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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

日本ケミコン

NIPPON CHEMI-CON CORPORATION6997 · Prime · 電気機器

アルミ電解コンデンサ専業の老舗。国内と海外に生産・販売網を持ち、材料も手掛ける。

概要

日本ケミコンは、アルミ電解コンデンサで世界トップクラスのシェアを持つ電子部品メーカーである。1931年に日本初の電解蓄電器の製品化に成功し、現在はコンデンサを主力に、電源モジュールやセンサーなども手がける。2026年3月期の連結売上高は1,368億円、従業員数は5,348人。東京都品川区に本社を置き、1970年に東京証券取引所第二部に上場、現在はプライム市場に所属する。

アルミ電解コンデンサを軸とする二つの事業セグメント

日本ケミコンは「コンデンサ」と「その他」の二つの報告セグメントで構成される。コンデンサ部門が売上の大部分を占め、2026年3月期のセグメント売上高は1,318億円(全体の96.4%)。内訳はアルミ電解コンデンサとコンデンサ用材料で、生産は国内子会社のケミコン東日本やケミコンデバイスが担い、海外では米国のUnited Chemi-ConやインドネシアのP.T. Indonesia Chemi-Con、中国の貴弥功(無錫)などが製造する。その他部門はインダクタ(コイル)などを含み、売上高は49億円と小さいが、製品ポートフォリオの多様化に寄与する。

北米・欧州・アジアに広がるグローバル生産販売網

同社は1970年に米国にUnited Chemi-Conを設立して以来、販売と生産の拠点を世界各地に広げてきた。現在、連結子会社20社と関連会社2社を有し、主要な生産拠点は日本(宮城、岩手、福島、山形)、米国、インドネシア、中国、台湾にある。販売網は米国、欧州(ドイツ)、シンガポール、香港、インドなどに展開し、2026年3月期にはインドに販売子会社Chemi-Con Electronics (India) Pvt. Ltd.を新設した。地域ごとに最適な生産・販売体制を構築し、多様な市場ニーズに対応している。

収益は変動大きく、ROE・ROICを重視する経営指標

直近10期の連結売上高は1,108億円(2021年3月期)から1,619億円(2023年3月期)の間で変動し、純利益も黒字と赤字を繰り返す不安定な状況にある。2026年3月期は売上高1,368億円、営業利益33億円、親会社株主帰属純利益23億円と増収増益(前期比)だが、過去には2018年3月期に161億円の純損失を計上するなど業績の振幅が大きい。同社は企業価値向上の指標として自己資本利益率(ROE)と投下資本利益率(ROIC)を重視し、資本効率の改善に継続的に取り組む方針を示している。

業界の中での役割は電子部品(アルミ電解コンデンサ)メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,368億円
営業利益
34億円
営業利益率
2.5%
純利益
24億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
コンデンサ1,318億円96.3%32億円2.4%
その他(注)150億円3.7%1億円2.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01コンデンサ主力

アルミ電解コンデンサを主力とし、コンデンサ用材料も製造・販売。国内子会社で生産し、当社が仕入・販売。海外ではUnited Chemi-Con(米国)、P.T. Indonesia Chemi-Con、貴弥功(無錫)などが製造・販売。販売会社を通じて全世界に供給。

主な製品・サービス2
アルミ電解コンデンサ
電解質にアルミニウムを用いた大容量コンデンサ。電子機器の電源回路や産業機器向け。
コンデンサ用材料
コンデンサ製造に用いる電極箔や電解液などの材料。内外で製造し、KDK販売が販売。

02その他副次

コンデンサ以外の製品を製造販売。国内子会社ケミコンデバイス他、海外子会社が製造。

製品と技術

大形・小形・ハイブリッドと展開するアルミ電解コンデンサ

同社の中核製品はアルミ電解コンデンサであり、大形から小形まで幅広いラインナップを持つ。大形品は産業機器やサーバー用電源向けに使用され、2026年にはAIサーバー向けに静電容量を向上させた基板自立形「KHRシリーズ」を開発した。小形品は民生用電子機器に搭載。さらに、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサも手がけ、AIサーバーや自動車向けに新製品を投入している。これらの製品は電源回路の平滑化やノイズ除去に不可欠であり、高い信頼性が求められる。

コンデンサ以外の製品:インダクタやノイズフィルタ用コイル

その他セグメントでは、インダクタ(コイル)やコモンモードチョークコイルなどを製造・販売する。特に、スイッチング電源や車載機器のノイズフィルタ向けに、独自の加工プロセスで透磁率を向上させた「FXシリーズ」を開発している。これらの製品はアルミ電解コンデンサと組み合わせて使用されることが多く、同社の技術基盤を活かした製品群である。インダクタの販売は2026年3月期に増加し、売上高49億円のうち主要な割合を占めた。

コンデンサ用材料:電極箔と電解液の自社生産

コンデンサの性能を左右する電極箔や電解液などの材料も、同社グループ内で一貫生産している。電極箔はケミコン東日本マテリアルや米国のChemi-Con Materials Corporationで製造され、コンデンサ用材料全体の販売はKDK販売株式会社が担当する。材料の内製化により、品質管理とコスト競争力を強化している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

電子部品・コンデンサ中堅、業績悪化で再建急務

日本ケミコンはアルミ電解コンデンサなど電子部品を手掛ける中堅メーカー。同業にはイビデンや日清紡ホールディングスなどがいるが、当社はコンデンサに特化。2025年3月期は減収・営業利益率3.02%と低調で、2026年3月期はさらに悪化見通し。需要不振に加え、競合との価格競争が影響。また、為替変動や原材料高にも脆弱。業績回復には、コスト削減や高付加価値品へのシフトが急務。

強み

  • アルミ電解コンデンサで高い技術力と品質を誇る。
  • 民生用から産業用まで多様なニーズに対応可能。
  • 国内大手電子機器メーカーとの取引実績が豊富。
  • 生産効率化や固定費削減など、収益改善策を推進中。

課題

  • 減収減益が続き、営業利益率も低下傾向で再建が急務。
  • 海外メーカーを含む競合との価格競争が収益を圧迫。
  • 円安によるコスト増や原材料高が収益に影響。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字が日本ケミコン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16961エンプラス939億円16.6倍
26800ヨコオ892億円22.5倍
36999KOA825億円20.7倍
46794フォスター電機741億円13.4倍
56908イリソ電子工業683億円16.6倍
66997日本ケミコン680億円40.1倍
76768タムラ製作所661億円
86809TOA617億円16.8倍
96779日本電波工業616億円29.7倍
107915NISSHA596億円58.8倍
116718アイホン503億円18.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

日本初の電解蓄電器製品化から株式会社設立までの歩み(1931〜1947年)

日本ケミコンの起源は、1931年に佐藤敏雄が日本で初めて電解蓄電器(コンデンサ)の製品化に成功したことに始まる。同年、合資会社「佐藤電機工業所」を設立し生産を開始。第二次世界大戦後の1947年、同工業所を改組して日本ケミカルコンデンサー株式会社を設立した。この時期は、まだ小規模な事業体であったが、電解コンデンサの国産化という基盤を築いた。

商号変更と国内生産拠点の拡充(1963〜1969年)

1963年に社名を日本ケミカルコンデンサ株式会社に変更。1966年には小形電解コンデンサの生産を目的に宮城工場(宮城県大崎市)を建設し、同年にはコンデンサ用電極箔の加工会社として株式会社ヒタチ電解箔研究所(後のKDK株式会社)を設立。1969年には岩手工場(岩手県北上市)を建設し、小形品の量産体制を強化した。これらの投資により、国内生産能力を段階的に拡大した。

海外販売拠点の設立と東京証券取引所上場(1970〜1977年)

1970年、米国に現地法人United Chemi-Con, Inc.を設立し、海外販売の足がかりを築いた。同年9月には東京証券取引所市場第二部に上場。その後、韓国(1972年)、シンガポール(1975年)、西ドイツ(1977年)と相次いで販売拠点を設け、グローバル展開を加速。1977年には東京証券取引所市場第一部に指定され、企業規模の拡大を示した。

現社名への変更と台湾・インドネシア生産拠点の設立(1979〜1993年)

1979年に台湾に現地法人台湾佳美工股份有限公司を設立。1981年には商号を現在の日本ケミコン株式会社に変更した。1992年に米国に生産拠点United Chemi-Con Manufacturing, Inc.を設立し、翌1993年にはインドネシアにP.T. Indonesia Chemi-Conを設立。生産の海外シフトを進めると同時に、事業の国際化に対応した。

合併による事業拡大と中国市場への進出(1995〜2001年)

1995年、タンタルコンデンサ等の新分野進出を目的に山形県のマルコン電子を買収。1999年には東京証券取引所第二部上場のKDK株式会社(旧ヒタチ電解箔研究所)と合併し、材料開発から製品開発までの一体運営を開始。2001年には中国に貴弥功(無錫)有限公司を設立し、コスト競争力の高い生産拠点を確保した。

国内生産子会社の分社化と本社移転(2003〜2014年)

2003年、岩手、宮城、福島の各工場を分社化し、ケミコン岩手、ケミコン宮城、ケミコン福島などを設立。2004年には本社を東京都青梅市から品川区に移転した。2014年には東北地方の子会社再編を実施。ケミコン岩手とケミコン福島をケミコン宮城に吸収合併し、ケミコン東日本株式会社に商号変更。同時に電極箔事業をケミコン東日本マテリアルに承継し、一貫生産体制を強化した。

年表24件を開く

1930年代

  • 1931年8月創業故佐藤敏雄が、わが国で初めて電解蓄電器の製品化に成功。合資会社「佐藤電機工業所」を設立し、生産を開始。

1940年代

  • 1947年8月創業合資会社「佐藤電機工業所」を改組して日本ケミカルコンデンサー株式会社を設立。

1960年代

  • 1963年5月商号変更日本ケミカルコンデンサ株式会社に商号変更。
  • 1966年4月小形電解コンデンサを生産するため、宮城工場(宮城県大崎市)を建設。(2003年10月ケミコン宮城株式会社として分社化。)
  • 1966年6月創業電解コンデンサ用箔を専門に加工する会社として、株式会社ヒタチ電解箔研究所(茨城県高萩市)を設立。(旧KDK株式会社)
  • 1969年3月小形電解コンデンサを量産するため、岩手工場(岩手県北上市)を建設。(2003年10月ケミコン岩手株式会社として分社化。)

1970年代

  • 1970年6月海外販売の拠点として、米国に現地法人United Chemi-Con,Inc.(現・連結子会社)を設立。
  • 1970年9月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1972年9月韓国に合弁会社三瑩電子工業株式会社を設立。
  • 1975年2月シンガポールに現地法人Singapore Chemi-Con(Pte)Ltd.(現・連結子会社)を設立。
  • 1976年6月創業大形電解コンデンサの生産増強のため、福島ケミコン株式会社(福島県矢吹町)を設立。(旧福島工場、2003年10月ケミコン福島株式会社として分社化。)
  • 1977年2月ヨーロッパ地域への販売拠点として、旧西独に現地法人Europe Chemi-Con(Deutschland)GmbH(現・連結子会社)を設立。
  • 1977年9月東京証券取引所市場第一部に指定される。
  • 1979年4月台湾に現地法人台湾佳美工股份有限公司(現・連結子会社)を設立。

1980年代

  • 1981年7月商号変更日本ケミコン株式会社に商号変更。
  • 1988年12月上場ケーデーケー株式会社が東京証券取引所市場第二部に上場。(旧KDK株式会社)

1990年代

  • 1992年6月米国に電解コンデンサ生産拠点として、現地法人United Chemi-Con,Inc.の子会社として現地法人United Chemi-Con Manufacturing,Inc.を設立。
  • 1993年1月インドネシアに電解コンデンサ生産拠点として、現地法人P.T.Indonesia Chemi-Con(現・連結子会社)を設立。
  • 1995年4月M&A電解コンデンサ部門の業容拡大とタンタルコンデンサ等新分野への進出を目的として、山形県長井市のマルコン電子株式会社を買収。
  • 1999年10月M&A材料開発から商品開発に至る経営資源の一体化による効率化を目的として、東京証券取引所市場第二部のKDK株式会社と合併。

2000年代

  • 2001年11月中国に現地法人貴弥功(無錫)有限公司(現・連結子会社)を設立。
  • 2003年10月創業国内生産強化のため、岩手工場(岩手県北上市)、宮城工場(宮城県大崎市)、福島工場(福島県矢吹町)、北上工場(岩手県北上市)を分社化し、ケミコン岩手株式会社、ケミコン宮城株式会社、ケミコン福島株式会社、ケミコンシーリングラバー株式会社(2013年2月ケミコン岩手株式会社による吸収合併)を設立。
  • 2004年7月東京都青梅市から東京都品川区に本店移転。

2010年代

  • 2014年10月M&A岩手地区においての一体経営を図ることによる企業体質の強化を目的として、岩手電気工業株式会社、日栄電子株式会社及び岩手エレクトロニクス株式会社をケミコン岩手株式会社に吸収合併。米国における統括会社として、Chemi-Con Americas Holdings,Inc.(現・連結子会社)を設立。素材からの一貫した生産体制によるコスト競争力強化を図るため、福島電気工業株式会社をケミコン福島株式会社に吸収合併し、また、電気二重層キャパシタにおける生産性向上及び間接部門の効率化による原価低減を図るため、ケミコン米沢株式会社をケミコン山形株式会社に吸収合併。東北地方における経営資源の一体運用のさらなる深化を目的として、ケミコン岩手株式会社とケミコン福島株式会社の電極箔事業を会社分割し、新設会社ケミコン東日本マテリアル株式会社(現・連結子会社)に事業承継。ケミコン宮城株式会社に、ケミコン岩手株式会社とケミコン福島株式会社を吸収合併し、ケミコン東日本株式会社(現・連結子会社)に商号変更。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。電解コンデンサ用の設備製作

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    レジリエンス経営の深化

    外部環境変化に対する耐性を強化するため、調達体制の多元化、在庫・生産の柔軟化、リスク管理体制の高度化を進め、迅速な事業復元を可能とする経営を構築する。

  2. 02

    成長市場への重点展開

    AIサーバー市場や車載市場など高成長が見込まれる分野で、高性能・高品質なアルミ電解コンデンサを重点製品と位置付け、デザイン・イン活動により安定的な受注獲得を目指す。

  3. 03

    マス市場でのシェア奪還

    価格競争が激しい汎用品市場では、最適地生産・材料調達、物流・在庫マネジメントの高度化によるコスト構造改革を推進し、戦略的販売施策で市場シェアを奪還する。

  4. 04

    財務体質の健全化

    成長市場への重点投資を継続しつつ、安定したキャッシュフロー創出により有利子負債を圧縮し、資本効率の向上と適正な資本構成の維持で財務基盤を強化する。

  5. 05

    ESG・DX経営基盤の強化

    カーボンニュートラル対応、人材育成・制度改定、ガバナンス機能強化、データとAI活用による業務効率化を推進し、事業成長を支える基盤を整える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,348人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は619万円で、9期前と比べて2.3%平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は17.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月6,772
2018年3月6,967
2019年3月63341.117.86,917
2020年3月61041.117.66,658
2021年3月57740.216.96,228
2022年3月61440.417.06,197
2023年3月63240.316.46,045
2024年3月64040.416.55,796
2025年3月58741.117.35,55167
2026年3月61941.217.45,34864

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)75.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社20(国内 9 / 海外 11、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
その他156億円
コンデンサ その他
コンデンサ その他 — 宮城県 大崎市他5,707百万円
新潟工場 — 新潟県 聖籠町3,355百万円
コンデンサ
高萩工場 — 茨城県 高萩市3,036百万円
コンデンサ
コンデンサ — 福島県 喜多方市他2,520百万円
コンデンサ — 南投県 台湾2,476百万円
コンデンサ — 江蘇省無錫市 中華人民共和国2,208百万円
コンデンサ — Cikarang Selatan, Bekasi, Indonesia1,706百万円
コンデンサ — Kuala Langat, Selangor Darul Ehsan,Malaysia1,683百万円
福島事業所 — 福島県 矢吹町1,205百万円
コンデンサ
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ケミコン東日本株式会社(注)2
    宮城県 大崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ケミコン東日本マテリアル株式会社(注)1
    福島県 喜多方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    KDK販売株式会社
    東京都 品川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Chemi-Con Materials Corporation (注)1,2
    Moses Lake, Washington, U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Chemi-Con Americas Holdings,Inc. (注)2
    Rolling Meadows, Illinois, U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Dong Guang KDK Aluminum Foil Manufacture Ltd. (注)1,2
    廣東省 中華人民共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ケミコンデバイス株式会社
    山形県 長井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Chemi-Con(Malaysia) Sdn.Bhd.(注)2
    Kuala Langat, Selangor, Darul Ehsan,Malaysia · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Singapore Chemi-Con(Pte)Ltd. (注)2
    Pasir Panjang Road, Singapore · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Chemi-Con Electronics (Thailand)Co.,Ltd.
    Bangkok, Thailand · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台湾佳美工股份有限公司(注)2
    南投県 台湾 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    United Chemi-Con,Inc. (注)1,2
    Rolling Meadows, Illinois, U.S.A. · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社8社を開く
  • Europe Chemi-Con (Deutschland)GmbH (注)3Nuremberg, Germany100%
  • Hong Kong Chemi-Con Ltd. (注)2,4Kwun Tong, Hong Kong100%
  • Chemi-Con Trading (Shenzhen)Co.,Ltd. (注)1深圳市 中華人民共和国100%
  • P.T.Indonesia Chemi-Con (注)1,2Cikarang Selatan, Bekasi, Indonesia90%
  • 上海貴弥功貿易有限公司(注)1,5上海市 中華人民共和国100%
  • 貴弥功(無錫)有限公司(注)1,2江蘇省無錫市 中華人民共和国100%
  • Chemi-Con Electronics (Korea)Co.,Ltd.ソウル特別市 大韓民国100%
  • Chemi-Con Electronics (India)Pvt. Ltd.(注)1DLF Cyber City, Gurugram, Haryana, India100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,368億円営業利益34億円前期と比べると増収減益で、売上が+11.5%、利益が-8.1%。

売上高
+11.5%
1,368億円
営業利益
-8.1%
34億円
純利益
24億円
営業利益率
2.5%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,600億円1,368億円
営業利益80億円34億円
純利益40億円24億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は380億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−7.5%、営業利益は−29.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4202
2024年1Q411245.8−138
2024年2Q392276.9−90
2024年3Q357215.97
2024年4Q3478
2025年2Q599193.21
2025年4Q628182.9−1
2026年2Q642101.63
2026年4Q726243.321
2027年1Q380174.59

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は930億円から1,368億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。純利益は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月930−67−93
岩手地区においての一体経営を図ることによる企業体質の強化を目的として、岩手電気工業株式会社、日栄電子株式会社及び岩手エレクトロニクス株式会社をケミコン岩手株式会社に吸収合併。米国における統括会社として、Chemi-Con Americas Holdings,Inc.(現・連結子会社)を設立。素材からの一貫した生産体制によるコスト競争力強化を図るため、福島電気工業株式会社をケミコン福島株式会社に吸収合併し、また、電気二重層キャパシタにおける生産性向上及び間接部門の効率化による原価低減を図るため、ケミコン米沢株式会社をケミコン山形株式会社に吸収合併。東北地方における経営資源の一体運用のさらなる深化を目的として、ケミコン岩手株式会社とケミコン福島株式会社の電極箔事業を会社分割し、新設会社ケミコン東日本マテリアル株式会社(現・連結子会社)に事業承継。ケミコン宮城株式会社に、ケミコン岩手株式会社とケミコン福島株式会社を吸収合併し、ケミコン東日本株式会社(現・連結子会社)に商号変更。東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。電解コンデンサ用の設備製作
2014年3月1,1404333
2015年3月1,2346254
2016年3月1,18412−69
2017年3月1,163208
2018年3月1,33444−161
2019年3月1,410489
2020年3月1,146−42−59
2021年3月1,1082120
2022年3月1,40380−121
2023年3月1,61911023
2024年3月1,50779−213
2025年3月1,22737163.00
2026年3月1,36834212.524

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,368億円のうち、営業利益として残るのは34億円2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の1.8%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.2%1,124億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.4%211億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%34億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比4.4pt
2.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.2pt
1.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.0pt
4.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが76億円、投資CFが−53億円で、差し引きのフリーCFは23億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は213億円で、売上の1.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月47−6917−22181
2014年3月122−16−61106239
2015年3月107−43−7764240
2016年3月110−29−4781262
2017年3月64−43721284
2018年3月53−73−18−20246
2019年3月−139−88171−227190
2020年3月39−54105−15277
2021年3月21−30−35−9237
2022年3月51−52−2−1248
2023年3月−49−68120−117261
2024年3月−130−48354−178453
2025年3月−5−98−119−103239
2026年3月76−53−6223213

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,660億円。このうち返さなくてよい自己資本が631億円で、自己資本比率は37.6%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,34550883737.6
2014年3月1,39863876045.5
2015年3月1,46778168653.0
2016年3月1,37162974245.6
2017年3月1,39863676245.2
2018年3月1,42749493334.4
2019年3月1,38347990434.4
2020年3月1,39639899828.3
2021年3月1,39451987537.0
2022年3月1,5614471,11428.4
2023年3月1,6275071,12030.9
2024年3月1,7295361,19330.7
2025年3月1,6275671,06034.5
2026年3月1,6606311,02937.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
213億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-243億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
119億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,029億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
40
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率224社中43位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中207位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.0%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.5%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.6%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.5%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,753で、1年前と比べて+101.5%過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。

¥2,753-6.2%1ヶ月-15.2%1年+101.5%時価総額680億円
過去52週の値幅
安値¥1,145高値¥6,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)40.1倍
PER (会社予想)19.4倍
PBR1.25倍
配当利回り0.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に2750円と、前日比8.33%の下落となりました。1カ月では11.29%下落し、25日移動平均線(3155円)を約13%下回っています。52週高値の6190円からは約56%下落しており、調整局面が続いています。一方、52週安値1145円からは約2.4倍の水準で、年初来上昇率は117.67%と高い水準を維持しています。出来高は8月19日に131万株と増加しており、売り圧力が強まっています。RSIは53.9と中立圏ですが、短期的な下落リスクが残ります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは実績43.69倍、予想でも21.1倍と同業界平均の30.3倍を上回り、特に実績値は高水準です。PBRは1.27倍と平均2.71倍を大きく下回る一方、ROEが4%と低く収益性が課題です。配当利回りは0.83%で平均2.24%を下回り、配当性向は77.8%と高いものの、業績不振で減益傾向にあります。割高感はあるものの、PBRの低さや資産価値を考慮すると極端な割高とは言えません。

指標この会社業種平均
PER (実績)40.1倍30.8倍
PER (予想)19.4倍
PBR1.25倍2.58倍
ROE4.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

データセンターや再生可能エネルギー向けの需要拡大が期待される一方、近年の業績は低迷していた。強気派は、EV普及や省エネ用途でのコンデンサ需要増、更には生成AIによるデータセンター投資拡大を追い風と見る。弱気派は、2024年3月期の大幅赤字や営業利益率の低さから、コスト競争の激化や需要回復の遅れを懸念する。2026年3月期の収益回復が焦点。

プラスに働く材料7
  • 需要回復の兆し

    2026年3月期売上高は1368億円と前年比増収予想

  • 成長市場への展開

    データセンターや再生エネ向け需要の拡大が見込まれる

  • シェアの強み

    世界トップクラスのシェアで規模の利益を享受

  • 来期純利益35億円への増益期待2027年3月期影響

    時価総額741億円、予想PER21.1倍は純利益約35億円を暗示し今期24億円から大幅増

  • 外国人所有30.56%によるガバナンス改善継続影響

    外国人所有比率30.56%と高く、株主還元や経営効率化への圧力が働く

  • 赤字213億円から黒字24億円へ転換2026年3月期影響

    最終損益は2024/3期の-213億円から2026/3期に+24億円と黒字化、損益改善が鮮明

  • 配当性向25%と増配余地2027年3月期影響

    純利益24億円に対し配当総額約6.1億円、配当性向25%と余裕があり増配余地

マイナスに働く材料7
  • 収益性の低迷

    2025年3月期営業利益率は3.02%と低水準

  • 赤字からの回復

    2024年3月期は213億円の大幅赤字を計上

  • 競争激化

    低価格競争が続けば利益率の改善は難しい

  • 営業利益率2.49%と減益2026年3月期影響

    営業利益は37→34億円と減少、売上高は+11.5%増も利益率2.49%に低下

  • 実績PER43.69倍の割高感継続影響

    時価総額741億円に対し実績純利益24億円、PER43.69倍と業績回復を先取り

  • 売上高の大幅な変動リスク通年影響

    売上高は1507→1227→1368億円と乱高下、需要変動が激しい事業構造

  • ROE4%と低資本効率通年影響

    ROE4%はPBR1.27倍に見合う水準でなく、資本コスト改善が課題

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善度合いと競争環境の影響を確認するため
売上高成長率
需要回復のペースを測るため
自動車・産業向け売上比率
成長市場への浸透度を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+66.7%いまの株価に対する利回りは0.91%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
0.91%
いまの株価に対して
配当性向
77.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3015.0
2018年3月300.0
2019年3月300.0287.9
2026年3月5066.777.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,924人。区分でいちばん多いのは個人・その他34.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.3%を占め、残る68.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他26.127.924.030.835.434.7
外国法人25.924.631.135.831.330.4
金融機関37.036.234.925.725.224.3
事業法人6.16.26.95.15.67.0
証券会社4.85.03.02.62.43.4
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.00.10.00.10.10.1
政府・自治体0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)12.60
02ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合7.17
03KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SAMSUNG (常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.64
04MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)4.26
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.94
06BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)2.62
07株式会社三菱UFJ銀行2.12
08日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信 託銀行株式会社)2.08
09セントラル短資株式会社1.66
10株式会社トップパーツ1.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近20
  • 2026-08-19
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    5.90%
  • 2026-08-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    4.53%
    -2.01pt
  • 2026-07-23
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.21%
    -0.34pt
  • 2026-07-07
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.55%
    +0.22pt
  • 2026-07-03
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -23.36pt
  • 2026-07-03
    株式会社日本政策投資銀行
    新規の大量保有報告
    7.13%
  • 2026-06-22
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    2.33%
  • 2026-06-18
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    23.36%
    -1.16pt
  • 2026-06-15
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    24.52%
    -1.38pt
  • 2026-06-15
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    32.26%
  • 2026-06-12
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    28.14%
    -1.48pt
  • 2026-06-11
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    28.14%
    -1.48pt
  • 2026-06-10
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    25.90%
    -1.00pt
  • 2026-06-08
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    26.90%
    -1.24pt
  • 2026-06-05
    野村證券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.67%
    +0.37pt
  • 2026-06-04
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    28.14%
    -1.48pt
  • 2026-06-04
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    29.62%
    -1.46pt
  • 2026-06-02
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    新規の大量保有報告
    29.62%
    -1.46pt
  • 2026-06-02
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    32.32%
    +0.06pt
  • 2026-06-02
    ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
    変更報告
    31.08%
    -1.24pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+263%、1株純資産は14期で+471%。直近期のROEは4.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−65355−17.5
2014年3月2233,9025.814.4
2015年3月3294,7727.610.89.7
2016年3月−4243,834−9.8
2017年3月523,8781.370.715.0
2018年3月−9863,013−28.6
2019年3月562,9221.933.8287.9
2020年3月−3642,423−13.6
2021年3月1152,5454.516.9
2022年3月−5982,190−25.3
2023年3月1122,4784.818.8
2024年3月−1,0291,777−41.2
2025年3月21,9020.1514.9
2026年3月1062,0304.013.477.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額215百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
今野健一代表取締役社長 社長執行役員 監査室担当 経営戦略部担当60
上山典男取締役 会長執行役員67
石井治取締役 専務執行役員 経理部担当 経営戦略部副担当 デジタル戦略部担当67
入江峰年取締役 上席執行役員 営業本部長55
宮田鈴子取締役71
吉田浩取締役71
中野智美取締役57
堀野俊一常勤監査役63
市原博和常勤監査役64
土居正明監査役65
小川薫監査役68
暁琢也55

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)412712732
社外取締役646468
監査役3424214

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容579字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社の企業集団は当社と子会社20社、関連会社2社で構成され、電子部品等の製造・販売を主たる業務としております。当社の企業集団の事業に係わる位置付けは次のとおりであります。また、各事業毎の会社数は、複数事業を営んでいる会社をそれぞれ含めて記載しております。 (コンデンサ) 国内において子会社であるケミコン東日本㈱、ケミコンデバイス㈱が製造しており、当社が仕入・販売をしております。海外では、United Chemi-Con,Inc.、P.T. Indonesia Chemi-Con、貴弥功(無錫)有限公司、他2社及び関連会社1社が製造・販売等をしており、Europe Chemi-Con (Deutschland)GmbH、Hong Kong Chemi-Con Ltd.他6社が販売しております。また、コンデンサ用材料につきましては、当社が製造・販売するほか、国内ではケミコン東日本マテリアル㈱、海外ではChemi-Con Materials Corporation 他1社にて製造しており、国内、海外ともにKDK販売㈱が販売しております。 (その他) 国内子会社のケミコンデバイス㈱他1社、海外子会社1社が製造しており、当社が仕入・販売しております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,146字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は「環境と人にやさしい技術への貢献」を企業理念に掲げ、研究開発から生産活動などの企業活動の全域にわたり地球環境の保全に取り組んでおります。 当社はこの企業理念のもと、各電子部品の開発・供給を通じてエレクトロニクス産業の発展に寄与することが、企業価値ひいては株主共同の利益の向上につながると考え、基本方針として推進してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループにおきましては、企業価値の向上を図るため資産効率の改善に継続的に取り組んでおり、自己資本利益率(ROE)及び投下資本利益率(ROIC)を重要な指標として位置づけております。 (3)適応力強化による質の高い成長 ― レジリエンス経営の深化と次世代価値創造 当社グループを取り巻く事業環境は、社会・経済の不安定化や先行き不透明感の高まり、変化の複雑化・非連続化により、これまで以上に将来の予測が困難な状況となっております。このような環境下において、当社は外部環境の変化に対する耐性強化(調達体制の多元化、在庫・生産の柔軟化、リスク管理体制の高度化など)及び迅速な事業復元を可能とするレジリエンス経営の構築を最重要課題と認識しております。 2025年度(2026年3月期)を最終年度とする前中期経営計画においては、AIサーバーや車載向けの高付加価値製品へのシフトと生産性向上を進め、DXを軸に全社改革を推進いたしました。また、生産構造改革では、事業ポートフォリオ最適化とスマートファクトリー化の推進により競争力を強化いたしました。 2026年度(2027年3月期)からスタートいたしました新中期経営計画においては、経営資源配分の最適化を図り、成長市場への事業展開の加速とマス(汎用品)市場における事業展開の強化により高成長・高収益を実現し、健全な財務基盤の構築を通じて企業価値と株主価値の最大化を実現してまいります。 適応力強化による質の高い成長を実現する「レジリエンス経営」をさらに深化させ、外部環境変化に柔軟に対応しながら収益力と競争力の向上を図り、第11次中期経営計画の達成のために全社一丸となって邁進してまいります。 基本戦略/重点施策 1. 事業戦略:事業成長に向けた収益創出の実現 ① コスト構造改革の実行と損益分岐点比率の改善 ② マス市場シェア奪還 ③ 成長市場に向けたアプローチ ④ 第二の柱の事業育成と見極め 2. 非財務戦略:事業成長を支える経営基盤の強化 ① 環境 カーボンニュートラル実現に向けた環境対応強化 ② 人材 中長期を見据えた人材採用・育成と制度改定による企業風土変革の実現 ③ ガバナンス ESG経営に向けたガバナンス機能の強化と次世代経営人材の育成 ④ DX データとAI活用による事業活動連動性の高度化と迅速な業務遂行体制の構築 3. 財務戦略:効率的資本運用による財務体質の健全化 ① 持続的な事業成長の実現に向けた投資活動 ② 資本・負債構成比率の適正化による柔軟性のある財務基盤の構築 ③ 継続的な株主配当の実現に向けた方針整備 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の見通しにつきましては、米国の通商政策等による世界経済への下押し圧力や中東情勢の緊迫化等の地政学リスクの高まりによるエネルギー価格の上昇、原材料価格の高騰、輸送経路の限定による物流の混乱など、当社グループを取り巻く経営環境は依然として予断を許さない状況が続くものと予想されます。 このような状況のもと、当社は2026年度を初年度とする第11次中期経営計画(2026年度~2028年度)をスタートいたしました。アルミ電解コンデンサ事業を事業の中核に据え、事業基盤の再構築と収益力の抜本的な改善に取り組んでまいります。 事業戦略においては、市場の高成長が見込まれる「成長市場」と、価格競争が中心となる「マス(汎用品)市場」に区分し、それぞれの市場特性に応じた販売・生産戦略を展開してまいります。成長市場であるAIサーバー市場及び車載市場においては、高性能・高品質なアルミ電解コンデンサを重点製品と位置付け、デザイン・イン活動による安定的な受注の獲得を目指してまいります。一方、価格競争が激しいマス(汎用品)市場においては、最適地生産体制の構築、最適地材料調達の推進、物流・在庫マネジメントの高度化などを通じてコスト構造改革を推進し、市場競争力の強化と戦略的販売施策によるシェア奪還に取り組んでまいります。 財務戦略においては、成長市場への重点投資を継続しつつ、収益基盤の強化を図ることで安定的なキャッシュ・フローの創出により有利子負債の圧縮を進め、資本効率の向上を推進し財務体質の健全化を図ってまいります。あわせて、自己資本の充実と適正な資本構成の維持により、事業環境の変化に強い財務基盤を構築し、持続的な企業価値の向上を目指します。
事業等のリスク5,441字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社では、リスクマネジメントを経営が関与する最上位の規格に位置づけております。当社は「リスクマネジメント基本方針」に基づきリスクマネジメント委員会を設立し、グループのリスクを横断的・総括的に管理しております。リスクマネジメント委員会では顕在化したリスクの報告や潜在的なリスクの特定・分析・評価を行い、グループとして優先対処すべき重要リスクを特定したうえで対策を取りまとめ、年2回取締役会及び経営委員会に報告しております。 このようにして特定・報告されたリスクのうち、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性のある主要なリスクには以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済状況について 当社グループの事業は、世界経済の動向や電子部品市場の需給環境に大きく影響を受けております。 近年の米国における関税施策や各国における金融政策の変化を背景としたインフレ圧力の高まりにより、企業の設備投資や消費者の購買意欲が低迷した場合、当社製品の需要が減少する可能性があります。また、地政学的リスクの高まりに伴い、エネルギー価格や原材料価格が上昇する局面においては、製造コストの増加を招く可能性があります。これらのコスト上昇については製品価格への転嫁を進めておりますが、市場環境や競争状況によっては十分に転嫁できない場合があり、当社グループの収益性に影響を及ぼす可能性があります。さらに、半導体供給不足等に起因してPCや各種電子機器の生産に制約が生じた場合、関連する電子部品需要が影響を受け、当社製品の受注にも影響が及ぶ可能性があります。 一方で、当社グループを取り巻く市場環境としては、米国IT大手企業を中心としたデータセンター投資が継続しているほか、高消費電力化が進むAIサーバー向け次世代GPUの投入に伴い、電源関連部品の需要拡大が見込まれております。また、データセンターの建設及び周辺設備の増加により、産業機器市場の回復も期待されております。このような環境の下、当社グループは、AIサーバー向け電源用途を中心として、大形アルミ電解コンデンサの生産能力強化を図るとともに、高容量・高出力ハイブリッドコンデンサの開発及び増産投資を継続しております。さらに、競争力強化に向けて次世代高容量トップ箔の開発を推進しております。加えて、コスト構造改革として、海外生産移管の推進による原価構造の改善、汎用品における外部アルミ箔の活用及び海外現地調達の推進、並びに量産拡大などにより原価低減の取組みを推進してまいります。 (2)為替レートの変動 当社グループの製品は日本国内のほか米州、欧州、アジア等の地域に販売されており、連結売上高に占める海外売上高の割合は、2025年3月期78.6%、2026年3月期80.8%となっております。このため為替予約等によりリスクヘッジを行っておりますが、全てをカバーできる保証はなく、当社グループの業績及び財政状態は為替変動の影響を受ける可能性があります。 また、連結財務諸表を作成するにあたって在外子会社の財務諸表を円換算しておりますが、換算時の為替レートにより、現地通貨における価値に変動がなくても、円換算後の価値が影響を受け、業績及び財政状態が変動する可能性があります。 (3)価格競争 当社グループの主力製品であるアルミ電解コンデンサにおいて、国内外の競合他社との間に生じる価格競争が当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼすリスクがあります。当社グループは、多様な国と市場において事業活動を行っておりますので、そのような国・市場ごとの個別の要因に応じて価格競争リスクに対応する必要があります。国・地域ごとの生産販売コストの変動、材料費の高騰、生産技術のイノベーションなどは係るリスクの要因となります。海外売上比率が高い当社グループは常に国際的な競争に晒されており、価格競争の激化は収益の押し下げのみならず世界シェアの低下を引き起こす可能性があります。当社グループといたしましては、材料開発から製品販売まで一貫した生産体制という強みを活かし、生産システムの効率化等によるコストダウンを推進する一方、高付加価値で高収益な製品の開発や重点市場への拡販により競争力強化を図っております。上記の事業戦略を踏まえ当社グループはリスク対応を実施しておりますが、価格競争の激化は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。2026年度は需要急増による供給不足となる見通しであり、価格競争による価格の下落は発生しない見通しです。 (4)原材料等の価格変動と調達について 近年の物流費・人件費、原材料費の高騰などにより特に日本国内で調達する材料には大きな値上げ圧力がかかっており、アルミ箔や薬品をはじめとした原材料等の仕入価格上昇によるコストアップの影響や原材料等の調達困難による製品出荷の停滞等は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、海外製造会社における現地調達の推進や生産性向上等によるコストダウンの継続や複数社からの購買、サプライヤーの定期的な与信管理を行うなど、リスク回避対策に取り組んでおりますが、急激な原材料等の価格高騰と災害等による広範な原材料不足は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ウクライナ紛争やイラン情勢に代表される国家間の武力紛争による地政学的緊張が継続的な調達リスクとして顕在化しております。更には不採算改善などによる製造中止(EOL)も増えており、安定調達を喫緊の課題としてサプライチェーンの強化に取り組んでおります。 (5)製品の欠陥 当社グループは、世界各拠点で、世界的に認められている品質管理基準(UL規格、AEC-Q200など)に従って製造を行っております。 しかし、将来にわたり全ての製品において欠陥が発生しないという保証はありません。また、生産物賠償責任保険に加入しておりますが、この保険が賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。 また、当社は全生産拠点にてISO9001、IATF16949の認証を取得し品質管理の強化を図っておりますが、大規模な製品の欠陥の発生は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、欠陥の発生の際はその影響を最小限に抑えるべく迅速に対応する体制を構築しております。 (6)法令その他の公的規制等に関するリスク 当社グループが、事業を展開する国内外での進出先における法令その他の公的規制等及びその重要な変更、特に、当該規制等を遵守するための費用負担や当該規制等に違反したと判断された場合における刑事処分、課徴金等の行政処分または損害賠償請求は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの事業は環境法令の適用を受けており、法令等の制定または重要な変更によっては環境責任のリスクを抱える可能性があります。 当社、当社の台湾子会社である台湾佳美工股份有限公司及び当社の香港子会社であるHong Kong Chemi-Con Ltd.(以下「当社ら」といいます。)は、2015年12月21日、アルミ電解コンデンサの取引に関する台湾競争法違反に基づき、台湾公平交易委員会から合計15億7,150万新台湾ドルの制裁金を課す旨の処分を受け、その後、当該制裁金の処分を争うために台湾公平交易委員会に対する行政処分取消訴訟を台湾で提起していました。同訴訟は、台湾の最高裁判所に相当する最高行政法院における破棄、差戻しの判決後、台北高等行政裁判所における審理が行われていましたが、同裁判所主催の調停手続が実施され、当社と台湾公平交易委員会とは、2026年1月13日、和解に合意し、同日調停が成立しました。この結果、当社らは、台湾公平交易委員会から、合計3億4,573万新台湾ドル(16億48百万円)の返金を受けることになりました。 なお、台湾公平交易委員会との調停成立により、当社グループを当事者とする、アルミ電解コンデンサ等の取引に関する競争法違反関連の訴訟は、本案件を含めて全て終結いたしました。 また、当社の子会社であるSingapore Chemi-Con (Pte) Ltd.(以下「SCC」といいます。)は、Dyson Manufacturing Sdn. Bhd.(以下「Dyson」といいます。)に販売した部品に関して、2024年12月、Dysonより、シンガポール国際商事裁判所において訴訟を提起されました。Dysonは、SCCに対して、1億4554万4762英ポンドの損害賠償等の権利があると主張しておりますが、SCCとしては、かかる主張は妥当ではないものと考えており、SCCの責任が否定されるよう、裁判の中で必要な主張・立証を行っております。 (7)自然災害や突発的事象発生のリスク 地震等の自然災害や突発的事象に起因する、設備の破損、電力・水道の供給困難等による生産の停止は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、感染症の拡大・長期化は市場の減退を引き起こす可能性があるだけでなく、各国政府の方針により休業を求められるなど事業継続に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは従業員やステークホルダーの皆様の安全・健康を第一に考え、情報収集や行政との連携に努めながら、在宅勤務やフレックス勤務等各種感染予防対策の実施に加えてリモートワークツール等の活用により、業務遂行の継続に努めてまいります。 (8)気候関連リスク 地球温暖化に由来する気候関連リスクは、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、気候変動に関連するリスクを「移行リスク」及び「物理的リスク」に区分して認識しております。まず、移行リスクとして、低炭素社会への移行に伴い、炭素税やカーボンプライシング、排出量取引制度等の導入が進められており、これらにより、電力費・燃料費・材料費及び租税負担の増加等、直接的・間接的な追加費用が発生する可能性があります。また、気候変動への対応に係る顧客要求に当社グループが十分に対応できない場合には、製品の市場競争力低下により、売上減少につながる可能性があります。次に、物理的リスクとして、気候変動の進行に伴う異常気象の激甚化及び発生頻度の増加により、豪雨災害等による生産拠点の被災やサプライチェーンの寸断が発生する可能性があり、事業活動の中断や追加費用の発生につながるリスクがあります。なお、当社グループでは、気候変動に関するリスクについて、複数の気候シナリオ(脱炭素化が進展するシナリオ及び気候変動影響が進行するシナリオ)を前提として分析を実施しております。これらのリスクに対応するため、当社グループは省エネルギー対策小委員会を中心とした、CO2排出量削減の推進、再エネの導入、顧客要求に対応した製品開発の強化、ならびに事業継続計画(BCP)の見直し等を進めております。また、自然災害による影響の大きい事業所においては、防災設備の強化や複数拠点生産体制の構築を進め、リスク低減に取り組んでおります。 (9)人材確保・人材育成に関するリスク 当社グループの持続的な成長及び経営戦略の実現には、経営戦略と連動した人材戦略のもと、各事業及び各部門において必要となる専門性、多様な知見及び経験を有する人材を確保・育成・定着させることが不可欠です。当社グループは、必要な人材ポートフォリオの構築、採用活動の強化、教育研修の充実、働きやすい職場環境の整備、ダイバーシティの推進、従業員エンゲージメントの向上等に取り組んでおります。しかしながら、労働市場における人材獲得競争の激化、事業環境の変化に伴うスキルギャップの拡大、人材流出、育成施策の遅れ等により、経営戦略の実現に必要な人材を計画どおり確保・育成できない可能性があります。その結果、事業運営又は経営戦略の遂行に支障が生じ、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)情報セキュリティに関するリスク 外部からのサイバー攻撃、不正アクセス等が発生した場合、機密情報の漏えいやデータ改ざん並びにシステム停止等の事業中断が生じる可能性があります。特に、ランサムウェア等により重要データが暗号化され、復旧と引き換えに金銭の支払いを要求される場合や、窃取された情報の公開を示唆される場合には、基幹システム、受発注、生産管理、出荷、会計その他の業務に支障が生じる可能性があります。これらの事象が発生した場合、復旧対応費用、外部専門家への調査費用、顧客・取引先への説明対応等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、情報セキュリティインシデントを予防するため、ネットワークの監視や不審なアクセスの検知等の多層的なセキュリティ対策を構築しており、係る体制の実効性を確保するため社員教育や拠点監査を実施しています。
経営成績の分析 (MD&A)3,867字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 当期における世界経済は、米国ではAI関連投資の増加等により設備投資が好調に推移するなど、景気は総じて堅調に推移いたしました。一方、欧州経済では個人消費が堅調に推移したものの、米国の関税政策の影響等により輸出が落ち込むなど、景気回復は緩やかなものに留まりました。また、中国では不動産市場の停滞が継続する中、個人消費は消費刺激策の効果の剥落により弱含みで推移するなど景気は総じて緩やかな減速傾向で推移いたしました。日本国内におきましては、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移するなど景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。 当社グループを取り巻く市場環境につきましては、ICT関連市場では米国IT大手等による旺盛なデータセンター投資が継続し、AIサーバー及び周辺機器の需要が拡大いたしました。また、自動車関連市場は米国の政策変更等により電気自動車(BEV)の成長率に鈍化が見られたものの、AD/ADAS(自動運転/先進運転支援システム)の進展等により総じて緩やかな回復傾向で推移いたしました。産業機器関連市場でも底打ちの兆しが見られるなど回復基調で推移いたしました。 このような経営環境のもと、当社グループは第10次中期経営計画に定めた重点施策を着実に実行してまいりました。販売面では、急速な成長が続くAIサーバー市場向けに大形アルミ電解コンデンサ及びハイブリッドコンデンサの重点的な拡販を進めたほか、インダクタを始めとするアルミ電解コンデンサ以外の製品の拡販にも注力してまいりました。加えて、米国子会社であるUnited Chemi-Con Inc.に新たな営業拠点を開設したほか、インドに販売子会社であるChemi-Con Electronics (India) Pvt. Ltd.を設立するなど、新規需要が見込まれる海外市場における販売体制の強化を図ってまいりました。生産面では、大形アルミ電解コンデンサの生産能力を増強するなどサーバー関連需要に対応した供給体制を整備するとともに、設備故障の未然防止や工程切替時の待ち時間削減を通じて、設備総合効率(OEE)の向上に継続的に取り組むなど収益性の改善を図ってまいりました。 当期の製品開発においては、AIサーバーを始めとするサーバー用電源向けとして、静電容量を向上させた基板自立形アルミ電解コンデンサ「KHRシリーズ」を開発いたしました。更に、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサにおいても、AIサーバーや自動車への搭載を想定した新製品を市場投入しております。また、スイッチング電源、インバータ機器、車載機器のノイズフィルタ向けコモンモードチョークコイルについては、独自の加工プロセスにより透磁率を向上させた「FXシリーズ」を開発いたしました。 これらの結果、当期の連結業績につきましては、売上高は1,368億21百万円(前期比11.5%増)となり、営業利益は33億69百万円(前期比9.9%減)、経常利益は20億94百万円(前期比33.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は23億67百万円(前期比23億30百万円増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (コンデンサ) ICT・産機関連におけるアルミ電解コンデンサの需要が増加したことなどにより、売上高は1,318億23百万円(前期比11.7%増)となりましたが、原材料の高騰などによりセグメント利益は32億25百万円(前期比2.3%減)となりました。 (その他) インダクタ(コイル)の販売が増加したことなどにより、売上高は49億98百万円(前期比7.2%増)となりましたが、原材料の高騰などによりセグメント利益は1億44百万円(前期比67.1%減)となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 ① 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) コンデンサ   137,078   14.9 その他   3,150   △8.4 合計   140,229   14.3 (注)金額は販売価格によっております。 ② 受注実績 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) コンデンサ   148,422   25.1   56,260   41.9 その他   5,226   6.8   1,360   20.2 合計   153,648   24.3   57,620   41.2 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) コンデンサ   131,823   11.7 その他   4,998   7.2 合計   136,821   11.5 (注)総販売実績に対して10%以上に該当する得意先はありません。 (2)財政状態 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末(以下前期末)比32億82百万円増加し、1,659億85百万円となりました。 流動資産は、電子記録債権及び売掛金が54億92百万円増加したことを主な要因として、875億73百万円となりました。 固定資産は、投資その他の資産が前期末比28億51百万円増加したことを主な要因として、784億11百万円となりました。 当連結会計年度末の負債の合計は、前期末比31億84百万円減少し、1,028億50百万円となりました。 流動負債は前期末比21億75百万円減少し584億56百万円、固定負債は前期末比10億9百万円減少し、443億93百万円となりました。 有利子負債(短期借入金、長期借入金及びリース債務の合計額)は前期末比33億21百万円減少し、749億18百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上及び為替換算調整勘定の増加などにより631億35百万円(前期末比64億67百万円増)となりました。 これらの結果、自己資本比率は前期末34.5%から37.6%となり、1株当たり純資産額は1,902円11銭から2,029円52銭となりました。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ25億78百万円減少し、212億86百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、76億22百万円の収入となりました。 主な収入は税金等調整前当期純利益35億24百万円及び減価償却費72億93百万円などであり、主な支出は売上債権の増減額42億74百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、52億88百万円の支出となりました。 主な収支は、有形固定資産の取得による支出43億73百万円などであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、62億32百万円の支出となりました。 主な収支は、借入金による収支45億51百万円などによるものであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入、第三者割当による種類株式及び普通株式の発行などによるものであります。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は749億18百万円となっております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、期末時点の状況をもとに、各種の見積りと仮定を用いております。実際の結果につきましては、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積りと仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の課税所得見積額と実行可能なタックス・プランニングを考慮し、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合は、繰延税金資産を取崩し、税金費用が計上される可能性があります。

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開示資料

出典

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