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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

浜松ホトニクス

HAMAMATSU PHOTONICS K.K.6965 · Prime · 電気機器

光検出・計測の世界的リーダー。光電子増倍管から画像センサ、レーザまで光技術を深耕。

概要

浜松ホトニクスは、光電子増倍管やフォトダイオードなどの光半導体、レーザ、画像計測装置を手がける光デバイス総合メーカーである。静岡県浜松市に本社を置き、1948年の創業以来、微弱光検出技術を核に成長。PET用光検出器や遺伝子解析装置向け部品で世界トップシェアを持つ。2024年9月期の連結売上高は212,051百万円、営業利益率は7.6%と高収益だが、2025年9月期は減益予想。従業員数は6,601人。

四つの事業セグメントで構成される光デバイス専業

浜松ホトニクスの事業は電子管、光半導体、画像計測機器、レーザの4セグメントに分かれる。電子管事業は光電子増倍管、イメージ機器、光源を扱い、売上高71,906百万円(2024年9月期)。光半導体事業はフォトダイオードやイメージセンサなどで79,505百万円。画像計測機器事業は科学計測用カメラや分光器で32,703百万円。レーザ事業はエキシマレーザや半導体レーザで22,255百万円。さらに子会社によるホテル事業などその他セグメントが5,679百万円ある。全セグメントを合わせた連結売上高は212,051百万円。

海外売上高比率が7割を超えるグローバル体制

同社は日本国内に本社・工場・研究所を持つ一方、米国、ドイツ、フランス、英国、中国、ベルギー、デンマークなどに32の連結子会社を展開する。主要な販売子会社としてハママツ・コーポレーション(米国)、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント(ドイツ)、浜松光子学商貿(中国)などがあり、各地域で販売・サービスを行う。生産面では、国内の高丘電子や浜松電子プレスから部品を調達し、海外では北京浜松光子技術が加工部品を供給する。海外売上高比率は前期で約75%と高く、半導体・医療・分析装置などグローバルな顧客基盤を持つ。

高い収益性と設備投資で持続的成長を目指す

浜松ホトニクスは収益指標として売上高営業利益率を重視する。2024年9月期の営業利益率は15.74%と高水準だが、2025年9月期は減益予想で営業利益率7.6%に低下見込み。これはレーザ事業ののれん償却や、半導体・医療向け需要変動の影響による。同社は成長投資を継続しており、2024年9月期には新棟建設やホテル建替えで固定資産が22,937百万円増加した。自己株式の取得や配当も行い、株主資本コストを意識したROE経営を掲げている。

業界の中での役割は光部品・光応用装置メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,121億円
営業利益
162億円
営業利益率
7.6%
純利益
142億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01電子管(光電子増倍管・イメージ機器・光源)主力

光電子増倍管は微弱光検出に特化し、学術研究・医療・産業計測等で高いシェア。光源は分析機器向けなど。

光電子増倍管で世界トップシェア

主な製品・サービス3
光電子増倍管世界シェア首位
微弱な光を高感度で検出できる真空管。放射線計測、バイオイメージング、物理実験等に使用。
イメージ機器
CCD/CMOSイメージセンサやEM-CCDなど高感度撮像デバイス。
光源
キセノンランプ、重水素ランプ、LED光源など分析・計測用光源。

02光半導体主力

フォトダイオード、フォトIC、赤外線検出素子など光半導体素子を供給。光通信、産業センサ、車載向け。

主な製品・サービス1
光半導体素子
フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、近赤外線検出器、ラインイメージセンサ等。

03画像計測機器準主力

科学計測用カメラ、分光器、画像解析システム等を提供。研究開発や生産ラインの計測に活用。

主な製品・サービス1
画像処理・計測装置
高感度カメラ、分光光度計、蛍光寿命測定装置、生体イメージング装置等。

04レーザ準主力

レーザ装置とその部品を供給。主に産業加工・医療・研究用途。

主な製品・サービス2
レーザ装置
エキシマレーザ、半導体レーザ、固体レーザ等。
レーザ装置部品
レーザ用光学部品、電源等。

05その他(ホテル・中国独自製品)その他

子会社のホテル運営、中国子会社の独自製品販売等。

製品と技術

光電子増倍管:微弱光検出で世界トップシェア

光電子増倍管は浜松ホトニクスの祖業であり、最も高い市場シェアを誇る製品群である。真空管内部の光電面と電子増幅段を利用し、光子1個レベルの微弱光を検出できる。主な用途は放射線計測、バイオイメージング、物理実験用検出器。PET(陽電子断層撮影)装置用光検出器として医療機器に搭載され、同分野で世界シェア首位。また、液体クロマトグラフ用の重水素ランプなど分析機器向け光源も電子管事業の主力製品である。

光半導体素子:イメージセンサとフォトダイオード

光半導体事業では、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、近赤外線検出器、ラインイメージセンサなどを製造する。特にシリコンフォトダイオードはX線CTや歯科診断装置に使われ、半導体製造装置向けのイメージセンサは生成AI向け半導体需要に牽引されて成長している。光半導体素子は形状や感度波長をカスタマイズ可能で、顧客の装置に組み込まれる。2024年9月期の同事業の売上高は79,505百万円と全セグメントで最大である。

画像計測機器とレーザ装置:応用製品で付加価値を創出

画像計測機器事業では、高感度カメラ、分光光度計、蛍光寿命測定装置、病理デジタルスライドスキャナなどを提供する。半導体故障解析装置や遠隔病理診断向けシステムが成長を牽引する。レーザ事業では、エキシマレーザ、半導体レーザ、固体レーザに加え、2024年に買収したエヌケイティ・ホトニクスが持つファイバーレーザ技術がある。ステルスダイシングエンジンはシリコンウエハの高品位切断に使われ、生成AI向け半導体需要で売上を伸ばした。ただし、のれん償却によりレーザ事業は営業損失を計上している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

電気機器のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 世界シェア首位光電子増倍管世界シェア約9割電子管(光電子増倍管・イメージ機器・光源)
  • 電子管(光電子増倍管・イメージ機器・光源)光電子増倍管で世界トップシェア

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

光電子技術で世界有数のニッチトップ企業

同社は光電子技術を中核としたセンサ・計測機器分野で世界有数のニッチトップ企業である。電気機器セクターに属し、フォトカソードや光電子増倍管、イメージセンサなどで高い世界シェアを持つ。同業他社にはキオクシアホールディングスやイビデンなどがあり、それぞれメモリやプリント基板で強みを持つが、同社のように光検出技術に特化した企業は少ない。2024年9月期の売上高は2040億円、営業利益率15.74%と好調だったが、2025年9月期には売上高2121億円と増収ながら営業利益率7.64%まで低下した。これは研究開発費の増加や一部製品の需要減が影響したとみられる。同社の強みは独自技術による高付加価値製品の提供であり、競争優位性を維持している。

強み

  • 光電子増倍管などで世界シェア首位級を確保し、ニッチ市場を席巻
  • 光電変換技術で長年蓄積した独自ノウハウを持ち、高品質製品を実現
  • 医療、分析機器、宇宙産業など幅広い分野に向けて製品を展開
  • ニッチ市場での高いシェアにより、比較的安定した収益を確保

課題

  • ニッチ市場ゆえに成長余地が限定的で、新規市場開拓が必須
  • 高度な技術開発に伴う研究開発費の負担が収益を圧迫する傾向
  • 海外企業の追随により、一部製品では価格競争が激化

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

受動部品・センサの時価総額近傍。太字が浜松ホトニクス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16841横河電機1.2兆円21.3倍
26724セイコーエプソン1.2兆円56.7倍
36976太陽誘電1.2兆円82.3倍
47752リコー9,668億円17.4倍
56806ヒロセ電機8,936億円25.2倍
66965浜松ホトニクス7,373億円50.7倍
77762シチズン時計6,711億円21.4倍
87731ニコン6,311億円
95344MARUWA6,275億円33.3倍
108050セイコーグループ4,422億円39.7倍
117966リンテック3,878億円20.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(受動部品・センサ)に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

東海電子研究所として創業した1948年

1948年9月、堀内平八郎が静岡県浜松市海老塚に東海電子研究所を設立した。目的は電子管の製造・販売。当時はテレビ放送が始まる前で、真空管技術がまだ黎明期だった。この研究所が浜松ホトニクスの原点である。1953年9月には業務拡大に対応するため浜松テレビ株式会社(資本金50万円)を設立し、東海電子研究所の業務を引き継いだ。

本社工場新設と海外進出の1960~70年代

1964年10月、浜松市市野町(現本社工場)に工場を新設。1966年7月にはニューヨークに駐在員事務所を設置し、海外販売の足がかりを築いた。1967年12月に本社を市野町へ移転。1973年7月には磐田郡豊岡村(現磐田市)に豊岡製作所を開設し、同時にドイツに販売子会社ハママツ・テレビジョン・ヨーロッパを設立。生産と販売の国際化が本格化した。

社名変更と株式上場で成長加速した1980~90年代

1983年4月、浜松テレビ株式会社を浜松ホトニクス株式会社に社名変更。同年6月には米国にホトニクス・マネージメント・コーポを設立し、経営管理機能を強化。1984年8月に株式を店頭登録し、1996年7月には東京証券取引所市場第二部に上場。1998年3月には市場第一部銘柄に指定された。この間、1985年につくばに筑波研究所、1990年に浜北市に中央研究所を開設し、研究開発体制を拡充した。

中国市場開拓と欧州買収による事業拡大(2000年代~)

2011年8月、中国に浜松光子学商貿(中国)有限公司を設立し、中国市場への直接販売を開始。2020年8月にはベルギーにホトニクス・マネージメント・ヨーロッパを設立し、欧州統括を強化。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2024年5月にはデンマークのエヌケイティ・ホトニクス・エイ・エスを全株式取得し、ファイバーレーザ技術を獲得。これにより受光・発光の両面で世界トップクラスの技術を保有する企業となった。

年表29件を開く

1940年代

  • 1948年9月創業堀内平八郎が、電子管の製造・販売を事業目的として、東海電子研究所を静岡県浜松市海老塚(現静岡県浜松市中央区海老塚)に設立

1950年代

  • 1953年9月創業東海電子研究所の業容の拡大に対応するため、浜松テレビ株式会社(資本金50万円)を浜松市海老塚(現浜松市中央区海老塚)に設立、東海電子研究所の業務をそのまま引継ぐ

1960年代

  • 1961年12月東京都港区に事務所を新設
  • 1964年10月浜松市市野町(現浜松市中央区市野町)に工場新設(現本社工場)
  • 1966年7月ニューヨーク市に駐在員事務所を新設(現ハママツ・コーポレーション 連結子会社)
  • 1967年12月浜松市市野町(現浜松市中央区市野町)へ本社を移転

1970年代

  • 1973年7月静岡県磐田郡豊岡村(現磐田市)に工場新設(現豊岡製作所)独国にハママツ・テレビジョン・ヨーロッパ・ゲー・エム・ベー・ハー設立(現ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー 連結子会社)
  • 1978年12月事業目的に医療機器等の研究、試作、製造及び販売を追加
  • 1979年4月大阪市東区(現中央区)に大阪営業所を新設

1980年代

  • 1981年6月浜松市天王町(現浜松市中央区天王町)に工場新設(現天王製作所)
  • 1983年1月浜松市常光町(現浜松市中央区常光町)に工場新設(現常光製作所)
  • 1983年4月商号変更浜松テレビ株式会社を浜松ホトニクス株式会社に社名変更
  • 1983年6月米国にホトニクス・マネージメント・コーポ(現連結子会社)設立
  • 1984年8月株式店頭登録(日本証券業協会)
  • 1985年1月浜松市砂山町(現浜松市中央区砂山町)に本社事務所新設
  • 1985年4月茨城県つくば市に筑波研究所新設
  • 1985年7月仏国にハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル(現連結子会社)設立
  • 1988年3月英国にハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド(現連結子会社)設立

1990年代

  • 1990年2月静岡県浜北市(現浜松市浜名区)に中央研究所新設
  • 1991年6月コーア電子工業株式会社の営業全部を譲受ける
  • 1994年7月浜松市新都田(現浜松市浜名区新都田)に都田製作所新設
  • 1996年7月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1998年3月東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定

2000年代

  • 2008年10月浜松市西区(現浜松市中央区)に産業開発研究所を開設

2010年代

  • 2011年8月中国に浜松光子学商貿(中国)有限公司(現連結子会社)設立

2020年代

  • 2020年8月ベルギーにホトニクス・マネージメント・ヨーロッパ・エス・アール・エル(現連結子会社)設立
  • 2021年12月東京都千代田区へ東京営業所を移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年5月M&Aホトニクス・マネージメント・ヨーロッパ・エス・アール・エルによる、デンマークのエヌケイティ・ホトニクス・エイ・エス(現連結子会社)の全株式取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本配当率中期経営計画期間(第78期~第80期)まで3.5%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    強みを生かした既存市場での成長

    お客様との強固なネットワークと高い市場シェアを強みに、市場トレンドを熟知した既存市場へ新技術をタイムリーに投入し、揺るぎないポジションを確保する。

  2. 02

    新規ビジネスモデルでの成長

    社内技術を融合し、優位性のある新規デバイスを組み合わせた高付加価値モジュールの提供を推進。新しいビジネスコンセプトで高利益率を確保する。

  3. 03

    新規市場での成長

    グループ総力によるシナジーを創出し、買収した子会社(エヌケイティ・ホトニクス、フェアチャイルド・イメージング等)の技術を活用して新市場での成長を加速する。

  4. 04

    中央研究所からの新市場創出

    中央研究所の研究成果を活用し、光の新規市場を創出する取り組みを強化。優先度の高い4テーマ(未踏波長領域デバイス、メタサーフェス、高付加価値レーザ加工、核融合用LDモジュール)に注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で6,601人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は728万円で、9期前と比べて+2.8%平均年齢は39.8歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月4,592
2017年9月4,683
2018年9月4,878
2019年9月70940.416.25,035
2020年9月69140.316.15,195
2021年9月68340.316.15,279
2022年9月72040.216.05,491
2023年9月77239.915.75,795
2024年9月74539.615.46,395502
2025年9月72839.815.96,601245

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率92.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社36(国内 20 / 海外 16、うち連結子会社 32) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
豊岡製作所 — 静岡県磐田市223億円
電子管
新貝工場 — 静岡県浜松市中央区154億円
光半導体、画像計測機器
本社工場 — 静岡県浜松市中央区124億円
光半導体
都田製作所 — 静岡県浜松市浜名区8,570百万円
光半導体、レーザ
中央研究所 — 静岡県浜松市浜名区7,129百万円
全社
常光製作所 — 静岡県浜松市中央区4,949百万円
画像計測機器
電子管 — 静岡県 磐田市3,334百万円
レーザ — デンマーク王国3,242百万円
電子管 — 静岡県 浜松市 中央区3,017百万円
電子管、その他 — 中国2,530百万円
ほか9件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱光素
    静岡県 磐田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    高丘電子㈱
    静岡県 浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権88.6%
  • 国内
    浜松電子プレス㈱
    静岡県 磐田市 · 連結子会社
    議決権72.1%
  • 国内
    ㈱浜松電産
    静岡県 浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱磐田グランドホテル
    静岡県 磐田市 · 連結子会社
    議決権57.1%
  • 国内
    浜松ホトニクス・コーポレート・ベンチャー・キャピタル㈱
    静岡県 浜松市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホトニクス・マネージメント・コーポ(注1)
    米国 ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ハママツ・コーポレーション(注1)(注5)
    米国 ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    エナジティック・テクノロジー・インク
    米国 マサチューセッツ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    フェアチャイルド・イメージング・インク
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    エヌケイティ・ホトニクス・インク
    米国 マサチューセッツ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    ホトニクス・マネージメント・ヨーロッパ・エス・アール・エル(注1)
    ベルギー王国 ブリュッセル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社24社を開く
  • エヌケイティ・ホトニクス・エイ・エスデンマーク王国 ビルケロッド市100%
  • ハママツ・ホトニクス・ヨーロッパ・ゲー・エム・ベー・ハー独国 ヘルシンク市100%
  • ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー(注1)(注5)独国 ヘルシンク市100%
  • ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル仏国 マッシー市100%
  • ハママツ・ホトニクス・イタリア・エス・アール・エル伊国 アレーゼ市100%
  • ハママツ・ホトニクス・ユー・ケイ・リミテッド英国 ハートフォードシャー100%
  • ハママツ・ホトニクス・ノルデン・エイ・ビースウェーデン王国 シスタ市100%
  • エヌケイティ・ホトニクス・テクノロジー・ゲー・エム・ベー・ハー独国 ケルン市100%
  • エヌケイティ・ホトニクス・ホールディング・リミテッド英国 サウサンプトン市100%
  • エヌケイティ・ホトニクス・エイ・ビースウェーデン王国 フディクスバル市100%
  • エヌケイティ・ホトニクス・スウィツァランド・ゲー・エム・ベー・ハースイス連邦 チューリッヒ市100%
  • アドバンスド・レーザダイオード・システムズ・エイ・エル・エス・ゲー・エム・ベー・ハー独国 ベルリン市100%
  • エヌケイティ・ホトニクス・リミテッド英国 サウサンプトン市100%
  • 浜松光子学商貿(中国)有限公司(注5)中国 北京市100%
  • 台湾浜松光子学有限公司台湾 新竹市100%
  • 北京浜松光子技術股份有限公司中国 北京市94%
  • ハママツ・ホトニクス・コリア・カンパニー・リミテッド韓国 ソウル市70%
  • 浜松光子科技(廊坊)有限公司中国 河北省廊坊市100%
  • 浜松光子学科学儀器(北京)有限公司中国 北京市100%
  • ハママツ・ホトニクス・イスラエル・リミテッドイスラエル国 ブネイブラク100%
  • 浜松光電㈱(注4)静岡県 磐田市19%
  • 長窯㈱(注4)長野県 長野市19%
  • ハママツ/クィーンズ・PET・イメージング・センター米国 ハワイ州30%
  • メンロー・システムズ・ゲー・エム・ベー・ハー独国 ミュンヘン市25%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    経済安全保障重要技術育成プログラム/高感度小型多波長赤外線センサ技術の開発高感度小型多波長赤外線センサ開発およびフィールド実証
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2023-05-15
    9億円
  • 調達
    IoT社会実現のための革新的センシング技術開発革新的センシング技術開発波長掃引中赤外レーザによる次世代火山ガス防災技術の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2020-07-28
    9,100万円
  • 調達
    高輝度・高効率次世代レーザー技術開発次々世代加工に向けた新規光源・要素技術開発分子振動を利用する高効率加工プロセス用中赤外高出力レーザー光源開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-01-29
    8,750万円
  • 調達
    物品「高真空蒸着装置」外44件の売払
    文部科学省 · 2017-03-13
    482万円
  • 調達
    NEDO先導研究プログラムエネルギー・環境新技術先導研究プログラム絶縁基板上大面積高品質グラフェン成膜技術の開発と光デバイス応用
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2021-06-24
    299万円
  • 調達
    平成26年度及び平成27年度「次世代高度運転支援システム研究開発・実証プロジェクト」等により取得した物品の売払い3
    経済産業省 · 2024-06-28
    200万円
  • 調達
    平成26年度及び平成27年度「次世代高度運転支援システム研究開発・実証プロジェクト」等により取得した物品の売払い2
    経済産業省 · 2024-06-28
    200万円
  • 補助金
    令和3年度産業技術実用化開発事業費補助金(サプライチェーン上不可欠性の高い半導体の生産設備の脱炭素化・刷新事業費補助金)一次公募(浜松ホトニクス)
    経済産業省 · 2022-04-01
    5,689万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は2,121億円営業利益162億円前期と比べると増収減益で、売上が+4.0%、利益が-49.5%。

売上高
+4.0%
2,121億円
営業利益
-49.5%
162億円
純利益
-43.4%
142億円
営業利益率
7.6%
前期比 -8.1%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高2,390億円2,121億円
営業利益220億円162億円
純利益175億円142億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は605億円、営業利益は64億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+14.4%、営業利益は−44.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q56416028.4124
2023年3Q52911521.788
2023年4Q569103
2024年1Q53511521.589
2024年2Q5058617.079
2024年4Q1,00012012.083
2025年2Q1,06710810.199
2025年4Q1,054545.143
2026年2Q1,1251008.992
2026年3Q6056410.634

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は981億円から2,121億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月981184112
2013年9月1,022179115
2014年9月1,121225152
2015年9月1,207247166
2016年9月1,219201144
2017年9月1,305240178
2018年9月1,443281212
2019年9月1,459263199
ベルギーにホトニクス・マネージメント・ヨーロッパ・エス・アール・エル(現連結子会社)設立
2020年9月1,403227165
2021年9月1,690346251
2022年9月2,088589413
2023年9月2,214594428
ホトニクス・マネージメント・ヨーロッパ・エス・アール・エルによる、デンマークのエヌケイティ・ホトニクス・エイ・エス(現連結子会社)の全株式取得
2024年9月2,04032134515.7251
2025年9月2,1211621887.6142

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高2,121億円のうち、営業利益として残るのは162億円7.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は142億円、売上の6.7%にあたる。営業利益率は業種中央値6.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.2%1,107億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金40.2%852億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.6%162億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
47.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.8pt
7.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
6.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.6pt
4.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが378億円、投資CFが−422億円で、差し引きのフリーCFは−44億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は860億円で、売上の4.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月149−88−3561358
2013年9月147−65−4182429
2014年9月231−137−4194493
2015年9月160−171−49−11456
2016年9月24242−154284536
2017年9月262−132−57130634
2018年9月236−89−163147618
2019年9月309−161−67148685
2020年9月233−162−6571688
2021年9月399−168−45231900
2022年9月451−133−783181,231
2023年9月343−329−119141,144
2024年9月381−737126−356926
2025年9月378−422−28−44860

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は4,550億円。このうち返さなくてよい自己資本が3,235億円で、自己資本比率は70.7%(業種中央値61.0%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月1,9001,40949173.9
2013年9月1,9831,54443977.6
2014年9月2,1541,68846678.1
2015年9月2,2621,80845479.6
2016年9月2,1731,69747677.8
2017年9月2,3931,87651778.1
2018年9月2,4491,94050978.9
2019年9月2,5972,03656178.2
2020年9月2,7162,13558178.3
2021年9月3,0172,37664178.4
2022年9月3,6622,81984376.6
2023年9月4,0293,20182879.1
2024年9月4,3463,3301,01676.2
2025年9月4,5503,2351,31670.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
906億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,493億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
144億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,316億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
85
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率15 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

電気機器 224社との比較

同じ電気機器の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率224社中77位あたり、逆に低いのは配当利回り224社中165位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.4%/中央値 8.0%
P25 4.2%P75 12.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.6%/中央値 6.9%
P25 3.5%P75 11.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.7%/中央値 61.0%
P25 48.2%P75 76.0%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.0%/中央値 4.1%
P25 -0.2%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.6%/中央値 2.4%
P25 1.6%P75 3.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,310で、1年前と比べて+55.9%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥2,310-1.6%1ヶ月-4.1%1年+55.9%時価総額7,373億円
過去52週の値幅
安値¥1,475高値¥3,100

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)50.7倍
PER (会社予想)38.2倍
PBR2.11倍
配当利回り1.65%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で-2.33%と下落し、8月21日終値は2367円。25日移動平均線2387.24円を約0.8%下回り、75日線2541.99円も下回る。52週高値3100円からは23.7%下落しており、調整局面。出来高は8月7日に636万株と急増したが、その後は減少傾向にあり、売り圧力が続いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 18/100)

PERが51.72倍と業界平均30.85倍を大きく上回り、PBRは2.16倍と平均2.64倍を下回るが、配当利回り1.61%は平均2.29%を下回る。ROE4.4%と収益性が低く、業績も減益傾向。予想PER39.1倍でも割高感は強い。配当性向80.1%と配当は維持されているが、利益減少で今後の減配リスクもある。バリュエーションは割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)50.7倍30.8倍
PER (予想)38.2倍
PBR2.11倍2.58倍
ROE4.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、半導体市況や研究開発投資の動向と、光センサー需要の成長持続性。強気派は、ヘルスケアや量子技術など新興分野での需要拡大を期待。弱気派は、業績のボラティリティが高く、受注動向次第で収益が変動しやすいと指摘。

プラスに働く材料7
  • 高収益ビジネス

    営業利益率15.7%を維持、技術力で高い付加価値を実現。

  • 成長市場の追い風

    PET診断や遺伝子解析など医療分野で需要が拡大中。

  • 研究開発の強み

    基礎研究からの製品化で、独自技術を築く。

  • 2026年9月期は営業利益が回復へ決算発表後影響

    予想PER38.4倍は現在の50.8倍から大幅低下、利益回復を織り込む

  • 売上高2121億円と2期ぶり増収2025年9月期影響

    前期比+81億円、光半導体需要が持ち直し

  • 営業利益率7.64%から回復基調2026年9月期影響

    前期15.74%から低下も、需要回復で再拡大余地

  • 外国人持株比率30%と需給良好継続影響

    29.99%と高く、物色意欲は続く

マイナスに働く材料7
  • 業績予想の下方

    2025年9月期は営業利益率7.6%と急減する見通し。

  • 市況の変動

    主要顧客の設備投資や半導体市況に影響を受けやすい。

  • 高いバリュエーション

    PER 50倍超と割高で、成長鈍化には厳しい評価。

  • 2025年9月期は営業利益が49.5%減決算確定影響

    営業利益162億円、前期321億円から159億円減

  • 純利益は2期連続で減少通年影響

    428→251→142億円と約3分の1に縮小

  • PBR2.16倍はROE4.4%と不整合不定影響

    収益性に見合わず修正余地

  • 株価は1年で+48%と上昇一服継続影響

    直近の戻りで利益確定売りが出やすい

次の決算で確かめる点
受注残高
将来の売上を占う先行指標となる。
セグメント別売上
医療・産業・研究の需要動向を把握するため。
研究開発費
将来の成長への投資規模を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.65%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
1.65%
いまの株価に対して
配当性向
80.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1745.6
2017年9月170.033.4
2018年9月198.834.3
2019年9月208.135.8
2020年9月200.045.9
2021年9月200.041.3
2022年9月3680.035.1
2023年9月385.630.8
2024年9月380.063.5
2025年9月380.080.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ68,732人。区分でいちばん多いのは個人・その他32.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.2%を占め、残る64.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他24.123.223.523.728.932.2
金融機関29.429.430.329.029.330.4
外国法人35.636.535.135.934.829.9
自己株式6.06.06.06.06.06.2
事業法人10.29.79.89.84.54.7
証券会社0.61.11.11.52.32.7
外国人個人0.10.10.10.10.10.1
政府・自治体0.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)15.59
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.24
03浜松ホトニクス従業員持株会2.76
04ジェーピー モルガン チェース バンク 385864 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.01
05野村信託銀行株式会社(投信口)1.87
06ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505025 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.67
07株式会社日本カストディ銀行(信託口4)1.57
08ステート ストリート バンク アンド トラスト クライアント オムニバス アカウント オーエムゼロツー 505002 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.49
09ジェーピー モルガン チェース バンク 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.45
10ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.34

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-08-05
    ブラックロック・ジャパン株式会社
    新規の大量保有報告
    6.17%
    +1.07pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−66%、1株純資産は14期で−38%。直近期のROEは4.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月1391,7458.219.238.9
2013年9月1431,9147.825.848.3
2014年9月941,0479.427.634.5
2015年9月1031,1209.526.244.9
2016年9月901,0758.334.245.6
2017年9月1131,18810.030.133.4
2018年9月1371,24911.233.234.3
2019年9月1291,31110.131.235.8
2020年9月536878.049.645.9
2021年9月8176411.242.941.3
2022年9月13390616.023.235.1
2023年9月1381,02914.322.830.8
2024年9月811,0707.723.163.5
2025年9月471,0764.433.980.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

29名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は29名。2025/9期の役員報酬は総額431百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢
丸野正代表取締役社長 社長執行役員65
加藤久喜代表取締役副社長 副社長執行役員69
鈴木貴幸代表取締役 専務執行役員 固体事業部 事業部長64
森和彦取締役 常務執行役員 経営管理統括本部 統括本部長69
野﨑健取締役 常務執行役員 経営企画統括本部 統括本部長69
鳥山尚史取締役 常務執行役員 営業統括本部 統括本部長68
栗原和枝取締役75
廣瀬卓生取締役55
美濃島薫取締役61
木村隆昭取締役73
宇津山晃常勤監査役66
鈴木通人常勤監査役68
残りの役員17名を開く
氏名役職年齢
中野昌治監査役68
平井正大監査役67
鈴木一哉常務執行役員
岡田裕之上席執行役員
岩瀨富美雄上席執行役員
南雲幸一執行役員
長田修一執行役員
豊田晴義執行役員
伊藤伸治執行役員
堤﨑正人執行役員
高田浩茂執行役員
小笠原律志執行役員
上野和夫執行役員
石塚利道執行役員
内山直己執行役員
鈴木久則執行役員
堀内靖之執行役員

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8279636334243
社外取締役948485
監査役2414121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,231字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、浜松ホトニクス株式会社(当社)、連結子会社32社、非連結子会社1社及び関連会社4社で構成されており、光電子増倍管、イメージ機器及び光源、光半導体素子、画像処理・計測装置、レーザ装置、レーザ装置部品等の光関連製品の製造、販売を主な事業とし、かつ、これらに付帯する事業を営んでおります。 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、電子管事業、光半導体事業、画像計測機器事業、レーザ事業及びその他事業の各事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)電子管事業 光電子増倍管、イメージ機器及び光源 当社が製造販売するとともに、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル、浜松光子学商貿(中国)有限公司他海外子会社を通じ販売しております。また、当社は、光電子増倍管につきましては、国内子会社の高丘電子㈱、浜松電子プレス㈱他、海外子会社の北京浜松光子技術股份有限公司より加工部品を仕入れております。光源につきましては、国内子会社の㈱光素より加工部品を仕入れており、海外子会社のエナジティック・テクノロジー・インクにおいても製造販売をしております。 (2)光半導体事業 光半導体素子 当社及び海外子会社のフェアチャイルド・イメージング・インクが製造販売するとともに、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル、浜松光子学商貿(中国)有限公司他海外子会社を通じ販売しております。また、当社は、国内関連会社の浜松光電㈱より加工部品を仕入れております。 (3)画像計測機器事業 画像処理・計測装置 当社が製造販売するとともに、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル、浜松光子学商貿(中国)有限公司他海外子会社を通じ販売しております。 (4)レーザ事業 レーザ装置、レーザ装置部品 当社及び海外子会社のエヌケイティ・ホトニクス・エイ・エスが製造販売するとともに、子会社のハママツ・コーポレーション、ハママツ・ホトニクス・ドイチュラント・ゲー・エム・ベー・ハー、ハママツ・ホトニクス・フランス・エス・ア・エール・エル、浜松光子学商貿(中国)有限公司他海外子会社を通じ販売しております。 (5)その他事業 子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。 以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,807字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営理念・経営方針】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営理念・経営方針 近年、世界規模での社会・環境問題が深刻化し、その課題解決の重要性がますます高まっています。当社グループは、この経営理念のもと、役員及び従業員が一丸となり、さらなる企業価値の向上と持続的な成長を目指し、光技術により人類、社会、環境に貢献します。 (2)中長期的な経営戦略等 当社グループは、お客様との密接な関係を構築してニーズを聞き取り、それを把握して企画し、試作開発を行い製品化した光センサや光源などのデバイス、デバイスに付加価値を付与したモジュール、そしてこれらを応用し特定の用途に特化したシステム製品を供給しています。 今後、当社グループの競争力のコアであるデバイス技術の革新的進化に注力するとともに、受光・発光技術を高度に組み合わせカスタマイズした高付加価値モジュールやシステム製品の事業領域を進展します。  お客様が気づいていない社会・環境・人類のニーズを私たちが先回りして把握し、より高付加価値な製品やソリューションを創出し、光産業を拡大することは、当社グループが持続的な成長を実現していくうえで非常に重要なサイクルです。この付加価値創造サイクルが当社ビジネスの源泉であり、これを早く大きく回すことが企業価値の向上につながると考えています。 (成長戦略) ①強みを生かせる既存市場で成長 ・市場トレンドの熟知、お客様との強固なネットワーク、高い市場シェアという当社の強みを生かせる既存市場で、新技術をタイムリーに投入し揺るぎないポジションを確保します。 ②新規ビジネスモデルで成長 ・社内技術を融合し、優位性ある新規デバイスを組み合わせた高付加価値モジュールの提供の推進や、新しいビジネスコンセプトで高利益率を確保します。 ③新規市場で成長 ・エヌケイティ・ホトニクス・エイ・エスやフェアチャイルド・イメージング・インクの技術を含めたグループ総力によるシナジー創出と、これら子会社が保有する新市場での成長を加速します。 ④中央研究所からのアウトブットで新市場確立 ・中央研究所の研究成果にて光の新規市場を創出する取り組みを強化しています。 (3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長に向けて、収益性の観点では「売上高営業利益率」を重視しており、当社連結ベース及び各セグメントにおける営業利益率を主要指標として定め、その向上に努めています。 一方、効率性の観点では、資本コストを把握したうえで、中長期的に株主資本コストを上回るROE(自己資本当期純利益率)の実現を目指しています。 (4)経営環境及び対処すべき課題 昨今、米国を中心とした相互関税措置や国際的な政治情勢の変化により、地政学的リスクが高まっています。これに伴うサプライチェーンの混乱やコスト増加の可能性を踏まえ当社グループでは引続き多くの製品の国内生産の方針を維持しつつ、一部製品における生産拠点の見直しに向けた検討や在庫管理の最適化を進めております。 そのような中、当社グループは昨年策定した8つのマテリアリティのもとさらなる成長に向けた変革に取り組んでおります。ここでは、その具体例をご紹介します。 1 技術革新と競争力の維持 課題:市場の変動や競合メーカーの台頭に対応するための競争力の維持・強化 取り組み:半導体製造・検査装置や医用・バイオ機器などにおいて当社製品は必要不可欠とされており、その製品性能を高めるとともに、光半導体と真空管技術を融合した革新的な光センサや量子センサなど新たなデバイスの開発を促進しています。また、自社での研究開発に加え、レーザ技術をさらに強化するため、ファイバーレーザで特色のあるエヌケイティ・ホトニクス・エイ・エスを買収し、受光・発光の両面で世界トップクラスの技術を保有する企業となりました。今後も顧客と市場との密接なコミュニケーションを通じ、光に関するすべての要素技術を活かした受発光一体型の高付加価値モジュールなど、さまざまなニーズを満たすトータルソリューションを提供していきます。 2 持続可能な成長 課題:持続可能な成長を達成するための新しい市場や応用分野の開拓 取り組み:中央研究所は、光の未知未踏領域に挑む基礎研究を強化・推進させるとともに、事業部との連携による新たな市場展開を意識した研究開発を目的としており、「将来を見据えた基盤研究の推進・シーズ創出」、「社会課題解決のための基礎研究」、「事業部と連携した研究成果の実用化推進」の3つの軸に区分けして研究を推進しております。特に「事業部と連携した研究成果の実用化推進」においては、長年にわたる中央研究所の研究成果と事業部が将来必要とする技術のマッチングを改めて行い、優先度の高い4つのテーマ(①未踏波長領域デバイス技術、②メタサーフェス技術、③高付加価値データ駆動型レーザ加工技術、④核融合用LDモジュール技術)を選定することで、新たな市場の創成と実用化に向けて研究を加速させてまいります。 3 サステナビリティ活動のさらなる推進 課題:持続的な事業活動のための気候変動問題への対応、人的資本投資を中心としたサステナビリティへの取り組みのさらなる推進 取り組み:気候変動対策として、再生可能エネルギーの利用拡大や、製品のエネルギー効率の向上を図っています。加えて、長期的な地球温暖化対策ビジョンを策定し、持続可能な社会の実現に向けた具体的な取り組みを進めています。また、従業員の多様性を重視し、より良い働き方ができる環境を築くために各種施策を実施しています。さらに、事業戦略強化に加えて人材育成も目的とした特定市場における戦略構築を行うビジネス戦略室を発足しました。事業部、現地法人の垣根を越えた全社視点におけるビジネス戦略構築を行うことで、スキルアップ、技術革新を支える人材を育成します。 4 財務戦略の強化 課題:長期的成長・株主価値向上のための最適な財務体質の確立 取り組み:当社は企業価値の最大化を目指し、中期経営計画期間(第78期~第80期)において以下の財務戦略を策定いたしました。 ・短期的な利益変動が大きくなる局面においても、より一層の安定的な株主還元を実現するため、従来の配当方針に自己資本配当率3.5%を下限方針として追加しました。 ・配当に加えて、自己株式取得についても手元キャッシュ水準や戦略投資案件の動向等を総合的に勘案し、機動的な実施を判断します。 ・中長期成長に必要な研究開発・設備投資については引続き積極的に資源を投入するとともに、手元資金の圧縮、有利子負債の活用にも取り組んでまいります。
事業等のリスク4,882字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループが認識する、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重要な影響を与える可能性のある主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、記載の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在の判断に基づいております。 (1)経済情勢の変化について 当社グループは、日本をはじめ欧米など世界各国で事業を展開しており、製品需要は各国の経済情勢に大きな影響を受けます。予想を超える景気変動が生じた場合、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、医用分野などの景気変動の影響を受けにくい業界への販売を推進するとともに、産業用機器、分析用機器、計測用機器、学術研究分野など幅広い分野への販売を推進することによりリスク分散を図っております。 (2)市場における競争の激化について 電子管事業および光半導体事業は、世界の主要な医用・産業用・分析用・輸送用機器メーカーに対し、キーデバイスである光電子部品を提供しております。また画像計測機器事業は、産業・学術研究・医用分野などのエンドユーザーに最終製品を提供しております。これら中核事業において、価格競争や開発競争が激化した場合、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、継続的な新製品の投入、生産能力の増強、新市場の開拓を進めることで、市場占有率及び収益性の維持・向上に努めております。 (3)技術革新における競争について 当社グループは、「光を使いこなす技術を開発して社会に役立てる会社」です。しかしながら、光の本質には未解明の領域が多く、当社グループが新たな知見を獲得できない場合や、他社によって光に関する革新的な技術が開発された場合には、現在の市場での競争力を失う可能性があります。また研究開発投資が必ずしも売上高や収益に直結するとは限らず、今後の業績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、光の未知領域の探求と光技術を活用した新産業の創出を目指しております。創業以来のベンチャー精神を忘れず、新技術の企画・開発に継続的に取り組むとともに、それを担う人材の育成にも注力しております。 (4)人材の確保、育成について 当社グループの持続的成長には、創業以来のベンチャー精神を受け継ぎ、高度な専門性を有し、未知未踏の領域に挑戦し続ける人材の確保・育成が不可欠です。また、「和」の精神に基づき、個々の能力を結集して総合力を発揮できる企業風土の醸成も重要であると認識しております。これらの取り組みが想定通りに進まない場合、経営基盤が揺らぎ、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、グローバル展開を見据えた専門性の高い人材を積極的に採用するとともに、入社後の教育制度の充実や高度なOJTにより専門性の継承に努めております。さらに、失敗を恐れず挑戦する企業文化を醸成することで、継続的な挑戦機会を創出し、個々の能力開発を促進しております。加えてグローバル人事部を新設し、持続的な成長に資するグローバルな人材育成も行っております。 (5)為替変動について 当社グループの連結売上高に占める海外売上高の比率は約8割と高く、海外子会社の収益・費用・資産などは為替の変動により換算後の金額が変動するリスクがあります。ビジネスレベルでは、当社は輸出の大部分を円建てで行っており、為替リスクは主に海外販売子会社が負担しております。海外子会社は、顧客との交渉により円建てもしくは現地通貨建てを取り決めていますが、現地通貨建ての場合、急激な円高や円高傾向が長期化により、価格転嫁等の交渉が必要になり、業績および財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、価格弾力性を最小化できる高付加価値製品の投入を推進するとともに、海外子会社においては円建て取引の拡大や為替予約の活用により、為替変動の影響を最小限に抑えるよう努めております。 (6)知的財産について 当社グループは、光技術を活用した新産業の創出及び科学技術の発展への貢献を経営の基本方針としております。その実現に向けて得られた知見を知的財産として適切に管理することが重要であると認識しております。一方、当社グループは世界各国で事業を展開しておりますが、一部地域において知的財産権の保護が十分でない場合があり、第三者による類似製品の製造を防止できない可能性があります。また、当社グループが把握していない知的財産権が存在する場合、当社による権利侵害のリスクや、研究開発投資により得られた知的財産の利用が制限される可能性もあります。これらの知的財産管理が不十分な場合、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、専門部署を設置し、開発した新技術やノウハウを網羅的に出願・権利化するとともに、国内外の関連分野の知的財産権を収集し、弁護士事務所等と連携して第三者の知的財産権侵害防止を強化することで、リスクの最小化に努めています。 (7)地震等自然災害について 当社グループは、本社及び生産・研究開発拠点が静岡県に集中しているため、東海地震や東南海地震などの大規模災害、または事故や疫病の発生により、製造ライン、研究開発施設、情報システム及びサプライチェーンが機能麻痺し、生産能力に重大な影響を与える可能性があります。その結果、売上げの大幅な減少や施設修復に伴う多額の費用負担が発生し、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに備え、事業継続計画(BCP)の整備を進めるとともに、地震保険や地震コミットメントライン契約などのリスクファイナンスを確保し、被災後の早期事業復旧を可能とする体制を構築しております。 (8)国際的な事業活動について 当社グループの連結売上高に占める海外売上高の比率は約8割であり、グローバルに事業を展開しております。そのため、進出国における政治不安や経済情勢の悪化、法規制や行政指導への抵触、労使関係や人材確保に関するリスクに加え、テロ、戦争、疾病などによる社会的混乱により、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、社内に窓口担当部署を設置し、定期的な情報収集・情報交換を実施しています。また、進出国で問題が発生した場合には、窓口担当部署と連携し、問題の早期収拾に努めております。 (9)情報セキュリティリスクについて 当社グループは、事業活動を通じて、取引情報、技術情報、個人情報等の重要な情報資産を保有しております。これらの情報に対し、ネットワークウイルスの感染やサイバー攻撃等に起因する情報漏洩、改ざん、またはシステム障害による操業停止等が発生した場合、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、社内規程の整備、従業員への定期的かつ随時の教育・啓発活動の実施、情報セキュリティ対策技術の導入・更新などを通じて、リスクの低減に取り組んでおります。さらに、万一情報セキュリティに関する事故が発生した場合に備え、リスクファイナンスの確保、外部専門機関との連携体制の構築、被害の最小化を目的としたサイバー保険への加入等の対策も講じております。 (10)環境問題について 当社グループは、事業を行う各国の環境規制などの法令を遵守するとともに、世界各地で深刻化する環境問題に適切に対応し、解決に貢献することが重要であると考えております。これらの環境問題への取り組みが不十分な場合、顧客ニーズに応えられないだけでなく、社会的な信用を失い、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、環境マネジメントシステムによる定期的な評価と改善を行い、再生可能エネルギーの導入など、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを継続しております。また、気候変動関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に賛同し、気候変動が事業に与えるリスク・機会の財務的な影響を分析のうえ情報開示を進め、2040年のRE100及び2050年のカーボンニュートラル達成に向け、Scope1~3の排出削減に向けた具体的な施策を展開しております。 (11)企業買収や業務提携による効果について 当社グループの持続的な成長には、将来を見据えた戦略的な挑戦が不可欠であり、その一環として企業買収や業務提携を行う場合があります。これらにより期待されるシナジー効果の創出や事業展開が当初見込み通りに進まない場合、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、買収・提携前のデューデリジェンスを実施し、潜在的なリスクを精査するとともに、取得後にはPMIを着実に行うことで事業統合の円滑化を図っております。さらに、事業計画と実績を定期的に検証し、必要に応じて迅速な対策を講じております。加えて、被買収企業とのコミュニケーションを密に行うことで、事業戦略の整合性を高めることで統合効果の最大化に努めております。 (12)材料の調達について 当社グループの生産活動に使用される部品の中には、特殊な原材料を使用しており、調達先が限定されるものがあります。そのため、調達の遅延や不足が発生した場合、生産活動に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの製品は顧客の製品に組み込まれる部品として使用されることから、顧客の生産活動にも影響を及ぼす可能性があります。結果として、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、調達先との関係強化に努めるとともに、海外を含む調達先及び生産拠点の分散化・多様化を図っております。さらに、代替材料への切り替え検討や代替素材の研究開発を進めることで、当該リスクの最少化に取り組んでおります。 (13)コンプライアンスについて 当社グループは、世界各地で事業活動を展開しており、それぞれの国・地域の法令を遵守する必要があります。これら法令に違反した場合、課徴金の支払い、事業活動の中断、ブランドイメージの毀損などのレピュテーションリスクが生じ、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、役員を含む全従業員のコンプライアンス意識の向上が不可欠であると認識しております。そのため、社長メッセージによるトップダウンでの意識の浸透や、全役職員を対象とした継続的なコンプライアンス教育、関連情報の共有を実施しております。また、「コーポレートガバナンスに関する基本方針」や「企業倫理およびコンプライアンスに対する考え方」などの基本ルールを制定・周知し、グローバルな公益通報制度の整備など、制度面からの強化を推進しております。これらのルールや制度は連結子会社にも展開し、グループ全体のコンプライアンス意識向上を通じて、当該リスクを最小化に努めております。 (14)製品欠陥について 当社グループの製品は、医療、計測、産業、自動車、情報、民生機器から学術研究に至るまで幅広い分野で使用されております。応用領域の拡大に伴い、製品に求められる品質や信頼性は一層高度化しており、継続的な品質改善活動が不可欠となっております。これらの活動が十分に機能せず、製品に欠陥が発生した場合には、損害賠償請求等のペナルティにより、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては「浜松ホトニクスグループ品質方針」を策定し、これに基づく品質向上活動を推進しております。また、各事業部においてはISO9001に準拠した「品質マネジメントシステム」を構築しており、本社品質本部が品質情報を統括することで、迅速な対応を可能としております。これらの取り組みにより、リスクの最小化に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)8,225字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的なインフレが継続するなか、個人消費や企業における設備投資、人的資本への投資などが下支えとなり、緩やかな成長を維持いたしました。一方で、米国の相互関税を巡る動向や各国の産業政策の転換、地政学リスクの高まりなど、依然として先行きが不透明な状況のなかで推移いたしました。 このような状況におきまして、当社グループは、財務・非財務の両輪で企業価値を向上させるための変革に部署の垣根を越えて取り組むとともに、競争力の維持・向上に必要な設備投資を継続するほか、当社独自の光技術を活かした研究・製品開発を推進することで、売上高、利益の確保に努力してまいりました。 当連結会計年度の業績につきましては、売上高は212,051百万円と前期に比べ8,089百万円(4.0%)の増加となりました。また、利益面につきましては、営業利益は16,163百万円と前期に比べ15,954百万円(49.7%)の減少、経常利益は18,802百万円と前期に比べ15,709百万円(45.5%)の減少、親会社株主に帰属する当期純利益は14,203百万円と前期に比べ10,941百万円(43.5%)の減少となり、増収減益となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 [電子管事業] 光電子増倍管、イメージ機器及び光源は、分析分野において、様々な業界における製品の品質と安全性に関する厳格な規制要件などによる分析技術への需要の高まりにより、液体クロマトグラフなどの分析装置向け重水素ランプの売上げが増加したものの、医用・バイオ分野において、米国立衛生研究所(NIH)の予算削減による投資の減少により、細胞などを分析する検体検査装置向け光電子増倍管の売上げが減少いたしました。また、産業分野において、EV(電気自動車)市場の停滞により、リチウムイオン電池の非破壊検査装置向けマイクロフォーカスX線源の売上げが減少いたしました。 この結果、電子管事業といたしましては、売上高は71,906百万円(前期比7.4%減)、営業利益は18,953百万円(前期比20.4%減)となりました。 [光半導体事業] 光半導体素子は、医用・バイオ分野において、中国市場での価格競争、欧米における金利高などの影響もありX線CT向けのシリコンフォトダイオード及び、歯科用診断装置向けのフラットパネルセンサの売上げが減少したものの、産業分野において、生成AI(人工知能)及びデータセンター向けの高性能な半導体の需要に牽引され半導体製造・検査装置向けのイメージセンサの売上げが増加いたしました。 この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は79,505百万円(前期比1.7%増)、営業利益は12,583百万円(前期比29.7%減)となりました。 [画像計測機器事業] 画像処理・計測装置は、産業分野において、生成AI向けなどの高性能な半導体への投資拡大の影響により、半導体故障解析装置の売上げが増加いたしました。また、医用・バイオ分野では、販売チャネルの拡充により対応地域が拡大したこともあり、遠隔病理診断に用いられる病理デジタルスライドスキャナの売上げが堅調に推移いたしました。一方で、バイオ分野において、予算削減等の影響により、デジタルカメラの需要が減少いたしました。 この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は32,703百万円(前期比0.1%減)、営業利益は9,698百万円(前期比6.9%減)となりました。 [レーザ事業] レーザ関連製品では、生成AI向けの好調な設備投資に伴い、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが増加したものの、買収によるのれんの償却など費用も増加いたしました。 この結果、レーザ事業といたしましては、売上高は22,255百万円(前期比107.7%増)、営業損失は4,365百万円(前期営業損失204百万円)となりました。 [その他事業] 子会社の㈱磐田グランドホテルが営むホテル事業及び子会社の北京浜松光子技術股份有限公司の独自製品に係る事業を含んでおります。 当セグメント(その他)の売上高は5,679百万円(前期比22.7%増)、営業利益は863百万円(前期比23.6%減)となりました。 ②財政状態 財政状態の状況は次のとおりであります。 [流動資産] 流動資産の主な変動は、有価証券が3,657百万円増加したものの、現金及び預金が6,462百万円、棚卸資産が3,611百万円それぞれ減少したことなどから、流動資産は前連結会計年度末に比べ2,563百万円減少しております。 [固定資産] 固定資産の主な変動は、新棟の建設やホテルの建替え工事の完了などにより、建物及び構築物が13,049百万円、建設仮勘定が3,654百万円それぞれ増加したことなどから、固定資産は前連結会計年度末に比べ22,937百万円増加しております。 [流動負債] 流動負債の主な変動は、設備関係電子記録債務(流動負債その他)が3,135百万円減少したものの、短期借入金が28,216百万円増加したことなどから、流動負債は前連結会計年度末に比べ27,797百万円増加しております。 [固定負債] 固定負債の主な変動は、長期借入金が2,044百万円増加したことなどから、固定負債は前連結会計年度末に比べ2,133百万円増加しております。 [純資産] 純資産は、為替換算調整勘定が4,855百万円増加したものの、自己株式の取得及び消却により利益剰余金が11,936百万円、自己株式が5,442百万円それぞれ減少したことなどから、当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ9,556百万円減少し、323,455百万円となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ6,542百万円減少し、86,037百万円となりました。 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況を、前年同期と比較しますと次のとおりであります。 [営業活動によるキャッシュ・フロー] 営業活動により得られた資金は37,784百万円となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上によるものであります。 [投資活動によるキャッシュ・フロー] 投資活動により使用した資金は42,166百万円となりました。これは主として、有価証券の取得及び有形固定資産の取得などによるものであります。 [財務活動によるキャッシュ・フロー] 財務活動により使用した資金は2,843百万円となりました。これは、短期借入金が増加したものの、自己株式の取得及び配当金の支払いによるものであります。 ④生産、受注及び販売の実績 a 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2024年10月1日  至 2025年9月30日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 電子管事業   75,054   1.4 光半導体事業   74,346   △3.1 画像計測機器事業   27,799   2.7 レーザ事業   20,395   60.4 その他事業   4,078   △22.6 合計   201,674   3.0 (注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 金額は販売価格によっております。 b 受注実績 当社グループは主に見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称    当連結会計年度 (自 2024年10月1日  至 2025年9月30日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 電子管事業   71,906   △7.4 光半導体事業   79,505   1.7 画像計測機器事業   32,703   △0.1 レーザ事業   22,255   107.7 その他事業   5,679   22.7 合計   212,051   4.0 (注)1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループ経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。 ①当連結会計年度の経営成績等 当社は自社の資本コストを的確に把握したうえで、3年の経営計画を策定し、公表しております。(ローリング方式)また、中長期的ビジョンに基づき、成長に向けた積極的な設備投資や研究開発を行うことで、持続的かつ安定的な高収益体制の構築を目指しております。 当連結会計年度の業績につきましては、国内売上げ、海外売上げともに増加いたしました結果、売上高は212,051百万円と前期に比べ8,089百万円(4.0%)の増加となったものの、2022年11月に公表した3年の経営計画の3年目の目標額には到達することはできませんでした。これは、新型コロナウイルスを端緒とした急激な先行手配増加からの反動により、半導体業界などで在庫調整局面となり、受注が減少したことなどが影響しております。利益面につきましても、営業利益は16,163百万円と前期に比べ15,954百万円(49.7%)減少、経常利益は18,802百万円と前期に比べ15,709百万円(45.5%)減少、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても14,203百万円と前期に比べ10,941百万円(43.5%)減少となり、遺憾ながら増収減益となりました。利益面についても売上高同様、2022年11月に公表した3年の利益計画の3年目の目標額には到達することができませんでした。これは売上高目標が未達であったことにより、設備投資による減価償却費などの固定的コストの相対的な負担割合が高まったことによるものであります。 なお、セグメント別の業績の概要につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績」に記載のとおりであります。 a 売上高 光電子増倍管、イメージ機器及び光源は、分析分野において、様々な業界における製品の品質と安全性に関する厳格な規制要件などによる分析技術への需要の高まりにより、液体クロマトグラフなどの分析装置向け重水素ランプの売上げが増加したものの、医用・バイオ分野において、米国立衛生研究所(NIH)の予算削減による投資の減少により、細胞などを分析する検体検査装置向け光電子増倍管の売上げが減少いたしました。また、産業分野において、EV(電気自動車)市場の停滞により、リチウムイオン電池の非破壊検査装置向けマイクロフォーカスX線源の売上げが減少いたしました。 この結果、電子管事業といたしましては、売上高は71,906百万円(前期比7.4%減)となりました。 光半導体素子は、医用・バイオ分野において、中国市場での価格競争、欧米における金利高などの影響もありX線CT向けのシリコンフォトダイオード及び、歯科用診断装置向けのフラットパネルセンサの売上げが減少したものの、産業分野において、生成AI(人工知能)及びデータセンター向けの高性能な半導体の需要に牽引され半導体製造・検査装置向けのイメージセンサの売上げが増加いたしました。 この結果、光半導体事業といたしましては、売上高は79,505百万円(前期比1.7%増)となりました。 画像処理・計測装置は、産業分野において、生成AI向けなどの高性能な半導体への投資拡大の影響により、半導体故障解析装置の売上げが増加いたしました。また、医用・バイオ分野では、販売チャネルの拡充により対応地域が拡大したこともあり、遠隔病理診断に用いられる病理デジタルスライドスキャナの売上げが堅調に推移いたしました。一方で、バイオ分野において、予算削減等の影響により、デジタルカメラの需要が減少いたしました。 この結果、画像計測機器事業といたしましては、売上高は32,703百万円(前期比0.1%減)となりました。 レーザ関連製品では、生成AI向けの好調な設備投資に伴い、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが増加いたしました。 この結果、レーザ事業といたしましては、売上高は22,255百万円(前期比107.7%増)となりました。 その他事業の売上高は5,679百万円(前期比22.7%増)となりました。 b 為替変動の影響 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、為替相場があげられます。当連結会計年度における為替感応度(1円の為替変動が年間営業利益に与える影響:円安+/円高△)は、米ドルで300百万円、ユーロで100百万円、中国元で1,000百万円と試算しております。なお、当連結会計年度における営業利益に占める為替影響額は、17百万円であり、利益を増加させております。 c 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は、前期比10,592百万円(10.6%)増加し110,669百万円となり、売上総利益は前期比2,503百万円(2.4%)減少し101,381百万円となりました。また、売上総利益率につきましては、前期比3.1ポイント減少し47.8%となりました。 販売費及び一般管理費は、前期比13,451百万円(18.7%)増加し85,218百万円となりました。これはのれん償却額(その他)が前期比2,422百万円(232.4%)増加したこと及び賞与引当金繰入額が前期比2,223百万円(95.0%)増加したことなどによるものであります。なお、研究開発費につきましては、前期比4,887百万円(36.0%)増加し、売上高に対する比率は8.7%となりました。 d 営業利益 営業利益は、前期比15,954百万円(49.7%)減少し16,163百万円となりました。電子管事業は、光非破壊検査装置向けのマイクロフォーカスX線源の売上が減少したことなどに伴い、営業利益は4,864百万円(20.4%)減少し18,953百万円となりました。光半導体事業は、半導体製造・検査装置向けのイメージセンサの売上などが増加したものの、営業利益は5,311百万円(29.7%)減少し12,583百万円となりました。画像計測機器事業は、デジタルカメラの需要が減少したことなどに伴い、営業利益は722百万円(6.9%)減少し9,698百万円となりました。レーザ事業は、シリコンウエハを高速・高品位に切断するステルスダイシングエンジンの売上げが増加したものの、買収によるのれんの償却など費用も増加したことに伴い、営業損失は4,365百万円(前期営業損失204百万円)となりました。その他事業は、売上が減少したことに伴い、営業利益は266百万円(23.6%)減少し863百万円となりました。 e 営業外損益 営業外損益は、2,638百万円の利益となり、前期比244百万円の利益の増加となりました。これは前期の為替差損255百万円が当連結会計年度は為替差益558百万円に転じたことなどによるものであります。なお、金融収支は423百万円収入減となりました。 f 特別損益 特別損益は、1,914百万円の利益となり、前期比991百万円の利益の増加となりました。これは、負ののれん発生益が1,688百万円、補助金収入が1,158百万円それぞれ増加したこと及び固定資産圧縮損が1,365百万円増加したことなどによるものです。 g 親会社株主に帰属する当期純利益 以上のことから、税金等調整前当期純利益は前期比14,718百万円(41.5%)減少し20,716百万円となりました。また、法人税等の負担率が、前期の28.32%と比較して、当連結会計年度は29.71%と1.38ポイント上昇しております。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比10,941百万円(43.5%)減少し14,203百万円となりました。 ②経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「3 事業等のリスク」に記載しております。 ③キャッシュ・フローの分析 キャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ④資本の財源及び資金の流動性 当社グループは経営方針・経営戦略を遂行し、企業価値の継続的な向上と経営の安定を図るため資金需要ごとに適切な資金調達方法を選択することが重要と認識しております。主要資金需要ごとの資金調達方針は以下のとおりであります。 ・建物、製造設備及び研究開発用設備等の設備投資に関する資金は自己資金で賄うことを基本とし、設備投資規模など状況によっては金融市場又は資本市場からの調達を検討する。 ・光産業創成のための研究開発投資、基礎研究開発等に関する資金は自己資金で賄うことを基本としながら、適宜資本市場からの調達を検討する。 ・運転資金は、自己資金で賄うことを基本としながら状況によっては金融市場から調達する。 ・企業買収のための資金は、自己資金で賄うことを基本としながら、買収金額や資金状況によっては金融市場もしくは資本市場での調達を検討する。 当社グループの資金調達の現在の状況は、主に営業活動によるキャッシュ・フローにより賄われており、外部からの多額の資金調達に頼ることなく事業を遂行しております。 また、地震などの自然災害からの復旧対応資金については十分な手元資金の確保に努めるとともに、地震保険並びに金融機関との専用コミットメントライン契約により、非常時の流動性確保にも備えております。 今後も、収益力及びキャッシュ・フロー創出力を強化しつつ、株主様への適切な利益還元を行ったうえで、内部留保を積み増し、資金需要に対しては上記の基本原則に基づき自己資金と外部調達によるバランスに配慮し、財務健全性を維持しながら手元流動性を確保していくことを基本としてまいります。 なお、新型コロナウイルスのような各種感染症等不測事態における運転資金への対応及び企業買収等に対する機動的な対応を目的として、コミットメントラインを締結しております。 ⑤財政状態の分析 財政状態の分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態」に記載しております。 ⑥重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表作成にあたり、当社グループが採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。 この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や当該事象の状況に応じて、合理的と考えられる方法に基づき見積り及び判断を行い、必要に応じて見直ししておりますが、見積り特有の不確実性により実際の結果は異なる場合があります。 なお、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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