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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

スマサポ

Sumasapo Inc.9342 · Growth · サービス業

不動産管理会社と入居者のコミュニケーションをデジタル化するサービスを提供。入居時サポートの代行が主力。

概要

スマサポは、不動産管理会社向けに新生活サポートコール代行や入居者アプリ、鍵管理システムなどを提供する企業である。2022年12月に東証グロース市場に上場。2025年9月期の売上高は28億円、従業員70名。大阪の不動産管理会社・宅都グループから独立し、不動産管理業務のデジタル化と入居者コミュニケーションの効率化を図る。

単一事業セグメントで不動産管理ソリューションを展開

スマサポは、不動産管理会社向けソリューション提供事業の単一セグメントで事業を展開する。主なサービスは4つあり、売上の大部分を占めるのが「スマサポサンキューコール」である。同事業の販売先上位には株式会社ストエネ(26.8%)、株式会社アライアンステクノロジー(21.9%)などがいる。2025年9月期の売上高は2,816,558千円、営業利益190,339千円、当期純利益130,228千円。従業員70名で、本社は東京都中央区日本橋に置く。2019年に親会社の宅都ホールディングスから独立し、グループ外の不動産管理会社にもサービスを提供するようになった。

収益の柱は入居者向けコール代行のスマサポサンキューコール

スマサポサンキューコールは、新入居者への電話代行と満足度調査を実施し、その後のライフライン案内で手数料を得るサービスである。不動産管理会社から入居者情報の提供を受け、当社が外部委託先コールセンターも活用して架電を行う。2025年9月期のコンタクト数は285,404件、顧客単価は7,147円。提案商材の拡充により単価は上昇基調にあり、同年の売上高増加に貢献している。このサービスが現在の売上構造の大半を占める。

入居者アプリ「totono」への事業シフトを加速

スマサポは、将来の収益の核として入居者アプリ「totono」の拡大に注力する。totonoは入居後の各種申請やトラブル報告をデジタル化し、管理会社の業務効率化を図る。2024年9月からはチャット対応代行を含む高付加価値サービス「totono2.0」を開始した。2025年9月期のユーザー数は64,687、ARPUは103円。管理会社から初期導入料と月額利用料を収受し、2026年9月期にはユーザー数201,785、ARPU113円を目標とする。

業界の中での役割は不動産管理会社向けB2Bサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
28億円
営業利益
2億円
営業利益率
7.1%
純利益
1億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2022/9
事業売上構成比利益利益率
不動産管理会社向け ソリューションサービス19億円95.0%
新電力サービス1億円5.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産管理主力

不動産管理会社向けに、入居者サポート(電話コール)、入居者アプリ、鍵管理システム、家賃保証サービスを提供。アナログな管理業務のデジタル化と収益向上を支援する。

主な製品・サービス4
スマサポサンキューコール
新生活サポート。入居時のお礼や満足度アンケートの実施を代行し、ライフライン等の案内を行う。
入居者アプリ「totono」
入居者向けアプリ。各種申請やトラブル対応をデジタル化し、業務効率化と入居者満足度向上を図る。
鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」
空室の鍵をスマートロックで管理し、内覧時の鍵の貸し借りを省略するシステム。内覧履歴も記録される。
家賃保証サービス「sumai保証」
入居者の連帯保証人を代行し、滞納賃料等を保証するサービス。

製品と技術

スマサポサンキューコール:新入居者との接点創出とクロスセル

スマサポサンキューコールは、不動産管理会社に代わり新入居者へ電話で挨拶と満足度調査を行い、その後のライフライン(新電力、インターネット、ウォーターサーバーなど)の案内を手掛けるサービスである。管理会社から入居者情報を提供してもらい、当社は外部委託先コールセンターも活用して対応。手数料は商材提供事業者から収受し、管理会社にも情報提供対価を支払う。2025年9月期のコンタクト数は285,404件、顧客単価は7,147円。

totono:入居者と管理会社のデジタルコミュニケーション基盤

入居者アプリ「totono」は、賃貸契約後の各種手続き(入居時点検、駐車場契約、更新、退去申請)や近隣トラブル相談をデジタル化する。350項目以上のQ&Aリストにより入居者の自己解決を促進し、チャットで画像を送信して不具合を報告できる。管理会社は基幹システムと連携し業務効率化が可能。2024年9月からはチャット対応代行を含む「totono2.0」を提供。管理会社から初期導入料と月額利用料を収受し、2025年9月期のユーザー数は64,687。

スマサポ内覧サービス:鍵管理業務を効率化するIoTシステム

スマサポ内覧サービスは、空室のドアに設置したキーボックスとアプリ連携により、内覧時の鍵の貸し借りを不要にする鍵管理システムである。不動産仲介会社はアプリで開錠し、内覧履歴が自動記録される。管理会社は鍵の管理から解放され、内覧データをリーシング強化に活用できる。導入時に機器代、月額利用料を管理会社から収受する。セキュリティ面ではアプリ承認制で強化。

sumai保証:入居者の連帯保証人を代行する家賃保証サービス

家賃保証サービス「sumai保証」は、入居者に代わって連帯保証人となるサービスである。入居者は保証料を支払うことで連帯保証人不要となり、管理会社は規定範囲内で滞納賃料や原状回復費用の立替えを受けられる。2018年1月に株式会社JEIの買収により開始。2024年1月には株式会社エポスカードとの業務提携により効率的な運営を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

若年層特化の人材サービス、成長途上

スマサポは、サービス業に属し、若年層向けの就労支援・人材紹介を主力とする企業である。売上高は2024/9期27億円と小規模で、同業のジンジブやイシン、JSHなどと比較しても成長途上にある。特にジンジブは類似した事業モデルであり、競合状態にある。スマサポは2024/9期に営業利益率3.7%と収益化に成功し、2025/9期は7.14%まで改善見込みである。採用市場の回復を追い風に、高成長が期待されるが、競争激化や人材確保が課題。

強み

  • 若年層の雇用支援に特化し、就職支援プログラムやキャリアカウンセリングに強み。
  • 2024/9期から2025/9期にかけ営業利益率3.7%→7.1%と大幅改善、収益力向上中。
  • 若年者の就職難や早期離職問題を背景に、支援サービスへの需要は堅調。
  • 組織が小さく、市場変化に迅速に対応できる経営判断力を持つ。

課題

  • ジンジブなど同業他社とのサービス内容の差が小さく、価格競争に陥るリスク。
  • 売上高30億円未満、ブランド力や採用リソースで大手に劣る。
  • 優秀なキャリアアドバイザーや営業人材の採用・育成が成長の鍵だが、難易度が高い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がスマサポ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
19342スマサポ24億円32.8倍
29242メディア総研24億円11.3倍
3157Aグリーンモンスター24億円
44650SDエンターテイメント24億円11.2倍
56548旅工房24億円15.3倍
62435シダー24億円4.5倍
7142Aジンジブ24億円13.3倍
87042アクセスグループ・ホールディングス24億円14.0倍
97083AHCグループ23億円263.2倍
109244デジタリフト23億円11.7倍
11195AMUSCAT GROUP23億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

宅都グループの子会社として設立、2016年に社名変更

2012年4月、大阪の不動産管理会社・宅都ホールディングスの子会社として株式会社グローバルエージェントが設立された。資本金1,000万円。当初は不動産業界のインターネット人材紹介を手掛けた。2014年に本社を東京・品川へ移転。2016年9月、現社名「株式会社スマサポ」に変更し、同時にグループ会社からスマサポコールセンターを買収。新生活サポート「スマサポサンキューコール」の提供を開始し、不動産管理会社向けソリューション事業に本格参入した。

2017〜2018年、サービス拡充と子会社吸収合併

2017年1月、新電力サービス「スマサポでんき」の提供を開始。同年2月に本社を豊島区池袋へ移転。9月には鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」を開始した。2018年1月、宅都プロパティから株式会社JEIを買収し、家賃保証サービス「sumai保証」を開始。同年4月には株式会社JEIとスマサポコールセンターを吸収合併し、事業基盤を強化した。8月には本社を中央区八重洲へ移転。

2019年、親会社から独立し自立的な経営へ

2019年4月、本社を中央区日本橋へ移転。同年10月、不動産管理会社向けソリューション事業を強化するため、親会社である宅都ホールディングスから独立した。これにより、同グループ内外の不動産管理会社に対して中立な立場でサービスを提供できる体制を整え、顧客基盤の拡大を目指すこととなった。

2020〜2021年、入居者アプリ「totono」の獲得と拡充

2020年8月、and factory株式会社との業務提携により、入居者アプリ「totono」の提供を開始。このアプリは管理会社と入居者のコミュニケーションをデジタル化するものである。2021年6月には和歌山白浜オフィスと北海道オフィスを新設。同年8月、and factoryから「totono」事業を譲受け、自社サービスとして本格展開することとなった。

2022年、東証グロース市場上場と資本業務提携

2022年4月、福岡オフィスを開設。7月、大東建託パートナーズと資本業務提携を締結。8月にはENECHANGEと提携し、スマサポサンキューコールの商材を強化。同年12月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場により資金調達と知名度向上を図り、事業拡大の基盤を築いた。

2023〜2025年、アプリの進化と海外展開の端緒

2023年8月、リクルートと業務提携し販路拡大。2024年1月、エポスカードと提携しsumai保証の効率化を図る。同年9月、totono2.0を開始し、チャット対応代行を追加。10月、totonoがグッドデザイン賞を受賞。2025年1月には台湾政府機関の住宅管理アプリ開発プロジェクトに参画し、海外展開の第一歩を踏み出した。

年表25件を開く

2010年代

  • 2012年4月不動産業におけるインターネットを活用した人材紹介事業を行うために、大阪府大阪市中央区に株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)の100%子会社として株式会社グローバルエージェント(資本金10,000千円)を設立
  • 2014年6月本社を東京都品川区東品川へ移転
  • 2016年9月商号変更株式会社スマサポに商号変更
  • 2016年9月M&A株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)より株式会社スマサポコールセンターを買収し、新生活サポート「スマサポサンキューコール」の提供を開始するとともに、不動産管理会社向けソリューション提供事業を開始
  • 2017年1月新電力サービス「スマサポでんき」の提供開始
  • 2017年2月本社を東京都豊島区池袋へ移転
  • 2017年9月鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」の提供開始
  • 2018年1月M&A株式会社宅都プロパティ(現 株式会社TAKUTO)より株式会社JEIを買収し、家賃保証サービス「sumai保証」の提供を開始
  • 2018年4月M&A株式会社JEI及び株式会社スマサポコールセンターを吸収合併
  • 2018年8月本社を東京都中央区八重洲へ移転
  • 2019年4月本社を東京都中央区日本橋へ移転
  • 2019年10月不動産管理会社向けソリューション提供事業を強化するにあたり、不動産管理業である株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)より独立

2020年代

  • 2020年8月and factory株式会社との業務提携により、不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを円滑に進めるための入居者アプリ「totono」の提供開始
  • 2021年6月和歌山県西牟婁郡白浜町に和歌山白浜オフィスを新設
  • 2021年6月北海道札幌市中央区に北海道オフィスを新設
  • 2021年8月「totono」事業を加速させるため、and factory株式会社から「totono」事業を譲受
  • 2022年4月福岡県福岡市中央区に福岡オフィスを開設
  • 2022年7月デジタル分野での協業強化を目的として大東建託パートナーズ株式会社と資本業務提携契約を締結
  • 2022年8月「スマサポサンキューコール」の商材強化を目的としてENECHANGE株式会社と資本業務提携契約を締結
  • 2022年12月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
  • 2023年8月「スマサポサンキューコール」の販路拡大を目的として株式会社リクルートと業務提携
  • 2024年1月「sumai保証」の効率的な運営を目的として、株式会社エポスカードと業務提携
  • 2024年9月大阪オフィス内のチャット返信専用のセンターを開設し、入居者アプリにおけるチャット対応などを受託する新サービス「totono2.0」の提供を開始
  • 2024年10月入居者アプリ「totono」が2024年度グッドデザイン賞を受賞
  • 2025年1月入居者アプリ「totono」の実績を活かし、台湾政府機関「国家住宅及都市更新中心」が推進する住宅管理アプリ開発プロジェクトに参画

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • コンタクト数2026年9月末まで285,481件
  • 単価2026年9月末まで7,378円
  • ユーザー数2026年9月末まで201,785ユーザー
  • 1ユーザーあたり単価(ARPU)2026年9月末まで113円
  • AI投資額2026年9月期まで2025年9月期比150%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    入居者アプリのユーザー拡大

    展示会出展やセミナー開催による広告宣伝、営業人員の増強で認知度を高め、アプリ「totono」のユーザー数を増やす。開発人員を増やし機能強化を進め、安定的な収益基盤を構築する。

  2. 02

    ビッグデータ分析とAI投資

    蓄積された入居者からの問い合わせデータを分析し、AI開発に積極投資する。2026年9月期のAI投資額を前期比150%に拡大し、BPOコスト削減と収益性向上を目指す。

  3. 03

    他社提携による収益機会拡大

    家具サブスクや自転車保険など生活密着サービスを提供する他社と提携し、アプリ利用者へ情報・商品を提供。サービス提供会社からの手数料収入や、チャット対応の業務受託により利用料以外の収益源を構築する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 4期分

グループ全体で70人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は495万円で、3期前と比べて+16.3%平均年齢は35.8歳、平均勤続年数は3.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2022年9月42633.72.463
2023年9月44734.92.967
2024年9月46534.93.762161
2025年9月49535.83.970286

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
大阪オフィス — 大阪府大阪市中央区254百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社プラスサムジャパン
    福岡県福岡市博多区
    議決権29.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は28億円営業利益2億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.7%、利益が+100.0%。

売上高
+3.7%
28億円
営業利益
+100.0%
2億円
純利益
+0.0%
1億円
営業利益率
7.1%
前期比 +3.4%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高32億円28億円
営業利益2億円2億円
純利益2億円1億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は7億円、営業利益は0億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q600.0−1
2023年3Q5−1−20.00
2023年4Q40
2024年1Q600.00
2024年2Q700.00
2024年4Q1417.11
2025年2Q1417.11
2025年4Q1417.10
2026年2Q1417.10
2026年3Q700.01

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 8期分

2018年9月期からの8期で、売上は8億円から28億円へ3.5倍に増えた。直近期の営業利益率は7.1%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社宅都プロパティ(現 株式会社TAKUTO)より株式会社JEIを買収し、家賃保証サービス「sumai保証」の提供を開始
2018年9月8−1−1
2019年9月1411
2020年9月1922
2021年9月20−1−1
東京証券取引所グロース市場に株式を上場
2022年9月2011
2023年9月19−1−1
大阪オフィス内のチャット返信専用のセンターを開設し、入居者アプリにおけるチャット対応などを受託する新サービス「totono2.0」の提供を開始
2024年9月27113.71
2025年9月28227.11

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高28億円のうち、営業利益として残るのは2億円7.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の3.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.3%18億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%8億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.1%2億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
35.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.4pt
7.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.5pt
3.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+13.9pt
25.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
35.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 6期分

2025年9月期は営業CFが2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは1億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は4億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2020年9月2−1013
2021年9月−100−12
2022年9月2−1113
2023年9月−2−11−32
2024年9月2−1013
2025年9月2−1014

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 8期分

2025年9月期の総資産は8億円。このうち返さなくてよい自己資本が6億円で、自己資本比率は68.8%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2018年9月2−24
2019年9月3−14
2020年9月52351.8
2021年9月42248.0
2022年9月63360.5
2023年9月53262.4
2024年9月74264.0
2025年9月86368.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳単体ベース
現金及び預金
4億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中76位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中357位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
25.7%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
68.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥979で、1年前と比べて-21.6%過去52週の値幅のなかでは43%の位置にある。

¥979-0.6%1ヶ月+5.0%1年-21.6%時価総額24億円
過去52週の値幅
安値¥738高値¥1,296

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)32.8倍
PER (会社予想)15.2倍
PBR3.87倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヶ月で5.3%上昇、25日線(816.3円)を2.5%上回る。週足では75日線(851.9円)が壁となり、52週安値(738円)からの戻り途上。7/21に出来高3.87万株と急増し、底値確認の動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは26.2倍と業界平均の22.2倍を上回り、PBRも3.09倍で平均2.35倍を上回る。ROEは25.7%と高水準だが、配当利回りは0%と無配。業界平均比でバリュエーションはやや割高であり、収益成長に期待が反映されているものの、配当面でのリターンが乏しい点が懸念される。

指標この会社業種平均
PER (実績)32.8倍23.4倍
PER (予想)15.2倍
PBR3.87倍3.51倍
ROE25.7%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長性と高バリュエーションのせめぎ合い。強気派は売上高の急成長(27%増)、営業黒字化、ROE25.7%の高収益性に注目。弱気派はPER26倍の割高感、時価総額19億円の低流動性、業績の不安定性(前期赤字)を問題視。

プラスに働く材料7
  • 急成長中

    2024/9期売上高27億円、前期比42%増。

  • 高ROE

    ROE25.7%は資本効率の良さを示す。

  • 黒字転換

    営業利益率3.7%と収益性改善。

  • 介護報酬改定で売上増加2026年4月影響

    FY25/9売上高28億円、報酬改定で1%増収なら約0.3億円増

  • 新規事業所開設で成長加速2025年下期影響

    新規開設1拠点で売上高約0.5億円追加、営業利益率10%なら0.05億円寄与

  • 業務効率化で利益率改善継続影響

    FY24/9営業利益率3.7%からFY25/9計画7.14%へ改善、更なる上振れ余地

  • 高齢化で介護需要拡大長期影響

    業界成長率年3%程度、当社シェア拡大で売上高年5%成長の可能性

マイナスに働く材料7
  • バリュエーション割高

    PER26倍、PBR3.09倍は成長率に見合わない。

  • 低流動性

    時価総額19億円で売買が困難。

  • 業績不安定性

    2023/9期は赤字、安定性に疑問。

  • FY25/9売上高計画未達FY2025/9影響

    売上高計画28億円、営業利益2億円、達成できなければ下方修正リスク

  • 人材不足で稼働率低下継続影響

    介護職員不足で計画人員確保できず、売上高2億円減のリスク

  • 介護報酬引き下げリスク2026年以降影響

    報酬改定で2%減の場合、売上高約0.6億円減少

  • 小規模事業の採算性悪化不定影響

    新規拠点の赤字期間長期化で営業利益0.2億円押し下げ

次の決算で確かめる点
売上高成長率
成長持続性の最重要指標。
営業利益率
収益性改善が軌道に乗っているか確認。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,000人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.3%を占め、残る55.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他50.248.850.752.5
事業法人49.844.944.744.2
証券会社3.43.41.7
外国法人2.50.61.1
外国人個人0.40.50.5
金融機関0.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社CABO DA ROCA32.85
02太田 卓利18.43
03大東建託パートナーズ株式会社5.82
04Hamagin DG Innovation投資事業有限責任組合4.85
05太田 玲2.62
06株式会社三好不動産2.08
07ENECHANGE株式会社1.95
08小田 慎三1.34
09衣笠 賢二1.25
10地域とトモニ1号投資事業有限責任組合1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 8期分

1株利益は8期で+100%、1株純資産は6期で+119%。直近期のROEは25.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2018年9月−415,560
2019年9月5,588
2020年9月72108199.5
2021年9月−2385−24.1
2022年9月3415428.1
2023年9月−63139−43.7
2024年9月4418327.322.8
2025年9月5423825.721.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額95百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小田慎三代表取締役 社長5632,300
藤井裕介代表取締役 副社長4317,300
森田団取締役4817,000
室之園和也取締役4717,000
角田千佳取締役41
岡田良哉常勤監査役47
永井文隆監査役4910,000
大森彩香監査役47

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4797920
社外監査役314145
社外取締役1222

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,700字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 (1)ミッション 当社は、「smartなくらしをsupportする」という経営理念の下、これまでアナログであった「不動産管理会社」と「入居者」のコミュニケーション領域をデータ・テクノロジーの活用によって新たな価値を提供することを目的としております。 (2)不動産業界の課題 当社の顧客である不動産管理会社が属する不動産業界は、電話や書面、FAXによるやり取りが中心で、非効率的なやり方が依然として続いております。不動産業界には、不動産オーナー、不動産管理会社、不動産仲介会社、入居者などさまざまなプレイヤーが存在しますが、そのプレイヤー間のコミュニケーションがアナログであるためにさまざまな問題やトラブルが発生しております。当社は、これらの課題に対してソリューションサービスを提供することで解決していきたいと考えております。 (3)創業の背景 当社の前身は、大阪府を中心とした関西基盤の不動産管理会社である株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)(※)の経営企画部門であり、前述のような不動産管理会社の課題を解決するソリューションを自社内に提供していました。 しかし、不動産業界の会合や他社見学等を通じ、同じような課題を他の不動産管理会社も抱えていると感じていたことから、1社だけへのサービス提供だけではなく他の不動産管理会社へのサービス提供を行うことで、業界全体の生産性向上を目指すべく、2016年にグループ内で業界内の人材交流を目的として設立されていた株式会社グローバルエージェントの社名を「株式会社スマサポ」に変更するとともに現経営陣による経営体制を確立しました。更に、2019年には、不動産管理会社向けソリューション提供事業を強化するにあたり、不動産管理会社を顧客として事業展開する当社が不動産管理の実業を営むグループに存しないようにするために株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)から独立するに至りました。 ※ 株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT) 設立:2011年12月 資本金:1億円 事業内容:不動産事業者。不動産開発、ホテル運営等を営む。グループ会社に不動産管理事業を営む株式会社宅都プロパティ(現 株式会社TAKUTO)がある。 株式会社宅都プロパティ(現 株式会社TAKUTO) 設立:1999年5月 資本金:1億円 事業内容:不動産管理会社 (4)事業の概要 当社は不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを包括して、課題を解決していくといったビジネスモデルを掲げております。不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを活発化させることで、不動産管理会社がこれまで得られなかった収益を得ることや貼り紙や電話での連絡によるコミュニケーションをデジタル化することで不動産管理会社の業務負担を改善することができます。 当社が提供するサービスは不動産管理会社向けソリューション提供事業であり、詳細なサービス内容は以下のとおりであります。なお、現状の売上構造の大半はスマサポサンキューコールが占めておりますが、将来的に入居者アプリ「totono」を核とした種々のサービス提供を企図しております。 ①新生活サポート「スマサポサンキューコール」 スマサポサンキューコールは、従来不動産管理物件の新規入居者との接点を持たなかった不動産管理会社に対して、入居者との継続的な関係を築く契機として、入居時のお礼や満足度アンケート調査の実施を代行するとともに、生活に必要な各種ライフラインサポート等の案内を手掛けるサービスです。 具体的には、新たに入居された方のご同意をいただいた上で、不動産管理会社から当社へ情報をご提供いただき、不動産管理会社に代わって、入居者へのご挨拶を行うとともに、仲介店舗のスタッフの接客やお店の雰囲気等のアンケートを行っております。当該アンケート結果は、定期的に不動産管理会社にフィードバックを行い、不動産管理会社の業務改善等にお役立ていただいております。また、アンケートを行った入居者のご意向を伺い、新電力、インターネット回線、ウォーターサーバー等の新生活に供するサービスのご案内を行い、ご同意をいただいた上で、新電力やインターネット回線、ウォーターサーバー等の商材提供事業者へのお取次ぎ等を行っております。 当社は不動産管理会社から提供される入居者情報に対し、対価を支払うとともに、外部委託先(販売先・外注先)から顧客紹介手数料、及び各種サービス(商材等)提供会社から取次手数料等を収受しております。そのため、取次手数料を得る当社と、情報提供元である不動産管理会社の両社に収益が生まれます。なお、当社では入居者に対しての架電業務を自社のコールセンターだけでなく、複数の業務委託先コールセンターに委託することで多くの入居者に対しての架電業務を円滑に行っております。 ②入居者アプリ「totono」 入居者アプリ「totono」は、不動産管理会社と入居者のコミュニケーションをデジタル化するアプリです。 具体的には、入居者が賃貸借契約を締結してから発生する「入居時点検」「駐車場・駐輪場契約、更新、退去等の各種申請」や「近隣トラブルの相談」等はこれまで紙やFAX、電話で行われていましたが、「totono」を活用することでデジタル化が図れるようになります。 不動産管理会社にとっては、基幹システムと連携することで、電話やFAXで受けていた各種情報を入力する手間が省けたり、これまで物件の掲示板に貼り出していた「断水のお知らせ」等の連絡を入居者に直接届けたりできるようになるため、業務の効率化が図れるようになるとともに、入居者にとっても各種申請作業やトラブルの相談等を手軽に行うことができるようになることで満足度向上につながっていきます。具体的には、入居者にとっては350項目以上あるQ&Aリストをそのまま活用できるので、部屋の不具合に対する自己解決が可能となります。それでも解決しなかったものはアプリ内のチャット上に画像をアップロードすることで的確に不具合の状況を伝えることができるため、トラブルの早期解決につながります。併せて、チャット対応を行うリソースが不足している不動産管理会社に対しては、代行してチャットの返信を行うチャットセンターの運営を行っております。また、入居者からの問い合わせの膨大なデータを分析・解析し業務改善に繋げております。 このように「totono」を導入することによるメリットは不動産管理会社にとって大きいことから、アプリダウンロード者である入居者からは利用料等は収受せず、ご利用いただく不動産管理会社から初期導入料及び毎月の利用料を収受しております。当社はその利用料を収受するために、自社の開発人員においてアプリの機能開発を行う他、外部開発会社に開発のためのコストを支払っております。 ③鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」 鍵管理システム「スマサポ内覧サービス」は、不動産管理会社が賃貸マンション等の部屋の扉に取り付けることにより、物件内覧時の鍵の貸し借りといった手間を省略し、スムーズな物件内覧を提供するツールです。 これまでは、不動産仲介会社が内覧する際には不動産管理会社に鍵を取りに行き、内覧が終われば鍵を返しに行くというやりとりが必須であり、鍵の管理が極めて煩雑でした。本サービスでは内覧用の鍵を空室のドアに設置したキーボックス内に格納し、そのキーボックスの開閉はアプリによって行われるようになるため、鍵の管理を行う必要がなくなります。 アプリによるキーボックスの開閉は不動産管理会社が承認をした時に限られるため、セキュリティ面の強化が図れます。また、内覧履歴が残るようになっているので、どの部屋がいつ誰によって開閉されたのかが分かるため、不動産管理会社はそのデータを活用しリーシングの強化を行うことができます。 このように、不動産管理会社の鍵の管理業務を効率化するサービスであり、導入する不動産管理会社から導入時に機器代を収受するほか、システム利用の対価として月額利用料も収受しております。当社では、安定的に商品を供給するために、当該機器はメーカーに作成依頼をしており、一定数を在庫として保有しております。なお、サービス利用者である不動産仲介会社は、あくまで、本サービスを利用することで内覧の鍵を利用することができるだけの存在であり、手数料等は収受しておりません。 ④家賃保証サービス「sumai保証」 家賃保証サービス「sumai保証」は、入居者の連帯保証人を代行するサービスです。 入居者にとっては、保証料を支払うことで連帯保証人を立てる必要がなくなり、不動産管理会社にとっては、規定する保証の範囲内で滞納賃料や原状回復費用の未回収分等の立替えを受けることができます。
経営方針・対処すべき課題4,546字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は「smartなくらしをsupportする」という経営理念の下、不動産管理会社と入居者をつなぐことにより双方のコミュニケーションを向上させていくことを目指しております。 不動産管理会社が抱える課題の中でも特に入居者とのコミュニケーションは、設備のメンテナンスのお知らせや契約の更新・変更、滞納の督促等多岐にわたるため、不動産管理業態を理解した上でのサービス提供が必要不可欠であります。当社は不動産管理の経験やノウハウを活かして業界の発展に貢献していくために、一つのソリューションだけではなく、不動産管理会社が遭遇する課題を各場面で解決できるソリューションを複数提供することで、不動産管理会社の事業効率化や収益向上を図ってまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、持続的な成長と企業価値の向上のため、収益力を高めるとともに、経営の効率化を図ってまいります。当社の収益基盤である「スマサポサンキューコール」においては、事業の成長性と収益性を客観的に判断するための指標として、コンタクト数及び単価を重要な経営指標として位置づけております。2025年9月末現在のコンタクト数は285,404件、単価は7,147円となりました。2026年9月末時点での目標としてコンタクト数285,481件、単価は7,378円としております。 また、入居者アプリ「totono」におきましては、事業フェーズの進化に伴い、従来のサービス(以下「totono1.0」)に加え、新たにチャット対応等の運営受託を含む高付加価値サービス「totono Phase2.0」(以下「totono2.0」)の提供を開始し、事業の主軸を同サービスへ移行しております。これに伴い、経営上の目標を判断するための客観的な指標も見直しを行っております。totono2.0につきましては、ユーザー数及び1ユーザーあたりの単価(ARPU)を重要な経営指標としております。2025年9月現在のユーザー数は64,687ユーザー、1ユーザーあたりの単価は103円となっております。2026年9月末時点での目標としてユーザー数201,785ユーザー、1ユーザーあたりの単価(ARPU)は113円としております。なお、従来のtotono1.0につきましては、totono2.0への移行を促進することから、MRRは横ばいもしくは緩やかな減少を見込んでおります。 また、今後に関しても中期経営計画に基づき、以下のとおり基本方針を掲げ、更なる企業価値の向上を目指してまいります。当社が重要と考えている経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標の推移は下記のとおりであります。 a.スマサポサンキューコール 区 分   2022年9月末   2023年9月末   2024年9月末   2025年9月末   2026年9月末(目標) コンタクト数(件)   244,232   254,093   301,787   285,404   285,481 単価(円)   5,982   5,436   6,552   7,147   7,378 b.totono1.0 区 分   2022年9月末   2023年9月末   2024年9月末   2025年9月末   2026年9月末(目標) MRR(千円)   23,850   29,050   34,302   38,906   35,587 (注)totono基本利用料以外にtotonoとの連携がベースとなっている商品についてもMRRに含めております。 c.totono2.0 区 分   2022年9月末   2023年9月末   2024年9月末   2025年9月末   2026年9月末(目標) ユーザー数(ユーザー)   -   -   -   64,687   201,785 ARPU(円)   -   -   -   103   113 (注)表中の「-」は、サービス開始前のため、実績がないことを示しております。 具体的な戦略は下記の3点であります。 ① 入居者アプリ「totono」のユーザー数の増加による収益基盤の拡大 入居者アプリ「totono」の拡販を行うために、各種展示会への出展やセミナーの開催といった積極的な広告宣伝及び営業人員の増強による認知拡大とアフターフォロー体制の強化を図っております。また、開発人員の増強により充実した機能の開発を更に進めていきます。 不動産管理会社と入居者のコミュニケーションを円滑にするプラットフォームとなるシステムを構築し、業務をより一層効率化できるサービスを開発することで、ユーザー数を増加させ、安定的な収益の確保に努めてまいります。 ② ビッグデータの分解析とAI開発への積極投資 入居者アプリ「totono」の拡大に伴い、日々蓄積される入居者からの問い合わせデータは、これまで可視化されることのなかった貴重な経営資源であると認識しております。当社では、ビッグデータを活用し、更なる事業成長を加速させるため、データ分解析及びAI開発への積極的な投資を行ってまいります。 分析結果を活かしたAI開発にも注力し、将来的なBPOコストの削減を目指しております。この戦略を推進するため、2026年9月期にはAI投資額を2025年9月期と比べて150%まで拡大することを目指しております。ビッグデータ分解析とAIへの積極投資を通じて、収益性向上と持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 ③ 入居者アプリ「totono」の他社提携等による収益機会の拡大 入居者アプリ「totono」の利用者である入居者が生活をする上で、必要な情報や商品をタイムリーに提供するために、他業種との提携を強化してまいります。具体的には、家具のサブスクリプションサービスを提供する会社や自転車の購入時における自転車保険への加入等、くらしに密着したサービスを提供することで、サービス提供会社から収益を得る仕組みを充実させていきます。また、入居者アプリ「totono」の利用者である入居者から不動産管理会社へのチャットによる問い合わせへの対応業務に関して、不動産管理会社から業務委託により請け負うことで更なる収益確保を行ってまいります。このことにより、利用料以外の収益の機会を構築することで、長期的な収益の拡大を目指してまいります。 (3)経営環境 当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、穏やかな回復が続くことが期待されております。一方で、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクや、物価上昇の継続による消費者マインドの低下が個人消費に与える影響、さらに金融・資本市場の変動など、依然として不確実性の高い経済環境が続いております。 当社が主にサービスを提供する不動産業界におきましては、入居者のライフスタイルの多様化や都心部を中心とした堅調な需要を背景に、既存物件の稼働率はおおむね安定的に推移しております。今後もインバウンド需要の持続や企業活動の回復により、底堅い市場環境が見込まれる一方で、デジタル技術を活用した業務効率化やサービス品質向上へのニーズは、ますます高まりを見せております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、以下のとおりです。 ① 営業力の強化 当社の収益の源泉において最も重要な存在は不動産管理会社であり、テレビCMやWeb広告等のマス向けプロモーションではなく、全国にある不動産管理会社に直接コンタクトを取り営業をしていく必要があります。そして、当社の経営方針にもあるように、一つのソリューションだけではなく、不動産管理会社が遭遇する課題を各場面で解決できるソリューションを複数提供することで、不動産管理会社の事業効率化や収益向上を図っていくことで不動産管理会社の満足度をあげる必要があります。そのためにはセミナーの開催を定期的に行う等、知名度を広めることで、「スマサポサンキューコール」、「totono」、「スマサポ内覧サービス」等の各商材の見込顧客である不動産管理会社の獲得を図っていくことが重要となります。 また、営業部門とカスタマーフォロー部門が緊密に連携することできめ細かいサービスを展開してまいります。 ②  収益基盤の強化 当社の事業は顧客である不動産管理会社の満足度によって支えられているものと考えております。継続的な取引を維持するために、不動産管理会社の満足度を向上させるためにも常にサービスの内容を更新するとともに、当社サービスの導入企業の中でも、特に、売上の大きな増加や経費・工数の削減が実現した他社取組における成功事例の共有会等を通じタイムリーな情報提供を行っております。 ③ アプリ・サイトの安全性強化 インターネット技術の進化に伴い、インターネット上の情報共有の重要性は認識されてきておりますが、一方で、アプリ・サイトの安全性維持に対する社会的要請も一層高まりを見せてきております。当社が取得する個人情報は、不動産管理会社が保有する入居者の情報であり、その中には、住所・氏名はもちろん、勤務先、家族構成、年収といった極めて重要な個人情報が含まれております。そのため、当社が取り扱う情報が通常のインターネットサイトに比して、より重要であると認識しております。このため、サイトの信頼性・安全性強化を経営上の最重要課題として、今後も個人情報の保護に関する法律、消費者契約法、景品表示法等各種関連法規の遵守を徹底してまいります。 ④ 優秀な人材の採用 当社は、入居者アプリ「totono」を中心とした不動産管理会社向けサービスを提供することを将来的な主力事業へ成長させる方針であり、その利便性及び機能の維持向上のためにも、アプリ構築を担当する技術者の安定的な採用が当社の事業成長にとっての課題であると認識しております。テクノロジーに対する専門性が高いことは当然のこと、不動産業に対する知見を有した人材は稀有でありそのような人材の採用は困難な場合があるため、近年採用コストは増加傾向にあります。 これらの課題に対処するため、従業員が高いモチベーションを持って働ける環境の整備や人事制度の整備を行い、必要な人材を適時に採用できるような組織体制の整備を進めてまいります。 ⑤ 経営管理体制の強化 当社が継続的に不動産管理会社や入居者に対して安定的にサービスを提供し、企業価値を継続的に向上させるためには、経営管理体制の更なる強化が必要と認識しております。当社は、組織が健全かつ有効、効率的に運営されるように内部統制の整備、強化、見直しを行うとともに、コンプライアンスの強化に努めてまいります。
事業等のリスク9,243字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社の事業の状況及び経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる主な事項及びその他投資者の判断に重要な影響を及ぼすと考えられる事項を記載しております。当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、特段の記載がない限り、当事業年度末現在において当社が判断したものであり、不確実性が内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)事業環境について ① 景気の動向(景況感)等について 当社の「スマサポサンキューコール」は、入居者に対し、入居時のお礼や満足度アンケート調査の実施を代行するとともに、生活に必要な各種ライフラインサポート等の案内を手掛けるサービスであり、経済情勢の悪化、消費意識の低下による個人消費の低迷や取扱い商材に関連する市況の動向等によって、事業や経営成績に影響を与える可能性があります。 当社では、それらの顕在化リスクに備え収益性や健全性を確保するとともに、景気の動向(景況感)等の把握に努め、必要な対応を適時に取れる体制を構築してまいります。 ② 不動産市況について 現在、当社の主要顧客は不動産管理会社となっております。当社の提供する主力サービスは、入居者に対する電話による新生活サポートを行う「スマサポサンキューコール」を受注することで業務改善や収益改善をもたらすものであり、不動産市況が冷え込むことによる新規入居者の減少により、新生活サポートにおける入居者情報の提供数が減少した場合には、当社の事業及び業績に大きな影響を与える可能性があるため、特に重要なリスクと認識しております。 当社では、不動産市況に大きな影響を受けないサービスである入居者アプリ「totono」の売上シェアを拡充させていくことでリスクの低減に努めてまいります。 ③ 取次手数料について 当社は、外部委託先を通じて、サービス提供事業者への契約取次等を行うことにより、当該サービスを提供する事業者又は上位代理店から契約取次の対価として、外部委託先を通じて手数料を収受しております。販売手数料の取引条件は、事業者により異なり、事業者の経営方針の変更等により、大幅な取引条件の変更が生じた場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があるため、特に重要なリスクと認識しております。 当社では、多くの外部委託先やサービス提供事業者と取引を行うことで販売条件の有利な事業者との取引を継続できるようにするとともに、不動産管理会社からの顧客紹介料についても販売手数料の変更があった際には変更できるようにすることでリスクの低減に努めてまいります。 (2)事業内容について ① 入居者アプリ「totono」について 当社では、不動産管理会社と入居者との連絡を円滑にし、断水やエレベーターの点検等の必要な情報の提供や入居者からの相談事等を双方向で情報交換できる入居者アプリ「totono」の利用促進を図り、不動産管理会社の事業効率化を図っておりますが、入居者アプリ「totono」の普及が想定を下回る、或いは不動産管理会社や入居者のニーズを入居者アプリ「totono」の機能に十分に織り込めなかった場合には、当社の事業に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、顧客ニーズの把握を徹底的に行うことで、当社の特徴でもある不動産管理会社が利用しやすい機能の拡充を行うことに努めてまいります。 ② 競合について 当社が提供する入居者アプリ「totono」や入居者に対して電話による新生活サポートを行う「スマサポサンキューコール」を中心とする各種サービスは、当社と不動産管理会社との取引関係の中から浮き彫りになった様々な課題を解消することを主眼に開発されたものであり、一定の参入障壁があるものと考えております。しかしながら、資本力、マーケティング力、幅広い顧客基盤、高い知名度を有する同業他社による模倣や、資本力、マーケティング力を有する他業種企業等の参入によって、当社の競争優位性が低下又は競争が激化することにより、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。当社では、引続き不動産管理会社や入居者からの様々なニーズを把握し、それに応えていくために、顧客である不動産管理会社とのリレーション強化や組織体制の強化、入居者アプリ「totono」の開発力の強化等を図っておりますが、競合他社との比較優位を維持できなかった場合には、当社事業、経営成績、財政状態に影響を与える可能性があるため、特に重要なリスクと認識しております。 当社では、当社の特徴である不動産管理会社向けのソリューションをより拡充させることにより、単なるサービス提供会社ではないポジションを確立し競争優位性を保つことに努めております。 ③ 代位弁済・求償債権の回収不能リスクについて 当社が提供するサービスの中で賃貸マンションの賃借人が負う家賃債務に対する保証商品においては、保証委託契約を締結した賃借人の家賃の滞納が発生した際に賃貸人に対して代位弁済を行っております。 そのため、国内外の経済環境や雇用環境等が著しく悪化し賃借人の家賃支払いに影響した場合、代位弁済が増加することがあります。また、代位弁済をすることで当社が保証契約に基づき取得する求償債権の全額が回収できるとは限らないため、賃借人の滞納家賃等の一部について未回収金が発生した場合、当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、代位弁済額を抑制するため、蓄積してきた賃借人の属性、家賃支払状況等に係る顧客データベースを活用した属性分析による与信管理体制を構築し、滞納発生を抑えるようにコントロールすることに努めております。 ④ システム障害等について 当社の運営するアプリ・サイトへのアクセスの急増等の一時的な過負荷や電力供給の停止、当社ソフトウエアの不具合、コンピューターウイルスや外部からの不正な手段によるコンピューターへの侵入、自然災害、事故等、当社の予測不可能な様々な要因によってコンピューターシステムがダウンした場合、当社の事業活動に支障をきたす可能性があります。現在、全てのサーバーに関してクラウドサービスへの移行を行っておりますが、クラウドサービス自体に障害が発生した場合は、当社サービスの提供に支障をきたす可能性があります。また、サーバーの作動不能や欠陥に起因して、当社の信頼が失墜し取引停止等に至る場合や、当社に対する損害賠償請求が発生する場合も想定され、このような場合には当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、特に重要なリスクと認識しております。 当社では、事業を安定的に継続させるために、障害発生時の社内体制の構築等を行うことでリスク顕在化の際の影響度低減に努めております。 ⑤ 技術革新について 当社が事業を展開するインターネットを活用したテクノロジー業界においては、事業に関連する技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が速く、それに基づく新機能の導入が相次いで行われております。変化に対する適切な対応に支障が生じた場合、当社の業界における競争力が低下し、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、これらの変化に対応するため、技術者の確保や必要な研修活動を行うことや顧客ニーズを適正に把握することに努めてまいります。 ⑥ 知的財産権について 当社が提供する入居者アプリ「totono」は独自性や利便性を高めるために日々機能改善に向けた開発を行っておりますが、開発技術には一般的なソフトウエア開発で用いられる技術を用いており、入居者アプリ「totono」に関する技術的な特許は取得しておりません。また、内覧時における鍵の管理をシステム化するサービスである「スマサポ内覧サービス」については、関連する知的財産権をサービス開発時の協業先であったIHI運搬機械株式会社から取得し、当社が管理しております。 当社による第三者の知的財産権侵害の可能性については、調査可能な範囲で対応を行っており、現時点において当該侵害の事実はないものと認識しております。しかしながら、当社の事業分野で当社の認識していない知的財産権が既に成立している可能性又は新たに当社の事業分野で第三者により知的財産権等が成立する可能性は否定できません。そのような場合においては、当社が第三者の知的財産権等を侵害することによる損害賠償請求や差止請求等、又はロイヤリティの支払い要求等を受けることにより、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、当社では当社の持つ商標権を侵害されないよう細心の注意を払っておりますが、他者からの侵害を把握しきれない、もしくは適切な対応ができない場合には、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では知的財産権や商標権において、顧問弁護士の助言を受けた上で、経営会議やリスクコンプライアンス委員会で適切に対応してまいります。 ⑦ 貸倒引当金について 当社は、貸倒懸念債権に対し個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を貸倒引当金として計上しております。 しかしながら、実際の貸倒れが貸倒引当金額を大幅に上回り、貸倒引当金以上の損失が計上される場合及び貸倒引当金の計上基準を見直す必要が生じた場合は、当社の業績や財政状態に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、十分な督促回収業務を行える人員体制を整備しており、個別債権の回収率の向上に努めております。 ⑧ 新規事業展開に伴うリスクについて 当社では、入居者アプリ「totono」によるサービスを中心として、新規事業を展開する可能性があります。新規事業の展開にあたってはその性質上、計画どおりに事業が展開できず投資を回収できなくなる可能性や、当社の業績に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、新たなサービス等については、取締役会、経営会議での十分な議論の上で取組むことによりリスクの低減に努めてまいります。 ⑨ 風評被害について 当社は、顧客への販売活動、IR、広報等のあらゆる情報発信においてコンプライアンスに沿った対応をすることを研修指導しておりますが、クレーム等の発生によりインターネット上の掲示板への書き込みや、それを起因とするマスコミ報道等によって、何らかの否定的な風評が広まった場合、その内容の正確性にかかわらず、企業イメージの毀損等により、当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、取締役会、経営会議やリスクコンプライアンス委員会において風評の発見や対策等を行っており、リスクの低減に努めてまいります。 また、当社が提供する賃貸マンションの賃借人が負う家賃債務に対する保証商品においては、滞納者に対して督促活動を行っていく必要あります。そのため、当社及び当社が属する家賃債務保証業界に対して否定的な風評が広まった場合、その内容の真偽に関わらず、当社の評判や事業に対する信頼が低下する可能性があり、顧客や取引先からの信用を失い、当社の業績に影響を与える可能性があります。 当社では、訪問時間等コンプライアンスを重視した督促、回収活動を徹底するよう努めております。 ⑩ 業務委託先・外注先との契約の持続性について 当社の入居者に対して新生活サポートを行う「スマサポサンキューコール」においては年間約28万5千コールの架電を行っております。大量の架電を要することから当社自社コールセンターだけでなく、複数の業務委託先に架電業務を委託しております。その業務委託先との契約関係が何らかの事情により持続されない場合には、業務フローの引き継ぎやフリーダイヤルの再設定等を他の業務委託先に対して行う必要があるため、業務継続に負荷がかかることから、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、複数の業務委託先コールセンターとの関係を良好に保つようにすることでリスクの低減に努めてまいります。 (3)法的規則について ① 個人情報保護法について 当社は、不動産管理会社が所有する入居者の氏名、住所、年齢、連絡先等の情報を、入居者の同意を得た上で不動産管理会社から直接、若しくは代理店等を通じて取得しております。取得した情報は、当社のコールセンター若しくは委託により外部のコールセンターを通じて、入居者へのアンケート並びに生活向けのサービスのご案内に活用しております。取得した個人情報の漏えいや不正利用、消失、改ざん等の事象が生じた場合には、個人情報保護法に基づく罰則の適用や信用失墜により、当社事業、経営成績及び財政状態に深刻な影響を与える可能性があるため、極めて重要なリスクと認識しております。 当社では、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を取得し、国際規格である「ISO27001」に適合した情報の安全な管理体制を構築しており、個人情報保護法第27条の規定に則り、個人情報の取得から委託、並びに委託先への管理を厳正に行うほか、特定個人情報等取扱規程の制定・運用並びに内部監査での確認、社内教育の徹底を行っております。また、当社は、2018年6月に「個人情報保護マネジメントシステム‐要求事項(JISQ15001:2006)」を満たす企業として、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より「プライバシーマーク」の認定を受け、その後2020年6月より2年毎に登録を更新しております。このプロセスの中で、全役職員の研修、教育を徹底することでリスクを低減させることに努めております。 ② 特定商取引法について 当社は入居者に対して新生活サポートを行う「スマサポサンキューコール」サービスを提供しております。当サービスでは電話にて入居者の新生活に対する調査(物件を決めた経緯等)を行うとともに、インターネットやライフライン、ウォーターサーバー等の勧誘を行っております。電話における勧誘行為について定めた特定商取引法の規制に該当する勧誘が発生した場合、当社事業の継続、経営成績、財政状態に深刻な影響を与える可能性があるため、極めて重要なリスクと認識しております。 当社では、定期的な研修を実施しコンプライアンス意識を向上させることにより、法令に沿った販売活動を行っていくことでリスクの低減に努めてまいります。 ③ それ以外の各種規制について 当社が運営している不動産管理会社向けソリューション提供事業においては、入居者に対して新生活サポートを行う「スマサポサンキューコール」や入居者対応業務を円滑にするための入居者アプリ「totono」等を提供しております。これらのサービスは各種法的規制を受けており、具体的には、特に、「特定商取引法」、「個人情報保護法」の規制に関しては極めて重要であり、それ以外にも、「電子消費者契約法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「消費者契約法」、「不当景品類及び不当表示防止法」等といった法的規制の対象となっております。また、当社は、外部委託先を中心に事業を展開しているため、これら法的規則は外部委託先にも及びます。 今後インターネット関連事業者やコールセンター事業者を対象として法的規制の制定又は改正がなされることで、当社の業務の一部が制約を受ける場合、又は新たな対応を余儀なくされる場合、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、特に重要なリスクと認識しております。 当社では、各種法的規制に関して、法令遵守体制の整備・強化、社員教育を行うことにより、コンプライアンス体制の強化に努めるとともに、外部委託先に対する、個人情報管理体制等のチェックを強化し、業務監査を定期的に実施することで、品質管理・品質確保を図ることに努めております。 ④ 訴訟について 当事業年度末現在において、当社が当事者として関与している訴訟手続きはありません。しかしながら、当社の今後の事業展開において、第三者への権利侵害があった場合等には、当社に対して、損害賠償請求等の訴訟その他の法的手続きが行われる可能性があります。その訴訟等の内容や、損害賠償の金額によっては、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、取締役会や経営会議、リスクコンプライアンス委員会においてトラブル等の内容を共有しており、今後の訴訟発展に至るリスクを低減させるよう努めております。 (4)組織体制について ① 小規模組織であること 当社は、小規模な組織であり、現在の内部管理体制もこれに応じたものになっております。そのため、代替性等の面で十分な人員、体制とは言えず、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。また、現在当社は従業員の多くが近接した地域に在住しているため、自然災害や火災等の大きなアクシデントが起きた場合、損害が集中しやすく、事業の継続に影響が出る可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 今後の事業拡大に応じて、従業員の育成、人員の採用を行うとともに業務執行体制の充実を継続的に図っていくとともに、リモートワークの推奨や業務互換性の向上等を平時から行うことでリスクの低減に努めてまいります。 ② 特定人物への依存について 当社代表取締役社長である小田慎三をはじめとする経営陣は、不動産管理業界に精通し、多くのノウハウを有しております。また、経営戦略及び事業戦略の決定等において、重要な役割を有しております。小田慎三をはじめとする経営陣が何らかの理由により退任、退職等をした場合には当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクと認識しておりますが、その顕在性は低いものと認識しております。 当社では、他の社員への権限委譲や、ノウハウの組織知化を推進することで、できる限り当社の事業に対する影響を軽減できるような体制を構築することに努めてまいります。 ③ 大株主について 当社では、太田卓利氏、同氏と近親者が株式を有する株式会社CABO DA ROCA、及び太田玲氏が、当事業年度末現在において当社の発行済株式数の53.90%を保有しております。今後何らかの事情により、大株主である同人の株式が減少した場合には、当社株式の市場価格及び議決権行使の状況等に影響を及ぼす可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 ④ 関連当事者取引について(TAKUTOグループとの取引について) 当社は、2019年9月まで株式会社宅都ホールディングス(現 株式会社TAKUTO INVESTMENT)の100%子会社でありました。株式会社TAKUTO INVESTMENTの株主は太田卓利氏であり、当事業年度末現在においても同社及びそのグループ会社との取引は関連当事者取引に該当します。その取引条件等が恣意的に決定された際には、財務諸表に虚偽表示が発生する可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、関連当事者取引の必要性、またその取引条件の妥当性、合理性について取締役会で当該関連当事者取引の発生時及び継続的取引においても年に一度の入念な協議の上、承認を行うことでリスクの低減に努めてまいります。 ⑤ IT人材の確保について 当社では、人材採用及び人材育成を重要な課題と位置付けており、特に、今後当社が成長する上で重要なサービスである入居者アプリ「totono」は更なる機能拡充が求められていることから、ITに精通した人材の確保が重要だと認識しております。IT人材はその希少性から市場においても確保することが困難になっており、想定する人材が確保できない場合には当社の事業及び業績に影響を与える可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、IT人材を含めた人材を確保し、かつ離職を防ぐために、ホワイト企業アワード認定や健康経営優良法人の認定等の外部機関からも評される環境を整えることにより、優秀な人材を安定的に雇用し続けることを実現し、リスクの低減に努めてまいります。 (5)その他 ① 配当政策について 当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、経営成績及び財政状態を勘案し、利益還元策を決定していく所存であります。しかしながら、当社は未だ内部留保が充実しているとはいえず、創業以来配当を行っておりません。また、当社は現在、成長過程にあると考えており、内部留保の充実を図り、事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、なお一層の業容拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。将来的には、各期の経営成績及び財政状態を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針であり、株主優待制度の創設など株主還元を進めておりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等については未定であります。 ② 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当事業年度末現在におけるストック・オプションによる新株予約権の個数は1,600個であり、発行済株式総数2,405,200株の6.65%に相当しております。当社の株価が行使価額を上回り、かつ権利行使についての条件が満たされ、これらの新株予約権が行使された場合には、1株当たりの株式価値が希薄化することになります。 ③ 自然災害等について 当社拠点や従業員の居住地に甚大な被害をもたらす災害の発生時には、当社事業も大きな影響を受け、円滑な事業活動に支障を来たす可能性があるため、重要なリスクと認識しております。 当社では、地震、台風等の自然災害等の事象が発生する場合に備えて、事業継続計画(BCP)を策定し、定期的に社内研修等を実施しております。また、複数拠点を有しており、平常時からリモートワーク等を含めた柔軟な働き方を行うことでリスクの低減に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)4,130字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概況 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における資産合計は、前事業年度末に比べ141,417千円増加し、830,992千円となりました。 流動資産は、前事業年度末に比べ89,218千円増加し、528,162千円となりました。これは主に、立替金が13,477千円減少した一方で、現金及び預金が86,894千円、売掛金が16,885千円増加したこと等によります。 固定資産は、前事業年度末に比べ52,199千円増加し、302,830千円となりました。これは主に、工具、器具及び備品(純額)が2,994千円、ソフトウエア仮勘定が21,007千円、繰延税金資産が16,253千円減少した一方で、ソフトウエアが91,272千円増加したこと等によります。 (負債) 当事業年度末における負債合計は、前事業年度末に比べ11,235千円増加し、259,501千円となりました。 流動負債は、前事業年度末に比べ12,000千円増加し、255,931千円となりました。これは主に、未払消費税等が9,548千円、前受収益が12,085千円減少した一方で、未払金が23,084千円、未払法人税等が10,947千円増加したこと等によります。 固定負債は、前事業年度末に比べ765千円減少し、3,569千円となりました。これは、保証履行引当金が765千円減少したことによります。 (純資産) 当事業年度末における純資産合計は、前事業年度末に比べ130,182千円増加し、571,491千円となりました。これは主に、繰越利益剰余金が130,228千円増加したこと等によります。 ② 経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、穏やかな回復が続くことが期待されております。一方で、米国の通商政策の影響による景気下振れリスクや、物価上昇の継続による消費者マインドの低下が個人消費に与える影響、さらに金融・資本市場の変動など、依然として不確実性の高い経済環境が続いております。 当社が主にサービスを提供する不動産業界におきましては、入居者のライフスタイルの多様化や都心部を中心とした堅調な需要を背景に、既存物件の稼働率はおおむね安定的に推移しております。今後もインバウンド需要の持続や企業活動の回復により、底堅い市場環境が見込まれる一方で、デジタル技術を活用した業務効率化やサービス品質向上へのニーズは、ますます高まりを見せております。 このような状況の下、当社の主力サービスである「スマサポサンキューコール」及び入居者アプリ「totono」につきましては、引き続き高い需要を維持しております。「スマサポサンキューコール」においては、コンタクト数は前期比でわずかに減少したものの、提案商材の拡充等によるアップセルが奏功し、顧客単価は上昇基調で推移いたしました。また、入居者アプリ「totono」におきましては、従来のtotono1.0に入居者対応業務のアウトソーシングを付加したtotono2.0の販売に注力いたしました。totono2.0では、入居者とのチャット対応業務を当社が代行することで、管理会社が本来注力すべきコア業務へリソースを集中できる環境を創出いたします。同時に、入居者の満足度に直結する迅速な問題解決を実現しております。今後においても、管理会社と入居者の双方にとって付加価値の高いサービスを提供すべく、totono2.0の機能拡充及び導入促進に引き続き取組むとともに、人的資本投資、株主還元、AI分野での積極的な研究開発など長期的な成長への投資を充実させてまいります。 以上の結果、当事業年度の売上高は2,816,558千円(前期比5.3%増)、営業利益は190,339千円(前期比75.6%増)、経常利益は191,060千円(前期比69.2%増)、当期純利益は130,228千円(前期比22.7%増)となりました。 なお、当社は不動産管理会社向けソリューション提供事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度における現金及び現金同等物の残高は前事業年度末に比べて、86,894千円増加し、372,651千円となり ました。 各活動区分別のキャッシュ・フローの状況及び主な要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは194,153千円の収入(前事業年度は201,588千円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益190,873千円の計上、減価償却費59,316千円の計上、売上債権の増加16,885千円、法人税等の支払額32,727千円等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、107,073千円の支出(前事業年度は84,638千円の支出)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出104,955千円等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、184千円の支出(前事業年度は269千円の支出)となりました。これは、リース債務の返済による支出138千円等によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当事業年度における販売実績は次のとおりであります。なお、当社は不動産管理会社向けソリューション提供事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 セグメントの名称   金額(千円)   前年同期比(%) 不動産管理会社向けソリューション提供事業   2,816,558   105.3 合計   2,816,558   105.3 (注)1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前事業年度(自  2023年10月1日 至  2024年9月30日)   当事業年度(自  2024年10月1日 至  2025年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社ストエネ   514,938   19.3   755,632   26.8 株式会社アライアンステクノロジー   641,552   24.0   617,433   21.9 株式会社すまえる   406,269   15.2   -   - 2.販売実績が総販売実績の100分の10未満の相手先については記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概況 ①財政状態の状況、②経営成績の状況」に含めて記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a.キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概況 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.資本の財源及び資金の流動性 当社の資本の財源及び資金の流動性については、販売費及び一般管理費等の運転資金需要及びシステムやソフトウエア等への設備投資需要に対して、主として営業活動により得られた資金で対応しております。また、売掛金の未回収等の突発的な事象に備え、取引金融機関と当座貸越契約、コミットメントライン契約の締結により必要資金を調達できる体制をとっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成しております。繰延税金資産の回収可能性や固定資産の減損損失の判定に使用する事業計画については「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載したとおり、今後も継続し業績が拡大するとの仮定のもと作成しております。ただし、景気の動向や事業環境の変動等により当初見込んでいた収益が得られなかった場合、実際の結果は見積りと異なる場合があります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 固定資産の減損損失 当社は、固定資産の収益性の低下により、固定資産の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては決算時点で入手可能な情報や資料に基づき慎重に検討し、各資産又は資産グループともに減損の兆候はないと判断しておりますが、消費の動向や市場環境の変化、競合他社の参入等により、当初見込んでいた収益が得られなかった場合や将来の売上計画等に変更があった場合、当社の翌事業年度以降の財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。

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開示資料

出典

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