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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ブランディングテクノロジー

7067 · Growth · サービス業

中堅・中小企業向けにブランド構築からデジタルマーケティングまでワンストップで提供するインターネット活用支援会社。

概要

ブランディングテクノロジーは、中堅・中小企業向けにブランド事業とデジタルマーケティング事業を展開する企業である。2001年に歯科医院ポータルサイトの販売会社として創業し、2018年に現社名へ変更、2019年に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。本社は東京都渋谷区に置き、連結従業員数は182人。2026年3月期の連結売上高は48億円、営業利益は1億円である。

ブランド事業とデジタルマーケティング事業の二本柱

当社グループは、ブランド事業とデジタルマーケティング事業の2つのセグメントで構成される。ブランド事業では、顧客企業のブランドを明確化し、オウンドメディア構築やコンテンツ制作、経営サポートを提供する。同社独自の「ブランドファースト」フレームワークを軸に、収益拡大や人材育成の課題解決を図る。デジタルマーケティング事業では、インターネット広告運用やSEOコンサルティング、アクセス解析ツールの代理販売などをワンストップで行う。両事業ともに、マーケティング責任者やデジタル人材が不足する中堅・中小企業を主な顧客層とする。

3,000社超の顧客基盤と業界別ノウハウ

当社は、医療・建築・不動産・製造業を中心に、3,000社を超える顧客ネットワークを構築している。長年の事業活動で蓄積した「業界別ノウハウ」を活用し、各業界特有の課題に応じたソリューションを提供する。2026年3月期の連結売上高は48億円(前期比4.6%減)で、うちブランド事業が13億円、デジタルマーケティング事業が35億円を占める。売上高営業利益率は約1.6%と低水準だが、中期的に5%以上の達成を目標に掲げる。純資産は約12.7億円、自己資本比率は約58.6%である。

グループ会社と海外拠点による分業体制

当社グループは、連結子会社として株式会社アザナ、株式会社ファングリー、株式会社シンフォニカル、VIETRY CO.,LTD.(ベトナム)を有する。国内では、沖縄にマーケティングセンターを開設し、アザナがデジタルマーケティングの運用を担当する。ベトナムのVIETRYはWeb制作・ソフトウェア開発の海外生産拠点として機能し、グループ内で適切な分業と効率化を図る。過去にはシンガポールに子会社を設立したが、2019年に清算している。国内営業所は東京本社のほか、福岡、大阪、名古屋に設置していたが、2022年3月に広島営業所を閉鎖した。

インターネット広告市場の成長と経営課題

当社の主要市場である国内インターネット広告市場は、2025年に4兆459億円(前年比10.8%増)まで拡大し、マスコミ四媒体合計を上回った。しかし、当社の売上高は2015年3月期の39億円から2026年3月期の48億円と緩やかな成長に留まり、営業利益は1億円前後で推移する。収益性改善のため、短納期・高利益率の商材への注力や、提携先との共催セミナーによる顧客層拡大を進めるが、計画に遅れが生じている。経営課題として、生成AI等の技術変化への対応、優秀な人材の確保・育成、収益基盤の強化を挙げている。

業界の中での役割は中堅・中小企業向けマーケティング支援の専門企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
48億円
営業利益
1億円
営業利益率
2.1%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
デジタルマーケティング事業35億円72.9%3億円8.6%
ブランド事業13億円27.1%3億円23.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01中堅・中小企業(ブランド)主力

独自の「ブランドファースト」フレームワークを活用し、オウンドメディア構築、コンテンツ制作、経営サポートを提供。収益拡大や人材育成の課題解決を支援。

主な製品・サービス1
オウンドメディア構築
企業が自社で所有するWebサイトやランディングページ等を制作し、技術力やブランド力を発信。

02中堅・中小企業(デジタルマーケティング)主力

インターネット広告運用、アクセス解析ツール支援、定期訪問コンサルティング、SEOコンサルティングをワンストップで提供。専門人材が不足する企業の収益拡大を支援。

主な製品・サービス1
インターネット広告運用
リスティング広告、DSP広告、純広告、SNS広告の出稿コンサルティングを提供。

製品と技術

ブランドファーストに基づくオウンドメディア構築

ブランド事業の核となるサービスが、オウンドメディアの構築である。企業が自社で所有し消費者に発信する媒体(Webサイト、ランディングページ、バナー、パンフレット等)を制作し、顧客の技術力やブランド力を発信する。制作にあたっては、当社独自の「ブランドファースト」フレームワークを適用し、まず企業の存在意義や独自の強みを明確化する。その後、メディア制作、コンテンツ制作、運用支援を一貫して提供する。制作業務の一部はグループ会社のアザナやベトナムのVIETRYに委託し、効率的な分業体制を取る。

3つの自社メディアによる成果報酬型収入

当社は、自社メディアとして「歯科タウン」「Ha・no・ne」「イエジン」の3つを運用し、成果報酬を得ている。「歯科タウン」は日本全国の歯科医院を検索・診療予約できるポータルサイトで、創業以来の主力メディアである。「Ha・no・ne」は歯に関する悩みに専門家が回答するサイト、「イエジン」は不動産売却情報を提供するサイトである。これらのメディアは、顧客企業の集客支援にも活用され、ブランド事業の一部として収益を生み出している。

ワンストップのデジタルマーケティング支援

デジタルマーケティング事業では、現状分析から戦略立案、実行、効果測定までをワンストップで提供する。主要サービスは、運用型広告(リスティング広告、DSP広告、純広告、SNS広告)の出稿コンサルティング、アクセス解析ツールやアフィリエイトツールの代理販売、定期訪問コンサルティング、SEOコンサルティングである。特に「フロント人材」と呼ばれるプロジェクトマネージャーが顧客の経営課題を理解し、ライターやデザイナー、エンジニアなどの専門家を組み合わせたチームで成果を追求する。広告運用の実務は子会社アザナが担い、AIや外部パートナーも活用して効率化を図る。

3,000社超の顧客に支えられた経営サポート

ブランド事業では、オウンドメディア構築後の顧客に対し、アクセス解析レポートの提供やWebサイト修正対応に加え、経営戦略・事業戦略・ブランド戦略・マーケティング戦略の相談に乗る「経営サポートサービス」を提供する。これは中堅・中小企業の経営者をパートナーとして伴走する形で行われ、3,000社超の顧客ネットワークから得られた業界別ノウハウを活用する。コンテンツ制作サービスでは、ブログ、メールマガジン、SNS向けの記事や動画を企画・制作し、顧客の収益拡大を支援する。これらのサービスはすべて「ブランドファースト」の思想に基づき、ブランドを経営の起点に据える点が特徴である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

ブランドコンサルで差別化、低収益体質

ブランディングテクノロジーはサービス業に属し、ブランド戦略やデジタルマーケティング支援を提供。同業にはジンジブ(採用支援)やイシン(人材)などがある。売上高50億円(2025/3)と小規模だが、ブランド領域に特化。営業利益率は2%と低く、収益性改善が課題。競合のジンジブなどは成長投資中だが、BTは独自のブランドノウハウを持つ。ただ、業界では差別化しきれておらず、大手広告代理店との競合も。

強み

  • ブランディングに特化したコンサルティングで、他社と差別化。
  • SNS・Web戦略などデジタル領域を強みとする。
  • リソース不足の中小企業に包括的サービスを提供。
  • 長期契約顧客が収益の安定に寄与。

課題

  • 営業利益率2%と低く、利益率向上が急務。
  • 大手広告会社やコンサルとの競合が激化。
  • 2026/3期は減収予想、受注変動に脆い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がブランディングテクノロジー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで3番目にあたる。

#企業時価総額PER
17360オンデック18億円
27356Retty18億円334.3倍
37067ブランディングテクノロジー17億円37.0倍
47031インバウンドテック17億円
57369メイホーホールディングス17億円
62156セーラー広告17億円
77063Birdman17億円
87074トゥエンティーフォーセブンホールディングス16億円
9469Aフィットクルー16億円11.3倍
107090リグア15億円
116190フェニックスバイオ14億円11.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

歯科ポータル販売会社として創業した2001年

2001年8月、歯科医院専門ポータルサイト「歯科タウンドットコム」の販売を目的として、東京都世田谷区に有限会社フリーセルを設立した。2002年1月に株式会社フリーセルへ組織変更し、同年10月に本社を渋谷区道玄坂へ移転。創業当初は歯科医院向けのポータルサイト販売が主力であり、現在も自社メディア「歯科タウン」として運用を続けている。2004年11月には福岡営業所を新設し、営業拠点を拡大した。

Webコンサルティング参入と広告代理店認定の2006年

2006年4月、Webサイトの問題調査・原因分析・改善提案を行うWebコンサルティング事業を開始した。同年9月に大阪営業所、2008年3月に名古屋営業所を新設し、全国展開を加速。2006年10月にはグーグル合同会社の「グーグルアドワーズ」代理店、2007年12月にはヤフー株式会社の「オーバーチュアオンライン」代理店に認定され、インターネット広告の代理販売事業を本格化させた。2010年4月には沖縄マーケティングセンターを開設し、広告運用の強化を図った。

東南アジア進出と子会社再編の2010年代

2012年3月、ベトナムに子会社FREESALE VIETNAM CO.,LTD.(現VIETRY CO.,LTD.)を設立し、Web制作・ソフトウェア開発の海外生産拠点を確保した。2013年3月にはシンガポールにFREESALE ASIA PTE. LTD.(現Branding Technology Asia PTE.LTD.)を設立し、ASEAN地域での活動拠点とした。同年4月、沖縄マーケティングセンター事業を会社分割し、子会社株式会社アザナを設立。2013年5月にベトナム子会社の株式をシンガポール子会社に譲渡するなど、グループ再編を進めた。

社名変更とマザーズ上場を果たした2018〜2019年

2018年11月、社名をブランディングテクノロジー株式会社に変更し、ブランド事業への注力を明確化した。2019年6月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。同時に、コンテンツマーケティング事業を会社分割し、子会社株式会社ファングリーを設立。さらに、ベトナム子会社VIETRYの全株式をシンガポール子会社から直接取得し、シンガポール子会社は清算された。これにより、グループの事業体制を日本とベトナム中心に整理した。

医療顧客向け事業を分離した2022年

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行した。同年10月、歯科医院を中心とした医療顧客向け事業を会社分割し、子会社株式会社シンフォニカルを設立。これにより、医療特化の事業を独立させ、本体は中堅・中小企業向けブランディング・マーケティング支援に集中する体制を整えた。また、2022年3月には広島営業所を閉鎖し、拠点の効率化も進めている。

安定した売上高だが低収益性が続く近年

2015年3月期以降の連結売上高は39億円から52億円の範囲で推移し、大きな成長は見られない。営業利益は2025年3月期に1億円に達したが、2026年3月期も同水準の1億円(売上高営業利益率約2.1%)であり、中期目標の5%には遠い。当期純利益は0〜1億円の間で変動し、2026年3月期は0.4億円と前期から減少した。営業キャッシュフローは32百万円の獲得、投資活動で45百万円の支出、財務活動で54百万円の獲得となっている。

年表21件を開く

2000年代

  • 2001年8月創業歯科医院専門ポータルサイト「歯科タウンドットコム」の販売を目的として、東京都世田谷区において有限会社フリーセルを設立
  • 2002年1月株式会社フリーセルへ組織変更
  • 2002年10月本社を東京都渋谷区道玄坂へ移転
  • 2004年11月福岡県福岡市博多区に福岡営業所を新設
  • 2006年3月本社を東京都渋谷区南平台町(現本店所在地)に移転
  • 2006年4月Webサイトの問題調査、原因分析、改善策の提示によるWebサイトの効率化のサービスを提供することを目的として、Webコンサルティング事業を開始
  • 2006年9月大阪府大阪市淀川区に大阪営業所を新設
  • 2006年10月グーグル合同会社の「グーグルアドワーズ」代理店に認定
  • 2007年12月ヤフー株式会社の「オーバーチュアオンライン」代理店に認定
  • 2008年3月愛知県名古屋市中村区に名古屋営業所を新設

2010年代

  • 2010年4月インターネット広告の運用強化を目的として沖縄マーケティングセンターを開設
  • 2012年3月商号変更Webサイトの制作・保守・ソフトウエア開発の海外生産拠点として、ベトナムに子会社FREESALE VIETNAM CO.,LTD.(2019年2月にVIETRY CO.,LTD.に商号変更)を設立
  • 2013年3月商号変更ASEAN地域の活動拠点として、シンガポールに子会社FREESALE ASIA PTE. LTD.(2018年11月にBranding Technology Asia PTE.LTD.に商号変更)を設立
  • 2013年4月Webサイトの制作・保守・ソフトウエア開発の国内生産拠点として、沖縄マーケティングセンター事業を会社分割し、子会社株式会社アザナを設立
  • 2013年5月子会社FREESALE ASIA PTE. LTD.(現Branding Technology Asia PTE.LTD.)に子会社FREESALE VIETNAM CO.,LTD.(現VIETRY CO.,LTD.)の全株式を譲渡
  • 2016年3月広島県広島市中区に広島営業所を新設
  • 2018年11月商号変更社名をブランディングテクノロジー株式会社に変更
  • 2019年6月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 Webサイトの制作・保守・ソフトウエア開発の国内生産拠点として、コンテンツマーケティング事業を会社分割し、子会社株式会社ファングリーを設立 子会社VIETRY CO.,LTD.の全株式を子会社Branding Technology Asia PTE.LTD.から取得 子会社Branding Technology Asia PTE.LTD.を清算

2020年代

  • 2022年3月広島営業所を閉鎖
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行
  • 2022年10月歯科医院を中心とした医療顧客向け事業を会社分割し、子会社株式会社シンフォニカルを設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高営業利益率5%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ブランドファースト経営の推進

    企業のブランドを経営の軸とし、インナーブランディング(採用・教育・考課の一貫性)とアウターブランディング(広告・PR・事業の一貫性)を強化することで、組織力・営業力・採用力を高め、中長期的な成長を目指す。

  2. 02

    中堅・中小企業向け伴走支援の強化

    戦略コンセプト「日本を代表する中堅・中小企業・開業医向けブランディング・マーケティング伴走支援会社」に基づき、顧客の社会的価値向上・差別化・魅力化(ブランディング)と価値伝達・成長の仕組み作り(マーケティング)を推進する。

  3. 03

    市場変化への対応とDX活用

    生成AI等のテクノロジー進化や顧客ニーズの多様化に対応するため、市場動向を把握し最適なソリューションを提供できるよう、優秀な人材確保と迅速な意思決定体制の構築を図る。

  4. 04

    収益基盤の継続的強化

    3,000社超の顧客基盤を強固にするため、サポート体制の強化や顧客の声の収集により信頼関係を深め、付加価値の高いサービスを適時に提供する。

  5. 05

    優秀な人材の確保と育成

    人的資本への投資を重点施策と位置づけ、営業・制作・経営管理等の幅広い分野で社内外研修の充実や人事制度の改善により、持続的に優秀な人材を確保・育成する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で182人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、7期前と比べて+12.1%平均年齢は36.4歳、平均勤続年数は6.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年3月45431.65.1244
2020年3月45832.15.2252
2021年3月46032.55.6226
2022年3月47432.75.7225
2023年3月48133.46.3225
2024年3月49034.36.2230
2025年3月50335.16.420948
2026年3月50936.46.818255

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率23.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 3 / 海外 1、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位1)
本社 — 東京都渋谷区36百万円
ブランド事業 デジタルマーケティング事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社アザナ
    沖縄県豊見城市 · 連結子会社
    議決権92.0%
  • 国内
    株式会社ファングリー(注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社シンフォニカル(注)4、5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    VIETRY CO.,LTD. (注)2
    ベトナム ホーチミン市 · 連結子会社
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    平成30年度スポーツ庁WEB広報誌サイトの運用等及び広報素材作成業務 一式
    文部科学省 · 2018-03-28
    960万円
  • 調達
    平成29年度スポーツ庁WEB広報誌サイトの構築・製作・運用等及び広報素材作成業務 一式
    文部科学省 · 2018-01-18
    629万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は48億円営業利益1億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.0%、利益が+0.0%。

売上高
-4.0%
48億円
営業利益
+0.0%
1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
2.1%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高49億円48億円
営業利益1億円1億円
純利益1億円0億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は10億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q130
2024年1Q1100.00
2024年2Q1100.00
2024年3Q1200.00
2024年4Q120
2025年2Q2300.00
2025年4Q2713.71
2026年2Q2200.00
2026年4Q2613.80
2027年1Q1000.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2015年3月期からの12期で、売上は39億円から48億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年3月3900
2016年3月3900
2017年3月4200
社名をブランディングテクノロジー株式会社に変更
2018年3月4711
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 Webサイトの制作・保守・ソフトウエア開発の国内生産拠点として、コンテンツマーケティング事業を会社分割し、子会社株式会社ファングリーを設立 子会社VIETRY CO.,LTD.の全株式を子会社Branding Technology Asia PTE.LTD.から取得 子会社Branding Technology Asia PTE.LTD.を清算
2019年3月5021
2020年3月5210
2021年3月44−10
歯科医院を中心とした医療顧客向け事業を会社分割し、子会社株式会社シンフォニカルを設立
2022年3月4911
2023年3月5211
2024年3月4600
2025年3月50112.01
2026年3月48112.10

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高48億円のうち、営業利益として残るのは1億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.1%37億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金20.8%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比5.5pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.2pt
3.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2026年3月期は営業CFが0億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは0億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は12億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年3月10−217
2018年3月20−226
2019年3月11−128
2020年3月−102−19
2021年3月115215
2022年3月10−1115
2023年3月00−2013
2024年3月00−1011
2025年3月100112
2026年3月001012

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2026年3月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が13億円で、自己資本比率は58.3%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年3月1971237.9
2016年3月1871140.3
2017年3月1771042.1
2018年3月178946.3
2019年3月169753.1
2020年3月1811759.9
2021年3月23111245.2
2022年3月24111347.4
2023年3月22121055.6
2024年3月2012860.6
2025年3月2112956.9
2026年3月2213958.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
9億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
53
/ 100
安定性自己資本比率39 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中229位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中493位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.6%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
58.3%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,040で、1年前と比べて+3.3%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥1,040+0.0%1ヶ月+4.5%1年+3.3%時価総額17億円
過去52週の値幅
安値¥904高値¥1,520

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)37.0倍
PER (会社予想)25.6倍
PBR1.34倍
配当利回り0.96%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月に1000円前後で推移していたが、8月7日に1060円と上昇し、25日線(998円)を6.1%上回った。ただし52週高値1520円からは30%以上低い水準で、昨年来の上昇率は4.9%にとどまる。出来高は400株と低調で、薄商いの中での値動きに注意が必要。RSIは88.0と極端な買われ過ぎであり、短期的な過熱感が強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PERが35.2倍と業界平均の22.2倍を大きく上回り、割高感がある。PBRは1.26倍で業界平均2.35倍を下回るが、ROEが3.6%と低く収益性に課題。配当利回りは0%で無配が続く。割高なPER評価に対し、資産面では割安に見えるが、ROE低迷がネック。

指標この会社業種平均
PER (実績)37.0倍23.4倍
PER (予想)25.6倍
PBR1.34倍3.51倍
ROE3.6%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は横ばいだが、営業利益率は2%と低く、収益性が課題。2026年3月期も同水準。PBR1.26倍、ROE3.6%と成長性に乏しく、割安感も薄い。強気派は独自ブランディング手法の普及や大口案件獲得を期待するが、弱気派は低収益体質からの脱却は難しいと見る。

プラスに働く材料7
  • ブランディング需要の根強さ

    企業のデジタルマーケ施策は拡大傾向。

  • 大口案件獲得の可能性

    実績積み上げで大型契約のチャンスあり。

  • 低評価ゆえの割安感

    時価総額16億円と小型で、成長再評価余地。

  • 2025/3期営業利益1億円の黒字定着2025年5月の決算影響

    前期2%から2026/3期2.08%と微増、黒字安定期待

  • 新規クライアント獲得による売上回復2025年下期影響

    2026/3期売上48億円から2027/3期50億円超への反転

  • 自己株買いなどの株主還元不定影響

    現金同等物保有、将来的な還元可能性

  • サービス業の需要回復2025年~2026年影響

    広告需要回復で売上増加の追い風

マイナスに働く材料7
  • 低収益体質の継続

    営業利益率2%と低く、改善の兆しなし。

  • 競合の多さ

    多数の同業がひしめくレッドオーシャン。

  • 成長鈍化

    売上は横ばい~微減で、新規事業も見当たらない。

  • 2026/3期純利益0億円の赤字転落リスク2026年5月の決算影響

    2026/3期純利益0.5億円未満なら株価急落

  • 競合激化で受注単価下落継続影響

    営業利益率2%割れで赤字転換の懸念

  • 大口案件終了後の減収2025年下期影響

    2026/3期売上48億円は前期比4%減、継続なら利益圧迫

  • 人件費上昇による利益圧迫継続影響

    サービス業の人手不足で販管費増加、利益率0.5%低下

次の決算で確かめる点
営業利益率
低採算脱却の指標。
売上高成長率
事業拡大の有無を確認。
プロジェクト単価
採算向上の目安。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.96%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
0.96%
いまの株価に対して
配当性向
30.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2022年3月1241.0
2023年3月1633.345.5
2024年3月160.0
2025年3月10−37.549.4
2026年3月100.030.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ665人。区分でいちばん多いのは事業法人48.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.7%を占め、残る51.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人37.738.044.539.541.048.6
個人・その他54.555.450.748.254.347.2
証券会社4.55.23.910.23.53.6
外国法人3.11.20.81.51.00.5
外国人個人0.10.10.10.20.10.2
金融機関0.20.10.10.50.10.1
自己株式1.61.61.62.9

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社アズーロ35.00
02木村 裕紀11.58
03榊原 暢宏6.91
04株式会社EPARK6.37
05綿引 一4.98
06株式会社Enjin3.00
07投資事業有限責任組合JAICパートナーズファンド2.81
08株式会社SAIAS2.42
09株式会社SBI証券1.55
10野中 規夫1.42

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-07-29
    榊原 暢宏
    新規の大量保有報告
    7.19%
    +1.09pt
  • 2026-07-29
    榊原 暢宏
    変更報告
    7.06%
    +0.96pt
  • 2026-07-22
    榊原 暢宏
    新規の大量保有報告
    7.06%
    +1.04pt
  • 2026-06-01
    株式会社EPARK
    新規の大量保有報告
    7.15%
    +1.11pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−97%、1株純資産は12期で−99%。直近期のROEは3.6%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2015年3月92295,2441.0
2016年3月98896,2311.0
2017年3月204904.1
2018年3月5352210.4
2019年3月6458711.6
2020年3月276904.333.5
2021年3月−26660
2022年3月517137.519.941.0
2023年3月507516.827.445.5
2024年3月27390.3537.2
2025年3月497636.518.949.4
2026年3月287883.635.330.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額53百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
木村裕紀代表取締役 社長48746,340
松岡雄司取締役523,600
野口章取締役45
仲松佑弥取締役35
吉田恵佑取締役(注)131
中島功次常勤監査役65
中澤隆監査役(注)259
山嵜一夫監査役(注)277

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4404010
監査役1777
社外監査役2553
社外取締役1111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,455字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社である株式会社アザナ、株式会社ファングリー、株式会社シンフォニカル、VIETRY CO.,LTD.で構成されております。 当社グループは、主にインターネットを活用して販売促進や事業拡大を実現したい中堅・中小企業様に対して、以下の2つの事業を展開しております。 「ブランド事業」…メディア制作および運用、コンテンツ制作およびマーケティング支援、各種コンサルティング (詳細は各事業の内容において記載)を行い、内製あるいは外注することにより成果物を顧客に 対して提供しております。 「デジタルマーケティング事業」…中堅・中小企業様に対してインターネット上の総合マーケティング支援を展開して おります。戦略企画から、広告運用支援、コンサルティングまでワンストップで 提供しております。 なお、これらの2事業は「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)ブランド事業 当該事業においては、顧客の”ブランド”を明確にし、顧客が抱える収益拡大課題、人材および育成課題に合わせたソリューションを提供しております。当社独自の「ブランドファースト」のフレームワークを活用した上で、初めにブランドを明確にし、ブランドを経営の起点に置き、メディア制作、コンテンツ制作、および運用支援を提供するモデルとなっております。 なお、当社は、業務の一部をグループ会社である株式会社アザナおよびVIETRY CO.,LTD.に委託することで、適切な分業による効率的な制作体制を整備しております。 当社グループが顧客に提供している主なサービスは以下のとおりであります。 ① オウンドメディア構築 オウンドメディアとは、企業が自社で所有し、消費者に向けて発信する媒体のことです。顧客の持つ技術力やブランド力をWebサイト、ランディングページ、バナー、パンフレット等を通じて発信することで、顧客のビジネスに貢献するメディア制作を請け負っております。 ② 経営サポートサービス 上記①のオウンドメディア構築を行った顧客に対し、成果を最大化するためのサポート対応を行っております。具体的には、アクセス解析レポートの提供、Webサイト等の修正対応をはじめとして、経営戦略、事業戦略、ブランド戦略、マーケティング戦略などの相談対応を通じて、中堅・中小企業様の経営をサポートしております。 ③ コンテンツ制作 顧客である中堅・中小企業様が、ブログやメールマガジン、SNSを活用し、商品やサービスの魅力や特性を消費者に伝え、収益を拡大させるための記事コンテンツや動画コンテンツなどの企画・制作を請け負っております。 ④ 自社メディア運用 以下の3つの自社メディアを運用しており、成果報酬を受領しております。 ・歯科タウン:日本全国の歯科医院の検索、診療予約が可能なWebサイト ・Ha・no・ne:歯にまつわる様々な悩みに専門家が回答するWebサイト ・イエジン:不動産売却に関する情報を記載したWebサイト (2)デジタルマーケティング事業 当該事業においては、主に中堅・中小企業様に対してインターネット上の総合マーケティング支援を展開しております。専門特化したマーケティングの責任者がおらず、十分な予算やリソースが不足しているために大手広告代理店に依頼することが難しい中堅・中小企業様に対し、現状分析から戦略立案・実行、効果測定までワンストップで提供しております。 当社が独自に育成した「フロント人材(※)」がマーケティング戦略を立案し、各種インターネット広告を中心としたツールを活用することによってサイトのアクセス数を増加させるとともに、サイトの分析を通じて課題を明確にし、継続的に改善策を実施していくことで、中堅・中小企業様の収益機会の拡大に貢献しております。運用面ではグループ会社の株式会社アザナがきめ細やかな運用を行い、作業はAIや外部パートナーを活用することで効率的な運用体制を構築しております。 ※フロント人材…顧客の目的や課題・予算等に合わせ、経営戦略、事業戦略、ブランド戦略、マーケティング 戦略など企画立案を行い、必要となるスペシャリスト人材(ライター、デザイナー、 エンジニア、アナリスト等)を組み合わせ、独自のプロジェクトチームを立ち上げた上で、 全体のプロジェクトマネジメントを行い、顧客の求めるビジネス成果の達成に寄与できる 人材であります。 当社グループが顧客に提供している主なサービスは以下のとおりであります。 ① インターネット広告運用 主に運用型広告を中心に、インターネット広告の代理販売及び運用コンサルティングを提供しております。 なお、当社グループが提供する主なインターネット広告の内容は以下のとおりであります。 ・リスティング広告出稿コンサルティング インターネットにおいて、ユーザーの検索結果に適合した広告を表示するサービスであります。検索結果の画面に広告が表示される検索連動型と、訪問先のWebページに広告が表示されるコンテンツ連動型、ニュースサイトやポータルサイト等のWebサイトにテキストや画像、動画などの形式で掲載できるディスプレイ広告があります。 ・DSP広告出稿コンサルティング DSPとは、「Demand Side Platform(デマンド サイド プラットフォーム)」の略称で、顧客の広告効果を上げるための自動運用ツールを指します。そのDSPを使って広告配信を行うのがDSP広告であり、「狙うべきターゲットの設定」「広告予算の設定」「バナー(Webページに表示されるWebサイトの広告やリンクの画像)の準備」等、広告効果を上げるための配信設定や調整を自動で行うのが特徴であります。 ・純広告出稿コンサルティング Webサイト内で決められた広告枠を一定期間買い取り、テキストや画像、動画で特定の媒体に掲載する広告出稿サービスであります。広告枠を一定期間買い取るため、一定の広告表示が予め期待でき、多くのユーザーに広告を届けることが可能となります。ターゲット属性を絞って広告を露出することができるので、短期間で周知させることが期待できる手法であります。 ・SNS広告出稿コンサルティング SNSとは、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略称で、特定のメンバーでネットワークを作りコミュニケーションする機能を持つサイトやサービスを指します。そのSNSを通じて、情報を拡散する広告手法がSNS広告であります。SNS広告は通常の投稿と同列に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすく、なおかつターゲットを詳細に設定できることが特徴であります。 ② デジタルマーケティングツール支援 Webサイトのアクセス解析ツール(※)や成果報酬型のアフィリエイトツール(※)等の代理販売並びにアフィリエイト広告出稿コンサルティングを行っております。 ※アクセス解析ツール …Webサイトに訪れるユーザーが何に興味を持ち、どのような経路で訪問しているのか等の情報を収集・解析するツール ※アフィリエイトツール…アフィリエイト広告(インターネット広告の1つで、商品やサービスをWeb上の媒体 で紹介することで、閲覧した人を購入へと誘導することを目的とする広告手法)に 必要な情報を分析するツール ③ 定期訪問コンサルティング 顧客のデジタルマーケティング戦略立案、マーケティングデータの分析・解析等を、担当コンサルタントが定期訪問を行い支援するサービスを提供しております。 ④ SEOコンサルティング SEOとは、”Search Engine Optimization”の略称で、検索エンジン最適化を意味し、検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の施策のことを指します。 当社では、掲載順位の変動要因をGAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)の社内有資格者がSEOの状況分析および改善案を提案しております。競合調査やソース解析、キーワード分析で得られた情報を活かし、内部施策・外部施策等の改善施策で、露出度・認知度の高いWebサイトへと改善しております。 [事業系統図] 当社グループの事業の系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,926字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、企業理念として「共存共栄の精神で世の中に新たな価値と笑顔を創出します」を掲げ、中堅・中小企業様の経営者に対して真摯に向き合う事業推進パートナーとして当社グループと一緒に事業を推進することで、「ブランドの可能性を理解することができ、事業を拡大するためのアイデアがひらめく。」存在になることを目指しています。 その実現のため「その想いを、たしかな未来へ」をブランドメッセージとして掲げ、顧客の様々な“想い”に対しソリューションを提供しています。以下に記載する「ブランドファースト」というフレームワークが考え方の中心にあります。 [ブランドファーストの考え方] 企業活動の根幹にはブランドがあります。企業にとってブランドとは、存在意義や存在価値、独自の強み、ミッション・ビジョン・バリューなど、企業が真っ直ぐ成長していくための軸となる重要なものです。つまり、ブランドを明確にしたうえでブランドを起点に経営を行うことで、一貫した企業経営が行えると考えております。当社ではブランドを起点に企業活動を展開していくことを、「ブランドファースト」と呼んでおります。   ブランドを広く浸透させていく取り組みとしては、社内に対する「インナーブランディング」、お客様やお取引先、社会等に対する「アウターブランディング」に大別されます。   インナーブランディングの推進により、「採用」「教育」「考課」に一貫性が生まれ、ブランドという一本の軸の通ることで「組織力」が強化されると考えております。アウターブランディングの推進により、「広告・PR」「事業・商品」など対社外に向けた活動に一貫性が生まれ、「営業力」が強化されると考えております。インナー・アウター双方のブランディングを強化していくことで、企業自体のブランド力が向上し「採用力」が強化されると考えております。   当社の推進する「ブランドファースト」とは、ブランドを軸に一貫した企業経営を行うことで企業ブランドを向上させ、中長期的な企業成長へと導く考え方となります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、適時・適確な判断による事業展開を可能にし、事業を継続的に発展させていくためには、収益力を高め、適正な利益確保を図っていくことが重要と認識しております。具体的には売上高、営業利益及び経常利益を重要な経営指標と位置付けており、中期的な経営指標として、連結売上高営業利益率5%以上の達成を目標に掲げております。 (3)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループの主要事業領域である国内インターネット広告市場は成長を続け、2025年にはテレビ・新聞・雑誌・ラジオのマスコミ四媒体合計を上回る4兆459億円(前年比10.8%増)規模に拡大しており(出所:『2025年 日本の広告費』株式会社電通)、社会のデジタル化が進むなかで今後も継続して拡大することが見込まれます。 2025年は、雇用情勢・所得環境の改善等を背景に、政府による各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続いております。その一方で、物価上昇に加え、米国の政策動向や地政学的リスクの高まり等の世界情勢の不確実性もあり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループは、中長期的な企業価値向上に向け、当面は既存のサービスにおいて、継続して収益構造改革に取り組み、収益力を高め、安定的かつ継続的な収益基盤を強化・発展させてまいります。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループの主力事業領域である国内インターネット広告市場では、企業のDX推進によるIT投資や販売促進活動におけるデジタル活用の進展を背景として、今後も市場規模の拡大が期待されます。また、当社が主要顧客層として注力している中堅企業に関しては、経済産業省が公表している『成長力が高く地域経済を牽引する中堅企業の成長を促進する政策について』において、「今後成長する中堅企業が国内投資を拡大し続ける成長戦略を描けるかどうかが、日本経済の持続的な成長に決定的に重要」と述べられており、中堅企業の成長投資を支援することが国策として掲げられております。 このような事業環境のなかで当社グループは、「日本を代表する中堅・中小企業・開業医向けブランディング・マーケティング伴走支援会社」を戦略コンセプトとして、顧客に対する社会的価値向上・差別化・魅力化といったブランディング支援、価値伝達及び成長の仕組み作りといったマーケティング支援をより一層推進してまいります。そして、当該戦略の実行のために、以下の課題があることを認識しております。 ① 市場変化への対応 インターネット関連市場は、生成AIをはじめとするテクノロジーの進化で、企業及び消費者の行動や価値観は一層多様化し、より個別化された価値提供が重要になっております。これらの変化に対応するために、市場動向を把握し、顧客企業にとって最適なソリューションを提供し続けられるよう努めております。今後も市場のニーズを先取りした商品・サービスを開発し、市場の変化に対応していくため、優秀な人材の確保、迅速な意思決定のできる経営体制の構築を図っていく方針であります。 ② 収益基盤の継続的強化 当社グループは、中堅・中小企業を対象にマーケティングソリューションを提供し、営業展開を行っており、全体で3,000社を超える顧客基盤を築いております。当社グループが継続的に安定した成長をするためには、顧客に対するサポート体制を強化し、顧客の声を収集する等により、顧客との信頼関係を強化し、より付加価値の高いサービスを適時に提供していくことで強固な顧客基盤の構築を図っていく方針であります。 ③ 優秀な人材確保と育成 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現していくうえで、価値創出の源泉である人的資本への投資を重点施策と捉えており、多様かつ優秀な人材を十分に確保することが課題と考えております。従前より行っていた営業、制作、経営管理等の幅広い分野での人材育成をより一層強化することで、当社グループが市場の変化に耐えうる組織基盤を構築する考えであります。そのために、社内外の研修といった教育制度を充実させると同時に、人事制度の継続的な改善を行うことで、持続的に優秀な人材の確保と育成を促進していく方針であります。 ④ 内部管理体制の強化 当社グループでは、今後継続的に事業が拡大していく中で、効率的な経営を行うために、内部管理体制についてより一層の強化が求められていくものと認識しております。これに対応するため、当社グループでは、各分野に専門性を有した人員を配置し、社内管理体制の強化を図っており、今後においても引き続き充実させていく方針であります。
事業等のリスク5,508字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、リスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下の通り記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1)事業内容に関するリスク ① 当社グループの事業を取り巻く環境について 当社グループは、中堅・中小企業様を中心に、インターネット関連のサービスを販売する事を主たる事業領域としております。とりわけ、現在の収益については運用型広告、オウンドメディア、コンテンツマーケティングのように検索エンジンに連動したマーケティング支援が中心であるため、検索エンジンの技術革新や利用方法の変化は当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。そして、インターネット関連市場は今後も拡大すると考えておりますが、企業等における利用方法の変化や今後の市場動向等は不透明な部分が多く、今後、企業等におけるインターネットの重要性の低下、予期せぬ技術革新もしくは規制の実施または市場動向の変化に対応できず当社グループの商品・サービスが陳腐化し市場ニーズに対応できない等、今後の当社のインターネット関連サービスの拡大を阻害する要因が発生した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの顧客は中堅・中小企業様といった比較的資本力が弱い企業が多いことから、景気の後退や消費税のさらなる増税、業界の事故や不祥事などにより、消費者の利用が減少し、それにともない顧客企業の業績が悪化する可能性があります。その場合には、成功報酬額の減少や債権の回収が困難となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 外注業者の活用について 当社グループでは、専門業務分野毎に特定のパートナー企業(※)を選定し、相互協力してサービスを提供しております。そのため、当社グループと協力関係にあるパートナー企業に不測の事態が生じまたは市場の逼迫等によりパートナー企業への発注費用が上昇すると、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループはパートナー企業の選定を業績、業界での評判、従前の当社グループとの取引関係等を勘案して慎重に行っており、これに加えて、パートナー企業選定後も、パートナー企業の業務運営の監督ならびにその提供する成果物の検収および品質レベル評価を厳正に行っております。しかし、パートナー企業の提供する成果物に隠れた瑕疵が存在する可能性がないとはいえず、当該瑕疵によって当社グループの顧客が損害を被った場合、当社グループに対する損害賠償請求その他の責任追及または当社グループの社会的信用の失墜等によって当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ※パートナー企業…アライアンス・外注先/媒体運営者・ツールベンダー(第1 企業の概況 3 事業の 内容[事業系統図])を指します。 ③ 検索エンジンへの依存について 当社グループの提供するインターネットを通じたマーケティング支援サービスのうち、ネット広告やコンテンツマーケティング、オウンドメディア運用保守などの主要なものは、Yahoo!やGoogle等の他社が運営する検索サイトの検索結果に依存したサービスを提供しております。そのため、検索サイトの運営会社の事業戦略の転換等によって、当社グループが検索結果を利用できなくなり、当社サービスが展開できなくなった場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループのサービスに関係のある検索サイトの利用者数減少や市場ニーズの変化、技術革新による代替サービスの登場、検索ユーザーの用途の変化や、検索ユーザーの減少等によるマーケティング媒体としての価値の低下が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競合について 当社グループの提供するデジタルマーケティング事業については、複数の競合他社が存在しております。当社グループでは独自のフレームワークを使用する等により、企画力および提案力の強化や、企画から制作、保守運用、広告、コンサルティングに至るまでをワンストップで提供できる体制の構築等、競合優位性の確保に努めておりますが、競争の激化等により顧客の減少、単価の低下等が生じた場合、収益性の低下を招き、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ システムリスクについて 当社グループは、安定的に商品・サービスを提供できる環境と社内インフラを構築するために、社内リソースだけに頼らず積極的に外部の商品・サービスも取り入れシステム環境を構築しております。また、ウィルスや不正侵入対策を中心としたセキュリティ対策についても積極的に行っております。しかしながら、想定を超えたシステム障害、自然災害、テロ等によりコンピューターシステムが停止し、またはインターネット回線の接続が不能となった場合、当社グループの業務遂行に支障を来たすリスクがあり、当該リスクが顕在化すると、機会損失の発生、代金の返還、損害賠償の支払、社会的信用の失墜等により当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 情報資産の管理について 当社グループは、事業推進にあたり顧客企業等の機密情報および個人情報を入手する場合があります。そのため当社グループは、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課せられており、これらの情報資産の管理を事業推進上の重要事項と認識しております。そこで当社グループは、「個人情報管理規程」等を制定し、個人情報を厳格に管理するとともに、コンプライアンス研修等を通じて継続的に社員教育を行う等、管理体制の構築に積極的に取組んでおります。しかしながら、今後、顧客情報の流出等の問題が生じた場合には、損害賠償請求その他の責任追及や当社グループに対する信用低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 法的規制の変化について 現在のところ、当社グループにおける事業の直接的な法的規制または業界の自主規制はありませんが、インターネット関連分野においては「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「特定商取引に関する法律」等が存在しております。インターネット取引やソーシャルメディアが普及する一方で、インターネットやソーシャルメディアを悪用した犯罪が頻発する等、社会情勢が大きく変化し、インターネットやソーシャルメディアの事業に係る法的規制または自主規制の強化等がなされた場合、当社グループの事業において何らかの制約を受け、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、インターネット広告関連分野においては、「景品表示法」、「著作権法」、「医療法」、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等が存在しております。当社では、上記の各種法的規制に抵触しないように、「広告取扱規程」を定めるほか具体的な注意点を記した法令チェックリストを整備し、広告制作担当者やその上長、必要に応じて経営管理本部の担当者が慎重に確認を行っております。広告主がこれらの法律に違反しても直ちに当社の広告取引が違法となるわけではございませんが、当社が広告主の違法行為を助長させているとみなされた場合は、当社の社会的信用が失墜する等、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 知的財産権について 当社グループは、当社が構築するオウンドメディアによる第三者の知的財産権侵害の可能性については調査可能な範囲で対応を行っており、現在に至るまで知的財産権の侵害を理由とするクレームを受けたり、訴訟を提起されたりしたことはありません。しかしながら、日々刻々と発生する知的財産権全てを網羅的に調査することは不可能であり、当該侵害リスクを完全に排除する事は極めて困難と考えます。このため、当社グループにおいて、第三者が保有する知的財産権の侵害が生じた場合、当該第三者より、損害賠償請求、差止請求、あるいは使用料支払要求等を受けた場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは前述のとおり、多数のパートナー企業と相互協力してサービスを提供しており、当社グループでも、パートナー企業から納品された成果物の検収の際には、前記の知的財産権侵害の有無の調査を行っております。しかしながら、万が一、納品された成果物が第三者の知的財産権を侵害した場合、当社グループが当該第三者からの損害賠償請求を含むクレームを受けるほか、Yahoo!やGoogle等の他社が運営するサービスを使用できなくなる場合があり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 新規事業について 当社グループが属するデジタルマーケティング市場は、インターネット広告市場を中心に拡大を期待することができ、市場トレンドに合わせ、新サービス及び新規事業に取り組んでまいります。これによりシステムへの投資や人件費等、追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、新規事業の拡大・成長が当初の予定どおりに進まない場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 深刻な感染症に関わるリスク 新型コロナウイルス感染症のように感染症の拡大が深刻化し、政府から外出の自粛要請等がなされた場合、広範囲にわたる広告需要が長期間消失し、当社グループの業績及び財政状態に甚大な影響を及ぼします。 (2)経営体制に関するリスク ① 人材の確保・維持について 当社グループが今後事業の拡大を行うにあたり、優秀な人材を獲得・育成することが重要な課題と考えております。このため、採用活動および研修制度、人事制度の強化に努めておりますが、業務上必要とされる人材を確保・育成できない場合や、退職者の増加等により必要な人材が維持できない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 代表取締役社長への依存について 当社の代表取締役社長は、木村裕紀であります。同氏は、専門的な知識、技術及び経験を数多く有しており、経営方針や経営戦略の決定等の事業運営において重要な役割を果たしております。 当社グループとしては、特定の役職員に依存しない組織的な経営体制の構築に努めておりますが、専門的な知識、技術及び経験を有する同氏に、何らかの理由によって不測の事態が生じた場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 事業の拡大に伴う内部管理体制の充実について 当社グループは事業の適切で効率的な運営のため、内部管理体制の一層の充実を図っておりますが、事業の急拡大により必要な人材を確保出来ない場合、取引実施状況に関する管理体制の整備に遅れが生じてしまった場合、内部管理体制の充実を図れない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (3)その他 ① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループは役員及び従業員に対するインセンティブを目的とし、新株予約権(以下「ストック・オプション」という。)を付与しております。これらのストック・オプションが権利行使された場合、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在におけるストック・オプションによる潜在株式数は11,400株であり、発行済株式総数1,602,215株(自社株式除く)の約0.7%に相当しております。 ② 為替の変動について 当社は、子会社としてベトナムにVIETRY CO.,LTD.を有しております。同社に対しては、当社が業務の一部を委託しており、コスト削減、業務の効率化等の点で当社グループに寄与しております。両社ともに国内情勢および経済情勢の変化、著しい為替変動により、現時点で想定している為替レートと実勢レートに大幅な乖離がある場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 配当政策について 当社グループは、経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化及び事業の継続的な拡大発展を目指すため、内部留保の充実が重要であると考える一方で、株主利益の最大化が重要な経営目標の一つと認識しております。利益配分につきましては、業績の推移、財務状況、今後の事業への投資計画等を総合的に勘案し、決定することを基本方針としております。 上記方針のもと、当連結会計年度の業績や財政状態を勘案した結果、1株当たり10円の配当を実施することを決定いたしました。
経営成績の分析 (MD&A)4,586字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日)における我が国の経済環境は、雇用情勢・所得環境の改善等を背景に、政府による各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続いております。その一方で、物価上昇に加え、米国の政策動向や地政学的リスクの高まり等の世界情勢の不確実性もあり、景気の先行きは不透明な状況が続いております。このような経済情勢においても、当社グループの経営理念である「共存共栄の精神で世の中に新たな価値と笑顔を創出します」を実践し、中堅・中小企業様の経営者に対して真摯に向き合う事業推進パートナーとして、常に顧客の想いに応える存在であり続けます。 当社グループの主要事業領域である国内インターネット広告市場は成長を続け、2025年にはテレビ・新聞・雑誌・ラジオのマスコミ四媒体合計を上回る4兆459億円(前年比10.8%増)規模に拡大しており(出所:『2025年 日本の広告費』株式会社電通)、社会のデジタル化が進むなかで今後も継続して拡大することが見込まれます。 このような市場環境を背景として当連結会計年度において、当社は引き続き継続的・安定的な事業規模拡大を目指し、主力のデジタルマーケティング事業及びブランド事業に注力いたしました。 この結果、当連結会計年度の売上高は4,795,386千円(前期比4.6%減)、営業利益78,603千円(前期比28.9%減)、経常利益は80,320千円(前期比33.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は44,276千円(前期比42.5%減)となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 a.ブランド事業 当該事業におきましては、ブランドの「らしさ」を確立したいと考える中堅・中小企業様に対して、「ブランドファースト」の考え方を反映した独自フレームワークを軸としたオウンドメディアの構築・運用及び経営サポート、コンテンツマーケティング等を提供し、集客、採用・組織体制・企業文化における課題を解決しています。また、医療・建築・不動産・製造を中心に、3,000社超の既存顧客ネットワークから蓄積された「業界別ノウハウ」をもとに、成長可能性を高めるためのプロジェクト推進ができることを強みとしております。 当連結会計年度におきましては、前年度と同様に短納期・高利益率の商材の販売に注力してまいりましたが、計画にやや遅れが生じたことで、売上高は1,303,250千円(前期比8.3%減)、セグメント利益は256,646千円(前期比14.5%減)となりました。 b.デジタルマーケティング事業 当該事業におきましては、デジタルシフトを推進しているものの、マーケティング責任者やデジタル責任者が不在でノウハウがなく、マーケティング活動の成果が出ないといった課題を抱える中堅・中小企業様に対して、各種インターネット広告、デジタルコンテンツ制作、WEBコンサルティング等を提供しております。また、当社が擁しているフロント人材が中心となり、現状分析、戦略立案・実行、効果測定までワンストップで提供できることを強みとしております。 当連結会計年度におきましては、当社とのシナジーを生む提携先企業との共催セミナー開催等に注力し、顧客層の拡大を行ってまいりました。複数の中堅案件の成果創出に注力しましたが、計画にやや遅れが生じたことで、売上高3,492,136千円(前期比3.2%減)、セグメント利益は267,317千円(前期比2.5%減)となりました。 当期の財政状態は下記のとおりであります。 当社グループの当連結会計年度末における財政状態は、総資産2,164,501千円となり、前連結会計年度末と比較して83,343千円増加しております。負債合計は895,101千円となり、前連結会計年度末と比較して4,995千円増加しております。純資産は1,269,399千円となり、前連結会計年度末と比較して78,347千円増加しております。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ59,384千円増加し、1,966,376千円となりました。これは現金及び預金が41,830千円増加したこと等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ23,958千円増加し、198,124千円となりまし た。これは有形固定資産が9,413千円減少した一方で無形固定資産が18,763千円、投資その他の資産が14,608千円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ531千円増加し、730,633千円となりました。これは1年内返済予定の長期借入金が18,304千円、前受金が28,957千円増加した一方で未払法人税等が30,728千円、未払消費税等が10,998千円それぞれ減少したこと等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ4,464千円増加し、164,468千円となりました。これは長期借入金が4,464千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ78,347千円増加し、1,269,399千円となりまし た。これは自己株式の減少により46,101千円、利益剰余金が28,734千円増加したこと等によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ41,830千円増加し、1,246,439千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は32,586千円となりました。(前連結会計年度は53,037千円の獲得)この主な内訳は、税金等調整前当期純利益79,796千円、減価償却費12,310千円、前受金の増加額28,925千円があった一方で、未払又は未収消費税等の増減額が14,870千円減少し、法人税等の支払額67,740千円があったこと等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は45,800千円となりました。(前連結会計年度は4,618千円の支出)この主な内訳は、有形固定資産の取得による支出3,343千円、無形固定資産の取得による支出20,400千円、投資有価証券の取得による支出22,000千円があったこと等によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果獲得した資金は54,163千円となりました。(前連結会計年度は25,493千円の獲得)この主な内訳は、長期借入れによる収入100,000千円、自己株式の処分による収入45,900千円があった一方で長期借入金の返済による支出77,232千円、配当金の支払額15,541千円があったこと等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループのサービス提供は、生産実績の記載になじまないため、生産実績に関する記載は省略しております。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 金額(千円)   前年同期比(%) ブランド事業   1,303,250   91.7 デジタルマーケティング事業   3,492,136   96.8 合計   4,795,386   95.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下の通りです。 相手先   前連結会計年度 (自 2024年4月1日  至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 株式会社SAIAS   662,258   13.2   637,011   13.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析については、前述の「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。また、経営成績に重要な影響を与える要因については、前述の「3 事業等のリスク」に含めて記載しております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資金の流動性は、主に営業活動による純現金収入によります。営業活動による純現金収入により、外部からの多額の借入や、その他の資金調達手段に頼らずに、大部分の運転資金の確保や設備投資の支払が可能となっております。仮にいずれかの子会社において借入が不可能になったとしても、当社からグループの各社に対して資金を供給することが可能であると考えております。また、資金需要について大きな季節変動はありません。 以上から、現状の事業運営に必要な運転資金は長期、短期とも十分であると考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 連結財務諸表の作成にあたり、資産及び負債または損益の状況に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績等連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (3)経営成績に重要な影響を与える要因について 当社の事業に重要な影響を与える要因の詳細につきましては、前述の「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

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