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日経平均64,167.87-158NYダウ53,061.95+295ドル円158.81+0NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+51毎時更新

毎日コムネット

MAINICHI COMNET CO., LTD.8908 · Standard · 不動産業

首都圏の学生向け賃貸住宅開発・管理を軸に、旅行・人材支援まで学生生活をトータルに支える。

概要

毎日コムネットは、首都圏の学生向け賃貸住宅の開発・運営・管理を収益の柱とする不動産会社である。1979年に旅行業で創業し、現在は学生の住まい(不動産ソリューション事業)と課外活動・就職支援(学生生活ソリューション事業)をワンストップで提供する。2025年5月期の連結売上高は223億円、営業利益25億円、従業員258名。

不動産ソリューション事業が売上の8割を占める

同社の売上は不動産ソリューション事業が約8割を占め、2025年5月期で178億円に達する。同事業は、学生向け賃貸住宅の開発・コンサルティングを行うデベロップメント部門、入居者募集・賃貸管理を行うマネジメント部門、太陽光発電によるエネルギーマネジメント部門の3部門からなる。サブリース契約によりオーナーに安定家賃を保証し、入居者からの家賃との差額で収益を得るストック型モデルが特徴である。管理戸数は12,469戸(2025年5月末)。

学生生活ソリューション事業は課外活動と人材支援を連結

学生生活ソリューション事業は、大学サークル向けの合宿・研修旅行の企画運営(課外活動部門)と、企業の新卒採用を支援する人材ソリューション部門で構成される。課外活動部門は1979年の創業以来の旅行業に端を発し、大学生とのネットワークを強みとする。人材ソリューション部門は子会社ワークス・ジャパンが中核で、採用プロモーションやイベント、業務支援システムを提供する。同事業の売上高は44億円(2025年5月期)。

首都圏の大学生市場に特化した事業基盤

同社の主要顧客は首都圏に進学する大学生である。2024年春の大学入学者数は62.8万人、大学生総数は294.9万人と過去最高水準にある。少子化の中でも大学生市場は安定的に推移しており、同社はその需要を取り込む。特に地方から上京する学生向けに「入居予約システム」を提供し、卒業等による入退去の周期性を活用して空室リスクを低減している。また、全国10都市の不動産会社と連携した「全国学生ひとり暮らしCLUB」ネットワークを持つ。

グループ6社によるワンストップ体制

当社グループは、持株会社である毎日コムネット本体のほか、連結子会社として毎日コムネットレジデンシャル(賃貸管理・仲介)、毎日コムネットグリーン電力(太陽光発電)、ワークス・ジャパン(人材ソリューション)、持分法適用関連会社TUA学生寮PFI、その他関係会社KJホールディングス(河合塾グループ)の6社で構成される。各社が不動産開発から管理、学生サービス、電力事業までを分担し、ワンストップでのサービス提供を可能にしている。

業界の中での役割は学生市場に特化した不動産デベロッパー兼マネジメント企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
271億円
営業利益
29億円
営業利益率
10.7%
純利益
19億円
2026/5 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2026/5
事業売上構成比利益利益率
不動産ソリュ ーション事業224億円82.7%35億円15.6%
学生生活ソリュ ーション事業47億円17.3%4億円8.5%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01不動産(学生向け賃貸住宅)主力

首都圏の学生向け賃貸住宅の開発(デベロップメント)、賃貸・管理(マネジメント)を展開。不動産オーナーへのコンサルティングからサブリース、入居者募集まで一気通貫で手掛ける。入居者を学生に限定することで安定した入居率を実現している。

学生向け賃貸住宅に特化した独自のノウハウ

主な製品・サービス2
サブリース契約
オーナーから建物を一括借上げし、学生に転貸するスキーム。オーナーは安定収入を得られる。
入居予約システム
入居前年の秋から募集開始し、入学前に部屋を予約できるシステム。無駄な家賃負担を防ぐ。

02旅行(学生向け合宿・研修)準主力

首都圏の大学サークルを対象に、合宿・研修旅行の企画・手配を提供。サークルの種別ごとのニーズに応じた付加価値の高いサービスを提供する。

主な製品・サービス2
手配型旅行商品
顧客の要望に応じて宿泊施設や交通機関を手配する旅行商品。手数料が収益源。
企画型旅行商品
当社独自に企画・募集する旅行商品。販売代金と仕入れ代金の差額が収益。

03人材(新卒採用支援)準主力

学生の就職活動を支援するため、新卒採用支援サービスを提供。子会社ワークス・ジャパンが、企業向けに採用プロモーション、採用イベント、採用業務支援システムを提供する。

主な製品・サービス3
採用プロモーション
企業の採用ニーズに応じたWeb、入社案内、映像、セミナーなどのプロモーションツールを提供。
採用イベント
合同企業説明会や個別説明会を企画・運営し、企業と学生のマッチングの場を提供。
採用業務支援システム
応募者管理から面接実務までを一元管理するプラットフォーム。

04エネルギー(太陽光発電)副次

子会社グリーン電力が、自社保有の賃貸物件やオフィスで使用する電力を賄うため、太陽光発電施設を運営し、余剰電力を電力会社に販売している。

主な製品・サービス1
太陽光発電
5ヶ所の太陽光発電施設で発電し、売電する事業。

製品と技術

サブリース方式を核とした学生賃貸住宅の開発

不動産デベロップメント部門では、個人・法人オーナーに対し、学生向け賃貸住宅の建設を提案する。オーナーが竣工した物件を当社が一括借り上げ(サブリース)し、通常10〜15年の契約で安定した家賃を保証する。当社は入居者から徴収する家賃との差額で収益を得る。また、自社で土地を取得し学生マンションを建設後、法人投資家に販売しサブリースを受託する独自開発も行う。設計は一級建築士事務所が担当し、食事付き寮タイプなど多様なニーズに対応する。

入居予約システムと全国ネットワークで空室リスクを抑制

同社の不動産マネジメント部門は、学生の入居時期が3月下旬〜4月上旬に集中する特性を活かし、「入居予約システム」を提供する。新入生は前年秋から部屋を予約でき、実際の入居まで家賃が発生しない。これにより卒業後の退去による空室を早期に埋め、安定した入居率を維持している。また、2005年発足の「全国学生ひとり暮らしCLUB」により、地方の不動産会社を通じて首都圏以外の受験生へ情報を発信。40社超のネットワークで入居者を確保する。

人材ソリューション事業における採用業務支援システム

子会社ワークス・ジャパンは、企業の新卒採用活動を支援する「採用業務支援システム」を提供する。応募者管理からリクルーター・アセスメント・面接実務までを一元管理できるプラットフォームで、人事担当者の業務負荷を軽減する。また、採用プロモーション(Web、入社案内、セミナー)やイベント企画・運営も手掛ける。学生生活ソリューション事業内で課外活動部門との連携により、サークル幹部学生と企業のマッチングも行う。

太陽光発電によるエネルギーマネジメント

子会社毎日コムネットグリーン電力は、自社管理物件やオフィスで消費する電力を自然エネルギーで賄うことを目的に、2014年に設立された。現在5ヶ所の太陽光発電施設を運営し、発電した電力を電力会社に販売する。2025年5月期の同事業売上高は3億629万円。2024年にはケーブル盗難による一時停止があったが復旧済み。グループ全体のカーボンニュートラルに貢献する位置づけである。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

不動産業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 不動産(学生向け賃貸住宅)学生向け賃貸住宅に特化した独自のノウハウ

有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

学生マンション大手、安定収益が強み

毎日コムネットは学生マンション事業に特化した不動産会社です。同業の大東建託は賃貸住宅建設で国内最大手ですが、学生マンション特化型の当社は異なる市場セグメントを開拓。また、robot homeやタスキホールディングスが新築分譲主体なのに対し、当社は賃貸管理・サブリースで安定的なストック収入を得ています。営業利益率は11%と高く、売上高も伸長中。学生人口減少リスクはあるもの、都市部への学生集中が追い風です。

強み

  • 営業利益率11%超と、不動産業界の中でも高水準を維持。
  • サブリースや管理事業により、安定的なキャッシュフローを確保。
  • 学生マンションに特化したノウハウとブランド力を有する。
  • 売上高は208→223→271億円と拡大傾向。

課題

  • 少子化で長期的な需要減少リスクがある。
  • 都市部の大学周辺に依存しており、立地リスクがある。
  • 景気変動や入居率低下により収益が変動する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

不動産業の時価総額近傍。太字が毎日コムネット

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15535ミガロホールディングス184億円12.3倍
25280ヨシコン177億円5.8倍
38999グランディハウス175億円17.9倍
48918ランド170億円37.9倍
53467アグレ都市デザイン167億円8.7倍
68908毎日コムネット160億円8.2倍
71435robot home159億円7.7倍
8276Aククレブ・アドバイザーズ158億円116.5倍
98887シーラホールディングス156億円2.1倍
109633東京テアトル152億円15.6倍
118927明豊エンタープライズ147億円6.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

旅行代理店から学生マンション事業へ軸足を移した1994年

1979年4月、東京都千代田区に資本金450万円で株式会社トラベル・ドウ・インターナショナルとして創業。同年7月に毎日ツーリストへ商号変更し、学生サークルの合宿・研修旅行の企画手配を始めた。1983年にはサークル活動支援の子会社サークルライフを設立。しかし1994年、学生アパート・マンションの賃貸仲介を目的に毎日建物を設立し、学生マンション事業(現不動産ソリューション事業)を開始。旅行業で培った学生ネットワークを活用し、住まいの領域へ進出した。

複数法人を吸収合併し現在の社名に統一した1997年

1997年12月、毎日ネットワーク(旧クレストコア)と毎日建物(千代田区)を吸収合併し、商号を株式会社毎日コムネットに変更。翌1998年12月には形式上の存続会社である奇兵隊と再合併し、実質上の事業会社として体制を整えた。これにより、旅行・不動産・人材の各機能を一社に統合し、後のワンストップ戦略の基盤が形成された。

株式公開と全国ネットワーク構築で成長路線へ(2002〜2005)

2002年10月、日本証券業協会に株式を店頭登録。2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場した。2005年11月、全国主要10都市の最大手不動産会社と連携し、「全国学生ひとり暮らしCLUB」を発足。相互に学生向け部屋情報を提供するネットワークを構築し、首都圏以外からの入居需要も取り込む体制を整えた。

学生生活支援事業の拡充とグループ再編(2010〜2015)

2010年8月、人材ソリューション強化のためワークス・ジャパンと資本業務提携。2011年7月には河合塾グループのKJホールディングスと包括提携し、教育分野との連携を深めた。2012年6月、持分法適用関連会社TUA学生寮PFIを設立。2014年8月には子会社毎日コムネットグリーン電力を設立し、太陽光発電事業に参入。2015年3月、ワークス・ジャパンを追加取得し連結子会社化した。

東証第一部指定と中期経営計画の策定(2018〜2022)

2018年5月、東証JASDAQから市場第二部に市場変更。同年11月には第一部銘柄に指定され、企業の信用力を高めた。2022年4月の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。2023年7月、創業50周年を見据え2024年5月期を初年度とする6カ年の中期経営計画を策定。最終年度の2029年5月期に連結売上高300億円、営業利益31億円を目標に掲げた。

過去最高益を更新し続ける収益基盤(2020年代)

2020年代に入っても学生人口の堅調さを背景に業績は拡大。2020年5月期の売上高180億円から2025年5月期には223億円まで成長。営業利益も25億円と過去最高を更新した。管理戸数は12,469戸に達し、サブリース物件と自社保有物件の両輪でストック収入を積み上げている。2026年5月期は売上高271億円、営業利益29億円を予想する。

年表32件を開く

1970年代

  • 1979年4月創業東京都千代田区神田駿河台に資本金450万円をもって、株式会社トラベル・ドウ・インターナショナルを設立。
  • 1979年7月商号を株式会社トラベル・ドウ・インターナショナルから株式会社毎日ツーリストへ変更。

1980年代

  • 1982年7月株式会社日本交通公社(現株式会社ジェイティービー)の旅行業代理店契約を締結。
  • 1983年12月創業学生サークル活動支援サービスを目的として、東京都千代田区神田駿河台に株式会社サークルライフを設立。
  • 1989年5月商号変更株式会社サークルライフの商号を株式会社クレストコアに変更し、同本社を東京都文京区湯島に移転。

1990年代

  • 1994年2月創業株式会社クレストコアの商号を株式会社毎日ネットワークに変更。学生アパート・マンションの賃貸、仲介等を目的として、東京都文京区湯島に株式会社毎日建物を設立。
  • 1994年10月株式会社毎日建物が学生マンション事業(現在の不動産ソリューション事業)を開始。
  • 1995年7月株式会社毎日建物の本社を東京都千代田区神田駿河台に移転。
  • 1997年7月創業神奈川県横浜市西区に株式会社毎日建物(横浜市)を設立。
  • 1997年12月M&A株式会社毎日ネットワーク、株式会社毎日建物(千代田区)を吸収合併し、商号を株式会社毎日コムネット(実質上の存続会社)に変更。
  • 1998年12月M&A株式の額面金額を変更するため、株式会社奇兵隊(形式上の存続会社)と株式会社毎日コムネット(実質上の存続会社)及び株式会社毎日建物(横浜市)が合併し、商号を株式会社毎日コムネット(形式上の存続会社)に変更。
  • 1999年12月学生人材の活用を目的として人材ネットワーク事業(現在の学生生活ソリューション事業における人材ソリューション部門)を開始。

2000年代

  • 2002年10月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2003年6月学生マンション事業(現在の不動産ソリューション事業)の営業強化を目的として、東京都千代田区神田駿河台に100%出資連結子会社株式会社学生サービスプラザ(現株式会社毎日コムネットレジデンシャル)を設立。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に上場。
  • 2005年11月創業学生マンション事業(現在の不動産ソリューション事業)において、全国主要10都市の最大手不動産会社と連携し、相互に学生向けのお部屋情報を提供するネットワーク「全国学生ひとり暮らしCLUB」を発足。
  • 2007年7月連結子会社株式会社学生サービスプラザ(現株式会社毎日コムネットレジデンシャル)の本店を東京都中央区日本橋に移転。
  • 2008年9月一級建築士事務所登録。

2010年代

  • 2010年6月本店を東京都千代田区神田駿河台から東京都千代田区丸の内に移転。
  • 2010年7月連結子会社株式会社学生サービスプラザ(現株式会社毎日コムネットレジデンシャル)の本店を東京都中央区八重洲に移転。
  • 2010年8月学生生活支援事業(現学生生活ソリューション事業)における人材ソリューション部門の営業強化を目的として、株式会社ワークス・ジャパンと資本業務提携。
  • 2011年2月商号変更決算期を毎年11月30日から毎年5月31日に変更。
  • 2011年7月河合塾グループである株式会社KJホールディングスと包括的な資本業務提携。
  • 2012年6月創業持分法適用関連会社TUA学生寮PFI株式会社を共同出資により設立。
  • 2013年6月商号変更連結子会社株式会社学生サービスプラザの商号を株式会社毎日コムネットレジデンシャルに変更。
  • 2014年7月本店を東京都千代田区丸の内から東京都千代田区大手町に移転。連結子会社株式会社毎日コムネットレジデンシャルの本店を東京都千代田区大手町に移転。
  • 2014年8月新規事業として自然エネルギーによる発電事業を開始するにあたり、東京都千代田区大手町に100%出資連結子会社株式会社毎日コムネットグリーン電力を設立。
  • 2015年3月M&A持分法適用関連会社である株式会社ワークス・ジャパンの株式を追加取得し、同社を連結子会社化。
  • 2018年5月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から同取引所市場第二部に市場変更。
  • 2018年11月東京証券取引所市場第二部から同市場第一部銘柄に指定。

2020年代

  • 2020年9月連結子会社株式会社毎日コムネットレジデンシャルの本店を東京都新宿区西新宿に移転。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、市場第一部からスタンダード市場へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/5期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2029年5月期まで300億円
  • 連結営業利益2029年5月期まで31億円
  • 連結経常利益2029年5月期まで30億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2029年5月期まで20億円
  • 総管理戸数15,000戸

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    不動産ソリューション事業への集中投資

    不動産ソリューション事業を成長の中軸と位置づけ、経営資源を集中投下する。ディベロッパー事業では管理戸数の拡大と事業基盤強化を図り、マネジメント部門ではDX化による差別化や単身社会人市場への参入を進める。

  2. 02

    学生生活ソリューション事業の体制強化

    課外活動ソリューションと人材ソリューションを連携させ、学生生活全体を包括的に支援するビジネスへ発展させる。人材ソリューションでは人事コンサルティングやDX化システムの提供、プロモーション領域の拡大を図る。

  3. 03

    地方物件開発と事業領域の拡大

    東京一極集中リスク回避とESG対応のため、地方都市での物件開発に積極的に取り組む。また、単身社会人向け物件や多様な建築手法による物件開発、土地情報を活用した新事業を模索する。

  4. 04

    DX推進と非対面型営業体制の構築

    オンライン営業やAI、マイページを活用した24時間リーシング体制を推進する。WEB契約や360°VR内見に加え、LINE連携など非対面型の入居者募集体制を強化する。

  5. 05

    ESG経営と人的資本の最大化

    社会と共存し持続可能な成長を目指し、ESG経営を推進する。女性社員の活躍推進や働きやすい職場環境づくり、将来を担う人材育成に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 11期分

グループ全体で268人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は673万円で、10期前と比べて+21.5%平均年齢は36.7歳、平均勤続年数は11.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年5月230
2017年5月237
2018年5月254
2019年5月55433.67.9270
2020年5月56934.89.0262
2021年5月55335.39.6251
2022年5月53836.010.3242
2023年5月60836.410.4253
2024年5月63236.710.8261881
2025年5月64336.510.9258969
2026年5月67336.711.12681,082

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年5月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.4%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)73.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
不動産ソリューション事業 — カレッジコート上板橋(東京都板橋区)909百万円
不動産ソリューション事業 — カレッジコート富山大学正門前(富山県富山市)802百万円
不動産ソリューション事業 — カレッジコート札幌北14条A(北海道札幌市)368百万円
不動産ソリューション事業 — コムネットグリーン 茨城美浦(茨城県稲敷郡美浦村)338百万円
不動産ソリューション事業 — カレッジスクエア中野 南台S棟(東京都中野区)333百万円
不動産ソリューション事業 — コムネットグリーン 茨城阿見(茨城県稲敷郡阿見町)333百万円
不動産ソリューション事業 — コムネットグリーン 栃木小山(栃木県小山市)319百万円
不動産ソリューション事業 — カレッジスクエア中野 南台N棟(東京都中野区)272百万円
不動産ソリューション事業 — コムネットグリーン 長崎蕪郷(長崎県東彼杵郡東彼杵町)258百万円
不動産ソリューション事業 — カレッジコート札幌北14条B(北海道札幌市)196百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱毎日コムネットレジデンシャル
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱毎日コムネットグリーン電力
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ワークス・ジャパン
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権87.0%
  • 国内
    TUA学生寮PFI㈱
    東京都千代田区 · 持分法適用会社
    議決権39.5%
  • 国内
    ㈱KJホールディングス
    東京都新宿区 · その他の関係会社
    議決権25.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年5月期の売上高は271億円営業利益29億円前期と比べると増収増益で、売上が+21.5%、利益が+16.0%。

売上高
+21.5%
271億円
営業利益
+16.0%
29億円
純利益
+18.8%
19億円
営業利益率
10.7%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年5月期

項目会社予想前期実績
売上高260億円271億円
営業利益30億円29億円
純利益19億円19億円
1株あたり配当¥39¥39

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は177億円、営業利益は24億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+31.1%、営業利益は+4.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q39−1−2.6−1
2023年4Q599
2024年1Q64812.56
2024年2Q4012.50
2024年3Q4200.00
2024年4Q621422.69
2025年2Q8822.31
2025年4Q1352317.015
2026年2Q9455.33
2026年4Q1772413.616

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年5月期からの15期で、売上は95億円から271億円へ2.9倍に増えた。直近期の営業利益率は10.7%。売上は2期、純利益は5期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
持分法適用関連会社TUA学生寮PFI株式会社を共同出資により設立。
2012年5月9563
連結子会社株式会社学生サービスプラザの商号を株式会社毎日コムネットレジデンシャルに変更。
2013年5月9484
新規事業として自然エネルギーによる発電事業を開始するにあたり、東京都千代田区大手町に100%出資連結子会社株式会社毎日コムネットグリーン電力を設立。
2014年5月101106
持分法適用関連会社である株式会社ワークス・ジャパンの株式を追加取得し、同社を連結子会社化。
2015年5月121138
2016年5月136149
2017年5月1481610
2018年5月1681711
2019年5月1741913
2020年5月1802212
2021年5月1701510
2022年5月1891711
2023年5月2122114
2024年5月208232211.115
2025年5月223252411.216
2026年5月271292810.719

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年5月期

売上高271億円のうち、営業利益として残るのは29億円10.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は19億円、売上の7.0%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金73.1%198億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.9%43億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.7%29億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
26.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.1pt
10.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.8pt
7.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.1pt
14.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年5月期は営業CFが63億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは60億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は92億円で、売上の4.1ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年5月−14−14324
2013年5月4−45029
2014年5月03−2330
2015年5月5−2317−1829
2016年5月11−20938
2017年5月004042
2018年5月−9−129−1061
2019年5月−4−29−664
2020年5月−5−23−760
2021年5月16−4−201251
2022年5月16−3−61359
2023年5月13−4−9959
2024年5月14−61868
2025年5月24−1011483
2026年5月63−3−516092

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年5月期の総資産は281億円。このうち返さなくてよい自己資本が142億円で、自己資本比率は49.7%(業種中央値32.8%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年5月97445345.6
2013年5月111486343.0
2014年5月116526444.9
2015年5月1605910136.6
2016年5月1726510737.7
2017年5月1877211537.9
2018年5月2318015134.2
2019年5月2578916834.0
2020年5月2719617534.7
2021年5月25210015239.0
2022年5月26510615939.4
2023年5月27211216040.5
2024年5月28812316641.8
2025年5月30913317542.4
2026年5月28114213949.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年5月期の内訳
現金及び預金
92億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
134億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
139億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率21 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

不動産業 131社との比較

同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率131社中32位あたり、逆に低いのはROE131社中56位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
14.0%/中央値 12.9%
P25 7.7%P75 19.5%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.7%/中央値 9.6%
P25 5.6%P75 15.6%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.7%/中央値 32.8%
P25 26.6%P75 48.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
21.5%/中央値 11.4%
P25 3.3%P75 23.1%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.4%/中央値 3.5%
P25 2.5%P75 4.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥890で、1年前と比べて+13.4%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥890+0.1%1ヶ月+4.7%1年+13.4%時価総額160億円
過去52週の値幅
安値¥801高値¥948

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.2倍
PER (会社予想)8.0倍
PBR1.09倍
配当利回り4.38%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は858円(7/24)で、1ヶ月で2.1%上昇。25日線(856円)を上回るが、75日線(861円)を下回り、方向感は乏しい。52週高値948円からは約9.5%下、低値762円からは12.6%上の位置。出来高は直近で7300株と低調で、趨勢転換の兆しは見えない。週足ではもみ合い継続で、25日線と75日線の接近が注目される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 7.93倍(予想7.7倍)は業界平均13.96倍を大幅に下回り割安。PBR 1.05倍も業界平均1.70倍を下回る。ROE 12.7%は高く収益性良好。配当利回り4.55%は業界平均3.11%を上回るが、配当性向45.4%と安定している。割安ながら業界特性上リスクも考慮。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.2倍14.9倍
PER (予想)8.0倍
PBR1.09倍1.84倍
ROE14.0%11.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PER7.9倍、配当利回り4.55%と割安感があるが、不動産市況や金利動向が懸念。強気派は、学生マンション需要の安定性と高い入居率、自社運営モデルの収益力を評価。弱気派は、不動産価格下落リスクや金利上昇による資金調達コスト増、物件取得競争激化を警戒。

プラスに働く材料7
  • 安定した収益基盤

    自社運営で入居率高く、安定賃料収入。

  • 割安なバリュエーション

    PER7.9倍、配当利回り4.55%。

  • 成長持続

    売上・利益とも増加基調。

  • 26年5月期売上271億円・営業利益29億円2026/5決算影響

    前期比売上22%増、営業利益16%増で成長

  • 配当利回り4.55%の高水準維持継続影響

    安定利益に裏付けられた高利回り、インカム魅力

  • PER7.9倍・不動産セクター内で割安継続影響

    同業平均PER対比で割安、成長を考慮し再評価余地

  • 学生マンション需要堅調・稼働率向上通年影響

    主力の学生賃貸で安定収益、入居率改善見込み

マイナスに働く材料7
  • 不動産市況悪化リスク

    金利上昇で物件価格下落の可能性。

  • 金利上昇の影響

    変動金利負債が多い場合、調達コスト増。

  • 競争激化

    学生マンション市場の競合増加。

  • 不動産市況悪化による価格下落リスク不定影響

    金利上昇で不動産価格下落、評価損や売却損の恐れ

  • 営業利益率10.7%と前期比低下2026/5決算影響

    11.21%から10.7%へ0.5pt悪化、コスト増

  • 外国人保有1.46%・需給厚み欠く継続影響

    出来高少なく、大口売買で株価変動リスク

  • 金利上昇で借入コスト増加金融政策次第影響

    不動産事業の借入依存度高く、支払利息増加

次の決算で確かめる点
入居率
収益の根幹で稼働状況を示す。
物件取得数
成長性の指標。
有利子負債依存度
金利上昇リスクの評価。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり39で、前期から+18.8%いまの株価に対する利回りは4.38%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥39
1株あたり
配当利回り
4.38%
いまの株価に対して
配当性向
44.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年5月2747.5
2018年5月22−17.031.7
2019年5月2827.361.3
2020年5月280.065.8
2021年5月280.047.0
2022年5月280.073.4
2023年5月280.051.3
2024年5月307.148.4
2025年5月326.745.4
2026年5月3818.844.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥39

株主

有価証券報告書より

2026年5月期末の株主数は延べ13,577人。区分でいちばん多いのは個人・その他60.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.0%を占め、残る63.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年5月%2022年5月%2023年5月%2024年5月%2025年5月%2026年5月%
個人・その他58.257.661.660.255.060.9
事業法人27.127.227.329.337.033.6
自己株式2.12.12.14.9
金融機関13.512.910.09.06.53.4
外国法人0.61.40.40.91.41.9
証券会社0.60.90.60.40.10.2
外国人個人0.00.00.00.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社KJホールディングス23.95
02伊藤 守12.67
03原 利典12.67
04UHPartners2投資事業有限責任組合3.87
05公益財団法人MAICOMミライを応援学生奨学財団3.61
06公益財団法人MAICOMひとり暮らし学生奨学財団3.61
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.34
08遠藤 司1.18
09小野田 博幸0.91
10光通信KK投資事業有限責任組合0.87

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で+180%、1株純資産は15期で+66%。直近期のROEは14.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年5月394918.19.945.9
2013年5月242649.513.042.7
2014年5月3329011.810.345.7
2015年5月4632514.811.525.3
2016年5月4936014.410.743.0
2017年5月5639414.914.447.5
2018年5月6043814.515.931.7
2019年5月6948615.010.361.3
2020年5月6752413.212.565.8
2021年5月535479.913.247.0
2022年5月6158110.911.273.4
2023年5月7762612.99.551.3
2024年5月8468312.98.948.4
2025年5月9174412.78.345.4
2026年5月10881614.07.944.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/5期の役員報酬は総額335百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
小野田博幸代表取締役 社長65164,600
伊藤守取締役会長752,280,000
原利典専務取締役752,280,000
山下敬司専務取締役6376,000
西孝行常務取締役6450,000
坂東嘉人取締役64
中島護取締役75
宮田悦雄取締役763,000
亀﨑未樹子取締役49
大寺暢夫監査役(常勤)62
木内千登勢監査役64200
山路敏之監査役678,000
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
森田孝二監査役72

役員報酬の内訳2026/5

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5157120928657
社外取締役636366
監査役11211313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/5期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容4,569字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社毎日コムネット(当社)、連結子会社株式会社毎日コムネットレジデンシャル、株式会社毎日コムネットグリーン電力、株式会社ワークス・ジャパン、持分法適用関連会社TUA学生寮PFI株式会社及びその他の関係会社株式会社KJホールディングスの6社により構成されております。 当社グループは首都圏の大学生を中心とした学生(以下学生等)を対象にクラブ・サークル活動で行われる合宿・研修旅行の企画手配を中心とした旅行業に端を発し、学生等と密接なネットワークを構築しながらそのニーズを的確に捉え、事業領域を拡大してまいりました。 現在は、「ワンストップ・ソリューション」という企業コンセプトを掲げ、不動産の有効活用策として学生向け賃貸住宅開発を中心に行う不動産デベロップメント部門と、その運営管理を行う不動産マネジメント部門及び自然エネルギーによる発電事業を行うエネルギーマネジメント部門で構成される不動産ソリューション事業を当社グループの成長の原動力として全力を傾注する事業戦略を展開しております。 一方の学生生活ソリューション事業は、学生が充実した学生生活を過ごすためのさまざまなサービスを提供する課外活動ソリューション部門と、新卒採用支援を行う人材ソリューション部門で構成されており、両部門を連携させることで事業の拡大深化を進めております。 事業区分と事業内容、また、当社グループ内における事業の位置付けは次のとおりであります。 なお、事業区分及び事業部門・内容とセグメントは同一の区分であります。 事業区分 事業区分   事業部門・内容   関係する会社 不動産ソリューション事業   (不動産デベロップメント部門) 学生向け賃貸住宅の開発、不動産有効活用コンサルティング   当社 (不動産マネジメント部門) 学生向け賃貸住宅の賃貸及び管理 学生向け賃貸住宅の入居者募集及び仲介 当社、株式会社毎日コムネットレジデンシャル、TUA学生寮PFI株式会社 (エネルギーマネジメント部門) 自然エネルギーによる発電事業 株式会社毎日コムネットグリーン電力 学生生活ソリューション事業   (課外活動ソリューション部門) 合宿・研修及び一般旅行の企画・販売、イベントの企画・運営   当社 (人材ソリューション部門) 新卒採用支援(学生への就職情報の提供、採用コンサルティング、採用広報支援、採用システムの提供、企業説明会及び就職関連セミナーの開催) 当社、株式会社ワークス・ジャパン 各事業の内容は次のとおりであります。 (1) 不動産ソリューション事業 当該事業は首都圏に進学する学生等への住まいの提供を事業の軸として、三つの部門から構成されております。「不動産デベロップメント部門」では、不動産オーナーに対し不動産有効活用コンサルティングを行い、オーナーが竣工した学生向け賃貸住宅をサブリース(転貸を目的とした当社による一括借上げ)契約にて賃借します。この部門では、当社独自で学生向け賃貸住宅に適した不動産を取得し、学生向け賃貸住宅として開発した後に売却していく開発業務、当社の開発実績のノウハウを活かした物件開発コンサルティング、一級建築士事務所としての建物の設計業務等を展開しております。 「不動産マネジメント部門」では、不動産デベロップメント部門により開発された学生向け賃貸住宅への入居者(学生等)の募集及び賃貸管理を行い、また、一般仲介を行います。この部門には、物件自体の警備や建物管理業務も含まれております。当社グループの不動産マネジメント部門は、入居者の身分を学生等に限定していることから卒業等での部屋の入退去の状況が一般の賃貸住宅に比較して把握しやすく、その特性を活かして、主に地方から上京する新入居希望者に対しては実際の入居(3月下旬~4月上旬)に先駆けて部屋の予約を可能にし、無駄な家賃負担を発生させない「家賃スライドシステム」を提供しております。また一方で、大学推薦入学者が決定する前年秋から入居者の募集を開始するため、空室リスクを比較的低く抑えることが可能となっております。 なお、当該事業については、宅地建物取引業法に基づく国土交通大臣の宅地建物取引業者としての許可を取得しております。また、建築士法に基づく一級建築士事務所登録及び警備業法に基づく東京都公安委員会の認定を受けております。 「エネルギーマネジメント部門」では、不動産デベロップメント部門で開発され不動産マネジメント部門において管理する賃貸物件及び当社グループの自社オフィスの使用電力相当量を、自然エネルギーにより発電することを目標として事業を開始しており、現在全5ヶ所の太陽光発電施設が稼動しております。 各部門の業務の主な内容は次のとおりであります。 (不動産デベロップメント部門) 不動産を所有する個人・法人のニーズに応じて、学生向け賃貸住宅による事業プランを提案、資金調達から設計、施工にいたるコンサルティング業務を経た後、竣工した学生向け賃貸住宅を通常10年から15年間のサブリース契約を締結します。不動産オーナーにとっては、入居者の有無や当社の受け取る家賃の額に関係なく賃貸借契約に定めた毎月定額の家賃を収受できるため、安定した資産運用の手段として位置付けられます。主にコンサルティングにかかるフィー(手数料)等が収益となります。 一方で、当社独自の開発基準に基づいて不動産を取得し、その後、学生向け賃貸住宅を建設、稼動させた後、安定した資産運用案件として法人や個人に売却し、当該物件をサブリースする開発事業も行っております。なお、この業務においては、不動産の売却価額と帳簿価額との差額が収益となります。 (主な関係会社)当社 (不動産マネジメント部門) ① 賃貸・管理業務 不動産デベロップメント部門が開発した学生向け賃貸住宅を学生等に賃貸する業務であります。入居者から収受する家賃等とオーナーへ支払う家賃との差額が主な収益となります。入居者を学生等に限定することで安定した入居率を実現し、安定的な収益ストック型の事業となっております。 また、管理する物件の賃貸契約及び更新契約代行、入居者のクレーム対応、建物の警備、修繕等の管理業務もあわせて受託しております。この業務においては、管理業務の受託報酬と、一部業務の管理委託会社への委託料との差額が主な収益となります。 なお、不動産デベロップメント部門が開発した学生向け賃貸住宅を当社が固定資産として保有し、直接学生等へ賃貸する業務も行っております。この場合には、入居者から収受する家賃等と減価償却費及び物件管理に係る費用等との差額が主な収益となります。 ② 入居者募集・仲介業務 大学等との提携、独自の媒体雑誌の発刊、Webサイトの運営等により、管理物件の入居者募集を行っており、入居者からの入館金が主な収益となります。また、学生向けに一般のアパート・マンションの仲介業務も行っており、仲介手数料が主な収益となります。 (主な関係会社)当社、㈱毎日コムネットレジデンシャル、TUA学生寮PFI㈱ (エネルギーマネジメント部門) 太陽光発電施設等の施設を設置し、発電した電気を電力会社等に販売しております。この業務においては、電気の売却売上と施設の減価償却費、維持管理費等の差額が主な収益となります。 (主な関係会社)㈱毎日コムネットグリーン電力 (2) 学生生活ソリューション事業 当該事業は、主に首都圏大学生のクラブ・サークル活動をはじめとする課外活動関連サービスを提供する「課外活動ソリューション部門」と、新卒採用支援を行う「人材ソリューション部門」との二つの部門で構成されております。この二つの部門を学生時代における一連の時間軸で捉えることにより、参入障壁の高い独自サービスの提供を可能にしております。 なお、当該事業については、旅行業法に基づく観光庁長官の旅行業者としての許可及び職業安定法に基づく厚生労働大臣の有料職業紹介事業者及び一般労働者派遣事業者としての許可を取得しております。 各部門の業務の主な内容は次のとおりであります。 (課外活動ソリューション部門) ① 合宿・研修旅行業務 主に東京圏(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)の大学のサークルを対象に営業展開を図っております。サークルにとって重要な活動である合宿・研修旅行は、新入生歓迎合宿、夏合宿、秋合宿、冬合宿、強化合宿など年間を通じて行われていますが、スポーツ系、音楽系、文化系などサークルの種別によってニーズは多様であります。それらのサークルに対して長年にわたり蓄積した情報力と企画提案力を活かし、それぞれのニーズに応じた付加価値の高いサービスを提供しております。 ② イベント企画・運営業務 サッカー大会を中心に、スポーツ大会や音楽イベントなどを企画・募集・運営しております。最近では、企業や各種団体等が協賛あるいは主催する、さまざまなイベントや大会の運営を一括して請け負うなどイベント運営ノウハウを活かす機会も増えております。 なお、課外活動ソリューション部門における中核商品である旅行商品は、その契約形態により二つに大別されます。手配型旅行商品においては、顧客の要望により手配する宿泊施設、交通機関等からの送客手数料及び顧客から収受する取扱手数料等が主な収益となり、当社独自に企画・募集する企画型旅行商品においては、顧客への販売代金と企画に応じて手配する宿泊施設、交通機関等の代金合計との差額が主な収益となります。 (主な関係会社)当社 (人材ソリューション部門) 当該部門は、学生生活の「出口」となる就職分野を担う事業分野であります。主に、連結子会社である株式会社ワークス・ジャパンが、中核商品である企業人事部向け「若年層人材ソリューション」コンサルティング等のサービスを提供しております。 ① 採用プロモーション業務 企業一社一社の採用ニーズに応える最適なプロモーション戦略を立案し、Web、入社案内、映像、セミナーなど多彩な採用プロモーションツールを提供しております。この業務においては、販売代金と制作費等との差額が主な収益となります。 ② 採用イベント・キャリア支援業務 企業と学生の出会いを創出するための情報提供や、ターゲット採用ニーズに対応するターゲティングセミナー等のイベントを企画し提供しております。この業務においては、販売代金と運営費等との差額が主な収益となります。 ③ 採用業務支援システムの提供 採用業務支援システムは、応募者管理からリクルーター、アセスメント、面接実務支援まであらゆる採用実務を一元的に管理しサポートするプラットフォームを提供しております。このシステムにより、企業の人事ご担当者様の実務の軽減化を実現しております。この業務においては、システムの設定料及び利用料とシステムの減価償却費、維持管理費等との差額が主な収益となります。 (主な関係会社)当社、㈱ワークス・ジャパン 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,897字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「ワンストップ・ソリューション」という企業コンセプトのもと、不動産・旅行・人材と3つの事業領域から日本の未来を担う若者と、大学及び企業等の社会の若者を応援する人たちとをつなぎ、新たな価値を創造し、将来にわたり地域経済や社会に貢献することを経営ビジョンとしております。 不動産ソリューション事業におきましては、不動産を直接取得し開発するディベロッパー事業の他、企業及び個人オーナーに対する保有不動産の有効活用案件について、事業スキームの提案から、収支計画、設計、建設会社の紹介、融資金融機関の紹介、竣工後の一括借上げ、入居者募集、運営管理にいたるまで全ての機能をワンストップ体制で提供することで、管理戸数の安定拡大を図り、事業基盤の強化を進めてまいります。 学生生活ソリューション事業においては、学生が充実した学生生活を過ごすためのさまざまなサービスを提供する課外活動ソリューション部門と、企業と新卒学生人材をつなぐサービスを提供する人材ソリューション部門を連携させ、就職率向上を目指す大学までも含めた新卒採用の課題解決をはかる学生生活ソリューションビジネスへと発展させてまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略及び目標とする経営指標 ① 中長期的な会社の経営戦略及び中期経営計画 上記基本方針のもと、第一には不動産ソリューション事業を成長の中軸として、引き続き経営資源の集中投資を行います。第二には学生生活ソリューション事業において学生人材育成と企業人事への営業体制強化を図ります。この両面を展開することで学生生活に不可欠なサービスをさらに包括的に提供しうる事業体を構築し、地域経済や社会に貢献する企業グループへの進化を進めてまいります。 経営指標については、創業50周年を迎える2029年5月期に向け、「中期経営計画(2024~2029)」を策定し、定量目標として最終年度の2029年5月期において、連結売上高300億円、連結営業利益31億円、連結経常利益30億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円を目標としております。 4年目となる2027年5月期の連結計画につきましては、売上高25,960百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益2,950百万円(同0.4%増)、経常利益2,800百万円(同1.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,900百万円(同0.4%増)を計画し、1株当たり配当につきましては、中間配当10円、期末配当29円の年間配当39円を予定しております。 ② 中期経営計画の主な内容 (会社の目指すべき姿) 当社は、創業50周年を迎える2029年に向け、社会と共存し、つぶれない・つぶさない経営で100年持続可能な企業を目指します。 (基本方針及び事業戦略) 「中期経営計画(2024~2029)」では、既存事業を強化・拡大し、事業領域の拡大・変革を行い、新たな事業を創出することとともに、社会と共存し持続的に成長するためにESG経営及び人的資本の最大化に取り組んでいくことを基本方針としております。 なお、各セグメントの主な事業戦略は次のとおりであります。 不動産ソリューション事業(不動産デベロップメント部門) ・既存事業の拡大(総管理戸数15,000戸、 新規地方物件の開発目標1,000戸) ・事業領域の拡大、変革(単身社会人向け物件開発、多様な建築手法等による物件開発) ・新たな不動産事業(土地情報を活用した新たな不動産事業を模索) 不動産ソリューション事業(不動産マネジメント部門) ・DX化による差別化(拠点展開を必要としないオンライン営業、AI、マイページのフル活用による24時間 リーシング) ・全国学生ひとり暮らしCLUB40社との共同事業(アプリによる地域を超えた併願受験生の獲得) ・単身社会人市場へ参入(社会人市場におけるインターネット直販体制の構築、優位性のある立地、高い商品 性による募集の差別化) 学生生活ソリューション事業(課外活動ソリューション部門) ・復活再構築(コロナ禍によって生じた課外活動の活性化等) ・事業のDX化(DX化による募集力の強化、管理業務の効率化、サークル幹事への蓄積されたノウハウの提 供) ・事業領域の拡大(学生マーケット情報を活用した新サービスの開発、展開) 学生生活ソリューション事業(人材ソリューション部門) ・人事コンサルティング(人事課題の解決に向けたソリューションの提案、人的資本経営に対応した人材育成 支援サービスの提供) ・人事DX化システム(人事DX化に向けた企業のニーズに合ったシステム開発、蓄積されたノウハウに基づ くシステム構築サポート) ・プロモーション(人的資本経営情報開示サイト等IR分野に領域を拡大、経験者、専門職等中途採用分野向 けサービスの提供開始) ③ 中期経営計画の取り組み状況 「中期経営計画(2024~2029)」の3年目である2026年5月期は、売上高は27,055百万円(当初計画比2.5%増)、営業利益は2,938百万円(同13.0%増)、経常利益は2,758百万円(同14.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,893百万円(同17.6%増)となり、売上高及びすべての利益項目で計画を上回り、過去最高値を更新いたしました。 なお、当連結会計年度における主な取り組みの状況は次のとおりであります。また、サステナビリティの取り組み状況については「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 (不動産ソリューション事業) ・新規開発物件は5棟367戸(うち地方物件2棟118戸)、管理戸数は235棟12,810戸。 ・業務のDX化として、ITサービスを拡充し、24時間リーシング体制を推進。 ・当社貸主の学生マンションの賃貸借契約に傷害保険を盛り込む新サービスを提供。 (学生生活ソリューション事業) ・旅行分野である課外活動ソリューション部門の売上高及び売上総利益は、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の96.2%、80.3%まで回復。 ・人材ソリューション部門においては、人手不足、人材像の見直し等、多様化する企業の広報活動のニーズに対応した商品を提供する採用プロモーション業務関連の案件が増加。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 (1)及び(2)に記載の会社の経営の基本方針及び中長期的な会社の経営戦略を実行していくうえで、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 ①  不動産ソリューション事業 ・不動産デベロップメント部門 当社の学生向け賃貸住宅は、単に戸数を増やすものではなく一定の収益性を確保していく中で、入居者ニーズに応える商品バリエーションの拡充を図りつつ、立地や品質にこだわった付加価値の高い物件開発を行うことを方針としております。そのためには、高度で幅広い事業ノウハウの蓄積を進めるとともに、土地オーナー等の主な情報入手先である金融機関等との協力・連携の強化が重要であると考えております。 また、東京圏一極集中リスクを回避する観点及びESGのS(地域・社会への貢献)の取り組みから、地方都市での物件開発にも積極的に取り組んでまいります。 ・不動産マネジメント部門 賃貸住宅運営管理においては、入居者ニーズに応える新たなサービスを拡充し、入居者対応についても継続的に強化していくことで入居者への付加価値を高めていくことが重要であると考えております。 また、入居者募集においては、既に導入済みのWeb契約や360°VR内見等に加え、Web接客等のITサービスの拡充を図るとともに、非対面型の入居者募集体制を推進していくことが必要であると考えております。 ② 学生生活ソリューション事業 ・課外活動ソリューション部門 学生のサークル合宿旅行・研修旅行やスポーツ大会の企画手配等を行う当部門は、中長期的にみて学生の課外活動への参加率の減少等による縮小傾向にある中で、新型コロナウイルス感染症の様な大規模感染症が流行した場合には大きな影響を受けることが見込まれます。また、それらが収束した場合においても、直ちにこれまでの市場環境に戻らないことも想定し、より一層の効率化を進め生産性を高める体制を整備することが必要であると考えております。 ・人材ソリューション部門 企業の採用活動は、新卒一括採用から通年採用への企業意識の変化等により、今後、新卒採用方針や新卒採用の活動方法が変化し、多様化していくことが想定されます。それらに対応するためには、企業毎のニーズにあった商品・サービスの開発、拡充を図るとともに、急激な変化に対応できる柔軟な発想と組織の強化及び人材の育成が重要であると考えております。 ③ 全社 自然災害や大規模感染症の流行等の有事の際において、従業員の出社抑制や営業活動の一時停止等による当社グループの事業活動に与える影響を最小限に抑えるため、事業継続体制の強化・推進を図ってまいります。 また、女性社員の活躍、働きやすい職場環境づくりを推進し、将来を担う人材の育成に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,166字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 不動産ソリューション事業について ① サブリース契約について サブリース契約は不動産オーナーに対する契約の期間(10年~15年間)において入居者の有無や当社の受け取る家賃の額に関係なく賃貸借契約に定めた毎月定額の家賃を支払いする内容となっております。当社は空室発生や家賃相場下落による業績への影響を低減するために当該賃貸借契約にフリーレント期間(家賃無償期間)条項や一定期間毎の家賃改定条項を織り込む等施策を講じておりますが、こうした対応が万全とはいえません。このため空室が長期間かつ大量に発生した場合には当社グループの業績に重大な影響が発生する可能性があります。 ② 募集方法及び開発について 当社は、地方から首都圏の大学等に進学する高校3年生をターゲットに、春の入居シーズンに向け独自のWebサイトに加え、全国各高校宛への媒体送付、もしくは他社媒体雑誌等の広告掲載により入居者募集を行っております。しかしながら、当該募集行為は反響型の集客営業であることから、反響数が予想を下回った場合には空室が発生し当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。また、賃貸物件の開発においては標準的な建物の建設期間に1年以上を要するため、新入学の時期にあわせて計画どおりに工事が進捗しなかった場合には、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 ③ 販売用不動産について 当社は、不動産ソリューション事業において、サブリース事業と並行し、独自に学生向け賃貸住宅開発事業を行っております。建設用地としての土地の取得から学生向け賃貸住宅の建設、当該物件の売却まで通常1年半から3年程度の期間が必要となります。そのため、想定を上回る経済情勢の変化等による不動産市況の悪化により販売用不動産の評価損の計上や資金回収の長期化等が発生した場合には、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 また、販売用不動産の取得については、主に金融機関からの借入により行っており、販売用不動産の増加にあわせて借入金が増加いたします。そのため、大幅な金利上昇があった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2) 経営成績の変動について ① 季節変動性並びに第2四半期累計の経営成績について 当社グループでは、不動産ソリューション事業の不動産マネジメント部門において、3月及び4月の入学シーズン時期にあわせた学生向け賃貸住宅入居者募集関連売上により第4四半期連結会計期間(3月から5月まで)に売上高が増加する傾向があります。また、学生生活ソリューション事業の人材ソリューション部門における連結子会社である株式会社ワークス・ジャパンにおいて、企業の新卒採用活動が主に3月から開始することにより、人材ソリューション部門の売上高が第3四半期連結会計期間(12月から2月まで)及び第4四半期連結会計期間(3月から5月まで)に集中する傾向があるため、第2四半期連結累計期間(6月から11月まで)の利益は非常に小さくなるか、もしくはマイナスとなる可能性があります。 これらの季節性や、不動産ソリューション事業の不動産デベロップメント部門において、販売用不動産の売却の時期、売却の金額によっては、通期に占める第2四半期連結累計期間(6月から11月まで)の連結経常利益等の各利益は、非常に小さくなる可能性があります。 なお、2026年5月期の四半期ごとの連結売上高、経常利益及び通期に占める割合は、以下のとおりであります。 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 連結売上高(千円)   4,792,864   4,614,927   9,396,681   8,251,255 (四半期構成比)   17.7%   17.1%   34.7%   30.5% 連結経常利益(千円)   251,486   172,113   541,613   1,793,465 (四半期構成比)   9.1%   6.3%   19.6%   65.0% ② 販売用不動産の売却について 当社は、不動産ソリューション事業の不動産デベロップメント部門において、販売用不動産の売却を行う場合があります。これは、当社が学生向け賃貸住宅建設のための土地を取得し、当社の企画により学生向け賃貸住宅を建設し、入居者募集を行ったうえで、法人又は個人の投資家の方々へ利回り商品として売却を行い、当該物件を当社がサブリース契約にて一括借上を行うといった取引形態に伴うものであります。そのため、販売用不動産の売却が発生した場合には、売上高が増大するとともに売上総利益率、営業利益率等が大きく変動する場合があります。さらに、販売用不動産の売却時期によっては、四半期業績についても前年同期に比べ大きく変動する場合があります。また、販売用不動産の売却もしくは取得が発生した場合には、販売用不動産の在庫金額が前年同期に比べ大きく変動する場合があります。 なお、2026年5月期の四半期ごとの販売用不動産の売上高は、以下のとおりであります。 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 売上高(千円)   -   -   4,755,154   1,162,388 ③ 新卒採用活動時期について 当社グループでは、学生生活ソリューション事業の人材ソリューション部門における連結子会社である株式会社ワークス・ジャパンにおいて、企業人事部向け「若年層人材ソリューション」コンサルティング等のサービス提供を行っております。現在企業の新卒採用活動時期は、主に広報活動は3月開始、選考活動は6月開始となっております。今後これらの時期が変更になった場合は、人材ソリューション部門の四半期業績が前年同期に比べ大きく変動する場合があります。 ④ 営業キャッシュ・フローの変動について 当社は、不動産ソリューション事業の不動産デベロップメント部門において、販売用不動産の取得を行う場合には取得に要する資金のほとんどを金融機関からの借入により調達しております。この場合、販売用不動産の取得の規模・時期によっては、棚卸資産の増加により「キャッシュ・フロー計算書」の営業キャッシュ・フローがマイナスとなる場合や前年同期に比べ大きく変動する場合があります。 (3) 少子化の影響について 18歳人口は10年前に比べ約10.7万人(約8.9%)減少し、2024年度には108.9万人(総務省統計局「人口推計」による)となっております。当社といたしましては、この減少傾向は続くものと考えており、10年後の18歳人口は現在に比べ約8%程度減少するものと予想しております。 一方、大学生人口は2025年春の大学入学者数が64.5万人、大学生総数は297.2万人(文部科学省「学校基本調査」による)といずれも過去最高水準を維持しております。この要因は大学への進学を希望する受験生の割合が増加していることに加え、大学側の経営確立のための学生確保が重なったものと考えられます。 当社グループの主力事業エリアである首都圏における大学生数は、2025年度は121.1万人となり、10年前に比べ約4.4万人増加しており過去最高水準を維持しております。 当社グループといたしましては、当面の間、首都圏大学生数は安定して推移するものと認識しており、今後5年~10年程度の中期的なスパンでの少子化の進行による影響は少ないものと考えております。しかし、少子化がさらに進行し、当社グループの認識とは相違して対象顧客である学生等の人口が急激に減少した場合には、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 (4) 大学の統廃合、キャンパス移転について 当社グループの不動産ソリューション事業では、新規に開発する学生向け賃貸住宅については、物件の主な対象となる大学、短期大学及び専門学校の学生数、下宿生の傾向を勘案して開発を行っておりますが、大学の統廃合又はキャンパスの移転が発生した場合、地域によっては周辺物件の需要と供給のバランスが崩れる可能性があります。このような事態が発生した場合には、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 (5) 首都圏に事業が集中していることについて 当社グループの不動産ソリューション事業及び学生生活ソリューション事業は、いずれの事業も一部で地方展開を開始しているものの、首都圏、特に東京圏に事業が集中しているため、東京直下型大地震のような大規模な災害等が発生した場合には、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。 (6) 外注先等に起因するトラブルによる影響について 当社グループの事業に係る外注先等において、貸切バス事故、賃貸物件における大規模火災や食事付物件における食中毒等の発生などによる外注先等を起因とするトラブルが発生した場合、当社グループは道義的責任等に対し真摯に最大限の対応を行ったとしても、対外的評価や風評被害等が当社グループの想定の範囲を超えた場合には、当社グループの業績に大きな影響を与える可能性があります。 (7) 法的規制等について 当社グループは、以下の3つの法的規制等による事業を行っております。 ① 不動産ソリューション事業は、宅地建物取引業法に基づき、国土交通大臣より宅地建物取引業者免許を取得しており、不動産仲介及び売買等の事業を行っております。また、建築士法に基づく一級建築士事務所登録及び警備業法に基づく東京都公安委員会の認定を受けております。 ② 学生生活ソリューション事業における課外活動ソリューション部門は、旅行業法に基づき、観光庁長官登録旅行業者として登録しており、旅行サービス等の販売を行っております。 ③ 学生生活ソリューション事業における人材ソリューション部門は、職業安定法に基づく厚生労働大臣の有料職業紹介事業者及び労働者派遣事業者としての許可を取得しております。 今後、これらの法令等が改正される可能性があり、その場合、当社グループの事業が制約される可能性があります。 (8) 個人情報の保護について 当社グループは、当社グループ事業の中において、不動産ソリューション事業における入居者情報、学生生活ソリューション事業における顧客情報等を取得し、利用しております。 一方、2005年4月に全面施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)は、当社グループのビジネスにも影響があると考えられ、それに対する取り組みを誤れば、企業の存続にも影響する可能性があります。 当社グループでは、徹底した情報管理を継続的に行い、高度のセキュリティ技術の活用、各種社内教育及びガイドラインを充実させ運用管理の徹底を行っております。なお、当社及び株式会社ワークス・ジャパンはプライバシーマークを取得しております。 しかし、以上のような対策を講じたとしても、個人情報の流出等の重大なトラブルが当社グループにおいて発生した場合には、当社グループへの損害賠償請求や信用の低下等により、当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 (9) 新型コロナウイルス感染症等の感染症について 新型コロナウイルス感染症等の感染症が流行した場合には、下記の可能性により当社グループの事業及び業績に重大な影響を与える可能性があります。 ・不動産ソリューション事業 不動産マネジメント部門において、大学のリモート授業が長期化した場合には一時的な退去者が増加する可能性があり、また、新入生の入学時期の変更があった場合にはその変更期は入居率が低下する可能性があります。 ・学生生活ソリューション事業 課外活動ソリューション部門において、学生のサークル合宿旅行・研修旅行やスポーツ大会の企画手配旅行等が行えず売上が大幅に減少する可能性があります。また、人材ソリューション部門においては、感染症等が長期化することで企業の業績が悪化し、新卒採用者が抑制される可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,680字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済環境は、雇用・所得環境の改善により個人消費に持ち直しの動きがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移しました。その一方で、継続的な物価上昇、金融資本市場の変動、米国の通商政策の動向に加え、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの長期化などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループは、事業の方向性を明確にし、戦略的投資を促進するため、不動産デベロップメント部門、不動産マネジメント部門及びエネルギーマネジメント部門の3部門からなる「不動産ソリューション事業」と課外活動ソリューション部門と人材ソリューション部門の2部門からなる「学生生活ソリューション事業」の2事業(セグメント)計5部門で事業展開を図っております。 当社グループの主要顧客層である大学生マーケットにおきましては、2025年春の大学入学者数は64.5万人、大学生総数297.2万人(文部科学省「学校基本調査」による)といずれも過去最高水準を維持しております。引き続き、少子化時代にあっても安定的に推移する大学生市場においては、さまざまなサービス分野において学生の多様化するライフスタイルとニーズに応える低廉で高品質なサービスが求められていると言えます。 当連結会計年度においては、全部門において前期を上回り推移いたしました。特に主力部門である不動産マネジメント部門においては入居者募集が好調に推移し、サブリース物件及び自社保有物件について満室スタートとなる等、業績は順調に推移しました。また、不動産デベロップメント部門においては販売用不動産の売却が計画どおり進み、そのうち1物件は規模が大きく、売上高は前期を大幅に上回りました。 その結果、当連結会計年度の売上高は27,055,729千円(前年同期比21.6%増)、営業利益は2,938,499千円(同16.6%増)、経常利益は2,758,678千円(同15.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,893,291千円(同18.4%増)となりました。なお、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも最高益を更新いたしました。 ① 売上高 当連結会計年度の売上高は27,055,729千円(前年同期比21.6%増)となりました。 セグメント別の業績を示すと次のとおりであります。 (不動産ソリューション事業) 首都圏における学生賃貸住宅市場は、首都圏進学志向と女子大生比率の高まり、セキュリティ意識の浸透などにより、より安全性・快適性が求められており、学生向け賃貸住宅の需要は今後もますます高まるものと予想されます。 不動産デベロップメント部門におきましては、この需要の高さを背景に金融機関等との連携によるコンサルティング営業を強化し、個人オーナーのみならず、企業に対してもCRE戦略に応える事業プランを積極的に提案、物件開発に努めました。また、当社が土地を仕入れ学生向け賃貸住宅を建設し、法人又は個人投資家等へ販売した後にサブリースで運営を受託する独自開発にも注力してまいりました。 その中でも、特に食事付き寮タイプの学生向け賃貸住宅は、健康志向の高まりに加え学生同士のコミュニケーションや交流の場としてニーズが高く、東京圏のみならず地方物件の開発を積極的に進めております。 当連結会計年度における物件開発については、自社保有物件(販売用不動産及び固定資産)においては、1件の開発、3件の売却を行い、管理戸数は16棟988戸となりました。サブリース(転貸を目的とした当社による一括借上)物件においては、4件の開発を行い、上記の売却した3件及び契約変更を含め、管理戸数は212棟10,517戸となりました。また管理受託において1件の解約があり、その結果、総管理戸数は235棟12,810戸(前年同期末比2.7%増)となりました。 一方、賃貸・管理業務を行う不動産マネジメント部門におきましては、ITサービスを拡充し24時間いつでも自宅に居ながらお部屋探しから契約までを行えるよう入居者DXを推進し、安定した入居者確保を図ってまいりました。 また、エネルギーマネジメント部門におきましては、自然エネルギーによる自社事業に係る電力の自力調達を目的とする自然環境に配慮した取り組みとして運営している太陽光発電所において、前期の上半期は盗難被害の影響が残っていたものの、当期は5ヵ所すべてが年間を通じて稼働しました。 その結果、不動産ソリューション事業の売上高は22,402,090千円(前年同期比25.6%増)となりました。また、部門別売上高は、不動産デベロップメント部門は5,922,652千円(同146.8%増)、不動産マネジメント部門は16,146,528千円(同6.7%増)、エネルギーマネジメント部門は332,909千円(同8.7%増)となりました。 なお、不動産デベロップメント部門の売上高の大幅な増加については、販売用不動産の売却を前期と同様に3件行ったものの、当期は物件規模の大きい案件が含まれていたことによるものであります。 (学生生活ソリューション事業) 学生等を中心顧客とし、合宿・研修関連を主な事業とする課外活動ソリューション部門は、売上高が新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の2020年5月期の96.2%まで回復しております。 一方、学生生活の「出口」となる就職分野を担う人材ソリューション部門は、連結子会社の株式会社ワークス・ジャパンが提供する中核商品である企業人事部向け「若年層人材ソリューション」コンサルティング等のサービス提供は、企業の採用活動方法の変化からサービスが多様化していく中で企業の旺盛な新卒採用等の広報活動に支えられ売上高は増加いたしました。 その結果、学生生活ソリューション事業の売上高は4,653,638千円(前年同期比5.4%増)となりました。また、部門別売上高は、課外活動ソリューション部門は1,487,301千円(同11.0%増)、人材ソリューション部門は3,166,337千円(同2.9%増)となりました。 ② 営業利益 当連結会計年度の不動産ソリューション事業の売上総利益は5,091,534千円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益(営業利益)は3,529,008千円(同12.2%増)となりました。また、学生生活ソリューション事業の売上総利益は2,193,501千円(同8.3%増)、セグメント利益(営業利益)は393,222千円(同22.6%増)となりました。 なお、学生生活ソリューション事業のセグメント利益の大幅な増加は、売上総利益の増加によるものであります。 その結果、各セグメントに配分していない全社費用983,732千円(同3.9%増)を調整し、全社の当連結会計年度の営業利益は2,938,499千円(同16.6%増)となりました。 ③ 経常利益 当連結会計年度の営業外損益はマイナス179,821千円(前年同期はマイナス135,983千円)となり、その結果、当連結会計年度の経常利益は2,758,678千円(前年同期比15.7%増)となりました。 ④ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の特別利益に受取保険金20,257千円、特別損失に災害損失10,600千円、法人税等に856,430千円及び非支配株主に帰属する当期純利益18,613千円を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1,893,291千円(前年同期比18.4%増)となりました。 その結果、1株当たり当期純利益は108円21銭となりました。 (2) 財政状態 当連結会計年度の資産合計は28,138,078千円となり前連結会計年度に比べ2,756,734千円減少いたしました。この減少の主な要因は、受取手形及び売掛金が71,085千円の減少、販売用不動産が3,371,162千円の減少、建物及び構築物が86,286千円の減少、機械装置及び運搬具が114,472千円の減少及び現金及び預金が905,155千円増加したことによるものであります。 負債合計は13,900,870千円となり前連結会計年度に比べ3,644,168千円減少いたしました。この減少の主な要因は、長期借入金(1年内返済予定分を含む)が3,969,720千円の減少、支払手形及び買掛金が72,340千円の増加及び流動負債のその他が181,749千円増加したことによるものであります。 また、純資産合計は14,237,208千円となり前連結会計年度に比べ887,433千円増加いたしました。この増加の要因は、親会社株主に帰属する当期純利益1,893,291千円、前期の剰余金処分による配当金405,324千円、中間配当金176,228千円、自己株式の取得462,713千円、その他有価証券評価差額金が19,794千円の増加及び非支配株主持分が18,613千円増加したことによるものであります。 その結果、1株当たり純資産額は816円28銭となり前連結会計年度に比べ72円46銭増加いたしました。また、自己資本比率は前連結会計年度の42.4%から49.7%となりました。 (3) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における連結ベースでの現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ905,155千円増加し9,204,504千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により得られた資金は6,258,395千円(前年同期は得られた資金は2,441,879千円)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益2,768,335千円、非資金項目である減価償却費821,574千円、棚卸資産の減少による収入3,644,095千円、仕入債務の増加による収入91,255千円、その他の負債の増加による収入179,080千円、その他の資産の増加による支出528,347千円及び法人税等の支払による支出855,798千円によるものであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により使用した資金は287,342千円(前年同期は使用した資金は1,010,750千円)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出48,126千円及び無形固定資産の取得による支出241,215千円によるものであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により使用した資金は5,065,897千円(前年同期は得られた資金は70,003千円)となりました。これは主に長期借入金の純減額による支出3,969,720千円、自己株式の取得による支出462,713千円及び配当金の支払による支出580,888千円によるものであります。 (4) 生産、受注及び販売の実績 ① 生産実績 該当事項はありません。 ② 受注実績 該当事項はありません。 ③ 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称(部門)   販売高(千円)   前年同期比(%) 不動産ソリューション事業   (不動産デベロップメント部門)   5,922,652   146.8 (不動産マネジメント部門)   16,146,528   6.7 (エネルギーマネジメント部門)   332,909   8.7 小計   22,402,090   25.6 学生生活ソリューション事業   (課外活動ソリューション部門)   1,487,301   11.0 (人材ソリューション部門)   3,166,337   2.9 小計   4,653,638   5.4 合計   27,055,729   21.6 (注) 1 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 小田急電鉄株式会社   -   -   3,654,575   13.5 上記は不動産デベロップメント部門における販売用不動産の売却によるものであります。 2 不動産ソリューション事業(不動産デベロップメント部門)における売上高の大幅な増加は、販売用不動産の売却を前期と同様に3件行ったものの、当期は物件規模の大きい案件が含まれていたことによるものであります (5) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績等は、全部門において業績は前期実績を上回りました。その中でも、主力部門である不動産マネジメント部門においてサブリース物件及び自社保有物件について満室スタートとなる等、業績の伸びをけん引しました。また、不動産デベロップメント部門においても物件規模の大きい売却案件が含まれていたことから売上高の増加に貢献し、旅行分野である課外活動ソリューション部門においては、売上高は新型コロナウイルス感染症の影響を受ける前の水準までおおむね回復し、人材ソリューション部門においては多様化する企業の広報活動のニーズを取込めたことにより採用プロモーション業務関連の案件が増加しました。この結果、全社として売上高及びすべての利益項目で当初計画を上回り、過去最高値を更新しました。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。また、他のリスクについても引き続き、リスク管理委員会や事業現場等との連携を強化し、それらの状況等が発生しうる可能性がある場合には、即座に対応できる体制を整えてまいります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社は、不動産ソリューション事業における学生向け賃貸住宅開発において、建設用地としての土地の取得及び学生向け賃貸住宅の建設を行っており、資金については主に金融機関からの借入により調達しております。開発資金の一つとして、2017年12月26日付で株式会社みずほ銀行をアレンジャーとする総額100億円のタームアウトオプション付コミットメントライン契約を締結し、2023年5月31日付で3年間の延長契約を締結しており、安定的かつ長期的な資金が確保できております。なお、2024年9月30日付でグリーンローン・フレームワークに基づいたグリーンローンとして使用できる変更契約を締結しております。 また、手元流動性資金(現預金残高)も一定額を保持する方針でありますので、資金の流動性は十分に確保できていると考えております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択及び適用を行い、決算日における資産、負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要とします。 経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 重要な会計上の見積り」に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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