概要
TBSホールディングスは、関東広域圏を基盤とするテレビ放送「TBSテレビ」を中核に据えた認定放送持株会社である。1951年にラジオ東京として創業し、現在はメディア・コンテンツ事業、ライフスタイル事業、不動産・その他事業の3セグメントで構成される。連結従業員8518名、2026年3月期の売上高4249億円、営業利益248億円を計上する。首都圏に強い放送基盤を持ち、映像制作・配信、雑貨小売、学習塾など多角化を進める。
3つの報告セグメントで構成される事業ポートフォリオ
当社グループは、メディア・コンテンツ事業、ライフスタイル事業、不動産・その他事業の3区分で報告されている。メディア・コンテンツ事業は売上高の約73%を占める中核で、地上波テレビ(TBSテレビ)、ラジオ(TBSラジオ)、BS放送(BS-TBS)、CS放送、番組制作、映像技術、VFX、アニメ・マンガ企画、音楽ソフト、映画製作、動画配信(Paravi)などを含む。関連会社にはWOWOW、U-NEXTも含まれ、グループ全体で83社がこのセグメントに属する。ライフスタイル事業は雑貨小売のスタイリングライフ・ホールディングス、化粧品製造販売のCPコスメティクス、学習塾のやる気スイッチグループなど16社で構成され、売上高の約23%を占める。不動産・その他事業はスタジオ管理や熱供給、駐車場運営など9社で、売上高の4%程度だが安定した収益源となっている。
広告収入に依存する放送事業と成長する配信・制作収入
メディア・コンテンツ事業の収益構造は、地上波テレビの放送収入(タイム・スポット)が最大の柱である。2026年3月期のTBSテレビ売上高2251億円のうち、タイム収入887億円、スポット収入874億円、配信広告収入143億円、有料配信収入93億円であった。配信広告収入はTVerを中心に前年比18.8%増と好調だが、有料配信収入は海外配信作品数の差で16.8%減となった。事業部門(劇場版コンテンツなど)は188億円と前年比13.1%増。ラジオ放送収入は減少傾向にあり、BS-TBSもスポット減で微減収。一方、制作関連子会社では日音が邦楽収入増で増収、TCエンタテインメントはDVD販売減で減収と、分野ごとに明暗が分かれる。
首都圏に集中する資産とグループ経営の安定性
当社グループは東京都港区赤坂に本社を置き、テレビ親局送信所は東京スカイツリー、ラジオ送信所は埼玉県に位置する。所有する不動産資産として、赤坂サカス(再開発地区)や多摩市の緑山スタジオ・シティがあり、これらはスタジオ貸出や熱供給など不動産セグメントの収益基盤となっている。連結ベースの2026年3月期末の現金同等物は1239億円と潤沢で、営業キャッシュフローは101億円、投資有価証券売却により538億円の収入を得るなど財務体質は健全。売上高は2013年度の3524億円から2026年度の4249億円へ緩やかに成長しており、営業利益は248億円と過去最高水準にある。
業界の中での役割は放送・メディアコングロマリット(認定放送持株会社)にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| メディア・コンテンツ 事業 | 3,122億円 | 73.5% | 146億円 | 4.7% |
| ライフ スタイル 事業 | 957億円 | 22.5% | 29億円 | 3.0% |
| 不動産・その他事業 | 169億円 | 4.0% | 73億円 | 43.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01メディア・コンテンツ事業主力
テレビ(TBSテレビ、BS-TBS、CS-TBS等)・ラジオ(TBSラジオ)の放送事業を中核に、番組制作、映像技術、美術制作、VFX、音声・照明技術等の制作関連業務、番組販売、ビデオソフト制作・販売、アニメ・マンガの企画制作、音楽ソフト制作、映画製作、イベント運営等を行う。また、動画配信サービス(Paravi等)やCS放送事業も展開。関連会社にWOWOW、U-NEXTを含む。
- TBSテレビ(地上波放送)
- 関東広域圏を放送対象地域とするVHFテレビ放送。ニュース・ドラマ・バラエティ等を編成し、広告収入を得る。
- TBSラジオ(AMラジオ放送)
- 関東広域圏を対象とするAMラジオ放送。生ワイド番組等を提供。
- BS-TBS(BS放送)
- BSデジタル放送。映画・ドラマ・アニメ等を放送。
- Paravi(動画配信サービス)
- TBSグループが運営する定額制動画配信サービス。自社番組の見逃し配信やオリジナルコンテンツを提供。
02ライフスタイル事業準主力
雑貨小売(スタイリングライフ・ホールディングス)、化粧品製造販売(CPコスメティクス)、知育・教育事業(やる気スイッチグループ)等を展開。生活関連の多様なサービスを提供。
- スタイリングライフ(雑貨小売)
- 生活雑貨・インテリア用品等の小売事業。
- やる気スイッチグループ(学習塾)
- 個別指導塾・幼児教育等の教育サービスを全国展開。
03不動産・その他事業副次
スタジオ管理、冷暖房管理(赤坂熱供給)、駐車場管理、機材リース、保険代理、不動産賃貸等。TBSグループの所有する不動産の管理運営および関連サービスを提供。
- 緑山スタジオ・シティ
- 多摩市にある大規模なテレビスタジオ施設。他局・制作会社へのスタジオ貸出も行う。
製品と技術
地上波テレビ「TBSテレビ」とその放送ネットワーク
TBSテレビは、関東広域圏を対象とするVHFテレビ放送局である。チャンネル6、呼出符号JORX-TV(デジタルはJORX-DTV)で、東京スカイツリーから送信される。ニュース(JNN系列)、ドラマ、バラエティ、スポーツ中継などを編成し、広告収入を主な収益源とする。2025年度の放送収入はタイム886億円、スポット874億円で、シェアの伸長により増収。また、地上波を基盤として、アニメやドラマのIPを制作し、映画や配信、海外展開へと活用している。近年は「東京2025世界陸上」など大型スポーツ中継も収益に貢献した。
補完するラジオ・BS・CSのマルチメディア展開
TBSラジオはAM954kHz、出力100kWで関東広域圏に生ワイド番組を提供する。デジタル音声収入が堅調だが、放送収入は減少傾向にある。BS-TBSはBSデジタル放送で映画・ドラマ・アニメなどを放送し、ショッピング収入が伸長。CS放送では「TBSチャンネル1」「TBSチャンネル2」、24時間ニュース「JNNニュースバード」を運営。これら放送波は、TBSテレビの番組二次利用の場としても機能し、グループ全体のコンテンツ価値最大化に寄与している。
動画配信サービス「Paravi」とデジタル戦略の核
ParaviはTBSグループが運営する定額制動画配信サービスで、自社番組の見逃し配信やオリジナルコンテンツを提供する。2026年3月期の有料配信収入は93億円(前年比16.8%減)と減少したが、グループ内での位置づけは重要である。また、無料のリアルタイム・見逃し配信サービス「TVer」へのコンテンツ供給も行い、TVerでの配信広告収入は143億円と18.8%増と好調。TBSグループはEDGE戦略の一環として、デジタル配信を成長領域に位置づけ、海外配信やIP活用も推進している。
劇場映画・アニメ・音楽ソフトの制作と二次利用
映画製作では、劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」が大ヒットし、初のオリジナルアニメ映画「たべっ子どうぶつTHE MOVIE」も公開。これらの二次利用収入(DVD・配信・海外販売)が好調で、TBSテレビ事業部門の増収に貢献した。音楽ソフト制作は子会社の日音が担当し、邦楽収入の増加で増収。アニメ・マンガ企画はSeven Arcsやマンガボックスなどが行い、IP創出の多様化を図っている。TCエンタテインメントはDVD販売を手がけるが、市場縮小により減収が続く。
不動産・スタジオ施設「緑山スタジオ・シティ」
緑山スタジオ・シティは東京都多摩市に所在する大規模なテレビスタジオ施設で、1981年に完成した。スタジオ貸出は他局・制作会社にも開放されており、安定した収益源となっている。また、赤坂地区では冷暖房供給(赤坂熱供給)、駐車場管理、機材リースなど不動産関連サービスを展開。不動産・その他事業セグメントの売上高は169億円と安定しており、グループ全体の業績変動を緩和する役割を果たしている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
民放キー局で独自の地盤、配信強化が課題
TBSホールディングスは、日本の民放キー局グループとして、地上波テレビ放送と関連事業を展開する。同社は、報道・情報番組やバラエティ番組などで強いブランド力を持ち、視聴者基盤は安定している。ライバルであるソラコムやハッチ・ワークなどの情報・通信業界企業と比べ、伝統的なメディア事業を中核とし、放送免許に基づく事業モデルを持つことが特徴だ。財務面では、売上高が2024/3期の3943億円から2026/3期には4249億円へと緩やかに成長し、営業利益率も2025/3期の4.79%から2026/3期には5.84%へ改善した。しかし、テレビ広告市場の縮小や動画配信サービスの台頭により、従来型のビジネスモデルは転換期を迎えており、デジタル戦略の強化が急務となっている。
強み
- 長年の放送実績で培った高い視聴者認知と信頼を有する
- 売上高は緩やかながら増加し、営業利益率も改善傾向にある
- 報道・情報・バラエティ番組の制作能力が高く、コンテンツ力が強い
- 放送以外にもイベントや映像制作など関連事業を展開している
課題
- テレビ広告市場の縮小により、主力事業の成長に陰りが見える
- 動画配信サービスとの競争が激化し、デジタル戦略の遅れが懸念される
- 営業利益率は5%台と低く、収益構造の見直しが必要である
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
メディア・エンタメの時価総額近傍。太字がTBSホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 9697カプコン | 2.3兆円 | 32.4倍 |
| 2 | 9042阪急阪神ホールディングス | 1.2兆円 | 14.1倍 |
| 3 | 9684スクウェア・エニックス・ホールディングス | 1.1兆円 | 36.2倍 |
| 4 | 9024西武ホールディングス | 1.1兆円 | 22.8倍 |
| 5 | 3092ZOZO | 1.0兆円 | 20.9倍 |
| 6 | 9401TBSホールディングス | 9,829億円 | 17.9倍 |
| 7 | 4324電通グループ | 9,712億円 | — |
| 8 | 9404日本テレビホールディングス | 7,873億円 | 13.3倍 |
| 9 | 2371カカクコム | 7,314億円 | 38.9倍 |
| 10 | 6460セガサミーホールディングス | 7,035億円 | — |
| 11 | 4676フジ・メディア・ホールディングス | 7,017億円 | 127.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。
会社の歴史
沿革 33件
ラジオ東京として設立、関東初の民間放送局(1951年)
1951年5月、東京都千代田区霞が関に資本金1億5000万円で「株式会社ラジオ東京」が設立された。関東地区で最初の民間放送局であり、同年12月には千代田区有楽町からラジオ本放送を開始。呼出符号JOKR、周波数1130kHz、出力50kWでスタートした。1953年8月には周波数を950kHzに変更し、聴取域の拡大を図った。この時期、日本初の民放ラジオとしてニュースや娯楽番組を提供し、聴取者を獲得した。
テレビ放送開始とカラー化、社名をTBSに変更(1955~1960年)
1955年4月、東京都港区赤坂からテレビ本放送を開始。呼出符号JOKR-TV、チャンネル6、映像出力10kW。1960年1月には送信所を赤坂から東京タワーに移転し、出力を50kWに増力。同年9月にはカラー本放送を開始し、日本のテレビ放送の黎明期を牽引した。1960年10月には東京証券取引所に上場し、同年11月に商号を「株式会社東京放送」に、略称を「KRT」から「TBS」に変更。これによりTBSブランドが確立された。
本社移転と緑山スタジオ建設、放送インフラの拡充(1961~1983年)
1961年10月、赤坂のテレビスタジオ隣に本社社屋が完成し、ラジオスタジオおよび本社機構を移転。1971年11月にはラジオ出力を100kWに増力。1981年3月には横浜市緑区(現・青葉区)に緑山スタジオを完成させ、大規模なドラマ・バラエティ収録が可能となった。1983年11月にはテレビ音声多重放送を開始し、ステレオ放送や2か国語放送に対応。その後も1986年に文字多重放送、1987年に24時間放送を開始し、放送サービスの多様化を進めた。
放送センター「ビッグハット」完成とCS・BS放送への進出(1994~2000年)
1994年5月、赤坂の旧本社隣に放送センター「ビッグハット」が完成。同年10月に本社機能およびテレビ・ラジオスタジオを移転し、現在の赤坂拠点の基盤が整った。1998年4月にはCS24時間ニュースチャンネル「JNNニュースバード」を開始。2000年12月には当社出資のビーエス・アイ(後のBS-TBS)がBSデジタル放送を開始し、衛星放送事業に参入。地上波に加え、CS・BSのマルチチャンネル戦略を展開した。
分社化によるグループ経営への移行(2000~2004年)
2000年3月、TBSは放送・制作・スポーツの機能を分離するため、TBSラジオ・アンド・コミュニケーションズ、TBSエンタテインメント、TBSスポーツの3社を設立。2001年10月にはラジオ放送免許をTBSラジオに承継し、テレビ呼出符号をJORX-TVに変更。2004年10月にはTBSエンタテインメントがTBSスポーツとTBSライブを吸収合併し、商号を「株式会社TBSテレビ」に変更。これによりテレビ放送事業をTBSテレビに集約し、持株会社体制への布石を打った。
持株会社制への移行とライフスタイル事業への多角化(2008~2009年)
2008年2月、赤坂再開発工事が完了し「赤坂サカス」が営業開始。同年7月にはスタイリングライフ・ホールディングス(雑貨小売)の株式を取得し、ライフスタイル事業に本格参入。2009年4月、株式会社東京放送は認定放送持株会社に移行し、商号を「株式会社東京放送ホールディングス」に変更。同時にTBSテレビに放送事業および映像・文化事業を吸収分割し、現在のグループ体制が確立された。これにより、放送事業とグループ経営の明確な分離が実現した。
デジタル完全移行とスカイツリーへの送信所移転(2011~2013年)
2011年7月、地上波テレビは完全デジタル化に移行し、アナログ放送を終了。2012年10月にはCS「TBSチャンネル2」を開局。2013年5月、テレビ親局送信所を東京タワーから東京スカイツリーに移転し、高さ634mからの電波送信を開始した。この移転により、関東広域圏での受信品質向上とともに、新たなランドマークとの結びつきを強めた。これ以降、配信事業の強化やライフスタイル事業の拡大へと経営資源をシフトしていく。
年表33件を開く
1950年代
- 1951年5月創業関東地区における最初の民間放送局として東京都千代田区霞が関に資本金1億5千万円で設立。商号「株式会社ラジオ東京」。(設立登記5月17日)
- 1951年12月千代田区有楽町でラジオ本放送開始。呼出符号JOKR、周波数1130キロヘルツ、出力50キロワット。
- 1953年8月商号変更周波数を950キロヘルツに変更。
- 1955年4月東京都港区赤坂でテレビ本放送開始。呼出符号JOKR-TV、チャンネル6、映像出力10キロワット、音声出力5キロワット。
1960年代
- 1960年1月テレビ送信所を赤坂から東京タワーに移転、映像出力50キロワット、音声出力12.5キロワットに増力。
- 1960年9月テレビ・カラー本放送開始。
- 1960年10月上場東京証券取引所に株式を上場。
- 1960年11月商号変更商号を「株式会社東京放送」に、略称を「KRT」(1953年12月決定)から「TBS」に変更。
- 1961年10月赤坂のテレビスタジオ隣に本社社屋完成、ラジオスタジオおよび本社機構を移転。
1970年代
- 1971年11月ラジオの出力を100キロワットに増力。
- 1978年11月商号変更ラジオの周波数を954キロヘルツに変更。
1980年代
- 1981年3月横浜市緑区に緑山スタジオ完成。
- 1983年11月テレビ音声多重本放送開始。
- 1986年4月テレビ文字本放送開始。
- 1987年10月テレビ24時間放送開始。
1990年代
- 1992年3月ラジオステレオ本放送開始。
- 1994年5月赤坂の旧本社社屋隣に放送センター「ビッグハット」完成。
- 1994年10月本社機能およびテレビスタジオ・ラジオスタジオを移転。
- 1998年4月CS24時間ニュースチャンネル「JNNニュースバード」放送開始。
2000年代
- 2000年3月分社化の一環として㈱ティ・ビー・エス・ラジオ・アンド・コミュニケーションズ(現・連結子会社)、㈱ティ・ビー・エス・エンタテインメント、㈱ティ・ビー・エス・スポーツの3社を設立。
- 2000年12月商号変更当社が出資している㈱ビーエス・アイ(2009年4月1日㈱BS-TBSに商号変更、現・連結子会社)がBSデジタル放送を開始。
- 2001年3月㈱ティ・ビー・エス・ライブを設立。
- 2001年10月商号変更㈱ティ・ビー・エス・ラジオ・アンド・コミュニケーションズにラジオ放送免許を承継。テレビ呼出符号JORX-TVに変更。
- 2002年7月CS「TBSチャンネル」放送開始。
- 2003年12月地上デジタル放送開始。
- 2004年10月M&A㈱ティ・ビー・エス・エンタテインメントが、㈱ティ・ビー・エス・スポーツ、㈱ティ・ビー・エス・ライブを吸収合併し、商号を㈱TBSテレビに変更(現・連結子会社)。
- 2006年4月携帯電話・移動端末向けサービス「ワンセグ」開始。
- 2008年2月「赤坂再開発工事」終了、“赤坂サカス”営業開始。
- 2008年7月㈱スタイリングライフ・ホールディングス株式を取得。同社、同社の子会社5社及び関連会社1社を連結グループ化。
- 2009年4月商号変更㈱東京放送を放送法上の認定放送持株会社とし、㈱東京放送ホールディングスに商号変更、同時に㈱TBSテレビに放送事業及び映像・文化事業を吸収分割。
2010年代
- 2011年7月地上波テレビ デジタル完全移行。
- 2012年10月CS「TBSチャンネル2」放送開始。
- 2013年5月テレビ親局送信所を東京タワーから東京スカイツリーに移転。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 連結売上高2027年3月期まで4,400億円
- 連結営業利益2027年3月期まで260億円
- ROIC2027年3月期まで3.8%
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
EDGE戦略の推進
配信強化によるデジタルコンテンツ開拓(Digital)、海外市場への進出(Global)、ライブエンタテインメントやライフスタイル体験事業の拡大(Experience)にリソースを集中する。
- 02
コンテンツIPの開発・獲得・強化
社内の企画力・マーケティング力を強化し、優れたコンテンツIPを選定。さらに、外部投資や子会社設立・提携によりグローバルなIP開発・製作体制を確立。エデュテインメント事業など新領域にも展開。
- 03
放送事業の価値向上と進化
マスメディアとしての社会的使命と信頼を果たしつつ、データマーケティング推進などによりメディアパワーを進化させ、放送事業を成長の土台とする。
- 04
ESG経営の推進
環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各分野で施策を実施。サステナビリティ委員会の下、地球環境保全・ウエルネス・人的資本、人権課題に取り組み、持続可能な社会の共創を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で8,518人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,328万円で、9期前と比べて−16.3%。平均年齢は45.6歳、平均勤続年数は14.0年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 5,610 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 5,552 | — |
| 2019年3月 | 1,586 | 51.0 | 24.8 | 6,090 | — |
| 2020年3月 | 1,622 | 50.0 | 23.5 | 6,155 | — |
| 2021年3月 | 1,502 | 48.4 | 21.4 | 6,134 | — |
| 2022年3月 | 1,450 | 49.1 | 22.0 | 6,454 | — |
| 2023年3月 | 1,460 | 47.2 | 19.7 | 6,586 | — |
| 2024年3月 | 1,313 | 47.0 | 14.7 | 7,992 | — |
| 2025年3月 | 1,264 | 46.2 | 13.3 | 8,095 | 241 |
| 2026年3月 | 1,328 | 45.6 | 14.0 | 8,518 | 291 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社43社(国内 35 / 海外 8、うち連結子会社 43) を有報から抽出しています。
- 国内㈱TBSテレビ(注)2、6東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TBSラジオ東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱BS-TBS(注)2東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TBSスパークル東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TBSグロウディア東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱TBSアクト東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱CS-TBS東京都港区 · 連結子会社議決権90.0%
- 国内㈱THE SEVEN東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱Seven Arcs東京都武蔵野市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内TCエンタテインメント㈱東京都港区 · 連結子会社議決権51.0%
- 国内㈱TBSメディア総合研究所東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱日音東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
残りのグループ会社31社を開く
- ㈱マンガボックス東京都港区51%
- ㈱WACUL東京都千代田区100%
- ㈱100東京都世田谷区52%
- ㈱100東京都世田谷区52%
- TOKYO BROADCASTING SYSTEM INTERNATIONAL, INC.NEW YORK, U.S.A.100%
- TOKYO BROADCASTING SYSTEM INTERNATIONAL, INC.NEW YORK, U.S.A.100%
- Bellon Entertainment Inc.NEW YORK, U.S.A.100%
- Bellon Entertainment Inc.NEW YORK, U.S.A.100%
- THE SEVEN US, INC. (注)2California, U.S.A.100%
- THE SEVEN US, INC. (注)2California, U.S.A.100%
- TOKYO BROADCASTING SYSTEM KOREA,INC.Seoul, Korea100%
- TOKYO BROADCASTING SYSTEM KOREA,INC.Seoul, Korea100%
- ㈱スタイリングライフ・ホールディングス(注)6東京都新宿区100%
- ㈱CPコスメティクス東京都新宿区100%
- ㈱CPコスメティクス東京都新宿区100%
- ㈱ビコーズ東京都世田谷区100%
- ㈱ビコーズ東京都世田谷区100%
- ㈱やる気スイッチグループ ホールディングス東京都中央区81%
- ㈱やる気スイッチグループ東京都中央区100%
- ㈱やる気スイッチグループ東京都中央区100%
- ㈱やる気スイッチキャリア東京都中央区100%
- ㈱やる気スイッチキャリア東京都中央区100%
- ㈱YPスイッチ東京都中央区50%
- ㈱YPスイッチ東京都中央区50%
- ㈱寺小屋グループ愛媛県松山市100%
- ㈱寺小屋グループ愛媛県松山市100%
- 赤坂熱供給㈱東京都港区70%
- ㈱TBS企画東京都港区100%
- ㈱TBSサンワーク東京都港区100%
- ㈱TBSヘクサ東京都港区100%
- ㈱緑山スタジオ・シティ神奈川県横浜市青葉区100%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は4,249億円、営業利益は248億円。前期と比べると増収増益で、売上が+4.5%、利益が+27.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4,350億円 | 4,249億円 |
| 営業利益 | 230億円 | 248億円 |
| 純利益 | 485億円 | 522億円 |
| 1株あたり配当 | ¥100 | ¥100 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は1,054億円、営業利益は46億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+11.2%、営業利益は−33.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 920 | — | — | 140 |
| 2024年1Q | 948 | 69 | 7.3 | 97 |
| 2024年2Q | 960 | 18 | 1.9 | 1 |
| 2024年3Q | 1,047 | 83 | 7.9 | 285 |
| 2024年4Q | 988 | — | — | −2 |
| 2025年2Q | 1,978 | 128 | 6.5 | 336 |
| 2025年4Q | 2,089 | 67 | 3.2 | 103 |
| 2026年2Q | 2,107 | 154 | 7.3 | 454 |
| 2026年4Q | 2,142 | 94 | 4.4 | 68 |
| 2027年1Q | 1,054 | 46 | 4.4 | 145 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は3,524億円から4,249億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は5.8%。売上は5期、純利益は5期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 3,524 | — | 177 | — | 92 |
| 2014年3月 | 3,543 | — | 181 | — | 96 |
| 2015年3月 | 3,478 | — | 189 | — | 128 |
| 2016年3月 | 3,485 | — | 227 | — | 145 |
| 2017年3月 | 3,554 | — | 262 | — | 161 |
| 2018年3月 | 3,620 | — | 269 | — | 172 |
| 2019年3月 | 3,664 | — | 288 | — | 252 |
| 2020年3月 | 3,568 | — | 213 | — | 302 |
| 2021年3月 | 3,257 | — | 192 | — | 281 |
| 2022年3月 | 3,583 | — | 307 | — | 320 |
| 2023年3月 | 3,681 | — | 351 | — | 352 |
| 2024年3月 | 3,943 | — | 277 | — | 381 |
| 2025年3月 | 4,067 | 195 | 316 | 4.8 | 439 |
| 2026年3月 | 4,249 | 248 | 374 | 5.8 | 522 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高4,249億円のうち、営業利益として残るのは248億円で5.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は522億円、売上の12.3%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%2,836億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.4%1,166億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.8%248億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが101億円、投資CFが301億円で、差し引きのフリーCFは402億円。この組み合わせは「現金積み上げ型」にあたる。本業・資産売却・調達のすべてで現金が入ってきている。大型買収や再編の前触れのことも。期末の手元現金は1,239億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 282 | −136 | −255 | 146 | 680 |
| 2014年3月 | 230 | −113 | −236 | 117 | 563 |
| 2015年3月 | 279 | −23 | −252 | 256 | 567 |
| 2016年3月 | 323 | −90 | −53 | 233 | 747 |
| 2017年3月 | 365 | −101 | −367 | 264 | 674 |
| 2018年3月 | 355 | −140 | −77 | 215 | 811 |
| 2019年3月 | 352 | −216 | −244 | 136 | 720 |
| 2020年3月 | 214 | 60 | −142 | 274 | 851 |
| 2021年3月 | 227 | −86 | 169 | 141 | 1,161 |
| 2022年3月 | −29 | −82 | −82 | −111 | 987 |
| 2023年3月 | 306 | −73 | −245 | 233 | 976 |
| 2024年3月 | 265 | −296 | −510 | −31 | 437 |
| 2025年3月 | 233 | 136 | −61 | 369 | 746 |
| 2026年3月 | 101 | 301 | 91 | 402 | 1,239 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は1.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.1兆円で、自己資本比率は69.3%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.56 | 0.34 | 2,151 | 58.7 |
| 2014年3月 | 0.58 | 0.39 | 1,930 | 63.3 |
| 2015年3月 | 0.65 | 0.46 | 1,976 | 66.7 |
| 2016年3月 | 0.65 | 0.46 | 1,918 | 68.3 |
| 2017年3月 | 0.71 | 0.52 | 1,897 | 71.1 |
| 2018年3月 | 0.82 | 0.60 | 2,207 | 71.2 |
| 2019年3月 | 0.80 | 0.60 | 1,972 | 73.2 |
| 2020年3月 | 0.78 | 0.59 | 1,911 | 73.9 |
| 2021年3月 | 1.10 | 0.79 | 3,053 | 71.0 |
| 2022年3月 | 1.20 | 0.88 | 3,186 | 72.3 |
| 2023年3月 | 1.07 | 0.80 | 2,717 | 73.1 |
| 2024年3月 | 1.57 | 1.15 | 4,176 | 72.6 |
| 2025年3月 | 1.30 | 0.95 | 3,469 | 72.2 |
| 2026年3月 | 1.63 | 1.14 | 4,928 | 69.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中234位あたり、逆に低いのはROEで605社中504位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥5,936で、1年前と比べて+9.8%。過去52週の値幅のなかでは56%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.9倍 |
| PER (会社予想) | 18.8倍 |
| PBR | 0.57倍 |
| 配当利回り | 1.68% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1カ月で株価は4.08%下落し、軟調な展開。25日移動平均線(6015円)を2.7%下回り、75日線(6022.6円)も下回る。200日線(5828.73円)は辛うじて上回っているが、上値抵抗が強い。52週高値6634円から約11.8%下落した水準で推移し、52週安値5060円からは約15.6%上に位置。出来高は直近で22.4万株と低調で、売買が細っている。RSIは41.18とやや弱含みで、下値模索の可能性。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 78/100)。
実績PER 17.67倍は同業界平均の48.57倍を大幅に下回り、予想PER 18.5倍でも割安水準。PBR 0.5609倍は平均2.92倍と比べ非常に低く、ROE 5.1%は低いが、資産価値に対する評価が控えめ。配当利回り1.71%は平均2.64%に及ばないが、配当性向32.2%は安定。売上高と利益の増加傾向があり、総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.9倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 18.8倍 | — |
| PBR | 0.57倍 | 2.96倍 |
| ROE | 5.1% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
テレビ広告市場の縮小に対し、配信事業とコンテンツ強化が成長の鍵。強気派は、TVerの成長と動画配信市場の拡大で、広告以外の収益が増加すると見る。弱気派は、広告収入の減少に歯止めがかからず、配信事業の収益化が遅いと指摘。既存の不動産などの事業が利益を下支えするが、本業の変革が急務。
- 配信事業の成長
TVerの利用者数と広告収入が増加し、新たな収益源になりつつある。
- コンテンツの海外展開
ドラマなどの人気コンテンツを海外販売し、収益多様化。
- 安定した基盤
首都圏の視聴者基盤と不動産事業が利益を支え、財務も安定。
- 2026年3月期は連結営業利益248億円へ増益通年影響強
営業利益195億円→248億円、純利益439億円→522億円。増益率は20%超。
- PBR0.81倍の資産価値継続影響中
PBR0.81倍、ROE5.1%。株価純資産倍率が1倍を下回り、資本効率改善が焦点。
- 売上高4249億円と営業利益率改善通年影響中
売上高4067億円→4249億円、営業利益率4.79%→5.84%へ上昇。
- 外国人株主比率17.79%からの買い増し余地継続影響弱
外国人保有17.79%と低く、業績好調なら海外投資家の取り込み余地。
- 広告収入の減少
テレビ広告市場は縮小傾向で、地上波頼みの収益構造に限界。
- 配信競争の激化
動画配信サービスが乱立し、TVerのシェア拡大が難しい。
- 構造改革の遅れ
放送事業への依存が続き、新規事業の育成が進んでいない。
- 純利益522億円は本業利益の2倍超2027年〜2028年影響強
営業利益248億円に対し純利益522億円。特別利益が剥落すれば大幅減益の可能性。
- ROE5.1%の低い資本効率継続影響中
ROE5.1%では株主資本コストを下回り、PBR0.81倍が定着。
- 売上高に占める営業利益は5.8%通年影響中
営業利益248億円/売上高4249億円=5.84%。本業の収益性低く、倍率が伸びない。
- 配当利回り1.71%の低さ継続影響弱
配当利回り1.71%。増配がなければ株主還元の魅力不足。
- TVer広告収入
- 配信事業の成長性を測り、収益構造の転換を確認。
- テレビ広告収入
- 本業の収益動向を示し、市場縮小の度合いを確認。
- コンテンツ海外売上
- 海外展開の進捗が将来の収益多様化の指標。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり100円で、前期から+23.5%。いまの株価に対する利回りは1.68%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 28 | — | 42.0 |
| 2018年3月 | 30 | 7.1 | 35.3 |
| 2019年3月 | 33 | 10.0 | 22.9 |
| 2020年3月 | 30 | −9.1 | 16.1 |
| 2021年3月 | 30 | 0.0 | 36.9 |
| 2022年3月 | 37 | 23.3 | 17.8 |
| 2023年3月 | 42 | 13.5 | 9.9 |
| 2024年3月 | 44 | 4.8 | 15.1 |
| 2025年3月 | 68 | 54.5 | 55.7 |
| 2026年3月 | 84 | 23.5 | 32.2 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥100
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ11,811人。区分でいちばん多いのは事業法人で44.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が72.0%を占め、残る28.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 50.0 | 49.9 | 48.8 | 47.8 | 46.8 | 44.4 |
| 金融機関 | 27.8 | 26.4 | 25.5 | 26.1 | 28.5 | 27.6 |
| 外国法人 | 14.3 | 16.4 | 15.6 | 16.4 | 16.4 | 17.8 |
| 個人・その他 | 6.4 | 5.5 | 8.3 | 7.6 | 6.8 | 8.6 |
| 自己株式 | 2.2 | 0.5 | 1.9 | 2.0 | 1.1 | 3.0 |
| 証券会社 | 1.5 | 1.8 | 1.8 | 2.1 | 1.5 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.13 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社電通口) | 5.62 |
| 03 | 株式会社MBSメディアホールディングス | 5.45 |
| 04 | 三井不動産株式会社 | 3.45 |
| 05 | 株式会社NTTドコモ | 3.45 |
| 06 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.31 |
| 07 | 日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社) | 3.02 |
| 08 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.94 |
| 09 | 株式会社ビックカメラ | 2.53 |
| 10 | 株式会社講談社 | 2.28 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+450%、1株純資産は14期で+233%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 60 | 2,158 | 2.9 | 23.4 | 94.6 |
| 2014年3月 | 61 | 2,264 | 2.8 | 19.5 | 64.2 |
| 2015年3月 | 79 | 2,690 | 3.2 | 19.2 | 80.1 |
| 2016年3月 | 83 | 2,546 | 3.3 | 21.0 | 33.2 |
| 2017年3月 | 92 | 2,878 | 3.4 | 21.5 | 42.0 |
| 2018年3月 | 98 | 3,350 | 3.2 | 22.9 | 35.3 |
| 2019年3月 | 144 | 3,347 | 4.3 | 14.0 | 22.9 |
| 2020年3月 | 173 | 3,356 | 5.2 | 8.7 | 16.1 |
| 2021年3月 | 164 | 4,576 | 4.1 | 13.2 | 36.9 |
| 2022年3月 | 187 | 5,087 | 3.9 | 9.5 | 17.8 |
| 2023年3月 | 209 | 4,727 | 4.3 | 9.1 | 9.9 |
| 2024年3月 | 232 | 7,039 | 4.0 | 18.8 | 15.1 |
| 2025年3月 | 273 | 5,848 | 4.2 | 15.6 | 55.7 |
| 2026年3月 | 331 | 7,192 | 5.1 | 16.9 | 32.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額599百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 佐々木卓 | 取締役会長 | 67 |
| 阿部龍二郎 | 代表取締役社長 | 62 |
| 龍宝正峰 | 代表取締役副社長 | 61 |
| 玄馬康志 | 専務取締役 | 61 |
| 中谷弥生 | 取締役 | 57 |
| 八木洋介 | 取締役 | 71 |
| 春田真 | 取締役 | 57 |
| 武井奈津子 | 取締役 | 65 |
| ヴィランティ牧野祝子 | 取締役 | 53 |
| 藤原哲 | 常勤監査役 | 64 |
| 津久井直也 | 常勤監査役 | 61 |
| 藤本美枝 | 監査役 | 59 |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 大島眞彦 | 監査役 | 65 |
| 小粥純子 | 監査役 | 58 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 201 | 160 | 94 | 94 | 456 | 65 |
| 社外取締役 | 8 | 67 | — | 7 | 7 | 74 | 9 |
| 監査役 | 2 | 69 | — | — | — | 69 | 35 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,251字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,472字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク10,318字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,974字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第99期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第99期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第98期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第98期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第97期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-13
- 四半期報告書四半期報告書-第97期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第96期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-29
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第96期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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