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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

ゴールドクレスト

GOLDCREST Co.,Ltd.8871 · Standard · 不動産業

首都圏特化型の不動産デベロッパー。新築分譲マンション「クレストシティ」等の分譲を主力に、賃貸・管理・ホテルまで不動産に関わる事業を多角的に展開。

概要

ゴールドクレストは、首都圏を中心にマンション分譲事業を主力とする総合不動産デベロッパーである。1992年の創業以来、都心部で「クレスト」シリーズを展開し、2025年3月期には営業利益率25.6%と高い収益性を達成。連結子会社を通じて管理・賃貸・ホテル事業も手掛ける。

四つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、不動産分譲事業を中核とし、賃貸、管理、ホテルの4セグメントで構成される。2026年3月期の連結売上高304億円のうち、分譲事業が67.6%を占める。その他に、購入者向け小口融資を行うファミリーファイナンス、仲介を行うゴールドクレスト住宅販売などの子会社を持つ。管理事業は分譲マンションの総合管理を担い、安定収益源となっている。

首都圏に集中する事業エリア

事業エリアは東京と神奈川を中心とする首都圏に限定される。2004年には神奈川支店を開設し、同エリアの事業を強化。2013年には川崎市で総戸数2500戸超の大規模プロジェクト「クレストプライムレジデンス」を始動した。都心部ではタワーマンションや駅前立地の物件を積極的に供給し、用地取得は利益の見込めるエリアに選別している。

高収益を支える経営指標

経営方針として売上高経常利益率15%以上、自己資本比率30%以上を目標に掲げる。2026年3月期の経常利益率は28.1%、自己資本比率は42.1%と目標を上回る。販売費及び一般管理費を抑えた効率的な経営を追求し、高い利益率と盤石な財務基盤を維持している。2026年3月期の営業利益は89億円(前期比18.5%増)と過去最高水準を見込む。

ブランドマンション「クレスト」シリーズの展開

主力商品は「クレスト」ブランドの分譲マンションである。2003年に初のタワーマンション「ザ・クレストタワー」、同年に都市型「クレストラフィーネ」、2004年に大規模「クレストシティ」、2011年に中低層「クレストレジデンス」と、立地や規模に応じてシリーズを分化。2022年12月には累計供給戸数3万戸を突破した。

業界の中での役割は不動産デベロッパー(分譲・賃貸・管理・ホテル)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
304億円
営業利益
89億円
営業利益率
29.3%
純利益
59億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01個人(不動産分譲)主力

首都圏の人気エリアを中心に、新築分譲マンション「クレストシティ」「クレストフォルム」シリーズ等の企画・開発・販売を行う。主力事業。

主な製品・サービス2
クレストシティ
新築分譲マンションの主力シリーズ。首都圏の駅近・人気エリアで展開。
クレストフォルム
新築分譲マンションのシリーズ。デザイン性と機能性を重視。

02法人・個人(不動産賃貸)副次

オフィスビルやマンションの賃貸事業を展開。安定的な収益源として位置づけ。

03分譲マンション管理組合(不動産管理)副次

当社分譲マンション等の総合管理サービスを提供。入居者と共有部分の管理・運営を行う。

04宿泊(ホテル)その他

自社所有のホテルを経営。安定した収益基盤を目指す。

05不動産取引(その他)その他

不動産の仲介・販売代理、ローン事務、広告宣伝受託等の付帯業務を提供。

製品と技術

「クレストシティ」「クレストフォルム」など住戸規模で分化

分譲マンションは「クレスト」を冠する複数のシリーズで構成される。大規模物件向け「クレストシティ」、初期からの「クレストフォルム」、タワー型「クレストタワー」、都市型「クレストラフィーネ」、中低層「クレストレジデンス」の5ブランドが存在する。物件例として、2025年3月期に引き渡された「クレストシティ鎌倉大船サウス」(215戸)や「クレストプライムレジデンス パーク五番街」(325戸)がある。

川崎市に展開する大型プロジェクト「クレストプライムレジデンス」

2013年4月に始動した「クレストプライムレジデンス」は、神奈川県川崎市に位置する総計画戸数2500戸超の大規模マンション群である。単一事業主一団地認定民間マンションとして日本最大規模を誇り、段階的に分譲が進められている。2025年3月期には「パーク五番街」として325戸を引き渡した。このプロジェクトは長期間にわたる用地開発と販売の典型例であり、同社の企画力を示す。

ユニークなペット向け設備「わんルーム」の実用新案

2021年6月に取得した実用新案「わんルーム」(登録第3232490号)は、マンション室内にペット専用の個室を設ける設備である。同社の商品企画における差別化の一環で、ペット飼育世帯のニーズに対応する。こうした設備や間取りの工夫は、品質管理とともに顧客満足度の向上に寄与している。

設計・施工への積極関与による品質管理

専門部署が設計・施工の各工程に関与し、品質管理を徹底している。自社で企画から販売、アフターフォローまで一貫して行うことで顧客の声を反映しやすくし、次物件に活かすサイクルを構築。これにより「ハイグレードマンション」としてのブランド力を維持し、競争の激しい用地取得においても高い付加価値を実現している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

首都圏マンション分譲特化、高収益だが競合ひしめく

ゴールドクレストは首都圏を中心に高級マンションの分譲を手掛ける不動産デベロッパーで、同業の大東建託やロボットホームと比較して、プロジェクト数は少ないが1物件当たりの利益率が高く、2026年3月期には営業利益率29.3%と非常に高い収益性を示す。しかし、売上高は304億円と大東建託に比べて規模は小さく、主力の首都圏マンション市場では競合が多く、土地取得競争も激化している。景気変動や金利上昇の影響を受けやすい点も課題。

強み

  • 営業利益率が25%超と業界トップクラスで、効率的な事業運営を実現。
  • 都心の高級マンションに特化し、ブランド力と高い価格設定が可能。
  • 自己資本比率が高く、財務の安定性が評価されている。
  • 2024年3月期から2025年3月期にかけて売上高が約18%増加。

課題

  • 高級マンション市場は需要変動が大きく、景気後退時に受注が減少するリスク。
  • 都心の優良物件取得には大手デベロッパーとの競争が激化。
  • 金利上昇は顧客の住宅ローン負担増加や、販売価格への影響が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字がゴールドクレスト

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18848レオパレス212,170億円15.5倍
23480ジェイ・エス・ビー1,963億円28.4倍
38803平和不動産1,700億円14.4倍
42337いちご1,618億円9.7倍
58934サンフロンティア不動産1,285億円8.5倍
68871ゴールドクレスト1,168億円18.5倍
78892エスコン1,080億円8.6倍
88841テーオーシー944億円38.2倍
92353日本駐車場開発934億円17.6倍
108923トーセイ851億円10.5倍
118877エスリード810億円7.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 25件

販売代理業から自社分譲へ転換した創業期

1992年1月に株式会社ゴールドクレストを設立。当初は販売代理業でスタートし、1994年6月に自社分譲物件「クレストフォルム」シリーズの販売を開始した。業容拡大に伴い1997年4月に本社を港区新橋へ移転。1998年7月には日本証券業協会に株式を店頭登録し、1999年7月に東京証券取引所市場第二部へ上場した。同時に管理子会社ゴールドクレストコミュニティを設立し、グループ体制を整えた。

上場後、タワーマンションと新ブランドを投入した成長期

2000年9月に東証第一部銘柄に指定替え。2001年9月には子会社ファミリーファイナンスを設立し、購入者向け融資を開始。2002年12月には首都圏マンション供給ランキングで3位に躍進した。2003年1月、初のタワーマンション「ザ・クレストタワー」を始動し、同時に「クレストラフィーネ」ブランドをスタート。2004年には大規模シリーズ「クレストシティ」を投入し、同年11月に神奈川支店を開設した。

供給2万戸突破と、大規模プロジェクトへの挑戦

2007年4月に累計供給戸数2万戸を達成。2008年2月には仲介・販売代理子会社ゴールドクレスト住宅販売を設立。2010年2月に銀座支店を開設し、都心タワーマンションの販売を強化。2011年9月には中低層シリーズ「クレストレジデンス」を投入。2013年4月、川崎市で総計画戸数2500戸超の「クレストプライムレジデンス」を始動し、単一事業主一団地認定民間マンションとして日本最大規模となった。

創業30周年と市場区分の移行

2021年6月、ペット用個室「わんルーム」の実用新案を取得。2022年4月に東証プライム市場へ移行し、同年5月に創業30周年を迎えた。2022年12月には累計供給戸数3万戸を突破。2023年7月にはSUUMO AWARD 2023でグリーン部門最優秀賞を受賞。しかし同年10月には東証スタンダード市場へ移行した。一貫して首都圏のマンション分譲に特化し、高収益体質を維持している。

年表25件を開く

1990年代

  • 1992年1月創業株式会社ゴールドクレストを設立。
  • 1992年5月販売代理業を開始。
  • 1994年6月自社分譲物件クレストフォルムシリーズを販売開始。
  • 1997年4月業容拡大に伴い、本社を港区新橋に移転。
  • 1998年7月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1999年7月創業東京証券取引所市場第二部に株式を上場。マンションの管理業務を行う株式会社ゴールドクレストコミュニティを設立。

2000年代

  • 2000年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替え。
  • 2001年9月創業分譲マンション購入者への小口貸付を行う株式会社ファミリーファイナンスを設立。
  • 2002年6月業容拡大に伴い、本社を千代田区大手町に移転。
  • 2002年12月首都圏でのマンション供給ランキングが3位へと躍進。
  • 2003年1月当社初タワーマンション「ザ・クレストタワー」(中央区)始動。「クレストタワー」ブランドスタート。
  • 2003年3月都市型マンションシリーズ「クレストラフィーネ」ブランドスタート。「クレストラフィーネ大森駅前」
  • 2004年1月大規模マンションシリーズ「クレストシティ」ブランドスタート。「ザ・クレストシティ」
  • 2004年11月神奈川エリアの事業強化のため神奈川支店を開設。
  • 2007年4月供給戸数20,000戸を突破。
  • 2008年2月創業不動産仲介及び販売代理事業を行う株式会社ゴールドクレスト住宅販売を設立。

2010年代

  • 2010年2月都心タワーマンション販売強化のため、銀座支店を開設。
  • 2011年9月都市型中低層マンションシリーズ「クレストレジデンス」ブランドスタート。「クレストレジデンス大森西」
  • 2013年4月単一事業主一団地認定民間マンションとして日本最大規模となる「クレストプライムレジデンス」(総計画戸数2500戸超、神奈川県川崎市)始動。 ※調査対象期間:1994年~2019年9月。株式会社不動産経済研究所調べ。

2020年代

  • 2021年6月ペット用の個室「わんルーム」実用新案登録。(実用新案取得:登録新案第3232490号)
  • 2022年4月東京証券取引所プライム市場へ移行。
  • 2022年5月創業創業30周年。
  • 2022年12月供給戸数30,000戸を突破。
  • 2023年7月SUUMO AWARD 2023 首都圏 分譲マンションデベロッパー・販売会社の部「グリーン部門」最優秀賞受賞。
  • 2023年10月東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率15%以上
  • 自己資本比率30%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高品質マンションの提供

    首都圏でファミリータイプを中心としたクレストシリーズのマンションを供給し、設計・施工の各工程に専門部署が関与して品質管理を徹底。企画からアフターフォローまでのトータルサービスで顧客満足度を高める。

  2. 02

    効率的経営による資源配分

    営業経費等を抑えた効率的な経営を追求し、浮いた経営資源をマンション品質向上に振り向ける。

  3. 03

    盤石な財務基盤の維持

    高い利益率と自己資本比率を維持し、安定経営によりアフターサービスを含む顧客との長期関係を構築、企業信頼を獲得する。

  4. 04

    都心・近郊への集中投資

    需要の強い都心及び都心近郊部に経営資源を集中し、仕入れ競争力・商品開発力・営業力を向上させ、効率的経営で収益性を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で199人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は764万円で、9期前と比べて+27.6%平均年齢は31.9歳、平均勤続年数は8.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月185
2018年3月199
2019年3月59931.57.5194
2020年3月59231.17.2195
2021年3月60531.98.2199
2022年3月65931.57.9184
2023年3月68730.47.3175
2024年3月62230.77.5184
2025年3月70130.97.31953,846
2026年3月76431.98.31994,472

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率13.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)90.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 10 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
小計 — ―1,330億円
賃貸用不動産 — 東京都 港区他1,300億円
不動産 賃貸事業
本店 — 東京都 千代田区2,935百万円
不動産 分譲事業
小計 — ―681百万円
厚生施設 — 長野県北佐久郡 軽井沢町他406百万円
社宅 — 東京都 港区他238百万円
モデルルーム — 神奈川県 横浜市港北区他63百万円
不動産 分譲事業
倉庫 — 東京都 世田谷区他36百万円
神奈川支社 — 神奈川県 川崎市中原区11百万円
不動産 分譲事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社 ミューアセット
    東京都千代田区 · その他の関係会社
  • 国内
    株式会社 サクセス・プロ
    東京都千代田区 · その他の関係会社
  • 国内
    株式会社 サクセス・プロ ホールディングス
    東京都千代田区 · その他の関係会社
  • 国内
    株式会社 ゴールドクレスト コミュニティ
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ファミリーファイナンス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 ゴールドクレスト住宅販売
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 住販サービス
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 浜松町ホテルマネジメント
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他2社
    ― · 連結子会社
  • 国内
    合同会社TSインベストメント1号を営業者とする匿名組合
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権50.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は304億円営業利益89億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.8%、利益が+18.7%。

売上高
+3.8%
304億円
営業利益
+18.7%
89億円
純利益
+18.0%
59億円
営業利益率
29.3%
前期比 +3.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高420億円304億円
営業利益159億円89億円
純利益95億円59億円
1株あたり配当¥160¥160

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は171億円、営業利益は89億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+584.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q415
2024年1Q25−2−8.0−4
2024年2Q38615.85
2024年3Q651015.47
2024年4Q12030
2025年2Q1373626.324
2025年4Q1563925.026
2026年2Q1605232.535
2026年4Q1443725.724
2027年1Q1718952.058

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は379億円から304億円へ80%に減った。直近期の営業利益率は29.3%。売上は2期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月3795836
2014年3月3025031
2015年3月1972720
2016年3月3016342
2017年3月3588555
2018年3月42912969
2019年3月3328054
2020年3月34811376
2021年3月2896743
創業30周年。
2022年3月34211576
2023年3月27510670
2024年3月2485538
2025年3月293757025.650
2026年3月304898629.359

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高304億円のうち、営業利益として残るのは89億円29.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は59億円、売上の19.4%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金47.7%145億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.0%70億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益29.3%89億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
52.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+19.7pt
29.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+13.2pt
19.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比8.6pt
4.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
2.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−50億円、投資CFが−1,029億円で、差し引きのフリーCFは−1,079億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は584億円で、売上の23.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月104−1−35103455
2014年3月59−111−64−52338
2015年3月18−106108−88360
2016年3月−20−1−47−21293
2017年3月189−1−24188457
2018年3月137−1−105136487
2019年3月192−2−69190608
2020年3月60−323028666
2021年3月107−9−7498690
2022年3月183−23−45160805
2023年3月−4121−38−20747
2024年3月51−2−1449782
2025年3月−85−154233−239776
2026年3月−50−1,029887−1,079584

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,230億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,360億円で、自己資本比率は42.1%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,6321,00362961.5
2014年3月1,5891,02056964.1
2015年3月1,8531,03182255.3
2016年3月1,8461,05878857.3
2017年3月1,8681,08977958.3
2018年3月1,8161,13867862.7
2019年3月1,8991,17472561.8
2020年3月1,8901,22666464.8
2021年3月1,8491,22562466.3
2022年3月2,0051,27273363.4
2023年3月1,8921,30458868.9
2024年3月2,0381,31472464.5
2025年3月2,2271,33888960.1
2026年3月3,2301,3601,87042.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
584億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,157億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,870億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
68
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続10 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率131社中3位あたり、逆に低いのはROE131社中115位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
4.3%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
29.3%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
42.1%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.8%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.9%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,265で、1年前と比べて-1.5%過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。

¥3,265-1.1%1ヶ月+2.0%1年-1.5%時価総額1,168億円
過去52週の値幅
安値¥3,130高値¥3,850

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)18.5倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR0.77倍
配当利回り4.90%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1ヶ月で+0.149%とほぼ横ばいだが、25日移動平均線(3306.6円)を約1.6%上回って推移。52週高値(3850円)からは約12.7%下回る一方、52週安値(3130円)からは約7.3%上昇。7月末に3,245円まで下落したが、8月に入り3,200円台で底固めから切り返し、8月21日には3,360円まで回復。出来高は8月7日に96,600株と増加したが、その後は概ね40,000〜70,000株で推移。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PER19.05倍は業界平均14.74倍を上回るが、予想PER11.8倍と改善見込み。PBR0.7969倍は平均1.84倍を大幅に下回り、資産価値に比べて割安。ROE4.3%は低く収益性は弱いが、配当利回り4.76%は平均3.01%を上回る。不動産市況の回復期待を織り込むと、現状はほぼ妥当な水準と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)18.5倍14.9倍
PER (予想)11.4倍
PBR0.77倍1.84倍
ROE4.3%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

都心部の需給逼迫と低金利環境が追い風となり、強気派は高水準の販売と利益率の維持を期待する。一方、弱気派は、不動産市況の変動や、2024年3月期の減益を踏まえ、収益の安定性に懸念を示す。さらに、金利上昇による需要減退や用地取得競争の激化が、将来の収益に悪影響を及ぼす可能性が論点。

プラスに働く材料7
  • 都心需要の旺盛さ

    2025年3月期に営業利益率25.6%と高水準を維持

  • ストック型収益

    管理・仲介事業で安定収入を確保し、収益基盤を強化

  • 増収増益予想

    2026年3月期も売上高304億円、純利益59億円と増加見込み

  • 2026年3月期営業利益89億円、前期比19%増通年影響

    営業利益は75億円から89億円へ18.7%増加、利益率は29.28%に改善。

  • 来期予想PER11.8倍と改善決算発表後影響

    現行PER19.05倍に対し来期予想11.8倍と低く、収益力向上を評価。

  • 配当利回り4.76%の高水準継続影響

    配当利回り4.76%は収益下支え要因、株主還元姿勢が評価される。

  • 外国人保有27.7%と高水準継続影響

    外国人持株比率27.7%は市場平均より高く、海外投資家の物色対象。

マイナスに働く材料7
  • 市況変動リスク

    不動産市況悪化や金利上昇で販売が停滞する恐れ

  • 減益の実績

    2024年3月期に純利益が38億円と前期比大幅減益

  • 競争の激化

    有力デベロッパーとの用地競争で仕入価格が上昇する恐れ

  • ROE4.3%と資本効率の低さ継続影響

    ROE4.3%は低く、PBR0.80倍の要因で、改善がなければ株価の重し。

  • 金利上昇による不動産市況悪化金融政策次第影響

    日銀追加利上げで住宅ローン金利が上昇、マンション需要が下押しされるリスク。

  • 売上高304億円と伸びは小幅通年影響

    売上高は293億円から304億円へ3.8%増に留まる、販売戸数の伸び悩み。

  • 株価1年で1.4%下落と軟調不定影響

    株価は1年間で1.4%下落、市場全体に比べ相対的に軟調で需給が弱い。

次の決算で確かめる点
販売戸数
分譲事業の動向を最も直接的に示す
契約率
需要動向を反映し、販売の強弱を判断
ストック型収益
安定収益の拡大は収益の下支えになる

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり160で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは4.90%。

年間配当
¥160
1株あたり
配当利回り
4.90%
いまの株価に対して
配当性向
61.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4432.1
2018年3月5013.628.3
2019年3月6020.044.0
2020年3月8541.742.1
2021年3月50−41.241.4
2022年3月8060.034.6
2023年3月800.037.9
2024年3月800.083.6
2025年3月10025.077.5
2026年3月1000.061.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥160

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ2,238人。区分でいちばん多いのは事業法人53.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.9%を占め、残る42.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人52.552.452.952.453.553.3
外国法人20.020.219.021.925.627.7
個人・その他13.615.015.915.114.013.6
自己株式4.35.56.97.17.17.1
金融機関12.310.910.99.06.44.6
証券会社1.61.61.31.60.50.7
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ミューアセット44.99
02INTERTRUST TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLEL Y IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF JAPAN-UP(常任代理人 みずほ銀行)15.09
03株式会社エスディサポート7.55
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行)3.81
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)3.45
06安川 秀俊2.90
07BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/TD SECURITIES (USA) LLC/BOOK-ENTRY JGBS+CORPORATE BONDS/TAXABLE(常任代理人 香港上海銀行)1.04
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.87
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行)0.63
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 みずほ銀行)0.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近13
  • 2026-07-07
    株式会社ストラテジックキャピタル
    新規の大量保有報告
    16.28%
    +1.61pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.23%
    -1.21pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.09%
    -1.14pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    3.87%
    -1.22pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.72%
    -1.12pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.44%
    -0.28pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.98%
    -0.11pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.98%
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.02%
    +0.04pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.09%
    -1.14pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.87%
    -1.22pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    8.84%
    +1.08pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.09%
    -0.21pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+74%、1株純資産は14期で+45%。直近期のROEは4.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1012,8133.622.542.1
2014年3月862,8593.025.448.3
2015年3月562,8752.037.1103.9
2016年3月1192,9684.114.239.8
2017年3月1533,0895.113.032.1
2018年3月1943,2276.211.728.3
2019年3月1543,3314.79.744.0
2020年3月2153,4766.37.542.1
2021年3月1233,5773.513.841.4
2022年3月2233,7626.17.634.6
2023年3月2103,9175.58.237.9
2024年3月1133,9542.923.183.6
2025年3月1514,0253.820.677.5
2026年3月1764,0924.318.961.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額290百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約11倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
安川秀俊代表取締役 社長651,037,700
伊藤正樹常務取締役5550,000
篠原雄輔取締役482,300
津村政男取締役(非常勤)72100
田中隆吉取締役(非常勤)76
津田映常勤監査役75
尾関純監査役70
押切浩監査役71
髙安滿69
高畠正憲取締役(非常勤)63

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)32143224682
社外取締役4294338
監査役11011111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容481字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社(株式会社ゴールドクレストコミュニティ、株式会社ファミリーファイナンス、株式会社ゴールドクレスト住宅販売、株式会社住販サービス、株式会社浜松町ホテルマネジメント他2社)及び非連結子会社(株式会社アドネクスト)計9社で構成されており、首都圏の人気の高いエリアを中心に不動産分譲事業を展開しております。 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 (1) 事業区分 セグメント   区分   事業の内容 不動産分譲事業   新築マンション等分譲事業   新築分譲マンション「クレストシティ」「クレストフォルム」シリーズ等の企画、開発、販売等 不動産賃貸事業   オフィスビル等の賃貸事業   オフィスビル、マンション等の賃貸 不動産管理事業   不動産管理事業   当社分譲マンション等の総合管理サービス ホテル事業   ホテル事業   自社所有のホテル経営等 その他   その他付帯事業   不動産の仲介及び販売代理・ローン事務・広告宣伝受託業務等 (2) 事業系統図
経営方針・対処すべき課題1,182字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1) 会社の経営の基本方針 当社は東京、神奈川等の首都圏エリアにおいて、ファミリータイプを中心とした「クレストシティ」「クレストレジデンス」などクレストシリーズのマンションを提供しております。「ハイグレードマンション」へのこだわりを持ち、お客様の住環境をより豊かにする良質なマンションづくりを追求し、多様化するライフスタイルに合わせた上質な暮らしをご提案することが、お客様から支持され、また信頼される企業グループになるものと考えております。 良質なマンションづくりのために、当社では専門の部署を通して設計・施工の各工程で積極的に関与し、品質管理を徹底しております。また、企画、販売からアフターフォローに至るまでのトータルサービスを行うことで、お客様のご意見を反映しやすい環境を作り、次のマンションづくりに生かすことで、お客様の満足度を高めるよう努力しております。そして、営業経費等を抑えた効率的な経営を追求することで、経営資源を適切に配分し、マンションの品質向上へつなげております。 また、高い利益率と盤石な財務基盤を維持し、安定した経営を継続することが、アフターサービスを含めたお客様との末永いお付き合いを可能にし、信頼を勝ち得ることにつながると考えております。 今後も、顧客第一主義を徹底することで、お客様に選んでいただける企業グループになるとともに、良質な住環境を継続的に提供することで、社会的責任を果たすべく、努力してまいる所存であります。 (2) 目標とする経営指標 当社は、主たる事業である不動産業の事業リスクの高さを鑑み、安定的な経営を行うための盤石な経営基盤の確保を図ると同時に、株主の皆様に対する安定した利益還元を可能にするため、以下の指標を目標値として設定しております。 ① 売上高経常利益率15%以上 ② 自己資本比率30%以上 なお、現状において、自己資本比率は目標値を上回る状況でありますが、将来においても、一定の自己資本を維持することが重要であると考えているため、引き続き下限値として設定しております。 (3) 経営環境及び対処すべき課題 新築分譲マンション市場におきましては、各種の住宅支援政策等を背景として実需者層を中心に需要は堅調に推移しております。一方で、新たなマンション開発用地の仕入れは競争の厳しい状況が続いており、建築費も上昇しています。市場全体として、販売価格は緩やかに上昇しているものの、供給戸数は低水準で推移しています。 このような環境の中、当社は強い需要の見込める都心及び都心近郊部に経営資源を集中し、販売費及び一般管理費を抑えた効率的な経営を行うことで収益性を高めるとともに、仕入れ競争力、商品開発力、営業力を向上させることが重要であると考えております。
事業等のリスク2,118字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業内容その他に関するリスクについて、投資家の皆様の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資家の皆様の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家の皆様に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 売上計上基準及び季節的変動について 当社グループの主要事業である新築マンション等分譲事業におきましては、顧客への当該物件引渡しを基準として売上計上を行っております。そのため、引渡時期の集中等により、同一事業年度内においても四半期毎で財政状態及び経営成績に偏りが生じる場合があります。また、販売計画の変更や天災その他の事由による工期の遅延等によって、引渡時期に変更があった場合には、業績に影響が生じる可能性があります。 (2) 経済的要因による影響について 分譲マンションの販売は、購買者の需要動向に大きく左右される傾向があります。 将来、個人消費が低迷した場合や、金利が大幅に上昇した場合、マンション購入検討者の購買意欲の減退につながり、業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、土地価格及び建築資材価格がさらに上昇した場合には、それに伴って用地の仕入原価や建築原価が上昇し、販売価格への転嫁が難しい場合には売上総利益率を引き下げる場合があります。 (3) 金利変動の影響について 当社グループの主要事業である新築マンション等分譲事業におきましては、用地仕入代金等、事業資金の調達が不可欠であり、その調達手段には金融機関からの借入や社債の発行等、有利子負債も含まれております。当社グループは経済情勢・金利動向等を勘案の上、適切に資金調達をしておりますが、金利上昇により業績に影響が生じる可能性があります。 (4) 建築コストについて 当社グループの主要事業である新築マンション等分譲事業におきましては、建築工事を外注しております。当社グループにおいて、建築コストは売上原価の主要項目であり、建築資材の価格や建築工事にかかる人件費が想定を上回って上昇した場合、工事中の事故や外注先の倒産等の予期せぬ事象が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 当業界における法規制について 当社グループの属する不動産業界は、「建築基準法」、「国土利用計画法」、「都市計画法」、「宅地建物取引業法」等、建築や不動産取引に関わる多数の法令及び各自治体で定められる建築に関する条例等の法的規制を受けており、不動産業者として、宅地建物取引業法に基づく免許を受けております。また、マンション管理業界においては、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」による法的規制を受けております。このため、将来におけるこれらの法規制の大幅な改廃や新法の制定により、事業計画見直しの必要が生じる等、業績に影響が生じる可能性があります。 (6) 事業エリアについて 当社は、設立以来、首都圏に事業エリアを特化し、マンションを企画、開発しております。これは、経営資源の効率化を実現する上で有益ではありますが、将来、首都圏並びにその周辺において、地震、暴風雨、洪水その他の自然災害、事故、火災、戦争、暴動、テロその他の人災等が発生し、工期の遅延、消費者の購買意欲の減退、所有資産の毀損等があった場合には、当社グループの事業や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (7) 気候変動について 当社グループでは、気候変動は地球規模の重要な課題であると認識しております。中長期的に当社事業に影響を与える要因としては、建築物の環境性能の更なる向上や炭素税の導入などの税制改正、環境性能・防災に対する顧客志向の変化、自然災害の増加・甚大化が想定されます。 (8) 特定の人物への依存について 当社の創業者であり、代表取締役である安川秀俊は、その企画・営業力、知識ノウハウ、経営判断能力を活かして、当社グループの経営方針や戦略の決定及び事業推進において重要な役割を果たしております。このため今後何らかの要因により、取締役としての業務執行が困難となった場合には、当社グループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 情報の漏洩について 当社グループは、多数のお客様の個人情報をお預かりしているほか、様々な経営情報等を保有しております。これらの情報の管理については、社内の情報管理システムを強化するとともに、従業員等に対する教育・研修等により情報管理の重要性の周知徹底を行っております。しかし、これらの対策にもかかわらず重要な情報が外部に漏洩した場合には、当社グループの社会的信用等に影響を与え、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)3,733字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費に持ち直しの動きがみられ、雇用・所得環境が改善する下で、景気の緩やかな回復基調が続いています。一方で、物価上昇の継続による個人消費への影響や、海外景気の下振れによる国内景気の下押しリスク、金融資本市場の変動、中東情勢の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社が事業展開する首都圏の新築分譲マンション市場におきましては、建設費の高騰などにより、販売価格が上昇し、供給戸数は低水準で推移しており、住宅ローン金利上昇の影響により住宅取得マインドに慎重な動きもみられますが、各種の住宅取得支援政策等を背景として実需者層を中心に需要は堅調に推移しております。 このような環境の中、当社は利益の見込める用地を選別して取得することに努め、都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションを供給してまいりました。当連結会計年度における売上高は30,445百万円(前期比3.9%増)、営業利益は8,909百万円(前期比18.5%増)、経常利益は8,559百万円(前期比21.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,862百万円(前期比16.9%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 セグメント   売上高(百万円)   構成比(%) 不動産分譲事業   20,576   67.6 不動産賃貸事業   2,692   8.8 不動産管理事業   3,643   12.0 ホテル事業   3,253   10.7 その他   281   0.9 合計   30,445   100.0 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (不動産分譲事業) 不動産分譲事業におきましては、「クレストシティ鎌倉大船サウス」(鎌倉市・総戸数215戸)、「クレストプライムレジデンス パーク五番街」(川崎市・総戸数325戸)、「クレストレジデンス横浜汐見台パークフロント」(横浜市・総戸数96戸)の引渡し等により、売上高は20,576百万円(前期比8.1%増)となりました。 (不動産賃貸事業) 不動産賃貸事業におきましては、売上高は2,692百万円(前期比2.4%増)となりました。 (不動産管理事業) 不動産管理事業におきましては、売上高は3,643百万円(前期比9.9%減)となりました。 (ホテル事業) ホテル事業におきましては、売上高は3,253百万円(前期比6.3%増)となりました。 (その他) その他の事業におきましては、その他付帯事業売上高が281百万円(前期比46.4%減)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、期首残高に比べ19,214百万円減少し、58,418百万円となりました。 ①  営業活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益8,559百万円、棚卸資産の増加15,520百万円、仕入債務の増加2,049百万円、法人税等の支払2,401百万円を主な要因として、5,024百万円の支出となりました。 ②  投資活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出103,119百万円を主な要因として、102,935百万円の支出となりました。 ③  財務活動によるキャッシュ・フロー 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入103,800百万円、長期借入金の返済による支出4,900百万円、社債の償還による支出6,500百万円、配当金の支払3,654百万円を主な要因として、88,745百万円の収入となりました。 (販売及び契約の状況) (1) 販売実績 区分   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前期比 戸数   金額(百万円)   構成比(%)   戸数   金額(百万円)   増減率(%) 不動産分譲事業   304   20,576   67.6   8   1,537   8.1 不動産賃貸事業   ―   2,692   8.8   ―   64   2.4 不動産管理事業   ―   3,643   12.0   ―   △400   △9.9 ホテル事業   ―   3,253   10.7   ―   193   6.3 その他   ―   281   0.9   ―   △242   △46.4 合計   ―   30,445   100.0   ―   1,151   3.9 (2) 契約実績 販売不動産の契約実績は次のとおりであります。 区分   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 前期末契約残高   期中契約高   期末契約残高 戸数   金額(百万円)   戸数   金額(百万円)   戸数   金額(百万円) 不動産分譲事業   185   11,964   398   34,960   279   26,348 合計   185   11,964   398   34,960   279   26,348 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、債権の貸倒れに関する判断等、過去の実績や期末の状況に応じ合理的と考えられる様々な要因に基づいて行った見積りを含んでおります。 (2) 財政状態について 当連結会計年度末においては、総資産は前期末比100,340百万円増の323,030百万円となりました。負債は前期末比98,129百万円増の187,048百万円となり、純資産は前期末比2,210百万円増の135,982百万円となりました。 (3) 経営成績について 当社が事業展開する首都圏の新築分譲マンション市場におきましては、建設費の高騰などにより、販売価格が上昇し、供給戸数は低水準で推移しており、住宅ローン金利上昇の影響により住宅取得マインドに慎重な動きもみられますが、各種の住宅取得支援政策等を背景として実需者層を中心に需要は堅調に推移しております。このような環境の中、当社は利益の見込める用地を選別して取得することに努め、都心部を中心に高品質で競争力の高い新築分譲マンションを供給してまいりました。その結果、当連結会計年度における売上高は30,445百万円(前期比3.9%増)、営業利益は8,909百万円(前期比18.5%増)、経常利益は8,559百万円(前期比21.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,862百万円(前期比16.9%増)となりました。 セグメントの業績につきましては、不動産分譲事業における売上高は20,576百万円(前期比8.1%増)となりました。不動産賃貸事業における売上高は2,692百万円(前期比2.4%増)となりました。不動産管理事業における売上高は3,643百万円(前期比9.9%減)となりました。ホテル事業における売上高は3,253百万円(前期比6.3%増)となりました。その他の事業におきましては、その他付帯事業売上高が281百万円(前期比46.4%減)となりました。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。当社グループは、これらのリスクを十分認識した上で、発生の回避、または発生した場合においては、その影響を最小限にとどめるように対応する方針であります。 目標とする経営指標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 目標とする経営指標」に記載のとおりであります。当連結会計年度末における売上高経常利益率は28.1%、自己資本比率は42.1%となっております。 (4) 資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの主な資金需要である不動産の取得及び建築費の支払い等に対しては、内部留保のほか一部を金融機関からの長期借入金及び社債の発行等により調達を行うことで安定的な財務基盤を確保しております。 当社グループの資金状況につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2) キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社は上記の財源を基に十分な現預金を確保することで不動産の取得等における資金需要に対して機動的な対応が可能であると考えております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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