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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

イオン北海道

Aeon Hokkaido Corporation7512 · Standard · 小売業

北海道内にGMS・SM・DSなど183店舗を展開する総合小売業。イオン北海道は道内流通の最大手として食品を核に衣料・住居余暇まで手広く扱う。

概要

イオン北海道は、イオン株式会社を中心とするイオングループに属し、北海道内で総合スーパー(GMS)45店舗、食品スーパー(SM)66店舗、ディスカウントストア(DS)26店舗など計183店舗を展開する小売企業である。1978年にニチイの地域法人として設立され、その後商号変更やグループ再編を経て2011年に現社名となった。売上高は2026年2月期に3,801億円、従業員数は3,095人。北海道の地元密着型事業者として、食品から衣料・住居余暇まで幅広い商品を提供している。

総合スーパーを核とした多業態展開

本節の字数調整:総合スーパーを核とした多業態展開。当社は単一セグメントで小売事業を営み、業態はGMS(総合スーパー)、SM(食品スーパー)、DS(ディスカウントストア)、小型スーパー、自転車専門店に分かれる。GMSは「イオン」ブランドで45店舗を運営し、衣料品・住居余暇・食品を幅広く扱う。SMは「マックスバリュ」など66店舗、DSは「ザ・ビッグ」など26店舗を展開。小型スーパー「まいばすけっと」も45店舗ある。2026年2月期の業態別売上高は、GMSが2,098億円(全体の55%)、SMが1,103億円(29%)、DSが645億円(17%)と、GMSが売上の過半を占める。収益構造では、営業総利益1,194億円に対し販管費1,110億円を計上し、営業利益83億円(営業利益率2.2%)と低マージンだが、規模を生かしたローコスト運営を目指している。

北海道全域をカバーする店舗ネットワーク

店舗は札幌圏に集中しつつも、旭川、釧路、帯広、北見、小樽など道内主要都市に広がる。2024年10月には株式会社西友の北海道内9店舗を吸収分割で承継し、札幌圏でのプレゼンスをさらに強化した。また、根室振興局内に無人店舗を開設するなど、人口減少地域への対応も模索している。物流面では2021年8月に石狩プロセスセンターを稼働させ、商品製造と供給の効率化を図る。同センターは店舗の働き方改革にも貢献しており、2026年2月期の人時生産性は既存店前期比103.8%に向上した。会員数は「iAEONアプリ」で80万人に達し、北海道民の約6人に1人が利用している。

イオングループ内での位置づけと収益規模

当社は純粋持株会社イオン株式会社の傘下にあり、イオングループの北海道における総合小売事業を担う中核企業である。グループの調達力やプライベートブランド「トップバリュ」を活用し、スケールメリットを追求する。売上高は2022年2月期の3,216億円から2026年2月期には3,801億円へと5年で約18%増加した。営業利益は79億円から83億円へ増加傾向にあるが、純利益は36億~37億円で安定している。2026年2月期の経常利益は80億円、当期純利益は37億円。設備投資は積極的で、2026年2月期には有形固定資産取得に188億円を投じ、キャッシュ・フローは営業活動で226億円の収入を計上した。

食品部門が牽引する販売構成

ライン別売上高では、食品部門が最大で2026年2月期に前期比108.1%(既存店102.2%)と伸長した。住居余暇部門も同106.5%(既存店101.7%)と堅調だが、衣料部門は同98.9%(既存店96.7%)と減少した。消費者の節約志向が強い北海道において、ディスカウントストアの既存店売上高は前期比103.7%と好調で、プライベートブランド「ベストプライス」は同111.1%と大きく伸びた。一方、簡便・即食化対応として「本気!の唐揚げ」が5か月で2億円を超える売上を達成するなど、オリジナル商品の開発にも注力している。

業界の中での役割は北海道内の小売流通網の中核事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,801億円
営業利益
83億円
営業利益率
2.2%
純利益
37億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01北海道内の個人消費者向け小売主力

北海道内にGMS(総合スーパー)45店舗、SM(食品スーパー)66店舗、DS(ディスカウントストア)26店舗、小型スーパー45店舗、自転車専門店1店舗の計183店舗を展開し、衣料品・住居余暇品・食品などを販売する小売事業を主力とする。イオン株式会社を中心とする企業集団に属し、ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(GMS)を核とした事業を展開している。

主な製品・サービス5
GMS(総合スーパー)
衣料品・住居余暇品・食品などを幅広く扱う総合スーパー。北海道内に45店舗を展開し、日用雑貨から生鮮食品までを一括で提供する。
SM(食品スーパーマーケット)
生鮮食品や日配品を中心に扱う食品スーパー。北海道内に66店舗を展開し、地域の食料品需要に応える。
DS(ディスカウントストア)
低価格を強みとするディスカウントストア。北海道内に26店舗を展開し、衣料品や家庭用品などを格安で提供する。
小型スーパー
コンパクトな店舗形態のスーパー。北海道内に45店舗を展開し、利便性を重視した食品・日用品の販売を行う。
自転車専門店
自転車および関連用品を専門に扱う店舗。北海道内に1店舗を展開する。

製品と技術

総合スーパー「イオン」の品揃え戦略

GMS店舗では、衣料品・住居余暇・食品をワンフロアで提供する。衣料部門では「COOL de ACTION」や雪国対応の防滑シューズなど北海道の気候に合わせた商品を展開。住居余暇では接触冷感素材の「ホームコーディコールド」や吸湿発熱素材商品を季節ごとに投入している。食品部門では簡便・即食化に対応し、ピザや手作りパンの品揃えを強化。また、魚・肉惣菜の専門売場を立ち上げ、バリエーションを増やしている。オリジナル商品「本気!シリーズ」では「本気!の唐揚げ」がリニューアル後に5か月で2億円超の売上を達成した。

食品スーパー「マックスバリュ」の地域密着

SM業態の中核であるマックスバリュは、生鮮食品を中心に日配品や惣菜を扱う。各店のエリア・マーケットに基づく地産地消を徹底し、地元産の野菜や魚介類を積極的に品揃えする。2020年のマックスバリュ北海道との合併後、店舗数は66店に拡大。2022年以降も音更店や苫小牧清水店など新規出店を続けている。また、小型スーパー「まいばすけっと」を45店舗展開し、都市部の小商圏需要を取り込む。無人店舗の実験も根室で開始しており、省人化にも取り組む。

ディスカウントストア「ザ・ビッグ」の価格訴求

DS業態の「ザ・ビッグ」は、低価格を前面に出した食品と日用品を扱う。2020年のアモール店を皮切りに、永山店など新店を開設。2026年度には人口増加が続く千歳市への出店が計画されている。物価高騰下で価格訴求型のプライベートブランド「ベストプライス」の既存店売上高が前期比111.1%と大きく伸び、DS全体の既存店売上高も103.7%と好調を維持している。店舗運営ではローコストオペレーションを追求し、物流効率化と組み合わせて収益性を高めている。

プライベートブランドとグループ共同調達

当社はイオングループのプライベートブランド「トップバリュ」を拡充し、特に価格訴求型の「ベストプライス」と価値訴求型の「トップバリュ セレクト」を使い分ける。グループの共同調達を最大限活用し、スケールメリットで調達原価を低減。また、自社開発の「本気!シリーズ」など差別化商品も投入している。衣料ではランドセルのシェア拡大、住居余暇ではワンタッチマグボトルや防滑シューズなど、北海道の生活シーンに特化した品揃えが特徴。サステナブル経営の一環としてフードドライブや「イオン幸せの黄色いレシートキャンペーン」にも注力している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

道内スーパー首位、全国大手と差別化進む

イオン北海道は北海道地盤の総合スーパー首位であり、売上高は2026年2月期に3801億円と堅調に成長、営業利益率は2.2%と小売業としては標準的。同社はイオングループの一部でありながら、独自の商品調達と地域密着型の運営で、道内シェアを確保している。同業のトライアルホールディングスはディスカウント型で攻勢をかけるが、イオン北海道は生鮮やPB商品の強化、地域イベントの開催などで差別化を図る。光フードサービスなど中小チェーンに対しては規模で圧倒する一方、全国チェーンの進出やEC化の進展が脅威であり、効率化と独自性の両立が課題となる。

強み

  • 売上高3800億円超、北海道内小売で圧倒的な存在感
  • グループの仕入れ力とノウハウを活用可能
  • 道産品や地域ニーズに合わせた品揃えを展開
  • 売上が毎期増加、堅実な事業運営

課題

  • 営業利益率2%台と低く、コスト構造改革が必要
  • ディスカウント店やECとの競争で利益圧迫
  • 道内人口減少で市場縮小が不可避

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がイオン北海道

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17545西松屋チェーン1,399億円17.4倍
28276平和堂1,386億円14.2倍
33046ジンズホールディングス1,317億円16.2倍
48255アクシアル リテイリング1,199億円12.9倍
59842アークランズ1,195億円14.3倍
67512イオン北海道1,191億円31.9倍
78173Joshin1,173億円33.0倍
87611ハイデイ日高1,173億円23.5倍
92678アスクル1,149億円
109267Genky DrugStores1,108億円13.9倍
118237松屋1,097億円49.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

ニチイの地域法人として北海道に設立された1978年

1978年4月、株式会社ニチイ(後のマイカル)の地域法人として、資本金5千万円で株式会社北海道ニチイが札幌市中央区に設立された。同年11月には江別店と千歳店を開店し、翌年には帯広店、藻岩店と相次いで出店。1981年には旭川店を開業し、北海道内での総合スーパー網を徐々に拡大した。設立当初の目的は各種物品の販売で、本店は札幌市中央区に置かれたが、1982年6月に現在の札幌市白石区本通へ移転している。

サティ1号店の開業とホクホーとの合併

1990年10月、旭川市に永山サティを開店し、北海道における「サティ」ブランドの1号店となった。これは株式会社ホクホーによる出店で、1991年には東苗穂サティも開業。1992年3月、北海道ニチイはホクホーと合併し、店舗数を拡大した。1994年から1998年にかけて、釧路、千歳、江別、帯広の各店を増床リニューアルしてサティに衣替えし、店舗の大型化を進めた。1996年7月には商号を株式会社マイカル北海道へ変更し、同年9月に日本証券業協会に株式を店頭登録した。

東京証券取引所第一部上場と店名変更

1998年11月、東京証券取引所市場第二部及び札幌証券取引所に上場し、2000年2月には東京証券取引所市場第一部に指定された。同年9月、室蘭ファミリーデパートと根室ファミリーデパートの2子会社を吸収合併し、北見店も開店。しかし、2001年に親会社のマイカルが経営破綻した影響を受け、2002年1月に商号を株式会社ポスフールへ変更し、同年5月には店名も「ポスフール」に統一した。これにより、北海道内の店舗ブランドを一新し、再出発を図った。

イオンによる吸収分割と商号変更

2007年8月、イオン株式会社の吸収分割により北海道の総合小売事業を承継し、商号をイオン北海道株式会社に変更した。これによりイオングループの一員として、グループの調達力やノウハウを活用できる体制となった。2011年3月には「ジャスコ」及び「ポスフール」の店名を「イオン」に統一し、ブランド力を高めた。2015年9月には株式会社ダイエーの吸収分割により北海道の総合小売事業も承継し、店舗網をさらに拡大した。

マックスバリュ北海道との合併と店舗多様化

2020年3月、マックスバリュ北海道株式会社と合併し、SM事業を大幅に拡充した。同時期に「ザ・ビッグアモール店」を開店し、DS業態への注力を開始。これによりGMS、SM、DSの3業態がそろい、多様な顧客ニーズに対応できる体制が整った。2021年8月には石狩プロセスセンターを稼働させ、物流・製造基盤を強化。2022年4月の東京証券取引所市場区分見直しに伴い、スタンダード市場へ移行した。

西友事業承継と中期経営計画への挑戦

2024年10月、株式会社西友の北海道内9店舗を吸収分割で承継し、札幌圏における競争力を一段と高めた。2026年3月からは新たな中期経営計画(2026-2030年度)を開始し、「地域でNO.1の信頼されるお店」を目指す。同計画ではDSの強化やショッピングセンターの大型活性化、AI発注の本格導入などに取り組む。2025年2月期の売上高は3,540億円、2026年2月期は3,801億円と過去最高を更新しており、収益基盤の強化が進んでいる。

年表51件を開く

1970年代

  • 1978年4月創業株式会社ニチイの地域法人として株式会社北海道ニチイの商号をもって資本金5千万円、各種物品の販売を主たる目的とし、札幌市中央区北10条西23丁目2番地に設立
  • 1978年11月本店を札幌市中央区北3条西16丁目1番地9号に移転 江別店(江別市)・千歳店(千歳市)を開店
  • 1979年5月帯広店(帯広市)を開店
  • 1979年7月藻岩店(札幌市南区)を開店

1980年代

  • 1981年7月旭川店(旭川市)を開店
  • 1982年6月本店を札幌市白石区本通21丁目南1番10号に移転

1990年代

  • 1990年10月永山サティ(旭川市)を開店(北海道におけるサティ1号店)株式会社ホクホーによる出店
  • 1991年4月東苗穂サティ(札幌市東区)を開店
  • 1992年3月M&A株式会社ホクホーと合併
  • 1994年10月釧路サティ(釧路町)を開店(旧釧路店を増床リニューアル)
  • 1996年3月千歳サティ(千歳市)を開店(旧千歳店を増床リニューアル)
  • 1996年7月商号を株式会社マイカル北海道へ変更
  • 1996年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1997年11月江別サティ(江別市)を開店(旧江別店を移転新築)
  • 1998年3月帯広サティ(帯広市)を開店(旧帯広店を増床リニューアル)
  • 1998年11月上場東京証券取引所市場第二部及び札幌証券取引所に上場
  • 1999年3月小樽サティ(小樽市)を開店

2000年代

  • 2000年2月東京証券取引所市場第一部に指定
  • 2000年9月M&A株式会社室蘭ファミリーデパート及び株式会社根室ファミリーデパートの子会社二社を吸収合併
  • 2000年9月北見サティ(北見市)を開店
  • 2000年11月釧路サティ(釧路町)を増築増床
  • 2002年1月商号を株式会社ポスフールへ変更
  • 2002年5月商号変更店名を「ポスフール」に変更
  • 2002年11月西岡店(札幌市豊平区)を開店(2ヶ月間仮営業、2003年3月グランドオープン)
  • 2003年3月西岡店をグランドオープン
  • 2003年9月藻岩店(札幌市南区)を増築増床
  • 2004年11月岩見沢店(岩見沢市)を開店
  • 2007年8月イオン株式会社の吸収分割により北海道の総合小売事業を承継
  • 2007年8月商号変更商号をイオン北海道株式会社に変更
  • 2008年4月名寄店(名寄市)を開店
  • 2009年9月M&A有限会社ティーウィン(100%子会社)を吸収合併

2010年代

  • 2010年5月西岡店(札幌市豊平区)を再開店
  • 2011年3月「ジャスコ」及び「ポスフール」の店名を「イオン」へ変更
  • 2012年3月「まいばすけっと」の営業開始
  • 2013年3月「イオンバイク」の営業開始
  • 2015年3月イオン旭川駅前店(旭川市)を開店
  • 2015年9月株式会社ダイエーの吸収分割により北海道の総合小売事業を承継

2020年代

  • 2020年3月M&Aマックスバリュ北海道株式会社と合併
  • 2020年3月ザ・ビッグアモール店(旭川市)を開店
  • 2020年7月マックスバリュ日新店(苫小牧市)を開店
  • 2021年8月イオン石狩プロセスセンターの稼働開始
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年10月ザ・ビッグ永山店(旭川市)を開店
  • 2022年11月マックスバリュ音更店(音更町)を開店
  • 2023年3月マックスバリュエクスプレス新川3条店(札幌市北区)を開店
  • 2023年10月マックスバリュ山鼻店(札幌市中央区)を開店
  • 2023年11月イオン南平岸店(札幌市豊平区)を開店
  • 2024年5月イオン北郷店(札幌市白石区)を開店
  • 2024年7月マックスバリュ苫小牧清水店(苫小牧市)を開店
  • 2024年9月イオン旭川春光店(旭川市)を開店
  • 2024年10月株式会社西友の北海道内9店舗を吸収分割により事業承継

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで4,400億円以上
  • 営業利益2030年度まで110億円以上
  • ROE2030年度まで6.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    業態ごとの進化

    多様な業態の強みを追求し、ディスカウントストアの強化やショッピングセンターの大型活性化、有望エリアへの新規出店を進める。

  2. 02

    商品本位の改革

    食品・衣料・住居余暇・ヘルス&ビューティケア全領域で品揃えを進化。プライベートブランド拡充やグループ共同調達を活用した価格戦略で顧客に還元する。

  3. 03

    強固な事業基盤の構築

    物流・商品製造拠点の拡充とDX・業務改革による生産性向上。AI発注の本格導入などで経費高騰に耐える基盤を構築する。

  4. 04

    サステナブル経営の推進

    地域共創の取り組みを進化させ、人的資本経営を実践する。地域の成長とともに自社の成長を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,095人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、9期前と比べて+5.8%平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は10.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,343
2018年2月1,338
2019年2月1,382
2020年2月48145.114.41,844
2021年2月47143.19.42,933
2022年2月47443.19.82,992
2023年2月47543.110.22,970
2024年2月48643.210.62,986
2025年2月51143.510.63,071257
2026年2月50943.510.93,095268

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
イオン札幌桑園SC 他61店舗637億円
本社他9,720百万円
イオンモール旭川西 他7店舗8,938百万円
イオン帯広店 他3店舗7,879百万円
イオン釧路店5,539百万円
イオン上磯店4,192百万円
イオンモール苫小牧 他7店舗3,040百万円
イオン岩見沢店 他1店舗2,618百万円
イオン千歳店1,793百万円
イオン静内店 他1店舗1,753百万円
ほか31件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    イオン(株)(注)1
    千葉市美浜区 · その他の関係会社
    議決権67.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は3,801億円営業利益83億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.4%、利益が+5.1%。

売上高
+7.4%
3,801億円
営業利益
+5.1%
83億円
純利益
+2.8%
37億円
営業利益率
2.2%
前期比 -0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高3,920億円3,801億円
営業利益87億円83億円
純利益30億円37億円
1株あたり配当¥16¥16

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は937億円、営業利益は9億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+12.9%、営業利益は−40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q798172.111
2024年2Q821202.48
2024年3Q804182.213
2024年4Q90930
2025年1Q830151.811
2025年2Q862161.95
2025年4Q1,848482.620
2026年2Q1,859251.312
2026年4Q1,942583.025
2027年1Q93791.05

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は1,521億円から3,801億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は2.2%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月1,5217730
2014年2月1,5628350
2015年2月1,5627841
2016年2月1,7038042
2017年2月1,8458342
2018年2月1,8678665
2019年2月1,8588140
マックスバリュ北海道株式会社と合併
2020年2月1,8598039
2021年2月3,1999359
2022年2月3,2166738
2023年2月3,1738547
2024年2月3,33210462
2025年2月3,54079802.236
2026年2月3,80183802.237

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高3,801億円のうち、営業利益として残るのは83億円2.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の1.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.0%2,850億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.2%1,111億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.2%83億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
25.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.5pt
2.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.5pt
1.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.5pt
5.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.1%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが227億円、投資CFが−177億円で、差し引きのフリーCFは50億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は56億円で、売上の0.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月80−20−616025
2014年2月118−29−888927
2015年2月88−27−556133
2016年2月68−9433−2645
2017年2月92−28−756434
2018年2月101−17−928427
2019年2月107−1143−722
2020年2月110−92−131827
2021年2月137−70−436763
2022年2月9−135101−12638
2023年2月149−88−596139
2024年2月122−79−444338
2025年2月129−340217−21144
2026年2月227−177−385056

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,935億円。このうち返さなくてよい自己資本が744億円で、自己資本比率は38.4%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月88722865925.6
2014年2月86827159731.2
2015年2月87230356934.7
2016年2月1,03934169832.8
2017年2月98537461137.8
2018年2月94842852045.0
2019年2月1,01145056144.3
2020年2月1,06947759244.5
2021年2月1,44361982442.7
2022年2月1,52164188042.0
2023年2月1,53067285843.8
2024年2月1,56371784645.8
2025年2月1,8737311,14239.0
2026年2月1,9357441,19138.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
56億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
447億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,191億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中125位あたり、逆に低いのはROE322社中239位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.1%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.2%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
38.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.9%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥854で、1年前と比べて-6.0%過去52週の値幅のなかでは30%の位置にある。

¥854-0.4%1ヶ月+4.5%1年-6.0%時価総額1,191億円
過去52週の値幅
安値¥809高値¥959

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)31.9倍
PER (会社予想)39.6倍
PBR1.56倍
配当利回り1.87%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で0.82%上昇し、8月14日は856円。25日線(844円)を上回って推移するが、200日線(870円)は下回っており、上値は重い。8月4日に362,200株と出来高が急増し、その後は落ち着いている。52週高値959円からは約11%下で、レンジ内の動き。RSIは55.8と中立圏。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)

PERは31.95倍で業界平均の39.85倍を下回るが、予想PERは39.7倍と上昇見込み。PBRは1.56倍で業界平均の2.97倍を下回り、配当利回りは1.87%と業界平均の12.76%を大きく下回る。ROEは5.1%と低く、収益性改善が今後の焦点。

指標この会社業種平均
PER (実績)31.9倍39.6倍
PER (予想)39.6倍
PBR1.56倍2.44倍
ROE5.1%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は堅調に増加する一方、営業利益率は2%前後と低水準にとどまる。強気派は、道内シェア拡大とコスト削減による収益改善を期待する。弱気派は、競争激化による値下げ圧力と人口減少による市場縮小を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 売上高の成長

    売上高は過去3期連続で増加し、2026年2月期は3801億円と過去最高を見込む。

  • コスト削減の余地

    営業利益率は2%台と低く、改善による増益余地が大きいと指摘される。

  • ブランド力

    イオンのブランド力により、出店や仕入れで有利な立場を維持。

  • 売上高が前期比7.4%増の3,801億円へ拡大通年影響

    売上高3540億円→3801億円と増収、前期比+261億円

  • 営業利益が79億円から83億円へ増益継続決算発表後影響

    営業利益79億円→83億円、営業利益率2.18%と低水準ながら増益

  • 配当利回り1.87%が株価下値を支える通年影響

    配当利回り1.87%を確保。予想PER39.7倍でもインカム需要で支持

  • 外国人保有比率2.23%と低く需給改善余地不定影響

    外国人保有比率2.23%は買い増し余地が大きく、需給改善の契機で上昇も

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    北海道内でも他スーパーやディスカウントストアとの競争が激しく、値下げ圧力が続く。

  • 人口減少

    北海道の人口は減少傾向で、中長期的な市場縮小が懸念される。

  • 低収益性

    営業利益率は2%前後と低く、ROEも5%台と資本効率が低い。

  • 予想PER39.7倍と割高警戒強まる通年影響

    実績PER31.95倍から予想PER39.7倍へ悪化し、業績下振れを警戒

  • 純利益37億円と横ばいでROE5.1%低迷決算発表後影響

    純利益は36億円→37億円と微増。ROE5.1%は資本効率の低さを示す

  • 営業利益率2.18%と低収益体質が継続通年影響

    営業利益83億円÷売上高3801億円=2.18%。コスト上昇で改善見込み薄

  • 株価は1年で4.62%下落と軟調推移継続影響

    1年前から株価が4.62%下落。モメンタム欠如で戻り売りリスク

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
店舗の収益力を測る指標で、競争環境下での需要動向を把握できる。
営業利益率
低収益構造の改善兆候が見られるか確認する。
出店・閉店数
事業拡大やスクラップアンドビルドの状況を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり16で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは1.87%。

年間配当
¥16
1株あたり
配当利回り
1.87%
いまの株価に対して
配当性向
59.7%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月1025.2
2018年2月1770.027.7
2019年2月12−29.431.8
2020年2月120.032.7
2021年2月120.028.5
2022年2月120.043.6
2023年2月120.035.5
2024年2月1633.336.0
2025年2月160.061.8
2026年2月160.059.7

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥16

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ97,342人。区分でいちばん多いのは事業法人71.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が76.2%を占め、残る23.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人83.883.573.172.472.171.9
個人・その他9.18.821.921.021.921.4
金融機関5.66.13.24.84.34.3
外国法人1.31.41.31.11.42.2
自己株式0.30.20.20.10.10.2
証券会社0.10.20.40.60.30.2
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01イオン株式会社65.48
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.57
03イオンフィナンシャルサービス株式会社0.91
04加藤産業株式会社0.73
05イオン北海道従業員持株会0.66
06株式会社フジ0.41
07JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.32
08総合商研株式会社0.30
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.30
10東洋水産株式会社0.27

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−8%、1株純資産は14期で+144%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月2921914.315.823.9
2014年2月4826020.214.120.6
2015年2月4029114.516.925.1
2016年2月4032313.012.625.0
2017年2月4035311.715.125.2
2018年2月6140416.212.827.7
2019年2月384259.120.531.8
2020年2月374508.420.932.7
2021年2月4244410.726.828.5
2022年2月284596.142.543.6
2023年2月344827.225.235.5
2024年2月445148.920.036.0
2025年2月265245.032.261.8
2026年2月275345.134.059.7

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

17名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は17名。2026/2期の役員報酬は総額135百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
青栁英樹代表取締役社長6556,000
山本治取締役 執行役員 商品本部長5611,000
小寺博之取締役 執行役員 営業本部長58
近藤卓取締役 執行役員 ディベロッパー本部長61
田花康一取締役 執行役員 管理本部長44
古澤康之取締役53
中田美知子取締役761,000
廣部眞行取締役70
樋泉実取締役77
柚木和代取締役66
齋藤達也常勤監査役64
西松正人監査役71
残りの役員5名を開く
氏名役職年齢
水野克也監査役54
西川克行監査役72
坂東聡取締役 執行役員 営業本部長 兼 DS事業部長62
大池学取締役68
野口克義監査役56

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円ストックオプション百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)66516119316
社外取締役742426

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容293字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は純粋持株会社イオン株式会社を中心とする企業集団に属しております。同企業集団はゼネラル・マーチャンダイズ・ストア(GMS)を核とした小売事業を主力事業としております。なお、当社は小売事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。当社は、衣料品・住居余暇・食品などの小売を主な事業として活動しており、北海道内にGMS45店舗、SM(食品スーパーマーケット)66店舗、DS(ディスカウントストア)26店舗、小型スーパー45店舗、自転車専門店1店舗の計183店舗を展開しております。 以上の関連を図示すると次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,606字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は北海道の地元企業として、お客さまに頼りにされるお店づくり、人づくりを実現させるとともに、イオングループの北海道における小売事業を担う企業として、グループ基盤をフルに活用し、お客さまに安全・安心で魅力的な商品・サービスを提供し続け、北海道にこだわり、北海道の発展に貢献していくことが役割であると考えております。そのために、お客さまの視点に立った小売業を営むことを経営の基本とし、各店のエリア・マーケットに基づく地産地消を中心とする地域に密着した売場づくり・品揃え・販売を徹底的に推進してまいります。そして、『北海道でNo.1の信頼される「お店」にしていく』ことの実現に向け、更なる成長と発展を図ってまいります。 (2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社が目標とする経営指標としては、売上高営業利益率を重視しております。スケールメリットによる値入率の改善に加え、自社開発商品の強化や、道内各地域それぞれに合わせた商品・売場への見直しにより、売場効率と商品在庫効率を高めてまいります。また、デジタルテクノロジーを活用した売場や後方作業の自動化やオペレーション改革によるローコスト運営を追求することで、営業利益の安定的確保を目指してまいります。そして、スーパーマーケット各事業においては、食を中心に新規出店や既存店の活性化をすすめるとともに、ディベロッパー事業においてはお客さまのライフスタイルの変化に対応した魅力的な専門店、サービス、イベントなどの充実によりショッピングセンターの集客力を高め、成長につなげてまいります。併せてROEの向上を目指し、経営効率を高め、企業価値の向上を図ってまいります。 (3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 北海道の経済活動においては、継続的な物価上昇の影響により生活防衛意識は依然として高いまま推移しております。また、同業他社との競争も激しさを増し、様々なコスト増加と合わせて、当社を取り巻く経営環境は引き続き厳しいものと想定しております。 そのような経営環境の中、全国より早い少子高齢化と人口減少、市場の縮小や労働力の不足、札幌圏への人口集中などの北海道における本質的な課題と合わせて解決を図るべく、中期5ヵ年経営計画(2021-2025)を策定し、「食を基軸に便利で楽しく、健康な毎日の暮らしをお手伝いする北海道のヘルス&ウエルネスを支える企業」を2025年度のありたい姿とし、各施策により市場競争力を高め、収益構造を改革し、事業基盤の強化に取り組んでまいりました。2026年度よりスタートいたしました新中期経営計画は、当社のありたい姿を再認識し、その実現の挑戦と変革の5年間と位置付け、経営課題の解決に取り組んでまいります。 (4) 対処すべき課題 2026年度より、2030年度までの5ヵ年にわたる中期経営計画をスタートいたしました。計画の策定にあたり当社のありたい姿を再認識し、その実現のための挑戦と変革の道しるべとして、新たにパーパスを定めました。「地域のみなさまお一人おひとりにとってのМY LIFE STOREとして、北海道の暮らしに寄り添い、地域とともに未来をつくる」。当社の強みである多様な販売チャネルと幅広い商品/サービス領域、様々な地域社会活動を通じて、変化する地域・お客さまニーズにお応えし、「地域でNO.1の信頼されるお店」として更なる進化を目指し、以下の方針に沿って各施策をすすめてまいります。 ① 業態ごとの進化 店舗においては、市場競争の激化が加速する中で営業力を格段に高めるべく、業態ごとに着実な進化を図ってまいります。多様な業態を有することが当社の強みですが、一方で市場では業態間の競争にとどまらず、ラインロビングや新たな商品/サービスの開発や導入が進み、競争は業態を超えて拡大しております。その中で当社は、中期経営計画において業態ごとに進化モデルを開発し、活性化等でそれぞれの強みを追求してまいります。特にインフレ下の環境の中でお客さまから高い支持をいただいているディスカウントストアを強化し、2026年度は人口増加が続く有望エリアである千歳市で新規出店いたします。また、道内最大の店舗網を持つショッピングセンターの強化として、モール店舗の大型活性化を推進してまいります。 ② 商品本位の改革 商品においては、食品をはじめ、衣料、住居余暇、ヘルス&ビューティケアまで、すべての商品領域において、品揃えを進化させてまいります。お客さまのニーズやライフスタイルの変化を先取りし、カテゴリー戦略、価格戦略、差別化商品を強化し、業態ごとの進化に合わせた改革を推進いたします。特に食品においてはイオングループのプライベートブランド「トップバリュ」商品の拡充・拡販や、イオングループの共同調達の拡大など、スケールメリットを最大限に活用することにより価格戦略の原資を確保し、お客さまに還元してまいります。 ③ 強固な事業基盤の構築 事業基盤においては、様々な経費の高騰に耐え得る強固な基盤の構築が不可欠となっております。中期経営計画では、特に物流・商品製造拠点の拡充や生産性を高めるDX・業務改革に注力してまいります。物流・商品製造拠点においては、前中期経営計画の2021年度に新設しましたイオン石狩PCを中心に更なる拡充を図り、物流の効率化、商品製造と供給の拡大による店舗の働き方改革を実現いたします。併せてDXにおいてはAI発注の本格導入を開始するなど業務改革を加速することで、生産性を高めてまいります。 ④ サステナブル経営の推進 地域の成長なくして、当社の成長はございません。これまで地域の皆さまと共に取り組んできました地道な地域共創の取り組みをさらに進化させるとともに、人的資本経営を実践してまいります。 中期経営計画の各施策の確実な実施により、2030年度の売上高は4,400億円以上、営業利益110億円以上、ROE6.0%以上を目標値といたします。
事業等のリスク3,071字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、主として以下のようなものがあります。当社はリスク管理の最高責任者を代表取締役社長、各本部の責任者を担当取締役とし、事業の継続と人命の安全を確保するための体制と環境を整え、危機の未然防止及び危機発生時の被害最小化を目的とした「リスクマネジメント規程」を策定し、リスクマネジメント委員会にてリスクにかかわる課題、対応策の審議を行うとともにリスクの減少及び被害の低減に努めております。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末(2026年2月28日)現在において、当社が判断したものであります。 (1) 競争激化及び消費動向による影響について 当社は、一般消費者を対象とする店舗販売を主とする小売事業を営んでおり、個人消費の動向や天候不順、および営業基盤とする地域内における業態を超えた店舗間競争の状況により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (2) 店舗の新増設及び出店計画について ① 当社店舗の新増設に対してその店舗面積により「大規模小売店舗立地法」の規制を受けております。当社は同法に準拠し、適切に増設の手続きを行っておりますが、地域環境の調査や行政との調整等に時間を要することもあり、店舗の新増設が計画通りに進捗しない場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ② 当社は成長戦略としてエリアドミナント化の推進や既存の事業モデルの革新を図るべく新しい成長モデル店舗の取り組みを進めております。今後の出店において原油高、原材料、建築コストの高騰等によるコストアップにより、出店基準に見合う店舗が見つからない場合には出店予定を変更することもあり、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (3) 法的規制等について 当社は、大規模小売店舗立地法や独占禁止法、製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)の他、食品の安全管理、環境・リサイクルなどに関する法令等の遵守につとめております。 これらに違反する事由が発生した場合には、企業活動が制限される可能性があります。また、法令上の規制に対応するため、経営コストが増加する可能性があり、これらの法令等の規制は、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (4) コンプライアンスについて 当社は法令・規制を遵守し事業展開を進めております。コンプライアンス委員会を定期的に開催し、重点課題の共有を図ると共に従業員へ向けたコンプライアンス教育を実施し、意識の向上に努めておりますが、管理体制上の問題が発生する可能性は皆無ではなく、法令規制に反した場合には当社の業績に影響を与える可能性があります。 (5) 自然災害などについて 当社は、各店舗における販売が主であり、自然災害・事故等により、店舗の営業継続に悪影響を及ぼす可能性があります。災害や事故等に対しては、緊急時の社内体制の整備や訓練、および事故防止にむけた教育を行っておりますが、大規模な自然災害や事故が発生した場合には、当社の営業活動に支障が生じ、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (6) 感染症の流行について 新型コロナウイルスに代わる新たな感染症が流行した場合には、ご来店者数の減少、店舗の休業等による売上の減少等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (7) 気候変動に関するリスクについて 当社は、店舗運営におけるエネルギーの使用、冷凍・冷蔵ケースでの代替フロン冷媒の利用が多いことから、地球環境に大きな負の影響をもたらす地球温暖化問題に早くから取り組んでいます。脱炭素社会の実現を目指す「イオン 脱炭素ビジョン2050」に基づき、省エネルギーの推進、再生可能エネルギーへの転換等に取り組んでいますが、環境に関する法的規制の強化や社会的要請の高まりにより想定以上のエネルギー費用や対策コストが発生した場合、および気候変動に伴い農・水産物の品質・収量に著しい変化が生じた場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。 (8) 原材料等の価格変動について 当社は小売事業を主力事業としておりますが、原油価格の高騰等による電気料金の上昇など外部環境に変化が生じ、店舗運営における光熱費や商品・店舗資材等の調達価格が大きく上昇した場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 (9) 情報セキュリティに関するリスクについて 当社は事業活動から得た顧客の個人情報、取引先の情報、従業員の個人情報、経営に関する機密情報等を保管・管理しております。近年の情報セキュリティの重要性が高まる中、当社はそれらの取り扱う情報が事業活動の展開並びに付加価値を創出するための重要な資産と位置づけ、かかる情報の漏洩が生じないよう、情報セキュリティに関する体制や規程を整備し、情報の取り扱いや情報システムの運用に具体的な基準を設け、定期的なチェックを行うとともに、近年急増するサイバー攻撃にも対応するため、社内情報セキュリティ教育を積極的に実施し、サイバー攻撃によるシステム停止等の事業継続リスクに対応しております。しかしながら、機密情報について何らかの事情により漏洩、改ざん、不正使用等が生じた場合やサイバー攻撃によるインシデントが発生した場合は被害者に対する損害賠償義務やサービスの大規模な停止による損害及び対応費用の発生のほか、当社の社会的信用の低下により、業績に影響を与える可能性があります。 (10) 中期経営計画について 当社は、経営ビジョンである「北海道のヘルス&ウエルネスを支える企業」の実現に向け、2026年度をスタート年度とする5ヵ年の中期経営計画を策定し、その計画に掲げた具体的諸施策を推進しております。しかしながら、中期経営計画は、策定時点における市場環境や経済情勢の見通しに基づくものであり、市場環境や経済情勢が想定を超えて劇的に変化し、事業環境の予測が外れた場合、経営数値目標が達成されない可能性があります。 (11) 人材の確保に関するリスクについて 当社の事業活動は人材に大きく依存しており、店舗運営をはじめとした各分野において優秀な人材を確保・育成することは成長に不可欠です。そのため、当社は将来を担う人材を積極的に採用・育成するとともに、人材流出の抑制に向けて、ダイバーシティ視点において多様な人材がいきいきと活躍できる環境整備を進めております。 しかしながら、少子高齢化の進行に伴う労働需給の逼迫等により採用計画が予定通りに進まない場合やコスト上昇圧力により従業員に係る費用が増加する場合、および人的資本投資に関する取り組みや情報開示が不十分とみなされる場合は当社の業績に影響を与える可能性があります。 (12) 食品の安全性及び品質の水準低下に伴うリスクについて 当社は商品の品質、安全性を経営の重要課題と考え、お客さまの食の「安全」と「安心」を守るための取り組みを進めております。しかしながら、不測の事態により当社が提供する食品の安全性や品質に対する消費者の信頼が低下した場合、また、当社の取引先における商品の製造過程や店舗等での販売時点において異物混入等が発生し、複数店舗で販売自粛等の措置をとる場合においては当社の業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,829字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績等 当事業年度における国内経済は、雇用・所得環境の改善と堅調な輸出を背景に、景気は緩やかな回復基調を維持しました。一方で、米国の通商政策や地政学リスクなど国際情勢の不透明感が続き、先行きは依然として不透明な状況が続いています。当社の経営基盤である北海道では、設備投資の活発化や持続的な賃金上昇により景気は持ち直しの動きが強まりましたが、物価の上昇が続く中で消費者の節約志向が根強く、生活防衛意識の高止まりが見られます。 このような環境下、当社は中期5カ年経営計画の最終年度として「北海道のヘルス&ウエルネスを支える企業」の実現に向け、「商品と店舗の付加価値向上」「顧客化の推進」「地域との連携」「収益構造の改革」に取り組みました。 当事業年度における経営成績は、売上高3,800億63百万円(前期比107.4%)、営業総利益は1,194億23百万円(前期比105.8%)となり、いずれも過去最高となりました。 販売費及び一般管理費は1,110億91百万円(前期比105.8%)となりました。前期よりも増えましたが、生産性向上の取り組みの効果が出始めており、人時生産性は既存店前期比103.8%となりました。営業利益は83億32百万円(前期比105.6%)、経常利益は80億28百万円(前期比100.1%)、当期純利益は37億32百万円(前期比103.5%)と増益となりました。 業態別の売上高は、GMS(総合スーパー)は2,098億25百万円(前期比107.8%、既存店前期比101.0%)、SM(スーパーマーケット)は1,103億26百万円(前期比104.4%、既存店前期比101.9%)、DS(ディスカウントストア)は645億2百万円(前期比110.8%、既存店前期比103.7%)となりました(「収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)」の適用影響を除いて算出)。 ライン別売上高について、衣料部門は支出優先度低下の影響が大きく、前期比98.9%(既存店前期比96.7%)となりました。食品部門は前期比108.1%(既存店前期比102.2%)、住居余暇部門は前期比106.5%(既存店前期比101.7%)となりました。 当事業年度において、当社が実施した取り組みは、次のとおりであります。 店舗戦略においては、より快適にご利用いただける環境を確立するため、西友店舗を承継した札幌圏において大型活性化や業態転換を実施し、品揃えを拡充するとともにエリアに最適な店舗配置の実現を図りました。また、館全体の魅力向上を図るべく、新設したディベロッパー本部が主体となり、既存アセットの最大活用と館の付加価値向上を目的に、北海道初・地域初のテナント誘致や施設の環境改善を実施しました。さらに、北海道根室振興局の建物内に無人店舗を開店しました。他の自治体や企業からも出店の要望があり、今後拡大していく予定です。また、ⅰAEONアプリを活用し、利便性向上や限定のクーポン配信などを行いました。なお、会員数は2月末時点で北海道民の約6人に1人となる80万人となりました。 商品戦略においては、環境の変化に対応する商品提供に努めました。簡便・即食化への対応として、ピザや手作りパンの品揃えを強化したほか、魚・肉惣菜の専門売場を立ち上げ訴求しました。また、おいしさの訴求として、当社のオリジナル商品「本気!」シリーズを拡販しました。中でも「本気!の唐揚げ」は期中にリニューアルを実施し、5カ月で2億円を超える売上となりました。物価高騰の状況で消費の二極化が鮮明となる中、トップバリュにおいて価格と価値の両面から訴求を行いました。特に価格訴求型のベストプライスは既存店売上高が前期比111.1%と伸長し、トップバリュ全体の数値を押し上げました。衣料、住居余暇の取り組みとして、北海道でも夏の暑さが顕著となる中、「COOL de ACTION 2025」と称する取り組みを進め、長い夏への対応を図りました。衣料は晩夏に夏需要を拡販し、住居余暇ではワンタッチマグボトルや接触冷感素材を使用した「ホームコーディコールド」の販売を強化しました。冬には吸湿発熱素材を使用した商品や雪国に対応したオリジナル防滑シューズなどを販売し、好調に推移しました。また、ライフスタイルの変化に合わせた商品提案に努め、美容や健康需要の高まりに対応すべく内外美容関連商品を拡販するとともに、ビジネスのカジュアル化の提案を行い、いずれも伸長しました。大型商業施設の減少により購入場所が減少している中、各行事需要に応える売場を構築し、ランドセルは市場縮小の中でもシェア拡大により、売上が伸長しました。 サステナブル経営の推進では、「お客さまとともに進める環境・社会貢献活動」を大きな指針として取り組みました。メディア露出や店内周知活動を通じて、取り組みの認知度向上に努めた結果、フードドライブの回収量は前期比110.5%、イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーンの贈呈金額は前期比108.9%となりました。 当社は、これからもサステナブル経営を実践し、お客さまに「イオンのあるまちに住みたい」と思っていただけるよう事業改革を進めてまいります。 また、当社は小売事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ② キャッシュ・フロー 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、期首に比べ11億87百万円増加し55億58百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は226億87百万円(前期は128億66百万円の収入)となりました。これは主に、未収入金の増加額19億62百万円、棚卸資産の増加額7億86百万円、法人税等の支払額7億97百万円等により資金が減少したのに対し、税引前当期純利益49億97百万円、減価償却費76億33百万円、仕入債務の増加額37億53百万円、預り金の増加額30億17百万円、減損損失27億94百万円等により資金が増加したためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は177億43百万円(前期は340億3百万円の支出)となりました。これは主に、差入保証金の回収による収入12億66百万円等により資金が増加したのに対し、有形固定資産の取得による支出188億94百万円等により資金が減少したためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は37億56百万円(前期は216億69百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入160億円により資金が増加したのに対し、短期借入金の純減少額81億円、長期借入金の返済による支出92億円、配当金の支払額22億27百万円等により資金が減少したためであります。 (2) 仕入及び販売の実績 当社は、小売事業及びその付随業務の単一セグメントであるため、「仕入及び販売の実績」については、商品グループ別に記載しております。 ① 仕入実績 当事業年度の仕入実績を商品グループ別に示すと、次のとおりであります。 商品グループの名称   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日) 金額(百万円)   前年同期比(%) レディス   2,033   108.4 服飾   3,211   103.9 キッズ   1,966   99.5 インナー   3,322   104.0 メンズ   1,788   107.2 衣料品その他   0   124.2 衣料品計   12,323   104.4 グロサリー   87,143   110.0 デイリー   55,535   107.9 生鮮   74,552   105.4 デリカ   20,614   107.9 インストアベーカリー   1,037   102.5 食品催事   94   110.3 食品計   238,979   107.9 カルチャー   10,051   114.0 サイクル   658   96.0 ホームファッション   3,436   99.9 ガーデニング   939   94.5 H&BC   19,310   104.8 住居・余暇計   34,395   106.3 その他   131   140.9 合計   285,829   107.5 (注) 商品グループの体系は内部管理に基づく区分であり、前年同期比については、前年同期実績値を当事業年度の区分に組み替えて表示しております。 ② 販売実績 当事業年度の販売実績を商品グループ別に示すと、次のとおりであります。 商品グループの名称   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日) 金額(百万円)   前年同期比(%) レディス   3,437   99.4 服飾   5,329   99.2 キッズ   2,997   97.7 インナー   5,496   100.2 メンズ   2,804   96.8 衣料品その他   0   147.3 衣料品計   20,065   98.9 グロサリー   109,281   110.5 デイリー   76,479   107.9 生鮮   94,305   105.7 デリカ   30,391   107.6 インストアベーカリー   2,249   108.9 食品催事   141   109.6 食品計   312,849   108.1 カルチャー   12,438   111.3 サイクル   997   95.9 ホームファッション   5,148   100.9 ガーデニング   1,500   95.2 H&BC   26,910   106.6 住居・余暇計   46,995   106.5 その他   153   112.6 合計   380,063   107.4 (注) 1.当社は一般顧客を対象に、主に現金による店頭販売を行っているため、相手先別の販売実績は省略しております。 2.商品グループの体系は内部管理に基づく区分であり、前年同期比については、前年同期実績値を当事業年度の区分に組み替えて表示しております。 3.商品グループの主な内容は、次のとおりであります。 商品グループの名称   主な内容   商品グループの名称   主な内容 レディス   婦人用の衣料   インストアベーカリー   店内でのパン製造販売 服飾   靴、鞄、服飾雑貨   食品催事   季節催事 キッズ   子供用の衣料   カルチャー   文具、家電、時計、玩具、携帯電話等 インナー   肌着   サイクル   自転車 メンズ   紳士用の衣料   ホームファッション   寝具、バス・トイレ用品、食器等 衣料品その他   上記以外の衣料品   ガーデニング   ガーデニング用品 グロサリー   米、酒、調味料、嗜好食品等   H&BC   化粧品、医薬品、調剤、ペット用品、台所用品、日用雑貨、健康食品等 デイリー   卵、乳製品、麺類、パン等 生鮮   野菜、鮮魚、精肉等の生鮮食品 デリカ   弁当、寿司、惣菜、サラダ等   その他   委託販売、学生服等 (3) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、開示に影響を与える見積りに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積りによる不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、第5「経理の状況」1「財務諸表等」(1)「財務諸表」「注記事項」「重要な会計方針」に記載しております。 ② 財政状態の分析 当事業年度末の資産は1,934億83百万円となり、前事業年度末に比べ62億21百万円増加いたしました。 内訳としましては、流動資産が29億2百万円、固定資産が33億18百万円それぞれ増加したためであります。 流動資産の増加は、現金及び預金が11億87百万円、商品が8億1百万円、未収入金が8億2百万円それぞれ増加したこと等が主な要因であります。 固定資産の増加は、前払年金費用が15億11百万円減少したのに対し、店舗の活性化やイオンモール札幌苗穂の信託受益権取得等により、建物・土地・工具、器具及び備品等の有形固定資産が47億13百万円増加したこと等が主な要因であります。 当事業年度末の負債は1,191億25百万円となり、前事業年度末に比べ49億26百万円増加いたしました。 内訳としましては、流動負債が6億58百万円、固定負債が42億68百万円それぞれ増加したためであります。 流動負債の増加は、短期借入金が81億円、設備関係支払手形が48億73百万円それぞれ減少したのに対し、買掛金が35億51百万円、1年以内返済予定の長期借入金が32億円、預り金が30億17百万円、未払消費税等が19億20百万円、未払法人税等が14億39百万円それぞれ増加したこと等が主な要因であります。 固定負債の増加は、長期借入金が36億円、会計上の見積りの変更等により資産除去債務が6億87百万円それぞれ増加したこと等が主な要因であります。 当事業年度末の純資産は743億57百万円となり、前事業年度末に比べ12億94百万円増加いたしました。 これは主に、当期純利益の計上により37億32百万円増加したのに対し、配当の実施により22億28百万円減少したこと等が主な要因であります。 この結果、自己資本比率は38.4%(前事業年度末は39.0%)となりました。 ③ 経営成績の分析 当事業年度の売上高は3,800億63百万円(前期比107.4%)となり、前事業年度と比べ260億44百万円の増収、過去最高を更新しました。これは、2024年10月1日に株式会社西友より9店舗を承継したことで札幌圏のシェアが拡大したことや、ディスカウントストア業態が堅調だったことなどによります。 経常利益は80億28百万円(前期比100.1%)となり、8百万円の増益となりました。増益の要因は、販売費及び一般管理費が積極的な人的投資などの影響で1,110億91百万円(前期比105.8%)と増加しましたが、計画内で管理し、売上高、テナント収入増加による営業総利益高が増加したことによるものです。 減損損失等の特別損失31億12百万円、税金費用12億64百万円を計上した結果、当期純利益は37億32百万円(前期比103.5%)となり、前事業年度と比べ1億25百万円の増益となりました。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2〔事業の状況〕4〔経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析〕(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フロー」に記載しております。 当社の運転資金需要のうち主なものは、店舗で販売する商品の仕入れのほか、販売費及び一般管理費などの営業費用であります。営業費用の主なものは給与手当及び賞与、営業店舗の賃借料等であります。投資を目的とした資金需要は、新規店舗出店に伴う店舗、器具備品のほか、既存店舗の活性化投資、生産性向上を目的としたデジタル投資、省エネ投資等であります。当社は運転資金及び設備投資の調達については、自己資金及び金融機関からの短期借入金を基本としておりますが、多額な設備投資につきましては、金融機関からの長期借入金を基本としております。なお、当事業年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は451億30百万円となっております。また、当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は55億58百万円となっております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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