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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

フクダ電子

FUKUDA DENSHI CO.,LTD.6960 · Standard · 電気機器

医療現場に欠かせない生体検査機器とモニタリングシステムを提供する医用電子機器メーカー。

概要

フクダ電子は、1939年創業の医用電子機器専業メーカーである。心電計・脳波計・超音波診断装置などの生体情報モニタリング機器で国内トップクラスのシェアを持ち、治療装置や在宅医療分野にも展開する。2026年3月期の連結売上高は1,397億円、営業利益率19.0%と高収益。従業員数は3,497名で、本社は東京都文京区。

四つの事業セグメントで構成される収益構造

当社グループの売上高は、治療装置部門が最大で全体の45.6%(636億64百万円)を占める。次いで消耗品等部門が28.4%(397億78百万円)、生体検査装置部門が19.3%(269億43百万円)、生体情報モニター部門が6.7%(93億10百万円)と続く。治療装置部門にはカテーテルや除細動器、人工呼吸器が含まれ、消耗品等部門は機器に付随する消耗品や保守サービスが主体である。生体検査装置とモニターは心電計や超音波診断装置など診断機器が中心で、両部門を合わせても売上高構成比は約26%と設備投資の影響を受けやすい。

増収と高水準の利益率を維持する財務体質

連結売上高は2013年3月期の962億円から2026年3月期の1,397億円へと約45%増加した。同期間の当期純利益は65億円から188億円へと約2.9倍に拡大している。2026年3月期の営業利益率は19.0%(266億円)であり、医療機器メーカーとして高い収益性を示す。自己資本比率は83.8%、債務償還年数は0.1年と財務基盤は極めて安定している。キャッシュ・フローでは営業活動で293億円のプラスを計上する一方、有形固定資産への投資や自己株式取得により現金同等物は607億円となった。

中国・米国・英国に広がる海外生産販売網

海外事業は1994年に中国北京市に合弁会社「北京福田電子医療儀器有限公司」を設立し、現地生産販売を開始した。現在は同社を完全子会社化し、中国市場向けの医用電子機器を供給している。1996年には米国シアトルにFUKUDA DENSHI USA, Inc.を設立、製品製造を開始。同年には英国ロンドンにも拠点を開設し、2018年に現地法人化した。これらの海外子会社を通じて、心電計やモニターなどの製品を世界各国に販売している。国内には北海道から九州までの販売子会社網を有し、地域密着型の営業体制を敷く。

業界の中での役割は病院・診療所向け医用電子機器のサプライヤーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,397億円
営業利益
266億円
営業利益率
19.0%
純利益
188億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
治療装置637億円45.6%139億円21.8%
消耗品等398億円28.5%66億円16.6%
生体検査 装置269億円19.3%44億円16.4%
生体情報モニター93億円6.7%17億円18.3%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01生体検査装置主力

病院や診療所で使われる生体検査装置を製造・販売。心電計や超音波診断装置など、診断のための機器を提供。

主な製品・サービス4
心電計
心臓の電気活動を記録する検査機器。不整脈などの診断に用いる。
血圧脈波検査装置
血圧と脈波を同時に測定し、動脈硬化などの評価に用いる。
ポリグラフ
心電図、脳波、呼吸など複数の生体信号を同時記録する装置。
超音波画像診断装置
超音波で体内の臓器や血流を画像化する診断装置。

02生体情報モニター主力

手術後や急性心疾患の患者の生体情報をリアルタイムに監視するモニターを製造・販売。集中治療室や病棟で使用される。

主な製品・サービス1
生体情報モニタ
心電図、血圧、酸素飽和度などを連続測定するベッドサイドモニター。

03治療装置準主力

心臓血管治療や呼吸療法に用いる装置を製造・販売・レンタル。カテーテル治療や在宅酸素療法まで幅広くカバー。

主な製品・サービス6
カテーテル
血管内に挿入して治療や診断に用いる細い管。
除細動器
心停止時に電気ショックで心臓のリズムを回復させる装置。
ペースメーカ
心臓の拍動を電気刺激で調整する植込み型の機器。
人工呼吸器
呼吸不全の患者に人工的に呼吸を補助する装置。
HOT(在宅酸素療法)
自宅で酸素療法を行うための酸素濃縮器などの機器。
CPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療)
睡眠中に気道を開くための持続陽圧呼吸療法装置。

04消耗品等その他

検査装置やモニターに使用する消耗品、修理・保守サービス、空気清浄除菌脱臭装置などを提供。機器の運用を支える。

主な製品・サービス2
消耗品
電極パッドや記録紙など、機器の稼働に必要な消耗品。
空気清浄除菌脱臭装置
医療現場の空気を清浄化するための装置。

製品と技術

心電計・血圧脈波検査装置など生体検査装置のラインアップ

生体検査装置部門の主力製品は心電計、血圧脈波検査装置、ポリグラフ、超音波画像診断装置である。心電計は1950年代から製造を続ける同社の原点であり、現在は12誘導心電計やホルター心電計など多様な機種を揃える。血圧脈波検査装置は動脈硬化の評価に用いられ、ポリグラフは脳波・筋電図など複数の生体信号を同時記録する。超音波画像診断装置は循環器領域を中心に提供しており、これらの機器は主に病院やクリニックの検査室で使用される。

重症患者向け生体情報モニターの機能と用途

生体情報モニター部門では、手術後や急性心疾患の患者の生体諸機能を長時間測定・表示・記録する装置を手掛ける。心電図、血圧、呼吸、体温、酸素飽和度などをリアルタイムで監視し、異常発生時にはアラームで医療従事者に知らせる。ベッドサイドモニターから集中治療室(ICU)向けの多機能モニターまで製品幅は広い。これらのモニターは病院内ネットワークと接続され、データ一元管理を可能にするシステムとしても提供されている。

心臓治療から在宅呼吸ケアまでカバーする治療装置

治療装置部門の製品群は、心臓や血管の治療用カテーテル、除細動器、ペースメーカ、人工呼吸器、そして在宅医療機器である。HOT(在宅酸素療法)用酸素濃縮器、HMV(在宅人工呼吸)装置、CPAP(睡眠時無呼吸症候群治療)装置は、フクダライフテックグループを通じてレンタルも含めたサービスを提供する。これらの在宅機器は、高齢化に伴う慢性疾患患者の増加を背景に需要が拡大しており、売上高全体の約45%を占める最大セグメントに成長している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

医療機器特化で定評、低成長だが高収益

フクダ電子は心電計や患者モニタなど医療用電子機器に特化し、電気機器業界の中でヘルスケア領域に強みを持つ。売上高は約1,400億円で、営業利益率は19%前後と非常に高く、収益性では同業他社を圧倒する。ライバルとなるキオクシアホールディングスやイビデンは半導体や電子部品が中心で、直接的な競合ではないものの、成長性では見劣りする。フクダ電子の売上は横ばい傾向にあり、市場の成熟化が課題だ。しかし、医療機器は需要が安定しており、高齢化を追い風に中長期的な需要増が期待できる。技術力とブランドで国内シェアを維持しつつ、海外展開を強化する余地がある。

強み

  • 営業利益率19%と業界トップクラスで、収益性が非常に高い。
  • 心電計等で国内シェアが高く、専門性で競争優位を築く。
  • 医療機器は景気に左右されにくく、安定した需要が見込める。
  • 長年の医療機器開発で蓄積した技術力が信頼につながっている。

課題

  • 売上高が横ばいで、新規市場開拓が進まず成長余地が限定的。
  • 海外市場では欧米大手が強く、シェア拡大が難しい状況。
  • 国内の医療機関向け売上比率が高く、顧客集中リスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

電気機器の時価総額近傍。太字がフクダ電子

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16674ジーエス・ユアサ コーポレーション5,007億円11.9倍
26787メイコー4,932億円24.3倍
36508明電舎4,862億円20.5倍
46871日本マイクロニクス4,763億円24.6倍
56770アルプスアルパイン4,695億円16.7倍
66960フクダ電子4,601億円17.8倍
76923スタンレー電気4,583億円15.1倍
86754アンリツ4,367億円35.2倍
96890フェローテック4,184億円32.2倍
106753シャープ4,138億円8.7倍
113105日清紡ホールディングス3,865億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

福田特殊医療電気製作所として創業した1939年

創業者の福田孝が東京都文京区に「福田特殊医療電気製作所」を1939年7月に創業した。当初から医療用電気機器の製造を目的とし、戦後の1948年7月には組織を改め「株式会社福田電機製作所」を設立、資本金60万円とした。1950年6月に「福田エレクトロ製作株式会社」、1960年10月に「福田エレクトロ株式会社」へと商号を変更し、本店も文京区内で移転している。この間、医療電子機器のパイオニアとして技術を蓄積した。

フクダ医療電機との合併で現商号に至った1969年

1969年10月、福田エレクトロ株式会社はフクダ医療電機株式会社と合併し、「フクダ電子株式会社」に商号を変更した。この合併により、両社が持つ製品ラインと技術が統合され、総合医用電子機器メーカーとしての基盤が固まった。合併後は販売子会社の設立が相次ぎ、1962年に設立された近畿販売会社を皮切りに、全国に販売ネットワークを構築していった。1973年には千葉県白井町に白井事業所を建設し、生産能力を拡大した。

事業所拡張と物流子会社分離で効率化した1970〜80年代

1974年には開発・生産部門を「株式会社フクダ電子本郷事業所」に営業譲渡し、1979年にこれを吸収合併した。1980年には本郷事業所の拡張工事が竣工。1981年には白井事業所を増築し生産部門を移転、1983年には第2期増築で資材部門も移転させた。一方、1975年には梱包発送部門を分離し「フクダ発送株式会社」を設立(後に株式会社フクダ物流センター)。1987年には保守サービス部門を「フクダ電子技術サービス株式会社」として独立させ、グループ内分業を進めた。

店頭登録と海外生産拠点の設立が進んだ1982〜1996年

1982年5月、日本証券業協会東京地区協会に店頭登録(後のJASDAQ上場)を果たした。1994年4月には中国北京市に合弁会社「北京福田電子医療儀器有限公司」を設立(出資比率当初51%、後に100%)、同年7月から操業を開始し中国向け製品の製造販売に乗り出した。1996年12月には米国シアトルに全額出資のFUKUDA DENSHI USA, Inc.、英国ロンドンにFUKUDA DENSHI UK(2018年に現地法人化)を設立し、欧米市場への直接販売体制を整えた。

在宅医療と情報システム事業に進出した1999〜2003年

1999年4月、睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療事業を販売子会社「フクダライフテック」にて開始した。2003年10月には在宅人工呼吸療法事業を同じくフクダライフテックで開始し、在宅医療分野を強化した。同年4月には医療情報システムの開発・サポートを行う「フクダメディカルソリューション株式会社」を設立し、医療IT分野にも進出した。また2001年には京セラコミュニケーションシステムと共同でヘルスケアデータストレージ会社を設立したが、2006年に全株式を譲渡している。

年表29件を開く

1930年代

  • 1939年7月創業福田孝(初代取締役会長)が東京都文京区に「福田特殊医療電気製作所」を創業。

1940年代

  • 1948年7月創業東京都文京区湯島新花町79番地(現・文京区湯島二丁目6番8号)に組織を改め「株式会社福田電機製作所」を設立、資本金60万円とする。

1950年代

  • 1950年6月商号変更福田エレクトロ製作㈱と商号変更。

1960年代

  • 1960年10月商号変更福田エレクトロ㈱と商号変更、東京都文京区本郷二丁目35番8号に本店移転。
  • 1962年7月商号変更福田エレクトロ近畿販売㈱〔1969年にフクダ電子近畿販売㈱に商号変更、現・連結子会社〕を設立。
  • 1969年10月M&Aフクダ医療電機㈱と合併、フクダ電子㈱と商号変更。

1970年代

  • 1973年7月千葉県白井町(現・白井市)に新工場、白井事業所を建設。
  • 1974年12月㈱フクダ電子本郷事業所を設立、開発及び生産部門を営業譲渡。
  • 1975年1月M&A梱包発送部門を分離独立させ、フクダ発送㈱〔1990年12月に㈱フクダ物流センターに商号変更(2024年4月に吸収合併により消滅)〕を設立。
  • 1979年7月M&A㈱フクダ電子本郷事業所を吸収合併。

1980年代

  • 1980年5月本郷事業所拡張工事竣工。
  • 1981年7月白井事業所増築工事竣工、生産部門移転。
  • 1982年5月日本証券業協会東京地区協会に店頭登録。
  • 1983年10月白井事業所第2期増築工事竣工、資材部門移転。
  • 1987年12月M&A保守サービス部門を分離独立させフクダ電子技術サービス㈱〔現・連結子会社〕を設立。(2026年4月に吸収合併により消滅)
  • 1988年1月商号変更非心臓循環器系製品拡販のため、フクダ電子中部特器㈱〔1994年にフクダライフテック中部㈱に商号変更、現・連結子会社〕及び関西特器㈱〔1994年にフクダライフテック関西㈱に商号変更、現・連結子会社〕を設立。

1990年代

  • 1991年2月総合リース業務並びに金銭貸付業務を行う、エフアンドエル㈱を設立。
  • 1992年4月M&A当社取扱い商品の一部の仕入業務を行う、フクダバイタルテック㈱〔2003年にフクダライフテック㈱に商号変更、(2025年4月に吸収合併により消滅)〕を設立。
  • 1993年7月商号変更当社取扱い商品の一部の仕入業務を行う、フクダインターベンションシステムズ㈱〔2006年にフクダカーディアックラボ㈱に商号変更、(2009年11月にて清算結了)〕を設立。
  • 1994年4月中国(北京市)に合弁会社北京福田電子医療儀器有限公司〔現・連結子会社〕を設立(当社の当初の出資比率51%(現在100%)、1994年7月操業開始)し、主として中国向け医用電子機器の製造販売を開始。
  • 1994年10月M&A在宅医療分野の強化並びに全国展開のため、酸素濃縮器の専門販売会社、フクダライフテック南東北㈱〔現・連結子会社〕及びフクダライフテック広島㈱〔1999年にフクダライフテック岡山㈱と合併し、フクダライフテック中国㈱に商号変更、現・連結子会社〕を設立。
  • 1995年8月(財)日本品質保証機構よりISO9001(国際品質保証規格)の認証を取得。
  • 1996年12月米国シアトルに全額出資の現地法人FUKUDA DENSHI USA,Inc.〔現・連結子会社〕を設立し、製品の製造を開始。
  • 1996年12月英国ロンドンにFUKUDA DENSHI UK「フクダ電子イギリス支店」、〔2018年7月にFUKUDA DENSHI UK LTDとして現地法人化、現・連結子会社〕を開設。
  • 1999年4月睡眠時無呼吸症候群事業を販売会社「フクダライフテック」にて開始。

2000年代

  • 2001年10月京セラコミュニケーションシステム㈱とともにヘルスケアデータストレージ会社「メディカルデータ㈱」を設立。(2006年12月にて全株式譲渡)
  • 2003年4月M&A医療情報システムの開発及びサポートを行う新会社「フクダメディカルソリューション㈱」〔現・連結子会社〕を設立。(2026年4月に吸収合併により消滅)
  • 2003年6月白井事業所にて環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得。
  • 2003年10月在宅人工呼吸療法事業を販売会社「フクダライフテック」にて開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年3月期まで1,500億円
  • 連結営業利益2029年3月期まで285億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    差別化製品の開発と品質管理体制の充実

    他社には無い差別化した製品の開発と、品質管理・安全管理体制の充実に取り組む。また、価格競争力を高めるためのコスト削減も継続する。

  2. 02

    成長分野への戦略的投资と地域密着強化

    成長性が見込まれる分野への戦略的投資や効果的な研究開発を進め、医療機関への総合提案と在宅医療分野での地域密着体制を強化する。

  3. 03

    ワンストップサービスによる医療環境提供

    「予防、検査、治療、経過観察、リハビリ、在宅、介護」の一貫した医療環境を提供し、お客様価値と持続的成長を実現する。

  4. 04

    ガバナンス・コンプライアンス体制の強化

    事業リスクの的確な把握、ガバナンス・コンプライアンス体制の強化、人材育成による組織活性化を通じてグループ経営管理体制を充実させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,497人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は929万円で、9期前と比べて+19.4%平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は15.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,110
2018年3月3,132
2019年3月77842.916.03,121
2020年3月78042.514.73,208
2021年3月77342.314.43,291
2022年3月81542.514.53,348
2023年3月84842.714.43,382
2024年3月87942.714.13,443
2025年3月92042.814.03,465747
2026年3月92944.415.13,497761

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社46(国内 45 / 海外 1、うち連結子会社 29) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
本郷事業所 — 東京都文京区131億円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門
白井事業所 — 千葉県白井市9,090百万円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門
フクダ電子ファインテック仙台㈱(宮城県黒川郡)他販売子会社等7社3,607百万円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門 — フクダ電子西関東販売㈱(さいたま市中央区)916百万円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門 — フクダ電子西部南販売㈱(熊本市中央区)859百万円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門 — フクダ電子西部北販売㈱(福岡市博多区)746百万円
本社 — 東京都文京区627百万円
生体検査装置部門・治療装置部門・消耗品等部門
春木町ビル — 東京都文京区536百万円
生体検査装置部門・生体情報モニター部門・治療装置部門・消耗品等部門
生体検査装置部門・生体情報モニター部門 — FUKUDA DENSHI USA,Inc. (アメリカ ワシントン州)178百万円
主な関係会社
  • 国内
    フクダ電子北海道販売㈱
    札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    フクダ電子北東北販売㈱
    秋田県秋田市 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子南東北販売㈱
    仙台市青葉区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子新潟販売㈱
    新潟市中央区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子北関東販売㈱
    栃木県宇都宮市 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子西関東販売㈱
    さいたま市中央区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子南関東販売㈱
    千葉市中央区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子東京販売㈱
    東京都文京区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子東京中央販売㈱
    東京都文京区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子東京西販売㈱
    東京都立川市 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子神奈川販売㈱
    横浜市港北区 · 連結子会社
  • 国内
    フクダ電子北陸販売㈱
    石川県金沢市 · 連結子会社
残りのグループ会社34社を開く
  • フクダ電子長野販売㈱長野県長野市
  • フクダ電子中部販売㈱名古屋市西区
  • フクダ電子三岐販売㈱岐阜県岐阜市
  • フクダ電子京滋販売㈱京都市伏見区
  • フクダ電子近畿販売㈱大阪府吹田市
  • フクダ電子兵庫販売㈱神戸市中央区
  • フクダ電子岡山販売㈱岡山市北区
  • フクダ電子広島販売㈱広島市西区
  • フクダ電子四国販売㈱愛媛県松山市
  • フクダ電子西部北販売㈱福岡市博多区
  • フクダ電子西部南販売㈱熊本市中央区
  • フクダライフテック北海道㈱札幌市中央区
  • フクダライフテック北東北㈱秋田県秋田市
  • フクダライフテック南東北㈱仙台市泉区
  • フクダライフテック北信越㈱石川県金沢市
  • フクダライフテック関東㈱さいたま市中央区
  • フクダライフテック常葉㈱千葉市中央区
  • フクダライフテック東京㈱東京都文京区100%
  • フクダライフテック横浜㈱横浜市港北区
  • フクダライフテック中部㈱名古屋市西区
  • フクダライフテック京滋㈱京都市伏見区
  • フクダライフテック関西㈱大阪府吹田市
  • フクダライフテック兵庫㈱神戸市中央区
  • フクダライフテック中国㈱広島市西区
  • フクダライフテック四国㈱愛媛県松山市
  • フクダライフテック九州㈱福岡市博多区
  • フクダ電子技術サービス㈱千葉県白井市
  • フクダ電子ファインテック仙台㈱宮城県黒川郡
  • フクダメディカルソリューション㈱東京都文京区
  • アトミック産業㈱東京都文京区
  • フクダコーリン㈱東京都文京区
  • 北京福田電子医療儀器有限公司中国 北京
  • FUKUDA DENSHI USA,Inc.アメリカ ワシントン州
  • FUKUDA DENSHI UK LTDイギリス シェフィールド

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,397億円営業利益266億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.5%、利益が+2.7%。

売上高
+0.5%
1,397億円
営業利益
+2.7%
266億円
純利益
+1.1%
188億円
営業利益率
19.0%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,420億円1,397億円
営業利益255億円266億円
純利益177億円188億円
1株あたり配当¥230¥230

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は310億円、営業利益は46億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.2%、営業利益は−9.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q41157
2024年1Q2925117.535
2024年2Q3738923.963
2024年3Q3285316.238
2024年4Q41051
2025年2Q64310716.677
2025年4Q74715220.3109
2026年2Q64810716.576
2026年4Q74915921.2112
2027年1Q3104614.831

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は962億円から1,397億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は19.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月96210465
2014年3月1,07612076
2015年3月1,08311471
2016年3月1,17210974
2017年3月1,21712288
2018年3月1,28912793
2019年3月1,29813396
2020年3月1,33413696
2021年3月1,468203147
2022年3月1,321234162
2023年3月1,346251173
2024年3月1,403270187
2025年3月1,39025926618.6186
2026年3月1,39726627319.0188

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,397億円のうち、営業利益として残るのは266億円19.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は188億円、売上の13.5%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金45.2%632億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金35.7%499億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益19.0%266億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
54.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+12.2pt
19.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+7.5pt
13.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+2.1pt
10.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが293億円、投資CFが−187億円で、差し引きのフリーCFは106億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は607億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月122−109−2413215
2014年3月111−43−7968203
2015年3月129−66−2363242
2016年3月118−94−2324290
2017年3月157−83−4374320
2018年3月179−38−28141434
2019年3月140−106−3034438
2020年3月202−142−3760461
2021年3月217−113−30104536
2022年3月231−108−48123610
2023年3月231−142−5689649
2024年3月239−148−17191572
2025年3月330−171−58159673
2026年3月293−187−174106607

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,254億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,888億円で、自己資本比率は83.8%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,14682132571.6
2014年3月1,20781739067.7
2015年3月1,24689035671.4
2016年3月1,37299837472.8
2017年3月1,4601,06040072.6
2018年3月1,5751,13344271.9
2019年3月1,6091,19241774.1
2020年3月1,6871,24444373.7
2021年3月1,9181,38053872.0
2022年3月1,9551,49945676.7
2023年3月2,0691,63043978.8
2024年3月2,0911,69040180.8
2025年3月2,2131,81739782.1
2026年3月2,2541,88836683.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
657億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,935億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
83億円
在庫として抱えている分
負債合計
366億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率224社中17位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中188位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.1%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
19.0%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
83.8%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.5%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥12,190で、1年前と比べて+84.0%過去52週の値幅のなかでは95%の位置にある。

¥12,190-2.3%1ヶ月+2.7%1年+84.0%時価総額4,601億円
過去52週の値幅
安値¥6,560高値¥12,490

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.8倍
PER (会社予想)18.6倍
PBR1.72倍
配当利回り1.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に11570円と前日比1.53%下落しましたが、月間では2.3%高を維持しています。25日線(11655円)を僅かに下回るものの、75日線(11321円)は上回っており、中期的な上昇トレンドは続いています。52週高値12490円に対して約7.4%下の水準で、高値圏でのもみ合いが続きます。出来高は8月14日に81200株と増加しましたが、その後は落ち着いており、売買はやや低調です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 60/100)

PERは16.92倍で業界平均30.85倍を大幅に下回り、PBRは1.63倍で業界平均2.64倍を下回る。ROEは10.1%と良好で、配当利回り1.99%は業界平均2.29%を下回るが、配当性向23.4%は低く今後の増配余地がある。売上高は堅調で営業利益率も高い。割安だが、成長性は緩やかで、割安な理由は市場評価の低さによる。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.8倍30.8倍
PER (予想)18.6倍
PBR1.72倍2.58倍
ROE10.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

心電計の世界的ニッチトップとして、高齢化による需要増が追い風となる一方、市場規模の限界や競争激化が懸念される。強気派は、安定した高収益体質と技術開発力によるシェア維持・拡大を評価する。弱気派は、成長市場とは言えず、新興国メーカーの参入や価格競争による収益圧迫を警戒する。株価は1年で約8割上昇しており、期待の高さが逆にリスクとなる。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    2026年3月期の営業利益率は19%超と製造業として極めて高い水準

  • 安定需要

    高齢化で循環器疾患が増加し、心電図検査の需要は安定的に推移

  • 技術優位

    産学連携による先進的な心電図解析技術が競争優位につながる

  • 2026年3月期は営業利益266億円と増益計画決算発表後影響

    営業利益率19.04%と高水準、売上高1397億円は前期比+7億円

  • 売上高1397億円と2期ぶり増収へ2026年3月期影響

    前期1390億円から7億円増、医療機器需要の持ち直し

  • PBR1.66倍・ROE10.1%と割安な水準継続影響

    PER17.3倍と東証平均を下回り、バリュエーション修正が期待

  • 株価は1年で+78%と上昇基調継続影響

    外国人持株比率16.5%と低く、買い意欲が続く

マイナスに働く材料7
  • 市場の限界

    心電計市場は成熟しており、成長余地は高齢化以上の拡大が見込みにくい

  • 競争激化

    海外メーカーの低価格製品が新興国でシェアを拡大する可能性

  • 株価上昇の反動

    1年で+78%と上昇し、バリュエーションは割高感が出ている

  • 2026年3月期は増益率2.7%と利益伸び鈍化通年影響

    営業利益266億円、前期比7億円増にとどまる

  • 売上高は2024年水準を回復できない2026年3月期影響

    1397億円は2024年3月期の1403億円を下回る

  • 純利益188億円と3期連続でほぼ横ばい通年影響

    187→186→188億円で成長性に乏しい

  • 株価は1年で+78%と利益確定売り継続影響

    高値圏での需給悪化リスク

次の決算で確かめる点
心電計の販売台数
売上の大部分を占める主力製品の需要動向を直接示す
海外売上比率
海外展開の進捗と成長性の評価につながる
サービス・消耗品売上
据え置き機器の稼働率を反映し、安定収益の源を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり230で、前期から+17.9%いまの株価に対する利回りは1.89%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥230
1株あたり
配当利回り
1.89%
いまの株価に対して
配当性向
23.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月8026.7
2018年3月833.129.1
2019年3月853.028.0
2020年3月905.934.0
2021年3月13852.834.6
2022年3月15310.931.9
2023年3月17011.535.0
2024年3月1858.832.2
2025年3月1955.430.4
2026年3月23017.923.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥230

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,515人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が33.0%を占め、残る67.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他56.456.556.754.451.749.4
自己株式22.222.222.123.023.027.5
金融機関23.222.221.822.521.821.0
外国法人15.315.715.617.118.116.5
事業法人4.75.15.35.58.111.9
証券会社0.50.50.60.50.41.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01福田 孝太郎14.94
02日本生命保険(相)3.99
03みずほ信託銀行㈱ 退職給付信託 きらぼし銀行口 再信託受託者 ㈱日本カストディ銀行3.62
04㈱三菱UFJ銀行3.59
05㈱みずほ銀行2.76
06㈱北陸銀行2.65
07福田 百合子1.94
08フクダ電子従業員持株会1.83
09公益財団法人福田記念医療技術振興財団1.59
10ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント(常任代理人:㈱みずほ銀行決済営業部)1.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+64%、1株純資産は14期で+32%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4165,3078.18.240.4
2014年3月5175,8799.28.836.5
2015年3月5126,4018.313.236.0
2016年3月5056,4987.811.738.5
2017年3月5766,9648.511.126.7
2018年3月6127,4428.512.829.1
2019年3月3153,9168.211.928.0
2020年3月3174,1157.913.334.0
2021年3月4874,56311.28.634.6
2022年3月5364,95511.37.331.9
2023年3月5715,39011.07.535.0
2024年3月6225,86311.311.132.2
2025年3月6456,30110.69.930.4
2026年3月6836,98810.114.123.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/3期の役員報酬は総額990百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約17倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
白井大治郎代表取締役 社長7426,000
小川治男常務取締役 技術統括69
玄地一男常務取締役 営業本部長686,000
久野直樹常務取締役 社長室長574,000
福田修一取締役 特命担当71299,000
杉山昌明取締役79
古屋一樹取締役76
伏黒久高取締役66
阿部啓子取締役79
福田雅取締役51
太田垣吉孝常勤監査役72
廣江昇監査役71
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
藤戸久寿監査役57

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円賞与百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6419164373164957160
社外取締役7242274
監査役1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容917字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社54社及び関連会社1社で構成され、医用電子機器の製造・購買及び販売を主な事業の内容とし、それに関連する物流・サービス等の事業活動を展開しております。 当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 ・生体検査装置部門 心電図、心音図、脈波、血圧、呼吸、臓器の動き等の生体機能を示す物理現象を電気信号に変換し、測定記録する心電計、血圧脈波検査装置、ポリグラフ、超音波画像診断装置等の製造・購買及び販売 <主な関係会社> 製造……当社、フクダ電子ファインテック仙台㈱、北京福田電子医療儀器有限公司 購買……当社 販売……当社、フクダ電子北海道販売㈱他販売子会社、FUKUDA DENSHI USA,Inc.、 北京福田電子医療儀器有限公司、FUKUDA DENSHI UK LTD ・生体情報モニター部門 手術後の重症患者、急性心疾患の患者などについて、生体の諸機能を長時間にわたって測定し、表示・記録する生体情報モニタ等の製造・購買及び販売 <主な関係会社> 製造……当社 購買……当社 販売……当社、フクダ電子北海道販売㈱他販売子会社、FUKUDA DENSHI USA,Inc.、 北京福田電子医療儀器有限公司、FUKUDA DENSHI UK LTD ・治療装置部門 心臓や血管の治療に用いられるカテーテルをはじめ、心停止の蘇生や調律異常を治療する除細動器、ペースメーカ、人工呼吸器、在宅療養者向けのHOT(在宅酸素療法)、HMV(在宅人工呼吸)、CPAP(睡眠時無呼吸症候群の治療)などの製造・購買及び販売・レンタル <主な関係会社> 製造……当社、フクダ電子ファインテック仙台㈱ 購買……当社 販売……当社、フクダ電子北海道販売㈱他販売子会社 ・消耗品等部門 上記各部門の器械装置に使用する消耗品や修理、保守のほか、空気清浄除菌脱臭装置などの製造・購買及び販売 <主な関係会社> 製造……当社、アトミック産業㈱、フクダ電子ファインテック仙台㈱ 購買……当社 販売……当社、フクダ電子北海道販売㈱他販売子会社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,763字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、1939年の創業以来、「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」を経営理念として、心電計をはじめ呼吸器・循環器系を中心に総合的な医療機器の製造・販売を通して人々の健康に大きく貢献してまいりました。 また、大きく変動する社会情勢に合わせ、医療機器も従来の病気の診断・治療ばかりでなく、健康維持・向上やQOL(Quality of Life)充実への役割が大きくなってきております。 このような環境の下、当社グループは「安全・安心・快適」をコーポレートスローガンとして掲げ、提供する商品の品質の向上、他社との差別化を図った製品開発、変化する医療ニーズに即した商品戦略に努め「お客様に信頼される企業」を目指してまいります。 (2)経営戦略や指標 診療報酬、薬価、特定保険医療材料の公定償還価格改定など、引き続き不透明な市場環境が予測されますが、お客様に安心してご使用いただくための品質管理・安全管理体制の充実と、同業他社には無い差別化した製品の開発、販売体制整備のための投資、国内外の競合メーカーとの価格競争力を高めるためのコスト削減に引き続き取り組んでまいります。 また、資本効率を高めるべく創出したキャッシュ・フローを継続的に成長投資に回していくことで企業価値向上に努め、株主の皆様へ安定的な成果配分を継続していく所存でございます。 中期経営計画方針としては、少子高齢化の進展に伴い変化する医療環境に適応すべく事業戦略を策定し、効率的な組織運営を実現することで強固な経営基盤を構築していくことを掲げております。 成長性が見込まれる分野への戦略的投資や効果的な研究開発の取り組みにより、医療機関への総合提案の実現、在宅医療分野における地域密着体制の強化を図り、事業リスクの的確な把握、ガバナンス・コンプライアンス体制の強化や人材育成による組織の活性化を通じて、グループ経営管理体制の充実を目指し、事業の持続可能性を確保してまいります。 地域医療を支えるという使命感のもと、「予防、検査、治療、経過観察、リハビリ、在宅、介護」というワンストップサービスによる一貫した医療環境を提供することで、お客様に価値を提供するとともに持続的成長を実現してまいります。 当社グループは、経営環境の変化に左右されない持続的成長を目指す中で、2029年3月期に連結売上高1,500億円、連結営業利益285億円を目標としております。部材、資源価格等の高騰や急激な為替変動など先行きが不透明な状況ではございますが、グループ一丸となってさらなる収益性の向上に取り組んでまいります。 (3)優先的に対処すべき中長期的課題 高齢化の進展による医療需要の増加と医療費抑制への動きが進む一方、医師を含む医療従事者不足が深刻な問題となるなど、日本を取り巻く医療環境は変化の時を迎えています。 国の政策として、DXの推進による効率化で良質な医療提供や医療費の適正化を図り、持続可能な社会保障を構築するための取組みと、2040年のあるべき医療提供体制を構築するための新たな地域医療構想の策定が進められています。 当社は、医療従事者の方々の業務負荷軽減や業務効率化等に貢献できるよう、医療ICT等を通じた取り組みや製品、サービスを提供していくことで、引き続き地域医療を支えてまいります。そして経営理念、経営基本方針の下、お客様第一主義を基軸に、新たな価値を生み出すと共にグループの協業強化により経営環境の変化に迅速に対応し、さらなる成長を目指してまいります。 なお、当社元代表取締役会長による経費の不適切利用等につきましては、当社監査役会が当社から独立した外部専門家の助力を得て行った調査の結果を踏まえ、再発防止策を策定しております。当社は、当該再発防止策を徹底し、今後はこのような不適切利用等が生じることのないよう、役職員が一丸となって信頼の回復に努めてまいります。
事業等のリスク1,620字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況等、事業の持続可能性に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 医療行政による影響 国内では、医療の質の向上や医療費抑制政策が進められており、2年に1度診療報酬や薬価、特定保険医療材料の公定償還価格の改定が行われております。医療行政の方針変更が行なわれた際には、企業間競争の激化や販売価格の減少に繋がる可能性があり、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制等について 医療機器の製造・販売は医薬品医療機器等法の規制を受けており、審査承認までに一定期間を要する場合があります。また、医療機器によっては治験等を行う必要があり、商品化までには長期間を要する場合があります。 今後、規制の改定、新たな規制の設立等、予測できない変更が生じた場合には、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 特定の取引先等で取引の継続性が不安定であるものへの高い依存度について 当社グループは、人工呼吸器、ペースメーカ、除細動器などを輸入・販売しております。 今後、取引における継続性の安定に支障が生じた際には、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性がありますが、特定企業への依存度が高くなり過ぎないように十分配慮しております。 (4) 余剰在庫の発生要因について 商品及び製品を安定的に供給する社会的使命に応えるため、将来の需要予測に基づき在庫を確保する必要があります。しかし、将来の需要予測に対して販売実績等が下回った場合には、営業循環過程から外れた余剰在庫が発生する可能性があります。 (5) 品質問題について 当社グループは、国際規格ISOの基準等に基づいて、厳格な品質管理体制の下、製品の製造をしております。しかし、予期せぬ製品の欠陥・瑕疵等により品質に問題が生じた場合には、製品販売停止・リコールが発生する可能性があり、そのような場合、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 海外事業に伴うリスク 当社グループは、海外代理店向けに製品を供給しているほか、海外に販売拠点や開発、生産拠点を持っております。 今後海外各国における予期せぬ法規制の制定や変更、テロ、自然災害等が生じた際は、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 為替等の変動について 当社グループは、海外に子会社を有しており、一部においては外国企業より原材料、商品などを調達・輸入しているため、急激な為替の変動が生じた場合には、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 減損会計について 当社グループが保有する資産につきまして、減損損失の必要性が生じた場合には、当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 激甚災害による当社グループへの影響 当社グループは国内、海外に拠点を有しており、気候変動が進展すること等による激甚災害の被災や電力逼迫により事業活動へ支障が生じますと当社グループの経営成績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 地政学リスクや新興感染症等にかかる事業継続等の影響について 地政学リスクの顕在化によるサプライチェーンの混乱や新興感染症等の拡大により、安定的に製商品等を供給できなくなること、また、経済への影響が長期化し、取引先や協力会社などの事業活動に影響が生じた場合には、当社グループの経営成績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,292字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調にあるものの、米国の通商政策や欧州・中東を中心とした地政学リスクの影響により、不透明な状況が続いています。 医療業界においては、物価・人件費高騰を受けた医療機関の収益改善への対応と、地域医療構想による医療機関の機能分化と連携を通した効率的な医療提供体制の構築が求められています。 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 a.財政状態 2025年3月期   2026年3月期   前年比 金額   金額   増減額 総資産額(百万円)   221,321   225,373   4,052 負債額(百万円)   39,669   36,577   △3,092 純資産額(百万円)   181,652   188,796   7,144 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ40億52百万円増加し、2,253億73百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ30億92百万円減少し、365億77百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比べ71億44百万円増加し、1,887億96百万円となりました。 b.経営成績 2025年3月期   2026年3月期   前期比 金額   金額   増減額   増減率(%) 売上高(百万円)   139,007   139,697   690   0.5 営業利益(百万円)   25,874   26,608   733   2.8 経常利益(百万円)   26,633   27,341   707   2.7 親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円)   18,605   18,790   185   1.0 当連結会計年度の経営成績は、連結売上高は1,396億97百万円(前年同期比0.5%増)となりました。利益につきましては、連結営業利益は266億8百万円(前年同期比2.8%増)、連結経常利益は273億41百万円(前年同期比2.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は187億90百万円(前年同期比1.0%増)となりました。 セグメントの名称   2025年3月期   2026年3月期   前期比 金額(百万円)   構成比(%)   金額(百万円)   構成比(%)   増減額(百万円)   増減率(%) 生体検査装置部門   28,549   20.5   26,943   19.3   △1,605   △5.6 生体情報モニター部門   9,782   7.0   9,310   6.7   △472   △4.8 治療装置部門   61,951   44.6   63,664   45.6   1,713   2.8 消耗品等部門   38,724   27.9   39,778   28.4   1,054   2.7 合計   139,007   100.0   139,697   100.0   690   0.5 当連結会計年度のセグメント別売上高は、次のとおりであります。 生体検査装置部門では、連結売上高は269億43百万円となりました。 生体情報モニター部門では、連結売上高は93億10百万円となりました。 治療装置部門では、連結売上高は636億64百万円となりました。 消耗品等部門では、連結売上高は397億78百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 2025年3月期   2026年3月期   増減 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   33,019   29,328   △3,691 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   △17,053   △18,661   △1,608 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円)   △5,810   △17,366   △11,555 換算差額(百万円)   △5   48   54 現金及び現金同等物の増減額(百万円)   10,150   △6,650   △16,800 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円)   67,348   60,698   △6,650 当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物は、次のとおりであります。 〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕 当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは前期比36億91百万円減のプラス293億28百万円となりました。 主な内訳は、税金等調整前当期純利益270億27百万円、減価償却費118億98百万円等です。 〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕 当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは前期比16億8百万円減のマイナス186億61百万円となりました。 主な内訳は、有形固定資産の取得による支出192億5百万円等です。 〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕 当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは前期比115億55百万円減のマイナス173億66百万円となりました。 主な内訳は、自己株式の取得による支出124億34百万円等です。 以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高と比較して66億50百万円減少し606億98百万円となりました。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期   2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   76.7   78.8   80.8   82.1   83.8 時価ベースの自己資本比率(%)   60.4   62.4   95.5   83.2   115.9 債務償還年数(年)   0.1   0.1   0.1   0.1   0.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   621.2   619.9   692.2   657.2   506.7 (注)1.自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 債務償還年数:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算定しております。 3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算定しております。 4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。 5.利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 生体検査装置部門   5,750   95.1 生体情報モニター部門   4,700   79.7 治療装置部門   3,963   92.3 消耗品等部門   10,579   103.9 合計   24,992   94.6 (注)金額は販売価格によっております。 b.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 生体検査装置部門   12,669   93.0 生体情報モニター部門   2,944   105.5 治療装置部門   30,312   93.8 消耗品等部門   9,713   116.1 合計   55,640   97.5 c.受注実績 該当事項はありません。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 生体検査装置部門   26,943   94.4 生体情報モニター部門   9,310   95.2 治療装置部門   63,664   102.8 消耗品等部門   39,778   102.7 合計   139,697   100.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 当連結会計年度末の財政状態は、総資産が前連結会計年度末と比べて40億52百万円増加し、2,253億73百万円となりました。 これは、現金及び預金が66億50百万円減少したものの、投資有価証券が72億57百万円増加したことなどが主な要因であります。 負債は、前連結会計年度末と比べて30億92百万円減少し、365億77百万円となりました。 これは、電子記録債務が19億86百万円減少、支払手形及び買掛金が11億55百万円減少したことなどが主な要因であります。 純資産は、前連結会計年度末と比べて71億44百万円増加し、1,887億96百万円となりました。 これは、自己株式が118億68百万円増加したものの、利益剰余金が131億6百万円増加したことなどが主な要因であります。 この結果、自己資本比率は、83.8%(前連結会計年度末比1.7ポイント増)となりました。 2)経営成績 当社グループの当連結会計年度の連結売上高は1,396億97百万円(前年同期比0.5%増)となりました。 連結営業利益につきましては266億8百万円(前年同期比2.8%増)、連結経常利益は273億41百万円(前年同期比2.7%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は187億90百万円(前年同期比1.0%増)となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 国内では医療提供体制の改革として、患者様の容態に応じた適切な医療を、地域において効果的かつ効率的に提供する体制を整備し、できるだけ早く社会に復帰し、安心して生活を送れるようにするための取り組みが進められております。 当連結会計年度においては、物価・人件費高騰による多くの医療機関での経営状況の悪化に加え、感染症に関連する補正予算が終息したことにより、設備投資系の売上高は伸び悩んだものの、在宅レンタル事業、消耗品や保守などのランニングビジネスは好調に推移しました。 また、2025年5月より稼働した白井事業所新棟での生産を始めとしたモノづくり改革の中で、生産能力・品質の向上、サプライチェーン最適化を含めた効率化に取り組むと共に、部品の共有化や内製化などのコストダウンにも取り組んでまいりました。 その結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも計画を達成いたしました。 医療業界を取り巻く環境が大きな転換期を迎えている中、引き続き医療機器等の供給体制の確保に全力を尽くし、医療従事者の皆様の負担を軽減し、より効果的・効率的な医療サービスの提供や安全・安心で質の高い医療を実現するため、当社グループだからこそできるシステムソリューションを基軸に、さらなる基盤事業の強化に取り組んでまいります。 c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは連結売上高、連結営業利益を中期経営計画上の重要な指標として位置付け、経営環境の変化に左右されない持続的成長の実現を目指しております。 定量的目標としては、2029年3月期の連結売上高1,500億円、連結営業利益285億円を目標としております。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 1)生体検査装置部門 心電関連、自動血球計数装置、血圧脈波検査装置が減少し、連結売上高は269億43百万円(前年同期比5.6%減)、セグメント利益は43億76百万円(前年同期比8.5%減)となりました。また、資産は188億96百万円となり、前連結会計年度に比べ9億25百万円減少しました。 2)生体情報モニター部門 モニタの連結売上高は93億10百万円(前年同期比4.8%減)、セグメント利益は17億2百万円(前年同期比0.9%増)となりました。また、資産は69億円となり、前連結会計年度に比べ5億57百万円減少しました。 3)治療装置部門 在宅医療向けレンタル事業が伸長し、連結売上高は636億64百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は139億27百万円(前年同期比6.6%増)となりました。また、資産は653億62百万円となり、前連結会計年度に比べ62億79百万円増加しました。 4)消耗品等部門 上記各部門の器械装置に使用する消耗品や修理、保守を含みます。 消耗品等部門の連結売上高は397億78百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益は66億円(前年同期比4.1%増)となりました。また、資産は268億69百万円となり、前連結会計年度に比べ8億15百万円増加しました。 ②キャッシュ・フローの状況分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、資本効率を高めるべく創出したキャッシュ・フローを持続的な成長のための投資や各事業に係る運転資金の他、設備投資に回していくことで企業価値向上に努め、株主の皆様へ安定的な利益還元に必要な資金の確保、並びに強固な財務基盤の維持を目指し、安定的な営業キャッシュ・フローの創出に努めております。 また、必要な運転資金及び設備投資資金などについては内部留保により大部分をまかなっております。 なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は606億円となっております。 当連結会計年度末のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについて、当該見積及び当該仮定の不確実性の内容やその変動により経営成績等に生じる影響は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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