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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

TOA

TOA CORPORATION6809 · Prime · 電気機器

音響・映像機器の専業メーカー。業務用スピーカーや拡声装置で世界市場に展開。

概要

TOA株式会社は、1934年に東亞特殊電機製作所として創業した業務用音響・映像機器メーカーである。学校、駅、空港、スタジアムなどの公共施設向けにスピーカーや拡声装置、映像機器を供給し、鉄道車両用放送装置や放送システムソリューションも手がける。2026年3月期の連結売上高は554億円、営業利益47億円、従業員数は3,083人。神戸市中央区に本社を置き、東京証券取引所プライム市場に上場する。

公共施設を支える音響・映像機器が事業の柱

当社グループの主要事業は、業務用スピーカー、業務用アンプ、拡声装置、映像機器の製造販売である。これらは一般市場向けと称され、学校や駅、空港、競技場などで使われる。2026年3月期の売上高554億円のうち、日本セグメントが326億円(58.9%)を占める。鉄道車両向け放送装置や情報案内システムも手がけ、欧州では放送システムソリューションを提供するPA-Vox Holding B.V.を子会社化している。

5つの地域セグメントで構成される販売体制

当社グループは日本、アジア・パシフィック、欧州・中東・アフリカ、アメリカ、中国・東アジアの5つの地域セグメントで事業を展開する。アジア・パシフィックセグメントの売上高は102億円、欧州・中東・アフリカは76億円、アメリカは30億円、中国・東アジアは19億円である(2026年3月期)。各地域に販売子会社を設置し、現地の需要に即した製品を供給している。インドネシアやベトナムには生産拠点も持つ。

グループ30社による機能分担と生産体制

当社グループは当社と子会社28社、関連会社1社の計30社で構成される。日本では当社が企画・開発を行い、アコース㈱、PT. TOA GALVA INDUSTRIES.、得洋電子工業が音響製品を、タケックス㈱が映像製品を開発・製造する。TOA VIETNAM CO.,LTD.は音響・映像両方の生産を担う。販売は当社とTOAエンジニアリング㈱が国内を、現地子会社が海外を担当。鉄道車両関連はTOAエンジニアリングとTOA Communication Systems, Inc.が行う。

業界の中での役割は業務用音響・映像機器メーカー。放送システムソリューションも提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
554億円
営業利益
47億円
営業利益率
8.5%
純利益
33億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
音響461億円83.2%
映像72億円13.0%
鉄道車両21億円3.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01業務用音響・映像(一般市場)主力

学校、駅、空港、スタジアムなど公共施設・商業施設向けに、業務用スピーカー、アンプ、拡声装置、映像機器などを供給。自社開発・製造した製品を国内外の販売子会社を通じて販売。

主な製品・サービス4
業務用スピーカー
天井埋込型、壁掛け型などの拡声用スピーカー。
業務用アンプ
複数スピーカーを駆動する高出力アンプ。
拡声装置
放送・非常警報用の統合システム。
映像機器
業務用モニターやディスプレイ。

02鉄道車両準主力

TOAエンジニアリングおよびTOA Communication Systems, Inc.が鉄道車両向けの放送装置・情報案内システムなどを製造販売。

主な製品・サービス2
鉄道車両用放送装置
車内アナウンスや非常通報用の音響システム。
車両情報案内システム
LCD表示器や音声合成による案内システム。

03放送システムソリューション副次

PA-Vox Holding B.V.グループが欧州向けに放送局向けの送出システム等を開発・販売。

主な製品・サービス1
放送送出システム
ラジオ・テレビ局向けの自動送出・管理システム。

製品と技術

天井埋込型・壁掛け型の業務用スピーカー

当社の主力製品である業務用スピーカーは、天井埋込型や壁掛け型など多様な形状を取り揃える。学校の教室や廊下、駅のホーム、空港のターミナル、スタジアムなど、広い空間での拡声に適している。自社開発・製造により、音質や耐久性、デザイン性にこだわり、公共施設のニーズに応える。2025年にはネットワークカメラシステム「TRIFORAシリーズ」も発売し、映像分野にも展開を広げている。

高出力アンプと統合拡声装置

業務用アンプは複数のスピーカーを同時に駆動する高出力モデルが中心である。拡声装置は、放送・非常警報用の統合システムとして提供され、日常のアナウンスから緊急時の避難誘導まで対応する。2025年7月にはIPコミュニケーションシステム「CX-1000シリーズ」を発売。館内放送、緊急放送、ビデオ通話を融合し、外部システムとも連携可能な高度な情報伝達を実現する。

鉄道車両向け放送・情報案内システム

TOAエンジニアリング㈱とTOA Communication Systems, Inc.が鉄道車両向けの放送装置と情報案内システムを手がける。車内アナウンスや非常通報用の音響システム、LCD表示器や音声合成による案内システムを提供。海外の鉄道車両向けの売上も伸長しており、2026年3月期の日本セグメントの増収要因の一つとなった。

欧州向け放送局送出システム(PA-Voxグループ)

2022年に子会社化したPA-Vox Holding B.V.グループは、欧州の放送局向けにラジオ・テレビの自動送出・管理システムを開発・販売する。この事業は放送システムソリューションとして区分され、欧州・中東・アフリカセグメントに含まれる。買収によりTOAは音響・映像に加えて放送インフラ分野にも事業領域を拡大した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字がTOA

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16999KOA825億円20.7倍
26794フォスター電機741億円13.4倍
36908イリソ電子工業683億円16.6倍
46997日本ケミコン680億円40.1倍
56768タムラ製作所661億円
66809TOA617億円16.8倍
76779日本電波工業616億円29.7倍
87915NISSHA596億円58.8倍
96718アイホン503億円18.9倍
106785鈴木431億円11.5倍
116823リオン401億円14.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 38件

トランペットスピーカーから始まった1934年

1934年9月、東亞特殊電機製作所として創業し、トランペットスピーカーやマイクロホンの製造販売を開始した。1949年4月には法人組織に改組し、東亞特殊電機株式会社を設立。1953年に大阪営業所を開設し、以後全国各地に販売網を拡大した。1958年2月には東亞商事株式会社を吸収合併し、事業基盤を強化した。

宝塚工場新設と子会社による専門生産体制

1962年5月、兵庫県宝塚市に工場を新設(現ナレッジスクエア)。1970年12月、佐賀県武雄市に武雄トーア㈱(現タケックス㈱)を設立し、製品系列別の専門生産を開始。以後、国内に複数の生産子会社を設立し、生産体制を整備した。1972年2月には医用電子機器部門を東亞医用電子株式会社(現シスメックス㈱)に営業譲渡し、音響・映像に特化した。

欧米・アジアへ広がる海外販売網

1973年9月、西独に販売子会社TOA ELECTRIC DEUTSCHLAND G.m.b.H.を設立。1974年7月には米国にTOA ELECTRONICS, INC.を設立。1975年6月、インドネシアに現地生産合弁会社PT. TOA GALVA INDUSTRIES.を設立した。1977年には英国支店を開設し、後に現地法人化。1989年1月には台湾に販売子会社を設立するなど、アジア展開も進めた。

大阪・東京両証券取引所への上場と社名変更

1977年9月、大阪証券取引所市場第二部に上場。1989年5月、神戸市中央区に本社社屋と音響ホールを新設。同年10月、本店を神戸に移転し、社名を「TOA株式会社」に変更。1996年8月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1997年12月には第一部に指定された。2013年の両取引所統合後は東証第一部、2022年4月の市場再編でプライム市場に移行した。

ベトナム・中国など新興国での生産・販売拠点の拡充

2001年11月、ベトナムに生産工場TOA VIETNAM CO.,LTD.を設立。2002年11月には中国に販売子会社TOA (CHINA) LIMITED.を設立。2008年にはマレーシアに販売子会社を設立。2010年にはインドの鉄道車両関連事業を専門とするTOA Communication Systems, Inc.を米国に設立。同年インドネシアとタイにも販売合弁会社を設立した。

PA-Vox買収と第三者割当増資による成長投資

2022年4月、TOA Electronics Europe G.m.b.H.がオランダのPA-Vox Holding B.V.の全株式を取得し、同社と子会社3社を子会社化。放送システムソリューション事業を欧州に加えた。2026年1月には第三者割当増資を実施し、資本金を5,728百万円に増資。これらの資金を成長投資に充て、長期経営戦略「NEXT100 TOA」のもと、2034年度に売上高1,000億円を目指す。

年表38件を開く

1930年代

  • 1934年9月創業東亞特殊電機製作所として創業。トランペットスピーカー、マイクロホン等の製造販売を開始。

1940年代

  • 1949年4月創業法人組織に改組し、東亞特殊電機株式会社を設立。

1950年代

  • 1953年8月大阪営業所を開設。以後、全国各地に販売事業所を開設。
  • 1958年2月M&A東亞商事株式会社を吸収合併。(合併比率1:1)

1960年代

  • 1962年5月兵庫県宝塚市に工場新設。(現 ナレッジスクエア)

1970年代

  • 1970年12月商号変更佐賀県武雄市に武雄トーア㈱を設立(1991年4月 タケックス㈱(現・連結子会社)に社名変更)。以後、製品系列別専門生産の子会社設立による生産体制整備を推進。
  • 1972年2月商号変更医用電子(ME)機器部門を東亞医用電子株式会社に営業譲渡。(1998年10月シスメックス㈱に社名変更)
  • 1973年9月西独に販売子会社TOA ELECTRIC DEUTSCHLAND G.m.b.H.を設立。(1983年2月 TOA Electronics Europe G.m.b.H.(現・連結子会社)に改組)
  • 1974年7月米国に販売子会社TOA ELECTRONICS, INC.(現・連結子会社)を設立。
  • 1975年6月インドネシアに現地生産合弁会社PT. TOA GALVA INDUSTRIES.(現・連結子会社)を設立。
  • 1977年4月商号変更英国支店を開設。(1983年2月 現地法人TOA ELECTRONICS LTD.に改組)(2000年8月 TOA CORPORATION(UK)LIMITED(現・連結子会社)に社名変更)
  • 1977年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。

1980年代

  • 1980年12月兵庫県宝塚市に音響センター新設(現 ナレッジスクエア オトラボ)。
  • 1988年5月業容の発展に備え、事業目的を変更。
  • 1989年1月台湾に販売子会社TOA ELECTRONICS TAIWAN CORPORATION(現・連結子会社)を設立。
  • 1989年5月神戸市中央区に本社社屋、音響ホール等を新設。
  • 1989年10月商号変更神戸市中央区に本店を移転し、社名を「TOA株式会社」に変更。

1990年代

  • 1990年7月カナダに販売子会社TOA CANADA CORPORATION(現・連結子会社)を設立。
  • 1992年5月品質保証規格「ISO9001」認証取得。
  • 1995年1月香港に販売子会社TOA(HONG KONG)LIMITED(現・連結子会社)を設立。
  • 1996年8月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1997年12月東京・大阪両証券取引所市場第一部指定。
  • 1998年3月兵庫県宝塚市に研究開発兼オフィスビルを建設(現 ナレッジスクエア 本館)。

2000年代

  • 2001年3月品質保証規格「ISO14001」認証取得。
  • 2001年10月台湾の得洋電子工業股份有限公司(現・連結子会社)への出資比率を15%から34%に拡大。
  • 2001年11月ベトナムに現地生産工場TOA VIETNAM CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。
  • 2001年12月シンガポールに販売子会社TOA ELECTRONICS PTE LTD(現・連結子会社)を設立。
  • 2002年11月中国に販売子会社TOA (CHINA) LIMITED.(現・連結子会社)を設立。
  • 2008年3月マレーシアに販売子会社TOA ELECTRONICS PTE LTD(現・連結子会社)の出資子会社TOA ELECTRONICS (M) SDN. BHD.(現・連結子会社)を設立。
  • 2008年10月M&A国内子会社2社(アコース㈱、パスコ㈱)を合併し、アコース㈱(現・連結子会社)を存続会社とする。
  • 2009年4月南アフリカにTOA Electronics Europe G.m.b.H.の現地販売合弁会社TOA ELECTRONICS SOUTHERN AFRICA (PROPRIETARY) LIMITED(現・連結子会社)を設立。

2010年代

  • 2010年1月米国に鉄道車両関連事業を専門的に取り扱うTOA Communication Systems, Inc.(現・連結子会社)を設立。
  • 2010年6月インドネシアの現地販売合弁会社PT. TOA GALVA PRIMA KARYA(現・連結子会社)の株式を取得し、また、タイに現地販売合弁会社TOA Electronics (Thailand) Co., Ltd.(現・連結子会社)を設立。
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2013年12月ベトナムに販売子会社TOA ELECTRONICS VIETNAM COMPANY LIMITED(現・連結子会社)を設立。

2020年代

  • 2020年12月兵庫県宝塚市に新研究開発棟(ココラボ)を据えた研究開発拠点「ナレッジスクエア」を開設。
  • 2022年4月M&A東京証券取引所の市場区分再編に伴い、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 TOA Electronics Europe G.m.b.H.がオランダのPA-Vox Holding B.V.(現・連結子会社)の全株式を取得したことに伴い、同社およびその子会社3社を子会社化。
  • 2026年1月第三者割当増資の実施により資本金を5,728百万円に増資。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高(2027年3月期目標)2027年3月期まで56,500百万円
  • 営業利益(2027年3月期目標)2027年3月期まで4,700百万円
  • 経常利益(2027年3月期目標)2027年3月期まで5,100百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益(2027年3月期目標)2027年3月期まで3,400百万円
  • 連結売上高(次期中計最終年度目標)2029年3月期まで60,000百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    報せるソリューションの革新

    すべての人が適切に情報を受け取れる社会の実現に向けて、情報伝達ソリューションの革新を進める。

  2. 02

    海外成長の加速

    進出済み海外各地域での重点市場深耕と新たな有望地域への活動強化により、海外成長を加速する。

  3. 03

    顧客支援ソリューションの進化

    現場の安全性や運用効率向上を支援する顧客支援ソリューションを進化させる。

  4. 04

    新規事業開発

    既存事業とは異なる領域で、将来の中核事業となり得る新たな事業を創出する。

  5. 05

    事業成長を支える基盤の強化

    商品の高付加価値化と生産性向上により競争力・収益性を高め、人的資本強化とデジタルによる業務再設計を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,083人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は747万円で、9期前と比べて+22.3%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は15.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,129
2018年3月3,161
2019年3月61142.416.83,253
2020年3月63742.616.93,312
2021年3月63842.816.43,020
2022年3月66142.816.23,235
2023年3月65643.116.33,112
2024年3月68243.116.13,025
2025年3月69643.115.83,144115
2026年3月74742.915.43,083152

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率77.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社24(国内 7 / 海外 17、うち連結子会社 23) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ナレッジスクエア — 兵庫県宝塚市5,889百万円
日本および全社
本社及び販売部門等 — 神戸市中央区1,173百万円
日本および全社
アコース㈱ — 滋賀県米原市794百万円
日本
TOA Electronics Europe G.m.b.H. — ドイツ791百万円
欧州・中東・アフリカ
TOA VIETNAM CO.,LTD. — ベトナム480百万円
日本
タケックス㈱ — 佐賀県武雄市471百万円
日本
得洋電子工業股份 有限公司 — 台湾453百万円
日本
PT. TOA GALVA INDUSTRIES. — インドネシア241百万円
日本
TOA ELECTRONICS PTE LTD — シンガポール239百万円
アジア・パシフィック
TOA Electronics (Thailand) Co., Ltd. — タイ146百万円
アジア・パシフィック
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    アコース㈱(注)1
    滋賀県米原市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    タケックス㈱(注)1
    佐賀県武雄市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    TOAエンジニアリング㈱(注)1
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ジーベック
    神戸市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA ELECTRONICS, INC. (注)1
    米国 ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA Communication Systems, Inc.(注)1
    米国 ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA CANADA CORPORATION
    カナダ オンタリオ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA CORPORATION (UK)LIMITED
    英国 サリー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA Electronics Europe G.m.b.H.(注)5
    ドイツ ハンブルグ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PA-Vox Holding B.V. (注)4
    オランダ 南ホラント州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA ELECTRONICS SOUTHERN AFRICA (PROPRIETARY) LIMITED (注)4
    南アフリカ ポート・エリザベス · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    TOA ELECTRONICS TAIWAN CORPORATION
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社12社を開く
  • TOA (HONG KONG) LIMITED香港100%
  • TOA (CHINA) LIMITED.中華人民共和国 上海市100%
  • TOA Electronics (Thailand) Co., Ltd. (注)2タイ バンコク市49%
  • TOA ELECTRONICS PTE LTDシンガポール100%
  • TOA ELECTRONICS (M) SDN. BHD. (注)4マレーシア ペタリンジャヤ市100%
  • PT. TOA GALVA PRIMA KARYA (注)4インドネシア ジャカルタ市99%
  • TOA ELECTRONICS VIETNAM COMPANY LIMITEDベトナム ハノイ市100%
  • PT. TOA GALVA INDUSTRIES. (注)1、2インドネシア ジャカルタ市49%
  • TOA VIETNAM CO.,LTD.ベトナム ハノイ市100%
  • 得洋電子工業股份有限公司(注)1、2台湾 新北市34%
  • その他4社
  • その他1社
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    法廷用マイクミキサー等
    最高裁判所 · 2017-08-25
    4,060万円
  • 調達
    法廷用マイクミキサー等の購入
    最高裁判所 · 2020-11-05
    130万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は554億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.5%、利益が+30.6%。

売上高
+9.5%
554億円
営業利益
+30.6%
47億円
純利益
+37.5%
33億円
営業利益率
8.5%
前期比 +1.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高565億円554億円
営業利益47億円47億円
純利益34億円33億円
1株あたり配当¥85¥85

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は126億円、営業利益は10億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+26.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q1359
2024年1Q100−1−1.0−1
2024年2Q11986.78
2024年3Q1251310.49
2024年4Q1444
2025年2Q22873.11
2025年4Q2782910.423
2026年2Q241135.48
2026年4Q3133410.925
2027年1Q126107.96

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は370億円から554億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は8.5%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第一部に上場。
2013年3月3703924
2014年3月4244427
2015年3月4524729
2016年3月4583621
2017年3月4253018
2018年3月4423621
2019年3月4634125
兵庫県宝塚市に新研究開発棟(ココラボ)を据えた研究開発拠点「ナレッジスクエア」を開設。
2020年3月4513621
2021年3月4062616
東京証券取引所の市場区分再編に伴い、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 TOA Electronics Europe G.m.b.H.がオランダのPA-Vox Holding B.V.(現・連結子会社)の全株式を取得したことに伴い、同社およびその子会社3社を子会社化。
2022年3月4092415
2023年3月4512118
2024年3月4883720
2025年3月50636397.124
2026年3月55447528.533

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高554億円のうち、営業利益として残るのは47億円8.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の6.0%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.4%307億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金36.3%201億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.5%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
44.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.6pt
8.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
6.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.9pt
6.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが59億円、投資CFが11億円で、差し引きのフリーCFは70億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は260億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−7−613129
2014年3月31−8−823153
2015年3月33−6−927176
2016年3月30−10−1220179
2017年3月30−6−824192
2018年3月28−12−1416197
2019年3月33−20−913197
2020年3月18−26−27−8161
2021年3月53−21−3132163
2022年3月16−8−58173
2023年3月6−28−14−22144
2024年3月51−9−5242141
2025年3月56−24−2132160
2026年3月59112870260

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は768億円。このうち返さなくてよい自己資本が616億円で、自己資本比率は76.0%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月43633010672.9
2014年3月47436710774.2
2015年3月54441413072.7
2016年3月52941611375.0
2017年3月54342312074.1
2018年3月57845812075.2
2019年3月57745712074.8
2020年3月58744813972.9
2021年3月58646412275.8
2022年3月60746913873.7
2023年3月63948815172.4
2024年3月64749215572.0
2025年3月68752616172.1
2026年3月76861615276.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
274億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
355億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
94億円
在庫として抱えている分
負債合計
152億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
87
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り224社中5位あたり、逆に低いのはROE224社中140位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.1%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.5%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.0%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
9.5%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.8%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,777で、1年前と比べて+65.1%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥1,777-0.4%1ヶ月+10.5%1年+65.1%時価総額617億円
過去52週の値幅
安値¥1,139高値¥1,926

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.8倍
PER (会社予想)18.1倍
PBR1.07倍
配当利回り4.78%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で+0.6%と小幅上昇も、7/17は前日比-1.0%の1569円。25日線(1583.9円)を-0.9%下回り、やや軟調。52週高値1926円からは-18.5%下落。直近の出来高は7/17に77100株と平均並みで、方向感に欠ける。週足は5月高値から調整基調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER 14.8倍は業界平均28.3倍を大幅に下回り、PBR 0.93倍も同平均2.11倍を大きく下回る。配当利回り5.36%は同平均1.88%を上回り高水準だが、配当性向85%と高く、今後の増配余地は限定的。ROE 6.1%は標準的で、収益性向上が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.8倍30.8倍
PER (予想)18.1倍
PBR1.07倍2.58倍
ROE6.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+125.0%いまの株価に対する利回りは4.78%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
4.78%
いまの株価に対して
配当性向
85.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2282.2
2018年3月234.555.2
2019年3月2613.058.0
2020年3月260.056.8
2021年3月20−23.161.2
2022年3月200.058.9
2023年3月40100.061.7
2024年3月400.067.8
2025年3月400.051.3
2026年3月90125.085.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,076人。区分でいちばん多いのは個人・その他43.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.2%を占め、残る54.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他39.339.743.548.947.643.5
事業法人20.320.419.519.322.622.7
金融機関24.724.223.423.221.922.5
外国法人14.914.712.27.26.89.1
証券会社0.81.01.41.31.12.1
自己株式5.85.85.811.911.90.1
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01TOA取引先持株会8.35
02日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)8.21
03公益財団法人神戸やまぶき財団5.76
04株式会社三菱UFJ銀行4.32
05シスメックス株式会社4.19
06公益財団法人中谷財団3.73
07井谷憲次3.60
08株式会社三井住友銀行3.42
09国立大学法人京都大学2.88
10TOAグループ従業員持株会2.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+48%、1株純資産は14期で+79%。直近期のROEは6.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月729388.010.633.6
2014年3月801,0408.013.244.6
2015年3月871,1677.913.350.8
2016年3月621,1715.317.359.5
2017年3月521,1884.418.782.2
2018年3月631,2855.120.955.2
2019年3月741,2765.815.158.0
2020年3月611,2624.813.256.8
2021年3月491,3653.719.761.2
2022年3月451,3743.315.158.9
2023年3月551,4383.915.161.7
2024年3月631,5504.318.767.8
2025年3月791,6474.911.851.3
2026年3月1061,6816.116.585.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額140百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
谷口方啓代表取締役社長5761,000
早川宏取締役 執行役員 国内営業本部長6418,000
西野崇取締役 執行役員 海外事業本部長5612,000
音野徹取締役 執行役員 開発本部長616,000
村田雅詩取締役68
半田実取締役66
西垣岳史監査役(常勤)6211,000
西片和代監査役57
佐和周監査役50
福元隆久59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)52753169719
監査役1202020
社外取締役2121137
社外監査役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,240字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社28社および関連会社1社の計30社で構成されており、音響分野と映像分野の2つを中心に製造、販売およびこれらに関連する事業を営んでおります。セグメントは地域別に日本セグメント、アジア・パシフィックセグメント、欧州・中東・アフリカセグメント、アメリカセグメント、中国・東アジアセグメントの5つの区分で構成されております。 日本セグメント 当セグメントにおいては、主に当社が企画・開発を行った製品について、アコース㈱、PT. TOA GALVA INDUSTRIES.および得洋電子工業股份有限公司において音響製品の開発および製造、タケックス㈱において映像製品の開発および製造、TOA VIETNAM CO.,LTD.において音響製品、映像製品の開発および製造を行っております。製品の販売に関しては、当社およびTOAエンジニアリング㈱が行っており、TOAエンジニアリング㈱および㈱ジーベックはそれぞれ専門機能を有しております。また、TOAエンジニアリング㈱およびTOA Communication Systems, Inc.において鉄道車両関連製品の製造販売を行っております。 アジア・パシフィックセグメント 当セグメントにおいては、TOA ELECTRONICS PTE LTD他5社が製品の販売を行っております。 欧州・中東・アフリカセグメント 当セグメントにおいては、TOA Electronics Europe G.m.b.H.他2社が製品の販売を行っております。PA-Vox Holding B.V.他3社が放送システムソリューションの開発・販売を行っております。 アメリカセグメント 当セグメントにおいては、TOA ELECTRONICS, INC.他1社が製品の販売を行っております。 中国・東アジアセグメント 当セグメントにおいては、TOA (CHINA) LIMITED.他2社が製品の販売を行っております。 グループ各社は、開発・製造および販売に機能分担しておりますが、開発と生産会社は事業別に一体性を持たせるようにしております。 各社の位置付けとしましては、当社および子会社が企画・開発した製品を生産委託している国内生産子会社と海外生産子会社等から受け入れ、販売しております。 国内市場では代理店を経由し、海外市場では主に現地販売子会社を経由して販売しております。 また、TOAエンジニアリング㈱はエンジニアリングのサポートおよび鉄道車両関連事業を、㈱ジーベックはソフト企画制作、音響ホール・スタジオ等の管理・運営などの専門機能を、TOA Communication Systems, Inc.は鉄道車両関連事業を、PA-Vox Holding B.V.は放送システムソリューションの開発・販売機能を有しております。 (事業系統図) 当社グループにおける事業の系統を図で示すと、概ね次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,840字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営方針 当社グループは、「Smiles for the Public 人々が笑顔になれる社会をつくる」という企業目的の実現に向け、 ・ お客様が安心して使用できる商品をつくる ・ 取引先が安心して取引きできるようにする ・ 従業員が安心して働けるようにする の「三つの安心」を企業目的に対する行動指針とし、その「三つの安心」を日常業務に生かすために大切にする価値観として、 ・ 信用 協力 堅実 先進 の「四つの言葉」を定め、企業活動に向き合う姿勢として、 ・ 私たちは、すべての企業活動の原点を市場のお客様に置いて行動する。お客様が真に求めるものは、機器そのものではない。それを使用することによって得られる満足感(価値)である。したがって私たちは、「お客様に何を買っていただくのか」を常に問い、行動していこう。 を活動の原点としております。 また、当社グループは社会の公器として、お客様・株主・取引先・従業員など、全てのステークホルダーの信頼と期待にお応えできるよう日々、経営を行っております。 (2)目標とする経営指標 2027年3月期の連結業績目標として、売上高56,500百万円、営業利益4,700百万円、経常利益5,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,400百万円を経営指標に設定しております。 2029年3月期を最終年度とした「中期経営基本計画(2027年3月期~2029年3月期)」(以下、次期中計)の連結業績目標として、連結売上高60,000百万円、連結営業利益5,100百万円、ROIC(投下資本利益率)6.6%を経営指標に設定しております。 (3)会社の経営環境、経営戦略と優先的に対処すべき課題 当社グループは次期より創業100周年を迎える2034年度を節目として次の100年を生きていく会社を目指す長期経営戦略「NEXT100 TOA」(以下、「NEXT100 TOA」)をスタートいたします。「NEXT100 TOA」では次の100年を生きていく会社を目指す7つの取組みを「NEXT100 TOA Initiatives」として定め、取組みを進める原動力として「人」と「技術」への投資を強化し、2034年度に連結売上高1,000億円を超える水準への成長を目指します。 「NEXT100 TOA」の2034年度に向けた9年間を「再定義」「洗練」「新生」の3つの変革のステージに区分しており、次期より、その最初の3年間(Stage1:再定義)を計画期間とした次期中計を新たに開始いたします。次期中計においては「事業構造の再定義」を起点に、変革の道筋を定め、将来の飛躍的成長に向けた土台づくりを加速することを基本方針といたします。 この方針のもと「報せるソリューションの革新」「海外成長の加速」「顧客支援ソリューションの進化」「新規事業開発」「事業成長を支えるヒト・モノ・情報基盤の強化」を5つの重点施策として定め、強い収益構造の確立を目指した活動を推進いたします。 重点施策について、「報せるソリューションの革新」では、すべての人が適切に情報を受け取れる社会の実現に向けて、情報伝達ソリューションの革新を進めてまいります。「海外成長の加速」では、進出済みの海外各地域・国における重点市場の深耕と新たな有望地域・国への活動を強化することで、海外成長を加速してまいります。「顧客支援ソリューションの進化」では、現場の安全性や運用効率の向上を支援する顧客支援ソリューションを進化させてまいります。「新規事業開発」では既存事業とは異なる領域で、将来の中核事業となり得る可能性を持つ新たな事業を創出してまいります。「事業成長を支えるヒト・モノ・情報基盤の強化」では、商品の高付加価値化とものづくりの生産性向上により、競争力と収益性を高めてまいります。また、これらの重点施策を進めるために、当社グループ一人ひとりの成長を支援し、「個の強み」×「チーム力」×「挑戦」の好循環を作り、事業成長を支える人的資本をさらに強化するとともに、デジタルを起点に業務そのものを再設計し、生産性を飛躍的に高めてまいります。
事業等のリスク4,971字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループは、持続可能な事業活動を行う使命のもと、その実現を脅かすあらゆるリスク(不確実性)を把握・評価・管理し、また、部門計画遂行におけるリスクを抽出した上で当該対策状況に対して組織的・体系的なアプローチを行っております。その中で、当社グループの経営成績及び財務状況等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)海外活動にかかるリスクについて 当社グループは、日本に加えて地域別にアジア・パシフィック、欧州・中東・アフリカ、アメリカ、中国・東アジアの海外4セグメントを構成しております。また、当社グループの事業の製造・生産においては、日本のほか海外生産子会社をインドネシア、台湾、ベトナムに配置し、国内市場の販売力の強化に加えて、海外市場の開拓と海外生産を積極的に進めているため、海外各国における次のようなリスクがあります。そのため、これらの事象が発生した場合は当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 ① 海外各国、地域における景気後退や、それに伴う需要の縮小 ② 予期しえない法律・規制、不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ③ 不利な政治的要因の発生 ④ テロ、戦争、紛争などによる社会的混乱 このようなリスクに対処するため、当社グループでは、特定の国や地域へ偏ることなく複数の国・地域に事業を展開することで地理的分散を図るとともに、官需・民需の両方を対象とした需要構成により、景気変動、為替変動、需要変動等のリスク軽減に努めております。 (2)為替リスクについて 当社グループは外貨による輸出入取引を行っており、海外に生産及び販売子会社を有しております。当社グループにおける海外売上高は概ね外貨建て取引であり、外貨建てで取引されている価格については、為替相場の変動により経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。また、海外子会社の外貨建ての売上、費用、資産、負債等は連結財務諸表作成時に邦貨換算されるため、為替相場の変動による影響を受ける可能性があります。 当社グループでは、地産地消ビジネス推進による同一通貨取引や輸出によって得た外貨で輸入の支払いをする為替マリー等の活用により、為替リスクの低減を行っておりますが、為替相場の急激な変動等が生じた場合には、当社グループに影響を及ぼす可能性があります。 (3)研究開発活動および人材育成にかかるリスクについて 当社グループの連結売上高には新商品売上が毎期含まれております。当社グループが展開する市場においては新商品を継続的に投入していく必要があり、2026年3月期の一般管理費及び製造費用に含まれる研究開発費は3,380百万円、連結売上高に対して、約6%の投入を行っております。 しかしながら、研究開発の成果は不確実なものであり、多額の支出を行ったとしても必ずしも成果に結びつかないというリスクが存在いたします。 このようなリスクに対処するため、当社グループは、技術や市場の変化を予測した商品・技術ロードマップを策定しアップデートを継続しつつ、プロトタイプなどを活用したマーケティング活動により顧客ニーズを精度よく把握し、また開発プロセスの各段階においては、技術的な妥当性、市場性・収益性などを客観的に評価するゲートを設け、リスクの低減に努めております。 (4)人材育成にかかるリスクについて 当社グループの持続的な成長と企業価値の向上を実現させるためには、研究開発をはじめ、豊富な経験と専門的な知識を有する有能な人材の確保と育成が重要となっております。しかしながら、人材不足、転職活動の活発化を背景に優秀な人材が流出するリスクがあり、このような人材を確保または育成できなかった場合には、当社グループの企業成長、経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、持続的なベースアップの実施、各種階層別教育の継続実施に加え、持続的な成長と企業価値の向上を実現させるためには、お互いが多様な生き方、働き方を尊重し合うことが重要であり、その上で一人ひとりが最大限に能力を発揮することで、あらゆる創造が生まれてくると考え、多様性を活かすための人材配置・確保・育成および環境整備を推進しております。 (5)大規模災害にかかるリスクについて 当社グループは、地震をはじめとする大規模災害が発生した場合、原材料の調達、製品の生産や供給などの事業活動に支障をきたすおそれがあり、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 大規模災害対策として、生産面、資金面、情報システム面などから対策を進めており、特に情報システム面については、代替システムを構築し、情報通信網が途絶えることがないように対策を講じております。また、従業員等の人命と安全の確保、被災した事業所を早期に復旧させることを目的とした大規模災害対策マニュアルを策定し、有事を想定したシミュレーション、事業継続計画(BCP)訓練を毎年実施しております。大規模災害が発生した際に対応出来るよう予め人員を割当て、営業・生産・管理等の機能軸から1次災害を最小限に抑えるための取組みと2次災害の防止、被災した事業所の復旧活動について横断的に検討・対応出来るよう行っております。 (6)調達リスクについて 当社グループは製品の生産のため、国内外から原材料や半導体を含む電子部品等を調達しております。機能・品質の向上や原価低減を目的とした仕様変更を継続的に行うと共に、部材調達においては事前の発注予測に基づく調達のリードタイムの調整等、適正な在庫水準の維持に努めております。 しかしながら、原材料や電子部品等の調達難・価格の高騰などが継続して発生した場合には、当社グループの生産活動、経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、当社グループは生産工程の自動化や生産キャパシティの拡大、生産管理システムの共通化などを行い、品質を担保した上でのコストダウンと生産効率化の取組みを実施しております。加えて、適切な販売価格の設定に努めております。 (7)情報セキュリティにかかるリスクについて 当社グループは、事業活動における重要情報および事業の過程で個人情報や取引先の秘密情報を保有しております。また、当社グループの製品およびサービスには、ネットワークを介して連携するものが含まれております。そのため、不正アクセスのような外部からの攻撃、従業員の不注意のような内部の行為等による、各種情報の漏えいや破壊、製品の誤作動、サービス停止などのリスクが存在します。このようなリスクが現実化した場合、当社グループおよび製品ならびにサービスに対する信用低下や損害賠償等の費用発生など、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、当社グループでは、情報セキュリティ委員会を中心に、情報セキュリティ基本方針に基づく全社的な情報セキュリティマネジメントとして、サイバー犯罪など近時の情報セキュリティに関する動向を踏まえた従業員教育や、当社グループが管理する各種情報の運用状況評価を継続的に実施するとともに、情報セキュリティインシデント発生時には対策本部を設置して迅速に対応することとしております。また、製品およびサービスにおけるセキュリティ向上の取組みを進め、ネットワークカメラシステム「TRIFORAシリーズ」7機種において、独立行政法人情報処理機構(IPA)が運営するIoT機器のセキュリティ評価制度「JC-STAR」における適合ラベル★1を取得しました。さらに、当社の開発本部コネクテッドビジネス部における情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC 27001」の認証取得、アナウンス音源作成サービス(YUTTE)・街頭防犯カメラ遠隔監視サービス(タウンレコーダー遠隔見守りサービス)に対するクラウドサービスのセキュリティに特化した国際規格「ISO/IEC 27017」の認証取得など、セキュアな開発プロセスの構築およびPSIRTを中心とした脆弱性管理にも取組んでおります。当社グループは、これらの取組みを通じて全社的な情報セキュリティの強化を進めております。 (8)品質問題の発生にかかるリスクについて 当社グループは、多様な製品・サービスをグローバルに製造・販売しており、その製品の特性上、製品に欠陥が発生し、欠陥に起因する損害(間接損害を含む)に対し製造物賠償責任保険で補償しきれない賠償責任の可能性や多大な対策費用の負担、当社グループの評価の低下、ブランド価値の棄損につながり、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、当社グループは、「TOA品質基本方針」およびこれに基づく「品質マニュアル」や品質基準を定め、商品企画から生産、発売に至る各工程において品質に問題が生じないよう徹底したチェックを行っております。 (9)知的財産権の侵害/被侵害のリスクについて 当社グループは、知的財産保護の強化と知的財産情報を活用した知的財産戦略を実施しておりますが、当社グループの技術・ノウハウの流出やブランドの模倣、特許等の侵害や不正使用に関する紛争の発生、さらには他社から使用許諾を受けている知的財産権について、将来使用できなくなることや条件が不利に変更されたりすることで、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、当社グループは、知的財産担当部門が中心となり、当社グループの強みとして権利網を構築する活動をさらに進めるべく商品開発担当部門・新規事業開発部門と連携してより有効な権利化が出来るように技術視点と知財視点の両面から権利を拡充する創造型知財活動を強化して権利化を進めております。さらに、AIを使った知的財産業務改革の取組みを進め、これまで以上に効率的かつ効果的な知的財産活動の実現を推進しております。 (10)コンプライアンスにかかるリスクについて 当社グループは、変化の激しい企業環境において多様なリスクに適切に対応出来ることが重要であると認識し、コンプライアンス体制の整備・運用に取組んでおります。しかし、コンプライアンス違反が発生する可能性は皆無とは言えず、重大なコンプライアンス違反が発生した場合、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、当社グループ従業員に対し、コンプライアンスの重要性を十分に認識し、健全かつ透明性の高い企業経営を実践するために「TOAグループ企業倫理規範」をはじめとした倫理観のアンケートの実施および各法令遵守に関わる教育を定期的に行っております。 (11)訴訟等にかかるリスクについて 当社グループは、国内および海外事業に関連して、訴訟、紛争、その他の法的手続の対象となるリスクがあります。特に、製品の品質問題や安全性に関する欠陥、契約上のトラブル、労働問題、環境関連法規への抵触等への違反等が発生した場合には、訴訟や紛争が生じる可能性があり、損害賠償や和解金等の金銭負担が生じ、当社グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対処するため、日頃から紛争等が生じる可能性がある場合には、当社法務部門への情報共有を行い、必要に応じて取締役会、監査役会等へ報告する体制を構築しております。 (12)季節的な業績偏重にかかるリスクについて 当社グループの業績は、官公庁や民間設備の予算執行時期が下期偏重傾向にあるため、上期より下期に売上および利益が増加する傾向があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,730字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループを取り巻く環境は、設備投資の拡大や雇用・所得環境の改善など国内景気は回復傾向が見られるものの、原材料価格・エネルギー価格の高騰や物価の上昇、中東情勢の緊迫化などの不安定な国際情勢による地政学的リスクに加え、米国の通商政策の動向や為替相場の急速な変動など、世界経済は先行きが不透明な状況が続いております。 このような環境のもと、当社グループでは企業目的である「Smiles for the Public 人々が笑顔になれる社会をつくる」の実現に向け、そこに集まる人々の「安心、信頼、感動」を願う行動を支える、かけがえのない価値を提供することで、笑顔あふれる社会づくりに貢献します。 当期においては、2025年4月に開幕した大阪・関西万博において、会場内の放送設備をネットワークで結び、屋外のみならずパビリオンやイベント会場などの各施設に設置された放送設備とも連携し、必要な情報を必要なタイミングで届けられるネットワーク統合型放送システムを実装いたしました。当社は会場全体を「未来の街」と捉え、今回の取組みを通じて、新たな情報伝達とコミュニケーションの姿を創造・発信し、社会への実装を進めてまいります。2025年6月にはネットワークカメラシステム「TRIFORAシリーズ」において、最新モデル7機種を発売しました。最新モデルではNFC(近距離無線通信)を活用した「TRIFORAスマートキッティング」により、設定作業の手間を大幅に削減することが可能です。作業者の負担を軽減し、安心して導入できるネットワークカメラを実現しました。さらに、2025年7月には放送・通話・映像が融合したシステムでコミュニケーションをサポートする、IPコミュニケーションシステム「CX-1000シリーズ」を発売しました。本シリーズは館内放送や緊急放送に加え、ビデオ通話や外部システムとの連携による放送にも対応し、双方向・多拠点での高度なコミュニケーションを支援します。「CX-1000シリーズ」はコミュニケーションに不可欠な3つの要素「伝える」・「伝わる」・「つながる」を実現し、日常の安心や有事の情報伝達をより確実に、かつ柔軟に、人と人、人と社会を結びつける姿を目指しております。 このような状況のもと、当期の売上高は55,386百万円(前年同期比+4,760百万円、9.4%増)となりました。利益については、営業利益は4,656百万円(前年同期比+1,065百万円、29.7%増)、経常利益は5,236百万円(前年同期比+1,313百万円、33.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,313百万円(前年同期比+945百万円、39.9%増)といずれも過去最高となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 なお、報告セグメントの算定方法を当連結会計年度より変更いたしました。この変更に伴い、前連結会計年度の数値を変更後の算定方法により比較算出しております。詳細については、後述の「第5 経理の状況1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に記載しております。 (日本) 売上高は32,601百万円(前年同期比+3,039百万円、10.3%増)、セグメント利益(営業利益)は5,284百万円(前年同期比+1,162百万円、28.2%増)となりました。 官公庁や商業施設、オフィスビル向けの売上、海外の鉄道車両向けの売上が伸長したことなどにより、セグメント全体での売上高は増加し、セグメント利益は増加しました。 (アジア・パシフィック) 売上高は10,217百万円(前年同期比+223百万円、2.2%増)、セグメント利益(営業利益)は1,716百万円(前年同期比+119百万円、7.5%増)となりました。 インドネシアでは首都移転に伴う新庁舎向けの納入が進み、タイでは官公庁、マレーシアでは空港、シンガポールでは工場向けの納入が進んだことなどにより、セグメント全体の売上高は増加し、セグメント利益は増加しました。 (欧州・中東・アフリカ) 売上高は7,650百万円(前年同期比+1,118百万円、17.1%増)、セグメント利益(営業利益)は712百万円(前年同期比+79百万円、12.5%増)となりました。 中東ではUAEやサウジアラビアの建設需要の取り込み、バーレーンの大型都市開発プロジェクトへの納入が進み、南アフリカでは官公庁や大型発電プラント向けの納入が進み売上が伸長しました。また、欧州では市況の回復により販売が堅調に推移し、セグメント全体の売上高は増加し、セグメント利益は増加しました。 (アメリカ) 売上高は3,018百万円(前年同期比+311百万円、11.5%増)、セグメント利益(営業利益)は213百万円(前年同期比+108百万円、102.7%増)となりました。 アメリカでは小売店や工場向け、カナダでは教育市場や鉄道施設向けの納入が進んだことなどにより、セグメント全体の売上高は増加し、セグメント利益は増加しました。 (中国・東アジア) 売上高は1,897百万円(前年同期比+66百万円、3.7%増)、セグメント利益(営業利益)は143百万円(前年同期比+12百万円、9.7%増)となりました。 香港では病院向けの納入が進みましたが、市況の低迷により売上は減少しました。中国では空港向け、台湾では工場向けの納入が進んだことなどにより、セグメント全体の売上高は増加し、セグメント利益は増加しました。 当連結会計年度末における総資産は76,774百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,113百万円の増加となりました。資産の部は、投資有価証券の減少などありましたが、公募による自己株式の処分および第三者割当増資による現金及び預金の増加や退職給付に係る資産、契約資産の増加などにより増加しました。負債および純資産の部は、自己株式の減少や資本剰余金の増加、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加などにより増加しました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動では5,882百万円の資金の増加、投資活動では1,063百万円の資金の増加、財務活動では2,756百万円の資金の増加となり、これらに加え現金及び現金同等物に係る換算差額により、前連結会計年度末と比べて10,041百万円増加し、25,992百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 法人税等の支払額1,211百万円などがあったものの、税金等調整前当期純利益5,157百万円、減価償却費1,872百万円などにより、営業活動による資金の増加は5,882百万円となりました。 前連結会計年度との比較では、棚卸資産の増加による資金の減少が1,060百万円多かった一方、税金等調整前当期純利益の増加による資金の増加が1,234百万円多かったことなどにより、263百万円の収入の増加となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 生産設備および情報インフラ基盤などの固定資産の取得による支出747百万円などがあったものの、定期預金の預入および払戻による収入1,843百万円などにより、投資活動による資金の増加は1,063百万円となりました。 前連結会計年度との比較では、定期預金の預入および払戻による収入が2,510百万円多かったこと、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が829百万円少なかったことなどにより、3,467百万円の支出の減少となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 配当金の支払1,803百万円、短期借入金の減少1,536百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出495百万円などがあったものの、自己株式の売却による収入5,984百万円、株式の発行による収入897百万円により、財務活動による資金の増加は2,756百万円となりました。 前連結会計年度との比較では、短期借入金の返済による純減額が1,395百万円多かったこと、配当金の支払額が602百万円多かった一方、自己株式の売却による収入が5,984百万円多かったこと、株式の発行による収入が897百万円多かったことなどにより、4,841百万円の支出の減少となりました。 当社および子会社における資金需要は、製品の製造販売に関わる部材購入費や営業費用などの運転資金、設備投資資金、研究開発費が主なものであり、内部資金のほか、金融機関からの借入、コミットメントライン(特定融資枠契約)、資本市場からの資金調達等により事業活動に必要な資金を確保しております。これらは、大きく変動する市場環境のなかで、中長期的な企業価値向上に向けた資金需要に迅速に対応するためのものであります。 (3)生産、受注及び販売の状況 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 日本   29,551   +10.3% アジア・パシフィック   462   +7.4% 欧州・中東・アフリカ   904   +97.9% アメリカ   149   +108.3% 中国・東アジア   185   +25.1% 合計   31,252   +12.0% (注) 金額は製造原価ベースによって記載しております。 ② 受注状況 当社グループは製品の性質上、原則として見込生産を行っております。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 日本   32,601   +10.3% アジア・パシフィック   10,217   +2.2% 欧州・中東・アフリカ   7,650   +17.1% アメリカ   3,018   +11.5% 中国・東アジア   1,897   +3.7% 合計   55,386   +9.4% (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、見積りが必要となる事項の詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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