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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

コメリ

KOMERI CO.,LTD.8218 · Prime · 小売業

新潟発祥のホームセンター大手。低価格と品揃えで地域密着。燃料販売も手掛ける。

概要

コメリは新潟県に本社を置くホームセンターチェーン大手である。1952年に米穀商として創業し、1977年にホームセンター事業に参入。現在は「コメリパワー」「コメリPRO」「コメリH&G」などの店舗フォーマットを全国に約1,000店舗展開し、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品などを低価格で品揃え豊富に提供する。連結売上高約3,800億円、従業員約3,950名。物流や情報システムの内製化により効率性を追求し、北陸・関東に強固な地盤を持つ。

ホームセンター事業とその他事業の二本柱

コメリグループは、ホームセンター事業とその他事業の二つのセグメントで構成される。ホームセンター事業では、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品などの販売を中核に、物流サービス、情報処理システムの開発・運営、クレジットカード関連サービス、リフォーム工事の請負までを手掛ける。一方、その他事業はLPガス・ガソリン等の燃料販売や書籍等の販売であり、グループ会社への燃料納入と一般販売の両方を行う。2026年3月期の連結営業収益は3,854億円、うちホームセンター事業が約98%を占める。子会社15社を擁し、それぞれが専門的な役割を担うことで、調達から販売までのサプライチェーンを内製化している。

四つの店舗フォーマットと船団方式の出店戦略

コメリは地域特性や顧客ニーズに合わせて「パワー」「PRO」「H&G」「AT」の四つの店舗フォーマットを展開する。パワーは毎日保証された低価格と圧倒的な品揃えを提供する総合ホームセンターで、2026年3月期時点で120店舗。PROは金物・工具、資材・建材の専門店として24店舗を数え、建設事業者などのプロ需要に対応する。H&Gは近さと買いやすさを追求した小型店で1,088店舗と最多。これらのフォーマットを船団方式と称して同一商圏に複数出店し、ドミナントエリアを形成することで競争優位性を確保している。総売場面積は前期末比101.8%と拡大を続け、国内外3,000店舗の出店を目指す。

物流・情報システムの内製化によるコスト競争力

コメリグループの物流は子会社の北星産業が担い、国内12カ所の物流センターから全店舗へ商品を配送する。2026年2月には最大規模の新関西流通センターを稼働させ、省力化・省人化システムを導入した。また、PB商品の国際輸送ではパレチゼーションを開始し、作業効率と環境負荷削減を両立。情報システムは子会社ビット・エイが開発・運用し、グループ全体の業務効率を支える。物流統括部を2023年に設置し、改正物流効率化法にも対応。これらの内製化により、中間マージンを排除したローコスト運営を実現し、低価格戦略の基盤としている。

PB商品とカード事業による収益多様化

コメリはPB(プライベートブランド)商品の開発に注力し、2026年3月期のPB売上高構成比率は48.7%に達する。カー用品ブランド「CRUZARD」やアウトドア用品「Natural Season」は好調で、他社との差別化に貢献している。また、子会社コメリキャピタルが運営する「コメリカード」は、個人・法人・建設事業者・農業者向けに多様な決済手段を提供。カード会員へのポイント優遇策や販促活動により、来店頻度と買上点数を向上させる。リフォーム事業では全店で受付可能な「住急番」サービスを展開し、2026年3月期のリフォーム事業売上高は前期比102.2%と堅調に推移している。

業界の中での役割はホームセンター運営・関連サービス企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
3,854億円
営業利益
231億円
営業利益率
6.0%
純利益
146億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01ホームセンター主力

「コメリパワー」「コメリPRO」「コメリH&G」等のフォーマットで、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品などの生活関連商品を低価格で品揃え豊富に販売する。物流、情報システム、クレジットカード、リフォーム工事等の関連サービスも提供。

主な製品・サービス5
ホームセンター店舗(パワー・PRO・H&G等)
地域特性に合わせた店舗フォーマットで、DIY用品からプロ向け資材まで幅広い品揃え。
物流サービス
商品の保管、店舗別仕分け、配送業務を子会社が担う。
情報処理サービス
グループのシステム開発・運用・保守及び外部受託も行う。
クレジットカード・保険代理店
コメリキャピタルがカード事業、保険販売を手掛ける。
リフォーム工事
大規模リフォームの請負、清掃・補修メンテナンス。

02その他(燃料・書籍等)副次

LPガス・ガソリン・灯油等の燃料販売、書籍等の販売、中国での不動産賃貸を行う。グループ内への燃料供給と一般販売の両方。

主な製品・サービス2
燃料販売(LPガス、ガソリン、灯油)
グループ会社向け及び一般顧客向けに燃料と関連機器を販売。
書籍等販売
書店経営。

製品と技術

店舗フォーマット:パワー・PRO・H&Gの三者体制

コメリが展開する主な店舗フォーマットは三つである。「コメリパワー」は大型総合店で、低価格と豊富な品揃えを特徴とし、120店舗を運営。DIYからプロまで幅広い需要をカバーする。「コメリPRO」は金物・工具と資材・建材に特化した専門店で24店舗。建設事業者や農業者向けに大口需要に対応する。「コメリH&G」は小型の利便性重視店で1,088店舗と最も多く、地域密着型の購買拠点として機能する。さらに、農業専門の「AT」フォーマットも2店舗存在する。これらのフォーマットを同一商圏に組み合わせる船団方式が、ドミナントエリア形成の要となっている。

PB商品開発:クルザードとナチュラルシーズン

コメリはプライベートブランド(PB)商品の開発に積極的で、2026年3月期のPB売上構成比は48.7%に達する。代表的なカテゴリーブランドとして、カー用品の「CRUZARD(クルザード)」とアウトドア用品の「Natural Season(ナチュラルシーズン)」がある。これらのブランドはテレビCMやソーシャルメディアを活用した重点販売により好調な販売実績を上げている。PB商品の開発は、標準化された1,200以上の店舗と国内12カ所の物流拠点、海外調達拠点を活用したソーシングとバイイングにより行われ、独自性とコスト優位性を両立している。また、「暮らしを守り・育てる商品開発」を理念に掲げ、生活者の潜在ニーズを具現化する。

物流センターと北星産業の内製物流網

コメリの物流は子会社北星産業が一元的に担い、国内12カ所の物流センターで構成される。2026年2月に稼働した「コメリ(新)関西流通センター」は最大規模で、省力化・省人化システムを導入しローコスト運営を実現。物流センターでは商品の保管、店舗別仕分け、配送業務を行い、グループ外の取引先への配送も請け負う。国際輸送ではPB商品のパレチゼーションを開始し、荷役効率の向上と木製パレットの削減を達成。物流統括部の設置や物流統括管理者の任命により、改正物流効率化法への対応も進める。この内製物流網が、中間コスト削減と安定供給の両面で競争力の源泉となっている。

リフォームサービスとコメリキャピタルの決済事業

リフォーム事業は全国1,200以上の全店舗で受付可能で、大規模リフォームから設備の取付・交換まで対応する。「住急番取付」や「住急番サービス」の売上高は前期比111.5%と堅調に推移。全店従業員の86.6%がリフォームマイスター2級を取得し、専門性を高めている。一方、子会社コメリキャピタルは「コメリカード」を運営し、個人・法人・農業者向けの決済手段を提供。カード会員向けのポイント優遇や販促活動により、来店頻度と買上点数を向上させる。また、シロアリ駆除や庭木手入れなどの付帯サービスも展開し、住まいに関するワンストップサービスを目指している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

新潟地盤のホームセンター中堅

コメリは新潟県を中心にホームセンターを展開する中堅小売業者で、売上高約3,792億円(2025年3月期)と業界内では地域密着型のポジション。同業のトライアルホールディングスがディスカウント戦略で全国拡大しているのに対し、コメリはDIY・資材・農業関連に強みを持ち、地域密着のきめ細かなサービスで差別化している。営業利益率5.9%と安定した収益を上げているが、出店地域が限定されているため成長余地は限定的。

強み

  • 新潟県内で圧倒的な店舗網と認知度を誇り、顧客基盤が強固。
  • 家庭菜園や日曜大工向け品揃えが充実し、リピーターを獲得。
  • 営業利益率6%前後と安定的で、ローコスト運営が浸透。
  • 店舗スタッフによる専門アドバイスなど、大手にないきめ細かさ。

課題

  • 新潟県への依存度が高く、人口減少や地域経済の停滞が直撃。
  • ホームセンター大手に対抗する資金力・ブランド力に欠ける。
  • ネット販売強化が課題で、デジタル競争に乗り遅れる懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がコメリ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14665ダスキン2,242億円23.9倍
26412平和2,218億円18.8倍
32659サンエー2,168億円19.6倍
43591ワコールホールディングス2,166億円15.8倍
59948アークス2,147億円16.1倍
68218コメリ2,069億円12.4倍
76750エレコム1,879億円7.9倍
87976三菱鉛筆1,873億円22.7倍
97552ハピネット1,806億円16.5倍
108278フジ1,774億円21.7倍
119722藤田観光1,771億円13.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 40件

米穀商からホームセンターへの転換:1952〜1977年

コメリの起源は1952年、新潟県で初代社長捧寅七が米穀商「米利商店」を創業したことに遡る。1962年に株式会社米利商店に組織変更。1963年には昭和石油瓦斯とLPガス特約店契約を結び、燃料販売に進出した。1973年に商号を「株式会社米利」に変更。1974年には子会社北星産業を設立し、物流基盤を整備。そして1977年、新潟県三条市にホームセンター三条店(第1号店)を開店し、DIY・住まい関連の小売事業に本格参入した。この間、ガソリンスタンドやLPガススタンドの運営も行い、エネルギー事業と小売事業の両輪で成長の礎を築いた。

上場とフォーマット多様化:1983〜1994年

1983年、コメリは150坪スタイルの小型店「ハード&グリーン」第1号店を新発田市に開店。1985年には商号を「株式会社コメリ」に変更し、同年子会社ライフコメリを設立して燃料販売をグループ化。1987年には新潟証券取引所に株式上場を果たす。1990年には情報処理子会社ビット・エイを設立し、システム内製化の道を開いた。1994年には東京証券取引所市場第二部に上場し、資本基盤を強化。この時期、店舗フォーマットの標準化と物流・情報システムの整備を進め、多店舗展開の準備を整えた。1996年には中国大連に合弁会社を設立し、海外調達にも乗り出している。

パワー業態の登場と東証一部指定:1997〜2005年

1997年、コメリは東京証券取引所市場第一部に指定され、株式市場での地位を確立。2002年にはクレジットカード事業を担う子会社アクア(後のコメリキャピタル)を設立。2003年、パワー業態の第1号店としてパワー新津店を開店し、大型総合ホームセンターへのシフトを開始した。2004年にはミスタージョンやヤマキを完全子会社化し、M&Aによる規模拡大も積極化。2005年には本店を現在の新潟市南区に移転。この間、物流センターの拡充やPB商品の強化を進め、売上高は3,000億円台に乗り始める。パワー業態の成功がその後の中核フォーマットとなる。

PRO業態の投入と海外拠点の拡充:2010〜2020年

2010年、コメリキャピタルが自社運営のコメリカードを開始し、決済サービスの強化を図る。2013年にはリフォーム工事請負の子会社コメリクリエイトを設立。2014年、三重県津市にPRO業態第1号店を開店し、プロ向け専門店の展開を始めた。2016年には清掃・メンテナンスのコメリサポートを設立。海外では2017年にメコン・フロンティアを設立し東南アジアの調達拠点を強化、2018年にタイ法人、2019年にベトナム法人を設立。2020年には上伊那農業協同組合との協業を開始し、農業分野への取り組みを本格化した。この10年で店舗数は1,000を超え、売上高は3,500億円台に達する。

中期経営計画と物流改革の推進:2021年〜現在

2021年には山形や和歌山の農業協同組合との協業を拡大。2023年には物流統括部を設置し、物流2024年問題への対応を強化。2025年4月には2026年3月期〜2028年3月期の中期経営計画を公表し、最終年度に営業収益4,500億円、営業利益320億円の目標を掲げた。2026年2月には最大規模の新関西流通センターを稼働。出店戦略では国内外3,000店舗を目指し、パワー・PRO・H&Gの船団方式を継続。PB商品の売上構成比は48.7%に達し、物流内製化とシステム統合による生産性向上を進めている。直近の売上高は3,854億円、営業利益231億円と堅調に推移している。

年表40件を開く

1950年代

  • 1952年4月創業新潟県から小売主食販売店の登録を受け、初代社長捧寅七が米穀商米利商店を創業。

1960年代

  • 1962年7月創業個人商店を株式会社米利商店に組織変更、設立。(会社設立日、1962年7月2日)
  • 1963年12月昭和石油瓦斯㈱とLPガス特約店契約を締結。LPガス、石油販売を開始。
  • 1967年11月新社屋を新潟県三条市東裏館に竣工。ガソリンスタンド、LPガススタンドを同地内に開設。

1970年代

  • 1973年1月商号変更商号を株式会社米利に変更。
  • 1974年3月北星産業㈱(現連結子会社)を設立。
  • 1977年4月ホームセンター事業に進出、新潟県三条市須頃地区にホームセンター三条店(第1号店)を開店。

1980年代

  • 1983年9月150坪スタイルの店舗「ハード&グリーン」第1号店を新潟県新発田市に開店。
  • 1985年2月㈱ライフコメリ(現連結子会社)を設立。
  • 1985年7月商号変更商号を株式会社コメリに変更。
  • 1986年12月本店を、新潟県三条市興野二丁目19番38号から新潟県新潟市米山四丁目1番28号に移転。
  • 1987年4月M&A㈱ブリージーグリーン(元連結子会社)を設立。(2006年10月吸収合併)
  • 1987年10月上場新潟証券取引所に株式上場。
  • 1988年4月㈱ムービータイム(現連結子会社)を設立。

1990年代

  • 1990年5月㈱ビット・エイ(現連結子会社)を設立。
  • 1990年11月創業コメリ緑資金設立。
  • 1994年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式上場。
  • 1996年1月中国大連市に合弁会社大連米利海辰商場有限公司設立。
  • 1996年7月創業財団法人緑育成財団設立。
  • 1996年11月事業本部を新潟県白根市(現新潟市南区)に移転。
  • 1997年9月東京証券取引所市場第一部に指定。
  • 1998年4月M&A㈱アテーナ(元連結子会社)の株式を取得。(2009年10月吸収合併)
  • 1999年7月創業台湾に米利商品開發股份有限公司設立。

2000年代

  • 2001年4月M&Aミスタージョン㈱(元連結子会社)と資本業務提携。(2004年2月株式交換により完全子会社化、2006年4月吸収合併)
  • 2002年4月商号変更㈱アクア(現連結子会社)を設立。(2007年4月1日付で商号を㈱コメリキャピタルに変更)
  • 2002年5月M&A㈱キッコリー(元連結子会社)の株式を取得。(2006年4月吸収合併)中国上海市に上海米利貿易有限公司設立。
  • 2002年10月M&A㈱ヤマキ(元連結子会社)と資本業務提携。(2004年2月株式交換により完全子会社化、2009年4月吸収合併)
  • 2003年3月新潟県新津市(現新潟市秋葉区)にパワー業態1号店としてパワー新津店を開店。
  • 2005年3月本店を新潟県新潟市清水(現南区清水)4501番地1に移転。
  • 2005年9月創業NPO法人コメリ災害対策センター設立。

2010年代

  • 2010年6月㈱コメリキャピタルがコメリカード自社運営開始。
  • 2012年11月創業コメリ緑資金と財団法人緑育成財団を統合し公益財団法人コメリ緑育成財団を設立。
  • 2013年11月㈱コメリクリエイト設立。
  • 2014年7月三重県津市にPRO業態1号店としてPRO白塚店を開店。
  • 2016年4月㈱コメリサポート設立。
  • 2017年7月創業MEKONG FRONTIER CO.,LTD.設立。
  • 2018年2月創業KOMERI(THAILAND)CO.,LTD.設立。
  • 2019年1月創業KOMERI VIETNAM CO.,LTD.設立。

2020年代

  • 2020年3月上伊那農業協同組合(長野県)との協業を本格的に開始。
  • 2021年4月山形おきたま農業協同組合(山形県)、紀の里農業協同組合(現、JAわかやま紀の里地域本部、和歌山県)との協業を開始。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 営業収益2028年3月期まで4,500億円
  • 営業利益2028年3月期まで320億円
  • ROA(総資本経常利益率)2028年3月期まで8.0%以上
  • ROE2028年3月期まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    出店戦略とドミナント形成

    国内外3,000店舗を目指し、パワー・PRO・H&G等の複数フォーマットを組み合わせた船団方式で出店を推進。ドミナントエリアを形成し競争優位性を確保する。

  2. 02

    商品力の強化とPB育成

    1,200超の店舗と12カ所の物流網を活かし、マス効果で商品力強化。独自カテゴリーブランドを育成し、差別化と競争優位性を高める。

  3. 03

    物流機能の拡充と内製化

    物流センターを拡充し、物流の内製化・効率化・店舗作業のローコスト化を推進。サプライチェーン全体の生産性向上と2024年問題への対応を図る。

  4. 04

    プロ需要の獲得と農業支援

    パワー・PRO出店で建設事業者向け調達コスト削減。JAとの協業も含め農業の産業化を支援し、持続可能な農業モデルを構築する。

  5. 05

    人的資本投資とDX推進

    教育カリキュラム「賢和塾」などで人材育成。DX投資で業務生産性と顧客提案力を向上し、既存店の売上高向上と高収益体制を確立する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,750人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は490万円で、9期前と比べて+14.3%平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は13.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,633
2018年3月4,588
2019年3月42937.010.44,646
2020年3月44736.310.54,253
2021年3月45836.610.54,463
2022年3月52336.410.74,454
2023年3月50437.011.04,300
2024年3月50237.811.84,110
2025年3月49638.312.33,953567
2026年3月49038.913.03,750616

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率22.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率34.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)50.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
パワー河渡店他 119店舗805億円
ホームセンター事業
H&G小針店他 1,087店舗531億円
同上
新潟流通管理センター(新潟県新潟市)他11箇所279億円
ホームセンター事業
コメリストアサポートセンター — 新潟県新潟市8,218百万円
同上
PRO白塚店他 23店舗4,754百万円
同上
アテーナ新津店他 1店舗505百万円
同上
主な関係会社
  • 国内
    北星産業㈱
    新潟県新潟市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ビット・エイ
    新潟県新潟市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱コメリキャピタル
    新潟県新潟市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ライフコメリ
    新潟県三条市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ムービータイム
    新潟県新潟市南区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は3,854億円営業利益231億円前期と比べると増収増益で、売上が+1.6%、利益が+3.1%。

売上高
+1.6%
3,854億円
営業利益
+3.1%
231億円
純利益
+6.6%
146億円
営業利益率
6.0%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高4,008億円3,854億円
営業利益240億円231億円
純利益150億円146億円
1株あたり配当¥58¥58

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は1,146億円、営業利益は109億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2019年4Q3,469−7
2020年4Q3,4860
2021年4Q3,85716
2022年4Q3,7618
2023年4Q3,7949
2024年4Q3,708−2
2025年4Q3,792762.041
2026年2Q2,0121547.7104
2026年4Q1,842774.242
2027年1Q1,1461099.572

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は3,192億円から3,854億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.0%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
㈱コメリクリエイト設立。
2013年3月3,192186100
2014年3月3,356196106
2015年3月3,17015572
㈱コメリサポート設立。
2016年3月3,24317496
MEKONG FRONTIER CO.,LTD.設立。
2017年3月3,296168110
KOMERI(THAILAND)CO.,LTD.設立。
2018年3月3,420171109
KOMERI VIETNAM CO.,LTD.設立。
2019年3月3,469182109
2020年3月3,486186119
2021年3月3,857304204
2022年3月3,761282179
2023年3月3,794258171
2024年3月3,708222137
2025年3月3,7922242225.9137
2026年3月3,8542312346.0146

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高3,854億円のうち、営業利益として残るのは231億円6.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は146億円、売上の3.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.3%2,671億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.6%1,101億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.0%231億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.3pt
6.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.3pt
3.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.8pt
5.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが238億円、投資CFが−181億円で、差し引きのフリーCFは57億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は120億円で、売上の0.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月175−179−5−430
2014年3月223−1815542127
2015年3月149−171−15−2290
2016年3月218−129−838996
2017年3月267−139−14912876
2018年3月224−169−625568
2019年3月233−203−623037
2020年3月245−98−9014793
2021年3月366−142−146224171
2022年3月259−113−125146192
2023年3月199−117−13582139
2024年3月214−154−3360165
2025年3月231−182−5249162
2026年3月238−181−10057120

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,942億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,570億円で、自己資本比率は65.2%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,7211,2541,46746.1
2014年3月2,9681,3381,63045.0
2015年3月3,0111,3911,62046.1
2016年3月3,0551,4561,59947.6
2017年3月3,0661,5521,51450.6
2018年3月3,1971,6501,54751.6
2019年3月3,2641,7401,52453.2
2020年3月3,3111,8201,49155.0
2021年3月3,4822,0061,47657.6
2022年3月3,5482,1381,41060.3
2023年3月3,6142,2731,34162.9
2024年3月3,7292,3621,36763.4
2025年3月3,8672,4631,40363.7
2026年3月3,9422,5701,37265.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
121億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,316億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1,324億円
在庫として抱えている分
負債合計
1,372億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
82
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率12 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率322社中69位あたり、逆に低いのはROE322社中223位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.8%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.2%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
1.6%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,845で、1年前と比べて+14.9%過去52週の値幅のなかでは70%の位置にある。

¥3,845-0.4%1ヶ月+2.3%1年+14.9%時価総額2,069億円
過去52週の値幅
安値¥3,040高値¥4,190

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.4倍
PER (会社予想)12.0倍
PBR0.69倍
配当利回り1.51%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は3925円で、直近1か月で+13.44%と大きく上昇。1年では+23.32%。25日線3647円を上回り、75日線3534円・200日線3455円を大幅に上抜け、上昇トレンドが鮮明。52週高値4190円に迫る(約6.3%下)。出来高は7月29日に56万株と急増、その後も高水準が続く。特に7月末に急騰、時価総額が拡大したことが材料視された可能性。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 12.67 倍、予想 12.3 倍で同業界平均 41.55 倍を大きく下回り、PBR 0.70 倍も平均 2.95 倍の約 4 分の 1 と割安。ROE 5.8% と収益性はまずまず。配当利回り 1.48% は平均 13.54% を大きく下回るが、配当性向 20.2% と余力は大きい。業績は増収増益で安定しており、バリュエーション面で優位性が高い。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.4倍39.6倍
PER (予想)12.0倍
PBR0.69倍2.44倍
ROE5.8%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長戦略の焦点は、プロ向け事業の拡大と出店エリアの広がり。強気派は、DIY需要の底堅さとPB商品の利益率に着目する。弱気派は、小売競争の激化と人口減少による市場縮小を懸念する。

プラスに働く材料7
  • PB商品強化

    「コメリパワー」等の自社ブランドが利益率向上に貢献する。

  • プロ向け拡大

    建築・農業関連の売上が増加、業績を下支えする。

  • 株主還元

    配当利回り1.48%と安定した配当を継続。

  • 営業利益231億円、2期連続の増益通年影響

    営業利益224億円→231億円、営業利益率5.99%。売上高3854億円と増収も伴う

  • 売上高3854億円、3期連続の増収通年影響

    売上高3708億円→3792億円→3854億円と増収基調が定着している

  • PBR0.70倍と1倍割れ、割安感継続影響

    PBR0.70倍、ROE5.8%。純資産対比の割安さが資本政策の期待につながる

  • 配当利回り1.48%を確保継続影響

    配当利回り1.48%、純利益146億円。現金配当を維持する収益基盤がある

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    ネット通販や他のホームセンターとの価格競争でマージンが圧縮。

  • 人口減少

    地方の市場縮小が顕著で、出店余地が限られる。

  • コスト増

    人件費や物流費の上昇が利益を圧迫する可能性。

  • ROE5.8%と資本効率は低位継続影響

    ROE5.8%、PBR0.70倍。ROE向上が遅れるとバリュエーション改善は進みにくい

  • 営業利益の増加率は3%台にとどまる通年影響

    営業利益224億円→231億円、増加率3.1%。大幅な利益成長は期待しにくい

  • 予想PER12.3倍と成長期待を織り込めない決算発表後影響

    実績PER12.67倍、予想PER12.3倍。市場の成長評価は依然慎重と言える

  • 株価は1年で23%上昇も評価は抑制的継続影響

    株価上昇率23.32%、PER12.67倍。業績拡大の割にPERの拡大が進まない

次の決算で確かめる点
既存店売上高
消費者需要と出店効果を捉える基本指標。
プロ向け売上比率
成長戦略の進捗を測る。
PB商品売上比率
収益性向上の鍵を握る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり58で、前期から+3.7%いまの株価に対する利回りは1.51%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥58
1株あたり
配当利回り
1.51%
いまの株価に対して
配当性向
20.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3823.1
2018年3月392.624.8
2019年3月402.624.6
2020年3月425.019.4
2021年3月457.111.5
2022年3月462.214.4
2023年3月508.715.5
2024年3月524.020.2
2025年3月543.821.0
2026年3月563.720.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥58

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ10,166人。区分でいちばん多いのは事業法人36.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.5%を占め、残る46.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人32.032.232.435.735.736.1
個人・その他25.927.428.027.228.927.8
外国法人19.419.618.416.117.218.2
金融機関21.920.020.420.317.416.2
自己株式8.48.49.411.012.012.2
政府・自治体1.2
証券会社0.80.70.70.60.70.5
外国人個人0.00.10.10.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社米利30.00
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.26
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)4.87
04NOMURA CUSTODY NOMINESS LIMITEDOMNIBUS-FULLY PAID(CASHPB) (常任代理人 野村證券㈱)3.24
05捧 雄一郎2.58
06株式会社第四北越銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行㈱)2.46
07有限会社ささげ2.26
08公益財団法人美術育成財団雪梁舎2.25
09コメリ社員持株会1.63
10GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.41

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-05-13
    捧 ミヨエ
    新規の大量保有報告
    0.18%
    +0.01pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+57%、1株純資産は14期で+122%。直近期のROEは5.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1972,4688.314.122.0
2014年3月2082,6328.213.521.6
2015年3月1412,7475.320.035.3
2016年3月1892,8736.712.226.1
2017年3月2183,0637.312.723.1
2018年3月2153,2546.813.224.8
2019年3月2163,4326.512.624.6
2020年3月2373,6596.78.219.4
2021年3月4104,03310.77.511.5
2022年3月3604,3628.67.314.4
2023年3月3524,6757.87.815.5
2024年3月2864,9365.912.120.2
2025年3月2895,1935.710.221.0
2026年3月3105,4735.811.320.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

23名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は23名。2026/3期の役員報酬は総額196百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
捧雄一郎代表取締役社長 最高経営責任者701,390,000
田邊正取締役 常務執行役員 オペレーション担当 兼海外事業統括 兼コンプライアンス担当686,000
早川博取締役 常務執行役員 財務経理・経営企画・関係会社・広報担当639,000
保坂直志取締役 常務執行役員 開発建設担当 兼店舗企画部ゼネラルマネジャー574,000
松田修一取締役826,000
菊地美佐子取締役65
竹川倫恵子取締役56
森茂行取締役 執行役員 組織開発・人事総務担当 兼人事教育部ゼネラルマネジャー577,000
住吉正二郎取締役(常勤監査等委員)7814,000
藤田善六取締役(監査等委員)785,000
三谷香取締役(監査等委員)49
諏佐幸夫フォーマット商品担当ゼネラルマネジャー
残りの役員11名を開く
氏名役職年齢
大石一範商品担当
間宮正幸開発建設担当付シニアマネジャー
杉村卓勇DX部ゼネラルマネジャー兼物流統括部ゼネラルマネジャー兼情報セキュリティ担当
長谷部邦俊開発担当兼開発第1部ゼネラルマネジャー
山田健園芸・農業・ペット用品商品部ゼネラルマネジャー
佐藤智和アグリ事業部ゼネラルマネジャー
北嶋高秀営業企画部ゼネラルマネジャー
粟野雅行北星産業株式会社取締役
浦田誠リフォーム資材・エクステリア用品商品部ゼネラルマネジャー
真柄圭太関西ゾーンゾーンマネジャー
長谷川博和取締役65

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6116381715426
社外取締役726264
取締役(社内)1161616

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,179字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社コメリ)及び子会社15社で構成されております。その事業は、「ホームセンター事業」と「その他事業」に区別されております。「ホームセンター事業」では、金物・工具、資材・建材、園芸・農業用品の販売、物流サービス、情報処理システムの開発・運営、クレジットカード関連サービス等を、「その他事業」では、LPガス・ガソリン等の燃料や書籍等の販売を行っております。 なお、次の部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) ホームセンター事業 ㈱コメリ …………………………   ホームセンター事業を行っております。毎日保証された低価格と圧倒的な品揃えを提供するパワー、金物・工具、資材・建材の専門店PRO、近さと買いやすさ等の利便性を追求するH&G等のフォーマットブランドを展開しており、地域特性やお客様のニーズに合わせた店舗展開を行っております。 北星産業㈱ ………………………   当社の海外からの買付商品の保管及び当社が販売する商品の店舗別仕分け、各店舗への配送業務を行っております。また当社取引先より、各店舗への配送業務を請け負っております。 ㈱ビット・エイ …………………   当社及びグループ各社の業務上必要な各種情報処理及びそれに必要なシステム開発・運用・保守業務や、当社取引先の情報処理等の業務を行っております。 ㈱コメリキャピタル ……………   クレジットカード業務及びその付帯業務並びに保険代理店業務を行っております。 米利商品開発股份有限公司 ……   台湾で当社の商品の買付けを行っております。 上海米利貿易有限公司 …………   中国で当社の商品の買付けを行っております。 ㈱コメリクリエイト ……………   大規模なリフォーム工事等の請負を行っております。 ㈱コメリサポート ………………   清掃、補修メンテナンス業務を行っております。 MEKONG FRONTIER CO.,LTD.……   東南アジアで当社の商品買付けを行っております。 KOMERI(THAILAND) CO.,LTD. ……   タイ王国でホームセンター事業を行っております。 KOMERI VIETNAM CO.,LTD.……   ベトナムで当社の商品買付けを行っております。 (2) その他事業 ㈱ライフコメリ …………………   当社及びグループ会社への燃料納入と、LPガス、ガソリン、灯油及び関連機器の販売を行っております。 ㈱ムービータイム ………………   書籍等の販売を行っております。 大連米利海辰商場有限公司 ……   中国で不動産賃貸業を行っております。 [事業系統図] 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,305字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループの経営理念は、「企業とは人々の幸せのために存在すべきものであり、それでこそ社会から支持され、存続することができる」という考えに根ざしており、これは創業以来不変のものです。 上記経営理念に基づき、当社グループは、「遅れた分野の流通近代化」の実現のために、金物・工具、資材・建材分野と園芸、家庭菜園、農業資材分野を核カテゴリーとしてとらえ、流通改革に取り組んでまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略等 ① 経営環境 ⅰ 外部環境 ・雇用・所得環境の改善の下、緩やかな回復が見られました。 ・エネルギー価格や原材料価格の高止まり、中東情勢の影響や金融市場の変動の影響等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 ⅱ 小売業界 ・継続的な物価上昇を背景に消費者の生活防衛意識は依然として高い状況となっております。 ・業種・業態の垣根を越えた競争も激しさを増しております。 ・店舗運営にかかる人件費や物流費、出店時の建設費等が上昇しているとともに、人手不足も深刻化しており、より生産性の高い店舗運営が求められております。 ② 経営戦略等 2025年4月22日に、「2026年3月期-2028年3月期 中期経営計画」を公表しました。生産から販売までをトータルコーディネーションし、より良い商品をより安く、お客様には無駄なコストは1円たりとも負担させないという考えのもと、「出店戦略」「立地与件、競合与件に対応」「商品力の強化」、「マス化を可能にするグローバル物流」「B2Bの仕組みづくり」等の重点施策を着実に実行することで、資材・建材、園芸・農業資材市場における遅れた分野の流通近代化を進め、更なる成長と中長期的な企業価値の向上を図っております。 ③ 目標とする経営指標 中期経営計画の最終年度である2028年3月期の目標を、以下のとおり設定し、公表しました。 ・営業収益 : 4,500億円 ・営業利益 : 320億円 ・R O A : 8.0%以上 ・R O E : 8.0%以上 ※ ROA:(総資本経常利益率) (我々がチャレンジする市場 7兆円) (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、旧態依然とした流通形態が残る、資材・建材、金物・工具、園芸・農業用品、これらの遅れた分野の流通近代化を通して世の中に貢献することを目指しております。原材料の調達、製造・生産、流通、販売、消費の各過程を通じ、当社グループの事業を推進することが、サステナビリティの各種社会課題の解決に寄与するとともに、持続可能な社会の実現、持続的な成長及び中長期的な企業価値向上につながるものと考えております。 ① 出店の拡大 ・当社は、国内外3,000店の出店を目指し、パワー、PRO、H&G等の各種フォーマットを組み合わせた船団方式による出店を推進してまいります。 ・生産性の高い店舗を船団方式により出店することは、ドミナントエリア形成による競争優位性の確保と、商圏内の売上シェア向上につながるものと考えております。 ② 商品力の強化及び各種サービスの拡充 ・当社グループは、1,200を超える標準化された実店舗と国内12カ所の物流センター及び海外の調達拠点を活用することで、マスのメリットを発揮し、商品力の強化を実現してまいります。 ・当社グループは「暮らしを守り・育てる商品開発」を推進し、お客様の潜在ニーズを具現化した商品をお買い求めいただきやすい価格で提供してまいります。 ・当社でしか買えないカテゴリーブランドを育成・強化することは、他社との差別化につながり、PB商品の競争優位性を高めるものと考えております。 ・当社グループは、全店フルリフォームサービスと「住急番」を中心としたサービスの拡充を図ることで、社会環境等の変化により顕在化した住環境改善ニーズに対応した、提案型のサービスを提供してまいります。 ・当社グループは、ECサイト「コメリドットコム」を運営しております。BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)の取り組みやラストワンマイル配送(コッコ便)の対応エリア拡大等、1,200を超える店舗インフラの強みを活かし、ネットと店舗を融合させることで、お客様の利便性向上と配送に関する社会的コスト削減に努めてまいります。 ・当社は、連結子会社の㈱コメリキャピタルとともに、コメリカードを中心とするカード会員の獲得を推進してまいります。個人だけでなく、法人、建設事業者、農業者等、多様な決済手段に対応するカードがあることで、お客様の利便性向上につながるものと考えております。また、FSP等、カードホルダーへのポイント優遇策や個人向けの販促活動等は、人口減少の環境下において他社との差別化を実現し、来店頻度・買上点数の向上につながるものと考えております。 ③ 物流機能の拡充 ・当社は、連結子会社の北星産業㈱とともに、店舗インフラと物流センターによるマス化のメリットを活かすことで、生産から販売までのサプライチェーン全体をトータルプロデュースし、流通近代化を図ってまいります。 ・現在国内に12カ所ある物流センターを拡充し、物流の内製化・効率化・店舗作業のローコスト化を行ってまいります。 ・物流2024年問題への対応も継続して行い、サプライチェーン全体の生産性向上に努めてまいります。 ④ 資材・建材及び農業分野のプロ需要獲得への取り組み ・パワー及びPROの出店を推進し、建設事業者等の利便性向上に資する取り組みを行い、資材・建材調達に関する社会的コストの削減を図ってまいります。 ・農業振興及び地域振興に寄与する取り組みを行い、日本の農業の産業化を支援してまいります。また、各地のJAとの協業を含めた、持続可能な農業支援モデルを構築し、食糧生産に関する社会的コストの削減を図ってまいります。 ⑤ 人的資本投資及びDX投資の推進 ・コメリ経営要諦「人は事業の最も大切な柱である」に基づき、「賢和塾」を中心とした教育カリキュラムに基づく人的資本投資を行い、重要な経営資源である人材の確保と育成に努めてまいります。 ・従業員の人権を尊重し、性別・国籍・年齢に関係なく、多様な人材がより能力を発揮し活躍できる労働環境の整備を行ってまいります。 ・連結子会社の㈱ビット・エイとともに、DX投資を拡充し、店舗及びストアサポートセンター(本社)の業務フロー・組織をさらに進化させ、業務生産性の向上とお客様への提案力向上を図り、更なる既存店舗の売上高向上と高収益体制の確立を目指してまいります。 ⑥ コーポレート・ガバナンスの更なる強化 ・取締役会の監査・監督機能の強化、意思決定の迅速化を図り、監査等委員会設置会社制度に基づく、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでまいります。 ・当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目的とした適時適切な開示、英文開示及びステークホルダーの皆様との建設的な対話に努めてまいります。 ・中長期的な企業価値向上に努め、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、CAPM(資本資産価格モデル)に基づいて算出した株主資本コストや株式市場期待水準も考慮したうえで、各種投資の意思決定を行ってまいります。 ⑦ サステナビリティへの対応 ・商品や店舗運営、物流、商品の生産から販売までのサプライチェーン全体の全ての過程において省力化・効率化を行い、環境及び社会課題の解決に取り組んでまいります。 ・気候変動による将来リスクや事業機会の把握を行い、変化対応型の事業展開を目指し、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。
事業等のリスク3,305字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。 (1) 出店・閉店について 当社グループの出店政策は、パワー、PRO、H&G及びアテーナを商圏規模に応じて「船団方式」で出店し、更なる店舗網の拡大及びドミナントを進めるものですが、「都市計画法」「大規模小売店舗立地法」等の法令又は条例等の規制により、住民や自治体との調整のため、出店に要する時間の長期化等により当初の計画通りに出店ができない場合や建築コスト等の出店コストが増加した場合等は、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、少子高齢化による労働力人口を含む人口減少により、出店地域の市場規模の縮小や人件費等のコスト上昇の影響等により店舗の営業が継続できず閉店が発生する場合、当社グループの業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対して、当社グループは、損益分岐点が低い店舗づくり、及びその仕組みづくりを目指し、より小商圏で成立する店舗出店と改装や人材育成による既存店舗の活性化をすすめ、標準化された店舗の多店舗展開を行ってまいります。 (2) 気候変動について 当社グループの販売商品は園芸・農業用品をはじめとして、きわめて季節性の高い商品が多く、四季の特徴が早い時期より顕著に現れるほど販売が好調となる傾向がありますが、反面、冷夏、暖冬等により商品の動きが鈍くなると、売上高の減少、売価変更の増加による利益率の減少、過剰在庫の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対して、当社グループは、商品力の強化、商品展開時期の調整、在庫調整等を行い、天候不順や気候により変動するお客様のニーズに対応した売場展開や商品運営を行うことで、機会ロスの防止及び収益の確保を行っております。 なお、災害発生時におきましては、従業員やお取引先様、お客様等の安全を確保した上で営業の継続又は再開できる体制の整備に努めております。 また、自然災害等が発生した場合は、下記(3)の影響が発生する可能性もあります。 さらに、商品や店舗運営、物流等、商品の調達から販売に至るまでの全ての過程において、CO2排出量削減やプラスチック包装容器の削減、廃棄物排出削減等の環境に関する社会課題の解決にも努めております。連結子会社の北星産業㈱におきましては、運送トラックの求車情報と空車情報のマッチングを図り、配送効率の改善に努め、CO2排出量及び燃料使用量の削減に取り組んでまいります。CO2排出量可視化に基づく気候変動による将来リスクや事業機会の把握を行い変化対応型の事業展開を目指し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みも行ってまいります。 (3) 流通ネットワーク障害について 当社グループは、商品開発のグローバル化を推進するとともに、物流網及び情報システムを整備し、全国をカバーできる流通ネットワークの整備を行い、ローコストオペレーション体制を構築してまいりました。 しかしながら、自然災害、停電・火災、戦争・テロ、コンピュータウィルス及び人為的な誤り等による継続的な情報システムの障害、又は新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症拡大に起因する政府等の移動自粛等の要請又は指示による物流遮断や停滞による流通ネットワークの障害が発生する可能性があります。また、中東情勢や海外における新型コロナウイルス等のウイルスの感染拡大による厳しいロックダウンにより、PB商品をはじめとする商品等の調達に影響を及ぼす可能性もあります。 このような事態が発生した場合、当社グループの事業運営に支障が生じ、商品等の供給が滞り、売上高の減少、レジシステムの停止、データの消失、復旧に関する費用の発生等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 感染症拡大について 新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症が拡大した場合、一時的に店舗閉鎖や営業時間短縮等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクに対応するため、従業員の安全・衛生・健康を重視した働きやすい環境の整備に努め、平時より、感染症予防対策を行っております。新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症に変更された後におきましても、引き続き、コロナ禍で変化したライフスタイルに対応した商品やサービスの開発を推進しております。イーコマースの強化によるネットとリアルの融合、取り置きサービスや置き配等の非接触の商品やサービスの拡大、店舗作業のDX化と連動したセルフ販売の推進等、お客様の利便性の向上に資する取り組みを推進し、感染症拡大した場合でも、お客様と従業員の安全を考慮した営業を継続できるための体制整備にも努めてまいります。 (5) 競合について ホームセンター企業各社は、プロ需要やリフォーム・ホームファッションなどに対応するため店舗の大型化を進めて競争が激化するなか、更に業種・業態の垣根を越えた競争が激しくなるなど、小売業全体において企業間競争が熾烈化しております。 当社は多店舗展開によるドミナントエリア化を進めておりますが、競合商品分野において有力な競合他社店舗によるエリア内への大型店舗の出店等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 業種業態を超えた競争に対応するため、当社では、新規出店に加え、既存店舗の改装を推進し、生産性の高い棚割を積極的に導入する等の取り組みを行うとともに、ローコストオペレーションを推進し店舗の収益性の向上に努めております。更に、営業時間中にシフト表にEラーニングの時間を確保する投資やマイスター制度をはじめとする各種教育研修制度の充実を図る投資等の積極的な人材教育投資を行い、「何々ならコメリ」とお客様に真っ先に思い浮かべていただける会社を目指し、EラーニングやOJTで培った営業力でお客様のお困りごとを解決できる従業員の営業力・接客力の向上を行い、商圏内のナンバーワンを目指し、競合各社との差別化の戦略を行ってまいります。 (6) 情報の流出について 当社グループでは、社内体制を整備し、お客様及びお取引先様等のデータ並びに売上・仕入等の営業上のデータを保有し、管理しております。 しかしながら、犯罪行為やコンピュータシステムの障害等により情報の漏洩・流出の起こる可能性は否定できず、そのような事態が発生した場合には、当社グループの社会的信用に影響を及ぼし、情報流出に起因する被害に対する損害賠償義務を負う等の可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、情報漏洩リスクの低減に努め、情報セキュリティ委員会や情報セキュリティ勉強会を定期的に開催し、情報セキュリティ関連の情報の共有や教育・指導、適切な情報セキュリティ体制の構築等を行っております。 (7) 為替変動等について 当社グループは、海外から商品の輸入を行っており、為替予約等により為替リスクの低減を行っております。 しかしながら、想定以上に為替変動が生じた場合又は原油市場の価格が変動した場合等には輸入商品の調達に支障をきたし、商品原価率の上昇やオペレーションコストの上昇等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、為替リスク管理規程に基づき、為替リスク管理委員会を開催し、為替予約取引・通貨スワップ取引・通貨オプション取引に関して為替変動による影響を抑えるように努めております。 当事業年度におきましては、為替リスク管理委員会を1回開催するとともに、定期的に、為替変動によるリスクの低減に努めました。
経営成績の分析 (MD&A)6,678字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態及び経営成績の状況 (イ)財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より75億32百万円増加し、3,941億94百万円となりました。主に現金及び預金が42億12百万円減少しましたが、受取手形、売掛金及び契約資産が30億23百万円、商品及び製品が22億85百万円、有形固定資産が48億71百万円それぞれ増加したことによるものです。 負債は、前連結会計年度末より31億30百万円減少し、1,372億14百万円となりました。主に電子記録債務が46億8百万円、短期借入金が30億円それぞれ減少しましたが、支払手形及び買掛金が22億25百万円、未払金が17億61百万円それぞれ増加したことによるものです。 純資産は、前連結会計年度末より106億63百万円増加して、2,569億79百万円となりました。主に自己株式の取得により19億57百万円、剰余金の配当により26億32百万円それぞれ減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益146億45百万円の計上により利益剰余金が増加したことによるものです。 (ロ)経営成績 当連結会計年度の商品部門別の売上状況及び主な増減の要因は、以下のとおりです。 部門   売上高(百万円)   前連結会計年度比(%)   主な増減要因 工具・金物・作業用品   69,840   101.8   ・プロ向けの作業衣料や電材の販売が堅調・6月からの熱中症対策義務化により、ファン付きウェアが好調・3月に、建設事業者様を中心に塗料用シンナーの販売が堅調 リフォーム資材・エクステリア用品   55,705   100.9   ・トイレや洗面台の住急番取付サービスが堅調・合板等の市場単価下落による販売金額の低下 園芸・農業・ペット用品   116,313   103.3   ・防草シートの他、熊対策用品を含めた防獣商品が堅調・米保冷庫等の販売が堅調 日用品・家電・カー・レジャー用品   75,523   101.4   ・PBの開発を強化しているカー・アウトドア用品が堅調・前年の米不足に伴い米の需要が増加し、玄米の販売が堅調 インテリア・家庭・オフィス用品   33,704   98.8   ・カーペット等の耐久消費財の販売が低調・前年の梅不作の反動から、関連調理用品の販売が回復 燃料等   14,998   97.3   ・4月、5月は気温の高低差が大きく販売量が増加したものの、暖冬により冬季期間の販売量が低下 その他   14,829   105.2   ― ホームセンター事業計   380,916   101.7   ― その他事業   4,468   96.3   ― 営業収益合計   385,384   101.6   ― (注)商品別の各構成内容は次のとおりです。 工具・金物・作業用品   (工具、建築金物、ペイント、補修用品、作業衣料等) リフォーム資材・エクステリア用品   (建築資材、配管材、木材、住設機器、エクステリア等) 園芸・農業・ペット用品   (園芸用品、肥料・農薬、農業資材、植物、ペット用品等) 日用品・家電・カー・レジャー用品   (日用消耗品、ヘルス&ビューティケア、家電、カー・レジャー・サイクル用品、食品等) インテリア・家庭・オフィス用品   (内装、家具・収納用品、家庭用品、ダイニング、文具等) 重点施策等の状況につきましては、以下のとおりです。 <出店> ・当社は、立地や商圏に合わせ、パワー、PRO、H&Gを船団方式で出店することでドミナントエリアを形成し、商圏内の売上シェア向上を図っております。 ・当連結会計年度の出店につきましては、22店舗開店しました。退店は、業態転換や移転増床を含め、16店舗となりました。総売場面積は前期末比101.8%となっております。 (単位:店舗) 合計   パワー   PRO   H&G   AT 出店(業態転換・移転含む)   22   6   5   11   0 退店(業態転換・移転含む)   16   0   0   14   2 店舗数   1,234   120   24   1,088   2 <物流> ・当社グループの物流は、生産から販売までのサプライチェーン全体をトータルプロデュースし、商品力の強化と店舗作業のローコスト化を目的として、連結子会社の北星産業㈱が担っております。 ・2026年2月に既存の関西流通センターを移転拡張し、「コメリ(新)関西流通センター」を稼働しました。当センターは国内12カ所の物流拠点の中で最大規模となります。省力化・省人化を目的とした新たなシステムの導入により、更なるローコスト運営を実現してまいります。 ・PB商品を輸入する際に、国際輸送をパレット単位で一貫するパレチゼーションを開始しました。積載・荷役に係る作業効率を高めるだけでなく、木製パレットの使用量及び廃棄量の削減を実現しております。 ・当社は、遅れた分野の流通近代化を実現するため、あるべき物流体制の構築を目的として2023年6月に「物流統括部」を設置しました。改正物流効率化法に基づく「物流統括管理者」につきましては、「物流統括部」担当の執行役員を任命しております。 <PB商品開発> ・PB商品の開発につきましては、標準化された1,200を超える店舗と、国内12カ所の物流拠点及び海外拠点を活かしソーシング、バイイングを行っております。世界のベストソースから商品を調達することで、「暮らしを守り・育てる商品開発」を実現してまいります。 ・カー用品ブランド「CRUZARD(クルザード)」やアウトドア用品ブランド「Natural Season(ナチュラルシーズン)」は、ブランディングCMやソーシャルメディアも絡めた重点販売を実施した結果、販売が好調に推移しました。 ・PB商品の売上高構成比率は48.7%(前連結会計年度比0.4pt増)となりました。 <リフォーム> ・リフォーム事業は、全国1,200を超える全店舗にて受付体制を整えております。リフォーム事業の売上高前連結会計年度比は102.2%となりました。 ・全国のコメリ店舗で受付可能な住宅設備機器等の取付・交換を行う「住急番取付」や、シロアリ・害虫駆除、庭木の手入れ等の「住急番サービス」の売上高は前連結会計年度比111.5%と堅調に推移しました。 ・より専門性の高い知識の習得を目指し、リフォームマイスター2級を全店従業員の86.6%(前連結会計年度比5.3pt増)が取得し、全国でお客様のお困りごとを解決できる体制の強化に努めております。 <イーコマース> ・1,200を超える店舗網とシステム環境を活かし、ネットとリアルの相互送客が可能な体制づくりに努めております。 ・当社は、ECサイト「コメリドットコム」で注文した商品を、お客様の身近な店舗で送料負担なく受け取ることのできるBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)のサービスを推進しております。ネット注文されたお客様の店頭受取り比率は80%を超えております。 ・イーコマース事業の売上高前連結会計年度比は112.8%と好調に推移しました。 <自社カードによる固定客化の推進> ・自社カードは、個人・農業者・個人事業主・法人・公共団体の多様な決済ニーズにお応えすべく、6種類を発行しております。 ・お客様の年間お買物金額に応じてポイント率を優遇する施策である、フリークエント・ショッパーズ・プログラム(以下「FSP」)を導入しております。2025年10月よりプラチナランクを新設したことで、ポイント倍率は最大10倍となりました。 <DXの取り組み> ・当社は、更なるローコスト運営を推進することで、お客様へのご利益を最大化するよう努めております。その一環として、セルフレジの導入やキャッシュレス決済を推奨することで、お客様のレジでの待機時間を削減するとともに、従業員の接客時間の充実に努めております。セルフレジの設置店舗は大型店を中心に167店舗(1店舗あたり平均5.6台)となりました。 ・店舗作業を省力化・省人化する取り組みの一環として、お掃除ロボットの導入を推進しております。大型店を中心に26店舗へ導入しており、店舗の作業量削減に寄与しております。 ・決済手段の多様化のニーズに対応するため、コメリカードとアプリを連携させたスマホ決済サービス「コッコPay」に加え、6月より各種コード決済サービスを導入しております。 <農業分野の取り組み> ・2025年6月よりJA山梨みらい、2026年2月よりJA大井川、3月よりJA秋田おばことの協業を開始しました。当社がJAと協業できる理由は、業界最多の店舗数によって、JA資材店の受け皿になることができるためです。 ・2026年3月末時点で協業関係にあるJAは8件(JA秋田おばこ、JA山形おきたま、JA山梨みらい、JA上伊那、JA大井川、JA伊勢、JA多気郡、JAわかやま紀の里地域本部)、JAの商品を取り扱っている当社の店舗数は47店舗となりました。協業により各JAは収益が改善し、農業者も利便性が向上、当社も客数が増加するといった「三方良し」を実現しております。 ・現在、JAおきなわ、JA北びわこ、JA兵庫六甲と協業開始に向け協議を行っており、「三方良し」の取り組みの更なる拡大を図ってまいります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、120億2百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、獲得した資金は、238億25百万円(前年同期比3.1%増)となりました。主な獲得要因は、税金等調整前当期純利益218億23百万円、減価償却費133億34百万円によるものです。主な使用要因は、法人税等の支払額69億90百万円、売上債権の増加額30億23百万円、仕入債務の減少額23億82百万円によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、使用した資金は、180億66百万円(同0.7%減)となりました。主な使用要因は、有形固定資産の取得による支出163億59百万円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、使用した資金は、99億73百万円(同89.9%増)となりました。主な獲得要因は、長期借入れによる収入60億円によるものです。主な使用要因は、短期借入金の純減少額30億円、長期借入金の返済による支出67億円、自己株式の取得による支出19億57百万円、配当金の支払額26億32百万円によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (イ)仕入実績 当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前連結会計年度比(%) ホームセンター事業(百万円)   251,374   101.6 報告セグメント計(百万円)   251,374   101.6 その他事業(百万円)   3,166   98.4 合計(百万円)   254,540   101.6 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (ロ)販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前連結会計年度比(%) ホームセンター事業(百万円)   380,916   101.7 報告セグメント計(百万円)   380,916   101.7 その他事業(百万円)   4,468   96.3 合計(百万円)   385,384   101.6 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (イ)財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりです。 (ロ)当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの財政状態及び経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性がある要因として認識している他の要因につきましては、「3.事業等のリスク」をご参照下さい。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (イ)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 (ロ)資本の財源及び資金の流動性 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金又は借入により資金調達することとしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、短期運転資金は銀行からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、銀行からの長期借入及びリースを基本としております。 なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は308億52百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は120億2百万円となっております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ④ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 2025年4月23日に、2026年3月期から2028年3月期の中期経営計画を公表しました。2028年3月期の目標につきましては、営業収益4,500億円、営業利益320億円、ROA(総資本経常利益率)8.0%以上、ROE8.0%以上です。 また、2027年3月期の連結業績見通しにつきましては、以下のように見込んでおります。 (単位:百万円) 営業収益   営業利益   経常利益   親会社株主に帰属する当期純利益 2027年3月期   400,800   24,000   23,900   15,000 前年同期比    104.0%   104.1%   102.2%   102.4% 新規出店に関しましては、パワーを8店舗、PROを8店舗、H&Gを26店舗、計42店舗を計画しており、今後より一層の出店拡大に向けて取り組んでまいります。 また、既存店改装につきましては、お客様のニーズの変化に対応し続けるため、売場面積で約10万坪の改装を計画しております。

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開示資料

出典

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  • 決算説明資料2027年3月期 第1四半期決算説明資料2026-07-28

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