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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ハイデイ日高

7611 · Prime · 小売業

首都圏に直営472店舗を展開する中華料理チェーン。看板業態「日高屋」を中心に、低価格で品質の均一化を追求。

概要

ハイデイ日高は、埼玉県さいたま市に本社を置く大衆中華料理チェーン「日高屋」を首都圏で展開する企業である。1973年に中華料理店「来々軒」として創業し、現在は「日高屋」を中核に、焼鳥や居酒屋など7つの業態を運営する。2026年2月期の売上高は623億円、経常利益66億円。東京証券取引所プライム市場に上場する。

中核業態「日高屋」の低価格戦略

同社の主力は「日高屋」であり、420円の中華そばや野菜たっぷりタンメンが看板商品である。低価格を実現するため、行田工場に食材の購買から麺・餃子・調味料の製造、物流までを集約し、品質の均一化とコスト削減を図る。2026年2月末時点で「日高屋」は440店舗(来来軒含む)を数え、全472店舗の直営店舗のうち93%を占める。

店舗網は首都圏1都3県に集中

2026年2月末の直営店舗数は472店舗で、東京都210店舗、埼玉県109店舗、神奈川県73店舗、千葉県59店舗と、首都圏1都3県で95%超を占める。近年は北関東(栃木、茨城、群馬)への出店を加速し、同事業年度中に3県で計8店舗を開設した。駅前立地を中心に、ロードサイド店も拡充しており、店舗戦略の多様化を進めている。

収益構造と中期経営計画

売上高は2021年2月期の296億円から2026年2月期の623億円へと倍増し、増収基調が続く。純利益は2021年2月期に29億円の赤字を計上したが、その後回復し2026年2月期は47億円の黒字である。中期経営計画「Hiday Challenge」では、600店舗体制と海外進出を掲げ、FC展開やM&Aも視野に入れる。

フランチャイズと多業態展開

直営中心だが、2025年10月に株式会社オーシャンシステムとFC契約を締結し、新潟県へ初出店した。同社の業態は「日高屋」以外に「中華一番」「焼鳥日高」「大衆酒場日高」「大衆食堂日高」「屋台料理 台南」「らーめん日高」の7つで、FC店舗を含めるとさらに広がる。単一セグメントだが、多業態で顧客層を広げている。

業界の中での役割は中華料理・ラーメン・餃子の飲食店チェーン運営者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
623億円
営業利益
66億円
営業利益率
10.6%
純利益
47億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01中華系飲食店チェーン主力

直営店舗で中華料理・ラーメン・餃子などを提供。主な業態は「日高屋」(中華そば日高屋・中華食堂日高屋)で、420円の中華そばや野菜たっぷりタンメンが人気。他に「中華一番」「焼鳥日高」「大衆酒場日高」「大衆食堂日高」「屋台料理 台南」「らーめん日高」を展開。食材購買から麺・餃子・調味料の製造、物流までを行田工場に集約し品質均一化を図る。

主な製品・サービス7
日高屋
「美味・廉価」をコンセプトとするハイデイ日高中核業態。中華そば(420円)や野菜たっぷりタンメンが人気。
中華一番
中華料理の業態。
焼鳥日高
焼き鳥を提供する業態。
大衆酒場日高
居酒屋業態。
大衆食堂日高
おつまみと定食メニューを提供する業態。
屋台料理 台南
台湾屋台料理を提供する業態。
らーめん日高
鶏白湯ラーメンの業態。

製品と技術

日高屋の看板メニューと価格設定

「日高屋」は「美味・廉価」をコンセプトに、中華そば(420円)、野菜たっぷりタンメン、餃子などを提供する。メニューはすべてお手頃価格に設定され、幅広い客層に支持される。期間限定メニューも頻繁に投入し、例えば「黒酢しょうゆ冷し麺」「チゲ味噌ラーメン」など季節商品を発売する。生ビール祭やサワー祭などのキャンペーンも客数増に寄与する。

行田工場による垂直統合型生産

埼玉県行田市にある行田工場では、麺、餃子、調味料の製造を一貫して行う。食材の購買から物流まで同工場に集約し、全店舗に供給することで品質の均一化とコスト削減を実現する。2025年2月期には、麺の製造方法を見直し「細麺」「太麺」ともリニューアルし、小麦の風味を向上させた。ISO22000認証を取得し、衛生管理も徹底する。

多様な業態でカバーする市場

「日高屋」以外に、「焼鳥日高」は焼き鳥を中心に27店舗(大衆酒場日高含む)を展開。「中華一番」は中華料理、「大衆食堂日高」は定食、「屋台料理 台南」は台湾屋台料理、「らーめん日高」は鶏白湯ラーメンと、それぞれ異なるニーズに対応する。これらの多業態は単一セグメントとして管理され、業態転換やリロケーションにより効率的な店舗運営を図る。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

低価格中華料理チェーン、安さが強み

ハイデイ日高は「日高屋」ブランドで低価格の中華料理を提供する外食チェーン。売上高556億円(2025年2月期)とヨシックスホールディングスより規模が大きい。2026年2月期には売上高623億円、営業利益率10.59%と堅調。同業の光フードサービスと比較すると、価格帯がより低く、価格訴求力が強い。一方で原材料高や人手不足は共通の課題。

強み

  • 低価格中華料理で顧客を獲得、インフレ下でも需要が堅調。
  • 売上高が2024年488億円から2026年623億円へ28%増の見込み。
  • 営業利益率10%前後と低価格帯ながら良好な収益を確保。
  • 「日高屋」は全国的に認知され、集客力が高い。

課題

  • 小麦や肉類の価格上昇が利益を圧迫、価格転嫁が困難。
  • 時給上昇や人員確保難が店舗運営の課題に。
  • 低価格帯では競合が多く、メニューやサービスの差別化が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

食品・飲料の時価総額近傍。太字がハイデイ日高

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13543コメダホールディングス1,351億円
22004昭和産業1,262億円11.7倍
38153モスフードサービス1,247億円26.2倍
42281プリマハム1,243億円27.0倍
52109DM三井製糖1,186億円29.7倍
67611ハイデイ日高1,173億円23.5倍
78237松屋1,097億円49.1倍
89887松屋フーズホールディングス1,061億円26.2倍
94526理研ビタミン1,030億円14.1倍
109997ベルーナ1,029億円8.8倍
114368扶桑化学工業1,007億円20.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(食品・飲料)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

創業「来々軒」から法人化まで

1973年2月、現代表取締役の神田正がさいたま市大宮区宮町に中華料理「来々軒」を創業した。1978年3月、有限会社日高商事を設立し、資本金200万円で法人化。1983年10月に株式会社へ改組し、1986年3月には食材供給子会社として株式会社日高食品を設立、麺と餃子の生産を自社で始めた。

多業態への挑戦と都心進出

1989年4月、ラーメン専門店「らーめん日高」1号店を出店。1993年3月、都内初進出として赤羽店を開店。同年7月には居酒屋「文楽座」を始め、以後「ラーメン館」「台南市場」など次々と新業態を立ち上げた。1994年12月には新宿歌舞伎町に進出し、都心の繁華街出店が加速した。

「日高屋」誕生と100店舗達成

1998年6月、CIを導入し商号を株式会社ハイデイ日高に変更。2002年6月、現在の中核業態である「日高屋」が新宿東口店で始動した。同年12月には総店舗数100店舗を達成。2004年には消費税総額表示義務化に伴い、日高屋の中華そばを税込390円に実質値下げし、価格競争力を強化した。

上場と生産基盤の拡充

1999年9月に株式を店頭登録し、2004年12月にジャスダック、2005年4月に東京証券取引所市場第二部に上場。2006年8月には市場第一部に指定された。2005年2月に行田工場を完成させ、その後増設を繰り返し、2015年5月には食品安全マネジメントの国際規格ISO22000の認証を取得した。

300店舗から400店舗への拡大

2012年2月にはFC3店舗を含めて目標の300店舗を達成。2013年11月に行田工場を増設し、生産能力を向上。2014年10月に茨城県へ初出店、北関東への展開を本格化した。2017年5月にはFC2店舗を含めて400店舗を達成し、成長を続けた。

新中期計画と過去最高売上

2023年2月、創業50周年を迎え、中期経営計画「Hiday500」を策定。その後ローリング方式に変更し、2025年2月期の売上高は過去最高の556億円に達した。2025年4月には新中期計画「Hiday Challenge」を策定し、国内シェア拡大と海外進出を追加。2026年2月期には売上623億円、純利益47億円を記録した。

年表40件を開く

1970年代

  • 1973年2月創業現代表取締役神田正によって中華料理「来々軒」をさいたま市大宮区宮町に創業。
  • 1975年3月「来来軒」大宮南銀座店を開店。
  • 1978年3月創業有限会社日高商事をさいたま市大宮区宮町に資本金200万円をもって設立。

1980年代

  • 1980年5月本社をさいたま市大宮区吉敷町に移転。
  • 1983年10月有限会社から株式会社に改組。「来来軒」大宮西口店を開店。
  • 1986年3月さいたま市大宮区三橋に食材供給子会社株式会社日高食品を設立し、麺と餃子の生産を開始。
  • 1987年3月本社をさいたま市大宮区桜木町に移転。
  • 1989年4月新業態のラーメン専門店「らーめん日高」の1号店をさいたま市大宮区仲町に開店。

1990年代

  • 1992年7月M&A株式会社日高商事浦和店を吸収合併。
  • 1993年3月都内進出の1号店として、「らーめん日高赤羽店」(現「来来軒赤羽店」)を北区赤羽に開店。
  • 1993年6月本社をさいたま市大宮区三橋に移転。
  • 1993年7月新業態として居酒屋「文楽座」の展開を開始。第1号店をさいたま市大宮区桜木町に開店。
  • 1994年4月当社の中核業態となった「ラーメン館」事業が始動。第1号店をさいたま市大宮区宮町に「大宮ラーメン館一番街店」として開店。
  • 1994年7月新業態「台南市場」事業が始動。第1号店をさいたま市大宮区宮町に「台南市場大宮東口店」(現「中華一番大宮東口店」)として開店。
  • 1994年12月東京の繁華街1号店として、新宿区歌舞伎町に「新宿ラーメン館歌舞伎町店」(「日高屋西武新宿前店」)を開店。以後都心の繁華街出店が加速する。
  • 1995年1月本社をさいたま市大宮区大門町三丁目に移転。
  • 1995年3月M&A食品供給子会社㈱日高食品を吸収合併。
  • 1995年9月M&A㈱ヒダカコーポレーションと合併。
  • 1998年6月商号変更CIを導入し、商号を「株式会社ハイデイ日高」に変更すると共にシンボルマーク、ブランドマークを制定。
  • 1999年9月当社株式を日本証券業協会に店頭登録。

2000年代

  • 2001年9月新業態和定食の店「和っ母」(現「中華食堂日高屋大宮東口店」)をさいたま市大宮区宮町に開店。
  • 2002年6月現在の主力業態である「日高屋」が始動。第1号店を「日高屋新宿東口店」として開店。
  • 2002年7月神奈川県初進出となる「ラーメン館川崎銀柳街店」(現「日高屋川崎銀柳街店」)を開店。
  • 2002年12月「日高屋六本木店」を開店。これをもって総店舗数100店舗を達成。
  • 2003年10月「日高屋」に「来来軒」のノウハウを加えた「中華食堂日高屋」の展開を開始。第1号店を「中華食堂日高屋浦和常盤店」として開店。
  • 2004年4月消費税の総額表示の義務化に伴い「日高屋」において中華そばを税込390円とし、実質値下げを実施。
  • 2004年9月千葉県初出店となる「日高屋北小金店」を開店。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年2月行田工場完成。
  • 2005年4月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2005年5月上場ジャスダック証券取引所の上場廃止。
  • 2006年8月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 2006年9月新業態「焼鳥日高」が始動。第1号店を「焼鳥日高川口駅東口店」として開店。
  • 2008年7月「日高屋茅ヶ崎北口店」を開店。これをもって総店舗数200店舗を達成。

2010年代

  • 2012年2月上場FC3店舗を含め、株式公開時の目標であった店舗数300店舗を達成。
  • 2012年9月栃木県初出店となる「日高屋バル小山店」を開店。北関東地区にも店舗展開を開始。
  • 2013年11月行田工場増設。
  • 2014年10月茨城県初出店となる「日高屋龍ヶ崎市駅東口店」を開店。
  • 2015年5月行田工場において食品安全の国際規格である食品安全マネジメントシステムISO22000の認証を取得。
  • 2017年5月FC2店舗を含め、店舗数400店舗を達成。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高670億円 (2027年2月期)、740億円 (2029年2月期)、830億円 (2031年2月期)
  • 営業利益率10.2% (2027年2月期)、10.0%以上 (2029年2月期、2031年2月期)
  • ROE(自己資本利益率)18.0%以上 (2027年2月期、2029年2月期、2031年2月期)
  • 期末店舗数(含むFC)497店 (2027年2月期)、543店 (2029年2月期)、597店 (2031年2月期)
  • 女性管理職比率2029年まで10%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    店舗戦略の推進

    行田工場を中心に1都3県、北関東、隣接県へ出店拡大。未出店駅前・エリアでの出店、ロードサイドへの出店を加速。経年店舗の改装・リニューアル、リロケーションや業態転換による収益性改善を図る。

  2. 02

    国内シェア拡大・海外進出とM&A

    戦略的パートナーとのFC事業により店舗展開・国内シェア拡大。海外進出による人財獲得・育成と価値創造。アライアンス・M&Aを積極的に検討。

  3. 03

    採用強化と人財育成

    SNSやYouTubeを活用した採用活動、賃金ベースアップや休日増加による処遇改善。ハイデイユニバーシティでの研修強化、女性管理職比率10%以上、フレンド社員の正社員登用、外国人採用を推進。

  4. 04

    DX推進による省人化と顧客利便性向上

    タッチパネルオーダー、配膳ロボット、セルフレジなど省人化システム導入。スマホオーダーや自社アプリ開発、自動発注支援システムの高度化、シフト管理ツール拡充により業務負担軽減と生産性向上。

  5. 05

    事業拡大と新商品開発・販路戦略

    主力業態「日高屋」「焼鳥日高」の維持向上、ラーメン専門店など新業態開発。新商品・季節限定メニューの投入、既存商品のブラッシュアップ。食品メーカー、量販店、コンビニとの連携による販路拡充。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,088人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は550万円で、9期前と比べて+15.5%平均年齢は35.0歳、平均勤続年数は8.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月747
2018年2月794
2019年2月822
2020年2月47635.08.0838
2021年2月46035.08.0859
2022年2月46335.09.0847
2023年2月50236.09.0853
2024年2月53236.09.0913
2025年2月52335.09.0988557
2026年2月55035.08.01,088607

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率51.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)70.7%
100なら男女で差がない状態

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は623億円営業利益66億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.1%、利益が+20.0%。

売上高
+12.1%
623億円
営業利益
+20.0%
66億円
純利益
+14.6%
47億円
営業利益率
10.6%
前期比 +0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高670億円623億円
営業利益68億円66億円
純利益45億円47億円
1株あたり配当¥52¥52

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は170億円、営業利益は21億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+26.9%、営業利益は+40.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q1171210.39
2024年2Q121129.98
2024年3Q123129.88
2024年4Q1277
2025年1Q1341511.210
2025年2Q135139.69
2025年4Q287279.422
2026年2Q3083712.025
2026年4Q315299.222
2027年1Q1702112.414

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は295億円から623億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は10.6%。売上は4期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月2953620
2014年2月3203721
2015年2月3444023
2016年2月3684328
2017年2月3854629
2018年2月4064630
2019年2月4194731
2020年2月4224126
2021年2月296−28−29
2022年2月2642616
2023年2月3822515
2024年2月4884832
2025年2月55655579.941
2026年2月623666610.647

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高623億円のうち、営業利益として残るのは66億円10.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は47億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金30.8%192億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.6%365億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.6%66億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
69.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.9pt
10.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.1pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+10.1pt
18.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
21.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが60億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは35億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は112億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月34−21−101336
2014年2月32−25−3740
2015年2月52−28−92455
2016年2月41−20−82168
2017年2月43−19−92482
2018年2月47−14−1133103
2019年2月41−14−1327119
2020年2月37−14−1323128
2021年2月−450−14−4569
2022年2月44−3−114199
2023年2月41−27−914104
2024年2月60−23−1137130
2025年2月54−15−3439135
2026年2月60−25−5835112

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は342億円。このうち返さなくてよい自己資本が249億円で、自己資本比率は72.8%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月1901355571.1
2014年2月2041515374.1
2015年2月2321696372.7
2016年2月2511896275.2
2017年2月2712106177.7
2018年2月2932316278.7
2019年2月3082505881.1
2020年2月3252626380.7
2021年2月2572193885.2
2022年2月2732244981.9
2023年2月2922306278.7
2024年2月3332518275.5
2025年2月3442598675.1
2026年2月3422499372.8

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
122億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
276億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
93億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
91
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中28位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中179位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
18.7%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.6%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.8%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
12.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,075で、1年前と比べて-13.8%過去52週の値幅のなかでは46%の位置にある。

¥3,075+1.3%1ヶ月+11.4%1年-13.8%時価総額1,173億円
過去52週の値幅
安値¥2,456高値¥3,795

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)23.5倍
PER (会社予想)24.6倍
PBR4.38倍
配当利回り1.69%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月+10%上昇。52週高値3900円からは下落。週足は上昇トレンド。25日線2665円を+4.3%上回る。出来高は増加傾向で買い優勢。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 50/100)

PER21.3倍は業界平均41.1倍を大きく下回り割安に見えるが、PBR3.96倍は業界平均2.92倍を上回り割高感がある。ROE18.7%は高水準で収益性は良好だが、配当利回り1.87%は業界平均13.65%を大きく下回る。高成長によるPERの低さが評価されている一方、配当は低く株主還元が課題。

指標この会社業種平均
PER (実績)23.5倍39.6倍
PER (予想)24.6倍
PBR4.38倍2.44倍
ROE18.7%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

日高屋は、積極的な出店と既存店売上高の増加で増収増益を継続している。強気派は、出店余地の大きさと徹底したコスト管理による高い収益性(ROE18.7%)を評価し、時価総額1060億円でも成長余地は十分とみる。弱気派は、原材料費や人件費の上昇が利益を圧迫するリスク、首都圏依存の地域集中リスク、株価が年初来比で約15%下落していることやPER21倍台のバリュエーション警戒感を指摘する。

プラスに働く材料7
  • 出店余地の大きさ

    首都圏駅前への出店余地あり、新規出店で増収基調。

  • 高い収益性と成長

    ROE18.7%、営業利益率10%超、過去5年で売上高倍増。

  • コスト管理力

    セントラルキッチン等で原価率抑制、利益率改善継続。

  • 2026年2月期営業利益66億円計画2026年2月期影響

    営業利益66億円は前期比20%増、過去最高更新見込み

  • 出店拡大と既存店売上増加継続影響

    売上高623億円は前期比12%増、新規出店と客数増加

  • 原材料高対策の値上げ効果2026年2月期影響

    値上げ実施で客単価上昇、利益率改善に寄与

  • 株主還元とROE18.7%の高収益継続影響

    配当利回り1.87%、自己株式取得の可能性も

マイナスに働く材料7
  • 原材料・人件費高騰

    中華料理は原材料価格変動の影響を受けやすく、人件費も上昇。

  • 地域集中リスク

    首都圏に特化、災害や競合激化で業績が左右される。

  • 株価バリュエーション

    PER21倍超、利益成長鈍化なら割高感が表面化。

  • 食の安全問題によるブランド毀損不定影響

    過去に食中毒事例あり、再発で売上急減リスク

  • 人件費高騰と人手不足継続影響

    アルバイト時給上昇、営業利益率9.89%から1pt低下で利益約5.6億円減

  • 競合チェーンとの価格競争継続影響

    低価格帯競争激化、客単価維持が困難

  • 消費税増税など外食規制金融政策次第影響

    消費税増税で客足減少、業界全体に影響

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
既存店の客数と客単価の動向を示す重要指標。
店舗数と出店ペース
成長の持続性を測るため、出店計画の進捗を確認。
営業利益率
コスト上昇を吸収できているか収益性の健康度を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり52で、前期から+18.2%いまの株価に対する利回りは1.69%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥52
1株あたり
配当利回り
1.69%
いまの株価に対して
配当性向
39.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2329.6
2018年2月2720.034.3
2019年2月3218.740.4
2020年2月3611.253.0
2021年2月360.0
2022年2月24−33.357.7
2023年2月240.060.0
2024年2月3545.841.1
2025年2月4425.740.8
2026年2月5218.239.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥52

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ24,804人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が22.5%を占め、残る77.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他66.567.564.261.260.959.6
外国法人13.811.314.114.715.916.6
金融機関15.015.615.216.115.615.1
事業法人4.54.46.26.76.87.4
自己株式0.40.40.50.52.35.6
証券会社0.21.10.31.20.71.2
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01神田 正9.49
02神田 賢一7.91
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.20
04USBK NA JP I&W TS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)7.11
05麒麟麦酒株式会社2.89
06町田 功2.67
07昭和産業株式会社1.72
08株式会社武蔵野銀行1.70
09株式会社みずほ銀行1.69
10日本生命保険相互会社1.49

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+86%、1株純資産は14期で+48%。直近期のROEは18.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月7046816.013.524.0
2014年2月6243715.012.923.4
2015年2月6044314.422.226.2
2016年2月7349715.420.426.1
2017年2月7753314.619.429.6
2018年2月8060713.725.834.3
2019年2月8165712.823.440.4
2020年2月6869110.124.053.0
2021年2月−78577
2022年2月425897.143.057.7
2023年2月406056.749.960.0
2024年2月8566113.431.041.1
2025年2月10869416.124.740.8
2026年2月13169118.724.139.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/2期の役員報酬は総額147百万円。

氏名役職年齢保有株数
神田正代表取締役会長 執行役員会長853,621,000
青野敬成代表取締役社長 執行役員社長5236,000
原田隆行取締役 執行役員 営業本部長兼営業部長527,000
島崎幸司取締役 執行役員 行田工場長562,000
石田淳取締役 執行役員 経営企画部長58
石田徹社外取締役72
齊藤三希子社外取締役51
小山茂和社外取締役(監査等委員)701,000
奥村太久実社外取締役(監査等委員)63
平栗敬子社外取締役(監査等委員)55
六川浩明63

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
その他役員7773511216
その他役員413133
その他役員413133
その他役員3993

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容772字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、ラーメン・餃子・中華料理などを主とした飲食店チェーンを展開する事業を行っており、さいたま市を発祥の地として、2026年2月末現在、東京都に210店舗、埼玉県に109店舗、神奈川県に73店舗、千葉県に59店舗、栃木県に6店舗、茨城県に9店舗、群馬県に6店舗の計472店舗を直営で経営しております。(FC店舗は含めておりません) 品質の向上と安定、均一化を図るため、食材の購買、麺・餃子・調味料などの製造、各店舗の発注に関わる業務管理、物流までの機能を行田工場に集約しております。 なお、当社の事業は中華系レストランの展開という単一のセグメントと把えており、事業の状況などの項目においては、原則として事業のセグメント別に区分することなく一括して記載しております。 当社の経営する業態としては、次のものがあります。 ①「日高屋」 当社社名「ハイデイ日高」にちなんだ業態名であり、「美味・廉価」を極めた店舗であります。1杯420円の「中華そば」、野菜がたっぷりの「野菜たっぷりタンメン」などが人気メニューであります。その他のメニューについてもお手頃価格でご提供し、味へのこだわりは、とことんまで追求し、幅広いお客様にご利用いただける、ハイデイ日高の中核業態であります。「日高屋」を冠する店舗としては、「中華そば日高屋」、「中華食堂日高屋」の2つのバリエーションがあります。なお、「来来軒」は「中華食堂日高屋」とのメニューの類似性が高いため、「日高屋」に含めております。 ②その他の業態 その他の業態としては、中華料理の「中華一番」、焼鳥の「焼鳥日高」、居酒屋の「大衆酒場日高」、おつまみと定食メニューの「大衆食堂日高」、台湾屋台料理の「屋台料理 台南」、鶏白湯の「らーめん日高」であります。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,517字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社の経営理念 「私たちは、美味しい料理を真心込めて提供します。」 「私たちは、夢に向かって挑戦し、進化し続けます。」 「私たちは、常に感謝の心を持ち、人間形成に努めます。」 この基本理念に基づき、駅前に「日高屋」がある、そんな当たり前の風景を夢見て、お客様においしい料理を、低価格で提供し、ハッピーな一日(ハイデイ)を過ごしていただきたく、そして、このことを通じて、会社の発展、従業員の幸せと社会への貢献を実現するのが、当社の経営ビジョンであります。 (2)経営戦略と対処すべき課題 今後のわが国経済は、少子高齢化社会となり大幅な成長は期待できないものと思われます。また、エネルギー価格や原材料価格の高騰、為替相場の円安に伴う物価上昇、その影響による個人消費の冷え込み懸念など、厳しい環境が続くものと思われます。 かかる中、当社は、2023年2月に創業50周年の節目を迎え、今後の更なる飛躍と将来の成長を確固たるものにし、社会インフラとして地域活性化に貢献することを目的として、中期経営計画「Hiday500」を策定し、6つの重点施策をはじめとした各種施策に取り組んでまいりました。2024年4月に経営環境の変化に柔軟に対応するため、ローリング方式により2026年2月期を中間期とする5か年の中期経営計画に変更、新たな重点施策として「海外マーケット進出、アライアンス・M&A」を追加し遂行してまいりました。2025年2月期の売上高は過去最高の556億円となり、計画値を前倒しで達成したことから、2025年4月に中期経営計画の数値目標、期間を見直し、新中期経営計画「Hiday Challenge」を策定いたしました。従来の重点施策の取り組みは踏襲するとともに、施策の一つであります「海外マーケット進出、アライアンス・M&A」について「国内シェア拡大」施策を追加いたしました。 お客様と従業員の幸せ、会社の発展、地域社会への貢献、地球環境との共生を基本方針として、以下の重点課題・施策に対応し、更なる企業価値向上を目指してまいります。なお、事業環境の変化に迅速に対応するため、1年毎に計画を見直し、ローリングしていくことを方針としております。各重点施策は以下の通りです。 ①店舗戦略 行田工場を中心に1都3県に加えて、北関東に100店舗、国内未開拓マーケットである隣接県に出店拡大、収益基盤の強化を目指してまいります。未出店駅前・エリアにおいて、人が多く集まる繁華街、ショッピングモール内や駅商業施設、乗降客が比較的少ない駅前への出店を拡充するとともに、ロードサイドへの出店を加速します。 経年店舗の改装・リニューアルによりお客様に快適な空間を提供いたします。また、立地や業績不振などに応じてリロケーションや業態転換による収益性改善を図ります。 幅広いお客様のニーズにお応えして地域社会の皆様に喜んでいただける店舗作りを目指します。 ②国内シェア拡大・海外進出、アライアンス・M&A 戦略的パートナーと連携したFC事業により、社会インフラとして地域活性化に貢献するため、当社の店舗運営ノウハウ、商品・サービスを有効活用し、店舗展開・国内シェアを拡大してまいります。 マザーマーケットである日本に加えて国境を越えた人財の更なる獲得・育成、外国人フレンド社員との共生・価値創造を目的として海外進出を実現いたします。 新しい価値の創造、収益拡大・更なる成長を目指して、アライアンス・M&Aについても積極的に検討してまいります。 ③採用の強化・人財育成 従業員の成長と活躍を支え、活き活きと働ける環境を充実させて、生活をより豊かにする処遇も実現いたします。 社員採用活動については、ホームページ採用サイト、SNSやYouTubeなどを積極的に活用いたします。また、賃金ベースアップ、年間休日の増加、福利厚生制度の見直しなどにより、継続的に処遇を改善いたします。フレンド社員(パート・アルバイト社員の当社における呼称)においても店舗環境に合わせた時給設定などの処遇を改善いたします。 店舗運営においては店長自主管理経営を継続し、ハイデイユニバーシティ(社内教育育成制度)にてSMDP研修(※1)をはじめとした各種研修・資格制度、オンラインe-ラーニングをブラッシュアップするとともに、接客向上委員会、収益向上委員会、CSB委員会(※2)の施策・情報発信により、社員の調理・接客の技術をより一層強化するとともに「Q(味)、S(サービス)、C(清潔・安全)」の向上を図り、現場力をアップすることでお客様にご満足いただける店舗作りを継続します。 女性従業員が将来のキャリアプランを思い描きながら生き生きと働ける環境・風土を目指して、2029年までに女性管理職比率を10%まで引上げ、女性の職場での活躍を支援・促進いたします。また、フレンド社員のキャリア支援を強化し、正社員への登用を積極的に実施いたします。外国人の採用も意欲的に実施し、多様な人財の能力を生かして、従業員とともに成長してまいります。 (※1)SMDP研修(ストアマネージャー・ディベロップメント・プログラム) 研修体系のベースは人間形成という、一人の人間としての成長です。そのうえで、調理、接客、マネジメントな どの業務に必要なスキルを身につけ、人間的にもビジネスパーソンとしても成長することを目標としております。 (※2)CSB委員会(Cleanliness Sanitation Buster) 菌を撲滅し、安心安全な料理提供、衛生的な店舗作り、3S(整理、整頓、清掃)による清潔な店舗作りを目的 とした委員会です。 ④DX推進戦略 デジタル化を推進することで、省人化を実現するとともに、もっと便利に、ご満足いただける店舗運営を実現いたします。 タッチパネル式オーダーシステムを拡充することでお客様の利便性を高めるとともに、配膳ロボット、ライスロボット、冷却水サーバー(お冷セルフ)、セルフレジの増設など、省人化システムの導入を推進してまいります。 新たな取り組みとして、お掃除ロボットの試験導入、スマホオーダー・自社アプリ開発の検討など、店舗オペレーションの改善に継続的に取り組んでまいります。 また、店舗食材の自動発注支援システムを高度化することにより店舗・工場社員の負担を軽減いたします。店舗シフト管理においてもツール拡充により店長の業務負担を軽減、最適な人員配置の実現、生産性向上に繋げてまいります。 dポイント、楽天ポイント、PayPay期間限定スタンプカード/期間限定クーポンなどの各種キャンペーンにより、もっと便利な店舗運営を実現いたします。 ⑤事業拡大・新商品開発・販路戦略 お客様の多様なニーズにお応えするため、新業態開発・育成、新商品開発、販売チャネルを拡充いたします。 当社の主力業態である「日高屋」「焼鳥日高」ブランドの維持向上を図るとともに、ラーメン専門店、高家賃、長時間営業でも採算良好な業態を開発いたします。新商品・季節限定メニューのタイムリーな投入、既存商品のブラッシュアップにより、いつご来店頂いても新しい発見のある商品開発を進めてまいります。また、食品メーカー、量販店、コンビニエンスストアとの連携により販売チャネルを拡充し、より多くのお客様に満足していただけるように努めてまいります。 ⑥ブランディングの強化 積極的な広報活動(メディア各社へのプレスリリース等)や提携先と連携したキャンペーンに取り組んでまいります。 テレビ番組内での情報発信、CM、SNS(XやInstagramなど)、ホームページ、YouTubeなどの多様なコンテンツを活用して、魅力的な商品やサービスを積極的にプロモーションすることで、お客様に日高屋での楽しい食事をご想像いただけるように取り組みます。 メディア向けイベント、スポーツ協賛、地域活性化支援などによるブランドイメージ向上に努めてまいります。 ⑦サステナビリティの取り組み推進 次世代へと繋げて行くため地球にやさしい店舗作り、地域コミュニティに密着した社会インフラとして地域活性化に貢献いたします。 当社は今後もESGの取り組みを推進し、環境、社会、企業統治の観点から企業価値を高めるとともに、持続可能な未来のために活動してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、事業の拡大・成長性と収益力、株主の皆様からお預かりした株主資本を効率的に活用することを優先事項に考えております。このため、中期経営計画では、売上高、営業利益率、ROE(自己資本利益率)、期末店舗数を重要指標としております。 2026年2月期の売上高、ROEは前回公表の計画値を上回ったことから、2027年2月期以降の計画値を引上げました。期間については、2029年2月期を中間目標年度とし、最終目標年度を2030年2月期から2031年2月期へ変更いたしました。 長期ビジョンとして、8年後のありたい姿「売上高1,000億円、営業利益率10.0%以上、ROE18.0%以上、店舗数(含むFC)700店を目指してまいります。 < 実績と前回公表の予想・計画 > 2026年2月期実績       2026年2月期 前回公表計画   2028年2月期 前回公表計画   2030年2月期 前回公表計画 成長性・収益力   売上高   622億円       600億円   675億円   750億円 営業利益率   10.6%       10.0%   10.0%   10.0% 投資収益性   ROE   18.7%       15.0%以上   16.0%以上   17.0%以上 店舗展開   期末店舗数(含むFC)   478(6)       475   510   550 < 今回の予想・計画 > 2027年2月期今回予想   2029年2月期 今回計画   2031年2月期 今回計画 成長性・収益力   売上高   670億円   740億円   830億円 営業利益率   10.2%   10.0%以上   10.0%以上 投資収益性   ROE   18.0%以上   18.0%以上   18.0%以上 店舗展開   期末店舗数(含むFC)   497   543   597 ※1.上記計画は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成しており 実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。 ※2.期末店舗数の()内の数字はFC店舗数です。 ※3.2028年2月期と2030年2月期の計画値については、今回の見直しにより変更になりますが、公表を省略いた します。
事業等のリスク3,700字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の経営成績及び財政状態等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項については、以下のようなものがあります。 なお、当社の事業においてはこれら以外にも様々なリスクを伴っており、ここに記載されたものがリスクの全てではありません。また、文中において将来について記載した事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①事業展開について 当社はラーメン・餃子・中華料理などを主とした飲食店チェーンを主に直営店方式により首都圏で展開しております。駅前繁華街等に出店しており、業態別では「日高屋」を中心に展開しております。従来の首都圏一都三県の駅前繁華街等への出店に加えて、郊外ロードサイドへの出店を行う方針でありますが、出店先の商圏・立地条件、賃借条件、店舗の採算性などを勘案して出店を決定しており、当社の希望する条件に合致した物件が見つからず計画通りに出店できない場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、出店計画の未達もしくは業態の変更等のほか、消費者の嗜好もしくはニーズの変化、競合他社との競争激化、原材料価格の上昇、原材料の安定的な確保が難しい場合、天候不順、自然災害の発生、疫病や戦争テロ等による社会的混乱、既存店の売上高逓減、不採算店の撤退による損失の発生等があった場合において、当社の業績が影響を受ける可能性があります。 ②人財の確保等について 当社は、業容の拡大に伴い、社員及びフレンド社員の採用数の増加、処遇の改善、福利厚生制度及び研修制度の充実を図ってまいりましたが、雇用情勢の変化、若年層の減少、退職者の増加などにより、人財の確保が計画通りに進捗しなかった場合、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ③敷金及び保証金について 当社は、2026年2月末現在472店舗中471店舗が賃借物件となっております。また、敷金及び保証金の総資産に占める割合は、2026年2月末現在12.8%となっております。当社は与信管理を慎重に行っておりますが、賃借先の経営状況によっては差し入れた敷金及び保証金の返還や店舗営業の継続に支障等が発生する可能性があります。 また、賃貸先の事情によって賃貸借契約が解除または更新不能になった場合には、好採算の店舗であっても当社の計画にかかわらず退店を余儀なくされる可能性があります。 ④固定資産の減損会計適用について 当社が保有する固定資産を使用している店舗の営業損益に悪化が見られ、回復が見込まれない場合、もしくは不動産の時価が著しく下落した場合には、当該固定資産について減損会計を適用し、当社の業績に影響を与える可能性があります。 ⑤衛生管理及び製造機能の集中等について 当社は、衛生管理につきまして、店舗においては食品衛生法における飲食店営業許可、行田工場(埼玉県行田市)においては食品衛生法における麺類製造業、惣菜製造業並びに食肉販売業の許可を取得しております。営業許可の有効期限は食品衛生法第52条第3項に基づいて定められており、営業許可の更新は所定の更新手続きを行うことにより可能でありますが、食品衛生法の定める施設基準に対して不適合の場合、営業許可は更新されず、不適事項について改善のうえ再検査を行い、基準に適合する必要があります。 また、当社では、食材の購買並びに麺・餃子・調味料などの製造を行田工場に集約しております。食材の購買においては、食材の成分表及び一般生菌検査表の確認等厳正な品質管理及び衛生管理を実施しておりますが、店舗で食中毒が発生し、その原因が行田工場で製造した食材や食品衛生法上認められていない原材料等を使用したことによる場合には、営業許可が取消又は停止されることがあります。行田工場において営業許可の取消又は停止事由が生じた場合、当社の製造機能等は行田工場のみでありますので、当社の主要な事業活動に支障をきたすとともに業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。また、衛生面以外の問題の発生により、工場が一時的な操業停止、又は工場稼働率が低下した場合においても、各店舗への食材供給に支障をきたすことにより、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 加えて当社における衛生問題のみならず、食品業界における異物混入や食中毒事故、国内外における食品の安全安心に係る問題が発生した場合にも、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥短時間労働者及び従業員の処遇等について 当社は、2026年2月末現在において11,182人のフレンド社員を雇用しており、業種柄多くの短時間労働者が就業しております。 短時間労働者を対象とした法令の改廃あるいは、労働市場環境等に変化があり、従業員の処遇等について大幅な変更が生じる場合、年金制度の変更や厚生年金への加入基準の拡大が実施された場合には、当社が負担する保険料の増加等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 適切な労務管理体制が整備されなかったことに起因し人財の定着が図れず、労使紛争や訴訟へと発展した場合、当社のブランドイメージが損なわれ、当社の業績や人財の採用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦情報セキュリティについて 当社は、機密情報の漏洩を重要なリスクと認識し、その取扱いに関する規程を定め、厳重な管理・取扱いを周知徹底しておりますが、昨今頻繁に発生しているSNSによる情報流出やサイバー攻撃等による情報漏洩や情報の不正改ざんの問題が発生した場合には、当社の信用に大きな影響を与えるとともに、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は店舗での注文・決済、サプライチェーンの管理等において情報通信システムに依存していることから、基幹システム及び各種インフラの改修、整備に随時取り組むことで、コンピュータウィルス・サイバー攻撃等に対して適切な防止策を実施し、万全を期しておりますが、不測の事態によりコンピュータウィルス、ソフトウェアまたはハードウェアの障害により情報通信システムが機能しなくなった場合、店舗運営が滞ることや対応費用が発生すること等により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社に関連してインターネット上で様々な書き込みや画像等により風評被害が発生した場合、その内容の真偽にかかわらず、当社のブランドイメージや社会的信用が損なわれ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧気候変動への取り組みとTCFDへの対応 世界的にエネルギー需要が増加し、化石燃料の消費の増大が見込まれているなか、気候変動の要因となるCO2排出量の削減は地球規模で実施すべき課題と認識しております。気候変動問題は当社が目指す「次世代へとつなげていくため地球にやさしい店舗作り、地域コミュニティに密着した社会インフラとして地域活性化への貢献」に影響を及ぼすリスクであると認識しております。 当社は気候変動の影響の緩和として、CO2排出量を環境経営目標として設定し、削減に向けた取り組みを進めてまいります。さらに、気候変動に係るリスク及び機会が当社の事業活動や収益等に与える影響について必要なデータの収集と分析をおこない、TCFD提言に沿った取り組みを進めてまいります。 ⑨店舗における酒類提供について 店舗において、20歳未満であること、自動車等で来店されていることを知ったうえで酒類提供等が行われた場合、当社および従業員は20歳未満の者の飲酒の禁止に関する法律や道路交通法違反罪に問われ、店舗は営業停止処分等を課せられるリスクがあります。また、これらの違反が報道やSNS等で情報拡散され当社のブランドイメージが損なわれると、長期的な業績の下振れ要因になる可能性があります。 店舗において、上記リスクが顕在化する可能性は常にあることから、酒類を注文されたお客様全員に対し、20歳未満ではないこと、および自動車等を運転して来店していないことの確認を行っております。社内研修において、酒類提供時の確認事項の徹底を指導し、リスク顕在化・発生防止に努めております。 ⑩法規制について 当社は、上記の法令の他、労働基準法、食品表示法、景品表示法をはじめとする様々な法規制を受けております。今後の社会情勢の変化等により、諸法令等の改正や新たな法律の施行、法令解釈の変更や規制範囲の拡大が行われ、対応するための費用が必要となる場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪重要な訴訟事件等の発生にかかわるもの 当社は、契約締結時の審査体制や決裁手続きに関する規程を定め遵守しており、契約に関するリスクを適切に管理できる体制を構築しておりますが、お客様、取引先等の利害関係者との間で契約上のトラブルによる紛争になった場合、契約上の責任・義務に加えて、訴訟のための時間、費用、訴訟の内容によってはブランドイメージが低下する等、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,191字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 業績等の概要 (1)業績 当事業年度におけるわが国経済は、企業業績が底堅く推移する中、雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、円安傾向の続く為替相場や米国の通商政策に係る影響に加え、中東情勢の不確実性、地政学リスクにより依然として先行きは不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、インバウンド消費の増加により需要は堅調に推移しているものの、原材料価格の高騰、人件費・採用関連費用の上昇、店舗建築費・設備費等のコストも増加傾向にあり、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような環境の中ではありますが、当社は「美味しい料理を真心込めて提供します」を経営理念とし、「お客様に美味しい料理を低価格で提供し、ハッピーな一日(ハイデイ)を過ごしていただく」、このことを基本姿勢とし、より多くのお客様に美味しい料理を提供させていただくことに注力いたしました。引き続き、首都圏600店舗体制に向けて安定的な新規出店、サービス水準のさらなる向上、新商品の投入、積極的な販売施策などを推進し、業容拡大を図ってまいります。 当事業年度における主な取り組みについて、中期経営計画「Hiday Challenge」の主な重点施策の実施状況をご説明いたします。 〈中期経営計画「Hiday Challenge」の重点施策〉 ①店舗戦略 新規出店を進めるとともに利益の確保が困難な不採算店を退店して、スクラップアンドビルドを推進することで収益の拡大・収益率の向上を図っております。 新規出店は21店舗(東京都6店舗、埼玉県1店舗、神奈川県2店舗、千葉県4店舗、茨城県3店舗、栃木県2店舗、群馬県3店舗)、退店が4店舗、直営からFC移行・FCから直営移行が各1店舗となりましたので、当事業年度末の直営店舗数は472店舗となりました。既存店のレイアウト変更、増床などを伴う改装・リニューアルも25店舗で実施しています。業態別店舗数は、「日高屋」(来来軒含む)が440店舗、「焼鳥日高」(大衆酒場日高含む)が27店舗、その他業態が5店舗となりました。これまで店舗の少なかった北関東エリアへ積極的に展開し、茨城県、栃木県、群馬県へ計8店舗出店を行いました。主力の東京圏駅前への出店も継続し、より多くのお客様にご来店いただくために出店地域を開拓しております。 ②国内シェア拡大・海外進出、アライアンス・M&A 社会インフラとして雇用創出や地域活性化に貢献するため、直営店運営のほか当社の店舗運営ノウハウ、商品、サービスを有効活用したFC展開を拡大し、さらなる国内シェアの拡大・知名度の向上に努めます。 当社と共通の経営理念・価値観を持つ、株式会社オーシャンシステム(本社:新潟県三条市)とフランチャイズ契約を2025年10月17日に締結し、2026年4月に新潟県へ初出店いたしました。同社とともに「食」を通じて地域社会により一層貢献してまいります。詳しくは2025年10月6日開示の「フランチャイズ契約締結に関するお知らせ」をご覧ください。 今後も、アライアンスやM&Aによる企業価値の向上を検討してまいります。 ③採用の強化・人財育成 採用面では、新卒・中途の採用活動を意欲的に継続し、2026年春の新卒採用は107人、当事業年度の中途採用は106人となりました。 出店エリアの拡大に伴い、北関東方面の採用活動での認知度が高まっております。こうした効果もあり高卒の職場見学・採用数とも過去最高となりました。 2025年4月にはベースアップと定期昇給を合わせて6%強の賃上げを実施、新卒初任給の引き上げは5年連続となりました。2026年2月には、正社員等への成長分配金4億52百万円を支給しました。決算賞与として開始して以来、18年連続して支給し、処遇改善に取り組みました。 人財育成では、多様な教育機会を設けて取り組みを強化しています。CSB(Cleanliness Sanitation Buster)委員会、接客向上委員会、収益向上委員会の各委員会において、事例共有・情報交換が活発に行われているほか、接客コンテストを開催し接客スキルを参加者同士が評価・採点し優秀者にはGHS(グランド・ホスピタリティ・スペシャリスト)として表彰しました。従業員のモチベーションを高め、接客技術を磨きサービス品質の向上を図り、常に問題意識と改善意識を高める取り組みを継続しております。 特定技能外国人については、採用後の教育研修に加え、在留資格申請等事務手続きサポートなどを充実させた結果、特定技能2号資格に2名合格し、同資格の合格者は計4名となりました。 ④DX推進戦略 店舗及び本社・工場において、業務の効率化・省人化推進のためDX推進戦略に取り組んでおります。店舗においては、タッチパネル式オーダーシステムの導入・切り替えを推進、2月末で全体の約89%の421店舗に拡充しました。また、主にロードサイドの新店においてセルフレジを導入し、現在17店舗で稼働中です。今後はロードサイドの既存店にも拡大してまいります。配膳ロボットはロードサイド店を中心に70店舗において73台が稼働中で、今後も継続的に導入を進めてまいります。 ビールジョッキ等を洗浄するグラスウォッシャーも拡充しており、2月末で224店舗に導入しております。手洗いに比べ、細部まで洗浄できるうえ洗浄時間の大幅な短縮を実現しております。また、流水したままの洗浄と異なり節水効果も大きく、経費削減に繋げています。 株主ご優待券・お食事券につきまして、印刷物による紙での運用を行っておりますが、利便性向上、印刷・管理コストの削減、店舗オペレーションの軽減を目的として電子化を検討しております。 社内管理システムについては、各種社内ワークフローの電子化を行ったほか、今後は人事給与システムの刷新など全社的にDXを推進してまいります。 ⑤事業拡大・新商品開発・販路戦略 商品面では、中華そば・野菜たっぷりタンメン等で使用する麺の製造方法を見直し、「細麺」「太麺」ともリニューアルし、従来以上に小麦の風味豊かな麺となりご好評を得ております。 キャンペーンについては、従来より夏に開催している「生ビール祭」に、陸ハイボールを加え「生ビールVSハイボール祭」として実施しました。「サワー祭、コカ・コーラ祭」も、ご好評にお応えして春・秋と2回実施いたしました。対象商品を割引価格で提供し、注文数の合計が前年同期を上回るとともにご来店客数増加にも寄与しました。 期間限定メニューとして発売した「コリ旨!砂肝」を、ご好評のためグランドメニュー化したほか、「黒酢しょうゆ冷し麺」「冷麺」「チゲ味噌ラーメン」等の季節限定の人気商品を投入しました。現在はグランドメニュー化した「とんこつニラ南蛮」を当初期間限定で16年ぶりに投入するなど、お客様に選ぶ楽しさをご提供できるよう商品展開を行っております。 ご家族連れのお客様の多いロードサイド店ではドリンクバーを設置し、杏仁豆腐を販売するなど差別化を図っております。 焼鳥日高業態においては、10月に焼鳥日高浅草橋店のリニューアルオープンに合わせて3種類の豚骨ラーメンの販売を開始しました。ご好評につき順次販売店舗を増やしています。2月にはグランドメニューの変更を行うとともに焼鳥がさらにおいしく進化しました。 各業態とも、従来のグランドメニューについて断続的にブラッシュアップを行っており、飽きのこない美味しい料理を提供する努力を継続してまいります。 ⑥ブランディングの強化 SNS、テレビCM、新聞広告、動画サイト、ホームページなど、多彩なコンテンツを活用して、新商品やお得なキャンペーンなどをタイムリーに紹介・発信、お客様に楽しい食事を想起していただけるよう活動しております。テレビ番組や動画配信サイトにて店舗を取り上げていただく機会も増え、多くの視聴者にご覧いただいております。SNSについてはフォロワー数が前年同期比1万人以上増加し、着実に発信力をつけております 6月に「生ビールVSハイボール祭」の開催に先駆け、キャンペーンに合わせて発売される「コリ旨!砂肝」を堪能いただくメディア関係者向けちょい飲み体験会を実施し、おすすめの組み合わせなどを紹介しました。 全国のコンビニ、ドラッグストア、量販店等において、メーカーとのコラボ商品である日高屋監修のカップ麺、チルド・冷凍食品が販売され、好調な販売実績となっております。 今後も、お食事・ちょい飲み両方のご期待に沿える店作りを目指すとともに、店舗以外で「日高屋」ブランドを訴求する取り組みを継続してまいります。 ⑦サステナビリティの取組推進 環境面の取り組みとして、国際的な環境調査・情報開示を行う非営利団体であるCDPの「2025気候変動質問書」に回答し、昨年に引き続き「B」ランクの評価を獲得しました。 当社は、地球環境保全への取り組みが重要な経営課題の一つであると認識しており、気候変動への対応として温室効果ガスの排出量(Scope1、2)は2018年を基準年として2030年度に30%削減する目標を掲げています。引き続き、事業活動を通じて持続可能な社会の発展に貢献し、すべてのステークホルダーの皆様とともに、サステナビリティ課題に取り組んでまいります。 トップマネジメントインタビュー、中長期の経営戦略・計画、ESG/サステナビリティ戦略等、当社の持続性と成長性を掲載した統合報告書を制作中です。本報告書は、株主・投資家、就職希望者の皆様をはじめとするステークホルダーとの重要なコミュニケーションツールとして2026年秋頃に発信予定です。 上記施策の推進に加えて、新店の売上が好調であること、既存店のご来店客数の持続的な増加、各種ポイントやキャッシュレス関連キャンペーン、コロナ禍で短縮した営業時間の延長などに取り組んだことが奏功し、通期累計の売上高は3期連続で過去最高を更新し622億52百万円(前期比11.9%増)となりました。12月度の売上高、ご来店客数は単月として過去最高となり、各月の売上高、ご来店客数はそれぞれ36か月連続、29か月連続で同月対比最高を記録しました。 生産、原価面につきましては、米、豚肉、卵、アルコール類等の各種食材購入価格上昇もあり、原価率は30.8%(前年は29.7%)となりました。 販売費及び一般管理費は、増収効果によって人件費の増加、水道光熱費や物流費などのコスト上昇分を吸収して、対売上高比が58.6%(前年同期は60.4%)に低下しました。 この結果、利益面では各段階で過去最高額を更新し、営業利益は65億84百万円(前期比19.4%増)、経常利益は65億87百万円(前期比16.5%増)、当期純利益は47億31百万円(前期比15.6%増)となりました。 なお、当期純利益は賃上げ促進税制の適用による約3億円の税額控除後の金額です。 飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 (2)財政状態の概況 当期末の総資産は、341億89百万円となり、前期末に比べて2億50百万円減少しました。これは主に現金及び預金の減少11億23百万円、有形固定資産の増加11億9百万円等によるものです。 負債合計は93億16百万円となり前期末に比べて7億38百万円増加しました。これは主に買掛金の増加2億7百万円、未払金の増加5億46百万円、未払法人税等の減少4億33百万円、固定負債の資産除去債務の増加1億50百万円等によるものです。 純資産合計は248億72百万円となり、前期末に比べ9億88百万円減少しました。これは主に利益剰余金の増加29億34百万円、自己株式の取得による減少40億2百万円等によるものです。この結果、自己資本比率は72.8%(前期末75.1%)となりました。 なお、有利子負債はありません。 (3)キャッシュ・フローの概況 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、得られた資金は60億47百万円(前期は53億64百万円)となり、前期に比べて6億82百万円の増加となりました。これは、税引前当期純利益の9億50百万円の増加等によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は24億84百万円(前期は14億72百万円)となり、前期に比べて10億11百万円の増加となりました。これは、定期預金の預入による支出1億円の増加、有形固定資産の取得による支出5億36百万円等の増加によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、支出した資金は57億98百万円(前期は33億67百万円)となり、前期に比べて24億31百万円の増加となりました。これは、自己株式の取得による支出20億1百万円の増加等によるものであります。 以上の結果、当期末における現金及び現金同等物の残高は、22億35百万円減少し、112億42百万円となりました。 生産、受注及び販売の実績 (1)生産実績 当期における生産実績を品目別に示すと次のとおりであります。 品目   生産高(千円)   前年同期比(%) 麺類   1,115,589   105.0 餃子   1,163,594   106.9 調味類   1,089,313   103.1 加工品類   1,682,958   108.4 合計   5,051,456   106.1 (注)1 金額は製造原価によって表示しております。 2 飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、品目別に記載しております。 (2)受注実績 当社は飲食業であり、見込生産によっておりますので、受注高並びに受注残高については記載すべき事項はありません。 (3)販売実績 業態   期末店舗数   金額(千円)   前年同期比(%) 日高屋   440   59,148,652   111.9 焼鳥日高   27   2,445,892   112.2 その他業態等   5   658,314   114.2 合計   472   62,252,860   111.9 (注)1 当社では販売品目が多岐にわたるため、品目別の販売実績を記載することは困難でありますので、業態別の販売実績を記載しております。 2 「日高屋」には、「中華食堂日高屋」「来来軒」を含めております。 3 「焼鳥日高」には「焼鳥日高」「大衆酒場日高」を含めております。 4 「その他業態等」は、「中華一番」「大衆食堂日高」「屋台料理 台南」「らーめん日高」、 FC向けの売上高等を含めております。 5 飲食店チェーン関連事業の単一セグメントであるため、業態別に記載しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態) 当事業年度の財政状態の状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(2)財政状態の概況」に記載した通りであります。 (経営成績) 当事業年度の経営成績につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)業績」に記載した通りであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況) 当事業年度のキャッシュ・フローの状況につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(3)キャッシュ・フローの概況」に記載した通りであります。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、主として自己資金によって充当しております。 投資資金需要の主なものは、店舗の出店・改装投資及び情報関連投資であります。 営業活動によるキャッシュ・フローの範囲内における投資を原則としておりますが、戦略的な出店等による資金需要に対しては、必要に応じて主として金融機関からの借入金等により対処することにしております。 中期経営計画の2031年2月期の経営指標として597店舗体制を実現するべく新規出店の投資を継続中であり、詳細は「第3 設備の状況 3設備の新設、除却等の計画 (1)重要な設備の新設等」に記載の通りであります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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