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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本アビオニクス

Nippon Avionics Co., Ltd.6946 · Standard · 電気機器

防衛・宇宙向けシステム製品と電子機器を手がける、親会社傘下の情報システム・電子機器メーカー。

概要

日本アビオニクス株式会社は、1960年4月に日本電気と米国ヒューズ・エアクラフトの合弁で設立された電子機器メーカーである。防衛用システムや宇宙用電子部品を扱う情報システム部門と、接合機器や赤外線機器を扱う電子機器部門の2セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高は292億円、営業利益55億円、従業員数は763名。

情報システムと電子機器の二本柱

事業は情報システムと電子機器の2セグメントに分かれる。情報システム部門は防衛用システム製品、宇宙用電子部品、産業用電子機器を提供し、2026年3月期の売上高は238億円と全体の82%を占める。電子機器部門は接合機器と赤外線機器から成り、売上高53億円、セグメント利益4億円を計上した。接合機器では抵抗溶接、パルスヒート、超音波、レーザの4工法を強みとし、赤外線機器では熱可視化技術を監視市場に提供する。

顧客の集中と防衛予算への依存

販売先は特定の大口顧客に依存する構造である。2026年3月期の上位3社は日本電気(売上高比率34.5%)、住商エアロシステム(16.8%)、富士通(15.7%)で、この3社で約67%を占める。特に創業時の合弁相手である日本電気が最大顧客であり、同社向け売上高は100億円を超える。情報システム部門の受注残高は297億円と売上高を上回っており、防衛予算の動向が業績に大きな影響を与える。

NAJホールディングスの傘下で再編を経たグループ

2020年1月の公開買付けにより、NAJホールディングス株式会社が議決権の52.61%を保有する親会社となった。連結子会社は福島アビオニクス株式会社1社のみで、同社が生産機能の一部を担う。2012年にはNEC Avio赤外線テクノロジー、日本ヒューチャア、山梨アビオニクスの3社を吸収合併してグループを再編し、以降は単純な体制で運営されている。本店は神奈川県横浜市瀬谷区に置く。

業界の中での役割は防衛・宇宙向け電子機器メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
292億円
営業利益
55億円
営業利益率
18.8%
純利益
38億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
情報 システム239億円81.8%51億円21.3%
電子機器53億円18.2%4億円7.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01防衛・宇宙主力

防衛用システム製品や宇宙用電子部品を供給。防衛省や宇宙関連機関向けに、高い信頼性が要求される領域で事業を展開している。

主な製品・サービス2
防衛用システム製品
レーダーやセンサーなどを含む防衛用途のシステム製品で、高い信頼性と性能が要求される。
宇宙用電子部品
人工衛星や宇宙探査機に使用される電子部品で、過酷な宇宙環境に耐える耐久性を持つ。

02産業・電子機器準主力

産業用電子機器、接合機器、赤外線機器を供給。産業界の自動化や品質管理、赤外線技術を利用した計測・検査などに活用される。

主な製品・サービス3
産業用電子機器
工場の生産ラインなどで使われる電子制御機器で、生産効率と品質向上に寄与する。
接合機器
金属や樹脂の接合に用いる装置で、ワイヤボンディングなど半導体製造工程でも使用される。
赤外線機器
赤外線を利用した測定・検査装置で、温度測定や非破壊検査などに使用される。

製品と技術

情報システム:防衛と宇宙向け高信頼性製品

情報システム部門は防衛用システム製品、宇宙用電子部品、産業用電子機器を手がける。防衛省向け装備品には耐環境性と高い信頼性が求められ、同社はエレクトロニクス技術とシステム技術を組み合わせて提供する。2026年3月期の受注高は333億円に達し、期末受注残高は297億円と売上高を上回る。宇宙用電子部品も人工衛星やロケット向けに供給されており、長年にわたる実績を持つ。

接合機器:4工法を核としたマイクロ接合ソリューション

電子機器部門の接合機器事業では、抵抗溶接、パルスヒート、超音波、レーザの4種類の接合工法を強みとする。主に電子部品や自動車部品の製造現場で使われる装置で、高機能化する製品の微細接合に対応する。水晶デバイス封止装置が代表製品であり、データサーバー需要の増加やバッテリー廃棄監視市場の拡大により設備需要が伸びている。海外展開も強化している。

赤外線機器:熱可視化技術による監視ソリューション

赤外線機器事業では、赤外線技術を核とした画像処理技術や波長制御技術を活用し、熱を可視化する製品を提供する。保守点検の効率化や事故未然防止を目的とした監視市場向けで、発火リスクのある廃棄物監視などニーズが高まっている。2026年4月にはセンシングソリューション事業部を赤外線センシング事業部に改称し、新規事業領域への市場参入を加速している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

防衛・産業向け電子機器の高成長

日本アビオニクス(電気機器)は売上200~300億円の電子機器メーカー。防衛・航空・産業用機器を手掛け、直近営業利益率13.93%から18.84%へ急伸。同業のイビデンやキオクシアに比べ小規模ながら、防衛需要を追い風に収益拡大。特定顧客依存のリスクはあるが、成長軌道にある。

強み

  • 防衛予算増加を背景に安定した受注と高収益を確保
  • 営業利益率14~19%と業界平均を上回る水準
  • 26/3期売上292億円と前期比45%増の見込み
  • 航空・電子技術の蓄積で参入障壁が高い

課題

  • 防衛庁など特定顧客への依存度が高く、政策リスクあり
  • 急成長に伴い技術者・管理職の人手不足リスク
  • グローバル大手との価格競争や技術競争に晒される可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字が日本アビオニクス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16947図研1,092億円19.4倍
26617東光高岳1,087億円16.2倍
37965象印マホービン1,053億円15.1倍
46929日本セラミック1,017億円14.5倍
56627テラプローブ995億円20.4倍
66946日本アビオニクス952億円22.4倍
76961エンプラス939億円16.6倍
86859エスペック912億円14.2倍
96800ヨコオ892億円22.5倍
106855日本電子材料886億円14.2倍
116517デンヨー881億円14.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

日本電気とヒューズの合弁で創業した1960年

1960年4月、日本電気株式会社と米国ヒューズ・エアクラフト・カンパニーの折半出資により、日本アビオトロニクス株式会社として東京都千代田区に設立された。資本金3億60百万円で、防衛用及び一般産業用電子機器の製造・販売・保守を目的とした。翌1961年には横浜市瀬谷区に横浜事業所を開設し、以降生産拠点を整備していく。1970年には創立10周年を迎え、横浜事業所本館を増設した。

社名変更と株式上場に至る1980年代

1980年4月、創業20周年を機に社名を日本アビオニクス株式会社に変更した。1983年に資本金10億円とした後、1988年2月に東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金は36億40百万円に増加した。1989年には福島アビオニクス株式会社を全額出資で設立し、生産能力を拡充。同年12月には67億69百万円に増資している。

NEC三栄の取得と相模事業所開設の2000年代

2003年4月に神奈川県寒川町に相模事業所を開設した後、2006年6月に日本電気からNEC三栄株式会社の全株式を譲り受けた。2008年4月には赤外線事業を会社分割によりNEC Avio赤外線テクノロジー株式会社(旧NEC三栄を商号変更)に承継した。2010年5月には相模事業所を横浜市都筑区に移転し、新横浜事業所と改称した。

吸収合併と資本増強の2012年

2012年9月、資本金を58億95百万円に増資すると同時に、NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社、日本ヒューチャア株式会社、山梨アビオニクス株式会社の3社を吸収合併した。これによりグループ内の重複機能を整理し、経営資源を当社に集中させる再編を完了した。同年の合併で赤外線事業を再統合し、子会社を福島アビオニクスのみとした。

親会社の交代とスタンダード市場移行の2020年代

2020年1月、NAJホールディングス株式会社による公開買付けが成立し、同社が議決権の50%超を取得。これに伴い本店を横浜市瀬谷区の現在地に移転した。2022年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりスタンダード市場に移行した。2026年3月期には売上高292億円、営業利益55億円と過去最高の業績を達成し、2027年3月期の目標として売上高320億円、営業利益61億円を掲げる。

年表27件を開く

1960年代

  • 1960年4月日本電気株式会社と米国ヒューズ・エアクラフト・カンパニーの合弁会社として、東京都千代田区丸の内に資本金3億60百万円で、防衛用及び一般産業用電子機器並びにこれらに使用される部品の製造、販売、保守、修理等を営業目的とし、日本アビオトロニクス株式会社の商号をもって設立
  • 1961年11月横浜市瀬谷区に現横浜事業所を開設
  • 1964年6月大阪営業所(現西日本支店)を開設
  • 1965年11月本店を東京都港区西新橋一丁目15番1号に移転
  • 1969年4月横浜事業所本館を新設

1970年代

  • 1970年4月創業創立10周年を迎え、横浜事業所本館を増設
  • 1970年11月資本金を8億27百万円に増資
  • 1971年4月横浜事業所第3工場を新設
  • 1975年8月名古屋出張所(現中部支店)を開設
  • 1979年4月創業当社の全額出資により山梨アビオニクス株式会社を設立

1980年代

  • 1980年4月創業創立20周年を迎え、社名を日本アビオニクス株式会社に変更
  • 1983年6月資本金を10億円に増資
  • 1988年2月上場東京証券取引所市場第二部に上場し、資本金を36億40百万円に増資
  • 1989年9月当社の全額出資により福島アビオニクス株式会社を設立(現連結子会社)
  • 1989年12月資本金を67億69百万円に増資

1990年代

  • 1994年7月本店を東京都港区西新橋三丁目20番1号に移転
  • 1998年4月横浜事業所環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得

2000年代

  • 2003年3月資本金を87億69百万円に増資
  • 2003年4月神奈川県高座郡寒川町に相模事業所を開設
  • 2004年8月資本金を51億45百万円に減資
  • 2006年6月日本電気株式会社からNEC三栄株式会社の全株式を譲受
  • 2006年8月本店を東京都品川区西五反田八丁目1番5号に移転
  • 2008年4月商号変更赤外線事業を会社分割により、NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社(NEC三栄株式会社を商号変更)に承継

2010年代

  • 2010年5月相模事業所を横浜市都筑区に移転し、新横浜事業所と名称を変更
  • 2012年9月M&A資本金を58億95百万円に増資 NEC Avio赤外線テクノロジー株式会社を吸収合併 日本ヒューチャア株式会社の全株式を取得 日本ヒューチャア株式会社を吸収合併 山梨アビオニクス株式会社を吸収合併

2020年代

  • 2020年1月公開買付けの結果、NAJホールディングス株式会社が議決権の50%超を保有することとなり、当社の親会社となる 本店を神奈川県横浜市瀬谷区本郷二丁目28番2に移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで320億円
  • 営業利益2027年3月期まで61億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    情報システムの競争力強化と事業拡大

    エレクトロニクス技術とシステム技術を活かし、防衛装備品のQCD改善とものづくり力強化で競争力を高めるとともに、研究開発・提案活動により事業領域を拡大し受注・売上を拡大する。

  2. 02

    接合機器の拡販と海外展開強化

    マイクロ接合技術とメカトロニクス技術を活かし、水晶デバイス封止装置の拡販や接合4工法のソリューション提供を進め、海外展開を強化して受注・売上を拡大する。

  3. 03

    赤外線機器による新市場開拓

    赤外線技術を核とし、監視市場向けソリューション提供に加え、新規事業領域へ積極的に参入して受注・売上を拡大する。

  4. 04

    人財育成とDXによるアウトプット最大化

    人財育成、組織活性化、DXによりアウトプットを最大化し、企画力・ものづくり力・技術力を融合させて顧客価値と競争力を向上させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で763人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は712万円で、9期前と比べて+11.3%平均年齢は47.4歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月999
2018年3月810
2019年3月64047.520.9817
2020年3月61248.321.6775
2021年3月65147.921.0698
2022年3月62948.621.5659
2023年3月68348.720.9657
2024年3月68248.520.0657
2025年3月70248.618.8701399
2026年3月71247.416.3763721

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率5.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率71.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)69.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
横浜事業所 — 神奈川県横浜市瀬谷区3,704百万円
情報システム 他
情報システム他 — 福島県 郡山市571百万円
本社、新横浜事業所 — 神奈川県横浜市都筑区210百万円
電子機器他
西日本支店他 — 大阪府大阪市淀川区他84百万円
電子機器
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    NAJホールディングス㈱
    東京都千代田区
    議決権52.6%
  • 国内
    福島アビオニクス㈱
    福島県郡山市
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト/無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発/単独長距離飛行を実現する運航管理機能の開発(離島対応)
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-09-28
    1,711万円
  • 調達
    ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト 無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発 準天頂衛星システムを利用した無人航空機の自律的ダイナミック・リルーティング技術の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2017-06-27
    990万円
  • 調達
    赤外線サーモグラフィの購入
    内閣府 · 2020-05-25
    748万円
  • 調達
    赤外線画像取得装置
    防衛省 · 2020-12-23
    738万円
  • 調達
    赤外線サーモグラフィの購入
    内閣府 · 2020-03-17
    598万円
  • 調達
    AC/DC変換装置
    防衛省 · 2018-01-11
    91万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は292億円営業利益55億円前期と比べると増収増益で、売上が+45.3%、利益が+96.4%。

売上高
+45.3%
292億円
営業利益
+96.4%
55億円
純利益
+90.0%
38億円
営業利益率
18.8%
前期比 +4.9%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高320億円292億円
営業利益61億円55億円
純利益42億円38億円
1株あたり配当¥15¥15

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は83億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+130.6%、営業利益は+466.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q528
2024年1Q3638.31
2024年2Q51611.86
2024年3Q46613.05
2024年4Q489
2025年2Q911112.17
2025年4Q1101715.513
2026年2Q1272015.713
2026年4Q1653521.225
2027年1Q831720.511

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は258億円から292億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は18.8%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月2581−8
2014年3月27354
2015年3月2574−4
2016年3月22951
2017年3月214−115
2018年3月187−86
2019年3月175−20
2020年3月16801
2021年3月2021310
2022年3月1921816
2023年3月1781918
2024年3月1812221
2025年3月201282713.920
2026年3月292555418.838

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高292億円のうち、営業利益として残るのは55億円18.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の13.0%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金67.5%197億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金13.7%40億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益18.8%55億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
32.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.0pt
18.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.1pt
13.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+17.4pt
25.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
10.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−36億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは−45億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は10億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−20323−1725
2014年3月19−15−6423
2015年3月13−5−9823
2016年3月1−20−121
2017年3月40−4−413617
2018年3月−14−422−1820
2019年3月27−1−142632
2020年3月−11−24−1324
2021年3月9−3−6623
2022年3月34−3−233130
2023年3月−92−2−721
2024年3月−2−510−723
2025年3月22−5−211719
2026年3月−36−936−4510

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は361億円。このうち返さなくてよい自己資本が161億円で、自己資本比率は44.6%(業種中央値61.0%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2866122521.2
2014年3月2975823919.6
2015年3月2957022523.7
2016年3月2756820724.6
2017年3月2758219329.8
2018年3月2769018632.6
2019年3月2659017534.1
2020年3月2489115736.8
2021年3月26210315939.3
2022年3月23110812346.7
2023年3月24012211850.8
2024年3月27514313252.0
2025年3月26914013051.9
2026年3月36116120044.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
10億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
115億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
49億円
在庫として抱えている分
負債合計
200億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE224社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中222位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
25.4%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
18.8%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.6%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
45.3%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.3%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,680で、1年前と比べて+31.4%過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。

¥5,680+0.4%1ヶ月+2.5%1年+31.4%時価総額952億円
過去52週の値幅
安値¥4,020高値¥9,000

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.4倍
PER (会社予想)20.0倍
PBR4.92倍
配当利回り0.26%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月5日に+9.93%と急騰し6090円、出来高33.78万株と前日比で増加しました。25日線5128円を+18.8%上回り、1か月で+14.91%と強い上昇です。しかし52週高値9000円からは-32.3%と大きく乖離し、75日線5556円は上回っていますが、200日線5686円も上回り、中期トレンドは回復傾向にあります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PERは21.2倍で業界平均28.9倍を下回り割安感があるが、PBRは4.92倍で平均2.17倍を大きく上回り割高。ROEは25.4%と高水準で収益性は良好だが、配当利回り0.19%は極めて低く、利益に対する配当性向4.2%と低いため株主還元に課題。割安要素と割高要素が混在し、総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.4倍30.8倍
PER (予想)20.0倍
PBR4.92倍2.58倍
ROE25.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体製造装置需要の拡大を背景に急成長中。強気派は今後も高い成長率が続くと期待するが、弱気派は半導体市況のサイクルリスクと現在の高バリュエーションを警戒する。

プラスに働く材料7
  • 急成長と利益率改善

    2026年3月期売上高292億円、営業利益率18.8%と急拡大.

  • 高いROE

    ROE25.4%と資本効率が極めて高い.

  • 半導体需要の追い風

    半導体製造装置向け需要が中期的に拡大見通し.

  • 防衛関連受注拡大で売上高50%増2026年3月期影響

    営業利益55億円、前年比+96%の大幅増益見通し

  • ROE25%超の高収益体質が評価継続影響

    ROE25.4%は同業平均を大きく上回り、株主資本効率の高さが評価材料に

  • 成長株としてのPER21倍は割安感不定影響

    PER21倍に対しEPS成長率約90%、PEGレシオ0.23倍と割安

  • 外国人投資家の買い増し余地不定影響

    外国人持株8.86%と低位、成長力を評価した海外資金流入の可能性

マイナスに働く材料7
  • 半導体市況のサイクルリスク

    半導体業界は周期的な調整局面がある.

  • 高バリュエーション

    PER21倍、PBR4.9倍と割高感がある.

  • 競合の台頭

    精密部品分野は競争が激しく、価格競争力が課題.

  • 防衛予算の減少リスク次期予算編成影響

    売上の多くを官需に依存、予算削減で大幅減収の可能性

  • PBR4.9倍のバリュエーション過剰継続影響

    PBR4.92倍は電気機器平均を大幅に上回り、調整リスク

  • 配当利回り0.2%で株主還元不足継続影響

    わずか0.19%の配当利回りは魅力度低く、長期投資家離れ

  • 小型株ゆえの流動性リスク継続影響

    時価総額899億円と小型、大口売買で株価変動大

次の決算で確かめる点
売上高成長率
高成長が持続可能か確認するため.
営業利益率
増収に伴う収益性改善の度合いを評価.

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり15で、前期から+66.7%いまの株価に対する利回りは0.26%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥15
1株あたり
配当利回り
0.26%
いまの株価に対して
配当性向
4.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2023年3月64.5
2024年3月60.05.1
2025年3月60.05.2
2026年3月1066.74.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥15

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,947人。区分でいちばん多いのは事業法人47.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が56.3%を占め、残る43.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人50.750.856.358.950.447.7
個人・その他32.039.327.820.327.632.2
自己株式0.10.10.10.48.211.8
外国法人5.34.68.45.97.08.8
金融機関4.21.83.311.513.78.6
証券会社7.93.54.13.41.32.7
外国人個人0.00.10.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01NAJホールディングス株式会社46.40
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.48
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.53
04MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.20
05STATE STREET BANK WEST CLIENT ― TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.75
06JPMSLLC CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.68
07住友生命保険相互会社0.65
08野村證券株式会社0.56
09セントラル短資株式会社0.54
10BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/CLIENT ASSET(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+970%、1株純資産は14期で+715%。直近期のROEは25.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−29134
2014年3月1431,2436.813.6
2015年3月−1491,653
2016年3月411,5861.742.7
2017年3月5352,08320.24.6
2018年3月2152,3667.19.3
2019年3月82,3830.2164.3
2020年3月272,4210.856.7
2021年3月7357010.68.2
2022年3月11567415.45.1
2023年3月12873515.96.74.5
2024年3月13285716.217.85.1
2025年3月12490713.920.95.2
2026年3月2541,08925.423.44.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
竹内正人代表取締役 執行役員社長6223,212
山後宏幸取締役 執行役員 経営企画本部長6121,263
加藤精彦取締役 非常勤74
森誠一取締役 非常勤67
海野忍取締役(監査等委員)非常勤749,600
青山薫取締役(監査等委員)非常勤45
近藤将士取締役(監査等委員)非常勤59

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)23134447035
社外取締役521214
取締役(社内)1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容438字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社、親会社(NAJホールディングス株式会社)及び当社子会社1社により構成され、情報システム、電子機器の販売を主な事業内容としております。当社企業グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 部門   事業内容   主要な会社 情報システム   防衛用システム製品、 宇宙用電子部品、 産業用電子機器   当社、 福島アビオニクス㈱ 電子機器   接合機器、 赤外線機器   当社、 福島アビオニクス㈱ 当社の親会社であるNAJホールディングス株式会社は、当社の株式7,779千株を所有しており、議決権の所有割合は52.61%であります。同社は、事業活動を支配・管理する業務を行っております。 以上について図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,366字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社企業グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社企業グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社企業グループは、私たちの強みを磨き、さらに高めて、お客様のために新しい価値を創造し、安全・安心で豊かな社会を実現することを経営の基本理念としております。 この理念を実現するため、顧客価値経営を推進し、健全な体質で、競争力があり、エンゲージメントが高く、継続して営業利益の額を増加させる会社となることを方針としております。また、成長戦略に向けた投資で会社を成長させ利益を最大化し、中長期的な企業価値向上に努め、顧客・株主・従業員・社会などステークホルダーへの還元をはかってまいります。 (2) 経営戦略、経営環境及び優先的に対処すべき課題 当社企業グループは、経営環境の変化に迅速に対応しながら、競争力の強化及び経営基盤の強化を推進するとともに、さらなる成長を目指して事業計画を着実に遂行してまいります。 情報システム(防衛用システム製品、宇宙用電子部品、産業用電子機器) 当社企業グループの強みであるエレクトロニクス技術とシステム技術を活かし、耐環境性と信頼性という顧客価値の高い防衛装備品を提供し、日本の防衛に貢献してまいります。これまでに積み上げた受注残高に基づく生産計画を着実に遂行するとともに、QCD改善を継続し、ものづくり力を強化して競争力を高め、既存事業を堅持します。また、研究開発を推進し、積極的な提案活動により事業領域を拡大し、受注・売上を拡大してまいります。 電子機器(接合機器) 当社企業グループの強みであるマイクロ接合技術とメカトロニクス技術を活かし、高機能化している電子機器や自動車の「ものづくり」現場での、利便性や安全性の向上に貢献してまいります。設備需要の回復を背景に、水晶デバイス封止装置の拡販及び接合4工法(抵抗溶接、パルスヒート、超音波、レーザ)の強みを活かした顧客価値の高いソリューションを提供するとともに、海外展開の強化により、受注・売上を拡大してまいります。 電子機器(赤外線機器) 当社企業グループの強みである赤外線技術を核とする画像処理技術や波長制御技術を活かし、保守点検の効率化や事故の未然防止等の監視市場向けに顧客価値の高いソリューションを提供することで、被害の最小化や安定運用に貢献してまいります。さらに新規事業領域へも積極的に市場参入し、受注・売上を拡大してまいります。 当社企業グループは、今後も持続的な成長をはかるべく、人財育成・組織活性化・DX等によってアウトプットを最大化するとともに、企画力・ものづくり力・技術力の3つの力を融合させて顧客価値を向上することで、競争力強化をはかってまいります。また、品質管理及びコンプライアンス強化等に加えてキャッシュ・フロー経営を推進することで、経営基盤の強化をはかり、さらに企業価値を向上させてまいります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2027年3月期 業績予想 売上高 320億円、営業利益 61億円を見込んでおります。
事業等のリスク4,619字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、当社企業グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があり、顕在化の可能性が一定程度あると考えられる主な事項を記載しております。 なお、文中においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日(2026年6月18日)現在において判断したものであります。また、以下の記載事項は、当社企業グループの事業等に関するリスクすべてを網羅するものではないことをご留意ください。 また、当社企業グループのリスク管理体制については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ④リスク管理体制の整備の状況」に記載しております。 <市場・事業運営に関するリスク> (1)顧客の需要動向等による影響について 当社企業グループの情報システムについては、宇宙・防衛等の官公庁向けであるため、官公庁の需要動向及び直接契約をしている大手防衛メーカーの事業展開の方針に影響されます。特に防衛予算の規模及び内容は、当社の防衛関連製品に中期的に影響を及ぼす可能性があります。また、電子機器については、国内外の一般企業向けであるため、顧客の設備投資の需要動向に影響されます。特に海外市場の動向等に想定を超える変化が生じた場合、当社企業グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、顧客の需要動向を注視し、予算に織り込むなどの対応を行っていますが、こうした顧客の需要動向等に想定を超える変化が生じた場合、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)価格競争について 当社企業グループが事業を展開するエレクトロニクス業界において競争が激化しており、特に電子機器製品は激しい価格競争にさらされております。当社企業グループではコストダウンを進めるとともに、高付加価値製品の投入により市場競争力の維持・向上に努めておりますが、価格競争の更なる激化や長期化が生じた場合、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)棚卸資産等の処分について 当社企業グループは、設計、資材調達から生産・出荷までのプロセス改善活動によりリードタイムの短縮等に努めております。しかしながら、情報システム製品については長期にわたる製品ライフサイクルに対応するための保守部品等の在庫、電子機器製品については需要動向の急激な変化等による在庫が発生することが想定されます。これらの在庫が陳腐化した場合には、棚卸資産等の評価損や処分により当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)技術革新への対応について エレクトロニクス業界は、技術の急速な進歩とそれに伴いユーザーのニーズやウォンツも急速に変化しております。当社企業グループではユーザーのニーズやウォンツに対応し、競争力を維持・向上して事業を成長していくために意欲的な新製品開発を継続して実施しております。しかしながら、当社企業グループの努力を上回る速度での技術革新、ユーザーのニーズやウォンツの変化が生じた場合、当社企業グループの業績等に影響が及ぶ可能性があります。 (5)品質管理等について 当社企業グループは、厳格な品質管理の下に製品を製造しておりますが、製品に欠陥が生じないという保証は無く、欠陥の発生によりリコールの対象となる可能性や製造物責任を負う可能性は否定できません。対策として執行役員社長直下の組織として生産設計推進部門及び品質推進部門を設置し、執行役員社長に直接報告されるレポートラインを確保しております。生産設計推進部門では、設計からのQCD(品質・コスト・納期)の強化と継続的改善に向けたプロセス構築を実施し、品質推進部門では三現(現地、現物、現実)主義監査による品質不適切行為及び重要品質問題の発生防止に努めております。製造物責任についてはPL保険に加入しているものの、状況によっては当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6)人財の確保・育成 当社企業グループでは、競争力ある製品を開発、製造及び販売するため、優秀な人財を確保・育成し続ける必要があり、このため積極的な採用・人財育成に努めています。しかしながら、必要な人財を確保・育成できない場合、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7)環境問題について 当社企業グループの事業は、有害物質の使用及び取り扱い、廃棄物処理、製品含有化学物質、土壌・地下水汚染の規制等を目的とした様々な環境法令の適用を受けており、環境方針に従って日常的な点検等を実施するなど、法令及び政府当局の指針の遵守に努めております。しかしながら、将来、より厳格化する環境規制への対応等により、当社企業グループの業績等及び社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 (8)災害・感染症等の影響について 当社企業グループでは、大規模地震等の自然災害等に備え事業継続計画(BCP)を策定し、安全確保・安否確認、事業の早期復旧、経営データのバックアップ等の対策を進めております。また、感染症対策として、感染時の対応フローを整備し、感染拡大防止に努めております。しかしながら自然災害等による生産拠点の直接被害の他、原材料購入先・外注先の被害や流通網・供給網の混乱による操業の中断、生産・出荷の遅延等が発生する可能性があります。更に復旧対応のための費用支出等により、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (9)サプライチェーンの影響について 当社企業グループでは、当社企業グループ製品の部品、原材料等について安定的な調達及び品質の確保のため、必要な在庫量の確保、複数社からの調達、調達先との密な情報共有に努めるとともに、部品、原材料の品質管理に取り組んでおります。しかしながら、想定を上回る部品、原材料等の価格の高騰、自然災害や国際情勢の悪化等による調達可能性の変動、品質不良、物流の混乱、インフラの制限等の結果、納入・納期の遅延、機会損失、売上原価の上昇等により、当社企業グループの業績等及び社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 <コンプライアンス等に関するリスク> (1)従業員等による不正行為等について 当社企業グループは、企業倫理の確立並びに法令、定款及び社内規程の遵守の確保を目的として制定した「Avioグループ企業行動憲章」及び「Avioグループ行動規範」の徹底、コンプライアンスホットラインの周知徹底、教育等により従業員等のコンプライアンス意識向上をはかっており、リスク・コンプライアンス委員会においてコンプライアンス体制の遵守状況の確認を行っております。しかしながら、これらにより従業員等による業務上の不正行為等の発生の可能性がなくなるものではありません。従業員等による不正行為等が発生し、第三者に対する損害賠償請求、営業停止・取引停止処分等を受けた場合、当社企業グループの業績等及び社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 (2)知的財産権について 当社企業グループは、他社と差別化できる技術とノウハウの蓄積に努めており、自社が保有する技術等については特許権等の取得による保護をはかるほか、他社の知的財産権に対する侵害がないようリスク管理に取り組んでおります。しかしながら、当社企業グループの知的財産権を無視した類似製品の出現、当社企業グループの認識していない知的財産権の存在又は成立によって当該第三者より損害賠償等の訴訟を起こされる可能性もあります。これらの結果、当社企業グループの業績等及び社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 (3)情報セキュリティ・サイバーセキュリティについて 当社企業グループは、「Avio情報セキュリティ基本方針」に基づき、全従業員向けの情報セキュリティ教育の定期的な実施の他、標的型攻撃メール訓練、外部機関によるネットワークの脆弱性診断、防衛事業向けのセキュリティ施策など、各種セキュリティ対策を実施することで、情報セキュリティ及びサイバーセキュリティの強化に努めるとともに、事業遂行の過程で入手する多数の個人情報や機密情報の流出防止には細心の注意を払って管理しております。また、近年はサイバー攻撃の増加が想定され、防衛関係企業への不正アクセスが公表されるなど、セキュリティのリスクが高まっております。そのため、予想を超えるサイバー攻撃などの予期せぬ事態により情報の流出・漏洩が発生した場合には、社会的信用の低下や、その対応に要する多額の費用負担が、当社企業グループの業績等及び社会的評価に影響を及ぼす可能性があります。 <財務・会計に関するリスク> (1)資金の調達について 当社企業グループは、当社企業グループの財務状況を定期的に管理し、健全な財務状況の維持に努めております。しかしながら、金融市場の不安定化、事業環境の悪化による信用力の低下等に伴い、資金調達に関するリスクが増加した場合には、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2)繰延税金資産について 当社企業グループが現在計上している繰延税金資産は、将来減算一時差異に関するもので、すべて将来の課税所得を減額する効果を持つものです。市況の後退や経営成績の悪化などの事象により、当社企業グループが現在計上している繰延税金資産の全額又は一部について回収可能性がないと判断した場合、繰延税金資産の取崩しにより、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3)退職給付債務について 当社企業グループは、確定給付企業年金に関するガイドラインを定め、財務に関する専門知識を有する人財を年金資産の運用責任者として選任しております。運用方針については、年金事務局会議等での議論を経て、決定しております。実際の運用については、運用方針に基づいて信託銀行等に委託しております。しかしながら、当社企業グループの年金資産の市場価値や運用利回りの変動、将来の予想退職給付債務の計算の根拠となる数理計算上の前提の変更、また将来の年金制度や会計基準の変更があった場合、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4)為替相場の変動について 当社企業グループでは、外貨建ての案件を一部取り扱っており、為替相場の変動リスクを低減するために円建てによる取引を交渉するなどの対応を行っております。しかしながら、急激な為替相場の変動により、当社企業グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 各部門、執行役員が出席するリスク・コンプライアンス委員会、取締役会の3段階によるリスクの認識合わせを行った結果、2026年度は、「会社成長に向けた」リスクを重視し、「人財の確保・育成」のリスクを当社企業グループの特に重要なリスクとして対策に取り組んでまいります。 なお、中東情勢による直接的な影響は、現時点では限定的であると考えているものの、ここから派生する「サプライチェーン等の影響」については、引き続き注視し、適宜対応してまいります。
経営成績の分析 (MD&A)5,536字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社企業グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境は、製造業における生産や設備投資に緩やかな回復が見られた一方、円安基調が続き、資材費高騰、レアメタル等の資源確保難に加え、年度末に向けて中東情勢の影響もあり、原油・石油製品の調達が大きな懸念材料となりました。これまでの地政学的リスクに加えて、先行きの不透明感が一段と強まりました。 セグメント別には、情報システムは防衛予算が引き続き高水準を維持しております。電子機器はデータサーバー等の需要増加や、バッテリー廃棄に伴う発火事案を背景とした廃棄物監視等、監視による未然防止への関心の高まりから設備需要が増加しました。 こうした環境下、当社企業グループは、新たな製品やソリューションを生み出す技術力、QCDを高めるものづくり力、市場動向等を捉えタイムリーに製品を投入する企画力の強化を通じて、顧客価値の向上に取り組み、受注・売上の拡大に努めてまいりました。 その結果、当連結会計年度における当社企業グループの連結業績は、売上高は291億94百万円(前年同期比45.1%増)、営業利益は55億15百万円(前年同期比27億19百万円増)、経常利益は53億58百万円(前年同期比26億47百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億20百万円(前年同期比18億56百万円増)となりました。 セグメントの状況は、次のとおりであります。 情報システム(防衛用システム製品、宇宙用電子部品、産業用電子機器) 情報システムは、高水準の防衛予算を背景として受注高は332億75百万円(前年同期比44.5%増)、売上高は238億58百万円(前年同期比48.8%増)、セグメント利益は売上高が増加した結果、50億96百万円(前年同期比20億50百万円増)となりました。なお、期末受注残高は、296億57百万円(前年同期比46.5%増)となりました。 電子機器(接合機器、赤外線機器) 接合機器及び赤外線機器は、ターゲット市場への拡販活動の結果、受注高は52億86百万円(前年同期比20.0%増)、売上高は53億35百万円(前年同期比30.4%増)、セグメント利益は4億19百万円(前年同期比6億69百万円改善)となりました。なお、期末受注残高は14億63百万円(前年同期比3.2%減)となりました。 (注) 当社が強みとする赤外線技術を用いて熱を可視化し、さらにこれを付加価値情報へと変換するセンシング技術を活用した計測や監視などのアプリケーションの開発と提供を加速させ、顧客価値の向上と事業拡大をはかることを目的とし、2026年4月1日付でセンシングソリューション事業部を赤外線センシング事業部に改称しております。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ9億9百万円減少し、10億24百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの要因は次のとおりであります。 「営業活動によるキャッシュ・フロー」 営業活動の結果使用した資金は、36億21百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が増加したものの、売上債権及び契約資産、棚卸資産の増加により資金が減少したことによるものであります。 前年同期比では、売上債権の増加等により57億71百万円使用が増加しております。 「投資活動によるキャッシュ・フロー」 投資活動の結果使用した資金は、8億64百万円となりました。これは主に有形固定資産取得による支出によるものであります。 前年同期比では、有形固定資産取得による支出が増加したこと等により3億93百万円使用が増加しております。 「財務活動によるキャッシュ・フロー」 財務活動の結果獲得した資金は、35億76百万円となりました。これは主に短期借入を実施したことによるものであります。 前年同期比では、短期借入を実施したこと等により56億62百万円収入が増加しております。 なお、当連結会計年度末における借入金残高は、104億90百万円となりました。 ③ 生産、受注及び販売の実績 セグメントごとの「生産、受注及び販売の実績」を示すと次のとおりであります。 (a)生産実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (百万円)   前年同期比(%) 情報システム   23,851   148.8 電子機器   5,652   144.8 計   29,504   148.0 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (b)受注実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高 (百万円)   前年同期比(%) 情報システム   33,275   144.5   29,657   146.5 電子機器   5,286   120.0   1,463   96.8 計   38,562   140.5   31,121   143.1 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (c)販売実績 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (百万円)   前年同期比(%) 情報システム   23,858   148.8 電子機器   5,335   130.4 計   29,194   145.1 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 日本電気㈱   6,687   33.2   10,082   34.5 住商エアロシステム㈱   3,382   16.8   4,915   16.8 富士通㈱   3,455   17.2   4,580   15.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社企業グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社企業グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、第5「経理の状況」1.「連結財務諸表等」(1)連結財務諸表 注記事項 の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。 この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における経営成績等の状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社企業グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは以下のとおりです。 (一定の期間にわたり履行義務を充足する契約における収益認識) 一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断した契約については、履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度については、総原価見積額に対する発生原価の割合(インプット法)で算出しております。総原価見積額は、契約ごとの連結会計年度末における見積値を使用しておりますが、見積値算定にあたっては、作業内容及び工数の見積りに不確実性を伴うため、当社企業グループの業績を変動させる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)概要 当連結会計年度における経済環境は、製造業における生産や設備投資に緩やかな回復が見られた一方、円 安基調が続き、資材費高騰、レアメタル等の資源確保難に加え、年度末に向けて中東情勢の影響もあり、原油・石油製品の調達が大きな懸念材料となりました。これまでの地政学的リスクに加えて、先行きの不透明感が一段と強まりました。 セグメント別には、情報システムは防衛予算が引き続き高水準を維持しております。電子機器はデータサーバー等の需要増加や、バッテリー廃棄に伴う発火事案を背景とした廃棄物監視等、監視による未然防止への関心の高まりから設備需要が増加しました。 こうした環境下、当社企業グループは、新たな製品やソリューションを生み出す技術力、QCDを高めるものづくり力、市場動向等を捉えタイムリーに製品を投入する企画力の強化を通じて、顧客価値の向上に取り組み、受注・売上の拡大に努めてまいりました。 (b)売上高 売上高は、291億94百万円(前年同期比45.1%増)となりました。 情報システムの売上高は、高水準の防衛予算を背景として、238億58百万円(前年同期比48.8%増)となりました。 電子機器の売上高は、ターゲット市場への拡販活動の結果、53億35百万円(前年同期比30.4%増)となりました。 (c)売上総利益 売上総利益は、売上高が増加したことにより95億12百万円(前年同期比43.3%増)となり、売上総利益率は32.6%となりました。 (d)販売費及び一般管理費、営業利益 販売費及び一般管理費は、前年同期比1億55百万円増加の39億97百万円となりました。 この結果、営業利益は55億15百万円となりました。これは、売上高の増加によるものです。 (e)営業外損益、経常利益 営業外損益は、前年同期比71百万円悪化の1億56百万円の損失となりました。 この結果、経常利益は53億58百万円となりました。 (f)親会社株主に帰属する当期純利益 親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益及び経常利益が改善したこと等により前年同期比18億56百万円増加の38億20百万円の利益となりました。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 (契約債務) 2026年3月31日現在の契約債務の概要は次のとおりであります。 年度別要支払額(百万円) 契約債務   合計   1年以内   1年超3年以内   3年超5年以内   5年超 短期借入金   6,870   6,870   -   -   - 長期借入金   3,620   2,640   980   -   - 上記において、連結貸借対照表の短期借入金に含まれている1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めております。 (財政政策) 当社企業グループにおける主な資金需要は、情報システム、電子機器の製造・販売を行うために必要な運転資金、販売費、研究開発活動などがあります。必要な資金は主に営業活動によるキャッシュ・フローで得られる資金を充当し、必要に応じて金融機関からの借入金による調達を実施しております。 (a)資産 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ91億63百万円増加の360億77百万円となりました。 流動資産は前連結会計年度末に比べ82億4百万円増加し、275億45百万円となりました。これは主に受取手形、売掛金及び契約資産が増加したことによるものであります。 固定資産は前連結会計年度末に比べ9億58百万円増加し、85億32百万円となりました。これは主に退職給付に係る資産が増加したことによるものであります。 (b)負債 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ70億17百万円増加の199億72百万円となりました。 流動負債は前連結会計年度末に比べ81億8百万円増加し、168億33百万円となりました。これは主に買掛金及び短期借入金が増加したことによるものであります。 固定負債は前連結会計年度末に比べ10億91億円減少し、31億39百万円となりました。これは主に長期借入金及び退職給付に係る負債が減少したことによるものであります。 なお、当連結会計年度末における借入金残高は104億90百万円となりました。 (c)純資産 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ21億45百万円増加し、161億4百万円となりました。これは主に、自己株式の取得により減少したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことにより利益剰余金が増加したためであります。 (d)キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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