外子会社の固定資産の減損損失を計上したこと、また、法人税、住民税及び事業税を4億2千6百万円計上したことから3億8千1百万円(前期比24.2%減少)となりました。 [セグメント別の状況] (a) 半導体事業 当事業におきましては、今後需要拡大が期待されるSiCについて、チップの改良及び製品ラインアップの拡充を進め、高効率・高耐圧分野における販路拡大を加速するとともに、インフラ分野での活用を視野に製品開発を推進しております。販売面では、ディスクリート及びチップの売上が伸長いたしました。一方で、主力のパワーモジュールは期末にかけて需要回復の兆しが見られたものの、年間を通じて顧客の在庫調整の長期化や中国市場の成長鈍化の影響を受け、減収となりました。 以上の結果、当セグメント全体の売上高は63億6千8百万円(前期比8.6%増加)となりました。セグメント損益は増収による効果はあったものの、在庫削減等による利益減少、人件費増加、設備投資による減価償却費増加など固定費増加により、6億3千9百万円の損失(前期は7億3千1百万円の損失)となりました。 (b) 電源機器事業 当事業におきましては、データセンターの拡大を背景に、高密度基板の金属表面処理分野や無停電電源装置などの需要の取り込みを進めるとともに、これまで培ってきた電力変換技術を活かした商品開発を推進しております。あわせて、設計作業の標準化による工数削減やリードタイムの短縮を図り、生産性向上に取り組んでおります。販売面では、一般産業用電源において、船舶内での充放電装置、金属素材加工処理用、金属加工処理用、試験・評価用などの用途で売上が伸長したほか、無停電電源装置などインバーター分野の電源も増収となり、パワーコンディショナーのメンテナンス需要の高まりを背景にサービス分野の売上も拡大いたしました。一方で、小型組込み電源は主力の医療機器向けの販売が減少いたしました。 以上の結果、当セグメント全体の売上高は202億8千3百万円 (前期比3.6%増加)となりました。セグメント利益は増収による利益影響に加え固定費の削減により20億2千6百万円(前期比12.2%増加)となりました。 ② 財政状態の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態の概要は次のとおりであります。 総資産   327億2千4百万円   (前年同期差▲8億4千7百万円) 流動資産   239億7千4百万円   (前年同期差▲9億2千5百万円) 現預金   67億6千8百万円   (前年同期差+ 10億7百万円) 売上債権   85億4千3百万円   (前年同期差▲9億7千4百万円) 在庫   81億8千3百万円   (前年同期差▲6億3千9百万円) その他資産   5億1千4百万円   (前年同期差▲ 3億7百万円) 固定資産   87億4千9百万円   (前年同期差+ 7千7百万円) 総負債   77億9千8百万円   (前年同期差▲14億3千1百万円) 仕入債務   17億6千1百万円   (前年同期差▲4億5千9百万円) その他負債   60億3千6百万円   (前年同期差▲9億7千2百万円) 純資産   249億2千5百万円   (前年同期差+5億8千3百万円) 主な変動要因は以下のとおりとなります。 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億4千7百万円減少し、327億2千4百万円となりました。これは主に現金及び預金が10億7百万円増加したものの、売掛金が5億7千2百万円、電子記録債権が3億8千7百万円、棚卸資産が6億3千9百万円それぞれ減少したことによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ14億3千1百万円減少し、77億9千8百万円となりました。これは主に短期借入金が8億円、支払手形及び買掛金が7億5百万円それぞれ減少したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億8千3百万円増加し、249億2千5百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定が6億5千7百万円増加し、利益剰余金が1億5千5百万円減少したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における当社グループの各キャッシュ・フローの概要は次のとおりであります。 営業キャッシュ・フロー   33億7千万円   (前年同期差+24億1千9百万円) 投資キャッシュ・フロー   ▲13億1千5百万円   (前年同期差+10億7千6百万円) 財務キャッシュ・フロー   ▲13億3千1百万円   (前年同期差▲27億4千2百万円) 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、67億6千1百万円となり、前連結会計年度に比べ10億4百万円の増加となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動においては33億7千万円の資金の収入(前期は9億5千万円の収入)となりました。 これは主に売上債権の減少12億2千3百万円、減価償却費が10億6百万円、棚卸資産の減少8億4千6百万円が増加要因として寄与したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動においては13億1千5百万円の資金の支出(前期は23億9千2百万円の支出)となりました。 これは主に有形固定資産の取得による支出12億1千5百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動においては13億3千1百万円の資金の支出(前期は14億1千万円の収入)となりました。 これは主に減少要因として短期借入金の減少が8億円、配当金の支払いによる支出が5億3千6百万円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 (a) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 半導体事業(百万円)   5,972   127.4 電源機器事業(百万円)   17,620   103.6 合計(百万円)   23,592   108.8 (注) 金額は販売価格によっております。 (b) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注金額 (百万円)   前期比(%)   受注残高 (百万円)   前期比(%) 半導体事業   7,019   135.2   3,835   120.5 電源機器事業   18,996   107.1   11,958   90.3 合計   26,016   113.5   15,793   96.1 (注) 金額は販売価格によっております。 (c) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 半導体事業(百万円)   6,368   108.6 電源機器事業(百万円)   20,283   103.6 合計(百万円)   26,651   104.8 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当連結会計年度における当社グループの経営成績等の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の状況 売上高   266億5千1百万円   (前期 254億4千万円) 営業利益   13億8千6百万円   (前期  10億7千3百万円) 営業利益率            5.2%(前期  4.2%) 親会社株主に帰属する当期純利益 3億8千1百万円(前期 5億2百万円) セグメント別の経営成績の概況と前年同期からの増減の要因は、以下のとおりであります。 (a)半導体事業 売上高   63億6千8百万円   (前期 58億6千2百万円) 営業利益   ▲6億3千9百万円   (前期 ▲7億3千1百万円) 営業利益率            ▲10.0  %(前期 ▲12.5%) 〔半導体事業利益増減要因〕 売上増加による要因    2億5千3百万円 (為替変動による売上増加を控除) 限界利益率の良化による要因    5千7百万円 固定費増加による要因    ▲7千7百万円 在庫の変動による要因   ▲1億6千1百万円 為替変動による要因    1千9百万円 売上高は63億6千8百万円(前期比8.6%増加)となりました。セグメント損益は増収による効果はあったものの、在庫削減等による利益減少、人件費増加、設備投資による減価償却費増加など固定費増加により、6億3千9百万円の損失(前期は7億3千1百万円の損失)となりました。 (b)電源機器事業 売上高   202億8千3百万円   (前期 195億7千8百万円) 営業利益   20億2千6百万円   (前期  18億5百万円) 営業利益率          10.0 %(前期  9.2%) 〔電源機器事業利益増減要因〕 売上増加による要因    4億2百万円 (為替変動による売上増加を控除) 限界利益率の悪化による要因   ▲2億2千9百万円 固定費減少による要因    9千7百万円 在庫の変動による要因    ▲9千万円 為替変動による要因    4千万円 売上高は202億8千3百万円 (前期比3.6%増加)となりました。セグメント利益は増収による利益影響に加え固定費の削減により20億2千6百万円(前期比12.2%増加)となりました。 ② 当連結会計年度末の財政状態の分析 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ8億4千7百万円減少し、327億2千4百万円となりました。これは主に現金及び預金が10億7百万円増加したものの、売掛金が5億7千2百万円、電子記録債権が3億8千7百万円、棚卸資産が6億3千9百万円それぞれ減少したことによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ14億3千1百万円減少し、77億9千8百万円となりました。これは主に短期借入金が8億円、支払手形及び買掛金が7億5百万円それぞれ減少したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5億8千3百万円増加し、249億2千5百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定が6億5千7百万円増加し、利益剰余金が1億5千5百万円減少したことによるものであります。 この結果、連結自己資本比率は、前連結会計年度末の72.5%に対して当連結会計年度末では76.2%と3.7ポイント増加いたしました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、成長投資の実行と安定的な事業運営を行うため、資金効率を向上させ、事業運営に必要な流動性と資本の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。資金の源泉は、主として営業活動によるキャッシュ・フローであり、必要に応じた金融機関からの調達などの調達手段を柔軟に検討してまいります。なお、当連結会計年度末での現金及び現金同等物の残高は67億6千1百万円であり、有利子負債残高として短期借入金が22億円あります。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。 連結財務諸表の作成に際し、貸倒債権、棚卸資産、受注損失、固定資産、税効果会計、法人税等、退職給付債務、アフターサービス、偶発事象や訴訟等に関して判断を行い、継続して評価を行っております。なお、見積り及び判断は、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられる要因に基づき行っており、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ⑤ 経営成績に重要な影響を与える要因 「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ⑥ 経営戦略の現状と見通し 「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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