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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

メイホーホールディングス

Meiho Holdings,Inc.7369 · Growth · サービス業

東海地方を拠点に、建設コンサル、人材派遣、建設、介護の4事業を束ねる持株会社。中小企業の事業承継を起点にグループを拡大している。

概要

メイホーホールディングスは、岐阜県岐阜市に本社を置く持株会社である。2017年の設立以来、M&Aを通じて中小企業の成長を支援する「企業支援プラットフォーム」を構築してきた。2025年6月期の連結売上高は約130億円、従業員数は575人。建設関連サービス、人材関連サービス、建設事業、介護事業の4セグメントで構成され、グループ会社は21社にのぼる。東京証券取引所グロース市場および名古屋証券取引所ネクスト市場に上場している。

企業支援プラットフォームとしてのビジネスモデル

当社は自ら事業を直接運営するのではなく、持株会社として子会社の経営を支援するスタイルを取る。ミッションに「増収増益企業を共創するネットワークの拡大」を掲げ、グループ共通の価値観であるミッション・ビジョン・バリューを浸透させるとともに、資金繰り、営業・技術力の向上、人材採用・育成、DX化といった面で子会社を支援する。資本提携によるグループネットワークの拡大を成長戦略の軸としており、2025年6月時点で22社(持株会社を含む)のネットワークを形成している。ビジョンとして「100社、1000億、1万人」を掲げ、グループ売上高1000億円、営業利益100億円、社員数1万人を中長期目標としている。

4セグメントの収益構造とその特徴

事業は4つのセグメントに分かれる。建設関連サービス事業は、国や地方公共団体を顧客とし、公共工事の調査・設計・施工管理などの建設コンサルタント業務を提供する。2025年6月期のセグメント売上高は41億7239万円で、グループ全体の約32%を占める。人材関連サービス事業は事務スタッフ派遣、建設技術者派遣、製造業派遣などで、売上高は35億408万円、構成比約27%である。建設事業は総合建設業および法面工事が中心で、売上高44億5393万円、構成比約34%と最大セグメント。介護事業はデイサービスや住宅型有料老人ホームを運営し、売上高8億7751万円と規模は小さいが、高齢化を背景に成長が期待される。

地域密着型の事業展開と海外への広がり

グループの主要なサービスエリアは岐阜県、愛知県を中心とした東海地方であるが、滋賀県、福井県、佐賀県、北海道、広島県にも拠点を持つ。建設関連サービスでは、発注者の約8割が行政であり、地域の公共インフラ整備に深く関与する。一方で、メイホーエンジニアリングは海外向けインフラ整備業務も受注しており、カンボジアには現地法人MEIHO APHIVAT CO.,LTD.を保有する。カンボジアでは、日本企業から委託された図面作成業務のアウトソーシングや、技能実習生の募集・教育・送出し事業を展開しており、人材関連サービス事業の海外拠点として機能している。

M&Aによる成長とグループ再編の歴史

2017年の設立以来、メイホーホールディングスは積極的なM&Aで規模を拡大してきた。2017年には愛木、東組、第一防災など複数社を買収し、2018年にはエイコー技術コンサルタント、地域コンサルタントを加えた。2021年の上場後もノース技研、有坂建設、安芸建設コンサルタントなどを相次いで子会社化。2023年には今田建設ホールディングスを、2024年にはイギアルホールディングス、レゾナゲートを傘下に収めた。2025年5月にはナスキーキャリアを取得し、人材関連サービスを強化している。一方で、2020年にはメイホーエクステックが土壌・水質浄化事業から撤退するなど、選択と集中も行われている。

業界の中での役割は地域密着型の総合サービス企業グループ(持株会社)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
136億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.7%
純利益
0億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
建設事業45億円34.4%2億円4.4%
建設関連 サービス事業42億円32.1%6億円14.3%
人材関連 サービス事業35億円26.7%2億円5.7%
介護事業9億円6.9%1億円11.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01公共インフラ・建設コンサルタント主力

国・地方公共団体を主な顧客とし、公共工事の調査・設計・測量・施工管理等を行う発注者支援型の建設コンサルタント業務を提供。東海地方を中心に、北海道や広島県などでも事業展開。

主要顧客国、地方公共団体

主な製品・サービス1
建設コンサルタント業務
交通量調査、設計、測量、補償コンサルタント、公共工事の施工管理など、公共事業の発注者を支援するサービス。

02人材派遣・警備主力

事務スタッフ派遣、技術者派遣、製造業派遣、警備事業を展開。さらにカンボジアでは図面作成等のアウトソーシングや技能実習生の送り出しも行う。

主要顧客各種サービス事業者、大手ゼネコン、各種製造事業者

主な製品・サービス2
人材派遣サービス
事務、技術、製造の各分野で人材を派遣。人材不足に悩む企業へ即戦力となるスタッフを提供する。
警備サービス
工場、学校、建設現場等での常駐警備や巡回警備を提供。

03建設(総合建設・法面工事)準主力

総合建設業と法面工事を中心に、鉄道関連工事や道路工事、河川工事、地すべり対策工事などを手掛ける。主な顧客は地下鉄事業者や国・地方公共団体。

主要顧客地下鉄事業者、国、地方公共団体

主な製品・サービス2
土木工事
鉄道、道路、河川などのインフラ整備・維持修繕工事。
法面工事
斜面の崩落を防ぐための法面保護工事。緑化やコンクリート吹付などを行う。

04介護副次

岐阜県と愛知県でデイサービス、認知症対応型デイサービス、居宅介護支援、住宅型有料老人ホームを運営している。

主な製品・サービス2
デイサービス
要介護者・要支援者に対して、送迎、入浴、食事、機能訓練などの日帰り介護サービスを提供。
住宅型有料老人ホーム
入所者に食事や生活支援などのサービスを提供する高齢者向け施設。

製品と技術

建設コンサルタント業務と発注者支援サービス

建設関連サービス事業の中核は、公共工事に関する建設コンサルタント業務である。具体的には、交通量調査、測量、設計、補償コンサルタント、施工管理等の業務を提供する。発注者の約8割が国や地方公共団体であり、岐阜県・愛知県を中心に、滋賀県、福井県、佐賀県、北海道、広島県までサービスエリアを広げている。また、メイホーエンジニアリングは海外のインフラ整備業務も受注しており、技術力を海外市場でも活用している。発注者支援サービスでは、行政の職員に代わって公共工事の監督・積算・検査などを実施する。これらは国土強靱化や防災・減災といった国の政策に支えられ、安定した需要が見込まれる。

多様な人材派遣と海外アウトソーシング

人材関連サービス事業では、事務スタッフ派遣、建設技術者派遣、製造業派遣の3つが主力である。顧客は大手ゼネコン、製造事業者、各種サービス事業者と幅広い。特徴的なのは、警備事業も手掛けている点で、工場や学校、建設現場の警備に対応する。海外事業では、カンボジアの現地法人MEIHO APHIVAT CO.,LTD.が、日本の不動産会社や製造業から図面作成業務を受託し、コスト競争力を活かしたアウトソーシングサービスを提供する。さらに、同法人は技能実習生の募集・教育・送出しも行い、日本の人手不足解消に貢献している。2025年に子会社化したナスキーキャリアは宮城県を拠点とし、東北エリアでの人材サービス網を強化する役割を担う。

総合建設業と法面工事の専門性

建設事業は、総合建設業として鉄道関連工事、道路工事、河川工事、地すべり対策工事などを手掛ける。特に法面工事に強みを持ち、グループ会社の東組、愛木、有坂建設、三川土建、今田建設がそれぞれの地域で実績を積んでいる。公共工事の継続受注が特徴で、国土交通省の維持修繕工事を長期にわたって受注できる即応体制を持つ。土木工事の品質とコスト提案力が評価され、地域密着型の事業運営により安定した収益を上げている。2023年11月にグループ入りした今田建設は、建設事業の売上を大きく押し上げ、2025年6月期には同事業のセグメント売上高が44億円超に達した。

デイサービスから住宅型有料老人ホームまで介護事業

介護事業は株式会社アルトが運営し、岐阜市内に4か所、愛知県常滑市に2か所の通所介護施設(デイサービス)を持つ。認知症対応型のデイサービスも提供しており、2024年9月には岐阜市内に住宅型有料老人ホーム「アルトのお家 旦島」を開設し、初の入所施設に進出した。これにより、通所サービスから入所まで一貫した高齢者支援が可能となった。サービス内容は、送迎、入浴、食事、機能訓練に加え、ケアマネ事業所によるケアプラン作成など。職員には看護・介護の専門家を配置し、研修を重ねてサービスの質を高めている。地域密着型の複数店舗運営により、均一な品質と効率化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

広告・マーケ支援で中小特化、収益改善途上

メイホーホールディングスは中小企業向けの広告・マーケティング支援サービスを提供し、売上は74億円から130億円へ大幅増。しかし営業利益率は0.97%から3.85%へ改善したものの、まだ低水準。同業のジンジブやイシンと競合する中で、規模拡大により投資負担が利益を圧迫している。デジタル広告市場の成長を取り込みつつ、収益性の改善が急務。国内市場が中心で、中小企業の業況に業績が左右されやすい。今後の課題は、付加価値の高いサービスで単価向上を図ること。

強み

  • 中小企業向けの広告・マーケ支援でニーズを獲得。
  • 売上が3期で1.8倍と急拡大。市場の追い風を受ける。
  • デジタル広告やSNSマーケティングに対応し、需要を吸収。
  • 営業利益率は3.85%と低いが、改善傾向にある。

課題

  • 利益率が低く、コスト構造の見直しが必要。
  • 広告市場は競合が多く、差別化が難しい。
  • 中小企業の業績に左右され、倒産リスクを抱える。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がメイホーホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

持株会社へ移行した2017年の創業

2017年2月、株式移転により株式会社メイホーホールディングスが設立され、持株会社制へ移行した。資本金は1,000万円。同時に、メイホーエンジニアリングがメイホーアティーボとメイホーエクステックの2社を設立し、グループの再編が始まった。同年4月にはカンボジアのMEIHO APHIVAT CO.,LTD.に資本参加し、海外拠点を獲得。6月にはメイホーエクステックが愛木と東組(いずれも建設事業)の全株式を取得し、建設事業への進出を果たした。また、メイホーアティーボが第一防災(人材関連サービス)を買収。7月にはメイホーエンジニアリングの一部事業を分割し、各子会社に移管。こうした一連のM&Aと再編により、グループの基盤が短期間で形成された。

相次ぐ子会社化で事業領域を拡大した2017~2018年

創業から1年余りの間、メイホーグループは矢継ぎ早に企業を買収した。2017年12月にはメイホーエンジニアリングがエイコー技術コンサルタントを、2018年4月には地域コンサルタントを、同年9月にはエスジー技術コンサルタントをそれぞれ取得し、建設関連サービス事業の強化を図った。2018年6月にはグループ会社9社で「明峰グループ事業協同組合」を設立したが、これは2020年5月に解散している。この時期の買収は主に東海地方の建設コンサルタント企業が中心であり、地域密着型の事業ポートフォリオを固める動きであった。また、メイホーエクステックが2020年3月に土壌・水質浄化事業から撤退したことは、事業の選択と集中を示している。

東証マザーズと名証セントレックスに上場した2021年

2021年6月、メイホーホールディングスは東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)および名古屋証券取引所セントレックス(現ネクスト市場)に株式を上場した。上場を機にM&Aを加速させ、同年10月にはメイホーエンジニアリングがノース技研(建設関連サービス)を、メイホーエクステックが有坂建設(建設事業)の全株式を取得。2022年7月には安芸建設コンサルタントを、2023年7月にはフジ土木設計を買収するなど、建設関連サービス事業の地盤を固めた。上場から2年でグループ会社数が大きく増加し、売上高も2021年6月期の53億円から2023年6月期には74億円へと拡大した。

グループ再編と大規模M&Aを進めた2022~2024年

2022年1月、介護事業を担うアルトがサンライフケアよりリハビリデイえみふる事業所を譲受し、介護事業の拡充を図った。同年11月にはスタッフアドバンスが人材派遣事業を譲受。2023年1月にはメイホーエクステックが三川土建を、同年11月には今田建設ホールディングスと今田建設を取得し、建設事業が大幅に拡大した。2024年2月にはメイホーアティーボがイギアルホールディングスとレゾナゲートを買収し、人材関連サービス事業を強化。同年4月には今田建設が今田建設ホールディングスを吸収合併し、グループ内の整理を進めた。2024年10月にはメイホーエクステックを吸収合併するとともに、メイホーエンジニアリングとメイホーアティーボが保有する孫会社株式を当社に現物配当し、子会社を直接保有する体制へ移行する大規模な組織再編を実施した。

人材関連サービスを強化した2025年の動き

2025年5月、メイホーホールディングスは株式会社ナスキーキャリア(宮城県仙台市)の全株式を取得し、子会社化した。ナスキーキャリアは人材関連サービス事業に属し、これによりグループネットワークは22社となった。同社の業績は第4四半期連結会計期間から寄与し、人材関連サービス事業のセグメント売上高は前年同期比43.8%増の35億円超に拡大した。同年6月期の連結売上高は130億円と過去最高を更新し、営業利益も4.7億円と大幅に改善した。一方で、事業環境としては中小企業の事業承継ニーズが高まる中、M&Aを通じたネットワーク拡大が引き続き成長のドライバーとなっている。

年表31件を開く

2010年代

  • 2017年2月創業株式移転により株式会社メイホーホールディングスを設立し、持株会社制へ移行、資本金10,000千円
  • 2017年2月創業株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社メイホーアティーボ及び株式会社メイホーエクステックを設立
  • 2017年4月M&AMEIHO APHIVAT CO.,LTD.の設立に資本参加し子会社化
  • 2017年6月株式会社メイホーエクステックが株式会社愛木(建設事業)の全株式を取得
  • 2017年6月株式会社メイホーエクステックが株式会社東組(建設事業)の全株式を取得
  • 2017年6月株式会社メイホーアティーボが第一防災株式会社(人材関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2017年6月M&A株式会社メイホーエンジニアリングより、株式会社メイホーアティーボ、株式会社メイホーエクステック及び株式会社アルトの株式を現物配当により取得し、子会社化
  • 2017年7月株式会社メイホーエンジニアリングの事業の一部を会社分割により株式会社メイホーアティーボに施工管理事業を、株式会社メイホーエクステックに土壌・水質浄化、環境修復事業をそれぞれ移転
  • 2017年7月M&A株式会社メイホーアティーボが新和工業株式会社を、株式会社メイホーエクステックが株式会社ソイル・テクノスをそれぞれ吸収合併
  • 2017年8月資本金を100,000千円に増資
  • 2017年12月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社エイコー技術コンサルタント(建設関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2018年4月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社地域コンサルタント(建設関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2018年6月創業明峰グループ事業協同組合を当社グループ会社9社で設立
  • 2018年9月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社エスジー技術コンサルタント(建設関連サービス事業)の全株式を取得

2020年代

  • 2020年3月株式会社メイホーエクステックが土壌・水質浄化、環境修復事業から撤退
  • 2020年5月明峰グループ事業協同組合を解散
  • 2021年6月上場株式会社メイホーホールディングスが東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)及び名古屋証券取引所セントレックス(現 ネクスト市場)に株式を上場
  • 2021年10月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社ノース技研(建設関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2021年10月株式会社メイホーエクステックが株式会社有坂建設(建設事業)の全株式を取得
  • 2022年1月株式会社アルトが株式会社サンライフケアよりリハビリデイえみふる通所介護事業所を譲受
  • 2022年4月株式会社メイホーホールディングスが新市場区分に伴い、東京証券取引所グロース市場及び名古屋証券取引所ネクスト市場を選択
  • 2022年7月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社安芸建設コンサルタント(建設関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2022年11月株式会社スタッフアドバンスが株式会社エムアンドエムより人材派遣事業を譲受
  • 2023年1月株式会社メイホーエクステックが株式会社三川土建(建設事業)の全株式を取得
  • 2023年7月株式会社メイホーエンジニアリングが株式会社フジ土木設計(建設関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2023年11月株式会社メイホーエクステックが今田建設ホールディングス株式会社、今田建設株式会社(建設事業)の全株式を取得
  • 2024年2月株式会社メイホーアティーボがイギアルホールディングス株式会社、株式会社レゾナゲート(人材関連サービス事業)の全株式を取得
  • 2024年4月M&A今田建設株式会社が今田建設ホールディングス株式会社を吸収合併
  • 2024年5月M&A株式会社レゾナゲートがイギアルホールディングス株式会社を吸収合併
  • 2024年10月M&A株式会社メイホーエクステックの吸収合併、ならびに株式会社メイホーエンジニアリングおよび株式会社メイホーアティーボが保有する当社孫会社の発行済株式のすべてを当社へ現物配当し当社子会社とするグループ内組織再編を実施
  • 2025年5月株式会社ナスキーキャリア(人材関連サービス事業)の全株式を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • グループ売上高1000億円
  • グループ営業利益100億円
  • 社員数1万人

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    従業員承継型M&Aの推進

    グループの成長戦略として、従業員への事業承継を支援するM&Aを積極的に推進し、非連続的な成長を実現する。M&A方針の認知度向上、候補企業の検討業種・規模の拡大、ソーシング先の拡大、資金調達の多様化に取り組む。

  2. 02

    企業支援プラットフォームの提供と充実

    グループ各社の自律的なオーガニック成長を後押しするため、グループ共通の価値観や業績向上への取り組み支援、資本提携によるネットワーク拡大を進める。子会社の成長を通じてグループ全体の資金力を強化する。

  3. 03

    経営理念に基づくビジョン達成

    グループ理念として掲げる「100社、1000億、1万人」のビジョン達成に向け、中小企業100社のネットワーク形成、グループ売上高1000億円、営業利益100億円、社員数1万人を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 5期分

グループ全体で575人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は652万円で、4期前と比べて+27.9%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は4.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2021年6月50938.33.3381
2022年6月53340.33.1468
2023年6月55239.53.5507
2024年6月55940.83.958917
2025年6月65243.34.357587

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 12 / 海外 0、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
アルトのお家旦島 — 岐阜県岐阜市360百万円
介護事業
本社 — 新潟県上越市122百万円
建設事業
本社 — 北海道函館市102百万円
建設関連サービス事業
本社 — 福井県敦賀市93百万円
建設関連サービス事業
本社 — 広島県広島市安芸区79百万円
建設関連サービス事業
本社 — 三重県尾鷲市77百万円
建設事業
本社 — 岐阜県岐阜市75百万円
介護センター七郷 — 岐阜県岐阜市61百万円
介護事業
西濃支社 — 岐阜県大垣市60百万円
建設関連サービス事業
介護センターえみふる — 愛知県常滑市53百万円
介護事業
ほか5件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社メイホーエンジニアリング(注)2、4
    岐阜県岐阜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社メイホーアティーボ(注)2
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社アルト
    岐阜県岐阜市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社オースギ
    滋賀県彦根市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エイコー技術コンサルタント
    福井県敦賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エスジー技術コンサルタント(注)2
    佐賀県佐賀市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ノース技研
    北海道函館市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社安芸建設コンサルタント(注)2
    広島県広島市安芸区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スタッフアドバンス
    福島県二本松市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社レゾナゲート(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社東組
    三重県尾鷲市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    今田建設株式会社(注)2、4
    大阪府大阪市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は136億円営業利益5億円前期と比べると増収増益で、売上が+4.6%、利益が+0.0%。

売上高
+4.6%
136億円
営業利益
+0.0%
5億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
3.7%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高150億円136億円
営業利益6億円5億円
純利益2億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は77億円、営業利益は6億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+13.2%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q24312.52
2023年4Q160
2024年1Q1800.00
2024年2Q2600.0−2
2024年3Q33412.13
2024年4Q26−3−11.5−2
2025年2Q6211.60
2025年4Q6845.92
2026年2Q59−1−1.7−1
2026年4Q7767.81

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 10期分

直近期の営業利益率は3.7%。売上は8期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式移転により株式会社メイホーホールディングスを設立し、持株会社制へ移行、資本金10,000千円
2017年6月00
明峰グループ事業協同組合を当社グループ会社9社で設立
2018年6月200
2019年6月4731
2020年6月5232
株式会社メイホーホールディングスが東京証券取引所マザーズ(現 グロース市場)及び名古屋証券取引所セントレックス(現 ネクスト市場)に株式を上場
2021年6月5342
2022年6月6142
2023年6月7453
今田建設株式会社が今田建設ホールディングス株式会社を吸収合併
2024年6月103111.0−1
2025年6月130543.82
2026年6月136553.70

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高136億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.3%131億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.7%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比3.9pt
3.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.0pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 7期分

2025年6月期は営業CFが11億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は8億円で、売上の0.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2019年6月40−244
2020年6月−100−12
2021年6月503510
2022年6月0−20−29
2023年6月11−5−4611
2024年6月7−1713−1014
2025年6月11−2−1598

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 9期分

2025年6月期の総資産は66億円。このうち返さなくてよい自己資本が22億円で、自己資本比率は33.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2017年6月44099.3
2018年6月1641225.3
2019年6月2351822.8
2020年6月2571829.3
2021年6月31171453.7
2022年6月37191850.1
2023年6月41212051.3
2024年6月76205626.5
2025年6月66224433.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
8億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
14億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
44億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中340位あたり、逆に低いのは営業利益率534社中394位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
4.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥356で、1年前と比べて-49.4%過去52週の値幅のなかでは10%の位置にある。

¥356-1.4%1ヶ月-4.8%1年-49.4%時価総額17億円
過去52週の値幅
安値¥311高値¥750

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)10.5倍
PBR0.69倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月13日に-6.13%と下落し352円。1か月では+1.73%と持ち直しつつあるが、25日線(359.8円)を下回った。52週安値311円からはまだ13%上。RSIは48.53と中立。ただし、出来高は8月13日に129900株と急増し、売りが優勢だった。75日線(415.65円)や200日線(519.65円)を大きく下回り、中長期の弱気トレンドは継続。短期的な底打ち感はあるが、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PER22.02倍は業界平均22.49倍とほぼ同水準。PBR0.7倍は業界平均3.2倍を大きく下回り、割安感があるが、ROE8%と収益性は平均的。配当利回りが開示されておらず、利回り面での評価は不可。直近の業績は赤字から黒字転換で回復基調にあるが、営業利益率は3.85%と低く、収益力の改善が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (予想)10.5倍
PBR0.69倍3.51倍
ROE8.0%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

社会福祉事業の需要拡大を背景に売上高は成長しているが、利益率は低く、人件費や施設整備費の増加が課題。強気派は、待機児童や高齢化に伴う需要の増加、政府の保育・介護政策の追い風を評価し、規模拡大による収益改善を期待する。一方、弱気派は、低い営業利益率、人材確保難、競合の増加を懸念する。また、株価は年初来55%下落しており、成長期待の低下が反映されている。

プラスに働く材料7
  • 社会福祉需要の拡大

    待機児童や高齢化で保育・介護需要は中長期的に増加する

  • 売上高の成長

    売上高が61億円から130億円へ2倍以上に増加している

  • 政策の追い風

    政府の子育て支援や介護施策が需要を下支えする

  • 売上高が3期連続で増加通年影響

    売上高は74→103→130億円と増加。

  • 営業利益が1億円→5億円に増加通年影響

    2025/6期の営業利益は5億円と前期から4倍増。

  • 純利益が黒字転換通年影響

    純利益は前期の-1億円から+2億円へ改善。

  • PBR0.70倍と純資産割れ継続影響

    株価は純資産の7割で、清算価値からの下支え。

マイナスに働く材料7
  • 低い収益性

    営業利益率は直近1%台で、規模拡大しても利益が伴わない

  • 人材確保難

    保育士・介護士の不足がサービス提供の制約になる

  • 競争の激化

    参入障壁が低く、競合が増加して価格競争が起こる

  • PER22.02倍と割高通年影響

    純利益2億円に対し時価総額17億円で、PER22倍は成長を織り込み。

  • 無配当で株主還元欠如継続影響

    配当利回り0%で、株主は値上がり益のみに依存。

  • 株価が1年で55%下落通年影響

    株価は364円と1年前から約半分の水準。

  • 営業利益率3.85%の低さ通年影響

    売上高130億円に対し営業利益5億円で、利益率3.85%は低水準。

次の決算で確かめる点
営業利益率
規模拡大が収益に結びつくか確認するため
入所者・利用者数
需要の実勢と稼働率を把握するため
人件費比率
人材確保とコスト管理のバランスを見るため

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ848人。区分でいちばん多いのは個人・その他90.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.5%を占め、残る96.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他83.889.389.087.390.3
証券会社12.83.93.96.75.2
事業法人0.52.62.63.03.4
外国法人2.03.73.61.60.7
外国人個人0.00.00.00.20.3
金融機関0.90.50.91.20.2
自己株式0.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01尾松 豪紀49.44
02河合 清明9.96
03山本 恭司4.22
04藤原 巧3.49
05尾松 恵子2.94
06メイホーホールディングス従業員持株会1.90
07楽天証券株式会社1.69
08株式会社マルエイ1.60
09野村證券株式会社1.20
10越川 康弘1.17

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-30
    尾松 豪紀
    新規の大量保有報告
    46.86%
    -4.74pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 10期分

1株利益は10期で+100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは8.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2017年6月−2,606646,036
2018年6月11,388657,4241.8
2019年6月10643227.6
2020年6月17560733.7
2021年6月6535319.914.0
2022年6月4839712.89.8
2023年6月5845313.57.5
2024年6月−19430−4.2
2025年6月364668.022.4
2026年6月−6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額74百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
尾松豪紀代表取締役社長622,322,000
野島透取締役専務 執行役員65
河合清明取締役73468,000
野々村元次取締役73
古川國久取締役81
石田康利常勤監査役79
上田圭祐監査役84
片岡憲明監査役49
尾松弘崇取締役常務 執行役員31

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3555518
社外監査役3772
社外取締役2774
監査役1555

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,201字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社21社(2025年6月30日時点)により構成されております。 当社は、持株会社として、地域に根差した中小企業の成長支援を行う、「企業支援プラットフォーム」を構築し、子会社に対し、ミッション・ビジョン・バリューといったグループ共通の価値観共有や、経営管理、資金繰り、営業・技術力の向上、人材採用・育成、DX化への対応といった、業績向上への取り組みの支援を行うとともに、「企業支援プラットフォーム」のさらなる充実を図るため、資本提携によるグループネットワークの拡大を進める取り組みを行っております。 中小企業庁が2025年7月に公表した「2025年版『中小企業白書』」より、中小企業を取り巻く事業承継の現況をみると、中小企業における後継者不在率は減少傾向にあるものの、経営者年齢が60歳以上である企業が過半数を占めていることから、中長期的に事業承継が必要となる企業は依然として相当程度存在している状況にあります。当社グループは、このような事業承継に課題を抱え将来不安を感じている企業や成長意欲の高い企業との資本提携を行い、「企業支援プラットフォーム」を通じて経営支援を行うことで、増収増益企業を共創するグループネットワークの拡大を目指しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社および当社グループ関係会社の位置づけは次のとおりであります。 以下に示す4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)建設関連サービス事業 建設関連サービス事業は、国及び地方公共団体を主な顧客として、公共工事におけるコンサルタント業務を提供しております。現在の主たる提供サービスは、交通量等の各種調査、設計、測量、補償コンサルタント、公共工事の施工管理等を行う発注者支援の建設コンサルタント業務であります。現在は岐阜県、愛知県を中心とした、東海地方の他、滋賀県、福井県、佐賀県、北海道、広島県が主要なサービスエリアとなっております。 本セグメントに属するグループ会社は、株式会社メイホーエンジニアリング、株式会社オースギ、株式会社エイコー技術コンサルタント、株式会社地域コンサルタント、株式会社エスジー技術コンサルタント、株式会社ノース技研、株式会社安芸建設コンサルタント及び株式会社フジ土木設計であります。また、株式会社メイホーエンジニアリングでは海外向けサービスも実施しており、インフラ整備に係る業務を受注しております。 (2)人材関連サービス事業 人材関連サービス事業は、日本国内において、事務スタッフ派遣、技術者派遣、製造業派遣を主な事業としております。また警備事業や、カンボジアにおいて、日本で受託した図面作成等業務をアウトソーシング先として受ける事業を行うとともに、カンボジアに設立した現地法人において、技能実習生候補の募集、教育、日本への送り出し手配を行っております。 国内における主要な顧客は、事務スタッフ派遣では、各種サービス事業者、建設技術者派遣では大手ゼネコン、製造業派遣では各種製造事業者となっており、警備事業では工場、学校等の施設や建設会社となっております。また、海外においては、アウトソーシング受託事業としてカンボジアに自社拠点を有し、国内の不動産会社、製造業等の図面作成等業務のアウトソーシングサービスを提供しております。 本事業の特徴は、事務スタッフ、建設技術者、製造スタッフ、警備スタッフ、海外スタッフを擁することで、人材不足に直面するサービス事業者、大手ゼネコン、製造事業者等の幅広い顧客に対して多様な人材・サービスを提供できることにあります。 本セグメントに属するグループ会社は、株式会社メイホーアティーボ、株式会社スタッフアドバンス、第一防災株式会社、MEIHO APHIVAT CO.,LTD.(メイホーアピワット)、株式会社レゾナゲート、株式会社ナスキーキャリアであります。 (3)建設事業 建設事業は、総合建設業、法面工事事業を中心としており、主要な提供サービスは、鉄道関連工事・道路工事(国道維持・修繕工事含む)・河川工事・地すべり対策工事(さく井工事含む)、緑化及び法面工事であり、主要な顧客は地下鉄事業者、国及び地方公共団体等であります。 本事業の特徴は、地域に密着した公共工事・地元企業対応実績、国土交通省維持修繕工事を長期に受注可能な即応体制、並びにグループ会社において培われた技術力、高品質・低コストでの提案力が高く評価され、継続受注の実績をあげております。 本セグメントに属するグループ会社は、株式会社東組、株式会社愛木、株式会社有坂建設、株式会社三川土建及び今田建設株式会社とその傘下のハーミット株式会社であります。 (4)介護事業 介護事業は、通所介護(デイサービス)、認知症対応型通所介護(認知症専用デイサービス)、居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所)、住宅型有料老人ホームの運営を行っております。 主要な提供サービスは、デイサービス(送迎、入浴、食事、機能訓練等)居宅支援(ケアプランの作成)であり、岐阜市内に4か所、愛知県常滑市に2か所の通所施設を運営しております。また、2024年9月には、岐阜市内に住宅型有料老人ホーム「アルトのお家 旦島」を開設し、初の入所施設として生活に係る様々なサービスを提供しております。 本事業の強みは、顧客ニーズに合ったサービスメニューの開発と職員に介護・看護等の各種専門家を揃え、徹底した研修を重ねて培った高レベルなサービスにあります。加えて、入所施設を新設したことで、通所介護サービスの継続利用が困難になったご利用者様に対して、「人生のエンディング」までの支援を可能にする体制を構築いたしました。これらを同一エリア複数店舗による地域密着型運営を行うことで、地域内での品質の高水準での均一化と運営の効率化を図るとともに、他の介護事業所との差別化を図っております。 本セグメントに属するグループ会社は株式会社アルトであります。 [事業系統図] (1)建設関連サービス事業 (2)人材関連サービス事業 監理団体とは許可を受けて、外国人技能実習事業における実習監理を行う、営利を目的としない法人のことです。MEIHO APHIVAT CO.,LTD.は、監理団体と「外国人技能実習事業に関する協定書」に基づく業務提携を行い、技能実習生の募集、求職の受付、選抜、マッチングを実施し、その情報を管理する役割を担います。なおMEIHO APHIVAT CO.,LTD.は、技能実習期間中に監理団体との連携・協議に要する費用や、技能実習生に対する相談、生活指導の補助に要する費用等、協定書で定めた費用を監理団体より、管理費として受領します。 (3)建設事業 (4)介護事業 要介護者とは、「身体上又は精神上の障害があるために、日常生活における基本的な動作(入浴、排せつ、食事等)の全部又は一部について、常時介護を要すると見込まれる状態」の方を指します。 要支援者とは、「身体上若しくは精神上の障害があるために、日常生活における基本的な動作(入浴、排せつ、食事等)の全部若しくは一部について、常時介護を要する状態の軽減若しくは悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれる」方、または「身体上若しくは精神上の障害があるために日常生活を営むのに支障があると見込まれる状態」の方を指します。
経営方針・対処すべき課題4,587字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1)経営方針 当社はグループ理念として、ミッション、バリュー、ビジョンを定め、当社グループの経営における基本方針としております。 (1)ミッション 増収増益企業を共創するネットワークの拡大を通じて 一人ひとりがしあわせを実感できる社会を創造する (2)ビジョン 100社、1000億、1万人 中小企業100社のネットワーク グループ売上高  1000億円 グループ営業利益 100億円 社  員  数   1万人 (3)バリュー ① 意志 「絶対こうなる」と強烈に思い続ければ必ず実現する、「こうなりたい」程度では実現しない ② 逆算 現状維持は衰退、自らが望む将来像から逆算してゴール、プロセス、スケジュールを具体的な目標にする ③ 勇気 変わる勇気、嫌われる勇気等、真の勇気を持つ、卑怯な行動はしない ④ 努力 一番を目指して競合他社に勝つ努力をし続ける ⑤ 価格 企業の栄枯盛衰は「値決め」で決まる、売上最大・経費最小、原価意識・採算意識を持つ ⑥ 尊重 「ために」ではなく「共に」、互いを尊重し、平等な関係で信頼しあい、それぞれが持てる力を尽くす 2)経営環境 (1)社会環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続きました。一方で、物価上昇の継続や米国の通商政策等が、わが国の景気を下押しするリスクとなり、先行きは不透明な状況が続いております。 (2)事業環境 ① グループ全体の事業環境 当社は、地域に根差した中小企業の成長支援を行う、「企業支援プラットフォーム」を構築し、子会社に対しグループ共通の価値観や業績向上への取り組みの支援を行うとともに、「企業支援プラットフォーム」のさらなる充実を図るため、資本提携によるグループネットワークの拡大を進める取り組みを行っております。 わが国では、経営者の高齢化が進む中で中小企業の事業承継が社会的な課題として認識されております。また最近では、円安・物価高の継続や人手不足などの事業環境の変化に対応し、企業を成長させるため、人への投資、設備投資、М&A、研究開発投資、海外展開の推進などが注目されております。 加えて、中小企業庁が2025年7月に公表した「2025年版『中小企業白書』」によると、中小企業における後継者不在率は減少傾向にあるものの、60歳以上の経営者が過半数を占めるなど、経営者年齢の水準は依然として高い状況が続いており、中長期的な事業承継のニーズは今後も拡大していくものと見込んでおります。 ② セグメント別の事業環境 a.建設関連サービス事業 建設関連サービス事業は、発注者の約8割を行政(国、都道府県、自治体など)が占めております。当社グループでは、事業の発注を受け、土木、建築工事に関わる調査計画、設計、施工管理、維持点検等の「建設コンサルタント業務」の提供を行うとともに、発注者である行政の組織の中で、公共工事の発注に伴って発生する工事の監督、積算や検査などの業務を職員(公務員)に代わって行う「発注者支援サービス」も提供しております。 当事業の市場動向について概観しますと、2025年度の公共事業関係費の一般会計予算は、財務省が2025年4月に公表した「令和7年度 国土交通省・公共事業関係予算について」によると、公共事業関係費の一般会計予算は6兆858億円(前年度比+0.0%)であり、前年度と同水準を維持しております。なお当該予算編成にあたっては、「防災・減災、国土強靭化の推進」、「地方創生や生産性向上・成長力強化に向けた取組」、「担い手の確保・処遇改善への対応」、「国民の安全・安心の確保」などが基本的な考え方として示されております。 建設投資の見通しについては、(一財)建設経済研究所が2025年4月に公表した「建設経済モデルによる建設投資の見通し(2025年4月)」によると、2024年度は73兆9,500億円(前年度比4.0%増)と前年度を上回る水準に、2025年度は74兆9,300億円(前年度比1.3%増)と前年度と比べて微増となる予測がされております。うち、政府投資については2024年度が23兆6,600億円(前年度比4.6%増)、2025年度が24兆500億円(前年度比1.6%増)となり、微増になると予測されております。 以上より、当事業の市場は、今後も同水準で底堅く推移していくものと見込んでおります。 b.人材関連サービス事業 人材関連サービス事業は、事務スタッフ派遣、建設技術者派遣、製造業派遣を主要な事業としております。その他の関連する事業として、交通誘導や施設の警備等を行う警備事業、日本で受託した図面作成等業務をカンボジアにて行う海外アウトソーシング事業及びカンボジア人技能実習生送出事業を行っております。 当事業の市場動向について概観しますと、まず有効求人倍率については、厚生労働省が2025年5月に公表した「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)」によると、2024年度平均で1.25倍(2023年度平均 1.29倍)と前年をやや下回る動きが見られました。 労働者派遣事業の状況については、厚生労働省が2025年3月に公表した「令和5年(2023年)度労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」によると、派遣労働者数は約212万人(前年度比1.4%減)、と前年をやや下回りました。一方で、派遣先件数は約80万件(前年度比0.4%増)、年間売上高は9兆500億円(前年度比3.3%増)となり、いずれも前年度に比べ増加しました。 警備業の状況については、警察庁が2024年7月に公表した「令和5年における警備業の概況」によると、2023年12月末現在の、警備業法第4条に基づく認定業者数は1万674業者(前年比150業者、1.4%増)、警備員数は58万4,868人(前年比2,754人、0.5%増)、売上高は3兆3,060億円(前年比2,191億円、6.6%減)となり、警備業者数、警備員数が増加する一方で、売上高は減少しました。これには、調査方法を従来とは異なるWEB調査に変更したことに伴い、令和5年末の回答業者数が大幅に減少したことが影響しております。なお、令和6年の「警備業の概況」は、2025年7月に公表されており、2024年12月末現在の、警備業法第4条に基づく認定業者数は1万811業者(前年比137業者、1.3%増)、警備員数は58万7,848人(前年比2,980人、0.5%増)、売上高は3兆4,478億円(前年比1,418億円、4.1%増)となり、業者数、警備員数、売上高のいずれも前年を上回りました。 外国人の雇用状況については、厚生労働省が2025年1月に公表した「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ(令和6年10月末現在)」によると、外国人労働者数は230万2,587人(前年比12.4%増)、外国人を雇用する事業所数は34万2,087か所(前年比7.3%増)となり、平成19年に届出が義務化されて以降、最高を更新しました。在留資格別では、「専門的・技術的分野の在留資格」が71万8,812人(前年比20.6%増)、次いで、「身分に基づく在留資格」が62万9,117人(前年比2.1%増)、「技能実習」が47万725人(前年比14.1%増)、「資格外活動」が39万8,167人(前年比12.9%増)、「特定活動」が8万5,686人(前年比19.5%増)となりました。 わが国では人口の減少と高齢化の進行により、労働力人口が大幅に減少することが懸念されていることから、女性・若者・高齢者・就職氷河期世代等の活躍促進に向けた政策なども検討されております。今後は、限りある労働力に対する需要の高まりとともに、当事業の市場は拡大していくものと見込んでおります。 c.建設事業 建設事業においては、道路や橋梁施設工事等のインフラ関連工事や法面工事等の専門工事を全般的に行っております。 当事業の市場動向につきましては、a.建設関連サービス事業 の記載と同様であり、当事業の市場は、今後も同水準で底堅く推移していくものと見込んでおります。 d.介護事業 介護事業においては、通所介護(デイサービス)、認知症対応型通所介護(認知症専用デイサービス)、居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所)、住宅型有料老人ホームの運営を行っております。 当事業の市場動向について概観しますと、介護保険事業の状況については、厚生労働省が2025年7月に公表した「介護保険事業状況報告の概要(令和7年4月暫定版)」によると、2025年4月末現在の介護保険第1号被保険者数(65歳以上の方)は3,585万人(2023年4月3,586万人、2024年4月3,591万人)、要介護(要支援)認定者数は723.0万人(2023年4月696.1万人、2024年4月710.1万人)、居宅(介護予防)サービス受給者は430.3万人(2023年4月 411.2万人、2024年4月 422.4万人)、地域密着型(介護予防)サービス受給者数は91.6万人(2023年4月 89.5万人、2024年4月 91.0万人)となり、介護保険事業の利用者数は全体として増加傾向にあります。 介護サービスは、要介護者、家族等の生活を支えるうえで欠かせないものであり、人材の不足や物価上昇の継続等、事業環境の先行きは不透明さを増しておりますが、中長期的に介護事業の社会的必要性は高まるものと考えられることから、当事業の市場は今後拡大していくものと見込んでおります。 3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標 当社グループは売上高の中長期的な成長を重視しております。また、安定的な利益確保を目指し、売上高営業利益率を客観的な管理指標としております。なお、今後は2025年8月に公表した中期経営計画に基づき、売上高及びEBITDA(=営業利益+減価償却費+のれん償却額)を管理指標としてまいります。 4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは「企業支援プラットフォーム」を通じて、各企業の自律的なオーガニック成長を後押ししております。企業が成長することでグループ全体の資金力も強化され、その力を基盤に「従業員承継型M&A」を推進し、非連続的な成長に取り組んでおります。 当社グループの成長戦略である非連続的な成長を実現する「従業員承継型M&Aの推進」と、各企業のオーガニックな成長を後押しする「企業支援プラットフォームの提供」を進めるための課題は、M&A方針の認知度、M&A候補企業情報の確保、M&A資金の調達であると認識しております。 これらの課題に対処するために、以下の施策を実施してまいります。 ・当社グループのM&A方針の認知度向上 ・M&A候補企業の検討業種・規模の拡大 ・M&Aソーシング先の拡大 ・グループ内資金の有効活用と調達先の拡大
事業等のリスク5,679字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)建設関連サービス事業 ① 公共事業への依存 当社グループの建設関連サービス事業は、国及び地方公共団体からの受注割合が高いため、国及び地方公共団体の公共投資予算に大きく左右されます。このため、国及び地方公共団体の公共投資予算が当社グループの想定以上に削減された場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ② 価格競争 公共事業の予算が当社グループの想定以上に削減された場合には、同業他社との価格競争が激化することにつながりかねず、受注単価が下落した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 業績の季節的変動 当社グループの建設関連サービス事業は、国及び地方公共団体からの受注割合が高いため、受注案件の納期並びに売上高が3月末に集中する傾向にあることから、下記「当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)の各四半期連結会計期間の業績」のとおり、当社グループの売上高及び収益も第3四半期連結会計期間に偏重する傾向がある一方、第3四半期以外の四半期業績については低調な着地となる可能性があります。 当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)の各四半期連結会計期間の業績 (単位:千円) 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   合計 売上高   797,849   1,091,194   1,438,487   844,869   4,172,399 セグメント利益又は損失(△)   △11,817   190,579   404,441   △15,853   567,350 ④ 工事の瑕疵 当社グループでは、実務訓練や社内教育により、徹底した成果品の品質確保及び品質向上に注力しておりますが、万一、成果品に瑕疵が発生し、入札の指名停止措置などの行政処分を受けるような事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (2)人材関連サービス事業 ① 景況による影響及び取引先の生産体制 当社グループの人材関連サービス事業は、主として人材派遣サービスの事業を行っており、サービス業、建設業及び製造業への人材派遣の割合が高い状況であります。このため、当社グループが人材派遣する取引先の属する業界が業況不振となる場合や工場の海外移転など生産体制が変化し、人材派遣の受け入れを行わないような状況が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ② 労働者派遣法等の改正 人材派遣サービスは、労働者派遣法等の労働関連法令による規制を受けております。社会環境の変化に伴い、法令改正や規制強化などが行われた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 労働・社会保険の加入及び料率の影響 当社グループは、「派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針」に基づき、雇用する派遣労働者の就業状況等を踏まえ、労働・社会保険に加入させております。このため、労働・社会保険料率が上昇し、当社グループの保険料負担部分が増加した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (3)建設事業 ① 公共事業への依存 当社グループの建設事業は、建設関連サービス事業と同様に、国及び地方公共団体からの受注割合が高いため、国及び地方公共団体の公共投資予算に大きく左右されます。このため、国及び地方公共団体の公共投資予算が当社グループの想定以上に削減された場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 取引先の信用リスク 事業会社との取引では、一取引における契約金額が多額になり、支払条件によっては、工事代金の回収に長期間を要する場合があります。当社グループは取引先の信用リスク回避の方策を講じておりますが、取引先の信用不安が顕在化し、資金回収が不能となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 労働災害及び事故 建設事業は、その事業の性質上、他の事業と比較して、業務中の事故発生率が高い傾向にあります。当社グループは、社内研修を通じた安全教育や危険予知活動により、従業員に対して安全管理を徹底しておりますが、万一、人命に係る重大な労働災害や事故が発生した場合には、信用力の低下を招き、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ④ 工事の瑕疵 当社グループでは、実務訓練や社内教育により、徹底した成果品の品質確保及び品質向上に注力しておりますが、万一、成果品に瑕疵が発生し、入札の指名停止措置などの行政処分を受けるような事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑤ 人件費の高騰 労働人口の減少等の労働市場の環境変化により、人件費の急激な上昇が生じる可能性があります。その一方で、契約額に人件費の上昇分を転嫁できない場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (4)介護事業 ① 安全管理及び健康管理 介護事業は、その事業の性質上、高齢者を対象にサービスを提供しております。このため、利用者の体調悪化や当社グループ施設内での転倒などにより重大な事故に発展する可能性があります。従業員に対して社内研修や実務訓練を通して、利用者の安全・健康管理には万全を期していますが、万一、重大な事故が発生した場合には、お客様から損害賠償請求を受けるだけでなく、当社グループの信用力の低下、業務停止などの行政処分を受けることにより、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ② 介護保険制度の改定 介護事業は、介護保険法等の各種関連法令によって規制を受けます。介護報酬制度は3年ごとに改定が行われるため、当社グループの収益源である介護報酬の改定内容が当社グループに対してネガティブな方向で行われた場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 人材確保 介護事業は、介護保険法により有資格者によるサービスが義務付けられており、提供するサービスによっては、必要な有資格者数を確保する必要があります。当社グループでは必要人員数を確保するため、積極的に採用活動を行うとともに、働きやすい職場環境づくりを行うことにより、離職率の低減を行っておりますが、計画通りに有資格者の確保が行えなかったり、想定以上に離職率が高くなったりする場合には、施設の新設ができない、あるいは現在提供しているサービスの停止を余儀なくされるなどにより、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 (5)全事業共通 ① 買収に伴うリスク 当社グループは、積極的に企業買収を実行する予定ですが、企業の売却希望者の減少や買収希望者の増加により、当社グループが取り上げることができる案件数が減少し、計画通りに企業買収を実行できなくなる可能性があります。また、買収を実行する際には、デューデリジェンスを実施いたしますが、買収後に偶発債務等が確認され、想定外に多額の費用が発生した場合や、企業文化の融和が進まないことなどにより、企図したメリットやシナジーが得られない場合には、投下資金の回収ができないなど、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ② 新事業領域への進出リスク 現状、新事業領域へ進出する際には、ゼロからのスタートではなく、十分に実績のある企業のM&Aを主な手段として実施する予定であります。 全く知見のない新事業領域における企業をM&Aをする場合は、知見のある領域におけるM&Aと比べ、属する業界動向、適用を受ける法令、当該企業の置かれた状況など、より慎重な検討を重ねて実施致しますが、想定していない事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ③ 法的規制 当社グループは、4つの事業を展開しており、事業活動を行う上で、会社法、独占禁止法、下請代金支払遅延等防止法、建設業法、建築基準法、建設コンサルタント登録規程、補償コンサルタント登録規程、労働者派遣法、介護保険法等の様々な法規制の適用を受けております。当社グループでは、これらの法規制の遵守を徹底するために、社内規程・マニュアルを整備し、適切な運用を行っておりますが、万一、法規制に抵触するような事態が発生した場合には、業務停止などの行政処分や信用力の低下などにより、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ④ 自然災害 当社グループは、地域のサポーターとして、特定の地域への進出に留まらず、全国展開を図ってまいります。地震、火災、洪水、津波等の自然災害が発生した際は、当社グループ役職員の人命確保および拠点の維持・確保、業務継続体制の確保に努めておりますが、想定外の自然災害が発生し、事業継続に深刻な支障をきたす場合には、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑤ 情報漏洩 当社グループは、各事業の運営に際し、顧客情報をはじめ業務上取り扱う重要情報を大量に保有しております。当社グループから重要情報が漏洩した場合には、顧客に対する損害賠償責任等による直接的な費用に加え、信用力の低下や社会的な責任問題等が生じ、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑥ 固定資産の減損 当社グループが保有する固定資産の価値が、経済情勢等の変化に伴う収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなった場合には、その回収可能性を反映させるように固定資産の帳簿価額を減額し、その減少額を減損損失として計上する必要が出てくることとなるため、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑦ 資金調達に対する金利の変動 当社グループは、金融機関から多額の借入を行っております。現行の借入金利が変動により高くなり、金利負担が増加したり、今後の資金調達における金利負担も増加したりすることにより、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 大株主との関係について 当連結会計年度末現在、当社代表取締役であり筆頭株主である尾松豪紀の所有株式は、同氏の配偶者である尾松恵子の所有株式数を含めると、発行済株式(自己株式を除く。)の総数の過半数となります。 今後も相当数の当社株式を保有し引き続き筆頭株主となる予定ですが、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。しかしながら大株主が当社の事業その他に関して有する利益は他の株主の利益と異なる可能性があり、その保有方針や議決権の行使方針によっては、取締役の選解任、企業結合取引等の当社の重要な決定に影響を与えるなど、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑨ 特定の人物への依存について 代表取締役である尾松豪紀は、当社グループにおける経営の最高責任者であり、経営方針の決定をはじめ、事業戦略の立案や実行など当社グループの発展において重要な役割を果たしております。 同氏に過度に依存しない経営体制の構築を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった場合、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑩ 訴訟等について 当社グループでは、コンプライアンス委員会の開催や社外の専門家との連携のほか、社内規程・マニュアルの整備などにより、法令等遵守体制の強化を図っておりますが、法規制等の改正動向に適時適切に対応できない場合や契約条件の解釈の齟齬などを原因として、当社グループが第三者から訴訟等を受ける可能性があります。 また、当社グループでは、実務訓練や社内教育により徹底した成果品確保及びサービスの向上に注力しておりますが、万一、成果品やサービスに瑕疵が発生した場合、取引先から訴訟を受ける可能性があります。 以上のようなリスクが顕在化した場合、当社グループの業績及び財政状態に重要な影響を与える可能性があります。 ⑪ 配当政策について 当社グループは、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しており、将来の事業拡大と財務体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を実施していくことを基本方針としておりますが、いまだ内部留保が充実しているとはいえず、2017年2月に純粋持株会社として設立されて以来、配当を行っておりません。将来的には、内部留保の充実状況及び取り巻く事業環境を勘案しながら株主への利益の還元を目指してまいります。しかしながら、現状においては配当実施の可能性およびその実施時期等については未定であります。 なお、当社の剰余金の配当につきましては、「会社法第459条第1項の規定に基づき、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる。」を定款に定めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,550字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は6,601,351千円となり、前連結会計年度末に比べ1,011,120千円減少いたしました。 流動資産は2,844,930千円となり、前連結会計年度末に比べ734,284千円減少いたしました。これは主に、売掛金が19,302千円増加したものの、現金及び預金が597,863千円、電子記録債権が118,715千円、流動資産のその他(前渡金等)が35,734千円減少したことによるものであります。 固定資産は3,756,422千円となり、前連結会計年度末に比べ276,836千円減少いたしました。これは主に建物及び構築物が327,983千円増加したものの、のれんが330,943千円、建設仮勘定が153,435千円、無形固定資産のその他(顧客関連資産等)が52,442千円、繰延税金資産が39,265千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は4,413,764千円となり、前連結会計年度末に比べ1,178,565千円減少いたしました。 流動負債は2,747,504千円となり、前連結会計年度末に比べ320,524千円増加いたしました。これは主に、買掛金が91,576千円減少したものの、未払消費税等が216,701千円、契約負債が151,992千円、未払法人税等が51,945千円増加したことによるものであります。 固定負債は1,666,260千円となり、前連結会計年度末に比べ1,499,090千円減少いたしました。これは主に、資産除去債務6,770千円増加したものの、長期借入金1,463,292千円、役員退職慰労引当金が40,000千円減少したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は2,187,587千円となり、前連結会計年度末に比べ167,446千円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益を168,261千円計上し同額の利益剰余金が増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は33.1%(前連結会計年度末26.5%)となりました。 ② 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復が続きました。一方で、物価上昇の継続や米国の通商政策等が、わが国の景気を下押しするリスクとなり、先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループを取り巻く経営環境は、建設関連サービス事業及び建設事業では、政府による防災・減災、国土強靱化の推進により、公共投資が底堅く推移しました。人材関連サービス事業では、全国の有効求人倍率が1.25倍前後の水準が続き、人材需要が堅調に推移しました。介護事業では、わが国の高齢化率の上昇とともに国内の要介護認定者数の増加が続いており、居宅サービス受給者数・施設サービス受給者数ともに緩やかな増加傾向がみられました。 このような状況のもと、当社は新たに関連会社支援部、人材育成部、DX推進部を設置するとともに、2024年10月1日付で各中間持株会社の役割を当社に集約するグループ内組織再編を行い、グループ個社の利益拡大に向けた支援体制を強化してまいりました。 また、2025年5月1日付で株式会社ナスキーキャリア(宮城県仙台市)の株式の取得(当社の子会社化)を行い、人材関連サービス事業の強化を図りました。これにより、当社を含むグループネットワークは22社となりました。 なお、株式会社ナスキーキャリアは、当第4四半期連結会計期間より、当社グループの業績に貢献しております。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高13,007,061千円(前年同期比25.7%増)、営業利益472,173千円(同221.9%増)、経常利益444,143千円(同401.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益168,261千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失87,891千円)となりました。また、EBITDA※については、1,015,489千円(前年同期比72.1%増)となりました。なお、株式会社ナスキーキャリアの株式取得に伴うアドバイザリー費用等及びM&Aの取り組みに伴う費用として12,300千円が販売費及び一般管理費に含まれております。また、税効果会計適用後の法人税等の負担率が高率になっておりますが、これは税効果を認識しないのれんによるものであります。 当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は次のとおりであります。なお、セグメント別の売上高及び利益は、連結相殺消去前の数値を記載しております。 (建設関連サービス事業) 建設関連サービス事業においては、期首の受注残高が堅調に売上高に転嫁できたこと、当第2四半期においては、底堅く受注もできたことから、売上高は4,172,399千円(前年同期比6.2%増)となりました。 セグメント利益は、上記に加え、株式会社ノース技研(2021年10月グループ加入)ののれんの償却が完了したことなどから、567,350千円(同24.7%増)となりました。 受注高については、3,973,576千円(同0.6%増)となり、受注残高は2,269,845千円(同0.6%増)となりました。 (人材関連サービス事業) 人材関連サービス事業においては、株式会社レゾナゲート(2024年2月グループ加入)ならびに株式会社ナスキーキャリア(2025年5月グループ加入)の売上高が寄与したことに加え、株式会社メイホーアティーボ、株式会社スタッフアドバンスの人材派遣事業が好調に推移したことなどから、売上高は3,504,082千円(前年同期比43.8%増)となり、セグメント利益は、205,210千円(同64.9%増)となりました。 (建設事業) 建設事業においては、今田建設株式会社ならびにハーミット株式会社(2023年11月グループ加入)が当事業に加わったことから、売上高は4,453,931千円(前年同期比39.6%増)となりました。 セグメント利益は、上記に加え、前年に発生した株式取得に伴うアドバイザリー費用等の一時費用が当期においては発生しなかったことなどから、227,120千円(前連結会計年度はセグメント損失49,148千円)となりました。 受注高については、前年よりも発注時期が遅れていることなどから、3,544,362千円(前年同期比4.4%減)となり、受注残高は1,905,760千円(同32.3%減)となりました。 (介護事業) 介護事業においては、デイサービスの各事業所の稼働率が順調に推移したこと、2024年9月にオープンした住宅型有料老人ホーム「アルトのお家 旦島」の入居者数も順調に推移したことなどから、売上高877,512千円(前年同期比10.8%増)となりました。 一方、セグメント利益は、住宅型有料老人ホーム「アルトのお家 旦島」に係る諸費用の発生に加え、2024年10月以降の社会保険の適用の拡大を受けて人件費が増大したこと、食材費、燃料費、光熱費の高騰から、98,861千円(同22.3%減)となりました。 ※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して597,863千円減少し、753,208千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは1,118,086千円の増加(前連結会計年度は662,143千円の増加)となりました。資金増加の主な内訳は、税金等調整前当期純利益451,822千円の計上、のれん償却額360,954千円の計上、未払消費税等の増加額203,328千円、減価償却費182,362千円の計上、契約負債の増加額151,992千円によるものであります。資金減少の主な内訳は、法人税等の支払額160,445千円、仕入債務の減少額91,831千円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは241,795千円の減少(前連結会計年度は1,703,256千円の減少)となりました。資金減少の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出282,748千円によるものであります。資金増加の主な内訳は、短期貸付金の純減少額58,000千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは1,473,777千円の減少(前連結会計年度は1,265,629千円の増加)となりました。資金減少の主な内訳は、長期借入金の返済による支出1,759,532千円によるものであります。資金増加の主な内訳は、長期借入れによる収入300,000千円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 当社グループが営んでいる事業では、生産実績を定義することが困難なため、「生産実績」は記載しておりません。 a.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 建設関連サービス事業   3,973,576   +0.6   2,269,845   +0.6 建設事業   3,544,362   △4.4   1,905,760   △32.3 合計   7,517,938   △1.8   4,175,605   △17.7 (注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.人材関連サービス事業及び介護事業については、受注生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 建設関連サービス事業   4,172,399   +6.2 人材関連サービス事業   3,504,082   +43.8 建設事業   4,453,931   +39.6 介護事業   877,512   +10.8 セグメント間の内部売上高   △863   - 合計   13,007,061   +25.7 (注)主要な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度 (自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 国土交通省   1,055,691   10.2   -   - (注)当連結会計年度における販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・内容検討等 (売上高) 当連結会計年度の売上高は13,007,061千円となり、前連結会計年度に比べ2,659,179千円増加いたしました。これは、建設関連サービス事業で242,316千円、人材関連サービス事業で1,067,968千円、建設事業で1,263,434千円、介護事業で85,461千円、前連結会計年度より増加したことによるものであります。 (売上原価、売上総利益) 当連結会計年度の売上原価は9,833,218千円となり、前連結会計年度に比べ2,143,956千円増加いたしました。これは主に、売上高の増加に伴い外注費等が増加したこと、人員増に伴い人件費が増加したことによるものであります。この結果、売上総利益は前連結会計年度に比べ515,223千円増加し3,173,844千円となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は2,701,670千円となり、前連結会計年度に比べ189,718千円増加いたしました。これは主に、人員増に伴い人件費が増加したこと、のれん償却額が増加したことによるものであります。この結果、営業利益は前連結会計年度に比べ325,504千円増加し472,173千円となりました。また売上高営業利益率は3.6%(前連結会計年度は1.4%)となりました。 (営業外収益、営業外費用、経常利益) 当連結会計年度の営業外収益は37,781千円となり、前連結会計年度に比べ18,537千円減少いたしました。これは主に、保険解約返戻金が7,491千円、受取地代家賃が2,050千円増加したものの、為替差益が29,993千円減少したことによるものであります。一方で営業外費用は65,811千円となり、前連結会計年度に比べ48,595千円減少いたしました。これは主に、支払利息が18,892千円、為替差損が10,904千円増加したものの、営業外費用のその他(シンジケートローン手数料等)が78,390千円減少したことによるものであります。この結果、経常利益は前連結会計年度に比べ355,562千円増加し444,143千円となりました。 (特別利益、特別損失、親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の特別利益は17,924千円となり、前連結会計年度に比べ16,127千円増加いたしました。これは主に、固定資産売却益が16,279千円増加したことによるものであります。一方で特別損失は10,245千円となり、前連結会計年度に比べ645千円減少いたしました。これは主に、和解金が4,000千円、減損損失が3,180千円、投資有価証券売却損が2,473千円増加したものの、特別損失のその他(固定資産除去損等)が10,303千円減少したことによるものであります。 法人税等(法人税等調整額を含む)は283,561千円となり、前連結会計年度に比べ116,183千円増加いたしました。これは、課税所得が前連結会計年度に比べ増加したこと等によるものであります。税金等調整前当期純利益に対する税金費用の比率は62.8%で、前連結会計年度の210.6%から147.8ポイント減少しておりますが、これは、税効果を認識しないのれんの減少等によるものであります。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は168,261千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失87,891千円)となりました。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであり、様々なリスク要因が当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社グループは常に市場動向に留意しつつ、適用を受ける法令の改正等には細心の注意を払い情報収集に力を入れる等、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因について低減し、適切な対応に努めてまいります。 ④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金需要は大きく分けて、運転資金需要と投資資金需要の二つがあります。 運転資金需要の主なものは、従業員に対する給与等の人件費、建設事業及び建設関連サービス事業における外注費、材料費等の取引先への支払いによるものであり、投資資金需要の主なものは、既存事業の拡大や新規事業への進出を目的とした企業買収資金や設備投資資金であります。 運転資金需要に対しては、事業で生み出す営業キャッシュ及び手許流動性資金で賄うことを基本方針としつつ、一時的に資金需要が偏った場合には、金融機関からの短期借入金で賄っており、投資資金需要については、金融機関からの長期借入金で賄っております。 ⑤ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、売上高の中長期的な成長を重視しております。また、安定的な利益確保を目指し、売上高営業利益率を客観的な管理指標としております。当連結会計年度における営業利益率は3.63%(前年同期比2.21ポイント増)でした。引き続き当該指標が改善されるよう努めてまいります。なお、過年度の指標の推移は次のとおりであります。 項目   2021年6月   2022年6月   2023年6月   2024年6月   2025年6月 売上高(千円)   5,274,487   6,112,595   7,370,810   10,347,883   13,007,061 営業利益(千円)   383,819   342,809   462,358   146,669   472,173 営業利益率(%)   7.28   5.61   6.27   1.42   3.63 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について 経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

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