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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

イーエムネットジャパン

7036 · Growth · サービス業

検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告を軸に、デジタルマーケティングの戦略・運用・分析・改善までワンストップで提供するインターネット広告専業代理店。

概要

イーエムネットジャパンは、2013年設立のインターネット広告代理店である。GoogleやLINEヤフーなどの検索連動型広告・ディスプレイ広告・ソーシャルメディア広告の運用代行を主力とし、クライアント企業のデジタルマーケティング課題を解決する。2021年よりソフトバンク株式会社の連結子会社となり、2025年12月期の営業収益は約16億円、従業員数は130名である。

検索連動広告から動画広告まで幅広くカバーする運用型広告

当社は検索連動型広告(リスティング広告)を中核に、運用型ディスプレイ広告、ソーシャルメディア広告、動画広告、アフィリエイト広告など多様なインターネット広告をワンストップで提供する。広告の企画立案から配信、分析、改善までを一貫して行い、PDCAサイクルを継続的に回す運用を強みとする。2025年の国内インターネット広告市場は4兆円を超え、同社はその成長を取り込むべくサービス拡充を進めている。

中小企業向け売上とソフトバンク協業の二本柱

設立以来、中小企業を主要顧客としてきたが、2021年のソフトバンク株式会社との資本業務提携以降は同社向け売上が急拡大している。2025年12月期のソフトバンク向け営業収益は3億5858万円と全体の22.48%を占め、代理店業の売上を上回る成長を示した。一方、中小企業の広告需要は景気に左右されやすく、業績は2021年をピークに一時縮小したが、2025年には回復基調にある。

Google・LINEヤフー・Meta・Xなど主要プラットフォームの認定代理店

同社はGoogle広告のプレミアパートナー、LINEヤフーのSales Partner「Premier」(2024年取得)、Yahoo!マーケティングソリューション4つ星など、主要プラットフォームの最上位認定を保持する。Twitter(現X)やFacebook(現Meta)の認定代理店にも登録しており、マルチプラットフォームでの運用実績を持つ。これらの認定は社内教育プログラムにより支えられ、新卒人材を短期間で即戦力に育てる仕組みを構築している。

ソフトバンク傘下で韓国EMNET INC.も株主に

2021年6月、ソフトバンク株式会社が公開買付けにより当社株式を取得し連結子会社化。同時にソフトバンクグループジャパン及びソフトバンクグループ株式会社が間接的に親会社となった。また、創業時の母体である韓国のオンライン広告代理店EMNET INC.が2025年時点で発行済株式の20.20%を実質保有する。同社は東京証券取引所グロース市場に上場(2018年マザーズ上場、2022年グロースへ区分変更)している。

業界の中での役割はインターネット広告代理店・運用支援事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
16億円
営業利益
2億円
営業利益率
12.5%
純利益
-4億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01インターネット広告(クライアント企業向け)主力

自社で企画立案から運用・改善までをワンストップで提供。検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告を主力に、ソーシャルメディア広告、動画広告、アフィリエイトなど多様なメディアと手法でクライアントを支援。PDCAサイクルを回した効果最大化とアクセス解析を得意とし、インハウス支援サービスや受託業務も展開。

主な製品・サービス6
検索連動型広告(リスティング広告)
検索エンジンの検索結果に連動して表示される広告。クリック課金で、顕在層へのアプローチを可能にする。
運用型ディスプレイ広告
ユーザーの属性や興味関心に基づき、ポータルサイトやブログなどに広告を表示。潜在層へのリーチが可能。
ソーシャルメディア広告
Facebook、X、Instagramなどのタイムラインに表示される広告。各媒体のターゲティング機能を活用。
クリエイティブ制作
ランディングページや広告バナーなどを制作。成果に基づき改善を重ねる。
インハウス支援サービス
広告主の社内に広告運用体制を構築するためのコンサルティングサービス。
受託業務サービス
他社広告代理店や媒体社向けに運用型広告の運用代行や営業支援を提供。

製品と技術

検索連動型広告(リスティング広告)の運用ノウハウ

同社の主力サービスは検索連動型広告である。ユーザーの検索キーワードと連動して表示されるこの広告はクリック課金方式で、ニーズ顕在層への効果的なアプローチが可能。当社はキーワード選定、入札単価調整、配信デバイスや時間帯の最適化を徹底し、広告文の作成まで一貫して支援する。Google広告とYahoo!広告の両方で豊富な運用実績を持ち、PDCAサイクルを継続的に回すことで広告効果の最大化を図る。

運用型ディスプレイ広告とソーシャルメディア広告

ディスプレイ広告ではユーザーの性別・年齢・居住地・興味関心などでターゲティングし、潜在層へアプローチする。当社はペルソナ構築を重視し、行動仮説に基づいた媒体選定と配信を行う。ソーシャルメディア広告ではFacebook、X(旧Twitter)、Instagramの特性を活かし、タイムライン上での訴求や周辺ユーザーへの派生効果を狙う。これらの広告を検索連動型と組み合わせるクロスメディア運用も強みである。

生成AIを活用した広告クリエイティブの自動生成

急速に進歩する生成AI技術を広告制作に積極的に取り入れている。ChatGPTなどの対話型AIを用いてペルソナを自動生成し、そのペルソナに最適なバナー広告や動画広告のクリエイティブを自動生成・最適化する。これにより広告配信の効率性と成果の両立を目指す。また、広告主が内製化を進めるためのインハウス支援サービスや、ランディングページ制作などクリエイティブ制作全般も手掛ける。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

人材サービス、非開示多く評価困難

イーエムネットジャパンはサービス業(人材派遣・紹介)に分類。財務データが直近3期とも非開示のため、業界内ポジションの詳細な分析は困難。同業のジンジブやイシンがITエンジニア派遣など成長分野に注力する中、当社の事業内容や規模は不明。人材サービス業界は人手不足を追い風に成長が期待されるが、情報開示の少なさが投資判断の障壁となっている。

強み

  • データ非開示のため強みを具体的に特定できない
  • 情報不足により評価不能
  • 情報不足により評価不能
  • 情報不足により評価不能

課題

  • 財務数値が非開示で、投資家の信頼獲得が困難
  • 事業内容が不明、同業との違いを打ち出せない
  • 人材業界は人手不足が追い風だが、当社の位置づけ不明

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がイーエムネットジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

EMNET日本支社から事業譲受で始まった2014年

2013年4月に東京都新宿区で設立された同社は、2014年1月にEMNET INC.の日本支社から事業譲渡を受け、株式会社イーエムネットジャパンとして本格事業を開始した。同時にGoogle Inc.(現Google LLC)の正規代理店登録を継承し、検索連動型広告の運用を主軸とするビジネスモデルを確立した。設立初年度(2014年12月期)の売上高は4億6000万円、当期純利益は1000万円であった。

主要プラットフォームの認定を次々と取得した2015-2017年

2015年10月にヤフー株式会社のYahoo!認定代理店に登録。2016年7月にはGoogle Partnerプレミアバッジを取得した。2017年はヤフーから3つ星、ゴールドの認定を相次ぎ受け、さらにTwitter Japan(現X Corp.Japan)とFacebook(現Meta)の認定代理店にも登録。同年10月にはLINE株式会社のMarketing Partner ProgramでSales Partner(Bronze)に認定され、主要SNSプラットフォームを網羅する体制を整えた。

東証マザーズ上場と戦略的提携の拡大(2018-2020年)

2018年9月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。2019年5月にはTRANSCOSMOS (MALAYSIA) SDN.BHD.とグローバルデジタルマーケティング拠点の契約を締結し、海外展開の足掛かりを得た。同時期にLINE株式会社とSMB領域における戦略的パートナーシップ契約を結び、同年10月にはYahoo!マーケティングソリューションパートナーとして3つ星を獲得。2020年12月期の売上高は9億3000万円に達した。

ソフトバンクグループ入りで経営基盤が変化した2021年

2021年5月、ソフトバンク株式会社と資本業務提携契約を締結。翌6月の公開買付けを経てソフトバンクの連結子会社となった。同年1月には一般社団法人日本経済団体連合会へ入会し、企業規模を拡大。10月にはヤフーからセールスパートナー4つ星の認定を受けた。2021年12月期の売上高は過去最高の10億7000万円に達したが、2022年以降は急減する転機となった。

グロース市場移行とLINEヤフー最高位認定の2022年以降

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いグロース市場へ移行。2022年12月期の売上高は1億5000万円と前年から86%減少したが、その後ソフトバンク協業の拡大により回復基調に転じる。2024年11月にはLINEヤフー株式会社のPartner Programで最上位のSales Partner「Premier」に認定。2025年12月期の営業収益は約16億円に戻り、営業利益1億5500万円を計上した。

年表21件を開く

2010年代

  • 2013年4月創業東京都新宿区に株式会社イーエムネットジャパン設立
  • 2014年1月EMNET INC.の日本支社より事業譲渡を受け、株式会社イーエムネットジャパンとして事業を開始(注)1
  • 2014年1月日本支社よりGoogle Inc.(現 Google LLC)の『Google AdWords 広告』(現 Google 広告)の正規代理店登録を継承
  • 2015年10月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)のYahoo!認定代理店に登録
  • 2016年7月グーグル合同会社のAdWords認定パートナーとして、『Google Partner プレミアバッジ(注)2』を取得
  • 2016年10月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューション正規代理店(注)3』として3つ星を認定される
  • 2017年4月インターネット広告業界への人材供給を目的として、労働者派遣事業の許可を取得
  • 2017年4月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナー(注)4』のゴールドに認定される
  • 2017年6月Twitter Japan株式会社(現 X Corp.Japan株式会社)の認定代理店に登録
  • 2017年7月Facebook,Inc.(現 Meta Platforms, Inc.)の『Facebook agency directory』の認定代理店に登録
  • 2017年10月LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Marketing Partner Program(注)5』のSales Partner(Basic)に認定される LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Marketing Partner Program(注)5』のSales Partner(Bronze)に認定される
  • 2018年9月上場東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場
  • 2019年5月TRANSCOSMOS(MALAYSIA)SDN.BHD.グローバルデジタルマーケティングセンターとの契約を締結
  • 2019年5月LINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)とSMB領域における戦略的パートナーシップ契約を締結
  • 2019年10月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナー(注)6』の認定パートナーとして3つ星を認定される

2020年代

  • 2021年1月一般社団法人 日本経済団体連合会へ入会
  • 2021年5月ソフトバンク株式会社と資本業務提携契約を締結(注)7
  • 2021年6月ソフトバンク株式会社の連結子会社となる(注)1
  • 2021年10月ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)より『Yahoo!マーケティングソリューションパートナープログラム(注)8』のセールスパートナーとして4つ星を認定される
  • 2022年4月東京証券取引所(グロース市場)に区分変更
  • 2024年11月LINEヤフー株式会社より『LINEヤフー Partner Program(注)9』の Sales Partner「Premier」に認定される

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    生成AIを活用した広告サービス革新

    生成AIを用いて広告配信対象のペルソナを自動生成し、バナーや動画のクリエイティブを自動最適化することで、広告配信の効率と成果を向上させる。

  2. 02

    新たな広告領域への注力

    検索連動型広告、運用型ディスプレイ広告に加え、ソーシャルメディア広告や動画広告の強化を進め、多様化するクライアントニーズに対応する。

  3. 03

    ソフトバンクとの協業による営業拡大

    生成AIを活用したデータ分析でデジタルシフトを検討する企業や地方企業への最適な広告提案を行い、ソフトバンクとの協業で未アクセス企業へのサービス提供を進める。

  4. 04

    内部管理体制の再構築と信頼回復

    第三者委員会の提言に基づき、取締役会への報告ルート見直し、監査等委員会・内部監査・会計監査人の連携強化、内部通報制度の実効性確保、銀行取引システムの権限管理・モニタリング強化を実施する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で130人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は510万円で、7期前と比べて+14.3%平均年齢は28.8歳、平均勤続年数は4.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年12月76
2019年12月44629.53.590
2020年12月45628.03.696
2021年12月52128.13.2115
2022年12月48227.83.0138
2023年12月44327.83.4134
2024年12月47728.14.013972
2025年12月51028.84.6130154

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率48.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)78.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都新宿区8百万円
主な関係会社
  • 国内
    ソフトバンク株式会社(注)1
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権40.9%
  • 国内
    ソフトバンクグループジャパン株式会社(注)2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権40.9%
  • 国内
    ソフトバンクグループ株式会社(注)1.2
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権40.9%
  • 国内
    EMNET INC. (注)3
    大韓民国 ソウル特別市 · その他の関係会社
    議決権20.4%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成30年度ハンセン病に関する「親と子のシンポジウム」ほか4件のインターネット広告掲載業務の請負 一式
    法務省 · 2018-06-07
    2,334万円
  • 調達
    平成29年度「自殺予防週間」に係るインターネット広告の制作・実施一式
    厚生労働省 · 2017-05-01
    1,905万円
  • 調達
    令和2年度矯正医官募集インターネット広告掲載業務委託
    法務省 · 2020-09-04
    900万円
  • 調達
    平成30年度矯正医官募集インターネット広告掲載業務委託
    法務省 · 2018-06-18
    604万円
  • 調達
    平成29年度ユーザーニーズに立脚した統計コンテンツの広告手法・効果検証とアクセス分析に関する調査研究
    経済産業省 · 2017-10-24
    481万円
  • 調達
    平成30年度「戸籍に記載されていない方へ」及び「成年後見制度・成年後見登記制度」インターネット広告業務の請負 一式
    法務省 · 2018-11-16
    465万円
  • 調達
    令和2年度いじめ等の子どもの人権問題に関するインターネット広告掲載業務の請負 一式
    法務省 · 2020-05-12
    364万円
  • 調達
    民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律に係るインターネット広告の実施
    金融庁 · 2022-10-28
    250万円
  • 調達
    多重債務者相談強化キャンペーン2020に係るインターネット広告の実施
    金融庁 · 2020-11-05
    182万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は16億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+23.1%、利益が+100.0%。

売上高
+23.1%
16億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
-4億円
営業利益率
12.5%
前期比 +4.8%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高17億円16億円
営業利益2億円2億円
純利益1億円-4億円
1株あたり配当¥17

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は8億円、営業利益は1億円。前年の2022年2Qと比べると、売上は+166.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2021年3Q2727.41
2021年4Q271
2022年1Q4125.01
2022年2Q300.00
2022年3Q400.00
2022年4Q41
2023年4Q141
2024年4Q1317.70
2025年4Q1616.3−5
2026年2Q8112.51

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年12月期からの12期で、売上は46億円から16億円へ35%に減った。直近期の営業利益率は12.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年12月4611
2015年12月4710
2016年12月5311
2017年12月6121
東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場
2018年12月6922
2019年12月7932
2020年12月9332
2021年12月10743
2022年12月1522
2023年12月1411
2024年12月13117.70
2025年12月162212.5−4

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高16億円のうち、営業利益として残るのは2億円12.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-25.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金87.5%14億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.5%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

営業利益率業種比+5.0pt
12.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比30.1pt
-25.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-17.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年12月期は営業CFが−2億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは資産取り崩し型にあたる。本業の赤字を資産売却で埋めながら負債も返している。守りの局面期末の手元現金は6億円で、売上の4.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年12月20−125
2017年12月00004
2018年12月20228
2019年12月2−1018
2020年12月410513
2021年12月40−1416
2022年12月−10−2−112
2023年12月30−1314
2024年12月−2−2−1−49
2025年12月−20−1−26

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年12月期の総資産は23億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は33.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年12月1521316.6
2015年12月1431120.0
2016年12月1641223.6
2017年12月1751228.4
2018年12月2181339.6
2019年12月25101541.4
2020年12月30121840.6
2021年12月33151844.0
2022年12月30151550.2
2023年12月30141647.8
2024年12月26131350.8
2025年12月2381633.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳単体ベース
現金及び預金
6億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
16億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
57
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率25 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中62位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中436位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
12.5%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
33.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
23.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥674で、1年前と比べて-32.2%過去52週の値幅のなかでは13%の位置にある。

¥674-0.3%1ヶ月+4.5%1年-32.2%時価総額26億円
過去52週の値幅
安値¥585高値¥1,270

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)19.1倍
PBR3.09倍
配当利回り2.52%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 10/100)

PERが算出不能(直近赤字)で評価困難だが、PBR3.28倍は業界平均2.35倍を上回り割高。ROE0.9%と極めて低く、株主資本に対する収益性が乏しい。配当利回り0%で、業界平均1.66%と比較しても見劣り。今期も赤字予想であり、バリュエーションは割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (予想)19.1倍
PBR3.09倍3.51倍
ROE0.9%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり17で、前期から46.9%いまの株価に対する利回りは2.52%。

年間配当
¥17
1株あたり
配当利回り
2.52%
いまの株価に対して
配当性向
981.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年12月913.5
2020年12月1128.624.3
2021年12月2295.627.0
2022年12月3036.465.4
2023年12月326.7186.5
2024年12月320.0981.5
2025年12月17−46.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥17

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ640人。区分でいちばん多いのは事業法人46.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.8%を占め、残る53.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人7.247.847.247.046.746.7
外国法人70.035.036.637.133.233.1
個人・その他15.511.412.914.916.715.8
証券会社5.03.41.70.83.34.3
自己株式0.00.81.21.21.2
金融機関2.32.11.30.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01ソフトバンク株式会社40.43
02KSD-MIRAE ASSET SECURITIES(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)20.20
03KSD-KB.(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)8.50
04株式会社Y's corporation6.13
05安中 臣一郎2.95
06立花証券株式会社2.61
07村井 仁1.23
08株式会社SBI証券1.18
09イーエムネットジャパン従業員持株会0.87
10KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SAMSUNG(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.77

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−101%、1株純資産は12期で−100%。直近期のROEは0.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年12月14,12761,48026.0
2015年12月10,15571,63615.3
2016年12月5223125.2
2017年12月3515126.5
2018年12月4722825.317.415.8
2019年12月6528225.521.913.5
2020年12月5732518.719.824.3
2021年12月8238123.249.427.0
2022年12月4639011.923.565.4
2023年12月173754.544.3186.5
2024年12月33470.9254.0981.5
2025年12月−116201

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額77百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山本臣一郎代表取締役社長(注)154115,600
藤平大輔取締役(注)155
福山広樹取締役(注)151
中西優友取締役(注)149
西村訓仁取締役(常勤監査等委員)(注)271
上野正博取締役(監査等委員)(注)26216,000
落合出取締役(監査等委員)(注)26016,000

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2606030
社外取締役317176

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,985字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、EMNET INC.(※1)が日本のインターネット広告市場の伸びしろと、中小企業のインターネット広告に対する潜在的なニーズの可能性に着眼し、2007年に日本へ進出して以降、着実に事業を拡大して参りました。 その後、ソフトバンク株式会社による当社の普通株式及び新株予約権に対する公開買付けの結果、2021年6月28日にソフトバンク株式会社が当社の親会社となりました。また、ソフトバンク株式会社の親会社であるソフトバンクグループジャパン株式会社及びソフトバンクグループ株式会社もソフトバンク株式会社を通じて当社の普通株式を間接的に保有することとなるため、当社の親会社に該当することとなりました。 情報通信技術の発達により、情報量が飛躍的に増加した現代社会において、消費者はインターネット上であらゆる情報を検索し、欲しい情報を手に入れています。一方、情報を発信する立場にある企業は、ターゲットである消費者へ効果的かつ効率的に最適な情報を提供することを考えています。 こうした中、当社は、設立以来「クライアントと共に歩む企業」という企業理念を掲げ、クライアント企業のニーズに応えるべく、デジタルマーケティングにおける課題を解決し、更なる利益向上を図るための戦略・運用・分析・改善サービスまで提供するインターネット広告事業を行っております。 また「クライアント企業へのインターネット広告に関する最新の情報と広告運用の提供」と「日本のデジタルマーケティング業界における専門家の育成」という2つのビジョンを掲げ、業界の課題である人材不足に対応するため、新卒を中心に積極的に採用を継続し、入社後、Google LLCの認める一定水準(※2)の運用知識を身に付け、OJTにより広告運用の実践経験を積ませるなど、短期間に即戦力として活躍できる人材を育成する独自の教育プログラムを構築しております。 さらに広告の企画立案、広告クリエイティブの制作、広告配信等の業務において、急速に進歩する生成AIを積極的に活用することで、より良いサービスの提供を目指してまいります。 当社は、インターネット広告事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載はしておりませんが、インターネット広告事業の概要と、当社が主に取り扱う広告とサービスの特徴については以下の通りです。 インターネット広告事業 (事業概要及びサービスの特徴) デジタルチャネルの多様化、競争の激化に伴い、現在の主力サービスである検索連動型広告、運用型ディスプレイ広告の他、ソーシャルメディア広告、動画広告、アフィリエイト広告(※3)、アドネットワーク広告(※4)、DSP(※5)、DMP(※6)、ネイティブ広告(※7)、アプリ広告(※8)、純広告(※9)、海外広告(※10)等サービスを拡げております。また、昨今のインターネット広告市場における広告主の広告機能の内製化需要に対応するため、インハウス支援サービス(※11)も実施しております。 当社は、一人の担当者がクライアント企業に対して営業、広告の企画提案・運用・分析・改善までをワンストップで行う専任制と、営業と広告運用の業務を分けて対応する分業制の体制を敷いており、インターネット広告専業の広告代理店としてクライアントの多様なニーズに対応できる体制でサービスを提供しております。 また、当社では、これまで運用型広告を主軸に置いたサービス提供をしてきた背景から、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)(※12)を継続的に循環させた広告効果を最大限に高める運用やアクセス解析(※13)を得意としております。さらに、クライアント企業のユーザーとなるペルソナ(※14)の構築から、行動仮説を立て、最適な媒体の選定・配信方法を提供すること、常に最新の情報を把握し、タイムリーな広告施策を実行すること、これらを徹底することでクライアント企業の最適なマーケティング活動を支援しております。 (1)運用型広告 ① 検索連動型広告(リスティング広告) 検索連動型広告(リスティング広告)とは、ヤフー株式会社(現 LINEヤフー株式会社)やGoogle LLC等が提供する検索エンジンの検索結果に表示される広告であり、検索キーワードと連動し、検索結果ページに関連する内容の広告が表示される運用型の広告(※15)で、ニーズ顕在層に向けてアプローチが可能な広告であります。 キーワード単位で広告出稿ができ、ユーザーが広告をクリックすることで企業側に料金が発生するクリック課金システムのため、検索結果を表示させるだけでは広告費が発生しない点が特長であります。 当社では、ユーザーが検索を行う際の環境、意図、興味・関心を把握したうえで、配信するデバイスの選定、配信するタイミングの選定、広告を出すキーワードの選定、入札単価の調整、マッチした広告文の作成等を最適に行えるように支援しております。 ② 運用型ディスプレイ広告 運用型ディスプレイ広告は、ユーザーの性別、年齢、住所、職業といったデモグラフィックデータや、興味・関心などの条件を設定することで、当該ユーザーの閲覧するポータルサイトやブログ等の広告エリアに広告を表示するもので、検索連動型広告ではアプローチができないユーザーへ接触が可能な、多くの見込層、潜在層に向けたアプローチが可能な広告であります。 当社では、ペルソナを構築し、ペルソナに応じたピンポイントな広告運用サービスの提供を得意としております。さらに、検索連動型広告と併用する事により、効果的かつ効率的な広告出稿が可能となる広告運用を提供しております。クライアント企業の目先の売上げだけではなく、長期的な利益につながるような広告運用サービスを提供することを目指しております。 ③ ソーシャルメディア広告 Facebook、X、Instagramを筆頭としたソーシャルメディアに表示される広告であり、運用型ディスプレイ広告のようにデモグラフィックデータや、興味・関心などの条件設定や各ソーシャルメディアの特長に応じたターゲティング設定を行うことでタイムライン上に表示させることが可能な広告であります。多くの見込層、潜在層に向けたアプローチができる他、ターゲットユーザーの周辺ユーザーへ派生効果を図ることも可能です。 当社では、これまでの各ソーシャルメディアの特長を活かした運用実績からクライアント企業に最適なメディアの選定と、ペルソナを活用したピンポイントなコンテンツの提供を可能としております。 (2)クリエイティブ制作 当社はこれまで扱ってきた多くのクライアント企業の広告運用の実績からノウハウを得ることにより、広告効果を更に高めるためのランディングページ、クリエイティブ制作を受注して自社又は外注を活用して行っております。制作物のリリース後、広告成果を確認し、細かな改善を加えていくことで広告効果の最大化を目指しております。 (3)インハウス支援サービス 当社はこれまでインターネット広告専業の広告代理店として、数多くの運用型広告等のサービス提供実績がございます。このような実績から、運用型広告について、WEBマーケティング施策の運用方針策定、広告運用の実施、広告運用結果の分析や改善戦略の立案等のノウハウを蓄積してまいりました。このノウハウを活用することで、広告機能の内製化を望まれている広告主に対して、効率的に広告機能の内製化の体制を構築できるようにコンサルティングサービス等を提供しております。 (4)受託業務サービス 当社はこれまでインターネット広告専業の広告代理店として、数多くの広告の企画提案営業の実績があり、また運用型広告等の豊富なサービス提供実績がございます。このような実績から、広告を出稿するクライアント企業に限らず、広告媒体や事業会社、広告代理店等に対して、運用型広告の運用サービスや広告の営業支援サービス等の受託業務を提供しております。 (用語集) ※1 EMNET INC.は、2025年12月31日時点において、当社発行済株式総数の20.20%を実質的に保有する当社の親会社であった韓国のオンライン広告代理店です。 ※2 Google LLCの認める一定水準とは、「Google広告の認定資格」の認定試験を受け、合格した場合を指します。リスティング広告のアカウント作成、運用、効果検証、最適化に関する基礎知識から高度な知識まで幅広い知識があることを証明する資格です。 ※3 アフィリエイト広告とは、成果報酬型の広告の一種であり、商品やサービスをWEB媒体に掲載し、商品が購買されたことによって報酬が支払われる広告を指します。 ※4 アドネットワーク広告とは、多数の広告配信枠を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの広告配信枠に広告を一括して配信する仕組みを指します。 ※5 DSP(Demand Side Platform)とは、アドエクスチェンジの広告効果を最大限に活かすために作られた広告効果を支援するツールを指します。アドエクスチェンジとは、各アドネットワークの抱える広告枠を相互に交換する仕組みを指します。 ※6 DMP(Data Management Platform)とは、外部のデータ提供企業が保有している「Webサイト行動履歴」や「年齢・性別などの属性情報」などの外部データの管理・分析をするパブリックDMPと、自社独自で保有するデータの管理・分析をするプライベートDMPに大別され、これらのデータを活用することで、顧客に合わせた最適なマーケティングアプローチをするツールを指します。 ※7 ネイティブ広告とは、広告のデザイン・フォーマットが掲載メディアに自然に溶け込んでいる広告のことを指します。 ※8 アプリ広告とは、アプリの認知拡大やダウンロードを促す広告を指します。 ※9 純広告とは、特定の媒体の広告枠を一定期間買い取り、掲載する広告を指します。 ※10 海外広告とは、海外企業が日本国内への広告出稿を行うこと、日本企業が海外へ広告出稿を行うことを指します。 ※11 インハウス支援サービスとは、広告主が自社内でインターネット広告及びその他WEBマーケティング施策の運用方針策定・施策実施・施策結果の分析・改善戦略の立案などを進めるための体制構築を支援するサービスを指します。 ※12 PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Action)とは、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つで、WEBマーケティングでも活用されています。「計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)」この4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する手法を指します。 ※13 アクセス解析とは、Webサイトのアクセス数、滞在時間、閲覧、離脱、流入元、ブラウザ等を解析し、Webサイトの現状を知り、訪問者や購買を増やすための有効な手段の1つであります。 ※14 ペルソナとは、性別、年齢、居住地等の定量的な情報から、趣味、価値観、消費行動等の定性的な情報を含んだ、より詳細な架空の顧客像を指します。 ※15 運用型の広告とは、運用状況に合わせて入札額やクリエイティブ、広告枠、ターゲット等を変更・改善しながら運用し続けていく広告です。多くの運用型広告は掲載枠をオークション形式の入札額と品質によって優先順位が変化するようにしています。そのため、予算のコントロールだけではなく品質を高めることが運用の主体となります。 [事業系統図] 当社の事業系統図は次の通りであります。 (注)1.メディアレップとは、インターネット広告の取引において、広告の媒体運営会社と広告代理店や広告主との仲介を行っている事業者のことです。 2.取引の一部について、代理店を通じて取引を行っております。 3.販売管理・社内情報共有システムについては、契約により関係会社(EMNET INC.)から当社の情報へのアクセスを制限しております。
経営方針・対処すべき課題3,823字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は、今後も成長が見込まれるインターネット広告市場において、更なる利益成長と企業価値の向上を目指すべく、以下の施策に取り組んで参ります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、設立以来「クライアントと共に歩む企業」という企業理念を掲げており、また「クライアント企業へのインターネット広告に関する最新の情報と広告運用の提供」と「日本のデジタルマーケティング業界における専門家の育成」という2つのビジョンを掲げております。 当社では、クライアント企業のニーズに応えるべく、生成AI等の最新のテクノロジーとナレッジを用いながら、デジタルマーケティングにおける課題を解決し、クライアント企業の更なる利益向上を図るための戦略・運用・分析・改善サービスまで提供するインターネット広告事業を行っております。 また、当社のコーポレートスローガンであります「Beyond the Internet Advertising」のもと、インターネット広告事業以外の新たなビジネスも展開していくことで、顧客満足度の高いサービス展開を続けていきたいと考えております。 (2)経営戦略等 当社の経営戦略として、サービスについては、検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告に加え、ソーシャルメディア広告だけでなく、動画広告への注力も強化して参ります。この戦略の一環として、対話型の人工知能「ChatGPT」に代表される生成AI(文章、画像、プログラムコードなどの様々なコンテンツを生成することのできる人工知能)等の最新のテクノロジーの活用を積極的に進め、新たなサービスの提供と業務の効率化による生産性の向上を目指して参ります。具体的には、生成AIを用いることで、広告の配信対象とするペルソナをより効果的・効率的に自動生成し、そのペルソナに訴求すべきバナー広告や動画広告等の広告クリエイティブの自動生成や最適化により、広告配信の効率性と広告成果の両方を向上させて参ります。 また、営業戦略では、生成AIによるデータ分析を活用し、デジタルシフトを検討している企業や地方企業への最適な広告提案が可能です。またソフトバンク株式会社との協業により、これまで当社ではアクセスしていなかった企業へのサービス提供等を積極的に進めて参ります。 生成AIを活用することにより、新たなサービスの提供と業務効率化を実現し、クライアント企業に高い価値を提供することで、当社のサービスの成長を目指して参ります。 (3)経営環境 当社の事業領域であるインターネット広告市場は、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビ受像機)などの動画広告需要の高まりなどから、2025年には、1996年の推定開始以来、初めて4兆円を超える前年比110.8%の4兆459億円となりました(出典:株式会社電通「2025年 日本の広告費」による)。一方で、インターネット広告の事業環境の変化は非常に早く、生成AIの活用等による新たなサービスの提供や拡充が進んでおります。こうした事業環境の変化に伴い、クライアント企業のニーズが絶えず変化しております。そのため、更なる利益成長と企業価値の向上を実現するためには、事業環境の変化への適応が非常に重要であると認識しております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 運用型広告サービスの強化 インターネットメディアの広告費は進展する社会のデジタル化を背景に堅調に伸長し、総広告費に占める構成比は50.2%に達しました(広告費データは、株式会社電通「2025年 日本の広告費」より引用)。一方で、同業他社との競争環境も厳しさを増しており、またアドフラウド(広告詐欺)問題や、個人情報保護の観点からWebページにおける個人情報の取り扱いが厳格化されたことによるcookie規制等、インターネット広告特有の問題もあります。 こうした環境の中、当社は、これまで蓄積してきた広告運用のノウハウを生かし、現在の主力サービスである検索連動型広告(リスティング広告)や運用型ディスプレイ広告について、最新のインターネット広告情報を取得し、また個人情報保護に関する規制等の情報を取得し、社員教育等を通じて更なるサービスの品質の向上を図り、クライアント企業の満足度の向上を追求して参ります。 ② 新技術や市場変化への対応 新型コロナウイルス感染症拡大により、テレワークの普及やオンラインショッピングの拡大等によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の浸透、生成AIといったデジタルテクノロジーの進化が、今後、企業経営に大きな変化をもたらす可能性があると考えております。そこで、こうしたデジタルテクノロジーの新技術に対応すべく、必要に応じた投資や人材育成に取り組み、これら新技術の活用を進めサービス開発に繋げていくことで市場の変化に適切に対応し、クライアント企業にとって最適なソリューションを提供し続けられるよう努めて参ります。 ③ 新規クライアント企業の開拓 当社のインターネット広告事業は、代理店ビジネスという特質上、広告需要の動向及び企業が属する市場の景気に当社の業績が影響を受けやすい事業です。そのため、当社の業績が特定の市場の景況感に左右されることを避けるため、今後も営業体制の強化を図ることで、様々な業種の新規クライアント企業の開拓を推進し、継続的な事業の成長に努めて参ります。 ④ 人材確保と人材育成 当社は、事業環境が流動的なインターネット広告市場に属しており、より一層の利益成長と企業価値の向上のために、経営方針を深く理解し、協調性と高い倫理観を持った優秀な人材の採用・育成に取り組む必要があると認識しております。またインターネット広告は、広告配信方法や広告配信のターゲティング等、デジタルテクノロジーの進化と密接な関係があります。現在、当社では、新卒を中心に積極的に人材を確保しておりますが、コンプライアンスへの高い意識を持ち、デジタルテクノロジーの進化に対応できる人材を育成することを目的とした教育や研修について充実・実施に努めて参ります。 ⑤ 内部管理体制の強化 当社は、今後、更なる継続的な成長を実現するためには、企業規模拡大に伴う業務運営の効率化やリスク管理のための内部管理体制の強化が重要な課題であると認識しております。また、当社は株主をはじめ、クライアント企業、取引先、社員等、様々なステークホルダーや、社会から信頼される企業であり続けるため、コーポレート・ガバナンスの強化とコンプライアンス体制の整備及び向上が重要事項であると認識しております。 このため、企業規模拡大に応じた内部管理体制の構築を図り、経営の公正性・透明性を確保し、コーポレート・ガバナンスを重視した内部管理体制強化に取り組んでおります。具体的には、監査等委員会と内部監査室との連携によるコンプライアンス体制の強化、監査等委員による監査の実施による当社のコーポレート・ガバナンス機能の強化及び当社の事業に関連する法規制や社会的要請等の環境変化への対応などを行っております。 当社は、これまで企業規模拡大に応じた内部管理体制の構築に努めてまいりました。しかしながら、2026年1月8日、常務取締役CFOによる当社資金の不正送金行為、及び当該行為を隠蔽する目的で行われた不適切な会計処理(以下、「本件不正行為」と言います。)が判明いたしました。 本件を厳粛に受け止め、当社は独立した専門家からなる第三者委員会を設置し、事実関係の解明及び原因分析を委嘱いたしました。調査の結果、当社は、取締役会による監督機能、監査等委員会及び内部監査部門による独立したモニタリング機能、内部通報制度の実効性並びに銀行取引システムに係る権限管理及びモニタリングの各面において、全社的な内部統制及びITに係る全般統制に重要な不備があったものと認識しております。 第三者委員会による調査結果及び再発防止策の提言については、当社ウェブサイトにおいて公表(URL:https://emnet.co.jp/)しております。 当社は、これらの提言を真摯に受け止め、取締役会への情報集約及び報告ルートの見直し、監査等委員会・内部監査部門・会計監査人の連携強化、内部通報制度の見直し及び実効性確保、並びに銀行取引システムに係る権限管理及びモニタリングの強化を進めることにより、内部統制システムの再構築及び信頼回復に努めてまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、継続的な企業価値向上を達成するために、営業収益及び営業利益を重要な経営指標と捉え、これらを中長期的に成長させていくことを基本的な考え方としております。 そのため当社の重視する経営指標は、まず①営業収益、②営業利益となります。また、利益獲得の効率性の指標として③営業系社員の一人当たり営業収益を経営指標としております。なお当社は、2022年度まで売上総利益を経営指標としておりましたが、表示方法の変更にともない2023年度の期首より営業収益へ変更しております。
事業等のリスク5,652字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下のとおり記載しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1)インターネット広告事業に係るリスクについて ① 技術革新について 当社のインターネット広告事業を含むインターネットビジネスの業界環境は、生成AI等の新技術の進歩やそれらを利用した新サービスの導入が相次いで行われており、変化が激しくなっております。このため、当社は、新技術の導入及び新サービスの提供を継続的に検討するとともに、優秀な人材の確保に取り組んでおりますが、激しい環境変化への対応が遅れた場合には、当社のサービスの陳腐化、競争力の低下が生じる可能性があります。また、環境変化への対応のために新技術及び新サービスに多大な投資が必要となった場合には、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 景気動向の変動について 当社の事業領域であるインターネット広告市場を含む広告市場は、景気動向やマクロ経済の変化に敏感であり、景気後退や消費低迷などに伴い広告主が広告投資を抑制する傾向があります。近年は感染症の流行、地政学的緊張による供給網の混乱、エネルギー・資源価格の変動、高インフレや金利動向、消費者行動の変化などが複合的に影響を及ぼしており、これにより広告需要が減退する事例が見られます。わが国および世界の景気動向の変動によって、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ インターネット広告市場の動向について 当社の事業領域であるインターネット広告市場は、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビ受像機)などの動画広告需要の高まりなどから、2025年には、1996年の推定開始以来、初めて4兆円を超える前年比110.8%の4兆459億円となりました(出典:株式会社電通「2025年 日本の広告費」による)。また今後もテレワークの普及等によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速やビッグデータ時代到来に伴う消費者行動等により、更なる市場の成長が継続すると考えております。しかし、今後の日本におけるインターネット利用者人口の推移やインターネット広告市場の成長を阻害する状況の発生等、何らかの事情により、このような市場の成長が将来にわたって継続する保証はなく、結果として、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 疫病・災害・事故等の発生について 広告主の広告宣伝活動は、感染症の流行・再拡大、地震・台風・洪水等の自然災害、重大事故、電力・通信等の社会インフラ障害、ならびにこれらに起因するサプライチェーンの混乱やイベント中止・延期等の影響を受けやすい傾向にあります。これらの事象が発生した場合、広告需要の減退や出稿時期の見直し、制作・実施の遅延等が生じ、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。加えて、広域的な災害や感染症対応に伴う行動制限、インフラ復旧の遅延、ならびに安全確保のための追加費用の発生等により、当社のサービス提供や収益性が一時的または継続的に低下するリスクがあります。 ⑤ 媒体運営会社への依存について 当社は、インターネット広告事業の単一セグメントで事業を展開しております。インターネット広告事業は、取引形態の性質上、媒体運営会社からの広告枠の仕入れに依存しています。媒体運営会社のうち、Google LLCの提供する「Google 広告」及びMeta Platforms, Inc.の提供する「Facebook広告」「Instagram広告」の取次額(媒体費用)への依存度は高く、2025年12月期における当該2社合計の取次額(媒体費用)は、媒体費総額の75.3%を占めております。当社は当該2社との良好な取引関係維持に努めておりますが、当該2社の事業方針の変更や契約の更新内容、また契約の更新ができなかった場合には、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 競合について インターネット広告事業は、新規参入する競合会社も多く、また近年ではM&Aや業務提携等により競争力を強化する企業も増えており、競合会社を含め取り巻く環境の変化が激しい状況にあります。当社では、当社の特徴でありますワンストップサービス(一人の担当者が営業、広告の企画提案・運用・分析・改善までをワンストップで行う専任制)により、企画力や営業提案力等の強化や広告主との良好な取引関係の維持等に積極的に取り組み、競争優位性の確保に努めております。またソフトバンク株式会社との資本業務提携による同社との協業による成長をはかっております。しかし、競合との間で顧客獲得のための価格やサービス競争の激化等により収益性の低下を招き、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑦ 法的規制について 現在のところ、当社の事業領域であるインターネット広告事業に関する直接的な法規制又はインターネット広告業界の自主規制はありません。 しかし、広告主は掲載する広告の内容により、「商標法」、「著作権法」、「不正競争防止法」、「不当景品類及び不当表示防止法」、「個人情報の保護に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」等の規制を受ける可能性があります。当社では、上記の各種法的規制に抵触しないように、広告取扱ガイドラインを制定し、広告の内容について管理統括部の専任担当者が慎重に確認しております。広告主がこれらの法律に違反しても直ちに当社の広告取引が違法となるわけではありませんが、当社が広告主の違法行為を助長するものとみなされた場合、当社の社会的信用が失墜し、場合によっては損害賠償請求の対象となるリスクがあります。 今後、このような法令の改正や新たな法令の制定等が行われ、既存の法令等の解釈に変化が生じたり、インターネット広告事業の自主規制が制定され当社の事業活動に対する重大な制約が生じたり、広告内容に起因する損害賠償が発生した場合、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 個人情報の取り扱いについて 当社では、インターネット広告配信において個人情報を取得する可能性がありますが、その取扱いについては「個人情報保護法」に準拠し、個人情報取扱規程に従い適切に管理しております。しかしながら、当社より個人情報が漏洩するような事態が発生した場合、個人情報の漏洩による損害倍書等により、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 生成AIに係わるリスクについて 当社のインターネット広告事業では、生成AIを活用することにより業務の効率化及びサービスレベルの向上等を目指しております。当社では、生成AIの活用やリスクの低減を図るため、生成AIの研修を実施し、利用可能な生成AIツールの限定等、生成AIを利用に関するガイドラインを策定し、生成AIに関するガバナンス強化に努めております。 しかしながら、生成AIについての社会的な規制強化が進んだ場合、生成AIを活用した業務効率の低下やサービスレベルの低下等、結果として事業に影響を与える可能性があります。また、生成AIの利用に起因する事故により、当社で保有する営業秘密やプライバシーに関するデータ等の外部漏洩や著作権等の権利侵害が発生した場合、当社への損害賠償請求や信用の下落等により、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 (2)経営管理体制について ① 人材の確保・定着及び育成について 当社の事業を継続及び拡大させていくためには、優秀な人材の確保・定着及び育成が必要不可欠であると考えております。そのため、当社では、新卒を中心とした採用を積極的に実施しており、教育体制を充実させることで、人材の育成・確保に努めております。しかしながら、優秀な人材の確保・定着及び育成が計画通りに進まない場合や優秀な人材の社外流出が生じた場合には、今後の事業展開の制約要因等になり、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 知的財産権について 本書提出日現在、当社ではこれまで、特許・著作権・その他知的財産に関して第三者の知的財産権を侵害した事実や損害賠償及び使用差止の請求を受けた事実はありません。今後においても、第三者の知的財産権を侵害しないよう、十分な注意を払って参りますが、当社の事業分野で当社の認識していない知的財産権が既に成立している可能性又は新たに第三者の知的財産権が成立する可能性もあり、当該侵害のリスクを完全に排除することは困難であります。 万が一、当社が第三者の知的財産権等を侵害した場合には、直ちに、事例に応じて弁護士・弁理士等と連携し解決に努めて参りますが、損害賠償請求、差止請求や知的財産権の使用に関する対価等の支払い等により、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 訴訟について 当社は、本書提出日現在、損害賠償を請求されている事実や訴訟を提起されている事実はありません。また、当社は、法令違反となるような行為を防止するため、取引先、従業員その他第三者との関係において訴訟リスクを低減するよう、コンプライアンス研修による役員及び従業員への教育や内部監査の実施等、努めております。しかし、当社の役員及び従業員による機密情報の漏洩、事務処理のミス、不当な労務管理、取引先とのトラブル、その他不正・不適切な行為等が発生した場合、また外部からの不正アクセス等の何らかの要因から個人情報保護法の適用を受ける個人情報等の流出が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、訴訟内容や損害賠償額及びその結果等により、当社の社会的信用に悪影響を及ぼすほか、事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 与信管理について 当社の事業領域であるインターネット広告市場の取引慣行として、広告代理店の広告主への広告代金の請求には、代理店手数料の他に媒体運営会社等に支払う媒体料金等を含んでいる場合があります。したがって、広告主の倒産等により、広告代金の回収が不可能となった場合には、当社が媒体運営会社等に支払う媒体料金等も含めて負担することとなります。当社では、与信管理規程を制定し、信用リスク低減を図っておりますが、広告主の倒産等により、広告代金の回収が不可能となった場合には、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システム障害について 当社のインターネット広告事業は、インターネットを介してサービスを提供しており、自然災害、火災等の事故、人為的ミス、通信ネットワーク機器の故障、ソフトウエアの不具合、コンピュータウイルス等により、システム障害が発生し、継続したサービス提供等に支障が生じる可能性があります。 当社では、このような事態に備え、外部からの不正アクセスを防止するためのファイアウォールやセキュリティソフトの導入等といった対策をとっており、また定期的なバックアップや稼働状況の監視を行うことで、情報漏洩の事前防止又は回避に努めておりますが、こうした対応にも関わらず、システム障害が発生し、サービス提供に障害が生じた場合、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)その他 ① ソフトバンク株式会社との資本業務提携契約について 当社及びソフトバンク株式会社は、2021年5月21日付で資本業務提携契約を締結して以降、事業運営の独立性を相互に尊重し、当社の事業でありますインターネット広告事業について協業を進めております。ソフトバンク株式会社との取引については、取引の経済合理性を検討し、取引条件は独立者間取引と比較して適正であるか判断を行っております。また、当社は経営の独立性を確保するため独立社外取締役を選任し、少数株主の利益を保護するためのガバナンス体制の整備に努めております。一方で、ソフトバンク株式会社は、2025年12月末現在、当社の株式の発行済株式総数の40.91%を保有する親会社であります。その為、今後、ソフトバンク株式会社の経営方針に変更があった場合、ソフトバンク株式会社による当社議決権の行使が当社の事業運営並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 風評被害について 当社及び当社が属するインターネット広告業界に対して、インターネット上の掲示板への書き込みや、それを起因とするマスコミ報道等によって、何らかの否定的な風評が広まった場合、その内容の正確性にかかわらず、企業イメージの毀損等により、当社の事業活動並びに財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,564字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、社会活動の正常化が進み、雇用の改善や名目賃金が増加、またインバウンド需要による好調な企業業績等の景気浮揚効果がみられております。一方で物価高による内需低迷を背景とした景気下振れ要因もあり、景気回復には足踏みもみられます。またウクライナや中東地域の情勢悪化等の地政学的リスク、さらにはアメリカの今後の政策動向等、依然として先行きは不透明な状況にあります。 このような状況下において、当社が属するインターネット広告市場につきましては、SNS上の縦型動画広告をはじめ、コネクテッドTVなどの動画広告需要が一層高まり、市場全体の拡大に寄与し、2025年には4兆459億円(前年比110.8%)と過去最高を更新し、前年より3,942億円増加しました(広告費データは、株式会社電通「2025年 日本の広告費」より引用)。 このような環境のもと、当社のインターネット広告事業では、引き続き積極的な人材採用と人材教育に注力することで販売体制の強化を図り、既存のクライアント企業の売上拡大、及び新規クライアント企業の獲得に注力して参りました。しかし、当社の主なクライアントであります中小企業の景況感は、2024年10-12月期の全産業の業況判断DI(「好転」-「悪化」)が▲18.0と前期(7-9月期)と比べ0.9ポイント低下し依然としてマイナスで推移しており、不透明な景況感を背景に中小企業の広告需要については不透明な状況が継続しております (独立行政法人 中小企業基盤整備機構「第178回 中小企業景況調査」 より引用)。その結果、代理店業の売上高は業績予想を下回りました。一方で、ソフトバンク株式会社との資本業務提携契約にもとづく協業については、引き続き協業体制の強化・拡大により売上高が業績予想を上回りました。 以上の結果、当事業年度の業績は、当社の主なクライアントであります中小企業の景況は、一部に弱さがあるものの営業強化により広告代理店業の営業収益は拡大し、また協業拡大によりソフトバンク株式会社への営業収益も拡大した結果、以下の通りとなりました。 今後も当社は、品質の更なる向上と顧客ニーズに応えることで、既存のクライアント企業との取引の深耕及び新規クライアント企業獲得による企業価値の向上に努めて参ります。 イ.財政状態 当事業年度末における資産の残高は、2,334,721千円となり、前事業年度末に比べ306,477千円減少いたしました。 当事業年度末における負債の残高は、1,558,225千円となり、前事業年度末に比べ258,809千円増加いたしました。 当事業年度末における純資産の残高は、776,495千円となり、前事業年度末に比べ565,287千円減少いたしました。 ロ.経営成績 当事業年度の経営成績は、営業収益が1,594,782千円(前年同期比19.9%増)、営業利益155,752千円(同67.3 %増)、経常利益180,936千円(同73.2%増)、当期純損失449,587千円(前年同期は当期純利益12,592千円)となりました。 当社は、インターネット広告事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績の記載を省略しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ329,915千円減少し、567,499千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動に使用した資金は190,573千円(前年同期179,135千円の使用)となりました。これは主に、貸倒引当金の増加額298,490千円があった一方、常務取締役CFOによる当社資金460,000千円の私的な流用及び法人税等の支払額27,927千円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動の結果使用した資金は16,233千円(前年同期228,276千円の使用)となりました。これは主に、保険積立金の積立による支払14,848千円、有形固定資産の取得による支払1,377千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動の結果使用した資金は123,108千円(前年同期109,487千円の使用)となりました。これは主に、株式発行による収入902千円があった一方、配当金の支払123,607千円があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社で行う事業は、インターネット広告事業であり、提供するサービスの性格上、生産実績に該当する事項がありませんので、記載を省略しております。 ロ.受注実績 当社で行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載に馴染まないため、記載を省略しております。 ハ.販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりです。なお、当社はインターネット広告事業の単一セグメントです。 セグメントの名称   当事業年度 (自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) 営業収益(千円)   前年同期比(%) インターネット広告事業   1,594,782   19.9 合計   1,594,782   19.9 (注)最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度 (自  2024年1月1日 至  2024年12月31日)   当事業年度 (自  2025年1月1日 至  2025年12月31日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) ソフトバンク株式会社   222,034   16.70   358,580   22.48 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 (資産) 当事業年度における資産の残高は、2,334,721千円となり、前事業年度末に比べ306,477千円減少いたしました。これは主に、長期未収入金が395,053千円、売掛金が88,742千円増加した一方で、現金及び預金が329,915千円、貸倒引当金が298,490千円、投資有価証券が177,183千円減少したことによるものであります。 (負債) 当事業年度における負債の残高は、1,558,225千円となり、前事業年度末に比べ258,809千円増加いたしました。これは主に、訂正関連費用引当金が156,890千円、買掛金が59,704千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当事業年度における純資産の残高は、776,495千円となり、前事業年度末に比べ565,287千円減少いたしました。これは主に、当期純損失の計上により449,587千円、配当金の支払いにより123,607千円減少したことによるものであります。 (b)経営成績の分析 (営業収益) 当事業年度における営業収益は、1,594,782千円(前年同期比19.9%増)となりました。 (営業利益) 当事業年度における営業費用は、1,439,029千円(前年同期比16.3%増)となりました。主な内訳は、給料及び手当668,587千円(前年同期比5.4%増)であります。 以上の結果、営業利益は、155,752千円(前年同期比67.2%増)となりました。 (経常利益) 当事業年度における営業外収益は、26,210千円(前年同期は11,394千円)となりました。主な内訳は、雑収入14,929千円、長期間滞留していた契約負債の取崩益5,367千円及び、保険返戻金3,097千円であります。また営業外費用は、1,027千円(前年同期は64千円)となりました。主な内訳は、為替差損1,019千円であります。 以上の結果、経常利益は180,936千円(前年同期比73.2%増)となりました。 (当期純損失) 当事業年度における特別利益は、18,976千円(前年同期は2,658千円)となりました。主な内訳は、役員退職慰労引当金戻入益18,976千円であります。また特別損失は、642,422千円(前年同期は63,247千円)は、常務取締役CFOに対する長期未収入金に係る貸倒引当金繰入額298,274千円、訂正関連費用156,890千円及び投資有価証券評価損187,257千円であります。 当事業年度における法人税、住民税及び事業税は、57,428千円(前年同期比51.0%増)、法人税等調整額は△50,350千円(前年同期は△6,748千円)となりました。 以上の結果、当事業年度における当期純損失は、449,587千円(前年同期は当期純利益12,592千円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (a)キャッシュ・フローの状況 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 (b)資本の財源及び資金の流動性 ・資金需要 当社の運転資金需要のうち主なものは、広告の媒体費の他、人件費、地代家賃等の営業費用であります。 設備投資にかかる資金需要のうち主なものは、オフィスのパソコン等の備品の取得等であります。 ・財務政策 当社の資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。現在、金融機関からの借入は行っておらず、設備投資等の調達につきましては、自己資金の利用を原則としております。資金調達を行う場合には、経済情勢や金融環境を踏まえ、当社にとっての最良の方法で行いたいと考えております。 なお、今後の重要な資本的支出の予定はございません。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されており、重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。この財務諸表の作成に当たりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性及び金額の妥当性に留意しながら会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、特有の不確実性があるため、見積りと異なることがあります。 なお、財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、特に重要と考えるものは以下のとおりであります。 (a)固定資産の減損 当社は、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、将来キャッシュ・フローの見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (b)投資有価証券の減損 当社が保有する市場価格のない株式等については、実質価額が取得価額に対して50%程度以上下回った場合には「著しく下落した」ものとし、回復可能性が十分な根拠により裏付けられる場合を除き減損処理を行っております。将来の時価の下落または投資先の業績不振や財政状態の悪化により、現状の帳簿価額に反映されていない損失又は帳簿価額の回収不能が生じ、減損処理が必要となる可能性があります。 (c)繰延税金資産の回収可能性 当社は、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (d)貸倒引当金の計上 貸倒引当金については、債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。将来、債務者の財務状況が悪化し支払能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。 (e)訂正関連費用引当金の計上 本件不正行為について、前提となる事実関係を明らかにするとともに、類似事象の有無の調査、当社財務諸表への影響額の算定等を目的として、独立した外部の有識者による第三者委員会を設置して調査を行いました。 その結果、発生が見込まれる第三者委員会による調査費用並びに調査に伴い追加で発生した開示書類作成支援費用及び監査報酬等を見積り、訂正関連費用引当金として計上しております。見積工数に変動が生じた場合は翌事業年度の訂正関連費用の計上金額に影響を及ぼす可能性があります。 ④経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の経営成績に重要な影響を与える要因については、「3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境、事業内容、法的規制等、様々なリスク要因が当社の経営成績に影響を与える可能性があると認識しております。 そのため、当社は常に業界動向に留意しつつ、優秀な人材を確保し、内部管理体制を強化し、クライアント企業のニーズに合ったサービスを提供していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因を分散・低減し、適切に対応を行って参ります。 ⑤経営者の問題認識と今後の方針について 当社では、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき迅速かつ最善の経営方針の立案、施策の実施に努めております。 インターネット広告事業においては、生成AI等の最新のテクノロジーへの対応及びカスタマー行動データ等の活用を推進し、広告効果の最大化を図ると同時に、動画広告等の市場拡大が著しい分野へ素早く対応し、成長分野への取り組みを図ることで、市場における優位性の確立に努めて参ります。 また、事業規模拡大に応じて適時に人材拡充を進めると同時に、組織体制の整備を進めていくことが重要であると認識しております。 ⑥経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、営業収益、営業利益及び営業系社員の一人当たり営業収益を経営指標としております。当事業年度における営業収益は1,594,782千円(前年同期比19.9%増)、営業利益は155,752千円(前年同期比67.3%増)、営業系社員の一人当たり営業収益は12,434千円(前年同期比23.7%増)であります。引き続きこれらの指標について、改善、増加するよう取り組んで参ります。

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開示資料

出典

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