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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

ヤマダホールディングス

YAMADA HOLDINGS CO.,LTD.9831 · Prime · 小売業

家電販売から住まい・金融・リサイクルまで、生活のあらゆるニーズを「くらしまるごと」カバーするリテールコングロマリット。

概要

ヤマダホールディングスは、日本最大手の家電量販チェーン「ヤマダ電機」を中核とする小売業である。テレビ、冷蔵庫、パソコンなどの家電・情報家電を販売するほか、子会社を通じて戸建て住宅や住宅設備機器、金融サービス、リユース・リサイクル事業を展開する。連結売上高は約1兆7,000億円(2026年3月期)、従業員数26,747人。群馬県高崎市に本社を置き、全国に店舗網を持つ。

デンキ事業が売上の約8割を占める

ヤマダホールディングスの主力はデンキ事業で、連結売上高の約78%を占める(2026年3月期)。「ヤマダデンキ」のブランドで全国に店舗を展開し、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの白物家電からパソコン、スマートフォン、ゲーム機といった情報家電まで幅広く扱う。近年はリフォームや家具・インテリアなどの住関連商品も拡充し、単なる家電販売にとどまらない生活提案型の店舗「LIFE SELECT」を中核に据える。店舗数は統廃合により減少傾向にあるが、売場面積は拡大しており、効率化と収益性向上を進めている。

住宅事業を第二の柱に育てる多角化

住建事業は、グループ全体の売上高の約20%を占める第二の柱である。子会社のヒノキヤグループ、ヤマダホームズ、ハウステック、トクラスなどを通じて、戸建て住宅の販売やユニットバス・システムキッチンなどの住宅設備機器の製造・販売を行う。2025年4月の改正建築基準法・省エネ法施行に伴う一時的な影響はあったが、分譲住宅や注文住宅の受注は堅調に推移する。ヤマダデンキの店舗網を活用した「住まいの相談カウンター」の設置など、グループ間の連携を強めている。

金融と環境で「くらしまるごと」を支える

金融事業では、子会社のヤマダファイナンスサービスやヤマダLABIカードがクレジットカード決済、ショッピングクレジット、住宅ローン、保険商品などを提供する。環境事業では、インバースネットやシー・アイ・シーなどが家電・パソコンのリユース・リサイクル・再資源化を手がける。これらの事業は「くらしまるごと」戦略の一環であり、家電販売で得た顧客基盤を住宅や金融、環境サービスに横展開することで、顧客のライフサイクル全体を捉えるビジネスモデルを構築している。

38の連結子会社から成るグループ体制

ヤマダホールディングスは、連結子会社38社、非連結子会社10社、持分法適用関連会社3社で構成される。デンキ事業の中核は株式会社ヤマダデンキで、住建事業はヒノキヤグループ、ヤマダ住建ホールディングス、ハウステック、トクラスなど複数の子会社が担う。金融事業はヤマダ金融ホールディングスの傘下にヤマダファイナンスサービス、ヤマダLABIカードなどが属し、環境事業はヤマダ環境資源開発ホールディングスの下にインバースネットやシー・アイ・シーなどが連なる。この持株会社体制により、各事業の独立性を保ちながらグループシナジーを追求している。

業界の中での役割は家電・情報家電小売、住宅販売、金融サービス、リユース・リサイクルを提供する生活総合サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1.7兆円
営業利益
162億円
営業利益率
1.0%
純利益
148億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
家電1.1兆円67.4%
住宅4,001億円23.6%
その他1,508億円8.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01家電・情報家電小売(デンキ事業)主力

テレビ、冷蔵庫、洗濯機等の家電、パソコン、携帯電話等の情報家電の販売。同時にリフォーム、家具・インテリア等の住関連商品も販売。主力のヤマダデンキが全国に店舗展開。

国内家電小売業界最大手の一角

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス3
家電製品
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等の白物家電や、オーディオ、調理家電などの生活家電。
情報家電
パソコン、タブレット、スマートフォン、ゲーム機等のデジタル機器。
リフォーム・住関連商品
住宅のリフォーム工事、キッチン・バス等の設備機器、家具・インテリア等の住まいに関する商品販売。

02住宅販売・設備(住建事業)準主力

戸建て住宅の販売、バス・キッチン等の住宅設備機器の製造・販売。子会社のヒノキヤグループ、ヤマダホームズ、トクラス等が担当。ヤマダデンキの顧客基盤と連携したリフォーム需要も取り込む。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス2
戸建て住宅
注文住宅や建売住宅の販売。省エネ・耐震性能に優れた住宅を提供。
住宅設備機器
ユニットバス、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台等の住宅設備機器。自社ブランド(ハウステック等)も展開。

03金融サービス(金融事業)副次

新築・リフォーム、資金決済、保険商品、ライフプラン提案の5分野で金融商品を展開。子会社ヤマダファイナンスサービス、ヤマダLABIカード、ハウス・デポ・パートナーズ等がクレジット決済、少額短期保険、ローン商品を提供。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス2
クレジットカード・決済サービス
ヤマダLABIカードなどの自社クレジットカード、ショッピングクレジット、リボ払い等の決済サービス。
保険商品
少額短期保険を含む各種保険商品の代理店販売。家電・住まい関連の保険を取り扱う。

04リユース・リサイクル(環境事業)副次

家電・パソコンを中心とした製品のリユース・リサイクル・再資源化事業。子会社インバースネット、シー・アイ・シー、三久、東金属、あいづダストセンターが回収・処理を担当。

主要顧客一般消費者、法人

主な製品・サービス2
リユース品販売
中古家電、パソコン、スマートフォン等の買取・販売。店舗やECサイトで展開。
リサイクル・再資源化
使用済み家電等から金属、プラスチック等を回収し、再資源化する処理。

製品と技術

家電・情報家電:テックランドとLABIの二軸

デンキ事業の店舗ブランドは、郊外型の「テックランド」と都市型の「LABI」に大別される。テックランドは広い売場で白物家電から情報家電まで品揃えを誇り、LABIは駅前立地を活かした高級志向・最新モデルの展開が特徴。近年は両ブランドを統合した「LIFE SELECT」店舗への転換が進む。取り扱う製品は、テレビ(ソニー、パナソニック、シャープなど)、冷蔵庫・洗濯機(日立、三菱電機など)、エアコン(ダイキン、パナソニック)、パソコン(富士通、NEC、Lenovo)、スマートフォン(Apple、Samsung、Xiaomi)など多岐にわたる。

自社ブランド「ヤマダオリジナル」のPB・SPA戦略

ヤマダホールディングスは、プライベートブランド(PB)とSPA(製造小売)によるオリジナル商品の開発を積極的に進める。これにより他社との差別化と粗利率向上を図る。具体的なブランド名は入力に明示されていないが、家電や生活雑貨、住宅設備など幅広いカテゴリーで展開する。2026年3月期には戦略的な在庫処分を実施し、PB商品の売場展開を加速した。オリジナル商品の比率を高めることで、価格競争に巻き込まれにくい収益構造を目指す。

住宅設備「ハウステック」と「トクラス」の製造

住建事業の中核製品は、子会社ハウステックとトクラスが製造する住宅設備機器である。ハウステックはユニットバス、システムキッチン、洗面化粧台などを手がけ、省エネ性とデザイン性を追求。トクラス(旧TOTO子会社)は高付加価値のキッチン・バス製品を提供する。これらの製品はヤマダデンキのリフォーム事業と連携し、新築住宅への採用だけでなく、リフォーム需要を取り込む。グループ内での製造・販売・施工の一貫体制が強みである。

リユース・リサイクル事業の循環モデル

環境事業では、インバースネットが中古家電・パソコンの買取・販売、シー・アイ・シーが家電リサイクル、東金属が金属資源回収を担う。2027年には廃棄物焼却発電施設(エネルギープラント)の稼働を予定し、自己完結型の資源循環システムを構築中である。店舗での下取りや買取を促進し、回収した製品をリユース品として販売するほか、再資源化してグループ内で活用する。これにより廃棄物削減と資源効率の向上を目指す。

金融サービス:自社クレジットと住宅ローン

金融事業の主要商品は、自社発行の「ヤマダLABIカード」によるショッピングクレジット・リボ払い、および住宅ローン「フラット35」の取扱いである。ヤマダファイナンスサービスがローン審査・決済処理を担い、ハウス・デポ・パートナーズが保険商品を提供する。これらの金融サービスは、家電購入時の決済手段として顧客の囲い込みに貢献するだけでなく、住宅購入・リフォーム時の資金需要にも対応する。グループ全体の顧客データを活用したクロスセルが収益拡大につながっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 家電・情報家電小売(デンキ事業)国内家電小売業界最大手の一角

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

国内家電販売首位だが、収益性は低水準

家電量販店として国内首位の規模を持ち、売上高は約1.7兆円と圧倒的だが、営業利益率は直近で0.96%と非常に低い。同業他社はトライアルホールディングスや光フードサービスなど食品スーパーが中心で、直接の競合とは言い難いが、小売業全体として競争は激しい。ヤマダの強みは規模による仕入れ力と全国展開だが、収益性の低さが課題で、EC化や店舗の収益改善が急務。売上高は微増傾向にあるが、利益率は悪化しており、構造改革が求められる。

強み

  • 国内家電量販店で最大の売上高を誇り、規模による仕入れの優位性を持つ。
  • 全国に広がる店舗網を持ち、顧客接点の多さが強み。
  • 家電だけでなく、生活関連商品まで幅広く扱うワンストップ型。
  • 既存店舗や物流網を活用した新規サービスの展開が可能。

課題

  • 営業利益率が1%未満で、収益性の改善が急務。
  • ネット通販大手との競争で、価格競争に巻き込まれやすい。
  • 大型店舗の維持コストが重く、効率的な運営が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がヤマダホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13086J.フロント リテイリング7,553億円24.7倍
24527ロート製薬7,177億円20.9倍
34385メルカリ6,993億円20.3倍
49009京成電鉄6,918億円13.4倍
58233高島屋6,893億円
69831ヤマダホールディングス6,809億円32.3倍
79007小田急電鉄6,615億円16.6倍
82670エービーシー・マート6,597億円14.2倍
99001東武鉄道5,872億円10.5倍
106952カシオ計算機5,784億円30.4倍
119142九州旅客鉄道5,583億円12.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

創業者・山田昇が個人商店から始めた1973年

1973年4月、山田昇(現代表取締役会長兼CEO)が群馬県前橋市で「ヤマダ電化サービス」を個人創業した。翌1974年5月に有限会社ヤマダ電機を設立し、法人化。当初は小さな電器店だったが、1983年9月に株式会社ヤマダ電機に改組し、「前橋南店」を開設して本格的なチェーン展開を開始した。この年が事実上の家電量販チェーンとしての出発点となる。

POSシステム導入とフランチャイズで成長した1980年代

1985年4月には埼玉県深谷市に県外第一号店を出店し、多店舗化が本格化する。1986年5月には全店にPOSシステムと大型汎用コンピュータを導入し、財務・顧客情報の即時収集体制を構築した。同年7月にはフランチャイズ第一号店を長野県佐久市に出店し、FCチェーン展開を進めるが、1991年2月にフランチャイジー解散に伴い10店舗を直営化した。1987年12月には本社ビルを前橋市日吉町に移転し、1階に大型総合家電店舗「テックランド本店」を開設。以後、核店舗戦略を展開する。

全国47都道府県への出店を1990年代後半に達成

1992年7月に九州地区第一号店として宮崎県に「テックランド宮崎店」を開設。1995年10月に東北地区へ仙台市に進出。1997年には中京地区(愛知県)、中国・四国地区(岡山県)へ相次いで出店。1998年9月には近畿地区(姫路市)に進出し、2001年4月の北海道(札幌市)と同年7月の沖縄県への子会社設立をもって全国展開を完了した。同時期の2000年9月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資金調達力を高めた。

売上高1兆円を達成し都市型店舗に挑戦した2000年代

2005年2月、専門量販店として初めて年間売上高1兆円を達成し、同時に全都道府県への出店を果たす。2006年3月には初の都市型店舗「LABI1なんば」(現:LIFE SELECTなんば)を大阪にオープンし、駅前立地の大型店戦略を開始。同年6月には金融事業の核となるヤマダフィナンシャル(現ヤマダLABIカード)を設立した。2008年3月には日本企業初のリキャップCB(ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債)を1,500億円発行し、資本政策の柔軟性を高めた。

M&Aで住宅・環境事業へ拡大した2010年代以降

2007年6月にぷれっそホールディングスを完全子会社化し、住宅事業への本格参入を果たす。2013年6月にはダイクマを吸収合併し、ディスカウントストアとのシナジーを追求。2021年にはインバースネット、シー・アイ・シーを完全子会社化し、環境事業を強化した。2025年4月にはヤマダフィナンシャルをヤマダLABIカードに商号変更し、金融サービスのブランド統一を進める。さらにトクラス(旧TOTO子会社)を連結子会社化し、住建事業の強化を図った。

年表30件を開く

1970年代

  • 1973年4月創業山田昇(現代表取締役会長兼CEO)が群馬県前橋市でヤマダ電化サービスを個人創業。
  • 1974年5月創業有限会社ヤマダ電機設立。

1980年代

  • 1983年9月創業株式会社ヤマダ電機設立。「前橋南店」を開設し、本格的チェーン展開を開始。
  • 1984年3月物流部門の強化と効率化のため、前橋市朝倉町に「流通センター」を開設。
  • 1985年4月他県への出店第一号店として埼玉県深谷市に「深谷店」を開設、同時に多店舗化に対応し、物流部門の強化のため、流通センターを増築。
  • 1986年5月財務情報及び顧客情報の即時収集のため、全店POSシステム、並びに大型汎用コンピュータを導入。
  • 1986年7月FC第一号店として長野県佐久市に出店。以後、FCチェーン展開を行う。(1991年2月フランチャイジーの解散に伴い、10店舗を直営化)
  • 1987年12月本社ビル(前橋市日吉町)完工。本社を移転。又、同ビル1階に大型総合家電店舗(核店舗)の第一号店として「テックランド本店」を開設。以後、核店舗戦略の展開を開始。
  • 1989年3月日本証券業協会東京地区協会に株式店頭登録。

1990年代

  • 1992年7月九州地区への出店第一号として宮崎県宮崎市に「テックランド宮崎店」を開設。
  • 1995年10月東北地区への出店第一号として仙台市泉区に「テックランド仙台泉店」を開設。
  • 1997年2月中京地区への出店第一号として愛知県日進市に「テックランド日進店」を開設。
  • 1997年6月M&A産業廃棄物の処理、リサイクルの関係会社「株式会社シー・アイ・シー」を設立。(2021年2月 完全子会社化)
  • 1997年7月中国・四国地方への出店第一号として岡山県岡山市に「テックランド岡山店」を開設。
  • 1998年9月近畿地区への出店第一号として「テックランド姫路店」を開設。

2000年代

  • 2000年9月上場東京証券取引所市場第一部に上場。
  • 2001年4月北海道地区への出店第一号店として北海道札幌市に「テックランド手稲店」を開設。
  • 2001年7月M&A沖縄県宜野湾市に完全子会社「株式会社沖縄ヤマダ電機」を設立。(2021年3月1日付で「株式会社ヤマダデンキ」へ統合し事業効率化を推進)
  • 2001年9月商号変更和光電気株式会社との合弁会社(関係会社)「株式会社関西ヤマダ電機」を設立。(2004年5月25日より株式会社和光ヤマダ電機から商号変更)
  • 2002年5月M&A株式会社ダイクマ(関係会社)の株式取得。(2013年6月に吸収合併)
  • 2003年1月創業福岡県福岡市に関係会社「株式会社リーガル・ユナイテッド・トラスティーズ」を設立。(2007年8月31日株式会社ワイジャストへ商号変更及び群馬県前橋市へ本店所在地を異動)
  • 2003年12月M&Aインバースネット株式会社に資本出資。(2021年2月完全子会社化)
  • 2005年2月専門量販店として初めて年間売上高1兆円を達成と併せ、初の全国出店。
  • 2005年9月M&A愛知県名古屋市に関係会社「コスモス・ベリーズ株式会社」設立。(2008年12月完全子会社化)
  • 2006年3月初の都市型店舗LABI1なんば(現:LABI1 LIFE SELECTなんば)をオープン。
  • 2006年6月創業群馬県前橋市に関係会社「株式会社ヤマダフィナンシャル」を設立。(2025年4月1日株式会社ヤマダLABIカードへ商号変更)
  • 2007年1月M&A鹿児島県鹿児島市に関係会社「株式会社九州テックランド」を設立。(2008年10月完全子会社化)
  • 2007年5月CSR室設置。(現:サステナビリティ推進部)
  • 2007年6月M&A「株式会社ぷれっそホールディングス」の株式取得。(完全子会社化)
  • 2008年3月社債総額1,500億円のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債発行。(日本企業初のリキャップCB)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年3月期まで2兆2,000億円
  • 経常利益2030年3月期まで1,000億円
  • ROE2030年3月期まで8.5%
  • PBR1倍超

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    くらしまるごと戦略の総仕上げ

    グループ一丸となり、家電・住建・金融・環境の各セグメントを連携させ、消費者ニーズにワンストップで応える「くらしまるごと」戦略を推進。グループシナジーを拡大し、持続的成長体制を構築する。

  2. 02

    LIFE SELECTを核にしたエリア店舗開発

    LIFE SELECT店舗を中核としたエリア密着型の店舗開発・改革を進め、市場シェアを拡大。店舗網の統廃合や効率化によるコスト最適化と人時生産性向上を図る。

  3. 03

    PB+SPAオリジナル商品の積極開発

    プライベートブランド(PB)およびSPA(製造小売)型のオリジナル商品を積極的に開発し、商品利益率の向上と他社との差別化を実現する。

  4. 04

    全社的な業務効率化とDX推進

    業務効率化推進室を中核に、本社機能のDX化・合理化、物流サプライチェーンの適正化、店舗統廃合、デジタル会員獲得強化による販促のデジタルシフトを推進し、生産性向上を実現する。

  5. 05

    ノンコア事業資産の売却と資本政策

    総額約1,300億円規模のノンコア事業資産(主にデンキセグメント)を2年以内に売却し、得た資金を成長投資、M&A、有利子負債削減、株主還元に戦略的に再配分。PBR1倍超の早期達成を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で26,747人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は560万円で、9期前と比べて+26.3%平均年齢は46.9歳、平均勤続年数は14.1年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月19,238
2018年3月19,752
2019年3月44438.712.118,853
2020年3月44539.612.719,985
2021年3月54244.210.424,300
2022年3月53744.512.822,951
2023年3月52544.511.425,284
2024年3月52645.112.125,526
2025年3月51945.712.925,676167
2026年3月56046.914.126,74761

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率12.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 16 / 海外 0、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
デンキ 全社 — 関東地区1,913億円
デンキ1,780億円
デンキ — 中部地区349億円
デンキ — 近畿地区340億円
デンキ — 東北地区210億円
デンキ — 九州地区152億円
デンキ — 北海道地区130億円
住建127億円
デンキ — 中国地区106億円
デンキ — 四国地区6,459百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ヤマダデンキ(注)3.5
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダ金融ホールディングス
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダLABIカード
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権66.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダファイナンスサービス
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハウス・デポ・パートナーズ
    東京都 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シー・アイ・シー
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    インバースネット株式会社
    神奈川県 横浜市 神奈川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダ住建ホールディングス
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ヒノキヤグループ
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社日本アクア(注)4
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権55.0%
  • 国内
    株式会社ヤマダホームズ
    群馬県 高崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • 株式会社ハウステック群馬県 高崎市100%
  • トクラス株式会社静岡県 浜松市 中央区90%
  • コスモス・ベリーズ株式会社愛知県 名古屋市 名東区100%
  • 株式会社ストリーム(注)4東京都 港区21%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和4年度札幌刑務所TV購入及び廃棄契約
    法務省 · 2023-02-15
    689万円
  • 調達
    冷蔵庫の購入
    国税庁 · 2018-01-16
    473万円
  • 調達
    Web会議システム機器購入設置
    国土交通省 · 2020-07-22
    420万円
  • 調達
    非接触型スキャナ供給契約
    法務省 · 2018-03-30
    395万円
  • 調達
    中国運輸局 テレビ会議システム機器購入設置契約
    国土交通省 · 2020-07-02
    333万円
  • 調達
    和歌山地方検察庁監視カメラ一式供給契約
    検察庁 · 2017-06-20
    237万円
  • 調達
    テレビ会議システム機器購入設置
    国土交通省 · 2020-07-16
    211万円
  • 調達
    パソコン外10件
    防衛省 · 2017-03-13
    207万円
  • 調達
    平成29年度横浜地方検察庁BD-R及びDVD-R供給単価契約
    検察庁 · 2017-03-09
    204万円
  • 調達
    加湿空気清浄機供給契約
    法務省 · 2018-01-16
    189万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1.7兆円営業利益162億円前期と比べると増収減益で、売上が+3.8%、利益が-62.1%。

売上高
+3.8%
1.7兆円
営業利益
-62.1%
162億円
純利益
-45.0%
148億円
営業利益率
1.0%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1.8兆円1.7兆円
営業利益515億円162億円
純利益278億円148億円
1株あたり配当¥17¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は4,202億円、営業利益は156億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+15.5%、営業利益は+40.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q4,23312
2024年1Q3,6371113.1105
2024年2Q4,115932.327
2024年3Q3,9591844.6137
2024年4Q4,209−28
2025年2Q7,9602322.9128
2025年4Q8,3311962.4141
2026年2Q8,0012172.7128
2026年4Q8,917−55−0.620
2027年1Q4,2021563.7100

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1.7兆円から1.7兆円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高兆円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1.70479222
2014年3月1.89502187
2015年3月1.6635593
2016年3月1.61627304
2017年3月1.56660345
2018年3月1.57473298
2019年3月1.60369147
2020年3月1.61461246
2021年3月1.75989518
2022年3月1.62741506
2023年3月1.60501318
2024年3月1.59470241
2025年3月1.634284802.6269
2026年3月1.691622001.0148

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1.7兆円のうち、営業利益として残るのは162億円1.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は148億円、売上の0.9%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.9%1.3兆円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.2%4,255億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.0%162億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.7pt
1.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.6pt
0.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.3pt
2.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
0.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが498億円、投資CFが−329億円で、差し引きのフリーCFは169億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は373億円で、売上の0.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−128−392472−520779
2014年3月451−386−7665778
2015年3月230−202−41528397
2016年3月0−13447−134307
2017年3月439−153−244286350
2018年3月617−127−329490513
2019年3月360−85−275275512
2020年3月624−82−581542484
2021年3月1,223−148−8281,075738
2022年3月211−223−166−12565
2023年3月437−252−295185465
2024年3月546−219−256327544
2025年3月516−351−41165676
2026年3月498−329−482169373

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1.3兆円。このうち返さなくてよい自己資本が6,426億円で、自己資本比率は48.6%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産兆円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1.145,5545,83046.8
2014年3月1.205,5346,42944.2
2015年3月1.125,0946,13043.2
2016年3月1.155,5775,89046.6
2017年3月1.165,8555,74048.4
2018年3月1.185,8875,86949.8
2019年3月1.185,9165,92449.7
2020年3月1.166,4525,18354.6
2021年3月1.256,7255,80151.8
2022年3月1.276,7635,95451.6
2023年3月1.276,1186,59447.6
2024年3月1.296,2426,64847.8
2025年3月1.326,4536,79748.1
2026年3月1.306,4266,61348.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
382億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
6,219億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
3,162億円
在庫として抱えている分
負債合計
6,613億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
64
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中113位あたり、逆に低いのはROE322社中275位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
2.3%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.9%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥704.2で、1年前と比べて+54.3%過去52週の値幅のなかでは81%の位置にある。

¥704.2-1.6%1ヶ月+3.0%1年+54.3%時価総額6,809億円
過去52週の値幅
安値¥441高値¥767.6

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)32.3倍
PER (会社予想)16.8倍
PBR0.74倍
配当利回り2.41%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に720.3円で、25日移動平均線の704.6円を上回って推移しています。直近1ヶ月で0.59%の上昇に留まりますが、年初来では58.71%の大幅高となっています。7月21日に728円まで上昇した後、8月6日には669円まで下落するなど変動が大きいものの、その後は再び上昇に転じ、8月18日には707.7円まで回復しました。52週高値の767.6円に接近しており、出来高は全体的に高水準を維持しています。RSIは52.88と中立圏です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは33.04倍と業界平均40.23倍下回るが、PBRは0.7544倍と平均3.06倍を大幅に下回る。ROEは2.3%と低く、収益性が課題。配当利回りは2.36%で平均12.58%と比べて低いものの、安定した配当を維持。今期予想PERは17.2倍と低下見込みだが、業績の伸び悩みが懸念。総合的に見て、バリュエーションは割高とは言い切れないが、収益性の低さを考慮すると割高と判断した。

指標この会社業種平均
PER (実績)32.3倍39.6倍
PER (予想)16.8倍
PBR0.74倍2.44倍
ROE2.3%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、家電量販市場の成熟化と競争激化の中で、収益性をどう改善するか。強気派は全チャネル戦略と住宅・スマートホーム事業の成長に期待。弱気派は営業利益率の低下(2026/3予0.96%)と、低ROE(2.3%)を問題視。EC化・競合との価格競争で利益が圧迫される懸念。

プラスに働く材料7
  • 全チャネル戦略

    実店舗とECの連携で顧客接点を強化

  • 非家電事業

    住宅・スマートホームなどで新たな収益源を模索

  • 家庭紙需要

    生活必需品で需要が安定している

  • 予想PER16.1倍と実績PER30.96倍から大幅改善決算発表後影響

    予想PER16.1倍は実績30.96倍の半分程度、EPS回復を反映

  • PBR0.70倍と解散価値以下継続影響

    PBR0.70倍と純資産を30%下回る評価

  • 配当利回り2.52%と堅調通年影響

    配当利回り2.52%は減益期でも維持

  • 売上高が前期比3.8%増の1兆6,918億円通年影響

    売上高は前年比約3.8%増の1兆6,918億円

マイナスに働く材料7
  • 低収益構造

    営業利益率1%未満と限定的な利益率

  • 競争激化

    ネット通販や他チェーンとの価格競争で利益が圧迫

  • ROE低水準

    ROE2.3%と資本効率が悪い

  • 2026年3月期の営業利益が62%減の162億円通年影響

    営業利益は428億円から162億円へ大幅減益

  • 営業利益率0.96%と採算悪化通年影響

    営業利益率0.96%と1%を下回り、収益性が極めて低い

  • 純利益148億円と前期比45%減通年影響

    純利益は269億円から148億円へ45%減

  • ROE2.3%と資本効率の低さ継続影響

    ROE2.3%と資本効率が低く、投資妙味に欠ける

次の決算で確かめる点
既存店売上高
店舗の競争力を示す指標
EC売上比率
全チャネル戦略の進捗を測る
非家電事業売上高
多角化の成果を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から+30.8%いまの株価に対する利回りは2.41%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
2.41%
いまの株価に対して
配当性向
36.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1330.8
2018年3月130.0107.9
2019年3月130.01146.4
2020年3月10−23.1102.4
2021年3月1880.087.2
2022年3月180.038.4
2023年3月12−33.322.1
2024年3月138.324.9
2025年3月130.0183.8
2026年3月1730.836.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ395,102人。区分でいちばん多いのは個人・その他54.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が29.7%を占め、残る70.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他27.640.951.053.753.354.4
自己株式15.213.526.728.428.331.3
金融機関25.822.522.017.016.416.0
事業法人12.113.112.412.512.813.7
外国法人32.320.013.014.314.313.1
証券会社2.23.41.52.53.32.7
外国人個人0.00.10.00.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.77
02株式会社テックプランニング6.76
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.40
04ソフトバンク株式会社2.50
05山田 昇2.12
06公益財団法人山田昇記念財団1.62
07野村 絢1.48
08株式会社群馬銀行1.24
09ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.16
10ヤマダホールディングス従業員持株会0.95

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-21
    株式会社シティインデックスイレブンス
    新規の大量保有報告
    7.33%
    +1.07pt
  • 2026-07-28
    株式会社シティインデックスイレブンス
    新規の大量保有報告
    6.26%
    +1.16pt
  • 2026-07-21
    株式会社シティインデックスイレブンス
    新規の大量保有報告
    0.00%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−7%、1株純資産は14期で+69%。直近期のROEは2.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月245654.218.228.2
2014年3月205923.517.020.6
2015年3月126431.842.248.9
2016年3月386666.013.944.2
2017年3月436976.312.930.8
2018年3月377325.217.4107.9
2019年3月187242.530.01146.4
2020年3月287214.015.2102.4
2021年3月637928.19.587.2
2022年3月617867.96.238.4
2023年3月408545.011.322.1
2024年3月358923.912.724.9
2025年3月399204.311.1183.8
2026年3月229542.323.936.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額771百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約25倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山田昇代表取締役会長 兼 CEO8320,472,900
上野善紀代表取締役社長 兼 COO54129,600
小暮めぐ美代表取締役 兼 副社長執行役員 CHRO4996,800
古谷野賢一取締役 兼 専務執行役員CFO 兼 管財本部長6564,700
長野毅取締役 兼 執行役員 統合経営企画室長5955,700
得平司取締役7228,200
光成美樹取締役547,800
五十嵐誠取締役(常勤監査等委員)6255,600
山崎賢治取締役(常勤監査等委員)581,100
飯村北取締役(監査等委員)73
吉永國光取締役(監査等委員)809,300
石井裕久取締役(監査等委員)67
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
武藤泰明取締役71
白井あれい取締役(監査等委員)47

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)532928683698140
取締役(社内)2414121
社外取締役532326

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,014字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社38社、非連結子会社10社、持分法適用関連会社3社、持分法非適用関連会社3社で構成され、家電・情報家電等の販売及び住まいに関する商品販売を主な事業としております。 当社及び当社の関係会社の各事業における位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 また、以下の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントと同一の区分であります。 (1)デンキ事業 テレビや冷蔵庫、洗濯機等の家電、パソコンや携帯電話といった情報家電等の販売及びリフォーム、家具・インテリア等の住まいに関する商品販売を行っております。 (デンキ事業に関わる主な関係会社) 株式会社ヤマダデンキ 株式会社ヤマダテクニカルサービス (2)住建事業 戸建て住宅を中心とした住宅販売及びバスやキッチン等の住宅設備機器の製造・販売を行っております。 (住建事業に関わる主な関係会社) 株式会社ヒノキヤグループ 株式会社ヤマダ住建ホールディングス 株式会社ヤマダホームズ 株式会社ワイ・ジャスト 株式会社家守り 株式会社ハウステック トクラス株式会社 (3)金融事業 「くらしまるごと」をコーディネートするサービスの一環として、新築、リフォーム、資金決済、保険商品、ライフプラン提案の5分野において各種金融商品の展開を行っております。 (金融事業に関わる主な関係会社) 株式会社ヤマダ金融ホールディングス 株式会社ヤマダファイナンスサービス 株式会社ヤマダLABIカード 株式会社ハウス・デポ・パートナーズ 株式会社ヤマダ少額短期保険 (4)環境事業 家電やパソコンを中心とした製品のリユース・リサイクル・再資源化事業の展開を行っております。 (環境事業に関わる主な関係会社) 株式会社ヤマダ環境資源開発ホールディングス インバースネット株式会社 株式会社シー・アイ・シー 株式会社三久 東金属株式会社 株式会社あいづダストセンター (5)その他 報告セグメントに含まれない事業に関わる主な関係会社は次のとおりであります。 コスモス・ベリーズ株式会社 株式会社ビー・ピー・シー 日本ツーリストクラブ株式会社 秋田木工株式会社 株式会社J・スタッフ [事業系統図] 事業の系統図は次のとおりであります。 (注)提出日時点のものです。
経営方針・対処すべき課題3,882字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、企業の持続的成長を基本方針に、高度化・多様化する消費者ニーズに素早く対応することを基本とし、常に「お客様(市場)第一主義」の目線で経営理念である「創造と挑戦」「感謝と信頼」を実践し企業価値を高め、キャッシュ・フローを重視したローコスト経営に取り組み、家電流通業界のリーディングカンパニーとしてESG経営を積極的に推進し、社会に貢献できる「強い企業」を目指します。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、目標とする経営指標として、2030年3月期の数値目標について売上高2兆2,000億円、経常利益1,000億円、ROE8.5%を設定しております。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2030年に当社が目指すべき姿を見据えて、また、より長期的な成長を実現していくために、2025年よりスタートした「2026/3~2030/3 中期経営計画」を推進して参ります。本中計の下、当社グループが一丸となって「くらしまるごと」戦略の総仕上げに向けた取り組みを進め、グループシナジーを拡大し、企業の持続的成長体制を構築して参ります。加えて、当社グループはESG・サステナビリティマネジメントを推進しており、循環型社会の構築及び人的資本経営の取り組みもこれまで以上に進めて参ります。 流通業界は、今後もめまぐるしい変化が予想されますが、スピード感を持ち、柔軟に対応できるよう、グループ企業間のヒト(人材)・モノ(商品)・カネ・サービス・物流・情報システム等の最適化・最大化による経営資源の効率化を図り、利益率の改善、各コストの削減、在庫効率の改善、キャッシュ・フローの創出を図り、財務体質の強化、経営資源の基盤の強化に努めて参ります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 2027年3月期につきましては、継続的な賃上げの定着や政府の経済対策の効果等により、個人消費は緩やかな回復が続くことが期待されます。一方で、物価上昇の影響は依然として継続しており、消費者の節約志向が高まるとともに、これまで以上に本質的な機能や品質、価格バランスを重視した消費行動が定着していくものと見込まれます。また、中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりや原油価格の高騰など、エネルギー・物流コスト等の上昇が企業活動や消費者マインドに与える影響が懸念され、引き続き留意する必要があります。 このような市場環境のなか、当社グループは「2026/3~2030/3 中期経営計画」の2年目として、①LIFE SELECTを中核としたエリア店舗開発・改革の推進、②PB+SPAオリジナル商品の積極的開発、③各事業会社の融合によるグループシナジーの最大化など、中計で掲げた成長戦略を推進することで持続的成長体制の構築に全力で取り組んで参ります。加えて、遊休資産の売却や適正な在庫コントロールを通じた総資産回転率の向上にも取り組み、資産効率の改善及びキャッシュ・フローを重視した経営を加速させて参ります。 また、業務効率化推進室を中核とした全社的な組織・構造改革を実行し、①本社機能のDX化・合理化、②物流サプライチェーンの適正化、③店舗の統廃合及び効率化による人材の適正配置、④デジタル会員獲得強化による販促のデジタルシフト・DX化による施策の最適化・最大化等を推進し、当社グループの生産性向上・業務効率化を実現して参ります。なお、各セグメントで取り組む主要なテーマは以下のとおりとなります。 デンキセグメント ①LIFE SELECT店舗を中核としたエリア店舗開発による市場シェアの拡大、②PB+SPAヤマダオリジナル商品の積極的開発による商品利益率の向上と差別化、③グループインフラを最大限活用したEコマース事業の収益性向上、④リフォーム・家具インテリア・リユース事業等の拡大による収益性向上、⑤店舗統廃合によるコスト最適化及び人時生産性の向上、⑥セルアウト商品戦略の推進及び在庫運用の最適化による商品回転率の向上。 住建セグメント ①土地付分割・分譲住宅戦略の強化、②中古再販事業の拡大と不動産ネットワークの強化、③製造・調達・物流・販売の各領域における連携の高度化、④ヤマダデンキ店舗網を活用した「住まいの相談カウンター・ヤマダ不動産」などグループ経営資源の最大活用、⑤新たに子会社化した東和総合住宅株式会社やトクラス株式会社とのシナジー創出による住建・住設事業のグループ間連携の強化。 金融セグメント ①住建セグメントとの連携強化によるフラット35を中心とした住宅ローンの拡大、②リフォームローンをはじめとしたデンキセグメントとの連携・グループシナジーの創出、③ハウスカードであるLABIカード事業の拡大、④保険商品の販売チャネルの拡充によるストック収益の拡大。 環境セグメント ①家電買取強化及びリユース家電の生産体制強化、②エネルギープラントの建設推進(廃棄物焼却発電施設 2027年稼働予定)等、自己完結型のグループ内資源環境システムの推進及び循環型経済への貢献。 これらの環境・施策のもと、2027年3月期につきましては、売上高1兆7,800億円(前年同期比5.2%増)、営業利益515億円(前年同期比218.6%増)、経常利益526億円(前年同期比163.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益278億円(前年同期比88.1%増)を見込んでおります。 (5)資本政策方針 PBR1倍達成に向けたノンコア事業資産売却による経営改革の加速について 当社は、持続的な企業価値の向上を最優先課題とし、2024年11月8日公表の「2026/3~2030/3 中期経営計画」において2030年3月期にPBR1倍超を目標として様々な取り組みを推進しておりますが、株式市場の皆様から受けているご期待・ご意見を、当社の変革を加速させる強力な「後押し」であると真摯に捉え、それらに応えるべく、経営の重要テーマのひとつとして、主にデンキセグメントが保有する総額約1,300億円規模(取得額ベース)のノンコア事業資産を中心とした売却を進めて参ります。 今後、2年以内を目途に資産売却を進め、得られた資金は、店舗開発を中心とした成長投資、株主価値向上が見込まれるM&A投資、有利子負債の削減、機動的な株主還元等へ戦略的に再配分することで、総資産回転率の向上をはじめ、資産効率を改善し、改革を加速させるとともに、中期経営計画の着実な達成により、市場評価の獲得を同時に追求することで、前倒しでPBR1倍割れの状態を解消し、株主価値の最大化に邁進して参ります。 ①資産ポートフォリオの再編 資産の最適配分を推進するため、資産効率向上を加速させます。 ・ 売却規模 : 総額 約1,300億円規模(取得額ベース) ・ 売却対象 : 主にデンキセグメントにおけるノンコア事業資産、低効率な事業用資産、保有株式等 ・ 実行方針 : 聖域なき資産ポートフォリオ再編を段階的かつ迅速に実行 ②企業価値・株主価値向上に向けた戦略的投資 資産売却により創出した資金は、主に次の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)へ再配分し、企業価値及び株主価値向上に直結する施策へ戦略的に投入いたします。 (イ)LIFE SELECT店舗を中核とした店舗開発への成長投資 中期経営計画の達成の柱の一つであるLIFE SELECT店舗を中核とした店舗開発へ集中投下し、売上高の向上によるエリア内シェアの向上、グループ内サービスインフラの効率向上等につなげ、持続的な収益成長を実現して参ります。 (ロ)株主価値が見込まれる戦略的M&A投資 既存のコア事業と高い相乗効果を発揮し、早期の利益貢献が見込まれるM&Aに対し資金を配分いたします。これにより、コア事業の成長に依存しない非連続な収益基盤の拡大を実現し、ROEの向上、株主価値向上につなげて参ります。 (ハ)有利子負債の削減による財務体質の強化 昨今の金利上昇局面におけるリスク管理を徹底するため、売却資金を有利子負債の返済に充当いたします。これにより、支払利息の低減と金利変動リスクの抑制を図り、純利益水準の向上と強固な財務基盤を構築して参ります。 (ニ)機動的な株主還元 資本構成の最適化状況を勘案し、自己株式の取得や持続的な配当等、株主の皆様の期待に応える還元策を機動的に実行して参ります。 ③市場・投資家とのエンゲージメント強化 当社は、投資家の皆様との建設的な対話を「経営に対する新たな知見を得るための貴重な機会」と位置づけており、事業の進捗状況をはじめ、対話を通じて得た市場の視点を迅速に経営判断へ反映させる体制を強化して参ります。 ④今後の見通し 上記の売却予定資産については、多数の物件で構成され、現在、分類分け、精査を行っており、売却先候補との交渉等、現時点で、不確定な部分も多く、今後の取り組みの進捗や業績への影響については、必要に応じ開示して参ります。 当社は、市場の期待を力に変え、PBR1倍超の早期達成に向け、全社一丸となって変革を加速して参ります。
事業等のリスク18,000字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.店舗展開及び店舗開発について 発生可能性:低   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループは、現在、47都道府県全てに店舗を展開、さらに海外にも店舗を展開しており、「2026/3~2030/3 中期経営計画」のもと、「LIFE SELECT」を中核としたエリア店舗開発・改革を推進しております。国内においては、ナショナルチェーン展開による都市型、郊外型、小商圏型、地域密着型等の市場規模にあわせた店舗展開及び可能性のある地域への出店により店舗ネットワークの再構築とシェア向上を目指しております。立地条件の良い土地を適切な価格で確保するにあたり、他社と競争となる可能性があり、新規出店やスクラップ&ビルド、店舗改装、LIFE SELECT、LABI、テックランド、YAMADA web.com、アウトレット店を中心とした既存店の増築・増床や業態転換等に伴う設備費、人件費等の経費の増加が見込まれます。出店地域での既存各社との競争は厳しく、地域によっては家電小売店の店舗数・店舗面積ともに飽和状態となっており、新規店舗の出店が既存店舗の収益性に影響を及ぼす可能性があります。賃借料、差入保証金等の出店条件、競合状況、商圏人口、各種法律や規則等を総合的に勘案の上、慎重に決定しておりますが、物件の手当てが進まず、出店計画の変更、延期等が発生する可能性があります。また、店舗開発を行うにあたっては多額の資金が必要となりますが、金利上昇局面においては資金調達コストが上昇する可能性があります。以上のような要因により、効率的な店舗展開や店舗運営に支障をきたし、最終的に当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、出店計画において商圏人口や競合状況等を総合的に勘案し、取締役会や経営会議等で慎重に決定する体制を整備しております。「LIFE SELECT」を中核とした店舗開発では、スクラップ&ビルドや業態転換を機動的に組み合わせ、投資効率の最大化と市場変化への適応を図ります。また、退店時における人員の適正配置、在庫集約、リーシング・売却等の仕組みを最適化し、構造改革による店舗効率・生産性向上を推進しております。なお、金利上昇等の財務リスクに対しては、資金調達手段の多様化や資金効率の向上により、調達コストの抑制と財務健全性の維持を徹底して参ります。 2.競合について 発生可能性:高   発生する可能性のある時期:適宜発生   影響度:中 ■リスク 家電小売業界は、少子高齢化、人口減、ネット・デジタル社会の移行等、社会ニーズが刻々と変化する激しい競争環境にあり、大型家電量販店をはじめ、総合スーパーやホームセンター、ECプラットフォーマー、インテリア・家具・雑貨を取り扱う事業者、その他様々な通信販売等、家電をはじめとした当社グループ取り扱い商品を扱うあらゆる事業形態の企業が競合相手となります。加えて、国内家電販売市場は成熟化し、製品のコモディティ化が進む中で、従来型の価格競争のみによる収益確保は困難になりつつあります。当社グループは、当業界においては売上高でトップに位置していると認識しておりますが、価格競争、出店競争、顧客獲得競争、人材獲得競争等、様々な競争環境に直面しております。今後、新規参入企業の登場により競争が激化する可能性、あるいは、当社グループと競合関係にある企業間でのM&Aや提携により、店舗間競争、商品の仕入競争が激化する可能性も考えられます。もし当社グループがこのような状況変化にうまく対応することができなかった場合、または他社が当社グループより低価格での商品提供を開始し、対抗のため販売価格を引き下げる必要が生じた場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、国内家電小売市場におけるトップシェアのスケールメリットを活かした安定的な仕入体制を維持するとともに、単なる価格競争に依存しない差別化戦略を推進しております。具体的には、「LIFE SELECT」を中核とした「くらしまるごと」戦略により、家電に加え家具・インテリア・リフォーム・住宅まで含む幅広い商品・サービスをワンストップで提供し、競合他社並びにEC専業者では模倣困難なリアル店舗における体験型販売を強化しております。さらに、利益率の高いPB・SPA商品の拡充やリユース・アウトレット事業の展開により、製品のコモディティ化や消費者の節約志向に対応しております。また、全国のヤマダデンキ店舗(2026年3月末928店舗)を起点とした「リアル×ネット融合型」ECを推進するとともに、デジタル会員(2026年3月末3,125万人超)の顧客基盤を活用したトータルサービスの提供等により、顧客体験価値の最大化と競争優位性の確立を図っております。 3.M&Aや提携等に伴うリスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、事業強化を目的として、組織再編やM&A、提携、資産売却等を行う可能性があります。これらを実行するにあたっては、リスク軽減のために入念な調査・検討を行いますが、実施後において偶発債務の発生、想定したシナジー効果の未達、のれんの減損損失、取得事業の収益悪化等、予期せぬ問題が起こる可能性があります。また、当初想定していたほどの効果を得られない、投資金額を回収できない可能性も考えられます。資産売却についても、売却価額・売却時期が想定と乖離する可能性があります。場合によっては特別損失が生じることもあり、その結果、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、組織再編やM&A、提携、資産売却等の実行にあたって、事前にデュー・ディリジェンスを多角的に実施し、適正な価値評価に基づき、取締役会による慎重な審議のもとで意思決定を行う体制を整備しております。実行後は、取得した子会社等に対して当社グループの内部統制システム及びガバナンス体制を速やかに適用するとともに、統合プロセス(PMI)を計画的に推進してシナジー効果の早期実現に努めております。また、実行後においても投資回収状況やのれんの状況等を定期的にモニタリングし、業績悪化の兆候を早期に把握・対処することで、減損等の統合リスクの最小化を図っております。 4.規制等について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループは、他の小売企業と同様、「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(独占禁止法)に基づく「大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法」(大規模小売業告示)による規制、「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)、「中小受託取引適正化法」(取適法)、また、環境負荷軽減、循環型社会の構築をめざし、リサイクル及びリユース事業を行っており「特定家庭用機器再商品化法」(家電リサイクル法)等の法令の適用を受け、規制の対象となります。法令の制定や改正が行われた場合、または規制当局による法令解釈が厳しくなる場合には、当社グループが取り扱う製品やサービスに対する需要低下や事業コストの増加等が起こり、当社グループの業績や財政状態が影響を受ける可能性があります。店舗面積が1,000㎡を超える新規店舗の出店並びに既存店舗の増床等による変更について、大店立地法の規定に基づき、周辺地域の生活環境の保持等の観点から地方公共団体による出店の規制が行われます。当社グループが新規出店または増床を予定している店舗につきましては、大店立地法による規制を受けると認識しており、地域の生活環境を考慮する等、大店立地法を遵守いたします。大店立地法の審査の進捗状況によっては、新規店舗出店または既存店舗の増床計画の遅延等により、当社グループの出店政策に影響を及ぼす可能性があります。大規模小売業者と納入業者との取引は、大規模小売業告示による規制を受け、当社グループも大規模小売業者として同規制の対象となります。当社グループは、大規模小売業告示を遵守して参りますが、今後この規制が強化された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。住宅関連事業については、建設業法、建築基準法、建築物省エネ法、宅地建物取引業法、保険事業については保険業法、その他の関係法令の法的規制を受けております。さらに当社グループは、家電販売を中心に「くらしまるごと」提案の拡充を図っており、各種サービス、事業を行うにあたり監督官庁からの許認可の取得等、必要な手続きについて適法かつ適正に処理を行い、現時点において重大な問題は発生しておりません。しかし、将来、何らかの理由により各許認可の取消しまたは更新が認められなかった場合、さらなるサービスの拡充や新たな事業開始に伴う許認可が下りないまたは取得の遅れ等が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、法令改正の動向を継続的にモニタリングし、法務部門及び関係事業部門が連携して社内体制の整備、規程改定、従業員研修等を実施することで、適切な対応を徹底しております。 5.経済動向について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループの売上は、大半を国内市場に依存しており、国内消費動向が当社グループの業績に影響を及ぼします。物価上昇の継続、実質賃金や雇用情勢の動向、税率や為替の変動等の経済的要因の変化は、売上原価及び事業費の増加等を招くと同時に、消費者の購買行動及び当社グループが取り扱う商品の需要を変化させる可能性があります。加えて、国内金利の上昇局面においては、当社グループの資金調達コストが増加する可能性があります。また、日本における将来的な課題として、少子高齢化、人口減、デジタル・ネット社会への移行等、めまぐるしく変化する流通市場環境に対応していくことが求められます。海外経済については、地政学リスク等を背景に世界経済の不確実性が高まっており、原材料・部材コスト、エネルギーコスト、為替レートの変動を通じて当社グループの仕入価格・販売価格・収益性に影響を及ぼす可能性があります。また、インテリア・家具・雑貨等の大半は、アジア各国から輸入しているため、アジア各国の政治・経済等の影響を受ける可能性があります。さらに、当社グループの住宅事業は、雇用状況、地価・金利の動向、住宅関連政策・住宅税制等に起因する個人の消費動向の影響を強く受ける事業であります。このような市場環境が予期せず悪化し、住宅受注が大幅に減少した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、国内外の経済動向、金融・通商政策の変動を継続的にモニタリングし、経営環境の変化に迅速に対応できる体制を構築しております。海外調達における為替変動やコスト高に対しては、為替予約の活用や輸入為替レートの平準化、サプライチェーンの最適化を進めております。また、金利上昇リスクへの対応としては、資産売却等による機動的なキャッシュ創出と、それを用いた有利子負債の返済・削減を計画的に進め、財務体質の強化を図っております。国内の消費動向や流通環境、少子高齢化への対応としては、「LIFE SELECT」を中核とした「くらしまるごと」戦略のもと、家電・家具・リフォーム・住宅まで含む幅広い商品・サービスをワンストップで提供する体験型店舗の展開を推進することで、世代を超えた顧客基盤の獲得を図ります。さらに、環境変化の大きい住宅事業においては、省エネ性能の高い高付加価値住宅の拡販や、リフォーム等のストック型ビジネスの強化、グループ金融機能との連携により、市場環境の悪化に伴う受注減少リスクの低減に努めております。 6.季節的要因及び気候的要因、イベント等に伴う需要について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループの売上や収益は、他の小売業と同様に月により変動します。一般的に、ボーナスシーズンや年度末、休日の多い月は増加する傾向にあります。また、季節先取り商品の販売が好調な場合も増加します。一方、エアコン・暖房機器・冷蔵庫・扇風機・乾燥機等の季節関連商品の売上は天候に大きく左右され、冷夏や暖冬、空梅雨や長梅雨となった場合には売上が減少することが考えられます。近年、気候変動による猛暑・暖冬・極端気象(豪雨、豪雪、台風の大型化等)の頻発化が顕著となり、季節商品の需要予測の難易度は一層高まっております。季節的な変動や気候条件、イベント等に伴う不定期な需要、その他商品全般の需要について正確に予測することは困難であり、これらの予測が大きく外れた場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、気象庁の中長期予報、取引先からの市場情報、自社POSデータ分析等を統合的に活用し、商品担当取締役及び各カテゴリーの仕入責任者全員による仕入・在庫の確認会議を毎週開催することで、需要動向の把握と仕入・在庫の最適化に努めております。想定外の気象により季節商品の在庫消化に支障が生じた場合には、全国の店舗網を活かした地域間での迅速な在庫融通や、アウトレット店舗及びECサイト等の多様な販売チャネルを活用した早期の在庫消化に取り組みます。 7.消費者の要望及び嗜好の変化について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループが売上高及び利益を維持・増加させるためには、消費者の要望や嗜好に即した商品を予測し、それらを十分な数量だけ確保し、提供することが必要です。また、定期的に新製品や新技術を消費者に紹介することによって、需要を喚起することも重要であると考えております。これら消費者ニーズの変化に十分対応できなかった場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。例えば、他社との競合により商品が不足した場合、メーカーとの関係が変化した場合、メーカーが焦点を置いている新製品や新技術が消費者の求めているものと異なっていた場合等が考えられます。あるいは、新製品の投入により既存同等商品の売上が減少する可能性があります。 ■対応 当社グループは、3,125万人を超えるヤマダデジタル会員(2026年3月末時点)等の顧客基盤から得られる販売データ・顧客動向データの分析を通じて、消費者の要望・嗜好の変化を継続的に把握しております。業界トップの売上規模を背景とした主要メーカーとの強固なリレーションシップのもと、新製品や需要の高い商品の安定的な確保・調達に努めるとともに、PB・SPA商品の積極的開発により、消費者ニーズに即応した独自商品の提供体制を強化しております。さらに、新製品の投入に伴う既存商品の需要変動に対しては、機動的なプロモーションや適切な在庫コントロールを行うことで、販売機会損失及び在庫滞留リスクの低減に努めます。 8.商品の仕入及び在庫について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、必要な商品を必要な数量で適正な価格にて仕入れることができる体制を整備することを重要な要素と位置付けております。しかしながら、取引先との関係が変化したり、地政学リスクの高まり、原油価格高騰、為替変動、世界的な資源不足や部材不足、サプライチェーン崩壊等により商品の供給が不安定になった場合や、自然災害、交通事故による物流網の寸断等によって通常の商品供給が困難となった場合には、計画通りの商品仕入が不可能となり、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、各商品カテゴリーの仕入を常に複数の取引先から行っております。随時取り扱い商品の選定を行い、時宜に応じて最適な商品を、特定の取引先に依存することなく仕入を行う体制を整えることで、商品仕入に関するリスクの分散を図っております。 また、商品カテゴリー別の仕入担当者及び責任者を配置することで、各取引先と商品受注の情報交換を密に行い、不測の事態に備えております。これにより商品供給に問題が生じる可能性を常に把握・検討し、不測の事態が発生した場合に速やかに必要な対応(原因の把握、対処方法、代替商品の提案、復旧状況の確認等)を行い、当社グループに及ぼす影響を最小限にとどめる仕組みを構築しております。 加えて、商品担当取締役及び各商品カテゴリーの仕入責任者全員による仕入・在庫の確認会議を毎週実施し、逐次変化する市場の状況の把握・共有を図り、計画に対する進捗管理を行うことで事業計画に対する乖離が生じないよう努めております。地政学リスクへの対応としては、輸入商品の調達国・調達先の分散化、海上保険の付保、為替予約による仕入コストの安定化等を実施しております。 9.住宅の品質保証リスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループでは、住宅の品質について、住宅メーカーとして徹底した管理を行っておりますが、予期せぬ事情により、品質に関する重大な問題が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループの株式会社ヤマダホームズは、法規制に適合する部材の使用、適切な施工体制整備を図るための専門部署を設置しており、不測の事態が生じた場合には、速やかに上記専門部署が関係部署に対応を指示し、当社グループに及ぼす影響を最小限にとどめる仕組みを構築しております。また、CS推進担当部を設置し、お客様アンケート等により、施工品質や顧客対応品質についてのお客様の評価や要望などを分析し、各拠点を評価するとともに、それを周知し、品質保証意識向上の啓蒙を行うこと、加えて、定期点検等のアフターサービスを実施することで、当該リスクが発生しないように努めております。 当社グループの株式会社ヒノキヤグループは、住宅の品質管理について、工事・検査部門で施工マニュアル等に基づき、工事の各工程において工事管理及び検査するとともに、第三者検査機関による品質検査を実施しております。また、業績等に影響を及ぼす重大な問題等については、総務部等で情報を収集し、報告する体制を整えており、必要に応じて取締役会で対策を協議し、決定しております。建材・住宅設備等に関する事項は、必要に応じて、仕入先と協議の上、関連部門と、毎月開催される事業戦略委員会で対策を決定しております。決定事項等については経営執行委員会等で各住宅事業責任者等へ情報を共有しております。これらの課題については、期限を設定して対策及び再発防止策を実行し、改善状況についてモニタリングする等の対応を行っております。 10.固定資産の減損 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:適宜発生   影響度:中 ■リスク 当社グループは、有形固定資産やのれん等多くの固定資産を保有しております。減損会計を適用しておりますが、店舗等の収益性悪化、不採算店舗の閉鎖、保有資産の市場価格の著しい下落等により、減損処理が必要となる可能性があります。 ■対応 当社グループは、店舗等の収益性を継続的にモニタリングする体制を整備し、収益性が低下した店舗等については、店舗改装等の収益改善施策の早期実行で、減損リスクの回避・低減に努めております。減損の兆候が認められる場合には会計基準に従って適切に減損損失の計上を行っております。 11.フランチャイズ経営について 発生可能性:高   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:小 ■リスク 当社グループは、小規模な地域密着型店舗として運営するフランチャイズ店舗を増やしております。しかしながら、今後も継続的に、立地の良いフランチャイズ店舗を獲得できない可能性があり、また、既存のフランチャイズ企業が契約を更新しない可能性もあります。仮にフランチャイズ店舗数が計画通り増加しない、あるいは減少した場合には、ロイヤリティ収入が減少し、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、フランチャイズ店舗に関しては、当社グループの直接的な管理下にないため、当社グループ基準にそぐわない店舗運営が行われる可能性があります。その他、フランチャイズ債権については、契約先毎に債権保全契約締結と月次債権管理を実施しておりますが、フランチャイズ企業の業績悪化による経営破綻等の場合、商品代金を含む債権の回収不能が生じる可能性があります。このような場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループのヤマダデンキフランチャイズ店舗の運営状況については、FC事業部による新規開拓やフランチャイズ企業に対する店舗指導と債権限度額及び経営状況を毎月確認し、リスクマネジメントに努めております。 12.情報セキュリティについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループは、ポイントカード発行やヤマダデジタル会員(2026年3月末3,125万人超)、YAMADA plus プレミアムの募集、クレジットカード募集、家電総合保証サービスやヤマダあんしん保証、ヤマダテクニカルサポート、ヤマダファミリーサポート等の有料サービスの募集、各種サポートサービスに係るお客様情報、配送・工事・修理に係るお客様情報、インターネット通販に関連するお客様情報等、多くの顧客の個人情報を取り扱っております。また、本社においては経営に係るさまざまな機密情報を取り扱っているほか、基幹システム、店舗POSシステム、物流システム、ECサイト、住宅事業の工事管理システム等、多数の業務システムを運用しております。近年、国内小売業・流通業を含む幅広い業種においてランサムウェア攻撃の事例が顕著に増加しており、情報セキュリティを取り巻く脅威環境はかつてないほどに厳しさを増しております。これらの情報につきましては、情報漏洩等には十分留意した対策及び体制を取っておりますが、サイバー攻撃、ウイルス感染、不正アクセス、内部不正、業務委託先・取引先経由のインシデント、自然災害等によるシステム障害等が発生した場合、個人情報・機密情報の漏洩、データ改ざん、店舗営業の停止、サプライチェーン全体への波及等が生じ、結果として当社グループに対する社会的信用の低下や損害賠償請求、ひいては当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。加えて、生成AI技術の急速な普及に伴い、生成AIを用いた高度な攻撃手法や、機密情報の意図せざる外部流出等のリスクも顕在化しております。 ■対応 当社グループは、①情報セキュリティポリシー(情報セキュリティ基本方針・情報セキュリティ及びIT全般統制対策基準)にて情報セキュリティに係るルールを詳細に規定し、遵守及び発生した場合のリスク対策・対応を実施しております。②プライバシーポリシー(個人情報保護方針・個人情報保護基本規程)やGDPR個人情報保護方針にて個人情報に係るルールを詳細に規定し、遵守及び発生した場合のリスク対策・対応を実施しております。この①②については、常にイントラネットでの閲覧が可能な状態であり、不定期に全従業員に対する勉強会を実施しております。③当社は情報セキュリティ(個人情報関連を含む)に係る「ISO27001(ISMS)」を取得し、当社の活動を国際認定機関の審査を毎年受け、認証を継続しております。 加えて、近年の脅威環境の高度化を踏まえ、ディープラーニングによる高度なエンドポイント脅威検知・防御体制、基幹システム・重要データのオフラインバックアップ、ネットワーク分離、業務委託先に対するセキュリティ要件確認等のサプライチェーンセキュリティ強化、インシデント発生時の対応体制(CSIRT)の整備、従業員向けの継続的なセキュリティ教育・標的型攻撃メール訓練等を推進しております。生成AIの活用に関しては、社内利用ガイドラインを整備し、機密情報・個人情報の取り扱いに関する制限・利用範囲のルール化を進めております。 13.大地震・自然災害等について 発生可能性:高   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク 当社グループは現在、家電事業で47都道府県全てに店舗展開及び住建事業で全国各地に展示場を展開しているため、日本国内で発生する地震、台風、集中豪雨、洪水、降雪等の自然災害の影響を直接的に受けるリスクがあります。特に、近年発生確率が高まっている南海トラフ巨大地震、首都直下地震、気候変動の進行に伴う大規模豪雨、線状降水帯による広域水害等が発生した場合、店舗施設・物流施設・本社機能・基幹システムの損壊や停電、商品流通網の寸断、避難勧告による休業、従業員の出勤困難等の広域かつ複合的な事業中断が生じる可能性があります。これらの広範なインフラの被災及びその後の復旧・回復の遅延が生じた場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、災害や感染症の発生または紛争等があった場合、各管理責任者(※)が適宜情報収集して、災害対策本部が集中管理し、顧客及び従業員の安全を最優先として適切な対応をとる体制を構築しております。中でも、豪雨や洪水、巨大地震等の災害に対しては災害対策マニュアルに基づき、未発生期・初動期・復旧期・事後処理期の観点で対応実践力の向上を図っております。 具体的には、①顧客の安全確保 ②従業員の安全確保 ③営業の継続 ④資産の保全に対して、事業拠点で従業員が自律的行動をとれるよう、災害対策マニュアルの定期的な検証による有効性の確保のための見直し・改廃を行っております。災害対策マニュアルは、常に最新版をイントラネットにて入手可能とし、マニュアルが適用される従業員への周知・教育を図るとともに、個人対応型でなく組織対応型の体制を構築しております。 なお、大規模地震等の災害発生に備えて、ヤマダホールディングス及びヤマダデンキ全店、全事業所に災害備蓄品を設置しており、さらには全グループ会社を含めた安否確認システムを導入しております。 また、震度5を超える地震を想定し、商品の転倒や落下被害を最小限に止めるため、液晶テレビのワイヤー固定の強度を高めることや、陳列棚板のビス固定等の対策を講じております。 加えて、基幹システムの広域分散・バックアップ運用、物流網のレジリエンス強化、主要取引先・サプライヤーとの災害時連携体制、自治体との防災協定の締結、定期的な災害対応訓練の実施等を進めております。 ※ 営業拠点:支社長・店長(実行責任者) グループ各社:社長及び管理責任者 14.住宅設備機器事業のリスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、住宅設備機器の品質について、品質管理状況の確認及び品質の維持に努めておりますが、万一製品の品質について何らかの問題の発生や、生産設備における機器の故障の発生、地政学リスクに起因するサプライチェーンの混乱、仕入原材料価格の急騰が発生した場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループの株式会社ハウステックは、「消費者重視」「製品安全の確保」を経営の基本方針に掲げております。具体的には、「製品安全自主行動計画」や「品質保証規則」を定めるほか、原材料や部材の調達先の把握、調達先との情報共有体制、事故報告や苦情対応マニュアル等の規程類を整備し、製造・施工・サービスの各部門において品質管理に取り組んでおります。品質に関わる総責任部門を設置し、①全社品質保証会議(四半期)、②品質保証監査(年次)、③施工品質会議(週次)を通じて品質管理・向上に関する評価と改善指導を実施するとともに、すべての製品に「製造物責任保険」を付保し万一の事態に備えております。 また、近年の地政学リスクに伴う原材料価格の急騰や部品の供給遅延に対しては、調達から収益管理までを一元的に監視・対応する社内体制を強化しております。外部環境の急激な変動をタイムリーに把握し、調達先の多様化や特定地域への依存度を低減するサプライチェーンの再構築、代替部材の機動的な確保を進めております。さらに、自社工場における生産工程の効率化や、厳格な原価コントロールによる徹底したコスト削減施策、適切な価格対応を並行して推進することでサプライチェーンの停滞リスクを回避し、収益への影響を最小限に抑えつつ、製品の安定供給維持に努めております。今後もいかなる環境変化の下においても、お客様に安全な製品を安定的にお届けできる体制の維持・強化に努めて参ります。 15.海外展開について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、シンガポール、マレーシア、インドネシアをはじめとして、東南アジアを中心に店舗展開を行っております。海外事業の開始にあたっては、事前調査を慎重に行っておりますが、事業開始後に各国における商習慣の相違、法律の改正、環境規制・人権規制・労働規制の強化、著しい経済動向の変化、想定外の為替変動、地政学リスクの高まりが認められる場合、現地での人材の確保が困難となる場合、当初見込んだ通りの事業展開、事業収益が得られない可能性があります。その他、各国の内政事情の変化、国家紛争の発生、日本と各国間の政治的・経済的な問題に端を発する店舗周辺地域でのテロやデモの発生により、治安の悪化や店舗施設の破壊行為による被害があった場合、その状況に応じて店舗の休業や当該地域での営業継続が困難となることも考えられます。これらの要因により当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループの海外展開の開始にあたっては、法務・会計税務・労務その他法律の専門家によるアドバイスと支援を受けて、現地の経済・環境・習慣等に精通したパートナーの協力を検討し、特に見込まれる取引先とのコミュニケーションを行い、綿密な事業計画策定の上で、実行可能性を判断します。 各国のリスクに対しては、現地のパートナーや取引先とより緊密なコミュニケーションをとることにより、可能な限り早期の情報収集を行い、適時適切な経営判断を行える体制の整備に努めております。また、サプライチェーンにおける人権尊重・環境配慮への要請を踏まえ、グループ人権方針に基づくサプライヤー行動規範の策定、サプライチェーン上の人権・環境リスクの定期的なモニタリング等の取り組みを進めております。 16.当社オリジナルブランド商品の供給について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループはSPA戦略の強化施策のもと、オリジナル商品の企画、製造委託、販売を拡大しております。SPA戦略の重要性が増すなかで、災害もしくは他の事由によって事業継続が困難となり、商品の供給不足や停止に至った場合やSPA商品の品質問題・製造物責任に関わる事故が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社オリジナルブランド商品の供給に関するリスクに対応するため、①製造委託先に対して、災害等発生時のリスク低減に向けた体制構築の要請と適宜アンケートによる現状認識、生産工場等の複数拠点化及び複数の部品供給体制構築の要請を行っております。②製造委託先を一社に頼ることなく、新規委託先の開拓を進めております。③海上輸送の際の災害リスクを軽減するため、海上保険へ加入しております。 加えて、為替予約による為替レートの平準化を進めております。商品の品質保証については、品質管理基準の整備・遵守、製造物責任保険の付保等により、万一の事故発生時の損害賠償責任に備えております。 17.差入保証金について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:小 ■リスク 当社グループの直営店出店時の土地及び建物等の賃貸借契約に係る差入保証金は、担保設定等により保全はしておりますが、賃貸人の経営破綻または中途解約等によって、差入保証金等の全部または一部が回収できなくなる可能性があり、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、新規出店時及び既存契約の更新時において、賃貸人の信用状況の確認、契約条件(保全措置、解約条項等)の十分な精査を行うとともに、既存契約の賃貸人の経営状況についても定期的にモニタリングする体制を整備しております。 18.貸金業法に係わるリスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:小 ■リスク 当社グループのクレジット事業に関して、2007年度施行の貸金業法の影響により、過払い利息返金等の損失が見込まれるため、将来発生が予想される損失を見積もり計上しております。同法に基づく過払い金返還請求権は時効の進行により当該リスクは縮小傾向にありますが、金融不安や雇用情勢を背景とした経済環境の悪化により想定を上回る請求が発生する可能性があり、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。加えて、銀行法、貸金業法、割賦販売法、消費者契約法、その他金融関連諸法令の改正・解釈変更により、当社グループのクレジット事業の運営に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、過払い金返還請求等に対応するため、過去の請求実績及び今後の請求動向を継続的にモニタリングし、関連する引当金を会計基準に従って計上しております。クレジット事業の運営に関しては、関連法令等を遵守するための社内規程整備、従業員研修、内部監査による継続的なモニタリングを実施しております。 19.為替変動について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、当社オリジナルブランド商品(SPA商品)を開発輸入しているほか、インテリア・家具・雑貨等を輸入しているため、外貨建取引の為替変動の影響を受けます。近年、関係各国の金融政策、地政学リスクの高まり等を背景として、為替レートの変動性が高まっており、従来想定し得ない水準・スピードでの為替変動が発生する可能性があります。決済通貨の急激な為替変動が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、「デリバティブ管理規程」に基づき、機動的な為替ヘッジを実施しております。為替予約や輸入為替レートの平準化により仕入コストの安定化を図るとともに、当社取締役会等で定期的に為替決済状況の共有化やヘッジ方針の確認を行っております。 20.訴訟について 発生可能性:低   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:小 ■リスク 当社グループは、現時点において、将来の業績に重大な影響を及ぼすと思われるような損害賠償の請求や訴訟の提起を受けている事実はありません。しかし、当社グループは、家電販売事業・住宅事業・金融事業・環境事業など多岐にわたる事業を展開しており、訴訟や紛争等の対象となる可能性があります。対象となった場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、法務部門による法令遵守体制の整備・強化、取引先・顧客との適正な契約締結、外部の弁護士事務所との顧問契約に基づくアドバイスの取得、重大な紛争発生時の迅速な対応体制の整備等を実施しております。加えて、コンプライアンス委員会・リスク管理委員会において、訴訟リスクを含む潜在的リスクを定期的に把握・対応する体制を整備しております。 21.大規模な感染症の流行について 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは現在、家電事業で47都道府県全てに店舗展開及び住建事業で全国各地に展示場を展開しております。各地域または全国で大規模な感染症が流行し、店舗及び展示場の休業や時短営業等、営業活動に制約が生じた場合は、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また店舗や事業所等において感染症の流行が発生し、店舗等の営業に支障をきたした場合やお取引先において経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)に影響が生じ、安定的な商品供給や仕入価格への影響、新商品発売の延期等が発生した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、新型コロナウイルス感染症対応の経験を踏まえ、災害対策本部を中核とする組織的危機管理体制を整備しております。感染症流行時の具体的対応として、①店舗における感染防止策(換気、消毒、ソーシャル・ディスタンス確保等)の徹底、②従業員のテレワーク・時差出勤等の柔軟な勤務体制の運用、③Eコマース・デジタル販促の活用による顧客接点の確保、④取引先との情報共有強化・代替仕入先の確保、⑤事業所間のサプライチェーン分散による営業継続体制の整備、⑥感染時の報告方法と感染から復帰までの標準化等を実施し、事業継続への影響低減に努めております。 22.人的資本に関するリスクについて 発生可能性:高   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、「くらしまるごと」戦略のもと、各事業セグメントにおいて求められる人材像を明確化し、採用・育成・配置・評価を連動させた人材戦略を推進しております。特に、顧客の多様なニーズに対応できる提案力や、部門・事業を横断して課題解決に取り組む専門性・実行力を備えた人材の確保・育成を重要な経営課題と位置付けております。しかしながら、人口減少や労働市場環境の変化等により、必要な人材の確保や定着が計画どおり進まない場合、顧客接点の維持や提案力の確保が困難となり、顧客満足度の低下につながる可能性があります。また、組織横断的な人材配置やキャリア形成の仕組みが十分に機能しない場合、事業拡大に対応した人材の育成・配置が進まず、当社グループの成長や価値創造に影響を及ぼす可能性があります。これらの人的資本に関するリスクが顕在化した場合、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、人事制度の刷新や組織横断のキャリア形成の明確化、人材育成の強化、エンゲージメントサーベイを通じた組織課題の把握及び改善施策の実施等により、人材の確保・定着及び能力発揮の最大化に取り組んでおります。 23.人権に関するリスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:中 ■リスク 当社グループは、事業活動において人権を尊重することを重要な責務と認識し、人権方針を定めるとともに、取引先を含むサプライチェーン全体において人権尊重の取組を推進しております。家電・家具等の小売事業、住建関連事業、家電リユース・リサイクル及び資源循環事業においては、取引先との連携を通じた適切な労働環境の確保や持続可能な調達の推進、並びに事業所における安全衛生の確保に努めております。しかしながら、グループ内またはサプライチェーンにおいて労働環境、各種ハラスメント(パワーハラスメントやカスタマーハラスメント等)、その他の人権に関する問題が発生した場合には、従業員の心身の健康悪化や人材流出を招くほか、当社グループの社会的信用及びブランド価値の低下、取引関係の見直し等に繋がり、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、「人権方針」に基づく「人権推進ロードマップ」を策定し、人権尊重に関する取組を推進しております。グループ内においては、人権方針の周知や定期的な人権研修・ハラスメント防止教育の実施に加え、人権リスクアンケートを通じたリスクの把握及び重要リスクに対するKPI管理を行っております。また、カスタマーハラスメントへの対応として、対応マニュアルの整備や相談窓口の拡充を進め、従業員が安全かつ安心して働ける職場環境の維持・向上に努めております。さらに、サプライチェーン全体に対しては、取引先を対象としたアンケートやフォローアップを通じて、人権尊重及び適切な労働環境の確保に取り組んでおります。 24.気候変動に関するリスクについて 発生可能性:中   発生する可能性のある時期:特定時期無   影響度:大 ■リスク (物理リスク) 気候変動の進行に伴い、台風・豪雨等の自然災害の激甚化や頻発化が進んだ場合、当社グループの店舗、物流拠点、住建関連施設等の事業拠点に被害が生じる可能性があります。また、物流網の寸断やサプライチェーンの停滞により商品の供給に支障が生じた場合には、店舗運営や販売活動に影響を及ぼす可能性があります。さらに、猛暑等の気候変動に伴う環境変化により、顧客の購買行動や需要構造が変化する可能性があります。これらの事象が発生した場合、店舗営業の停止、復旧費用の発生及び売上機会の損失等により、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (移行リスク) 脱炭素社会への移行に伴い、温室効果ガス排出量削減に関する規制の強化、炭素価格制度の導入・拡大、エネルギー価格の上昇等により、店舗運営や物流等に係るエネルギーコストが増加する可能性があります。また、環境配慮型商品への需要の高まりや環境規制の強化等により、商品調達や事業運営の見直しが必要となる可能性があります。さらに、サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量の管理や削減への対応が十分でない場合、取引関係や企業評価に影響を及ぼす可能性があります。これらの移行リスクが顕在化した場合、事業運営コストの増加や収益構造の変化を通じて、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ■対応 当社グループは、全国各店舗のハザードマップの統一管理(ヤマダデンキ)、BCPの強化及び安否確認システムの導入等を通じて、気候変動に伴う物理リスクへの対応を進めております。また、高効率空調設備やLED照明への切替、自社店舗屋上への自家消費型太陽光パネルの設置等を推進し、2031年3月期におけるスコープ1・2のCO2排出量を、2021年3月期比で42%削減する目標の達成に向けて取り組んでおります。さらに、サプライチェーン全体においても、温室効果ガス排出量の把握・削減を推進しております。一方、機会の面では、環境配慮型家電や住宅の販売拡大に加え、リユース工場における生産能力の向上やリサイクル精度の向上に取り組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)8,376字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 [国内外経済等の背景について] 当連結会計年度における我が国の経済は、賃金上昇の動きや各種経済政策の効果もあって、概ね緩やかな回復基調となりました。一方で、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰をはじめとする、地政学リスクの高まりや世界情勢・経済の不確実性等により、先行き不透明な状況が継続しております。個人消費については、物価上昇が継続する中での消費者の節約志向が残る一方、雇用情勢・所得環境の改善等から持ち直しの動きが見られます。 家電小売業界では、物価上昇を背景とした節約志向が継続する中、冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の一部が低調に推移しました。一方で、パソコンや携帯電話が年度を通じて大きく伸長したほか、エアコンが省エネ需要の高まりに加えて「2027年問題」に伴う早期買い替え需要の顕在化等によって好調に推移しました。 [当社の取り組みについて] このような市況を背景に、当社は「くらしまるごと」戦略のもと、「LIFE SELECT」と「住」を起点としたグループシナジーの最大化及び企業の持続的成長体制の構築に取り組んで参りました。「たのしい。くらしをシアワセにする、ぜんぶ。」をストアコンセプトとした、くらし体験・体感・完結型店舗「LIFE SELECT(日本最大級の品揃え・価格・サービスのお店)」を中核とした成長戦略を推進することで、企業価値の最大化を図っております。 また、当社グループは2024年11月8日に公表した、2026年3月期から2030年3月期までの5年間を計画期間とする「2026/3~2030/3 中期経営計画」のもと、当社の企業価値の最大化に向けて中計に掲げるLIFE SELECTを中核とした全社戦略・改革を実行し、2030年3月期の数値目標として売上高2.2兆円、経常利益1,000億円、ROE8.5%の達成を図って参ります。 まず、「LIFE SELECTを中核としたエリア店舗開発・改革」として、当期は2025年5月にオープンした「Tecc LIFE SELECT 茨木目垣店」をはじめとして、5店舗のLIFE SELECTを新店オープンしました。こうしたLIFE SELECTを中核とした店舗開発・成長戦略の実行体制は一層の強化が進み、年間10店舗出店の体制が整って参りました(2026年3月末現在 全国41店舗)。なお、LIFE SELECTを中核としたエリア内店舗開発の改革推進により店舗数は減少しておりますが、直営店の売場面積は対前年同期比で101.7%、2,922,990㎡と増加しており、加えて、店舗の統廃合の推進により、店舗の効率性・収益性も着実に向上しております。また、「PB+SPA ヤマダオリジナル商品の積極的開発」につきましても、開発スピードをさらに加速させております。 これらの取り組みのもと、当連結会計年度につきましては、デンキセグメントが下期で売上高を大きく伸長させたほか、住建セグメントにおいて生じていた、2025年4月の改正建築基準法及び建築物省エネ法の施行に起因する住宅の着工・完工遅れの影響を年度末にかけて着実に挽回して売上を伸ばしました。利益面については、資産売却等に伴う特別利益の計上があった一方、中計目標達成に向けた戦略的な在庫処分を第4四半期において実施したほか、下記デンキセグメントの業績状況にて記載している事項等の影響により、低調な推移となりました。以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高1兆6,918億8百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益161億66百万円(前年同期比62.2%減)、経常利益200億2百万円(前年同期比58.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益147億78百万円(前年同期比45.1%減)となりました。 [セグメント別の業績状況] (ⅰ)デンキセグメント デンキセグメントの売上高は1兆3,294億26百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益は24億92百万円(前年同期比91.7%減)となりました。 売上高については、上期までは、都市再開発計画及び賃貸契約の満期終了により撤退することとなったLABI津田沼・LABI仙台・LABI名古屋等の大型店舗を含む退店が発生したことによる売上高の減少などもあり前年同期比98.1%と低調に推移したものの、下期以降は、パソコンやエアコン需要の高まりのほか、中計で掲げた「くらしまるごと」戦略の改革の成果により成長分野での取り組みを推進すること等によって前年同期比104.6%と大きく売上が伸長しました。利益面では、先述の戦略的在庫処分のほか、ポイント施策の強化に伴う先行的利益負担の影響が残ったほか、LABI店舗など大型店舗を含む退店での減収に伴う売上総利益の減少影響等により減益となりましたが、在庫処分影響を除いた場合の収益性については下期にかけて着実に向上しております。また、新事業年度以降は、ポイント施策が一巡しその影響が完全に解消されることに加えて、当期末に戦略的な在庫処分を実施したことによって高粗利なPB・SPAオリジナル商品の売場展開がさらに加速されることにより、中期経営計画に掲げる当社の売上伸長に伴う利益創出の体制がより着実に進展するものと見込んでおります。 (ⅱ)住建セグメント 住建セグメントにおける売上高は3,338億66百万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は102億54百万円(前年同期比9.4%増)の増収・増益となりました。 住建セグメントの会社別実績(連結・内部取引相殺前)については、以下のとおりです。 ①住建ホールディングスグループは売上高938億82百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益5億89百万円(前年同期比12.7%増)となり、分譲住宅事業が大きく売上を伸ばし、増収・増益となりました。また、ヤマダデンキ店舗への「住まいの相談カウンター・ヤマダ不動産」の展開強化や積極的な広告投資等の推進により、集客力は着実に高まっており、注文住宅の受注高は通期累計前年比113.8%と大きく伸長しており、次年度以降の完工に向けた受注は十分に積み上がっております。 ②ヒノキヤグループは売上高1,772億86百万円(前年同期比22.4%増)、営業利益81億61百万円(前年同期比11.4%増)となり、2025年4月の改正建築基準法及び建築物省エネ法の施行に伴う注文住宅の引き渡し遅延の影響は残ったものの、エリート・ワン等商品単価アップ及び戸建て賃貸部門の売り上げ上昇が寄与して販管費等の増加分もカバーし、増収・増益となりました。また、省エネ基準義務化を追い風に、断熱材事業も好調に推移し二桁伸長しております。なお当期より、ヒノキヤグループは決算期を12月から3月に変更しております。 ③ハウステックは売上高648億円(前年同期比2.3%増)、営業利益28億97百万円(前年同期比7.7%増)となり、システムバス・システムキッチン等が好調に推移したほか、徹底的な売価・経費コントロール等の取り組みにより、増収・増益となりました。 (ⅲ)金融セグメント 金融セグメントにおける売上高は47億10百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は12億58百万円(前年同期比3.7%減)となりました。リフォーム事業と連携したローン実績が堅調に推移したほか、「ヤマダのくらしまるごと保険」等の少額短期保険の取扱高が着実に伸長しましたが、市場金利上昇の影響による変動金利商品の調達コストアップで増収・減益となりました。 (ⅳ)環境セグメント 環境セグメントにおける売上高は428億35百万円(前年同期比18.6%増)、営業利益は18億71百万円(前年同期比14.5%増)となり、リユース家電及びPCの生産体制が強化されたことにより売上高が着実に伸長し、増収・増益となりました。なお、再製品化した商品は全国のヤマダデンキ350店舗以上で展開しており、当社グループ完結型の資源循環システム構築へ向けた取り組みは着実に推移しております。 (ⅴ)その他セグメント その他セグメントにおける売上高は101億18百万円(前年同期比11.7%減)、営業利益は1億77百万円(前年同期比8.7%増)となり、コスモス・ベリーズにおける利益重視のビジネスモデルへの転換により、減収・増益となりました。 [店舗数について] 当連結会計年度末の店舗数(海外含む)は、50万エリア内店舗開発戦略で、20店舗の新規出店及び小型店を含む41店舗の退店により、直営店舗数957店舗(ヤマダデンキ直営928店舗、その他連結子会社29店舗)となり、FCを含むグループ店舗数総計は8,774店舗となっております。現在、LIFE SELECTを中核としたエリア店舗開発の改革推進により店舗数は減少しておりますが、直営店の売場面積は対前年同期比で101.7%、2,922,990㎡と着実に増加しております。 [業績のまとめ] 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高1兆6,918億8百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益161億66百万円(前年同期比62.2%減)、経常利益200億2百万円(前年同期比58.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益147億78百万円(前年同期比45.1%減)となりました。 [財政状態] 当連結会計年度末の総資産額は、前連結会計年度末に比べ210億75百万円減少(前期比1.6%減)して1兆3,039億5百万円となりました。主な要因は、商品及び製品と現金及び預金の減少によるものであります。 負債は、183億58百万円減少(前期比2.7%減)して6,613億46百万円となりました。主な要因は、長期借入金の減少によるものであります。 純資産は、27億16百万円減少(前期比0.4%減)して6,425億58百万円となりました。主な要因は、自己株式の取得によるものであります。この結果、自己資本比率は48.6%(前期比0.5ポイント増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ302億60百万円減少して372億93百万円(前期比44.8%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローは以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、497億91百万円の収入(前年同期は515億66百万円の収入)となりました。 これは主に、売上債権が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、328億66百万円の支出(前年同期は351億43百万円の支出)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、482億11百万円の支出(前年同期は40億60百万円の支出)となりました。 これは主に、長期借入金の返済及び自己株式の取得による支出によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   51.6   47.6   47.8   48.1   48.6 時価ベースの自己資本比率(%)   25.0   25.4   23.6   22.5   26.7 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   11.3   7.3   5.8   6.3   6.2 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   14.8   29.8   31.9   22.4   15.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 3.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ③販売の実績 a.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期増減比(%) デンキセグメント(百万円)   1,321,135   1.5 住建セグメント(百万円)   330,849   13.1 金融セグメント(百万円)   3,926   1.6 環境セグメント(百万円)   25,794   30.9 報告セグメント計(百万円)   1,681,707   3.9 その他(百万円)   10,101   △10.3 合計   1,691,808   3.9 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 b.デンキセグメントの単位当たり売上高 項目   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期増減比(%) 売上高(百万円)   1,321,135   1.5 売場面積(期中平均)(㎡)   2,942,661   △0.2 1㎡当たり売上高(千円)   448   1.7 従業員数(期中平均)(人)   22,923   △0.8 1人当たり売上高(百万円)   57   2.3 (注)1.売場面積は、大規模小売店舗立地法(届出時期により大規模小売店舗法)に基づく店舗面積を記載しております。 2.従業員数は臨時雇用者数を含めております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 (売上高・売上総利益) 当連結会計年度における我が国の経済は、賃金上昇の動きや各種経済政策の効果もあって概ね緩やかな回復基調となりました。一方で、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰をはじめとする地政学リスクの高まりや世界情勢・経済の不確実性等により、先行き不透明な状況が継続しております。 家電小売業界では、物価上昇を背景とした節約志向が継続する中、冷蔵庫や洗濯機といった白物家電の一部が低調に推移しました。一方で、パソコンや携帯電話が年度を通じて大きく伸長したほか、エアコンが省エネ需要の高まりに加えて「2027年問題」に伴う早期買い替え需要の顕在化等によって好調に推移しました。 このような状況下、当連結会計年度の売上高は1兆6,918億8百万円(前年同期比3.9%増)となりました。売上総利益は、戦略的な在庫処分を実施したこと等の影響により、4,416億47百万円(前年同期比3.4%減)となりました。 (販売費及び一般管理費・営業利益・営業外損益・経常利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は継続した経費の削減及びコントロールを行った一方で、LIFE SERECTの新規出店をはじめとした店舗開発の強化推進に伴う地代や減価償却費の増加、及び人件費の増加等により4,254億81百万円(前年同期比2.6%増)となり、営業利益は161億66百万円(前年同期比62.2%減)となりました。 営業外収益は98億7百万円(前年同期比5.1%減)、営業外費用は59億71百万円(前年同期比16.8%増)となり、その結果、経常利益は200億2百万円(前年同期比58.4%減)となりました。 (特別利益・特別損失・税金等調整前当期純利益) 特別利益は固定資産の売却等により116億70百万円となりました。特別損失は一部店舗の減損損失等を計上したことにより74億3百万円となりました。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は242億69百万円(前年同期比43.4%減)となりました。 (法人税等合計・当期純利益・非支配株主に帰属する当期純利益・親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の法人税等合計は86億91百万円、当期純利益は155億78百万円、非支配株主に帰属する当期純利益は8億円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ121億34百万円減少し、147億78百万円(前年同期比45.1%減)となりました。 b.財政状態 当社グループの当連結会計年度の財政状態の分析については「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 [財政状態]」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フロー) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金需要) 当社グループの資金需要の主なものは、運転資金と設備投資資金です。 運転資金は、販売商品の仕入の他、販売費及び一般管理費等、設備投資資金は、新規出店及び店舗改装等によるものであります。 (財政政策) 当社グループは、運転資金と設備投資を、営業活動によるキャッシュ・フローで充当することを基本とし、必要に応じて金融機関からの借入及び社債発行等を実施しております。 なお、安定的かつ効率的な調達を行うため、金融機関からは十分な融資枠を設定していただいているとともに、500億円のコミットメントライン契約を結び、資金需要に備えております。 当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出すとともに、一層の資金効率化を進め、財務体質の改善を図っていく方針であります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成に当たって、重要となる会計方針については、第5「経理の状況」 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。 当社グループは、引当金、資産の評価等に関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果を反映して連結財務諸表を作成しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、記載すべき事項の全部を第5「経理の状況」 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。 ④経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 (経営上の目標の達成状況) 当社は、2026年3月期の目標とする経営指標として、売上増加率4.2%以上、経常利益率3.0%以上としておりましたが、上述の各要因により、当連結会計年度につきましては売上増加率3.9%、経常利益率1.2%となりました。2027年3月期につきましては、「2026/3~2030/3 中期経営計画」の2年目として、当社グループが一丸となって「くらしまるごと」戦略の総仕上げに向けた取り組みを進め、グループシナジーを拡大し、企業の持続的成長体制を構築して参ります。経営指標としては、売上増加率5.2%以上、経常利益率3.0%以上を目標としております。

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出典

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