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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

サイバー・バズ

7069 · Growth · サービス業

インフルエンサーを活用したSNSマーケティングを軸に、アカウント運用や広告販売まで一手に担う独立系SMM事業者。自社サービスと他社広告商品を組み合わせ、企業のソーシャルメディア活用を総合支援する。

概要

サイバー・バズは、ソーシャルメディアマーケティング(SMM)を主軸とする企業である。2006年4月設立、2019年9月に東証マザーズに上場し、現在は東証グロース市場に所属する。本社は東京都渋谷区で、連結従業員数は202名(2025年9月期)。インフルエンサーを活用したプロモーションサービス「NINARY」や「Ripre」、SNSアカウント運用、自社メディア「to buy」などを提供する。2024年9月期の売上高は75億円に達したが、大型投資により営業損失17億円を計上。翌2025年9月期は売上高71億円、営業利益3億円と黒字転換した。

SMM事業を中核とする3セグメント構成

サイバー・バズは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」をミッションに掲げ、3つのセグメントで事業を展開する。最大はSMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業で、2025年9月期の売上高66億1100万円と全体の93%を占める。ライブ配信プラットフォーム事業は子会社WithLIVEが担い、同4億2500万円。その他(HR事業など)は子会社BuzzJobが手掛け、同9700万円である。SMM事業内では、インフルエンサーサービス(NINARY・Ripre)、SNSアカウント運用、SNS広告、インターネット広告販売の4つのサービス群がある。特に自社サービス(NINARY、Ripre、to buyなど)の拡充を優先し、売上構成比を高める戦略を取る。

インフルエンサーサービス「NINARY」と「Ripre」の二層構造

インフルエンサーサービスは、影響力の強さで二つの会員層を運営する。NINARYはフォロワー数や知名度の高いインフルエンサーで構成され、投稿に対して報酬が支払われる。会員の9割はスカウトにより獲得される。一方Ripreは、承認制のプレミアム会員と登録制のスタンダード会員の2ランク制。プレミアム会員は30~40代が中心で、投稿への報酬はなし。スタンダード会員はほぼ誰でも登録可能である。両サービスとも、クライアントの商品や体験をSNS上で発信し、口コミ効果を創出する。2025年9月期のインフルエンサーサービスは大型案件の反動減により減収となった。

ライブ配信プラットフォーム事業とHR事業の成長

ライブ配信プラットフォーム事業は、2022年10月に完全子会社化したWithLIVEが担う。アーティストやタレントと1対1のオンライントークが可能なサービスを中核に、電子チケット発行やイベント開催、グッズ販売を一気通貫で提供する。2025年9月期の売上高は4億2500万円(前期比20.6%増)、営業利益2900万円(同6.0%増)と堅調に推移した。HR事業は子会社BuzzJobが展開し、「SNSマーケティング人材の転職支援」や1on1コーチング「ONEサポ」を提供する。同セグメントの売上高は9700万円(同3.7%増)、営業利益2200万円(前年は営業損失7100万円)と黒字化を達成した。

拡大するソーシャルメディアマーケティング市場への対応

国内ソーシャルメディアマーケティング市場は、2024年に前年比12.8%増の1兆2038億円と推計され、2029年には2兆1313億円まで成長する見通しである。サイバー・バズはこの市場拡大を背景に、自社サービスの強化と販路拡大を進める。クライアントは化粧品・日用品業界が中心だが、食品、コンテンツ配信、金融などへの業界開拓を推進。2025年6月には株式会社セレスとの資本業務提携を締結し、セレスが当社株式の19.14%を取得、主要株主となった。これにより、グループの販売網やリソースを活用した成長が期待される。

業界の中での役割はソーシャルメディア上でのプロモーション支援を提供するマーケティングサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
71億円
営業利益
3億円
営業利益率
4.2%
純利益
4億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/9
事業売上構成比利益利益率
SMM事業54億円93.1%12億円22.2%
その他(注)14億円6.9%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01広告主(一般消費財・美容・食品・日用品など)主力

インフルエンサーが商品を紹介する「NINARY」「Ripre」など自社サービスを提供。クライアント企業の要望に応じ、最適なインフルエンサーを選定し、ソーシャルメディア上で情報拡散を支援する。

主な製品・サービス2
NINARY
影響力の強いインフルエンサーを会員とするPRサービス。商品体験やイベント招待を通じて感想を発信し、購買意欲を喚起する。
Ripre
一般SNSユーザーも含む会員制PRサービス。プレミアム会員とスタンダード会員の2段階で、幅広い層に情報を拡散する。

02広告主(全業種)主力

クライアント企業の公式SNSアカウントを代行運用し、投稿コンテンツの作成から投稿、レポート抽出までをワンストップで提供。運用管理ツール「Owgi」も展開し、継続的なマーケティングを支援する。

主な製品・サービス2
SNSアカウント運用
Instagram、X、LINE、TikTokなど企業アカウントの運用代行。月額課金で、コンテンツ制作から投稿、分析までをサポートする。
Owgi
SNS運用管理ツール。投稿管理やレポート抽出を一元化し、効率的な運用を実現する。

03広告主(美容・食品・日用品・Z世代向けなど)準主力

ソーシャルメディアプラットフォームの運用広告に加え、独自メディア「to buy」を通じたプロモーションを提供。アルゴリズム分析に基づくクリエイティブ制作で、高いエンゲージメントを実現する。

TikTokに特化した独自メディアで、累計再生回数5億回突破

主な製品・サービス2
SNS広告
各SNSのアルゴリズムに最適化した運用広告。プラットフォーム連動の独自メディアも活用し、効果的なプロモーションを実施する。
to buy
美容商材や食品などに特化した独自メディア。TikTokで累計5億回再生を突破し、100ブランド以上のタイアップ実績を持つ。

04広告主(全業種)準主力

自社サービスの販売に加え、YouTubeやInstagram等のソーシャルメディア関連広告を中心に、他社の広告商品を販売。クライアントの目的に応じ、自社・他社サービスを組み合わせて最適な広告提供を行う。

05タレント・クリエイター、広告主副次

SNSに特化したタレント・クリエイターエージェントサービスを提供。SNSマーケティングの知見とクライアントネットワークを活かし、人材の価値向上と効果的なプロモーションを支援する。

主な製品・サービス1
Be One Agent
SNS特化型のタレント・クリエイターエージェント。マーケティング支援とプロモーション提供を行う。

06エンターテインメント・芸能関係(アーティスト・レコード会社・タレントプロダクション)副次

有名アーティストやタレントとの1対1オンライントークやオンラインイベントサービスを提供。電子チケット発行からイベント開催、グッズ販売まで一気通貫でサポートし、販売促進施策として活用される。

主な製品・サービス1
WithLIVE
ライブ配信プラットフォーム。オンライントーク・イベント、チケット発行、グッズ販売を提供する。

07マーケティング人材(転職希望者・企業)副次

SNSマーケティング人材の転職支援と、プロコーチによる1on1コーチングサービスを展開。HR事業として、同分野の人材育成とマッチングを提供する。

主な製品・サービス2
BuzzJob
SNSマーケティング人材に特化した転職支援サービス。
ONEサポ
プロコーチによる1on1コーチングサービス。キャリア形成を支援する。

製品と技術

高影響力インフルエンサーを活用する「NINARY」

NINARYは、フォロワー数や知名度が高いインフルエンサーを厳選し、指名・依頼するサービスである。会員はスカウトによる招待が9割を占め、投稿に対して報酬が支払われる。全世代をカバーする会員構成で、化粧品や日用品から金融まで幅広い業界のクライアントに対応。2025年9月期は大型案件の反動減により減収となったものの、依然として主力サービスである。クライアントの要望に合わせてインフルエンサーを選定し、商品の体験やイベント参加を通じた口コミをSNS上で拡散する。

一般ユーザーも参加できる「Ripre」の会員階層

Ripreは、ブログやX、Instagramなどで影響力のあるユーザーから一般ユーザーまでを対象とした口コミマーケティングサービスである。会員は承認制のプレミアム会員(30~40代中心)と、誰でも登録可能なスタンダード会員の2階層で構成される。プレミアム会員は一定のフォロワー数を持つが、報酬は支払われない。スタンダード会員は審査不要で、原則としてSNSを利用していれば登録可能。両会員とも、クライアントの商品やサービスを体験し、その感想をSNS上で発信する。2020年8月に「ポチカム」を統合し、Ripreに一本化された。

自社メディア「to buy」と広告運用の強み

to buyは、ソーシャルメディアのプラットフォーム連動型の独自メディア群である。美容商材、食品、日用品、Z世代向け商品など幅広いジャンルに特化した複数のメディアを保有し、TikTokでは累計5億回の再生回数を突破、タイアップ実績は累計100ブランドを超える。動画広告においては、コメントの商品言及率や完全視聴率が高いクリエイティブ制作が強み。各SNSのアルゴリズムを大量に検証し、分析結果に基づく広告配信を行う。SMM事業内のSNS広告サービスとして、クライアントの要望に応じてto buyの活用を含む最適な施策を提案する。

SNS運用管理ツール「Owgi」とエージェント「Be One Agent」

2021年2月に提供開始した「Owgi」は、SNSアカウントの投稿管理からレポート抽出までをワンストップで行うツールである。クライアント企業が公式に運用するInstagram、X、LINE、TikTokなどのアカウントを、インフルエンサーやカメラマンが撮影したコンテンツで運用代行し、月額課金モデルで提供する。また2024年1月には、「Be One Agent」というSNS特化のタレント・クリエイターエージェントサービスを開始。サイバー・バズが培ったSNSマーケティングの知見とクライアントネットワークを活用し、クリエイターに新たな価値提供、クライアントには効果的なプロモーションを可能にする。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 広告主(美容・食品・日用品・Z世代向けなど)TikTokに特化した独自メディアで、累計再生回数5億回突破

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

デジタルマーケティング企業、赤字から黒字転換

当社はサイバー・バズで、SNSマーケティングやインフルエンサー施策を手掛ける。同業のジンジブやイシンなどと競合するが、直近の営業利益率は-22.67%から4.23%に回復し、収益改善の兆し。それでも業界内での競争は激しく、差別化が課題。

強み

  • インフルエンサー活用などデジタル領域に特化し、一定のノウハウを蓄積。
  • 2025年9月期に営業利益率4.23%へ赤字から脱却、収益改善を示した。
  • デジタル広告市場は拡大傾向にあり、需要取り込みの余地がある。
  • 直近2期で売上高が58→75億円と増加、成長軌道にある。

課題

  • 前期は大幅赤字、業績の変動が大きく安定した収益確保が課題。
  • 同業他社も多く、サービス内容の差別化や独自性の打ち出しが困難。
  • 売上規模70億円台と小さく、大手広告代理店との競争で劣位。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がサイバー・バズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで1番目にあたる。

#企業時価総額PER
17069サイバー・バズ21億円7.4倍
26177AppBank21億円
39253スローガン21億円10.2倍
47077ALiNKインターネット21億円
56074ジェイエスエス21億円8.6倍
66186一蔵21億円
77041CRGホールディングス20億円51.3倍
89240デリバリーコンサルティング20億円13.8倍
99225ブリッジコンサルティンググループ20億円21.3倍
104679田谷20億円
119557エアークローゼット20億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 30件

ブログ口コミサービス「CyberBuzz」で創業(2006年)

2006年4月、東京都渋谷区道玄坂に株式会社サイバー・バズが設立された。資本金は1500万円。同年6月、人気ブロガーが企業の商品を紹介する口コミマーケティングサービス「CyberBuzz」を開始。当時はブログが主流であったため、ブロガーを通じた商品レビューと口コミ拡散が事業の核となった。2006年当時はソーシャルメディアが普及初期であり、ブログマーケティングの先駆者的存在としてスタートした。

Instagram参入とサービス名変更(2010~2015年)

2010年7月、ソーシャルメディアの多様化に対応し、サービス名を「CyberBuzz」から「Ripre」へ変更。ブログに加え、TwitterやFacebookなども対象とした会員募集型のマーケティングサービスに拡充した。2015年10月にはInstagramのインフルエンサーを活用したマーケティング施策(後の「NINARY」)を開始。これにより、プラットフォームの広がりに合わせて事業領域を拡大した。

子会社設立と資本関係の変動(2016~2018年)

2016年11月、Instagram広告戦略子会社として株式会社glamfirstを100%子会社として設立。しかし2018年4月、当時の親会社であったサイバーエージェントが、ユナイテッド及びDGインキュベーションに株式を譲渡したため、連結子会社から外れ、持分法適用会社となる。さらに2018年12月、デジタルガレージが株式の25.2%を取得し、同社の持分法適用会社となった。この間、資本関係が大きく変動した。

東証マザーズ上場とM&Aによるグループ拡大(2019~2021年)

2019年9月、東京証券取引所マザーズに株式を上場。同年3月には地方拠点として宮崎オフィスを設立。2020年8月、子会社glamfirstを吸収合併し、インフルエンサーサービス「Ripre」と「ポチカム」を統合して「Ripre」に統一。2020年10月には宮崎オフィスを母体に株式会社ソーシャルベースを設立。2021年2月、SNS運用管理ツール「Owgi」の提供を開始。同11月にはスタイル・アーキテクト株式会社を完全子会社化し、事業領域を広げた。

WithLIVEの買収と不採算事業の譲渡(2022~2023年)

2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いマザーズからグロース市場へ移行。同年10月、ライブ配信プラットフォームを運営する株式会社WithLIVEを完全子会社化した。一方、2023年8月にはスタイル・アーキテクト株式会社の全株式を譲渡し、事業ポートフォリオの見直しを行った。これにより、SMM事業とライブ配信に経営資源を集中する姿勢を明確にした。

新サービス相次ぎ、セレスと資本業務提携(2024~2025年)

2024年1月、SNS特化のタレント・クリエイターエージェントサービス「Be One Agent」を開始。同年4月、子会社ソーシャルベースが「広告審査エージェント」を提供開始。2025年6月、デジタルガレージが保有する株式の19.14%を株式会社セレスが取得し、セレスが主要株主に。同時に資本業務提携を締結。2025年12月の定時株主総会でセレスの取締役1名が当社取締役に選任され、セレスはその他の関係会社となった。

年表30件を開く

2000年代

  • 2006年4月創業東京都渋谷区道玄坂に株式会社サイバー・バズ設立(資本金15,000千円)
  • 2006年6月人気ブロガーが企業商品を紹介するサービス「CyberBuzz」を開始

2010年代

  • 2010年7月ブログサービス以外のソーシャルメディア会員募集に伴い、「CyberBuzz」から「Ripre」へサービス名変更
  • 2014年4月本社を東京都渋谷区桜丘町へ移転
  • 2015年10月Instagramのインフルエンサーによるマーケティング施策(現:NINARY)を開始
  • 2016年11月Instagram広告戦略子会社 株式会社glamfirstを100%子会社として設立
  • 2017年8月Instagramのインフルエンサーマーケティング施策を「NINARY」としてサービス化
  • 2017年8月SNSアカウント運用サービスを開始
  • 2017年12月人気インフルエンサーが商品を紹介するメディア「to buy(トゥーバイ)」を開始
  • 2018年4月株式会社サイバーエージェントが、ユナイテッド株式会社及び株式会社DGインキュベーションに当社株式を譲渡したため、同社の連結子会社でなくなり、持分法適用会社となる
  • 2018年12月株式会社サイバーエージェントが、株式会社デジタルガレージ等に当社株式を譲渡したため、同社の持分法適用会社でなくなる
  • 2018年12月株式会社デジタルガレージが、株式会社サイバーエージェント等が保有する当社株式の25.2%を取得したことにより、同社の持分法適用会社となる
  • 2019年3月創業地方拠点「宮崎オフィス」を設立
  • 2019年9月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場

2020年代

  • 2020年3月本社を渋谷インフォスタワー7階から18階へ移転
  • 2020年8月M&A株式会社glamfirstを吸収合併
  • 2020年8月M&Aインフルエンサーマーケティングサービス「Ripre」、「ポチカム」のサービス統合を実施し、サービス名を「Ripre」に統一
  • 2020年10月創業宮崎オフィスを母体として株式会社ソーシャルベースを設立
  • 2021年2月SNS運用管理ツール「Owgi」の提供を開始
  • 2021年3月HR領域の新規事業を手掛ける戦略子会社として株式会社BuzzJobを設立
  • 2021年11月M&Aスタイル・アーキテクト株式会社を完全子会社化
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行
  • 2022年10月M&A株式会社WithLIVEを完全子会社化
  • 2023年8月スタイル・アーキテクト株式会社の全株式を譲渡
  • 2024年1月SNSに特化したタレント・クリエイターエージェントサービス「Be One Agent」の提供開始
  • 2024年3月本社を住友不動産渋谷インフォスアネックス4階へ移転
  • 2024年4月株式会社ソーシャルベースにてSNSに特化した「広告審査エージェント」の提供開始
  • 2025年6月株式会社デジタルガレージが、株式会社セレスに当社株式を譲渡したため、同社の持分法適用会社 でなくなる
  • 2025年6月株式会社セレスが、株式会社デジタルガレージが保有する当社株式の19.14%を取得し、当社の主要 株主となる
  • 2025年6月株式会社セレスとの間で資本業務提携契約を締結

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    自社サービスの強化と競争力向上

    SMM事業において自社サービス(NINARY、Ripre、SNSアカウント運用、to buy、Be One Agent)の展開を強化。他社にはない価値を提供し、競争力を高めるとともに、利益率改善を図る。また、化粧品・日用品業界に加え、食品、コンテンツ配信、金融など新たな業界への販路拡大を進める。

  2. 02

    新サービス・新規事業の拡充

    既存事業とのシナジーを狙い新規事業を展開。SMM事業ではTikTok Shop向けインフルエンサーアフィリエイトサービス「WESELL」の提供開始、講談社との共同メディア「MYPE」を立ち上げ。ライブ配信プラットフォーム事業では、電子チケット発行からイベント開催、グッズ販売まで一気通貫で提供し、多角的な収益獲得を計画。

  3. 03

    開発体制・人材面の強化

    ソーシャルメディアマーケティング市場の技術革新に対応するため、優秀なエンジニアの採用・育成を強化。新規広告商品やサービスの開発に積極投資し、競合優位性を確保する。迅速な開発体制と人材確保を継続的に推進。

  4. 04

    ブランド知名度向上とプロモーション

    自社サービスの知名度向上を通じてインフルエンサーとクライアントからの認知度を高める。費用対効果を最大化したプロモーション活動を積極的に展開。

  5. 05

    組織体制の整備と人材育成

    成長フェーズに応じた組織体制の確立と優秀な人材確保・早期育成の仕組みを構築。組織づくりの専門部署を立ち上げ、社内研修制度やノウハウ共有の仕組みを確立。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 7期分

グループ全体で202人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は596万円で、6期前と比べて+7.5%平均年齢は29.5歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2019年9月55429.02.5104
2020年9月52628.72.5126
2021年9月59729.03.1155
2022年9月58828.93.2168
2023年9月57129.23.2186
2024年9月59829.43.4205−829
2025年9月59629.53.6202149

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都渋谷区137百万円
SMM事業 全社(共通)
本社 — 宮崎県宮崎市14百万円
SMM事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ソーシャルベース
    宮崎県宮崎市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社WithLIVE (注)2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社BuzzJob
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は71億円営業利益3億円前期と比べると減収で、売上が-5.3%。

売上高
-5.3%
71億円
営業利益
3億円
純利益
4億円
営業利益率
4.2%
前期比 +26.9%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高82億円71億円
営業利益5億円3億円
純利益4億円4億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は19億円、営業利益は1億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+26.7%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q1300.01
2023年3Q15213.30
2023年4Q171
2024年1Q21314.32
2024年2Q18−21−116.7−22
2024年4Q3612.80
2025年2Q3512.91
2025年4Q3625.63
2026年2Q4249.53
2026年3Q1915.30

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 11期分

2015年9月期からの11期で、売上は15億円から71億円へ4.7倍に増えた。直近期の営業利益率は4.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2015年9月1511
Instagram広告戦略子会社 株式会社glamfirstを100%子会社として設立
2016年9月1811
2017年9月1911
2018年9月2422
地方拠点「宮崎オフィス」を設立
2019年9月2943
宮崎オフィスを母体として株式会社ソーシャルベースを設立
2020年9月3022
スタイル・アーキテクト株式会社を完全子会社化
2021年9月320−1
株式会社WithLIVEを完全子会社化
2022年9月4321
2023年9月5842
2024年9月75−17−17−22.7−20
2025年9月71334.24

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高71億円のうち、営業利益として残るのは3億円4.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の5.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金62.0%44億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金32.4%23億円
  • その他の費用持分法損益などの調整1.4%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.2%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.3pt
4.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
5.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+86.3pt
98.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
12.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 9期分

2025年9月期は営業CFが3億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは7億円この組み合わせは現金積み上げ型にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも期末の手元現金は13億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2017年9月1013
2018年9月2025
2019年9月208215
2020年9月1−11016
2021年9月−1−1−1−213
2022年9月2−21015
2023年9月−1−55−614
2024年9月−9−77−165
2025年9月340713

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 11期分

2025年9月期の総資産は31億円。このうち返さなくてよい自己資本が8億円で、自己資本比率は18.8%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2015年9月74354.1
2016年9月84457.4
2017年9月85363.0
2018年9月127558.5
2019年9月2217578.6
2020年9月2420484.0
2021年9月2218480.8
2022年9月2620673.3
2023年9月51232842.0
2024年9月284247.3
2025年9月3182418.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-4億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
31
/ 100
安定性自己資本比率13 / 40
収益力営業利益率8 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中508位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
98.1%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.2%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
18.8%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.3%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥532で、1年前と比べて+26.5%過去52週の値幅のなかでは41%の位置にある。

¥532-2.4%1ヶ月-17.5%1年+26.5%時価総額21億円
過去52週の値幅
安値¥350高値¥789

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)7.4倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR4.07倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月14日に前日比-14.54%と急落し582円となった。25日移動平均線(660円)を-11.8%下回り、75日線(595円)も割り込んだ。52週安値350円からは+66%の水準だが、52週高値789円からは-26.2%。直近1ヶ月で-16.14%と下落トレンド。出来高は8月14日に35.7万株と急増し、売りが優勢だった。RSIは41.5と中立圏まで低下しており、下値余地はあるものの需給悪化が懸念される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER9.5倍は業界平均22.4倍を下回るが、PBR5.28倍は同3.11倍を上回り割高感。ROE98.1%は極めて高いが、直近2期の業績悪化(営業赤字)が懸念。配当はゼロ。収益性改善が不透明で、バリュエーション評価は難しい。

指標この会社業種平均
PER (実績)7.4倍23.4倍
PER (予想)11.7倍
PBR4.07倍3.51倍
ROE98.1%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上は拡大しているが、2024年9月期に一転して巨額の赤字となり、ROEは高いもののリスクが顕在化。強気派は、SNS市場の成長とコスト改善による業績回復を期待する。弱気派は、大型赤字の原因が構造的で、収益の安定性に疑問を呈する。2025年9月期の営業利益予想4.2億円が達成されるかが焦点。PERは9.5倍と割安感があるが、その背景にリスクが織り込まれている可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 売上高の急成長

    2024年9月期売上75億円、前期比29%増。市場シェア拡大中。

  • 業績回復見通し

    2025年9月期営業利益4.2億円、黒字転換予想。

  • 割安なバリュエーション

    PER9.5倍、成長株として魅力的な水準。

  • 営業利益黒字転換で収益改善期待通年影響

    2025/9期営業利益3億円、前期の▲17億から改善、黒字定着へ

  • 低PERバリュエーション修正余地継続影響

    PER9.5倍と業界比低位、回復で倍率上昇余地

  • 自己株式取得や株主還元の可能性不定影響

    時価総額28億円と小型、黒字化で配当・自社株買い期待

  • SNSマーケティング需要の拡大継続影響

    企業のデジタル広告投資増加、売上高成長期待

マイナスに働く材料7
  • 赤字の原因が構造的

    2024年9月期営業損失20億円、巨額の減損や不採算案件が続く恐れ。

  • 収益の不安定性

    案件依存度が高く、毎期の利益変動が大きい。

  • キャッシュフローリスク

    赤字継続で資金流出、自己資本比率の低下懸念。

  • 業績変動の大きさ継続影響

    営業利益▲17億→3億と振れ大きく、再悪化リスク

  • 大口顧客依存リスク不定影響

    売上高75億円、特定顧客の契約終了で大幅減収

  • 競合激化による価格低下継続影響

    SNS運用市場は参入障壁低く、単価下落圧力

  • 浮動株少なく値動き荒い継続影響

    時価総額28億円、流動性低く需給急変リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
赤字脱却と収益性改善のバロメーター。
案件粗利率
大型案件の採算管理が業績を左右。
売上高成長率
拡大が鈍化すれば成長期待が低下。
営業キャッシュフロー
資金繰りの健全性確認。

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ1,273人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.6%を占め、残る55.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他44.946.850.249.050.949.1
事業法人48.044.043.042.344.444.5
証券会社1.81.93.54.02.24.8
外国法人2.17.13.04.71.41.5
自己株式0.01.50.30.30.30.3
金融機関3.10.10.30.01.10.1
外国人個人0.00.10.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01高村彰典29.86
02株式会社セレス19.07
03株式会社サイバーエージェント14.86
04株式会社マイナビ4.33
05株式会社クリア3.96
06株式会社SBI証券2.22
07ユナイテッド株式会社2.09
08楽天証券株式会社1.79
09近田哲昌1.15
10清板大亮1.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 11期分

1株利益は11期で−92%、1株純資産は11期で−98%。直近期のROEは98.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2015年9月1,1455,81921.8
2016年9月1,2407,06019.3
2017年9月2716817.5
2018年9月5422227.7
2019年9月9050822.948.6
2020年9月465289.077.9
2021年9月−20474
2022年9月224924.655.7
2023年9月5253910.135.6
2024年9月−48850
2025年9月9614598.18.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額142百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
高村彰典代表取締役社長521,205,600
岩田真一取締役51
三木佑太取締役386,000
膽畑匡志取締役4914,200
蓮見麻衣子取締役515,000
都木聡取締役54
都賢治取締役(監査等委員)66
吉羽真一郎取締役(監査等委員)52
松本浩介取締役(監査等委員)5914,600
五島康一59

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41131212531
社外取締役313134
社外取締役1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,613字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」のミッションのもと、Instagram、X、LINE、TikTok、YouTube等のソーシャルメディアを通じた企業の広告・マーケティング活動を支援するSMM事業(注1)を主たる業務とし、当社および子会社3社(株式会社ソーシャルベース、株式会社BuzzJob、株式会社WithLIVE)により構成されております(注2)。 当連結会計年度におけるわが国の経済は、好調な建設需要やデジタル投資の拡大などによる押し上げで、穏やかな改善傾向にあります。一方で、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響が景気を下押しするリスクとなっており、加えて、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクがあるなど、依然として先行き不透明な状況にあります。 当社グループが事業展開を行う2024年の国内インターネット広告市場は、動画広告を中心に成長し、前年比9.6%増の3兆6,517億円(注3)と推計され、総広告費に占める構成比は47.6%に達しました。また、2024年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場は、前年比12.8%増の1兆2,038億円、2029年には2兆1,313億円(注4)まで成長すると推計されております。 このような環境の中、当社グループでは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」をミッションとし、「SMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業」、「ライブ配信プラットフォーム事業」、「HR事業(注5)」を展開してまいりました。 また、当社グループは、インフルエンサーを活用した広告商品の販売の他に、クライアント企業のソーシャルメディアのアカウントの運用支援やソーシャルメディア関連広告を中心とした他社の広告商品の販売も行っており、クライアント企業が広告を打ちたい商品の性質や広告宣伝の目的等に応じ、自社サービス・他社広告商品を組み合わせつつ最適な広告商品を提供する体制を整えております。 (注1)SMM事業:ソーシャルメディアマーケティング事業 (注2)当社は2025年6月30日付で株式会社セレス(以下、「セレス」)との間で資本業務提携契約を締結し、セレスは当社株式の19.14%を取得しております。また、2025年12月18日開催の当社第20期定時株主総会において、セレスの取締役1名を当社の取締役として選任し、セレスは当社のその他の関係会社となっております。 (注3)出典:株式会社電通「2024年 日本の広告費」 (注4)出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ「2024年 国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査」 (注5)HR事業:ヒューマンリソース事業 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであります。 なお、事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げる報告セグメントと同一であります。 1.SMM事業 (1)NINARY ソーシャルメディアにおいて、影響力の強いインフルエンサーによる広告・マーケティングを行うサービスであり、クライアント企業の要望に基づき当社が選定したNINARY会員が、クライアント企業の商品、サービス体験やイベント招待などの機会を受け、その感想をソーシャルメディア上で発信することで、フォロワーを中心とした一般消費者への情報の拡散や宣伝の支援を行っております。NINARY会員は全世代網羅的に構成されており、クライアント企業の要望に合わせて様々な世代をマーケティングのターゲットとすることができます。NINARY会員は、Ripre会員と比較して、フォロワー数や知名度の点で当社のインフルエンサー会員の中で強い影響力を持っており、ソーシャルメディア上での投稿について当社から報酬をお支払いしております。また、会員の獲得については、当社からのスカウトによる募集が9割、会員登録希望者による応募が1割であり、当社の審査、登録を経て活動を行って頂いております。 (2)Ripre 主にブログ、X(旧Twitter)、Instagram等のソーシャルメディアにおいて、影響力の高いSNSユーザーだけでなく一般SNSユーザー等による広告・マーケティングを行うサービスであり、影響力の高いSNSユーザーからなる承認制のプレミアム会員と、一般SNSユーザーからなる登録制のスタンダード会員の2ランクで管理しております。会員ランク別にクライアント企業の商品、サービス体験やイベント招待などの機会を受け、その感想をソーシャルメディア上で発信することで、フォロワーを中心とした一般消費者への情報の拡散や宣伝の支援を行っております。 プレミアム会員は、会員審査基準を通過した30代から40代の世代を中心に構成されており、マーケティングのターゲット層も同世代となります。また、ソーシャルメディアのユーザーの中でも読者やフォロワーを多く抱えており、スタンダード会員と比較すると強い影響力を持ちます。なお、ソーシャルメディア上での投稿について当社から報酬はお支払いしておらず、会員の獲得については、会員登録希望者による応募であり、当社の審査、登録を経て活動を行って頂いております。 スタンダード会員は、会員審査基準はなく、原則としてソーシャルメディアを利用していれば誰でも会員登録可能です。なお、ソーシャルメディア上での投稿について当社から報酬はお支払いしておらず、会員の獲得については、会員登録希望者による応募であり、当社の登録を経て活動を行って頂いております。 (3)SNSアカウント運用 クライアント企業が公式に運用するInstagram, X(旧Twitter)、LINE、TikTok等のソーシャルメディアのアカウントの運用支援を行っております。原則半年間以上の契約にて、サービス内容に応じた月額課金モデルを採用しており、インフルエンサーやカメラマンが撮影した写真等のコンテンツを、クライアント企業のアカウント上で当社が投稿を代行するサービス及び投稿管理からレポート抽出までワンストップで可能なSNS運用管理ツール「Owgi」を展開しております。 (4)SNS広告 当社は、ソーシャルメディアプラットフォームの運用広告及びソーシャルメディアのプラットフォーム連動の独自メディアを活用した「to buy」を運用しております。各SNSごとのアルゴリズムを大量に検証し、分析結果をもとにクリエイティブを制作するものです。 「to buy」は生活者からのコメントの商品言及率や完全視聴率が圧倒的に高いクリエイティブを作ることが得意なメディアで美容商材、食品、日用品、Z世代向け商品、トレンドなど幅広いジャンルに特化したメディアを複数保有しており、TikTokでは累計5億回の再生回数を突破し、タイアップ実績は累計100ブランドを超えております。 (5)インターネット広告販売 当社は、自社で運営するサービスの販売の他に、クライアント企業からの要請等により、YouTube、Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、LINE、TikTok等のソーシャルメディア関連広告を中心とした他社の広告商品の販売を行っております。 (6)Be One Agent 当社は、SNSに特化したタレント・クリエイターエージェントサービスである「Be One Agent」を提供しております。当該サービスにおいては、当社がこれまで培ってきたSNSマーケティングの知見やクライアントネットワークを活用し、タレント・クリエイターに対して新たな価値提供が可能になるとともに、クライアント企業にはより効果的なプロモーション等の提供が可能となります。 2.ライブ配信プラットフォーム事業 ライブ配信プラットフォーム事業では、連結子会社である株式会社WithLIVEにおいて、有名アーティスト・タレント等と1対1でオンライントークやオンラインイベントが行えるサービスに加え、レコード会社やタレントプロダクションの販売促進施策として利用いただけるソリューションを提供しており、電子チケットの発行からイベント開催、グッズ販売等をオンラインにて一気通貫で提供できることを強みとして、クライアントのニーズに適した幅広いサービスの提供をしております。 3.その他 その他では、連結子会社である株式会社BuzzJobにて「SNSマーケティング人材の転職支援及びプロコーチによる1on1コーチングサービスである「ONEサポ」等を提供する「HR事業」を展開しております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題5,570字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」というミッションのもとSMM事業を中心に事業展開を行っております。時代の流れを見極め、成長市場に合わせた事業展開を行い、消費者へ新しい「発見」や「体験」などの価値を生み出し続けていくことが当社グループの使命であると考えております。 また、当該領域において得た収益を、HR事業やライブ配信プラットフォーム事業等、ソーシャルメディアを用いた事業拡大が期待できる新規領域に積極的に投資し、収益化を実現していくことで、当社グループの大幅な売上・利益成長及び企業価値の向上を目指してまいります。 (2)経営上目標とする客観的な指標 当社グループの重視する経営指標は、①売上高、②広告粗利の2指標であります。インフルエンサーを活用したマーケティング手法を中心に、ソーシャルメディア広告全般において、クライアントの幅広いニーズに対応するソリューションを提供することで、売上高及び広告粗利の最大化を図ってまいります。 (3)経営戦略 当社グループが今後更なる成長と発展を遂げるためには、「(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の事項へ対応していき、従来以上の持続的な事業成長を実現することが経営戦略上、重要であると認識しております。そのため当社グループは、自社サービスの強化・向上や、優秀な人材の採用、教育を通じた組織体制の整備を行い、インフルエンサーを活用した広告施策におけるシェア拡大とクライアントのニーズに対応できる新たなマーケティング手法の開発、ソーシャルメディアマーケティングの知見を活かした新たな事業開発、戦略的投資の実施等により、事業拡大を図る方針です。 (4)経営環境 当社グループが事業展開を行う国内インターネット広告市場は、社会のデジタル化が進むにつれ引き続き拡大をしており、株式会社電通の「2024年 日本の広告費」によれば、2024年の同市場は前年比9.6%増の3兆6,517億円と推計され、継続的に高い成長率を維持しております。また、当社及び株式会社デジタルインファクト調べ「2024年 国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査」によれば、2024年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場は、前年比12.8%増の1兆2,038億円、2029年は2兆1,313億円まで成長すると推計されております。 このような環境の中、当社グループでは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」をミッションとし、「SMM事業」、「HR事業」、「ライブ配信プラットフォーム事業」を展開してまいりました。 前年に引き続き、個人消費や設備投資を中心に経済活動の活発化が進んでおり、当社グループが提供するソーシャルメディアマーケティングに対する需要は今後も高まっていくと考えております。 また、テレビ番組などで活動をしていた芸能人が、世代を超えてソーシャルメディアで活動を開始するといったように、様々な分野の著名人がインフルエンサーとして活動することが定着しており、ソーシャルメディアが人々の消費行動に与える影響はますます高まっております。企業のマーケティング活動におけるインフルエンサーの活用は、業種や企業規模の大小を問わず、ますます一般的な施策として定着しつつあります。 したがって、当社グループの提供するサービスに対する需要は、今後も堅調に推移するものと考えております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①自社サービスの強化 ㋐付加価値の提供及び競争力の向上 当社は、「SMM事業」において、「NINARY」「Ripre」「SNSアカウント運用」「to buy」「Be One Agent」といった自社サービスの提供に注力してきました。 今後も、自社サービスとしてのオリジナルの広告商品の展開を強化し、当社にしか提供できない価値をクライアント企業に提供することで、当社の競争力を一層高めることができるものと考えております。また、自社サービスの販売は、他社サービスの販売と比較して、利益率が高く、収益構造の改善に繋がります。 ㋑販路拡大 自社サービスの強化策の一環として、クライアントに直接販売する販売ルートの強化を図るとともに、現状のクライアントの多くが属する化粧品及び日用品業界に加え、食品業界、コンテンツ配信業界、金融業界等の複数の新たな業界へのアプローチを強化することで、より広範なクライアントと取引を行えるよう、販売ルートを拡大しており、今後も引き続き販路拡大を図ってまいります。 ②新サービス・新規事業の拡充 当社グループの継続的な成長のためには、既存事業とのシナジー効果が見込める新規事業やサービスを展開していくことが必要と考えます。 ㋐SMM事業 TikTok Shopの本格始動を受けた様々な取組の一つとして、インフルエンサーアフィリエイトサービス「WESELL」の提供を開始いたしました。また、株式会社講談社と共同してViVi公式SNSの妹メディアとして「MYPE」を新たに立ち上げました。なお、2025年10月に、第一弾としてTikTokアカウントをリリースしております。 今後も、サービスの提供先を企業だけでなくインフルエンサーやクリエイターなどにも広げ、当社のテクノロジーと企画・運営ノウハウを活用した販売促進・購買支援、コンテンツ・商品開発など、新たな収益が見込めるサービス展開を進めてまいります。 ㋑ライブ配信プラットフォーム事業 株式会社WithLIVEにおいて、アーティストやタレントと1on1でオンライントークやオンラインイベントが行えるサービスに加え、レコード会社やタレントプロダクションの販売促進施策として利用いただけるソリューションを提供しており、電子チケットの発行からイベント開催、グッズ販売等をオンラインにて一気通貫で提供できることを強みとして、クライアントのニーズに適した幅広いサービスの提供をしております。今後はイベント用グッズやギフト等の事前EC販売等、サイトを通じたコンテンツ配信による収益だけでなく、多角的に収益を獲得し、収益機会を更に増大させることなども計画しております。 ③新サービス等の開発・人材面の強化 インターネット市場の技術革新のスピードは非常に速く、ソーシャルメディアマーケティングにおいても、新たなサービスの導入、他社による新規参入等が発現しております。当社グループでは、競合優位性の確保及び事業拡大を図るため、新規広告商品やサービスの開発に積極的な投資を行っております。当該開発に際しては、優秀なエンジニア人材の確保が必須であり、その採用・育成強化に努めてまいりました。こうした開発体制・人材面の強化は、今後の事業成長においても、継続して取り組むべき重要な課題であると認識しており、より一層迅速な開発が行える体制整備や優秀な人材の確保を行ってまいります。 ④当社グループ及びサービスブランドの知名度向上 当社グループが今後も持続的な成長を続けていくために、自社サービスの知名度向上等を通じて、インフルエンサーの拡充及びクライアント企業からの当社グループの認知度向上が必要不可欠と考えております。今後も費用対効果の最大化を意識した積極的なプロモーション活動を展開してまいります。 ⑤組織体制の整備 当社グループは、更なる事業成長を図る為に、成長フェーズに応じた会社全体の組織体制の確立と優秀な人材の確保、また確保した人員の早期育成の仕組みが必要不可欠だと考えております。採用活動の強化を図るのみならず、組織づくりの専門部署を立ち上げ、人材の早期育成に注力し、社内研修制度、ノウハウ共有の仕組みの確立を行ってまいります。 ⑥情報管理体制の強化 当社グループは、インフルエンサー等の個人情報を多く取得しており、その情報管理を強化していくことが重要であると考え、個人情報管理規程を制定し、その取得・提供・管理についての方針を定めております。また、個人情報取扱いの専用の端末を設置し、アクセス権限者を限定した上で、アクセスログについても取得し、不正なアクセスがないか随時モニタリングを実施しております。個人情報以外のパーソナルデータとして、cookie情報や行動履歴情報等の取扱いについても、日本インタラクティブ広告協会(JIAA)の「行動ターゲティング広告ガイドライン」を遵守した取扱いを実施しております。その他、定期的な社内研修の実施やセキュリティの整備を行っております。これらの施策により個人情報の取扱い等の管理を徹底しておりますが、今後も社内教育・研修の実施やシステム整備などを継続的に行ってまいります。 ⑦内部管理体制の強化 当社は、内部管理体制の強化を重要な課題と位置付け、コーポレート部門の整備を推進することで、経営の公正 性・透明性を確保するとともに、企業価値の最大化を図っております。 今後も引き続き内部管理体制の強化に努めてまいります。 ⑧広告審査体制の整備 当社グループのSMM事業における広告手法は、クライアント企業の商品の体験等をインフルエンサーが各種SNSにおいて投稿、拡散するものとなります。このため、インフルエンサーによる当該投稿が広告関連法令やインターネット広告業界の自主規制に違反しないよう、当社グループでは顧問弁護士への確認等を経た厳格な広告審査基準を定め、全広告案件における投稿の審査を実施しております。また、法改正等の事象にあたっても、改正内容に応じた対応の検討・社内ルール等の整備、社内外への勉強会等の実施等、機動的に厳格な社内ルールの周知・徹底をしております。 広告審査体制としては、当社内及びグループ子会社に専門の部署を設けて審査を実施しております。また、定期的な広告審査に関する会議を実施し、必要に応じて顧問弁護士等に相談する体制を整えております。広告審査の結果、審査基準に抵触するインフルエンサーの投稿については、修正を依頼している他、インフルエンサーが適切な投稿を行うよう随時注意喚起を実施し、その法令遵守意識の啓蒙に努めております。品質面においては、デジタル広告市場の健全な発展を目指す一般社団法人デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)の品質保証を取得しております。また、一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA)及びWOMマーケティング協議会(WOMJ)に加入しており、ガイドラインを遵守することで健全な事業運営に努めております。今後、事業拡大による広告案件の増加や、新たなマーケティング手法を開発した際においても、広告審査体制の整備、対応を行ってまいります。 ⑨法規制等の変動に対応する社内体制 当社グループの事業は、広告関連法令、インターネット広告業界の自主規制、各種SNSプラットフォーム規約等の制約を受けますが、各規制の改正・変更等の事業環境の変化に迅速に対応するため、法務部門を中心にコーポレート部門がSMM事業部門や各子会社と連携して情報の収集、分析、管理を行っております。また、規制等の変更に伴い対応が必要である際は、社内への周知、教育等によりその徹底を図っており、これらの対応を継続的に行ってまいります。 ⑩重要事象等の記載解消について 当社グループは、前連結会計年度において、個別取引先に対する売掛金の入金遅延に伴う貸倒引当金繰入額が発生したことにより多額の営業損失を計上するとともに、マイナスの営業活動によるキャッシュ・フローとなりました。これらの影響により、前連結会計年度の純資産は大きく減少し、短期有利子負債残高が、手元流動性を上回る状況となり、また、流動負債残高が流動資産残高を超過しておりました。このような状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められるとして、「継続企業の前提に関する注記」を記載しておりました。 このような状況を解消すべく、事業収益の更なる拡大を推進した結果、当期中間連結会計期間においては、営業利益110,634千円を計上し、営業活動によるキャッシュ・フローは73,073千円の増加となりました。さらに、財務基盤の安定に向けて、無担保社債及び長期借入金により合計500,000千円の長期資金調達を完了したことに伴い、当期中間連結会計期間末時点において、手元流動性(現金及び預金972,130千円)が短期有利子負債残高(合計608,000千円(うち短期借入金500,000千円、1年内返済予定の長期借入金108,000千円))を上回るとともに、流動資産残高(1,953,044千円)が流動負債残高(1,619,854千円)を超過し、財務健全性を回復いたしました。これらの結果、資金水準は、当面、懸念がない水準を確保できていると判断いたしました。 以上より、当期中間連結会計期間末時点において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況は解消したと判断し、前事業年度の有価証券報告書の「第2 事業の状況 3 事業等のリスク (3)重要事象等について」の記載を解消いたしました。
事業等のリスク5,658字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当該記載事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。 (1)事業環境に関するリスクについて ①業界動向について 当社グループは、主にWebメディア及びソーシャルメディアを活用したマーケティング事業を行っております。株式会社電通の「2024年 日本の広告費」によれば、2024年の国内インターネット広告市場は、SNSなどのソーシャルプラットフォーム上の縦型動画広告をはじめ、コネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビ受像機)などの動画広告需要が一層高まったことにより、前年比9.6%増の3兆6,517億円と推計され、総広告費における「インターネット広告費」は堅調に伸長し、総広告費に占める構成比は47.6%に達しました。また、当社及び株式会社デジタルインファクト調べ「2024年 国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査」によれば、2024年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場は、前年比12.8%増の1兆2,038億円、2029年には2兆1,313億円まで成長すると推計されております。 当社グループの主力事業であるソーシャルメディアマーケティング事業が属するインターネット広告市場は、今後も堅調に成長すると予想しております。一方で社会情勢や景気変動により広告主の広告支出が増減する傾向があるため、国内マクロ経済の動向及び国内主要産業部門における事業環境が変化した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②インフルエンサーとの関係 当社主力事業のソーシャルメディアマーケティング事業では、影響力の強いインフルエンサーの確保が必要となります。当社はインフルエンサーに対し、広告案件の継続的なご紹介やSNSへの投稿に関する法令・ガイドラインの順守等の有用な情報を提供することにより、親密かつ広範なネットワークを構築しております。 しかしながら、様々な要因の変化によりインフルエンサーとの信頼関係が低下した場合や、広告主のニーズに合ったインフルエンサーを十分に確保できない場合、インフルエンサーが広告審査基準等を遵守しない又は当社の広告案件以外において炎上する等の当社の管理することができない事態が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③サービスの陳腐化について インターネット広告市場は、日々新たな技術革新やサービスの提供が行われる市場であり、多くの競合他社が事業展開をしております。そのため、トレンドの変化への対応及び競合他社より有益な価値をクライアント企業に対し提供する必要があります。当社グループでは、クライアント企業のニーズに対応するために常に新たな技術の導入やサービス機能の強化及び拡充、技術者の確保に努めております。 しかしながら、保有するサービス及び技術等が陳腐化し、変化に対する十分な対応が困難となった場合、あるいは変化するクライアント企業のニーズに的確な対応ができなくなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ④法的規制について 当社グループの事業においては、主に不当景品類及び不当表示防止法、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、個人情報の保護に関する法律、著作権法、特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律等の規制を受けております。また、法令やインターネット広告業界における自主規制、各種ガイドライン等の遵守を徹底した事業運営を行っておりますが、万一これらの違反に該当するような事態が発生した場合や、今後新たな法令等の制定、既存法令等の解釈変更がなされ事業が制約を受けることになった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、インフルエンサーの投稿に関しては、AIツールの導入や社内外の二重審査を実施するなど、全投稿案件の確認を徹底しており、法令違反等の不適切な投稿を未然に防止するための広告審査体制を構築しておりますが、当該投稿が広告関連法令等に違反する場合や、第三者の著作権、肖像権等を侵害する場合、不適切な投稿による炎上が発生した場合や投稿がステルスマーケティングと見做された場合には、法令違反による行政処分等を受けるリスクに加えて、当社グループのブランドイメージが悪化する等、社会的信用や評判に波及し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑤主要SNSのユーザー利用動向やプラットフォームの規制変更等について 当社グループの広告商品は、Instagram、Facebook、X、TikTok、LINE等の主要SNSプラットフォーム上でのマーケティング手法を中心としております。利用者が増加傾向にあるSNSプラットフォームは広告媒体としての訴求力が高まることから、各SNSプラットフォームのユーザーの利用動向は重要な指標となります。そのため、当社グループではこれらの動向に関する情報収集を行っておりますが、既存のSNSにおけるユーザーの利用動向の変化や、新たなSNSの流行に対して、当社グループの適切なインフルエンサーの会員組織化等の対応が遅れた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 また、当該プラットフォーム規約・規制等の変更により、従来可能であった広告手法を用いることが出来なくなる可能性があり、当社グループのマーケティング手法や体制の変更等の対応が遅れた場合や、SNSのセキュリティ面の不備により当該プラットフォームの信頼性に疑義が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑥情報セキュリティに係るリスクについて コンピューターシステムの瑕疵、実施済みのセキュリティ対策の危殆化、マルウェア・コンピューターウイルス、コンピューターネットワークへの不正侵入、役職員の過誤、自然災害、アクセス増加等の一時的な過負荷等により、重要データの漏洩、コンピュータープログラムの不正改ざん、システムダウン等の損害が発生する可能性があり、その結果、第三者からの損害賠償請求、当社グループの信用下落等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑦個人情報の管理に係るリスクについて 当社グループは、SMM事業、HR事業及びライブ配信プラットフォーム事業を通じて取得した個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」の規定に則って作成したプライバシーポリシーに沿って管理しております。しかし、情報セキュリティに係るリスク等により個人情報が漏洩した場合や個人情報の収集過程で問題が生じた場合、当社グループへの損害賠償請求や当社グループの信用の下落等の損害が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑧知的財産権に係るリスクについて 当社グループは、知的財産権の社内管理体制を強化しており、主要サービスについては、商標権を取得し、その知的財産権を保護する管理体制としておりますが、契約条件の解釈の齟齬等により、当社グループが第三者から知的財産権侵害の訴訟、使用差止請求等を受けた場合、又は第三者が当社グループの知的財産権を侵害するような場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑨訴訟等の発生リスクについて 当社グループでは、コンプライアンス管理規程を制定し、役職員に対して当該規程を遵守させることで、法令違反等の発生リスクの低減に努めております。しかしながら、当社グループ及び役職員の法令違反等の有無に関わらず、会員や取引先、第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があります。提起された訴訟の内容及び結果によっては、多大な訴訟対応費用の発生や企業ブランドイメージの悪化等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑩自然災害・パンデミック等に係るリスクについて 地震や台風等の自然災害、テロ攻撃、ウイルス・伝染病等の集団感染(パンデミック)といった事象が発生した場合、正常な事業活動が困難になるおそれがあります。当社グループの拠点及びコンピューターネットワークのインフラは、サービスによって、一定の地域に集中しているため、同所で自然災害等が発生した場合には多大な損害を被る可能性があります。また、自然災害等の発生によりインフルエンサーの投稿が自粛されるような事態が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)事業の運営体制に関するリスクについて ①特定経営者への依存について 当社グループの経営は専門的な知識、技術、経験を持つ、代表取締役を含む役員及び幹部社員が経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。その為これら役職員が、何らかの理由によって退任、退職し、後任者の採用が困難となった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ②人材の獲得及び育成 当社グループは、今後の事業拡大に応じて必要な人材の継続的な確保と育成が重要であると考えています。その為にも積極的な採用と早期戦力化のための育成制度の構築に努めていく方針でありますが、必要な人材の確保及び育成が計画通り進まなかった場合には、競争力の低下や事業拡大の制約要因が生じる可能性があり、この場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ③内部管理体制の構築について 当社グループは、グループ企業価値を最大化すべく、コーポレート・ガバナンスの充実を経営の重要課題と位置づけ、多様な施策を実施しておりますが、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ④新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社グループでは、取締役、従業員等に対するインセンティブを目的としたストック・オプション制度を採用しております。また、今後においてもストック・オプション制度を活用していくことを検討しており、現在付与している新株予約権に加え、今後付与される新株予約権について行使が行われた場合には、保有株式の価値が希薄化する可能性があります。 ⑤配当政策について 当社グループは、将来の事業の発展と経営基盤の強化のための内部留保を確保しつつ、経営成績や配当性向等を総合的に勘案し、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針としております。 しかしながら現段階においては成長過程であると認識しており、今後の事業発展及び経営基盤強化を鑑み、内部留保の充実をする優先するため、配当を行っておりません。将来的には、業績及び財政状態等を勘案しながら株主への利益の配当を目指していく方針でありますが、配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点において未定であります。 (3)その他のリスクについて ①企業買収及び資本業務提携等のリスクについて 企業買収や資本業務提携等を行う際には、事前に対象企業の財務内容や契約内容等の審査を十分に実施し、各種リスクの低減に努めております。しかしながら、これらの調査実施後の事業環境等の変化により、対象企業の収益性が低下した場合は減損損失が発生する場合があり、対象企業との資本業務提携等を解消することになる場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 企業買収及び資本業務提携実施時において、当該リスクが顕在化する可能性の全てを合理的に予測することは困難であると認識しております。そのため、当社グループでは当該リスクに対し、取締役やオブザーバーの派遣や継続的な業績のモニタリングを実施する等、リスクが顕在化する前に対策を講じるように努めております。 ②新規事業・新規子会社の事業進捗のリスクについて 当社グループでは、引き続き当社の強みを活かした新規事業の立ち上げや当社グループとしての事業拡大等を目的とした新規子会社の設立等を実施してまいります。新規事業の立ち上げ時や新規子会社の設立時等においては事前に事業計画を策定し、計画の評価や事業リスクの分析を実施しております。しかしながら、計画対比の事業進捗の遅延の発生や、事業環境の変化等により、売上および利益に影響を及ぼす可能性があります。また、当初の計画以上に人材確保、設備増強等のための追加的な費用が発生する可能性があり、この点でも利益に影響を及ぼす可能性があります。 新規事業の立ち上げ時や新規子会社の設立時等にあたって、当該リスクが顕在化する可能性の全てを合理的に予測することは困難であると認識しております。そのため、当社では当該リスクに対し、経営会議や取締役会での定期的な報告等を通じたモニタリングを実施し、リスクが顕在化する前に対策を講じるように努めております。また、事業の縮小・撤退基準を設けることで、全社としての事業リスクのコントロールを実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)4,893字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、好調な建設需要やデジタル投資の拡大などによる押し上げで、穏やかな改善傾向にあります。一方で、物価上昇の継続が消費者マインドの下振れ等を通じて個人消費に及ぼす影響が景気を下押しするリスクとなっており、加えて、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクがあるなど、依然として先行き不透明な状況にあります。 当社グループが事業展開を行う2024年の国内インターネット広告市場は、動画広告を中心に成長し、前年比9.6%増の3兆6,517億円(注1)と推計され、総広告費に占める構成比は47.6%に達しました。また、2024年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場は、前年比12.8%増の1兆2,038億円、2029年には2兆1,313億円(注2)まで成長すると推計されております。 このような環境の中、当社グループでは「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える。」をミッションとし、「SMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業」、「ライブ配信プラットフォーム事業」、「HR(ヒューマンリソース)事業」を展開してまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,131百万円(前年同期比4.4%減)、営業利益349百万円(前年同期は営業損失1,719百万円)、経常利益344百万円(前年同期は経常損失1,712百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益385百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1,954百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 a.SMM事業 SMM事業では企業がSNSプラットフォームを通して消費者へ行うマーケティング活動を総合的に支援しており、主に「インフルエンサーサービス」、「SNSアカウント運用」、「SNS広告」、「インターネット広告販売」を行っております。 「インフルエンサーサービス」では、「NINARY」及び「Ripre」を中心に、当社グループ独自のインフルエンサーネットワークを活用したプロモーション施策の企画提案を行っております。 「SNSアカウント運用」では、企業・ブランドのSNS公式アカウントの企画・コンサルティングを含めた運用代行を行っております。 「SNS広告」では、ソーシャルメディアプラットフォームの運用広告、ソーシャルメディアのプラットフォーム連動の独自メディアを活用した「to buy」などのプロモーション施策の企画提案を行っています。 「インターネット広告販売」では、ソーシャルメディア関連広告を中心とした、他社の広告商品の販売を行っております。 当連結会計年度においては、SNS広告が堅調に推移し、サービスとしては増収となったものの、全体としてはインフルエンサーサービスにおける大型案件の反動減の影響や、SNSアカウント運用の伸び悩みがあり、SMM事業の売上高は6,611百万円(前年同期比5.9%減)、営業利益は1,187百万円(前年同期比20.6%減)となりました。 b.ライブ配信プラットフォーム事業 ライブ配信プラットフォーム事業では連結子会社である株式会社WithLIVEにおいて、有名アーティスト・タレント等とオンラインで1対1の対話ができるサービス等を行っております。 当連結会計年度においては、オンラインイベントのみならず、オフラインイベントにおける電子チケット事業の利用拡大、さらに独自の抽選システムの導入も進んだことで、推し活における特典会のDXを一気通貫して手がけるようになったことにより、売上高は425百万円(前年同期比20.6%増)、営業利益は29百万円(前年同期比6.0%増)となりました。 c.その他 その他では「HR事業」等を行っております。 当連結会計年度においては、中途人材紹介人数と平均単価の増加により、売上高は97百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は22百万円(前年同期は営業損失71百万円)となりました。 (注1)出典:株式会社電通「2024年 日本の広告費」 (注2)出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ「2024年 国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査」 財政状態については以下のとおりです。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は2,483百万円となり、前連結会計年度末に比べ847百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が748百万円増加、貸倒引当金が2,202百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が2,206百万円減少したことによるものであります。固定資産は624百万円となり、前連結会計年度末に比べ521百万円減少いたしました。これは主に敷金及び保証金が388百万円、のれんが61百万円、顧客関連資産が31百万円減少したことによるものであります。 この結果、総資産は3,108百万円となり、前連結会計年度末に比べ325百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は1,728百万円となり、前連結会計年度末に比べ449百万円減少いたしました。これは主に短期借入金が350百万円、未払消費税等が98百万円減少したしたことによるものであります。固定負債は627百万円となり、前連結会計年度末に比べ375百万円増加いたしました。これは主に社債が300百万円、長期借入金が92百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は2,355百万円となり、前連結会計年度末に比べ74百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は752百万円となり、前連結会計年度末に比べ400百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が385百万円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は18.8%(前連結会計年度末は7.3%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ748百万円増加し、当連結会計年度末には1,276百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は272百万円(前連結会計年度末は933百万円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益400百万円、仕入債務の増加132百万円、減価償却費85百万円による増加要因、法人税等の支払額204百万円、未払又は未収消費税等の減少133百万円による減少要因によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果獲得した資金は433百万円(前連結会計年度末は652百万円の使用)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入392百万円、投資有価証券の売却による収入53百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は42百万円(前連結会計年度末は748百万円の獲得)となりました。これは主に、社債の発行による収入300百万円、長期借入れによる収入200百万円による増加要因、短期借入金の純増減額の減少350百万円、長期借入金の返済による支出108百万円による減少要因によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 当連結会計年度 (自  2024年10月1日 至  2025年9月30日)   前年同期比(%) SMM事業(千円)   6,610,870   △5.9 ライブ配信プラットフォーム事業(千円)   423,184   20.8 その他事業(千円)   97,109   8.6 合計(千円)   7,131,164   △4.4 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年10月1日 至  2024年9月30日)   当連結会計年度 (自  2024年10月1日 至  2025年9月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社サイバーエージェント   1,461,228   19.6   1,772,685   24.9 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りに関して、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる可能性があります。 また、この連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 経営状態の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に含めて記載しております。 b.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上目標とする客観的な指標」をご参照ください。当社グループでは売上高及び広告粗利を重視しております。引き続きこれらの指標について増加するよう取り組んでまいります。 c.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。また、経営者の問題認識、今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、更なる成長を図る為に、成長フェーズにあった組織体制の確立と優秀な人材の確保が必要であり、今後も積極的な採用活動を継続して実施する方針です。当社グループの資金需要の一定割合は、人材及び事務所の拡充であり、必要な資金は自己資金及び借入による資金調達により充足することを基本的な方針としつつ、必要に応じて新株発行等のエクイティ・ファイナンスによる資金調達についても検討を行う予定であります。

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