概要
カシオ計算機は、1946年に樫尾製作所として創業し、1957年に世界初の小型純電気式計算機「14-A」を商品化した総合電機メーカーである。腕時計「G-SHOCK」や電子辞書「EX-word」、電卓などを主力製品とし、2026年3月期の連結売上高は2,762億円、営業利益230億円を計上した。東京証券取引所プライム市場に上場(1970年)、本社は東京都渋谷区、連結従業員数は約8,200名。
時計事業が売上の7割を占める
カシオ計算機の最大事業は時計であり、2026年3月期のセグメント売上高は1,849億円(全体の67%)、営業利益は271億円、利益率は14.7%に達する。中核ブランドは耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」で、そのほかメタルクロノグラフ「EDIFICE」、ソーラー電波時計「OCEANUS」、女性向け「Baby-G」などを展開する。生産は山形カシオ株式会社、中国のカシオ電子(深圳・韶関)、タイのCasio (Thailand)が担当。販売は北米のCasio America、欧州のCasio Europe、中東のCasio Middle East and Africa、アジアのカシオ(中国)貿易有限公司やCasio Singaporeを通じて世界に供給される。時計事業は2026年3月期に前期比11.3%増収と成長を牽引し、特に「G-SHOCK」と「CASIO WATCH」の2軸ブランド戦略が奏功した。
コンシューマ事業は電卓・電子辞書・電子楽器
コンシューマ事業は2026年3月期に売上高820億円、営業利益34億円(前期比57.8%増)を計上した。主力製品は電子辞書「EX-word」、電卓(関数電卓・ビジネス電卓・標準電卓)、電子文具、電子楽器(電子キーボード「カシオトーン」、シンセサイザー、デジタルピアノ)である。電子辞書は多数の辞書コンテンツを内蔵し、語学学習やビジネスで使用される。電卓は1972年の「カシオミニ」以来、教育現場で広く普及し、関数電卓はエリア特性に合わせた専用機開発も行う。電子楽器セグメントは構造改革を進め、早期黒字化を目指す。生産は山形カシオ、中国のカシオ電子科技(中山)、Casio Computer (Hong Kong)、タイのCasio (Thailand)が担当する。
36の連結子会社で構成されるグローバル体制
カシオ計算機グループは当社と連結子会社36社、持分法適用関連会社2社で構成される。開発は本社の羽村技術センターと八王子技術センターが担い、生産技術の開発は生産関係会社が行う。生産拠点は国内に山形カシオ、海外に中国(深圳・韶関・中山)、香港、タイを擁する。販売は国内では当社が直接小売店・代理店へ、海外では各地域の販売子会社を通じて行う。北米はCasio America、欧州はCasio Europe、中東・アフリカはCasio Middle East and Africa、アジアはカシオ(中国)貿易有限公司とCasio Singaporeがカバーする。2010年以降、TFT液晶事業や携帯電話事業の移管・統合、WLP事業譲渡などを経て、現在は時計とコンシューマ(EdTech・サウンド)に事業を集中している。
業界の中での役割は民生用電子機器の開発・製造・販売会社にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 時計 | 1,850億円 | 67.0% | 271億円 | 14.6% |
| コンシューマ | 821億円 | 29.7% | 34億円 | 4.1% |
| その他 | 92億円 | 3.3% | -13億円 | -14.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01時計(ウオッチ・クロック)主力
一般消費者向けに、G-SHOCKに代表される耐衝撃ウオッチ、EDIFICE、OCEANUS、Baby-Gなどのアナログ・デジタルウオッチ、およびクロックを開発・生産・販売。国内生産は山形カシオ、海外生産は中国・タイの子会社が担当。全世界に向けて販売。
- G-SHOCK
- 耐衝撃・防水機能を備えたスポーツウオッチ。ブランド力が強く、若年層から大人まで幅広い支持を得ている。
- EDIFICE
- メタルバンドのスポーツクロノグラフ。先進的なデザインと機能が特徴。
- OCEANUS
- 高級感のあるソーラー電波クロノグラフ。タフソーラーやBluetooth搭載。
- Baby-G
- 女性向け耐衝撃ウオッチ。カラーバリエーション豊富。
02コンシューマ(電子辞書・電卓・電子楽器等)主力
学生・社会人向け電子辞書(EX-wordシリーズ)、一般向け電卓、電子文具(電子メモパッド等)、電子楽器(電子キーボード・シンセサイザー)を開発・生産・販売。国内生産は山形カシオ、海外生産は中国・タイの子会社が担当。
- 電子辞書(EX-word)
- 多数の辞書・コンテンツを内蔵し、語学学習・ビジネスに使用される電子辞書。
- 電卓
- 関数電卓、ビジネス電卓、標準電卓など幅広いラインアップ。教育・オフィス向け。
- 電子文具
- デジタルメモパッド等の電子文具。
- 電子楽器
- 電子キーボード、シンセサイザー、デジタルピアノ等。趣味・教育・プロ向け。
03その他(成形部品・金型等)副次
グループ内の生産に使用する成形部品や金型の製造。非継続事業も含む。
- 成形部品
- 樹脂成形部品。自社製品のケース等に使用。
- 金型
- 樹脂成形用金型。自社生産用。
製品と技術
耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」
G-SHOCKはカシオ計算機を代表するブランドであり、耐衝撃構造と防水機能を備えたスポーツウオッチである。落下や衝撃に強い独自の設計で知られ、若年層から大人まで幅広い支持を得る。カラーバリエーションやコラボレーションモデルも豊富で、世界中で販売されている。時計事業の中核製品として、売上とブランド価値を牽引する。同じ時計ブランドには、メタルバンドのスポーツクロノグラフ「EDIFICE」、ソーラー電波時計「OCEANUS」、女性向け「Baby-G」があり、カシオはこれらを「G-SHOCK」と「CASIO WATCH」の2軸で展開している。
教育・ビジネス向け電子辞書「EX-word」
EX-wordは、多数の辞書や学習コンテンツを内蔵した電子辞書である。語学学習、ビジネス、資格試験対策などに使用され、学生から社会人まで幅広いユーザーに支持される。カシオは教育のICT化や教科書デジタル化を見据え、ハードウエアと連携した教育アプリビジネスも強化している。EX-wordはコンシューマ事業の主力製品の一つであり、特に日本国内の教育市場で高いシェアを持つ。生産は山形カシオや中国・タイの子会社が担当する。
関数電卓とビジネス電卓
カシオの電卓は、1972年のカシオミニ以来、教育現場やオフィスで広く使われている。ラインアップは関数電卓、ビジネス電卓、標準電卓にわたり、エリアごとに専用モデルを開発する。関数電卓は数学・科学教育で必須のツールであり、カシオは模倣品対策やユーザーインターフェイスの進化を継続している。電卓事業はコンシューマセグメントに含まれ、EdTech事業の一部として、新興国市場での需要獲得にも注力する。
電子楽器「カシオトーン」とサウンド事業
カシオは1980年に電子楽器「カシオトーン」を発売し、音楽事業に参入した。現在は電子キーボード、シンセサイザー、デジタルピアノなどを展開し、趣味・教育・プロ向けに製品を提供する。カシオは「新しい演奏体験の提供」を掲げ、需要創造を目指す一方、同事業は不採算が続いており、早期黒字化に向けた構造改革を進めている。サウンド事業はコンシューマセグメントに属し、抜本的なコスト削減と製品力強化が課題である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
電気機器のなかでの位置
腕時計で世界有数、家電は差別化途上
カシオ計算機は電子辞書や電卓で高いシェアを持ち、特に腕時計のG-SHOCKは世界的ブランドとして確立している。同業他社のイビデンやキオクシアは半導体関連で事業構造が異なり、カシオはコンシューマー製品が中心だ。2025年3月期は営業利益率5.42%だが、2026年3月期は8.36%に改善する見込みで、収益が向上する。一方、時計市場ではスマートウォッチの台頭や高級時計との競争がある。家電分野や事務機の需要は成熟しており、IoTや車載向けの新規事業が成長の鍵となる。海外売上比率が高く、為替変動の影響を受ける。技術力は日清紡ホールディングスなどと比較しても強いが、製品ライフサイクルの短さが課題である。
強み
- G-SHOCKは頑丈なデザインで世界的な人気を誇り、多様なコラボで市場を開拓する。
- 電子辞書や電卓で培った小型化・省電力技術を時計やウェアラブルに応用する。
- 2026年3月期の営業利益率は8.36%と予想され、製品ミックスの改善で利益を伸ばす。
- 時計、電子辞書、電卓、プロジェクターなど幅広い製品で収益を支える。
課題
- 電卓や電子辞書の市場は縮小傾向で、新たな収益源の開発が急務となる。
- アップルやガーミンなどスマートウォッチ勢に対して、機能や価格で差別化が必要。
- 海外売上比率が高いため円高や需要変動の影響を受け、業績が不安定になる。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売・消費の時価総額近傍。太字がカシオ計算機
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8233高島屋 | 6,893億円 | — |
| 2 | 9831ヤマダホールディングス | 6,809億円 | 32.3倍 |
| 3 | 9007小田急電鉄 | 6,615億円 | 16.6倍 |
| 4 | 2670エービーシー・マート | 6,597億円 | 14.2倍 |
| 5 | 9001東武鉄道 | 5,872億円 | 10.5倍 |
| 6 | 6952カシオ計算機 | 5,784億円 | 30.4倍 |
| 7 | 9142九州旅客鉄道 | 5,583億円 | 12.2倍 |
| 8 | 8252丸井グループ | 5,322億円 | 18.3倍 |
| 9 | 4912ライオン | 5,260億円 | 18.1倍 |
| 10 | 3349コスモス薬品 | 5,131億円 | 15.9倍 |
| 11 | 6417SANKYO | 4,621億円 | 8.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。
会社の歴史
沿革 32件
樫尾製作所の創業と計算機「14-A」(1946〜1957)
1946年4月、東京都三鷹市で樫尾製作所が創業される。1957年6月、世界初の小型純電気式計算機「14-A」を商品化し、同時に東京都武蔵野市にカシオ計算機株式会社を設立した。この製品はリレー式ではなく純電気式で小型化を実現し、後の電卓事業の技術的基盤となった。創業から11年での会社設立は、製品開発力が事業化に直結したことを示す。
電子卓上計算機とカシオミニの大ヒット(1965〜1972)
1965年9月、電子式卓上計算機を発売し、電卓市場に参入。1972年8月にはパーソナル電卓「カシオミニ」を発売し、個人向け電卓の市場を確立した。カシオミニは低価格と小型化で爆発的に普及し、同月に東京証券取引所第一部に指定替えとなる。同年10月にはドイツ・ハンブルグに販売子会社を設立し、欧州での販売網を構築し始めた。電卓事業の成功が、後の多角化の原資となった。
電子腕時計への進出と海外販売網の拡充(1974〜1979)
1974年11月、電子腕時計を発売し、時計事業に参入。1975年9月にはロンドンにCasio Electronicsを設立し、欧州販売を強化。1970年には既にニューヨークにCasio Americaの前身を設立しており、北米・欧州の主要市場に直接販売拠点を置く体制が整った。1979年には香港に生産会社Casio Computer (Hong Kong)を、山形県東根市に山形カシオを設立し、国内生産の強化と海外生産の第一歩を踏み出した。
電子楽器カシオトーンと中国生産拠点の設立(1980〜2005)
1980年1月、電子楽器「カシオトーン」を発売。音楽事業への参入である。1995年11月には中国広東省深圳市にカシオ電子(深圳)有限公司を設立し、中国生産を本格化。2001年7月にはシンガポールの販売拠点を統合したCasio Singaporeが営業開始。2003年11月には八王子技術センターが竣工し、開発能力を強化。2005年6月には広東省中山市にカシオ電子科技(中山)有限公司を設立し、中国での生産能力を拡大した。
事業ポートフォリオの整理とタイ新工場(2010〜2013)
2010年、TFT液晶ディスプレイ事業を凸版印刷との共同出資会社に移管、携帯電話端末事業をNECカシオモバイルに統合し、不採算事業から撤退。2011年にはWLP関連事業を譲渡した。2012年4月、タイのナコンラチャシマ県にCasio (Thailand)の新工場が稼動し、アセアン地域の生産拠点を強化。2013年3月にはドバイにCasio Middle East FZEを設立し、中東・アフリカ市場の販売を開始した。選択と集中により時計・電卓・電子辞書に経営資源を集中させる布石となった。
プライム市場移行とHR事業譲渡(2016〜2025)
2016年8月、広東省韶関市にカシオ電子(韶関)有限公司を設立し、中国生産網を拡充。2018年5月、山形カシオの新工場が稼動し、国内生産能力を増強。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2025年6月、経営支援システム事業(HRソリューション)をカシオヒューマンシステムズに承継させた後、同社株式をCSホールディングスに譲渡。時計とEdTech(電子辞書・関数電卓)への集中をさらに進めた。
年表32件を開く
1940年代
- 1946年4月創業東京都三鷹市に樫尾製作所創業
1950年代
- 1957年6月創業世界初の小型純電気式計算機「14-A」商品化 東京都武蔵野市にカシオ計算機株式会社を設立
1960年代
- 1960年4月東京都東大和市に東京工場完成
- 1965年9月電子式卓上計算機発売
1970年代
- 1970年5月ニューヨーク州に現地販売会社Casio,Inc.(現・Casio America,Inc.、現・連結子会社)を設立
- 1970年9月上場東京証券取引所第二部に株式上場
- 1972年8月「カシオミニ」を発売しパーソナル電卓の市場を確立
- 1972年8月東京証券取引所第一部に指定替え
- 1972年10月ハンブルグに現地販売会社Casio Computer Co.,GmbH Deutschland(現・Casio Europe GmbH、現・連結子会社)を設立
- 1973年3月八王子工場完成
- 1974年5月本店移転(東大和市より新宿区へ)
- 1974年11月電子腕時計発売
- 1975年9月ロンドンに現地販売会社Casio Electronics Co.Ltd.(現・連結子会社)を設立
- 1979年7月東京都羽村市に羽村技術センター完成
- 1979年8月香港に生産会社Casio Computer(Hong Kong)Ltd.(現・連結子会社)を設立
- 1979年10月山形県東根市に山形カシオ株式会社(現・連結子会社)を設立
1980年代
- 1980年1月電子楽器「カシオトーン」発売
1990年代
- 1995年11月広東省深圳市にカシオ電子(深圳)有限公司(現・連結子会社)を設立
- 1998年1月本店移転(新宿区より渋谷区へ)
2000年代
- 2001年7月M&Aシンガポールの拠点を統合した販売会社Casio Singapore Pte.,Ltd.(現・連結子会社)が営業開始
- 2003年11月八王子技術センター竣工
- 2005年6月広東省中山市にカシオ電子科技(中山)有限公司(現・連結子会社)を設立
2010年代
- 2010年4月TFT液晶ディスプレイ事業を凸版印刷株式会社との共同出資会社株式会社オルタステクノロジーに移管
- 2010年6月M&A携帯電話端末事業をNECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社に統合
- 2011年10月WLP関連事業を株式会社テラプローブに事業譲渡
- 2012年4月タイのナコンラチャシマ県にCasio(Thailand)Co.,Ltd.(現・連結子会社)の新工場が稼動
- 2013年3月ドバイに販売会社Casio Middle East FZE(現・Casio Middle East and Africa FZE、現・連結子会社)を設立
- 2014年1月M&Aカシオ(中国)貿易有限公司(旧・カシオ(上海)貿易有限公司、現・連結子会社)にカシオ(広州)商貿有限公司(現・連結子会社)の営業機能を統合
- 2016年8月広東省韶関市にカシオ電子(韶関)有限公司(現・連結子会社)を設立
- 2018年5月山形県東根市に山形カシオ株式会社(現・連結子会社)の新工場が稼動
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2025年6月HRソリューション事業を運営するカシオヒューマンシステムズ株式会社に、当社が有する経営支援システム事業に係る権利義務を吸収分割の方法で承継させた上で、株式会社CSホールディングスに同社の株式の全てを譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
時計事業の2軸ブランド展開
G-SHOCKは商品ラインアップとブランド力を強化し若年層獲得を推進。CASIO WATCHは高単価ラインアップ拡充や現代トレンドとの融合で高付加価値化し、女性や新世代への拡大を図る。インド・ブラジル・ASEANなど成長エリアでの販売を強化。
- 02
EdTech事業の強化
関数電卓でユーザーインターフェイス進化やエリア専用機開発により普及率拡大と新興国需要獲得。模倣品対策強化。教育ICT化・デジタル教科書に対応した教育アプリビジネスを強化し、ハードとソフトの融合で市場ポジション確立を目指す。
- 03
サウンド事業の構造改革と黒字化
新しい演奏体験の提供による需要創造と、抜本的な構造改革により早期黒字化を目指す。
- 04
新規事業の育成と経営基盤強化
AIペット「Mofilin」のグローバル展開とメンタルウェルネスでのポジション確立。人員・組織構造の最適化、人的資本経営強化、DX基盤強化、コア技術と先端技術(AI・ソフトウェア等)の融合による新規事業創出。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で8,259人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は838万円で、9期前と比べて+3.2%。平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は15.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 12,287 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 12,298 | — |
| 2019年3月 | 812 | 46.8 | 18.9 | 11,868 | — |
| 2020年3月 | 813 | 46.8 | 18.8 | 11,193 | — |
| 2021年3月 | 804 | 46.8 | 18.8 | 10,404 | — |
| 2022年3月 | 820 | 46.1 | 18.2 | 10,152 | — |
| 2023年3月 | 816 | 46.2 | 17.5 | 9,732 | — |
| 2024年3月 | 810 | 45.7 | 16.7 | 9,594 | — |
| 2025年3月 | 814 | 44.9 | 15.9 | 8,801 | 161 |
| 2026年3月 | 838 | 44.6 | 15.7 | 8,259 | 280 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社33社(国内 6 / 海外 27、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。
- 国内山形カシオ(株)山形県 東根市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カシオテクノ(株)東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カシオビジネスサービス(株)東京都 羽村市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内カシオマーケティングアドバンス(株)東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内リプレックス(株)東京都 渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio America,Inc. (注)3、5New Jersey U.S.A. · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio Canada Ltd.Ontario Canada · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio Mexico Marketing,S.de R.L.de C.V.Mexico City Mexico · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio Europe GmbH (注)3Norderstedt Germany · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio Electronics Co.Ltd.London England · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio France S.A.S.Massy France · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Casio Espana, S.L.Barcelona Spain · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社21社を開く
- Casio Benelux B.V.Amstelveen Netherlands100%
- Casio Italia S.r.l.Milano Italy100%
- Casio Computer(Hong Kong)Ltd. (注)3Hong Kong100%
- カシオ電子(深圳)有限公司(注)3中国広東省 深圳市100%
- 広州カシオ技術有限公司中国広東省 広州市100%
- カシオソフト(上海)有限公司中国上海市100%
- カシオ(中国)貿易有限公司中国上海市100%
- カシオ(広州)商貿有限公司中国広東省 広州市100%
- カシオ電子科技(中山)有限公司中国広東省 中山市100%
- カシオ鐘表(東莞)有限公司中国広東省 東莞市100%
- カシオ電子(韶関)有限公司中国広東省 韶関市100%
- Casio Singapore Pte.,Ltd. (注)4Singapore100%
- Casio(Thailand)Co., Ltd. (注)3Nakhonratchasima Thailand100%
- Casio India Co.,Pvt. Ltd.New Delhi India100%
- 台湾カシオ股份有限公司台湾台北市100%
- Casio Malaysia Sdn. Bhd.Kuala Lumpur Malaysia100%
- Casio Marketing (Thailand)Co.,Ltd.Bangkok Thailand100%
- Casio Brasil Comercio de Produtos Eletronicos Ltda.Sao Paulo Brasil100%
- Casio Latin America S.A.Montevideo Uruguay100%
- Casio Middle East and Africa FZEDubai United Arab Emirates100%
- マス(株)東京都 千代田区50%
- USCASIO AMERICA, INC.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は2,763億円、営業利益は231億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.5%、利益が+62.7%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3,000億円 | 2,763億円 |
| 営業利益 | 340億円 | 231億円 |
| 純利益 | 235億円 | 182億円 |
| 1株あたり配当 | — | ¥45 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は745億円、営業利益は128億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+18.8%、営業利益は+197.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 626 | — | — | 9 |
| 2024年1Q | 627 | 43 | 6.9 | 34 |
| 2024年2Q | 708 | 39 | 5.5 | 39 |
| 2024年3Q | 678 | 36 | 5.3 | 27 |
| 2024年4Q | 675 | — | — | 19 |
| 2025年2Q | 1,369 | 103 | 7.5 | 36 |
| 2025年4Q | 1,249 | 39 | 3.1 | 45 |
| 2026年2Q | 1,327 | 95 | 7.2 | 81 |
| 2026年4Q | 1,436 | 136 | 9.5 | 101 |
| 2027年1Q | 745 | 128 | 17.2 | 94 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は2,978億円から2,763億円へ93%に減った。直近期の営業利益率は8.4%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| ドバイに販売会社Casio Middle East FZE(現・Casio Middle East and Africa FZE、現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2013年3月 | 2,978 | — | 197 | — | 119 |
| カシオ(中国)貿易有限公司(旧・カシオ(上海)貿易有限公司、現・連結子会社)にカシオ(広州)商貿有限公司(現・連結子会社)の営業機能を統合 | |||||
| 2014年3月 | 3,218 | — | 257 | — | 160 |
| 2015年3月 | 3,384 | — | 379 | — | 264 |
| 広東省韶関市にカシオ電子(韶関)有限公司(現・連結子会社)を設立 | |||||
| 2016年3月 | 3,523 | — | 411 | — | 312 |
| 2017年3月 | 3,212 | — | 262 | — | 184 |
| 2018年3月 | 3,148 | — | 287 | — | 196 |
| 2019年3月 | 2,982 | — | 299 | — | 221 |
| 2020年3月 | 2,808 | — | 285 | — | 176 |
| 2021年3月 | 2,274 | — | 163 | — | 120 |
| 2022年3月 | 2,523 | — | 222 | — | 159 |
| 2023年3月 | 2,638 | — | 196 | — | 131 |
| 2024年3月 | 2,688 | — | 179 | — | 119 |
| 2025年3月 | 2,618 | 142 | 141 | 5.4 | 81 |
| 2026年3月 | 2,763 | 231 | 257 | 8.4 | 182 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高2,763億円のうち、営業利益として残るのは231億円で8.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は182億円、売上の6.6%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金55.8%1,541億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.9%991億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.4%231億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが302億円、投資CFが−89億円で、差し引きのフリーCFは213億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は1,507億円で、売上の6.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 95 | −134 | −47 | −39 | 974 |
| 2014年3月 | 401 | 80 | −385 | 481 | 1,141 |
| 2015年3月 | 308 | −107 | −306 | 201 | 1,107 |
| 2016年3月 | 327 | 82 | −217 | 409 | 1,281 |
| 2017年3月 | 279 | −33 | −309 | 246 | 1,188 |
| 2018年3月 | 346 | −83 | −106 | 263 | 1,346 |
| 2019年3月 | 207 | −62 | −169 | 145 | 1,322 |
| 2020年3月 | 330 | −17 | −249 | 313 | 1,343 |
| 2021年3月 | 246 | −31 | −229 | 215 | 1,371 |
| 2022年3月 | 164 | −61 | −190 | 103 | 1,339 |
| 2023年3月 | 113 | −31 | −152 | 82 | 1,302 |
| 2024年3月 | 305 | −2 | −218 | 303 | 1,446 |
| 2025年3月 | 161 | 47 | −248 | 208 | 1,404 |
| 2026年3月 | 302 | −89 | −174 | 213 | 1,507 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3,515億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,352億円で、自己資本比率は66.9%(業種中央値61.0%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,693 | 1,640 | 2,053 | 44.4 |
| 2014年3月 | 3,670 | 1,853 | 1,817 | 50.5 |
| 2015年3月 | 3,747 | 2,042 | 1,705 | 54.5 |
| 2016年3月 | 3,685 | 2,021 | 1,664 | 54.9 |
| 2017年3月 | 3,515 | 1,963 | 1,552 | 55.9 |
| 2018年3月 | 3,642 | 2,067 | 1,575 | 56.8 |
| 2019年3月 | 3,575 | 2,116 | 1,459 | 59.2 |
| 2020年3月 | 3,341 | 2,025 | 1,316 | 60.6 |
| 2021年3月 | 3,320 | 2,119 | 1,201 | 63.8 |
| 2022年3月 | 3,373 | 2,189 | 1,184 | 64.9 |
| 2023年3月 | 3,352 | 2,216 | 1,136 | 66.1 |
| 2024年3月 | 3,499 | 2,312 | 1,187 | 66.1 |
| 2025年3月 | 3,316 | 2,189 | 1,127 | 66.0 |
| 2026年3月 | 3,515 | 2,352 | 1,163 | 66.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
電気機器 224社との比較
同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で224社中93位あたり、逆に低いのは配当利回りで224社中150位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,433で、1年前と比べて+102.7%。過去52週の値幅のなかでは92%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 30.4倍 |
| PER (会社予想) | 22.8倍 |
| PBR | 2.29倍 |
| 配当利回り | 1.85% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で+30.84%と急騰、8月3日に2164.5円へストップ高相当の上昇を見せた。8月21日終値は2312円。25日移動平均線(2083.86円)を約11%上回り、上昇トレンドが継続。52週高値2520円に約8.3%と接近。RSIは69.82と買われすぎの手前。出来高は8月3日に474万株、翌4日には754万株と急増し、その後も高水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 49/100)。
PERは28.9倍で業界平均30.85倍をやや下回り、PBRは2.17倍と平均2.64倍未満で割安感はあるが、ROEが8%と低水準で資本効率が課題。配当利回り1.95%は平均2.29%を下回り、株主還元は控えめ。2026/3期の増益予想はあるものの、直近の業績は横ばいで、バリュエーションはほぼ妥当と判断。ただしROEの低さと配当の伸び悩みが割高感を生む可能性があり、成長が続くかが焦点。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 30.4倍 | 30.8倍 |
| PER (予想) | 22.8倍 | — |
| PBR | 2.29倍 | 2.58倍 |
| ROE | 8.0% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
為替変動による収益への影響と、スマートウォッチやスマートフォンによる従来時計の代替リスクが主な争点。強気派は、G-SHOCKのブランド力と新興国での需要拡大、2026年3月期の増収増益計画を重視し、収益回復局面とみる。一方、弱気派は、主力の時計事業の成長鈍化や中国市場の低迷、円高進行による業績下振れリスクを警戒する。また、株価が1年で約90%上昇し、PER27倍と割高感が意識される中で、好業績が織り込み済みかどうかも議論の焦点。
- 新興国需要の取り込み
ブランド力で新興国シェア拡大、数量増が成長牽引
- 2026年3月期の増収増益計画
売上高2763億円、営業益8.36%を見込み、回復明確
- スマートウォッチ市場への参入
新製品投入で新市場を開拓し、成長余地を確保
- 営業利益が前期比89億円増の231億円通年影響強
営業利益142億円→231億円、増益率63%で業績回復
- 純利益が2.2倍の182億円決算発表後影響中
純利益81億円→182億円、過去最高益に接近
- 予想PER20.7倍と実績から大幅改善通年影響弱
実績PER27.5倍→予想20.7倍、収益回復でバリュエーションが正常化
- 売上高2,763億円と3期で最高通年影響中
売上高2,618億円→2,763億円、売上高が過去最高に
- スマホによる代替リスク
スマートフォン普及で従来時計の需要が縮小懸念
- 為替感応度の高さ
円高進行で海外収益が目減りし、業績下振れ
- 株価の急騰と割高感
1年で約9割上昇、PER27倍と割高で調整リスク
- 株価が1年で91%上昇し過熱感継続影響強
前年比91%上昇、織り込み済みで高値警戒の売りが出やすい
- ROE8%に対しPBR2.07倍継続影響中
ROE8%ではPBR2.07倍を正当化しにくく、修正リスク
- 営業利益率8.36%は依然低位決算発表後影響中
営業利益率は5.42%→8.36%へ改善も、同業他社より低い
- 外資保有23.84%で需給の厚み不足不定影響弱
外国人保有比率23.84%、他の電機株に比べ低く上値が重い
- 時計事業の売上高成長率
- 主力事業の需要動向を測る核心指標
- 為替感応度
- 円安が業績を押し上げ、円高は下振れ要因で重要
- 新興国売上比率
- 成長戦略の進捗を測る指標
- スマートウォッチ売上高
- 新市場での競争力を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり45円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは1.85%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 40 | — | 62.9 |
| 2018年3月 | 50 | 25.0 | 64.3 |
| 2019年3月 | 45 | −10.0 | 60.4 |
| 2020年3月 | 45 | 0.0 | 77.0 |
| 2021年3月 | 45 | 0.0 | 130.5 |
| 2022年3月 | 45 | 0.0 | 57.4 |
| 2023年3月 | 45 | 0.0 | 47.7 |
| 2024年3月 | 45 | 0.0 | 101.9 |
| 2025年3月 | 45 | 0.0 | 85.3 |
| 2026年3月 | 45 | 0.0 | 63.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥45
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ39,618人。区分でいちばん多いのは金融機関で49.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.8%を占め、残る47.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 50.7 | 53.3 | 53.0 | 52.3 | 52.4 | 49.0 |
| 外国法人 | 17.8 | 14.5 | 12.9 | 17.9 | 18.1 | 23.8 |
| 個人・その他 | 19.8 | 18.9 | 20.3 | 22.4 | 21.6 | 22.0 |
| 自己株式 | 6.3 | 3.3 | 3.9 | 4.0 | 4.1 | 5.4 |
| 事業法人 | 9.7 | 10.1 | 9.9 | 5.2 | 4.5 | 3.8 |
| 証券会社 | 1.9 | 3.3 | 3.8 | 2.3 | 3.4 | 1.3 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 | 14.97 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行 | 12.34 |
| 03 | 株式会社SMBC信託銀行 | 6.13 |
| 04 | 日本生命保険相互会社 | 5.46 |
| 05 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.75 |
| 06 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 1.64 |
| 07 | 樫尾隆司 | 1.52 |
| 08 | 野村信託銀行株式会社 | 1.47 |
| 09 | 株式会社三井住友銀行 | 1.47 |
| 10 | 公益財団法人カシオ科学振興財団 | 1.41 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-133Dインベストメント・パートナーズ・プライベート・リミティッド(3D Investment Partners Pte. Ltd.)新規の大量保有報告3.99%-1.04pt
- 2026-07-07三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告3.27%+1.13pt
- 2026-04-22三井住友DSアセットマネジメント株式会社新規の大量保有報告2.14%+0.91pt
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.49%-0.42pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+81%、1株純資産は14期で+72%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 44 | 610 | 7.6 | 16.4 | 73.3 |
| 2014年3月 | 59 | 689 | 9.2 | 20.5 | 48.6 |
| 2015年3月 | 100 | 781 | 13.6 | 22.8 | 38.7 |
| 2016年3月 | 120 | 788 | 15.4 | 19.0 | 33.0 |
| 2017年3月 | 73 | 797 | 9.2 | 21.3 | 62.9 |
| 2018年3月 | 79 | 839 | 9.7 | 20.0 | 64.3 |
| 2019年3月 | 90 | 859 | 10.6 | 16.1 | 60.4 |
| 2020年3月 | 72 | 835 | 8.5 | 21.0 | 77.0 |
| 2021年3月 | 50 | 873 | 5.8 | 42.1 | 130.5 |
| 2022年3月 | 66 | 909 | 7.4 | 21.5 | 57.4 |
| 2023年3月 | 55 | 926 | 5.9 | 23.8 | 47.7 |
| 2024年3月 | 51 | 997 | 5.3 | 25.5 | 101.9 |
| 2025年3月 | 35 | 960 | 3.6 | 34.7 | 85.3 |
| 2026年3月 | 80 | 1,046 | 8.0 | 17.5 | 63.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額238百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 樫尾和宏 | 取締役会長 | 60 | 939,000 |
| 高野晋 | 代表取締役社長 CEO | 65 | 43,000 |
| 田村誠治 | 取締役 執行役員 経営統轄部長兼IR担当 | 61 | 16,000 |
| 数原英一郎 | 取締役 | 78 | — |
| 倉澤佳子 | 取締役 | 62 | — |
| 阿部博友 | 取締役 監査等委員 | 68 | — |
| 原夏代 | 取締役 監査等委員 | 60 | — |
| 山口昭彦 | 取締役 監査等委員(常勤) | 65 | 3,000 |
| 伊集院邦光 | — | 62 | — |
| 坂下智保 | 取締役 | 65 | 3,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 83 | 89 | 35 | 173 | 29 |
| 社外取締役 | 7 | 50 | — | — | 50 | 7 |
| 取締役(社内) | 1 | 15 | — | — | 15 | 15 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,136字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,596字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク4,539字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,236字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第70期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-25
- 半期報告書半期報告書-第70期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第69期(2024/04/01-2025/03/31)2024-12-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第68期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第68期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第67期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第67期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2027年3月期第1四半期決算説明会資料2026-07-31
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業